JP2015184255A - 焦点距離の測定方法および測定装置 - Google Patents

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宜彦 猪谷
西山 陽二
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陽二 西山
岡田 英夫
Hideo Okada
英夫 岡田
和範 丸山
Kazunori Maruyama
和範 丸山
穂刈 守
Mamoru Hokari
守 穂刈
貴之 安部
Takayuki Abe
貴之 安部
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Satoru Sakai
覚 酒井
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Abstract

【課題】本願は、可変焦点レンズの焦点変更中の焦点距離を測定することが可能な焦点距離の測定方法および測定装置を提供する。
【解決手段】焦点距離の測定方法であり、焦点距離が既知の固定レンズの焦点に配置された既定の大きさを有する被写体の像を、前記固定レンズ及び前記固定レンズに正対する可変焦点レンズを通じて、前記可変焦点レンズの焦点変更を行いながら、前記被写体に対して相対的に移動または回転する撮像素子で撮像し、前記撮像素子で撮像された像の大きさに基づき、前記可変焦点レンズの焦点距離を算出する。
【選択図】図7

Description

本願は、焦点距離の測定方法および測定装置に関する。
レンズは、様々な光学機器に用いられている(例えば、特許文献1−3を参照)。レンズには、焦点距離が固定されている一般的なレンズの他に、焦点距離を変化させることが可能な可変焦点レンズがある。可変焦点レンズは、レンズそのものの位置を動かす焦点変更よりも高速で焦点を合わせることができるため、例えば、自動機器類や検査機器類、医療機器類への応用が進められている。例えば、液体をレンズに用いると、レンズの屈折面となる液体界面の電気的な制御で焦点を変更できるため、焦点変更の高速化を図ることができる。
特開平10−320558号公報 特開2002−90117号公報 特開平6−102025号公報
可変焦点レンズを各種機器に適用する場合、焦点変更の制御量と焦点距離との関係を予め把握することが求められる。しかし、倍率法やノーダルスライド法に代表される従来の焦点距離の測定手法は、焦点距離が一定のレンズを想定した測定手法であり、静的な焦点距離の測定を想定している。よって、従来の測定手法では、焦点距離を変更可能な可変焦点レンズについて、焦点変更中の焦点距離の変化特性を測定することは困難である。
そこで、本願は、可変焦点レンズの焦点変更中の焦点距離を測定することが可能な焦点距離の測定方法および測定装置を提供する。
本願は、次のような焦点距離の測定方法を開示する。
焦点距離が既知の固定レンズの焦点に配置された既定の大きさを有する被写体の像を、前記固定レンズ及び前記固定レンズに正対する可変焦点レンズを通じて、前記可変焦点レンズの焦点変更を行いながら、前記被写体に対して相対的に移動または回転する撮像素子で撮像し、
前記撮像素子で撮像された像の大きさに基づき、前記可変焦点レンズの焦点距離を算出する、
焦点距離の測定方法。
また、本願は、次のような焦点距離の測定装置を開示する。
焦点距離が既知の固定レンズの焦点に配置された既定の大きさを有する被写体の像を、前記固定レンズ及び前記固定レンズに正対する可変焦点レンズを通じて、前記可変焦点レンズの焦点変更を行いながら、前記被写体に対して相対的に移動または回転する撮像素子で撮像する撮像部と、
前記撮像素子で撮像された像の大きさに基づき、前記可変焦点レンズの焦点距離を算出する演算部と、を備える、
焦点距離の測定装置。
上記焦点距離の測定方法および測定装置であれば、可変焦点レンズの焦点変更中の焦点距離を測定することが可能である。
