JP2015175706A - 検査装置、検査方法、プログラムおよびその記録媒体 - Google Patents

検査装置、検査方法、プログラムおよびその記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】欠陥の過検出を低減するとともに、エッジ部の欠陥を適切に検出する。
【解決手段】検査画像の各画素が欠陥画素であるかを検査画像とモデル画像との比較結果に基づいて判定する第1判定処理と、検査画像の注目画素の画素値と複数の上記モデル画像間でのばらつきの程度を示す統計値を用いて規定される閾値との比較結果に基づいて行い、第1判定処理で欠陥画素と判定された画素のうち、エッジ画素であり、かつ第2判定処理で非欠陥画素と判定された画素を非欠陥画素とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、検査対象物を撮像して取得した検査画像と予め登録されたモデル画像との比較結果に基づいて上記検査対象物に欠陥が存在するか否かを検出する検査装置および検査方法に関するものである。
従来、検査対象物を撮像して取得した検査画像と予め登録されたモデル画像(モデルデータ)との比較結果に基づいて当該検査対象物の欠陥を検出する技術が用いられている。
例えば、特許文献1には、複数のモデル画像からばらつきデータを算出し、算出したばらつきデータと検査対象物の画像とを比較することにより良否判定を行う技術が開示されている。
また、特許文献2には、検査対象物を撮像して取得した濃淡画像に基づいて画素毎に濃度勾配方向に基づく角度データを算出し、算出した角度データに基づいて基準画像との不一致部分を特定する方法が開示されている。これにより、検査対象物のエッジ部(境界部)の欠陥を検出することができる。
特開2004−93338号公報(2004年3月25日公開) 特許第4470513号明細書(2005年8月25日公開)
しかしながら、上記特許文献1の技術では、エッジ部の欠陥を適切に検出することができないという問題がある。
また、上記特許文献2の技術では、エッジ部の欠陥を検出することが可能であるものの、欠陥の過検出が生じやすくなるという問題がある。すなわち、良品同士の間でも製品毎にばらつきがあることや、撮像時に照明むらや濃度むらが生じる場合があることから、良品と不良品とを判定する判定基準を厳しく設定しすぎると、本来は良品である検査対象物が不良品として誤判定されてしまう割合(欠陥見過ぎ率)が大きくなってしまう。なお、欠陥見過ぎ率を低減するとともにエッジ部の欠陥を適切に検出できるようにユーザが判断基準を調整することが考えられるが、その場合には、複数の検査対象物に対する検査結果を参照しながらユーザが判断基準を調整する必要があるので、非常に手間がかかる。
本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、欠陥の過検出を低減するとともに、エッジ部の欠陥を適切に検出することにある。
本発明の一態様にかかる検査装置は、検査対象物を撮像して取得した検査画像に基づいて上記検査対象物に欠陥が存在するか否かを検出する検査装置であって、上記検査画像の各画素が欠陥画素であるか非欠陥画素であるかを上記検査画像と予め登録されたモデル画像との比較結果に基づいて判定する第1判定処理と、上記モデル画像からエッジ画素を抽出するエッジ抽出処理と、上記検査画像の各画素のうち、上記第1判定処理で欠陥画素と判定され、かつ上記エッジ抽出処理で当該画素に対応する画素がエッジ画素として抽出されなかった画素に対して当該画素が欠陥画素であるか非欠陥画素であるかを上記第1判定処理とは異なる判定方法で判定する第2判定処理とを行う制御部を備え、上記制御部は、上記第2判定処理を、検査画像の注目画素の画素値と複数の上記モデル画像における上記注目画素に対応する画素の画素値の上記モデル画像間でのばらつきの程度を示す統計値を用いて規定される閾値との比較結果に基づいて行い、上記第1判定処理で欠陥画素と判定された画素のうち、上記第2判定処理で非欠陥画素と判定された画素については非欠陥画素とし、非欠陥画素の検出結果に基づいて上記検査対象物に欠陥が存在するか否かを判定することを特徴としている。例えば、非欠陥画素の数または非欠陥画素からなる領域の面積が所定値以上の場合に上記検査対象物に欠陥が存在するか否かを判定する。
