JP2015184027A - 弾性表面波センサの信号処理装置および信号処理方法 - Google Patents

弾性表面波センサの信号処理装置および信号処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】送信切換スイッチがオフ切換されている状態において送信器側から受信器側に漏れる漏れ信号の影響を低減できるようにした弾性表面波センサの信号処理装置および信号処理方法を提供する。【解決手段】送信器2がSAWデバイス5に信号を送信するときには、制御部7はスイッチ13を予めオンに切換えるが、信号がSAWデバイス5を伝搬し受信器3(例えば受信切換スイッチ21又は低雑音増幅器22)に入力する前に、制御部7がスイッチ17をオフに切換える。これにより、スイッチ13を通じて受信器3側にリークする漏れ信号の影響を低減できる。【選択図】図1

Description

本発明は、SAW(Surface Acoustic Wave)デバイスを利用して物理量を検出する弾性表面波センサの信号処理装置および信号処理方法に関する。
この種の弾性表面波センサの信号処理装置は、例えば、SAWデバイスと、送信器と、受信器とを備える。このような信号処理装置は次のように物理量(例えば歪み)を検出する。送信器がSAWデバイスの駆動電極に電気信号を出力すると、駆動電極が電気信号を機械的振動に変換する。SAWデバイスはこの機械的振動に応じた弾性表面波を生じて基板の伝搬路を伝達する。この弾性表面波は反射器で反射するが、この反射された弾性表面波は駆動電極で電気信号に変換される。この後電気信号は受信器に到達する。
このとき、SAWデバイスの伝搬路においては電気的及び機械的な特性変化に応じて弾性表面波の位相が変化する。したがって、受信器が電気信号を入力し基準信号との位相差を検出することで物理量を検出できる。この受信器はSAWデバイスの出力信号と同じ周波数の基準信号とをミキサにより混合して位相差を検出する(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−92490号公報 特開2010−50776号公報
送信器はSAWデバイスに電気信号を送信し、受信器がSAWデバイスから電気信号を受信する。このため、SAWデバイスと送信器との間に送信切換スイッチを設けることが考えられる。
しかしながら、送信切換スイッチがオフに切換えられていても、送信器から送信される信号が、送信切換スイッチを通じて受信器のミキサ側に漏れてしまい、この漏れ信号がミキサにより基準信号と混合されることでDCオフセットを生じてしまいセンサの検出精度が悪化する。
本発明の目的は、送信切換スイッチがオフ切換えされている状態においても送信器側から受信器側に漏れる漏れ信号によるDCオフセットの影響を低減できるようにした弾性表面波センサの信号処理装置および信号処理方法を提供することにある。
請求項1記載の発明によれば、次のように作用する。送信器側では、発振器が差動信号を出力し、増幅器が発振器の差動信号を増幅する。送信器は、増幅器により増幅される増幅差動信号を励起信号として第1電流源により増幅器に増幅動作可能電流が供給された状態で且つ制御部により送信切換スイッチがオン切換えされた状態で且つ制御部により受信切換スイッチがオフ切換えされた状態にて増幅器の増幅差動信号をSAWデバイスに送信する。この増幅差動信号がSAWデバイスに伝搬すると、SAWデバイスは弾性表面波により伝搬し増幅差動信号の位相を変化させる。
他方、受信器のミキサは送信切換スイッチを通じて漏れ信号を受信する。送信切換スイッチからの漏れ信号は、ミキサによりπ/2移相器から出力される互いに直交する差動信号を基準信号として混合されてしまうが、当該ミキサがSAWデバイスに伝搬された差動信号を混合して受信する前に、制御部が第1電流源による増幅器の増幅動作可能電流を供給オフ切換えする。すると、増幅器は増幅動作を停止する。この結果、送信切換スイッチを通じて受信器側に漏れる信号の影響を低減できる。
また、特許文献2の技術においては、電源電圧制御を行うことで断続的に電源電圧を与えている。この電源電圧制御処理を行ったとしても電源が投入されてから増幅器の中点電位が安定するまで時間を要してしまう。
請求項2記載の発明によれば、第2電流源はB級増幅段がゲイン0の状態で且つ中点電位を維持可能なレベルに設定された電流を常時供給している。このため、第1電流源が第2電流源により供給される電流と合算して増幅動作可能電流として増幅器に供給することで増幅器の中点電位を安定させた状態で増幅器を初期動作させることができる。