図1は、実施形態に係る焦点距離の測定装置を示した図の一例である。 図2は、焦点距離の測定方法のフローチャートを示した図の一例である。 図3は、撮像素子に結像される2つのピンホールの像の、可変焦点レンズの焦点を変更する前後の状態変化を示した図の一例である。 図4は、実施形態に係る測定装置によって得られる2つのピンホールの像の光の強度分布を示したグラフの一例である。 図5は、撮像素子を移動させて焦点距離を測定する場合に用いることが可能な測定装置の一例を示した図である。 図6は、第1実施例に係る測定装置を用いる場合の焦点距離の測定方法のフローチャートを示した図の一例である。 図7は、第1実施例に係る測定方法によって撮像素子に結像される被写体の像の一例を示した図である。 図8は、可変焦点レンズの焦点距離の計算結果の一例を示した図である。 図9は、可変焦点レンズの焦点距離の変化特性を示したグラフの一例である。 図10は、撮像素子を移動させて焦点距離を測定する場合に用いることが可能な測定装置の一例を示した図である。 図11は、第2実施例に係る測定方法によって撮像素子に結像される被写体の像の一例を示した図である。
以下、実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、単なる例示であり、本開示の技術的範囲を以下の態様に限定するものではない。
図1は、実施形態に係る焦点距離の測定装置を示した図の一例である。レンズの焦点距離を測定する測定装置1は、被写体2や固定レンズ3、撮像素子4を備える。測定装置1は、固定レンズ3に正対する位置にセットされる可変焦点レンズTの焦点距離を測定する。
被写体2は、固定レンズ3の焦点に配置されており、例えば、図1に示されるように、2つのピンホール5,6を有している。ピンホール5,6は、固定レンズ3の特性や撮像素子4(本願でいう「撮像部」の一例である)の大きさ等に応じて任意に決定された既定の距離(本願でいう「既定の大きさ」の一例である)を空けて配置されている。
固定レンズ3は、焦点距離が既知のレンズである。固定レンズ3は、焦点に配置されている被写体2のピンホール5,6の通過光を、レンズの光軸と平行になるように調整する。
撮像素子4は、固定レンズ3及び可変焦点レンズTを通過する光を受ける素子であり、固定レンズ3の焦点に配置された被写体2を撮像する。撮像素子4は、撮像面に結像される像の大きさを測ることができるものであれば如何なるものであってもよい。結像される像の大きさを測ることができるものとしては、例えば、PSD(Position Sensitive Detector)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサといった各種の撮像素子を挙げることができる。
以下、焦点距離の測定方法について説明する。図2は、焦点距離の測定方法のフローチャートを示した図の一例である。可変焦点レンズTの焦点距離を測定する場合は、図2のフローチャートに示されるように、被写体2の像を、可変焦点レンズTを焦点変更を行いながら、被写体2に対して相対的に移動または回転する撮像素子4で撮像する(S101)。次に、撮像素子4で撮像された像の大きさに基づき、可変焦点レンズTの焦点距離を算出する(S102)。
本測定方法の適用にあたり、上記実施形態に例示される測定装置1を用いる場合、被写体2に設けられた2つのピンホール5,6を通過した光が撮像素子4に照射される。よって、上記実施形態に係る測定装置1を使って可変焦点レンズTの焦点距離を算出する際(S102)は、撮像素子4に撮像された2つのピンホール5,6の像の間の距離に基づき、可変焦点レンズTの焦点距離を算出することができる。
本測定方法における可変焦点レンズTの焦点距離の算出方法について、以下に説明する。固定レンズ3の焦点距離をf1、可変焦点レンズTの焦点距離をf2、被写体2に設けられている2つのピンホール5,6の間の距離をd1、撮像素子4に結像される2つのピンホール5,6の像の間の距離をd2とした場合、以下の式(1)が成り立つ。
Figure 2015184255
したがって、測定対象である可変焦点レンズTの焦点距離f2は、以下の式(2)から求めることができる。
Figure 2015184255
図3は、撮像素子に結像される2つのピンホールの像の、可変焦点レンズの焦点変更の前後の状態変化を示した図の一例である。可変焦点レンズTの焦点変更後の可変焦点レンズTの焦点距離をf3、撮像素子4に結像される2つのピンホール5,6の像の間の距離をd’とすると、焦点距離f3は、以下の式(3)から求めることができる。
Figure 2015184255
