JP2015176183A - くじ装置、プログラム、及びくじ制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種類のカードを用いて、より興趣性の高いくじを提供する。
【解決手段】デジタルサイネージ装置1によれば、制御部23は、非接触通信部34によりカード5が検出されると、非接触通信部34により当該カード5の種類を示す種類識別IDを読み取るとともに、読み取られたカード5を所持する顧客を識別し、読み取られたカードの識別情報を、例えば顔認識によって識別された顧客の顧客識別情報に対応付けてカード収集管理DB252に記憶させる。そして、カード収集管理DB252に識別された顧客の顧客識別情報に対応付けて記憶されている種類識別IDに基づいて、くじ実施の制御を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、くじ装置、プログラム、及びくじ制御方法に関する。
従来、映像供給装置に接続される映像出力装置と、反射部材と、スクリーンとを有し、映像出力装置からコンテンツを投影する出力光を反射部材によって反射し、この反射部材によって反射された出力光を当該コンテンツの輪郭の形状に形成されたスクリーンに投影することにより、閲覧者に対して印象を高めることができる映像出力装置搭載機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、来店により単純にポイント加算するシステムや、スロットゲームや電子くじ等でランダムにポイント加算やクーポンを配布するシステムが知られている。
特開2011−150221号公報
特許文献1に記載の映像出力装置搭載機器のような表示装置は、一般的に、商品の説明等のコンテンツの表示に用いられるが、例えば、来店した顧客に対するポイント加算やクーポン配布のためのスロットやくじの実施のように顧客サービスを提供する装置として用いることも考えられる。しかしながら、従来、くじは一枚又は所定金額分のくじ券(カードやレシートを含む)と引き換えに行うことができるものであり、複数種類のカードを用いたくじは存在しなかった。
本発明の課題は、複数種類のカードを用いて、より興趣性の高いくじを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のくじ装置は、
複数の種類が存在するカードから当該カードの種類を示す識別情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られたカードの種類を示す識別情報を顧客に対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
前記記憶手段に記憶されている顧客に対応付けられたカードの種類を示す識別情報に基づいて、くじ実施の制御を行うくじ制御手段と、
を備える。
本発明によれば、複数種類のカードを用いて、より興趣性の高いくじを提供することが可能となる。
本実施形態におけるデジタルサイネージ装置の機能的構成を示すブロック図である。 カード収集管理DBのレコードの一例を示す図である。 図1のスクリーン部の概略構成を示す図である。 図1のプロモーションカードのデータ格納例を示す図である。 図1の制御部により実行されるくじ引き処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施形態を詳細に説明する。以下の実施形態では、本発明に係るくじ装置としてデジタルサイネージ装置1を適用した場合を例にとり説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
[デジタルサイネージ装置1の構成]
図1は、デジタルサイネージ装置1の主制御構成を示すブロック図である。デジタルサイネージ装置1は、例えば、店舗等に設置され、複数の種類が存在するプロモーションカード5(以下、カード5と呼ぶ)を、例えば、全種類集めることにより参加できるくじを提供する装置である。
図1に示すように、デジタルサイネージ装置1は、コンテンツの映像光を照射する投影部21と、投影部21から照射された映像光を背面で受けて前面に投影するスクリーン部22とを備えている。
まず、投影部21について説明する。
投影部21は、制御部23と、プロジェクタ24と、記憶部25と、通信部26とを備えている。プロジェクタ24、記憶部25、通信部26は、図1に示すように制御部23に接続されている。