一実施形態に係る弾性表面波センサの信号処理装置のブロック構成例を概略的に示す電気的構成図 増幅器の構成例を示す電気的構成図 SAWデバイスの構成例を概略的に示す図((a)は平面図、(b)は(a)中のA−A線に沿って示す縦断側面図) DCオフセットの説明図 動作例を示すタイミングチャート 比較対象例となる増幅器に印加するためのテスト電源電圧変化を示すタイミングチャート 比較対象例となる増幅器の電源電圧変化に応じた応答特性例 一実施形態の増幅器の電源電圧変化に応じた応答特性例
以下、弾性表面波センサの信号処理装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、弾性表面波センサの信号処理装置1は、送信器2、受信器3、アンテナ4、SAWデバイス5、及び、π/2移相器6を備える。ここで、送信器2、受信器3及びπ/2移相器6は例えば一体に構成される。受信器3内には制御部7が構成される。この制御部7はオンオフ制御信号を生成し後述のスイッチ13、17、21に与えるものであり、例えばマイクロコンピュータなどを使用して構成される。
送信器2は、発振器11(11i及び11q)、増幅器12、送信切換スイッチ13(以下、スイッチ13と略す)、並びに、動作電流供給回路14を備える。 発振器11i及び11qは、それぞれ同一周波数(例えば200MHz)で正相・逆相となる発振信号を増幅器12に出力する。この増幅器12には動作電流供給回路14から電流が供給される。動作電流供給回路14は、複数の第1及び第2電流源15及び16と、電流切換スイッチ17(以下、スイッチ17と略す)とを備える。
スイッチ17は、第1電流源15と増幅器12との間に接続されており、制御部7から与えられる制御信号に応じてオンオフ切換えする。他方、第2電流源16は増幅器12に直接接続されており、第2電流I2を増幅器12に常時供給する。
第2電流源16が供給する第2電流I2は、第1電流源15が供給する第1電流I1よりも大幅に低い電流(例えば3μA)に設定されている。増幅器12は、動作電流供給回路14の第2電流源16から第2電流I2のみが与えられていると、スタンバイ状態になる。
他方、第1電流源15が供給する第1電流I1は、第2電流源16の第2電流I2よりも大幅に高い電流(例えば97μA)に設定されており、この第1電流I1は増幅器12を通常時に増幅動作させるために供給される。通常時に、スイッチ17がオン切換えされると、第1電流I1及び第2電流I2を合算した電流I1+I2が電流増幅動作可能電流として増幅器12に供給される。
図2は、増幅器12の回路構成例を概略的に示す。増幅器12は、例えばバイアス供給段31、及び、B級増幅段32を備える。バイアス供給段31には、スタンバイ時に第2電流源16から第2電流I2が供給され、通常時にはスイッチ17がオン切換えされることで第1電流源15からも第1電流I1が供給される。
バイアス供給段31は、例えば電流源33、カレントミラー回路34〜38などを用いて構成され、B級増幅段32にバイアスを供給する。B級増幅段32は差動増幅回路39を備える。この差動増幅回路39は、MOSトランジスタMp1、Mp2、Mn1、Mn2を図示のように電源VDD−グランド間に接続して構成される。MOSトランジスタM
p1及びMn2のドレインは共通接続されており、MOSトランジスタMp1のソースは電源VDDに接続されると共にMOSトランジスタMn1のソースはグランドに接続されている。MOSトランジスタMp2及びMn2のドレインは共通接続されており、MOSトランジスタMp2のソースは電源VDDに接続されると共にMOSトランジスタMn2のソースはグランドに接続されている。MOSトランジスタMp1とMn1の共通接続ノードが出力OUT+(中点電位相当)となり、MOSトランジスタMp2とMn2の共通接続ノードが出力OUT−(中点電位相当)となる。
MOSトランジスタMn1及びMn2のゲートバイアスはカレントミラー回路34、35及び38を用いて規定される。MOSトランジスタMp1及びMp2のゲートバイアスは、カレントミラー回路34、36、37及び電流源33を用いて規定される。
