JP2015176639A - 車両用灯具のノイズシールド構造 - Google Patents

車両用灯具のノイズシールド構造 Download PDF

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誠治 長谷川
Seiji Hasegawa
誠治 長谷川
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Abstract

【課題】車両用灯具の部品点数の削減と軽量化及びコストダウンを図りつつ、回路基板から発生するノイズを遮蔽することができる車両用灯具のノイズシールド構造を提供すること。
【解決手段】電子部品が実装された回路基板5を樹脂製のブラケット2を介してハウジング1に固定して成る車両用灯具のノイズシールド構造として、前記ブラケット2の内面にアルミ蒸着膜4を形成し、該ブラケット2に、前記回路基板5を前記アルミ蒸着膜4で覆うように取り付けて両者を組付一体化し、組付一体化された前記ブラケット2と前記回路基板5を前記ハウジング1に取り付ける構成を採用する。叉、組付一体化された前記ブラケット2と前記回路基板5を前記ハウジング1の背面に取り付ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、ヘッドランプ等の車両用灯具のノイズシールド構造に関するものである。
ヘッドランプ等の車両用灯具には、バルブ(電球)やLED(発光ダイオード)等の光源を点灯制御するための回路基板が設けられている。この回路基板には、電子回路を構成する複数の電子部品が実装されているため、電子部品が発生するノイズ(電磁波)が車載の他の電子機器に悪影響を及ぼし、電子機器の誤作動を招く可能性がある。
そこで、特許文献1には、図4に示すように、車両用前照灯101の灯室S内に回路基板102を配置し、この回路基板102を導電性材料(金属や導電性樹脂)製の回路ケース103とヒートシンク104によって覆い、回路基板102から発生するノイズ(電磁波)を遮蔽(磁気シールド)する構成が提案されている。
特許文献1において提案された上記構成は、ヒートシンクを備える車両用灯具に適用が限定されるが、ヒートシンクを備えない車両用灯具のノイズシールド構造としては、例えば図5に示すようなものが用いられていた。
即ち、図5は車両用灯具の従来のノイズシールド構造の一例を示す部分縦断面図であり、同図に示すように、従来は回路基板201から発生するノイズを遮蔽する鉄板202で回路基板201を覆い、これらの回路基板201と鉄板202をブラケット203にネジ204によって共締めして組付一体化し、組付一体化された回路基板201と鉄板202及びブラケット203をネジ205によってハウジング206に固定する構成が採用されていた。
特開2012−204168号公報
しかしながら、図5に示す従来のシールド構造においては、ブラケット203以外にノイズを遮蔽するための鉄板202を用いるため、部品点数が増えて重くなるとともに、コストアップを招くという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、車両用灯具の部品点数の削減と軽量化及びコストダウンを図りつつ、回路基板から発生するノイズを遮蔽することができる車両用灯具のノイズシールド構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、電子部品が実装された回路基板を樹脂製のブラケットを介してハウジングに固定して成る車両用灯具のノイズシールド構造であって、
前記ブラケットの内面にアルミ蒸着膜を形成し、該ブラケットに、前記回路基板を前記アルミ蒸着膜で覆うように取り付けて両者を組付一体化し、組付一体化された前記ブラケットと前記回路基板を前記ハウジングに取り付けて構成されることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、組付一体化された前記ブラケットと前記回路基板を前記ハウジングの背面に取り付けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、回路基板に実装された電子部品から発生するノイズ(電磁波)は、ブラケットの内面に形成された薄い導電性のアルミ蒸着膜によって遮蔽されるため、従来用いられていた重い鉄板が不要となり、部品点数の削減と軽量化及びコストダウンを図りつつ、回路基板から発生するノイズを遮蔽して車載の電子機器への悪影響を排除することができる。
請求項2記載の発明によれば、組付一体化されたブラケットと回路基板を灯室外のハウジングの背面に取り付けたため、光源が発する熱による回路基板への悪影響を排除して回路基板に高い作動安定性を確保することができる。
本発明に係るノイズシールド構造を備えた車両用灯具の部分斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 特許文献1において提案された車両用前照灯の右側面図である。 車両用灯具の従来のノイズシールド構造の一例を示す部分縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るノイズシールド構造を備えた車両用灯具の部分斜視図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図であり、以下、本発明に係るノイズシールド構造をヘッドランプに対して適用した形態について説明する。
