JP2015179433A - 児童監視システム及び児童監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの増加を抑制しつつ、検知精度を向上する。
【解決手段】児童監視システム100は、児童に携帯され、検知用信号を無線送信する発信器104と、児童の通学路に配置されており、検知用信号を受信する複数の受信器103とを含み、通学路には、複数の受信器103のいずれにおいても検知用信号を受信できない区間が存在し、児童監視システム100は、移動予測時間を可変に設定する移動時間設定部と、複数の受信器103のいずれにおいても検知用信号が受信できない状態が、移動予測時間の間継続された場合、児童が通学路内にいない旨を通知する通知部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、児童を監視するための児童監視システム及び児童監視方法に関する。
近年、通学中の児童を監視するシステムが知られている(例えば、特許文献1〜3を参照)。例えば、このような監視システムでは、児童が発信器を携帯し、通学路に配置された複数の受信器を用いて、児童の位置が検知される。
特開2007−042009号公報 特開2007−264723号公報 特開2012−118655号公報
このような監視システムでは、受信器を密に配置することにより、検知精度を向上させることができる。その反面、受信器を多く設置する必要があるため、コストが増加してしまうという課題がある。
そこで、本発明は、コストの増加を抑制しつつ、検知精度を向上できる児童監視システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る児童監視システムは、児童を監視するための児童監視システムであって、前記児童に携帯され、検知用信号を無線送信する発信器と、前記児童の通学路に配置されており、前記検知用信号を受信する複数の受信器とを含み、前記通学路には、前記複数の受信器のいずれにおいても前記検知用信号を受信できない区間が存在し、前記児童監視システムは、移動予測時間を可変に設定する移動時間設定部と、前記複数の受信器のいずれにおいても前記検知用信号が受信できない状態が、前記移動予測時間の間継続された場合、前記児童が前記通学路内にいない旨を通知する通知部とを含む。
この構成によれば、受信器を離して配置することができるので、受信器の数を削減できる。また、移動予測時間が可変に設定されることにより、検知用信号が受信できない区間においても、より適切に警告を発することができる。このように、当該児童監視システムは、コストの増加を抑制しつつ、検知精度を向上できる。
例えば、前記移動時間設定部は、前記複数の受信器のうち隣接する受信器の距離が離れているほど前記移動予測時間を長く設定してもよい。
この構成によれば、受信器間の距離に応じて適切な移動予測時間を設定できる。
例えば、前記移動時間設定部は、前記児童の学年又は年齢が低いほど前記移動予測時間を長く設定してもよい。
この構成によれば、児童の学年に応じて適切な移動予測時間を設定できる。
例えば、前記移動時間設定部は、前記児童が集団登校又は集団下校を行うか否かに応じて前記移動予測時間を設定してもよい。
この構成によれば、適切な移動予測時間を設定できる。
例えば、前記発信器は、前記児童の移動速度を検知するための速度情報を生成するセンサを備え、前記発信器は、前記速度情報を含む前記検知用信号を無線送信し、前記移動時間設定部は、前記速度情報を用いて、前記児童の移動速度が遅いほど前記移動予測時間を長く設定してもよい。
この構成によれば、適切な移動予測時間を設定できる。
例えば、前記移動時間設定部は、前記受信器ごとに前記移動予測時間を設定し、前記通知部は、前記複数の受信器のいずれにおいても前記検知用信号が受信できない状態が、直前に前記検知用信号を受信した受信器に対して設定されている前記移動予測時間の間継続された場合、前記児童が前記通学路内にいない旨を通知してもよい。
この構成によれば、児童の移動速度に応じて適切な移動予測時間を設定できる。
例えば、前記児童監視システムは、さらに、前記通学路以外に配置されており、前記検知用信号を受信する第2受信器を含み、前記通知部は、さらに、前記第2受信器で前記検知用信号が受信された場合、前記児童が前記通学路内にいない旨を通知してもよい。
この構成によれば、受信器の配置間隔が異なる場合であっても適切な移動予測時間を設定できる。
例えば、前記複数の受信器の各々は、他の受信器で前記検知用信号が受信されてから、前記移動予測時間が経過しても当該受信器で前記検知用信号を受信できない場合、前記通知部に、前記検知用信号を受信できない旨を通知し、前記通知部は、前記受信器から前記検知用信号を受信できない旨を通知された場合に、前記児童が前記通学路内にいない旨を通知してもよい。
この構成によれば、各受信器において移動予測時間が経過したか否かの判定が行われるので、通知部の処理量を低減できる。
また、本発明の一態様に係る児童監視方法は、児童を監視するための児童監視システムにおける児童監視方法であって、前記児童監視システムは、前記児童に携帯され、検知用信号を無線送信する発信器と、前記児童の通学路に配置されている複数の受信器とを含み、前記通学路には、前記複数の受信器のいずれにおいても前記検知用信号を受信できない区間が存在し、前記児童監視方法は、移動予測時間を可変に設定する移動時間設定ステップと、前記複数の受信器のいずれにおいても前記検知用信号が受信できない状態が、前記移動予測時間の間継続された場合、前記児童が前記通学路内にいない旨を通知する通知ステップとを含む。
これによれば、受信器を離して配置することができるので、受信器の数を削減できる。また、移動予測時間が可変に設定されることにより、検知用信号が受信できない区間においても、より適切に警告を発することができる。このように、当該児童監視方法は、コストの増加を抑制しつつ、検知精度を向上できる。
なお、これらの全般的又は具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明は、コストの増加を抑制しつつ、検知精度を向上できる児童監視システムを提供できる。
実施の形態に係る児童監視システムの概要を示す図である。 実施の形態に係る児童監視システムの構成を示す図である。 実施の形態に係る発信器のブロック図である。 実施の形態に係る検知用信号の構成を示す図である。 実施の形態に係る受信器のブロック図である。 実施の形態に係る通知信号の構成を示す図である。 実施の形態に係る管理装置のブロック図である。 実施の形態に係る児童情報の一例を示す図である。 実施の形態に係る受信器情報の一例を示す図である。 実施の形態に係る監視情報の一例を示す図である。 実施の形態に係る位置情報の表示例を示す図である。 実施の形態に係る児童監視処理のフローチャートである。 実施の形態に係る警告の表示例を示す図である。 実施の形態に係る児童監視処理を説明するための図である。 実施の形態に係る移動予測時間設定処理のフローチャートである。 実施の形態に係る移動予測時間と受信器間の距離との関係を示す図である。 実施の形態に係る移動予測時間設定処理の別の例のフローチャートである。 実施の形態に係る移動予測時間と児童の学年との関係を示す図である。 実施の形態に係る移動予測時間と児童の移動速度との関係を示す図である。 実施の形態に係る児童監視処理の別の例のフローチャートである。 実施の形態の変形例に係る受信器のブロック図である。 実施の形態の変形例に係る管理装置のブロック図である。 実施の形態の変形例に係る受信器の処理のフローチャートである。 実施の形態に変形例係る管理装置の処理のフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
