JP2015181587A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パチンコ遊技機などの遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine such as a pachinko gaming machine.
遊技機として、遊技球などの遊技媒体を発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に設けられている入賞口などの入賞領域に遊技媒体が入賞すると、所定個の賞球といった景品遊技媒体が遊技者に付与されるものがある。さらに、所定の入賞領域(始動入賞口)に遊技媒体が入賞する(始動条件が成立する)と識別情報を可変表示(「変動」ともいう)可能な可変表示装置が設けられ、可変表示装置において識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果(例えば、大当り図柄など)となった場合に遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば、大当り遊技状態など)に制御可能に構成されるものがある。そのような遊技機では、特定表示結果になると、例えば、入賞領域(例えば、大入賞口など)へ遊技媒体が入賞可能な開状態と入賞不能(又は入賞困難)な閉状態とに変化する可変入賞装置の状態を、所定の回数、開状態に制御する。 As a gaming machine, when a game medium such as a game ball is launched into a game area by a launching device, and the game medium wins a prize area such as a prize opening provided in the game area, a prize game medium such as a predetermined number of prize balls is obtained. Some are given to players. In addition, a variable display device is provided that can variably display identification information (also referred to as “variation”) when a game medium wins in a predetermined winning area (start winning opening) (start condition is established). There is a configuration that can be controlled to a specific gaming state (for example, a big hit gaming state) advantageous to the player when the display result of the variable display of the identification information becomes a specific display result (for example, a big hit symbol). . In such a gaming machine, when a specific display result is obtained, for example, a variable that changes between an open state in which a game medium can be won in a winning area (for example, a big winning opening, etc.) and a closed state in which no winning is possible (or difficult to win). The state of the winning device is controlled to an open state a predetermined number of times.
また、そのような遊技機として、スライド式の可変入賞装置を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 Moreover, what is equipped with a slide-type variable winning apparatus is known as such a game machine (for example, refer patent document 1).
しかしながら、開状態となったときに転動面を転動している遊技媒体が入賞するスライド式の可変入賞装置において、転動面を遊技媒体が転動する前に(例えば、遊技媒体が発射されていないときなどに)可変入賞装置が開状態となると遊技者が損をしてしまうという問題がある。 However, in a slide-type variable winning device in which the game medium rolling on the rolling surface wins when it is in the open state, before the game medium rolls on the rolling surface (for example, the game medium is fired). There is a problem that the player loses if the variable prize-winning device is in an open state (for example, when it is not done).
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、遊技者が損をするのを極力防止する技機を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide a technical machine that prevents a player from losing as much as possible.
(1)上記目的を達成するため、本発明の一態様である遊技機は、遊技媒体(例えば、遊技球など)により遊技(例えば、特図ゲームなど)を実行可能な遊技機において、遊技領域(例えば、遊技領域10など)に設けられ、遊技媒体の流路の少なくとも一部を形成する可動部材(例えば、底面部材23、底面部材1023など)の動作により、遊技媒体が進入可能な第1状態(例えば、開放状態など)と、進入し難いまたは進入不能な第2状態(例えば、閉鎖状態など)とに変化する可変入賞装置(例えば、図2などの特別可変入賞球装置22や図73の特別可変入賞球装置など)と、前記可動部材が形成する流路に設けられ、該流路を通過する遊技媒体の通過時間を調整可能な調整手段(例えば、規制片118や案内流路部1115など)と、前記遊技領域に設けられ、遊技媒体が通過可能な特定領域(例えば、特定口400など)と、前記遊技領域に設けられた始動領域(第1始動入賞口13a、第2始動入賞口13b)を遊技媒体が通過したことにもとづいて所定条件が成立(例えば、大当り、小当りの当選など)したか否かを判定する判定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS61、ステップS62を実行する部分など)とを備え、特定領域は、前記遊技領域において前記可変入賞装置よりも上流側に設けられており(例えば、図1に示すように、特定口400は、特別可変入賞球装置22の右上方に配置されており)、前記可変入賞装置は、前記判定手段によって前記所定条件が成立したと判定されたことを条件に、特定領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて、可動部材の動作により、前記第2状態(閉鎖状態)から前記第1状態(開放状態)へと変化する。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56は、大当りであると判定した場合(図26のステップS71)、図31の大当り開始前処理を実行する。また、CPU56は、小当りであると判定した場合(図26のステップS63)。図32の小当り開始前処理を実行する。図31の大当り開始前処理では、遊技球が特定口400を通過し特定口スイッチがオンなったことにもとづいて(ステップS1306;Yes)、図22および図35に示した大入賞口開放前処理に移行し(ステップS1313)、大入賞口が開放状態に制御される(図36のステップS1406、図37のステップS1416)。図32の小当り開始前処理では、遊技球が特定口400を通過し特定口スイッチがオンなったことにもとづいて(ステップS1356;Yes)、図22に示した小当り開放前処理に移行し(ステップS1363)、大入賞口が開放状態に制御される。
このような構成によれば、遊技者が損をしてしまうのを極力防止することができる。
(1) In order to achieve the above object, a gaming machine according to one aspect of the present invention is a gaming machine capable of executing a game (for example, a special game) using a game medium (for example, a game ball). (For example, the
According to such a configuration, it is possible to prevent the player from losing as much as possible.
(2)上記目的を達成するため、本発明の他の態様である遊技機は、遊技媒体(例えば、遊技球など)により遊技(例えば、特図ゲームなど)を実行可能な遊技機において、遊技領域(例えば、遊技領域10など)に設けられ、遊技媒体の流路の少なくとも一部を形成する可動部材(例えば、底面部材23、底面部材1023など)の動作により、遊技媒体が進入可能な第1状態(例えば、開放状態など)と、進入し難いまたは進入不能な第2状態(例えば、閉鎖状態など)とに変化する可変入賞装置(例えば、図2などの特別可変入賞球装置22や図73の特別可変入賞球装置など)と、前記可動部材が形成する流路に設けられ、該流路を通過する遊技媒体の通過時間を調整可能な調整手段(例えば、規制片118や案内流路部1115など)と、前記遊技領域に設けられ、遊技媒体が通過可能な特定領域(例えば、特定口400など)と、前記遊技領域に設けられた始動領域(第1始動入賞口13a、第2始動入賞口13b)を遊技媒体が通過したことにもとづいて所定条件が成立(例えば、大当り、小当りの当選など)したか否かを判定する判定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS61、ステップS62を実行する部分など)とを備え、特定領域は、前記遊技領域において前記可変入賞装置よりも下流側に設けられており(例えば、図74に示すように、特定口400は、特別可変入賞球装置22の左下方に配置されており)、前記可変入賞装置は、前記判定手段によって前記所定条件が成立したと判定されたことを条件に、特定領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて、可動部材の動作により、前記第2状態(閉鎖状態)から前記第1状態(開放状態)へと変化する。
このような構成によれば、遊技者が損をしてしまうのを極力防止することができる。
(2) In order to achieve the above object, a gaming machine according to another aspect of the present invention is a gaming machine capable of executing a game (for example, a special game) using a game medium (for example, a game ball). A game medium that can be entered by an operation of a movable member (for example, the
According to such a configuration, it is possible to prevent the player from losing as much as possible.
(3)上記目的を達成するため、本発明の他の態様である遊技機は、遊技媒体(例えば、遊技球など)により遊技(例えば、特図ゲームなど)を実行可能な遊技機において、遊技領域(例えば、遊技領域10など)に設けられ、遊技媒体の流路の少なくとも一部を形成する可動部材(例えば、底面部材23、底面部材1023など)の動作により、遊技媒体が進入可能な第1状態(例えば、開放状態など)と、進入し難いまたは進入不能な第2状態(例えば、閉鎖状態など)とに変化する可変入賞装置(例えば、図2などの特別可変入賞球装置22や図73の特別可変入賞球装置など)と、前記可動部材が形成する流路に設けられ、該流路を通過する遊技媒体の通過時間を調整可能な調整手段(例えば、規制片118や案内流路部1115など)と、遊技媒体が通過可能な特定領域(例えば、特定口400など)と、前記遊技領域に設けられた始動領域(第1始動入賞口13a、第2始動入賞口13b)を遊技媒体が通過したことにもとづいて所定条件が成立(例えば、大当り、小当りの当選など)したか否かを判定する判定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS61、ステップS62を実行する部分など)とを備え、特定領域は、前記可動部材が形成する流路に設けられており(例えば、図75に示すように、特定口400は、底面部材23上の流路に配置されており)、前記可変入賞装置は、前記判定手段によって前記所定条件が成立したと判定されたことを条件に、特定領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて、可動部材の動作により、前記第2状態(閉鎖状態)から前記第1状態(開放状態)へと変化する。
このような構成によれば、遊技者が損をしてしまうのを極力防止することができる。
(3) To achieve the above object, a gaming machine according to another aspect of the present invention is a gaming machine capable of executing a game (for example, a special game) using a game medium (for example, a game ball). A game medium that can be entered by an operation of a movable member (for example, the
According to such a configuration, it is possible to prevent the player from losing as much as possible.
(4)上記(1)乃至(3)のいずれかの遊技機において、遊技の内容(例えば、特別可変入賞球装置22が開放状態になるための条件(どのような操作を行えばよいかなど))を報知する遊技内容報知手段(例えば、演出制御用CPU201が、図57のステップS1802において説明画面を表示する部分など)を備え、前記遊技内容報知手段は、特定領域の通過が無効中に、遊技の内容を報知するようにしてもよい。つまり、特定口400を遊技媒体が通過したか否かが判断されるのは、説明画面終了指定コマンドフラグがセットされた後(即ち、説明画面が表示が終了した後)であり(図57参照)、説明画面の表示が終了する迄の間(例えば、図柄変動中や説明画面の表示中など)は、遊技媒体の特定口400の通過は無効である。あるいは、説明画面終了指定コマンドフラグがセットされた後の特定口400の通過は、次の処理への進行(大当り表示処理に移行)の条件として有効であるが、説明画面終了指定コマンドフラグがセットされる前(例えば、図柄変動中や説明画面の表示中など)の特定口400の通過は、次の処理への進行(大当り表示処理に移行)の条件として無効である(図57、図58参照)。こういった特定口400の通過が無効である間(例えば、図柄変動中や説明画面の表示中など)において、説明画面を表示するようにしてもよい(ステップS1802)。
このような構成によれば、遊技者が損をしてしまうのを極力防止することができる。
(4) In any of the above gaming machines (1) to (3), the contents of the game (for example, the conditions for opening the special variable winning ball device 22 (such as what operation should be performed) )), For example (the part where the
According to such a configuration, it is possible to prevent the player from losing as much as possible.
(5)上記(1)乃至(4)のいずれかの遊技機において、遊技状態を報知可能な遊技状態報知手段(例えば、演出制御用CPU201が、図58のステップS1813において、当り報知演出として「15R確変」か「2R確変」か「小当り」かを報知する部分など)を備え、前記判定手段は、始動領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて獲得価値期待度(例えば、出玉の期待度など)が異なる複数種類の特定遊技状態(第1大当り〜第5大当りの夫々の大当り遊技状態)のいずれかに制御させる条件が成立したか否かを判定し、前記遊技状態報知手段は、前記判定手段によって前記複数種類の特定遊技状態のうちのいずれかに制御させる条件が成立したと判定されたことを条件に、特定領域を遊技媒体が通過したときに、前記判定手段によって制御させる条件が成立したと判定された特定遊技状態の種類を報知するようにしてもよい。例えば、演出制御用CPU201は、図58のステップS1813において、大当り開始1指定コマンドに対応する大当り開始指定コマンド受信フラグが記憶されているときには「15R確変」が報知され、大当り開始2指定コマンドに対応する大当り開始指定コマンド受信フラグが記憶されているときには「2R確変」が報知され、小当り開始指定コマンドに対応する大当り開始指定コマンド受信フラグが記憶されているときには「小当り」が報知されるようにプロセスデータを選択するようにしもよい。
このような構成によれば、通過時の遊技の興趣をより高められる。
(5) In any one of the above gaming machines (1) to (4), gaming state notifying means (for example, the
According to such a structure, the interest of the game at the time of passage can be raised more.
(6)上記(1)の遊技機において、前記可変入賞装置は、前記判定手段によって前記所定条件が成立したと判定されたことを条件に、特定領域を遊技媒体が通過してから所定時間が経過したときに、前記第2状態(閉鎖状態)から前記第1状態(開放状態)へと変化し、前記所定時間は、前記遊技領域において特定領域を通過した遊技媒体が前記可変入賞装置の位置まで流下する時間にもとづいた時間であってもよい。例えば、遊技球が特定口400を通過した後に1ラウンド(1回目)の開放状態となる迄の時間(特定口通過後開放前準備時間Tb)や、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した後に1ラウンド(1回目)の開放状態となる迄の時間(未通過報知後開放前準備時間Td)を、特定口400を通過した遊技球が特別可変入賞球装置22の底面部材23の下流領域23Lに到達(流下)する迄の時間(特定口通過後下流領域到達時間Tc)に基づいた時間となるようにしている。
このような構成によれば、遊技者が損をしてしまうのを極力防止することができる。
(6) In the gaming machine of the above (1), the variable prize apparatus may be configured such that a predetermined time after the game medium passes through the specific area on condition that the determination unit determines that the predetermined condition is satisfied. When the time has elapsed, the game state changes from the second state (closed state) to the first state (open state), and the game medium that has passed through the specific area in the game area is the position of the variable winning device. It may be a time based on the time to flow down. For example, after the game ball has passed through the
According to such a configuration, it is possible to prevent the player from losing as much as possible.
(7)上記(1)乃至(6)のいずれかの遊技機において、前記可変入賞装置は、所定の上限入賞数(10個)の遊技媒体が入賞したことにもとづいて前記第1状態(開放状態)から前記第2状態(閉鎖状態)に変化し、前記可動部材上の流路には同時に前記上限入賞数の遊技媒体が存在し得るようにしてもよい。例えば、流下時間Ta(6秒)以上である7秒といったインターバル期間内であれば、インターバル期間が終了する前に(閉鎖状態であった特別可変入賞球装置22が開放状態に遷移する前に)、最大個数(10個)の遊技球を底面部材23上に貯めることができるようにしてもよい。
このような構成によれば、遊技の興趣をより高められる。
(7) In the gaming machine according to any one of the above (1) to (6), the variable prize-winning device is in the first state (opened) based on a predetermined maximum number of winning (10) game media winning. (State) to the second state (closed state), and the upper limit winning number of game media may be simultaneously present in the flow path on the movable member. For example, if it is within an interval period such as 7 seconds that is equal to or longer than the flow-down time Ta (6 seconds), before the end of the interval period (before the special variable winning
According to such a configuration, the interest of the game can be further enhanced.
(8)上記(1)乃至(7)のいずれかの遊技機において、前記可変入賞装置は、遊技媒体が可動部材(例えば、底面部材23など)の上流領域から下流領域まで流下する所要期間よりも短い所定の期間が経過したときに、前記第2状態(閉鎖状態)から前記第1状態(開放状態)に変化させるようにしてもよい。例えば、第1大当りであるときには、流下時間Ta(6秒)よりも短い第1閉鎖時間(3秒)が経過したときに、閉鎖状態から開放状態に変化させるようにしてもよい。また、第2〜第5大当りや第1〜第4小当りであるときには、流下時間Ta(6秒)よりも短い第2閉鎖時間(2秒)が経過したときに閉鎖状態から開放状態に変化させるようにしてもよい。
このような構成によれば、遊技者が損をしてしまうのを極力防止することができる。
(8) In the gaming machine according to any one of the above (1) to (7), the variable winning device is configured so that the game medium flows from the upstream region to the downstream region of the movable member (for example, the bottom member 23). Alternatively, when the short predetermined period has elapsed, the second state (closed state) may be changed to the first state (open state). For example, when it is the first big hit, it may be changed from the closed state to the open state when the first closing time (3 seconds) shorter than the flow-down time Ta (6 seconds) has elapsed. Further, when the second to fifth big hits or the first to fourth small hits, the second closed time (2 seconds) shorter than the flow-down time Ta (6 seconds) has passed and the state changes from the closed state to the open state. You may make it make it.
According to such a configuration, it is possible to prevent the player from losing as much as possible.
上記のような構成によれば、遊技者が損をしてしまうのを極力防止することができる。 According to the above configuration, it is possible to prevent the player from losing as much as possible.
まず、本発明の実施形態における遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機1の正面図である。なお、以下の説明で用いる図において、「上」、「下」、「左」、「右」はパチンコ遊技機1の方向を示している。また、パチンコ遊技機1の前後方向は、図1の紙面手前側が「前」とし、図1の紙面奥側が「後」とする。
First, the overall configuration of a
このパチンコ遊技機1は、縦長の方形枠状に形成された外枠(図示略)と、該外枠に開閉可能に取り付けられた前面枠3とで主に構成されている。前面枠3の前面には、ガラス扉枠4及び下扉枠5がそれぞれ左側辺を中心に開閉可能に設けられている。
The
下扉枠5の下部表面には打球供給皿(上皿)6がある。打球供給皿6の下部には、打球供給皿6に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿7(下皿)や、打球を発射する打球操作ハンドル8が設けられている。また、ガラス扉枠4の後方においては、遊技盤9が前面枠3に対して着脱可能に取り付けられている。
A hitting ball supply tray (upper plate) 6 is provided on the lower surface of the
遊技盤9は、遊技領域10が遊技盤9の前面側に形成された透光性の合成樹脂材からなる盤面板(図示略)と、所定の厚み幅寸法を有する非透光性の合成樹脂材からなり、上記盤面板を取り付ける取付面が前面に設けられたスペーサ部材(図示略)とから構成されている。また、遊技盤9の背面側には、演出表示装置(画像表示装置)11及び演出制御基板80等を含む変動表示制御ユニット(図示略)等の遊技に関連する遊技用部品が組み付けられる遊技盤ユニットが一体的に組み付けられている。
The
遊技盤ユニットは、遊技盤9と、該遊技盤9の背面側に配置され、遊技盤9を背面側から装飾する装飾ユニット(図示略)と、該装飾ユニットの背面に取り付けられ、演出表示装置11及び演出制御基板80等を含む変動表示制御ユニットとから主に構成され、遊技盤9に対して着脱可能に取り付けられる。
The game board unit is disposed on the back side of the
演出表示装置11は、遊技領域10の中央付近に設けられ、それぞれが演出用の演出図柄(飾り図柄とも称する)を可変表示する複数の可変表示部を有している。演出表示装置11には、例えば「左」、「中」、「右」の3つの可変表示部(図柄表示エリア、図中11L,11C,11R)がある。演出表示装置11は、後述する第1特別図柄表示器12aまたは第2特別図柄表示器12bによる特別図柄の可変表示期間中に、装飾用(演出用)の図柄としての演出図柄の可変表示を行う。演出図柄の可変表示を行う演出表示装置11は、演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータによって制御される。
The
遊技盤9における右側下部位置には、第1識別情報としての第1特別図柄を可変表示する上記第1特別図柄表示器12aが設けられている。この実施形態は、第1特別図柄表示器12aは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第1特別図柄表示器12aは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。また、第1特別図柄表示器12aの上方位置に、第2識別情報としての第2特別図柄を可変表示する上記第2特別図柄表示器12bが設けられている。第2特別図柄表示器12bは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第2特別図柄表示器12bは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。
The first
なお、本実施形態では、第1特別図柄の種類と第2特別図柄の種類とは同じ(例えば、ともに0〜9の数字)であるが、種類が異なっていてもよい。また、第1特別図柄表示器12aおよび第2特別図柄表示器12bは、それぞれ、例えば2つの7セグメントLED等を用いて00〜99の数字(または、2桁の記号)を可変表示するように構成されていてもよい。
In the present embodiment, the type of the first special symbol and the type of the second special symbol are the same (for example, both 0 to 9), but the types may be different. The first
以下、第1特別図柄と第2特別図柄とを特別図柄と総称することがあり、第1特別図柄表示器12aと第2特別図柄表示器12bとを特別図柄表示器と総称することがある。
Hereinafter, the first special symbol and the second special symbol may be collectively referred to as a special symbol, and the first
第1特別図柄の可変表示は、可変表示の実行条件である第1始動条件が成立(例えば、遊技球が後述する第1始動入賞口13aに入賞したこと)した後、可変表示の開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて開始され、可変表示時間(変動時間)が経過すると表示結果(確定特別図柄)を導出表示する。また、第2特別図柄の可変表示は、可変表示の実行条件である第2始動条件が成立(例えば、遊技球が後述する第2始動入賞口13bに入賞したこと)した後、可変表示の開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて開始され、可変表示時間(変動時間)が経過すると表示結果(確定特別図柄)を導出表示する。なお、入賞とは、入賞口などのあらかじめ入賞領域として定められている領域に遊技球が入ったことである。また、表示結果を導出表示するとは、図柄(識別情報の例)を最終的に停止表示させることである。
The variable display of the first special symbol is a variable display start condition (for example, when a game ball has won a first
演出表示装置11は、第1特別図柄表示器12aでの第1特別図柄の可変表示時間中、および第2特別図柄表示器12bでの第2特別図柄の可変表示時間中に、装飾用(演出用)の図柄としての演出図柄の可変表示を行う。第1特別図柄表示器12aにおける第1特別図柄の可変表示と、演出表示装置11における演出図柄の可変表示とは同期している。また、第2特別図柄表示器12bにおける第2特別図柄の可変表示と、演出表示装置11における演出図柄の可変表示とは同期している。同期とは、可変表示の開始時点および終了時点がほぼ同じ(全く同じでもよい。)であって、可変表示の期間がほぼ同じ(全く同じでもよい。)であることをいう。また、第1特別図柄表示器12aにおいて大当り図柄が停止表示されるときと、第2特別図柄表示器12bにおいて大当り図柄が停止表示されるときには、演出表示装置11において大当りを想起させるような演出図柄の組み合せが停止表示される。
The
演出表示装置11の下方には、上記第1始動入賞口13aを有する普通入賞装置20が設けられている。第1始動入賞口13aに入賞した遊技球は、遊技盤9の背面に導かれ、第1始動口スイッチ14a(例えば、近接スイッチ)及び第1入賞確認スイッチ14b(例えば、フォトセンサ、図8参照)によって検出される。
Below the
また、第1始動入賞口(第1始動口)13aを有する普通入賞装置20の下方には、遊技球が入賞可能な上記第2始動入賞口13bを有する普通可変入賞装置21が設けられている。第2始動入賞口(第2始動口)13bに入賞した遊技球は、遊技盤9の背面に導かれ、第2始動口スイッチ15a及び第2入賞確認スイッチ15b(図8参照)によって検出される。
Also, below the
本実施形態の普通可変入賞装置21は、ソレノイド16によって開閉板17を開閉させることで、第2始動入賞口13bを開状態(開放状態ともいう)と閉状態(閉鎖状態ともいう)とに変化させる。開閉板17は、矩形板状に形成され、第2始動入賞口13bを前方から覆うことで閉状態とし、その下部を軸中心に前方に向けて約90度回動することで、第2始動入賞口13bを開状態とする。普通可変入賞装置21が開状態になることによって、遊技球が第2始動入賞口13bに入賞可能になり(始動入賞し易くなり)、遊技者にとって有利な状態になる。一方で、普通可変入賞装置21が閉状態となっている場合には、遊技球は第2始動入賞口13bに基本的に入賞しない状態とされる。
The ordinary variable winning
なお、第1始動口スイッチ14aと第1入賞確認スイッチ14bの検出結果及び第2始動口スイッチ15aと第2入賞確認スイッチ15bの検出結果にもとづいて異常入賞の発生の有無が判定され、異常入賞の発生を検出したことにもとづいてセキュリティ信号が外部出力される。
The occurrence of abnormal winning is determined based on the detection results of the first
次に、第2特別図柄表示器12bの上部には、第1始動入賞口13aに入った有効入賞球数、すなわち第1保留記憶数(保留記憶を、始動記憶または始動入賞記憶ともいう。)を表示する第1特別図柄保留記憶表示部と、該第1特別図柄保留記憶表示部とは別個に設けられ、第2始動入賞口13bに入った有効入賞球数すなわち第2保留記憶数を表示する第2特別図柄保留記憶表示部とが設けられた例えば7セグメントLEDからなる特別図柄保留記憶表示器18が設けられている。上記第1特別図柄保留記憶表示部は、第1保留記憶数を入賞順に4個まで表示し、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第1特別図柄表示器12aでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。また、上記第2特別図柄保留記憶表示部は、第2保留記憶数を入賞順に4個まで表示し、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第2特別図柄表示器12bでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。なお、この例では、第1始動入賞口13aへの入賞による始動記憶数及び第2始動入賞口13bへの入賞による始動記憶数に上限数(4個まで)が設けられているが、上限数を4個以上にしてもよい。
Next, on the upper part of the second
また、演出表示装置11の表示画面には、第1保留記憶数を表示する第1保留記憶表示部19aと、第2保留記憶数を表示する第2保留記憶表示部19bとが設けられている。なお、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計である合計数(合算保留記憶数)を表示する領域(合算保留記憶表示部)が設けられるようにしてもよい。そのように、合計数を表示する合算保留記憶表示部が設けられているようにすれば、可変表示の開始条件が成立していない実行条件の成立数の合計を把握しやすくすることができる。
Further, the display screen of the
なお、この実施形態では、普通入賞装置20の下方に普通可変入賞装置21を設けた構成であるが、普通可変入賞装置21の下方に普通入賞装置20を設ける構成としてもよい。また、この実施形態では、普通可変入賞装置21が開状態(開放状態)と閉状態(閉鎖状態)とに変化する構成であるが、普通入賞装置20を普通可変入賞装置20とし開状態と閉状態とに変化する構成としてもよい。
In this embodiment, the ordinary variable winning
次に、本実施形態では、遊技領域10において演出表示装置11の下方の位置であって、普通入賞装置20から右方に所定距離離れた位置に、特別可変入賞装置22が設けられている。詳細は後述するが、この特別可変入賞球装置22は、やや傾斜した状態で左右方向に延在し、遊技球が流下する流路の底面として形成される板状の底面部材23を、前後方向に進退移動させることにより、底面部材23の下方に位置する大入賞口24に遊技球が入賞可能な開状態(開放状態)と遊技球が入賞不能な閉状態(閉鎖状態)とに変化させる。特別可変入賞装置22は、第1特別図柄表示器12aに大当り図柄が導出表示されたとき、および第2特別図柄表示器12bに大当り図柄が導出表示されたときに生起する大当り遊技状態において、底面部材23を前方に向けて前進移動させた閉状態から底面部材23を後方に向けて後退移動させ、入賞領域となる大入賞口24を開状態とする開放制御を複数ラウンド実行する。また、特別可変入賞装置22は、第1特別図柄表示器12aに小当り図柄が導出表示されたとき、および第2特別図柄表示器12bに小当り図柄が導出表示されたときに生起する小当り遊技状態においても、底面部材23を前方に向けて前進移動させた閉状態から底面部材23を後方に向けて後退移動させ、入賞領域となる大入賞口24を開状態とする開放制御を複数回実行する。
Next, in the present embodiment, the special variable winning
大入賞口24内には、大入賞口24内に入賞した遊技球を検出可能な2つのスイッチ(カウントスイッチ25aと第3入賞確認スイッチ25b、図8参照)が設けられている。なお、図示省略するが、本実施形態では、大入賞口24内において、カウントスイッチ25aが上側に配置され、その下側に第3入賞確認スイッチ25bが配置される。従って、この実施形態では、大入賞口24内に入賞した遊技球は、遊技盤9の背面に導かれ、まずカウントスイッチ25aで検出され、次いで第3入賞確認スイッチ25bで検出されることになる。なお、カウントスイッチ25aは、遊技球が大入賞口24に入賞してから2.0秒が経過するまでに該遊技球を検出可能な位置に設けられている。
Two switches (a count switch 25a and a third winning confirmation switch 25b, see FIG. 8) capable of detecting a game ball won in the special winning
カウントスイッチ25aによって遊技球が検出された場合には、この検出情報に基づき、所定個数(例えば15個)の遊技球が賞球として払い出される。ここで、特別可変入賞球装置22において開状態となった大入賞口24を遊技球が通過(進入)したときには、例えば第1始動入賞口13aや第2始動入賞口13bといった、他の入賞口を遊技球が通過(進入)したときよりも多くの賞球が払い出されるようになっている。したがって、特別可変入賞球装置22が開状態となれば、遊技者にとって有利な状態となる。その一方で、特別可変入賞球装置22が閉状態となれば、大入賞口24に遊技球を通過(進入)させて賞球を得ることができないため、遊技者にとって不利な状態となる。
When a game ball is detected by the count switch 25a, a predetermined number (for example, 15) of game balls are paid out as prize balls based on this detection information. Here, when the game ball passes (enters) through the large winning
次に、第1特別図柄表示器12aの下側には、普通図柄表示器26(可変表示手段)が設けられている。普通図柄表示器26は、例えば2つのランプからなる。遊技球が、後述のゲート32を通過しゲートスイッチ32aで検出されると、または後述のゲート33を通過しゲートスイッチ33aで検出されると、普通図柄表示器26の表示の可変表示が開始される。この実施形態では、上下のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって可変表示が行われ、例えば、可変表示の終了時に下側のランプが点灯すれば当りとなる。そして、普通図柄表示器26の下側のランプが点灯して当りである場合に、普通可変入賞装置21が所定回数、所定時間だけ開状態になる。すなわち、普通可変入賞装置21の状態は、下側のランプが点灯して当りである場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態(第2始動入賞口13bに遊技球が入賞可能な状態)に変化する。特別図柄保留記憶表示器18の上部には、ゲート32又はゲート33を通過した入賞球数を表示する4つの表示部(例えば、7セグメントLEDのうち4つのセグメント)を有する普通図柄保留記憶表示器27が設けられている。ゲート32またはゲート33への遊技球の通過がある毎に、すなわちゲートスイッチ32aまたはゲートスイッチ33aによって遊技球が検出される毎に、普通図柄保留記憶表示器27は点灯する表示部を1増やす。そして、普通図柄表示器26の可変表示が開始される毎に、点灯する表示部を1減らす。
Next, a normal symbol display 26 (variable display means) is provided below the first
なお、7セグメントLEDからなる普通図柄保留記憶表示器27には、ゲート32またはゲート33を通過した入賞球数を表示する4つの表示部(セグメント)とともに、例えば大当り時における特別可変入賞球装置22の開放回数(大当りラウンド数)を示す2つの表示部(セグメント)、及び遊技状態を示す2つの表示部(セグメント)が設けられているが、これら表示部を普通図柄保留記憶表示部とは別個の表示器にて構成してもよい。また、普通図柄表示器26は、普通図柄(普通図、普図とも称される)と称される複数種類の識別情報(例えば、「○」および「×」)を可変表示可能なセグメントLED等にて構成してもよい。
In addition, the normal symbol holding
本実施形態では、ゲート32が、演出表示装置11の左方に設けられている。また、ゲート33が、特別可変入賞装置22と、普通可変入賞装置21との間に設けられている。更に詳しくは、ゲート33は、底面部材23の左下方に設けられている。また、特別可変入賞装置22及びゲート33の周囲には、多数の釘が植設されている。これらの釘は、特別可変入賞装置22に遊技球を案内したり、大入賞口24に入賞せずに特別可変入賞装置22を通過した遊技球をゲート33に案内したり、ゲート33を通過した遊技球を普通可変入賞装置21に案内したりするために植設されている。なお、遊技領域10における左側の領域においても、遊技球を普通入賞装置20や普通可変入賞装置21などに案内するための釘が設けられている。
In the present embodiment, the
また、特別可変入賞装置22の右上方には、演出ゲート(上流側遊技媒体検知手段)34が設けられている。更に詳しくは、演出ゲート34は、底面部材23の右上方に設けられている。演出ゲート34を通過した遊技球は演出ゲートスイッチ34aで検出される。本実施形態では、遊技球は、演出ゲート34を通過した後に特別可変入賞装置22に流下し、また、特別可変入賞装置22に流下する前に演出ゲート34を通過するようになっている。
In addition, an effect gate (upstream game medium detecting means) 34 is provided at the upper right of the special variable winning
また、特別可変入賞装置22の右上方には、特定口(「特定ゲート」、「作動ゲート」「役連作動ゲート」とも称する)400が設けられている。更に詳しくは、特定口400は、演出ゲート34の上方に設けられている。特定口400を通過した遊技球は特定口スイッチ(「特定ゲートスイッチ」、「作動ゲートスイッチ」とも称する)400aで検出される。本実施形態では、特定口400を通過した遊技球の多くが演出ゲート34を通過(すなわち特別可変入賞装置22に流下)するが、特定口400を通過した遊技球の全部が演出ゲート34を通過するようにしてもよい。また、本実施形態では、演出ゲート34を通過(すなわち特別可変入賞装置22に流下)する遊技球の多くが演出ゲート34を通過する前に特定口400を通過するが、演出ゲート34を通過する遊技球の全部が演出ゲート34を通過する前に特定口400を通過するようにしてもよい。
In addition, a specific port (also referred to as “specific gate”, “operation gate”, or “combined operation gate”) 400 is provided at the upper right of the special variable winning
また、演出表示装置11の周囲には飾り枠体35が設けられている。飾り枠体35は、図示省略するランプや可動物を備えており、演出表示装置11の可変表示とともにランプや可動物を作動させることで演出を行う。飾り枠体35は、右側の外周部が遊技領域10の右側周縁部に沿う弧状に形成され、この遊技領域10の右側周縁との間に遊技球の右側通過領域36を画成している。これにより、このパチンコ遊技機1では、右側通過領域36を通過した遊技球を、特別可変入賞装置22側に案内することが可能となっている。
A
また、遊技領域10の下部には、入賞しなかった遊技球を吸収するアウト口28が設けられている。さらに、遊技領域10の外側の左右上下部には、効果音を発する4つのスピーカ29が設けられている。さらにまた、遊技領域10の外周には、天枠ランプ30a、左枠ランプ30bおよび右枠ランプ30cが設けられている。天枠ランプ30a、左枠ランプ30bおよび右枠ランプ30cは、遊技機に設けられている装飾発光体の一例である。
In addition, an out-
また、図1では、図示を省略しているが、左枠ランプ30bの近傍に、賞球払出中に点灯する賞球ランプが設けられ、天枠ランプ30aの近傍に、補給球が切れたときに点灯する球切れランプが設けられている。なお、賞球ランプおよび球切れランプは、賞球の払出中である場合や球切れが検出された場合に、演出制御基板に搭載された演出制御用マイクロコンピュータによって点灯制御される。さらに、特に図示はしないが、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするプリペイドカードユニットが、パチンコ遊技機1に隣接して設置される。
Although not shown in FIG. 1, a prize ball lamp that is turned on during the prize ball payout is provided in the vicinity of the
遊技領域10おける遊技球の通過ルート、および該通過ルートと打球操作ハンドル8の操作方法について説明すると、このパチンコ遊技機1では、打球操作ハンドル8の操作によって発射された遊技球が、飾り枠体35の左右のいずれか一方のルートを通るようになっている。図1において、R1は、飾り枠体35の左方に規定されるルートを示し、矢印R2は飾り枠体35の右方に規定されるルートを示している。なお、ルートR2は、上記右側通過領域36を通過するルートである。遊技球は、これらルートR1およびルートR2のいずれかのルートを通って、遊技領域10の下方に流下することになる。
The passage route of the game ball in the
一般に、遊技球がルートR1を通って遊技領域10の下方に流下するように遊技球を発射することを、「左打ち」といい、これに対して、遊技球がルートR2を通って遊技領域10の下方に流下するように遊技球を発射することを、「右打ち」という。
Generally, launching a game ball so that the game ball flows down the
本実施形態のパチンコ遊技機1では、遊技領域10において左右方向中央よりも右側に特別可変入賞装置22が設けられているため、ルートR2を通る遊技球が、大入賞口24に入賞する可能性が高くなっている。一方で、ルートR1を通る遊技球は、大入賞口24に入賞する可能性が低くなっている。したがって、パチンコ遊技機1が大当り遊技状態となり、特別可変入賞装置22が開閉する際は、遊技者は「右打ち」をすることで、遊技球が大入賞口24に入賞し易くなる。
In the
また、特別可変入賞装置22は、第1始動入賞口13aを有する普通入賞装置20と上下方向で略同一の高さ位置に設けられており、ルートR2を通る遊技球は、パチンコ遊技機1が大当り遊技状態でなく、大入賞口24に入賞することなく特別可変入賞装置22を通過した場合には、第1始動入賞口13aに入賞する可能性が低くなっている。一方で、第2始動入賞口13bを有する普通可変入賞装置21と、特別可変入賞装置22と、の間には、ゲート33があり、ルートR2を通る遊技球はゲート33を通過し易くなっている。しかしながら、普通可変入賞装置21は、普通図柄表示器26が点灯して当りとなった場合にしか、第2始動入賞口13bを開状態としない。このため、パチンコ遊技機1が特定の遊技状態(詳細は後述する確変状態および時短状態)でないときは、遊技者は、「左打ち」をして、第1始動入賞口13aに入賞させるほうが、パチンコ遊技機1が大当り遊技状態となる可能性が高いといえる。
Further, the special variable winning
遊技者が「左打ち」または「右打ち」をするかは、遊技状態に応じて選択されるものであり、遊技者は、打球操作ハンドル8を調整することで、「左打ち」または「右打ち」を打ち分けるようにする。打球操作ハンドル8は、遊技者に回転操作されることで、遊技球を発射し、操作角度に応じて遊技球の発射速度の調整を行う構造となっている。また、打球操作ハンドル8は、遊技球が発射可能な操作角度で操作が維持された場合には、遊技球を一定の発射間隔で連続して発射するように構成されている。そして、打球操作ハンドル8は、操作角度を所定角度範囲内に規制されており、略最大角度まで操作されて場合に、「右打ち」状態となるように調整されている。なお、特定の遊技状態となった際に、演出表示装置11において、遊技者が「右打ち」をするように促す表示をするのが好ましい。
Whether the player makes “left-handed” or “right-handed” is selected according to the gaming state, and the player adjusts the hitting
遊技者の操作により、図示省略する打球発射装置から発射された遊技球は、遊技領域10の左側に形成された発射球案内通路(図示略)を通って遊技領域10に入り、その後、遊技領域10を下りてくる。遊技球が第1始動入賞口13aに入り第1始動口スイッチ14aで検出されると、第1特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第1の開始条件が成立したこと)、第1特別図柄表示器12aにおいて第1特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置11において演出図柄の可変表示が開始される。すなわち、第1特別図柄および演出図柄の可変表示は、第1始動入賞口13aへの入賞に対応する。第1特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第1保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第1保留記憶数を1増やす。
A game ball launched from a hitting ball launching device (not shown) by a player's operation enters the
また、遊技球が第2始動入賞口13bに入り第2始動口スイッチ15aで検出されると、第2特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第2の開始条件が成立したこと)、第2特別図柄表示器12bにおいて第2特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置11において演出図柄の可変表示が開始される。すなわち、第2特別図柄および演出図柄の可変表示は、第2始動入賞口13bへの入賞に対応する。第2特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第2保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第2保留記憶数を1増やす。
Further, when the game ball enters the second
第1特別図柄表示器12aにおける第1特別図柄の可変表示及び第2特別図柄表示器12bにおける第2特別図柄の可変表示は、一定時間が経過したときに停止する。停止時の特別図柄である確定特別図柄が大当り図柄であると「大当り」となり、大当り遊技状態に移行する。また、確定特別図柄が小当り図柄であると「小当り」となり、小当り遊技状態に移行する。また、確定特別図柄が大当り図柄や小当り図柄とは異なる図柄であると「はずれ」となる。
The variable display of the first special symbol on the first special
大当り遊技状態では、特別可変入賞装置22において、一定時間経過するまで、または、所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞するまで開放する開放制御が行われる。大当り遊技状態における開放制御は、所定回(所定ラウンド回数)実行される。本実施形態のパチンコ遊技機1では、大当りの種類に応じて開放制御が実行される回数が異なる。具体的には、後述する第1大当りとなった後に移行する大当り遊技状態では、15ラウンド(各ラウンドの開放回数は1回)、開放制御が実行される(図16参照)。また、後述する第2大当り〜第5大当りのいずれかとなった後に移行する大当り遊技状態では、2ラウンド(各ラウンドの開放回数は2回)、開放制御が実行される(図17参照)。また、小当り遊技状態では、特別可変入賞装置22において、所定回数、開放制御が行われる。本実施形態のパチンコ遊技機1では、小当りの種類によらず開放制御が実行される回数は一定である。具体的には、後述する第1小当り〜第4小当りのいずれかとなった後に移行する小当り遊技状態は、4回(第2大当り〜第5大当りのいずれかとなった後に移行する大当り遊技状態における開放制御による2ラウンド分の開放回数と同数)、開放制御が実行される(図18参照)。遊技者は、大当り遊技状態や小当り遊技状態では、「右打ち」をすることで、遊技球を大入賞口24に入賞させる可能性を高めることができる。
In the big hit gaming state, the special variable winning
以下、第1特別図柄表示器12aが実行する可変表示ゲーム(第1特図を可変表示させる可変表示ゲーム)を第1特図ゲームとも称し、第2特別図柄表示器12bが実行する可変表示ゲーム(第2特図を可変表示させる可変表示ゲーム)を第2特図ゲームとも称する。第1特図ゲームと、第2特図ゲームとを区別しない場合には、単に「特図ゲーム」とも称する。これに対し、普通図柄表示器26が実行する可変表示ゲーム(普図を可変表示させる可変表示ゲーム)を普図ゲーム(または「普通図ゲーム」)とも称する。
Hereinafter, the variable display game executed by the first
演出表示装置11に設けられた「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア11L,11C,11Rでは、第1特別図柄表示器12aにおける第1特図ゲームと、第2特別図柄表示器12bにおける第2特図ゲームとのうち、いずれかの特図ゲームが開始されることに対応して、演出図柄(飾り図柄)の可変表示(変動表示)が開始される。
In the “left”, “middle”, and “right” decorative
特図ゲームにおいて、大当り図柄となる確定特別図柄が停止表示(導出)される場合には、例えば、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに対応して所定のリーチ演出が実行された後などに、飾り図柄表示エリア11L,11C,11Rに所定の大当り組合せ(例えば、「7」「7」「7」などのような同一図柄の組合せ)となる確定演出図柄(確定飾り図柄)が停止表示される。図柄の組み合わせによらず、例えば普段の配列上にはない特殊図柄を停止させることで大当り図柄となる確定特別図柄としてもよい。
In a special game, when a confirmed special symbol that is a jackpot symbol is stopped (derived), for example, a predetermined reach effect is executed in response to the variable display state of the effect symbol being reached. After that, a definite effect symbol (definite ornament symbol) that becomes a predetermined jackpot combination (for example, a combination of the same symbols such as “7”, “7”, “7”, etc.) in the ornament
特図ゲームにおいて、小当り図柄となる確定特別図柄が停止表示(導出)される場合には、例えば、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに対応して所定のリーチ演出が実行された後などに、または、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態となることなく、飾り図柄表示エリア11L,11C,11Rに所定の小当り組合せ(例えば、「3」「5」「7」などのような組合せ)となる確定演出図柄が停止表示される。図柄の組み合わせによらず、例えば普段の配列上にはない特殊図柄を停止させることで小当り図柄となる確定特別図柄としてもよい。なお、小当り図柄となる確定特別図柄は、2R確変の大当り図柄となる確定特別図柄と同一であってもよい。
In a special game, when a confirmed special symbol that is a small hit symbol is stopped (derived), for example, a predetermined reach effect is executed in response to the variable display state of the effect symbol being reached. Or the predetermined display combination (for example, “3”, “5”, “7”, etc.) in the decorative
特図ゲームにおいて、はずれ図柄となる確定特別図柄が停止表示(導出)される場合には、演出図柄の可変表示が開始されてから、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態とならずに、飾り図柄表示エリア11L,11C,11Rに大当り組合せや小当り組合せとは異なるはずれ組合せとなる確定演出図柄が停止表示される場合と、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに対応して所定のリーチ演出が実行された後などに飾り図柄表示エリア11L,11C,11Rにはずれ組合せとなる確定演出図柄が停止表示される場合とがある。
In the special game, when the confirmed special symbol that will be the off symbol is stopped and displayed (derived), the variable display state of the effect symbol will not be changed to the reach state after the variable display of the effect symbol is started. Corresponding to the case where the definite effect symbols that are different from the big hit combination or the small hit combination are stopped and displayed in the
なお、リーチ状態とは、演出表示装置11の表示領域にて仮停止表示された演出図柄が大当り組み合せの一部を構成しているときに未だ仮停止表示もされていない演出図柄(「リーチ変動図柄」ともいう)については変動が継続している表示状態、あるいは、全部又は一部の演出図柄が大当り組み合せの全部又は一部を構成しながら同期して変動している表示状態のことである。具体的には、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア11L,11C,11Rにおける一部(例えば「左」及び「右」の飾り図柄表示エリアなど)では予め定められた大当り組み合せを構成する演出図柄(例えば「7」の英数字を示す演出図柄)が仮停止表示されているときに未だ仮停止表示もしていない残りの飾り図柄表示エリア(例えば「中」の飾り図柄表示エリアなど)では演出図柄が変動している表示状態、あるいは、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア11L,11C,11Rにおける全部又は一部で演出図柄が大当り組み合せの全部又は一部を構成しながら同期して変動している表示状態である。
Note that the reach state means an effect design (“reach variation” that is not yet temporarily stopped when the effect design temporarily displayed in the display area of the
本実施形態のパチンコ遊技機1では、大当りとなった場合(特図ゲームにおいて大当り図柄となる確定特別図柄が停止表示された場合)には、大当り遊技状態に制御され、大当り遊技状態の終了後に、所定期間(例えば、大当り遊技状態の終了後に80回の特図ゲームが実行されるという条件、または、大当り遊技状態の終了後に大当り図柄となる確定特別図柄が停止表示されるという条件のうち何れかの条件が成立する迄の期間)、確変制御や時短制御や高開放制御が行われる。確変制御が行われる遊技状態を確変状態(又は、高確率状態、高確状態)とも称する。時短制御と高開放制御がともに行われる遊技状態を時短状態とも称する。
In the
確変状態であるときには、確変制御を行わない通常状態(低確率状態、低確状態とも称する)であるときに比べ、特図ゲームにおいて大当り図柄となる確定特別図柄が停止表示される確率を高くしている。時短状態であるときには、時短制御等を行わない通常状態であるときに比べ特別図柄(演出図柄)の変動時間を短縮するとともに、時短制御等を行わない通常状態であるときに比べ、普図ゲームにおいて当り図柄となる普通図柄が停止表示される確率を高くする制御、普図ゲームにおいて当り図柄となる普通図柄が1回停止表示したときの普通可変入賞装置21の開閉板17の開放回数を多くする制御、普図ゲームにおいて当り図柄となる普通図柄が1回停止表示したときの普通可変入賞装置21の開閉板17の開放時間を長く制御のうち、いずれか1つ以上の制御を実行する。
When in the probability variation state, the probability that the definite special symbol, which is a big hit symbol in the special figure game, is stopped and displayed is higher than in the normal state where the probability variation control is not performed (also referred to as a low probability state or a low probability state). ing. When in the short-time state, the variation time of the special symbol (directing symbol) is shortened compared to the normal state in which the time-short control is not performed, and in addition to the normal game in the normal state in which the short-time control is not performed. Control to increase the probability that the normal symbol that is the winning symbol is stopped and displayed in the game, the number of times the opening and closing plate 17 of the normal
以下、確変制御とともに時短制御や高開放制御を行う遊技状態を高確高ベース状態(又は、時短あり確変状態)とも称する。確変制御のみを行って時短制御や高開放制御を行わない遊技状態を高確低ベース状態(または時短なし確変状態)とも称する。なお、特に高確高ベース状態を指して確変状態と称する場合もある。確変制御を行わずに時短制御や高開放制御を行う遊技状態を低確高ベース状態とも称する。確変制御、時短制御、及び、高開放制御のいずれも行わない遊技状態を低確低ベース状態とも称する。低確低ベース状態以外の遊技状態においては、時短制御や確変制御の少なくとも何れかが行われるので、遊技者にとって有利な状態となる。なお、本実施形態のパチンコ遊技機1では、特図ゲームの実行中の遊技状態(大当り遊技状態や小当り遊技状態を除いた遊技状態)としては、低確低ベース状態または高確高ベース状態となる。
Hereinafter, the gaming state in which the time-shortening control or the high opening control is performed together with the probability variation control is also referred to as a highly accurate high base state (or a certain variation state with time shortening). A gaming state in which only the time-varying control is performed and the time-shortening control or the high opening control is not performed is also referred to as a high-accuracy low base state (or a time-varying probability-changing state). In particular, the high-accuracy and high-base state may be referred to as a probability variation state. A gaming state in which the time reduction control or the high opening control is performed without performing the probability variation control is also referred to as a low probability high base state. A gaming state in which none of the probability variation control, the time reduction control, and the high release control is performed is also referred to as a low probability low base state. In a gaming state other than the low probability low base state, at least one of the time-shortening control and the probability variation control is performed, which is an advantageous state for the player. In the
また、本実施形態のパチンコ遊技機1では、小当りとなった場合(特図ゲームにおいて小当り図柄となる確定特別図柄が停止表示された場合)には、小当り遊技状態に制御され、小当り遊技状態の終了後には、小当りとなったときの遊技状態が維持される。例えば、低確低ベース状態において小当りとなった場合には、小当り遊技状態に制御され、小当り遊技状態の終了後は、低確低ベース状態が維持される。また例えば、高確高ベース状態において小当りとなった場合には、小当り遊技状態に制御され、小当り遊技状態の終了後は、高確高ベース状態が維持される。
Further, in the
そして、本実施形態のパチンコ遊技機1では、第2始動入賞口13bを有する普通可変入賞装置21と、特別可変入賞装置22と、の間に設けられたゲート33に、ルートR2を通る遊技球が比較的通過し易くなっているため、確変状態または時短状態において、「右打ち」をすることで、第2始動入賞口13bへの入賞の可能性が高くなる。このため、遊技者は、大当り遊技状態の終了後の所定期間においては、「右打ち」をすることで、遊技球を第2始動入賞口13bに効率的に入賞させることができる。
In the
なお、この実施の形態では、演出表示装置11の表示画面には、演出図柄、特別図柄、普通図柄に次ぐ第4図柄を表示する第4図柄表示領域(非図示)が設けられている。第1特別図柄の変動表示に同期して第1特別図柄用の第4図柄の変動表示が行われる第1特別図柄用の第4図柄表示領域(非図示)と、第2特別図柄の変動表示に同期して第2特別図柄用の第4図柄の変動表示が行われる第2特別図柄用の第4図柄表示領域(非図示)とが設けられている。この実施の形態では、特別図柄の変動表示に同期して演出図柄の変動表示が実行されるのであるが(ただし、正確には、演出図柄の変動表示は、演出制御用マイクロコンピュータ200側で変動パターンコマンドにもとづいて認識した変動時間を計測することによって行われる。)、演出表示装置11を用いた演出を行う場合、例えば、演出図柄の変動表示を含む演出内容が画面上から一瞬消えるような演出や、可動物が画面上の全部または一部を遮蔽するような演出が行われるなど、演出態様が多様化してきている。そのため、演出表示装置11上の表示画面を見ていても、現在変動表示中の状態であるのか否か認識しにくい場合も生じている。そこで、この実施の形態では、演出表示装置11の表示画面の一部でさらに第4図柄の変動表示を行うことによって、第4図柄の状態を確認することにより現在変動表示中の状態であるのか否かを確実に認識可能としている。なお、第4図柄は、常に一定の動作で変動表示され、画面上から消えたり遮蔽物で遮蔽されたりすることはないため、常に視認することができる。
In this embodiment, the display screen of the
次に図2〜図7は、特別可変入賞球装置22を示す図である。以下では、図2〜図7を参照して特別可変入賞球装置22について説明する。
Next, FIGS. 2 to 7 are diagrams showing the special variable winning
図2〜図5に示すように、特別可変入賞球装置22は、左右方向に長い矩形板状のベース板部101を備えている。特別可変入賞球装置22は、このベース板部101が遊技領域10に例えば螺子などで固定されることで、遊技領域10に固定支持される。ベース板部101の略中央領域には、前方に向けて開口する大入賞口24が形成されるとともに、ベース板部101における大入賞口24よりも上方の位置には、底面部材23が後退移動した際に、底面部材23を遊技領域10の背面側(後方)に収容するための左右方向に長いスリット状の収容孔102が形成されている。なお、本実施形態において大入賞口24は詳しくは、ベース板部101の左右方向中央よりやや左側に形成されているが、これよりも左または右であってもよい。
As shown in FIGS. 2 to 5, the special variable winning
底面部材23は、右方からその上面に進入した遊技球を、左方に向けて流下させるように、左下がり傾斜し、収容孔102は、底面部材23の傾斜に沿うように、左下がり傾斜するように形成されている。底面部材23は、図3に示す前進移動された状態と、図4に示す後退移動した状態と、に進退移動可能とされており、図5および図6を参照し、ベース板部101の背面側(後方)には、底面部材23を進退移動させる駆動装置103が配置されている。
The
駆動装置103は、ベース板部101の背面に一体形成された収容部104(図5において、説明便宜上、二点鎖線で示す。)に収容され、この収容部104は、遊技領域10に形成された図示省略する孔に挿通されて、遊技領域10の後方内部に収容されるように配置されている。なお、本実施形態において収容部104は、ベース板部101に一体形成されるが、別体でベース板部101に固定されるものであってもよい。
The
駆動装置103は、プランジャ105を前後方向に進退移動させるソレノイド106と、プランジャ105の先端部に、一端部を上下方向を軸中心として回動可能に支持されるとともに他端を右方に延ばし、その中央部に枢支孔107が形成された第1アーム部108と、第1アーム部108の先端部に形成された長孔109に挿通される軸部110を一端部に有するとともに、他端部を底面部材23の後部に固定させた前後方向に延在する第2アーム部111と、を備えている。
The
ソレノイド106は、主基板40からの指令に基づき駆動し、第1アーム部108の枢支孔107には、上下方向が軸中心となるように図示省略する枢軸(例えば、収容部104に形成される)が挿通される。これにより、プランジャ105の進退移動に伴い、第1アーム部108が枢支孔107を軸中心に揺動し、長孔109が形成された側の端部が前後方向に揺動する。そして、第2アーム部111は、軸部110が長孔109の長手方向に相対移動可能に挿通されることで、第1アーム部108の揺動に応じて長孔109から前後方向に沿った作用力を付与されることになり、底面部材23を前後方向に沿って進退移動させることが可能となっている。
The
本実施形態では、図6(A)に示すように、プランジャ105が後方に向けて推進した状態で、底面部材23が前進移動した状態となる一方で、図6(B)に示すように、図6(A)の状態からプランジャ105を縮退させることで、第1アーム部108が枢支孔107を軸中心に揺動して、長孔109が形成された側の端部が後方に移動する。これにより、第2アーム部111が後方に引かれることで、底面部材23が後退移動した状態となり、逆の動作によって、底面部材23が前進移動した状態となる。
In the present embodiment, as shown in FIG. 6 (A), the
なお、仮に底面部材23がベース板部101よりも深い位置まで後退移動した場合、ベース板部101の収容孔102の位置からずれてしまい、底面部材23を前進移動させようとしたときに収容孔102の淵に引っかかるなどして適正に収容孔102から前進移動しない虞がある。そこで、以下のように構成することで対策を講じることとしてもよい。
If the
まず、第1の構成例として、底面部材23がベース板部101よりも深い位置まで後退移動することを抑制するストッパ部材を設けることとしてもよい。例えば、第2アーム部111の前後方向に長孔部を形成し、該長孔部にストッパ部材としての突起部を挿通して固定し、底面部材23を適切な位置まで後退移動させたときに該突起部が該長孔部の前端部に当接することにより、底面部材23がベース板部101よりも深い位置まで後退移動することを抑制することとしてもよい。また、第2の構成例として、底面部材23がベース板部101よりも深い位置まで後退移動した場合であっても、適正に前進移動させるよう底面部材23を誘導する誘導部(誘導リブ)をベース板部101の裏面や収容部104に設けることとしてもよい。これら第1の構成例および第2の構成例のうち、いずれか一方の構成例を適用することとしてもよいし、両方の構成例を適用することとしてもよい。
First, as a first configuration example, a stopper member that suppresses the
図2〜図4に戻り、ベース板部101の正面側には、前方に向けて突出した流路形成台部112が形成されており、この流路形成台部112の上部には、前進移動した状態の底面部材23の上方側端部(右端部)である上流領域23Uと底面部材23の長手方向で連なり、底面部材23とともに遊技球の流路を形成する上流側流路部113と、底面部材23の下方側端部(左端部)である下流領域23Lと底面部材23の長手方向で連なり、底面部材23とともに遊技球の流路を形成する下流側流路部114と、が形成されている。
Returning to FIG. 2 to FIG. 4, a flow path forming
また、流路形成台部112の上部には、上流側流路部113および下流側流路部114の底面部材23側の端部から下方に凹み、正面視で、大入賞口24を左右および下方から囲うようにして、底面部材23の下方に落下した遊技球を大入賞口24に案内する案内流路部115が形成されている。
In addition, the upper part of the flow
上流側流路部113および下流側流路部114は、遊技球を左方に流下させるべく左下がりに傾斜するように形成されている。また、案内流路部115の底部は、大入賞口24側に向けて左下がりに延びるとともに、大入賞口24の前方の位置で凹んでいる。そして、案内流路部115の底部において上記凹んだ空間には、遊技球を大入賞口24側(遊技領域10の背面側)に向けて後方に案内する三角形状のガイド部116が配設されている。
The
またさらに、流路形成台部112の前部(遊技者側)には、上流側流路部113、下流側流路部114および案内流路部115を前方から覆う被覆部117が一体に形成されている。この被覆部117は、上流側流路部113、下流側流路部114および案内流路部115を前方から覆うことで、これら各流路部を流下する遊技球がガラス扉枠4側に跳ねてしまうことを防ぐ機能を有している。なお、本実施形態では、被覆部117が流路形成台部112に一体形成されるが、別体で固定されるものでもよい。
Furthermore, the front part (player side) of the flow path forming
特別可変入賞球装置22では、ベース板部101と被覆部117との間において、上流側流路部113、底面部材23、および下流側流路部114からなる、左右方向に連なる遊技球の流路Fが形成される。ここで、本実施形態では、ベース板部101および被覆部117に、流路Fを流下する遊技球の流下速度を低下させる複数の規制片118が形成されている。
In the special variable winning
本実施形態において、規制片118は、ベース板部101および被覆部117に一体形成され、ベース板部101から前方に突出する、または被覆部117から後方に突出するリブ状に形成され、遊技球に干渉することで、左方に向けて流下する遊技球を前後方向成分の動きをもって蛇行するように、遊技球の流下方向を変更させて、その流下にかかる時間を、規制片118がない場合よりも遅延させる。これら規制片118は、流路Fにおける遊技球の流下方向で、所定間隔を空けて並ぶように形成され、かつベース板部101および被覆部117に交互に形成されている。また、規制片118は、底面部材23の前後方向幅の1/3〜1/4程度の幅寸法に設定され、かつ隣接するもの同士の間に遊技球が通過可能な幅寸法に設定されている。さらに詳しくは、本実施形態では、被覆部117のうちの上流側流路部113を前方から覆う部位に、規制片118が1つ形成されるとともに、被覆部117のうちの下流側流路部114を前方から覆う部位に、規制片118が1つ形成されている。また、ベース板部101および被覆部117のうちの底面部材23を覆う部位には、ベース板部101および被覆部117に交互に形成された規制片118が合計5つ形成されている。なお、このような規制片118の数は、特段限定されるものではない。また、本実施形態では、規制片118の大部分が、前方(遊技者側)から被覆部117によって覆われるようになっている。
In the present embodiment, the restricting
以上のような規制片118の配置により、図3および図5に示すように、本実施形態の特別可変入賞球装置22では、流路Fを流下しようとする遊技球Pが、流路F上を蛇行するようにして流下することになる。そして、このような流路Fが形成される特別可変入賞球装置22の閉状態では、遊技球Pが大入賞口24に入賞せずに、特別可変入賞球装置22を基本的に通過する。一方で、図4を参照し、底面部材23が後退移動した特別可変入賞球装置22の開状態では、遊技球Pが、流路形成台部112の案内流路部115に落下することが可能となり、この案内流路部115を流下して、大入賞口24に入賞することが可能となる。
With the arrangement of the
図7は、パチンコ遊技機が備える特別可変入賞装置を通過する遊技球の流下時間を説明する図である。図7において、時間Ta(s)は、底面部材23上の上流領域23Uから下流領域23Lへ蛇行して流下する遊技球Pの、上流領域23Uから下流領域23Lへの流下時間を示している。流下時間Taは、底面部材23の左右方向の長さや傾き(斜度)に加え、規制片118の数や配置などによって調整された時間である。本実施形態では、流下時間Taは、略6秒となるようにしている。
FIG. 7 is a diagram for explaining the flow time of the game ball passing through the special variable winning device included in the pachinko gaming machine. In FIG. 7, time Ta (s) indicates the flow time of the game ball P meandering from the
図8は、主基板(遊技制御基板)40における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図8は、払出制御基板37および演出制御基板80等も示されている。主基板40には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ(遊技制御手段に相当)560が搭載されている。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ゲーム制御(遊技進行制御)用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムに従って制御動作を行うCPU56およびI/Oポート部57を含む。この実施の形態では、ROM54およびRAM55は遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されている。すなわち、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、1チップマイクロコンピュータである。1チップマイクロコンピュータには、少なくともCPU56のほかRAM55が内蔵されていればよく、ROM54は外付けであっても内蔵されていてもよい。また、I/Oポート部57は、外付けであってもよい。遊技制御用マイクロコンピュータ560には、さらに、ハードウェア乱数(ハードウェア回路が発生する乱数)を発生する乱数回路60が内蔵されている。
FIG. 8 is a block diagram showing an example of a circuit configuration in the main board (game control board) 40. FIG. 8 also shows the
また、RAM55は、その一部または全部が電源基板において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータ(特別図柄プロセスフラグや、確変フラグなど)と未払出賞球数を示すデータは、バックアップRAMに保存される。遊技制御手段の制御状態に応じたデータとは、停電等が生じた後に復旧した場合に、そのデータにもとづいて、制御状態を停電等の発生前に復旧させるために必要なデータである。また、制御状態に応じたデータと未払出賞球数を示すデータとを遊技の進行状態を示すデータと定義する。なお、この実施の形態では、RAM55の全部が、電源バックアップされているとする。
The
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560においてCPU56がROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、遊技制御用マイクロコンピュータ560(またはCPU56)が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板40以外の他の基板に搭載されているマイクロコンピュータについても同様である。
In the
乱数回路60は、特別図柄の可変表示の表示結果により大当りとするか否か判定(決定)するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路60は、初期値(例えば、0)と上限値(例えば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを、設定された更新規則に従って更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることにもとづいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。
The
乱数回路60は、数値データの更新範囲の選択設定機能(初期値の選択設定機能、および、上限値の選択設定機能)、数値データの更新規則の選択設定機能、および数値データの更新規則の選択切換え機能等の各種の機能を有する。このような機能によって、生成する乱数のランダム性を向上させることができる。
The
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数回路60が更新する数値データの初期値を設定する機能を有している。例えば、ROM54等の所定の記憶領域に記憶された遊技制御用マイクロコンピュータ560のIDナンバ(遊技制御用マイクロコンピュータ560の各製品に異なる数値で付与されたIDナンバ)を用いて所定の演算を行なって得られた数値データを、乱数回路60が更新する数値データの初期値として設定する。そのような処理を行うことによって、乱数回路60が発生する乱数のランダム性をより向上させることができる。
Further, the
また、ゲートスイッチ32a,33a、第1始動口スイッチ14a、第1入賞確認スイッチ14b、第2始動口スイッチ15a、第2入賞確認スイッチ15b、カウントスイッチ25a、第3入賞確認スイッチ25b、演出ゲートスイッチ34aおよび特定口スイッチ400aからの検出信号を遊技制御用マイクロコンピュータ560に与える入力ドライバ回路58も主基板40に搭載されている。また、普通可変入賞装置21を開閉するソレノイド16、および特別可変入賞球装置22を開閉するソレノイド106を遊技制御用マイクロコンピュータ560からの指令に従って駆動する出力回路59も主基板40に搭載されている。
Also, the gate switches 32a and 33a, the first
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄を可変表示する第1特別図柄表示器12a、第2特別図柄表示器12b、特別図柄保留記憶表示器18、普通図柄を可変表示する普通図柄表示器26および普通図柄保留記憶表示器27の表示制御を行う。
Further, the
なお、大当り遊技状態の発生を示す大当り情報等の情報出力信号を、ターミナル基板91を介して、ホールコンピュータ等の外部装置に対して出力する情報出力回路64も主基板40に搭載されている。
An
この実施の形態では、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段(演出制御用マイクロコンピュータ200で構成される。)が、中継基板77を介して遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出内容を指示する演出制御コマンドを受信し、演出図柄を可変表示する演出表示装置11の表示制御を行う。
In this embodiment, the effect control means (comprising the effect control microcomputer 200) mounted on the
また、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段が、ランプドライバ基板41を介して、枠側に設けられている天枠LED30a、左枠LED30b、右枠LED30cの表示制御を行うとともに、音声出力基板70を介してスピーカ29からの音出力の制御を行う。
In addition, the effect control means mounted on the
図9は、中継基板77、演出制御基板80、ランプドライバ基板41および音声出力基板70の回路構成例を示すブロック図である。なお、図9に示す例では、ランプドライバ基板41および音声出力基板70には、マイクロコンピュータは搭載されていないが、マイクロコンピュータを搭載してもよい。また、ランプドライバ基板41および音声出力基板70を設けずに、演出制御に関して演出制御基板80のみを設けてもよい。
FIG. 9 is a block diagram illustrating a circuit configuration example of the
演出制御基板80は、演出制御用CPU201、および演出図柄プロセスフラグ等の演出に関する情報を記憶するRAMを含む演出制御用マイクロコンピュータ200を搭載している。なお、RAMは外付けであってもよい。この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ200におけるRAMは電源バックアップされていない。演出制御基板80において、演出制御用CPU201は、内蔵または外付けのROM(図示せず)に格納されたプログラムに従って動作し、中継基板77を介して入力される主基板40からの取込信号(演出制御INT信号)に応じて、入力ドライバ202および入力ポート203を介して演出制御コマンドを受信する。また、演出制御用CPU201は、演出制御コマンドにもとづいて、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)209に演出表示装置11の表示制御を行わせる。
The
この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ200と共動して演出表示装置11の表示制御を行うVDP209が演出制御基板80に搭載されている。VDP209は、演出制御用マイクロコンピュータ200とは独立したアドレス空間を有し、そこにVRAMをマッピングする。VRAMは、画像データを展開するためのバッファメモリである。そして、VDP209は、VRAM内の画像データをフレームメモリを介して演出表示装置11に出力する。
In this embodiment, a
演出制御用CPU201は、受信した演出制御コマンドなどに従ってCGROM(図示せず)から必要なデータを読み出すための指令をVDP209に出力する。CGROMは、演出表示装置11に表示されるキャラクタ画像データや動画像データ、具体的には、人物、文字、図形や記号等(演出図柄を含む)、および背景画像のデータをあらかじめ格納しておくためのROMである。VDP209は、演出制御用CPU201の指令に応じて、CGROMから画像データを読み出す。そして、VDP209は、読み出した画像データにもとづいて表示制御を実行する。
The
演出制御コマンドおよび演出制御INT信号は、演出制御基板80において、まず、入力ドライバ202に入力する。入力ドライバ202は、中継基板77から入力された信号を演出制御基板80の内部に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80の内部から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路でもある。
The effect control command and the effect control INT signal are first input to the input driver 202 on the
中継基板77には、主基板40から入力された信号を演出制御基板80に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路74が搭載されている。単方向性回路として、例えばダイオードやトランジスタが使用される。図9には、ダイオードが例示されている。また、単方向性回路は、各信号に設けられる。さらに、単方向性回路である出力ポート571を介して主基板40から演出制御コマンドおよび演出制御INT信号が出力されるので、中継基板77から主基板40の内部に向かう信号が規制される。すなわち、中継基板77からの信号は主基板40の内部(遊技制御用マイクロコンピュータ560側)に入り込まない。なお、出力ポート571は、図8に示されたI/Oポート部57の一部である。また、出力ポート571の外側(中継基板77側)に、さらに、単方向性回路である信号ドライバ回路が設けられていてもよい。
As a signal direction regulating means, a signal inputted from the
さらに、演出制御用CPU201は、出力ポート205を介してランプドライバ基板41に対してLEDを駆動する信号を出力する。また、演出制御用CPU201は、出力ポート204を介して音声出力基板70に対して音番号データを出力する。
Further, the
ランプドライバ基板41において、LEDを駆動する信号は、入力ドライバ351を介してLEDドライバ352に入力される。LEDドライバ352は、LEDを駆動する信号にもとづいて天枠LED30a、左枠LED30b、右枠LED30cなどの発光体に電流を供給する。
In the
音声出力基板70において、音番号データは、入力ドライバ702を介して音声合成用IC703に入力される。音声合成用IC703は、音番号データに応じた音声や効果音を発生し増幅回路705に出力する。増幅回路705は、音声合成用IC703の出力レベルを、ボリューム706で設定されている音量に応じたレベルに増幅した音声信号をスピーカ29に出力する。音声データROM704には、音番号データに応じた制御データが格納されている。音番号データに応じた制御データは、所定期間(例えば演出図柄の変動期間)における効果音または音声の出力態様を時系列的に示すデータの集まりである。
In the
次に遊技機の動作について説明する。図10は、遊技機に対して電力供給が開始され遊技制御用マイクロコンピュータ560へのリセット信号がハイレベルになったことに応じて遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56が実行するメイン処理を示すフローチャートである。リセット信号が入力されるリセット端子の入力レベルがハイレベルになると、遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56は、プログラムの内容が正当か否かを確認するための処理であるセキュリティチェック処理を実行した後、ステップS1以降のメイン処理を開始する。メイン処理において、CPU56は、まず、必要な初期設定を行う。
Next, the operation of the gaming machine will be described. FIG. 10 is a flowchart showing main processing executed by the
初期設定処理において、CPU56は、まず、割込禁止に設定する(ステップS1)。次に、マスク可能割込の割込モードを設定し(ステップS2)、スタックポインタにスタックポインタ指定アドレスを設定する(ステップS3)。なお、ステップS2では、遊技制御用マイクロコンピュータ560の特定レジスタ(Iレジスタ)の値(1バイト)と内蔵デバイスが出力する割込ベクタ(1バイト:最下位ビット0)から合成されるアドレスが、割込番地を示すモードに設定する。また、マスク可能な割込が発生すると、CPU56は、自動的に割込禁止状態に設定するとともに、プログラムカウンタの内容をスタックにセーブする。
In the initial setting process, the
次いで、内蔵デバイスレジスタの設定(初期化)を行う(ステップS5)。ステップS5の処理によって、内蔵デバイス(内蔵周辺回路)であるCTC(カウンタ/タイマ)およびPIO(パラレル入出力ポート)の設定(初期化)がなされる。 Next, the built-in device register is set (initialized) (step S5). By the processing in step S5, the CTC (counter / timer) and PIO (parallel input / output port) which are built-in devices (built-in peripheral circuits) are set (initialized).