また、本発明の一態様にかかる検査方法は、検査対象物を撮像して取得した検査画像に基づいて上記検査対象物に欠陥が存在するか否かを検出する検査方法であって、演算処理装置に、上記検査画像の各画素が欠陥画素であるか非欠陥画素であるかを上記検査画像と予め登録されたモデル画像との比較結果に基づいて判定する第1判定処理と、上記モデル画像からエッジ画素を抽出するエッジ抽出処理と、上記検査画像の各画素のうち、上記第1判定処理で欠陥画素と判定され、かつ上記エッジ抽出処理で当該画素に対応する画素がエッジ画素として抽出されなかった画素に対して当該画素が欠陥画素であるか非欠陥画素であるかを上記第1判定処理とは異なる判定方法で判定する第2判定処理とを実行させ、上記第2判定処理を、検査画像の注目画素の画素値と複数の上記モデル画像における上記注目画素に対応する画素の画素値の上記モデル画像間でのばらつきの程度を示す統計値を用いて規定される閾値との比較結果に基づいて行わせ、さらに、上記第1判定処理で欠陥画素と判定された画素のうち、上記第2判定処理で非欠陥画素と判定された画素を非欠陥画素と判定させる処理と、非欠陥画素の検出結果に基づいて上記検査対象物に欠陥が存在するか否かを判定させる欠陥判別処理とを上記演算処理装置に行わせることを特徴としている。
上記の検査装置および検査方法によれば、検査画像の各画素が欠陥画素であるか非欠陥画素であるかを、第1判定処理と第1判定処理とは異なる第2判定処理との組み合わせに基づいて判定する。また、第2判定処理では、複数のモデル画像同士のばらつきを考慮して設定される閾値に基づいて判定を行う。これにより、エッジ部の欠陥を適切に検出するとともに、欠陥の過検出を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る検査装置を含む検査システムの全体構成を示す概略図である。 図1に示した検査装置の概略構成を示す説明図である。 図1に示した検査装置におけるモデルデータ(良品データ)の登録処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示した検査装置において用いられるエッジコード(濃度勾配の変化方向)の例を示す説明図である。 図1に示した検査装置における良否判定処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示した検査装置におけるエッジコード判定処理の概念を示す説明図である。 図1に示した検査装置におけるエッジコード判定処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示した検査装置におけるエッジコード判定処理の変形例を示すフローチャートである。
(1.検査システム1の全体構成)
図1は、本実施形態に係る検査装置100を含む検査システム1の全体構成を示す概略図である。
検査システム1は、例えば生産ラインなどに組み込まれ、検査対象物2を撮像して取得した検査画像と予め登録されたモデル画像(モデルデータ)とを比較(パターンマッチング)することにより検査対象物2の良否を判定する。
検査システム1は、図1に示すように、搬送機構6、撮像装置8、光電センサ4、PLC(Programmable Logic Controller)5、検査装置100、表示装置102、および入力装置104を備えている。
搬送機構6は、例えばベルトコンベヤ等からなり、検査対象物2を順次搬送する。
光電センサ4は、検査対象物2が搬送機構6によって撮像装置8の撮像位置に搬送されたことを検知し、検知結果を示す信号をPLC5に出力する。
PLC5は、光電センサ4からの信号を受信し、受信した信号に基づいて搬送機構6の動作を制御する。また、PLC5は、光電センサ4から受信した信号を検査装置100に伝達する。
検査装置100は、PLC5から入力される上記信号に応じたタイミングで撮像装置8に検査対象物2を撮像させ、検査対象物2の画像を取得し、取得した検査対象物2の画像と予め登録されたモデルデータ(良品データ)とに基づいて検査対象物2の良否判定処理を行う。検査装置100の詳細、および良否判定処理の詳細については後述する。
撮像装置8は、検査装置100の指示に応じたタイミングで検査対象物2を撮像して検査対象物2の画像を取得し、検査装置100に出力する。撮像装置8の構成は特に限定されるものではなく、例えば、レンズなどの光学系とCCD(Coupled Charged Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサなどの撮像素子とを備えた、従来から公知の撮像装置を用いることができる。なお、検査対象物2に対して撮像時に光を照射する照明機構を設けてもよい。
