JP2015184033A - 火炎検出システム - Google Patents
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Abstract
【課題】制限を受けることなく光路や光路幅を変更する。
【解決手段】光を検出することで火炎の有無を検出する火炎検出器1と、鏡面の中心に開口211,221を有して焦点を共有する一対の放物面鏡21,22からなり、入射された光の光路又は/及び光路幅を変更して火炎検出器1に出力する集光装置2とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】光を検出することで火炎の有無を検出する火炎検出器1と、鏡面の中心に開口211,221を有して焦点を共有する一対の放物面鏡21,22からなり、入射された光の光路又は/及び光路幅を変更して火炎検出器1に出力する集光装置2とを備えた。
【選択図】図1
Description
この発明は、光を検出することで火炎の有無を検出する火炎検出システムに関するものである。
従来から、ボイラ等の燃焼装置において、炉内部に火炎が正常に発生しているか否かを検出するために、光電管を内蔵した紫外線式火炎検出器が用いられている。この火炎検出器は、燃焼の際に火炎から出た光(紫外線)を検出することで、火炎の有無を検出している(例えば特許文献1参照)。
一方、火炎の方向と火炎検出器の方向が異なる場合には、鏡や光ファイバを用いて光路を変更したり、火炎が火炎検出器から遠い場合には火炎検出器にレンズを取付けて集光したり、光ファイバで火炎の近くから火炎検出器に導光する等の対策を行っている。
しかしながら、鏡を用いて光路を変更する場合には、鏡の幅の光路が必要になるという課題があった。また、レンズを用いて集光する場合にはレンズの焦点距離により火炎とレンズと火炎検出器の位置関係が制限される課題があった。また、光ファイバによって導光する場合には、光路を変更する際に光ファイバの曲げRより小さい曲率では曲げることができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、制限を受けることなく光路又は/及び光路幅を変更することができる火炎検出システムを提供することを目的としている。
この発明に係る火炎検出システムは、光を検出することで火炎の有無を検出する火炎検出器と、鏡面の中心に開口を有して焦点を共有する一対の放物面鏡からなり、入射された光の光路又は/及び光路幅を変更して火炎検出器に出力する集光装置とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、制限を受けることなく光路又は/及び光路幅を変更することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る火炎検出システムの構成を示す図である。
火炎検出システムは、図1に示すように、火炎検出器1及び集光装置2から構成されている。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る火炎検出システムの構成を示す図である。
火炎検出システムは、図1に示すように、火炎検出器1及び集光装置2から構成されている。
火炎検出器1は、光を検出することで火炎を検出するものである。
集光装置2は、火炎検出器1の前段に設けられ、火炎から出た光を集光した後に平行光に変換することで、光路又は/及び光路幅を変更して火炎検出器1に出力するものである。なお図1では、集光装置2により光路幅を変更する場合の構成を示している。この集光装置2は、鏡面の中心に開口211,221を有して焦点を共有する一対の放物面鏡(第1,2の放物面鏡)21,22から構成されている。
集光装置2は、火炎検出器1の前段に設けられ、火炎から出た光を集光した後に平行光に変換することで、光路又は/及び光路幅を変更して火炎検出器1に出力するものである。なお図1では、集光装置2により光路幅を変更する場合の構成を示している。この集光装置2は、鏡面の中心に開口211,221を有して焦点を共有する一対の放物面鏡(第1,2の放物面鏡)21,22から構成されている。
第1の放物面鏡21は、鏡面の中心に開口211を有した単一の焦点を持つ放物面鏡であり、火炎から出た光を集光するものである。この第1の放物面鏡21により集光された光は開口211を介して第2の放物面鏡22に出力される。
第2の放物面鏡22は、鏡面の中心に開口221を有した単一の焦点を持つ放物面鏡であり、第1の放物面鏡21の開口211に対向して配置されている。なお、第1,2の放物面鏡21,22で焦点が共有される。そして、第2の放物面鏡22は、第1の放物面鏡21により集光された光が焦点を介して入射されることで、当該光を所望の光路幅の平行光に変換する。この第2の放物面鏡22により変換された平行光は火炎検出器1に出力される。
なお、集光装置2の第1,2の放物面鏡21,22の寸法は、所望の光量を得るためのサイズ及び火炎検出器1への所望の光路幅等に応じて適宜設計される。また、図2に示すように、集光装置2により光路変更を行う場合には、その角度も考慮して第1,2の放物面鏡21,22の寸法が設計される。すなわち、第1の放物面鏡21と第2の放物面鏡22は中心軸を共有している必要はなく、各々の軸方向は任意の角度に設計可能である。
以上のように、この実施の形態1によれば、鏡面の中心に開口211,221を有して焦点を共有する一対の放物面鏡21,22からなる集光装置2を用いて、火炎から出た光を集光した後に平行光に変換するように構成したので、制限を受けることなく光路又は/及び光路幅を変更することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、火炎から出た光が理想的な平行光である場合を想定している。しかしながら、現実的には、火炎から出た光は平行光だけではない。そこで、実施の形態2では、火炎から出た光が平行光だけではない場合においても、十分な光量を確保することができる構成について示す。
図3はこの発明の実施の形態2に係る火炎検出システムの構成を示す図である。図3に示す実施の形態2に係る火炎検出システムは、図1に示す実施の形態1に係る火炎検出システムにパイプ(導光部材)3を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
実施の形態1では、火炎から出た光が理想的な平行光である場合を想定している。しかしながら、現実的には、火炎から出た光は平行光だけではない。そこで、実施の形態2では、火炎から出た光が平行光だけではない場合においても、十分な光量を確保することができる構成について示す。
