JP2015184091A - Sr−90濃度分析装置およびSr−90の濃度分析方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】Y−90の影響を回避できて液体試料のSr−90濃度を連続的に分析することができるSr−90濃度分析装置を提供する。【解決手段】Sr−90濃度分析装置10Aは、Srを選択的に吸着する吸着剤を充填して試料供給管1の内面に接触して配置された吸着剤層4、およびβ線検出器3を有する。β線検出器3は試料供給管1の外面に接触して配置される。β線検出器3と吸着剤層4は試料供給管1の管壁の厚みだけ離れている。試料供給管1に供給された液体試料に含まれるSr−90は吸着剤層4の吸着剤に吸着されて濃縮され、吸着されたSr−90の崩壊により生成されたY−90は流動する液体試料によって脱離される。β線検出器3は吸着されたSr−90のβ線を検出してβ線検出信号を出力し、計数器12はその信号の計数値であるβ線検出値を出力する。演算装置13はβ線検出値の時間差分を求める。【選択図】図2
Description
本発明は、Sr−90濃度分析装置およびSr−90の濃度分析方法に係り、特に、液体試料に含まれているSr−90の濃度を分析するのに好適なSr−90濃度分析装置およびSr−90の濃度分析方法に関する。
原子力発電所においては、原子力プラントで発生する放射性廃液および原子力発電所周辺の環境放射能管理のために、放射性廃液に含まれる放射性ストロンチウムであるSr−90を測定している。試料自体による、Sr−90から放出されるベータ線の自己吸収が大きいため、Sr−90の測定では、測定対象試料からSr−90を純粋分難し、Sr−90のベータ崩壊に伴う娘核種のY−90が放射平衡になった時点でY−90を沈殿分離して乾燥後にSr−90を測定することが行われている。このSr−90の分析作業は、化学分離操作を伴い、高度の熟練技術および煩雑で長時間の時間を必要とする。
このため、特開昭60−194384号公報に記載されたストロンチウムの測定方法では、ストロンチウムを含む溶液をイオン交換樹脂に通してストロンチウムを濃縮し、イオン交換樹脂に濃縮されたストロンチウムを妨害となる他の核種から分離し、分離したストロンチウムをベータ線測定装置に流入させて測定している。
また、特開昭63−32390号公報には、Sr−90を含む液体試料をイオン交換樹脂カラムに通してSr−90をイオン交換樹脂カラムに濃縮・捕集し、その後、捕集したSr−90をイオン交換樹脂カラムから溶離させ、溶離したSr−90を含む溶液を、平板シンチレータを所定間隔で積層したフローセルに流入させて、ベータ線の測定を行う方法が提案されている。
従来の方法では、測定対象試料の所定量を用いてSr−90の分析操作を実施するため、分析操作一回ごとに、測定対象試料に対して、化学分析操作により測定対象試料からSr−90を分離する化学分離操作のプロセス、および分離したSr−90の娘核種であるY−90の放射平衡後にY−90を測定する放射能計測プロセスを行う必要がある。このため、例えば、地下水などをポンプで汲み上げて採取する場合のように、連続的に採取した測定対象試料を対象にSr−90を連続的に分析することは不可能であった。
また、Sr−90はベータ崩壊に伴ってY−90を生成し、このY−90はSr−90よりもエネルギーの高いベータ線を放出することから、Sr−90のみを分離した後であっても、時間とともにY−90の生成によって放射能濃度が変化するためベータ線検出器ではSr−90濃度の測定が困難である。
本発明の目的は、Y−90の影響を回避できて液体試料のSr−90濃度を連続的に分析することができるSr−90濃度分析装置およびSr−90の濃度分析方法を提供することにある。
上記した目的を達成する本発明の特徴は、Sr−90を含む液体試料を流す管路と、管路内に設置されたストロンチウムを選択的に吸着する吸着剤と、管路の外面に配置され、吸着剤に吸着されるSr−90から放出されるベータ線を検出するベータ線検出器とを備えたことにある。
液体試料に含まれるSr−90は吸着剤に吸着されて濃縮され、Sr−90から放出されるベータ線はベータ線検出器で検出される。吸着剤に吸着されたSr−90の崩壊により生成されるY−90は管路内を流動する液体試料によって吸着剤から脱離される。したがって、Y−90はSr−90から放出されるベータ線の計測を妨害しないため、液体試料のSr−90濃度を連続的に精度良く分析することができる。
本発明によれば、Y−90の影響を回避できて液体試料のSr−90濃度を連続的に分析することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の好適な一実施例である実施例1のSr−90濃度分析装置を、図1を用いて説明する。