表示装置102は、検査装置100の指示に応じた画像を表示する表示手段であり、例えば、ユーザが各種指示入力を行うための操作画面、撮像装置8の撮像結果、良否判定処理結果などを表示する。
入力装置104は、ユーザからの指示入力を受け付けて検査装置100に伝達する。なお、本実施形態では、図1に示したように入力装置104としてマウスを用いているが、これに限らず、例えばキーボードやタッチパネル等の他の入力手段を用いてもよい。
(2.検査装置100の構成)
図2は、検査装置100の概略構成を示す説明図である。この図に示すように、検査装置100は、演算処理部である制御部110、記憶部としてのメインメモリ112およびハードディスク114、カメラインターフェイス116、入力インターフェイス118、表示コントローラ120、PLCインターフェイス122、通信インターフェイス124、およびデータリーダ/ライタ126を備えており、これら各部はバス128を介して互いにデータ通信可能に接続されている。
制御部110は、CPUや専用プロセッサなどの演算処理部であり、ハードディスク114に格納されたプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、所定順序で実行することで各種の演算を実施する。
メインメモリ112は、典型的にはDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性の記憶装置であり、ハードディスク114から読み出されたプログラムに加えて、撮像装置8によって取得された画像データ、検査対象物のデータ、モデルデータ(良品データ)などを保持する。
なお、ハードディスク114に、上記のプログラムに加えて、各種設定値などを記憶させてもよい。また、ハードディスク114に加えて、あるいは、ハードディスク114に代えて、他の記憶装置(例えばフラッシュメモリなどの半導体記憶装置等)を用いてもよい。
カメラインターフェイス116は、制御部110と撮像装置8との間のデータ伝送を仲介する。本実施形態では、カメラインターフェイス116は、撮像装置8からの画像データを一時的に蓄積するための画像バッファ116aを備えており、カメラインターフェイス116は、画像バッファ116aに所定コマ数の画像データが蓄積されると、その蓄積されたデータをメインメモリ112へ転送するようになっている。また、カメラインターフェイス116は、制御部110が発生した内部コマンドに従って、撮像装置8に対して撮像コマンドを与える。
入力インターフェイス118は、制御部110と入力装置104との間のデータ伝送を仲介する。すなわち、入力インターフェイス118は、ユーザが入力装置104を操作することで入力する操作入力を受付ける。
表示コントローラ120は、表示装置102を制御し、制御部110の指示に応じて各種情報を表示させる。
PLCインターフェイス122は、制御部110とPLC5との間のデータ伝送を仲介する。
通信インターフェイス124は、制御部110と検査装置100に対して通信可能に接続される他の装置との間のデータ伝送を仲介する。
データリーダ/ライタ126は、制御部110と記録媒体であるメモリカード106との間のデータ伝送を仲介する。
なお、検査装置100には、必要に応じて、プリンタなどの他の出力装置が接続されていてもよい。
(3.モデル登録処理)
図3は、モデル(良品データ)登録処理の流れを示すフローチャートである。また、図4は、図3に示す各ステップにおいて生成される画像の一例を示す説明図である。
まず、制御部110は、撮像装置8の動作を制御して基準とすべき製品(良品)を撮像させ、モデル画像(良品の画像データ)を取得させる(S1)。
次に、制御部110は、所定数のモデル画像の取得処理が完了したか否かを判断し(S2)、所定数に達していない場合にはステップS1の処理に戻って次の基準とすべき製品についてモデル画像の取得処理(ステップS1の処理)を行う。
一方、ステップS2において所定数のモデル画像の取得処理が完了したと判断した場合、制御部110は、上記所定数のモデル画像の平均化処理を行い(S3)、平均化処理後のモデル画像(平均モデル画像)をメインメモリ112に格納する。平均化処理では、各モデル画像の階調値(画素値)の平均値を画素毎に算出し、算出した平均値を平均モデル画像における当該画素の階調値に設定する。