スイッチ17がオフ切換えされているときに、第2電流源16が第2電流I2を増幅器12に供給すると、カレントミラー回路34、35及び38がMOSトランジスタMn1及びMn2のゲートにバイアスを供給すると共に、カレントミラー回路34、36及び37並びに電流源33がMOSトランジスタMp1及びMp2のゲートにバイアスを供給する。
第2電流源16の第2電流I2は、増幅器12のB級増幅段32のゲインがほぼ0で差動増幅回路39の出力OUT+、OUT−の電位を安定的に維持できる最低レベルの電流値(例えば3μA)に設定されているため、発振器11(11a及び11b)が増幅器12の入力IN+、IN−に発振信号を出力したとしても、増幅器12はこの差動信号をほとんど増幅することなく、出力OUT+、OUT−はほぼ一定電位となる。
他方、スイッチ17がオン切換えされていると、第1電流源15が第1電流I1をカレントミラー回路34に出力する。すると、増幅器12には第1電流I1及び第2電流I2が共に動作可能電流として供給される。このとき、増幅器12のバイアス供給段31は、通常動作用のバイアスをカレントミラー回路37及び38の作用に応じてB級増幅段32に提供する。これによりB級増幅段32は入力IN+、IN−から差動信号を入力してB級増幅し出力OUT+、OUT−から増幅信号を出力できる。すなわち、スイッチ17がオン切換えされると、増幅器12は例えばゲイン10で差動増幅する。
なお、図2の増幅器12の構成は一例を示すものであり、増幅器12が第2電流源16のみから第2電流I2を入力することでスタンバイ状態に移行し、第1電流源15の第1電流I1を入力して通常動作状態に移行するような構成であれば、図2に示す回路構成に限られず、他の回路構成にも適用できる。
増幅器12は、通常動作状態において発振器11a及び11bから差動信号が与えられると、この差動信号を増幅しスイッチ13に出力する。スイッチ13は、制御部7から与えられる制御信号に応じてオンオフ切換えする。スイッチ13は、初期状態において制御部7によりオン切換えされており、増幅器12とアンテナ4とを接続する。すると、増幅された差動信号は、スイッチ13を通じてアンテナ4に出力される。アンテナ4は増幅器12から送信される差動信号を無線信号として非接触で伝達し、SAWデバイス5に伝搬する。
図3はSAWデバイス(弾性表面波センサ)5の構成例を平面図により概略的に示す。SAWデバイス5は、基板50の表面に形成された駆動電極51a、51bと反射器52とを備える。駆動電極51a,51bおよび反射器52は、基板50の一端、他端に離間してそれぞれ配置されている。基板50は、例えば圧電材料により構成された圧電基板である。また、駆動電極51a、51bは、それぞれ複数本の櫛歯部を備え、弾性表面波の進行方向と直交する方向に離間して対向配置されている。
これらの駆動電極51a、51bの櫛歯部は、弾性表面波の進行方向(反射方向)に互いに入れ替わり配置される。駆動電極51a、51bは、アンテナ4を通じて電気信号を受信すると振動する。この駆動電極51a、51bの振動時の固有振動数は固定値になる。このため、発振器11a及び11bの発振周波数は駆動電極51a,51bの固有振動数に応じて設定されている。
SAWデバイス5は、アンテナ4を通じて入力される電気信号を駆動電極51a,51bに入力し反射器52で反射する。そして反射器52は信号を反射し駆動電極51a,51bを通じてアンテナ4に向けて反射する。アンテナ4はこの信号を無線により伝搬し受信器3側に伝達する。
受信切換スイッチ21は制御部7から与えられる制御信号に応じてオンオフ切換えされる。このとき、増幅器12がアンテナ4に増幅差動信号を出力した後、当該増幅差動信号がSAWデバイス5を伝搬している間に、制御部7はスイッチ13をオフ切換えする。また、増幅差動信号がSAWデバイス5を伝搬している間、制御部7は受信切換スイッチ21をオン切換えする。すると、SAWデバイス5を反射した信号は受信器3側に主に伝達される。
受信器3は、受信切換スイッチ21と共に、低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)22、ミキサ23i、23q、ローパスフィルタ24i,24q、増幅器25i,25q、A/D変換器26i,26q、制御部7の機能を兼ねるデジタル信号処理回路27i、及び、デジタル信号処理回路27q、を備える。低雑音増幅器22は、受信器3の初段の増幅器を構成する。この増幅信号はミキサ23i,23qに与えられる。