この実施の形態で用いられる遊技制御用マイクロコンピュータ560は、I/Oポート(PIO)およびタイマ/カウンタ回路(CTC)504も内蔵している。
The
次いで、CPU56は、RAM55をアクセス可能状態に設定し(ステップS6)、クリア信号のチェック処理に移行する。
Next, the
なお、遊技の進行を制御する遊技装置制御処理(遊技制御処理)の開始タイミングをソフトウェアで遅らせるためのソフトウェア遅延処理を実行するようにしてもよい。そのようなソフトウェア遅延処理によって、ソフトウェア遅延処理を実行しない場合に比べて、遊技制御処理の開始タイミングを遅延させることができる。遅延処理を実行したときには、他の制御基板(例えば、払出制御基板37)に対して、遊技制御基板(主基板)40が送信するコマンドを他の制御基板のマイクロコンピュータが受信できないという状況が発生することを防止できる。 Note that a software delay process for delaying the start timing of the game device control process (game control process) for controlling the progress of the game by software may be executed. By such software delay processing, the start timing of the game control processing can be delayed as compared with the case where the software delay processing is not executed. When the delay process is executed, a situation occurs in which the microcomputer of the other control board cannot receive the command transmitted from the game control board (main board) 40 to the other control board (for example, the payout control board 37). Can be prevented.
次いで、CPU56は、クリアスイッチがオンされているか否か確認する(ステップS7)。なお、CPU56は、入力ポート0を介して1回だけクリア信号の状態を確認するようにしてもよいが、複数回クリア信号の状態を確認するようにしてもよい。例えば、クリア信号の状態がオフ状態であることを確認したら、所定時間(例えば、0.1秒)の遅延時間をおいた後、クリア信号の状態を再確認する。そのときにクリア信号の状態がオン状態であることを確認したら、クリア信号がオン状態になっていると判定する。また、このときにクリア信号の状態がオフ状態であることを確認したら、所定時間の遅延時間をおいた後、再度、クリア信号の状態を再確認するようにしてもよい。ここで、再確認の回数は、1回または2回に限られず、3回以上であってもよい。また、2回チェックして、チェック結果が一致していなかったときにもう一度確認するようにしてもよい。
Next, the
ステップS7でクリアスイッチがオンでない場合には、遊技機への電力供給が停止したときにバックアップRAM領域のデータ保護処理(例えばパリティデータの付加等の電力供給停止時処理)が行われたか否か確認する(ステップS8)。この実施の形態では、電力供給の停止が生じた場合には、バックアップRAM領域のデータを保護するための処理が行われている。そのような電力供給停止時処理が行われていたことを確認した場合には、CPU56は、電力供給停止時処理が行われた、すなわち電力供給停止時の制御状態が保存されていると判定する。電力供給停止時処理が行われていないことを確認した場合には、CPU56は初期化処理を実行する。
If the clear switch is not turned on in step S7, whether or not data protection processing of the backup RAM area (for example, power supply stop processing such as addition of parity data) has been performed when power supply to the gaming machine is stopped Confirm (step S8). In this embodiment, when power supply is stopped, a process for protecting data in the backup RAM area is performed. When it is confirmed that such power supply stop processing has been performed, the
電力供給停止時処理が行われていたか否かは、電力供給停止時処理においてバックアップRAM領域に保存されるバックアップ監視タイマの値が、電力供給停止時処理を実行したことに応じた値(例えば2)になっているか否かによって確認される。なお、そのような確認の仕方は一例であって、例えば、電力供給停止時処理においてバックアップフラグ領域に電力供給停止時処理を実行したことを示すフラグをセットし、ステップS8において、そのフラグがセットされていることを確認したら電力供給停止時処理が行われたと判定してもよい。 Whether or not the power supply stop process has been performed is determined by the value of the backup monitoring timer stored in the backup RAM area in the power supply stop process corresponding to the execution of the power supply stop process (for example, 2). ) Is confirmed by whether or not. Note that such a confirmation method is an example. For example, a flag indicating that the power supply stop process has been executed is set in the backup flag area in the power supply stop process, and the flag is set in step S8. If it is confirmed that the power supply is stopped, it may be determined that the power supply stop process has been performed.
電力供給停止時の制御状態が保存されていると判定したら、CPU56は、バックアップRAM領域のデータチェック(この例ではパリティチェック)を行う(ステップS9)。この実施の形態では、クリアデータ(00)をチェックサムデータエリアにセットし、チェックサム算出開始アドレスをポインタにセットする。また、チェックサムの対象になるデータ数に対応するチェックサム算出回数をセットする。そして、チェックサムデータエリアの内容とポインタが指すRAM領域の内容との排他的論理和を演算する。演算結果をチェックサムデータエリアにストアするとともに、ポインタの値を1増やし、チェックサム算出回数の値を1減算する。以上の処理が、チェックサム算出回数の値が0になるまで繰り返される。チェックサム算出回数の値が0になったら、CPU56は、チェックサムデータエリアの内容の各ビットの値を反転し、反転後のデータをチェックサムにする。
If it is determined that the control state at the time of stopping power supply is stored, the
電力供給停止時処理において、上記の処理と同様の処理によってチェックサムが算出され、チェックサムはバックアップRAM領域に保存されている。ステップS9では、算出したチェックサムと保存されているチェックサムとを比較する。不測の停電等の電力供給停止が生じた後に復旧した場合には、バックアップRAM領域のデータは保存されているはずであるから、チェック結果(比較結果)は正常(一致)になる。チェック結果が正常でないということは、バックアップRAM領域のデータが、電力供給停止時のデータとは異なっている可能性があることを意味する。そのような場合には、内部状態を電力供給停止時の状態に戻すことができないので、電力供給の停止からの復旧時でない電源投入時に実行される初期化処理(ステップS10〜S14の処理)を実行する。 In the power supply stop process, a checksum is calculated by the same process as described above, and the checksum is stored in the backup RAM area. In step S9, the calculated checksum is compared with the stored checksum. When the power supply is stopped after an unexpected power failure or the like, the data in the backup RAM area should be saved, so the check result (comparison result) is normal (matched). That the check result is not normal means that the data in the backup RAM area may be different from the data when the power supply is stopped. In such a case, since the internal state cannot be returned to the state when the power supply is stopped, the initialization process (the process of steps S10 to S14) executed when the power is turned on, not when the power supply is stopped is stopped. Run.
チェック結果が正常であれば、CPU56は、遊技制御手段の内部状態と演出制御手段等の電気部品制御手段の制御状態を電力供給停止時の状態に戻すための遊技状態復旧処理を行う。具体的には、ROM54に格納されているバックアップ時設定テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS41)、バックアップ時設定テーブルの内容を順次作業領域(RAM55内の領域)に設定する(ステップS42)。作業領域はバックアップ電源によって電源バックアップされている。バックアップ時設定テーブルには、作業領域のうち初期化してもよい領域についての初期化データが設定されている。ステップS41およびS42の処理によって、作業領域のうち初期化してはならない部分については、保存されていた内容がそのまま残る。初期化してはならない部分とは、例えば、電力供給停止前の遊技状態を示すデータ(特別図柄プロセスフラグ、確変フラグなど)、出力ポートの出力状態が保存されている領域(出力ポートバッファ)、未払出賞球数を示すデータが設定されている部分などである。
If the check result is normal, the
また、CPU56は、ROM54に格納されているバックアップ時コマンド送信テーブルの先頭アドレスをポインタに設定する(ステップS43)。また、CPU56は、電力供給復旧時の初期化コマンドとしての停電復旧指定コマンドを送信する(ステップS44)。そして、ステップS15に移行する。
Further, the
初期化処理では、CPU56は、まず、RAMクリア処理を行う(ステップS10)。なお、RAM55の全領域を初期化せず、所定のデータをそのままにしてもよい。また、ROM54に格納されている初期化時設定テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS11)、初期化時設定テーブルの内容を順次業領域に設定する(ステップS12)。
In the initialization process, the
ステップS11およびS12の処理によって、例えば、普通図柄判定用乱数カウンタ、普通図柄判定用バッファ、特別図柄バッファ、特別図柄プロセスフラグ、賞球中フラグ、球切れフラグなど制御状態に応じて選択的に処理を行うためのフラグに初期値が設定される。 By the processing of steps S11 and S12, for example, a normal symbol determination random number counter, a normal symbol determination buffer, a special symbol buffer, a special symbol process flag, a winning ball flag, a ball-out flag, and the like are selectively processed according to the control state. An initial value is set in a flag for performing the above.
また、CPU56は、ROM54に格納されている初期化時コマンド送信テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS13)、その内容に従ってサブ基板を初期化するための初期化コマンドをサブ基板に送信する処理を実行する(ステップS14)。初期化コマンドとして、演出表示装置11に表示される初期図柄を示すコマンドや払出制御基板37への初期化コマンド等を使用することができる。
Further, the
また、CPU56は、乱数回路60を初期設定する乱数回路設定処理を実行する(ステ
ップS15)。
Further, the
そして、CPU56は、所定時間(例えば4ms)ごとに定期的にタイマ割込がかかるように遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されているCTCのレジスタの設定を行なうタイマ割込設定処理を実行する(ステップS16)。すなわち、初期値として例えば4msに相当する値が所定のレジスタ(時間定数レジスタ)に設定される。この実施の形態では、4msごとに定期的にタイマ割込がかかるとする。
Then, the
タイマ割込の設定が完了すると、CPU56は、まず、割込禁止状態にして(ステップS17)、初期値用乱数更新処理(ステップS18a)と表示用乱数更新処理(ステップS18b)を実行して、再び割込許可状態にする(ステップS19)。すなわち、CPU56は、初期値用乱数更新処理および表示用乱数更新処理が実行されるときには割込禁止状態にして、初期値用乱数更新処理および表示用乱数更新処理の実行が終了すると割込許可状態にする。
When the timer interrupt setting is completed, the
なお、初期値用乱数更新処理とは、初期値用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理である。初期値用乱数とは、大当りの種類を決定するための判定用(決定用)乱数(例えば、大当りを発生させる特別図柄を決定するための大当り図柄決定用乱数や、遊技状態を確変状態に移行させるかを決定するための確変決定用乱数、普通図柄にもとづく当りを発生させるか否かを決定するための普通図柄当たり判定用乱数)を発生するためのカウンタ(判定用乱数発生カウンタ)等のカウント値の初期値を決定するための乱数である。後述する遊技制御処理(遊技制御用マイクロコンピュータが、遊技機に設けられている演出表示装置11、普通可変入賞装置21、球払出装置97等の遊技用の装置を、自身で制御する処理、または他のマイクロコンピュータに制御させるために指令信号を送信する処理、遊技装置制御処理ともいう)において、判定用乱数発生カウンタのカウント値が1周すると、そのカウンタに初期値が設定される。
The initial value random number update process is a process of updating the count value of the counter for generating the initial value random number. A random number for initial value is a random number for determination (decision) for determining the type of jackpot (for example, a jackpot symbol determining random number for determining a special symbol for generating a jackpot or a game state is shifted to a probable state) Such as a counter (determination random number generation counter) for generating a probability variation determining random number for determining whether or not to generate, a normal random number for determining whether or not to generate a hit based on a normal symbol) It is a random number for determining the initial value of the count value. A game control process described later (a process in which a game control microcomputer controls itself a game device such as an
また、表示用乱数とは、特別図柄表示器(第1特別図柄表示器12a、第2特別図柄表示器12b)の表示を決定するための乱数である。この実施の形態では、表示用乱数として、特別図柄の変動パターンを決定するための変動パターン決定用乱数や、大当りを発生させない場合にリーチとするか否かを決定するためのリーチ判定用乱数が用いられる。また、表示用乱数更新処理とは、表示用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理である。
The display random number is a random number for determining the display of the special symbol display (the first
また、表示用乱数更新処理が実行されるときに割込禁止状態にされるのは、表示用乱数更新処理および初期値用乱数更新処理が後述するタイマ割込処理でも実行される(すなわち、タイマ割込処理のステップS26,S27でも同じ処理が実行される)ことから、タイマ割込処理における処理と競合してしまうのを避けるためである。すなわち、ステップS18a,S18bの処理中にタイマ割込が発生してタイマ割込処理中で初期値用乱数や表示用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新してしまったのでは、カウント値の連続性が損なわれる場合がある。しかし、ステップS18a,S18bの処理中では割込禁止状態にしておけば、そのような不都合が生ずることはない。 In addition, when the display random number update process is executed, the interrupt disabled state is executed by the display random number update process and the initial value random number update process also in the timer interrupt process described later (that is, the timer This is because the same process is executed in steps S26 and S27 of the interrupt process), so as to avoid conflict with the process in the timer interrupt process. That is, if a timer interrupt is generated during the processing of steps S18a and S18b and the count value of the counter for generating the initial value random number and the display random number is updated during the timer interrupt processing, The continuity of values may be impaired. However, such an inconvenience does not occur if the interrupt is prohibited during the processing of steps S18a and S18b.
次に、タイマ割込処理について説明する。図11は、タイマ割込処理を示すフローチャートである。メイン処理の実行中に、具体的には、ステップS17〜S19のループ処理の実行中における割込許可になっている期間において、タイマ割込が発生すると、遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56は、タイマ割込の発生に応じて起動されるタイマ割込処理を実行する。タイマ割込処理において、CPU56は、まず、電源断信号が出力されたか否か(オン状態になったか否か)を検出する電源断処理(電源断検出処理)を実行する(ステップS20)。そして、CPU56は、入力ドライバ回路58を介して、ゲートスイッチ32a,33a、第1始動口スイッチ14a、第1入賞確認スイッチ14b、第2始動口スイッチ15a、第2入賞確認スイッチ15b、カウントスイッチ25a、第3入賞確認スイッチ25b、演出ゲートスイッチ34aおよび特定口スイッチ400aの検出信号を入力し、各スイッチの入力を検出する(スイッチ処理:ステップS21)。具体的には、各スイッチの検出信号を入力する入力ポートの状態がオン状態であれば、各スイッチに対応して設けられているスイッチタイマの値を+1する。
Next, the timer interrupt process will be described. FIG. 11 is a flowchart showing the timer interrupt process. When a timer interrupt occurs during execution of the main process, specifically, in a period during which interruption is permitted during execution of the loop process of steps S17 to S19, the
次に、CPU56は、特別図柄表示器(第1特別図柄表示器12a、第2特別図柄表示器12b)、普通図柄表示器26、特別図柄保留記憶表示器18、普通図柄保留記憶表示器27の表示制御を行う表示制御処理を実行する(ステップS22)。特別図柄表示器(第1特別図柄表示器12a、第2特別図柄表示器12b)および普通図柄表示器26については、ステップS36,S37で設定される出力バッファの内容に応じて各表示器に対して駆動信号を出力する制御を実行する。
Next, the
次いで、CPU56は、大入賞口24への異常入賞の発生を検出して異常報知を行うための入賞報知処理を実行する(ステップS24)。
Next, the
ステップS24の後、CPU56は、遊技制御に用いられる普通図柄当り判定用乱数等の各判定用乱数を生成するための各カウンタのカウント値を更新する処理を行う(判定用乱数更新処理:ステップS25)。また、CPU56は、初期値用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理を行う(初期値用乱数更新処理:ステップS26)。さらに、CPU56は、表示用乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する処理を行う(表示用乱数更新処理:ステップS27)。
After step S24, the
次いで、CPU56は、特別図柄プロセス処理を行う(ステップS28)。特別図柄プロセス処理では、遊技状態に応じてパチンコ遊技機1を所定の順序で制御するための特別図柄プロセスフラグに従って該当する処理が選び出されて実行される。そして、特別図柄プロセスフラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更新される。また、普通図柄プロセス処理を行う(ステップS29)。普通図柄プロセス処理では、普通図柄表示器26の表示状態を所定の順序で制御するための普通図柄プロセスフラグに従って該当する処理が選び出されて実行される。そして、普通図柄プロセスフラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更新される。
Next, the
次いで、CPU56は、特別図柄の変動に同期する演出図柄に関する演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に対して送信する処理を行う(演出図柄コマンド制御処理:ステップS30)。なお、演出図柄の変動が特別図柄の変動に同期するとは、変動時間(可変表示期間)が同じであることを意味する。
Next, the
次いで、CPU56は、例えばホール管理用コンピュータに供給される始動口信号、図柄確定回数1信号、図柄確定回数2信号、大当り1〜3信号、時短信号などのデータを出力する情報出力処理を行う(ステップS31)。
Next, the
また、CPU56は、ゲートスイッチ32a,33a、第1始動口スイッチ14a、第1入賞確認スイッチ14b、第2始動口スイッチ15a、第2入賞確認スイッチ15b、カウントスイッチ25a、および第3入賞確認スイッチ25bの検出信号にもとづく賞球個数の設定などを行う賞球処理を実行する(ステップS32)。具体的には、ゲートスイッチ32a,33a、第1始動口スイッチ14a、第1入賞確認スイッチ14b、第2始動口スイッチ15a、第2入賞確認スイッチ15b、カウントスイッチ25a、および第3入賞確認スイッチ25bのいずれかがオンしたことにもとづく入賞検出に応じて、払出制御基板37に搭載されている払出制御用マイクロコンピュータに賞球個数を示す払出制御コマンド(賞球個数信号)を出力する。払出制御用マイクロコンピュータは、賞球個数を示す払出制御コマンドに応じて球払出装置97を駆動する。
The
また、遊技機の制御状態を遊技機外部で確認できるようにするための試験信号を出力する処理である試験端子処理を実行する(ステップS33)。また、この実施の形態では、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域(出力ポートバッファ)が設けられているのであるが、CPU56は、出力ポート0のRAM領域におけるソレノイドに関する内容を出力ポートに出力する(ステップS34:出力処理)。そして、CPU56は、保留記憶数の増減をチェックする記憶処理を実行する(ステップS35)。
In addition, a test terminal process, which is a process for outputting a test signal for enabling the control state of the gaming machine to be confirmed outside the gaming machine, is executed (step S33). In this embodiment, a RAM area (output port buffer) corresponding to the output state of the output port is provided, but the
また、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値に応じて特別図柄の演出表示を行うための特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する特別図柄表示制御処理を行う(ステップS36)。さらに、CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値に応じて普通図柄の演出表示を行うための普通図柄表示制御データを普通図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する普通図柄表示制御処理を行う(ステップS37)。
Further, the
次いで、CPU56は、各状態表示灯の表示を行うための状態表示制御データを状態表示制御データ設定用の出力バッファに設定する状態表示灯表示処理を行う(ステップS38)。この場合、遊技状態が高確率状態(例えば、確変状態)にも制御される場合には、高確率状態であることを示す状態表示灯の表示を行うための状態表示制御データを出力バッファに設定するようにしてもよい。
Next, the
その後、割込許可状態に設定し(ステップS39)、処理を終了する。 Thereafter, the interrupt permission state is set (step S39), and the process is terminated.
以上の制御によって、この実施の形態では、遊技制御処理は4ms毎に起動されることになる。なお、遊技制御処理は、タイマ割込処理におけるステップS21〜S39(ステップS31,33を除く。)の処理に相当する。また、この実施の形態では、タイマ割込処理で遊技制御処理が実行されているが、タイマ割込処理では例えば割込が発生したことを示すフラグのセットのみがなされ、遊技制御処理はメイン処理において実行されるようにしてもよい。 With the above control, in this embodiment, the game control process is started every 4 ms. The game control process corresponds to the processes in steps S21 to S39 (excluding steps S31 and 33) in the timer interrupt process. In this embodiment, the game control process is executed by the timer interrupt process. However, in the timer interrupt process, for example, only a flag indicating that an interrupt has occurred is set, and the game control process is performed by the main process. May be executed.
図12は、あらかじめ用意された演出図柄の変動パターンを示す説明図である。図12に示すように、この実施の形態では、特別図柄の可変表示結果(特図表示結果)が「はずれ」になる場合(特別図柄がはずれ図柄になる場合)に対応した変動パターンとして、変動パターンPA1−1〜変動パターンPA3−8が用意されている。また、特別図柄の可変表示結果が「大当り」になる場合(特別図柄が大当り図柄になる場合)に対応した変動パターンとして、変動パターンPB2−1〜変動パターンPB4−2が用意されている。また、特別図柄の可変表示結果が「小当り」になる場合(特別図柄が小当り図柄になる場合)に対応した変動パターンとして、変動パターンPC2−1〜変動パターンPC4−2が用意されている。 FIG. 12 is an explanatory diagram showing a variation pattern of the effect symbol prepared in advance. As shown in FIG. 12, in this embodiment, as a variation pattern corresponding to a case where the variable symbol display result (special symbol display result) of the special symbol becomes “out of” (when the special symbol becomes a loss symbol) Patterns PA1-1 to PA3-8 are prepared. Further, variation patterns PB2-1 to PB4-2 are prepared as variation patterns corresponding to a case where the variable symbol display result of the special symbol is “big hit” (when the special symbol becomes a big hit symbol). Further, variation patterns PC2-1 to PC4-2 are prepared as variation patterns corresponding to a case where the variable symbol display result of the special symbol is “small hit” (when the special symbol is a small hit symbol). .
特別図柄の可変表示結果が「はずれ」になる場合に対応した変動パターンPA1−1〜変動パターンPA3−8のうち、変動パターンPA1−1〜変動パターンPA1−5は、可変表示結果(はずれ)が停止表示される迄の間にリーチとならない非リーチはずれの変動パターンである。特別図柄の可変表示結果が「はずれ」になる場合に対応した変動パターンPA1−1〜変動パターンPA3−8のうち、変動パターンPA2−1〜変動パターンPA3−8は、可変表示結果(はずれ)が停止表示される迄の間にリーチとなるリーチはずれの変動パターンである。また、リーチはずれの変動パターンPA2−1〜変動パターンPA3−8のうち、変動パターンPA2−1〜変動パターンPA2−4は、ノーマルリーチはずれの変動パターンとも称し、変動パターンPA3−1〜変動パターンPA3−8は、スーパーリーチはずれの変動パターンとも称する。 Among the variation patterns PA1-1 to PA3-8 corresponding to the case where the variable symbol display result of the special symbol is “out of”, the variation pattern PA1-1 to variation pattern PA1-5 has a variable display result (displacement). This is a non-reach fluctuation pattern that does not reach reach until the stop display. Among the variation patterns PA1-1 to PA3-8 corresponding to the case where the variable symbol display result of the special symbol is “out of”, the variation pattern PA2-1 to variation pattern PA3-8 has a variable display result (displacement). This is a reach fluctuation pattern that reaches reach before the stop display. Of the fluctuation patterns PA2-1 to PA3-8, the fluctuation patterns PA2-1 to PA2-4 are also referred to as normal reach deviation fluctuation patterns, and the fluctuation patterns PA3-1 to PA3- 8 is also referred to as a super-reach shift pattern.
特別図柄の可変表示結果が「大当り」になる場合に対応した変動パターンPB2−1〜変動パターンPB3−8のうち、変動パターンPB2−1〜変動パターンPB2−4は、ノーマルリーチ大当りの変動パターンとも称し、変動パターンPB3−1〜変動パターンPB3−8は、スーパーリーチ大当りの変動パターンとも称する。特別図柄の可変表示結果が「小当り」になる場合に対応した変動パターンPC2−1〜変動パターンPC3−6のうち、変動パターンPB2−1〜変動パターンPB2−4は、ノーマルリーチ大当りの変動パターンとも称し、変動パターンPB3−1〜変動パターンPB3−8は、スーパーリーチ大当りの変動パターンとも称する。 Among the fluctuation patterns PB2-1 to PB3-8 corresponding to the case where the variable symbol display result of the special symbol is “big hit”, the fluctuation patterns PB2-1 to PB2-4 are also referred to as fluctuation patterns of normal reach big hit. The variation pattern PB3-1 to variation pattern PB3-8 are also referred to as variation patterns per super reach big hit. Among the fluctuation patterns PC2-1 to PC3-6 corresponding to the case where the variable symbol display result of the special symbol is “small hit”, the fluctuation patterns PB2-1 to PB2-4 are both fluctuation patterns of normal reach big hits. The variation patterns PB3-1 to PB3-8 are also referred to as variation patterns for super reach big hits.
図12において、変動パターンPA1−4などは、「滑り」や「擬似連」などの可変表示演出を伴う変動パターンである。「滑り」は、例えば、飾り図柄表示エリア11L,11C,11Rにおいて全部の演出図柄を変動させてから、一部の飾り図柄表示エリア(例えば、飾り図柄表示エリア11Rなど)において演出図柄を仮停止表示させた後(例えば、リーチ状態となる演出図柄とは異なる図柄などを一旦停止させた後)、その仮停止表示させた演出図柄を再び変動させた後に再び停止表示させる可変表示演出である。なお、「滑り」の可変表示演出では、再変動させた演出図柄を停止表示させたときにリーチ状態にするときとリーチ状態としないときとがある。「擬似連」は、例えば、飾り図柄表示エリア11L,11C,11Rにおいて全部の演出図柄を変動させてから、その全部の演出図柄を仮停止表示させた後(例えば、予め定められた擬似連チャンス目などを一旦停止させた後)、その仮停止表示させた演出図柄を再び変動させた後に再び停止表示させる可変表示演出である。なお、「擬似連」の可変表示演出では、特図変動時間などに応じて、再変動(仮停止表示)を所定回(例えば、最大4回まで)行うことができる。
In FIG. 12, a variation pattern PA1-4 or the like is a variation pattern with a variable display effect such as “slip” or “pseudo ream”. In “slip”, for example, all the effect symbols are changed in the ornament
図13は、各乱数を示す説明図である。各乱数は、以下のように使用される。
(1)ランダムR:特図表示結果決定用の乱数(0〜65535の65536個の数値を取り得る)。特別図柄の可変表示結果である特図表示結果(大当り、小当り、はずれ)を決定(判定)する。
(2)ランダム1:大当り種別・小当り種別決定用の乱数(0〜99の100個の数値を取り得る)。大当りの種類である大当り種別(第1大当り、第2大当り、第3大当り、第4大当り、第5大当り)や、小当りの種類である小当り種別(第1小当り、第2小当り、第3小当り、第4小当り)を決定する。
(3)ランダム2:変動パターン種別決定用の乱数(0〜99の100個の数値を取り得る)。変動パターンの種類である変動パターン種別を決定する。変動パターン種別とは、複数の変動パターンをその変動態様の特徴に従ってグループ化したものである。例えば、図12において、変動パターンPA1−1〜PA1−5を変動パターン種別PA1、変動パターンPA2−1〜PA2−4を変動パターン種別PA2、変動パターンPA3−1〜PA3−8を変動パターン種別PA3、変動パターンPB2−1〜PB2−4を変動パターン種別PB2、変動パターンPB3−1〜PB3−8を変動パターン種別PB3、変動パターンPB4−1〜PB4−2を変動パターン種別PB4、変動パターンPC2−1〜PC2−3を変動パターン種別PC2、変動パターンPC3−1〜PC3−6を変動パターン種別PC3、変動パターンPC4−1〜PC4−2を変動パターン種別PC4としてもよい。また、擬似連や滑り演出などの特定演出の有無で変動パターン種別を分けるようにしてもよい。なお、変動パターン種別は変動カテゴリとも称される。
(4)ランダム3:変動パターン決定用の乱数(0〜99の100個の数値を取り得る)。変動パターン(図12の変動パターン)を決定する。なお、この実施の形態では、ランダム2を用いて変動パターン種別を決定し、続いてランダム3を用いて、決定した変動パターン種別に含まれるいずれかの変動パターンに決定する。つまり、2段階の抽選処理によって変動パターンを決定している。
(5)ランダム4:普図表示結果決定用の乱数(0〜99の100個の数値を取り得る)。普通図柄の可変表示結果である普図表示結果(当り、はずれ)を決定する。
通図柄当り判定用)
(6)ランダム5:ランダム4の初期値決定用の乱数(0〜99の100個の数値を取り得る)。ランダム4の初期値を決定する。
FIG. 13 is an explanatory diagram showing each random number. Each random number is used as follows.
(1) Random R: Random number for determining the special figure display result (can take 65536 numerical values from 0 to 65535). A special figure display result (big hit, small hit, off), which is a variable symbol display result, is determined (determined).
(2) Random 1: Random number for determining big hit type / small hit type (100 numerical values from 0 to 99 can be taken). Big hit types that are big hit types (first big hit, second big hit, third big hit, fourth big hit, fifth big hit) and small hit types that are big hit types (first small hit, second small hit, 3rd small hit, 4th small hit) is determined.
(3) Random 2: Random number for determining the variation pattern type (100 numerical values from 0 to 99 can be taken). A variation pattern type which is a variation pattern type is determined. The variation pattern type is a group of a plurality of variation patterns according to the characteristics of the variation mode. For example, in FIG. 12, the variation patterns PA1-1 to PA1-5 are the variation pattern type PA1, the variation patterns PA2-1 to PA2-4 are the variation pattern type PA2, and the variation patterns PA3-1 to PA3-8 are the variation pattern type PA3. The variation patterns PB2-1 to PB2-4 are the variation pattern type PB2, the variation patterns PB3-1 to PB3-8 are the variation pattern type PB3, the variation patterns PB4-1 to PB4-2 are the variation pattern type PB4, and the variation pattern PC2- 1 to PC2-3 may be the variation pattern type PC2, the variation patterns PC3-1 to PC3-6 may be the variation pattern type PC3, and the variation patterns PC4-1 to PC4-2 may be the variation pattern type PC4. Further, the variation pattern type may be divided according to the presence or absence of a specific effect such as a pseudo ream or a slip effect. The variation pattern type is also referred to as a variation category.
(4) Random 3: A random number for determining a variation pattern (can take 100 numerical values from 0 to 99). A variation pattern (variation pattern in FIG. 12) is determined. In this embodiment, the variation pattern type is determined using random 2, and subsequently, the
(5) Random 4: Random number for determining the normal map display result (100 numerical values from 0 to 99 can be taken). The universal display result (winning or falling), which is the variable display result of the normal symbol, is determined.
(For judgment per common symbol)
(6) Random 5:
なお、遊技効果を高めるために、上記の乱数以外の乱数も用いてもよい。また、この実施の形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されたハードウェア(遊技制御用マイクロコンピュータ560の外部のハードウェアでもよい。)が生成する乱数を用いるが、ハードウェア乱数ではなく、ソフトウェア乱数を用いてもよい。 In addition, in order to improve a game effect, you may use random numbers other than said random number. In this embodiment, a random number generated by hardware built in the game control microcomputer 560 (or hardware external to the game control microcomputer 560) is used. Software random numbers may be used.
図14は、特図表示結果判定テーブルを示す説明図である。特図表示結果判定テーブルとは、ROM54に記憶されているデータの集まりであって、ランダムRと比較される大当り判定値や小当り判定値が設定されているテーブルである。この実施の形態では、設定内容が異なる複数の特図表示結果判定テーブルが記憶され、パチンコ遊技機1の遊技状態が通常状態(低確低ベース状態)であるか確変状態(高確高ベース状態)であるかや、変動特図(変動させる特別図柄)が第1特図であるか第2特図であるか(第1特図ゲームを実行するか第2特図ゲームを実行するか)に応じて、いずれかの特図表示結果判定テーブルが参照される。
FIG. 14 is an explanatory diagram of a special figure display result determination table. The special figure display result determination table is a collection of data stored in the
図14(A)は、パチンコ遊技機1の遊技状態が通常状態(低確低ベース状態)であって、かつ、変動特図が特図1である場合の特図表示結果の決定割合を表している。即ち、通常状態(低確低ベース状態)において第1特図ゲームを実行するときには図14(A)の特図表示結果判定テーブルが参照される。図14(A)の特図表示結果判定テーブルを参照するときには、ランダムRの値が例えば1085であったときには「はずれ」にすると決定し、ランダムRの値が例えば13400であったときには「大当り」にすると決定し、ランダムRの値が例えば14000であったときには「はずれ」にすると決定する。つまり、大当りとすると決定するということは、大当り遊技状態に移行させると決定することであるが、確定特別図柄を大当り図柄にすると決定するということでもある。また、図14(A)の特図表示結果判定テーブルでは「小当り」にすると決定されないが、「小当り」とすると決定するということは、小当り遊技状態に移行させると決定することであるが、確定特別図柄を小当り図柄にすると決定するということでもある。
FIG. 14A shows the determination ratio of the special figure display result when the gaming state of the
図14(B)は、パチンコ遊技機1の遊技状態が通常状態(低確低ベース状態)であって、かつ、変動特図が特図2である場合の特図表示結果の決定割合を表している。即ち、通常状態(低確低ベース状態)において第2特図ゲームを実行するときには図14(B)の特図表示結果判定テーブルが参照される。図14(B)の特図表示結果判定テーブルを参照するときには、ランダムRの値が例えば1085であったときには「小当り」にすると決定し、ランダムRの値が例えば13400であったときには「大当り」にすると決定し、ランダムRの値が例えば14000であったときには「小当り」にすると決定する。
FIG. 14B shows the determination ratio of the special figure display result when the gaming state of the
図14(C)は、パチンコ遊技機1の遊技状態が確変状態(高確高ベース状態)であって、かつ、変動特図が特図1である場合の特図表示結果の決定割合を表している。即ち、確変状態(高確高ベース状態)において第1特図ゲームを実行するときには図14(C)の特図表示結果判定テーブルが参照される。図14(C)の特図表示結果判定テーブルを参照するときには、ランダムRの値が例えば1085であったときには「はずれ」にすると決定し、ランダムRの値が例えば13400であったときには「大当り」にすると決定し、ランダムRの値が例えば14000であったときには「大当り」にすると決定する。
FIG. 14C shows the determination ratio of the special figure display result when the gaming state of the
図14(D)は、パチンコ遊技機1の遊技状態が確変状態(高確高ベース状態)であって、かつ、変動特図が特図2である場合の特図表示結果の決定割合を表している。即ち、確変状態(高確高ベース状態)において第2特図ゲームを実行するときには図14(D)の特図表示結果判定テーブルが参照される。図14(D)の特図表示結果判定テーブルを参照するときには、ランダムRの値が例えば1085であったときには「小当り」にすると決定し、ランダムRの値が例えば13400であったときには「大当り」にすると決定し、ランダムRの値が例えば14000であったときには「大当り」にすると決定する。
FIG. 14D shows the determination ratio of the special figure display result when the gaming state of the
なお、通常状態において参照される特図表示結果判定テーブル(図14(A)または図14(B)の特図表示結果判定テーブル)と、確変状態において参照される特図表示結果判定テーブル(図14(C)または図14(D)の特図表示結果判定テーブル)とを比較すると、確変状態において参照される特図表示結果判定テーブルの方が、大当りに割り当てられている判定値の個数が多い。つまり、確変状態では、通常状態に比べて、大当りとなる確率が高くなっている。 It should be noted that the special figure display result determination table (FIG. 14A or 14B) referred to in the normal state and the special figure display result determination table referred to in the probability change state (FIG. 14). 14 (C) or the special figure display result determination table of FIG. 14 (D), the special figure display result determination table referred to in the probability variation state has a larger number of determination values assigned to the jackpot. Many. In other words, the probability variation state has a higher probability of being a big hit than the normal state.
また、第1特図ゲームを実行するときに参照される特図表示結果判定テーブル(図14(A)または図14(C)の特図表示結果判定テーブル)には小当りに判定値が割り当てられていないが、第2特図ゲームを実行するときに参照される特図表示結果判定テーブル(図14(B)または図14(D)の特図表示結果判定テーブル)には小当りに判定値が割り当てられている。つまり、第2特図ゲームでは小当りとなることがあるが、第1特図ゲームでは小当りとなることがない。 In addition, a determination value is assigned to a small hit in the special figure display result determination table (the special figure display result determination table in FIG. 14A or 14C) referred to when the first special figure game is executed. Although not done, the special figure display result judgment table (the special figure display result judgment table in FIG. 14B or FIG. 14D) referred to when the second special figure game is executed is judged as a small hit. A value has been assigned. That is, the second special figure game may be a small hit, but the first special figure game will not be a small hit.
図15は、大当り種別判定テーブルおよび小当り種別判定テーブルを示す説明図である。大当り種別判定テーブルとは、ROM54に記憶されているデータの集まりであって、ランダム1と比較される夫々の大当り(第1大当り、第2大当り、第3大当り、第4大当り、第5大当り)の判定値が設定されているテーブルである。この実施の形態では、設定内容が異なる2種類の大当り種別判定テーブルが記憶され、変動特図(変動させる特別図柄)が第1特図であるか第2特図であるか(第1特図ゲームを実行するか第2特図ゲームを実行するか)に応じて、いずれかの特図表示結果判定テーブルが参照される。小当り種別判定テーブルとは、ROM54に記憶されているデータの集まりであって、ランダム1と比較される夫々の小当り(第1小当り、第2小当り、第3小当り、第4小当り)の判定値が設定されているテーブルである。この実施の形態では、1種類の小当り種別判定テーブルが記憶されている。
FIG. 15 is an explanatory diagram showing a big hit type determination table and a small hit type determination table. The big hit type determination table is a collection of data stored in the
第1大当りとは、特別可変入賞球装置22の開放パターンが開放パターンA(図16参照)である15ラウンド確変大当り(15R確変)である。第2大当りとは、特別可変入賞球装置22の開放パターンが開放パターンB1(図17参照)である2ラウンド確変大当り(2R確変)である。第3大当りとは、特別可変入賞球装置22の開放パターンが開放パターンB2(図17参照)である2ラウンド確変大当り(2R確変)である。第4大当りとは、特別可変入賞球装置22の開放パターンが開放パターンB3(図17参照)である2ラウンド確変大当り(2R確変)である。第5大当りとは、特別可変入賞球装置22の開放パターンが開放パターンB4(図17参照)である2ラウンド確変大当り(2R確変)である。第1小当りとは、特別可変入賞球装置22の開放パターンが開放パターンB1(図18参照)である小当りである。第2小当りとは、特別可変入賞球装置22の開放パターンが開放パターンB2である小当りである。第3小当りとは、特別可変入賞球装置22の開放パターンが開放パターンB3(図18参照)である小当りである。第4小当りとは、特別可変入賞球装置22の開放パターンが開放パターンB4である小当りである。
The first big hit is a 15 round probability change big hit (15R probability change) in which the opening pattern of the special variable winning
図15(A)は、第1特図ゲームの特図表示結果を「大当り」とする場合の大当り種別の決定割合を表している。即ち、通常状態(低確低ベース状態)であっても確変状態(高確高ベース状態)であっても、第1特図ゲームの特図表示結果を「大当り」とするときには図15(A)の大当り種別判定テーブルが参照される。図15(A)の大当り種別判定テーブルを参照するときには、ランダム1の値が例えば28であったときにもランダム1の値が例えば80であったときにもランダム1の値が例えば95であったときにも第1大当りにすると決定する。 FIG. 15A shows the determination ratio of the big hit type when the special figure display result of the first special figure game is “big hit”. That is, when the special figure display result of the first special figure game is “big hit”, whether it is the normal state (low probability low base state) or the probability variation state (high probability high base state), FIG. ) Is determined. When referring to the jackpot type determination table of FIG. 15A, the random 1 value is 95, for example, even when the random 1 value is 28, for example, and the random 1 value is 80, for example. It will be decided to win the first big hit.
図15(B)は、第2特図ゲームの特図表示結果を「大当り」とする場合の大当り種別の決定割合を表している。即ち、通常状態(低確低ベース状態)であっても確変状態(高確高ベース状態)であっても、第2特図ゲームの特図表示結果を「大当り」とするときには図15(B)の大当り種別判定テーブルが参照される。図15(B)の大当り種別判定テーブルを参照するときには、ランダム1の値が例えば28であったときには第1大当りにすると決定し、ランダム1の値が例えば80であったときには第3大当りにすると決定し、ランダム1の値が例えば95であったときには第5大当りにすると決定する。 FIG. 15B shows the determination ratio of the big hit type when the special figure display result of the second special figure game is “big hit”. That is, in the normal state (low probability low base state) or the probability variation state (high probability high base state), when the special figure display result of the second special figure game is “big hit”, FIG. ) Is determined. When referring to the big hit type determination table of FIG. 15B, when the random 1 value is 28, for example, it is determined to be the first big hit, and when the random 1 value is 80, for example, the third big hit is determined. When the value of random 1 is 95, for example, it is determined to be the fifth big hit.
図15(C)は、第1特図ゲームまたは第2特図ゲームの特図表示結果を「小当り」とする場合の小当り種別の決定割合を表している。即ち、通常状態(低確低ベース状態)であっても確変状態(高確高ベース状態)であっても、また、第1特図ゲームであっても第2特図ゲームであっても特図表示結果を「小当り」とするときには図15(C)の小当り種別判定テーブルが参照される。図15(C)の小当り種別判定テーブルを参照するときには、ランダム1の値が例えば28であったときには第2小当りにすると決定し、ランダム1の値が例えば80であったときには第4小当りにすると決定する。 FIG. 15C shows the determination ratio of the small hit type when the special figure display result of the first special figure game or the second special figure game is “small hit”. That is, whether it is a normal state (low probability low base state) or a probability variation state (high probability high base state), the first special figure game, or the second special figure game. When the figure display result is “small hit”, the small hit type determination table in FIG. When referring to the small hit type determination table of FIG. 15C, when the random 1 value is 28, for example, it is determined to be the second small hit, and when the random 1 value is 80, for example, the fourth small hit type is determined. Decide to win.
なお、第1特図ゲームの特図表示結果を「大当り」とする場合に参照される大当り種別判定テーブル(図15(A)の大当り種別判定テーブル)には2R確変大当り(第2大当り、第3大当り、第4大当り、第5大当り)に判定値が割り当てられていないが、第2特図ゲームの特図表示結果を「大当り」とする場合に参照される大当り種別判定テーブル(図15(B)の大当り種別判定テーブル)には2R確変大当りに判定値が割り当てられている。つまり、第2特図ゲームでは2R確変大当りとなることがあるが、第1特図ゲームでは2R確変大当りとなることがない。なお、第1特図ゲームに2R確変大当りの判定値を割り当ててもよい。また、判定値を第2特図ゲームと異ならせてもよい。 Note that the big hit type determination table (the big hit type determination table in FIG. 15A) referred to when the special figure display result of the first special figure game is “big hit” is 2R probability variable big hit (second big hit, second big hit, The big hit type, the fourth big hit, and the fifth big hit are not assigned the decision values, but the big hit type determination table (FIG. 15 (FIG. 15) referred to when the special figure display result of the second special figure game is “big hit”. In the big hit type judgment table (B), a judgment value is assigned to the 2R probability variation big hit. That is, the 2R probability variation big hit may occur in the second special figure game, but the 2R probability variation big hit does not occur in the first special figure game. A determination value for 2R probability variation big hit may be assigned to the first special figure game. Further, the determination value may be different from that of the second special figure game.
