JP2015175658A - 放射線検出器 - Google Patents

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【課題】バックグラウンドを低減する。【解決手段】放射線検出器10は、デュワー23の内部にクライオスタット21の一部を挿入するための開口部を形成するデュワーフランジに、クライオスタット21とデュワー23とを電気的に絶縁するとともに放射線を遮蔽する第1遮蔽部材25を備えている。放射線検出器10は、クライオスタット21のうち伝熱部を収容する部位において、検出部を収容する部位よりも細い部分21aに第2遮蔽部材26を備えている。放射線検出器10は、デュワー23の上面23Aを覆うようにして装着される第3遮蔽部材27を備えている。放射線検出器10のデュワー23は、第4遮蔽部材28を介して検出器台33に支持されている。第1から第4遮蔽部材25〜28はタングステン含有樹脂によって形成されている。【選択図】図1

Description

この発明は、放射線検出器に関する。
従来、水平型のクライオスタットを備える放射線検出器を遮蔽材によって取り囲む放射線遮蔽装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−298574号公報
ところで、上記従来技術に係る放射線遮蔽装置によれば、水平方向に伸びるクライオスタットを取り囲むように遮蔽材を配置するので、縦型のクライオスタットを備える放射線検出器に比べて、より多くの遮蔽材が必要となり、放射線遮蔽装置の大きさおよび重量が増大してしまうという問題が生じる。これに対して縦型のクライオスタットの場合には、鉛直方向に伸びるクライオスタットの周囲を取り囲むために必要となる遮蔽材を少なくすることができる。しかしながら、クライオスタットが伸びる鉛直方向の下方には液体窒素などの冷媒を収容するデュワーが存在するので、クライオスタットが伸びる鉛直方向に沿って侵入する放射線を遮蔽することが困難であるという問題が生じる。このような問題が生じることに対して、例えば、検出器本体に熱的に接触するとともにデュワー内の液体窒素によって冷却される冷却棒を延長して、冷却棒が通る穴の開いた補助遮蔽部を放射線遮蔽装置の下部に追加すると、放射線遮蔽装置の構成を変更することになり、煩雑な手間を要するという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、バックグラウンドを低減することが可能な放射線検出器を提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る放射線検出器は、検出部と、前記検出部に熱的に接続される伝熱部と、前記検出部および前記伝熱部を内部に収容するクライオスタットと、前記クライオスタットにおいて前記伝熱部を収容する部位の表面に装着される放射線遮蔽部材と、を備え、前記放射線遮蔽部材は、タングステン含有樹脂を有する。
(2)上記(1)に係る放射線検出器は、前記放射線遮蔽部材は、前記伝熱部を収容する部位において前記検出部を収容する部位よりも細い部分に装着される。
(3)上記(1)または(2)に係る放射線検出器は、前記伝熱部を収容する部位の少なくとも一部が挿入される開口部を有するとともに前記伝熱部を冷却する冷媒を収容する冷却容器を備え、前記放射線遮蔽部材は、前記開口部において前記伝熱部を収容する部位と前記冷却容器とを電気的に絶縁する。
(4)本発明の一態様に係る放射線検出器は、検出部と、前記検出部に熱的に接続される伝熱部と、前記検出部および前記伝熱部を内部に収容するクライオスタットと、前記伝熱部を収容する部位の少なくとも一部が挿入される開口部を有するとともに前記伝熱部を冷却する冷媒を収容する冷却容器と、前記冷却容器の底面に設けられて前記冷却容器を電気的に絶縁する放射線遮蔽部材と、を備え、前記放射線遮蔽部材は、タングステン含有樹脂を有する。