発振器11(11i及び11q)とミキサ23i、23qのそれぞれとの間にはπ/2移相器6が設けられている。発振器11(11i及び11q)はπ/2移相器6に差動信号を出力する。差動信号が入力されたπ/2移相器6は90度毎異なる信号を出力する。このとき、π/2移相器6は、互いに直交した差動信号をミキサ23i、23qにそれぞれ基準信号として出力する。
ミキサ23iは、低雑音増幅器22により増幅された増幅差動信号をπ/2移相器6から出力された基準信号と混合する。ミキサ23qは、低雑音増幅器22により増幅された増幅差動信号をπ/2移相器6から出力された基準信号と混合する。これらのミキサ23i、23qの混合信号はそれぞれローパスフィルタ24i、24qに出力される。ローパスフィルタ24i、24qは、ミキサ23i、23qにより混合されダウンコンバートされた信号のうち高域周波数領域をカットして低域周波数領域を通過させ、それぞれ増幅器25i、25qに出力する。
増幅器25i、25qは、それぞれ、ローパスフィルタ24i、24qによりそれぞれフィルタリングされた信号を増幅し、それぞれA/D変換器26i、26qに出力する。A/D変換器26i、26qはこの信号をそれぞれA/D変換処理し、それぞれデジタル信号処理回路27i、27qに出力する。デジタル信号処理回路27i、27qは内部にメモリ(図示せず)を備え、このデジタル信号を記憶する。
前述の構成について、その作用を説明する。弾性表面波センサの信号処理装置1は、Inphase用とQuadrature用の2つのミキサ23i、23qのIQ出力から位相差を検出する。図4に示すように、DCオフセットS2を生じると、所望信号S1にオフセットS2がベクトル成分として加算され信号成分S3が検出されてしまう。すると、本来算出したい位相成分θ1に対し誤差を生じ位相成分θ3が検出されてしまう。そのため、DCオフセットαは補正、低減しなければならない。本実施形態では、DCオフセットαの低減方法に特徴を備えるため、この方法を説明する。
図5に示すように、制御部7は、初期状態において、スイッチ13、21、17を全てオフに保持する(t0→t1)。このように全てのスイッチSW1〜SW3がオフに保持されていても、第2電流源16は、増幅器12に第2電流I2を流し続ける。これにより、増幅器12はスタンバイ状態となっている。したがって、発振器11(11i及び11q)が発振信号を出力していてもこの発振信号は増幅されない。
この後、SAWデバイス5に発振器11(11i及び11q)の差動信号を出力するため、制御部7はまずスイッチ17をオンする(t1)。スイッチ17がオンに切換えられると、第1電流源15はスイッチ17を通じて増幅器12に第1電流I1を供給できる。このとき第1電流源15は増幅器12が増幅動作に必要なバイアス電流を供給する。これにより、増幅器12は通常動作状態に移行する。なお、このバイアス電流が増幅器12に安定的に供給されるまでの整定時間は、増幅器12などの回路構成が決定されれば予めシミュレーションなどで求めることができる。
安定的なバイアス電流が増幅器12に供給された後、制御部7は、スイッチ13をオン制御する(t2)。すると、差動信号が発振器11i及び11qからスイッチ13を通じてSAWデバイス5に主に伝搬する。制御部7は、スイッチ13を所定のオン期間(例えば100ns程度)だけオン切換えし、その後オフ切換えする(t2→t3)。
本実施形態の電源制御技術と比較対象例の電源制御技術との比較を図6〜図8に示す。図6はパルス状のテスト電源電圧を示し、図7は図6に示すパルス状のテスト電源電圧が一般的なB級差動増幅器に与えられ、このB級差動増幅器の差動入力に差動信号が入力された場合の出力信号波形を比較対象例として示す。図8は、第2電流源16の第2電流I2が増幅器12にタイミングt2よりも前から与えられ、タイミングt2からt3にかけて増幅器12の入力IN+、IN−に差動信号が入力された場合の信号波形例を示す。
一般的なB級差動増幅器は、動作用電源電圧VDDが急に与えられたとしても増幅動作可能になるまで時間を要する。したがって、図6に示す1パルス状のテスト電源電圧VDDがタイミングt2→t3の間に一般的なB級差動増幅器に与えられると、図7に示すように、タイミングt2の時点から時間経過しても中点電位が安定しない。仮に、この電源電圧制御処理が行われたときには、B級差動増幅器の中点電位が安定するまで待機する必要があり処理時間が長くなる。
図8に示すように、予め待機時の第2電流I2が増幅器12に与えられる場合、増幅器12は、差動信号が発振器11(11a、11b)から与えられるタイミングt2から即座に安定増幅できる。