次に、大当り種別ごとの大当りにおける特別可変入賞球装置22の開放パターンを説明する。図16、図17および図18は、特別可変入賞球装置22の開放パターンなどを示す説明図である。この実施の形態では、大当り遊技状態や小当り遊技状態における、特別可変入賞球装置22による開放制御のパターン(開放パターン)が複数種類存在する。大当り遊技状態や小当り遊技状態においては、大当り種別や小当り種別に応じて、複数種類のうちのいずれかの開放パターンに従って特別可変入賞球装置22による開放制御が行われる。
Next, the opening pattern of the special variable winning
図16は、第1大当りとなる場合の大当り遊技状態における開放パターンなどを模式的に表したものである。第1大当りとなる場合には、図16に示すように、図柄確定(大当り図柄となる確定特別図柄が停止表示)した後に、所定時間(例えば、10秒間)、遊技内容の説明表示が行われる。遊技内容の説明表示とは、遊技の内容を遊技者に説明するための情報を表示することであって、具体的には、特別可変入賞球装置22が開放状態になるための条件(どのような操作を行えばよいかなど)を提示することである。この実施の形態では、第1大当り(第2大当り〜第5大当りも同様)の場合には、右打ちによって遊技球が特定口400を通過すれば、通過後に当りの種類(15R確変、2R確変)が報知され、当りの種類の報知に続いて、特別可変入賞球装置22が開放状態となる大当り遊技状態に移行するので、「ゲートを通過で報知するよ。」という文字情報と、右打ちを示唆する右向きの矢印(例えば、小さい矢印)などを表示する。
FIG. 16 schematically shows an opening pattern or the like in the big hit gaming state in the case of the first big hit. In the case of the first jackpot, as shown in FIG. 16, after the symbols are confirmed (the special symbols that become jackpot symbols are stopped and displayed), an explanation display of game contents is performed for a predetermined time (for example, 10 seconds). . The description display of the game content is to display information for explaining the content of the game to the player. Specifically, the condition for the special variable winning
なお、この実施の形態では、小当り(第1小当り〜第4小当り)の場合には、右打ちによって遊技球が特定口400を通過すれば通過後に当りの種類(小当り)が報知され、その後の所定の移行開始タイミングから小当り遊技状態に移行するので、大当りの場合と同様に、「ゲートを通過で報知するよ。」という文字情報と、右打ちを示唆する右向きの矢印などを表示する。なお、小当りの場合には、右打ちによって遊技球が特定口400を通過しなくても所定の最遅報知タイミングに当りの種類が報知され、その後の所定の移行開始タイミングから小当り遊技状態に移行する。
In this embodiment, in the case of a small hit (first small hit to fourth small hit), if the game ball passes the
なお、「ゲートを通過で報知するよ。」なる文字情報は、遊技内容の説明表示の一例である。例えば、この実施の形態では、大当り遊技状態に移行するときには(小当り遊技状態に移行するときも同様)、当りの種類が報知されるので、遊技内容の説明表示として、「ゲートを通過で報知するよ。」という文字情報を表示するが、当りの種類が報知されるか否かに関わらず、例えば、「ゲートを通過でアタッカーが開くよ。」というように、特別可変入賞球装置22が開放状態になるための条件を表示してもよい。
Note that the character information “I will notify you by passing through the gate” is an example of an explanation display of the game content. For example, in this embodiment, when shifting to the big hit gaming state (the same is true when changing to the small hit gaming state), the type of winning is notified. Character information is displayed. Regardless of whether or not the type of winning is notified, for example, the special variable winning
説明表示の終了後(すなわち、図柄確定から上記所定時間が経過した後)、遊技球が特定口400を通過すると当り報知演出が実行され、当り報知演出において当りの種類(具体的には、15R確変)が報知される。この実施の形態では、説明表示の終了後から遊技球が特定口400を通過する迄の間には、右打ちを促す情報を表示する。例えば、「右打ち!!」という文字情報と、右打ちを示唆する右向きの矢印(例えば、大きい矢印)などを表示する。第2大当り〜第5大当り、第1小当り〜第4小当りについても同様である。なお、大当り(第1大当り〜第5大当り)における当り報知演出をファンファーレ演出と称する場合もある。また、小当り(第1小当り〜第4小当り)における当り報知演出についてもファンファーレ演出と称してもよい(大当りにおける当り報知演出のみをファンファーレ演出と称してもよい)。
After the explanation display is finished (that is, after the predetermined time has passed since the symbol is determined), when the game ball passes the
なお、この実施の形態では、遊技球が特定口400を通過した後に当り報知演出が実行されるが、遊技球が特定口400を通過する前(例えば、変動中、図柄確定時、説明表示中、説明表示終了後〜ゲート通過前の所定のタイミングなど)に当り報知演出を実行してもよい。第2大当り〜第5大当り、第1小当り〜第4小当りについても同様である。
In this embodiment, the hit notification effect is executed after the game ball passes through the
当り報知演出の終了後には、第1大当りの大当り遊技状態における開放パターン(開放パターンA)に従って、特別可変入賞球装置22は、図16の如く制御される。開放パターンAは、全15ラウンドのうちの各ラウンドについて、特別可変入賞球装置22を3秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を29.5秒間開放状態とする開放パターンである。つまり、1ラウンド目の制御として、特別可変入賞球装置22を3000ミリ秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を29500ミリ秒間開放状態とする。こういった1ラウンド目の制御が終わった後は、1ラウンド目と同様の制御を、2ラウンド目〜15ラウンド目の各ラウンドにおいても繰り返し実行する。また、15ラウンド目の実行後にはエンディング(演出)が実行される。なお、各ラウンドにおいて特別可変入賞球装置22を閉鎖状態とする期間(開放パターンAでは3秒間)はインターバル期間とも称される。
After the winning notification effect is finished, the special variable winning
つまり、第1大当りの場合には、図16に示すように、説明表示の終了後に遊技球が特定口400を通過することにもとづいて当り報知演出が実行され、特別可変入賞球装置22は開放パターンAに従って制御される。換言すれば、説明表示の終了後に特定口400に遊技球を通過させなければ、当り報知演出が実行されないので、特別可変入賞球装置22は閉鎖状態のまま維持される。
That is, in the case of the first big hit, as shown in FIG. 16, a hit notification effect is executed based on the fact that the game ball passes through the
なお、図16に示した「ゲート無効」は、説明表示の終了前(例えば、図柄変動中、説明表示を行っている間など)に特定口400に遊技球を通過させたとしても、特別可変入賞球装置22を開放状態にさせる条件として無効である旨を表している。例えば、説明表示を行っている間に右打ちを行って特定口400に遊技球を通過させたとしても、説明表示の終了後に特定口400に遊技球を通過させなければ、特別可変入賞球装置22は開放状態とならずに閉鎖状態のまま維持される。図16に示した「ゲート有効」は、説明表示の終了後に特定口400に遊技球を通過すれば特別可変入賞球装置22を開放状態にさせる条件として有効である旨を表している。なお、「ゲート有効」の期間は、説明表示の終了後に遊技球が特定口400を通過することによって終了するようにしてもよい。第2大当り〜第5大当り、第1小当り〜第4小当りについても同様である。
Note that the “gate invalid” shown in FIG. 16 is a special variable even if the game ball is passed through the
また、「ゲート無効」であるか「ゲート有効」であるかを報知してもよい。また、「ゲート無効」から「ゲート有効」に切り替わるときは、「ゲート有効」に切り替わる前に「ゲート有効」に切り替わる旨(例えば、「ゲート有効」になる迄のカウントダウン表示)を報知してもよい。また、「ゲート無効」であるときに特定口400を遊技球が通過した場合には当該通過が無効である旨を報知してもよい。
Further, it may be notified whether the “gate is invalid” or “gate is valid”. In addition, when switching from “gate invalid” to “gate valid”, it is also possible to notify that the gate is switched to “gate valid” before switching to “gate valid” (for example, a countdown display until “gate valid” is reached). Good. Further, when a game ball passes through the
図17(A)は、第2大当りとなる場合の大当り遊技状態における開放パターンなどを模式的に表したものである。第2大当りとなる場合には、図17(A)に示すように、図柄確定した後に、第1大当りの場合と同様、所定時間、遊技内容の説明表示が行われる。なお、所定時間(説明表示の表示時間)の長さは、第1大当りと同一であってもよいし、異なっていてもよい。説明表示の終了後、遊技球が特定口400を通過すると当り報知演出が実行され、当り報知演出において当りの種類(具体的には、2R確変)が報知される。
FIG. 17A schematically shows an opening pattern in the big hit gaming state in the case of the second big hit. In the case of the second big hit, as shown in FIG. 17 (A), after the symbol is determined, the explanation display of the game content is performed for a predetermined time as in the case of the first big hit. The length of the predetermined time (display time for explanation display) may be the same as or different from the first big hit. When the game ball passes through the
当り報知演出の終了後には、第2大当りの大当り遊技状態における開放パターン(開放パターンB1)に従って、特別可変入賞球装置22は、図17(A)の如く制御される。開放パターンB1は、全2ラウンドのうちの各ラウンドについて、特別可変入賞球装置22を7秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を0.1秒間開放状態とし、更に、特別可変入賞球装置22を7秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を0.1秒間開放状態とする開放パターンである。つまり、1ラウンド目の制御として、特別可変入賞球装置22を7000ミリ秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を100ミリ秒間開放状態とし、更に、特別可変入賞球装置22を7000ミリ秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を100ミリ秒間開放状態とする。こういった1ラウンド目の制御が終わった後は、1ラウンド目と同様の制御を、2ラウンド目においても実行する。なお、開放パターンB1(開放パターンB2、開放パターンB3、開放パターンB4も同様)のインターバル期間は0.1秒である。
After completion of the winning notification effect, the special variable winning
つまり、第2大当りの場合には、図17(A)に示すように、説明表示の終了後に遊技球が特定口400を通過することにもとづいて当り報知演出が実行され、特別可変入賞球装置22は開放パターンB1に従って制御される。換言すれば、説明表示の終了後に特定口400に遊技球を通過させなければ、当り報知演出が実行されないので、特別可変入賞球装置22は閉鎖状態のまま維持される。
That is, in the case of the second big hit, as shown in FIG. 17 (A), after the explanation display is ended, the hit notification effect is executed based on the passing of the game ball through the
図17(B)は、第3大当りとなる場合の大当り遊技状態における開放パターンなどを模式的に表したものである。第3大当りとなる場合には、図17(B)に示すように、図柄確定した後に、第1大当りなどの場合と同様、所定時間、遊技内容の説明表示が行われる。なお、所定時間(説明表示の表示時間)の長さは、第1大当りか第2大当りの何れかと同一であってもよいし、異なっていてもよい。説明表示の終了後、遊技球が特定口400を通過すると当り報知演出が実行され、当り報知演出において当りの種類(具体的には、2R確変)が報知される。
FIG. 17B schematically shows an opening pattern in the big hit gaming state in the case of the third big hit. In the case of the third big hit, as shown in FIG. 17 (B), after the symbol is determined, the explanation display of the game content is performed for a predetermined time as in the case of the first big hit. Note that the length of the predetermined time (display time for explanation display) may be the same as or different from either the first big hit or the second big hit. When the game ball passes through the
当り報知演出の終了後には、第3大当りの大当り遊技状態における開放パターン(開放パターンB2)に従って、特別可変入賞球装置22は、図17(B)の如く制御される。開放パターンB2は、全2ラウンドのうちの各ラウンドについて、特別可変入賞球装置22を7秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を0.1秒間開放状態とし、更に、特別可変入賞球装置22を2秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を0.1秒間開放状態とする開放パターンである。つまり、1ラウンド目の制御として、特別可変入賞球装置22を7000ミリ秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を100ミリ秒間開放状態とし、更に、特別可変入賞球装置22を2000ミリ秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を100ミリ秒間開放状態とする。こういった1ラウンド目の制御が終わった後は、1ラウンド目と同様の制御を、2ラウンド目においても実行する。
After completion of the winning notification effect, the special variable winning
つまり、第3大当りの場合には、図17(B)に示すように、説明表示の終了後に遊技球が特定口400を通過することにもとづいて当り報知演出が実行され、特別可変入賞球装置22は開放パターンB2に従って制御される。換言すれば、説明表示の終了後に特定口400に遊技球を通過させなければ、当り報知演出が実行されないので、特別可変入賞球装置22は閉鎖状態のまま維持される。
That is, in the case of the third big hit, as shown in FIG. 17 (B), the hit notification effect is executed based on the fact that the game ball passes the
図17(C)は、第4大当りとなる場合の大当り遊技状態における開放パターンなどを模式的に表したものである。第4大当りとなる場合には、図17(C)に示すように、図柄確定した後に、第1大当りなどの場合と同様、所定時間、遊技内容の説明表示が行われる。なお、所定時間(説明表示の表示時間)の長さは、第1大当りか第2大当りか第3大当りの何れかと同一であってもよいし、異なっていてもよい。説明表示の終了後、遊技球が特定口400を通過すると当り報知演出が実行され、当り報知演出において当りの種類(具体的には、2R確変)が報知される。
FIG. 17C schematically shows an opening pattern in the big hit gaming state in the case of the fourth big hit. In the case of the fourth big hit, as shown in FIG. 17 (C), after the symbols are determined, the explanation of the game content is displayed for a predetermined time as in the case of the first big hit. The length of the predetermined time (display time for explanation display) may be the same as or different from any of the first big hit, the second big hit, or the third big hit. When the game ball passes through the
当り報知演出の終了後には、第4大当りの大当り遊技状態における開放パターン(開放パターンB3)に従って、特別可変入賞球装置22は、図17(C)の如く制御される。開放パターンB3は、全2ラウンドのうちの各ラウンドについて、特別可変入賞球装置22を2秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を0.1秒間開放状態とし、更に、特別可変入賞球装置22を7秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を0.1秒間開放状態とする開放パターンである。つまり、1ラウンド目の制御として、特別可変入賞球装置22を2000ミリ秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を100ミリ秒間開放状態とし、更に、特別可変入賞球装置22を7000ミリ秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を100ミリ秒間開放状態とする。こういった1ラウンド目の制御が終わった後は、1ラウンド目と同様の制御を、2ラウンド目においても実行する。
After the end of the winning notification effect, the special variable winning
つまり、第4大当りの場合には、図17(C)に示すように、説明表示の終了後に遊技球が特定口400を通過することにもとづいて当り報知演出が実行され、特別可変入賞球装置22は開放パターンB3に従って制御される。換言すれば、説明表示の終了後に特定口400に遊技球を通過させなければ、当り報知演出が実行されないので、特別可変入賞球装置22は閉鎖状態のまま維持される。
That is, in the case of the fourth big hit, as shown in FIG. 17C, a hit notification effect is executed based on the fact that the game ball passes through the
図17(D)は、第5大当りとなる場合の大当り遊技状態における開放パターンなどを模式的に表したものである。第5大当りとなる場合には、図17(D)に示すように、図柄確定した後に、第1大当りなどの場合と同様、所定時間、遊技内容の説明表示が行われる。なお、所定時間(説明表示の表示時間)の長さは、第1大当りか第2大当りか第3大当りか第4大当りの何れかと同一であってもよいし、異なっていてもよい。説明表示の終了後、遊技球が特定口400を通過すると当り報知演出が実行され、当り報知演出において当りの種類(具体的には、2R確変)が報知される。
FIG. 17D schematically shows an opening pattern in the big hit gaming state in the case of the fifth big hit. In the case of the fifth big hit, as shown in FIG. 17 (D), after the symbol has been determined, explanation of the game content is displayed for a predetermined time as in the case of the first big hit. The length of the predetermined time (display time for explanation display) may be the same as or different from any of the first big hit, the second big hit, the third big hit, or the fourth big hit. When the game ball passes through the
当り報知演出の終了後には、第5大当りの大当り遊技状態における開放パターン(開放パターンB4)に従って、特別可変入賞球装置22は、図17(D)の如く制御される。開放パターンB4は、全2ラウンドのうちの各ラウンドについて、特別可変入賞球装置22を2秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を0.1秒間開放状態とし、更に、特別可変入賞球装置22を2秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を0.1秒間開放状態とする開放パターンである。つまり、1ラウンド目の制御として、特別可変入賞球装置22を2000ミリ秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を100ミリ秒間開放状態とし、更に、特別可変入賞球装置22を2000ミリ秒間閉鎖状態とした後に特別可変入賞球装置22を100ミリ秒間開放状態とする。こういった1ラウンド目の制御が終わった後は、1ラウンド目と同様の制御を、2ラウンド目においても実行する。
After the end of the winning notification effect, the special variable winning
つまり、第5大当りの場合には、図17(D)に示すように、説明表示の終了後に遊技球が特定口400を通過することにもとづいて当り報知演出が実行され、特別可変入賞球装置22は開放パターンB4に従って制御される。換言すれば、説明表示の終了後に特定口400に遊技球を通過させなければ、当り報知演出が実行されないので、特別可変入賞球装置22は閉鎖状態のまま維持される。
That is, in the case of the fifth big hit, as shown in FIG. 17D, a hit notification effect is executed based on the fact that the game ball passes through the
図18(A)及び図18(B)は、第1小当りとなる場合の小当り遊技状態における開放パターンなどを模式的に表したものである。図18(A)は、説明表示の終了後の所定時間内に遊技球が特定口400を通過した場合を表し、図18(B)は、説明表示の終了後の所定時間内に遊技球が特定口400を通過しなかった場合を表している。
FIG. 18A and FIG. 18B schematically show an opening pattern in the small hit gaming state in the case of the first small hit. FIG. 18A shows a case where the game ball passes through the
第1小当りとなる場合には、図18(A)や図18(B)に示すように、図柄確定した後に、第2大当りの場合と同様、遊技内容の説明表示が行われる。なお、説明表示の表示時間は、第2大当りと同一であることが好ましいが、異なっていてもよい。説明表示の終了後、所定時間の経過前に遊技球が特定口400を通過すると、図18(A)に示すように、当り報知演出が実行され、当り報知演出において当りの種類(具体的には、小当り)が報知される。一方、説明表示の終了後、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過すると、図18(B)に示すように、当り報知演出が実行され、当り報知演出において当りの種類(具体的には、小当り)が報知される。
In the case of the first small hit, as shown in FIG. 18A and FIG. 18B, after the symbols are determined, the explanation of the game content is displayed as in the case of the second big hit. The display time of the explanation display is preferably the same as that of the second big hit, but may be different. When the game ball passes through the
つまり、所定時間の経過前に遊技球が特定口400を通過した場合も、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した場合も、当り報知演出が実行されるが、所定時間の経過前に遊技球が特定口400を通過した場合の方が、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した場合に比べて、当り報知演出の実行開示タイミングが早い。また、図18(A)、図18(B)に示すように、所定時間の経過前に遊技球が特定口400を通過した場合も、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した場合も、所定の当り報知演出の実行終了タイミング(即ち、所定の小当り遊技状態への移行開始タイミング)は同じである。換言すれば、所定時間の経過前に遊技球が特定口400を通過した場合には、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した場合に比べ、当り報知演出の実行時間は長くなる。第2小当り〜第4小当りについても同様である。
That is, the hit notification effect is executed both when the game ball passes through the
また、所定時間の経過前に遊技球が特定口400を通過した場合に実行される当り報知演出と、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した場合に実行される当り報知演出とでは実行態様を異ならせてもよい。例えば、所定時間の経過前に遊技球が特定口400を通過した場合に実行される当り報知演出ではロングバージョンのバトル演出を実行しバトルの結果として当りの種類を報知する一方、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した場合に実行される当り報知演出ではショートバージョンのバトル演出を実行しバトルの結果として当りの種類を報知してもよい。
Also, a hit notification effect that is executed when the game ball passes through the
当り報知演出の終了後には、第1小当りの大当り遊技状態における開放パターン(第2大当りと同一の開放パターンB1)に従って、特別可変入賞球装置22は、図18(A)や図18(B)の如く制御される。
After the end of the hit notification effect, the special variable winning
以上のように、第1小当りの場合には、説明表示の終了後、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した場合には(説明表示の終了後の所定時間内に遊技球が特定口400を通過しなかった場合には)、図18(B)に示すように、所定時間経過時に当り報知演出の実行を開始し、所定の当り報知演出の実行終了タイミングに当り報知演出の実行を終了し、その後、特別可変入賞球装置22は開放パターンB1に従って制御される。一方、説明表示の終了後、説明表示の終了後の所定時間内に遊技球が特定口400を通過した場合には、図18(A)に示すように、通過時に当り報知演出の実行を開始し、所定の当り報知演出の実行終了タイミングに当り報知演出の実行を終了し、その後、特別可変入賞球装置22が開放パターンB1に従って制御される。
As described above, in the case of the first small hit, after the explanation display is finished, when a predetermined time has passed without the game ball passing through the specific port 400 (within the predetermined time after the explanation display is finished). When the game ball does not pass through the specific opening 400), as shown in FIG. 18B, when the predetermined time elapses, the hit notification effect starts to be executed, and the predetermined hit notification effect execution ends. The execution of the notification effect is finished, and then the special variable winning
図18(C)及び図18(D)は、第3小当りとなる場合の小当り遊技状態における開放パターンなどを模式的に表したものである。図18(C)は、説明表示の終了後の所定時間内に遊技球が特定口400を通過した場合を表し、図18(D)は、説明表示の終了後の所定時間内に遊技球が特定口400を通過しなかった場合を表している。
FIG. 18C and FIG. 18D schematically show an opening pattern in the small hit gaming state in the case of the third small hit. FIG. 18C shows the case where the game ball passes through the
第3小当りとなる場合には、図18(C)や図18(D)に示すように、図柄確定した後に、第4大当りの場合と同様、遊技内容の説明表示が行われる。なお、説明表示の表示時間は、第4大当りと同一であることが好ましいが、異なっていてもよい。説明表示の終了後、所定時間の経過前に遊技球が特定口400を通過すると、図18(C)に示すように、当り報知演出が実行され、当り報知演出において当りの種類(具体的には、小当り)が報知される。一方、説明表示の終了後、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過すると、図18(D)に示すように、当り報知演出が実行され、当り報知演出において当りの種類(具体的には、小当り)が報知される。当り報知演出の終了後には、第3小当りの大当り遊技状態における開放パターン(第4大当りと同一の開放パターンB3)に従って、特別可変入賞球装置22は、図18(C)や図18(D)の如く制御される。
In the case of the third small hit, as shown in FIG. 18C and FIG. 18D, after the symbols are determined, the explanation of the game content is displayed as in the case of the fourth big hit. The display time for the explanation display is preferably the same as that of the fourth big hit, but may be different. When the game ball passes through the
以上のように、第3小当りの場合には、説明表示の終了後、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した場合には(説明表示の終了後の所定時間内に遊技球が特定口400を通過しなかった場合には)、図18(D)に示すように、所定時間経過時に当り報知演出の実行を開始し、所定の当り報知演出の実行終了タイミングに当り報知演出の実行を終了し、その後、特別可変入賞球装置22は開放パターンB1に従って制御される。一方、説明表示の終了後、説明表示の終了後の所定時間内に遊技球が特定口400を通過した場合には、図18(C)に示すように、通過時に当り報知演出の実行を開始し、所定の当り報知演出の実行終了タイミングに当り報知演出の実行を終了し、その後、特別可変入賞球装置22が開放パターンB3に従って制御される。
As described above, in the case of the third small hit, after the explanation display ends, when a predetermined time has passed without the game ball passing through the specific port 400 (within the predetermined time after the explanation display ends). When the game ball does not pass through the specific opening 400), as shown in FIG. 18D, when the predetermined time elapses, execution of the hit notification effect is started and the execution timing of the predetermined hit notification effect is reached. The execution of the notification effect is finished, and then the special variable winning
なお、図18においては、第1小当りおよび第3小当りについて説明し、第2小当りおよび第4小当りの説明を省略したが、第2小当りおよび第4小当りについても同様である。例えば、第2小当りでは、説明表示の終了後、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した場合には所定時間経過時に当り報知演出の実行を開始し、所定時間内に遊技球が特定口400を通過した場合には通過時に当り報知演出の実行を開始し、何れの場合も、所定の当り報知演出の実行終了タイミングに当り報知演出の実行を終了し、その後、特別可変入賞球装置22が開放パターンB2に従って制御される。また、第4小当りでは、説明表示の終了後、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した場合には所定時間経過時に当り報知演出の実行を開始し、所定時間内に遊技球が特定口400を通過した場合には通過時に当り報知演出の実行を開始し、何れの場合も、所定の当り報知演出の実行終了タイミングに当り報知演出の実行を終了し、その後、特別可変入賞球装置22が開放パターンB4に従って制御される。
In FIG. 18, the first small hit and the third small hit are described, and the description of the second small hit and the fourth small hit are omitted, but the same applies to the second small hit and the fourth small hit. . For example, in the second small hit, after the explanation display is finished, if a predetermined time has passed without the game ball passing through the
また、第1小当りの小当り遊技状態における開放パターンは、第2大当りの開放パターンと同一の開放パターンB1であると説明したが、第1小当りの小当り遊技状態では、1ラウンド目、2ラウンド目というようにラウンドとして制御するのではなく、当該期間内(第2大当りの開放パターンよる2ラウンド分の期間内)に、7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態となるようにしてもよい。即ち、第1小当りの小当り遊技状態における特別可変入賞球装置22の開閉動作は、第2大当りの大当り遊技状態における特別可変入賞球装置22の開閉動作と実質的に同一であればよい。なお、以下の説明では、第1小当りの小当り遊技状態における開放パターンは、第2大当りの開放パターンと同一(開放パターンB1)であるものとする。
In addition, it has been described that the release pattern in the small hit game state for the first small hit is the same release pattern B1 as the release pattern for the second big hit, but in the small hit game state for the first small hit, the first round, It is not controlled as a round like the second round, but within the period (within the period of two rounds according to the second big hit opening pattern), 7 seconds closed state → 0.1 second open state → 7 seconds Closed state → 0.1 second open state → 7 second closed state → 0.1 second open state → 7 second closed state → 0.1 second open state. In other words, the opening / closing operation of the special variable winning
また、第2小当りの小当り遊技状態における開放パターンは、第3大当りの開放パターンと同一の開放パターンB2であると説明したが、第2小当りの小当り遊技状態では、1ラウンド目、2ラウンド目というようにラウンドとして制御するのではなく、当該期間内(第3大当りの開放パターンよる2ラウンド分の期間内)に、7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→2秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→2秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態となるようにしてもよい。即ち、第2小当りの小当り遊技状態における特別可変入賞球装置22の開閉動作は、第3大当りの大当り遊技状態における特別可変入賞球装置22の開閉動作と実質的に同一であればよい。なお、以下の説明では、第2小当りの小当り遊技状態における開放パターンは、第3大当りの開放パターンと同一(開放パターンB2)であるものとする。
In addition, it has been described that the release pattern in the small hit game state for the second small hit is the same open pattern B2 as the open pattern for the third big hit, but in the small hit game state for the second small hit, the first round, It is not controlled as a round like the second round, but within the relevant period (within the period of two rounds according to the third big hit opening pattern), 7 seconds closed → 0.1 seconds open → 2 seconds Closed state → 0.1 second open state → 7 second closed state → 0.1 second open state → 2 second closed state → 0.1 second open state. That is, the opening / closing operation of the special variable winning
また、第3小当りの小当り遊技状態における開放パターンは、第4大当りの開放パターンと同一の開放パターンB3であると説明したが、第3小当りの小当り遊技状態では、1ラウンド目、2ラウンド目というようにラウンドとして制御するのではなく、当該期間内(第4大当りの開放パターンよる2ラウンド分の期間内)に、2秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→2秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態となるようにしてもよい。即ち、第3小当りの小当り遊技状態における特別可変入賞球装置22の開閉動作は、第4大当りの大当り遊技状態における特別可変入賞球装置22の開閉動作と実質的に同一であればよい。なお、以下の説明では、第3小当りの小当り遊技状態における開放パターンは、第4大当りの開放パターンと同一(開放パターンB3)であるものとする。
In addition, it has been described that the release pattern in the small hit game state for the third small hit is the same release pattern B3 as the open pattern for the fourth big hit, but in the small hit game state for the third small hit, the first round, It is not controlled as a round like the second round, but within the period (within the period of two rounds according to the fourth big hit opening pattern), the closed state for 2 seconds → the open state for 0.1 second → 7 seconds Closed state → 0.1 second open state → 2 second closed state → 0.1 second open state → 7 second closed state → 0.1 second open state. That is, the opening / closing operation of the special variable winning
また、第4小当りの小当り遊技状態における開放パターンは、第5大当りの開放パターンと同一の開放パターンB4であると説明したが、第4小当りの小当り遊技状態では、1ラウンド目、2ラウンド目というようにラウンドとして制御するのではなく、当該期間内(第5大当りの開放パターンよる2ラウンド分の期間内)に、2秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→2秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→2秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→2秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態となるようにしてもよい。即ち、第4小当りの小当り遊技状態における特別可変入賞球装置22の開閉動作は、第5大当りの大当り遊技状態における特別可変入賞球装置22の開閉動作と実質的に同一であればよい。なお、以下の説明では、第4小当りの小当り遊技状態における開放パターンは、第5大当りの開放パターンと同一(開放パターンB4)であるものとする。
In addition, it has been described that the release pattern in the small hit game state for the fourth small hit is the same release pattern B4 as the release pattern for the fifth big hit, but in the small hit game state for the fourth small hit, the first round, It is not controlled as a round like the second round, but within the period (within the period of two rounds according to the fifth big hit opening pattern), the closed state for 2 seconds → the open state for 0.1 second → 2 seconds Closed state → 0.1 second open state → 2 second closed state → 0.1 second open state → 2 second closed state → 0.1 second open state. That is, the opening / closing operation of the special variable winning
なお、この実施の形態では、1ラウンド目と2ラウンド目における開放パターンを同じものとしたが、別のパターンを実行するようにしてもよい。これによれば、1ラウンド目の経験により2ラウンド目の動作パターンを察することが困難になり、閉鎖時間の長さにより注目させられて興趣が向上する。 In this embodiment, the opening patterns in the first round and the second round are the same, but different patterns may be executed. According to this, it becomes difficult to observe the operation pattern of the second round based on the experience of the first round, and the interest is enhanced by the length of the closing time.
続いて、大当り遊技状態や小当り遊技状態のある時刻において、特別可変入賞球装置22の底面部材23上を通過する遊技媒体(底面部材23上に存在する遊技媒体)の個数について説明する。なお、この実施の形態では、遊技球の発射間隔は0.6秒であるものとする(1分間に100個の遊技球が発射されるものとする)。また、上述したように、遊技球が、特別可変入賞球装置22の底面部材23の上流領域23Uから下流領域23Lへ流下する流下時間Taは6秒であるものとする。
Next, the number of game media (game media existing on the bottom surface member 23) passing over the
上述の如く0.6秒毎に発射された遊技球は、概ね0.6秒毎に底面部材23の上流領域23Uに到達する。また、遊技球が0.6秒毎に底面部材23の上流領域23Uに到達したと仮定すれば、概ね0.6秒毎に下流領域23Lを通過する(底面部材23上を流下し終える)。つまり、説明の便宜上、発射された遊技球の全部が底面部材23の上流領域23Uに到達し、かつ、上流領域23Uに到達する前の遊技領域10における遊技球の流路のばらつきや流下速度のばらつきを無視し、上流領域23Uに到達した後の底面部材23上の遊技球の流路のばらつきや流下速度のばらつきを無視すれば、0.6秒毎に発射された遊技球は、0.6秒毎に底面部材23の上流領域23Uに到達し、0.6秒毎に底面部材23の上流領域23Uを通過する。また、流下時間Taは6秒であるので、特別可変入賞球装置22が常に閉鎖状態であるならば(大当り遊技状態や小当り遊技状態でなければ)、遊技球を連続して発射し始めてから最初の遊技球が上流領域23Uに到達した後において、底面部材23上には10個(6秒÷0.6秒)の遊技球が存在する計算になる。つまり、上述のような条件下では、底面部材23上に存在する遊技球の最大個数は10個となる。換言すれば、10個の遊技球が底面部材23上に流下しつつ貯まり得る(底面部材23上に存在し得る)。
As described above, the game ball fired every 0.6 seconds reaches the
大当り遊技状態や小当り遊技状態における特別可変入賞球装置22の閉鎖状態の時間(インターバル期間)が2秒や3秒であったときには、当該インターバル期間内に最大個数である10個の遊技球が底面部材23上に貯まらない。例えば、特別可変入賞球装置22のインターバル期間が3秒である場合には底面部材23上には高々5個(3秒÷0.6秒)の遊技球しか貯まらない計算になる。また、特別可変入賞球装置22のインターバル期間が2秒である場合には、底面部材23上には高々3個(2秒÷0.6秒の端数切捨て)の遊技球しか貯まらない計算になる。つまり、流下時間(6秒)未満である2秒や3秒といったインターバル期間内では、最大個数(10個)の遊技球を底面部材23上に貯める前にインターバル期間が終了するので(閉鎖状態であった特別可変入賞球装置22が開放状態に遷移するので)、最大個数(10個)の遊技球を底面部材23上に貯めることはできない。
When the time (interval period) in which the special variable winning
一方、大当り遊技状態や小当り遊技状態における特別可変入賞球装置22の閉鎖状態の時間(インターバル期間)が7秒であったときには、当該インターバル期間内に最大個数である10個の遊技球が底面部材23上に貯まる。つまり、流下時間(6秒)以上である7秒といったインターバル期間内であれば、インターバル期間が終了する前に(閉鎖状態であった特別可変入賞球装置22が開放状態に遷移する前に)、最大個数(10個)の遊技球を底面部材23上に貯めることができる。
On the other hand, when the time (interval period) in which the special variable winning
大当り遊技状態や小当り遊技状態では、特別可変入賞球装置22が開放状態になる直前の閉鎖状態において底面部材23上に貯まっていた遊技球は、特別可変入賞球装置22が閉鎖状態から開放状態になったときに一斉に大入賞口24に入賞させることができる。したがって、遊技者は、例えば、必要に応じて、遊技球の発射を調整することによって、底面部材23上に貯める遊技球の個数を調整し、より多くの出玉を獲得することができるようになる。
In the big hit gaming state or the small hit gaming state, the game balls stored on the
したがって、例えば、開放パターンB1と開放パターンB4とを比較した場合、開放パターンB4における4つのインターバル期間はいずれも2000ミリ秒であるのに対し、開放パターンB1における4つのインターバル期間はいずれも7000ミリ秒であるので、開放パターンB1による開放制御が行われる第2大当りや第1小当りは、開放パターンB4による開放制御が行われる第5大当りや第4小当りに比べて、より多くの出玉を獲得し得るので、遊技者にとって有利である。 Therefore, for example, when comparing the open pattern B1 and the open pattern B4, all four interval periods in the open pattern B4 are 2000 milliseconds, whereas all four interval periods in the open pattern B1 are 7000 milliseconds. Therefore, the second big hit and the first small hit for which the opening control by the opening pattern B1 is performed are larger than the fifth big hit and the fourth small hit for which the opening control by the opening pattern B4 is performed. Is advantageous to the player.
また、例えば、開放パターンB2や、開放パターンB3は、4つのインターバル期間のうち、2つが7000ミリ秒、2つが2000ミリ秒であるので、開放パターンB2による開放制御が行われる第3大当りや第2小当り、および、開放パターンB3による開放制御が行われる第4大当りや第3小当りは、開放パターンB1による開放制御が行われる第2大当りや第1小当りと比べると遊技者に有利ではないが、開放パターンB4による開放制御が行われる第5大当りや第4小当りに比べると遊技者にとって有利である。 Further, for example, in the release pattern B2 and the release pattern B3, two of the four interval periods are 7000 milliseconds, and two are 2000 milliseconds. The second big hit and the third small hit where the opening control by the opening pattern B3 is performed are more advantageous to the player than the second big hit and the first small hit where the opening control by the opening pattern B1 is performed. However, it is more advantageous for the player than the fifth big hit or the fourth small hit where the opening control by the opening pattern B4 is performed.
ここで、大当りになる場合に、遊技球が特定口400を通過した後に特別可変入賞球装置22が1ラウンド(1回目)の開放状態となる迄の時間(特定口通過後開放前準備時間Tbとする)について説明する。特定口通過後開放前準備時間Tbは、当り報知演出の実行時間(固定の時間)と1ラウンド(1回目)の閉鎖状態の時間(閉鎖時間)の合計時間である(図16、17参照)。この実施形態では、大当りの種類などによって1ラウンド(1回目)の閉鎖時間は異なる。具体的には、第1大当りのときの1ラウンド(1回目)の閉鎖時間は3秒、第2大当りおよび第3大当りのときの1ラウンド(1回目)の閉鎖時間は7秒であり、第4大当りおよび第5大当りのときの1ラウンド(1回目)の閉鎖時間は2秒である。従って、特定口通過後開放前準備時間Tbは、何れの閉鎖時間(3秒、7秒、2秒)を用いるかによって異なる時間となるが、例えば、最も短い閉鎖時間(2秒)を基準としてもよい。つまり、特定口通過後開放前準備時間Tbは、当り報知演出の実行時間(固定の時間)に、最も短い閉鎖時間(2秒)を加えた時間としてもよい。
Here, in the case of a big hit, the time until the special variable winning
また、特定口通過後開放前準備時間Tbは、特定口400を通過した遊技球が特別可変入賞球装置22の底面部材23の下流領域23Lに到達(流下)する迄の時間(特定口通過後下流領域到達時間Tcとする)に基づいた時間とするとよい。例えば、特定口通過後開放前準備時間Tbが特定口通過後下流領域到達時間Tcとなるようにしてもよい。つまり、特定口400を通過した遊技球が、底面部材23の上流領域23Uに到達(流下)するようなタイミングで、特別可変入賞球装置22が1ラウンド(1回目)の開放状態になるようにしてもよい。
In addition, the pre-opening preparation time Tb after passing through the specific port is the time until the game ball that has passed through the
具体的には、特定口通過後開放前準備時間Tbが特定口通過後下流領域到達時間Tcとなるように、規制片118の形状や配置位置や配置数量、底面部材23の傾斜、遊技領域10における特定口400の配置位置、特定口400から底面部材23の上流領域23Uに至る迄の流路における釘、当り報知演出の実行時間などを決定するとよい。なお、特定口通過後下流領域到達時間Tcは、特定口400を通過した遊技球が特別可変入賞球装置22の底面部材23の上流領域23Uに到達(流下)する迄の時間と、上流領域23Uから下流領域23Lへ流下する流下時間Taとを加えた時間(平均の時間、予測された時間)である。つまり、規制片118の形状や配置位置や配置数量、底面部材23の傾斜、特定口400の配置位置、特定口400から底面部材23の上流領域23Uに至る迄の流路における釘、当り報知演出の実行時間(固定の時間)などを予め調整し、特定口通過後開放前準備時間Tbと特定口通過後下流領域到達時間Tcとが同じになるようすればよい。
Specifically, the shape, arrangement position and quantity of the
例えば、特定口通過後下流領域到達時間Tcが8秒である場合(特定口400を通過した遊技球が特別可変入賞球装置22の底面部材23の上流領域23Uに到達(流下)する迄の時間が2秒であって、流下時間Taが6秒である場合)、特定口通過後開放前準備時間Tbが8秒になるように、当り報知演出(固定の時間)の実行時間を6秒としてもよい。なお、当り報知演出の実行時間(6秒)に閉鎖時間(2秒)を加えれば特定口通過後開放前準備時間Tbが8秒になる。なお、流下時間Taが6秒以上であれば、上述したように、最大個数(10個)の遊技球を底面部材23上に貯めることができる。小当りの場合も同様である。
For example, when the downstream region arrival time Tc after passing through the specific port is 8 seconds (the time until the game ball that has passed through the
続いて、小当りになる場合について説明する。小当りの場合には、上述したように、所定時間の経過前に遊技球が特定口400を通過した場合(最遅報知タイミングになる前に通過した場合)も、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した場合(通過せずに最遅報知タイミングになった場合)も、当り報知演出が実行され、その後の所定の移行開始タイミングから小当り遊技状態に移行する。最遅報知タイミングから特別可変入賞球装置22が1ラウンド(1回目)の開放状態となる迄の時間(未通過報知後開放前準備時間Tdとする)は、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した場合の当り演出の実行時間(固定の時間)と1ラウンド(1回目)の閉鎖状態の時間(閉鎖時間)の合計時間である(図18参照)。この実施形態では、小当りの種類などによって1ラウンド(1回目)の閉鎖時間は異なる。具体的には、第1小当りおよび第2小当りのときの1ラウンド(1回目)の閉鎖時間は7秒であり、第3小当りおよび第4小当りのときの1ラウンド(1回目)の閉鎖時間は2秒である。従って、未通過報知後開放前準備時間Tdは、何れの閉鎖時間(7秒、2秒)を用いるかによって異なる時間となるが、例えば、最も短い閉鎖時間(2秒)を基準としてもよい。つまり、未通過報知後開放前準備時間Tdは、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した場合の当り演出の実行時間(固定の時間)に、最も短い閉鎖時間(2秒)を加えた時間としてもよい。
Next, a case where a small hit will be described. In the case of a small hit, as described above, even when the game ball passes through the
また、未通過報知後開放前準備時間Tdは、特定口通過後下流領域到達時間Tcに基づいた時間としてもよい。例えば、未通過報知後開放前準備時間Tdが特定口通過後下流領域到達時間Tcとなるようにしてもよい。つまり、所定時間の経過直後(当り報知演出の実行が開始された直後)に特定口400を通過した遊技球が、底面部材23の上流領域23Uに到達(流下)するようなタイミングで、特別可変入賞球装置22が1ラウンド(1回目)の開放状態になるようにしてもよい。なお、未通過報知後開放前準備時間Tdは、遊技球が特定口400を通過しなかった場合に基づく時間であるが、基準時間として、特定口通過後下流領域到達時間Tcを用いている。
The pre-opening preparation time Td after non-passage notification may be a time based on the downstream region arrival time Tc after passing through the specific port. For example, the pre-opening preparation time Td after non-passage notification may be the downstream region arrival time Tc after passing through the specific port. That is, it is specially variable at a timing at which the game ball that has passed through the
なお、特定口通過後開放前準備時間Tbを決めるのに際し、1ラウンド(1回目)の閉鎖時間として他の閉鎖時間(3秒、7秒)を採用してもよいが、最も短い閉鎖時間(2秒)を採用することにより(即ち、最も短い特定口通過後開放前準備時間Tbを採用することにより)、特定口400を最初に通過した遊技球が、1ラウンド(1回目)の開放状態となる前に、下流領域23Lを流下し終えてしまうのを極力防止することができる。また、未通過報知後開放前準備時間Tdを決めるのに際し、最遅報知タイミングではなく特定口400の通過タイミングで報知演出の実行が開始される場合を採用してもよいが、最も遅い報知タイミングを採用することにより(即ち、最も短い未通過報知後開放前準備時間Tdを採用することにより、同様に、1ラウンド(1回目)の開放状態となる前に、下流領域23Lを流下し終えてしまうのを極力防止することができる。
In determining the pre-opening preparation time Tb after passing through the specific port, other closing times (3 seconds, 7 seconds) may be adopted as the closing time of one round (first time), but the shortest closing time ( 2 seconds) (that is, by adopting the shortest pre-opening preparation time Tb after passing through the specific port), the game ball that first passes through the
図19および図20は、遊技制御用マイクロコンピュータ560が送信する演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。図19および図20に示す例において、コマンド80XX(H)は、特別図柄の可変表示に対応して演出表示装置11において可変表示される演出図柄の変動パターンを指定する演出制御コマンド(変動パターンコマンド)である(それぞれ変動パターンXXに対応)。つまり、使用されうる変動パターンのそれぞれに対して一意な番号を付した場合に、その番号で特定される変動パターンのそれぞれに対応する変動パターンコマンドがある。なお、「(H)」は16進数であることを示す。また、変動パターンを指定する演出制御コマンドは、変動開始を指定するためのコマンドでもある。従って、演出制御用マイクロコンピュータ200は、コマンド80XX(H)を受信すると、演出表示装置11において演出図柄の可変表示を開始するように制御する。
FIGS. 19 and 20 are explanatory diagrams showing an example of the contents of the effect control command transmitted by the
コマンド8C01(H)〜8C0A(H)は、大当りとするか否か、および大当り種別を示す演出制御コマンドである。演出制御用マイクロコンピュータ200は、コマンド8C01(H)〜8C0A(H)の受信に応じて演出図柄の表示結果を決定するので、コマンド8C01(H)〜8C0A(H)を表示結果指定コマンドという。
Commands 8C01 (H) to 8C0A (H) are effect control commands indicating whether or not to make a big hit and the type of big hit. The
コマンド8D01(H)は、第1特別図柄の可変表示(変動)を開始することを示す演出制御コマンド(第1図柄変動指定コマンド)である。コマンド8D02(H)は、第2特別図柄の可変表示(変動)を開始することを示す演出制御コマンド(第2図柄変動指定コマンド)である。第1図柄変動指定コマンドと第2図柄変動指定コマンドとを特別図柄特定コマンド(または図柄変動指定コマンド)と総称することがある。なお、第1特別図柄の可変表示を開始するのか第2特別図柄の可変表示を開始するのかを示す情報を、変動パターンコマンドに含めるようにしてもよい。 Command 8D01 (H) is an effect control command (first symbol variation designation command) indicating that variable display (variation) of the first special symbol is started. Command 8D02 (H) is an effect control command (second symbol variation designation command) indicating that variable display (variation) of the second special symbol is started. The first symbol variation designation command and the second symbol variation designation command may be collectively referred to as a special symbol specifying command (or symbol variation designation command). Note that information indicating whether to start variable display of the first special symbol or variable display of the second special symbol may be included in the variation pattern command.
コマンド8F00(H)は、第4図柄の可変表示(変動)を終了して表示結果(停止図柄)を導出表示することを示す演出制御コマンド(図柄確定指定コマンド)である。演出制御用マイクロコンピュータ200は、図柄確定指定コマンドを受信すると、第4図柄の可変表示(変動)を終了して演出図柄の表示結果を導出表示する。
Command 8F00 (H) is an effect control command (symbol confirmation designation command) indicating that the variable display (fluctuation) of the fourth symbol is terminated and the display result (stop symbol) is derived and displayed. When receiving the symbol confirmation designation command, the
コマンド9000(H)は、遊技機に対する電力供給が開始されたときに送信される演出制御コマンド(初期化指定コマンド:電源投入指定コマンド)である。コマンド9200(H)は、遊技機に対する電力供給が再開されたときに送信される演出制御コマンド(停電復旧指定コマンド)である。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、遊技機に対する電力供給が開始されたときに、バックアップRAMにデータが保存されている場合には、停電復旧指定コマンドを送信し、そうでない場合には、初期化指定コマンドを送信する。
Command 9000 (H) is an effect control command (initialization designation command: power-on designation command) transmitted when power supply to the gaming machine is started. Command 9200 (H) is an effect control command (power failure recovery designation command) transmitted when power supply to the gaming machine is resumed. When the power supply to the gaming machine is started, the
コマンド9F00(H)は、客待ちデモンストレーションを指定する演出制御コマンド(客待ちデモ指定コマンド)である。 Command 9F00 (H) is an effect control command (customer waiting demonstration designation command) for designating a customer waiting demonstration.
コマンドA001(H)は、説明画面の表示を終了(説明表示を終了)すること、すなわち、特定口400を有効にすることを指定する演出制御コマンド(説明画面終了指定コマンド)である。
Command A001 (H) is an effect control command (explanation screen end designation command) for designating that display of the explanation screen is ended (explanation display is terminated), that is, that the
コマンドA002(H)は、特定口(作動ゲート)400を遊技球が通過したことを指定する演出制御コマンド(作動ゲート通過指定コマンド)である。 Command A002 (H) is an effect control command (operation gate passage designation command) for designating that the game ball has passed through the specific opening (operation gate) 400.
コマンドA011(H)は、第1大当り(15R確変)のファンファーレ画面(当り報知画面とも称する)を表示すること、すなわち第1大当りの大当り遊技の開始を指定する演出制御コマンド(大当り開始1指定コマンド:大当りファンファーレ1指定コマンド)である。コマンドA012(H)は、第2大当り(2R確変)、第3大当り(2R確変)、第4大当り(2R確変)、第5大当り(2R確変)のファンファーレ画面を表示すること、すなわち第2大当り〜第5大当りのいずれかの大当り遊技の開始を指定する演出制御コマンド(大当り開始2指定コマンド:大当りファンファーレ2指定コマンド)である。コマンドA013(H)は、第1小当り、第2小当り、第3小当り、第4小当りのファンファーレ画面を表示すること、すなわち第1小当り〜第4小当りのいずれかの小当り遊技の開始を指定する演出制御コマンド(小当り開始指定コマンド:小当りファンファーレ指定コマンド)である。
The command A011 (H) displays a fanfare screen (also referred to as a hit notification screen) of the first big hit (15R probability change), that is, an effect control command (a big hit start 1 designation command for designating the start of the first big hit game) :
コマンドA1XX(H)は、XXで示す回数目のラウンドであることや、XXで示す時間を大入賞口24の閉鎖時間とすることを指定する演出制御コマンド(大入賞口閉鎖時間指定コマンド:大入賞口開放後指定コマンド)である。大入賞口閉鎖時間指定コマンドは、図20(A)に示すように、何ラウンド目であるかや閉鎖時間(インターバル期間)を指定する値が、EXTデータに設定されて送信される。
The command A1XX (H) is a production control command (special prize opening closing time designation command: large) that designates that the round is the number of times indicated by XX or that the time indicated by XX is the closing time of the
コマンドA2XX(H)は、XXで示す回数目のラウンドであることや、XXで示す時間を大入賞口24の開放時間とすることを指定する演出制御コマンド(大入賞口開放時間指定コマンド:大入賞口開放中指定コマンド)である。大入賞口開放時間指定コマンドは、図20(B)に示すように、何ラウンド目であるかや開放時間を指定する値が、EXTデータに設定されて送信される。
The command A2XX (H) is a round of the number of times indicated by XX, and an effect control command (special winning opening opening time designation command: large) that designates the time indicated by XX as the opening time of the special winning
コマンドA301(H)は、第1大当り(15R確変)のエンディング画面を表示すること、すなわち第1大当りの大当り遊技の終了を指定する演出制御コマンド(大当り終了1指定コマンド:大当りエンディング1指定コマンド)である。コマンドA302(H)は、第2大当り(2R確変)、第3大当り(2R確変)、第4大当り(2R確変)、第5大当り(2R確変)のエンディング画面を表示すること、すなわち第2大当り〜第5大当りのいずれかの大当り遊技の終了を指定する演出制御コマンド(大当り終了2指定コマンド:大当りエンディング2指定コマンド)である。コマンドA303(H)は、第1小当り、第2小当り、第3小当り、第4小当りのエンディング画面を表示すること、すなわち第1小当り〜第4小当りのいずれかの小当り遊技の終了を指定する演出制御コマンド(小当り終了指定コマンド:小当りエンディング指定コマンド)である。なお、エンディング画面が表示される期間(エンディング演出が実行される期間)を、エンディング期間とも称する。
The command A301 (H) displays an ending screen for the first jackpot (15R probability change), that is, an effect control command for designating the end of the first jackpot jackpot game (a
コマンドA500(H)は、演出ゲート34を遊技球が通過したことを指定する演出制御コマンド(演出ゲート通過指定コマンド)である。
Command A 500 (H) is an effect control command (effect gate passage designation command) for designating that the game ball has passed through the
コマンドB000(H)は、遊技状態が通常状態であるときの背景表示を指定する演出制御コマンド(通常状態背景指定コマンド)である。コマンドB001(H)は、遊技状態が確変状態であるときの背景表示を指定する演出制御コマンド(確変状態背景指定コマンド)である。 Command B000 (H) is an effect control command (normal state background designation command) for designating background display when the gaming state is the normal state. The command B001 (H) is an effect control command (probability change state background designation command) for designating a background display when the gaming state is the probability change state.
コマンドC000(H)は、第1保留記憶数が1増加したことを指定する演出制御コマンド(第1保留記憶数加算指定コマンド)である。コマンドC100(H)は、第2保留記憶数が1増加したことを指定する演出制御コマンド(第2保留記憶数加算指定コマンド)である。コマンドC200(H)は、第1保留記憶数が1減少したことを指定する演出制御コマンド(第1保留記憶数減算指定コマンド)である。コマンドC300(H)は、第2保留記憶数が1減少したことを指定する演出制御コマンド(第2保留記憶数減算指定コマンド)である。 Command C000 (H) is an effect control command (first reserved memory number addition designation command) that specifies that the first reserved memory number has increased by one. Command C100 (H) is an effect control command (second reserved memory number addition designation command) that specifies that the second reserved memory number has increased by one. Command C200 (H) is an effect control command (first reserved memory number subtraction designation command) that specifies that the first reserved memory number has decreased by one. Command C300 (H) is an effect control command (second reserved memory number subtraction designation command) that specifies that the second reserved memory number has decreased by one.
演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ200(具体的には、演出制御用CPU201)は、主基板40に搭載されている遊技制御用マイクロコンピータ560から上述した演出制御コマンドを受信すると、図19および図20に示された内容に応じて演出表示装置11の表示状態を変更したり、ランプの表示状態を変更したり、音声出力基板70に対して音番号データを出力したりする。
The effect control microcomputer 200 (specifically, the effect control CPU 201) mounted on the
例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、始動入賞があり第1特別図柄表示器12aまたは第2特別図柄表示器12bにおいて特別図柄の可変表示が開始される度に、演出図柄の変動パターンを指定する変動パターンコマンドおよび表示結果指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する。また例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、演出ゲート34を遊技球が通過する度に、演出ゲート34を遊技球が通過したことを指定する演出ゲート通過指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する。
For example, the
この実施の形態では、演出制御コマンドは2バイト構成であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を表し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」に設定され、EXTデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「0」に設定される。なお、そのようなコマンド形態は一例であって他のコマンド形態を用いてもよい。例えば、1バイトや3バイト以上で構成される制御コマンドを用いてもよい。 In this embodiment, the effect control command has a 2-byte structure, the first byte represents MODE (command classification), and the second byte represents EXT (command type). The first bit (bit 7) of the MODE data is always set to “1”, and the first bit (bit 7) of the EXT data is always set to “0”. Note that such a command form is an example, and other command forms may be used. For example, a control command composed of 1 byte or 3 bytes or more may be used.
なお、演出制御コマンドの送出方式として、演出制御信号CD0〜CD7の8本のパラレル信号線で1バイトずつ主基板40から中継基板77を介して演出制御基板80に演出制御コマンドデータを出力し、演出制御コマンドデータの他に、演出制御コマンドデータの取込を指示するパルス状(矩形波状)の取込信号(演出制御INT信号)を出力する方式を用いる。演出制御コマンドの8ビットの演出制御コマンドデータは、演出制御INT信号に同期して出力される。演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ200は、演出制御INT信号が立ち上がったことを検知して、割込処理によって1バイトのデータの取り込み処理を開始する。
In addition, as the transmission method of the effect control command, the effect control command data is output from the
図19および図20に示す例では、変動パターンコマンドおよび表示結果指定コマンドを、第1特別図柄表示器12aでの第1特別図柄の変動に対応した演出図柄の可変表示(変動)と第2特別図柄表示器12bでの第2特別図柄の変動に対応した演出図柄の可変表示(変動)とで共通に使用でき、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示に伴って演出を行う演出表示装置11などの演出用部品を制御する際に、遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出制御用マイクロコンピュータ200に送信されるコマンドの種類を増大させないようにすることができる。
In the example shown in FIG. 19 and FIG. 20, the change pattern command and the display result designation command are displayed as variable display (change) of the effect symbol corresponding to the change of the first special symbol on the first
図21および図22は、主基板40に搭載される遊技制御用マイクロコンピュータ560(具体的には、CPU56)が実行する特別図柄プロセス処理(ステップS28)のプログラムの一例を示すフローチャートである。上述したように、特別図柄プロセス処理では第1特別図柄表示器12aまたは第2特別図柄表示器12bおよび大入賞口を制御するための処理が実行される。特別図柄プロセス処理において、CPU56は、第1始動口スイッチ14aまたは第2始動口スイッチ15aがオンであれば(ステップS314;Yes)、すなわち、第1始動入賞口13aへの始動入賞または第2始動入賞口13bへの始動入賞が発生していたら、始動口スイッチ通過処理を実行する(ステップS315)。第1始動口スイッチ14aも第2始動口スイッチ15aもオンでなければ(ステップS314;No)、始動口スイッチ通過処理は実行しない。
FIGS. 21 and 22 are flowcharts showing an example of a special symbol process (step S28) program executed by the game control microcomputer 560 (specifically, the CPU 56) mounted on the
続いて、CPU56は、演出ゲートスイッチ34aがオンであれば(ステップS316;Yes)、すなわち、演出ゲート34を遊技球が通過していたら、演出ゲート通過指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う(ステップS317)。演出ゲートスイッチ34aがオンでなければ(ステップS316;No)、上記制御は行わない。
Subsequently, if the
続いて、CPU56は、内部状態に応じて、ステップS300〜S312のうちのいずれかの処理を行う。ステップS300〜S312の処理は、以下のような処理である。
Subsequently, the
特別図柄通常処理(ステップS300):特別図柄プロセスフラグの値が0であるときに実行される。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄の可変表示が開始できる状態になると、保留記憶数バッファに記憶される数値データの記憶数(合算保留記憶数)を確認する。保留記憶数バッファに記憶される数値データの記憶数は合算保留記憶数カウンタのカウント値により確認できる。また、合算保留記憶数カウンタのカウント値が0でなければ、第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示の表示結果を大当りとするか否かを決定する。大当りとする場合には大当りフラグをセットする。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS301に応じた値(この例では1)に更新する。なお、大当りフラグは、大当り遊技が終了するときにリセットされる。
Special symbol normal processing (step S300): Executed when the value of the special symbol process flag is zero. When the
変動パターン設定処理(ステップS301):特別図柄プロセスフラグの値が1であるときに実行される。また、変動パターンを決定し、その変動パターンにおける変動時間(可変表示時間:可変表示を開始してから表示結果を導出表示(停止表示)するまでの時間)を特別図柄の可変表示の変動時間とすることに決定する。また、特別図柄の変動時間を計測する変動時間タイマをスタートさせる。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS302に対応した値(この例では2)に更新する。 Fluctuation pattern setting process (step S301): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 1. Also, the variation pattern is determined, and the variation time in the variation pattern (variable display time: the time from the start of variable display until the display result is derived and displayed (stop display)) is defined as the variation display variation time of the special symbol. Decide to do. Also, a variable time timer for measuring the special symbol variable time is started. Then, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (2 in this example) corresponding to step S302.
表示結果指定コマンド送信処理(ステップS302):特別図柄プロセスフラグの値が2であるときに実行される。演出制御用マイクロコンピュータ200に、表示結果指定コマンドを送信する制御を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS303に対応した値(この例では3)に更新する。
Display result designation command transmission process (step S302): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 2. Control for transmitting a display result designation command to the
特別図柄変動中処理(ステップS303):特別図柄プロセスフラグの値が3であるときに実行される。変動パターン設定処理で選択された変動パターンの変動時間が経過(ステップS301でセットされる変動時間タイマがタイムアウトすなわち変動時間タイマの値が0になる)すると、演出制御用マイクロコンピュータ200に、図柄確定指定コマンドを送信する制御を行い、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS304に対応した値(この例では4)に更新する。なお、演出制御用マイクロコンピュータ200は、遊技制御用マイクロコンピュータ560が送信する図柄確定指定コマンドを受信すると演出表示装置11において第4図柄が停止されるように制御する。
Special symbol changing process (step S303): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 3. When the variation time of the variation pattern selected in the variation pattern setting process elapses (the variation time timer set in step S301 times out, that is, the variation time timer value becomes 0), the
特別図柄停止処理(ステップS304):特別図柄プロセスフラグの値が4であるときに実行される。大当りフラグがセットされている場合には、大当り開始前処理開始タイマをセットし、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS305に対応した値(この例では5)に更新する。また、小当りフラグがセットされている場合には、小当り開始前処理開始タイマをセットし、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS309に対応した値(この例では9)に更新する。大当りフラグおよび小当りフラグのいずれもセットされていない場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に対応した値(この例では0)に更新する。なお、この実施の形態では、特別図柄プロセスフラグの値が4となったことにもとづいて、後述するように、特別図柄表示制御処理において特別図柄の停止図柄を停止表示するための特別図柄表示制御データが特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定され(図42参照)、ステップS22の表示制御処理において出力バッファの設定内容に応じて実際に特別図柄の停止図柄が停止表示される。 Special symbol stop process (step S304): executed when the value of the special symbol process flag is 4. When the big hit flag is set, the big hit start pre-processing start timer is set, and the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (5 in this example) corresponding to step S305. If the small hit flag is set, the small hit start pre-processing start timer is set, and the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to step S309 (9 in this example). If neither the big hit flag nor the small hit flag is set, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to step S300 (in this example, 0). In this embodiment, as will be described later, a special symbol display control for stopping and displaying a special symbol stop symbol in the special symbol display control process based on the fact that the value of the special symbol process flag is 4. The data is set in the output buffer for setting the special symbol display control data (see FIG. 42), and the special symbol stop symbol is actually stopped and displayed in accordance with the setting contents of the output buffer in the display control processing in step S22.
大当り開始前処理(ステップS305):特別図柄プロセスフラグの値が5であるときに実行される。特別図柄停止処理でセットされたタイマ(大当り開始前処理開始タイマ)がタイムアウトすると、説明画面終了指定コマンドを送信する。続いて、特定口400を遊技球が通過した場合には、作動ゲート通過指定コマンドや大当り開始指定コマンドを送信する。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS306に対応した値(この例では6)に更新する。
Pre-hit start process (step S305): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 5. When the timer set in the special symbol stop process (process start timer before jackpot start) times out, an explanation screen end designation command is transmitted. Subsequently, when the game ball passes through the
大入賞口開放前処理(ステップS306):特別図柄プロセスフラグの値が6であるときに実行される。大入賞口開放前処理では、大入賞口を開放する制御を行う。具体的には、カウンタ(例えば、大入賞口24に入った遊技球数をカウントするカウンタ)などを初期化するとともに、ソレノイド106を駆動して大入賞口を開放状態にする。また、タイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS307に対応した値(この例では7)に更新する。なお、大入賞口開放前処理は各ラウンド毎に実行される。
Preliminary winning opening opening process (step S306): executed when the value of the special symbol process flag is 6. In the pre-opening process for the big prize opening, control for opening the big prize opening is performed. Specifically, a counter (for example, a counter that counts the number of game balls that have entered the big prize opening 24) is initialized and the
大入賞口開放中処理(ステップS307):特別図柄プロセスフラグの値が7であるときに実行される。大当り遊技状態中のラウンド表示の演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御や大入賞口24の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。大入賞口24の閉成条件が成立し、かつ、まだ残りラウンドがある場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS306に対応した値(この例では6)に更新する。また、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS308に対応した値(この例では8)に更新する。
Large winning opening opening process (step S307): executed when the value of the special symbol process flag is 7. A control for transmitting an effect control command for a round display during the big hit gaming state to the
大当り終了処理(ステップS308):特別図柄プロセスフラグの値が8であるときに実行される。大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御用マイクロコンピュータ200に行わせるための制御を行う。また、遊技状態を示すフラグ(例えば、確変フラグや時短フラグ)をセットする処理を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に対応した値(この例では0)に更新する。
Big hit end process (step S308): executed when the value of the special symbol process flag is 8. Control is performed to cause the
小当り開始前処理(ステップS309):特別図柄プロセスフラグの値が9であるときに実行される。特別図柄停止処理でセットされたタイマ(小当り開始前処理開始タイマ)がタイムアウトすると、説明画面終了指定コマンドを送信する。続いて、所定時間内に特定口400を遊技球が通過した場合には、作動ゲート通過指定コマンドや小当り開始指定コマンドを送信し、所定時間内に特定口400を遊技球が通過しなかった場合には、小当り開始指定コマンドを送信する。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS310に対応した値(この例では10(10進数))に更新する。
Pre-start process for small hits (step S309): executed when the value of the special symbol process flag is 9. When the timer set in the special symbol stop process (process start timer before the small hit start) times out, an explanation screen end designation command is transmitted. Subsequently, when the game ball passes through the
小当り開放前処理(ステップS310):特別図柄プロセスフラグの値が10であるときに実行される。小当り開放前処理では、大入賞口を開放する制御を行う。具体的には、カウンタ(例えば、大入賞口24に入った遊技球数をカウントするカウンタ)などを初期化するとともに、ソレノイド106を駆動して大入賞口を開放状態にする。また、タイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS311に対応した値(この例では11(10進数))に更新する。なお、小当り開放前処理は小当り遊技中の大入賞口24の開放毎に実行される。
Small hit release pre-processing (step S310): executed when the value of the special symbol process flag is 10. In the pre-opening process for small hits, control is performed to open the big prize opening. Specifically, a counter (for example, a counter that counts the number of game balls that have entered the big prize opening 24) is initialized and the
小当り開放中処理(ステップS311):特別図柄プロセスフラグの値が11であるときに実行される。大入賞口24の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。大入賞口24の閉成条件が成立し、かつ、まだ大入賞口24の開放回数が残っている場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS310に対応した値(この例では10)に更新する。また、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS312に対応した値(この例では12(10進数))に更新する。
Small hit release processing (step S311): executed when the value of the special symbol process flag is 11. Processing for confirming the closing condition of the special winning
小当り終了処理(ステップS312):特別図柄プロセスフラグの値が12であるときに実行される。小当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御用マイクロコンピュータ200に行わせるための制御を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に対応した値(この例では0)に更新する。
Small hit end processing (step S312): executed when the value of the special symbol process flag is 12. Control for causing the
図23は、ステップS315の始動口スイッチ通過処理を示すフローチャートである。始動口スイッチ通過処理において、CPU56は、まず、第1始動口スイッチ14aがオン状態であるか否かを確認する(ステップS211)。第1始動口スイッチ14aがオン状態でなければ、ステップS217に移行する。第1始動口スイッチ14aがオン状態であれば、CPU56は、第1保留記憶数が上限値に達しているか否か(具体的には、第1保留記憶数をカウントするための第1保留記憶数カウンタの値が4でるか否か)を確認する(ステップS212)。第1保留記憶数が上限値に達していれば、ステップS217に移行する。
FIG. 23 is a flowchart showing the start port switch passing process in step S315. In the start port switch passing process, the
第1保留記憶数が上限値に達していなければ、CPU56は、第1保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS213)とともに、合算保留記憶数をカウントするための合算保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS214)。次いで、CPU56は、乱数回路60やソフトウェア乱数を生成するためのカウンタから値を抽出し、それらを、第1保留記憶バッファ(図24参照)における保存領域に格納する処理を実行する(ステップS215)。なお、ステップS215の処理では、ランダムR(特図表示結果決定用乱数)、ランダム1(大当り種別・小当り種別決定用乱数)、ランダム2(変動パターン種別決定用乱数)およびランダム3(変動パターン決定用乱数)が抽出され、保存領域に格納される。なお、ランダム2(変動パターン種別決定用乱数)やランダム3(変動パターン決定用乱数)を始動口スイッチ通過処理(始動入賞時)において抽出して保存領域にあらかじめ格納しておくのではなく、第1特別図柄の変動開始時に抽出するようにしてもよい。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、後述する変動パターン設定処理において、ランダム2を生成するための変動パターン種別決定用乱数カウンタから値を直接抽出したり、ランダム3を生成するための変動パターン決定用乱数カウンタから値を直接抽出したりするようにしてもよい。
If the first reserved memory number has not reached the upper limit value, the
図24は、保留記憶に対応する乱数等を保存する領域(保留バッファ)の構成例を示す説明図である。図24に示すように、第1保留記憶バッファには、第1保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されている。また、第2保留記憶バッファには、第2保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されている。この実施の形態では、第1保留記憶バッファおよび第2保留記憶バッファには、ハードウェア乱数であるランダムR(特図表示結果決定用乱数)や、ソフトウェア乱数であるランダム1(大当り種別・小当り種別決定用乱数)、ランダム2(変動パターン種別決定用乱数)およびランダム3(変動パターン決定用乱数)が記憶される。なお、第1保留記憶バッファおよび第2保留記憶バッファは、RAM55に形成されている。
FIG. 24 is an explanatory diagram showing a configuration example of an area (hold buffer) for storing random numbers and the like corresponding to the hold memory. As shown in FIG. 24, a storage area corresponding to the upper limit value (4 in this example) of the first reserved storage number is secured in the first reserved storage buffer. In addition, a storage area corresponding to the upper limit value of the second reserved storage number (4 in this example) is secured in the second reserved storage buffer. In this embodiment, the first reserved storage buffer and the second reserved storage buffer have a random R (random number for determining a special figure display result) that is a hardware random number and a random 1 (a big hit type / small hit) that is a software random number. Type determination random number), random 2 (variation pattern type determination random number) and random 3 (variation pattern determination random number) are stored. The first reserved storage buffer and the second reserved storage buffer are formed in the
そして、CPU56は、第1保留記憶数加算指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う(ステップS216)。
Then, the
次いで、CPU56は、第2始動口スイッチ15aがオン状態であるか否かを確認する(ステップS217)。第2始動口スイッチ15aがオン状態でなければ、そのまま処理を終了する。第2始動口スイッチ15aがオン状態であれば、CPU56は、第2保留記憶数が上限値に達しているか否か(具体的には、第2保留記憶数をカウントするための第2保留記憶数カウンタの値が4でるか否か)を確認する(ステップS218)。第2保留記憶数が上限値に達していれば、そのまま処理を終了する。
Next, the
第2保留記憶数が上限値に達していなければ、CPU56は、第2保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS219)とともに、合算保留記憶数をカウントするための合算保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS220)。次いで、CPU56は、乱数回路60やソフトウェア乱数を生成するためのカウンタから値を抽出し、それらを、第2保留記憶バッファ(図24参照)における保存領域に格納する処理を実行する(ステップS221)。なお、ステップS221の処理では、ハードウェア乱数であるランダムR(特図表示結果決定用乱数)や、ソフトウェア乱数であるランダム1(大当り種別・小当り種別決定用乱数)、ランダム2(変動パターン種別決定用乱数)およびランダム3(変動パターン決定用乱数)が抽出され、保存領域に格納される。なお、ランダム2(変動パターン種別決定用乱数)やランダム3(変動パターン決定用乱数)を始動口スイッチ通過処理(始動入賞時)において抽出して保存領域にあらかじめ格納しておくのではなく、第2特別図柄の変動開始時に抽出するようにしてもよい。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、後述する変動パターン設定処理において、ランダム2を生成するための変動パターン種別決定用乱数カウンタから値を直接抽出したり、ランダム3を生成するための変動パターン決定用乱数カウンタから値を直接抽出したりするようにしてもよい。
If the second reserved memory number has not reached the upper limit value, the
そして、CPU56は、第2保留記憶数加算指定コマンドを演出制御用マイクロコンピ
ュータ200に送信する制御を行う(ステップS222)。
Then, the
図25および図26は、特別図柄プロセス処理における特別図柄通常処理(ステップS300)を示すフローチャートである。特別図柄通常処理において、CPU56は、合算保留記憶数の値を確認する(ステップS51)。具体的には、合算保留記憶数カウンタのカウント値を確認する。合算保留記憶数が0であれば、まだ客待ちデモ指定コマンドを送信していなければ、演出制御用マイクロコンピュータ200に対して客待ちデモ指定コマンドを送信する制御を行い(ステップS51A)、処理を終了する。なお、例えば、CPU56は、ステップS51Aで客待ちデモ指定コマンドを送信すると、客待ちデモ指定コマンドを送信したことを示す客待ちデモ指定コマンド送信済フラグをセットする。そして、客待ちデモ指定コマンドを送信した後に次回のタイマ割込以降の特別図柄通常処理を実行する場合には、客待ちデモ指定コマンド送信済フラグがセットされていることにもとづいて重ねて客待ちデモ指定コマンドを送信しないように制御すればよい。また、この場合、客待ちデモ指定コマンド送信済フラグは、次回の特別図柄の変動表示が開始されるときにリセットされるようにすればよい。
25 and 26 are flowcharts showing the special symbol normal process (step S300) in the special symbol process. In the special symbol normal process, the
合算保留記憶数が0でなければ、CPU56は、第2保留記憶数が0であるか否かを確認する(ステップS52)。具体的には、第2保留記憶数カウンタの値が0であるか否かを確認する。第2保留記憶数が0でなければ、CPU56は、特別図柄ポインタ(第1特別図柄について特別図柄プロセス処理を行っているのか第2特別図柄について特別図柄プロセス処理を行っているのかを示すフラグ)に「第2」を示すデータを設定する(ステップS53)。第2保留記憶数が0であれば(すなわち、第1保留記憶数のみが溜まっている場合)には、CPU66は、特別図柄ポインタに「第1」を示すデータを設定する(ステップS54)。
If the total reserved memory number is not 0, the
この実施の形態では、ステップS52〜S54の処理が実行されることによって、第1特別図柄の変動表示に対して、第2特別図柄の変動表示が優先して実行される。言い換えれば、第2特別図柄の変動表示を開始させるための第2の開始条件が第1特別図柄の変動表示を開始させるための第1の開始条件に優先して成立するように制御される。 In this embodiment, by executing the processing of steps S52 to S54, the variation display of the second special symbol is executed with priority over the variation display of the first special symbol. In other words, control is performed so that the second start condition for starting the variable display of the second special symbol is established in preference to the first start condition for starting the variable display of the first special symbol.
次いで、CPU56は、RAM55において、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する(ステップS55)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1保留記憶数バッファにおける第1保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、第2保留記憶数バッファにおける第2保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する。
Next, the
そして、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、各保存領域の内容をシフトする(ステップS56)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、第1保留記憶数バッファにおける各保存領域の内容をシフトする。また、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合に、第2保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、第2保留記憶数バッファにおける各保存領域の内容をシフトする。
Then, the
すなわち、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合に、RAM55の第1保留記憶数バッファにおいて第1保留記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値を、第1保留記憶数=n−1に対応する保存領域に格納する。また、特別図柄ポインタが「第2」を示す場合に、RAM55の第2保留記憶数バッファにおいて第2保留記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値を、第2保留記憶数=n−1に対応する保存領域に格納する。
That is, when the special symbol pointer indicates “first”, the
よって、各第1保留記憶数(または、各第2保留記憶数)に対応するそれぞれの保存領域に格納されている各乱数値が抽出された順番は、常に、第1保留記憶数(または、第2保留記憶数)=1,2,3,4の順番と一致するようになっている。 Therefore, the order in which each random value stored in each storage area corresponding to each first reserved memory number (or each second reserved memory number) is extracted is always the first reserved memory number (or (Second reserved storage number) = 1, 2, 3, 4 in order.