制御部23は、記憶部25のプログラム記憶部251に記憶されている各種のプログラムを実行して所定の演算や各部の制御を行うCPU(Central Processing Unit)とプログラム実行時の作業領域となるメモリとを備えている。制御部23は、記憶部25のプログラム記憶部251に記憶されているプログラムとの協働により、記憶制御手段、くじ制御手段、識別手段として機能する。
プロジェクタ24は、制御部23から出力された画像データを映像光に変換してスクリーン部22に向けて照射する投影装置である。プロジェクタ24は、例えば、アレイ状に配列された複数個(XGAの場合、横1024画素×縦768画素)の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して表示動作することでその反射光により光像を形成する表示素子であるDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)を利用したDLP(Digital Light Processing)(登録商標)プロジェクタが適用可能である。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性の半導体メモリ等により構成される。記憶部25には、図1に示すように、プログラム記憶部251、カード収集管理DB(Data Base)252が設けられている。
プログラム記憶部251には、制御部23で実行されるシステムプログラムや後述するくじ引き処理を始めとする各種処理を実行するための処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。
カード収集管理DB252には、顧客毎に、非接触通信部34により読み取られたカード5の種類識別IDを示す情報が記憶されている。上述のように、カード5には、複数の種類が存在し、カード5のそれぞれには、その種類を識別するための種類識別IDが書き込まれている。
図2に、カード収集管理DB252のレコードの一例を示す。図2に示すように、カード収集管理DB252の各レコードは、「顧客識別情報」、「デザイン判定フラグ」、「種類識別ID=1の読取有無フラグ」、「種類識別ID=2の読取有無フラグ」、・・・、「種類識別ID=Nの読取有無フラグ」(Nはカード5の種類の数)のフィールドを有し、顧客識別情報に対応付けて、その顧客により種類識別ID=1〜NのN種類のカード5のそれぞれが非接触通信部34により読み取られたか(即ち、収集されたか)否かを示すフラグを記憶する。ここで、読取無しを示すフラグを「0」、読取有りを示すフラグを「1」とする。デフォルトでは0が記憶されている。カード5から読み取られた種類識別IDに対応する読取有無フラグのフィールドに「1」を記憶することで、読み取られたカード5の種類を示す識別情報を記憶することができる。
カード収集管理DB252の「顧客識別情報」フィールドに登録される顧客識別情報としては、例えば、顧客の顔画像、又は顧客が最初にかざした(最初に読み取られた)カード5のユニーク番号等を用いることができる。
通信部26は、モデム、ルータ、ネットワークカード等により構成され、外部機器との通信を行う。
次に、スクリーン部22について説明する。
図3は、スクリーン部22の概略構成を示す正面図である。図3に示すようにスクリーン部22には、画像形成部27と、画像形成部27を支持する台座28とが備えられている。
画像形成部27は、映像光の照射方向に対して略直交するように配置された、例えばアクリル板などの人型に成形された一枚の透光板29に、フィルム状のフレネルレンズが積層された背面投影用のフィルムスクリーンが貼付されて構成されたスクリーンである。この画像形成部27と前述したプロジェクタ24とにより表示手段を構成している。
画像形成部27の上部には、例えばカメラなどの撮像部36が設けられている。この撮像部36が画像形成部27に対向する空間の画像を撮影して撮影画像を生成する。撮像部36は、図示は省略するが、光学系及び撮像素子を備えるカメラと、カメラを制御する撮像制御部とを備えている。
カメラの光学系は、画像形成部27の前にいる人物を撮影可能な方向に向けられている。また、その撮像素子は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサである。そして、撮像素子は、光学系を通過した光学像を2次元の画像信号に変換する。
台座28には、操作部32と、音声を出力するスピーカなどの音声出力部33と、非接触通信部34と、プリンタ35と、が設けられている。