次に、制御部110は、モデル画像に対して、エッジ(境界部)を抽出するエッジ抽出処理(エッジ抽出画像の生成およびエッジの変化方向を示すエッジコードの算出)を行う(S2)。具体的には、エッジ強度を算出し、算出したエッジ強度が所定値以上である画素をエッジ画素として抽出してエッジ抽出画像を生成し、エッジ画素についてエッジの変化方向を示すヘッジコードを算出する。
ここで、エッジ強度およびエッジコードの求め方について説明する。
まず、制御部110は、入力画像(平均モデル画像)上の画素毎に、水平方向(x軸方向)における濃度の変化量Ex(x,y)と垂直方向(y軸方向)における濃度の変化量Ey(x,y)とを求める。そして、これらEx(x,y),Ey(x,y)が示すベクトルの合成ベクトルについて、下記式(1)により、ベクトルの長さIE(x,y)を算出する。このIE(x,y)がエッジ強度である。
IE(x,y)=[{Ex(x,y)}+{Ex(x,y)}1/2 ・・・(1)
また、前記合成ベクトルの示す方向は、注目画素における濃度勾配方向に対応する。本実施形態では、図4に示すように、所定の座標位置(x,y)にある画素Eについて、濃度勾配方向を示すベクトルFに直交するベクトルCを設定し、このベクトルCの方向を示す角度EC(x,y)をエッジコードとする。なお、ベクトルFは、明るい方から暗い方に向かう方向であり、ベクトルCは、ベクトルFを時計回り方向に90度回転させた方向に相当する。また、エッジコードEC(x,y)は、画素Eからx軸の正方向に向かうベクトルBを基準に表されるもので、Ex(x,y),Ey(x,y)の値に応じて、下記(a)〜(e)のいずれかの式により求められる。
(a)Ex(x,y)>0、かつEy(x,y)≧0のとき、
EC(x,y)=atan(Ey(x,y)/Ex(x,y))
(b)Ex(x,y)>0、かつEy(x,y)<0のとき、
EC(x,y)=360+atan(Ey(x,y)/Ex(x,y))
(c)Ex(x,y)<0のとき、
EC(x,y)=180+atan(Ey(x,y)/Ex(x,y))
(d)Ex(x,y)=0、かつEy(x,y)>0のとき、
EC(x,y)=0
(e)Ex(x,y)=0、かつEy(x,y)<0のとき、
EC(x,y)=180
なお、本実施形態では、エッジの変化方向(ベクトルC方向)を示す角度をエッジコードとしているが、これに限らず、例えば、濃度勾配の変化方向(ベクトルF方向)を示す角度をエッジコードとしてもよい。
(4.良否判定処理)
(4−1.良否判定処理の全体の流れ)
次に、検査対象物2が良品であるか否かを判定する良否判定処理について説明する。図5は、検査装置100において行われる良否判定処理(欠陥の検出処理)の流れを示すフローチャートである。
まず、制御部110は、撮像装置8の動作を制御して検査対象物2を撮像させ、検査対象物2の画像(検査画像)を取得させる(S11)。なお、取得した検査画像に対して、モデル画像との位置合わせ処理、検査画像の値を微小変動させる摂動処理、全体的な明暗の変動を補正するための濃度正規化処理などを施してもよい。
次に、制御部110は、検査画像に対してエッジ抽出処理(エッジ抽出画像の生成およびエッジの変化方向を示すエッジコードの算出)を行う(S12)。エッジ抽出処理の方法はエッジ登録処理で説明した方法と同様である。
次に、制御部110は、検査画像の注目画素と、平均モデル画像における当該注目画素に対応する画素との差分判定処理を行う(S13)。
具体的には、制御部110は、下記式に示すように、検査画像の注目画素の階調値と平均モデル画像における当該注目画素に対応する画素の階調値との差分の絶対値が予め設定した差分判定閾値以下の場合には当該注目画素を欠陥画素ではないと判定し、差分判定閾値未満の場合には欠陥画素であると判定する。上記差分判定閾値としては、例えば、平均モデル画像における注目画素に対応する画素の階調値に所定の係数を乗算、除算、加算、あるいは減算したものを用いることができる。また、上記係数あるいは上記差分判定閾値をユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
Figure 2015175706