(5)本発明の一態様に係る放射線検出器は、検出部と、前記検出部に熱的に接続される伝熱部と、前記検出部および前記伝熱部を内部に収容するクライオスタットと、前記伝熱部を収容する部位の少なくとも一部が挿入される開口部を有するとともに前記伝熱部を冷却する冷媒を収容する冷却容器と、前記冷却容器の上面に装着される放射線遮蔽部材と、を備え、前記放射線遮蔽部材は、タングステン含有樹脂を有する。
(6)上記(1)から(5)の何れか1つに係る放射線検出器では、前記クライオスタットは鉛直方向に縦長に配置され、前記検出部は、前記クライオスタットの鉛直方向上方の先端部に配置され、前記伝熱部は、前記検出部から鉛直方向下方に向かい伸びるように配置される。
上記(1)に記載の態様に係る放射線検出器によれば、クライオスタットにおいて伝熱部を収容する部位の表面に装着される放射線遮蔽部材がタングステン含有樹脂を有するので、放射線検出器の周囲を取り囲む既存の遮蔽体の構成を変更すること無しに、所望の絶縁性および遮蔽性を確保することができる。
上記(2)に記載の態様に係る放射線検出器によれば、クライオスタットにおいて検出部を収容する部位よりも細い部分に装着される放射線遮蔽部材を備えるので、検出部に対する遮蔽性を向上させることができる。
上記(3)に記載の態様に係る放射線検出器によれば、放射線遮蔽部材はクライオスタットを電気的に絶縁するので、クライオスタットと、放射線検出器の周囲を取り囲む既存の遮蔽体および冷却容器との間で所望の絶縁性を確保することができる。これにより、既存の遮蔽体の構成を変更すること無しに、所望の絶縁性および遮蔽性を確保することができる。
上記(4)に記載の態様に係る放射線検出器によれば、クライオスタットが冷却容器から鉛直方向の上方に伸びるように配置される場合において、冷却容器の底面よりも下方の領域からクライオスタットが伸びる方向に沿って検出部に侵入する放射線を遮蔽することができる。しかも、放射線遮蔽部材は冷却容器を電気的に絶縁するので、冷却容器と、冷却容器を支持する支持部材との間で所望の絶縁性を確保することができる。これにより、既存の遮蔽体の構成を変更すること無しに、所望の絶縁性および遮蔽性を確保することができる。
上記(5)に記載の態様に係る放射線検出器によれば、冷却棒が冷却容器から鉛直方向の上方に伸びるように配置される場合において、冷却容器の上面よりも下方の領域から冷却棒が伸びる方向に沿って検出器本体に侵入する放射線を遮蔽することができる。これにより、既存の遮蔽体の構成を変更すること無しに、所望の遮蔽性を確保することができる。
上記(6)に記載の態様に係る放射線検出器によれば、検出部の周囲を取り囲むように配置される遮蔽体の大きさおよび重量の増大を抑制しつつ、クライオスタットが伸びる方向に沿って検出部に侵入する放射線を遮蔽することができ、所望の遮蔽性を確保することができる。
本発明の実施の形態に係る放射線検出器の構成図である。 本発明の実施の形態に係る放射線検出器のクライオスタットの一部を破断して示す斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る放射線検出器の構成図である。
以下、本発明の一実施形態に係る放射線検出器について添付図面を参照しながら説明する。
本実施形態による放射線検出器10は、図1および図2に示すように、放射線遮蔽体11内に配置された試料容器12の試料から放出される放射線を検出する。
放射線検出器10は、例えばゲルマニウム半導体検出器やシリコン半導体検出器などの半導体検出器である。
放射線検出器10は、垂直型のクライオスタット21において、放射線の入射窓(図示略)を有するエンドキャップハウジング22の内部の真空領域に、放射線に対して有感なゲルマニウム結晶やシリコン結晶などの半導体結晶(図示略)を保持している。
半導体結晶に形成された結晶電極(図示略)はエンドキャップハウジング22の内部に収容された電荷型前置増幅器(図示略)に接続されている。
電荷型前置増幅器は半導体結晶に入射した放射線のエネルギーに応じた波高値を有する出力信号パルスを外部に露出した出力端子(図示略)から出力する。