そして、CPU56は、合算保留記憶数の値を1減らす。すなわち、合算保留記憶数カウンタのカウント値を1減算する(ステップS58)。なお、CPU56は、カウント値が1減算される前の合算保留記憶数カウンタの値をRAM55の所定の領域に保存する。
Then, the
また、CPU56は、現在の遊技状態に応じて背景指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う(ステップS60)。例えば、CPU56は、確変状態であることを示す確変フラグがセットされている場合には、確変状態背景指定コマンドを送信する制御を行う。また例えば、CPU56は、確変フラグおよび時短フラグのいずれもセットされていなければ、通常状態背景指定コマンドを送信する制御を行う。
Further, the
なお、この実施の形態では、変動ごとに背景指定コマンドを毎回送信する場合を示しているが、例えば、変動開始時に前回の変動時から遊技状態が変化したか否かを判定するようにし、遊技状態が変化した場合にのみ変化後の遊技状態に応じた背景指定コマンドを送信するようにしてもよい。そのように構成すれば、背景指定コマンドの送信回数を低減することができ、遊技制御用マイクロコンピュータ560の処理負担を軽減することができる。
Note that, in this embodiment, the background designation command is transmitted every time for each variation. Only when the state changes, a background designation command corresponding to the changed gaming state may be transmitted. With such a configuration, the number of transmissions of the background designation command can be reduced, and the processing burden on the
なお、具体的には、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ200に演出制御コマンドを送信する際に、演出制御コマンドに応じたコマンド送信テーブル(あらかじめROMにコマンド毎に設定されている)のアドレスをポインタにセットする。そして、演出制御コマンドに応じたコマンド送信テーブルのアドレスをポインタにセットして、演出図柄コマンド制御処理(ステップS30)において演出制御コマンドを送信する。なお、この実施の形態では、特別図柄の変動を開始するときに、タイマ割込ごとに、背景指定コマンド、変動パターンコマンド、表示結果指定コマンド、保留記憶数減算指定コマンドの順に演出制御用マイクロコンピュータ200に送信されることになる。具体的には、特別図柄の変動を開始するときに、まず、背景指定コマンドが送信され、4ms経過後に変動パターンコマンドが送信され、さらに4ms経過後に表示結果指定コマンドが送信され、さらに4ms経過後に保留記憶数減算指定コマンドが送信される。なお、特別図柄の変動を開始するときにはさらに図柄変動指定コマンド(第1図柄変動指定コマンド、第2図柄変動指定コマンド)も送信されるが、図柄変動指定コマンドは、変動パターンコマンドと同じタイマ割込において演出制御用マイクロコンピュータ200に対して送信される。
Specifically, when the
特別図柄通常処理では、最初に、第1始動入賞口13aを対象として処理を実行することを示す「第1」を示すデータすなわち第1特別図柄を対象として処理を実行することを示す「第1」を示すデータ、または第2始動入賞口13bを対象として処理を実行することを示す「第2」を示すデータすなわち第2特別図柄を対象として処理を実行することを示す「第2」を示すデータが、特別図柄ポインタに設定される。そして、特別図柄プロセス処理における以降の処理では、特別図柄ポインタに設定されているデータに応じた処理が実行される。よって、ステップS300〜S312の処理を、第1特別図柄を対象とする場合と第2特別図柄を対象とする場合とで共通化することができる。
In the special symbol normal process, first, data indicating “first” indicating that the process is executed with respect to the first
次いで、CPU56は、乱数バッファ領域からランダムR(特図表示結果決定用乱数)を読み出し、大当り・小当り判定モジュールを実行する。なお、この場合、CPU56は、始動口スイッチ通過処理のステップS215,S221で抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納した特図表示結果決定用乱数を読み出し、大当り・小当り判定を行う。大当り・小当り判定モジュールは、あらかじめ決められている大当り判定値や小当り判定値(図14参照)と特図表示結果決定用乱数とを比較し、それらが一致したら大当りや小当りとすることに決定する処理を実行するプログラムである。すなわち、大当り判定や小当り判定の処理を実行するプログラムである。
Next, the
大当り・小当り判定の処理では、遊技状態が確変状態(高確率状態)の場合は、遊技状態が非確変状態(通常遊技状態および時短状態)の場合よりも、大当りとなる確率が高くなるように構成されている(図14参照)。CPU56は、遊技状態が確変状態であるか否かや、変動特図が特図1であるか特図2であるかを確認し、遊技状態や変動特図に応じた特図表示結果判定テーブルを使用して「大当り」とするかなどを決定する。具体的には、CPU56は、遊技状態が通常状態であって変動特図が特図1であるときには、図14(A)に示した特図表示結果判定テーブルを使用して「大当り」とするか「はずれ」とするかを決定する。また、CPU56は、遊技状態が通常状態であって変動特図が特図2であるときには、図14(B)に示した特図表示結果判定テーブルを使用して「大当り」とするか「小当り」とするか「はずれ」とするかを決定する。また、CPU56は、遊技状態が確変状態であって変動特図が特図1であるときには、図14(C)に示した特図表示結果判定テーブルを使用して「大当り」とするか「はずれ」とするかを決定する。また、CPU56は、遊技状態が確変状態であって変動特図が特図2であるときには、図14(D)に示した特図表示結果判定テーブルを使用して「大当り」とするか「小当り」とするか「はずれ」とするかを決定する。
In the big-hit / small-hit determination process, when the gaming state is a probable change state (high probability state), the probability that a big hit will be higher than when the gaming state is a non-probable change state (normal game state and short-time state) (See FIG. 14). The
なお、現在の遊技状態が確変状態であるか否かの確認は、確変フラグがセットされているか否かにより行われる。確変フラグは、遊技状態を確変状態に移行するときにセットされ、確変状態を終了するときにリセットされる。具体的には、確変大当りまたは突然確変大当りとすることに決定され、大当り遊技を終了する処理においてセットされ、大当りと決定されたときに特別図柄の変動表示を終了して停止図柄を停止表示するタイミングでリセットされる。また、変動特図が特図1であるか特図2であるかの確認は、特別図柄ポインタが「第1」を示しているか「第2」を示しているかにより行われる。 Note that whether or not the current gaming state is the probability variation state is determined by whether or not the probability variation flag is set. The probability variation flag is set when the gaming state is shifted to the probability variation state, and is reset when the probability variation state is terminated. Specifically, it is determined to be a probable big hit or suddenly probable big hit, and is set in the process of ending the big hit game, and when the big hit is determined, the special symbol variation display is terminated and the stop symbol is stopped and displayed. Reset at timing. Also, the confirmation whether the fluctuation special figure is special figure 1 or special figure 2 is performed depending on whether the special symbol pointer indicates "first" or "second".
CPU56は、ランダムR(特図表示結果決定用乱数)の値がいずれの大当り判定値に一致しているか否かを判定する(ステップS61)。ランダムRの値がいずれの大当り判定値に一致している場合には(ステップS61;Yes)、大当りとすると決定し、ステップS71に移行する。なお、この場合、CPU56は、始動口スイッチ通過処理のステップS215,S221で抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納したランダムRの値を読み出し、大当り判定値と比較する。また、大当りとするか否か決定するということは、大当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、特別図柄表示器における停止図柄を大当り図柄とするか否か決定するということでもある。
The
ランダムR(特図表示結果決定用乱数)の値がいずれの大当り判定値にも一致しなければ(ステップS61;No)、CPU56は、ランダムRの値がいずれの小当り判定値に一致しているか否かを判定する(ステップS62)。ランダムRの値がいずれの小当り判定値に一致している場合には(ステップS62;Yes)、小当りとすると決定し、ステップS63に移行する。なお、小当りとするか否か決定するということは、小当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、特別図柄表示器における停止図柄を小当り図柄とするか否か決定するということでもある。
If the value of the random R (random number for determining the special figure display result) does not match any jackpot determination value (step S61; No), the
なお、ランダムR(特図表示結果決定用乱数)の値が大当り判定値および小当り判定値のいずれにも一致しない場合には(ステップS62;No)、すなわち、はずれである場合には、そのままステップS75に移行する。 If the value of random R (random number for determining the special figure display result) does not match either the big hit determination value or the small hit determination value (step S62; No), that is, if it is out of place, it remains as it is. Control goes to step S75.
大当りとすると決定した後のステップS71では、CPU56は、大当りであることを示す大当りフラグをセットする(ステップS71)。そして、大当り種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用する大当り種別判定テーブルを選択する(ステップS72)。CPU56は、変動特図が特図1であるか特図2であるかを確認し、変動特図に応じた大当り種別判定テーブルを選択する。具体的には、CPU56は、変動特図が特図1であるときには図15(A)に示した大当り種別判定テーブルを選択し、変動特図が特図2であるときには図15(B)に示した大当り種別判定テーブルを選択する。
In step S71 after determining that it is a big hit, the
次いで、CPU56は、選択した大当り種別判定テーブルを用いて、乱数バッファ領域に格納されたランダム1(大当り種別・小当り種別決定用乱数)の値と一致する値に対応した種別を大当り種別に決定する(ステップS73)。なお、図15(B)に示した大当り種別判定テーブルを用いる場合(変動特図が特図2であるとき)には「第1大当り」〜「第5大当り」のいずれかが決定されるが、図15(A)に示した大当り種別判定テーブルを用いる場合(変動特図が特図1であるとき)には「第1大当り」が常に決定される。また、この場合、CPU56は、始動口スイッチ通過処理のステップS215,S221で抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納したランダム1の値を読み出し、夫々の大当り種別の判定値と比較する。
Next, using the selected jackpot type determination table, the
次いで、CPU56は、決定した大当り種別を示すデータをRAM55における大当り種別バッファに設定する(ステップS74)。例えば、大当り種別が「第1大当り(15R確変)」の場合には大当り種別を示すデータとして「01」が設定され、大当り種別が「第2大当り(2R確変)」の場合には大当り種別を示すデータとして「02」が設定され、大当り種別が「第3大当り(2R確変)」の場合には大当り種別を示すデータとして「03」が設定され、大当り種別が「第4大当り(2R確変)」の場合には大当り種別を示すデータとして「04」が設定され、大当り種別が「第5大当り(2R確変)」の場合には大当り種別を示すデータとして「05」が設定される。
Next, the
一方、小当りとすると決定した後のステップS63では、CPU56は、小当りであることを示す小当りフラグをセットする(ステップS63)。そして、小当り種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用する小当り種別判定テーブルを選択する(ステップS64)。この実施形態では、小当り種別判定テーブルは1つ(図15(C)に示した小当り種別判定テーブル)であるため、CPU56は、図15(C)に示した小当り種別判定テーブルを選択する。
On the other hand, in step S63 after determining that a small hit is made, the
次いで、CPU56は、選択した小当り種別判定テーブルを用いて、乱数バッファ領域に格納されたランダム1(大当り種別・小当り種別決定用乱数)の値と一致する値に対応した種別を小当り種別に決定する(ステップS65)。なお、この場合、CPU56は、始動口スイッチ通過処理のステップS215,S221で抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納したランダム1の値を読み出し、夫々の小当り種別の判定値と比較する。
Next, the
次いで、CPU56は、決定した小当り種別を示すデータをRAM55における小当り種別バッファに設定する(ステップS66)。例えば、小当り種別が「第1小当り」の場合には小当り種別を示すデータとして「11」が設定され、小当り種別が「第2小当り」の場合には小当り種別を示すデータとして「12」が設定され、小当り種別が「第3小当り」の場合には小当り種別を示すデータとして「13」が設定され、小当り種別が「第4小当り」の場合には小当り種別を示すデータとして「14」が設定される。
Next, the
ステップS74、ステップS66、ステップS62(No)のいずれかに続いて、CPU56は、特別図柄の停止図柄を決定する(ステップS75)。具体的には、大当りフラグおよび小当りフラグのいずれもセットされていない場合には、はずれ図柄となる「−」を特別図柄の停止図柄に決定する。大当りフラグがセットされている場合には、例えば、大当り種別の決定結果に応じて大当り図柄となる「1」、「3」、「5」、「7」、「9」のいずれかを特別図柄の停止図柄に決定する。すなわち、「第1大当り(15R確変))」に決定した場合には「7」を特別図柄の停止図柄に決定し、「第2大当り(2R確変)」に決定した場合には「1」を特別図柄の停止図柄に決定し、「第3大当り(2R確変)」に決定した場合には「3」を特別図柄の停止図柄に決定し、「第4大当り(2R確変)」に決定した場合には「5」を特別図柄の停止図柄に決定し、「第5大当り(2R確変)」に決定した場合には「9」を特別図柄の停止図柄に決定する。また、小当りフラグがセットされている場合には、例えば、小当り図柄となる「2」、「4」、「6」、「8」のいずれかを特別図柄の停止図柄に決定する。すなわち、「第1小当り」に決定した場合には「2」を特別図柄の停止図柄に決定し、「第2小当り」に決定した場合には「4」を特別図柄の停止図柄に決定し、「第3小当り」に決定した場合には「6」を特別図柄の停止図柄に決定し、「第4小当り」に決定した場合には「8」を特別図柄の停止図柄に決定する。
Following any of step S74, step S66, and step S62 (No), the
なお、この実施の形態では、まず大当り種別を決定し、決定した大当り種別に対応する特別図柄の停止図柄を決定する場合を示したが、大当り種別および特別図柄の停止図柄の決定方法は、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、あらかじめ特別図柄の停止図柄と大当り種別とを対応付けたテーブルを用意しておき、大当り種別決定用乱数にもとづいてまず特別図柄の停止図柄を決定すると、その決定結果にもとづいて対応する大当り種別も決定されるように構成してもよい。 In this embodiment, the case where the jackpot type is first determined and the stop symbol of the special symbol corresponding to the determined jackpot type is shown, but the method for determining the jackpot type and the stop symbol of the special symbol is as follows. It is not limited to what is shown in the embodiment. For example, a table in which a special symbol stop symbol and a jackpot type are associated in advance is prepared, and when a special symbol stop symbol is first determined based on the random number for determining the big hit type, the corresponding jackpot is determined based on the determination result. You may comprise so that a classification may also be determined.
そして、特別図柄プロセスフラグの値を変動パターン設定処理(ステップS301)に対応した値に更新(設定)する(ステップS76)。 Then, the value of the special symbol process flag is updated (set) to a value corresponding to the variation pattern setting process (step S301) (step S76).
図27は、特別図柄プロセス処理における変動パターン設定処理(ステップS301)を示すフローチャートである。変動パターン設定処理において、CPU56は、大当りフラグがセットされているか否か確認する(ステップS80)。大当りフラグがセットされている場合には(ステップS80;Yes)、CPU56は、大当り種別に応じて、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、大当り用変動パターン種別判定テーブルのいずれかを選択する(ステップS81)。そして、ステップS89に移行する。
FIG. 27 is a flowchart showing the variation pattern setting process (step S301) in the special symbol process. In the variation pattern setting process, the
大当りフラグがセットされていない場合には(ステップS80;No)、CPU56は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS82)。小当りフラグがセットされている場合には(ステップS82;Yes)、CPU56は、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、小当り用変動パターン種別判定テーブルを選択する(ステップS83)。そして、ステップS89に移行する。
When the big hit flag is not set (step S80; No), the
小当りフラグもセットされていない場合には(ステップS82;No)、CPU56は、時短状態であることを示す時短フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS84)。なお、時短フラグは、遊技状態を時短状態に移行するとき(確変状態に移行するときを含む)にセットされ、時短状態を終了するときにリセットされる。具体的には、大当り(第1大当り、第2大当り、第3大当り、第4大当り、第5大当り)とすることに決定され、大当り遊技を終了する処理においてセットされ、所定回数(例えば、80回)の特図ゲームを消化したタイミングや、大当り(第1大当り、第2大当り、第3大当り、第4大当り、第5大当り)と決定されたときに特別図柄の変動表示を終了して停止図柄を停止表示するタイミングでリセットされる。時短フラグがセットされていれば(ステップS84;Yes)、CPU56は、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、はずれ用変動パターン種別判定テーブル(確変/時短用)を選択する(ステップS85)。そして、ステップS89に移行する。
When the small hit flag is not set (step S82; No), the
時短フラグがセットされていなければ(ステップS84;No)、CPU56は、合算保留記憶数が3以上であるか否かを確認する(ステップS86)。合算保留記憶数が3未満であれば(ステップS86;No)、CPU56は、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、はずれ用変動パターン種別判定テーブル(通常用)を選択する(ステップS87)。そして、ステップS89に移行する。
If the time reduction flag is not set (step S84; No), the
合算保留記憶数が3以上である場合(ステップS86;Yes)には、CPU56は、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、はずれ用変動パターン種別判定テーブル(短縮用)を選択する(ステップS88)。そして、ステップS89に移行する。
When the total number of pending storages is 3 or more (step S86; Yes), the
この実施の形態では、ステップS84〜S88の処理が実行されることによって、合算保留記憶数が3以上である場合には、はずれ用変動パターン種別判定テーブル(短縮用)が選択される。また、遊技状態が時短状態である場合(確変状態である場合を含む)には、はずれ用変動パターン種別判定テーブル(確変/時短用)が選択される。この場合、後述するステップS89の処理で変動パターン種別として短縮変動用の変動パターン種別が決定される場合があり、短縮変動用の変動パターン種別が決定された場合には、ステップS91の処理で変動パターンとして短縮変動の変動パターンが決定される。従って、この実施の形態では、遊技状態が時短状態である場合(確変状態である場合を含む)または合算保留記憶数が3以上である場合には、短縮変動の変動表示が行われる場合がある。 In this embodiment, the process of steps S84 to S88 is executed, and when the total number of pending storages is 3 or more, the deviation variation pattern type determination table (for shortening) is selected. In addition, when the gaming state is the time-short state (including the case where the probability variation state is included), the deviation variation pattern type determination table (probability variation / time-shortening) is selected. In this case, the variation pattern type for shortening variation may be determined as the variation pattern type in the process of step S89 described later, and when the variation pattern type for shortening variation is determined, the variation is performed in the process of step S91. A variation pattern of shortening variation is determined as a pattern. Therefore, in this embodiment, when the gaming state is the short-time state (including the case where the probability variation state is included) or when the total number of pending storages is 3 or more, the variation display of the shortening variation may be performed. .
なお、この実施の形態では、時短状態で用いる確変/時短用の変動パターン種別判定テーブルと、保留記憶数にもとづく短縮用の変動パターン種別判定テーブルとが異なるテーブルである場合を示したが、短縮変動用の変動パターン種別判定テーブルとして共通のテーブルを用いるようにしてもよい。 In this embodiment, the case where the variation pattern type determination table for probability variation / time reduction used in the time reduction state and the variation pattern type determination table for shortening based on the number of reserved storages are different tables is shown. A common table may be used as the variation pattern type determination table for variation.
なお、遊技状態が時短状態である場合であっても、合算保留記憶数がほぼ0である場合(例えば、0であるか、0または1である場合)には、短縮変動の変動表示を行わないようにしてもよい。この場合、例えば、CPU56は、ステップS84でYesと判定したときに、合算保留記憶数がほぼ0であるか否かを確認し、合算保留記憶数がほぼ0であれば、はずれ用変動パターン種別判定テーブル(通常用)を選択するようにしてもよい。
Even if the gaming state is a short-time state, if the total number of pending storage is almost 0 (for example, 0, 0, or 1), a variation display of the shortening variation is performed. It may not be possible. In this case, for example, when the
次いで、CPU56は、乱数バッファ領域(第1保留記憶バッファまたは第2保留記憶バッファ)からランダム2(変動パターン種別決定用乱数)を読み出し、ステップS81,S83,S85,S87またはS88の処理で選択したテーブルを参照することによって、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定する(ステップS89)。なお、始動入賞のタイミングでランダム2(変動パターン種別決定用乱数)を抽出しないように構成する場合には、CPU56は、ランダム2(変動パターン種別決定用乱数)を生成するための変動パターン種別決定用乱数カウンタから値を直接抽出し、抽出した乱数値にもとづいて変動パターン種別を決定するようにしてもよい。
Next, the
次いで、CPU56は、ステップS89の変動パターン種別の決定結果にもとづいて、変動パターンを複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、当り変動パターン判定テーブル、はずれ変動パターン判定テーブルのうちのいずれかを選択する(ステップS90)。また、乱数バッファ領域(第1保留記憶バッファまたは第2保留記憶バッファ)からランダム3(変動パターン決定用乱数)を読み出し、ステップS90の処理で選択した変動パターン判定テーブルを参照することによって、変動パターンを複数種類のうちのいずれかに決定する(ステップS91)。なお、始動入賞のタイミングでランダム3(変動パターン決定用乱数)を抽出しないように構成する場合には、CPU56は、ランダム3(変動パターン決定用乱数)を生成するための変動パターン決定用乱数カウンタから値を直接抽出し、抽出した乱数値にもとづいて変動パターンを決定するようにしてもよい。
Next, the
次いで、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の図柄変動指定コマンドを、演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う(ステップS92)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1図柄変動指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、第2図柄変動指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、決定した変動パターンに対応する演出制御コマンド(変動パターンコマンド)を、演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う(ステップS93)。
Next, the
次に、CPU56は、RAM55に形成されている変動時間タイマに、選択された変動パターンに対応した変動時間に応じた値を設定する(ステップS94)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を表示結果指定コマンド送信処理(ステップS302)に対応した値に更新する(ステップS95)。
Next, the
なお、「はずれ」と決定されている場合において、いきなり変動パターン種別を決定するのではなく、まず、リーチ判定用乱数を用いた抽選処理によってリーチとするか否かを決定するようにしてもよい。そして、リーチとするか否かの判定結果にもとづいて、ステップS84〜S88,S89の処理を実行し、変動パターン種別を決定するようにしてもよい。この場合、あらかじめ非リーチ用の変動パターン種別判定テーブルと、リーチ用の変動パターン種別判定テーブルとを用意しておき、リーチ判定結果にもとづいて、いずれかの変動パターン種別判定テーブルを選択して、変動パターン種別を決定するようにしてもよい。 In the case where it is determined as “displacement”, instead of suddenly determining the variation pattern type, first, it may be determined whether or not to make a reach through a lottery process using a random number for reach determination. . Then, based on the determination result as to whether or not to reach, the processing of steps S84 to S88, S89 may be executed to determine the variation pattern type. In this case, a variation pattern type determination table for non-reach and a variation pattern type determination table for reach are prepared in advance, and one of the variation pattern type determination tables is selected based on the reach determination result. The variation pattern type may be determined.
また、リーチ判定用乱数を用いた抽選処理によってリーチとするか否かを決定する場合にも、合算保留記憶数(第1保留記憶数や第2保留記憶数でもよい)に応じて、リーチの選択割合が異なるリーチ判定テーブルを選択して、保留記憶数が多くなるに従ってリーチ確率が低くなるようにリーチとするか否かを決定するようにしてもよい。 In addition, when determining whether or not to reach by a lottery process using a reach determination random number, depending on the total reserved memory number (which may be the first reserved memory number or the second reserved memory number), Reach determination tables having different selection ratios may be selected, and it may be determined whether or not to reach so that the reach probability decreases as the number of reserved memories increases.
図28は、表示結果指定コマンド送信処理(ステップS302)を示すフローチャートである。表示結果指定コマンド送信処理において、CPU56は、決定されている大当りの種類(大当り種別)、小当りの種類(小当り種別)、はずれに応じて、表示結果1指定〜表示結果10指定のいずれかの演出制御コマンド(図19参照)を送信する制御を行う。具体的には、CPU56は、まず、大当りフラグがセットされているか否か確認する(ステップS101)。
FIG. 28 is a flowchart showing the display result designation command transmission process (step S302). In the display result designation command transmission process, the
大当りフラグがセットされている場合には(ステップS101;Yes)、大当り種別(第1大当り、第2大当り、第3大当り、第4大当り、第5大当り)に応じて、表示結果2指定コマンド〜表示結果6指定コマンドのいずれかを送信する制御を行う(ステップS102)。具体的には、CPU56は、特別図柄通常処理のステップS74で大当り種別バッファに設定されたデータを確認し、大当り種別バッファに「01」が設定されていれば第1大当りを指定する表示結果2指定コマンドを送信し、大当り種別バッファに「02」が設定されていれば第2大当りを指定する表示結果3指定コマンドを送信し、大当り種別バッファに「03」が設定されていれば第3大当りを指定する表示結果4指定コマンドを送信し、大当り種別バッファに「04」が設定されていれば第4大当りを指定する表示結果5指定コマンドを送信し、大当り種別バッファに「05」が設定されていれば第5大当りを指定する表示結果6指定コマンドを送信する。そして、ステップS110に移行する。
When the big hit flag is set (step S101; Yes), depending on the big hit type (first big hit, second big hit, third big hit, fourth big hit, fifth big hit) Control is performed to transmit one of the
大当りフラグがセットされていない場合には(ステップS101;No)、小当りフラグがセットされているか否か確認する(ステップS107)。 When the big hit flag is not set (step S101; No), it is confirmed whether or not the small hit flag is set (step S107).
小当りフラグがセットされている場合には(ステップS107;Yes)、小当り種別(第1小当り、第2小当り、第3小当り、第4小当り)に応じて、表示結果7指定コマンド〜表示結果10指定コマンドのいずれかを送信する制御を行う(ステップS108)。具体的には、CPU56は、特別図柄通常処理のステップS66で小当り種別バッファに設定されたデータを確認し、小当り種別バッファに「11」が設定されていれば第1小当りを指定する表示結果7指定コマンドを送信し、小当り種別バッファに「12」が設定されていれば第2小当りを指定する表示結果8指定コマンドを送信し、小当り種別バッファに「13」が設定されていれば第3小当りを指定する表示結果9指定コマンドを送信し、小当り種別バッファに「14」が設定されていれば第4小当りを指定する表示結果10指定コマンドを送信する。そして、ステップS110に移行する。
When the small hit flag is set (step S107; Yes), the
小当りフラグがセットされていない場合には(ステップS107;No)、すなわち、「はずれ」である場合には、CPU56は、表示結果1指定コマンドを送信する(ステップS109)。そして、ステップS110に移行する。
When the small hit flag is not set (step S107; No), that is, when it is “out of”, the
ステップS102、ステップS108、ステップS109のいずれかに続いて、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄変動中処理(ステップS303)に対応した値に更新する(ステップS110)。
Following any of step S102, step S108, and step S109, the
図29は、特別図柄プロセス処理における特別図柄変動中処理(ステップS303)を示すフローチャートである。特別図柄変動中処理において、CPU56は、まず、保留記憶数減算指定コマンドを既に送信済みであるか否かを確認する(ステップS121)。なお、保留記憶数減算指定コマンドを既に送信済みであるか否かは、例えば、後述するステップS122で保留記憶数減算指定コマンドを送信する際に保留記憶数減算指定コマンドを送信したことを示す保留記憶数減算指定コマンド送信済フラグをセットするようにし、ステップS121では、その保留記憶数減算指定コマンド送信済フラグがセットされているか否かを確認するようにすればよい。また、この場合、セットした保留記憶数減算指定コマンド送信済フラグは、特別図柄の変動表示を終了する際や大当りを終了する際に後述する特別図柄停止処理や大当り終了処理でリセットするようにすればよい。
FIG. 29 is a flowchart showing the special symbol changing process (step S303) in the special symbol process. In the special symbol changing process, the
次いで、保留記憶数減算指定コマンドを送信済みでなければ、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数減算指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う(ステップS122)。この場合、特別図柄ポインタに「第1」を示す値が設定されている場合には、CPU56は、第1保留記憶数減算指定コマンドを送信する制御を行う。また、特別図柄ポインタに「第2」を示す値が設定されている場合には、CPU56は、第2保留記憶数減算指定コマンドを送信する制御を行う。
Next, if the reserved memory number subtraction designation command has not been transmitted, the
次いで、CPU56は、変動時間タイマを1減算し(ステップS125)、変動時間タイマがタイムアウトしたら(ステップS126)、演出制御用マイクロコンピュータ200に図柄確定指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS127)。そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄停止処理(ステップS304)に対応した値に更新する(ステップS128)。変動時間タイマがタイムアウトしていない場合には、そのまま処理を終了する。
Next, the
図30は、特別図柄プロセス処理における特別図柄停止処理(ステップS304)を示すフローチャートである。 FIG. 30 is a flowchart showing the special symbol stop process (step S304) in the special symbol process.
図30において、CPU56は、大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS131)。大当りフラグがセットされている場合には(ステップS131;Yes)、CPU56は、確変状態であることを示す確変フラグ、および時短状態であることを示す時短フラグをリセットする(ステップS132)。セットされていれば、確変回数カウンタや時短回数カウンタもリセットする。なお、確変回数カウンタは、確変状態における特別図柄の変動回数(特図ゲームの消化数)をカウントするためのカウンタである。時短回数カウンタは、時短状態における特別図柄の変動回数(特図ゲームの消化数)をカウントするためのカウンタである。
In FIG. 30, the
ステップS132に続いて、CPU56は、大当り開始前処理開始タイマに、所定の値をセット(設定)する(ステップS136)。大当り開始前処理開始タイマとは、大当り開始前処理において説明画面終了指定コマンド送信するまでの時間(遊技内容の説明を表示し続ける時間)を計測するためのタイマである。ステップS136に続いて、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を大当り開始前処理(ステップS305)に対応した値に更新する(ステップS138)。
Subsequent to step S132, the
また、ステップS131で大当りフラグがセットされていない場合には(ステップS131;No)、CPU56は、確変回数カウンタの値が0となっているか否かを確認する(ステップS141a)。確変回数カウンタの値が0でなければ(ステップS141a;No)、CPU56は、確変回数カウンタの値を−1する(ステップS141b)。そして、CPU56は、減算後の確変回数カウンタの値が0になった場合には(ステップS142a;Yes)、確変フラグをリセットする(ステップS142b)。
When the big hit flag is not set in step S131 (step S131; No), the
ステップS141a(Yes)、ステップS142a(No)、ステップS142bのいずれかに続いて、CPU56は、時短回数カウンタの値が0となっているか否かを確認する(ステップS143a)。時短回数カウンタの値が0でなければ(ステップS143a;No)、CPU56は、時短回数カウンタの値を−1する(ステップS143b)。そして、CPU56は、減算後の時短回数カウンタの値が0になった場合には(ステップS144a;Yes)、時短フラグをリセットする(ステップS144b)。
Following any of step S141a (Yes), step S142a (No), and step S142b, the
ステップS143a(Yes)、ステップS144a(No)、ステップS144bのいずれかに続いて、CPU56は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS145)。小当りフラグがセットされている場合には(ステップS145;Yes)、CPU56は、小当り開始前処理開始タイマに、所定の値をセット(設定)する(ステップS146)。大当り開始前処理開始タイマとは、小当り開始前処理において説明画面終了指定コマンド送信するまでの時間(遊技内容の説明を表示し続ける時間)を計測するためのタイマである。ステップS146に続いて、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を小当り開始前処理(ステップS309)に対応した値に更新する(ステップS148)。
Following any of step S143a (Yes), step S144a (No), and step S144b, the
小当りフラグもセットされていない場合には(ステップS145;No)、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄通常処理(ステップS300)に対応した値に更新する(ステップS149)。
When the small hit flag is not set (step S145; No), the
図31は、大当り開始前処理(ステップS305)を示すフローチャートである。図33および図34は、特別可変入賞球装置22における開放制御の開閉時間が設定された開閉時間テーブルを示す説明図である。なお、開閉時間テーブルは、RAM55などに記憶されていればよい。
FIG. 31 is a flowchart showing the big hit start pre-processing (step S305). FIG. 33 and FIG. 34 are explanatory diagrams showing an opening / closing time table in which opening / closing times for opening control in the special variable winning
図31において、CPU56は、大当り開始前処理開始タイマがタイムアウトとなっていない場合(大当り開始前処理開始タイマの値が0となっていない場合)には(ステップS1300;No)、大当り開始前処理開始タイマの値を−1する(ステップS1301)。一方、大当り開始前処理開始タイマがタイムアウトとなっている場合(大当り開始前処理開始タイマの値が0となっている場合)には(ステップS1300;Yes)、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ200に説明画面終了指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS1302)。
In FIG. 31, when the jackpot start pre-processing start timer has not timed out (when the value of the jackpot start pre-processing start timer is not 0) (step S1300; No), the jackpot start pre-processing The value of the start timer is decremented by 1 (step S1301). On the other hand, when the jackpot start pre-processing start timer has timed out (when the jackpot start pre-processing start timer value is 0) (step S1300; Yes), the
ステップS1302に続いて、CPU56は、特定口スイッチ400aがオン状態であるか否かを確認する(ステップS1306)。特定口スイッチ400aがオン状態でなければ(ステップS1306;No)、ステップS1306に戻る。特定口スイッチ400aがオン状態であれば(ステップS1306;Yes)、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ200に作動ゲート通過指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS1307)。
Subsequent to step S1302, the
ステップS1307に続いて、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ200に大当り種別に応じた大当り開始指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS1308)。具体的には、大当り種別が第1大当り(15R確変)である場合には、CPU56は大当り開始1指定コマンドを送信する。また、大当り種別が第2大当り(2R確変)、第3大当り(2R確変)、第4大当り(2R確変)、第5大当り(2R確変)のいずれかである場合には、CPU56は大当り開始2指定コマンドを送信する。なお、大当り種別が第1大当り〜第5大当りのいずれであるかは、RAM55に記憶されている大当り種別を示すデータ(大当り種別バッファに記憶されているデータ)にもとづいて判定される。
Subsequent to step S1307, the
ステップS1308に続いて、CPU56は、ラウンド数を示すラウンド数カウンタに1をセットする(ステップS1309)。また、CPU56は、同一ラウンドにおいて複数開放する場合に同一ラウンドの開放回数をカウントする複数開放用カウンタに1をセットする(ステップS1310)。
Subsequent to step S1308, the
ステップS1310に続いて、CPU56は、大入賞口閉鎖時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う(ステップS1311)。具体的には、大当り種別に対応する開閉時間テーブルやラウンド数カウンタの値(具体的には、値「1」)に応じた大入賞口閉鎖時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う。
Subsequent to step S1310, the
より詳細には、大当り種別が第1大当りであるときには、第1大当りに対応する開閉時間テーブル(図33参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第1閉鎖時間(3秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「01」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図33に示した第1大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1の閉鎖時間は3秒である。
More specifically, when the big hit type is the first big hit, it is the first round based on the open / close time table (see FIG. 33) corresponding to the first big hit and the value “1” of the round number counter. And a special winning opening closing time designation command in which “01” is set in the EXT data, which designates that the first closing time (3 seconds) is the closing time (see FIG. 20A). Note that the closing time of
図33に示す開閉時間テーブルは、第1大当り(15R確変)に対応する開閉時間テーブルである。図33に示した開閉時間テーブルには、第1大当りの大当り遊技状態の開放パターンA(図16参照)に対応する閉鎖時間(インターバル期間)と開放時間が設定されている。これにより、開閉パターンAによる特別可変入賞球装置22の開放制御が実現される。
The opening / closing time table shown in FIG. 33 is an opening / closing time table corresponding to the first big hit (15R probability variation). In the opening / closing time table shown in FIG. 33, a closing time (interval period) and an opening time corresponding to the opening pattern A (see FIG. 16) of the first big hit game state are set. Thereby, the opening control of the special variable winning
また、大当り種別が第2大当りであるときには、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「03」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(A)に示した第2大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間は7秒である。なお、第2大当りでは、各ラウンドに2回の閉鎖状態があるが、本処理(ステップS1311)は1ラウンド目の1回目の閉鎖が行われる前に実行されるので、本処理(ステップS1311)では、図34(A)に示した第2大当りに対応する開閉時間テーブルにおいてラウンド1(1回目)の閉鎖時間を参照する。 When the big hit type is the second big hit, the first round is based on the open / close time table corresponding to the second big hit (see FIG. 34A) and the value “1” of the round number counter. And a special winning opening closing time designation command in which “03” is set in the EXT data to designate that the third closing time (7 seconds) is the closing time (see FIG. 20A). Note that the closing time of round 1 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the second jackpot shown in FIG. 34 (A) is 7 seconds. In the second big hit, there are two closed states in each round, but since this process (step S1311) is executed before the first closing of the first round is performed, this process (step S1311). Now, the closing time of round 1 (first time) is referred to in the opening / closing time table corresponding to the second jackpot shown in FIG.
図34(A)に示す開閉時間テーブルは、第2大当り(2R確変)および第1小当りに対応する開閉時間テーブルである。図34(A)に示した開閉時間テーブルには、第2大当りの大当り遊技状態や第1小当りの小当り遊技状態の開放パターンB1(図17(A)、図18(A)、図18(B)参照)に対応する閉鎖時間(インターバル期間)と開放時間が設定されている。これにより、開閉パターンB1による特別可変入賞球装置22の開放制御が実現される。
The opening / closing time table shown in FIG. 34A is an opening / closing time table corresponding to the second big hit (2R probability variation) and the first small hit. In the opening / closing time table shown in FIG. 34 (A), the release pattern B1 (FIG. 17 (A), FIG. 18 (A), FIG. 18) of the big hit game state of the second big hit or the first big hit game state. A closing time (interval period) and an opening time corresponding to (see (B)) are set. Thereby, the opening control of the special variable winning
また、大当り種別が第3大当りであるときには、第3大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(B)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「03」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(B)に示した第3大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間は7秒である。なお、第3大当りでは、各ラウンドに2回の閉鎖状態があるが、本処理(ステップS1311)は1ラウンド目の1回目の閉鎖が行われる前に実行されるので、本処理(ステップS1311)では、図34(B)に示した第3大当りに対応する開閉時間テーブルにおいてラウンド1(1回目)の閉鎖時間を参照する。 Further, when the big hit type is the third big hit, it is the first round based on the open / close time table corresponding to the third big hit (see FIG. 34B) and the value “1” of the round number counter. And a special winning opening closing time designation command in which “03” is set in the EXT data to designate that the third closing time (7 seconds) is the closing time (see FIG. 20A). In addition, the closing time of round 1 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the third big hit shown in FIG. 34 (B) is 7 seconds. In the third big hit, there are two closed states in each round, but this processing (step S1311) is executed before the first closing of the first round, so this processing (step S1311). Now, the closing time of round 1 (first time) is referred to in the opening / closing time table corresponding to the third big hit shown in FIG.
図34(B)に示す開閉時間テーブルは、第3大当り(2R確変)および第2小当りに対応する開閉時間テーブルである。図34(B)に示した開閉時間テーブルには、第3大当りの大当り遊技状態や第2小当りの小当り遊技状態の開放パターンB2(図17(B)参照)に対応する閉鎖時間(インターバル期間)と開放時間が設定されている。これにより、開閉パターンB2による特別可変入賞球装置22の開放制御が実現される。
The open / close time table shown in FIG. 34B is an open / close time table corresponding to the third big hit (2R probability variation) and the second small hit. In the opening / closing time table shown in FIG. 34 (B), the closing time (interval) corresponding to the release pattern B2 (see FIG. 17 (B)) of the third big hit big hit gaming state and the second big hit big hit gaming state. Period) and opening time are set. Thereby, the opening control of the special variable winning
また、大当り種別が第4大当りであるときには、第4大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(C)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「02」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(C)に示した第4大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間は2秒である。なお、第4大当りでは、各ラウンドに2回の閉鎖状態があるが、本処理(ステップS1311)は1ラウンド目の1回目の閉鎖が行われる前に実行されるので、本処理(ステップS1311)では、図34(C)に示した第4大当りに対応する開閉時間テーブルにおいてラウンド1(1回目)の閉鎖時間を参照する。 When the big hit type is the fourth big hit, the fact that it is the first round based on the open / close time table (see FIG. 34C) corresponding to the fourth big hit and the value “1” of the round number counter. A special winning opening closing time designation command in which “02” is set in the EXT data is transmitted to designate that the second closing time (2 seconds) is the closing time (see FIG. 20A). Note that the closing time of round 1 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the fourth big hit shown in FIG. 34C is 2 seconds. In the fourth big hit, there are two closed states in each round, but this processing (step S1311) is executed before the first closing of the first round, so this processing (step S1311). Now, the closing time of round 1 (first time) is referred to in the opening / closing time table corresponding to the fourth big hit shown in FIG.
図34(C)に示す開閉時間テーブルは、第4大当り(2R確変)および第3小当りに対応する開閉時間テーブルである。図34(C)に示した開閉時間テーブルには、第4大当りの大当り遊技状態や第3小当りの小当り遊技状態の開放パターンB3(図17(C)、図18(C)、図18(D)参照)に対応する閉鎖時間(インターバル期間)と開放時間が設定されている。これにより、開閉パターンB3による特別可変入賞球装置22の開放制御が実現される。
The opening / closing time table shown in FIG. 34C is an opening / closing time table corresponding to the fourth big hit (2R probability variation) and the third small hit. In the opening / closing time table shown in FIG. 34 (C), the release pattern B3 (FIG. 17 (C), FIG. 18 (C), FIG. 18 for the fourth big hit game state or the third small hit game state is shown. A closing time (interval period) and an opening time corresponding to (D) are set. Thereby, the opening control of the special variable winning
また、大当り種別が第5大当りであるときには、第5大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(D)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「02」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(D)に示した第5大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間は2秒である。なお、第5大当りでは、各ラウンドに2回の閉鎖状態があるが、本処理(ステップS1311)は1ラウンド目の1回目の閉鎖が行われる前に実行されるので、本処理(ステップS1311)では、図34(D)に示した第5大当りに対応する開閉時間テーブルにおいてラウンド1(1回目)の閉鎖時間を参照する。 Further, when the big hit type is the fifth big hit, it is the first round based on the open / close time table corresponding to the fifth big hit (see FIG. 34D) and the value “1” of the round number counter. A special winning opening closing time designation command in which “02” is set in the EXT data is transmitted to designate that the second closing time (2 seconds) is the closing time (see FIG. 20A). Note that the closing time of round 1 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the fifth big hit shown in FIG. 34 (D) is 2 seconds. In the fifth big hit, there are two closed states in each round, but since this process (step S1311) is executed before the first closing of the first round is performed, this process (step S1311). Now, the closing time of round 1 (first time) is referred to in the opening / closing time table corresponding to the fifth big hit shown in FIG.
図34(D)に示す開閉時間テーブルは、第5大当り(2R確変)および第4小当りに対応する開閉時間テーブルである。図34(D)に示した開閉時間テーブルには、第5大当りの大当り遊技状態や第4小当りの小当り遊技状態の開放パターンB4(図17(D)参照)に対応する閉鎖時間(インターバル期間)と開放時間が設定されている。これにより、開閉パターンB4による特別可変入賞球装置22の開放制御が実現される。
The open / close time table shown in FIG. 34D is an open / close time table corresponding to the fifth big hit (2R probability variation) and the fourth small hit. In the opening / closing time table shown in FIG. 34 (D), the closing time (interval) corresponding to the release pattern B4 (see FIG. 17 (D)) of the fifth big hit big hit gaming state and the fourth big hit big hit gaming state. Period) and opening time are set. Thereby, the opening control of the special variable winning
ステップS1311に続いて、CPU56は、大入賞口開放前タイマに、特別可変入賞球装置22における開放制御の閉鎖時間をセット(設定)する(ステップS1312)。大入賞口開放前タイマ(閉鎖時間タイマとも称する)は、大当り遊技や小当り遊技において大入賞口を開放するまでの時間を計測するためのタイマである。具体的には、当り報知演出の所定の実行時間(固定時間)、大当り種別に対応する開閉時間テーブルや、ラウンド数カウンタの値に応じた時間を閉鎖時間として大入賞口開放前タイマにセットする。
Subsequent to step S1311, the
より詳細には、大当り種別が第1大当りであるときには、当り報知演出の所定の実行時間に、第1大当りに対応する開閉時間テーブル(図33参照)におけるラウンド1の閉鎖時間(3秒)を加えた時間を、大入賞口開放前タイマにセットする。したがって、例えば、当り報知演出の所定の実行時間がX秒であるならば、大入賞口開放前タイマには(X+3)秒がセットされる。
More specifically, when the jackpot type is the first jackpot, the closing time (3 seconds) of
また、大当り種別が第2大当りであるときには、当り報知演出の所定の実行時間に、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)におけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間(7秒)を加えた時間をセットする。したがって、例えば、当り報知演出の所定の実行時間がY秒であるならば、大入賞口開放前タイマには(Y+7)秒がセットされる。 When the big hit type is the second big hit, the closing time of the round 1 (first time) in the opening / closing time table (see FIG. 34A) corresponding to the second big hit is given at a predetermined execution time of the hit notification effect (see FIG. 34A). 7 seconds) is added. Therefore, for example, if the predetermined execution time of the hit notification effect is Y seconds, (Y + 7) seconds are set in the pre-winner opening timer.
また、大当り種別が第3大当りであるときには、当り報知演出の所定の実行時間に、第3大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(B)参照)におけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間(7秒)を加えた時間をセットする。したがって、例えば、当り報知演出の所定の実行時間がY秒であるならば、大入賞口開放前タイマには(Y+7)秒がセットされる。 When the big hit type is the third big hit, the closing time of the round 1 (first time) in the opening / closing time table (see FIG. 34B) corresponding to the third big hit is given at the predetermined execution time of the hit notification effect (see FIG. 34B). 7 seconds) is added. Therefore, for example, if the predetermined execution time of the hit notification effect is Y seconds, (Y + 7) seconds are set in the pre-winner opening timer.
また、大当り種別が第4大当りであるときには、当り報知演出の所定の実行時間に、第4大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(C)参照)におけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間(2秒)を加えた時間をセットする。したがって、例えば、当り報知演出の所定の実行時間がY秒であるならば、大入賞口開放前タイマには(Y+2)秒がセットされる。 Also, when the big hit type is the fourth big hit, the closing time of the round 1 (first time) in the opening / closing time table (see FIG. 34C) corresponding to the fourth big hit at the predetermined execution time of the hit notification effect ( 2) is added. Therefore, for example, if the predetermined execution time of the hit notification effect is Y seconds, (Y + 2) seconds are set in the pre-winner opening timer.
また、大当り種別が第5大当りであるときには、当り報知演出の所定の実行時間に、第5大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(D)参照)におけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間(2秒)を加えた時間をセットする。したがって、例えば、当り報知演出の所定の実行時間がY秒であるならば、大入賞口開放前タイマには(Y+2)秒がセットされる。 When the big hit type is the fifth big hit, the closing time of the round 1 (first time) in the opening / closing time table (see FIG. 34D) corresponding to the fifth big hit is given at the predetermined execution time of the hit notification effect. 2) is added. Therefore, for example, if the predetermined execution time of the hit notification effect is Y seconds, (Y + 2) seconds are set in the pre-winner opening timer.
ステップS1312に続いて、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を大入賞口開放前処理(ステップS306)に対応した値に更新する(ステップS1313)。なお、特別図柄停止処理(S304)および大当り開始前処理(S304)によれば、大当りとなった場合には(ステップS131;Yes)、大当り開始前処理(S304)を経由して大入賞口開放前処理(ステップS306)に移行するが(ステップS1313参照)、その場合には、説明画面終了指定コマンドや、作動ゲート通過指定コマンドや、大当り開始指定コマンド(大当り開始1指定コマンド、または、大当り開始2指定コマンド)や、大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)が、演出制御用マイクロコンピュータ200に送信される(ステップS1302、ステップS1307、ステップS1308およびステップS1311参照)。
Subsequent to step S1312, the
図32は、小当り開始前処理(ステップS309)を示すフローチャートである。図32において、CPU56は、小当り開始前処理開始タイマがタイムアウトとなっていない場合(小当り開始前処理開始タイマの値が0となっていない場合)には(ステップS1350;No)、小当り開始前処理開始タイマの値を−1する(ステップS1351)。一方、小当り開始前処理開始タイマがタイムアウトとなっている場合(小当り開始前処理開始タイマの値が0となっている場合)には(ステップS1350;Yes)、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ200に説明画面終了指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS1352)。
FIG. 32 is a flowchart showing the small hitting start pre-process (step S309). In FIG. 32, when the small hit start pre-processing start timer has not timed out (when the value of the small hit start pre-processing start timer is not 0) (step S1350; No), The value of the pre-start process start timer is decremented by 1 (step S1351). On the other hand, when the small hitting start pre-processing start timer has timed out (when the value of the small hitting pre-processing start timer is 0) (step S1350; Yes), the
ステップS1352に続いて、CPU56は、特定口通過タイマに、所定の値をセット(設定)する(ステップS1353)。特定口通過タイマとは、遊技球の特定口400の通過がないときに小当り開始指定コマンドを送信するまでの時間(遊技球が特定口400を通過がないときに当り報知演出を開始する迄の時間)を計測するためのタイマである。CPU56は、特定口通過タイマがタイムアウトとなっていない場合(特定口通過タイマの値が0となっていない場合)には(ステップS1354;No)、特定口通過タイマの値を−1する(ステップS1355)。
Subsequent to step S1352, the
ステップS1355に続いて、CPU56は、特定口スイッチ400aがオン状態であるか否かを確認する(ステップS1356)。特定口スイッチ400aがオン状態でなければ(ステップS1356;No)、ステップS1354に戻る。特定口スイッチ400aがオン状態であれば(ステップS1356;Yes)、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ200に作動ゲート通過指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS1307)。
Subsequent to step S1355, the
特定口通過タイマがタイムアウトとなった場合(ステップS1354;Yes)、または、ステップS1357に続いて、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ200に小当り開始指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS1358)。具体的には、小当り種別が第1小当り、第2小当り、第3小当り、第4小当りのいずれの場合であっても、CPU56は小当り開始指定コマンドを送信する。
When the specific mouth passage timer has timed out (step S1354; Yes), or following step S1357, the
ステップS1358に続いて、CPU56は、ラウンド数を示すラウンド数カウンタに1をセットする(ステップS1359)。また、CPU56は、同一ラウンドにおいて複数開放する場合に同一ラウンドの開放回数をカウントする複数開放用カウンタに1をセットする(ステップS1360)。
Subsequent to step S1358, the
ステップS1360に続いて、CPU56は、大入賞口閉鎖時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う(ステップS1361)。具体的には、小当り種別に対応する開閉時間テーブルやラウンド数カウンタの値(具体的には、値「1」)に応じた大入賞口閉鎖時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う。
Subsequent to step S1360, the
より詳細には、小当り種別が第1小当りであるときには、第1小当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「03」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(A)に示した第1小当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間は7秒である。なお、第1小当りでは、各ラウンドに2回の閉鎖状態があるが、本処理(ステップS1361)は1ラウンド目の1回目の閉鎖が行われる前に実行されるので、本処理(S1361)では、図34(A)に示した第1小当りに対応する開閉時間テーブルにおいてラウンド1(1回目)の閉鎖時間を参照する。 More specifically, when the small hit type is the first small hit, based on the opening / closing time table corresponding to the first small hit (see FIG. 34A) and the value “1” of the round number counter, A special winning opening closing time designation command in which “03” is set in EXT data for designating that the first round and the third closing time (7 seconds) are set as the closing time is transmitted (FIG. 20A). reference). Note that the closing time of round 1 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the first small hit shown in FIG. 34 (A) is 7 seconds. In the first small hit, there are two closed states in each round, but since this process (step S 1361) is executed before the first closing of the first round is performed, this process (S 1361). Now, the closing time of round 1 (first time) is referred to in the opening / closing time table corresponding to the first small hit shown in FIG.
また、小当り種別が第2小当りであるときには、第2小当りに対応する開閉時間テーブル(図34(B)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「03」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(B)に示した第2小当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間は7秒である。なお、第2小当りでは、各ラウンドに2回の閉鎖状態があるが、本処理(ステップS1361)は1ラウンド目の1回目の閉鎖が行われる前に実行されるので、本処理(ステップS1361)では、図34(B)に示した第2小当りに対応する開閉時間テーブルにおいてラウンド1(1回目)の閉鎖時間を参照する。 When the small hit type is the second small hit, the first round is based on the open / close time table corresponding to the second small hit (see FIG. 34B) and the value “1” of the round number counter. And a special winning opening closing time designation command in which “03” is set in the EXT data for designating that the closing time is the third closing time (7 seconds) (see FIG. 20A). In addition, the closing time of round 1 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the second small hit shown in FIG. 34B is 7 seconds. Note that in the second small hit, there are two closed states in each round, but since this process (step S 1361) is executed before the first closing of the first round is performed, this process (step S 1361). ) Refers to the closing time of round 1 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the second small hit shown in FIG.
また、小当り種別が第3小当りであるときには、第3小当りに対応する開閉時間テーブル(図34(C)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「02」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(C)に示した第3小当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間は2秒である。なお、第3小当りでは、各ラウンドに2回の閉鎖状態があるが、本処理(ステップS1361)は1ラウンド目の1回目の閉鎖が行われる前に実行されるので、本処理(ステップS1361)では、図34(C)に示した第3小当りに対応する開閉時間テーブルにおいてラウンド1(1回目)の閉鎖時間を参照する。 When the small hit type is the third small hit, the first round is based on the opening / closing time table corresponding to the third small hit (see FIG. 34C) and the value “1” of the round number counter. And a special winning opening closing time designation command in which “02” is set in the EXT data, which designates that the closing time is the second closing time (2 seconds) (see FIG. 20A). In addition, the closing time of round 1 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the third small hit shown in FIG. 34C is 2 seconds. In the third small hit, there are two closed states in each round, but since this process (step S 1361) is executed before the first closing of the first round is performed, this process (step S 1361). ) Refers to the closing time of round 1 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the third small hit shown in FIG.
また、小当り種別が第4小当りであるときには、第4小当りに対応する開閉時間テーブル(図34(D)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「02」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(D)に示した第4小当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間は2秒である。なお、第4小当りでは、各ラウンドに2回の閉鎖状態があるが、本処理(ステップS1361)は1ラウンド目の1回目の閉鎖が行われる前に実行されるので、本処理(ステップSS1361)では、図34(D)に示した第4小当りに対応する開閉時間テーブルにおいてラウンド1(1回目)の閉鎖時間を参照する。 When the small hit type is the fourth small hit, the first round is based on the open / close time table corresponding to the fourth small hit (see FIG. 34D) and the value “1” of the round number counter. And a special winning opening closing time designation command in which “02” is set in the EXT data, which designates that the closing time is the second closing time (2 seconds) (see FIG. 20A). Note that the closing time of round 1 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the fourth small hit shown in FIG. 34 (D) is 2 seconds. In the fourth small hit, there are two closed states in each round, but since this process (step S 1361) is executed before the first closing of the first round is performed, this process (step SS 1361). ) Refers to the closing time of round 1 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the fourth small hit shown in FIG.
ステップS1361に続いて、CPU56は、大入賞口開放前タイマに、特別可変入賞球装置22における開放制御の閉鎖時間をセット(設定)する(ステップS1362)。大入賞口開放前タイマは、大当り遊技や小当り遊技において大入賞口を開放するまでの時間を計測するためのタイマである。具体的には、特定口通過タイマの値に応じた当り報知演出の実行時間、小当り種別に対応する開閉時間テーブルや、ラウンド数カウンタの値に応じた時間を閉鎖時間として大入賞口開放前タイマにセットする。なお、特定口通過タイマの値に応じた当り報知演出の実行時間とは、初期時間(特定口通過タイマの値がゼロであるときの実行時間、即ち、最遅報知タイミングから開始するときの実行時間)に特定口通過タイマの値を加えた時間である。
Subsequent to step S 1361, the
より詳細には、小当り種別が第1小当りであるときには、特定口通過タイマの値に応じた当り報知演出の実行時間に、第1小当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)におけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間(7秒)を加えた時間をセットする。したがって、例えば、初期時間がT秒、特定口通過タイマの値がZ秒であるならば、大入賞口開放前タイマには(T+Z+7)秒がセットされる。つまり、特定口400を遊技球が通過せずにタイムアウトした場合には(ステップS1354;Yes)、特定口通過タイマの値は0秒であるから、大入賞口開放前タイマには(T+7)秒がセットされ、タイムアウトするZ秒前に特定口400を遊技球が通過した場合には(ステップS1356;Yes)、大入賞口開放前タイマには(T+Z+7)秒がセットされる。つまり、特定口400を通過したタイミングが異なる場合や、通過しなかった場合のいずれの場合であっても、当り報知演出の実行終了タイミングが同じになるように、大入賞口開放前タイマをセットしている。小当り種別が第2小当りであるときも同様である。
More specifically, when the small hit type is the first small hit type, the opening / closing time table corresponding to the first small hit is shown in the execution time of the hit notification effect according to the value of the specific mouth passing timer (FIG. 34A). Set the time after adding the closing time (7 seconds) of round 1 (first time) in (see). Therefore, for example, if the initial time is T seconds and the value of the specific mouth passing timer is Z seconds, (T + Z + 7) seconds are set in the pre-winner opening timer. That is, when the game ball times out without passing through the specific opening 400 (step S1354; Yes), the value of the specific opening passage timer is 0 seconds, so that the timer before opening the big winning opening is (T + 7) seconds. Is set, and when the game ball passes through the specific opening 400 Z seconds before time-out (step S1356; Yes), (T + Z + 7) seconds are set in the timer before opening the big winning opening. In other words, regardless of whether the timing of passing through the
また、小当り種別が第2小当りであるときには、特定口通過タイマの値に応じた当り報知演出の実行時間に、第2小当りに対応する開閉時間テーブル(図34(B)参照)におけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間(7秒)を加えた時間をセットする。したがって、例えば、初期時間がT秒、特定口通過タイマの値がZ秒であるならば、大入賞口開放前タイマには(T+Z+7)秒がセットされる。 In addition, when the small hit type is the second small hit type, in the opening / closing time table (see FIG. 34B) corresponding to the second small hit, the execution time of the hit notification effect according to the value of the specific mouth passage timer. Set the time after adding the closing time (7 seconds) of round 1 (first time). Therefore, for example, if the initial time is T seconds and the value of the specific mouth passing timer is Z seconds, (T + Z + 7) seconds are set in the pre-winner opening timer.
また、小当り種別が第3小当りであるときには、特定口通過タイマの値に応じた当り報知演出の実行時間に、第3小当りに対応する開閉時間テーブル(図34(C)参照)におけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間(2秒)を加えた時間をセットする。したがって、例えば、初期時間がT秒、特定口通過タイマの値がZ秒であるならば、大入賞口開放前タイマには(T+Z+2)秒がセットされる。つまり、特定口400を遊技球が通過せずにタイムアウトした場合には(ステップS1354;Yes)、特定口通過タイマの値は0秒であるから、大入賞口開放前タイマには(T+2)秒がセットされ、タイムアウトするZ秒前に特定口400を遊技球が通過した場合には(ステップS1356;Yes)、大入賞口開放前タイマには(T+Z+2)秒がセットされる。つまり、特定口400を通過したタイミングが異なる場合や、通過しなかった場合のいずれの場合であっても、当り報知演出の実行終了タイミングが同じになるように、大入賞口開放前タイマをセットしている。小当り種別が第4小当りであるときも同様である。
When the small hit type is the third small hit type, the execution time of the hit notification effect according to the value of the specific mouth passage timer is set in the open / close time table corresponding to the third small hit (see FIG. 34C). Set the time after adding the closing time (2 seconds) of round 1 (first time). Therefore, for example, if the initial time is T seconds and the value of the specific mouth passage timer is Z seconds, (T + Z + 2) seconds are set in the pre-winner opening timer. In other words, when the game ball times out without passing through the specific opening 400 (step S1354; Yes), the value of the specific opening passage timer is 0 seconds, so that the timer before opening the big winning opening is (T + 2) seconds. Is set and if the game ball passes through the specific opening 400 Z seconds before the time-out (step S1356; Yes), (T + Z + 2) seconds are set in the timer for opening the big prize opening. In other words, regardless of whether the timing of passing through the
また、小当り種別が第4小当りであるときには、特定口通過タイマの値に応じた当り報知演出の実行時間に、第4小当りに対応する開閉時間テーブル(図34(D)参照)におけるラウンド1(1回目)の閉鎖時間(2秒)を加えた時間をセットする。したがって、例えば、初期時間がT秒、特定口通過タイマの値がZ秒であるならば、大入賞口開放前タイマには(T+Z+2)秒がセットされる。 In addition, when the small hit type is the fourth small hit type, in the opening / closing time table (see FIG. 34D) corresponding to the fourth small hit, the execution time of the hit notification effect according to the value of the specific mouth passage timer. Set the time after adding the closing time (2 seconds) of round 1 (first time). Therefore, for example, if the initial time is T seconds and the value of the specific mouth passage timer is Z seconds, (T + Z + 2) seconds are set in the pre-winner opening timer.