次に、制御部110は、差分判定処理の結果がNG(欠陥画素)であったか否かを判断し(S14)、NGではなかったと判断した場合、当該画素を非欠陥画素と判断する(S15)。
一方、制御部110は、ステップS14において差分判定処理の結果がNGであったと判断した場合、境界検査(エッジ欠陥判定処理)を行うか否かを判断する(S16)。本実施形態では、境界検査を行うか否かをユーザが入力装置104を介して任意に設定可能になっており、制御部110はユーザの指示入力に応じてエッジ領域の良否判定を行うか否かを判断する。
ステップS16において境界判定を行わないと判断した場合、制御部110は、平均モデル画像における注目画素に対応する画素がエッジ画素であるか否かを判定し(S17)、エッジ画素であると判断した場合には当該画素を非欠陥画素と判断する(S15)。
一方、ステップS17においてエッジ画素ではないと判断した場合、制御部110は、検査画像の注目画素がモデル画像における当該注目画素に対応する画素と一致するか否かをモデル画像同士のばらつきを考慮して判定するばらつき判定処理を行う(S18)。ばらつき判定処理の詳細については後述する。
その後、制御部110は、ばらつき判定処理の結果がNG(欠陥画素)であったか否かを判断する(S19)。そして、ステップS19においてNGではないと判断した場合には注目画素を非欠陥画素と判断し(S15)、NGであると判断した場合には注目画素を欠陥画素と判定し(S20)、後述するステップS30の処理に進む。
一方、ステップS16において境界検査を行うと判断した場合、制御部110は、エッジコード判定処理(濃度勾配の変化方向による判定処理)を行う(S21)。エッジコード判定処理の詳細については後述する。
その後、制御部110は、エッジコード判定処理の結果がNG(欠陥画素)であったか否かを判断する(S22)。
ステップS22においてNGではなかったと判断した場合、制御部110は、注目画素を非欠陥画素と判定する(S23)。
一方、ステップS22においてNGであったと判断した場合、制御部110は、注目画素がエッジ画素であるか否かを判断し(S24)、エッジ画素であると判断した場合には注目画素を欠陥画素と判定し(S27)、エッジ画素ではないと判断した場合には当該注目画素についてばらつき判定処理を行う(S25)。なお、ステップS24における注目画素がエッジ画素であるか否かの判断は、(i)検査画像における注目画素がエッジ画素であり、かつ平均モデル画像における注目画素に対応する画素がエッジ画素である場合に当該注目画素をエッジ画素と判断し、(ii)検査画像における注目画素および平均モデル画像における注目画素に対応する画素の少なくとも一方がエッジ画素ではない場合には注目画素はエッジ画素ではないと判断する。ばらつき判定処理の詳細については後述する。
その後、制御部110は、ばらつき判定処理の結果がNG(欠陥画素)であったか否かを判断し(S26)、NGでなかったと判断した場合には注目画素を非欠陥画素と判定し(S23)、NGであったと判断した場合には注目画素を欠陥画素と判定する(S27)。
ステップS15、S20、S23、またはS27において注目画素が欠陥画素であるか非欠陥画素であるかを判定した後、制御部110は、全画素について判定処理が完了したか否かを判断する(S28)。そして、判定処理が完了していない画素が残っていると判断した場合、制御部110は、注目画素を変更し、次の注目画素についてS13以降の処理を行う。
一方、ステップS28において全画素についての判定処理が完了したと判断した場合、制御部110は、各注目画素に対する判定結果に基づいて検査対象物2が欠陥品であるか否かを判別する欠陥判別処理を行い(S29)、処理を終了する。上記欠陥判別処理では、例えば、欠陥画素の総面積が所定の面積閾値以上である場合に検査対象物2を欠陥品であると判別する。あるいは、欠陥画素の数が所定値以上である場合に欠陥品と判別してもよく、欠陥画素の中で連続するものを1つのグループとして統合し、グループの重心や面積を所定の判定値と比較することで欠陥品か否かを判別するようにしてもよい。
(4−2.ばらつき判定処理)
ばらつき判定処理では、検査画像の注目画素と平均モデル画像の注目画素との差分と、モデル画像同士のばらつきを考慮した所定の算出方法により算出される統計値に予め設定される係数を乗算して得られるばらつき判定閾値(閾値)とを比較する処理を画素毎に行う。