本実施の形態に係る児童監視システムは、児童が通学路からはずれた場合に警告を通知する。また、受信器は通学路の全てをカバーしておらず、通学路には検知用信号を検知できない区間が存在する。この区間においては、移動予測時間が経過しても検知用信号が受信できない場合に、警告が通知される。さらに、当該児童監視システムでは、この移動予測時間を各種情報に応じて可変に設定する。これにより、検知用信号が受信できない区間においても、より適切に警告を発することができる。
まず、本実施の形態に係る児童監視システムの構成を説明する。
図1は、本実施の形態に係る児童監視システムの概略構成を示す図である。また、図2は、児童監視システム100の構成を示す図である。
図1に示す例は、児童が家101Aから学校102へ登校する様子を示している。
児童監視システム100は、複数の受信器103(103A〜103G)と、発信器104と、管理装置105と、端末106とを備える。
発信器104は、監視対象の児童に携帯される。例えば、発信器104は、児童の体又は所持品に装着される。具体的には、発信器104は、児童の腕に装着されるブレスレット型(腕時計型)、児童の首にぶら下げられるネックレス型である。または、発信器104は、名札又はランドセル等に装着されてもよい。
この発信器104は、定期的に(例えば、30秒間隔で)検知用信号210を無線送信する。また、この無線送信で用いられる無線信号は、例えば、IEEE802.15.4に準拠する2.4GHz帯の無線信号である。つまり、当該児童監視システム100に用いられる無線信号は、比較的無線通信範囲が狭い(例えば200〜300m程度の)無線信号である。なお、Bluetooth(登録商標)などの他の無線信号が用いられてもよい。
複数の受信器103は、児童の通学路に配置され、発信器104から定期的に無線送信される検知用信号210を受信する。
また、図1に示す例では、通学路として受信器103A、103B、103C、103D、103Eに沿った経路が予め設定されている。なお、家101Bの児童を監視する場合には、通学路として受信器103F、103G、103D、103Eに沿った経路が選択される。
また、通学路には、複数の受信器103A〜103Gのいずれにおいても検知用信号210を受信できない区間が存在する。例えば、図1に示す例では、受信器103Bと103Cとの間、及び、受信器103Cと103Dとの間に、検知用信号210を受信できない区間が存在している。なお、図1では、受信器103の周りの破線により、当該受信器103が検知用信号210を検知できる範囲を示している。
受信器103は、検知用信号210を受信した場合に、当該検知用信号210を検知した旨を管理装置105に通知する。例えば、受信器103は、検知用信号210を検知した旨を示す通知信号220を、無線ネットワークを介して管理装置105に送信する。なお、受信器103から管理装置105へ信号を送信する方法は特に限定されず、有線又は無線等、任意の方法を用いてもよい。例えば、複数の受信器103は無線ネットワークを構築しており、複数の受信器103は、親機と、子機(中継器)とを含む。子機から無線送信された信号は、直接又は1以上の子機を介して、親機に伝達される。信号を受信した親機はネットワークを介して管理装置105へ信号を送信する。
また、ここでは、受信器103と管理装置105とを個別に記載しているが、受信器103と管理装置105とが単一の装置として構成されていてもよい。
管理装置105は、受信器103から送信された通知信号220を受信し、通知信号220に含まれる情報を用いて、児童の位置を検知する。管理装置105は、端末106からの要求に応じて、児童の位置を示す位置情報260を、端末106へ送信する。また、管理装置105は、児童が通学路からはずれた場合に端末106に警告261を送る。例えば、管理装置105と端末106とはネットワーク107を介して接続されている。
端末106は、監視対象の児童の家101Aに配置されており、児童の位置を示す位置情報260及び管理装置105から送られた警告261を表示する。例えば、端末106は、PC(パーソナルコンピュータ)又はスマートフォン等である。なお、管理装置105が端末106の機能をさらに有してもよい。
また、図2に示すように複数の端末106が用いられてもよい。この場合、端末106は、学校102に配置されてもよいし、児童の保護者が携帯する携帯端末(携帯電話又はスマートフォン等)であってもよい。また、端末106として、警告を通知する専用の装置が用いられてもよい。
以下、各装置の構成を説明する。まず、発信器104の構成を説明する。
図3は、発信器104の構成を示すブロック図である。発信器104は、無線送信部110と、記憶部111と、センサ112とを備える。なお、発信器104はセンサ112を必ずしも備える必要はない。
記憶部111は、発信器104を一意に特定する発信器ID113を格納している。センサ112は、加速度センサ114と、地磁気センサ115と、温度センサ116とを備える。なお、センサ112は、角速度センサなど上記以外のセンサを備えてもよい。無線送信部110は、検知用信号210を定期的に無線送信する。
図4は、検知用信号210の構成を示す図である。検知用信号210は、発信器ID113と、センサ情報212とを含む。センサ情報212は、センサ112により検知された情報であり、速度情報213と、方向情報214と、温度情報215とを含む。速度情報213は、加速度センサ114で検知された情報であり、児童の移動速度を算出するために用いられる。方向情報214は、地磁気センサ115で検知された情報であり、児童が向いている方向(移動方向)を算出するために用いられる。温度情報215は温度センサ116で検知された情報であり、児童の体温を算出するために用いられる。なお、これらの情報は、各種センサで検知されたセンサ情報そのものであってもよいし、検知されたセンサ情報を用いて算出された情報(例えば、移動速度、方向、又は体温を示す情報)であってもよい。
また、温度センサ116を用いる場合には、発信器104は、児童の体に直接装着されることが好ましい。なお、温度センサ116は、発信器104に内蔵されている必要はない。例えば、温度センサ116は、発信器104に外付けされている、又は、発信器104と通信する機能を有し、発信器104とは別に、児童に直接装着されもよい。
