JP2015179496A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プログラム電卓1は、本体前面に配置されたディスプレイ2と、本体前面に配置された前面キー3と、本体側面に配置され、方向の指定操作を受ける方向キー41を含む側面キー4と、複数の計算プログラム72を記憶する記憶部70と、CPU20とを備える。CPU20は、ディスプレイ2に複数の計算プログラム72のプログラムリストが表示された場合に、ユーザにより側面キー4の方向キー41がシングルクリック操作されたときには、プログラムリストのうちカーソルCで指定表示されるデータが当該方向キー41と対応した方向にプログラムリスト上で1行だけ移動するように移動表示させ、ユーザにより側面キー4の方向キー41がダブルクリック操作されたときには当該方向キー41と対応した方向にプログラムリストを頁単位でスクロール表示させる。
【選択図】図5
Description
本体前面に配置された表示画面と、
前記本体前面に配置された前面キーと、
前記本体側面に配置され、方向の指定操作を受ける方向キーを含む側面キーと、
ユーザによる前記前面キーの操作により入力された複数のデータを記憶するデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段に記憶された前記複数のデータを前記表示画面に一覧表示させるとともに、当該一覧表示されたデータのうちの一のデータを指定表示させる一覧表示手段と、
前記一覧表示手段により前記表示画面にデータが一覧表示された場合に、ユーザにより前記側面キーの前記方向キーがシングルクリック操作されたときには、前記一覧表示されたデータのうち指定表示されるデータが当該方向キーと対応した方向に当該一覧表示上で1頁未満の所定行だけ移動するように移動表示させ、ユーザにより前記側面キーの前記方向キーがダブルクリック操作されたときには、当該方向キーと対応した方向に前記一覧表示されたデータを頁単位でスクロール表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
まず、本実施形態におけるプログラム電卓1の外観構成について説明する。
図1(a)は、プログラム電卓1の平面図であり、図1(b)は、プログラム電卓1の側面図である。
これらの図に示すように、プログラム電卓1は、ディスプレイ2と、前面キー3及び側面キー4とを備えている。
EXEキー32は、処理の実行操作を受けるキーである。
EXITキー33は、実行されている処理の終了操作を受けるキーである。
ファンクションキー34は、所定の処理の実行操作を受ける複数のキーを有しており、本実施形態においては「F1」〜「F6」の6つのキーを有している。
テンキー35は、数字の入力操作を受けるキーである。
このうち、2つの方向キー41は、方向の指定操作を受けるキーであり、上方を指定す
る上方向キー41Uと、下方を指定する下方向キー41Dとから構成されている。
一方、実行キー42は、処理の実行操作を受けるキーである。また、実行キー42は、隣りの下方向キー41Dと同時に押下されることで、実行されている処理の終了操作を受けるようになっている。
続いて、プログラム電卓1の内部構成について説明する。
図2は、プログラム電卓1の内部構成を示すブロック図である。
がバスで相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。
表示部40は、上述のディスプレイ2を備えており、CPU20から入力される表示信号に基づいて各種情報をディスプレイ2に表示する。
通信部60は、ネットワークNに接続可能となっており、これにより、ネットワークNに接続される外部機器(例えばサーバN1)との通信が可能となっている。
計算プログラム72は、各種の計算処理をCPU20に実行させるためのプログラムであり、本実施形態においては、土木・測量分野における各種計算を行うものである。
リストデータ73は、複数の数値データをまとめて格納するものである。
続いて、プログラム電卓1がデータ入力・表示処理を実行する際の動作について説明する。
図3及び図4は、CPU20がデータ入力表示制御プログラム71を読み出して実行するデータ入力・表示処理の流れを示すフローチャートである。
ここで「頁」とは、ディスプレイ2の一画面分のプログラムリストのことである。したがって、このステップS7では、CPU20は、ディスプレイ2に表示されていた最後尾のプログラム名の次のプログラム名が先頭に位置するように、当該プログラムリストをスクロール表示させる。またこのときには、カーソルCの位置は移動させない。但し、プログラム名(計算プログラム72)の数がディスプレイ2の一画面分を超えないときには、CPU20は、表示されたプログラムリストはそのままに、カーソルCをプログラムリスト中の最後尾のプログラム名に移動させる。
ルCの位置を移動させてもよいし、カーソルCの位置を移動させずにプログラムリストを1行スクロールさせてもよい。
16及び当該ステップS18での総判定回数が3回目以降であるとき(つまり、上述のステップS3で操作された前面キー3が何れのキーであるかが判明した後の判定時)には、CPU20は、ユーザにより新たにEXEキー32が操作されるか否かを判定する。
1も操作無効に設定することとしてもよい。
作された前面キー3が何れのキーであるかが判明した後の判定時)には、CPU20は、ユーザにより新たにテンキー35が操作されるか否かを判定する。