操作部32は、数字ボタン、決定ボタン等の操作ボタンを備え、操作ボタンの押下信号を検出して制御部23に出力する。
読取手段としての非接触通信部34は、NFC(Near Field Communication)等の無線通信により、カード5と非接触通信を行い、カード5からのデータの読み取りやカード5へのデータの書き込みを行う。
カード5は、非接触型ICカード等により構成され、非接触通信部34との無線通信機能を備える。カード5は、例えば、店舗で所定金額購入する毎に、又は、所定の商品を購入する毎に購入した顧客に対して配布されるプロモーションカードであり、複数種類存在する。カード5には、種類毎にデザインが異なるものと、全種類同じデザインのものとがあり、顧客はカード5を受け取る際に何れかを選択することができる。
図4に、カード5のデータ格納例を示す。図4に示すように、カード5には、「ユニークID」、「種類識別ID」、「デザイン判定フラグ」等が記憶されている。「ユニークID」は、カード5のそれぞれに個別に割り当てられたユニーク番号である。「種類識別ID」は、そのカード5の種類を示す識別情報である。本実施形態においては、種類識別IDとして1〜Nの何れかのIDが記憶されているものとする。「デザイン判定フラグ」は、全種類同じデザインのカードであるか異なるデザインのカードであるかを示すフラグである。フラグ「0」は同じデザインであることを示し、「1」は異なるデザインであることを示す。
[デジタルサイネージ装置1の動作]
次に、デジタルサイネージ装置1の動作について説明する。
図5に、デジタルサイネージ装置1において実行されるくじ引き処理のフローチャートを示す。くじ引き処理は、デジタルサイネージ1の電源がONとなった際に、制御部23とプログラム記憶部251に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部23は、非接触通信部30によりカード5が検出されるのを待機する(ステップS1)。ここで、カード5を取得した顧客は、カード5をデジタルサイネージ装置1の非接触通信部34にかざしてカード5に記憶されている種類識別IDを読み取らせることにより、その種類のカード5を収集したことを登録することができる。
非接触通信部30によりカード5が検出されたと判断した場合(ステップS1;YES)、制御部23は、非接触通信部30によりカード5に記憶されているユニークID、種類識別ID、デザイン判定フラグを読み取ってメモリに記憶する(ステップS2)。
次いで、制御部23は、顧客を識別する処理を行う(ステップS3)。
ここで、上述のように、顧客識別情報としては、例えば、顧客の顔画像、又は顧客が最初にかざした(最初に読み取られた)カード5のユニーク番号を用いることができる。
顧客識別情報として顔画像を用いる構成の場合、制御部23は、撮像部36により撮影を行って、得られた撮影画像に顔認識処理を行う。そして、ステップS2で読み取られたデザイン判定フラグと「デザイン判定フラグ」が一致し、かつ、認識された顔画像と「顧客識別情報」の顔画像が一致するレコードをカード収集管理DB252から検索する処理を行い、検索された場合、カード5をかざした顧客が検索されたレコードに該当する顧客であると識別する。
顧客識別情報として最初に読み取られたカード5のユニーク番号を用いる構成の場合、制御部23は、画像形成部27又は音声出力部33に「最初にかざしたプロモーションカードをかざしてください」等のメッセージを表示させる。そして、所定時間以内に非接触通信部34によりカード5が検出され、検出されたカード5から読み取られたデザイン判定フラグとステップS2において読み取られたデザイン判定フラグの双方と「デザイン判定フラグ」が一致し、かつ、検出されたカード5から読み取られたユニークIDと「顧客識別情報」が一致するレコードをカード収集管理DB252から検索し、検索された場合、カード5をかざした顧客が検索されたレコードに該当する顧客であると識別する。
ステップS3の処理の結果、カード5をかざした顧客が識別できなかった場合(ステップS4;NO)、制御部23は、カード収集管理DB252に新たなレコードを追加してデザイン判定フラグ及び顧客識別情報を登録し(ステップS5)、ステップS6の処理に移行する。
顧客識別情報として顔画像を用いる構成の場合、制御部23は、カード収集管理DB252に新たなレコードを追加して、ステップS3における顧客識別処理において撮像部36により取得した顔画像を「顧客識別情報」フィールドに格納する。また、ステップS2で読み取られたデザイン判定フラグを「デザイン判定フラグ」フィールドに格納する。