同様に、他のセンサも発信器104に内蔵されている必要はなく、発信器104に外付けされている、又は、発信器104と通信する機能を有し、発信器104とは別に、児童に携帯されてもよい。
次に、受信器103の構成を説明する。
図5は、受信器103の構成を示すブロック図である。受信器103は、受信部120と、通知信号生成部121と、記憶部122と、通信部123とを備える。
受信部120は、検知用信号210を受信する。記憶部122は、受信器103を一意に特定する受信器ID124を格納している。通知信号生成部121は、検知用信号210を受信した場合に通知信号220を生成する。通信部123は、生成された通知信号220を管理装置105に送信する。
図6は、通知信号220の構成を示す図である。通知信号220は、検知用信号210に含まれていた発信器ID113及びセンサ情報212を含む。さらに、通知信号220は、受信器ID124と、受信電波強度情報221とを含む。受信器ID124は、記憶部122に格納されている情報と同一である。検知用信号210を受信した際の当該信号の電波強度を示す。この受信電波強度情報221は、管理装置105において児童の位置を検知する際に用いられる。
また、通知信号220が、他の受信器103で中継されて管理装置105に送信される場合には、中継を行った受信器103の通信部123は、受信した通知信号220に、中継した受信器103を示す情報(つまり、自機器を示す情報)を付加してもよい。この場合、通知信号220を受信した受信機103は、上記情報を用いて、当該通信信号220を以前に中継したか否かを判断し、中継していない場合にのみ、当該通信信号220を中継する。これにより、中継を高速に行えるとともに、不要な信号が送信されることを防止できる。
次に、管理装置105の構成を説明する。
図7は、管理装置105の構成を示すブロック図である。管理装置105は、通信部130と、監視部131と、設定部132と、記憶部133とを備える。
通信部130は、受信器103から送信された通知信号220を受信する。また、通信部130は、児童の位置を示す位置情報260及び警告261を端末106へ送信する。
記憶部133は、監視情報117、受信器情報118及び児童情報119を記憶している。
設定部132は、ユーザ操作により入力された情報、又は、他の装置から送信された情報を用いて、受信器情報118及び児童情報119の生成及び更新を行う。
図8は、児童情報119の一例を示す図である。児童情報119は、児童ごとに設定された、発信器ID230と、名前231と、学年情報232と、集団登校情報233と、集団下校情報234と、通学路情報235とを含む。
発信器ID230は、児童が携帯する発信器104の発信器ID113を示す。名前231は児童の名前を示す。学年情報232は児童の学年を示す。集団登校情報233は、児童が集団登校を行うか否か、及び行う場合に属する集団登校のグループを示す。集団下校情報234は、児童が集団下校を行うか否か、及び行う場合に属する集団下校のグループを示す。
通学路情報235は、児童が登校及び下校に用いる通学路を示す。例えば、通学路情報235は、通学路に含まれる複数の受信器103の受信器ID124及び通る順番を示す。なお、図8では、通学路情報235として、登校時の通学路が示されている。例えば、管理装置105は、下校時の通学路の登校時の通学路の逆の順序であると認識する。なお、登校時と下校時とで通学路が異なる場合には、各々が設定されてもよい。
なお、児童情報119は、学年情報232の代わりに、又は、上記情報に加えて、児童の平均的な歩行速度を示す歩行速度情報を含んでもよい。
図9は、受信器情報118の一例を示す図である。受信器情報118は、受信器103ごとに設定された、受信器ID240と、設置位置情報241とを含む。
受信器ID240は、当該受信器103の受信器ID124を示す。設置位置情報241は、受信器103が設置されている位置(例えば座標)を示す。なお、受信器情報118は、さらに、受信器103が設置されている場所の住所又は名称を含んでもよい。また、受信器情報118は、受信器103の名称を含んでもよい。
監視部131は、位置情報生成部134と、移動時間設定部135と、通知部136とを備える。
位置情報生成部134は、通信部130が受信した通知信号220を監視情報117として記憶部133に順次格納する。
図10は、監視情報117の一例を示す図である。監視情報117は、発信器ID250と、受信器ID251と、受信時刻情報252と、受信電波強度情報253と、速度情報254と、方向情報255と、温度情報256とを含む。
受信時刻情報252は、通知信号220が受信された時刻を示す。なお、受信時刻情報252以外の情報は、通知信号220に含まれる情報と同一である。
なお、通知信号220に、当該通知信号220を送信した時刻、又は検知用信号210を受信した時刻が含まれてもよい。この場合、その情報が受信時刻情報252の代わりに用いられてもよい。
また、ここでは、発信器104ごとに複数の通知信号220の情報が格納されているが、最新の一つ又は複数の情報のみが格納されてもよい。また、図10では、受信電波強度情報253、速度情報254、方向情報255、及び温度情報256を「弱い/強い」等の模式的な表現で表しているが、これらは任意の形式で表されてよく、例えば、数値等で表されてもよい。また、これらの情報は、発信器104のセンサ112で検知されたセンサ情報そのものであってもよいし、例えば、図10に示すような、検知されたセンサ情報を用いて算出された情報であってもよい。また、これらの情報の算出は、発信器104、受信器103及び管理装置105のいずれで行われてもよい。さらに、管理装置105で、この算出処理が行われるタイミングは、任意のタイミングでよい。例えば、このタイミングは、通知信号220が受信されたタイミングであってもよいし、これらの情報を用いて、後述する処理(位置情報の生成処理又は移動時間の設定処理等)が行われるタイミングであってもよい。
位置情報生成部134は、記憶部133に格納されている監視情報117を用いて、位置情報260を生成する。図11は、位置情報260の表示例を示す図である。図11に示すように、位置情報260は、児童位置情報301と、児童の移動方向を示す移動方向情報302と、受信器103の位置を示す受信器位置情報303と、受信器103の検知範囲を示す検知範囲情報304と、児童の状態を示す状態情報305と、児童の移動速度を示す移動速度情報306と、児童の体温を示す体温情報307とを含む。なお、位置情報260には、これらの情報の全てが含まれる必要はなく、一部のみが含まれてもよい。