続いて、上述したプログラム電卓1の動作について、具体例を示して説明する。
図5〜図7は、上述のデータ入力・表示処理におけるディスプレイ2の表示例を示す図である。
なお、本動作例では、ユーザが左手だけでプログラム電卓1を把持して(持ち上げて)おり、右手で前面キー3の操作を行い、左手で側面キー4の操作を行うものとする。
まず、プログラム機能の実行時におけるプログラム電卓1の動作例について説明する。
2行移動し、プログラム名「EEE」の計算プログラム72がカーソルCで指定表示された状態となる(ステップS16;Yes、S17、S16;Yes、S17)。
続いて、リスト機能の実行時におけるプログラム電卓1の動作例について説明する。
1」の先頭(最上行)の数値がカーソルCで指定表示されている。またこのとき、ディスプレイ2の最下部のファンクション表示領域Fには、ファンクションキー34「F1」に対応した「GRPH」(グラフ描画処理)、「F2」に対応した「CALC」(各種演算処理)、「F3」に対応した「TEST」(検定計算処理)、「F4」に対応した「INTR」(信頼区間計算処理)、「F5」に対応した「DIST」(分布計算処理)等のコマンドボタンが表示される。
さらに、ユーザにより側面キー4が操作されたときに、前面キー3のうちのカーソルキー31も操作無効に設定されることにより、側面キー4の操作時において、前面キー3(カーソルキー31)の誤操作により方向指定処理が行われてしまうことを防止できる。
設定を解除できるように構成してもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
本体前面に配置された表示画面と、
前記本体前面に配置された前面キーと、
前記本体側面に配置され、方向の指定操作を受ける方向キーを含む側面キーと、
ユーザによる前記前面キーの操作により入力された複数のデータを記憶するデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段に記憶された前記複数のデータを前記表示画面に一覧表示させるとともに、当該一覧表示されたデータのうちの一のデータを指定表示させる一覧表示手段と、
前記一覧表示手段により前記表示画面にデータが一覧表示された場合に、ユーザにより前記側面キーの前記方向キーがシングルクリック操作されたときには、前記一覧表示されたデータのうち指定表示されるデータが当該方向キーと対応した方向に当該一覧表示上で1頁未満の所定行だけ移動するように移動表示させ、ユーザにより前記側面キーの前記方向キーがダブルクリック操作されたときには、当該方向キーと対応した方向に前記一覧表示されたデータを頁単位でスクロール表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とするプログラム電卓。
<請求項2>
請求項1に記載のプログラム電卓において、
前記前面キーは、方向の指定操作を受ける方向キーを含み、
前記表示制御手段は、ユーザにより前記前面キーの前記方向キーがダブルクリック操作されたときに、前記一覧表示されたデータのうち指定表示されるデータが当該方向キーと対応した方向に当該一覧表示上で2行移動するように移動表示させることを特徴とするプログラム電卓。
<請求項3>
請求項1又は2に記載のプログラム電卓において、
前記側面キーは、実行操作を受ける実行キーをさらに含み、
前記データは、所定の処理を行うプログラムであり、
前記一覧表示手段は、複数のプログラムのプログラム名を前記表示画面に一覧表示させ、
前記一覧表示手段により前記表示画面に前記プログラム名が一覧表示された場合に、ユーザにより前記側面キーの前記実行キーが操作されたときには、一覧表示された前記プログラム名のうち指定表示されたプログラム名のプログラムを実行するプログラム実行手段を備えることを特徴とするプログラム電卓。
<請求項4>
請求項1〜3の何れか一項に記載のプログラム電卓において、
前記前面キーは、実行操作を受ける実行キーを含み、
ユーザにより前記側面キーが操作されたときに、前記前面キーのうちの前記実行キーを操作無効に設定するキー操作無効設定手段を備えることを特徴とするプログラム電卓。
<請求項5>
請求項4に記載のプログラム電卓において、
前記前面キーは、方向の指定操作を受ける方向キーを含み、
前記キー操作無効設定手段は、ユーザにより前記側面キーが操作されたときに、前記前面キーのうちの前記方向キーを操作無効に設定することを特徴とするプログラム電卓。
<請求項6>
本体前面に配置された表示画面と、
前記本体前面に配置された前面キーと、
前記本体側面に配置され、方向の指定操作を受ける方向キーを含む側面キーと、
ユーザによる前記前面キーの操作により入力された複数のデータを記憶するデータ記憶手段と、
を備えるコンピュータに、
前記データ記憶手段に記憶された前記複数のデータを前記表示画面に一覧表示させるとともに、当該一覧表示されたデータのうちの一のデータを指定表示させる一覧表示機能と、
前記一覧表示機能により前記表示画面にデータが一覧表示された場合に、ユーザにより前記側面キーの前記方向キーがシングルクリック操作されたときには、前記一覧表示されたデータのうち指定表示されるデータが当該方向キーと対応した方向に当該一覧表示上で1頁未満の所定行だけ移動するように移動表示させ、ユーザにより前記側面キーの前記方向キーがダブルクリック操作されたときには、当該方向キーと対応した方向に前記一覧表示されたデータを頁単位でスクロール表示させる表示制御機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