顧客識別情報として最初に読み取られたカード5のユニーク番号を用いる構成の場合、制御部23は、カード収集管理DB252に新たなレコードを追加して、ステップS2においてメモリに記憶されたユニーク番号を「顧客識別情報」フィールドに格納する。また、ステップS2で読み取られたデザイン判定フラグを「デザイン判定フラグ」フィールドに格納する。
一方、カード5をかざした顧客が識別できた場合(ステップS4;YES)、制御部23は、ステップS6の処理に移行する。
ステップS6において、制御部23は、ステップS2で読み取られた種類識別IDに対応する種類のカードが読み取られたことを示す情報を顧客識別情報に対応付けてカード収集管理DB252に記憶させる(ステップS6)。具体的には、ステップS3で検索されたレコード又はステップS5において追加されたレコードの、ステップS2において読み取られた種類識別IDの読取有無フラグを格納するフィールドに、読取有りを示すフラグ「1」を記憶させる。このステップS6の処理により、制御部23は、ステップS2において読み取られカードの種類を示す種類情報を記憶手段に記憶する記憶制御手段としての機能を実現する。
次いで、制御部23は、読取有りフラグを書き込んだレコードの各種類識別IDの読取有無フラグを参照し、全種類のカード5が読み取られたか否かを判断する(ステップS7)。全種類のカード5が読み取られていないと判断した場合(ステップS7;NO)、制御部23は、画像形成部27又は音声出力部33により全種類のカードが集まっていないことを通知するメッセージを出力し(ステップS8)、ステップS1の処理に戻る。
一方、全種類のカード5が読み取られたと判断した場合(ステップS7;NO)、制御部23は、ステップS2で読み取られたデザイン判定フラグを参照し、種類毎にデザインの異なるカードである否かを判断する(ステップS9)。
種類毎にデザインが異なるカードである、即ち、デザイン判定フラグが「1」であると判断した場合(ステップS9;YES)、制御部23は、くじを実施する(ステップS10)。例えば、制御部23は、乱数を発生させ、発生した乱数が予め定められた数値である場合に、当選とする。発生した乱数が予め定められた数値ではない場合は落選とする。
くじの結果が当選である場合(ステップS11;YES)、制御部23は、プロジェクタ24により画像形成部27に当選表示を行わせるとともに、プリンタ35により当選券(商品の引換券等)を印刷出力させ(ステップS12)、ステップS1に戻る。くじの結果が落選である場合(ステップS11;NO)制御部23は、プロジェクタ24により画像形成部27に落選表示を行わせ(ステップS13)、ステップS1に戻る。なお、ステップS12、S13においては、当選又は落選を通知するメッセージや効果音を音声出力部33により出力することとしてもよい。
一方、全種類デザインが同じカードである、即ち、デザイン判定フラグが「0」であると判断した場合(ステップS9;NO)、制御部23は、くじを実施することなく当選と判定してプロジェクタ24により画像形成部27に当選表示を行わせるとともに、プリンタ35により当選券(商品の引換券等)を印刷出力させ(ステップS12)、ステップS1に戻る。
デジタルサイネージ装置1の電源がOFFされるまで、制御部23はステップS1〜S13の処理を繰り返し実行する。
以上説明したように、デジタルサイネージ装置1によれば、制御部23は、非接触通信部34によりカード5が検出されると、非接触通信部34により当該カード5の種類を示す種類識別IDを読み取るとともに、読み取られたカード5を所持する顧客を識別し、読み取られたカード5の種類を示す識別情報を、例えば顔認識によって識別された顧客の顧客識別情報に対応付けてカード収集管理DB252に記憶させる。そして、カード収集管理DB252において識別された顧客の顧客識別情報に対応付けて記憶されている、読み取られたカード5の種類を示す識別情報に基づいて、くじ実施の制御を行う。
従って、読み取られたカード5(即ち、顧客が集めたカード)の種類に基づいてくじの実施が制御されるので、複数種類のカードを用いて、より興趣性の高いくじを提供することが可能となる。
例えば、制御部23は、カード収集管理DB252において、識別された顧客の顧客識別情報に対応付けて記憶されている、読み取られたカード5の種類を示す識別情報に基づいて全種類のカード5が読み取られたか否かを判断し、読み取られたと判断した場合に、くじを実施する。従って、顧客がカード5を集める楽しさとくじを引く楽しさを味わうことのできる、より興趣性の高いくじを提供することができる。