これにより放射線検出器10は、半導体結晶および電荷型前置増幅器を検出部としてクライオスタット21の内部に備えている。
クライオスタット21は、検出部に熱的に接続される伝熱部(図示略)を内部に収容している。伝熱部は、デュワー23の内部に貯溜される液体窒素に浸漬される銅からなる冷却棒24および伝熱部材(図示略)などを備え、検出部を熱的な接触により冷却する。伝熱部は、鉛直方向に伸びるクライオスタット21の内部において、検出部から鉛直方向下方に向かい伸びるように配置される。
デュワー23は、クライオスタット21のうち伝熱部を収容する部位の少なくとも一部を内部に挿入するための開口部23aを形成するデュワーフランジ23bを備えている。
放射線検出器10は、デュワーフランジ23bの開口部23aにおいてクライオスタット21とデュワー23との間に装着される第1遮蔽部材25を備えている。第1遮蔽部材25は、クライオスタット21を挿入するための貫通孔(図示略)を有する円環板状に形成されている。第1遮蔽部材25は、クライオスタット21とデュワー23とを電気的に絶縁するとともに放射線を遮蔽する。つまり、放射線検出器10は、クライオスタット21とデュワー23との間において電気的な絶縁のために設けられる部材を、放射線の第1遮蔽部材25としている。第1遮蔽部材25は、タングステン粒子が混入された樹脂であるタングステン含有樹脂によって形成されている。
放射線検出器10は、クライオスタット21のうち伝熱部を収容する部位において、検出部を収容する部位よりも細い部分21aに装着される第2遮蔽部材26を備えている。第2遮蔽部材26は、エンドキャップハウジング22と第1遮蔽部材25との間に配置されている。第2遮蔽部材26は、クライオスタット21を挿入するための貫通孔(図示略)を有する円環板状に形成されている。第2遮蔽部材26は、電気的な絶縁性と放射線に対する遮蔽性とを有し、タングステン粒子が混入された樹脂であるタングステン含有樹脂によって形成されている。
放射線検出器10は、デュワー23の上面23Aを覆うようにして装着された第3遮蔽部材27を備えている。第3遮蔽部材27は、電気的な絶縁性と放射線に対する遮蔽性とを有し、タングステン粒子が混入されたシート状の樹脂であるタングステン含有樹脂によって形成されている。
放射線遮蔽体11は、放射線検出器10および測定対象の試料を保持するマリネリ容器などの試料容器12を内部に収容して、放射線検出器10をバックグラウンド放射線から遮蔽する。
放射線遮蔽体11は、複数の部材(図示略)によって構成された箱型に形成されている。放射線遮蔽体11は、鉛を有する鉛遮蔽部(図示略)と、鉛遮蔽部の表面を被覆するように設けられた鋼材からなる鋼材遮蔽部(図示略)と、鋼材遮蔽部の表面を被覆する腐食防止用などの非導電性の塗膜(図示略)と、を備えている。放射線遮蔽体11は、内面上に、無酸素銅からなる第1内張(図示略)と、アクリルなどの樹脂からなる第2内張(図示略)とを備えている。
放射線遮蔽体11は、放射線検出器10の検出器本体を構成するエンドキャップハウジング22が挿入される貫通孔11aを備えている。
放射線遮蔽体11は、架台31に載置されている。架台31は、腐食防止用などの非導電性の塗膜によって被覆された表面を有する鋼材などによって箱型に形成されている。架台31は、デュワー23を内部に収容している。
架台31は、ベース32に載置されている。ベース32は、腐食防止用などの非導電性の塗膜によって被覆された表面を有する鋼材などによって板状に形成され、表面上に載置された架台31を支持する。
架台31の内部において、アルミニウムなどの金属によって板状に形成された検出器台33は、表面上に載置された第4遮蔽部材28を介して放射線検出器10のデュワー23を支持する。第4遮蔽部材28は、電気的な絶縁性と放射線に対する遮蔽性とを有し、タングステン粒子が混入されたシート状の樹脂であるタングステン含有樹脂によって形成されている。