本実施例のSr−90濃度分析装置10は、試料供給管1、吸着剤(例えば、チタン酸化合物)2、ベータ線検出器3、計数器(カウンター)12、演算装置13および表示装置14を備えている。吸着剤2は、ストロンチウムを選択的に吸着する吸着剤であり、ストロンチウムを含む液体試料が流れる試料供給管1内に設置される。ベータ線検出器3は、試料供給管1の外面に接触してこの外面上に設置される。ストロンチウムを選択的に吸着する吸着剤2として、チタン酸化合物以外に、人工ゼオライト、チタン酸塩化合物、イオン交換樹脂およびキレート樹脂のいずれかを用いてもよい。計数器12がベータ線検出器3に接続され、演算装置13が計数器12に接続される。表示装置14が計数器12および演算装置13のそれぞれに接続される。ベータ線検出器3は、プラスチックシンチレーターおよびGM管などが好ましい。
Sr−90濃度分析装置10を用いた液体試料に含まれるSr−90の濃度分析方法を、以下に説明する。
Sr−90等の放射性核種を含む液体試料は、試料供給管1に供給される。試料供給管1により導かれた液体試料に含まれたSr−90は、試料供給管1内の吸着剤2に吸着されて液体試料から除去される。吸着剤2に吸着されたSr−90から放出されたベータ線は、ベータ線検出器3によって検出される。ベータ線検出器3は、ベータ線を検出したときにベータ線検出信号を計数器12に出力する。計数器12は、所定の周期(例えば、1分間ごと)でベータ線検出信号をカウントし、例えば、1分間ごとにベータ線検出信号のカウント数(1分間当たりの計数率)をベータ線検出値として出力する。
Sr−90濃度分析装置10を用いた、液体試料に含まれて吸着剤2に吸着されたSr−90から放出されるベータ線の測定結果の一例を、図2に示す。図2において、◇はベータ線検出値を示し、□はベータ線検出値の時間差分を示している。液体試料を試料供給管1に供給しないとき、すなわち、試料供給管1への通液時間がゼロであるとき、ベータ線検出器3は、バックグランドのベータ線を計測する。計測されたバックグラウンドのベータ線検出値は、約10カウント/分である。ベータ線検出値は、試料供給管1内への液体試料の通液開始時点から通液時間が7分を経過した時に急激に上昇する。そして、通液開始時点からの通液時間が13分を経過した以降では、ベータ線検出値は、上昇しなくなりほぼ一定になる(図2に示された◇参照)。すなわち、図2は、◇で表されるように、Sr−90を含む液体試料がある時間帯に試料供給管1に流入し、Sr−90が試料供給管1内の吸着剤2に濃縮・捕集されることによって生じたベータ線強度の時間変化を示している。
◇で表されるベータ線検出値に基づいて算出したベータ線検出値の時間差分を、図2に示す(□参照)。ベータ線検出値の時間差分は、通液時間ti(i=1,2,3,…,n)でのベータ線検出値をdi(i=1,2,3,…,n)とし、通液時間ti+1でのベータ線検出値をdi+1としたとき、ベータ線検出値の時間差分Tdは、(di+1−di)で表される。このように、時間差分を求めることによって、通液時間約10分の時点では、Sr−90が約9カウント/分含まれていることが分かる。
試料供給管1によって導かれる液体試料に含まれるSr−90は、常に、吸着剤2に吸着されて濃縮されるが、ベータ線検出値の時間差分を求めることによって、現時点での液体試料のSr−90濃度を連続的にモニタリングすることができる。また、吸着材2に吸着されたSr−90の崩壊によって生成されたY−90は、試料供給管1内での液体試料の流動によって速やかに吸着剤2から脱離される。このため、ベータ線検出器3は、Y−90から放出されるベータ線をほとんど検出しない。
演算装置13は、計数器12から出力された1分間当たりの計数率であるベータ線検出値を入力し、通液時間tiおよびti+1のそれぞれのベータ線検出値diおよびdi+1のそれぞれを用いてベータ線検出値の時間差分Tdi+1(=di+1−di)を求める。計数器12から出力されたベータ線検出値di+1および演算装置13から出力されたベータ線検出値の時間差分Tdi+1のそれぞれは、表示装置14に表示される。オペレータは、表示装置14に表示されたベータ線検出値およびベータ線検出値の時間差分を見ることによって、現時点におけるベータ線検出値およびベータ線検出値の時間差分を知ることができる。
本実施例によれば、Sr−90を含む液体試料を、ストロンチウムを選択的に吸着する吸着剤(例えば、チタン酸化合物)2が内部に配置された試料供給管1内に供給し、液体試料に含まれたSr−90を吸着剤2に吸着させて濃縮するため、試料供給管1の外面に接触して配置されたベータ線検出器3により、吸着剤2に吸着されたSr−90から放出されるベータ線を精度良く検出することができる。特に、吸着剤2が試料供給管1内を流れる液体試料に常に接触しているため、吸着剤2に吸着されたSr−90の崩壊によって生成されたY−90は、流動している液体試料によって速やかに吸着剤2から脱離され、液体試料と共に試料供給管1から排出される。このため、ベータ線検出器3は、Y−90から放出されるベータ線の影響をあまり受けないので、Sr−90から放出されたベータ線を精度良く検出することができる。したがって、液体試料のSr−90濃度を連続的に精度良く定量することができる。