より具体的には、本実施形態では、制御部110は、まず、下記式に示すように、上記統計値として複数のモデル画像についての標準偏差σを算出し、算出した標準偏差σに予め設定される係数kを乗算することにより、ばらつき判定閾値(k×σ)を規定する。なお、係数kの値はユーザが入力装置104を介して任意に設定することができる。
Figure 2015175706
また、上記式は、モデル画像がモノクロ画像(濃淡画像)である場合を示しているが、モデル画像がカラー画像(例えばR,G,Bの3色の色成分からなる画像)である場合には、下記式(2)により上記統計値としての標準偏差σを算出すればよい。
Figure 2015175706
その後、制御部110は、下記式に示すように、検査画像における注目画素の階調値と平均モデル画像における上記注目画素に対応する画素の階調値との差分(差分画像)の絶対値とばらつき判定閾値とを比較し、上記絶対値がばらつき判定閾値以下である場合には注目画素を欠陥画素ではないと判定し、ばらつき判定閾値よりも大きい場合には注目画素を欠陥画素であると判定する。
Figure 2015175706
なお、本実施形態では、上記統計値として標準偏差を用いているが、これに限るものではなく、複数のモデル画像のばらつきを評価できる統計値を用いればよい。例えば、標準偏差に代えて、分散、最大値、最小値等の統計値を用いてばらつき判定閾値を設定してもよい。また、本実施形態では、上記統計値に所定の係数を乗算した値をばらつき判定閾値として規定しているが、これに限るものではない。例えば、上記統計値に所定の係数を加算、減算、あるいは除算した値をばらつき判定閾値としてもよく、上記統計値自体をばらつき判定閾値としてもよい。
(4−3.エッジコード判定処理)
図6はエッジコード判定処理の概念を示す説明図である。図6におけるICは検査画像から生成されたエッジコード画像を示しており、MCは平均モデル画像から生成されたエッジコード画像を示している。この図に示す例では、エッジコード画像IC上の画素gを注目画素とし、エッジコード画像MC上で画素gに対応する位置に所定サイズのマスクMを設定する。そして、マスクM内の各画素のエッジコードを注目画素gのエッジコードと順に比較する。
注目画素gとして検査画像のエッジ画素が選択されている場合、検査画像と平均モデル画像とが完全に位置合わせされているならば、マスクM内の中心の画素m0が注目画素gに対応することになる。この場合には、画素gのエッジコードと画素m0のエッジコードとは近似する値を示すと考えることができる。
しかしながら、実際には、位置合わせ時に生じる誤差や検査対象物の大きさの変動等によって、画素m0のエッジコードが画素gのエッジコードに対応しない可能性がある。マスクMの大きさは、この位置合わせ時に生じる誤差や対象物の大きさの変動量等を考慮して調整される。すなわち、注目画素gが検査対象物のエッジを示す場合には、対応画素m0がモデルのエッジを示す画素でなくエッジの内側または外側に対応する画素であっても、マスクM内のいずれかの位置にエッジを示す画素が存在し、その画素におけるエッジコードが注目画素gのエッジコードに近似すると考えることができる。よって、マスクMから注目画素gのエッジコードに近似するエッジコードが抽出された場合には、注目画素gのエッジコードは検査対象物のエッジを示すものであると考えることができる。
これに対し、注目画素gがエッジを示す場合でも、マスクM内に注目画素gのエッジコードに近似するエッジコードがない場合には、注目画素gのエッジコードは欠陥のエッジを示すと考えることができる。
なお、図6に示した例では、検査画像上のエッジ画素のうち、平均モデル画像上の対応する座標(ここでは画素m0の座標)に対する濃度の差が所定の基準値を超えるものに上記のエッジコードの比較処理を行うようにしている。検査画像上のエッジ画素であって平均モデル画像との濃度差が大きい画素は、検査対象物のエッジがモデルのエッジに対して位置ずれした部分、またはバリや欠陥などにより本来のエッジから突出している部分に相当すると考えることができる。よって、平均モデル画像との間の濃度差が上記基準値を超えるエッジ画素についてエッジコードの比較処理を行うことにより、検査対象物のエッジと欠陥のエッジとを精度良く切り分けることができる。