高さ調整機構34は、検出器台33の鉛直方向の高さ位置を調整可能である。
スライド機構35は、検出器台33の水平方向のスライド移動によって、放射線検出器10のデュワー23を架台31の内部に搬入および内部から搬出する。
上述したように、本実施の形態による放射線検出器10によれば、クライオスタット21とデュワー23との間において電気的な絶縁のために設けられる部材を、タングステン含有樹脂による放射線の第1遮蔽部材25とすることで、放射線検出器10の周囲を取り囲む既存の放射線遮蔽体11の構成を変更すること無しに、所望の絶縁性および遮蔽性を確保することができる。
さらに、クライオスタット21のうち伝熱部を収容する部位において検出部を収容する部位よりも細い部分にタングステン含有樹脂による第2遮蔽部材26を装着することにより、クライオスタット21が伸びる方向に沿ってエンドキャップハウジング22内の半導体結晶に侵入する放射線を遮蔽することができる。しかも、第2遮蔽部材26はクライオスタット21を電気的に絶縁するので、クライオスタット21と、放射線検出器10の周囲を取り囲む既存の放射線遮蔽体11およびデュワー23との間で所望の絶縁性を確保することができる。これにより、既存の放射線遮蔽体11の構成を変更すること無しに、所望の絶縁性および遮蔽性を確保することができる。
さらに、第3遮蔽部材27を備えるので、クライオスタット21がデュワー23から鉛直方向の上方に伸びるように配置される場合において、デュワー23の上面23Aよりも下方の領域から冷却棒24が伸びる方向に沿ってエンドキャップハウジング22内の半導体結晶に侵入する放射線を遮蔽することができる。これにより、既存の放射線遮蔽体11の構成を変更すること無しに、所望の遮蔽性を確保することができる。
さらに、クライオスタット21がデュワー23から鉛直方向の上方に伸びるように配置される場合において、デュワー23の底面23Bよりも下方の領域からクライオスタット21が伸びる方向に沿ってエンドキャップハウジング22内の半導体結晶に侵入する放射線を遮蔽することができる。しかも、第4遮蔽部材28はデュワー23を電気的に絶縁するので、デュワー23と、デュワー23支持する検出器台33との間で所望の絶縁性を確保することができる。これにより、既存の放射線遮蔽体11の構成を変更すること無しに、所望の絶縁性および遮蔽性を確保することができる。
さらに、垂直型のクライオスタット21に対して第1から第4遮蔽部材25〜28を備えるので、エンドキャップハウジング22の周囲を取り囲むように配置される放射線遮蔽体11の大きさおよび重量の増大を抑制しつつ、クライオスタット21が伸びる方向に沿ってエンドキャップハウジング22内の半導体結晶に侵入する放射線を遮蔽することができ、所望の遮蔽性を確保することができる。
さらに、第1から第4遮蔽部材25〜28のうち、第2および第4遮蔽部材26,28は、放射線検出器10および放射線遮蔽体11に対して容易に設けることができる。
また、第1から第4遮蔽部材25〜28のうち、第1および第2遮蔽部材25,26は、エンドキャップハウジング22内の半導体結晶に対する立体角を大きく設定することができ、遮蔽性を向上させることができる。
なお、上述した実施の形態においては、第1から第4遮蔽部材25〜28を備えるとしたが、これに限定されず、第1から第4遮蔽部材25〜28の少なくとも何れか1つを備えてもよい。
なお、上述した実施の形態において、第1および第2遮蔽部材25,26は円環板状の成形品に限定されず、例えばシート状のタングステン含有樹脂がクライオスタット21の表面に巻き付けなどによって積層されることで形成されてもよい。
この場合には、第1および第2遮蔽部材25,26の形状および装着位置などを適宜に調整することができる。
なお、上述した実施の形態においては、クライオスタット21の内部に収容される伝熱部は、デュワー23の内部に貯溜される液体窒素によって冷却されるとしたが、これに限定されない。伝熱部は、電気冷却装置(図示略)によって冷却されてもよい。