液体試料がY−90以外のベータ線を放出する他の放射性核種を含んでいる場合においても、吸着剤2にはSr−90が吸着されて濃縮され、ベータ線を放出する他の放射性核種は液体試料と共に試料供給管1から流出する。この結果、吸着剤2に吸着されたSr−90から放出されるベータ線の計測が、他の放射性核種からのベータ線によって妨害されることを抑制することができる。
液体試料に含まれるSr−90は吸着剤2に高倍率で濃縮されるため、Sr−90の検出感度を向上させることができる。
本実施例では、ベータ線検出値の時間差分を求めるため、現時点での液体試料に含まれるSr−90の濃度を連続的に監視することができる。
ベータ線検出器3の試料供給管1の外面に面する部分の形状は、試料供給管1の外面の形状、特に、試料供給管1の、吸着剤2が配置された部分での外面の形状に合わせることが、吸着剤2に吸着されたSr−90から放出されるベータ線の検出に有効である。好ましくは、試料供給管1の形状が薄い平板形状となっている方が、そのベータ線の検出感度が向上するために望ましい。
本実施例では、試料供給管1内を流れる液体試料の流速を速くすることにより吸着剤2でのSr−90の濃縮速度を増大させることができ、任意の必要な検出感度まで向上させることができる。また、吸着剤2のSr−90の吸着能力が低下した場合には、試料供給管1内の吸着剤2を新しい吸着剤2と交換すれば良い。
本発明の他の好適な実施例である実施例2のSr−90濃度分析装置を、図3を用いて説明する。
本実施例のSr−90濃度分析装置10Aは、実施例1のSr−90濃度分析装置10においてストロンチウムを選択的に吸着する吸着剤2を充填した吸着剤層4を試料供給管1内に設置した構成を有する。吸着剤層4は、試料供給管1の中心軸よりも試料供給管1の内面側に偏って配置される。吸着剤層4の一面が試料供給管1の内面に接触している。ベータ線検出器3は、吸着剤層4が接触している試料供給管1の内面の位置で、この試料供給管1の外面に接触して設置される。このため、ベータ線検出器3は吸着剤層4に極めて近い位置に配置され、ベータ線検出器3と吸着剤層4は、試料供給管1の管壁の厚みだけ離れているにすぎない。Sr−90濃度分析装置10Aの他の構成はSr−90濃度分析装置10の構成と同じである。
Sr−90濃度分析装置10Aを用いた液体試料に含まれるSr−90の濃度分析方法を、以下に説明する。実施例1と同様に、Sr−90等の放射性核種を含む液体試料は試料供給管1に供給され、このSr−90は吸着剤層4内の吸着剤2、例えば、チタン酸化合物に吸着されて濃縮される。吸着剤2に吸着されたSr−90の崩壊によって生成されたY−90は、流動している液体試料によって速やかに吸着剤2から脱離され、試料供給管1から排出される。吸着されたSr−90から放出されるベータ線は、ベータ線検出器3によって効率良く検出される。本実施例においても、計数器12から出力されるベータ線検出値、および演算装置13で求められたベータ線検出値の時間差分が、表示装置14に表示される。
本実施例は実施例1で生じる各効果を得ることができる。さらに、本実施例では、ベータ線検出器3と吸着剤層4は、試料供給管1の管壁の厚みだけ離れており、それらの間の距離が極めて短いため、ベータ線検出器3における、Sr−90から放出されるベータ線の検出感度を向上させることができる。
本発明の他の好適な実施例である実施例3のSr−90濃度分析装置を、図4を用いて説明する。本実施例のSr−90濃度分析装置10Bは、実施例2のSr−90濃度分析装置10Aに、サンプリング配管6、採水装置(例えば、ポンプ)7、不純物除去装置8および排水管9を追加した構成を有する。Sr−90濃度分析装置10Bの他の構成はSr−90濃度分析装置10Aと同じである。
サンプリング配管6の一端部が土壌11中に採掘されたボーリング孔5内に挿入され、サンプリング配管6の他端部が試料供給管1の入口に接続されている。採水装置7および不純物除去装置8がサンプリング配管6に設けられる。不純物除去装置8は内部に微粒子フィルタを設置している。排水管9の一端部が試料供給管1の出口に接続され、排水管9の他端部がボーリング孔5内に挿入されている。本実施例のSr−90濃度分析装置10Bは土壌11中の地下水に含まれるSr−90の濃度をモニタリングする装置である。