児童位置情報301は、通学路上の児童(発信器104)の位置を示し、直前に検知用信号210を受信した受信器103の位置及び受信電波強度情報253等を用いて算出される。具体的には、位置情報生成部134は、直前に検知用信号210を受信した受信器103の検知範囲内に児童が存在すると判定する。また、位置情報生成部134は、受信電波強度情報253で示される受信電波強度が強いほど、受信器103に近い位置に児童が存在すると判定する。さらに、位置情報生成部134は、速度情報254及び方向情報255、並びに、直前の児童の位置等を用いて、現在の児童の位置を推定する。また、図11に示す例では、児童位置情報301の周りの破線の円により児童位置情報301の信頼性が示されている。この破線の円が広くなるほど信頼性が低いことを意味する。
なお、児童位置情報301の算出には上記の一部のみが用いられてもよい。また、児童位置情報301は、単に、直前に検知用信号210を受信した受信器103を示す情報であってもよい。
移動方向情報302は、児童の移動方向を示し、方向情報255を用いて生成される。
受信器位置情報303は、受信器103の位置を示す。検知範囲情報304は、受信器103が発信器104を検知できる(検知用信号210を受信できる)範囲である検知範囲の予測値を示す。
上記の各種情報は、例えば、図11に示すように通学路を含む地図情報に重畳して表示される。
状態情報305は、児童の総合的な状態を示す。つまり、状態情報305は、児童に異常が発生しているか否かを示す。例えば、後述するように児童が通学路から外れた場合に、状態情報305により異常状態である旨が示される。また、児童の体温が通常の範囲外である場合、または、児童が長時間移動していない場合等に、状態情報305により異常状態である旨が示される。
移動速度情報306は、児童が移動しているか否か、及び、児童の移動速度を示す。なお、移動方向情報302で示される矢印の大きさを用いて、児童の移動速度が示されてもよい。
体温情報307は、児童の体温を示す。
なお、上記表示例は一例であり、上記において画像情報と表示されている情報をテキスト情報として表示してもよいし、テキスト情報として表示されている情報を画像情報として表示してもよい。
また、この位置情報260は、例えば、所定時間間隔で(例えば、通知信号220が受信されるごとに)更新される。また、この位置情報260は、端末106からの依頼があった場合に生成されてもよい。
なお、通学路に監視カメラが設置されている場合には、児童に近い位置に配置されている監視カメラの映像が、位置情報260に含まれてもよい。
移動時間設定部135は、移動予測時間を設定する。ここで、上述したように、通学路には、複数の受信器103A〜103Eのいずれにおいても検知用信号210を受信できない区間が存在する。移動予測時間は、児童がこの区間を通過するのに要する移動時間の予測値である。
通知部136は、児童が通学路からはずれた場合に、児童が通学路内にいない旨を示す警告261を通知する。具体的には、通知部136は、児童の通学路に設置されている複数の受信器103A〜103Eのいずれにおいても検知用信号210が受信できない状態が、移動予測時間の間継続された場合、警告261を通知する。なお、通知部136は、児童の通学路に設置されている複数の受信器103A〜103Eに加え、通学路以外に設置されている受信器103(例えば、図1の受信器103G及び103F)のいずれにおいても検知用信号210が受信できない状態が、移動予測時間の間継続された場合、警告261を通知してもよい。
また、通知部136は、さらに、児童の通学路以外に設置されている受信器103で検知用信号210が受信された場合、又は、通学路の順序と異なる受信器103で検知用信号210が受信された場合に警告261を通知してもよい。ここで、通学路の順序と異なる受信器103で検知用信号210が受信された場合とは、児童が通学路を逆方向に移動している場合である。
以下、移動時間の設定及び警告通知の動作を詳しく説明する。
図12は、本実施の形態に係る移動時間設定処理のフローチャートである。
ここでは、受信器情報118及び児童情報119が、予め設定されている状態であるとする。まず、通学路に含まれる最初の受信器103が検知用信号210を受信し、当該検知用信号210に対応する通知信号220が管理装置105で受信されることにより、監視モードが開始する(S101)。なお、上記に加え、予め定められた操作が行われた場合に、監視モードが開始されてもよい。この操作とは、例えば、発信器104等のボタン又はスイッチ等の操作や、端末106からの管理装置105への監視モードの開始指示の送信等である。なお、監視モードの開始指示は、端末106以外の装置から送信されてもよい。
また、予め定められた受信器103(例えば、児童の家又はその周辺に設置されている受信器103)で検知用信号210が検知できなくなった場合に、監視モードが開始されてもよい。また、予め登録されている登校時刻(又は下校時刻)に、自動的に監視モードが開始されてもよい。この場合、登校時刻(又は下校時刻)から予め定められた時刻が経過しても最初の受信器103で検知用信号210が検知されない場合に、警告261が通知されてもよい。
次に、移動時間設定部135は、受信された通知信号220に基づき、移動予測時間を設定する(S102)。なお、この処理の詳細は後述する。
次に、通知部136は、時間計測を開始する(S103)。移動予測時間が経過する前に、通学路内の受信器103から送信された新たな通知信号220が受信された場合(S104でYes、かつ、S107でYes)、移動時間設定部135は、新たな通知信号220に基づき、移動予測時間を設定し(S102)、再度ステップS103以降の処理が行われる。
一方、移動予測時間が経過しても、通知信号220が受信されない場合(S105でYes)、通知部136は、端末106に警告261を通知する(S106)。
また、通学路外の受信器103(第2受信器)から送信された通知信号220が受信された場合(S104でYes、かつ、S107でNo)、通知部136は、端末106に警告261を通知する(S106)。
図13は、警告261が通知された場合の端末106に表示される画面例を示す図である。例えば、図13に示すような警告メッセージ308が表示される。なお、警告の通知方法は、画像を表示する方法に限定されず、警告音が、画面表示にあわせて、又は単独で発せられてもよい。また、警告261の通知先は、複数の端末106(例えば、学校に設置された端末106、保護者が携帯する端末106等)であってもよい。また、電子メールにより警告が通知されてもよい。
さらに、発信器104にも警告261が通知され、例えば、発信器104から警告音が発生されてもよい。
図14は、この動作を模式的に示す図である。図14は、発信器104(児童)が位置P0から位置P2へ通学路に沿って移動している様子を示す。
まず、通常時の動作を説明する。位置P0において検知用信号210が受信器103Aにより受信される。次に、発信器104が位置P1に移動する。この時、いずれの受信器103においても検知用信号210は受信されないが、移動予測時間が経過していないので、警告261は通知されない。次に、発信器104が位置P2に移動し、受信器103Bにより検知用信号210が受信される。