ステップS1362に続いて、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を小当り開放前処理(ステップS310)に対応した値に更新する(ステップS1363)。なお、特別図柄停止処理(S304)および小当り開始前処理(S309)によれば、小当りとなった場合には(ステップS145;Yes)、小当り開始前処理(S309)を経由して小当り開放前処理(ステップS310)に移行するが(ステップS1363参照)、その場合には、説明画面終了指定コマンドや、小当り開始指定コマンドや、大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)が、演出制御用マイクロコンピュータ200に送信される(ステップS1352、ステップS1358およびステップS1361参照)。特定口通過タイマがタイムアウトとなる前に特定口400を遊技球が通過すれば、作動ゲート通過指定コマンドも、演出制御用マイクロコンピュータ200に送信される(ステップS1357参照)。
Subsequent to step S 1362, the
図35、図36および図37は、大当り遊技における各ラウンドの前に実行される大入賞口開放前処理(ステップS306)を示すフローチャートである。図35において、CPU56は、大当り種別が第1大当りであるか否かを確認する(ステップS1400a)。なお、大当り種別が第1大当り〜第5大当りのいずれであるかは、RAM55に記憶されている大当り種別を示すデータ(大当り種別バッファに記憶されているデータ)にもとづいて判定される。大当り種別が第1大当りである場合には(ステップS1400a:Yes)、図36に示した15R確変用大入賞口開放前処理(ステップS1400b)を実行する。大当り種別が第1大当りでない場合には(ステップS1400a:No)、図37に示した2R確変用大入賞口開放前処理(ステップS1400c)を実行する。
FIG. 35, FIG. 36 and FIG. 37 are flowcharts showing the pre-opening process for the big prize opening (step S306) executed before each round in the big hit game. In FIG. 35, the
図36は、15R確変用大入賞口開放前処理(ステップS1400b)を示すフローチャートである。図36において、CPU56は、大入賞口開放前タイマの値を−1する(ステップS1401)。次いで、大入賞口開放前タイマがタイムアウトとなっていない場合(大入賞口開放前タイマの値が0となっていない場合)には(ステップS1402;No)、以下の処理(ステップS1403〜ステップS1407)を行わずに終了する。
FIG. 36 is a flowchart showing the pre-opening process for the 15R probability variation big winning opening (step S1400b). In FIG. 36, the
一方、大入賞口開放前タイマがタイムアウトとなっている場合(大入賞口開放前タイマの値が0となっている場合)には(ステップS1402;Yes)、CPU56は、大入賞口開放時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う(ステップS1403)。具体的には、大当り種別(具体的には、第1大当り)に対応する開閉時間テーブル(図33参照)と、ラウンド数カウンタの値に応じた大入賞口開放時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う。
On the other hand, when the timer before the big prize opening is timed out (when the value of the timer before the big prize opening is 0) (step S1402; Yes), the
より詳細には、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)には、第1大当りに対応する開閉時間テーブル(図33参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第1開放時間(29.5秒)を開放時間とする旨を指定する、EXTデータに「01」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信する(図20(B)参照)。なお、図33に示した第1大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1の開放時間は29.5秒である。
More specifically, in the first round (when the value of the round number counter is “1”), the open / close time table corresponding to the first big hit (see FIG. 33) and the value “1” of the round number counter Based on this, a special winning opening opening time designation command in which “01” is set in the EXT data is transmitted, which designates that the first round is the first opening time (29.5 seconds). (See FIG. 20B). Note that the opening time of
また、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)には、第1大当りに対応する開閉時間テーブル(図33参照)と、ラウンド数カウンタの値「2」とにもとづいて、2ラウンド目である旨と第1開放時間(29.5秒)を開放時間とする旨を指定する、EXTデータに「11」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信する(図20(B)参照)。なお、図33に示した第1大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド2の開放時間は29.5秒である。
Further, in the second round (when the value of the round number counter is “2”), based on the open / close time table corresponding to the first big hit (see FIG. 33) and the value “2” of the round number counter. A special winning opening opening time designation command in which “11” is set in the EXT data, which designates that the second round and the first opening time (29.5 seconds) are the opening time, is transmitted (FIG. 20). (See (B)). Note that the opening time of
また、3ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「3」であるとき)には、第1大当りに対応する開閉時間テーブル(図33参照)と、ラウンド数カウンタの値「3」とにもとづいて、3ラウンド目である旨と第1開放時間(29.5秒)を開放時間とする旨を指定する、EXTデータに「21」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信する(図20(B)参照)。なお、図33に示した第1大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド3の開放時間は29.5秒である。
In the third round (when the value of the round number counter is “3”), based on the opening / closing time table corresponding to the first big hit (see FIG. 33) and the value “3” of the round number counter. A special winning opening opening time designation command in which “21” is set in the EXT data, which designates that the third round and the first opening time (29.5 seconds) are the opening time, is transmitted (FIG. 20). (See (B)). Note that the opening time of
同様に、4ラウンド目には、4ラウンド目である旨と第1開放時間を開放時間とする旨を指定するEXTデータに「31」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信し、5ラウンド目には、5ラウンド目である旨と第1開放時間を開放時間とする旨を指定するEXTデータに「41」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信し、6ラウンド目には、6ラウンド目である旨と第1開放時間を開放時間とする旨を指定するEXTデータに「51」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信し、7ラウンド目には、7ラウンド目である旨と第1開放時間を開放時間とする旨を指定するEXTデータに「61」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信し、8ラウンド目には、8ラウンド目である旨と第1開放時間を開放時間とする旨を指定するEXTデータに「71」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信し、9ラウンド目には、9ラウンド目である旨と第1開放時間を開放時間とする旨を指定するEXTデータに「81」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信し、10ラウンド目には、10ラウンド目である旨と第1開放時間を開放時間とする旨を指定するEXTデータに「91」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信し、11ラウンド目には、11ラウンド目である旨と第1開放時間を開放時間とする旨を指定するEXTデータに「A1」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信し、12ラウンド目には、12ラウンド目である旨と第1開放時間を開放時間とする旨を指定するEXTデータに「B1」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信し、13ラウンド目には、13ラウンド目である旨と第1開放時間を開放時間とする旨を指定するEXTデータに「C1」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信し、14ラウンド目には、14ラウンド目である旨と第1開放時間を開放時間とする旨を指定するEXTデータに「D1」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信し、15ラウンド目には、15ラウンド目である旨と第1開放時間を開放時間とする旨を指定するEXTデータに「E1」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信する。 Similarly, in the fourth round, a special winning opening opening time designation command in which “31” is set in EXT data for designating that the fourth round is to be used and that the first opening time is the opening time is transmitted. In the round, a special winning opening opening time designation command in which “41” is set in the EXT data for designating that the fifth opening and the first opening time is the opening time is transmitted. , A special winning opening opening time designation command in which “51” is set in the EXT data for designating that the sixth opening time and the first opening time are set as the opening time is transmitted. And a special winning opening opening time designation command in which “61” is set in the EXT data designating that the first opening time is the opening time, and the eighth round is the eighth round. Open the first opening time A special winning opening opening time designation command in which “71” is set in the EXT data for designating that the time is between is transmitted, and the ninth round is the ninth round and the first opening time is the opening time. EXT data that designates “81” in the EXT data that designates EXT is transmitted, and in the 10th round, the 10th round is designated and the first opening time is designated as the opening time EXT A special winning opening opening time designation command in which “91” is set in the data is transmitted. In the eleventh round, “A1” is added to the EXT data for designating that the eleventh round and the first opening time are the opening time. A special winning opening opening time designation command is set, and in the 12th round, “B1” is set in the EXT data that designates the 12th round and the first opening time as the opening time. The prize opening opening time designation command is transmitted, and in the 13th round, the prize opening opening time in which “C1” is set in the EXT data for designating that it is the 13th round and that the first opening time is the opening time. A designation command is transmitted. In the 14th round, a special winning opening opening time designation command in which “D1” is set in EXT data designating that it is the 14th round and that the first opening time is the opening time is transmitted. Then, in the fifteenth round, a special winning opening opening time designation command in which “E1” is set in the EXT data that designates that it is the fifteenth round and that the first opening time is the opening time is transmitted.
ステップS1403に続いて、CPU56は、入賞個数カウンタを初期化する(ステップS1404)。すなわち、入賞個数カウンタの値を0にする。
Subsequent to step S1403, the
ステップS1404に続いて、CPU56は、開放時間タイマに、特別可変入賞球装置22における開放制御の開放時間をセット(設定)する(ステップS1405)。開放時間タイマは、大当り遊技や小当り遊技において大入賞口24の開放時間を計測するためのタイマである。具体的には、大当り種別(具体的には第1大当り)に対応する開閉時間テーブルや、ラウンド数カウンタの値に応じた時間を開放時間として開放時間タイマにセットする。
Subsequent to step S1404, the
より詳細には、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)には、第1大当りに対応する開閉時間テーブル(図33参照)におけるラウンド1の開放時間である29.5秒を、開放時間タイマにセットする。また、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)には、第1大当りに対応する開閉時間テーブル(図33参照)におけるラウンド2の開放時間である29.5秒を、開放時間タイマにセットする。また、3ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「3」であるとき)には、第1大当りに対応する開閉時間テーブル(図33参照)におけるラウンド3の開放時間である29.5秒を、開放時間タイマにセットする。4ラウンド目〜15ラウンド目についても同様である。
More specifically, in the first round (when the value of the round number counter is “1”), the opening time of
ステップS1405に続いて、CPU56は、ソレノイド106を駆動して大入賞口24(特別可変入賞球装置22)を開放状態に制御(ステップS1406)し、特別図柄プロセスフラグの値を、大入賞口開放中処理(ステップS307)に対応した値に更新する(ステップS1407)。なお、この15R確変用大入賞口開放前処理によれば、大入賞口開放中処理(ステップS307)に移行するときには、大入賞口開放時間指定コマンド(大入賞口開放中指定コマンド)が、演出制御用マイクロコンピュータ200に送信される(ステップS1403、ステップS1407参照)。
Subsequent to step S1405, the
図37は、2R確変用大入賞口開放前処理(ステップS1400c)を示すフローチャートである。図37において、CPU56は、大入賞口開放前タイマの値を−1する(ステップS1411)。次いで、大入賞口開放前タイマがタイムアウトとなっていない場合には(ステップS1412;No)、以下の処理(ステップS1413〜ステップS1417)を行わずに終了する。
FIG. 37 is a flowchart showing the pre-opening process for 2R probability variation big winning opening (step S1400c). In FIG. 37, the
一方、大入賞口開放前タイマがタイムアウトとなっている場合(大入賞口開放前タイマの値が0となっている場合)には(ステップS1412;Yes)、CPU56は、大入賞口開放時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う(ステップS1413)。具体的には、大当り種別(具体的には、第2大当り、第3大当り、第3大当り、第4大当り、第5大当りのいずれか)に対応する開閉時間テーブル(図34参照)と、ラウンド数カウンタの値と、複数開放用カウンタの値とに応じた大入賞口開放時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う。
On the other hand, when the timer before opening the big prize opening has timed out (when the value of the timer before opening the big prize opening is 0) (step S1412; Yes), the
より詳細には、第2大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の1回目の開放時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」と、複数開放用カウンタの値「1」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第2開放時間(0.1秒)を開放時間とする旨を指定する、EXTデータに「02」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信する(図20(B)参照)。なお、図34(A)に示した第2大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(1回目)の開放時間は0.1秒である。 More specifically, at the first release (when the value of the multiple release counter is “1”) in the second round (when the value of the round number counter is “1”) Based on the opening / closing time table corresponding to the second big hit (see FIG. 34A), the value “1” of the round number counter, and the value “1” of the multiple opening counter, the fact that it is the first round And a special winning opening opening time designation command in which “02” is set in the EXT data, which designates that the second opening time (0.1 second) is the opening time (see FIG. 20B). Note that the opening time of round 1 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the second jackpot shown in FIG. 34 (A) is 0.1 second.
また、第2大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の2回目の開放時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」と、複数開放用カウンタの値「2」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第2開放時間(0.1秒)を開放時間とする旨を指定する、EXTデータに「02」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信する(図20(B)参照)。なお、図34(A)に示した第2大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(2回目)の開放時間は0.1秒である。 In the second big hit, when the second release (when the value of the multiple release counter is “2”) in the first round (when the value of the round number counter is “1”), the second round Based on the opening / closing time table corresponding to the big hit (see FIG. 34A), the value “1” of the round number counter, and the value “2” of the multiple release counter, the fact that it is the first round and the second A special winning opening opening time designation command in which “02” is set in EXT data, which designates that the opening time (0.1 second) is set as the opening time, is transmitted (see FIG. 20B). Note that the opening time of round 1 (second time) in the opening / closing time table corresponding to the second jackpot shown in FIG. 34 (A) is 0.1 second.
また、第2大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の1回目の開放時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)と、ラウンド数カウンタの値「2」と、複数開放用カウンタの値「1」とにもとづいて、2ラウンド目である旨と第2開放時間(0.1秒)を開放時間とする旨を指定する、EXTデータに「12」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信する(図20(B)参照)。なお、図34(A)に示した第2大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド2(1回目)の開放時間は0.1秒である。 In the second round, the second round (when the value of the round number counter is “2”) is opened for the first time (when the value of the multi-release counter is “1”). Based on the opening / closing time table corresponding to the big hit (see FIG. 34A), the value “2” of the round number counter, and the value “1” of the multiple opening counter, the second round and the second A special winning opening opening time designation command in which “12” is set in the EXT data, which designates the opening time (0.1 seconds) as the opening time, is transmitted (see FIG. 20B). Note that the opening time of Round 2 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the second jackpot shown in FIG. 34 (A) is 0.1 second.
また、第2大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の2回目の開放時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)と、ラウンド数カウンタの値「2」と、複数開放用カウンタの値「2」とにもとづいて、2ラウンド目である旨と第2開放時間(0.1秒)を開放時間とする旨を指定する、EXTデータに「12」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信する(図20(B)参照)。なお、図34(A)に示した第2大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド2(2回目)の開放時間は0.1秒である。 When the second round of the second big hit (when the value of the round number counter is “2”) is released for the second time (when the value of the multiple opening counter is “2”), the second round Based on the opening / closing time table corresponding to the big hit (see FIG. 34A), the value “2” of the round number counter, and the value “2” of the multiple opening counter, the second round and the second A special winning opening opening time designation command in which “12” is set in the EXT data, which designates the opening time (0.1 seconds) as the opening time, is transmitted (see FIG. 20B). Note that the opening time of round 2 (second time) in the opening / closing time table corresponding to the second big hit shown in FIG. 34 (A) is 0.1 second.
同様に、第3大当り〜第5大当りにおける、1ラウンド目の1回目(および2回目)の開放時には、1ラウンド目である旨と第2開放時間(0.1秒)を開放時間とする旨を指定する、EXTデータに「02」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信し、2ラウンド目の1回目(および2回目)の開放時には、2ラウンド目である旨と第2開放時間(0.1秒)を開放時間とする旨を指定する、EXTデータに「12」を設定した大入賞口開放時間指定コマンドを送信する。 Similarly, when the first round (and second round) of the first round from the third big hit to the fifth big hit is released, the fact that it is the first round and the second opening time (0.1 second) is the opening time. A special prize opening opening time designation command in which “02” is set in the EXT data is transmitted, and when the first round (and the second round) of the second round is released, the second round and the second opening time are indicated. A special winning opening opening time designation command in which “12” is set in the EXT data is transmitted to designate that (0.1 second) is the opening time.
ステップS1413に続いて、CPU56は、複数開放用カウンタの値が2であるときには(ステップS1414a;Yes)、入賞個数カウンタを初期化する(ステップS1414b)。すなわち、各ラウンドにおいて2回目の開放が終わった場合には入賞個数カウンタの値を0とし、各ラウンドにおいて2回目の開放が終わっていない場合には入賞個数カウンタの値は維持する。
Subsequent to step S1413, when the value of the multiple release counter is 2 (step S1414a; Yes), the
ステップS1414a(No)またはステップS1414bに続いて、CPU56は、開放時間タイマに、特別可変入賞球装置22における開放制御の開放時間をセット(設定)する(ステップS1415)。具体的には、大当り種別(具体的には、第2大当り、第3大当り、第3大当り、第4大当り、第5大当りのいずれか)に対応する開閉時間テーブル(図34参照)や、ラウンド数カウンタの値や、複数開放用カウンタの値に応じた時間を開放時間として開放時間タイマにセットする。
Subsequent to step S1414a (No) or step S1414b, the
より詳細には、第2大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の1回目の開放時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)におけるラウンド1(1回目)の開放時間である0.1秒を、開放時間タイマにセットする。また、第2大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の2回目の開放時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)におけるラウンド1(2回目)の開放時間である0.1秒を、開放時間タイマにセットする。また、第2大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の1回目の開放時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)におけるラウンド2(1回目)の開放時間である0.1秒を、開放時間タイマにセットする。また、第2大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の2回目の開放時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)におけるラウンド2(2回目)の開放時間である0.1秒を、開放時間タイマにセットする。 More specifically, at the first release (when the value of the multiple release counter is “1”) in the second round (when the value of the round number counter is “1”) Then, 0.1 second, which is the opening time of round 1 (first time) in the opening / closing time table (see FIG. 34A) corresponding to the second big hit, is set in the opening time timer. In the second big hit, when the second release (when the value of the multiple release counter is “2”) in the first round (when the value of the round number counter is “1”), the second round In the opening / closing time table corresponding to the big hit (see FIG. 34A), the opening time of round 1 (second time) 0.1 second is set in the opening time timer. In the second round, the second round (when the value of the round number counter is “2”) is opened for the first time (when the value of the multi-release counter is “1”). The opening time timer is set to 0.1 second, which is the opening time of round 2 (first time) in the opening / closing time table (see FIG. 34A) corresponding to the big hit. When the second round of the second big hit (when the value of the round number counter is “2”) is released for the second time (when the value of the multiple opening counter is “2”), the second round The opening time timer is set to 0.1 second, which is the opening time of round 2 (second time) in the opening / closing time table (see FIG. 34A) corresponding to the big hit.
また、第3大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の1回目の開放時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第3大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(B)参照)におけるラウンド1(1回目)の開放時間である0.1秒を、開放時間タイマにセットする。また、第3大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の2回目の開放時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第3大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(B)参照)におけるラウンド1(2回目)の開放時間である0.1秒を、開放時間タイマにセットする。また、第3大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の1回目の開放時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第3大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(B)参照)におけるラウンド2(1回目)の開放時間である0.1秒を、開放時間タイマにセットする。また、第3大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の2回目の開放時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第3大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(B)参照)におけるラウンド2(2回目)の開放時間である0.1秒を、開放時間タイマにセットする。第4大当り、および、第5大当りについても同様である。 In the third big hit, the first round (when the value of the round number counter is “1”) at the first release (when the value of the multiple release counter is “1”), the third round In the opening / closing time table corresponding to the big hit (see FIG. 34B), the opening time of round 1 (first time) 0.1 seconds is set in the opening time timer. In the third big hit, the third round (when the value of the round number counter is “1”) is opened for the second time (when the value of the multi-release counter is “2”). In the opening / closing time table corresponding to the big hit (see FIG. 34B), the opening time of round 1 (second time) 0.1 second is set in the opening time timer. In the third big hit, the third round (when the value of the round number counter is “2”) is opened for the first time (when the value of the multiple opening counter is “1”), the third round The opening time timer is set to 0.1 second, which is the opening time of round 2 (first time) in the open / close time table (see FIG. 34B) corresponding to the big hit. When the second round of the third big hit (when the value of the round number counter is “2”) is opened for the second time (when the value of the counter for multiple opening is “2”), the third round The opening time timer is set to 0.1 second, which is the opening time of round 2 (second time) in the open / close time table corresponding to the big hit (see FIG. 34B). The same applies to the fourth jackpot and the fifth jackpot.
ステップS1415に続いて、CPU56は、ソレノイド106を駆動して大入賞口24(特別可変入賞球装置22)を開放状態に制御(ステップS1416)し、特別図柄プロセスフラグの値を、大入賞口開放中処理(ステップS307)に対応した値に更新する(ステップS1417)。なお、この2R確変用大入賞口開放前処理によれば、大入賞口開放中処理(ステップS307)に移行するときには、大入賞口開放時間指定コマンド(大入賞口開放中指定コマンド)が、演出制御用マイクロコンピュータ200に送信される(ステップS1413、ステップS1417参照)。
Subsequent to step S1415, the
図38、図39および図40は、大入賞口開放中処理(ステップS307)を示すフローチャートである。図38において、CPU56は、大当り種別が第1大当りであるか否かを確認する(ステップS1450a)。なお、大当り種別が第1大当り〜第5大当りのいずれであるかは、RAM55に記憶されている大当り種別を示すデータ(大当り種別バッファに記憶されているデータ)にもとづいて判定される。大当り種別が第1大当りである場合には(ステップS1450a:Yes)、図39に示した15R確変用大入賞口開放中処理(ステップS1450b)を実行する。大当り種別が第1大当りでない場合には(ステップS1450a:No)、図40に示した2R確変用大入賞口開放前処理(ステップS1450c)を実行する。
38, 39 and 40 are flowcharts showing the special winning opening opening process (step S307). In FIG. 38, the
図39は、15R確変用大入賞口開放中処理(ステップS1450b)を示すフローチャートである。図39において、CPU56は、カウントスイッチ25aがオンとなっているか否か(カウントスイッチ25aからの検出信号を入力したか否か)を確認する(ステップS1451)。カウントスイッチ25aがオンとなっている場合(ステップS1451;Yes)、すなわち大入賞口24に入賞した遊技球を検出した場合、入賞個数カウンタの値を+1する(ステップS1452)。
FIG. 39 is a flowchart showing the 15R probability variation large winning opening opening process (step S1450b). In FIG. 39, the
ステップS1451(No)またはステップS1452に続いて、入賞個数カウンタの値が10となっているか否かを確認する(ステップS1453)。入賞個数カウンタの値が10となっている場合には(ステップS1453;Yes)、ステップS1456に移行する。すなわち、CPU56は、大入賞口24(特別可変入賞球装置22)を閉鎖状態に制御する(ステップS1456)。
Following step S1451 (No) or step S1452, it is confirmed whether or not the value of the winning number counter is 10 (step S1453). When the value of the winning number counter is 10 (step S1453; Yes), the process proceeds to step S1456. That is, the
入賞個数カウンタの値が10となっていない場合には(ステップS1453;No)、CPU56は、開放時間タイマを1減算する(ステップS1454)。次いで、CPU56は、開放時間タイマがタイムアウトとなっているか否か(開放時間タイマの値が0となっているか否か)を確認する(ステップS1455)。開放時間タイマがタイムアウトとなっていない場合には(ステップS1455;No)、以下の処理(ステップS1456〜ステップS1463)を行わずに終了する。一方、開放時間タイマがタイムアウトとなっている場合には(ステップS1455;Yes)、CPU56は、大入賞口24(特別可変入賞球装置22)を閉鎖状態に制御する(ステップS1456)。
When the value of the winning number counter is not 10 (step S1453; No), the
ステップS1456に続いて、CPU56は、ラウンド数カウンタの値が15となっているか否かを確認する(ステップS1458)。ラウンド数カウンタの値が15となっている場合(ステップS1458;Yes)、すなわち、現在のラウンドが、15R確変大当り(第1大当り)の最終ラウンド(15ラウンド目)である場合には、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を、大当り終了処理(ステップS308)に対応した値に更新する(ステップS1463)。
Subsequent to step S1456, the
ラウンド数カウンタの値が15となっているか否かの確認ではなくラウンド数カウンタの値が15以上となっているか否かを確認してもよい。これによれば、ラウンド数カウンタの中身がノイズなどで異常状態となったときにも好適に大当りを終了させることができる。例えば、ノイズによりラウンド数カウンタが20になった場合、ラウンド数カウンタがオーバーフロー(1バイトのカウンタとしたときに255→0となる状態)まで236ラウンドが実行され、その後15ラウンドに達するまで、合計251ラウンドが実行されてしまうこととなる。しかし、ラウンド数カウンタの値が15以上であるとした場合、ノイズでラウンド数カウンタが20になった場合でも大当りを終了させることができる。 Instead of checking whether the value of the round number counter is 15, it may be checked whether the value of the round number counter is 15 or more. According to this, even when the content of the round number counter becomes abnormal due to noise or the like, the big hit can be suitably terminated. For example, when the round number counter becomes 20 due to noise, 236 rounds are executed until the round number counter overflows (a state where 255 → 0 when it is a 1-byte counter), and then the total number of times until 15 rounds are reached. 251 rounds will be executed. However, if the value of the round number counter is 15 or more, the big hit can be ended even when the round number counter becomes 20 due to noise.
ラウンド数カウンタの値が15となっていない場合(ステップS1458;No)、すなわち、まだ残りのラウンドがあれば、CPU56は、ラウンド数カウンタの値を1加算する(ステップS1459)。次いで、CPU56は、大入賞口閉鎖時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う(ステップS1460)。具体的には、大当り種別(具体的には、第1大当り)に対応する開閉時間テーブル(図33参照)と、ラウンド数カウンタの値に応じた大入賞口閉鎖時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う。
When the value of the round number counter is not 15 (step S1458; No), that is, when there are still remaining rounds, the
より詳細には、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)には、第1大当りに対応する開閉時間テーブル(図33参照)と、ラウンド数カウンタの値「2」とにもとづいて、2ラウンド目である旨と第1閉鎖時間(3秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「11」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図33に示した第1大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド2の閉鎖時間は3秒である。なお、本処理(ステップS1460)の処理の時点では、ステップS1459が行われているので、ラウンド数カウンタの値が「1」となっている場合はない。
More specifically, in the second round (when the value of the round number counter is “2”), the open / close time table corresponding to the first big hit (see FIG. 33), the value of the round number counter “2”, On the basis of this, a special winning opening closing time designation command in which “11” is set in the EXT data for designating that the second round and the first closing time (3 seconds) are set as the closing time is transmitted (FIG. 5). 20 (A)). Note that the closing time of
また、3ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「3」であるとき)には、第1大当りに対応する開閉時間テーブル(図33参照)と、ラウンド数カウンタの値「3」とにもとづいて、3ラウンド目である旨と第1閉鎖時間(3秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「21」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図33に示した第1大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド3の閉鎖時間は3秒である。
In the third round (when the value of the round number counter is “3”), based on the opening / closing time table corresponding to the first big hit (see FIG. 33) and the value “3” of the round number counter. A special winning opening closing time designation command in which “21” is set in the EXT data for designating that the third round is the closing time and the first closing time (3 seconds) is used (FIG. 20A). )reference). Note that the closing time of
同様に、4ラウンド目にはEXTデータに「31」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信し、5ラウンド目にはEXTデータに「41」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信し、6ラウンド目にはEXTデータに「51」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信し、7ラウンド目にはEXTデータに「61」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信し、8ラウンド目にはEXTデータに「71」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信し、9ラウンド目にはEXTデータに「81」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信し、10ラウンド目にはEXTデータに「91」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信し、11ラウンド目にはEXTデータに「A1」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信し、12ラウンド目にはEXTデータに「B1」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信し、13ラウンド目にはEXTデータに「C1」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信し、14ラウンド目にはEXTデータに「D1」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信し、15ラウンド目にはEXTデータに「E1」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する。 Similarly, in the fourth round, a special winning opening closing time designation command in which “31” is set in the EXT data is transmitted, and in the fifth round, a special winning opening closing time designation command in which “41” is set in the EXT data. The 6th round is a special winning opening closing time designation command with “51” set in EXT data, and the seventh round is a special winning opening closing time designation command with “61” set in EXT data. And, in the 8th round, a special winning opening closing time designation command in which “71” is set in the EXT data is transmitted, and in the ninth round, a special winning opening closing time designation command in which “81” is set in the EXT data. Sends a winning prize closing time designation command in which EXT data is set to “91” in the 10th round, and in the 11th round, it is set to “A1” in the EXT data. A mouth closing time designation command is sent, and a 12th round is a big winning mouth closing time designation command with “B1” set in EXT data, and a 13th round is a big prize with “C1” set in EXT data. A mouth closing time designation command is transmitted, a large winning mouth closing time designation command with “D1” set in the EXT data is transmitted in the 14th round, and a grand prize in which “E1” is set in the EXT data in the 15th round. Send mouth closing time designation command.
ステップS1460に続いて、CPU56は、大入賞口開放前タイマに、特別可変入賞球装置22における開放制御の閉鎖時間をセット(設定)する(ステップS1461)。具体的には、大当り種別(具体的には、第1大当り)に対応する開閉時間テーブルや、ラウンド数カウンタの値に応じた時間を閉鎖時間として大入賞口開放前タイマにセットする。
Subsequent to step S1460, the
より詳細には、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)には、第1大当りに対応する開閉時間テーブル(図33参照)におけるラウンド2の閉鎖時間である3秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。また、3ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「3」であるとき)には、第1大当りに対応する開閉時間テーブル(図33参照)におけるラウンド3の閉鎖時間である3秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。4ラウンド目〜15ラウンド目についても同様である。
More specifically, in the second round (when the value of the round number counter is “2”), 3 seconds which is the closing time of
ステップS1461に続いて、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を、大入賞口開放前処理(ステップS306)に対応した値に更新する(ステップS1462)。なお、この15R確変用大入賞口開放中処理によれば、大入賞口開放前処理(ステップS306)に移行するときには、大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)が、演出制御用マイクロコンピュータ200に送信される(ステップS1460、ステップS1462参照)。
Subsequent to step S 1461, the
図40は、2R確変用大入賞口開放中処理(ステップS1450c)を示すフローチャートである。図40において、CPU56は、カウントスイッチ25aがオンとなっているか否か(カウントスイッチ25aからの検出信号を入力したか否か)を確認する(ステップS2451)。カウントスイッチ25aがオンとなっている場合(ステップS2451;Yes)、すなわち大入賞口24に入賞した遊技球を検出した場合、入賞個数カウンタの値を+1する(ステップS2452)。
FIG. 40 is a flowchart showing the 2R probability variation large winning opening opening process (step S1450c). In FIG. 40, the
ステップS2451(No)またはステップS2452に続いて、入賞個数カウンタの値が10となっているか否かを確認する(ステップS2453)。入賞個数カウンタの値が10となっている場合には(ステップS2453;Yes)、複数開放用カウンタの値に2をセットし(ステップS2454b)、ステップS2456に移行する。すなわち、CPU56は、複数開放用カウンタの値に2とし(ステップS2454b)、大入賞口24(特別可変入賞球装置22)を閉鎖状態に制御する(ステップS2456)。
Following step S2451 (No) or step S2452, it is confirmed whether or not the value of the winning number counter is 10 (step S2453). When the value of the winning number counter is 10 (step S2453; Yes), 2 is set to the value of the multiple opening counter (step S2454b), and the process proceeds to step S2456. That is, the
なお、入賞個数カウンタの値が10となっているか否かの確認ではなく入賞個数カウンタの値が10以上となっているか否かを確認してもよい。この実施の形態では、各ラウンド(ラウンド1、ラウンド2)において1回目の開放状態が終わった後には入賞個数カウンタの値はクリアすることなく2回目の開放状態では1回目の入賞個数カウンタの値からカウントしているので(ステップS1414a、ステップS1414b参照)、2回目の開放状態において入賞個数カウンタが11個以上となる場合も想定されるが、そういった場合にはタイムアウトが成立する迄(ステップS2455(Yes))、ステップS2456に進まなくなるからである。ただし、この実施の形態では、第2〜第5大当りの開放時間は非常に短く(0.1秒。図34参照)、かつ、2回目においても纏めて一気に入賞するので、10以上とせずに、第1大当りのときと同様(ステップS1453参照)、10としている。
Instead of checking whether the value of the winning number counter is 10, it may be checked whether the value of the winning number counter is 10 or more. In this embodiment, the value of the winning number counter is not cleared after the first releasing state in each round (
入賞個数カウンタの値が10となっていない場合には(ステップS2453;No)、CPU56は、開放時間タイマを1減算する(ステップS2454a)。次いで、CPU56は、開放時間タイマがタイムアウトとなっているか否か(開放時間タイマの値が0となっているか否か)を確認する(ステップS2455)。開放時間タイマがタイムアウトとなっていない場合には(ステップS2455;No)、以下の処理(ステップS2456〜ステップS2463)を行わずに終了する。一方、開放時間タイマがタイムアウトとなっている場合には(ステップS2455;Yes)、CPU56は、大入賞口24(特別可変入賞球装置22)を閉鎖状態に制御する(ステップS2456)。
When the value of the winning number counter is not 10 (step S2453; No), the
ステップS2456に続いて、CPU56は、ラウンド数カウンタの値が2、かつ、複数開放用カウンタの値が2となっているか否かを確認する(ステップS2458a)。ラウンド数カウンタの値が2、かつ、複数開放用カウンタの値が2となっている場合(ステップS2458a;Yes)、すなわち、現在の開放が、2R確変大当り(第2大当り〜第5大当り)の最終ラウンド(2ラウンド目)の2回目の開放である場合には、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を、大当り終了処理(ステップS308)に対応した値に更新する(ステップS2463)。
Subsequent to step S2456, the
ラウンド数カウンタの値が2以外であるか、または、複数開放用カウンタの値が2以外である場合(ステップS2458a;No)、複数開放用カウンタの値が2となっているか否かを確認する(ステップS2458b)。複数開放用カウンタの値が2となっている場合(ステップS2458b;Yes)、CPU56は、ラウンド数カウンタの値を1加算し(ステップS2459a)、複数開放用カウンタの値に1をセットする(ステップS2459b)。複数開放用カウンタの値が2となっていない場合(ステップS2458b;No)、CPU56は、複数開放用カウンタの値を1加算する(ステップS2459c)。
If the value of the round number counter is other than 2 or the value of the multiple release counter is other than 2 (step S2458a; No), it is confirmed whether or not the value of the multiple release counter is 2. (Step S2458b). When the value of the multiple opening counter is 2 (step S2458b; Yes), the
ステップS2459bまたはステップS2459cに続いて、CPU56は、大入賞口閉鎖時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う(ステップS2460)。具体的には、大当り種別(具体的には、第2大当り、第3大当り、第3大当り、第4大当り、第5大当りのいずれか)に対応する開閉時間テーブル(図34参照)と、ラウンド数カウンタの値と、複数開放用カウンタの値とに応じた大入賞口閉鎖時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する制御を行う。
Subsequent to step S2459b or step S2459c, the
より詳細には、第2大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」と、複数開放用カウンタの値「2」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「03」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(A)に示した第2大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(2回目)の閉鎖時間は7秒である。なお、本処理(ステップS2460)の処理の時点では、ステップS2459a〜ステップS2459cが行われているので、ラウンド数カウンタの値が「1」、かつ、複数開放用カウンタの値が「1」となっている場合はない。 In more detail, at the second closing time (when the value of the counter for multiple opening is “2”) at the second round (when the value of the round number counter is “1”) Based on the opening / closing time table corresponding to the second big hit (see FIG. 34A), the value “1” of the round number counter, and the value “2” of the multiple opening counter, the fact that it is the first round And a special winning opening closing time designation command in which “03” is set in the EXT data to designate that the third closing time (7 seconds) is the closing time (see FIG. 20A). Note that the closing time of round 1 (second time) in the opening / closing time table corresponding to the second jackpot shown in FIG. 34 (A) is 7 seconds. Note that, at the time of the processing of this processing (step S2460), since steps S2459a to S2459c are performed, the value of the round number counter is “1” and the value of the multiple release counter is “1”. If not.
また、第2大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の1回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)と、ラウンド数カウンタの値「2」と、複数開放用カウンタの値「1」とにもとづいて、2ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「13」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(A)に示した第2大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド2(1回目)の閉鎖時間は7秒である。 In the second round, the second round (when the value of the round number counter is “2”) is closed for the first time (when the value of the multiple opening counter is “1”), the second round Based on the opening / closing time table corresponding to the big hit (see FIG. 34A), the value “2” of the round number counter, and the value “1” of the multiple opening counter, the fact that it is the second round and the third A special winning opening closing time designation command in which “13” is set in the EXT data, which designates the closing time (7 seconds) as the closing time, is transmitted (see FIG. 20A). In addition, the closing time of round 2 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the second big hit shown in FIG. 34 (A) is 7 seconds.
また、第2大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)と、ラウンド数カウンタの値「2」と、複数開放用カウンタの値「2」とにもとづいて、2ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「13」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(A)に示した第2大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド2(2回目)の閉鎖時間は7秒である。 Further, when the second round of the second big hit (when the value of the round number counter is “2”) is closed for the second time (when the value of the multiple opening counter is “2”), the second round Based on the opening / closing time table (see FIG. 34A) corresponding to the big hit, the value “2” of the round number counter, and the value “2” of the multiple opening counter, the fact that it is the second round and the third A special winning opening closing time designation command in which “13” is set in the EXT data, which designates the closing time (7 seconds) as the closing time, is transmitted (see FIG. 20A). Note that the closing time of Round 2 (second time) in the opening / closing time table corresponding to the second jackpot shown in FIG. 34 (A) is 7 seconds.
また、第3大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第3大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(B)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」と、複数開放用カウンタの値「2」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「02」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(B)に示した第3大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(2回目)の閉鎖時間は2秒である。 Further, at the time of the second closing (when the value of the multiple opening counter is “2”) in the first round (when the value of the round number counter is “1”) in the third big hit, the third round Based on the open / close time table corresponding to the big hit (see FIG. 34B), the value “1” of the round number counter, and the value “2” of the multiple opening counter, the fact that it is the first round and the second A special winning opening closing time designation command in which “02” is set in the EXT data, which designates the closing time (2 seconds) as the closing time, is transmitted (see FIG. 20A). Note that the closing time of round 1 (second time) in the opening / closing time table corresponding to the third big hit shown in FIG. 34B is 2 seconds.
また、第3大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の1回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第3大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(B)参照)と、ラウンド数カウンタの値「2」と、複数開放用カウンタの値「1」とにもとづいて、2ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「13」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(B)に示した第3大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド2(1回目)の閉鎖時間は7秒である。 Further, at the time of the first closing (when the value of the counter for multiple opening is “1”) in the second round (when the value of the round number counter is “2”) in the third big hit, Based on the opening / closing time table corresponding to the big hit (see FIG. 34 (B)), the value “2” of the round number counter, and the value “1” of the multiple opening counter, the fact that it is the second round and the third A special winning opening closing time designation command in which “13” is set in the EXT data, which designates the closing time (7 seconds) as the closing time, is transmitted (see FIG. 20A). Note that the closing time of round 2 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the third big hit shown in FIG. 34B is 7 seconds.
また、第3大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第3大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(B)参照)と、ラウンド数カウンタの値「2」と、複数開放用カウンタの値「2」とにもとづいて、2ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「12」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(B)に示した第3大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド2(2回目)の閉鎖時間は2秒である。 Further, when the second round of the third big hit (when the value of the round number counter is “2”) is closed for the second time (when the value of the counter for multiple opening is “2”), the third round Based on the opening / closing time table corresponding to the big hit (see FIG. 34B), the value “2” of the round number counter, and the value “2” of the multiple opening counter, the second round and the second A special winning opening closing time designation command in which “12” is set in the EXT data, which designates the closing time (2 seconds) as the closing time, is transmitted (see FIG. 20A). In addition, the closing time of round 2 (second time) in the opening / closing time table corresponding to the third big hit shown in FIG. 34 (B) is 2 seconds.
また、第4大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第4大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(C)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」と、複数開放用カウンタの値「2」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「03」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20((A)参照)。なお、図34(C)に示した第4大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(2回目)の閉鎖時間は7秒である。 Further, when the second closing (when the value of the counter for multiple opening is “2”) in the first round (when the value of the round number counter is “1”) in the fourth big hit, Based on the opening / closing time table corresponding to the big hit (see FIG. 34C), the value “1” of the round number counter, and the value “2” of the multiple opening counter, the fact that it is the first round and the third A special winning opening closing time designation command in which “03” is set in the EXT data, which designates the closing time (7 seconds) as the closing time, is transmitted (see FIG. 20 (A)). The closing time of round 1 (second time) in the opening / closing time table corresponding to the fourth big hit shown in C) is 7 seconds.
また、第4大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の1回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第4大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(C)参照)と、ラウンド数カウンタの値「2」と、複数開放用カウンタの値「1」とにもとづいて、2ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「12」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20((A)参照)。なお、図34(C)に示した第4大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド2(1回目)の閉鎖時間は2秒である。 In the fourth round, when the second round (when the value of the round number counter is “2”) is closed for the first time (when the value of the multiple opening counter is “1”), the fourth round Based on the opening / closing time table (see FIG. 34C) corresponding to the big hit, the value “2” of the round number counter, and the value “1” of the multiple opening counter, the second round and the second A special winning opening closing time designation command in which “12” is set in the EXT data, which designates the closing time (2 seconds) as the closing time, is transmitted (see FIG. 20 (A)). The closing time of Round 2 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the fourth big hit shown in C) is 2 seconds.
また、第4大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第4大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(C)参照)と、ラウンド数カウンタの値「2」と、複数開放用カウンタの値「2」とにもとづいて、2ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「13」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(C)に示した第4大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド2(2回目)の閉鎖時間は7秒である。 Further, when the second closing (when the value of the round number counter is “2”) in the fourth big hit (when the value of the multiple opening counter is “2”), the fourth round Based on the opening / closing time table corresponding to the big hit (see FIG. 34C), the value “2” of the round number counter, and the value “2” of the multiple release counter, the fact that it is the second round and the third A special winning opening closing time designation command in which “13” is set in the EXT data, which designates the closing time (7 seconds) as the closing time, is transmitted (see FIG. 20A). In addition, the closing time of round 2 (second time) in the opening / closing time table corresponding to the fourth big hit shown in FIG. 34C is 7 seconds.
また、第5大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第5大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(D)参照)と、ラウンド数カウンタの値「1」と、複数開放用カウンタの値「2」とにもとづいて、1ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「02」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(D)に示した第5大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド1(2回目)の閉鎖時間は2秒である。 Further, at the time of the second closing of the fifth round (when the value of the round number counter is “1”) (when the value of the multiple opening counter is “2”), Based on the opening / closing time table (see FIG. 34D) corresponding to the big hit, the value “1” of the round number counter, and the value “2” of the multiple opening counter, the fact that it is the first round and the second A special winning opening closing time designation command in which “02” is set in the EXT data, which designates the closing time (2 seconds) as the closing time, is transmitted (see FIG. 20A). In addition, the closing time of round 1 (second time) in the opening / closing time table corresponding to the fifth big hit shown in FIG. 34 (D) is 2 seconds.
また、第5大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の1回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第5大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(D)参照)と、ラウンド数カウンタの値「2」と、複数開放用カウンタの値「1」とにもとづいて、2ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「12」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(D)に示した第5大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド2(1回目)の閉鎖時間は2秒である。 In the fifth round, when the second round (when the value of the round number counter is “2”) is closed for the first time (when the value of the multiple opening counter is “1”), the fifth round Based on the open / close time table corresponding to the big hit (see FIG. 34D), the value “2” of the round number counter, and the value “1” of the multiple opening counter, the second round and the second A special winning opening closing time designation command in which “12” is set in the EXT data, which designates the closing time (2 seconds) as the closing time, is transmitted (see FIG. 20A). Note that the closing time of round 2 (first time) in the opening / closing time table corresponding to the fifth big hit shown in FIG. 34 (D) is 2 seconds.
また、第5大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第5大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(D)参照)と、ラウンド数カウンタの値「2」と、複数開放用カウンタの値「2」とにもとづいて、2ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「12」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信する(図20(A)参照)。なお、図34(D)に示した第5大当りに対応する開閉時間テーブルにおけるラウンド2(2回目)の閉鎖時間は2秒である。 When the second round of the fifth big hit (when the value of the round number counter is “2”) is closed for the second time (when the value of the multiple opening counter is “2”), the fifth round Based on the opening / closing time table (see FIG. 34D) corresponding to the big hit, the value “2” of the round number counter, and the value “2” of the multiple release counter, the second round and the second A special winning opening closing time designation command in which “12” is set in the EXT data, which designates the closing time (2 seconds) as the closing time, is transmitted (see FIG. 20A). Note that the closing time of round 2 (second time) in the opening / closing time table corresponding to the fifth big hit shown in FIG. 34 (D) is 2 seconds.
ステップS2460に続いて、CPU56は、大入賞口開放前タイマに、特別可変入賞球装置22における開放制御の閉鎖時間をセット(設定)する(ステップS2461)。具体的には、大当り種別(具体的には、第2大当り、第3大当り、第3大当り、第4大当り、第5大当りのいずれか)に対応する開閉時間テーブルや、ラウンド数カウンタの値や、複数開放用カウンタの値とに応じた時間を閉鎖時間として大入賞口開放前タイマにセットする。
Subsequent to step S2460, the
より詳細には、第2大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)におけるラウンド1(2回目)の閉鎖時間である7秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。また、第2大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の1回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)におけるラウンド2(1回目)の閉鎖時間である7秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。また、第2大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第2大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(A)参照)におけるラウンド2(2回目)の閉鎖時間である7秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。
In more detail, at the second closing time (when the value of the counter for multiple opening is “2”) at the second round (when the value of the round number counter is “1”) Then, 7 seconds, which is the closing time of round 1 (second time) in the opening / closing time table (see FIG. 34A) corresponding to the second big hit, is set in the timer before opening the big prize opening. In the second round, the second round (when the value of the round number counter is “2”) is closed for the first time (when the value of the multiple opening counter is “1”), the
また、第3大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第3大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(B)参照)におけるラウンド1(2回目)の閉鎖時間である2秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。また、第3大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の1回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第3大当りに対応する開閉時間テーブル(図図34(B)参照)におけるラウンド2(1回目)の閉鎖時間である7秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。また、第3大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第3大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(B)参照)におけるラウンド2(2回目)の閉鎖時間である2秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。
Further, at the time of the second closing (when the value of the multiple opening counter is “2”) in the first round (when the value of the round number counter is “1”) in the third big hit, the
また、第4大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第4大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(C)参照)におけるラウンド1(2回目)の閉鎖時間である7秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。また、第4大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の1回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第4大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(C)参照)におけるラウンド2(1回目)の閉鎖時間である2秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。また、第4大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第4大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(C)参照)におけるラウンド2(2回目)の閉鎖時間である7秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。
Further, when the second closing (when the value of the counter for multiple opening is “2”) in the first round (when the value of the round number counter is “1”) in the fourth big hit, 7 seconds, which is the closing time of round 1 (second time) in the opening / closing time table (see FIG. 34C) corresponding to the big win, is set in the timer before opening the big prize opening. In the fourth round, when the second round (when the value of the round number counter is “2”) is closed for the first time (when the value of the multiple opening counter is “1”), the
また、第5大当りにおける、1ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「1」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第5大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(D)参照)におけるラウンド1(2回目)の閉鎖時間である2秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。また、第5大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の1回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「1」であるとき)には、第5大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(D)参照)におけるラウンド2(1回目)の閉鎖時間である2秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。また、第5大当りにおける、2ラウンド目(ラウンド数カウンタの値が「2」であるとき)の2回目の閉鎖時(複数開放用カウンタの値が「2」であるとき)には、第5大当りに対応する開閉時間テーブル(図34(D)参照)におけるラウンド2(2回目)の閉鎖時間である2秒を、大入賞口開放前タイマにセットする。
Further, at the time of the second closing of the fifth round (when the value of the round number counter is “1”) (when the value of the multiple opening counter is “2”), 2 seconds, which is the closing time of round 1 (second time) in the opening / closing time table (see FIG. 34D) corresponding to the big win, is set in the timer before opening the big prize opening. In the fifth round, when the second round (when the value of the round number counter is “2”) is closed for the first time (when the value of the multiple opening counter is “1”), the
ステップS2461に続いて、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を、大入賞口開放前処理(ステップS306)に対応した値に更新する(ステップS2462)。なお、この2R確変用大入賞口開放中処理によれば、大入賞口開放前処理(ステップS306)に移行するときには、大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)が、演出制御用マイクロコンピュータ200に送信される(ステップS2460、ステップS2462参照)。
Subsequent to step S2461, the
図41は、特別図柄プロセス処理における大当り終了処理(ステップS307)を示すフローチャートである。大当り終了処理において、CPU56は、大当り終了表示タイマが設定されているか否か確認する(ステップS160)。大当り終了表示タイマが設定されている場合には(ステップS160;Yes)、ステップS164に移行する。
FIG. 41 is a flowchart showing the jackpot end process (step S307) in the special symbol process. In the jackpot end process, the
大当り終了表示タイマが設定されていない場合には(ステップS160;No)、大当りフラグをリセットし(ステップS161)、大当り種別に応じた大当り終了指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS162)。具体的には、大当りの種別が第1大当りである場合には大当り終了1指定コマンドを送信する。また、大当りの種別が第2大当り〜第5大当りのいずれかである場合には大当り終了2指定コマンドを送信する。なお、大当り種別が第1大当り〜第5大当りのいずれであるかは、RAM55に記憶されている大当り種別を示すデータ(大当り種別バッファに記憶されているデータ)にもとづいて判定される。そして、大当り終了表示タイマに、演出表示装置11において大当り終了表示が行われている時間(例えば、エンディング演出が行われている時間)に対応する表示時間に相当する値を設定し(ステップS163)、処理を終了する。
When the big hit end display timer is not set (step S160; No), the big hit flag is reset (step S161), and a control for transmitting a big hit end designation command according to the big hit type is performed (step S162). Specifically, when the type of jackpot is the first jackpot, a
ステップS164では、CPU56は、大当り終了表示タイマの値を1減算する(ステップS164)。そして、CPU56は、大当り終了表示時間が経過したか否か、すなわち、大当り終了表示タイマの値が0になっているか否かを確認する(ステップS165)。大当り終了表示時間が経過していなければ(ステップS165;No)、処理を終了する。
In step S164, the
大当り終了表示時間を経過していれば(ステップS165;Yes)、CPU56は、確変フラグをセットする(ステップS167)。また、CPU56は、時短フラグをセットする(ステップS168)。また、CPU56は、確変回数カウンタに80回をセットする(ステップS169)。また、CPU56は、時短回数カウンタに80回をセットする(ステップS170)。すなわち、CPU56は、パチンコ遊技機1の遊技状態を80回の高確高ベース状態に移行するように制御する。そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄通常処理(ステップS300)に対応した値に更新する(ステップS171)。
If the jackpot end display time has elapsed (step S165; Yes), the
図42は、主基板40に搭載される遊技制御用マイクロコンピュータ560(具体的には、CPU56)が実行する特別図柄表示制御処理(ステップS36)のプログラムの一例を示すフローチャートである。特別図柄表示制御処理では、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値が3であるか否かを確認する(ステップS3201)。特別図柄プロセスフラグの値が3であれば(すなわち、特別図柄変動中処理の実行中であれば)、CPU56は、特別図柄変動表示用の特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定または更新する処理を行う(ステップS3202)。この場合、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の特別図柄(第1特別図柄または第2特別図柄)の変動表示を行うための特別図柄表示制御データを設定または更新する。例えば、変動速度が1コマ/0.2秒であれば、0.2秒が経過する毎に、出力バッファに設定される特別図柄表示制御データの値を+1する。そして、その後、表示制御処理(ステップS22参照)が実行され、特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファの内容に応じて特別図柄表示器12a,12bに対して駆動信号が出力されることによって、特別図柄表示器12a,12bにおける特別図柄の変動表示が実行される。
FIG. 42 is a flowchart showing an example of a program of the special symbol display control process (step S36) executed by the game control microcomputer 560 (specifically, the CPU 56) mounted on the
特別図柄プロセスフラグの値が3でなければ、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値が4であるか否かを確認する(ステップS3203)。特別図柄プロセスフラグの値が4であれば(すなわち、特別図柄停止処理に移行した場合には)、CPU56は、特別図柄通常処理で設定された特別図柄の停止図柄を停止表示するための特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する処理を行う(ステップS3204)。この場合、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の特別図柄(第1特別図柄または第2特別図柄)の停止図柄を停止表示するための特別図柄表示制御データを設定する。そして、その後、表示制御処理(ステップS22参照)が実行され、特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファの内容に応じて特別図柄表示器12a,12bに対して駆動信号が出力されることによって、特別図柄表示器12a,12bにおいて特別図柄の停止図柄が停止表示される。なお、ステップS3204の処理が実行され停止図柄表示用の特別図柄表示制御データが設定された後には、設定データの変更が行われないので、ステップS22の表示制御処理では最新の特別図柄表示制御データにもとづいて最新の停止図柄を次の変動表示が開始されるまで停止表示し続けることになる。また、ステップS3201において特別図柄プロセスフラグの値が2または3のいずれかであれば(すなわち、表示結果指定コマンド送信処理または特別図柄変動中処理のいずれかであれば)、特別図柄変動表示用の特別図柄表示制御データを更新するようにしてもよい。この場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560側で認識する変動時間と演出制御用マイクロコンピュータ200側で認識する変動時間との間にズレが生じないようにするため、表示結果指定コマンド送信処理においても変動時間タイマを1減算するように構成すればよい。
If the value of the special symbol process flag is not 3, the
なお、この実施の形態では、特別図柄プロセスフラグの値に応じて特別図柄表示制御データを出力バッファに設定する場合を示したが、特別図柄プロセス処理において、特別図柄の変動開始時に開始フラグをセットするとともに、特別図柄の変動終了時に終了フラグをセットするようにしてもよい。そして、特別図柄表示制御処理(ステップS36)において、CPU56は、開始フラグがセットされたことにもとづいて特別図柄表示制御データの値の更新を開始するようにし、終了フラグがセットされたことにもとづいて停止図柄を停止表示さえるための特別図柄表示制御データをセットするようにしてもよい。
In this embodiment, the special symbol display control data is set in the output buffer according to the value of the special symbol process flag. However, in the special symbol process, the start flag is set at the start of the variation of the special symbol. In addition, an end flag may be set at the end of the variation of the special symbol. In the special symbol display control process (step S36), the
次に、演出制御手段の動作を説明する。図43は、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段としての演出制御用マイクロコンピュータ200(具体的には、演出制御用CPU201)が実行するメイン処理を示すフローチャートである。演出制御用CPU201は、電源が投入されると、メイン処理の実行を開始する。メイン処理では、まず、RAM領域のクリアや各種初期値の設定、また演出制御の起動間隔(例えば、4ms)を決めるためのタイマの初期設定等を行うための初期化処理を行う(ステップS701)。その後、演出制御用CPU201は、タイマ割込フラグの監視(ステップS702)を行うループ処理に移行する。タイマ割込が発生すると、演出制御用CPU201は、タイマ割込処理においてタイマ割込フラグをセットする。メイン処理において、タイマ割込フラグがセットされていたら、演出制御用CPU201は、そのフラグをクリアし(ステップS703)、以下の演出制御処理を実行する。
Next, the operation of the effect control means will be described. FIG. 43 is a flowchart showing main processing executed by the effect control microcomputer 200 (specifically, effect control CPU 201) as effect control means mounted on the
演出制御処理において、演出制御用CPU201は、まず、受信した演出制御コマンドを解析し、受信した演出制御コマンドに応じたフラグをセットする処理等を行う(コマンド解析処理:ステップS704)。
In the effect control process, the
次いで、演出制御用CPU201は、演出制御プロセス処理を行う(ステップS705)。演出制御プロセス処理では、制御状態に応じた各プロセスのうち、現在の制御状態(演出制御プロセスフラグ)に対応した処理を選択して演出表示装置11の表示制御を実行する。
Next, the
次いで、演出制御用CPU201は、第4図柄プロセス処理を行う(ステップS706)。第4図柄プロセス処理では、制御状態に応じた各プロセスのうち、現在の制御状態(第4図柄プロセスフラグ)に対応した処理を選択して演出表示装置11の第4図柄表示領域(非図示)において第4図柄の表示制御を実行する。
Next, the
次いで、変動中予告演出決定用の乱数や、閉鎖時間演出決定用の乱数などの乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する乱数更新処理を実行する(ステップS707)。その後、ステップS702に移行する。 Next, a random number update process for updating the count value of a counter for generating a random number such as a random number for determining a changing notice effect and a random number for determining a closing time effect is executed (step S707). Thereafter, the process proceeds to step S702.
図44は、主基板40の遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信した演出制御コマンドを格納するためのコマンド受信バッファの一構成例を示す説明図である。この例では、2バイト構成の演出制御コマンドを6個格納可能なリングバッファ形式のコマンド受信バッファが用いられる。従って、コマンド受信バッファは、受信コマンドバッファ1〜12の12バイトの領域で構成される。そして、受信したコマンドをどの領域に格納するのかを示すコマンド受信個数カウンタが用いられる。コマンド受信個数カウンタは、0〜11の値をとる。なお、必ずしもリングバッファ形式でなくてもよい。
FIG. 44 is an explanatory diagram showing a configuration example of a command reception buffer for storing the effect control command received from the
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560から送信された演出制御コマンドは、演出制御INT信号にもとづく割込処理で受信され、RAMに形成されているバッファ領域に保存されている。コマンド解析処理では、バッファ領域に保存されている演出制御コマンドがどのコマンド(図19および図20参照)であるのか解析する。
The effect control command transmitted from the
図45〜図48は、コマンド解析処理(ステップS704)の具体例を示すフローチャートである。主基板40から受信された演出制御コマンドは受信コマンドバッファに格納されるが、コマンド解析処理では、演出制御用CPU201は、コマンド受信バッファに格納されているコマンドの内容を確認する。
45 to 48 are flowcharts showing specific examples of the command analysis process (step S704). The effect control command received from the
図45において、演出制御用CPU201は、まず、コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されているか否か確認する(ステップS607)。コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されているか否かは、コマンド受信個数カウンタの値と読出ポインタとを比較することによって判定される。両者が一致している場合が、受信コマンドが格納されていない場合である。コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されている場合には、演出制御用CPU201は、コマンド受信バッファから受信コマンドを読み出す(ステップSS608)。なお、読み出したら読出ポインタの値を+2しておく(ステップS609)。+2するのは2バイト(1コマンド)ずつ読み出すからである。
In FIG. 45, the
受信した演出制御コマンドが変動パターンコマンドであれば(ステップS610;Yes)、演出制御用CPU201は、受信した変動パターンコマンドを、RAMに形成されている変動パターンコマンド格納領域に格納する(ステップS611)。そして、変動パターンコマンド受信フラグをセットする(ステップS612)。
If the received effect control command is a variation pattern command (step S610; Yes), the
受信した演出制御コマンドが表示結果指定コマンドであれば(ステップS613;Yes)、演出制御用CPU201は、受信した表示結果指定コマンド(表示結果1指定コマンド〜表示結果10指定コマンド)を、RAMに形成されている表示結果指定コマンド格納領域に格納する(ステップS614)。
If the received effect control command is a display result designation command (step S613; Yes), the
受信した演出制御コマンドが図柄確定指定コマンドであれば(ステップS615;Yes)、演出制御用CPU201は、確定コマンド受信フラグをセットする(ステップS616)。
If the received effect control command is a symbol confirmation designation command (step S615; Yes), the
受信した演出制御コマンドが説明画面終了指定コマンドであれば(ステップS617;Yes)、演出制御用CPU201は、説明画面終了指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS618)。
If the received effect control command is an explanation screen end designation command (step S617; Yes), the
受信した演出制御コマンドが作動ゲート通過指定コマンドであれば(ステップS619;Yes)、演出制御用CPU201は、作動ゲート通過指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS620)。
If the received effect control command is an operation gate passage designation command (step S619; Yes), the
図46において、受信した演出制御コマンドが大当り開始指定コマンド等(大当り開始1指定コマンド、大当り開始2指定コマンド、小当り開始指定コマンド)であれば(ステップS621;Yes)、演出制御用CPU201は、受信したコマンドに応じた大当り開始指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS622)。なお、この実施の形態では、ステップS622でセットされる大当り開始指定コマンド受信フラグのことを、ファンファーレフラグともいう。
In FIG. 46, if the received effect control command is a jackpot start designation command or the like (a
次いで、演出制御用CPU201は、受信した大当り開始指定コマンドと表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドとが整合しているか否かを確認する(ステップS623)。
Next, the
具体的には、例えば、演出制御用CPU201は、受信したコマンドが大当り開始1指定コマンドであり、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが表示結果2指定コマンドであれば、いずれも第1大当りを指定するコマンドであり整合すると判定する。また例えば、演出制御用CPU201は、受信したコマンドが大当り開始2指定コマンドであり、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが表示結果3指定コマンドであれば、整合する(第2大当りを指定するコマンドとして不整合はない)と判定する。また例えば、演出制御用CPU201は、受信したコマンドが小当り開始指定コマンドであり、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが表示結果9指定コマンドであれば、整合する(第3小当りを指定するコマンドとして不整合はない)と判定する。一方で、例えば、演出制御用CPU201は、受信したコマンドが大当り開始1指定コマンドであり、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが表示結果2指定コマンド以外のコマンドであれば、コマンドが不整合であると判定する。
Specifically, for example, the
演出制御用CPU201は、受信した大当り開始指定コマンドと表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドとが整合していないと判定した場合には(ステップS623;No)、コマンドが不整合であることを示す不整合フラグをセットする(ステップS624)。
If the
受信した演出制御コマンドが第1図柄変動指定コマンドであれば(ステップS625;Yes)、第1図柄変動指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS626)。受信した演出制御コマンドが第2図柄変動指定コマンドであれば(ステップS627;Yes)、第2図柄変動指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS628)。 If the received effect control command is the first symbol variation designation command (step S625; Yes), the first symbol variation designation command reception flag is set (step S626). If the received effect control command is the second symbol variation designation command (step S627; Yes), the second symbol variation designation command reception flag is set (step S628).