本測定方法によれば、上記の式(3)によって特定される可変焦点レンズTの焦点距離の算出結果や、可変焦点レンズTの焦点変更の際の制御量に基づき、可変焦点レンズTの焦点距離の制御に有用な可変焦点レンズTの特性を把握することができる。
なお、本測定方法では、可変焦点レンズの焦点距離の算出に用いる被写体の像が、可変焦点レンズを焦点変更しながら撮像素子に結像されるものであるため、被写体の像は焦点の合っていない不鮮明な像となる。図4は、実施形態に係る測定装置によって得られる2つのピンホールの像の光の強度分布を示したグラフの一例である。可変焦点レンズを焦点
変更しながら撮像素子に結像される像は不鮮明であるため、図4に示されるように、2つのピンホールの各々の像は臨界部分が定かでない。しかし、2つのピンホール5,6を通過した光を撮像素子4に結像しているので、撮像素子4に映し出される像が不鮮明であっても、図4のグラフに示すように、像の中で光の強度が比較的高い位置を特定することで、2つのピンホール5,6の像の間の距離の大きさを把握することができる。例えば、PSDは、スポット状の光の位置を検出する目的のセンサであるため、撮像素子4として用いれば、PSDに結像される2つのピンホール5,6の像が不鮮明であっても、光の強度が比較的高い位置を容易に特定することができる。
以下、測定方法の具体例について説明する。
<第1実施例:撮像素子または被写体を移動させる場合の例>
図5は、撮像素子4を移動させて焦点距離を測定する場合に用いることが可能な測定装置の一例を示した図である。本第1実施例に用いることが可能な測定装置1Aは、上記した実施形態に係る測定装置1に、撮像素子4を移動させる移動装置8、及び移動装置8と可変焦点レンズTを制御するコンピュータ7(本願でいう「演算部」の一例である)を加えた点を除き、実施形態に係る測定装置1と同様である。移動装置8は、少なくとも、撮像素子4を被写体2に対して平行であり且つ2つのピンホール5,6を結ぶ線の垂直二等分線と平行(図5に示すY軸方向)に移動することが可能な装置である。移動装置8としては、例えば、1軸ステージ、2軸ステージ、3軸ステージ、その他各種の移動装置を適用可能である。移動装置8は、コンピュータ7からの指令信号に応じて撮像素子4を移動する。
図6は、第1実施例に係る測定装置1Aを用いる場合の焦点距離の測定方法のフローチャートを示した図の一例である。本第1実施例に係る測定装置1Aを用いて可変焦点レンズTの焦点距離を測定する場合は、図6のフローチャートに示されるように、移動装置8を動かして撮像素子4の移動を開始し(S201)、被写体2を撮像素子4で撮像し(S202)、可変焦点レンズTの焦点を連続的に変更させる(S203)。これにより、撮像素子4には、可変焦点レンズTの焦点変更に応じて大きさが増減する像が結像される。そして、例えば、可変焦点レンズTの焦点距離が可動範囲の上限または下限に達した場合、可変焦点レンズTの焦点変更を止め(S204)、被写体2の撮像を終了し(S205)、移動装置8を止めて撮像素子4の移動を停止する(S206)。
図7は、第1実施例に係る測定方法によって撮像素子に撮像された被写体の像の一例を示した図である。上記ステップS201〜S206の一連の処理を経ると、撮像素子4は、例えば、図7に示されるような画像を取得する。よって、取得された画像に描かれている2つのピンホール5,6の像の間の距離から可変焦点レンズTの焦点距離の算出を行い、焦点変更の制御量と焦点距離との関係を把握することができる。
図8は、可変焦点レンズの焦点距離の計算結果の一例を示した図である。例えば、2つのピンホール5,6の間の距離d1が1mm、固定レンズ3の焦点距離f1が100mmであるとき、可変焦点レンズTの焦点距離f2が100mmであれば撮像素子4に結像される2つのピンホール5,6の像の間の距離d2は1mmである。ここで、可変焦点レンズTを焦点変更させたときの2つのピンホール5,6の像の間の距離d’が1.2mmである場合、焦点距離f3は式(3)から125mmと求めることができる。
以上のように、本測定方法であれば、可変焦点レンズTの焦点変更中の焦点距離を特定することができるので、可変焦点レンズTの動的な焦点距離の変化特性を把握することが可能である。
なお、本第1実施例では、撮像素子4を移動させているが、撮像素子4の代わりに被写体2を移動させてもよい。被写体2を移動させる場合、移動装置8を撮像素子4ではなく被写体2に設ける。