一方、位置P1から、通学路をはずれて、位置P3へ向かって発信器104が移動したとする。発信器104が位置P3に到達した時点で移動予測時間が経過すると、警告261が通知される。
このように、移動予測時間を設定することにより、通学路全体を受信器103の検知範囲でカバーできない場合であっても、児童が通学路からはずれたことを適切に検知できる。これにより、受信器103の数を削減できるので、コストを削減できる。さらに、この移動予測時間を適切に設定することにより、より正確に児童の状態を検知できる。
以下、移動予測時間の設定方法について説明する。なお、以下では複数の設定方法を説明するが、これらの全てを用いてもよいし、一部の方法のみを用いてもよい。
一つ目の方法は、隣接する受信器103の距離に応じて、移動予測時間を設定する方法である。図15は、この場合の移動予測時間の設定方法のフローチャートである。
図15に示すように、移動時間設定部135は、現在の受信器103から次の受信器103までの距離を算出する(S111)。具体的には、移動時間設定部135は、監視情報117に含まれる、直前に受信した通知信号220の受信器ID251から、現在の受信器103を判別し、児童情報119に含まれる通学路情報235を用いて、次の受信器103を判定する。そして、移動時間設定部135は、受信器情報118に含まれる2つの受信器103の設置位置情報241で示される2つの受信器103の位置を用いて、2つの受信器間の距離を算出する。
なお、この受信器間の距離は、2つの受信器103の直線距離であってもよいし、2つの受信器103の間の経路の長さであってもよい。例えば、地図情報を参照することで経路の長さを算出できる。
次に、移動時間設定部135は、算出した受信器間の距離に応じて移動予測時間を設定する。図16は、隣接する受信器103の距離と移動予測時間との関係を示す図である。
図16に示すように、受信器間の距離が所定の閾値より短い場合、つまり、隣接する受信器の検知範囲の一部が重なっている場合、移動予測時間はゼロに設定される。なお、移動予測時間がゼロの場合でも、予め定められた待機時間がカウントされ、待機時間が経過しても検知用信号210が受信されない場合に警告261が通知される。ここで、待機時間とは、例えば、発信器104が検知用信号210の送信周期に基づき決定される固定時間である。なお、この待機時間には、処理遅延及び通信障害等を加味したオフセットが加えられていてもよい。また、図16に示す移動予測時間と待機時間との加算値を移動予測時間として扱ってもよい。
また、上記待機時間が経過しても検知用信号210が受信されない場合に、移動予測時間の設定及び時間計測等の処理(図12のS102〜S106)が行われてもよい。つまり、通知部136は、ある受信器103で検知用信号210が受信されてから、他の受信器103で検知用信号210が受信されるまでの時間を計測してもよいし、ある受信器103又は通学路内の全ての受信器103で検知用信号210が受信できなくなってから、次の受信器103又は他の受信器103で検知用信号210が受信されるまでの時間を計測してもよい。ここで、受信器103で検知用信号210が受信できなくなるとは、例えば、上記待機時間が経過しても検知用信号210が受信されないことを意味する。
一方、受信器間の距離が所定の閾値より長い場合、当該距離が長いほど、移動予測時間は長く設定される。なお、当該距離が長いほど、移動予測時間は長く設定されるとは、常にこの関係が満たされる必要はなく、少なくとも一部の範囲において、又は、離散的にこの関係が満たされる場合も含む。例えば、図16では、受信器間の距離に応じて移動予測時間が連続的に増加しているが、離散的に増加してもよい。例えば、当該距離が第1閾値未満の場合には、第1移動予測時間が設定され、当該距離が第1閾値以上の場合には、第1移動予測時間より長い第2移動予測時間が設定されるというように2段階のみの判定が用いられてもよい。また、この判定として、3段階以上の判定が用いられてもよい。なお、これらの関係に関しては、後述する他のパラメータと移動予測時間との関係においても同様である。
このように、移動時間設定部135は、隣接する受信器103の距離に応じて適切な移動予測時間を設定することができる。
なお、図12に示すフローチャートにおいて移動予測時間は通知信号220が受信された際に設定されているが、受信器間の距離のみを用いる場合には、受信器情報118が設定された後の任意のタイミングで予め移動予測時間を算出しておいてもよい。
また、ここでは、受信器103ごとに移動予測時間が設定されているが、経路ごとに移動予測時間が設定されてもよい。例えば、経路に含まれる隣接する受信器103の距離うち、最も長い距離に基づき、当該経路の移動予測時間が設定されてもよい。なお、この場合には、不必要に移動予測時間が長くなることを避けるために、受信器103をできるだけ等間隔(例えば1km間隔)に配置することが好ましい。また、経路を複数の区間に分割し、同様の方法により、区間毎に移動予測時間が設定されてもよい。
次に、移動予測時間を設定する二つ目の方法について説明する。二つ目の方法は、児童の学年及び児童が集団登校(集団下校)を行うか否かに応じて、移動予測時間を設定する方法である。図17は、この場合の移動予測時間の設定方法のフローチャートである。なお、以下では、登校時の動作を説明するが、下校時の動作は集団登校を集団下校に置き換えた場合と同様である。
まず、移動時間設定部135は、児童情報119に含まれる集団登校情報233を参照することで児童が集団登校を行うか否かを判定する(S121)。
児童が集団登校を行わない場合(S121でNo)、移動時間設定部135は、児童情報119に含まれる児童の学年情報232で示される児童の学年に応じて移動予測時間を設定する(S122)。
図18は、児童の学年と移動予測時間との関係を示す図である。図18に示すように、児童の学年が低いほど、移動予測時間は長く設定される。なお、図18では、児童の学年に応じて移動予測時間が連続的に減少しているが、離散的に減少してもよい。例えば、児童が高学年(例えば4〜6年生)であるか低学年(例えば1〜3年生)であるかに応じて移動予測時間が設定されてもよいし、児童が高学年(例えば5、6年生)であるか中学年(例えば3、4年生)であるか低学年(例えば1、2年生)であるかに応じて移動予測時間が設定されてもよい。
一方、児童が集団登校を行う場合(S121でYes)、移動時間設定部135は、集団登校の班(グループ)に含まれる最も学年が低い児童の学年に応じて移動予測時間を設定する(S123)。具体的には、移動時間設定部135は、児童情報119に含まれる集団登校情報233を参照することで、監視対象の児童と同じ班に含まれる児童を判別し、そのなかで最も学年情報232で示される学年が低い児童の学年を選択する。そして、移動時間設定部135は、選択した児童の学年に応じて移動予測時間を設定する。なお、学年に応じた移動予測時間を設定する方法は、ステップS122と同様である。