受信した演出制御コマンドが電源投入指定コマンド(初期化指定コマンド)であれば(ステップS631;Yes)、演出制御用CPU201は、初期化処理が実行されたことを示す初期画面を演出表示装置11に表示する制御を行う(ステップS632)。初期画面には、あらかじめ決められている演出図柄の初期表示が含まれる。
If the received effect control command is a power-on specification command (initialization specification command) (step S631; Yes), the
受信した演出制御コマンドが大当り終了指定コマンド等(大当り終了1指定コマンド、大当り終了2指定コマンド、小当り終了指定コマンド)であれば(ステップS665;Yes)、演出制御用CPU201は、受信したコマンドに応じた大当り終了指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS666)。
If the received effect control command is a jackpot end designation command or the like (a
図47において、受信した演出制御コマンドが第1保留記憶数加算指定コマンドであれば(ステップS667;Yes)、演出制御用CPU201は、第1保留記憶数保存領域に格納する第1保留記憶数の値を1加算する(ステップS668)。また、演出制御用CPU201は、更新後の第1保留記憶数に従って、第1保留記憶表示部19aにおける第1保留記憶数の表示を更新する(ステップS669)。
In FIG. 47, if the received effect control command is the first reserved memory number addition designation command (step S667; Yes), the
受信した演出制御コマンドが第2保留記憶数加算指定コマンドであれば(ステップS670;Yes)、演出制御用CPU201は、第2保留記憶数保存領域に格納する第2保留記憶数の値を1加算する(ステップS671)。また、演出制御用CPU201は、更新後の第2保留記憶数に従って、第2保留記憶表示部19bにおける第2保留記憶数の表示を更新する(ステップS672)。
If the received effect control command is the second reserved memory number addition designation command (step S670; Yes), the
受信した演出制御コマンドが第1保留記憶数減算指定コマンドであれば(ステップS673;Yes)、演出制御用CPU201は、第1保留記憶数保存領域に格納する第1保留記憶数の値を1減算する(ステップS674)。また、演出制御用CPU201は、更新後の第1保留記憶数に従って、第1保留記憶表示部19aにおける第1保留記憶数の表示を更新する(ステップS675)。
If the received effect control command is the first reserved memory number subtraction designation command (step S673; Yes), the
受信した演出制御コマンドが第2保留記憶数減算指定コマンドであれば(ステップS676;Yes)、演出制御用CPU201は、第2保留記憶数保存領域に格納する第2保留記憶数の値を1減算する(ステップS677)。また、演出制御用CPU201は、更新後の第2保留記憶数に従って、第2保留記憶表示部19bにおける第2保留記憶数の表示を更新する(ステップS678)。
If the received effect control command is the second reserved memory number subtraction designation command (step S676; Yes), the
受信した演出制御コマンドが演出ゲート通過指定コマンドであれば(ステップS679;Yes)、演出制御用CPU201は、演出ゲート通過指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS680)。
If the received effect control command is an effect gate passage designation command (step S679; Yes), the
受信した演出制御コマンドが客待ちデモ指定コマンドであれば(ステップS681;Yes)、演出制御用CPU201は、演出表示装置11にあらかじめ決められている客待ちデモ画面を表示する制御を行う(ステップS682)。なお、客待ちデモ指定コマンドを受信したことにもとづいて直ちに客待ちデモ画面を表示するのではなく、客待ちデモ指定コマンドを受信した後、所定期間(例えば、10秒)を経過してから客待ちデモ画面の表示を開始するようにしてもよい。また、演出制御用CPU201は、第1保留記憶数保存領域に格納する第1保留記憶数および第2留記憶数保存領域に格納する第2留記憶数をクリアする(ステップS683)。すなわち、客待ちデモ指定コマンドを受信して客待ちデモ画面が表示される場合には、第1保留記憶数および第2保留記憶数のいずれもが0となり変動表示が実行されない場合であるので、格納する保留記憶数をリセットする。ステップS683の処理が実行されることによって、演出制御用マイクロコンピュータ200で保留記憶数の加算漏れまたは減算漏れが発生し誤った保留記憶数を認識する状態となった場合であっても、保留記憶を途切れさせることによって保留記憶数をリセットして正常な状態に戻すことができる。
If the received effect control command is a customer waiting demonstration designation command (step S681; Yes), the
図48において、受信した演出制御コマンドが通常状態背景指定コマンドであれば(ステップS684;Yes)、演出制御用CPU201は、演出表示装置11に表示する背景画面を通常状態に応じた背景画面(例えば、青色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS685)。また、演出制御用CPU201は、セットされていれば、遊技状態が確変状態であることを示す確変状態フラグや、遊技状態が時短状態であることを示す時短状態フラグをリセットする(ステップS686)。
In FIG. 48, if the received effect control command is a normal state background designation command (step S684; Yes), the
また、受信した演出制御コマンドが確変状態背景指定コマンドであれば(ステップS687;Yes)、演出制御用CPU201は、演出表示装置11に表示する背景画面を確変状態に応じた背景画面(例えば、赤色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS688)。また、演出制御用CPU201は、時短状態フラグをセットし(ステップS689)、確変状態フラグをセットする(ステップS690)。
Further, if the received effect control command is a probability change state background designation command (step S687; Yes), the
受信した演出制御コマンドが大入賞口開放時間指定コマンド(大入賞口開放中指定コマンド)であれば(ステップS691;Yes)、演出制御用CPU201は、受信した大入賞口開放時間指定コマンドを、RAMに形成されている大入賞口開放時間指定コマンド格納領域に格納する(ステップS692)。そして、演出制御用CPU201は、大入賞口開放時間指定コマンドを受信したことを示す大入賞口開放中フラグをセットする(ステップS693)。
If the received effect control command is a special prize opening opening time designation command (special prize opening open designation command) (step S691; Yes), the
受信した演出制御コマンドが大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)であれば(ステップS694;Yes)、演出制御用CPU201は、受信した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを、RAMに形成されている大入賞口閉鎖時間指定コマンド格納領域に格納する(ステップS695)。そして、演出制御用CPU201は、大入賞口閉鎖時間指定コマンドを受信したことを示す大入賞口開放後フラグをセットする(ステップS696)。
If the received effect control command is a special winning opening closing time designation command (special command after opening the special winning opening) (step S694; Yes), the
受信した演出制御コマンドがその他のコマンドであれば、演出制御用CPU201は、受信した演出制御コマンドに応じたフラグをセットする(ステップS697)。そして、ステップS607に移行する。
If the received effect control command is another command, the
図49は、図43に示されたメイン処理における演出制御プロセス処理(ステップS705)を示すフローチャートである。なお、上述したように、この実施の形態では、各小当り(第1小当り〜第4の小当り)の小当り遊技状態における開放パターンは、2R確変(第2大当り〜第5大当り)の開放パターンと同一であるので、メイン処理における演出制御プロセス処理のフローチャートにおいて、小当りの説明を省略している。 FIG. 49 is a flowchart showing the effect control process (step S705) in the main process shown in FIG. As described above, in this embodiment, the opening pattern in the small hit gaming state of each small hit (first small hit to fourth small hit) is 2R probability variation (second big hit to fifth big hit). Since it is the same as the opening pattern, the description of the small hit is omitted in the flowchart of the effect control process in the main process.
演出制御プロセス処理では、演出制御用CPU201は、演出制御プロセスフラグの値に応じてステップS800〜S807のうちのいずれかの処理を行う。各処理において、以下のような処理を実行する。なお、演出制御プロセス処理では、演出表示装置11の表示状態が制御され、演出図柄の可変表示が実現されるが、第1特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示に関する制御も、第2特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示に関する制御も、一つの演出制御プロセス処理において実行される。なお、第1特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示と、第2特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示とを、別の演出制御プロセス処理により実行するように構成してもよい。また、この場合、いずれの演出制御プロセス処理により演出図柄の変動表示が実行されているかによって、いずれの特別図柄の変動表示が実行されているかを判断するようにしてもよい。
In the effect control process, the
変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800):遊技制御用マイクロコンピュータ560から変動パターンコマンドを受信しているか否か確認する。具体的には、コマンド解析処理でセットされる変動パターンコマンド受信フラグがセットされているか否か確認する。変動パターンコマンドを受信していれば、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動開始処理(ステップS801)に対応した値に変更する。
Fluctuation pattern command reception waiting process (step S800): It is confirmed whether or not a variation pattern command has been received from the
演出図柄変動開始処理(ステップS801):演出図柄の変動が開始されるように制御する。そして、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動中処理(ステップS802)に対応した値に更新する。 Production symbol variation start processing (step S801): Control is performed so that the variation of the production symbol is started. Then, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the effect symbol changing process (step S802).
演出図柄変動中処理(ステップS802):変動パターンを構成する各変動状態(変動速度)の切替タイミング等を制御するとともに、変動時間の終了を監視する。そして、変動時間が終了したら、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動停止処理(ステップS803)に対応した値に更新する。 Production symbol variation processing (step S802): Controls the switching timing of each variation state (variation speed) constituting the variation pattern and monitors the end of the variation time. When the variation time ends, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the effect symbol variation stop process (step S803).
演出図柄変動停止処理(ステップS803):演出図柄の変動を停止し表示結果(停止図柄)を導出表示する制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(ステップS804)または変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に対応した値に更新する。 Effect symbol variation stop processing (step S803): Control is performed to stop the variation of the effect symbol and derive and display the display result (stop symbol). Then, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the jackpot display process (step S804) or the variation pattern command reception waiting process (step S800).
大当り表示処理(ステップS804):大当り(第1大当り〜第5大当り)である場合には、変動時間の終了後、説明画面の終了が指定された説明画面終了指定コマンドを受信するまでは説明画面を表示(遊技内容を説明)する。そして、説明画面の表示終了後に遊技球が特定口400を通過したことにもとづいて当り報知演出を実行する。当り報知演出においては、当り種類(具体的には、第1大当りであるときには15R確変、第2大当り〜第5大当りであるときには2R確変)を報知する。そして、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に更新する。小当り(第1小当り〜第4小当り)である場合には、変動時間の終了後、説明画面の終了が指定された説明画面終了指定コマンドを受信するまでは遊技内容を説明(説明画面を表示)する。そして、説明画面の表示終了後に遊技球が特定口400を通過したことにもとづいて(または、説明画面の表示終了後に遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過したことにもとづいて)、当り報知演出を実行する。当り報知演出において、当り種類(具体的には、小当り)を報知する。そして、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に更新する。
Big hit display process (step S804): In the case of big hit (first big hit to fifth big hit), the explanation screen is displayed until the explanation screen end designation command specifying the end of the explanation screen is received after the end of the variation time. Is displayed (the contents of the game are explained). Then, after the display of the explanation screen is ended, a hit notification effect is executed based on the fact that the game ball has passed through the
ラウンド中処理(ステップS805):ラウンド中(大入賞口24が開放状態となっているとき)の制御を行う。例えば、大入賞口24の閉鎖時間などが指定された大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)を受信するまでは、ラウンド数など所定の表示演出を実行する。また、大入賞口閉鎖時間指定コマンドを受信したあとは、ラウンド後処理にて実行される閉鎖時間演出(後述)について設定する。そして、演出制御プロセスフラグの値をラウンド後処理(ステップS806)に対応した値に更新する。
In-round processing (step S805): Control is performed during the round (when the
ラウンド後処理(ステップS806):ラウンド間(大入賞口24が閉鎖状態であるとき)の制御を行う。例えば、大当り終了指定コマンドや、大入賞口24の開放時間などを指定した大入賞口開放時間指定コマンド(大入賞口開放中指定コマンド)を受信するまでは、閉鎖時間演出(後述)や流下球数演出(後述)を実行する。また、大入賞口開放時間指定コマンドを受信したあとは、ラウンド中処理にて実行される所定の表示演出について設定する。そして、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に更新する。また、大当り終了指定コマンドを受信したときは、演出制御プロセスフラグの値を大当り終了演出処理(ステップS807)に対応した値に更新する。
Post-round processing (step S806): Control is performed between rounds (when the
大当り終了演出処理(ステップS807):演出表示装置11において、大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を行う。例えば、大当りの終了を指定するエンディング指定コマンドを受信したら、エンディング演出を実行する。そして、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に対応した値に更新する。
Big hit end effect process (step S807): In the
図50は、変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)を示すフローチャートである。変動パターンコマンド受信待ち処理において、演出制御用CPU201は、変動パターンコマンド受信フラグがセットされているか否か確認する(ステップS811)。変動パターンコマンド受信フラグがセットされていれば(ステップS811;No)、変動パターンコマンド受信フラグをリセットする(ステップS812)。そして、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動開始処理(ステップS801)に対応した値に更新する(ステップS813)。
FIG. 50 is a flowchart showing the variation pattern command reception waiting process (step S800). In the variation pattern command reception waiting process, the
図51は、演出図柄変動開始処理(ステップS801)を示すフローチャートである。演出図柄変動開始処理において、演出制御用CPU201は、まず、変動パターンコマンド格納領域から変動パターンコマンドを読み出す(ステップS8001)。次いで、演出制御用CPU201は、ステップS8001で読み出した変動パターンコマンド、および表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータ(すなわち、受信した表示結果指定コマンド)に応じて演出図柄の表示結果(停止図柄)を決定する(ステップS8002)。すなわち、演出制御用CPU201によってステップS8002の処理が実行されることによって、可変表示パターン決定手段が決定した可変表示パターン(変動パターン)に応じて、識別情報の可変表示の表示結果(演出図柄の停止図柄)を決定する表示結果決定手段が実現される。なお、変動パターンコマンドで擬似連が指定されている場合には、演出制御用CPU201は、擬似連中の仮停止図柄としてチャンス目図柄(例えば、「223」や「445」のように、リーチとならないものの大当り図柄と1つ図柄がずれている図柄の組み合わせ)も決定する。なお、演出制御用CPU201は、決定した演出図柄の停止図柄を示すデータを演出図柄表示結果格納領域に格納する。
FIG. 51 is a flowchart showing the effect symbol variation start process (step S801). In the effect symbol variation start process, the
図52は、演出表示装置11における演出図柄の停止図柄の一例を示す説明図である。図52に示す例では、受信した表示結果指定コマンドが第1大当りを示している場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果2指定コマンドである場合)、演出制御用CPU201は、停止図柄として3図柄が同じ図柄で揃った演出図柄の組合せを決定する。また、受信した表示結果指定コマンドが、第2大当り〜第5大当り、または、第1小当り〜第4小当りを示している場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果3指定コマンド〜表示結果10指定コマンドである場合)、演出制御用CPU201は、停止図柄として「135」などの演出図柄の組合せを決定する。また、受信した表示結果指定コマンドがはずれの場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果1指定コマンドである場合)、上記以外の演出図柄の組み合わせを決定する。ただし、リーチ演出を伴う場合には、左右の2図柄が揃った演出図柄の組み合わせ(リーチ図柄)を決定する。なお、演出制御用CPU201は、表示結果指定コマンドではなく、変動パターンコマンドにもとづいて、「大当り」、「はずれ」、「小当り」のいずれであるかを特定して、演出図柄の停止図柄を決定するようにしてもよい。
FIG. 52 is an explanatory diagram showing an example of the stop symbol of the effect symbol in the
なお、演出制御用CPU201は、例えば、停止図柄を決定するための乱数を抽出し、演出図柄の組合せを示すデータと数値とが対応付けられている停止図柄決定テーブルを用いて、演出図柄の停止図柄を決定する。すなわち、抽出した乱数に一致する数値に対応する演出図柄の組合せを示すデータを選択することによって停止図柄を決定する。
The
次いで、演出制御用CPU201は、演出図柄の変動表示中に演出表示装置11において予告演出を実行するか否かを決定したり予告演出の演出態様を設定する予告演出設定処理を実行する(ステップS8003)。
Next, the
この実施の形態では、ステップS8003において、演出制御用CPU201は、大当り遊技状態に制御された場合の有利度(本例では、いずれの大当り種別にもとづく大当り遊技状態に制御されるか)を予告する変動中予告演出の有無および演出態様を決定する。
In this embodiment, in step S8003, the
図53は、変動中予告演出の有無および演出態様を決定するための変動中予告演出決定テーブルによる変動中予告演出の決定割合の具体例を示す説明図である。図53に示すように、この実施の形態では、変動中予告演出として、変動中予告演出A(例えば、演出図柄の変動表示中にキャラクタAが登場する態様の演出)と、変動中予告演出B(例えば、演出図柄の変動表示中にキャラクタBが登場する態様の演出)と、変動中予告演出C(例えば、演出図柄の変動表示中にキャラクタCが登場する態様の演出)とを実行可能である。なお、変動中予告演出の態様は、この実施の形態で示したものにかぎらず、例えば、背景画面が所定の風景に切り替わるような演出を実行したり、所定のストーリーが展開していくような演出を実行するなど様々な態様の演出を実行することが可能である。なお、変動中予告演出決定テーブルは、演出制御基板80におけるROMなどに格納されていればよい。
FIG. 53 is an explanatory diagram showing a specific example of the determination ratio of the changing notice effect during the change based on the changing notice effect determination table for determining the presence / absence of the changing notice effect and the effect mode. As shown in FIG. 53, in this embodiment, as the changing notice effect, the changing notice effect A (for example, an effect in which the character A appears during the change display of the effect symbol) and the changing notice effect B are shown. (For example, an effect of a mode in which the character B appears during the variation display of the effect symbol) and a notice notification C during the variation (for example, an effect of an aspect in which the character C appears during the variation display of the effect symbol) can be executed. is there. It should be noted that the mode of the changing notice effect is not limited to the one shown in this embodiment, and for example, an effect that the background screen is switched to a predetermined landscape is executed, or a predetermined story is developed. It is possible to execute various types of effects such as executing effects. Note that the during-change notice effect determination table only needs to be stored in a ROM or the like in the
なお、図53に割当数を示した判定値と比較される乱数は、変動中予告演出決定用の乱数(0〜99の100個の数値を取り得る)である。図53に示す例によれば、第1大当りに対し、変動中予告演出決定用の乱数の数値と比較される判定値が、変動中予告演出無に10個、変動中予告演出Aに20個、変動中予告演出Bに20個、変動中予告演出Cに50個、夫々、割り当てられている。つまり、第1大当りとなったときには、変動中予告演出無が10%(100個中10個)、変動中予告演出Aが20%(100個中20個)、変動中予告演出Bが20%(100個中20個)、変動中予告演出Cが50%(100個中50個)の割合で決定される旨を表している。同様に、第2大当りとなったときには、変動中予告演出無が20%(100個中20個)、変動中予告演出Aが20%(100個中20個)、変動中予告演出Bが20%(100個中20個)、変動中予告演出Cが40%(100個中40個)の割合で決定される旨を表している。また、第3大当り、第4大当り、第5大当り、小当り(第1小当り〜第4小当り)、はずれとなったときの決定割合についても、図53に示す通りである。 Note that the random number to be compared with the determination value indicating the number of assignments in FIG. 53 is a random number for determining the changing notice effect (can take 100 numerical values from 0 to 99). According to the example shown in FIG. 53, for the first big hit, there are 10 determination values compared with the random number for determining the changing announcement effect, and 20 determination values for changing announcement effect A and 20 for changing announcement effect A. , 20 are assigned to the changing notice effect B and 50 are assigned to the changing notice effect C, respectively. That is, when the first big hit is reached, 10% of the changing notice effect is 10% (10 out of 100), 20% of the changing notice effect A is 20% (20 of 100), and 20% of the changing notice effect B is 20%. (20 out of 100) indicates that the changing notice effect C is determined at a rate of 50% (50 out of 100). Similarly, when the second big hit is reached, 20% (20/100) of the changing announcement effect is 20%, 20% of the changing announcement effect A (20/100), and 20 of the changing announcement effect B is 20 % (20 out of 100), the changing notice effect C is determined at a rate of 40% (40 out of 100). Further, the determination ratio when the third big hit, the fourth big hit, the fifth big hit, the small hit (the first small hit to the fourth small hit), or the deviation is as shown in FIG.
したがって、図53に示す例によれば、例えば、変動中予告演出A、変動中予告演出B、変動中予告演出Cのいずれかが実行される場合には、変動中予告演出A、変動中予告演出B、変動中予告演出Cのいずれも実行されない場合に比べ、大当り(第1大当り〜第5大当りのいずれか)となる期待度が高くなっている。また、上述のように、変動中予告演出A、変動中予告演出B、変動中予告演出Cのいずれも実行されない場合には、変動中予告演出A、変動中予告演出B、変動中予告演出Cのいずれかが実行される場合に比べ、大当りとなる期待度が高くないが、第5大当りについてはやや期待できるようになっている。また、図53に示す例によれば、変動中予告演出Cが実行される場合には、変動中予告演出Aや変動中予告演出Bが実行される場合に比べ、第1大当りまたは第2大当りのいずれかとなる期待度が高くなっている。 Therefore, according to the example shown in FIG. 53, for example, when any of the changing notice effect A, the changing notice effect B, and the changing notice effect C is executed, the changing notice effect A and the changing notice Compared to the case where neither the effect B nor the changing notice effect C is executed, the degree of expectation that becomes a big hit (any one of the first big hit to the fifth big hit) is higher. As described above, when none of the changing notice effect A, changing notice effect B, and changing notice effect C is executed, changing notice effect A, changing notice effect B, changing notice effect C Compared to the case where either of the above is executed, the expectation of a big hit is not high, but the fifth big hit can be expected a little. Further, according to the example shown in FIG. 53, when the changing notice effect C is executed, the first big hit or the second big hit is compared with the case where the changing notice effect A and the changing notice effect B are executed. Expectation that becomes either of is high.
ステップS8003では、具体的には、演出制御用CPU201は、表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドにもとづいて、表示結果を特定する。そして、演出制御用CPU201は、特定した表示結果および図53に示す変動中予告演出決定テーブルを用いて、変動中予告演出の有無および演出態様を決定するための乱数を用いた抽選処理を行うことによって、変動中予告演出の有無や演出態様(変動中予告演出なし、変動中予告演出A、変動中予告演出B、変動中予告演出Cの別)を決定する。
In step S8003, specifically, the
また、演出図柄の変動表示中に実行する予告演出は、この実施の形態で示した変動中予告演出にかぎらず、様々な予告演出を実行可能である。例えば、演出制御用CPU201は、ステップS8003において、ステップアップ予告演出や、モチーフ表示予告演出、群予告演出、ボタン予告演出、ミニキャラ予告演出などの有無や演出態様を決定するようにしてもよい。
Further, the notice effect that is executed during the change display of the effect symbol is not limited to the notice effect during change shown in this embodiment, and various notice effects can be executed. For example, in step S8003, the
次いで、演出制御用CPU201は、変動パターン、予告演出を実行する場合にはその予告演出に応じたプロセステーブルを選択する(ステップS8004)。そして、選択したプロセステーブルのプロセスデータ1におけるプロセスタイマをスタートさせる(ステップS8005)。
Next, the
図54は、プロセステーブルの構成例を示す説明図である。プロセステーブルとは、演出制御用CPU201が演出装置の制御を実行する際に参照するプロセスデータが設定されたテーブルである。すなわち、演出制御用CPU201は、プロセステーブルに設定されているプロセスデータに従って演出表示装置11等の演出装置(演出用部品)の制御を行う(ステップS8006)。プロセステーブルは、プロセスタイマ設定値と表示制御実行データ、ランプ制御実行データ、および音番号データの組み合わせが複数集まったデータで構成されている。表示制御実行データには、演出図柄の可変表示の可変表示時間(変動時間)中の変動態様を構成する各変動の態様を示すデータ等(演出図柄の表示態様の他に演出表示装置11の表示画面における演出図柄以外の演出態様を含む。)が記載されている。具体的には、演出表示装置11の表示画面の変更に関わるデータが記載されている。また、プロセスタイマ設定値には、その演出態様での演出時間が設定されている。演出制御用CPU201は、プロセステーブルを参照し、プロセスタイマ設定値に設定されている時間だけ表示制御実行データに設定されている態様で演出図柄を表示させるとともに表示画面に表示されるキャラクタ画像や背景を表示させる制御を行う。また、ランプ制御実行データおよび音番号データに設定されている態様で発光体の点滅を制御するとともに、スピーカ29からの音出力を制御する。
FIG. 54 is an explanatory diagram of a configuration example of the process table. The process table is a table in which process data to be referred to when the
図54に示すプロセステーブルは、演出制御基板80におけるROMに格納されている。また、プロセステーブルは、各変動パターンや予告演出の内容に応じて用意されている。なお、ステップS8003の処理で予告演出を実行することに決定されている場合には、予告演出に対応したデータが設定されてプロセステーブルを選択し、予告演出を実行することに決定されていない場合には、予告演出に対応したデータが設定されていないプロセステーブルを選択する。
The process table shown in FIG. 54 is stored in the ROM of the
また、リーチ演出を伴う変動パターンについて演出制御を実行する場合に用いられるプロセステーブルには、変動開始から所定時間が経過したときに左図柄を停止表示させ、さらに所定時間が経過すると右図柄を停止表示させることを示すプロセスデータが設定されている。なお、停止表示させる図柄をプロセステーブルに設定するのではなく、決定された停止図柄、擬似連や滑り演出における仮停止図柄に応じて、図柄を表示するための画像を合成して生成するようにしてもよい。 Also, in the process table used when effect control is executed for a variation pattern with reach effect, the left symbol is stopped when a predetermined time has elapsed from the start of the variation, and the right symbol is stopped when a predetermined time further elapses. Process data indicating that it is to be displayed is set. In addition, instead of setting the symbols to be stopped and displayed in the process table, an image for displaying the symbols is synthesized and generated according to the determined stop symbol, the temporary stop symbol in the pseudo-ream and the sliding effect. May be.
次いで、演出制御用CPU201は、変動時間タイマに、変動パターンコマンドで特定される変動時間(図12に示した特図変動時間)に相当する値を設定する(ステップS8007)。
Next, the
そして、演出制御用CPU201は、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動中処理(ステップS802)に対応した値にする(ステップS8008)。
Then, the
図55は、演出図柄変動中処理(ステップS802)を示すフローチャートである。演出図柄変動中処理において、演出制御用CPU201は、プロセスタイマの値を1減算するとともに(ステップS8101)、変動時間タイマの値を1減算する(ステップS8102)。
FIG. 55 is a flowchart showing the processing during the effect symbol variation (step S802). In the effect symbol variation processing, the
また、演出制御用CPU201は、プロセスタイマがタイムアウトしたら(ステップS8103)、プロセスデータの切替を行う。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定する(ステップS8104)。また、その次に設定されている表示制御実行データ、ランプ制御実行データ、および音番号データにもとづいて演出装置(演出用部品)に対する制御状態を変更する(ステップS8105)。なお、ステップS8003の予告演出設定処理で変動中予告演出を実行することに決定されている場合には、ステップS8105の処理が実行されることによって演出図柄の変動表示が実行されるとともに変動中予告演出が実行される。
In addition, when the process timer times out (step S8103), the
そして、演出制御用CPU201は、変動時間タイマがタイムアウトしていれば(ステップS8106)、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動停止処理(ステップS803)に応じた値に更新する(ステップS8107)。
Then, if the change time timer has timed out (step S8106), the
図56、図57および図58は、演出図柄変動停止処理(ステップS803)を示すフローチャートである。演出図柄変動停止処理において、まず、演出制御用CPU201は、演出図柄の停止図柄を表示していることを示す停止図柄表示フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS861)。そして、停止図柄表示フラグがセットされていれば(ステップS861;Yes)、演出制御用CPU201は、ステップS870のファンファーレ前処理(図57、図58)に移行する。この実施の形態では、後述するように、演出図柄の停止図柄として大当り図柄を表示した場合には、停止図柄表示フラグがセットされる(ステップS866参照)。そして、当り報知演出を実行するときに停止図柄表示フラグがリセットされる(図58のステップS1811参照)。従って、ステップS861で停止図柄表示フラグがセットされているということは、大当り図柄または小当り図柄を停止表示したものの当り報知演出をまだ実行していない段階であるので、ステップS862の演出図柄の停止図柄を表示する処理を重ねて実行することなく、ステップS870のファンファーレ前処理(図57、図58)に移行する。
56, 57 and 58 are flowcharts showing the effect symbol variation stop process (step S803). In the effect symbol variation stop process, the
停止図柄表示フラグがセットされていなければ(ステップS861;No)、演出制御用CPU201は、記憶されている停止図柄(はずれ図柄、大当り図柄、または小当り図柄)を停止表示させる制御を行う(ステップS862)。なお、演出制御用CPU201は、遊技制御用マイクロコンピュータ560からの図柄確定指定コマンドの受信に応じて演出図柄を停止表示する制御を行うようにしてもよい。
If the stop symbol display flag is not set (step S861; No), the
次いで、ステップS862で大当り図柄および小当り図柄のいずれも表示しない場合(すなわち、ステップS863(No)となる、はずれ図柄を表示する場合)は、演出制御用CPU201は、所定のフラグをリセットする(ステップS864)。例えば、演出制御用CPU201は、表示結果指定コマンド受信フラグなどのコマンド受信フラグをリセットする。なお、演出制御用CPU201は、コマンド受信フラグを演出制御プロセス処理や第4図柄プロセス処理において参照されたあと直ぐにリセットするようにしてもよい(例えば、図50のステップS811に示すように、変動パターンコマンド受信フラグを確認すると直ちに変動パターンコマンド受信フラグをリセットするようにしてもよい)。そして、演出制御用CPU201は、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に応じた値に更新する(ステップS865)。
Next, when neither the big winning symbol nor the small winning symbol is displayed at step S862 (that is, when the off symbol is displayed at step S863 (No)), the
ステップS862で大当り図柄または小当り図柄を表示する場合には(ステップS863;Yes)、演出制御用CPU201は、停止図柄表示フラグをセットする(ステップS866)。そして、ステップS870のファンファーレ前処理(図57、図58)に移行する。
When displaying a big hit symbol or a small hit symbol in step S862 (step S863; Yes), the
図57において、演出制御用CPU201は、説明画面終了指定コマンド受信フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1801)。そして、説明画面終了指定コマンド受信フラグがセットされていなければ(ステップS1801;No)、説明画面を表示させる制御(遊技内容を説明する制御)を行う(ステップS1802)。例えば、CGROM(図示せず)に遊技内容を説明する画像データ(説明画面のデータを含むプロセスデータ等)を記憶しておき、演出制御用CPU201は、演出制御基板80に搭載されているVDP209に対し、CGROMから遊技内容を説明する画像データを読み出すための指令を出力すればよい。これにより、演出表示装置11に説明画面が表示される。
In FIG. 57, the
一方、説明画面終了指定コマンド受信フラグがセットされていれば(ステップS1801;No)、演出制御用CPU201は、説明画面終了指定コマンド受信フラグをリセットする(ステップS1803)。続いて、演出制御用CPU201は、作動ゲート通過指定コマンド受信フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1804)。そして、作動ゲート通過指定コマンド受信フラグがセットされていれば(ステップS1804;Yes)、演出制御用CPU201は、作動ゲート通過指定コマンド受信フラグをリセットする(ステップS1805)。これにより、例えば説明画面の表示中など説明画面終了指定コマンド受信フラグがセットされるよりも前の時点において遊技球が特定口400を通過した場合であっても、当該前の時点における通過を無視することができる。
On the other hand, if the explanation screen end designation command reception flag is set (step S1801; No), the
ステップS1805に続いて、演出制御用CPU201は、右打ちの指示(特定口400に遊技球を通過させる指示)を表示させるを行う(ステップS1807)。例えば、CGROM(図示せず)に右打ちを指示する画像データ(当該画像データを含むプロセスデータ等)を記憶しておき、演出制御用CPU201は、演出制御基板80に搭載されているVDP209に対し、CGROMから右打ちを指示する画像データを読み出すための指令を出力すればよい。これにより、演出表示装置11に右打ちの指示が表示される。
Subsequent to step S1805, the
ステップS1807に続いて、演出制御用CPU201は、作動ゲート通過指定コマンド受信フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1808)。そして、作動ゲート通過指定コマンド受信フラグがセットされていれば(ステップS1808;Yes)、演出制御用CPU201は、作動ゲート通過指定コマンド受信フラグをリセットし(ステップS1809)、図58のステップS1811に移行する。なお、この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ200は、作動ゲート通過指定コマンドを受信した場合に、作動ゲート通過指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS620参照)。また、演出制御用マイクロコンピュータ200は、作動ゲート通過指定コマンドを受信するときには、大当り開始1指定コマンド、大当り開始2指定コマンド、小当り開始指定コマンドのいずれかと、大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)も受信する(ステップS1307、ステップS1308、ステップS1311、ステップS1357、ステップS1358、ステップS1361参照)。そして、演出制御用マイクロコンピュータ200は、大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)を受信した場合には、大入賞口閉鎖時間指定コマンド格納領域に格納し(ステップS695参照)、大入賞口開放後フラグをセットする(ステップS696参照)。
Subsequent to step S1807, the
一方、作動ゲート通過指定コマンド受信フラグがセットされていなければ(ステップS1808;No)、大当り開始指定コマンド受信フラグ(ファンファーレフラグ)がセットされているか否か確認する(ステップS1810)。なお、この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ200は、大当り開始1指定コマンド、大当り開始2指定コマンド、小当り開始指定コマンドのいずれかを受信した場合に、大当り開始指定コマンド受信フラグ(ファンファーレフラグ)をセットする(ステップS622参照)。また、演出制御用マイクロコンピュータ200は、大当り開始1指定コマンド、大当り開始2指定コマンド、小当り開始指定コマンドのいずれかを受信するときには、大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)も受信する(ステップS1308、ステップS1311、ステップS1358、ステップS1361参照)。そして、演出制御用マイクロコンピュータ200は、大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)を受信した場合には、大入賞口閉鎖時間指定コマンド格納領域に格納し(ステップS695参照)、大入賞口開放後フラグをセットする(ステップS696参照)。
On the other hand, if the operation gate passage designation command reception flag is not set (step S1808; No), it is confirmed whether or not the big hit start designation command reception flag (fanfare flag) is set (step S1810). In this embodiment, the
つまり、作動ゲート通過指定コマンド受信フラグか、大当り開始指定コマンド受信フラグがセットされたているときには、大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)が大入賞口閉鎖時間指定コマンド格納領域に格納され、大入賞口開放後フラグがセットされていることになる。 In other words, when the operation gate passage designation command reception flag or the big hit start designation command reception flag is set, the big prize opening closing time designation command (designated command after opening the big prize opening) is stored as the big prize opening closing time designation command. It is stored in the area, and the flag after opening the big prize opening is set.
大当り開始指定コマンド受信フラグ(ファンファーレフラグ)がセットされていなければ(ステップS1808;No)、ステップS1807に戻る。一方、大当り開始指定コマンド受信フラグ(ファンファーレフラグ)がセットされていれば(ステップS1801;Yes)、演出制御用CPU201は、図58のステップS1811に移行する。
If the big hit start designation command reception flag (fanfare flag) is not set (step S1808; No), the process returns to step S1807. On the other hand, if the big hit start designation command reception flag (fanfare flag) is set (step S1801; Yes), the
図58において、演出制御用CPU201は、停止図柄表示フラグをリセットする(ステップS1811)。ステップS1811に続いて、演出制御用CPU201は、閉鎖時間の長さに応じた閉鎖時間演出を決定する(ステップS1812)。閉鎖時間演出とは、大当り遊技状態または小当り遊技状態において、特別可変入賞球装置22が閉鎖状態となっているときに行われる演出である。この実施の形態では、演出態様(演出の種類)が異なる複数種類の閉鎖時間演出が用意されている。
58, the
図59は、閉鎖時間演出を決定するための閉鎖時間演出決定テーブルによる閉鎖時間演出の決定割合の具体例を示す説明図である。なお、閉鎖時間演出決定テーブルは、演出制御基板80におけるROMなどに格納されていればよい。図59に示すように、この実施の形態では、閉鎖時間演出として、閉鎖時間演出A(開放状態となる迄の残時間をカウントダウンする演出(カウントダウンされる時間の上乗せ(演出)なし))と、閉鎖時間演出B(開放状態となる迄の閉鎖時間の経過に応じてキャラクタ(人物)のオーラが増加する演出)と、閉鎖時間演出C(開放状態となる迄の閉鎖時間の経過に応じてキャラクタ(ムシ)が増加する演出)と、閉鎖時間演出D(開放状態となる迄の残時間に応じて風船が膨張する演出。すなわち、開放状態が近づくに連れて破裂が迫ってくる演出)と、閉鎖時間演出E(開放状態となる迄の残時間をカウントダウンする演出(カウントダウンされる時間の上乗せ(演出)あり))とを実行可能である。
FIG. 59 is an explanatory diagram illustrating a specific example of the determination ratio of the closing time effect based on the closing time effect determination table for determining the closing time effect. The closing time effect determination table may be stored in the ROM or the like in the
なお、閉鎖時間演出B,Cは経過時間に応じて変わるのではなく、可動部材(底面部材23)上に乗っている遊技球数に応じて変えてもよい。具体的には、閉鎖時間演出Bでは可動部材上に乗っている遊技球数によってオーラが増加してもよく、閉鎖時間演出Cでは可動部材上に乗っている遊技球数によってムシが増加してもよい。この実施の形態では、閉鎖時間演出A,D,Eによって遊技者にいつ開放状態となるかを示唆することで、開放状態となるまでに多くの遊技球を閉鎖状態の可変入賞装置22に乗せようと思わせることができる。また、閉鎖時間演出B,Cによって、遊技者に閉鎖状態に制御されている時間を示唆し、遊技球が閉鎖状態の可変入賞装置22に多く乗るまで開放状態とならないでほしいと思わせることができ、遊技の興趣を高めることができる。この本実の形態では、閉鎖時間演出A〜閉鎖時間演出Eのどれかを選択して実行する態様としているが、どれか1つのみを実行する態様であっても同様の効果を十分に発揮できる。
The closing time effects B and C are not changed according to the elapsed time, but may be changed according to the number of game balls riding on the movable member (bottom surface member 23). Specifically, in the closing time effect B, the aura may increase depending on the number of game balls riding on the movable member, and in the closing time effect C, the bugs increase depending on the number of game balls riding on the movable member. Also good. In this embodiment, the closing time effects A, D, and E indicate to the player when to be in an open state, so that a large number of game balls can be placed on the variable winning
閉鎖時間演出Eにおける上乗せ演出とは、通常であれば時間経過とともにカウントダウンさせる数値(残時間など)をあるタイミングで増加させる演出である。例えば、残り「5秒」→「4秒」→「3秒」となったタイミングで残時間を2秒増加させて「5秒」と表示するような演出である。なお、閉鎖時間演出Eの上乗せ演出以外に表示態様は閉鎖時間演出Aと同一である。 The extra effect in the closing time effect E is an effect in which a numerical value (such as remaining time) that is normally counted down with the passage of time is increased at a certain timing. For example, the remaining time is increased by 2 seconds at the timing of “5 seconds” → “4 seconds” → “3 seconds”, and “5 seconds” is displayed. The display mode is the same as that of the closing time effect A, except for the addition effect of the closing time effect E.
図59に割当数を示した判定値と比較される乱数は、閉鎖時間演出決定用の乱数(0〜99の100個の数値を取り得る)である。図59に示す例によれば、2秒間の閉鎖の場合(第2閉鎖時間)に対し、閉鎖時間演出決定用の乱数の数値と比較される判定値が、閉鎖時間演出Aに40個、閉鎖時間演出Bに30個、閉鎖時間演出Cに10個、閉鎖時間演出Dに10個、閉鎖時間演出Eに10個、夫々、割り当てられている。つまり、第2閉鎖時間(2秒間の閉鎖の場合)には、閉鎖時間演出Aが40%(100個中40個)、閉鎖時間演出Bが30%(100個中30個)、閉鎖時間演出Cが10%(100個中30個)、閉鎖時間演出Dが10%(100個中10個)、閉鎖時間演出Eが10%(100個中10個)の割合で決定される旨を表している。また、7秒間の閉鎖の場合(第3閉鎖時間)に対し、閉鎖時間演出決定用の乱数の数値と比較される判定値が、閉鎖時間演出Aに10個、閉鎖時間演出Bに10個、閉鎖時間演出Cに20個、閉鎖時間演出Dに20個、閉鎖時間演出Eに40個、夫々、割り当てられている。つまり、第3閉鎖時間(7秒間の閉鎖の場合)には、閉鎖時間演出Aが10%(100個中10個)、閉鎖時間演出Bが10%(100個中10個)、閉鎖時間演出Cが20%(100個中20個)、閉鎖時間演出Dが20%(100個中20個)、閉鎖時間演出Eが40%(100個中40個)の割合で決定される旨を表している。 59 is a random number for determining the closing time effect (100 numerical values from 0 to 99 can be taken). According to the example shown in FIG. 59, for the case of closing for 2 seconds (second closing time), the closing time effect A has 40 determination values that are compared with a random number for determining the closing time effect. 30 time effects B, 10 closing time effects C, 10 closing time effects D, and 10 closing time effects E are allotted. That is, in the second closing time (when closing for 2 seconds), the closing time effect A is 40% (40 out of 100), the closing time effect B is 30% (30 out of 100), and the closing time effect is C represents 10% (30 out of 100), closing time production D is 10% (10 out of 100), and closing time production E is 10% (10 out of 100). ing. In addition, in the case of closing for 7 seconds (third closing time), the determination values compared with the random number for determining the closing time effect are 10 for the closing time effect A, 10 for the closing time effect B, 20 are assigned to the closing time effect C, 20 are assigned to the closing time effect D, and 40 are assigned to the closing time effect E, respectively. That is, in the third closing time (in the case of closing for 7 seconds), the closing time effect A is 10% (10 out of 100), the closing time effect B is 10% (10 out of 100), the closing time effect. C represents 20% (20 out of 100), closing time production D is 20% (20 out of 100), and closing time production E is 40% (40 out of 100). ing.
なお、第2閉鎖時間(2秒間)で実行する閉鎖時間演出Aは、カウントダウンの初期値が2秒である。第3閉鎖時間(7秒間)で実行する閉鎖時間演出Aは、カウントダウンの初期値が7秒である。また、閉鎖時間演出Bにおいてオーラは徐々に大きくなるので、第3閉鎖時間(7秒間)で実行する閉鎖時間演出Bの方が、第2閉鎖時間(2秒間)で実行する閉鎖時間演出Bよりもオーラが大きくなる。また、閉鎖時間演出Cにおいてムシは徐々に現れて増えるので、第3閉鎖時間(7秒間)で実行する閉鎖時間演出Cの方が、第2閉鎖時間(2秒間)で実行する閉鎖時間演出Cよりもムシが多くなる。また、閉鎖時間演出Dにおいて風船は徐々に膨らんで開放状態になるときに破裂するので、第3閉鎖時間(7秒間)で実行する閉鎖時間演出Dの方が、第2閉鎖時間(2秒間)で実行する閉鎖時間演出Dよりも膨らむ速度が遅い(または、元々、中々破裂しない大きな風船である)。また、第2閉鎖時間(2秒間)で実行する閉鎖時間演出Eは、上乗せ演出があるので、カウントダウンの初期値が2秒未満である。第3閉鎖時間(7秒間)で実行する閉鎖時間演出Eは、上乗せ演出があるので、カウントダウンの初期値が7秒未満である。なお、閉鎖時間演出の態様は、この実施の形態で示したものにかぎらず、例えば、経過的に(開放状態となる迄の残時間や、開放状態となる迄の閉鎖時間の経過に応じて)、表示内容が変化するものであればよい。 In addition, in the closing time effect A executed in the second closing time (2 seconds), the initial value of the countdown is 2 seconds. In the closing time effect A executed at the third closing time (7 seconds), the initial value of the countdown is 7 seconds. In addition, since the aura gradually increases in the closing time effect B, the closing time effect B executed in the third closing time (7 seconds) is more effective than the closing time effect B executed in the second closing time (2 seconds). Also increases the aura. In addition, since the whistle gradually appears and increases in the closing time effect C, the closing time effect C executed in the second closing time (2 seconds) is executed in the closing time effect C executed in the third closing time (7 seconds). More bugs than Further, in the closing time effect D, since the balloon gradually inflates and bursts when it is opened, the closing time effect D executed in the third closing time (7 seconds) is more suitable for the second closing time (2 seconds). Is slower than the closing time effect D executed in (or originally, it is a large balloon that does not burst in the middle). Moreover, since the closing time effect E executed in the second closing time (2 seconds) has an additional effect, the initial value of the countdown is less than 2 seconds. Since the closing time effect E executed in the third closing time (7 seconds) has an additional effect, the initial value of the countdown is less than 7 seconds. In addition, the mode of the closing time effect is not limited to that shown in this embodiment. For example, according to the elapsed time (the remaining time until the opening state is reached or the passage of the closing time until the opening state is reached). ), As long as the display content changes.
なお、この実施の形態では、第1大当りの大当り遊技状態においては閉鎖時間演出を実行しないので、3秒間の閉鎖の場合(第1閉鎖時間)に対しては、閉鎖時間演出決定用の乱数の数値と比較される判定値の個数を示していない。 In this embodiment, since the closing time effect is not executed in the big hit game state of the first jackpot, a random number for determining the closing time effect is set for the case of closing for 3 seconds (first closing time). The number of judgment values to be compared with the numerical value is not shown.
ステップS1812の処理においては、演出制御用CPU201は、まず、大入賞口閉鎖時間指定コマンド格納領域から大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)を読み出し、大入賞口閉鎖時間指定コマンドのEXTデータの値から閉鎖時間を確認する。具体的には、演出制御用CPU201は、大入賞口閉鎖時間指定コマンドのEXTデータの値が、「01」、「11」、「21」、「31」、「41」、…、「D1」「E1」であるときには、第1閉鎖時間(3秒間)であると確認する。また、演出制御用CPU201は、大入賞口閉鎖時間指定コマンドのEXTデータの値が、「02」、「12」、「22」、「32」、「42」、…、「D2」「E2」であるときには、第2閉鎖時間(2秒間)であると確認する。ただし、この実施の形態では、第2〜第4大当りであるときは3ラウンド目以上が行われないので、大入賞口閉鎖時間指定コマンドのEXTデータの値が、「32」、「42」、…、「D2」「E2」となることはない(図20、図34参照)。また、演出制御用CPU201は、大入賞口閉鎖時間指定コマンドのEXTデータの値が、「03」、「13」、「23」、「33」、「43」、…、「D3」「E3」であるときには、第3閉鎖時間(7秒間)であると確認する。ただし、この実施の形態では、第2〜第4大当りであるときは3ラウンド目以上が行われないので、大入賞口閉鎖時間指定コマンドのEXTデータの値が、「33」、「43」、…、「D3」「E3」となることはない(図20、図34参照)。
In the process of step S1812, the
なお、ステップS1812の処理は、大当り遊技状態の1回目の閉鎖(第1大当りにおける1ラウンド目の閉鎖、第2大当り〜第5大当りにおける1ラウンド目(1回目)の閉鎖)における閉鎖時演出を決定するものであり、ステップS1812の処理のタイミングでは、大入賞口閉鎖時間指定コマンド格納領域から読み出した大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)のEXTデータの値は、「01」、「02」、「03」の何れかとなる(図33、図34、ステップS1311参照)。より詳細には、第1大当りであるときにはEXTデータの値は「01」であり、第2大当りであるときにはEXTデータの値は「03」であり、第3大当りであるときにはEXTデータの値は「03」であり、第4大当りであるときにはEXTデータの値は「02」であり、第5大当りであるときにはEXTデータの値は「02」である。 Note that the processing of step S1812 is a closing effect in the first closing in the big hit gaming state (the first round closing in the first big hit, the first round (first time) closing in the second big hit to the fifth big hit). At the timing of the processing in step S1812, the value of the EXT data of the big winning opening closing time designation command (designated after opening the big winning opening) read from the big winning opening closing time designation command storage area is “ One of “01”, “02”, and “03” (see FIG. 33, FIG. 34, and step S1311). More specifically, the value of the EXT data is “01” for the first big hit, the value of the EXT data is “03” for the second big hit, and the value of the EXT data is the third big hit. The value of EXT data is “02” when it is “03” and the fourth big hit, and the value of EXT data is “02” when it is the fifth big hit.
閉鎖時間を確認した演出制御用CPU201は、閉鎖時間が2秒間(第2閉鎖時間)であるときは、閉鎖時間演出Aを実行することを40%の割合で決定し、閉鎖時間演出Bを実行することを30%の割合で決定し、閉鎖時間演出Cを実行することを10%の割合で決定し、閉鎖時間演出Dを実行することを10%の割合で決定し、閉鎖時間演出Eを実行することを10%の割合で決定する。また、閉鎖時間が7秒間(第3閉鎖時間)であるときは、演出制御用CPU201は、閉鎖時間演出Aを実行することを10%の割合で決定し、閉鎖時間演出Bを実行することを10%の割合で決定し、閉鎖時間演出Cを実行することを20%の割合で決定し、閉鎖時間演出Dを実行することを20%の割合で決定し、閉鎖時間演出Eを実行することを40%の割合で決定する。なお、閉鎖時間が3秒間(第1閉鎖時間)であるときには、演出制御用CPU201は、閉鎖時間演出(閉鎖時間演出A〜閉鎖時間演出E)を実行しないことを100%の割合で決定する。
When the closing time is 2 seconds (second closing time), the
なお、閉鎖時間が2秒間(第2閉鎖時間)であるときの閉鎖時間演出Aは2秒間実行され、閉鎖時間が7秒間(第3閉鎖時間)であるときの閉鎖時間演出Aは7秒間実行される。閉鎖時間演出B、閉鎖時間演出C、閉鎖時間演出D、閉鎖時間演出Eについても同様である。 The closing time effect A when the closing time is 2 seconds (second closing time) is executed for 2 seconds, and the closing time effect A when the closing time is 7 seconds (third closing time) is executed for 7 seconds. Is done. The same applies to the closing time effect B, the closing time effect C, the closing time effect D, and the closing time effect E.
図59に示す例によれば、例えば、閉鎖時間演出Cや閉鎖時間演出Dが実行される場合には、閉鎖時間演出Bが実行される場合に比べ、閉鎖時間が7秒間(第3閉鎖時間)となる可能性(期待度)が高くなる。また、閉鎖時間演出Eが実行される場合には、他のいずれの閉鎖時間演出が実行される場合に比べ、閉鎖時間が7秒間(第3閉鎖時間)となる可能性(期待度)が高くなる。つまり、上乗せ演出が実行される前の表示態様では閉鎖時間演出Aが実行されているのか閉鎖時間演出Eが実行されているのかを区別できないが、開始2秒経過前に上乗せ演出が実行された時点において、閉鎖時間が7秒間(第3閉鎖時間)となる可能性(期待度)が高くなる。なお、開始2秒経過後は上乗せ演出の有無に関係なく(閉鎖時間演出A、閉鎖時間演出Eの別に関係なく)、閉鎖時間は7秒間(第3閉鎖時間)であることが判明する。 According to the example shown in FIG. 59, for example, when the closing time effect C and the closing time effect D are executed, the closing time is 7 seconds (the third closing time compared to when the closing time effect B is executed). ) Is likely (expected). Further, when the closing time effect E is executed, there is a higher possibility (expectation) that the closing time is 7 seconds (third closing time) than when any other closing time effect is executed. Become. In other words, it is not possible to distinguish whether the closing time effect A is being executed or the closing time effect E is being executed in the display mode before the adding effect is executed, but the adding effect was executed 2 seconds before the start. At the time, the possibility (expectation) of the closing time being 7 seconds (third closing time) is increased. In addition, after the start of 2 seconds, it is found that the closing time is 7 seconds (the third closing time) regardless of whether there is an extra effect (regardless of the closing time effect A and the closing time effect E).
ステップS1812に続いて、演出制御用CPU201は、当り報知演出、および、ステップS1812において決定した閉鎖時演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS1813)、プロセスタイマをスタートさせる(ステップS1814)。そして、演出制御用CPU201は、演出制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(ステップS804)に対応した値に更新する(ステップS1815)。
Subsequent to step S1812, the
なお、ステップS1814の処理では、演出制御用CPU201は、図16、図17、図18に示すように、当り報知演出→閉鎖時間演出の順に実行されるように、プロセスタイマをスタートさせる。
In the process of step S1814, the
なお、当り報知演出では当りの種類が報知されるが、例えば、大当り開始1指定コマンドに対応する大当り開始指定コマンド受信フラグが記憶されているときには「15R確変」が報知され、大当り開始2指定コマンドに対応する大当り開始指定コマンド受信フラグが記憶されているときには「2R確変」が報知され、小当り開始指定コマンドに対応する大当り開始指定コマンド受信フラグが記憶されているときには「小当り」が報知されるようにする。例えば、CGROM(図示せず)に、「15R確変」の画像データを含むプロセスデータ、「2R確変」の画像データを含むプロセスデータ、「小当り」の画像データを含むプロセスデータを記憶しておき、演出制御用CPU201は、演出制御基板80に搭載されているVDP209に対し、大当り開始1指定コマンドに対応する大当り開始指定コマンド受信フラグが記憶されているときには「15R確変」の画像データを含むプロセスデータを読み出すための指令を出力し、大当り開始2指定コマンドに対応する大当り開始指定コマンド受信フラグが記憶されているときには「2R確変」の画像データを含むプロセスデータを読み出すための指令を出力し、小当り開始指定コマンドに対応する大当り開始指定コマンド受信フラグが記憶されているときには「小当り」の画像データを含むプロセスデータを読み出すための指令を出力すればよい。
In the hit notification effect, the type of win is notified. For example, when the big hit start designation command reception flag corresponding to the big hit start 1 designation command is stored, “15R probability change” is notified, and the big hit start 2 designation command is issued. “2R probability change” is notified when the big hit start designation command reception flag corresponding to is stored, and “small hit” is notified when the big hit start designation command reception flag corresponding to the small hit start designation command is stored. So that For example, CGROM (not shown) stores process data including “15R probability variation” image data, process data including “2R probability variation” image data, and process data including “small hit” image data. When the big hit start designation command reception flag corresponding to the big hit start 1 designation command is stored for the
また、演出制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(ステップS804)に対応した値に更新する際に、演出ゲート通過指定コマンド受信フラグがセットされているときは、演出制御用CPU201は、演出ゲート通過指定コマンド受信フラグをリセットする。これにより、大当り表示処理(ステップS804)に移行する前(例えば、当該演出図柄変動停止処理の実行中および実行以前)に遊技球が演出ゲート34を通過しても、一旦、リセットされるので、大当り表示処理に移行する前に演出ゲート34を通過した遊技球に関しては、大当り表示処理における流下球数演出処理(ステップS1905参照)において、特定した流下球数に含まれないようにすることができる。
In addition, when the effect gate passage designation command reception flag is set when the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the jackpot display process (step S804), the
図60は、大当り表示処理(ステップS804)を示すフローチャートである。大当り表示処理において、演出制御用CPU201は、まず、大入賞口開放中フラグがセットされているか否か(すなわち、大入賞口開放時間指定コマンド(大入賞口開放中指定コマンド)を受信したか否か)を確認する(ステップS1901)。大入賞口開放中フラグがセットされていないときは(ステップS1901;No)、すなわち、ラウンド1の開始タイミングとなっていないときは、演出制御用CPU201は、プロセスタイマの値を1減算する(ステップS1903)。また、演出制御用CPU201は、プロセスデータnの内容に従って演出装置(演出表示装置11、スピーカ29、天枠LED30a、左枠LED30b、右枠LED30c等)の制御を実行する(ステップS1904)。これにより、特別可変入賞球装置22が開放状態となる前において(特別可変入賞球装置22が閉鎖状態となっているときに)、例えば、演出表示装置11において、大当り図柄を表示するとともに、当り報知演出や閉鎖時間演出(ステップS1812において決定した閉鎖時間演出)が実行される。
FIG. 60 is a flowchart showing the jackpot display process (step S804). In the jackpot display process, the
ステップS1904に続いて、演出制御用CPU201は、流下球数演出(後述)に関する流下球数演出処理(図64参照)を実行する(ステップS1905)。なお、流下球数演出処理の詳細は後述するが、流下球数演出処理を実行することにより、特別可変入賞球装置22が開放状態となる前において(特別可変入賞球装置22が閉鎖状態となっているときに)、例えば、演出表示装置11において、流下球数の特定数(図65に示すように刻々変化し得る特定数)に応じた流下球数演出(流下球数の特定数に応じた帯の表示)が実行される。
Subsequent to step S1904, the
ステップS1905(流下球数演出処理)に続いて、演出制御用CPU201は、プロセスタイマがタイムアウトしていれば(ステップS1906;Yes)、プロセスデータの切替を行う(ステップS1907)。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスデータ(表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データ)に切り替える。そして、次のプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS1908)。
Subsequent to step S1905 (falling ball number effect processing), the
大入賞口開放中フラグがセットされているときは(ステップS1901;Yes)、すなわち、ラウンド1の開始タイミングとなっていれば、演出制御用CPU201は、その大入賞口開放中フラグをリセットする(ステップS1909)。
When the special winning opening open flag is set (step S1901; Yes), that is, when the start timing of
次いで、演出制御用CPU201は、不整合フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1910)。不整合フラグがセットされていれば(ステップS1910;Yes)、演出制御用CPU201は、特殊演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS1911)。なお、不整合フラグがセットされていたということは、演出図柄の変動開始時に受信していた表示結果指定コマンドと大当り遊技開始時に受信した大当り開始指定コマンドとが不整合であったということである。
Next, the
一方、不整合フラグがセットされていなければ(ステップS1910;No)、演出制御用CPU201は、通常のラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS1912)。
On the other hand, if the inconsistency flag is not set (step S1910; No), the
ステップS1911またはステップS1912に続いて、演出制御用CPU201は、プロセスタイマをスタートさせ(ステップS1913)、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に更新する(ステップS1914)。
Subsequent to step S1911 or step S1912, the
図57、図58に示したファンファーレ前処理や、図60に示した大当り表示処理によれば、大当り(第1大当り〜第5大当り)であるときは、特定口400を遊技球が通過したことを条件に(図57のステップS1808(Yes)となることを条件に)、当り報知演出と閉鎖時間演出のプロセスデータがセットされ(図58のステップS1813)、大入賞口開放時間指定コマンドの受信によって大入賞口開放中フラグがセットされる迄の間(図60のステップS1901(No)である間)、当り報知演出と閉鎖時間演出とが実行される。換言すれば、特定口400を遊技球が通過する迄の間は、当り報知演出と閉鎖時間演出とが実行されない。なお、図31の大当り開始前処理によれば、特定口400を遊技球が通過していないときには、作動ゲート通過指定コマンドだけではなく大当り開始指定コマンドも送信されないので、大当り開始指定コマンド受信フラグがセットされていることを条件に(図57のステップS1810(Yes)となることを条件に)、当り報知演出と閉鎖時間演出とが実行されることはない。また、図31の大当り開始前処理によれば、特定口400の通過タイミングとは無関係に、固定時間である当り報知演出の実行時間を用いて、大入賞口開放前タイマをセットしているので(図31のステップS1312)、特定口400の通過タイミングとは無関係に、大入賞口開放時間指定コマンドが送信される(図36のステップS1403、図37のステップS1413)。従って、当り報知演出や閉鎖時間演出の実行時間(長さ)は、特定口400の通過タイミングに依存しない。なお、大当り(第1大当り〜第5大当り)であるときは、作動ゲート通過指定コマンドが送信される場合には大当り開始指定コマンドも送信されるので、作動ゲート通過指定コマンドの受信の有無ではなく、大当り開始指定コマンドの受信の有無を条件として、当り報知演出と閉鎖時間演出とを実行してもよい。
According to the fanfare pre-processing shown in FIGS. 57 and 58 and the big hit display processing shown in FIG. 60, when the big hit (first big hit to fifth big hit), the game ball has passed through the
また、小当り(第1小当り〜第4小当り)であるときは、図32の小当り開始前処理によれば、特定口400を遊技球が通過していなくても所定時間が経過した場合(図32のステップS1354(Yes)となった場合)、小当り開始指定コマンドが送信され、大当り開始指定コマンド受信フラグがセットされる(図46のステップS621)。従って、小当り(第1小当り〜第4小当り)であるときは、特定口400を遊技球が通過したことを条件に当り報知演出と閉鎖時間演出のプロセスデータがセットされる場合に加えて、所定時間が経過したことを条件に(図57のステップS1810(Yes)となることを条件に)、当り報知演出と閉鎖時間演出のプロセスデータがセットされる。また、図32の小当り開始前処理によれば、特定口400の通過タイミング(特定口通過タイマの値)に応じた当り報知演出の実行時間を用いて、特定口400を通過したタイミングが異なる場合や、通過しなかった場合のいずれの場合であっても、当り報知演出の実行終了タイミングが同じになるように、大入賞口開放前タイマをセットしているので(図32のステップS1362)、特定口400の通過タイミングなどに応じて大入賞口開放時間指定コマンドが送信される。従って、当り報知演出や閉鎖時間演出の実行時間(長さ)は、特定口400の通過タイミングなどに依存する。つまり、遊技球が特定口400を早く通過すればするほど当り報知演出が早く実行され(終了時間は一定であるため長く実行され)、遊技球が特定口400を通過しなくても、遊技球が特定口400を通過したときよりも短い時間ではあるが、当り報知演出が実行される。
In addition, when it is a small hit (first small hit to fourth small hit), according to the small hit start preprocessing of FIG. 32, a predetermined time has passed even if the game ball does not pass through the
図61は、ラウンド中処理(ステップS805)を示すフローチャートである。ラウンド中処理において、演出制御用CPU201は、まず、大入賞口開放後フラグがセットされているか否か(すなわち、大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)を受信したか否か)を確認する(ステップS2901)。大入賞口開放後フラグがセットされていないときは(ステップS2901;No)、すなわち、閉鎖タイミングとなっていないときは、演出制御用CPU201は、プロセスタイマの値を1減算する(ステップS2902)。また、演出制御用CPU201は、プロセスデータnの内容に従って演出装置(演出表示装置11、スピーカ29、天枠LED30a、左枠LED30b、右枠LED30c等)の制御を実行する(ステップS2903)。これにより、特別可変入賞球装置22が開放状態となっているときに、例えば、演出表示装置11において大当り図柄を表示するとともに、ラウンド数を示す文字やその他のキャラクタなどを表示する演出が実行される。
FIG. 61 is a flowchart showing the in-round processing (step S805). In the in-round processing, the
次いで、演出制御用CPU201は、プロセスタイマがタイムアウトしていれば(ステップS2904;Yes)、プロセスデータの切替を行う(ステップS2905)。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスデータ(表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データ)に切り替える。そして、次のプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS2906)。
Next, if the process timer has timed out (step S2904; Yes), the
大入賞口開放後フラグがセットされているときは(ステップS2901;Yes)、すなわち、閉鎖タイミングとなっていれば、演出制御用CPU201は、大入賞口開放後フラグをリセットする(ステップS2907)。
When the flag after opening the big prize opening is set (step S2901; Yes), that is, if the closing timing is reached, the
ステップS2907に続いて、演出制御用CPU201は、閉鎖時間の長さに応じた閉鎖時間演出を決定する(ステップS2908)。ステップS2908の処理は、ステップS1812の処理と同様、大入賞口閉鎖時間指定コマンド格納領域から大入賞口閉鎖時間指定コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)を読み出し、大入賞口閉鎖時間指定コマンドのEXTデータの値から閉鎖時間を確認し、図59に示した決定割合に従って、閉鎖時間演出A〜閉鎖時間演出Eの何れかを決定する(ただし、上述したように、第1大当りの大当り遊技状態においては閉鎖時間演出を実行しない。ステップS1812参照)。なお、ステップS2908の処理は、大当り遊技状態の2回目以降の閉鎖における閉鎖時演出を決定するものである。
Subsequent to step S2907, the
ステップS2908に続いて、演出制御用CPU201は、ステップS2908において決定した閉鎖時演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS2909)、プロセスタイマをスタートさせ(ステップS2910)、流下球タイマ(後述)をクリア(ステップS2911)し、演出制御プロセスフラグの値をラウンド後処理(ステップS806)に対応した値に更新する(ステップS2912)。なお、演出制御用CPU201は、演出ゲート通過指定コマンド受信フラグがセットされているときは、演出ゲート通過指定コマンド受信フラグをリセットする。これにより、ラウンド後処理(ステップS806)に移行する前(例えば、当該ラウンド中処理の実行中および実行以前)に遊技球が演出ゲート34を通過しても、一旦、リセットされるので、ラウンド後処理に移行する前に演出ゲート34を通過した遊技球に関しては、ラウンド後処理における流下球数演出処理(ステップS3905参照)において、特定した流下球数に含まれないようにすることができる。
Subsequent to step S2908, the
図62および図63は、ラウンド後処理(ステップS806)を示すフローチャートである。ラウンド後処理において、演出制御用CPU201は、まず、大当り終了指定コマンド受信フラグ(ステップS666参照)がセットされているか否かを確認する(ステップS3901)。
62 and 63 are flowcharts showing the post-round processing (step S806). In the round post-processing, the
大当り終了指定コマンド受信フラグがセットされたときは(ステップS3901;Yes)、図63に示すように、演出制御用CPU201は、大当り終了指定コマンド受信フラグをリセットする(ステップS3942)。次いで、演出制御用CPU201は、エンディング演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3943)。また、演出制御用CPU201は、演出期間計測タイマをスタートさせるとともに、プロセスタイマをスタートさせる(ステップS3944)。演出期間計測タイマは、大当り遊技の全てのラウンドを終了したことにもとづいてセットされるタイマである。そして、演出制御用CPU201は、演出制御プロセスフラグの値を大当り終了演出処理(ステップS807)に対応した値に更新する(ステップS3945)。
When the big hit end designation command reception flag is set (step S3901; Yes), as shown in FIG. 63, the
図62に戻り、大当り終了指定コマンド受信フラグがセットされていないときは(ステップS3901;No)、演出制御用CPU201は、大入賞口開放中フラグがセットされているか否か(すなわち、大入賞口開放時間指定コマンド(大入賞口開放中指定コマンド)を受信したか否か)を確認する(ステップS3902)。大入賞口開放中フラグがセットされていないときは(ステップS3902;No)、すなわち、開放タイミングとなっていないときは、演出制御用CPU201は、プロセスタイマの値を1減算する(ステップS3903)。また、演出制御用CPU201は、プロセスデータnの内容に従って演出装置(演出表示装置11、スピーカ29、天枠LED30a、左枠LED30b、右枠LED30c等)の制御を実行する(ステップS3904)。これにより、特別可変入賞球装置22が開放状態となる前において(特別可変入賞球装置22が閉鎖状態となっているときに)、例えば、演出表示装置11において、閉鎖時間演出(ステップS2908において決定した閉鎖時間演出)などが実行される。
Returning to FIG. 62, when the big hit end designation command reception flag is not set (step S3901; No), the
ステップS3904に続いて、演出制御用CPU201は、流下球数演出に関する流下球数演出処理(図64参照)を実行する(ステップS3905)。
Subsequent to step S3904, the
図64は、流下球数演出処理を示すフローチャートである。流下球数演出処理は、ラウンド後処理(図62のステップS3905参照)のほか、大当り表示処理(図60のステップS1905参照)において実行される。 FIG. 64 is a flowchart showing the falling ball number effect process. The falling ball number effect process is executed not only in the round post-process (see step S3905 in FIG. 62) but also in the big hit display process (see step S1905 in FIG. 60).