本実施の形態に係るヘッドランプは、光源としてハロゲンランプ、メタルハライドランプ等の不図示のバルブ(電球)を使用するものであって、図1に示すように、そのハウジング1の背面には、バルブを挿通固着するための固定孔1aが開口している。ここで、ハウジング1は、光不透過性の樹脂によって一体成形されており、その背面の前記バルブ固定孔1aの下方には、本発明に係るノイズシールド構造を構成するブラケット2が上下2本のネジ3によって取り付けられている。
上記ブラケット2は、非導電性樹脂によって略矩形ボックス状に一体成形されており、図2に示すように、その上壁内面からはネジボス2Aが一体に突設されている。そして、ネジボス2Aにはネジ孔2aが形成されており、ブラケット2の内面には、前記ネジボス2Aの外面とネジ孔2aの内面を含めて、薄い導電性のアルミ蒸着膜4が形成されている。
又、図1及び図3に示すように、ブラケット2の上下には取付片2B,2Cが一体に突設されており、各取付片2B,2Cには円孔状のネジ挿通孔2b,2c(図3参照)がそれぞれ形成されている。そして、図3に示すように、ハウジング1のブラケット2が取り付けられる部位の上下(ブラケット2の取付片2B,2Cに対応する箇所)にはネジボス1A,1Bがそれぞれ一体に形成されており、各ネジボス1A,1Bにはネジ孔1b,1cがそれぞれ形成されている。
而して、図2及び図3に示すように、ハウジング1とブラケット2によって囲まれる空間には回路基板5が収容されるが、この回路基板5には、バルブの点灯を制御するための電子回路を構成する複数の電子部品(不図示)が実装されている。
上記回路基板5は、図2に示すように、これに形成された円孔状のネジ挿通孔5aに挿通するネジ6をブラケット2に突設された前記ネジボス2Aのネジ孔2aにねじ込むことによってブラケット2に取り付けられ、これによってブラケット2と回路基板5が組付一体化される。そして、このように組付一体化されたブラケット2と回路基板5は、図3に示すように、ブラケット2に突設された前記取付片2B,2Cの各ネジ挿通孔2b,2cに挿通する前記ネジ3をハウジング1の各ネジボス1A,1Bに形成されたネジ孔1b,1cにそれぞれねじ込むことによってハウジング1に取り付けられ、回路基板5は、ハウジング1とブラケット2によって囲まれる空間内に収容され、特に電子部品が実装された面は、ブラケット2の内面に形成されたアルミ蒸着膜4によって覆われる。
以上のように、本発明に係るノイズシールド構造によれば、回路基板5に実装された電子部品から発生するノイズ(電磁波)は、ブラケット2の内面に形成された導電性の薄いアルミ蒸着膜4によって遮蔽されるため、従来用いられていた重い鉄板が不要となり、部品点数の削減と軽量化及びコストダウンを図りつつ、回路基板5から発生するノイズを遮蔽して車載の電子機器への悪影響を排除することができるという効果が得られる。
又、本実施の形態では、組付一体化されたブラケット2と回路基板5を灯室外のハウジング1の背面に取り付けたため、バルブが発する熱による回路基板5への悪影響を排除して回路基板5に高い作動安定性を確保することができるという効果も得られる。
尚、以上は本発明をヘッドランプのノイズシールド構造に対して適用した形態について説明したが、本発明は、回路基板を備える他の任意の車両用灯具のノイズシールド構造に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 ハウジング
1A,1B ハウジングのネジボス
1a ハウジングの固定孔
1b,1c ハウジングのネジ孔
2 ブラケット
2A ブラケットのネジボス
2B,2C ブラケットの取付片
2a ブラケットのネジ孔
2b,2c ブラケットのネジ挿通孔
3 ネジ
4 アルミ蒸着膜
5 回路基板
5a 回路基板のネジ挿通孔
6 ネジ

Claims (2)

  1. 電子部品が実装された回路基板を樹脂製のブラケットを介してハウジングに固定して成る車両用灯具のノイズシールド構造であって、
    前記ブラケットの内面にアルミ蒸着膜を形成し、該ブラケットに、前記回路基板を前記アルミ蒸着膜で覆うように取り付けて両者を組付一体化し、組付一体化された前記ブラケットと前記回路基板を前記ハウジングに取り付けて構成されることを特徴とする車両用灯具のノイズシールド構造。
  2. 組付一体化された前記ブラケットと前記回路基板を前記ハウジングの背面に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具のノイズシールド構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022500840A (ja) * 2018-09-07 2022-01-04 ルミレッズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 回路基板を含む照明デバイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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