また、カード5には、種類によってデザインが異なるカードと全種類同じデザインのカードとが存在し、全種類同じデザインのカードについて全種類のカードが読み取られたと判断した場合には、くじを実施することなく当選と判定する。従って、集める難易度が高く、どの程度の種類が集まっているのか外見上判断できない全種類同じデザインのカード5の場合は、顧客がカード5をかざす度に当たるかもしれないというスリルを味わうことのできる、より興趣性の高いくじを提供することができる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明に係るデジタルサイネージ装置の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、記憶部25を記憶手段とし、制御部23は、カード5が非接触通信部34により読み取られると、記憶部25のカード収集管理DB252における読み取られたカード5の種類識別IDの読取有無フラグを1(読取有りを示すフラグ)に変更して顧客識別情報に対応付けて記憶することとして説明したが、これに限定されない。例えば、1枚目に読み取られたカード5を記憶手段として、これに種類識別ID=1〜Nのそれぞれの読取有無フラグを格納する領域を設け、カード5が検出された場合に、2枚目以降であれば1枚目のカード5をかざすように促す通知を画像形成部27又は音声出力部33により出力させ、1枚目のカード5の、検出されたカード5から読み取られた種類識別IDに対応する領域にフラグ1(読取有りを示すフラグ)を記憶させることとしてもよい。この場合、読み取ったカード5のデザイン判定フラグと1枚目のカード5のデザイン判定フラグが一致しない場合はエラーとすることが好ましい。
また、上記実施形態においては、記憶部25のカード収集管理DB252における読み取られたカード5の種類識別IDの読取有無フラグを「1」に変更することにより、読み取られたカード5の種類を示す識別情報を記憶することとしたが、読み取られたカード5の種類識別IDそのものを記憶する態様としてもよい。
また、デジタルサイネージ装置1がLANやインターネット等の通信ネットワークを介して図示しないサーバ装置に接続されている構成とし、このサーバ装置を記憶手段として、制御部23は、カード5から読み取った情報をサーバ装置に送信して記憶させる構成としてもよい。この場合、図5のステップS3〜ステップS11の処理をサーバ装置で行うこととし、当選結果、落選結果をサーバ装置から取得してデジタルサイネージ装置1で出力することとしてもよい。即ち、くじ制御手段をサーバ装置にもたせることとしてもよい。
また、上記実施形態においては、図5のステップS7において全種類(100%の種類)のカードが読み取られたと判断した場合にくじを実施する(同じデザインのカードの場合は当選とする)こととしたが、予め定められた割合以上又は個数以上の種類のカード5が読み取られた(集まった)と判断した場合にくじを実施する(同じデザインのカードの場合は当選とする)こととしてもよい。また、読み取られた(集まった)種類の割合又は個数によって賞品のレベルを変えることとしてもよい。例えば、30%以上、50%以上、70%以上の3段階の賞品レベルがあるとした場合、読み取られた種類が各賞品のレベルに対応する割合又は個数以上になったときに、くじを実施するか(同じデザインの場合は、賞品と引き換えるか)否かを顧客に確認するメッセージを出力し、操作部32からくじの実施(又は賞品の引き換え)が指示された場合に、くじの実施等を行うこととしてもよい。或いは、ステップS7の判断の前に顧客に挑戦する賞品のレベルを選択させ、ステップS7において賞品レベルに応じた割合以上又は個数以上の種類のカード5が読み取られたか否かを判断することとしてもよい。
また、予め定められた割合以上又は個数以上の種類のカード5が読み取られた(集まった)と判断した場合に、集まった種類によってくじの当たる確率を変更するくじ制御を行うこととしてもよい。また、集まった種類によってくじを実施するか否かの制御を行うようにしてもよい。
また、全種類同じデザインのカード5の場合は、外見上、異なる種類が集まっているのかを判断することができず難易度が高いため、全種類集まった時点でくじを行うことなく当選とすることとしたが、種類毎にデザインが異なるカード5の場合と同様に、くじを実施することとしてもよい。