図3はこの発明の実施の形態2に係る火炎検出システムの構成を示す図である。図3に示す実施の形態2に係る火炎検出システムは、図1に示す実施の形態1に係る火炎検出システムにパイプ(導光部材)3を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
パイプ3は、集光装置2と火炎検出器1との間に軸方向が光の導光方向に沿って配置され、集光装置2から出力された光を火炎検出器1に導光するものである。このパイプ3は、内面が鏡面で構成されている。このように、集光装置2の後段に内面が鏡面であるパイプ3を設けることで、火炎から出た光が平行光だけではない場合であっても、より多くの光を火炎検出器1に出力することができる。
また、本発明の集光装置2とパイプ3を組み合わせることで、単にレンズ又は1つの放物面鏡で集光してパイプ3で導光する場合に対し、平行光がパイプ3の内面で反射しない分だけ減衰を免れることができる。よって、より強い光を火炎検出器1に出力することができる。
なお図3では、導光部材として内面が鏡面であるパイプ3を用い、集光装置2からの光を火炎検出器1に導光する場合について示した。しかしながら、これに限るものではなく、導光部材として例えば光ファイバを用いるようにしてもよい。すなわち、ファイバ曲げRを上回るような光路角度の変更は二段パラボナ、導光および光路の微調整部分を光ファイバが担うようにすれば、従来技術のような曲げRの問題は生じない。
実施の形態3.
実施の形態1では一対の放物面鏡からなる集光装置2を用いて光路変更を行う場合について示した。しかしながら、放物面鏡の設計上又は加工上の問題から、一組の第1,2の放物面鏡21,22だけでは目的の径に集光できない場合がある。
そこで、この場合には、図4に示すように、一対の放物面鏡を複数組設けて直列配置し、段階的に光路幅を変更することで、目的の径に集光させる。図4では、二組の第1,2の放物面鏡21a,21b,22a,22bを設けた場合を示している。また、光路も複数段に分けて変更するようにしてもよい。
実施の形態1では一対の放物面鏡からなる集光装置2を用いて光路変更を行う場合について示した。しかしながら、放物面鏡の設計上又は加工上の問題から、一組の第1,2の放物面鏡21,22だけでは目的の径に集光できない場合がある。
そこで、この場合には、図4に示すように、一対の放物面鏡を複数組設けて直列配置し、段階的に光路幅を変更することで、目的の径に集光させる。図4では、二組の第1,2の放物面鏡21a,21b,22a,22bを設けた場合を示している。また、光路も複数段に分けて変更するようにしてもよい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 火炎検出器
2 集光装置
3 パイプ(導光部材)
21,21a,21b 第1の放物面鏡
22,22a,22b 第2の放物面鏡
211,221 開口
2 集光装置
3 パイプ(導光部材)
21,21a,21b 第1の放物面鏡
22,22a,22b 第2の放物面鏡
211,221 開口
Claims (6)
- 光を検出することで火炎の有無を検出する火炎検出器と、
鏡面の中心に開口を有して焦点を共有する一対の放物面鏡からなり、入射された光の光路又は/及び光路幅を変更して前記火炎検出器に出力する集光装置と
を備えた火炎検出システム。 - 前記一対の放物面鏡は、各々の軸方向を任意の角度に設定可能である
ことを特徴とする請求項1記載の火炎検出システム。 - 前記集光装置と前記火炎検出器との間に配置され、前記集光装置から出力された光を前記火炎検出器に導光する導光部材を備えた
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の火炎検出システム。 - 前記導光部材は、内面が鏡面に構成されたパイプである
ことを特徴とする請求項3記載の火炎検出システム。 - 前記導光部材は、光ファイバである
ことを特徴とする請求項3記載の火炎検出システム。 - 前記集光装置は、複数組の前記一対の放物面鏡が直列配置されて構成され、段階的に光路又は/及び光路幅を変更する
ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の火炎検出システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014058290A JP2015184033A (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 火炎検出システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014058290A JP2015184033A (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 火炎検出システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015184033A true JP2015184033A (ja) | 2015-10-22 |
Family
ID=54350762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014058290A Pending JP2015184033A (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 火炎検出システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015184033A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102021114278A1 (de) | 2021-06-02 | 2022-12-08 | Vaillant Gmbh | Flammenüberwachungseinrichtung für ein Heizgerät, Heizgerät und Verwendung einer Einrichtung zur Strahlenbündelung |
-
2014
- 2014-03-20 JP JP2014058290A patent/JP2015184033A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102021114278A1 (de) | 2021-06-02 | 2022-12-08 | Vaillant Gmbh | Flammenüberwachungseinrichtung für ein Heizgerät, Heizgerät und Verwendung einer Einrichtung zur Strahlenbündelung |
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