図5に示すように、制御部7は、スイッチ13をオフ切換えした後、スイッチ17をオフ切換えする(t4)。これらのスイッチ13及び17のオフタイミングは同時でも良い。すなわち、制御部7は、SAWデバイス5に差動信号を電気信号として出力するべきときのみスイッチ13をオンし、その他の期間はスイッチ13をオフする。すると、増幅器12には第2電流源16からのみ電流が供給され、増幅器12はスタンバイモードに移行する。これにより、増幅器12の消費電力を低減できる。
制御部7は、スイッチ17をオフした(t4)後、スイッチ21をオンする(t5)。このスイッチ21のオンタイミングは、SAWデバイス5の伝搬時間に応じて設定されるものであり、信号がSAWデバイス5を伝搬しスイッチ21に達するまでの間の所定タイミングに設定される。例えば、信号がSAWデバイス5を伝搬する遅延時間をτとすると、このτが、SAWデバイス5の構成上でt2→t6の時間(例えば340ns程度)に設定されているのであれば、このt6のタイミングよりも速いタイミングでスイッチ21をオンする。すると、受信器3はSAWデバイス5を通じて伝搬した信号を受信できる。受信器3側では、低雑音増幅器22がSAWデバイス5を通じて取得した信号を増幅する。この増幅信号はミキサ23i、23qに与えられる。
他方、発振器11(11i、11q)は発振信号をπ/2移相器6に供給している。π/2移相器6は互いに直交した差動信号をミキサ23i、23qにそれぞれ基準信号として出力する。ミキサ23i、23qは、低雑音増幅器22により増幅された信号をπ/2移相器6から出力された基準信号とそれぞれ混合する。この混合信号はローパスフィルタ24i、24qにそれぞれ出力される。増幅器25i、25qは、それぞれローパスフィルタ24i、24qによりそれぞれフィルタリングされた信号を増幅し、それぞれA/D変換器26i、26qに出力する。
A/D変換器26i、26qはこの信号をA/D変換処理しそれぞれデジタル信号処理回路27i、27qに出力する。デジタル信号処理回路27i、27qは内部メモリ(図示せず)にデジタル信号を記憶する。歪みがSAWデバイス5に生じると当該歪みに応じた位相遅れθを生じる。
このシステムの信号処理系を理論的に説明する。発振器11iの発振信号をcosωtとすると、受信器3がSAWデバイス5から受信する信号は、SAWデバイス5の位相遅れθを考慮してcos(ωt+θ)となる。
スイッチ13の出力ノードとスイッチ21の入力ノードとは同一ノードに接続されているため、たとえスイッチ13がオフされていたとしても、増幅器12の出力信号は基板(図示せず)を伝搬し増幅器12の出力の漏れ信号(例えば増幅器12の出力に比較して−50dB)が受信器3側に流れてしまう。送信器2が、オフされたスイッチ13を通じて直接リークする漏れ信号(スイッチリーク)をcos(ωt+γ)とする。
すると、ミキサ23i、23qによる混合処理後の信号は、SAWデバイス5からの受信信号を加算すると共に基準信号を乗算し、(cos(ωt+θ)+cos(ωt+γ))×cosωtとなる。高周波成分がローパスフィルタ24i、24qを通じてカットされると、cosθ+cosγとなる。
このような場合、スイッチリーク成分の影響も検出されることになり、SAWデバイス5を伝搬した伝搬信号が受信器3側に入力されるときには、受信器3が、この増幅器12の出力信号の漏れ信号とπ/2移相器6が出力する基準信号とを混合してDCオフセットを生じてしまう。したがって、αをDCオフセット成分とすると、デジタル信号処理回路は−cosθ+αを受信することになる。
しかし、本実施形態では、受信器3がSAWデバイス5の伝搬信号を入力するタイミング(図5のt6)において、第2電流源16のみが増幅器12に第2電流I2を供給しており第1電流源15は増幅器12に第1電流I1を供給していない。このため、増幅器12は増幅動作不能状態となっており増幅器12の出力が低くなっている。したがって、たとえ送信器2が受信器3側に漏れ信号を与えるようであっても増幅器12の出力電力が十分低く調整されているため、受信器3側にスイッチ13を通じてリークする漏れ信号の影響を低減できる。