ところで、可変焦点レンズTは、撮像素子4の1フレーム分の走査中に焦点変更を開始して終了してもよい。撮像素子4の1フレーム分の走査中に焦点変更を開始して終了すれば、焦点変更中の被写体2の像の大きさの変化を1フレームの画像に全て記録することができる。例えば、撮像素子4に30fpsで走査させる場合、可変焦点レンズTの焦点変更を30分の1秒以内に完了させれば、焦点距離の動的な変化を1枚のフレームで漏れなく捉えることができる。また、例えば、イメージセンサの画素が、移動装置8の移動方向に沿って1280個ある場合、30分の1秒以内で焦点変更が行われる時のピンホール5,6の像の変化を、1280の分解能で捉えることができる。
可変焦点レンズTの焦点距離の変化を捉える際の分解能が高いと、例えば、次のような焦点距離の変化特性を把握することもできる。図9は、可変焦点レンズTの焦点距離の変化特性を示したグラフの一例である。一般的に、動的な機器類は、制御量を変更すると過渡的な挙動を示す。可変焦点レンズTについても同様であり、焦点距離の変更を開始した際や変更を終了した際には、例えば、図9において破線の囲み線で示されるように、焦点距離が過渡的に変動する場合があり得る。本測定方法であれば、可変焦点レンズTの焦点変更中の焦点距離の変化を測定できるため、可変焦点レンズTの焦点変更を行った際の過渡的な挙動についても把握することができる。
<第2実施例:撮像素子または被写体を回転させる場合の例>
図10は、撮像素子4を移動させて焦点距離を測定する場合に用いることが可能な測定装置の一例を示した図である。本第2実施例に用いることが可能な測定装置1Bは、上記した実施形態に係る測定装置1に、被写体2を回転させる回転装置9、及び回転装置9と可変焦点レンズTを制御するコンピュータ7を加えた点を除き、実施形態に係る測定装置1と同様である。回転装置9は、少なくとも、2つのピンホール5,6の間の中心点を通過し、固定レンズ3や可変焦点レンズTによって形成される光学系の光軸を回転軸とする回転装置である。回転装置9は、コンピュータ7からの指令信号に応じて被写体2を回転する。
本第2実施例に係る測定装置1Bを用いる場合の焦点距離の測定方法は、第1実施例に係る測定装置1Aを用いる場合の測定方法のうち、撮像素子4の移動を被写体2の回転に置き換えたものである。よって、第2実施例に係る測定装置1Bを用いる場合の焦点距離の測定方法について、図6に示したフローチャートに準じて説明する。本第2実施例に係る測定装置1Bを用いて可変焦点レンズTの焦点距離を測定する場合は、回転装置9を動かして被写体2の回転を開始し(S201)、被写体2を撮像素子4で撮像し(S202)、可変焦点レンズTの焦点を連続的に変更させる(S203)。これにより、撮像素子4には、可変焦点レンズTの焦点変更に応じて大きさが増減する像が結像される。そして、例えば、可変焦点レンズTの焦点距離が可動範囲の上限または下限に達した場合、可変焦点レンズTの焦点変更を止め(S204)、被写体2の撮像を終了し(S205)、回転装置9を止めて被写体2の回転を停止する(S206)。
図11は、第2実施例に係る測定方法によって撮像素子に結像される被写体の像の一例を示した図である。上記ステップS201〜S206の一連の処理を経ると、撮像素子4には、例えば、図11に示されるような像が結像される。よって、撮像素子4に結像された2つのピンホール5,6の像の径の変化から可変焦点レンズTの焦点距離の算出を行い、焦点変更の制御量と焦点距離との関係を把握することができる。なお、本第2実施例に係る測定方法によって得られる像は、第1実施例に係る測定方法によって得られる像のよ
うな線形の像ではない。よって、例えば、2つのピンホール5,6の像の径の極大値や極小値を使って焦点距離の算出を行うと、計算が容易である。
なお、本第2実施例では、被写体2を回転させているが、被写体2の代わりに撮像素子4を回転させてもよい。撮像素子4を回転させる場合、回転装置9を被写体2ではなく撮像素子4に設ける。
なお、本願は、以下の付記的事項を含む。
(付記1)
焦点距離が既知の固定レンズの焦点に配置された既定の大きさを有する被写体の像を、前記固定レンズ及び前記固定レンズに正対する可変焦点レンズを通じて、前記可変焦点レンズの焦点変更を行いながら、前記被写体に対して相対的に移動または回転する撮像素子で撮像し、
前記撮像素子で撮像された像の大きさに基づき、前記可変焦点レンズの焦点距離を算出する、