Sr−90濃度分析装置10Bを用いた、液体試料である地下水に含まれるSr−90の濃度分析方法を、以下に説明する。採水装置7の駆動によってサンプリング配管6に採取された、ボーリング孔5内の地下水(以下、液体試料という)が不純物除去装置8に導かれ、採取された液体試料に含まれる不純物(例えば、砂)が不純物除去装置8内の微粒子フィルタによって除去される。不純物が除去された液体試料が試料供給管1に供給され、液体試料に含まれるSr−90が、実施例2と同様に、吸着剤層4内の吸着剤2に吸着されて濃縮される。吸着されたSr−90から放出されるベータ線は、ベータ線検出器3によって効率良く検出される。吸着剤2に吸着されたSr−90の崩壊によって生成されたY−90が流動している液体試料によって吸着剤2から脱離されるため、Y−90から放出されるベータ線は、ベータ線検出器3によってあまり検出されない。
吸着剤層4内の吸着剤2による吸着によってSr−90の濃度が低下した液体試料は、試料供給管1から排水管9に排出され、ボーリング孔5内に戻される。排水管9の出口は、排水管9からボーリング孔5内に排出された液体試料がサンプリング配管6に採取されないように、ボーリング孔5内においてサンプリング配管6の入口よりも上方に配置されている。
本実施例は実施例2で生じる各効果を得ることができる。本実施例は、土壌11に掘削したボーリング孔5内の地下水を液体試料として吸着剤層4を内部に配置した試料供給管1に供給するため、地下水に含まれるSr−90の濃度を連続的に精度良く計測することができる。また、試料供給管1から排出された液体試料を、排水管9を通してボーリング孔5内に戻すため、新たな二次廃棄物の発生を抑えることができる。
1…試料供給管、2…ストロンチウムを選択的に吸着する吸着剤、3…ベータ線検出器、4…吸着剤層、5…ボーリング孔、6…サンプリング配管、7…採水装置、8…不純物除去装置、9…排水管、10,10A,10B…Sr−90濃度分析装置、12…計数器、13…演算装置。
Claims (8)
- Sr−90を含む液体試料を流す第1管路と、前記第1管路内に設置されたストロンチウムを選択的に吸着する吸着剤と、前記第1管路の外面に配置され、前記吸着剤に吸着されるSr−90から放出されるベータ線を検出するベータ線検出器とを備えたことを特徴とするSr−90濃度分析装置。
- 前記吸着材が充填された吸着剤層が、前記第1管路内で前記管路の中心軸よりも前記第1管路の内面側に配置されて前記第1管路の内面に接触させて配置された請求項1に記載のSr−90濃度分析装置。
- 前記吸着剤層及び前記ベータ線検出器が、前記第1管路の管壁の厚みだけ離れている請求項2に記載のSr−90濃度分析装置。
- 前記第1管路の入口に接続され、前記液体試料を採取する第2管路と、前記第1管路の出口に接続され、前記第1管路から排出される前記液体試料を導く第3管路と、前記第2管路に設けられたポンプおよび不純物除去装置とを備えた請求項1または2に記載のSr−90濃度分析装置。
- 前記ベータ線検出器に接続された計数器と、前記計数器に接続され、前記計数器から出力されるベータ線検出値に基づいてベータ線検出値の時間差分を求める演算装置とを備えた請求項1または2に記載のSr−90濃度分析装置。
- 前記吸着剤が人工ゼオライト、チタン酸化合物、チタン酸塩化合物、イオン交換樹脂およびキレート樹脂のうちの一種である請求項1または2に記載のSr−90濃度分析装置。
- ストロンチウムを選択的に吸着する吸着剤が内部に配置された管路に液体試料を供給し、前記液体試料に含まれるSr−90が前記吸着剤に吸着され、前記吸着されたSr−90から放出されるベータ線を、前記液体試料が前記管路内を流れている状態で、ベータ線検出器で検出することを特徴とするSr−90の濃度分析方法。
- 土壌内に形成されたボーリング孔から液体試料を採取し、採取された前記液体試料に含まれた不純物を除去し、前記不純物が除去された前記液体試料を、前記吸着材が配置された前記管路に供給し、この管路から排出された液体試料を前記ボーリング孔に戻す請求項7に記載のSr−90の濃度分析方法。
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JP2016200492A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 除染評価方法 |
CN109324339A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-02-12 | 中国工程物理研究院核物理与化学研究所 | 一种反应堆退役不锈钢材料中Sr-90分析装置和方法 |
JP2020060385A (ja) * | 2018-10-05 | 2020-04-16 | 株式会社荏原製作所 | 放射性ストロンチウム90の迅速分析方法 |
CN114047539A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-02-15 | 山东核电有限公司 | 一种核流出物中Fe、Ni活度的测量方法 |
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