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態によれば、送信器2がSAWデバイス5に信号を送信するときには、制御部7はスイッチ13を予めオンに切換えるが、信号がSAWデバイス5を伝搬し受信器3(例えばスイッチ21又は低雑音増幅器22)に入力する前に、制御部7がスイッチ17をオフに切換えている。この結果、スイッチ13を通じて受信器3側にリークする漏れ信号の影響を低減できる。しかも、増幅器12が常時動作する場合に比較して、増幅器12の消費電力を低減できる。
また、送信器2が位相変調して信号を送信する方式もあるが回路構成が複雑になってしまう。また、アッテネータなどを用いて信号を低減させる技術もあるが、アッテネータ自体がノイズ源となってしまう。このため、本実施形態においては、送信器2が所定周波数の差動信号を送信することで無変調の励起信号をSAWデバイス5に入力させている。これにより、位相変調方式など回路構成が複雑になる回路を用いたり、ノイズ源となるアッテネータなどを用いたりすることなく、制御部7はSAWデバイス5による位相遅れ成分θを算出できる。
制御部7が、スイッチ13をオンに切換える前に、スイッチ17をオンに切換えているため、増幅器12を増幅動作可能状態に移行させてから発振器11(11a、11b)の発進信号を増幅器12に入力させることができる。
増幅器12がB級増幅段32を備えており、第2電流源16はB級増幅段32がゲイン0の状態で且つ中点電位を維持可能な最低レベルに予め設定された電流を常時供給している。このため、第1電流源15が第2電流源16の供給電流と合算して増幅動作可能電流として増幅器12に電流を供給することで増幅器12の中点電位を安定させた状態で増幅器12を初期動作させることができる。
制御部7が、スイッチ21をオン切換えする前に、スイッチ17をオフ切換えしているため、SAWデバイス5を通じた信号を確実に受信できる。
(他の実施形態)
前述実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形又は拡張が可能である。アンテナ4は設けても設けなくても良い。すなわち、スイッチ13とSAWデバイス5との間を直接接続しても良いし、アンテナ4を通じて無線接続しても良い。
受信器3にミキサ23i、23qを1段のみ設けたシングルコンバージョンタイプの実施形態を示したが、ミキサ23i、23qを2段設けたダブルコンバージョンタイプに適用しても良い。
前述実施形態では、デジタル信号処理回路27iの機能を兼ねた制御部7が、スイッチ13、21、17を統括的にオンオフ制御する形態を示したが、スイッチ13、21、17の何れか少なくとも1つをオンオフ制御する制御部を複数別体に備えた形態に適用しても良い。前述実施形態では、デジタル信号処理回路27iを兼ねた制御部7が主となり制御を行う形態を示したが、これはデジタル信号処理回路27qが主となり制御を行う例も同様である。
図面中、1は弾性表面波センサの信号処理装置、2は送信器、6はπ/2移相器、7は制御部(第1オン切換制御手段、第1オフ切換制御手段、供給オン切換制御手段、供給オフ切換制御手段、第2オフ切換制御手段、第2オン切換制御手段)、12は増幅器、13は送信切換スイッチ、17は電流切換スイッチ、21は受信切換スイッチを示す。

Claims (5)

  1. 信号を弾性表面波により伝搬し前記信号の位相を変化させることで物理量を検出可能とするSAW(Surface Acoustic Wave)デバイス(5)と、
    1又は複数の制御部(7)と、
    差動信号を出力する発振器(11)、前記発振器の差動信号を増幅する増幅器(12)、前記制御部により前記増幅器に増幅動作可能電流を供給オンオフ切換可能に構成された第1電流源(15)、および、前記制御部により前記SAWデバイスと前記増幅器との接続をオンオフ切換可能に構成された送信切換スイッチ(13)を備える送信器(2)と、
    ミキサ(23i、23q)、および、入力ノードが前記送信切換スイッチの出力ノードに接続され、前記制御部により前記SAWデバイス(5)と前記ミキサ(23i、23q)との接続をオンオフ切換可能な受信切換スイッチ(21)を備える受信器(3)と、前記発振器(11)の差動信号を互いに直交する差動信号として前記ミキサ(23i、23q)にそれぞれ出力するπ/2移相器(6)と、を備え、
    前記送信器(2)は、前記増幅器(12)により増幅される増幅差動信号を、前記第1電流源(15)により前記増幅器(12)に増幅動作可能電流が供給された状態で且つ前記制御部(7)により前記送信切換スイッチ(13)がオン切換えされた状態で且つ前記制御部(7)により前記受信切換スイッチ(21)がオフ切換えされた状態にて前記増幅器(12)の増幅差動信号を前記SAWデバイス(5)に出力し、