このように移動予測時間を設定することで、集団登校の班に含まれる最も低学年な児童の移動速度にあった移動予測時間が設定される。
なお、ここでは、集団登校が行われる場合の移動予測時間を設定方法は、上記以外の方法であってもよい。集団登校が行われる場合、例えば、移動時間設定部135は、集団登校の班に含まれる児童の学年を判定せず、予め定められた集団登校用の移動予測時間を設定してもよい。例えば、集団登校用の移動予測時間は、最低の学年(例えば1年生)に対応する移動予測時間であってもよいし、当該移動予測時間よりも長い移動予測時間であってもよい。
いずれの場合でも、集団登校が行われる場合には、そうでない場合に設定される移動予測時間と同じ又はそれより長い移動予測時間が設定される。
また、ここでは、児童の学年と集団登校を行うか否かとの両方が用いられる場合を説明したが、いずれか一方のみが用いられてもよい。
また、児童の学年及び集団登校を行うか否かの一方又は両方のみが用いられる場合には、児童情報119が設定された後の任意のタイミングで予め児童ごと又は集団登校の班ごとに移動予測時間を算出しておいてもよい。
また、上述した受信器間の距離を用いる一つ目の方法と、学年を用いる二つ目の方法との両方用いる場合には、以下の方法が用いられる。まず、学年に応じて設定されている児童の移動時間が判定される。例えば、この移動時間は、当該学年の児童の平均的な歩行速度である。次に、受信器間の距離を移動速度で除算することで、移動予測時間が算出される。
また、ここでは児童の学年を用いる例を説明したが、学年の代わりに児童の年齢を用いてもよい。また、児童の学年の代わりに、予め設定された児童の歩行速度が用いられてもよい。
次に、移動予測時間を設定する三つ目の方法について説明する。三つ目の方法は、児童の移動速度に応じて移動予測時間を設定する方法である。
具体的には、移動時間設定部135は、直前の通知信号220に対応する、監視情報117に含まれる速度情報254を参照することで、児童の移動速度を判定する。そして、移動時間設定部135は、判定した移動速度に応じて移動予測時間を設定する。
図19は、児童の移動速度と移動予測時間との関係を示す図である。図19に示すように、児童の移動速度が遅いほど、移動予測時間は長く設定される。なお、図19では、児童の移動速度に応じて移動予測時間が連続的に減少しているが、離散的に減少してもよい。
また、移動時間設定部135は、複数の速度情報254を用いて児童の移動速度を算出してもよい。例えば、移動時間設定部135は、直前の複数の速度情報254で示される複数の移動速度の平均値を児童の移動速度として用いてもよい。
また、上述した受信器間の距離を用いる一つ目の方法と、移動速度を用いる三つ目の方法との両方用いる場合には、受信器間の距離を移動速度で除算することで、移動予測時間が算出される。
また、上述した学年を用いる二つ目の方法と、移動速度を用いる三つ目の方法との両方用いる場合には、学年及び移動速度の両方を用いて最終的な移動予測時間又は移動速度を決定すればよい。例えば、学年に応じて基本となる移動予測時間(移動速度)を決定し、センサからの移動速度に応じて、基本となる移動予測時間(移動速度)を補正すればよい。
以上のように、受信器間の距離、児童の学年、又は移動速度を用いて移動予測時間を設定することで、より適切な移動予測時間を設定することができる。
また、通知部136は、児童の体温が正常範囲外である場合に警告261を通知する。図20は、この動作のフローチャートである。
通知信号220が受信された場合(S131でYes)、通知部136は、当該通知信号220に対応する、監視情報117に含まれる温度情報256を参照し、児童の体温が正常範囲外であるか否かを判定する(S132)。児童の体温が正常範囲外である場合(S132でYes)、通知部136は、警告261を端末106へ通知する(S133)。
また、移動予測時間の設定に関して、以下の情報が用いられてもよい。
通学路に含まれる道路の傾斜を示す情報が用いられてもよい。この場合、上り坂であれば、移動予測時間が長くなり、下り坂であれば移動予測時間が短くなる。なお、傾斜の度合いを加味し、上り坂で傾斜がきついほど移動予測時間が長く設定され、下り坂で傾斜がきついほど移動予測時間が短く設定されてもよい。この場合、同じ通学路であっても、登校時と下校時とで異なる移動予測時間が設定される。
天候の情報が用いられてもよい。例えば、雨又は雪の場合には、晴れ又は曇りの場合よりも移動予測時間が長く設定される。
実際の移動にかかった時間を示す履歴情報が用いられてもよい。例えば、複数回の履歴情報が保持され、当該複数回の履歴情報を用いて、移動予測時間が変更されてもよい。具体的には複数回の履歴情報において、実際の移動にかかった時間が移動予測時間よりも十分に短い場合には、移動予測時間が短く修正されてもよい。同様に、実際の移動にかかった時間と移動予測時間との差が小さい場合(警告261の通知に対してマージンが少ない場合)、又は、児童が通学路をはずれていないにもかかわらず警告261が送信されてしまった場合に、以降の処理において移動予測時間を長く修正してもよい。
また、実際に児童が発信器104を携帯して通学路を歩き、そのときの各受信器103間の移動に要した時間に基づき移動予測時間が予め設定されてもよい。例えば、実際の移動に要した時間に所定のマージンを加えた値が移動予測間に設定されてもよい。また、児童ではなく教員又は保護者等が、児童の移動速度を想定して、発信器104を携帯して通学路を歩いてもよい。
また、移動予測時間は、ユーザにより手動で設定されてもよい。
また、自動的に、又はユーザにより設定される移動予測時間には、上限値及び下限値の少なくとも一方が設定されていてもよい。例えば、この上限値及び下限値は、標準的な移動時間を基準として設定される。
さらに、上記の方法のうち2以上を組み合わせてもよい。
また、上記説明では、移動予測時間の設定及び移動予測時間が経過したか否かの判定処理を管理装置105が行っているが、管理装置105が行う処理の一部を受信器103が行ってもよい。これにより、児童の数が多い場合など、管理装置105に高い処理能力が要求される場合に、管理装置105の処理量を低減できる。以下、この具体例を説明する。
図21は、本変形例に係る受信器403のブロック図である。受信器403は、上記受信器103の機能に加え、移動予測時間を設定する機能と、設定した移動予測時間を次の受信器103に通知する機能を有する。さらに、受信器403は、通知された移動予測時間を用いて、児童が移動予測時間内に当該受信器103の検知範囲内に到着したか否かを判定し、到着しなかった場合には、管理装置405にその旨を通知する。
この受信器403は、図3に示す受信器104の構成に加え、移動時間設定部435を備える。また、記憶部422及び通知信号生成部421の機能が、記憶部122及び通知信号生成部121と異なる。