ここで、図7を用いて、エッジコード判定処理の詳細を説明する。なお、図7において、mx,myは、マスクMの中心の画素mからマスクの境界までの距離に相当するものである。例えば上記した図6の場合には、mx=my=2となる。このmx,myは、エッジコード判定処理に先立ち、ユーザの設定操作などを受けて登録されるもので、適宜変更することができる。また、mxとmyとは一致していなくてもよい。
図7に示した例では、注目画素に対するエッジコードの差の最小値を求めるようにしている。ステップST101では、まず、この最小値MINを初期値180に設定するとともに、y軸側のカウンタiを−myに設定する。次のステップST102では、x軸側のカウンタjを−mxに設定する。
以下、i,jの値を1つずつ動かすことによってマスクM内を走査する。ステップST103では、モデルのエッジ強度画像から走査位置におけるエッジ強度ME(x+j,y+i)を読み出し、これを所定の基準値ME0と比較する。
上記エッジ強度ME(x+j,y+i)が基準値ME0を上回る場合には、ステップST103からステップST104に進み、検査画像上の注目画素とマスク内の画素とについて、下記式(3)に基づいてエッジコード差DCを算出する。
DC=f(IC(x+dx,y+dy)−MC(x+j,y+i))・・・(3)
なお、上記式(3)において、(IC(x+dx,y+dy)−MC(x+j,y+i))=θとすると、関数f(θ)が示す値は、θによって以下のようになる。
Figure 2015175706
エッジコード差DCが算出されると、ステップST105では、このDCの値を上記最小値MINと比較する。そしてDCがMINより小さい場合には、次のステップST106に進んでDCの値によりMINを書き換える。
マスク内の走査が終了すると、ステップST108,110がともに「YES」となり、ステップST111において、上記最小値MINを所定の閾値THと比較する。このときのMINには、マスクM内で求めたエッジコード差DCのうちの最小値が格納されていることになる。よって、この最小値MINが閾値THよりも小さい場合には、検査画像上の注目画素に対応するエッジコードが抽出されたとみなし、注目画素を非欠陥画素と判定する(ステップST112)。一方、最小値MINが閾値TH以上であれば、検査画像上の注目画素に対応するエッジコードが抽出されなかったとみなし、注目画素を欠陥画素と判定する(ステップST113)。
図8はエッジコード判定処理の変形例を示している。
この図に示すエッジコード判定処理でも、平均モデル画像にマスクを設定してエッジコード差DCを求める点は変わらない(図中のステップST201〜ST209)が、エッジコード差DCの最小値を求めるのに代えて、マスク内の比較対象の画素についてエッジコード差DCが算出される毎にDCの値を閾値THと比較するようにしている(ステップST205)。そして、DCの値が閾値THを下回ると、その時点でステップST202〜209のループを抜け、注目画素を非欠陥画素と判定する(ステップST210)。一方、マスク内にDCの値が閾値THを下回る画素がなかった場合、注目画素を欠陥画素と判定する(ステップST211)。この処理によれば、検査画像上の注目画素に対応するエッジコードが見つかった時点で走査を終了することができるので、処理時間を短縮することができる。
(5.ソフトウェアによる実現例)
検査装置100の制御ブロック(特に制御部110)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、検査装置110は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、検査対象物を撮像して取得した検査画像と予め登録されたモデル画像との比較結果に基づいて上記検査対象物に欠陥が存在するか否かを検出する検査装置および検査方法に適用できる。
1 検査システム
2 検査対象物
4 光電センサ
4a 受光部
4b 投光部
5 PLC
6 搬送機構
8 撮像装置
100 検査装置
102 表示装置
104 入力装置
106 メモリカード
110 制御部
112 メインメモリ
114 ハードディスク
116 カメラインターフェイス
116a 画像バッファ
118 入力インターフェイス
120 表示コントローラ
122 PLCインターフェイス
124 通信インターフェイス
126 データリーダ/ライタ
128 バス

Claims (8)

  1. 検査対象物を撮像して取得した検査画像に基づいて上記検査対象物に欠陥が存在するか否かを検出する検査装置であって、