焦点距離の測定方法。
(付記2)
前記算出の際は、前記焦点変更に応じて増減する前記撮像された像の大きさと、前記被写体の大きさ及び前記固定レンズの焦点距離との相関に基づき、前記可変焦点レンズの焦点距離を算出する、
付記1に記載の焦点距離の測定方法。
(付記3)
前記被写体は、既定の距離を空けて配置された2つのピンホールを有しており、
前記撮像の際は、前記撮像素子に結像される前記2つのピンホールを撮像し、
前記算出の際は、前記撮像素子で撮像された前記2つのピンホールの像の間の距離の大きさに基づき、前記可変焦点レンズの焦点距離を算出する、
付記1または2に記載の焦点距離の測定方法。
(付記4)
前記撮像の際は、前記撮像素子の1フレーム分の走査中に焦点変更を開始して終了する、
付記1から3の何れかに記載の焦点距離の測定方法。
(付記5)
焦点距離が既知の固定レンズの焦点に配置された既定の大きさを有する被写体の像を、前記固定レンズ及び前記固定レンズに正対する可変焦点レンズを通じて、前記可変焦点レンズの焦点変更を行いながら、前記被写体に対して相対的に移動または回転する撮像素子で撮像する撮像部と、
前記撮像素子で撮像された像の大きさに基づき、前記可変焦点レンズの焦点距離を算出する演算部と、を備える、
焦点距離の測定装置。
(付記6)
前記演算部は、前記算出の際、前記焦点変更に応じて増減する前記撮像された像の大きさと、前記被写体の大きさ及び前記固定レンズの焦点距離との相関に基づき、前記可変焦点レンズの焦点距離を算出する、
付記5に記載の焦点距離の測定装置。
(付記7)
前記被写体は、既定の距離を空けて配置された2つのピンホールを有しており、
前記撮像部は、前記撮像の際、前記撮像素子に結像される前記2つのピンホールを撮像し、
前記算出部は、前記撮像素子で撮像された前記2つのピンホールの像の間の距離の大きさに基づき、前記可変焦点レンズの焦点距離を算出する、
付記5または6に記載の焦点距離の測定装置。
(付記8)
前記撮像部は、前記撮像の際、前記撮像素子の1フレーム分の走査中に焦点変更を開始して終了する、
付記5から7の何れかに記載の焦点距離の測定装置。
1,1A,1B・・測定装置:2・・被写体:3・・固定レンズ:4・・撮像素子:5,6・・ピンホール:7・・コンピュータ:8・・移動装置:9・・回転装置
T・・可変焦点レンズ

Claims (5)

  1. 焦点距離が既知の固定レンズの焦点に配置された既定の大きさを有する被写体の像を、前記固定レンズ及び前記固定レンズに正対する可変焦点レンズを通じて、前記可変焦点レンズの焦点変更を行いながら、前記被写体に対して相対的に移動または回転する撮像素子で撮像し、
    前記撮像素子で撮像された像の大きさに基づき、前記可変焦点レンズの焦点距離を算出する、
    焦点距離の測定方法。
  2. 前記算出の際は、前記焦点変更に応じて増減する前記撮像された像の大きさと、前記被写体の大きさ及び前記固定レンズの焦点距離との相関に基づき、前記可変焦点レンズの焦点距離を算出する、
    請求項1に記載の焦点距離の測定方法。
  3. 前記被写体は、既定の距離を空けて配置された2つのピンホールを有しており、
    前記撮像の際は、前記撮像素子に結像される前記2つのピンホールを撮像し、
    前記算出の際は、前記撮像素子で撮像された前記2つのピンホールの像の間の距離の大きさに基づき、前記可変焦点レンズの焦点距離を算出する、
    請求項1または2に記載の焦点距離の測定方法。
  4. 前記撮像の際は、前記撮像素子の1フレーム分の走査中に焦点変更を開始して終了する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の焦点距離の測定方法。
  5. 焦点距離が既知の固定レンズの焦点に配置された既定の大きさを有する被写体の像を、前記固定レンズ及び前記固定レンズに正対する可変焦点レンズを通じて、前記可変焦点レンズの焦点変更を行いながら、前記被写体に対して相対的に移動または回転する撮像素子で撮像する撮像部と、
    前記撮像素子で撮像された像の大きさに基づき、前記可変焦点レンズの焦点距離を算出する演算部と、を備える、
    焦点距離の測定装置。
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