図64に示した流下球数演出処理において、演出制御用CPU201は、まず、演出ゲート通過指定コマンド受信フラグがセットされているか否か(すなわち、演出ゲート通過指定コマンドを受信したか否か)を確認する(ステップS4001)。演出ゲート通過指定コマンド受信フラグがセットされていないとき(ステップS4001;No)、すなわち、演出ゲート34の遊技球の通過が検出されていないときは、ステップS4004に移行する。
In the falling ball number effect process shown in FIG. 64, the
演出ゲート通過指定コマンド受信フラグがセットされているときは(ステップS4001;Yes)、すなわち、演出ゲート34の遊技球の通過が検出されたときは、演出制御用CPU201は、演出ゲート通過指定コマンド受信フラグをリセットする(ステップS4002)。
When the production gate passage designation command reception flag is set (step S4001; Yes), that is, when the passage of the game ball of the
ステップS4002に続いて、演出制御用CPU201は、当該遊技球(演出ゲート通過指定コマンド受信フラグに対応する遊技球)用の流下球タイマをスタートさせる(ステップS4003)。流下球タイマとは、1つひとつの遊技球が演出ゲート34を通過したことにもとづいてスタートさせるタイマである。つまり、遊技球が演出ゲート34を通過する度に、夫々の遊技球に対応する流下球タイマが個々にスタートする。
Subsequent to step S4002, the
図65および図66は、流下球数演出処理について説明する説明図である。図65(A)は、1つの遊技球(遊技球1とする)が演出ゲート34を通過した時刻Tにおいて、演出制御用CPU201がスタートさせた流下球タイマ(流下球タイマ1とする)である。図65(A)において、スタートさせた瞬間であるため、流下球タイマ1の経過時間(スタートを起点とする計測時間)は「0.0(秒)」である。図65(B)は、時刻Tから0.3秒後の流下球タイマを表している。図65(B)によれば、時刻Tから0.3秒後に、他の1つの遊技球(遊技球2とする)が演出ゲート34を通過し、演出制御用CPU201が流下球タイマ(流下球タイマ2とする)をスタートさせている。図65(C)は、時刻Tから1.0秒後の流下球タイマを表している。図65(C)によれば、流下球タイマ1、流下球タイマ2の経過時刻が図65(B)の時刻よりも夫々0.7秒進んでいる。図65(D)は、時刻Tから2.5秒後の流下球タイマを表している。図65(D)によれば、時刻Tから1.3秒後に、他の1つの遊技球(遊技球3とする)が演出ゲート34を通過し、演出制御用CPU201が流下球タイマ(流下球タイマ3とする)をスタートさせ、時刻Tから1.6秒後に、他の1つの遊技球(遊技球4とする)が演出ゲート34を通過し、演出制御用CPU201が流下球タイマ(流下球タイマ4とする)をスタートさせ、時刻Tから2.5秒後に、他の1つの遊技球(遊技球5とする)が演出ゲート34を通過し、演出制御用CPU201が流下球タイマ(流下球タイマ5とする)をスタートさせている。同様に、図65(E)は時刻Tから7.0秒後の流下球タイマを表し、図65(F)は時刻Tから7.1秒後の流下球タイマを表し、図65(G)は時刻Tから7.2秒後の流下球タイマを表している。
65 and 66 are explanatory diagrams for explaining the falling ball number effect process. FIG. 65A is a falling ball timer (referred to as a falling ball timer 1) started by the
つまり、演出制御用CPU201は、演出ゲート34を遊技球が通過するたびに(ステップS4001;Yes)、ステップS4003の処理において、図65に示すように新たに流下球タイマをスタートさせている。
In other words, each time the game ball passes through the effect gate 34 (step S4001; Yes), the
ステップS4001(No)またはステップS4003に続いて、演出制御用CPU201は、流下球タイマのタイマ値にもとづいて可動部材である底面部材23上の流下球数を特定する(ステップS4004)。この実施の形態では、演出制御用CPU201は、タイマ値が所定範囲である流下球タイマの個数を可動部材(底面部材23)上の流下球数の個数として特定する。上記所定範囲は、演出ゲート34を通過した遊技球が底面部材23の上流領域23Uに達する迄の所要時間(T1)と、遊技球が底面部材23の上流領域23Uから下流領域23Lに達する迄の所要時間(T2)とにもとづいて決められたものである。この実施の形態では、演出ゲート34を通過した遊技球が底面部材23の上流領域23Uに達する迄の所要時間(T1)を1秒間、遊技球が底面部材23の上流領域23Uから下流領域23Lに達する迄の所要時間(T2)を6秒間としている。つまり、上記所定範囲は、1秒経過時点〜7秒経過時点の6秒間でとしている。すなわち、タイマ値が1秒経過時点〜7秒経過時点である流下球タイマに対応する遊技球は、底面部材23に存在するとしている。
Subsequent to step S4001 (No) or step S4003, the
例えば、ステップS4004の実行時において、夫々の流下球タイマのタイマ値が図65(B)のようになっていれば、演出制御用CPU201は、1秒経過時点〜7秒経過時点である流下球タイマの個数「0」を可動部材(底面部材23)上の流下球数の個数「0」として特定する。また、ステップS4004の実行時において、夫々の流下球タイマのタイマ値が図65(D)のようになっていれば、演出制御用CPU201は、1秒経過時点〜7秒経過時点である流下球タイマ(流下球タイマ1、流下球タイマ2、流下球タイマ3が該当)の個数「3」を可動部材(底面部材23)上の流下球数の個数として特定する。つまり、流下球タイマ1に対応する遊技球1、流下球タイマ2に対応する遊技球2、流下球タイマ2に対応する遊技球3の夫々を可動部材(底面部材23)上に存在する遊技球として特定している。なお、図65(C)〜図65(G)の「計数」は、1秒経過時点〜7秒経過時点である流下球タイマ(流下球タイマ1が該当)として計数される流下球タイマを示している。また、ステップS4004の実行時において、夫々の流下球タイマのタイマ値が図65(E)のようになっていれば、演出制御用CPU201は、1秒経過時点〜7秒経過時点である流下球タイマ(流下球タイマ1〜流下球タイマ10が該当)の個数「10」を可動部材(底面部材23)上の流下球数の個数として特定する。つまり、流下球タイマ1に対応する遊技球1〜流下球タイマ10に対応する遊技球10の夫々を可動部材(底面部材23)上に存在する遊技球として特定している。また、ステップS4004の実行時において、夫々の流下球タイマのタイマ値が図65(F)のようになっていれば、演出制御用CPU201は、1秒経過時点〜7秒経過時点である流下球タイマ(流下球タイマ2〜流下球タイマ10が該当)の個数「9」を可動部材(底面部材23)上の流下球数の個数として特定する。つまり、流下球タイマ2に対応する遊技球2〜流下球タイマ10に対応する遊技球10の夫々を可動部材(底面部材23)上に存在する遊技球として特定している。なお、流下球タイマ1のタイマ値は7.1秒であるため、流下球タイマ1に対応する遊技球1は、可動部材(底面部材23)上に存在する遊技球として特定しない(つまり、底面部材23の下流領域23Lを通過し、既に底面部材23上には存在しないと判断している)。
For example, when the timer value of each falling ball timer is as shown in FIG. 65B at the time of execution of step S4004, the
ステップS4004に続いて、演出制御用CPU201は、ステップS4004において特定した流下球数に応じた流下球数演出を決定する(ステップS4005)。流下球数演出とは、大当り遊技状態または小当り遊技状態において、特別可変入賞球装置22が閉鎖状態となっているときに行われる演出である。この実施の形態では、演出態様(演出色)が異なる複数種類の流下球数演出が用意されている。
Subsequent to step S4004, the
この実施の形態では、図66に示すように、ステップS4004において特定した流下球数が「0(個)」である場合には、演出制御用CPU201は、演出表示装置11の表示画面の上部に帯表示無を決定する(流下球数演出を実行しないと決定する)。また、ステップS4004において特定した流下球数が「1(個)」から「3(個)」である場合には、演出制御用CPU201は、流下球数演出として青色の「青帯」を演出表示装置11の表示画面の上部に表示することを決定する。また、ステップS4004において特定した流下球数が「4(個)」から「6(個)」である場合には、演出制御用CPU201は、流下球数演出として緑色の「緑帯」を演出表示装置11の表示画面の上部に表示することを決定する。また、ステップS4004において特定した流下球数が「7(個)」から「8(個)」である場合には、演出制御用CPU201は、流下球数演出として赤色の「赤帯」を演出表示装置11の表示画面の上部に表示することを決定する。また、ステップS4004において特定した流下球数が「9(個)」である場合には、演出制御用CPU201は、流下球数演出として金色の「金帯」を演出表示装置11の表示画面の上部に表示することを決定する。なお、当該「9(個)」は、大当り遊技状態などにおいて開放時間タイマとは別に特別可変入賞装置22を開放状態から閉鎖状態に制御するときの所定個数(例えば10個。ステップS1453参照)よりも1個少ない個数である。また、ステップS4004において特定した流下球数が「10(個)」から「12(個)」である場合には、演出制御用CPU201は、流下球数演出として紫色の「紫帯」を演出表示装置11の表示画面の上部に表示することを決定する。また、ステップS4004において特定した流下球数が「13(個)以上」である場合には、演出制御用CPU201は、流下球数演出として桜柄(桜模様)の「桜柄帯」を演出表示装置11の表示画面の上部に表示することを決定する。
In this embodiment, as shown in FIG. 66, when the number of downhill balls specified in step S4004 is “0 (number)”, the
なお、この実施の形態では、流下球数演出の決定に用いられる流下球数は、各ラウンドを通して特定した流下球数としている。換言すれば、図66の「特定した流下球数」は、夫々のラウンドにおいて特定した流下球数としている。したがって、1回のラウンドにおいて2回の閉鎖状態がある場合(第2大当り〜第5大当り、第1小当り〜第4小当りの場合。図17、図18参照)における、1ラウンド(2回目)の閉鎖状態においては、当該1ラウンド(2回目)において特定した流下球数に、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後(開放状態になる直前)に特定した流下球数が加算され、2ラウンド(2回目)の閉鎖状態においては、当該2ラウンド(2回目)において特定した流下球数に、2ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後(開放状態になる直前)に特定した流下球数が加算される。例えば、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後(1ラウンド(1回目)の開放状態になる直前)に特定した流下球数が「6個」であり、1ラウンド(2回目)の閉鎖状態のあるタイミングにおいて特定した流下球数が「4個」であるときには、当該1ラウンド(2回目)の当該タイミングにおいて、流下球数演出を決定するときに用いられる「特定した流下球数」は「6個」に「4個」を加えた「10個」になる。また例えば、2ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後(2ラウンド(1回目)の開放状態になる直前)に特定した流下球数が「9個」であり、2ラウンド(2回目)の閉鎖状態のあるタイミングにおいて特定した流下球数が「5個」であるときには、当該2ラウンド(2回目)の当該タイミングにおいて、流下球数演出を決定するときに用いられる「特定した流下球数」は「9個」に「5個」を加えた「14個」になる。 In this embodiment, the falling ball number used for determining the falling ball number effect is the falling ball number specified through each round. In other words, the “number of falling balls” in FIG. 66 is the number of falling balls specified in each round. Accordingly, in the case where there is a closed state twice in one round (in the case of second big hit to fifth big hit, first small hit to fourth small hit, see FIGS. 17 and 18), the second round ) In the closed state, the number of falling balls specified at the end of the closed state of the first round (first time) (immediately before the opening state) is added to the number of falling balls specified in the first round (second time), In the closed state of the second round (second time), the falling ball specified at the end of the closed state of the second round (first time) (immediately before the open state) is added to the number of falling balls specified in the second round (second time). Numbers are added. For example, the number of falling balls specified at the end of the closed state of the first round (first time) (immediately before the first round (first time) becomes open) is “6”, and the closed state of the first round (second time) When the number of falling balls specified at a certain timing is “4”, the “specified number of falling balls” used when determining the falling ball number effect at the timing of the first round (second time) is “ It becomes "10" which added "4" to "6". Also, for example, the number of falling balls specified at the end of the second round (first round) closed state (immediately before the second round (first round) opened state) is “9”, and the second round (second round) closed When the number of falling balls specified at a certain timing of the state is “5”, the “specified falling ball number” used when determining the falling ball number effect at the timing of the second round (second time) is It becomes "14" which added "5" to "9".
より詳細には、例えば、演出制御用CPU201は、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態においては、ステップS4004が実行される毎に当該ステップS4004において特定した流下球数(最新の流下球数)をRAMの所定領域に一時記憶し、開放状態とするタイミングとなったときに(ステップS3909;Yes)、当該一時記憶している流下球数を1ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後(1ラウンド(1回目)の開放状態になる直前)に特定した流下球数として記憶し、1ラウンド(2回目)の閉鎖状態においては、当該ステップS4004が実行される毎に当該ステップS4004において特定した流下球数に、記憶している1ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後に特定した流下球数を加算し、続くステップS4005において流下球数演出を決定する際の「特定した流下球数」とすればよい。同様に、演出制御用CPU201は、2ラウンド(1回目)の閉鎖状態においては、ステップS4004が実行される毎に当該ステップS4004において特定した流下球数(最新の流下球数)をRAMの所定領域に一時記憶し、開放状態とするタイミングとなったときに(ステップS3909;Yes)、当該一時記憶している流下球数を2ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後(2ラウンド(1回目)の開放状態になる直前)に特定した流下球数として記憶し、2ラウンド(2回目)の閉鎖状態においては、当該ステップS4004が実行される毎に当該ステップS4004において特定した流下球数に、記憶している2ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後に特定した流下球数を加算し、続くステップS4005において流下球数演出を決定する際の「特定した流下球数」とすればよい。
More specifically, for example, in the closed state of one round (first time), the
また、遊技球が0.6秒毎に発射されるとしたならば、10個の遊技球が底面部材23上に流下しつつ貯まり得る(底面部材23上に存在し得る)と説明したが、1回のラウンドにおいて2回の閉鎖状態がある場合(第2大当り〜第5大当り、第1小当り〜第4小当りの場合。図17、図18参照)には、1回のラウンドにおいて11個以上の入賞もあり得る。例えば、1ラウンド(1回目)の開放状態(0.1秒間)に纏まって(いっきに)9個が入賞し、続く1ラウンド(2回目)の開放状態(0.1秒間)にも纏まって(いっきに)10個が更に入賞する可能性、すなわち、合計19個が入賞する可能性がある。なお、入賞個数が、開放状態とするタイミング(ステップS3909;Yes)のステップS4004における流下球数の特定数と一致するならば、1ラウンド(1回目)の開放状態において9個が入賞する直前の1ラウンド(1回目)の閉鎖状態における流下球数の特定数は9個となり、1ラウンド(2回目)の開放状態において更に10個が入賞する直前の1ラウンド(1回目)の閉鎖状態における流下球数の特定数は19個(1回目の9個と2回目の10個を加算した19個)となる。 Further, if it is assumed that a game ball is fired every 0.6 seconds, it has been explained that 10 game balls can flow down and accumulate on the bottom member 23 (can exist on the bottom member 23). In the case where there are two closed states in one round (in the case of the second big hit to the fifth big hit, the first small hit to the fourth small hit, see FIG. 17 and FIG. 18), 11 in one round There can be more than one prize. For example, 9 wins are collected (all together) in the open state (0.1 second) of the first round (first time), and are also collected in the open state (0.1 second) of the next round (second time) ( There is a chance that 10 will win further, i.e. a total of 19 wins. In addition, if the number of winning matches the specific number of falling balls in step S4004 at the timing of opening (step S3909; Yes), it is immediately before the winning of 9 in one round (first round) opening. The specific number of falling balls in the closed state of the first round (first time) is nine, and in the opened state of the first round (second time), the flow in the closed state of the first round (first time) immediately before winning 10 is won. The specific number of spheres is 19 (19 which is the sum of the first 9 and the second 10).
ステップS4005に続いて、演出制御用CPU201は、ステップS4005において決定した流下球数演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS4006)。これにより、特別可変入賞球装置22が開放状態となる前において(特別可変入賞球装置22が閉鎖状態となっているときに)、例えば、演出表示装置11において、流下球数の特定数(図65に示すように刻々変化し得る特定数)に応じた流下球数演出(流下球数の特定数に応じた帯の表示)が実行される。
Subsequent to step S4005, the
図62に戻り、ステップS3905(流下球数演出処理)に続いて、演出制御用CPU201は、プロセスタイマがタイムアウトしていれば(ステップS3906;Yes)、プロセスデータの切替を行う(ステップS3907)。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスデータ(表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データ)に切り替える。そして、次のプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS3908)。
Returning to FIG. 62, following step S3905 (falling ball number effect processing), if the process timer has timed out (step S3906; Yes), the
大入賞口開放中フラグがセットされているときは(ステップS3902;Yes)、すなわち、開放タイミングとなっていれば、演出制御用CPU201は、大入賞口開放中フラグをリセットする(ステップS3909)。
When the big winning opening open flag is set (step S3902; Yes), that is, when the opening timing is reached, the
次いで、演出制御用CPU201は、不整合フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS3910)。不整合フラグがセットされていれば(ステップS3910;Yes)、演出制御用CPU201は、特殊演出を含むラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3911)。なお、不整合フラグがセットされていたということは、演出図柄の変動開始時に受信していた表示結果指定コマンドと大当り遊技開始時に受信した大当り開始指定コマンドとが不整合であったということである。
Next, the
一方、不整合フラグがセットされていなければ(ステップS3910;No)、演出制御用CPU201は、通常のラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS3912)。
On the other hand, if the inconsistency flag is not set (step S3910; No), the
ステップS3910またはステップS3912に続いて、演出制御用CPU201は、プロセスタイマをスタートさせ(ステップS3913)、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に更新する(ステップS3914)。
Subsequent to step S3910 or step S3912, the
図67は、演出制御プロセス処理における大当り終了演出処理(ステップS807)を示すフローチャートである。大当り終了演出処理において、演出制御用CPU201は、まず、大当り遊技の終了時に実行するエンディング演出の演出期間を計測するための演出期間計測タイマの値を1減算する(ステップS971)。なお、演出期間計測タイマは、ラウンド後処理(ステップS806参照)において、大当り遊技の全てのラウンドを終了したことにもとづいてセットされる。次いで、演出制御用CPU201は、演出期間計測タイマがタイムアウトしたか否かを確認する(ステップS972)。
FIG. 67 is a flowchart showing the jackpot end effect process (step S807) in the effect control process. In the jackpot end effect process, the
演出期間計測タイマがタイムアウトしていないときは(ステップS972のN)、演出制御用CPU201は、プロセスタイマの値を1減算し(ステップS973)、プロセスデータnの内容に従って演出装置(演出表示装置9、スピーカ27等)を制御する処理を実行する(ステップS974)。例えば、大当りが終了することを表示したり、所定のキャラクタを表示させたりする演出を実行する。
When the production period measurement timer has not timed out (N in step S972), the
そして、演出制御用CPU201は、プロセスタイマがタイムアウトしていないかどうかを確認し(ステップS975)、プロセスタイマがタイムアウトしていれば、プロセスデータの切替を行う(ステップS976)。そして、次のプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS977)。
Then, the
演出期間計測タイマがタイムアウトしていれば(ステップS972のY)、演出制御用CPU201は、所定のフラグをリセットする(ステップS978)。例えば、演出制御用CPU201は、第1図柄変動指定コマンド受信フラグや第2図柄変動指定コマンド受信フラグなどのコマンド受信フラグをリセットする。そして、演出制御用CPU201は、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に応じた値に更新する(ステップS979)。また、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に対応した値に更新する際に、大当り開始指定コマンド受信フラグ(ファンファーレフラグ)がセットされているときは、演出制御用CPU201は、大当り開始指定コマンド受信フラグをリセットする。
If the effect period measurement timer has timed out (Y in step S972), the
図68〜図71は、演出表示装置11における表示動作例を示す図である。具体的には、図68〜図71は、大当り遊技状態(または小当り遊技状態)において実行される閉鎖時間演出や流下球数演出の表示動作例を示している。図68〜図71は、図柄停止以降の一連の演出画面であって、図68(a)→図68(b)→図68(c)→図68(d)または図68(e)→図69(a)→図69(b)→…→図69(e)→図69(f)→図70(a)→図70(b)→…→図70(g)→図70(h)→図71(a)→図71(b)→…→図71(d)→図71(e)の順に演出画面の態様が遷移する。なお、図69(b)などに記載した「C‐Bl」は「青帯」を表示する流下球数演出であり、図70(b)などに記載した「C‐Gr」は「緑帯」を表示する流下球数演出であり、図70(c)などに記載した「C‐Re」は「赤帯」を表示する流下球数演出であり、図71(c)に記載した「C‐桜」は「桜柄帯」を表示する流下球数演出である(図66参照)。
68 to 71 are diagrams showing display operation examples in the
図68(a)は、第4大当りまたは第3小当りになった場面(確定演出図柄「1」「3」「5」)が表示された場面である。演出制御用CPU201が、演出図柄変動停止処理において演出図柄を停止表示することにより、図68(a)に示すように、確定演出図柄が表示画面に表示される(図56のステップS862参照)。
FIG. 68 (a) is a scene in which a scene (decided effect design “1”, “3”, “5”) that is the fourth big hit or the third small hit is displayed. When the
図68(b)は、説明画面が表示された場面である。演出図柄変動停止処理(図56参照)において、第4大当りまたは第3小当りであるときには、ファンファーレ前処理が実行される(ステップS870参照)。ファンファーレ前処理において、説明画面終了指定コマンド受信フラグがセットされる迄の間(説明画面終了指定コマンドを受信する迄の間)は、図68(b)に示すように、説明画面が表示される(図57のステップS1802参照)。つまり、遊技内容の説明を表示し続ける時間としてセットされた大当り開始前処理開始タイマがタイムアウトする迄の間に説明画面が表示される(図30のステップS136、図31のステップS1300、ステップS1302参照)。なお、特定口400を遊技媒体が通過したか否かが判断されるのは、説明画面終了指定コマンドフラグがセットされた後(即ち、説明画面が表示が終了した後)であり、説明画面が表示されている間は、遊技媒体の特定口400の通過は無効である。
FIG. 68B shows a scene where an explanation screen is displayed. In the effect symbol fluctuation stopping process (see FIG. 56), when the fourth big hit or the third small hit is made, the fanfare pre-processing is executed (see step S870). In the fanfare pre-processing, the explanation screen is displayed until the explanation screen end designation command reception flag is set (until the explanation screen end designation command is received) as shown in FIG. (See step S1802 in FIG. 57). In other words, the explanation screen is displayed until the jackpot start pre-processing start timer set as the time for continuing to display the description of the game content times out (see step S136 in FIG. 30, step S1300 in FIG. 31, and step S1302). ). Whether or not the game medium has passed through the
図68(c)は、右打ち指示が表示された場面である。ファンファーレ前処理(図57参照)において、説明画面終了指定コマンド受信フラグがセットされた後は(図57のステップS1801;Yes)、つまり、説明画面の表示を終了した後は、図68(c)に示すように、右打ち指示が表示される。 FIG. 68 (c) shows a scene in which a right-handed instruction is displayed. In the fanfare pre-processing (see FIG. 57), after the explanation screen end designation command reception flag is set (step S1801 in FIG. 57; Yes), that is, after the display of the explanation screen is finished, FIG. As shown, a right-handed instruction is displayed.
図68(d)は、当り報知演出として「2R確変」が報知された場面である。第4大当りになった場面には、右打ち指示の表示後に作動ゲート通過指定コマンド受信フラグがセットされることにより(図57のステップS1808;Yes)、図68(d)に示すように、当り報知演出において「2R確変」が報知される(図58のステップS1813参照)。 FIG. 68D is a scene in which “2R probability change” is notified as a hit notification effect. In the case of the fourth big hit, the operation gate passage designation command reception flag is set after the right-handed instruction is displayed (step S1808 in FIG. 57; Yes), as shown in FIG. 68 (d). In the notification effect, “2R probability change” is notified (see step S1813 in FIG. 58).
図68(e)は、当り報知演出として「小当り」が報知された場面である。第3小当りになった場面には、右打ち指示の表示後に作動ゲート通過指定コマンド受信フラグがセットされることにより(図57のステップS1808;Yes)、また右打ち指示の表示後に大当り開始指定コマンド受信フラグがセットされることにより(図57のステップS1810;Yes)、図68(e)に示すように、当り報知演出において「小当り」が報知される(図58のステップS1813参照)。 FIG. 68 (e) is a scene in which “small hit” is notified as a hit notification effect. In the case of the third small hit, the operation gate passage designation command reception flag is set after the right-handed instruction is displayed (step S1808 in FIG. 57; Yes), and the big-hit start designation is designated after the right-handed instruction is displayed. When the command reception flag is set (step S1810 in FIG. 57; Yes), as shown in FIG. 68E, “small hit” is notified in the hit notification effect (see step S1813 in FIG. 58).
なお、以下、第4大当りになったものとして説明するが、第3小当りになった場合についても同様である。 In the following description, it is assumed that the fourth big hit is hit, but the same applies to the case where the third big hit is hit.
図69(a)は、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態(閉鎖時間2秒)において、閉鎖時間演出A(図59参照)が実行されている場面(閉鎖時間演Aの実行が開始された場面)である。図34(C)に示すように、第4大当りの大当り遊技状態中の1ラウンド(1回目)の閉鎖時間は第2閉鎖時間(2秒間)である。遊技制御基板(主基板)40のCPU56は、1ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「02」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する(図31のステップS1311および図20(A)参照)。
FIG. 69 (a) shows a scene in which the closing time effect A (see FIG. 59) is being executed in the closed state (
一方、マイクロコンピュータ200(演出制御用CPU201)は、EXTデータに「02」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを読み出し、大入賞口閉鎖時間指定コマンドのEXTデータの値から閉鎖時間(2秒間)を確認する(図58のステップS1812参照)。そして、演出制御用CPU201は、閉鎖時間演出決定用の乱数を用いて当該閉鎖時間(2秒間)の閉鎖時間に対応する閉鎖時間演出(図59)を決定する(図58のステップS1812参照)。図69(a)の例では、閉鎖時間演出Aを決定している。そして、演出制御用CPU201は、閉鎖時演出Aに応じたプロセスデータを選択し、プロセスタイマをスタートさせる(図58のステップS1813、ステップS1814参照)。そして、演出制御用CPU201は、プロセスデータnの内容に従って演出表示装置11の制御を実行する(図60のステップS1904参照)。これにより、図69(a)に示すように、1ラウンド(1回目)の2秒間の閉鎖状態において、表示画面上にて、閉鎖時間演出Aが実行される。なお、閉鎖時間演出Aは、上乗せ演出を実行しないカウントダウン演出であるので、最初に表示される残時間は閉鎖時間(2秒間)に該当する時間(2秒)である。
On the other hand, the microcomputer 200 (production control CPU 201) reads a special winning opening closing time designation command in which “02” is set in the EXT data, and the closing time (2 seconds) from the value of the EXT data of the special winning opening closing time designation command. ) Is confirmed (see step S1812 in FIG. 58). Then, the
図69(b)は、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態(閉鎖時間2秒)において、閉鎖時間演出Aが引き続き実行されている場面(閉鎖時間演Aの実行が終了する直前の場面)である。また、図69(b)の場面では、閉鎖時間演出Aとともに流下球数演出も実行されている。つまり、演出制御用CPU201は、1ラウンド(1回目)の閉鎖時間において流下球数演出処理を実行するが(図60のステップS1905参照)、特定した流下球数(図64のステップS4004および図65参照)が「1(個)」から「3(個)」の範囲であるときには、図69(b)に示すように、流下球数演出として、表示画面の上部にて「青帯」を表示する(図66参照)。
FIG. 69B is a scene in which the closing time effect A is continuously executed in the closed state of the first round (first time) (
図69(c)は、1ラウンド(1回目)の開放状態(開放時間0.1秒間)における、表示例である。 FIG. 69 (c) shows a display example in the open state (open time 0.1 second) of one round (first time).
図69(d)は、1ラウンド(2回目)の閉鎖状態(閉鎖時間7秒)において、閉鎖時間演出E(図59参照)が実行されている場面(閉鎖時間演Eの実行が開始された場面)である。図34(C)に示すように、第4大当りの大当り遊技状態中の1ラウンド(2回目)の閉鎖時間は第3閉鎖時間(7秒間)である。遊技制御基板(主基板)40のCPU56は、1ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「03」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する(図40のステップS2460および図20(A)参照)。
FIG. 69 (d) shows a scene where the closing time effect E (see FIG. 59) is being executed in the closed state (
一方、マイクロコンピュータ200(演出制御用CPU201)は、EXTデータに「03」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを読み出し、大入賞口閉鎖時間指定コマンドのEXTデータの値から閉鎖時間(7秒間)を確認する(図61のステップS2908参照)。そして、演出制御用CPU201は、閉鎖時間演出決定用の乱数を用いて当該閉鎖時間(7秒間)の閉鎖時間に対応する閉鎖時間演出(図59)を決定する(図61のステップS2908参照)。図69(d)の例では、閉鎖時間演出Eを決定している。そして、演出制御用CPU201は、閉鎖時演出Eに応じたプロセスデータを選択し、プロセスタイマをスタートさせる(図61のステップS2909、ステップS2910参照)。そして、演出制御用CPU201は、プロセスデータnの内容に従って演出表示装置11の制御を実行する(図62のステップS3904参照)。これにより、図69(d)に示すように、1ラウンド(2回目)の7秒間の閉鎖状態において、表示画面上にて、閉鎖時間演出Eが実行される。なお、閉鎖時間演出Eは、上乗せ演出を実行するカウントダウン演出であるので、最初に表示される残時間は閉鎖時間(7秒間)に該当する時間(7秒)とは異なる時間(図69(d)では3秒)である。
On the other hand, the microcomputer 200 (production control CPU 201) reads a special winning opening closing time designation command in which “03” is set in the EXT data, and the closing time (7 seconds) from the value of the EXT data of the special winning opening closing time designation command. ) Is confirmed (see step S2908 in FIG. 61). Then, the
また、図69(d)の場面では、閉鎖時間演出Eとともに流下球数演出も実行されている。つまり、演出制御用CPU201は、1ラウンド(2回目)の閉鎖時間において流下球数演出処理を実行するが(図62のステップS3905)、今回(図69(d)の場面に)特定した流下球数(図64のステップS4004および図65参照)と、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後(図69(b)の場面)に特定した流下球数との合計が、「1(個)」から「3(個)」の範囲であるときには、図69(d)に示すように、「青帯」を表示する(図66参照)。
In addition, in the scene of FIG. 69 (d), the falling ball number effect is also executed together with the closing time effect E. That is, the
図69(e)、図69(f)、図70(a)、図70(b)は、1ラウンド(2回目)の閉鎖状態(閉鎖時間7秒)において、閉鎖時間演出Eが引き続き実行されている場面である。
69 (e), 69 (f), 70 (a), and 70 (b), the closing time effect E is continuously executed in the closed state (
図69(e)に示すように、閉鎖時間演Eの実行開始から2秒経過(残時間3秒→残時間1秒)したときに上乗せ演出(プラス1秒)が実行され、図69(f)の如く、残時間が2秒になっている。また、図69(f)の場面においても上乗せ演出(プラス1秒)が実行され、図70(a)の如く、残時間が3秒になっている。また、図70(a)の場面においても上乗せ演出(プラス2秒)が実行され、図70(b)の如く、残時間が残時間が5秒になっている。
As shown in FIG. 69 (e), when 2 seconds have elapsed from the start of execution of the closing time performance E (remaining
また、図69(e)、図69(f)、図70(a)、図70(b)の各場面では、閉鎖時間演出Eとともに流下球数演出も実行されている。図69(e)の場面では、「青帯」を表示しているが、今回(図69(e)の場面に)特定した流下球数(図64のステップS4004および図65参照)と、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後(図69(b)の場面)に特定した流下球数との合計が、「1(個)」から「3(個)」の範囲であるときには、図69(e)に示すように、「青帯」を表示する(図66参照)。図69(f)の場面、図70(a)の場面も同様である。また、図70(b)の場面では、「緑帯」を表示しているが、今回(図70(b)の場面に)特定した流下球数(図64のステップS4004および図65参照)と、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後(図69(b)の場面)に特定した流下球数との合計が、「4(個)」から「6(個)」の範囲であるときには、図70(b)に示すように、「緑帯」を表示する(図66参照)。 69E, 69F, 70A, and 70B, the falling ball number effect is executed together with the closing time effect E. In the scene of FIG. 69 (e), “blue belt” is displayed, but the number of falling balls specified this time (in the scene of FIG. 69 (e)) (see step S4004 and FIG. 65 in FIG. 64), 1 When the sum of the number of falling balls specified at the end of the round (first) closed state (scene in FIG. 69 (b)) is in the range of “1 (piece)” to “3 (piece)”, As shown in 69 (e), a “blue belt” is displayed (see FIG. 66). The scene in FIG. 69 (f) and the scene in FIG. 70 (a) are the same. Further, in the scene of FIG. 70 (b), “green belt” is displayed, but the number of falling balls specified this time (in the scene of FIG. 70 (b)) (see step S4004 and FIG. 65 of FIG. 64) and When the sum of the number of falling balls specified at the end of the closed state of the first round (first time) (scene in FIG. 69 (b)) is in the range of “4 (pieces)” to “6 (pieces)” As shown in FIG. 70B, a “green band” is displayed (see FIG. 66).
図70(c)は、1ラウンド(2回目)の閉鎖状態(閉鎖時間7秒)において、閉鎖時間演出Eが引き続き実行されている場面(閉鎖時間演Eの実行が終了する直前の場面)である。図70(c)の場面では、「赤帯」を表示しているが、今回(図70(c)の場面に)特定した流下球数(図64のステップS4004および図65参照)と、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後(図69(b)の場面)に特定した流下球数との合計が、「7(個)」から「8(個)」の範囲であるときには、図70(c)に示すように、「赤帯」を表示する(図66参照)。
FIG. 70 (c) shows a scene in which the closing time effect E is continuously executed in the closed state (
図70(d)は、1ラウンド(2回目)の開放状態(開放時間0.1秒間)における、表示例である。 FIG. 70 (d) is a display example in the open state (open time 0.1 second) of one round (second time).
図70(e)は、2ラウンド(1回目)の閉鎖状態(閉鎖時間2秒)において、閉鎖時間演出B(図59参照)が実行されている場面(閉鎖時間演Bの実行が開始された場面)である。図34(C)に示すように、第4大当りの大当り遊技状態中の2ラウンド(1回目)の閉鎖時間は第2閉鎖時間(2秒間)である。遊技制御基板(主基板)40のCPU56は、2ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「12」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する(図40のステップS2460および図20(A)参照)。
FIG. 70 (e) shows a scene in which the closing time effect B (see FIG. 59) is being executed in the closed state (
一方、マイクロコンピュータ200(演出制御用CPU201)は、EXTデータに「12」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを読み出し、大入賞口閉鎖時間指定コマンドのEXTデータの値から閉鎖時間(2秒間)を確認する(図61のステップS2908参照)。そして、演出制御用CPU201は、閉鎖時間演出決定用の乱数を用いて当該閉鎖時間(2秒間)の閉鎖時間に対応する閉鎖時間演出(図59)を決定する(図61のステップS2908参照)。図70(e)の例では、閉鎖時間演出Bを決定している。そして、演出制御用CPU201は、閉鎖時演出Bに応じたプロセスデータを選択し、プロセスタイマをスタートさせる(図61のステップS2909、ステップS2910参照)。そして、演出制御用CPU201は、プロセスデータnの内容に従って演出表示装置11の制御を実行する(図62のステップS3904参照)。これにより、図64(e)に示すように、2ラウンド(1回目)の2秒間の閉鎖状態において、表示画面上にて、閉鎖時間演出Bが実行される。
On the other hand, the microcomputer 200 (the
図70(f)、図70(g)は、2ラウンド(1回目)の閉鎖状態(閉鎖時間2秒)において、閉鎖時間演出Bが引き続き実行されている場面である。図70(e)→図70(f)→図70(g)に示すように、2ラウンド(1回目)の閉鎖状態の経過に応じてキャラクタ(少女)のオーラが増加している。
FIGS. 70 (f) and 70 (g) are scenes in which the closing time effect B is continuously executed in the closed state (
また、図70(f)、図70(g)の各場面では、閉鎖時間演出Bとともに流下球数演出も実行されている。図70(f)の場面では、「青帯」を表示しているが、今回(図70(f)の場面に)特定した流下球数(図64のステップS4004および図65参照)が、「1(個)」から「3(個)」の範囲であるときには、図70(f)に示すように、「青帯」を表示する(図66参照)。図70(g)の場面では、「緑帯」を表示しているが、今回(図70(g)の場面に)特定した流下球数(図64のステップS4004および図65参照)が、「4(個)」から「6(個)」の範囲であるときには、図70(g)に示すように、「緑帯」を表示する(図66参照)。 Further, in each scene of FIG. 70 (f) and FIG. 70 (g), the falling ball number effect is executed together with the closing time effect B. In the scene of FIG. 70 (f), “blue belt” is displayed, but the number of falling spheres specified this time (in the scene of FIG. 70 (f)) (see step S4004 and FIG. 65 in FIG. 64) is “ When it is in the range of “1 (piece)” to “3 (piece)”, as shown in FIG. 70F, “blue belt” is displayed (see FIG. 66). In the scene of FIG. 70 (g), “green belt” is displayed, but the number of falling spheres specified this time (in the scene of FIG. 70 (g)) (see step S4004 and FIG. 65 in FIG. 64) is “ When it is in the range of “4 (pieces)” to “6 (pieces)”, as shown in FIG. 70G, “green belt” is displayed (see FIG. 66).
図70(h)は、2ラウンド(1回目)の開放状態(開放時間0.1秒間)における、表示例である。 FIG. 70 (h) is a display example in the open state (open time 0.1 second) of two rounds (first time).
図71(a)は、2ラウンド(2回目)の閉鎖状態(閉鎖時間7秒)において、閉鎖時間演出C(図59参照)が実行されている場面(閉鎖時間演Cの実行が開始された場面)である。図34(C)に示すように、第4大当りの大当り遊技状態中の1ラウンド(2回目)の閉鎖時間は第3閉鎖時間(7秒間)である。遊技制御基板(主基板)40のCPU56は、2ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「13」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信する(図40のステップS2460および図20(A)参照)。
FIG. 71 (a) shows that the closing time performance C (see FIG. 59) is being executed in the closed state (
一方、マイクロコンピュータ200(演出制御用CPU201)は、EXTデータに「13」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを読み出し、大入賞口閉鎖時間指定コマンドのEXTデータの値から閉鎖時間(7秒間)を確認する(図61のステップS2908参照)。そして、演出制御用CPU201は、閉鎖時間演出決定用の乱数を用いて当該閉鎖時間(7秒間)の閉鎖時間に対応する閉鎖時間演出(図59)を決定する(図61のステップS2908参照)。図71(a)の例では、閉鎖時間演出Cを決定している。そして、演出制御用CPU201は、閉鎖時演出Cに応じたプロセスデータを選択し、プロセスタイマをスタートさせる(図61のステップS2909、ステップS2910参照)。そして、演出制御用CPU201は、プロセスデータnの内容に従って演出表示装置11の制御を実行する(図62のステップS3904参照)。これにより、図71(a)に示すように、2ラウンド(2回目)の7秒間の閉鎖状態において、表示画面上にて、閉鎖時間演出Cが実行される。
On the other hand, the microcomputer 200 (production control CPU 201) reads out the special winning opening closing time designation command in which “13” is set in the EXT data, and the closing time (7 seconds) from the value of the EXT data of the special winning opening closing time designation command. ) Is confirmed (see step S2908 in FIG. 61). Then, the
また、図71(a)の場面では、閉鎖時間演出Bとともに流下球数演出も実行されている。つまり、演出制御用CPU201は、2ラウンド(2回目)の閉鎖時間において流下球数演出処理を実行するが(図62のステップS3905)、今回(図71(a)の場面に)特定した流下球数(図64のステップS4004および図65参照)と、2ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後(図70(g)の場面)に特定した流下球数との合計が、「4(個)」から「6(個)」の範囲であるときには、図71(a)に示すように、「緑帯」を表示する(図66参照)。
In addition, in the scene of FIG. 71 (a), a falling ball number effect is also executed together with the closing time effect B. That is, the
図71(b)、図71(c)は、2ラウンド(2回目)の閉鎖状態(閉鎖時間7秒)において、閉鎖時間演出Cが引き続き実行されている場面である。図71(a)→図71(b)→図71(c)に示すように、2ラウンド(2回目)の閉鎖状態の経過に応じてムシ(ゴキブリ)の数が増加している。
71 (b) and 71 (c) are scenes in which the closing time effect C is continuously executed in the closed state (
また、図71(b)、図71(c)の各場面では、閉鎖時間演出Cとともに流下球数演出も実行されている。図71(b)の場面では、「赤帯」を表示しているが、今回(図71(b)の場面に)特定した流下球数と、2ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後(図70(g)の場面)に特定した流下球数との合計が、「7(個)」から「8(個)」の範囲であるときには、図71(b)に示すように、「赤帯」を表示する(図66参照)。図71(c)の場面では、「桜柄帯」を表示しているが、今回(図71(c)の場面に)特定した流下球数と、2ラウンド(1回目)の閉鎖状態の最後に特定した流下球数との合計が、「13(個)」以上であるときには、図71(c)に示すように、「桜柄帯」を表示する(図66参照)。 Moreover, in each scene of FIG.71 (b) and FIG.71 (c), the falling ball number effect is also performed with the closing time effect C. FIG. In the scene of FIG. 71 (b), “red belt” is displayed, but the number of falling balls specified this time (in the scene of FIG. 71 (b)) and the last of the closed state of the second round (first time) ( When the total number of falling balls specified in the scene in FIG. 70 (g) is in the range of “7 (pieces)” to “8 (pieces)”, as shown in FIG. “Band” is displayed (see FIG. 66). In the scene of FIG. 71 (c), “sakura pattern belt” is displayed, but the number of falling balls specified this time (in the scene of FIG. 71 (c)) and the end of the closed state of two rounds (first time) When the sum of the number of falling balls specified in the above is “13 (pieces)” or more, as shown in FIG. 71 (c), “sakura pattern belt” is displayed (see FIG. 66).
図71(d)は、2ラウンド(2回目)の開放状態(開放時間0.1秒間)における、表示例である。図71(e)は、エンディング演出として「スペシャルモード突入!!」を表示している場面である。 FIG. 71 (d) shows a display example in the open state (open time 0.1 second) of two rounds (second time). FIG. 71 (e) is a scene displaying “special mode entry!” As an ending effect.
なお、図68〜図71は、第4大当り(第3小当り)となった場合の大当り遊技状態中(小当り遊技状態中)の閉鎖時間演出や流下球数演出を示しているが、第2大当り(第1小当り)、第3大当り(第2小当り)、第5大当り(第4小当り)となった場合の大当り遊技状態中(小当り遊技状態中)の閉鎖時間演出や流下球数演出についても同様である。 68 to 71 show the closing time effect and the falling ball number effect during the big hit gaming state (during the small hit gaming state) in the case of the fourth big hit (third small hit), Closing time effect and flow down during big hit game state (during small hit game state) when 2 big hits (1st small hit), 3rd big hit (2nd small hit), 5th big hit (4th small hit) The same applies to the ball number effect.
図68〜図71では、閉鎖時間演出A、閉鎖時間演出B、閉鎖時間演出C、閉鎖時間演出Eが選択される例を説明したが、閉鎖時間演出Dが選択される場合についても同様である(非図示)。また、図59に示した閉鎖時間演出(閉鎖時間演出A〜閉鎖時間演出E)以外の閉鎖時間演出を用意してもよい旨を説明したが、例えば、一例として、図72に示すように、閉鎖時間演出として爆弾演出を実行してもよい。 In FIGS. 68 to 71, the example in which the closing time effect A, the closing time effect B, the closing time effect C, and the closing time effect E are selected has been described, but the same applies to the case where the closing time effect D is selected. (Not shown). In addition, it has been described that a closing time effect other than the closing time effect (closing time effect A to closing time effect E) shown in FIG. 59 may be prepared. For example, as shown in FIG. A bomb effect may be executed as a closing time effect.
図72は、演出表示装置11における他の表示動作例を示す図である。図72(A)は、演出制御用CPU201は、閉鎖状態が第2閉鎖時間(2秒間)である場合(すなわち、1ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定するEXTデータに「02」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンド、または、2ラウンド目である旨と第2閉鎖時間(2秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「12」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを受信した場合)において、爆弾演出を選択したときの表示動作例である。図72(A)の(a)→図72(A)の(b)→図72(A)の(c)に示すように、開放状態となるまでの残時間に応じて導火線が短くなっている(開放状態が近づくに連れて爆発が迫ってくる)。なお、図72(A)において、流下球数演出の表示は省略している。
FIG. 72 is a diagram showing another display operation example in the
図72(B)は、演出制御用CPU201は、閉鎖状態が第3閉鎖時間(7秒間)である場合(すなわち、1ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定するEXTデータに「03」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンド、または、2ラウンド目である旨と第3閉鎖時間(7秒間)を閉鎖時間とする旨を指定する、EXTデータに「13」を設定した大入賞口閉鎖時間指定コマンドを受信した場合)において、爆弾演出を選択したときの表示動作例である。図72(B)の(a)→図72(B)の(b)→図72(B)の(c)→図72(B)の(d)に示すように、開放状態となるまでの残時間に応じて導火線が短くなっている(開放状態が近づくに連れて爆発が迫ってくる)。なお、図72(B)において、流下球数演出の表示は省略している。なお、爆弾演出において導火線は徐々に短くなるので、第3閉鎖時間(7秒間)で実行する爆弾演出の方が、第2閉鎖時間(2秒間)で実行する爆弾演出よりも当初の導火線が長い。第3閉鎖時間(7秒間)で実行する爆弾演出の方が、第2閉鎖時間(2秒間)で実行する爆弾演出よりも導火線が短くなる速度が遅くてもよい。
FIG. 72 (B) shows that the
以上、この実施の形態によるパチンコ遊技機1について説明したが、パチンコ遊技機1では閉鎖時間演出や流下球数演出が実行されるので興趣を高めることができる。この実施の形態において、夫々のラウンドにおいて(すなわちラウンド単位に)流下球数演出を実行する例を示したが、夫々の開放において(すなわち閉鎖/開放を単位に)流下球数演出を実行してもよい。つまり、流下球数演出によれば、特別可変入賞球装置22が開く直前(開放状態となる直前)に特定された流下球数に応じた数として、1回の開放での入賞数を直観的に把握できる。そして、演出色が弱い色(例えば「青帯」など)から強い色(例えば、「赤帯」など)になるまでは(流下球数の特定数が増えるまでは)、未だ開かないでほしいというように、若しくは、演出色が強い色であるうちに(流下球数の特定数が多いときに)、早く開いてほしいと思わせることができ、遊技の興趣を高めることができる。また、閉鎖時間演出によれば、特別可変入賞球装置22が開くタイミングや開きそうなタイミングがわかるので、遊技者は、開くタイミングに応じて遊技を楽しむことができる。
Although the
以上、この実施の形態によるパチンコ遊技機1について説明したが、パチンコ遊技機1の装置構成、データ構成、フローチャートで示した処理、演出表示装置11の表示領域における演出画像の表示動作を含めた各種の演出動作などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、任意に変更及び修正が可能である。
As described above, the
例えば、上記説明では、1ラウンド(2回目)には、夫々のタイミングにおいて特定した流下球数と、1ラウンド(1回目)の最後に特定した流下球数とを合計し、合計した流下球数にもとづいて流下球数演出を決定しているが、1ラウンド(2回目)において、夫々のタイミングにおいて特定した流下球数にもとづいて流下球数演出を決定してもよい。2ラウンド(2回目)についても同様である。なお、1ラウンド(2回目)において1ラウンド(1回目)を足さない場合や、2ラウンド(2回目)において2ラウンド(1回目)を足さない場合には、通常、特定される流下球数が11個以上となることはないので、桜柄帯に対応する個数は10個としてもよい。なお、この実施の形態のように、各ラウンド(1ラウンド、2ラウンド)の2回目において1回目の最後に特定した流下球数(すなわち、入賞数と数えられる球数)を考慮して流下球数演出を実行することによって、各ラウンドの入賞数を直感的に把握することができる。例えば、1回目の開放時に9個獲得(1回目の開放状態直前の流下球数演出は9個に対応する金帯)し、2回目で更に10個獲得(2回目の開放状態直前の流下球数演出は19個に対応する桜柄帯)させることもできる。 For example, in the above description, the number of falling balls specified at each timing and the number of falling balls specified at the end of one round (first time) are totaled in one round (second time), and the total number of falling balls is obtained. Although the falling ball number effect is determined based on the above, the falling ball number effect may be determined in one round (second time) based on the falling ball number specified at each timing. The same applies to the second round (second round). In the case of not adding 1 round (1st time) in 1 round (2nd time) or not adding 2 rounds (1st time) in 2 rounds (2nd time), the falling ball usually specified Since the number is never 11 or more, the number corresponding to the cherry blossom band may be 10. Note that, as in this embodiment, in the second round of each round (1 round, 2 rounds), the number of falling balls specified at the end of the first round (that is, the number of balls counted as the number of winning prizes) is taken into consideration. By executing the number effect, it is possible to intuitively grasp the number of winnings in each round. For example, at the time of the first opening, 9 are obtained (the flowing ball number effect immediately before the first opening state is a gold band corresponding to 9), and another 10 are obtained (the falling ball immediately before the second opening state) The number production can also be made into a cherry blossom band corresponding to 19 pieces).
また、上記説明では、特定した流下球数に応じて、図66に示した流下球数演出を実行するが、流下球数演出の演出態様は上記に限定されない。例えば、帯以外を演出表示装置11に表示してもよい。一例として、特定した流下球数に応じて表示画面の左側にメダルを表示してもよい。例えば、特定した流下球数が1個〜3個であるときには、銅色のメダルを1個表示し、特定した流下球数が4個〜6個であるときには、銅色のメダルを2個表示し、特定した流下球数が7個〜8個であるときには、銀色のメダルを1個表示し、特定した流下球数が9個であるときには、銀色のメダルを2個表示し、特定した流下球数が10個〜12個であるときには、金色のメダルを1個表示し、特定した流下球数が13個以上であるときには、他より大きな金色のメダルを1個表示してもよい。
In the above description, the falling ball number effect shown in FIG. 66 is executed according to the specified falling ball number, but the effect of the falling ball number effect is not limited to the above. For example, you may display on the
また、他の例として、演出表示装置11以外を用いて流下球数演出を実行してもよい。例えば、特別可変入賞球装置22の一部(例えば、被覆部117など)や、特別可変入賞球装置22の近傍に発光体(例えば、LEDなど)を配置し、当該発光体によって流下球数演出を実行してもよい。例えば、特定した流下球数が1個〜3個であるときには、発光部が青色に発光(点滅まはた点灯。以下同様)し、特定した流下球数が4個〜6個であるときには、発光部が緑色に発光し、特定した流下球数が7個〜8個であるときには、発光部が赤色に発光し、特定した流下球数が9個であるときには、発光部が金色に発光し、特定した流下球数が10個〜12個であるときには、発光部が紫色に発光し、特定した流下球数が13個以上であるときには、発光部が様々な色に発光(時間とともに発光色が変化するように発光)してもよい。また、特定した流下球数に応じて発光パターン(例えば、点滅の速度、態様など)を異ならせてもよい。
As another example, the falling ball number effect may be executed using a device other than the
また、上記説明では、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出と、1ラウンド(2回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出と、2ラウンド(1回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出と、2ラウンド(2回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出とを夫々、独立して(単独に)、決定(抽選)しているが、閉鎖時間演出の決定態様は上記に限定されない。例えば、1ラウンド(1回目、2回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出を纏めて決定し、2ラウンド(1回目、2回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出を纏めて決定してもよい。すなわち、各ラウンドの1回目と2回目の閉鎖時間演出の組み合わせたテーブルを1つ用意し、各組み合わせに閉鎖時間演出決定用の乱数の数値と比較される判定値を割り当てるようにしてもよい。なお、上記説明では、閉鎖時間演出決定用の乱数は100個の数値を取り得るとしているが、必要に応じて適宜増やせばよい。また例えば、1ラウンド(1回目、2回目)および2ラウンド(1回目、2回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出を纏めて決定してもよい。 In the above description, the closing time effect executed in the closed state of the first round (first time), the closing time effect executed in the closed state of the first round (second time), and the closed state of the second round (first time). The closing time effect to be executed and the closing time effect to be executed in the closed state of the second round (the second time) are determined independently (independently) (lottery). It is not limited to the above. For example, the closing time effects to be executed in the closed state of the first round (first time, second time) are collectively determined, and the closing time effects to be executed in the closed state of the second round (first time, second time) are collectively determined. Also good. That is, one table in which the first and second closing time effects of each round are combined may be prepared, and a determination value to be compared with a random number for determining the closing time effect may be assigned to each combination. In the above description, the random number for determining the closing time effect is assumed to be 100, but it may be increased as necessary. Further, for example, closing time effects to be executed in the closed state of the first round (first time, second time) and the second round (first time, second time) may be determined collectively.
また、上記説明では、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出と、1ラウンド(2回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出と、2ラウンド(1回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出と、2ラウンド(2回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出とが、夫々、別々の演出となり得るが、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出と、1ラウンド(2回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出とが同一になるようにしてもよい。例えば、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態において閉鎖時間演出Aを実行するときには、1ラウンド(2回目)の閉鎖状態においても閉鎖時間演出Aを実行するようにしてもよい。あるいは、1ラウンド(1回目、2回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出と、2ラウンド(1回目、2回目)の閉鎖状態において実行する閉鎖時間演出とが同一になるようにしてもよい。例えば、1ラウンド(1回目)の閉鎖状態において閉鎖時間演出Aを実行するときには、1ラウンド(2回目)、2ラウンド(1回目)、2ラウンド(2回目)の閉鎖状態においても閉鎖時間演出Aを実行するようにしてもよい。これによれば、同じ閉鎖時間演出が複数回連続して実行されるため、閉鎖時間演出への理解度を高めることができる。なお、同一の演出を実行する場合であっても、閉鎖時間が異なれば、演出時間は当然異なる。 In the above description, the closing time effect executed in the closed state of the first round (first time), the closing time effect executed in the closed state of the first round (second time), and the closed state of the second round (first time). The closing time effect to be executed and the closing time effect to be executed in the closed state of the second round (second time) can be different effects, respectively, but the closing time effect to be executed in the closed state of the first round (first time) and The closing time effect performed in the closed state of the first round (second time) may be the same. For example, when the closing time effect A is executed in the closed state of the first round (first time), the closing time effect A may be executed even in the closed state of the first round (second time). Alternatively, the closing time effect executed in the closed state of the first round (first time, second time) and the closing time effect executed in the closed state of the second round (first time, second time) may be the same. . For example, when the closing time effect A is executed in the closed state of the first round (first time), the closing time effect A is also performed in the closed state of the first round (second time), the second round (first time), and the second round (second time). May be executed. According to this, since the same closing time effect is continuously executed a plurality of times, it is possible to increase the degree of understanding of the closing time effect. Even if the same effect is executed, the effect time naturally differs if the closing time is different.
また、上記説明では、第2大当り〜第5大当りの大当り遊技状態や第1小当り〜第4小当りの小当り遊技状態において、いずれかの閉鎖時間演出を実行するが、第2大当り〜第5大当りの大当り遊技状態や第1小当り〜第4小当りの小当り遊技状態において、いずれの閉鎖時間演出も実行しない場合があってもよい。すなわち、閉鎖時間演出決定テーブルにおいて、閉鎖時間演出決定用の乱数の数値と比較される判定値を「閉鎖時間演出の実行無」に割り当てるようにしてもよい。 In the above description, any closing time effect is executed in the big hit game state from the second big hit to the fifth big hit or the small hit game state from the first small hit to the fourth small hit, but the second big hit to the second big hit In the big hit game state of 5 big hits and the small hit game state of 1st small hit to 4th small hit, there may be a case where no closing time effect is executed. That is, in the closing time effect determination table, a determination value to be compared with a random number for determining the closing time effect may be assigned to “no execution of closing time effect”.
また、上記説明では、第1大当りの大当り遊技状態においては、閉鎖時間演出を実行しないが、第1大当りの大当り遊技状態においても閉鎖時間演出を実行してもよい。すなわち、閉鎖時間演出決定テーブルにおいて、第1大当りに対応する第1閉鎖時間(3秒間)に対し、閉鎖時間演出決定用の乱数の数値と比較される判定値を閉鎖時間演出A〜閉鎖時間演出Eに割り当てるようにしてもよい。 In the above description, the closing time effect is not executed in the first jackpot game state, but the closing time effect may be executed in the first jackpot game state. That is, in the closing time effect determination table, for the first closing time (3 seconds) corresponding to the first big hit, the determination value compared with the random number for determining the closing time effect is set as the closing time effect A to the closing time effect. You may make it allocate to E.
また、上記説明では、第2〜第5大当りと第1〜第4小当りの開放態様が同等となるようにしたが、異なる開放態様としてもよい。例えば、小当りは1回開放のみとしてもよい。 Moreover, in the said description, although the opening aspect of 2nd-5th big hit and 1st-4th small hit was equivalent, it is good also as a different opening aspect. For example, the small hit may be opened only once.
また、図16、図17、図18に示した開閉パターン(開閉パターンA、開閉パターンB1〜開閉パターンB4)は一例である。例えば、図16、図17、図18に示した開閉パターンは、各ラウンドの開始が閉鎖状態であるが、各ラウンドの開始が開放状態であってもよい。例えば、図17(A)に示した開放パターンB1は、7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態であるが、これに代えて、0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態としてもよい。また例えば、図17(B)に示した開放パターンB1は、7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→2秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→2秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態であるが、これに代えて、0.1秒間の開放状態→2秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→2秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態としてもよい。 The open / close patterns (open / close pattern A, open / close pattern B1 to open / close pattern B4) shown in FIGS. 16, 17, and 18 are examples. For example, in the open / close patterns shown in FIGS. 16, 17, and 18, the start of each round is in a closed state, but the start of each round may be in an open state. For example, in the opening pattern B1 shown in FIG. 17A, the closed state for 7 seconds → the opened state for 0.1 seconds → the closed state for 7 seconds → the opened state for 0.1 seconds → the closed state for 7 seconds → 0 .1 second open state → 7 second closed state → 0.1 second open state, but instead, 0.1 second open state → 7 second closed state → 0.1 second open state → 7 seconds closed state → 0.1 seconds open state → 7 seconds closed state → 0.1 seconds open state → 7 seconds closed state. Further, for example, the open pattern B1 shown in FIG. 17B is a closed state for 7 seconds → an open state for 0.1 seconds → a closed state for 2 seconds → an open state for 0.1 seconds → a closed state for 7 seconds → 0.1 second open state → 2 second closed state → 0.1 second open state, but instead, 0.1 second open state → 2 second closed state → 0.1 second open state State → Closed state for 7 seconds → Open state for 0.1 second → Closed state for 2 seconds → Open state for 0.1 second → Closed state for 7 seconds.
また、閉鎖時間、開放時間は一例である。例えば、図17(A)に示した開放パターンB2を、8秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→3秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→7秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態→2秒間の閉鎖状態→0.1秒間の開放状態というように、4種類の閉鎖時間を設定してもよい。なお、閉鎖時間は、流下時間Ta(例えば、上記例では6秒)を目途に設定するとよい。すなわち、出玉を多く獲得することができる閉鎖時間として6秒以上の閉鎖時間(例えば、7秒、8秒など)を設定し、出玉を多く獲得することが困難な閉鎖時間として6秒未満の閉鎖時間(例えば、2秒、3秒など)を設定するとよい。 Moreover, the closing time and the opening time are examples. For example, the opening pattern B2 shown in FIG. 17A is changed to the closed state for 8 seconds → the opened state for 0.1 seconds → the closed state for 3 seconds → the opened state for 0.1 seconds → the closed state for 7 seconds → 0. Four types of closing times may be set such that the opening state is 1 second, the closing state is 2 seconds, and the opening state is 0.1 seconds. The closing time may be set with a flow time Ta (for example, 6 seconds in the above example) as a target. In other words, a closing time of 6 seconds or more (for example, 7 seconds, 8 seconds, etc.) is set as a closing time that can acquire a lot of balls, and a closing time that is difficult to acquire a lot of balls is less than 6 seconds. The closing time (for example, 2 seconds, 3 seconds, etc.) may be set.