記憶部422は、受信器ID124に加え、受信器情報118及び児童情報119を記憶している。なお、受信器情報118及び児童情報119は、例えば、管理装置405に記憶されている情報と同一である。なお、受信器情報118には、当該受信器403に経路順で隣接する受信器403の情報のみが含まれてもよい。同様に、児童情報119に含まれる通学路情報235は、経路順において当該受信器403の直前の受信器403及直後の受信器403の少なくとも一方を示してもよい。また、受信器情報118及び児童情報119は、例えば、管理装置405から受信器403に予め送信される。また、記憶部422は、監視情報117の一部又は全て(例えば、自身が受信した検知用信号210に関する情報)を記憶していてもよい。
さらに、受信器情報118及び児童情報119の一部又は全てが発信器104に記憶されており、発信器104は、これらの情報を検知用信号210に含めて受信器103へ送信してもよい。この場合、受信器403は、発信器104に記憶されている上記情報を予め記憶しておく必要はない。
移動時間設定部435は、当該受信器403で検知用信号を受信してから次の受信器403で検知用信号を受信するまでの予測時間である移動予測時間を設定する。なお、移動予測時間の設定方法は、上述した移動時間設定部135による方法と同様である。
通知信号生成部421は、通知信号生成部121の機能に加え、移動時間設定部435で設定された移動予測時間を次の受信器403に通知する機能を有する。さらに、通知信号生成部421は、前の受信器403から通知された移動予測時間を用いて、児童が移動予測時間内に当該受信器403の検知範囲内に到着したか否かを判定し、到着しなかった場合には、管理装置405にその旨を示す異常通知270を送信する。
図22は、本変形例に係る管理装置405のブロック図である。この管理装置405は、図7に示す管理装置105に対して、監視部431の構成が異なる。具体的には、監視部431は、移動時間設定部135を備えず、通知部436の機能が通知部136と異なる。
通知部436は、受信器403から異常通知270が通知された場合に、警告261を端末106へ通知する。なお、管理装置405が備える記憶部133には、受信器情報118及び児童情報119の一部又は全てが記憶されていなくてもよい。
図23は、本変形例における受信器403の動作を示すフローチャートである。
まず、受信器403は、経路順で前の受信器403から移動予測時間を受信する(S141)。次に、通知信号生成部421は、時間計測を開始する(S142)。
移動予測時間が経過しても、検知用信号210が受信されない場合(S144でYes)、通知信号生成部421は、管理装置405に異常通知270を通知する(S145)。
一方、移動予測時間が経過する前に検知用信号210が受信された場合(S143でYes)、移動時間設定部435は、受信した検知用信号210に基づき、移動予測時間を設定し(S146)、設定した移動予測時間を、経路順で次の受信器403に通知する(S147)。なお、移動予測時間は、現在の時刻から児童が受信器403に到達するまでの時間(時間長)であってもよいし、現在の時刻に上記時間を加えることで得られる移動予測時刻であってもよい。
また、通信信号生成部421は、通知信号220を生成し、当該通知信号220を管理装置405へ送信する(S148)。なお、この通知信号220は、例えば、図6に示す構成と同様である。
なお、受信器403は、前の受信器403で検知用信号210が受信されてから、当該受信器403で検知用信号210が受信されるまでの時間を計測してもよいし、前の受信器403で検知用信号210が受信できなくなってから、当該受信器403で検知用信号210が受信されるまでの時間を計測してもよい。ここで、受信器403で検知用信号210が受信できなくなるとは、例えば、上記待機時間が経過しても検知用信号210が受信されないことを意味する。
図24は、本変形における管理装置405の動作を示すフォローチャートである。
まず、通学路に含まれる最初の受信器403が検知用信号210を受信し、当該検知用信号210に対応する通知信号220が管理装置405で受信されることにより、監視モードが開始する(S151)。なお、監視モードを開始する方法は、上述した他の方法を用いてもよい。
受信器403から送信された異常通知270が受信され(S152でYes)、かつ、異常通知270の受信時刻の前後において、通学路内の他の受信器403から通知信号220を受信していない場合(S153でNo)、通知部436は、端末106に警告261を通知する(S154)。
一方、異常通知270の受信時刻の前後において、通学路内の他の受信器403から通知信号220を受信した場合(S153でYes)、児童が通学路内に存在するため警告261は通知されない。
なお、ここでは説明を省略したが、図12に示す処理と同様に、通知部436は、通学路外の受信器403で検知用信号210が受信された場合に、端末106に警告261を通知してもよい。
また、上記ステップS153の処理は行われなくてもよい。この場合、受信器403は通知信号220を管理装置405に送信しなくてもよい。
以上のように、移動予測時間の設定及び移動予測時間が経過したか否かの判定処理を受信器403で行うことにより、管理装置405の処理量を低減できる。
なお、上記説明では、移動予測時間の設定を経路順で前の受信器403が行っているが、前の受信器403が、検知用信号210を受信した旨(又は受信時刻)を次の受信器403に通知し、次の受信器403が当該受信器で用いる移動予測時間を設定してもよい。
また、移動予測時間の設定及び移動予測時間が経過したか否かの判定処理の一方が受信器403で行われ、他方が管理装置405で行われてもよい。
また、複数の受信器403が複数のグループに分割され、分割されたグループに含まれる一つの受信器403においてこれらの処理の一部又は全てが一括して行われてもよい。また、これらのグループ毎に当該グループを管理する装置が設けられ、当該装置において、上記処理の一部又は全てが一括して行われ、処理結果が管理装置405に通知されてもよい。また、これらの複数のグループは複数の階層に階層化されていてもよい。
また、受信器403又は管理装置105の処理が複数の装置で分散処理されてもよい。さらに、これらの複数の装置は階層化されていてもよい。
以上、本発明の実施の形態に係る児童監視システムについて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態に係る児童監視システムに含まれる各装置に含まれる各処理部は典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
また、上記実施の形態に係る児童監視システムに含まれる各装置の機能の一部又は全てを、CPU等のプロセッサがプログラムを実行することにより実現してもよい。
さらに、本発明は上記プログラムであってもよいし、上記プログラムが記録された非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体であってもよい。また、上記プログラムは、インターネット等の伝送媒体を介して流通させることができるのは言うまでもない。