    前記受信器(3)は、前記制御部(7)により前記送信切換スイッチ(13)がオフ切換えされた状態で且つ前記制御部(7)により前記受信切換スイッチ(21)がオン切換えされた状態にて前記SAWデバイス(5)に伝搬された信号について、前記π/2移相器(6)により出力される前記互いに直交する差動信号を基準信号としてそれぞれ前記ミキサ(23i,23q)により混合して受信し、
    前記制御部(7)が前記受信器(3)の受信切換スイッチ(21)をオン切換えし、前記ミキサ(23i、23q)が前記SAWデバイス(5)に伝搬された信号を混合して受信する前には、前記制御部(7)は、前記第1電流源(15)による前記増幅器(12)の増幅動作可能電流を供給オフ切換えすることを特徴とする弾性表面波センサの信号処理装置。
  2. 請求項1記載の弾性表面波センサの信号処理装置において、
    前記送信器(2)は、前記第1電流源(15)の他に第2電流源(16)を備え、前記増幅器(12)がB級増幅段(32)を備え、
    前記第2電流源(16)は、前記B級増幅段(32)がゲイン0の状態で且つ中点電位を保持可能なレベルに予め設定された電流を前記増幅器(12)に常時供給し、前記第1電流源(15)は前記第2電流源(16)により供給される電流と合算して前記増幅動作可能電流として前記増幅器(12)に供給することを特徴とする弾性表面波センサの信号処理装置。
  3. 第1オン切換制御手段(7)が増幅器(12)とSAWデバイス(5)とを接続するように送信切換スイッチ(13)をオン切換えする過程と、
    第1オフ切換制御手段(7)が前記SAWデバイス(5)とミキサ(23i、23q)との接続を切断するように受信切換スイッチ(21)をオフ切換えする過程と、
    供給オン切換制御手段(7)が第1電流源(15)により増幅動作可能電流を前記増幅器(12)に供給オン切換えする過程と、
    前記増幅器(12)が発振器(11)により出力される差動信号を増幅し、前記増幅器(12)により増幅された信号について前記送信切換スイッチ(13)を通じて前記SAWデバイス(5)に伝搬させる過程と、
    π/2移相器(6)が前記発振器(11)の差動信号を互いに直交する差動信号として前記ミキサ(23i,23q)にそれぞれ出力する過程と、
    前記SAWデバイス(5)を信号が伝搬している間に、第2オフ切換制御手段(7)が前記送信切換スイッチ(13)をオフ切換えする過程と、
    第2オン切換制御手段(7)が前記SAWデバイス(5)と前記ミキサ(23i、23q)とを接続するように前記受信切換スイッチ(21)をオン切換えする過程と、
    受信器(3)が前記SAWデバイス(5)に伝搬された信号を、前記受信切換スイッチ(21)を通じて受信し前記受信器(3)内の前記ミキサ(23i、23q)が前記受信された信号を、前記π/2移相器(6)により出力される差動信号を基準信号としてそれぞれ混合する過程と、を備え、
    受信器(3)が前記SAWデバイス(5)に伝搬された信号を、前記受信切換スイッチ(21)を通じて前記ミキサ(23i、23q)により基準信号と混合して受信する前に、供給オフ切換制御手段(7)は前記供給オン切換えされた前記第1電流源(15)による動作可能電流をオフ切換えすることを特徴とする弾性表面波センサの信号処理方法。
  4. 請求項3記載の弾性表面波センサの信号処理方法において、
    前記第2オン切換制御手段(7)が前記SAWデバイス(5)と前記ミキサ(23i、23q)とを接続するように前記受信切換スイッチ(21)をオン切換えする前に、前記供給オフ切換手段(7)は前記供給オン切換えされた前記第1電流源(15)による動作可能電流をオフ切換えすることを特徴とする弾性表面波センサの信号処理方法。
  5. 請求項3または4記載の弾性表面波センサの信号処理方法において、
    前記供給オン切換制御手段(7)が第1電流源(15)により増幅動作可能電流を前記増幅器(12)に供給オン切換えする前に、前記第1オン切換制御手段(7)は前記増幅器(12)と前記SAWデバイス(5)とを接続するように前記送信切換スイッチ(13)をオン切換えすることを特徴とする弾性表面波センサの信号処理方法。
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