また、上記実施形態においては、カード収集管理DB252に各種類識別IDの読取有無フラグを格納する領域を設け、読取有りフラグまたは読取無しフラグを記憶することとして説明したが、各領域には、読み取ったカード5のユニーク番号を記憶する構成としてもよい。これにより、一度使用されたカードが再度使用されてしまうことを防止することができる。
また、上記実施形態においては、カード5が非接触型ICカードであり、読取手段が非接触通信部である場合を例にとり説明したが、これに限定されない。例えば、カード5が磁気カードであり、読取手段が磁気カードのリーダライタであってもよい。
また、上記実施形態においては、画像形成部27が人型である場合を例にとり説明したが、他の形状としてもよく、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態においては、本発明をプロジェクタからスクリーンに画像を投影することで画像の表示を行うデジタルサイネージ装置に適用した場合を例にとり説明したが、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等、他の表示装置に適用しても同様の効果を奏することができ、この例に限定されない。
また、上記実施形態においては、一枚のカードを検出した場合、全種類集まったかの判断やくじ等を実施したが、これに限らず、例えば所定時間内に一度に複数枚数のカードを検出し、全種類集まったかの判断やくじ等を実施してもよい。
その他、デジタルサイネージ装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
複数の種類が存在するカードから当該カードの種類を示す識別情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られたカードの種類を示す識別情報を顧客に対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
前記記憶手段に記憶されている顧客に対応付けられたカードの種類を示す識別情報に基づいて、くじ実施の制御を行うくじ制御手段と、
を備えるくじ装置。
<請求項2>
前記読取手段により読み取られたカードを所持する前記顧客を識別する識別手段を備え、
前記記憶制御手段は、前記読取手段により読み取られたカードの種類を示す識別情報を前記識別手段により識別された顧客の顧客識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
前記くじ制御手段は、前記識別手段により識別された顧客の顧客識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている識別情報に基づいて、前記顧客に対するくじ実施の制御を行う請求項1に記載のくじ装置。
<請求項3>
前記識別手段は、撮影手段により、前記読取手段により読み取られたカードを所持する顧客を撮影させ、得られた撮影画像に基づいて前記顧客を識別する請求項2に記載のくじ装置。
<請求項4>
前記くじ制御手段は、前記記憶手段に記憶されている識別情報に基づいて前記複数の種類のうち予め定められた割合以上又は個数以上の種類のカードが読み取られたか否かを判断し、読み取られたと判断した場合に、くじを実施する請求項1〜3の何れか一項に記載のくじ装置。
<請求項5>
前記カードには、種類によってデザインが異なるカードと全種類同じデザインのカードとが存在し、
前記くじ制御手段は、前記種類によってデザインが異なるカードについて前記複数の種類のうち予め定められた割合以上又は個数以上の種類のカードが読み取られたと判断した場合に、くじを実施する請求項4に記載のくじ装置。
<請求項6>
前記くじ制御手段は、前記全種類同じデザインのカードについて前記予め定められた割合以上又は個数以上の種類のカードが読み取られたと判断した場合は、くじを実施することなく当選と判定する請求項5に記載のくじ装置。
<請求項7>
前記カードは、非接触型ICカードであり、前記読取手段は、前記カードと非接触通信を行って前記カードの種類を示す識別情報を読み取る請求項1〜6の何れか一項に記載のくじ装置。
<請求項8>
複数の種類が存在するカードから当該カードの種類を示す識別情報を読み取る読取手段を備えるくじ装置に用いられるコンピュータを、
前記読取手段により読み取られたカードの種類を示す識別情報を顧客に対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段、