この変形例に係る放射線検出器10は、図3に示すように、鉛直方向に縦長に形成されたクライオスタット21の鉛直方向上方の先端部におけるエンドキャップハウジング22の内部に検出部が収容されている。クライオスタット21において内部に伝熱部を収容する部位は、検出部から鉛直方向下方に向かい伸びた後に、外部の電気冷却装置に向かい湾曲している。この変形例の放射線検出器10は、例えば、クライオスタット21のうち伝熱部を収容する部位において、検出部を収容する部位よりも細い部分21aに装着される第2遮蔽部材26を備えている。
なお、上述した実施の形態において、第1から第4遮蔽部材25〜28を形成するタングステン含有樹脂は、電気的な絶縁性と放射線に対する遮蔽性とを有するとしたが、これに限定されず、少なくとも放射線に対する遮蔽性を有していればよい。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…放射線検出器、11…放射線遮蔽体、12…試料容器、21…クライオスタット、22…エンドキャップハウジング、23…デュワー、23a…開口部、24…冷却棒、25…第1遮蔽部材、26…第2遮蔽部材、27…第3遮蔽部材、28…第4遮蔽部材、31…架台、32…ベース、33…検出器台、34…高さ調整機構、35…スライド機構

Claims (6)

  1. 検出部と、
    前記検出部に熱的に接続される伝熱部と、
    前記検出部および前記伝熱部を内部に収容するクライオスタットと、
    前記クライオスタットにおいて前記伝熱部を収容する部位の表面に装着される放射線遮蔽部材と、
    を備え、
    前記放射線遮蔽部材は、タングステン含有樹脂を有する、
    ことを特徴とする放射線検出器。
  2. 前記放射線遮蔽部材は、前記伝熱部を収容する部位において前記検出部を収容する部位よりも細い部分に装着される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の放射線検出器。
  3. 前記伝熱部を収容する部位の少なくとも一部が挿入される開口部を有するとともに前記伝熱部を冷却する冷媒を収容する冷却容器を備え、
    前記放射線遮蔽部材は、前記開口部において前記伝熱部を収容する部位と前記冷却容器とを電気的に絶縁する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放射線検出器。
  4. 検出部と、
    前記検出部に熱的に接続される伝熱部と、
    前記検出部および前記伝熱部を内部に収容するクライオスタットと、
    前記伝熱部を収容する部位の少なくとも一部が挿入される開口部を有するとともに前記伝熱部を冷却する冷媒を収容する冷却容器と、
    前記冷却容器の底面に設けられて前記冷却容器を電気的に絶縁する放射線遮蔽部材と、を備え、
    前記放射線遮蔽部材は、タングステン含有樹脂を有する、
    ことを特徴とする放射線検出器。
  5. 検出部と、
    前記検出部に熱的に接続される伝熱部と、
    前記検出部および前記伝熱部を内部に収容するクライオスタットと、
    前記伝熱部を収容する部位の少なくとも一部が挿入される開口部を有するとともに前記伝熱部を冷却する冷媒を収容する冷却容器と、
    前記冷却容器の上面に装着される放射線遮蔽部材と、を備え、
    前記放射線遮蔽部材は、タングステン含有樹脂を有する、
    ことを特徴とする放射線検出器。
  6. 前記クライオスタットは鉛直方向に縦長に配置され、
    前記検出部は、前記クライオスタットの鉛直方向上方の先端部に配置され、
    前記伝熱部は、前記検出部から鉛直方向下方に向かい伸びるように配置される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1つに記載の放射線検出器。
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