また、本発明は児童監視システムとして実現できるだけでなく、児童監視システムに含まれる発信器、受信器、又は監視装置として実現してもよい。また、本発明は、このような児童監視システムに含まれる特徴的な手段をステップとする児童監視方法として実現したり、そのような特徴的なステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。
また、上記で用いた数字は、全て本発明を具体的に説明するために例示するものであり、本発明は例示された数字に制限されない。
また、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
また、上記フローチャートで示すステップが実行される順序は、本発明を具体的に説明するために例示するためのものであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記ステップの一部が、他のステップと同時(並列)に実行されてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係る児童監視システムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本発明は、登校又は下校時の児童を監視する児童監視システムに適用できる。
100 児童監視システム
101A、101B 家
102 学校
103、103A、103B、103C、103D、103E、103F、103G、403 受信器
104 発信器
105、405 管理装置
106 端末
107 ネットワーク
110 無線送信部
111、122、133、422 記憶部
112 センサ
113、230、250 発信器ID
114 加速度センサ
115 地磁気センサ
116 温度センサ
117 監視情報
118 受信器情報
119 児童情報
120 受信部
121、421 通知信号生成部
123、130 通信部
124、240、251 受信器ID
131、431 監視部
132 設定部
134 位置情報生成部
135、435 移動時間設定部
136、436 通知部
231 名前
232 学年情報
233 集団登校情報
234 集団下校情報
235 通学路情報
252 受信時刻情報
210 検知用信号
212 センサ情報
213、254 速度情報
214、255 方向情報
215、256 温度情報
220 通知信号
221、253 受信電波強度情報
241 設置位置情報
260 位置情報
261 警告
270 異常通知
301 児童位置情報
302 移動方向情報
303 受信器位置情報
304 検知範囲情報
305 状態情報
306 移動速度情報
307 体温情報
308 警告メッセージ

Claims (9)

  1. 児童を監視するための児童監視システムであって、
    前記児童に携帯され、検知用信号を無線送信する発信器と、
    前記児童の通学路に配置されており、前記検知用信号を受信する複数の受信器とを含み、
    前記通学路には、前記複数の受信器のいずれにおいても前記検知用信号を受信できない区間が存在し、
    前記児童監視システムは、
    移動予測時間を可変に設定する移動時間設定部と、
    前記複数の受信器のいずれにおいても前記検知用信号が受信できない状態が、前記移動予測時間の間継続された場合、前記児童が前記通学路内にいない旨を通知する通知部とを含む
    児童監視システム。
  2. 前記移動時間設定部は、前記複数の受信器のうち隣接する受信器の距離が離れているほど前記移動予測時間を長く設定する
    請求項1記載の児童監視システム。
  3. 前記移動時間設定部は、前記児童の学年又は年齢が低いほど前記移動予測時間を長く設定する
    請求項1又は2記載の児童監視システム。
  4. 前記移動時間設定部は、前記児童が集団登校又は集団下校を行うか否かに応じて前記移動予測時間を設定する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の児童監視システム。
  5. 前記発信器は、前記児童の移動速度を検知するための速度情報を生成するセンサを備え、
    前記発信器は、前記速度情報を含む前記検知用信号を無線送信し、
    前記移動時間設定部は、前記速度情報を用いて、前記児童の移動速度が遅いほど前記移動予測時間を長く設定する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の児童監視システム。
  6. 前記移動時間設定部は、前記受信器ごとに前記移動予測時間を設定し、
    前記通知部は、前記複数の受信器のいずれにおいても前記検知用信号が受信できない状態が、直前に前記検知用信号を受信した受信器に対して設定されている前記移動予測時間の間継続された場合、前記児童が前記通学路内にいない旨を通知する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の児童監視システム。
  7. 前記児童監視システムは、さらに、
    前記通学路以外に配置されており、前記検知用信号を受信する第2受信器を含み、
    前記通知部は、さらに、前記第2受信器で前記検知用信号が受信された場合、前記児童が前記通学路内にいない旨を通知する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の児童監視システム。
  8. 前記複数の受信器の各々は、他の受信器で前記検知用信号が受信されてから、前記移動予測時間が経過しても当該受信器で前記検知用信号を受信できない場合、前記通知部に、前記検知用信号を受信できない旨を通知し、
    前記通知部は、前記受信器から前記検知用信号を受信できない旨を通知された場合に、前記児童が前記通学路内にいない旨を通知する
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の児童監視システム。
  9. 児童を監視するための児童監視システムにおける児童監視方法であって、
    前記児童監視システムは、
    前記児童に携帯され、検知用信号を無線送信する発信器と、
    前記児童の通学路に配置されている複数の受信器とを含み、
    前記通学路には、前記複数の受信器のいずれにおいても前記検知用信号を受信できない区間が存在し、
    前記児童監視方法は、
    移動予測時間を可変に設定する移動時間設定ステップと、
    前記複数の受信器のいずれにおいても前記検知用信号が受信できない状態が、前記移動予測時間の間継続された場合、前記児童が前記通学路内にいない旨を通知する通知ステップとを含む
    児童監視方法。
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