前記記憶手段に記憶されている顧客に対応付けられたカードの種類を示す識別情報に基づいて、くじ実施の制御を行うくじ制御手段、
として機能させるためのプログラム。
<請求項9>
複数の種類が存在するカードから当該カードの種類を示す識別情報を読み取る工程と、
前記読み取られたカードの種類を示す識別情報を顧客に対応付けて記憶手段に記憶させる工程と、
前記記憶手段に記憶されている顧客に対応付けられたカードの種類を示す識別情報に基づいて、くじ実施の制御を行う工程と、
を含むくじ制御方法。
1 デジタルサイネージ装置
21 投影部
22 スクリーン部
23 制御部
24 プロジェクタ
25 記憶部
251 プログラム記憶部
252 カード収集管理DB
26 通信部
27 画像形成部
28 台座
29 透光板
32 操作部
33 音声出力部
34 非接触通信部
35 プリンタ
36 撮像部

Claims (9)

  1. 複数の種類が存在するカードから当該カードの種類を示す識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られたカードの種類を示す識別情報を顧客に対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されている顧客に対応付けられたカードの種類を示す識別情報に基づいて、くじ実施の制御を行うくじ制御手段と、
    を備えるくじ装置。
  2. 前記読取手段により読み取られたカードを所持する前記顧客を識別する識別手段を備え、
    前記記憶制御手段は、前記読取手段により読み取られたカードの種類を示す識別情報を前記識別手段により識別された顧客の顧客識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記くじ制御手段は、前記識別手段により識別された顧客の顧客識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている識別情報に基づいて、前記顧客に対するくじ実施の制御を行う請求項1に記載のくじ装置。
  3. 前記識別手段は、撮影手段により、前記読取手段により読み取られたカードを所持する顧客を撮影させ、得られた撮影画像に基づいて前記顧客を識別する請求項2に記載のくじ装置。
  4. 前記くじ制御手段は、前記記憶手段に記憶されている識別情報に基づいて前記複数の種類のうち予め定められた割合以上又は個数以上の種類のカードが読み取られたか否かを判断し、読み取られたと判断した場合に、くじを実施する請求項1〜3の何れか一項に記載のくじ装置。
  5. 前記カードには、種類によってデザインが異なるカードと全種類同じデザインのカードとが存在し、
    前記くじ制御手段は、前記種類によってデザインが異なるカードについて前記複数の種類のうち予め定められた割合以上又は個数以上の種類のカードが読み取られたと判断した場合に、くじを実施する請求項4に記載のくじ装置。
  6. 前記くじ制御手段は、前記全種類同じデザインのカードについて前記予め定められた割合以上又は個数以上の種類のカードが読み取られたと判断した場合は、くじを実施することなく当選と判定する請求項5に記載のくじ装置。
  7. 前記カードは、非接触型ICカードであり、前記読取手段は、前記カードと非接触通信を行って前記カードの種類を示す識別情報を読み取る請求項1〜6の何れか一項に記載のくじ装置。
  8. 複数の種類が存在するカードから当該カードの種類を示す識別情報を読み取る読取手段を備えるくじ装置に用いられるコンピュータを、
    前記読取手段により読み取られたカードの種類を示す識別情報を顧客に対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段、
    前記記憶手段に記憶されている顧客に対応付けられたカードの種類を示す識別情報に基づいて、くじ実施の制御を行うくじ制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  9. 複数の種類が存在するカードから当該カードの種類を示す識別情報を読み取る工程と、
    前記読み取られたカードの種類を示す識別情報を顧客に対応付けて記憶手段に記憶させる工程と、
    前記記憶手段に記憶されている顧客に対応付けられたカードの種類を示す識別情報に基づいて、くじ実施の制御を行う工程と、
    を含むくじ制御方法。
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