2 ディスプレイ
3 前面キー
31 カーソルキー
32 EXEキー
4 側面キー
41 方向キー
42 実行キー
20 CPU
70 記憶部
71 データ入力表示制御プログラム
72 計算プログラム
C カーソル
本体前面に配置された表示画面と、
前記本体前面に配置され、少なくとも左右方向の指定操作を受ける方向キーを含む前面キーと、
前記本体側面に配置され、上下方向の指定操作を受ける方向キーを含む側面キーと、
ユーザによる前記前面キーの操作により入力された複数のデータを記憶するデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段に記憶された前記複数のデータを前記表示画面に一覧表示させるとともに、当該一覧表示されたデータのうちの一のデータを指定表示させる一覧表示手段と、
前記一覧表示手段により前記表示画面に一覧表示された場合に、ユーザにより前記側面キーの前記方向キーがシングルクリック操作されたときには、前記一覧されたデータのうち指定表示されるデータが当該方向キーと対応した方向に当該一覧表示上で1頁未満の所定行だけ移動するように移動表示させ、ユーザにより前記側面キーの前記方向キーがダブルクリック操作されたときには、当該方向キーと対応した方向に前記一覧表示されたデータを頁単位でスクロール表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
Claims (6)
- 本体前面に配置された表示画面と、
前記本体前面に配置された前面キーと、
前記本体側面に配置され、方向の指定操作を受ける方向キーを含む側面キーと、
ユーザによる前記前面キーの操作により入力された複数のデータを記憶するデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段に記憶された前記複数のデータを前記表示画面に一覧表示させるとともに、当該一覧表示されたデータのうちの一のデータを指定表示させる一覧表示手段と、
前記一覧表示手段により前記表示画面にデータが一覧表示された場合に、ユーザにより前記側面キーの前記方向キーがシングルクリック操作されたときには、前記一覧表示されたデータのうち指定表示されるデータが当該方向キーと対応した方向に当該一覧表示上で1頁未満の所定行だけ移動するように移動表示させ、ユーザにより前記側面キーの前記方向キーがダブルクリック操作されたときには、当該方向キーと対応した方向に前記一覧表示されたデータを頁単位でスクロール表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とするプログラム電卓。 - 請求項1に記載のプログラム電卓において、
前記前面キーは、方向の指定操作を受ける方向キーを含み、
前記表示制御手段は、ユーザにより前記前面キーの前記方向キーがダブルクリック操作されたときに、前記一覧表示されたデータのうち指定表示されるデータが当該方向キーと対応した方向に当該一覧表示上で2行移動するように移動表示させることを特徴とするプログラム電卓。 - 請求項1又は2に記載のプログラム電卓において、
前記側面キーは、実行操作を受ける実行キーをさらに含み、
前記データは、所定の処理を行うプログラムであり、
前記一覧表示手段は、複数のプログラムのプログラム名を前記表示画面に一覧表示させ、
前記一覧表示手段により前記表示画面に前記プログラム名が一覧表示された場合に、ユーザにより前記側面キーの前記実行キーが操作されたときには、一覧表示された前記プログラム名のうち指定表示されたプログラム名のプログラムを実行するプログラム実行手段を備えることを特徴とするプログラム電卓。 - 請求項1〜3の何れか一項に記載のプログラム電卓において、
前記前面キーは、実行操作を受ける実行キーを含み、
ユーザにより前記側面キーが操作されたときに、前記前面キーのうちの前記実行キーを操作無効に設定するキー操作無効設定手段を備えることを特徴とするプログラム電卓。 - 請求項4に記載のプログラム電卓において、
前記前面キーは、方向の指定操作を受ける方向キーを含み、
前記キー操作無効設定手段は、ユーザにより前記側面キーが操作されたときに、前記前面キーのうちの前記方向キーを操作無効に設定することを特徴とするプログラム電卓。 - 本体前面に配置された表示画面と、
前記本体前面に配置された前面キーと、
前記本体側面に配置され、方向の指定操作を受ける方向キーを含む側面キーと、
ユーザによる前記前面キーの操作により入力された複数のデータを記憶するデータ記憶手段と、
を備えるコンピュータに、
前記データ記憶手段に記憶された前記複数のデータを前記表示画面に一覧表示させるとともに、当該一覧表示されたデータのうちの一のデータを指定表示させる一覧表示機能と、
前記一覧表示機能により前記表示画面にデータが一覧表示された場合に、ユーザにより前記側面キーの前記方向キーがシングルクリック操作されたときには、前記一覧表示されたデータのうち指定表示されるデータが当該方向キーと対応した方向に当該一覧表示上で1頁未満の所定行だけ移動するように移動表示させ、ユーザにより前記側面キーの前記方向キーがダブルクリック操作されたときには、当該方向キーと対応した方向に前記一覧表示されたデータを頁単位でスクロール表示させる表示制御機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
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