また、この実施の形態では、1ラウンドに2回閉鎖状態となる場合(第2〜第5大当り等)には、1ラウンド(1回目)の閉鎖時間に対応する大入賞口閉鎖時間指定コマンド、1ラウンド(2回目)の閉鎖時間に対応する大入賞口閉鎖時間指定コマンド、2ラウンド(1回目)の閉鎖時間に対応する大入賞口閉鎖時間指定コマンド、2ラウンド(2回目)の閉鎖時間に対応する大入賞口閉鎖時間指定コマンドというように、夫々の閉鎖時間毎に大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信しているが(送信回数は全部で4回)、大入賞口閉鎖時間指定コマンドの送信態様はこれに限定されない。例えば、1ラウンド(1回目)の閉鎖時間の情報と1ラウンド(2回目)の閉鎖時間の情報とを含む大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信し、2ラウンド(1回目)の閉鎖時間の情報と2ラウンド(2回目)の閉鎖時間の情報とを含む大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信してもよい(送信回数は全部で2回)。また例えば、1ラウンド(1回目、2回目)の閉鎖時間の情報と2ラウンド(1回目、2回目)の閉鎖時間の情報とを含む大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信してもよい(送信回数は全部で1回)。また、同様に、第1大当りにおいて、全部のラウンド(1ラウンド〜15ラウンド)の閉鎖時間の情報をを含む大入賞口閉鎖時間指定コマンドを送信してもよい(送信回数は全部で1回)。また、大入賞口開放時間指定コマンドについても同様である。 Further, in this embodiment, when the closed state is closed twice in one round (second to fifth big hits, etc.), the big prize opening closing time designation command corresponding to the closing time of the first round (first time), Grand prize opening closing time designation command corresponding to the closing time of the first round (second time) Grand prize opening closing time designation command corresponding to the closing time of the second round (first time), and closing time of the second round (second time) Like the corresponding prize opening closing time designation command, the prize winning opening closing time designation command is transmitted for each closing time (the number of transmissions is 4 times in total). The transmission mode is not limited to this. For example, a special winning opening closing time designation command including information on the closing time of the first round (first time) and information on the closing time of the first round (second time) is transmitted, and information on the closing time of the second round (first time) is transmitted. And a winning prize closing time designation command including information on the closing time of the second round (second time) may be transmitted (the number of times of transmission is two times in total). Also, for example, a special winning opening closing time designation command including information on the closing time of the first round (first time, second time) and information on the closing time of the second round (first time, second time) may be transmitted (transmission). The number of times is 1 in total). Similarly, in the first big hit, a special winning opening closing time designation command including information on closing times of all rounds (1 round to 15 rounds) may be transmitted (the number of times of transmission is one in total). . The same applies to the special winning opening opening time designation command.
なお、この実施の形態では、例えば第2大当りによる大当り遊技状態のときのように1ラウンドに2回開放するときの開放は短開放であるが(図17に示したように開放時間は0.1秒と短いが)、1ラウンド(2回目)については長開放(例えば、第1大当りと同様の29.5秒)としてもよい。これにより、1ラウンド(2回目)の開放のときに入賞した遊技球(大入賞口24に向かった遊技球)が、2ラウンド(1回目)の開放のときに入賞した遊技球としてカウントされ難くなるようにしてもよい。また、上述の如く、各ラウンドが開放状態から始まる態様とし、かつ、2ラウンド(1回目)の開放前の1ラウンド(2回目)の閉鎖時間を長くすることによって、1ラウンド(2回目)の開放のときに入賞した遊技球が、1ラウンド(2回目)の閉鎖時間において全て検出されるようにし、2ラウンド(1回目)の開放のときに入賞した遊技球としてカウントされないようにしてもよい。なお、開放状態であるときに加え、閉鎖状態であるときにも入賞を検出(入賞個数をカウント)するようにしてもよい。つまり、1ラウンド(2回目)の開放のときに入賞した遊技球が、当該1ラウンド目(1ラウンド(2回目))においてカウントされるようにしてもよい。また、この実施の形態と同様、各ラウンドが閉鎖状態から始まる態様において、2ラウンド(1回目)の開放前の2ラウンド(1回目)の閉鎖時間を長してもよい。 In this embodiment, for example, the opening when opening twice in one round as in the big hit gaming state by the second big hit is a short opening (the opening time is 0. 0 as shown in FIG. 17). Although it is as short as 1 second, it is good also as long open | release (for example, 29.5 second like 1st big hit) about 1 round (2nd time). This makes it difficult for a game ball won at the opening of the first round (second time) (a game ball toward the grand prize opening 24) to be counted as a winning game ball at the opening of the second round (first time). It may be made to become. In addition, as described above, each round starts from an open state, and by increasing the closing time of the first round (second time) before the opening of the second round (first time), the first round (second time) All the game balls won at the time of opening may be detected at the closing time of the first round (second time), and may not be counted as the winning game balls at the time of opening the second round (first time). . Note that a winning may be detected (the number of winnings is counted) in the closed state as well as in the open state. That is, the game balls won when the first round (second round) is released may be counted in the first round (one round (second round)). Similarly to this embodiment, in a mode in which each round starts from a closed state, the closing time of two rounds (first time) before opening of the second round (first time) may be extended.
また、この実施の形態では、1ラウンドで2回の0.1秒開放を行う例を示したが、これに限らず1ラウンドで1回の0.1秒開放を行ってもよい。これによれば、いかに多くの遊技球を可動部材上に乗せるかで払い出される遊技球の数が変わるため、1度の閉鎖状態が長く続いてほしいと思わせることができて遊技の興趣を高められる。これに限らず3回以上の0.1秒開放を行ってもよく、開放回数をラウンド毎に異ならせてもよい。この場合、現在実行中のラウンド数を非表示にすれば、各ラウンドで10個を大きく超えた入賞に調整できているのかどうかが曖昧になり、興趣を高められる。 Further, in this embodiment, an example in which 0.1 second is released twice in one round is shown, but the present invention is not limited to this, and one 0.1 second release may be performed in one round. According to this, since the number of game balls to be paid out changes depending on how many game balls are put on the movable member, it is possible to make it seem that one closed state lasts for a long time, thereby enhancing the interest of the game. It is done. Not limited to this, three or more 0.1 second releases may be performed, and the number of releases may be different for each round. In this case, if the number of currently executed rounds is not displayed, it becomes ambiguous whether or not the winnings that greatly exceed 10 in each round can be adjusted, and the interest is enhanced.
また、この実施の形態では、流下球数演出を大(小)当り中に実行したが、これに限らず可変入賞装置22が開放状態になりやすいときに実行しても同等の効果を得られる。具体的に、確変中(確変状態中)は通常時(通常状態時)よりも大当りとなる確率が高く可変入賞装置22が開放状態になりやすいため、確変中に流下球数演出を実行するようにしてもよい。また、時短中(時短状態中)は通常時よりも第2特図ゲームが実行されやすく、この実施の形態では図14に示すように時短中に主に実行される特図2のほうが通常時に主に実行される特図1よりも小当りとなる確率が高く可変入賞装置22が開放状態になりやすいため、時短中に流下球数演出を実行するようにしてもよい。また、スーパーリーチであるときの変動は、通常の変動よりも大当りとなる可能性が高く可変入賞装置22が開放状態になりやすいため、スーパーリーチ中に流下球数演出を実行するようにしてもよい。
Further, in this embodiment, the falling ball number effect is executed during the big (small) hitting, but the present invention is not limited to this, and the same effect can be obtained even when the variable winning
また、この実施の形態では、図1に示すように、ゲート33とは別個に演出ゲート34を設けているが、演出ゲート34およびゲート33の機能を兼ね備えたゲートを、例えば、図1における演出ゲート34に位置に1つ配置してもよい。このようにすれば、部材を減らすことができる。なお、この場合、上述のゲート(演出ゲート34およびゲート33の機能を兼ね備えたゲート)を通過したことを示す演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信することで、底面部材23上の流下数が把握させればよい。
Further, in this embodiment, as shown in FIG. 1, the
また、この実施の形態では、遊技領域10に特別可変入賞球装置22を設ける例を説明したが、遊技領域10に他の特別可変入賞球装置を設けるようにしてもよい。
In this embodiment, an example in which the special variable winning
図73は、他の例による特別可変入賞装置の斜視図および上面図である。図73の特別可変入賞装置は、大当り遊技状態(小当り遊技状態)において、底面部材1023を閉鎖状態(非図示)から底面部材1023を開放状態(図73(A)および図73(B)の状態)とする開放制御を複数ラウンド実行する。閉鎖状態であるときには遊技球Pは大入賞口24に入賞不能であるが、開放状態であるときには遊技球Pは大入賞口24に入賞可能である。開放状態であるときの底面部材1023の上部には案内流路部1115が設けられ、遊技球Pは、図73(B)に示すように、右側から左側に蛇行しかつ傾斜した案内流路部1115を通過して、大入賞口24に入賞するようになっている。また、遊技球Pが、底面部材1023の上部に乗るときには、案内流路部1115の下流側(左側)からは乗らずに案内流路部1115の上流側(右側)から乗るように、遊技領域10に釘などを植設するとよい。また、底面部材1023の上部(案内流路部1115の上流側)に遊技球Pが乗るときには、底面部材1023(案内流路部1115上)の遊技球が特定できるように、図1に示した演出ゲート34と同様の演出ゲートを、底面部材1023の右上方に配置する。これにより、図73の特別可変入賞装置が開放状態となったときに、底面部材1023上の遊技球を特定することができる。
FIG. 73 is a perspective view and a top view of a special variable winning device according to another example. 73, in the big hit gaming state (small hit gaming state), the
なお、図2などに示した特別可変入賞球装置22は閉鎖状態であるときに遊技球が底面部材23上を通過するのに対し、図73に示した特別可変入賞球装置は開放状態であるときに遊技球が底面部材1023上を通過する。したがって、図2などに示した特別可変入賞球装置22に代えて、図73に示した特別可変入賞球装置を設ける場合には、流下球数演出は開放状態において行う。すなわち、図2などに示した特別可変入賞球装置22を設ける態様においては、大当り表示処理(図60参照)やラウンド後処理(図62参照)において流下球数演出処理を実行するが、図73に示した特別可変入賞球装置を設ける態様においては、例えば、ラウンド中処理(図61)などにおいて流下球数演出処理を実行すればよい。
The special variable winning
なお、図2などに示した特別可変入賞球装置22を設けた態様においては、底面部材23上の案内流路部115を遊技球が通過し得る閉鎖時間に応じた閉鎖時間演出を実行するが、図73に示した特別可変入賞球装置を設けた態様においては、遊技球は開放時間に底面部材1023上の案内流路部1115を通過し得る。したがって、図2などに示した特別可変入賞球装置22に代えて、図73に示した特別可変入賞球装置を設ける場合には、底面部材1023上の案内流路部1115を遊技球が通過し得る開放時間に応じた開放時間演出を実行するようにしてもよい。すなわち、図2などに示した特別可変入賞球装置22を設ける態様においては、大入賞口閉鎖時間指定コマンド(図20(A)参照)のEXTデータの値にもとづいて閉鎖時間演出を実行するが、例えば、図73に示した特別可変入賞球装置を設ける態様においては、入賞個数カウンタにもとづいて開放時間演出を実行すればよい。具体的には、底面部材1023を通りカウントスイッチ1024に達する遊技球は、案内流路部1115により流下時間が調整される。つまり、0.6秒毎に発射される遊技球は概ね0.6秒毎にカウントスイッチ1024に達する。これと入賞個数カウンタにより、あと何秒後に可変入賞装置が閉状態となるかを算出して演出を実行すればよい。この場合、底面部材1023上に乗っている個数に応じて演出内容が変わる演出を実行するのが効果的である。具体的には、閉鎖時間演出Bのようなオーラの増加を見せる演出を入賞個数カウンタの値が7に達してから実行するようにし、底面部材1023上に乗っている遊技球数に応じてオーラを増加させるようにすればよい。
In the embodiment provided with the special variable winning
また、遊技領域10に特別可変入賞球装置22などの特別可変入賞球装置を複数個設けるようにしてもよい。例えば、右側に配置する特別可変入賞球装置22の下流領域23Lを通過した遊技球が直ちに左側に配置する特別可変入賞球装置22の上流領域23Uに流れるように、2つの特別可変入賞球装置22を左右に並べて配置してもよい。2つの特別可変入賞球装置22を左右に並べて配置する態様とするときには、当該2つの特別可変入賞球装置22の開放状態と閉鎖状態を同期(同時に2つが開放状態から閉鎖状態に、また、閉鎖状態から開放状態になるように制御)すれば、より多くの出玉を獲得することができる。なお、演出ゲート34は、最初に遊技球が通過する右側に配置される特別可変入賞球装置22の右上方(上流側)に設けるようにしてもよい。また、2つの特別可変入賞球装置22を上述の如く左右に並べて配置する態様においては、左右何れかの特別可変入賞球装置22の底面部材23上の遊技球を特定すればよい。例えば、演出ゲート34を通過した遊技球が、最初に遊技球が通過する右側に配置される特別可変入賞球装置22の底面部材23の上流領域23Uに達する迄の所要時間(T1)を1秒間、当該上流領域23Uから2番目に通過する左側に配置される特別可変入賞球装置22の底面部材23の下流領域23Lに達する迄の所要時間(T3)を12秒間とした場合、タイマ値が1秒経過時点〜13秒経過時点である流下球タイマに対応する遊技球は、左右何れかの特別可変入賞球装置22の底面部材23上にあるものとして特定してもよい。
Further, a plurality of special variable winning ball devices such as the special variable winning
また、この実施の形態では、特別可変入賞球装置22の右上方(上流側)に演出ゲート34を配置したが、更に、特別可変入賞球装置22の左下方(下流側)にも演出ゲート(非図示)を配置してもよい。図1に示すように特別可変入賞球装置22の右上方(上流側)に演出ゲート34のみ配置する態様においては、当該演出ゲート34の通過にもとづいて底面部材23上の遊技球を特定したが(図65参照)、特別可変入賞球装置22の右上方(上流側)にも左下方(下流側)にも演出ゲートを配置する態様においては、両方の演出ゲート(特別可変入賞球装置22の右上方(上流側)の演出ゲート34、特別可変入賞球装置22の左下方(下流側)の演出ゲート(非図示))の通過にもとづいて底面部材23上の遊技球を特定してもよい。例えば、特別可変入賞球装置22の左下方(下流側)の演出ゲートとして、底面部材23の下流領域23Lの直ぐ後(下流領域23Lを通過した遊技球が直ちに検出される位置。例えば、ゲート33の上側)に演出ゲートを配置することにより、当該演出ゲートを通過した遊技球については底面部材23上を通過し終えたものとして、底面部材23上の遊技球を特定してもよい。
In this embodiment, the
なお、特別可変入賞球装置22の左下方(下流側)に、ゲート33とは別個に演出ゲートを設けてもよいが、ゲート33が演出ゲートの機能を兼ね備えるようにしてもよい。このようにすれば、部材を減らすことができる。なお、この場合、演出ゲートの機能を兼ね備えるゲート33は、図1に示した位置よりも上側(底面部材23の下流領域23Lの直ぐ後)に配置し、ゲート33を通過したことを示す演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信することで、底面部材23上の流下数が把握させればよい。
An effect gate may be provided on the lower left side (downstream side) of the special variable winning
なお、図3などに示すように、規制片118を設けたので、遊技球はゆっくりと底面部材23上を通過し、また、図73に示すように、案内流路部1115は蛇行しているので、遊技球はゆっくりと底面部材1023上を通過するが、ゆっくりと遊技球を通過させる手段は上記に限定されない。例えば、磁力によって遊技球をゆっくりと通過させるようにしてもよいし、粘着性のあるものや、摩擦係数が高いものによって、遊技球をゆっくりと通過させるようにしてもよい。
As shown in FIG. 3 and the like, since the
なお、この実施の形態では、演出ゲート34の上流側(上方)に特定口400を配置したが、演出ゲート34と特定口400の位置関係は、これに限定されない。例えば、特定口400の上流側に演出ゲート34を設けてもよい。また、この実施の形態では、特別可変入賞球装置22の右上方(上流側)に特定口400を配置したが、特別可変入賞球装置22と特定口400の位置関係は、これに限定されない。例えば、図74に示すように、特別可変入賞球装置22の左下方(下流側)に特定口400を配置してもよい。また、図75に示すように、特別可変入賞球装置22の底面部材23上に特定口400を配置してもよい。
In this embodiment, the
なお、特別可変入賞球装置22の左下方(下流側)に特定口400を配置する場合には、図74に示すように、ゲート33とは別個に特定口400を設けてもよいが、特定口400およびゲート33の機能を兼ね備えたゲートを、例えば、図74における特定口400に位置に1つ配置してもよい。このようにすれば、部材を減らすことができる。なお、この場合、上述のゲート(特定口400およびゲート33の機能を兼ね備えたゲート)を通過したことを示す演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ200に送信することで、特定口400の通過が把握させればよい。また、特定口400および演出ゲート34の機能を兼ね備えたゲートを、図1における演出ゲート34に位置に1つ配置してもよい。
In the case where the
なお、図74に示すように、特別可変入賞球装置22の下流側に特定口400を配置する態様では、特別可変入賞球装置22の上流側に特定口400を配置する態様に比べ、特別可変入賞球装置22を開放状態にする迄の時間を短くしてもよい。例えば、特別可変入賞球装置22の下流側に配置された特定口400を遊技球が通過した場合、遊技球の通過後直ちに特別可変入賞球装置22を開放状態にしてもよい。例えば、大当り遊技状態や小当り遊技状態を開放状態から開始するようにするとともに、当り報知演出を実行しないか、開放状態において当り報知演出を実行するようにしてもよい。これにより、遊技球が連続して発射されていれば、特定口400を最初に通過した遊技球に続く複数の遊技球が特別可変入賞球装置22の底面部材23上に貯まっている可能性が高いので、それらの遊技球を纏めて入賞させることができる。
As shown in FIG. 74, in the aspect in which the
また、図75に示すように、特別可変入賞球装置22の底面部材23上に特定口400を配置する態様では、特別可変入賞球装置22の上流側に特定口400を配置する態様に比べ、特別可変入賞球装置22を開放状態にする迄の時間を短くしてもよい。例えば、特別可変入賞球装置22の底面部材23上に配置された特定口400を遊技球が通過した場合、特定口400を通過した遊技球が特別可変入賞球装置22の下流領域23Lに到達する時間に基づいて特別可変入賞球装置22を開放状態にしてもよい。例えば、特定口400を通過した遊技球が特別可変入賞球装置22の下流領域23Lに到達する時間に特別可変入賞球装置22が開放状態となるようにしてもよい。これにより、遊技球が連続して発射されていれば、特定口400を最初に通過した遊技球に続く複数の遊技球が、特別可変入賞球装置22の底面部材23上により多く貯まっている可能性が高く、また、特定口400を最初に通過した遊技球も底面部材23上に貯まっている可能性が高いので、それらの遊技球を纏めて入賞させることができる。
In addition, as shown in FIG. 75, in the aspect in which the
以上、上記説明したパチンコ遊技機1は、遊技媒体(例えば、遊技球など)により遊技(例えば、特図ゲームなど)を実行可能な遊技機において、遊技領域(例えば、遊技領域10など)に設けられ、遊技媒体の流路の少なくとも一部を形成する可動部材(例えば、底面部材23、底面部材1023など)の動作により、遊技媒体が進入可能な第1状態(例えば、開放状態など)と、進入し難いまたは進入不能な第2状態(例えば、閉鎖状態など)とに変化する可変入賞装置(例えば、図2などの特別可変入賞球装置22や図73の特別可変入賞球装置など)と、前記可動部材が形成する流路に設けられ、該流路を通過する遊技媒体の通過時間を調整可能な調整手段(例えば、規制片118や案内流路部1115など)と、前記遊技領域に設けられ、遊技媒体が通過可能な特定領域(例えば、特定口400など)と、前記遊技領域に設けられた始動領域(第1始動入賞口13a、第2始動入賞口13b)を遊技媒体が通過したことにもとづいて所定条件が成立(例えば、大当り、小当りの当選など)したか否かを判定する判定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS61、ステップS62を実行する部分など)とを備え、特定領域は、前記遊技領域において前記可変入賞装置よりも上流側に設けられており(例えば、図1に示すように、特定口400は、特別可変入賞球装置22の右上方に配置されており)、前記可変入賞装置は、前記判定手段によって前記所定条件が成立したと判定されたことを条件に、特定領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて、可動部材の動作により、前記第2状態(閉鎖状態)から前記第1状態(開放状態)へと変化する。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56は、大当りであると判定した場合(図26のステップS71)、図31の大当り開始前処理を実行する。また、CPU56は、小当りであると判定した場合(図26のステップS63)。図32の小当り開始前処理を実行する。図31の大当り開始前処理では、遊技球が特定口400を通過し特定口スイッチがオンなったことにもとづいて(ステップS1306;Yes)、図22および図35に示した大入賞口開放前処理に移行し(ステップS1313)、大入賞口が開放状態に制御される(図36のステップS1406、図37のステップS1416)。図32の小当り開始前処理では、遊技球が特定口400を通過し特定口スイッチがオンなったことにもとづいて(ステップS1356;Yes)、図22に示した小当り開放前処理に移行し(ステップS1363)、大入賞口が開放状態に制御される。従って、遊技球が発射され、特定口400を通過した後に、特別可変入賞球装置22が開放状態になるので、遊技者が損をしてしまうのを極力防止することができる。
As described above, the
なお、特定領域(特定口400)は、前記遊技領域において前記可変入賞装置よりも下流側に設けることもあるし(例えば、図74に示すように、特定口400は、特別可変入賞球装置22の左下方に配置することもあるし)、前記可動部材が形成する流路に設けることもある(例えば、図75に示すように、底面部材23上の流路に配置することもある)。
The specific area (specific port 400) may be provided downstream of the variable winning device in the game area (for example, as shown in FIG. 74, the
また、パチンコ遊技機1は、遊技の内容を報知する遊技内容報知手段(例えば、演出制御用CPU201が、図57のステップS1802において説明画面を表示する部分など)を備え、前記遊技内容報知手段は、特定領域の通過が無効中に、遊技の内容を報知している。つまり、特定口400を遊技媒体が通過したか否かが判断されるのは、説明画面終了指定コマンドフラグがセットされた後(即ち、説明画面が表示が終了した後)であり(図57参照)、説明画面の表示が終了する迄の間(例えば、図柄変動中や説明画面の表示中など)は、遊技媒体の特定口400の通過は無効である。あるいは、説明画面終了指定コマンドフラグがセットされた後の特定口400の通過は、次の処理への進行(大当り表示処理に移行)の条件として有効であるが、説明画面終了指定コマンドフラグがセットされる前(例えば、図柄変動中や説明画面の表示中など)の特定口400の通過は、次の処理への進行(大当り表示処理に移行)の条件として無効である。こういった特定口400の通過が無効である間(例えば、図柄変動中や説明画面の表示中など)において、説明画面を表示するようにしている(ステップS1802)。従って、遊技内容の説明に従った適切な遊技が実行されるので、遊技者が損をしてしまうのを極力防止することができる。
In addition, the
また、パチンコ遊技機1は、遊技状態を報知可能な遊技状態報知手段(例えば、演出制御用CPU201が、図58のステップS1813において、当り報知演出として、「15R確変」か「2R確変」か「小当り」かを報知する部分など)を備え、前記判定手段は、始動領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて獲得価値期待度(例えば、出玉の期待度など)が異なる複数種類の特定遊技状態(第1大当り〜第5大当りの夫々の大当り遊技状態)のいずれかに制御させる条件が成立したか否かを判定し、前記遊技状態報知手段は、前記判定手段によって前記複数種類の特定遊技状態のうちのいずれかに制御させる条件が成立したと判定されたことを条件に、特定領域を遊技媒体が通過したときに、前記判定手段によって制御させる条件が成立したと判定された特定遊技状態の種類を報知している。例えば、演出制御用CPU201は、図58のステップS1813において、大当り開始1指定コマンドに対応する大当り開始指定コマンド受信フラグが記憶されているときには「15R確変」が報知され、大当り開始2指定コマンドに対応する大当り開始指定コマンド受信フラグが記憶されているときには「2R確変」が報知され、小当り開始指定コマンドに対応する大当り開始指定コマンド受信フラグが記憶されているときには「小当り」が報知されるようにプロセスデータを選択するようにしている。従って、通過時にいずれが報知されるかに注目させることができ、通過時の遊技の興趣をより高めることができる。
Further, the
また、パチンコ遊技機1において、前記可変入賞装置は、前記判定手段によって前記所定条件が成立したと判定されたことを条件に、特定領域を遊技媒体が通過してから所定時間が経過したときに、前記第2状態(閉鎖状態)から前記第1状態(開放状態)へと変化し、前記所定時間は、前記遊技領域において特定領域を通過した遊技媒体が前記可変入賞装置の位置まで流下する時間にもとづいた時間としている。具体的には、遊技球が特定口400を通過した後に1ラウンド(1回目)の開放状態となる迄の時間(特定口通過後開放前準備時間Tb)や、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した後に1ラウンド(1回目)の開放状態となる迄の時間(未通過報知後開放前準備時間Td)を、特定口400を通過した遊技球が特別可変入賞球装置22の底面部材23の下流領域23Lに到達(流下)する迄の時間(特定口通過後下流領域到達時間Tc)に基づいた時間となるようにしている。従って、遊技球が下流領域23Lに達したときに、特別可変入賞球装置22が開放状態になっている可能性が高くなり、遊技球を入賞させ易くすることができる。さらに、特定口400を最初に通過した遊技球が特別可変入賞球装置22を流下し終える前には開放状態になるようにしているので、遊技者が損をしてしまうのを極力防止することもできる。
Further, in the
なお、大当り遊技状態の各ラウンドを閉鎖状態から開始する態様の場合には、遊技球が特定口400を通過した後に1ラウンド(1回目)の開放状態となる迄の時間(特定口通過後開放前準備時間Tb)は、当り報知演出の実行時間と1ラウンド(1回目)の閉鎖状態の時間(閉鎖時間)の合計時間であるが(図16、図17参照)、各ラウンドを開放状態から開始する態様の場合には、特定口通過後開放前準備時間Tbは、当り報知演出の実行時間と等しくなる。同様に、小当り遊技状態の各ラウンドを閉鎖状態から開始する態様の場合には、遊技球が特定口400を通過せずに所定時間が経過した後に1ラウンド(1回目)の開放状態となる迄の時間(未通過報知後開放前準備時間Td)は、当り報知演出の実行時間と1ラウンド(1回目)の閉鎖状態の時間(閉鎖時間)の合計時間であるが(図18参照)、各ラウンドを開放状態から開始する態様の場合には、未通過報知後開放前準備時間Tdは、当り報知演出の実行時間と等しくなる。
In the case of a mode in which each round of the big hit gaming state starts from the closed state, the time until the game ball enters the open state for the first round (first time) after passing through the specific port 400 (open after passing through the specific port) The pre-preparation time Tb) is a total time of the execution time of the hit notification effect and the time of the closed state (closed time) of one round (first time) (see FIGS. 16 and 17). In the case of the start mode, the pre-opening preparation time Tb after passing through the specific mouth is equal to the execution time of the hit notification effect. Similarly, in the case where each round of the small hit game state is started from the closed state, the game ball enters the open state for the first round after the predetermined time has passed without passing through the
なお、上述の特定口通過後開放前準備時間Tbや、未通過報知後開放前準備時間Tdを、特定口400を通過した遊技球が特別可変入賞球装置22の底面部材23の下流領域23Lに到達(流下)する迄の時間(特定口通過後下流領域到達時間Tc)に基づいた時間となるようにするのではなく、特定口400を通過した遊技球が特別可変入賞球装置22の底面部材23の上流領域23Uに到達(流下)する迄の時間(特定口通過後下流領域到達時間Tc)に基づいた時間となるようにしてもよい。特定口400を最初に通過した遊技球が上流領域23Uに達したときに、特別可変入賞球装置22が開放状態になっている可能性が高くなり、当該遊技球を入賞させ易くすることができる。
Note that the game ball that has passed through the
また、パチンコ遊技機1において、前記可変入賞装置は、所定の上限入賞数(10個)の遊技媒体が入賞したことにもとづいて前記第1状態(開放状態)から前記第2状態(閉鎖状態)に変化し、前記可動部材上の流路には同時に前記上限入賞数の遊技媒体が存在し得るようにしている。つまり、流下時間Ta(6秒)以上である7秒といったインターバル期間内であれば、インターバル期間が終了する前に(閉鎖状態であった特別可変入賞球装置22が開放状態に遷移する前に)、最大個数(10個)の遊技球を底面部材23上に貯めることができるようにしている。従って、上限入賞数の遊技媒体を乗せられるかどうかに注目させ、遊技の興趣をより高めることができる。
Further, in the
また、パチンコ遊技機1において、前記可変入賞装置は、遊技媒体が可動部材(例えば、底面部材23など)の上流領域から下流領域まで流下する所要期間よりも短い所定の期間が経過したときに、前記第2状態(閉鎖状態)から前記第1状態(開放状態)に変化させるようにしている。例えば、第1大当りであるときには、流下時間Ta(6秒)よりも短い第1閉鎖時間(3秒)が経過したときに、閉鎖状態から開放状態に変化させるようにしている。また、第2〜第5大当りや第1〜第4小当りであるときには、流下時間Ta(6秒)よりも短い第2閉鎖時間(2秒)が経過したときに閉鎖状態から開放状態に変化させる場合がある。従って、遊技球が特別可変入賞球装置22を流下し終える前には開放状態になるようにしているので、遊技者が損をしてしまうのを極力防止することもできる。
Further, in the
また、他の側面として、上記説明したパチンコ遊技機1は、遊技媒体(例えば、遊技球)により遊技(例えば、特図ゲームなど)を実行可能であって、遊技領域(例えば、遊技領域10など)に設けられ、遊技媒体の流路の少なくとも一部を形成する可動部材(例えば、底面部材23、底面部材1023など)の動作により、遊技媒体が進入可能な第1状態(例えば、開放状態など)と、進入し難いまたは進入不能な第2状態(例えば、閉鎖状態など)とに変化する可変入賞装置(例えば、図2などの特別可変入賞球装置22や図73の特別可変入賞球装置など)と、前記可動部材上を通過する遊技媒体を特定する遊技媒体特定手段(例えば、演出制御用CPU201が実行する図64のステップS4004の処理など)と、演出(例えば、流下球数演出など)を実行する演出実行手段(例えば、演出制御用CPU201による、流下球数演出を決定する処理(図64のステップS4005)や、流下球数演出に応じたプロセスデータを選択する処理(図64のステップS4006)や、プロセスデータに従って演出表示装置11を制御する処理(図60のステップS1904、図62のステップS3904)など)とを備え、前記演出実行手段は、前記遊技媒体特定手段が遊技媒体を特定したことに基づいて演出を実行する(例えば、演出制御用CPU201は、特定した遊技媒体の個数に応じた流下球数演出を図64のステップS4005において決定し、図62のラウンド後処理において実行する)。
As another aspect, the
すなわち、パチンコ遊技機1において、前記演出実行手段は、前記遊技媒体特定手段が特定した遊技媒体数に基づいて演出(例えば、流下球数演出など)を実行する。なお、パチンコ遊技機1は、遊技媒体が特定されたか否かに基づいて演出を実行してもよい。すなわち、パチンコ遊技機1は、特定されなかった場合には演出を実行せずに、特定された場合に演出を実行してもよい。
That is, in the
また、パチンコ遊技機1は、前記遊技領域において前記可変入賞装置よりも上流側に設けられ、遊技媒体の通過を検知する上流側遊技媒体検知手段(例えば、演出ゲート34など)を備え、前記遊技媒体特定手段は、前記上流側遊技媒体検知手段が遊技媒体を検知したことに基づいて前記可動部材上を通過する遊技媒体を特定する。例えば、演出制御用CPU201は、演出ゲート34を遊技球が通過する毎(演出ゲート通過指定コマンド受信フラグがセットされる毎)に流下球タイマをスタートさせるとともに(ステップS4003参照)、当該流下球タイマのタイマ値にもとづいて可動部材である底面部材23上の遊技媒体の数(流下球数)を特定する(ステップS4004参照)。なお、パチンコ遊技機1は、底面部材23上の物体の重さを測定したことに基づいて可動部材である底面部材23上の流下球数(若しくは底面部材23上に遊技球かあるか否か)を特定してもよい。例えば、遊技球が1個である場合の値(比較値)、遊技球が2個である場合の値、…、遊技球がn個である場合の値を夫々基準値として記憶しておき、実際の測定値と比較することによって底面部材23上の流下球数(若しくは底面部材23上に遊技球かあるか否か)を特定してもよい。
Further, the
また、パチンコ遊技機1は、前記可動部材が形成する流路に設けられ、該流路を通過する遊技媒体の通過時間を調整可能な調整手段(例えば、規制片118や案内流路部1115など)を備える。なお、上述の調整手段に関し、図2〜図7に示した例は、遊技媒体の通過時間を長く(通過速度を遅く)させるような調整の例であるが、例えば、摩擦係数の大きい部材を用いて流路を形成したり、流路の傾斜を大きくしたり、流路における傾斜部分の一部または全部を落下部分に置き替えたり、釘の数を減らしたり無くしたりすることによって、遊技媒体の通過時間を短く(通過速度を早く)させるような調整を行うようにしてもよい。
Further, the
また、前記遊技媒体特定手段は、前記調整手段により調整された遊技媒体の通過時間に基づいて前記可動部材上を通過し終えた遊技媒体を特定する。例えば、図65に示すように、タイマ値が1秒経過時点〜7秒経過時点である流下球タイマに対応する遊技球は、底面部材23に存在するとしている。すなわち、7秒を経過した遊技球は、可動部材である底面部材23上を通過し終えたものとしている。
The game medium specifying means specifies the game medium that has passed over the movable member based on the passage time of the game medium adjusted by the adjusting means. For example, as shown in FIG. 65, it is assumed that a game ball corresponding to a falling ball timer whose timer value is 1 second to 7 seconds elapses exists on the
また、パチンコ遊技機1は、前記遊技領域において前記可変入賞装置よりも下流側に設けられ、遊技媒体の通過を検知する下流側遊技媒体検知手段(例えば、特別可変入賞球装置22の左下方(下流側)に設置する演出ゲート(非図示)など)を備え、前記遊技媒体特定手段は、前記下流側遊技媒体検知手段が遊技媒体を検知したことに基づいて前記可動部材上を通過する遊技媒体を特定することもできる。例えば、上述したように、左下方(下流側)に設置する演出ゲートを通過した遊技球は、底面部材23上を通過し終えたものとして、底面部材23上の遊技球を特定することができる。
Further, the
また、前記演出実行手段は、前記可変入賞装置に設けた発光体を用いて演出を実行することもできる。例えば、上述したように、特別可変入賞球装置22の一部(例えば、被覆部117など)に発光体(例えば、LEDなど)を配置し、当該発光体によって流下球数演出を実行してもよい。また、特別可変入賞球装置22の近傍に発光体(例えば、LEDなど)を配置し、当該発光体によって流下球数演出を実行してもよい。
In addition, the effect execution means can execute the effect using a light emitter provided in the variable winning device. For example, as described above, a light emitter (for example, LED) is disposed on a part of the special variable winning ball apparatus 22 (for example, the covering portion 117), and the falling ball number effect is executed by the light emitter. Good. Alternatively, a light emitter (for example, an LED) may be disposed in the vicinity of the special variable winning
また、前記演出実行手段は、前記遊技領域に設けられた画像表示装置を用いて演出を実行する。例えば、この実施の形態にて説明したように、演出表示装置11の表示画面の上部に帯を表示する(例えば、図69〜図71参照)。 Further, the effect execution means executes the effect using an image display device provided in the game area. For example, as described in this embodiment, a band is displayed on the upper part of the display screen of the effect display device 11 (see, for example, FIGS. 69 to 71).
また、前記可変入賞装置(例えば、可変入賞装置22など)は、前記可動部材を前後方向に進退移動することにより、前記第1状態(例えば、開放状態など)から前記第2状態(例えば、閉鎖状態など)に変化し、または、前記第2状態から前記第1状態に変化し、前記演出実行手段は、前記可動部材が前記第2状態から前記第1状態に変化し得るとき(すなわち、何らかの条件が成立するなどして開放状態となり得るときなど)に演出を実行する。例えば、この実施の形態において説明したように、第2〜第5大当りの大当り遊技状態や第1〜第4小当りの小当り遊技状態において、流下球数演出を実行する。なお、上述したように、第1大当りの大当り遊技状態においても流下球数演出を実行してもよい。
Further, the variable winning device (for example, the variable winning
また、他の側面として、上記説明したパチンコ遊技機1は、遊技媒体(例えば、遊技球)により遊技(例えば、特図ゲームなど)を実行可能な遊技機であって、遊技領域(例えば、遊技領域10など)に設けられ、遊技媒体の流路の少なくとも一部を形成する可動部材(例えば、底面部材23、底面部材1023など)の動作により、遊技媒体が進入可能な第1状態(例えば、開放状態など)と、進入し難いまたは進入不能な第2状態(例えば、閉鎖状態など)とに変化する可変入賞装置(例えば、図2などの特別可変入賞球装置22や図73の特別可変入賞球装置など)と、前記可動部材が形成する流路に設けられ、該流路を通過する遊技媒体の通過時間を調整可能な調整手段(例えば、規制片118や案内流路部1115)と、演出(例えば、閉鎖時間演出など)を実行する演出実行手段(例えば、演出制御用CPU201による、図58のステップS1812または図61のステップS2908において閉鎖時間に応じた閉鎖時間演出を決定し、図62のラウンド後処理において実行する手段)とを備え、前記可変入賞装置が前記第2状態から前記第1状態に変化するまでの時間である第1状態変化待ち時間(例えば、閉鎖時間など)は複数種類(例えば、図20に示した第1閉鎖時間、第2閉鎖時間、第3閉鎖時間など)があり、前記演出実行手段は、前記第1状態変化待ち時間に応じた演出(例えば、閉鎖時間演出など)が実行可能である(例えば、図59に示したように第2閉鎖時間(2秒間)、第3閉鎖時間(7秒間)に応じて閉鎖時間演出A〜閉鎖時間演出Eなどを実行可能である)。なお、上述の調整手段に関し、図2〜図7に示した例は、遊技媒体の通過時間を長く(通過速度を遅く)させるような調整の例であるが、例えば、摩擦係数の大きい部材を用いて流路を形成したり、流路の傾斜を大きくしたり、流路における傾斜部分の一部または全部を落下部分に置き替えたり、釘の数を減らしたり無くしたりすることによって、遊技媒体の通過時間を短く(通過速度を早く)させるような調整を行うようにしてもよい。
As another aspect, the
前記演出は、前記第2状態における前記第1状態変化待ち時間の残り時間を示唆する演出である。例えば、図59に示した閉鎖時間演出D(または上記爆弾演出)は、閉鎖時間の残時間を示唆するものである。また、図59に示した閉鎖時間演出Aや閉鎖時間演出Eは、閉鎖時間の残時間を報知している。 The effect is an effect suggesting the remaining time of the first state change waiting time in the second state. For example, the closing time effect D (or the bomb effect) shown in FIG. 59 suggests the remaining time of the closing time. Further, the closing time effect A and the closing time effect E shown in FIG. 59 notify the remaining time of the closing time.
前記演出は、前記第1状態から前記第2状態に変化してからの経過時間を示唆する演出である。例えば、図59に示した閉鎖時間演出Bや閉鎖時間演出Cは、上記経過時間を示唆するものである。 The effect is an effect that suggests an elapsed time since the change from the first state to the second state. For example, the closing time effect B and the closing time effect C shown in FIG. 59 indicate the elapsed time.
前記演出は、複数種類の前記第1状態変化待ち時間のうち決定されたいずれかの前記第1状態変化待ち時間を示唆する演出である。例えば、第3閉鎖時間(7秒間)であるときに実行する爆弾演出(図72(B)参照)は、第2閉鎖時間(2秒間)であるときに実行する爆弾演出(図72(A)参照)に比べて実行当初の導火線が長いので、導火線が長い爆弾演出は第3閉鎖時間(7秒間)を示唆する演出であり、導火線が短い爆弾演出は第2閉鎖時間(2秒間)を示唆する演出である。また、例えば、実行当初の導火線は一定にして、第3閉鎖時間(7秒間)で実行する爆弾演出の方が、第2閉鎖時間(2秒間)で実行する爆弾演出よりも導火線が短くなる速度を遅くする態様とするときには、導火線が短くなる速度が遅い爆弾演出は第3閉鎖時間(7秒間)を示唆する演出であり、導火線が短くなる速度が速い爆弾演出は第2閉鎖時間(2秒間)を示唆する演出である。また例えば、第3閉鎖時間(7秒間)で実行する閉鎖時間演出Dの方が、第2閉鎖時間(2秒間)で実行する閉鎖時間演出Dよりも膨らむ速度が遅い(または、元々、中々破裂しない大きな風船である)ので、膨らむ速度が遅いか大きな風船の閉鎖時間演出Dは第3閉鎖時間(7秒間)を示唆する演出であり、複楽速度が速いか小さな風船の閉鎖時間演出Dは第2閉鎖時間(2秒間)を示唆する演出である。また、例えば、図59に示すように、第2閉鎖時間(2秒間)であるときには第3閉鎖時間(7秒間)であるときに比べて閉鎖時間演出Aは選択され易く、第3閉鎖時間(7秒間)であるときには第2閉鎖時間(2秒間)であるときに比べて閉鎖時間演出Eは選択されやすいので、閉鎖時間演出Aは、第2閉鎖時間(2秒間)を示唆する演出であり、閉鎖時間演出Eは第3閉鎖時間(7秒間)を示唆する演出である。 The effect is an effect suggesting any one of the first state change waiting times determined among the plurality of types of the first state change waiting times. For example, the bomb effect (see FIG. 72 (B)) executed when it is the third closing time (7 seconds) is the bomb effect (FIG. 72 (A)) executed when it is the second closing time (2 seconds). Compared to the reference), the bomb production with a long igniting line suggests the third closing time (7 seconds), and the bombing with a short igniting line suggests the second closing time (2 seconds). It is a production to do. Also, for example, the speed of the bomb effect executed at the third closing time (7 seconds) is shorter than that of the bomb effect executed at the second closing time (2 seconds), with the initial conducting wire fixed. , A bomb effect with a slow swift speed is an effect suggesting a third closing time (7 seconds), and a bomb effect with a fast swift speed is a second closing time (2 seconds). This is an effect that suggests. Further, for example, the closing time effect D executed at the third closing time (7 seconds) is slower than the closing time effect D executed at the second closing time (2 seconds) (or originally bursting from the beginning) Is a large balloon that does not swell), or the closing time effect D of the large balloon is slow or the closing time effect D of the large balloon suggests the third closing time (7 seconds). This effect suggests the second closing time (2 seconds). For example, as shown in FIG. 59, when the second closing time (2 seconds) is reached, the closing time effect A is more easily selected than when the third closing time (7 seconds) is reached, and the third closing time ( Since the closing time effect E is more easily selected than when it is the second closing time (2 seconds), the closing time effect A is an effect that suggests the second closing time (2 seconds). The closing time effect E is an effect suggesting the third closing time (7 seconds).
前記演出実行手段は、真の前記第1状態変化待ち時間に応じた演出とは異なる偽の前記第1状態変化待ち時間に応じた演出(例えば、カウントダウンの初期値が閉鎖時間とは異なる閉鎖時間演出Eなど)を実行する偽演出実行手段(例えば、閉鎖時間閉鎖時間演出Eを決定し得る、演出制御用CPU201による図58のステップS1812の処理、または、図61のステップS2908の処理など)を含み、前記偽演出実行手段は、偽の前記第1状態変化待ち時間に応じた演出を実行した後に真の前記第1状態変化待ち時間に応じた演出(例えば、図69(e)〜図70(a)に示した上乗せ演出など)を実行する。
The effect execution means is an effect corresponding to the false first state change waiting time different from the effect corresponding to the true first state change waiting time (for example, the closing time in which the initial value of the countdown is different from the closing time) Fake effect execution means (for example, the process of step S1812 of FIG. 58 by the
その他にも、パチンコ遊技機1の装置構成、データ構成、フローチャートで示した処理、演出表示装置11の表示領域における演出画像の表示動作を含めた各種の演出動作などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、任意に変更及び修正が可能である。
In addition, the device configuration of the
例えば、図14に示した特図表示結果の決定割合、図15に示した大当り種別の決定割合、図59に示した閉鎖時間演出の決定割合などは本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、任意に変更及び修正が可能である。また、上述したように、図66に示した流下球数演出の演出態様についても同様である。 For example, the determination ratio of the special figure display result shown in FIG. 14, the determination ratio of the jackpot type shown in FIG. 15, the determination ratio of the closing time effect shown in FIG. 59, etc. are arbitrary within the scope of the present invention. Changes and modifications are possible. Further, as described above, the same applies to the effect of the falling ball number effect shown in FIG.
また、上記説明では、演出ゲート34を通過した遊技媒体に対応する個々の流下球タイマのタイマ値にもとづいて(具体的には、所定のタイマ値の範囲にある流下球タイマの数を数えて)、可動部材(底面部材23)上の遊技媒体の数(流下球数)を特定しているが、計算によって可動部材の遊技媒体の数を特定するようにしてもよい。 Further, in the above description, based on the timer value of each falling ball timer corresponding to the game medium that has passed through the effect gate 34 (specifically, counting the number of falling ball timers within a predetermined timer value range). ), The number of game media (the number of falling balls) on the movable member (bottom surface member 23) is specified, but the number of game media of the movable member may be specified by calculation.
また、上記説明では、主基板40側において遊技球が演出ゲート34を通過したことを検出しているが、演出制御基板80側において遊技球が演出ゲート34(他の位置に配置する演出ゲートも同様)を通過したことを検出してもよい。
In the above description, it is detected that the game ball has passed through the
また、遊技内容の説明表示(説明画面)の一例として、図68(b)に「ゲート通過で報知するよ。」という文言を表示する例を挙げたが、遊技内容の説明表示の表示態様は、これに限定されない。他の文言を用いるものであってもよいし、アニメーションを用いるものであってもよいし、音声などによりものであってもよい。また、右打ち指示の一例として、図68(c)に「右打ち!!」という文言を表示する例を挙げたが、右打ち指示の表示態様は、これに限定されない。他の文言を用いるものであってもよいし、アニメーションを用いるものであってもよいし、音声などによりものであってもよい。 In addition, as an example of the explanation display (explanation screen) of the game content, an example in which the word “I will inform you by passing through the gate” is displayed in FIG. 68B, but the display mode of the explanation display of the game content is as follows. However, the present invention is not limited to this. Other words may be used, animation may be used, or voice may be used. In addition, as an example of the right-handed instruction, an example in which the word “right-handed!” Is displayed in FIG. 68C, but the display mode of the right-handed instruction is not limited to this. Other words may be used, animation may be used, or voice may be used.
また、上記説明では、当り報知演出において、第2大当り〜第5大当りである場合には、第2大当りと第3大当りと第4大当りと第5大当りとを区別せずに2R確変である旨を報知しているが、夫々(第2大当り、第3大当り、第4大当り、第5大当り)を区別可能に報知するようにしてもよい。また、上記説明では、当り報知演出において、第1小当り〜第4小当りである場合には、第1小当りと第2小当りと第3小当りと第4小当りとを区別せずに小当りである旨を報知しているが、夫々(第1小当り、第2小当り、第3小当り、第4小当り)を区別可能に報知するようにしてもよい。 In the above description, in the hit notification effect, when the hit is the second big hit to the fifth big hit, the 2R probability change is made without distinguishing the second big hit, the third big hit, the fourth big hit and the fifth big hit. However, you may make it alert | report so that each (2nd big hit, 3rd big hit, 4th big hit, 5th big hit) can be distinguished. Further, in the above description, in the hit notification effect, in the case of the first small hit to the fourth small hit, the first small hit, the second small hit, the third small hit, and the fourth small hit are not distinguished. However, it is possible to notify each of them (the first small hit, the second small hit, the third small hit, and the fourth small hit) in a distinguishable manner.
また、上記説明では、小当り(第1小当り〜第4小当り)において、説明表示の終了後の所定時間の経過前に遊技球が特定口400を通過した場合に実行される当り報知演出においても、遊技球が特定口400を通過することなく所定時間が経過した場合に実行される当り報知演出においても、当りの種類(具体的には、小当り)が報知されると説明したが、遊技球が特定口400を通過することなく所定時間が経過した場合に実行される当り報知演出においては、当りの種類が報知されないようにしてもよい。例えば、図57および図58のファンファーレ前処理において、作動ゲート通過指定フラグがセットされている場合には(ステップS1808;Yes)、「小当り」の画像データを含むプロセスデータを読み出すように制御し、作動ゲート通過指定フラグがセットされていなくて大当り開始指定コマンド受信フラグがセットされている場合には(ステップS1810;Yes)、「小当り」の画像データを含まないプロセスデータを読み出すように制御するようにしてもよい。大当り(第1大当り〜第5大当り)についても同様に、遊技球が特定口400を通過することなく所定時間が経過した場合には、当りの種類が報知されないようにしてもよい。
In the above description, in the small hit (first small hit to fourth small hit), the hit notification effect executed when the game ball passes the
また、上記説明では、当り報知演出では、当りの種類を報知したが、当りの種類の期待度を報知するようにしてもよい。「2R確変?」、「2R確変or15R確変」などを表示してもよい。 In the above description, in the hit notification effect, the hit type is notified, but the expectation degree of the hit type may be notified. “2R probability change?”, “2R probability change or 15R probability change”, and the like may be displayed.
また、上記説明では、主基板40側においてランダム2を用いて変動パターン種別を決定しているが、演出制御基板80側において変動パターン種別を決定してもよい。変動パターンの決定についても同様である。また、上記説明では、演出制御基板80側において閉鎖時間演出を決定しているが、主基板40側において閉鎖時間演出を決定してもよい。また、上記説明では、演出制御基板80側において流下球数演出を決定しているが、主基板40側において遊技球が演出ゲート34を通過したことを検出する場合には、主基板40側において流下球数演出を決定してもよい。なお、主基板40側において閉鎖時間演出や流下球数演出を決定する態様では、演出制御コマンドによって演出制御基板80側に決定内容が通知されるようにすればよい。
In the above description, the variation pattern type is determined using random 2 on the
また、プリペイドカードや会員カード等の遊技用記録媒体の記録情報より特定される大きさの遊技価値である度数を使用して、遊技に使用するための遊技得点を付与するとともに、付与された遊技得点又は遊技による入賞により付与された遊技得点を使用して遊技機内に封入された遊技球を遊技領域に打ち込んで遊技者が遊技を行う遊技機にも本発明を適用することができる。 In addition, a game score for use in a game is given by using the number of game values having a size specified by the record information of a game recording medium such as a prepaid card or a membership card, and the given game The present invention can also be applied to a gaming machine in which a player plays a game by driving a game ball enclosed in the gaming machine using a score or a game score given by winning a game.
即ち、遊技領域に設けられた始動領域を遊技媒体が通過したことに基づいて、各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する可変表示手段を備え、当該可変表示手段に予め定められた特定表示結果が導出表示されたときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機であるが、遊技得点が0でないときに遊技得点を使用して遊技機内に封入された遊技球を遊技領域に打ち込んで遊技が行われ、遊技球の打ち込みに応じて遊技得点を減算し、遊技領域に設けられた入賞領域に遊技球が入賞することに応じて遊技得点を加算する遊技機にも本発明を適用できる。そのような遊技機は、遊技得点の加算に使用可能な遊技用価値の大きさを特定可能な情報が記録された遊技用記録媒体を挿入するための遊技用記録媒体挿入口と、遊技用記録媒体挿入口に挿入された遊技用記録媒体に記録されている記録情報の読み出しを行う遊技用記録媒体処理手段を備えていてもよい。 That is, based on the fact that the game medium has passed through the start area provided in the game area, variable display means is provided for variably displaying a plurality of types of identification information that can each be identified and for deriving and displaying the display results. A gaming machine that controls to a specific gaming state advantageous to the player when a predetermined specific display result is derived and displayed on the display means, but when the gaming score is not zero, The game ball enclosed in the game is driven into the game area, the game is performed, the game score is subtracted according to the game ball being driven, and the game score is awarded according to the game ball winning in the winning area provided in the game area The present invention can also be applied to a gaming machine that adds the values. Such a gaming machine includes a gaming recording medium insertion slot for inserting a gaming recording medium in which information capable of specifying the magnitude of gaming value that can be used to add gaming scores, and a gaming recording You may provide the game recording medium processing means which reads the recording information currently recorded on the game recording medium inserted in the medium insertion port.
また、上記実施の形態においては、変動時間及びリーチ演出の種類や擬似連の有無等の変動態様を示す変動パターンを演出制御用マイクロコンピュータ200(演出制御用CPU201)に通知するために、変動を開始するときに1つの変動パターンコマンドを送信する例を示したが、2つ乃至それ以上のコマンドにより変動パターンを演出制御用マイクロコンピュータ200に通知する様にしてもよい。具体的には、2つのコマンドにより通知する場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560(CPU56)は、1つ目のコマンドでは擬似連の有無、滑り演出の有無等、リーチとなる以前(リーチとならない場合には所謂第2停止の前)の変動時間や変動態様を示すコマンドを送信し、2つ目のコマンドではリーチの種類や再抽選演出の有無等、リーチとなった以降(リーチとならない場合には所謂第2停止の後)の変動時間や変動態様を示すコマンドを送信する様にしてもよい。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ200は2つのコマンドの組合せから導かれる変動時間に基づいて変動表示における演出制御を行う様にすればよい。尚、遊技制御用マイクロコンピュータ560の方では2つのコマンドのそれぞれにより変動時間を通知し、それぞれのタイミングで実行される具体的な変動態様については演出制御用マイクロコンピュータ200の方で選択を行う様にしてもよい。2つのコマンドを送る場合、同一のタイマ割込内で2つのコマンドを送信する様にしてもよく、1つ目のコマンドを送信した後、所定時間が経過してから(例えば次のタイマ割込において)2つ目のコマンドを送信する様にしてもよい。尚、それぞれのコマンドで示される変動態様はこの例に限定されるわけではなく、送信する順序についても適宜変更可能である。このように2つ乃至それ以上のコマンドにより変動パターンを通知する様にすることで、変動パターンコマンドとして記憶しておかなければならないデータ量を削減することができる。
Further, in the above-described embodiment, in order to notify the
本発明を実現するためのプログラム及びデータは、パチンコ遊技機1などに含まれるコンピュータ装置などに対して、着脱自在の記録媒体により配布・提供される形態に限定されるものではなく、予めコンピュータ装置などの有する記憶装置にプリインストールしておくことで配布される形態を採っても構わない。さらに、本発明を実現するためのプログラム及びデータは、通信処理部を設けておくことにより、通信回線等を介して接続されたネットワーク上の、他の機器からダウンロードすることによって配布する形態を採っても構わない。
The program and data for realizing the present invention are not limited to a form distributed and provided by a detachable recording medium to a computer device included in the
そして、ゲームの実行形態も、着脱自在の記録媒体を装着することにより実行するものだけではなく、通信回線等を介してダウンロードしたプログラム及びデータを、内部メモリ等に一旦格納することにより実行可能とする形態、通信回線等を介して接続されたネットワーク上における、他の機器側のハードウェア資源を用いて直接実行する形態としてもよい。さらには、他のコンピュータ装置等とネットワークを介してデータの交換を行うことによりゲームを実行するような形態とすることもできる。 The game execution mode is not only executed by attaching a detachable recording medium, but can also be executed by temporarily storing a program and data downloaded via a communication line or the like in an internal memory or the like. It is also possible to execute directly using hardware resources on the other device side on a network connected via a communication line or the like. Furthermore, the game can be executed by exchanging data with other computer devices or the like via a network.
1 … パチンコ遊技機
3 … 前面枠
4 … ガラス扉枠
5 … 下扉枠
6 … 打球供給皿
7 … 余剰球受皿
8 … 打球操作ハンドル
9 … 遊技盤
10 … 遊技領域
11 … 演出表示装置
11L、11C、11R … 図柄表示エリア
12a … 第1特別図柄表示器
12b … 第2特別図柄表示器
13a … 第1始動入賞口
13b … 第2始動入賞口
14a … 第1始動口スイッチ
14b … 第1入賞確認スイッチ
15a … 第2始動口スイッチ
15b … 第2入賞確認スイッチ
16 … ソレノイド
17 … 開閉板
18 … 特別図柄保留記憶表示器
19a … 第1保留記憶表示部
19b … 第2保留記憶表示部
20 … 普通入賞装置
21 … 普通可変入賞装置
22 … 特別可変入賞球装置
23 … 底面部材
23U … 上流領域
23L … 下流領域
24 … 大入賞口
25a … カウントスイッチ
25b … 第3入賞確認スイッチ
26 … 普通図柄表示器
27 … 普通図柄保留記憶表示器
28 … アウト口
29 … スピーカ
30a … 天枠ランプ
30b … 左枠ランプ
30a … 右枠ランプ
32、33 … ゲート
32a、33a … ゲートスイッチ
34 … 演出ゲート(第1演出ゲート)
34a … 演出ゲートスイッチ(第1演出ゲートスイッチ)
35 … 飾り枠体
36 … 右側通過領域
37 … 払出制御基板
40 … 遊技制御基板(主基板)
41 … ランプドライバ基板
54 … ROM
55 … RAM
56 … CPU
57 … I/Oポート部
58 … 入力ドライバ回路
59 … 出力回路59
60 … 乱数回路
64 … 情報出力回路
70 … 音声出力基板
74 … 単方向性回路
77 … 中継基板
80 … 演出制御基板
91 … ターミナル基板
97 … 球払出装置
101 … ベース板部
102 … 収容孔
103 … 駆動装置
104 … 収容部
105 … プランジャ
106 … ソレノイド
107 … 枢支孔
108 … 第1アーム部
109 … 長孔
110 … 軸部
111 … 第2アーム部
112 … 流路形成台部
113 … 上流側流路部
114 … 下流側流路部
115 … 案内流路部
116 … ガイド部
117 … 被覆部
118 … 規制片
200 … 演出制御用マイクロコンピュータ
201 … 演出制御用CPU
202 … 入力ドライバ
203 … 入力ポート
204、205 … 出力ポート
209 … VDP
351 … 入力ドライバ
352 … LEDドライバ
400 … 特定口
400a … 特定口スイッチ
560 … 遊技制御用マイクロコンピュータ
571 … 出力ポート
702 … 入力ドライバ
703 … 音声合成用IC
704 … 音声データROM
705 … 増幅回路
706 … ボリューム
1023 … 底面部材
1024 …カウントスイッチ
1115 …案内流路部
DESCRIPTION OF
34a ... Production gate switch (first production gate switch)
35 ...
41 ...
55… RAM
56 ... CPU
57 ... I /
60 ...
202 ...
351:
704 ... Voice data ROM
705 ...
Claims (3)
遊技領域に設けられ、遊技媒体の流路の少なくとも一部を形成する可動部材の動作により、遊技媒体が進入可能な第1状態と、進入し難いまたは進入不能な第2状態とに変化する可変入賞装置と、
前記可動部材が形成する流路に設けられ、該流路を通過する遊技媒体の通過時間を調整可能な調整手段と、
前記遊技領域に設けられ、遊技媒体が通過可能な特定領域と、
前記遊技領域に設けられた始動領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて所定条件が成立したか否かを判定する判定手段とを備え、
特定領域は、
前記遊技領域において前記可変入賞装置よりも上流側に設けられており、
前記可変入賞装置は、
前記判定手段によって前記所定条件が成立したと判定されたことを条件に、特定領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて、可動部材の動作により、前記第2状態から前記第1状態へと変化することを特徴とする遊技機。 In a gaming machine capable of executing a game with a game medium,
A variable that is provided in the game area and changes between a first state in which the game medium can enter and a second state in which the game medium is difficult to enter or cannot enter by the operation of a movable member that forms at least a part of the flow path of the game medium. A winning device;
An adjusting means provided in a flow path formed by the movable member and capable of adjusting a transit time of a game medium passing through the flow path;
A specific area provided in the gaming area and through which gaming media can pass;
Determination means for determining whether or not a predetermined condition is satisfied based on a game medium passing through a start area provided in the game area;
The specific area is
In the game area is provided on the upstream side of the variable winning device,
The variable winning device is:
Based on the fact that the predetermined condition is satisfied by the determination means, the state changes from the second state to the first state by the operation of the movable member based on the passage of the game medium through the specific area. A gaming machine characterized by that.
遊技領域に設けられ、遊技媒体の流路の少なくとも一部を形成する可動部材の動作により、遊技媒体が進入可能な第1状態と、進入し難いまたは進入不能な第2状態とに変化する可変入賞装置と、
前記可動部材が形成する流路に設けられ、該流路を通過する遊技媒体の通過時間を調整可能な調整手段と、
前記遊技領域に設けられ、遊技媒体が通過可能な特定領域と、
前記遊技領域に設けられた始動領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて所定条件が成立したか否かを判定する判定手段とを備え、
特定領域は、
前記遊技領域において前記可変入賞装置よりも下流側に設けられており、
前記可変入賞装置は、
前記判定手段によって前記所定条件が成立したと判定されたことを条件に、特定領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて、可動部材の動作により、前記第2状態から前記第1状態へと変化することを特徴とする遊技機。 In a gaming machine capable of executing a game with a game medium,
A variable that is provided in the game area and changes between a first state in which the game medium can enter and a second state in which the game medium is difficult to enter or cannot enter by the operation of a movable member that forms at least a part of the flow path of the game medium. A winning device;
An adjusting means provided in a flow path formed by the movable member and capable of adjusting a transit time of a game medium passing through the flow path;
A specific area provided in the gaming area and through which gaming media can pass;
Determination means for determining whether or not a predetermined condition is satisfied based on a game medium passing through a start area provided in the game area;
The specific area is
In the game area, provided downstream of the variable winning device,
The variable winning device is:
Based on the fact that the predetermined condition is satisfied by the determination means, the state changes from the second state to the first state by the operation of the movable member based on the passage of the game medium through the specific area. A gaming machine characterized by that.
遊技領域に設けられ、遊技媒体の流路の少なくとも一部を形成する可動部材の動作により、遊技媒体が進入可能な第1状態と、進入し難いまたは進入不能な第2状態とに変化する可変入賞装置と、
前記可動部材が形成する流路に設けられ、該流路を通過する遊技媒体の通過時間を調整可能な調整手段と、
遊技媒体が通過可能な特定領域と、
前記遊技領域に設けられた始動領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて所定条件が成立したか否かを判定する判定手段とを備え、
特定領域は、
前記可動部材が形成する流路に設けられており、
前記可変入賞装置は、
前記判定手段によって前記所定条件が成立したと判定されたことを条件に、特定領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて、可動部材の動作により、前記第2状態から前記第1状態へと変化することを特徴とする遊技機。 In a gaming machine capable of executing a game with a game medium,
A variable that is provided in the game area and changes between a first state in which the game medium can enter and a second state in which the game medium is difficult to enter or cannot enter by the operation of a movable member that forms at least a part of the flow path of the game medium. A winning device;
An adjusting means provided in a flow path formed by the movable member and capable of adjusting a transit time of a game medium passing through the flow path;
A specific area through which game media can pass,
Determination means for determining whether or not a predetermined condition is satisfied based on a game medium passing through a start area provided in the game area;
The specific area is
Provided in the flow path formed by the movable member;
The variable winning device is:
Based on the fact that the predetermined condition is satisfied by the determination means, the state changes from the second state to the first state by the operation of the movable member based on the passage of the game medium through the specific area. A gaming machine characterized by that.
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