    上記検査画像の各画素が欠陥画素であるか非欠陥画素であるかを上記検査画像と予め登録されたモデル画像との比較結果に基づいて判定する第1判定処理と、
    上記モデル画像からエッジ画素を抽出するエッジ抽出処理と、
    上記検査画像の各画素のうち、上記第1判定処理で欠陥画素と判定され、かつ上記エッジ抽出処理で当該画素に対応する画素がエッジ画素として抽出されなかった画素に対して当該画素が欠陥画素であるか非欠陥画素であるかを上記第1判定処理とは異なる判定方法で判定する第2判定処理とを行う制御部を備え、
    上記制御部は、
    上記第2判定処理を、検査画像の注目画素の画素値と複数の上記モデル画像における上記注目画素に対応する画素の画素値の上記モデル画像間でのばらつきの程度を示す統計値を用いて規定される閾値との比較結果に基づいて行い、
    上記第1判定処理で欠陥画素と判定された画素のうち、上記第2判定処理で非欠陥画素と判定された画素については非欠陥画素とし、
    非欠陥画素の検出結果に基づいて上記検査対象物に欠陥が存在するか否かを判定することを特徴とする検査装置。
  2. 上記制御部は、上記第1判定処理を、上記検査画像の注目画素におけるエッジの変化方向または濃度勾配の変化方向を示すエッジコードと、上記モデル画像における上記注目画素に対応する画素の上記エッジコードとの比較結果に基づいて行うことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 上記制御部は、
    上記エッジ抽出処理において上記検査画像からエッジ画素を抽出する処理をさらに行い、
    上記検査画像の各画素のうち、上記第1判定処理で欠陥画素と判定され、かつ上記検査画像における当該画素および上記モデル画像における当該画素に対応する画素の少なくとも一方がエッジ画素として抽出されなかった画素に対して上記第2判定処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の検査装置。
  4. 上記制御部は、
    ユーザからの指示に基づいてエッジ画素が欠陥画素であるか非欠陥画素であるかのエッジ欠陥判定処理を行うか否かを判断し、
    上記エッジ欠陥判定処理を行わないと判断した場合に、上記第1判定処理においてエッジ画素を非欠陥画素と判定することを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  5. 上記統計値は、複数の上記モデル画像における互いに対応する画素の階調値の標準偏差、分散、最大値、および最小値のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の検査装置。
  6. 検査対象物を撮像して取得した検査画像に基づいて上記検査対象物に欠陥が存在するか否かを検出する検査方法であって、
    演算処理装置に、
    上記検査画像の各画素が欠陥画素であるか非欠陥画素であるかを上記検査画像と予め登録されたモデル画像との比較結果に基づいて判定する第1判定処理と、
    上記モデル画像からエッジ画素を抽出するエッジ抽出処理と、
    上記検査画像の各画素のうち、上記第1判定処理で欠陥画素と判定され、かつ上記エッジ抽出処理で当該画素に対応する画素がエッジ画素として抽出されなかった画素に対して当該画素が欠陥画素であるか非欠陥画素であるかを上記第1判定処理とは異なる判定方法で判定する第2判定処理とを実行させ、
    上記第2判定処理を、検査画像の注目画素の画素値と複数の上記モデル画像における上記注目画素に対応する画素の画素値の上記モデル画像間でのばらつきの程度を示す統計値を用いて規定される閾値との比較結果に基づいて行わせ、さらに、
    上記第1判定処理で欠陥画素と判定された画素のうち、上記第2判定処理で非欠陥画素と判定された画素を非欠陥画素と判定させる処理と、
    非欠陥画素の検出結果に基づいて上記検査対象物に欠陥が存在するか否かを判定させる欠陥判別処理とを上記演算処理装置に行わせることを特徴とする検査方法。
  7. コンピュータを請求項1から5のいずれか1項に記載の検査装置に備えられる上記制御部として機能させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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