JP2015175608A - 渦電流センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】渦電流センサの測定精度を向上させる。
【解決手段】渦電流センサ210は、研磨対象物102の膜厚を測定するためのセンサである。渦電流センサ210は、研磨対象物102に渦電流を発生させるとともに渦電流の発生に起因する誘導磁場を検出するセンサコイル260を備える。また、渦電流センサ210は、センサコイル260の研磨対象物102側に配置された導電体500を備える。導電体500は、研磨対象物102とセンサコイル260との間に介在する研磨パッド108と、センサコイル260と、の間に配置される。導電体500は、センサコイル260に対向する対向部510と、対向部510に接続されるとともにセンサコイル260の少なくとも一部の周囲を覆う外周部520を備える。
【選択図】図13

Description

本発明は、渦電流センサに関するものである。
近年、半導体デバイスの高集積化・高密度化に伴い、回路の配線がますます微細化し、多層配線の層数も増加している。回路の微細化を図りながら多層配線を実現するためには、半導体デバイス表面を精度よく平坦化処理する必要がある。
半導体デバイス表面の平坦化技術として、化学的機械研磨(CMP(Chemical
Mechanical Polishing))が知られている。CMPを行うための研磨装置は、研磨パッドが貼り付けられた研磨テーブルと、研磨対象物(例えば半導体ウエハなどの基板、又は基板の表面に形成された各種の膜)を保持するためのトップリングとを備えている。研磨装置は、研磨テーブルを回転させながら、トップリングに保持された研磨対象物を研磨パッドに押圧することによって研磨対象物を研磨する。
研磨装置は、基板の表面に形成されたバリア膜や金属膜などの導電膜を研磨する研磨工程に広く用いられている。研磨工程の終点検知や、研磨中における研磨条件の変更は、導電膜の厚さに基づいて決定される。このため、研磨装置は、一般に、研磨中の導電膜の厚さを検出する膜厚検出器を備えている。膜厚検出器の代表的な装置として渦電流センサが挙げられる。
渦電流センサは、研磨テーブルに形成された穴に配置され、研磨パッドを介して研磨対象物と対向する。渦電流センサは、励磁コイル及び検出コイルを含むセンサコイルを備えている。励磁コイルは、交流電源に接続されており、磁界を発生させる。これによって、導電膜などの研磨対象物には渦電流が誘起される。渦電流は、研磨対象物の抵抗、すなわち研磨対象物の膜厚、に応じて大きさが変化する。検出コイルは、研磨対象物に誘起された渦電流によって発生する磁界の変化から研磨対象物の厚さを検出する。なお、渦電流センサは、研磨対象物の厚さを測定するだけではなく、渦電流センサから測定対象物までの距離を測定する場合にも使われる。すなわち、測定対象物に誘起される渦電流は、渦電流センサと測定対象物との間の距離に応じて大きさが変化するので、検出コイルは、測定対象物に誘起された渦電流によって発生する磁界の変化から測定対象物までの距離を検出する。
特開2005−121616号公報
しかしながら、従来技術は、渦電流センサの測定精度を向上させることは考慮されていない。
すなわち、渦電流センサは、上述したような渦電流センサとしての反応に加えて、静電容量センサとしての反応も有する。例えば、研磨対象物を研磨パッドによって研磨しながら研磨対象物の膜厚を測定する場合を考える。この場合、研磨対象物の研磨を実行すると、研磨対象物が研磨されて膜厚が薄くなるとともに研磨パッドも薄くなる。研磨パッドが薄くなると、渦電流センサと研磨対象物との距離が短くなるので、渦電流センサのセンサ
コイルと研磨対象物との間の静電容量が変化する。この静電容量の変化が渦電流センサの出力に反映されるので、研磨対象物の膜厚の測定精度が悪化するおそれがある。
そこで、本願発明の一形態は、渦電流センサの測定精度を向上させることを課題とする。
本願発明の渦電流センサの一形態は、上記課題に鑑みなされたもので、測定対象物までの距離又は前記測定対象物の膜厚を測定するための渦電流センサであって、前記測定対象物に渦電流を発生させるとともに前記渦電流の発生に起因する誘導磁場を検出するセンサコイルと、前記センサコイルの前記測定対象物側に配置された導電体と、を備えることを特徴とする。
また、渦電流センサの一形態において、前記導電体は、前記センサコイルに対向する対向部を備える、ことができる。
また、渦電流センサの一形態において、前記導電体は、前記対向部に接続されるとともに前記センサコイルの少なくとも一部の周囲を覆う外周部をさらに備える、ことができる。
また、渦電流センサの一形態において、前記導電体は、前記センサコイルに被せるキャップ状に形成される、ことができる。
また、渦電流センサの一形態において、前記導電体は、カーボンを練り込んだポリプロピレン、シリコーン樹脂、金属を蒸着した合成樹脂、金属を蒸着したガラス、カーボンを練り込んだゴム、又は単結晶シリコン基板、を含んで形成される、ことができる。
また、渦電流センサの一形態において、前記導電体は、1Ω・cm〜100Ω・cmの電気抵抗率を有する材料を含んで形成される、ことができる。
また、渦電流センサの一形態において、前記センサコイルと前記導電体との間に配置され、前記センサコイルに対向する開口が形成された磁気シールドシートをさらに備える、ことができる。
また、渦電流センサの一形態において、前記渦電流センサは、研磨対象物を研磨するための研磨パッドが貼り付けられる研磨テーブルに形成された穴に設けられ、前記研磨対象物までの距離又は前記研磨対象物の膜厚を測定するための研磨装置用渦電流センサであり、前記センサコイルは、前記研磨対象物に渦電流を発生させるとともに前記渦電流の発生に起因する誘導磁場を検出し、前記導電体は、前記センサコイルの前記研磨対象物側に配置される、ことができる。
また、渦電流センサの一形態において、前記導電体は、前記センサコイルと前記研磨パッドとの間に配置される、ことができる。
また、渦電流センサの一形態において、前記導電体は、前記センサコイルと対向する対向部と、前記対向部に接続されるとともに前記研磨テーブルに形成された穴の内壁に対向する外周部と、を備える、ことができる。
かかる本願発明の一形態によれば、渦電流センサの測定精度を向上させることができる
図1は、研磨装置及び終点検出装置の全体構成を模式的に示す図である。 図2は、研磨テーブルと渦電流センサと研磨対象物との関係を示す平面図である。 図3は、渦電流センサの概略構成を示す図である。 図4は、本実施形態の渦電流センサにおいて用いられているセンサコイルの構成例を示す概略図である。 図5は、渦電流センサの詳細な回路構成を示す模式図である。 図6は、終点検出部による処理の概略を示す図である。 図7は、終点検出部による処理の概略を示す図である。 図8は、従来の渦電流センサにおける静電容量について説明するための図である。 図9は、従来の渦電流センサにおいて、研磨パッドの厚さの変化に対する合成静電容量の変化を示す図である。 図10は、従来の渦電流センサによって測定された信号X,信号Yのプロットデータである。 図11は、導電体を配置することによる効果を説明するための概念図である。 図12は、本実施形態の渦電流センサの構成の一例を示す図である。 図13は、本実施形態の渦電流センサの構成の他の一例を示す図である。 図14は、本実施形態の渦電流センサの構成の他の一例を示す図である。 図15は、本実施形態の渦電流センサの構成の他の一例を示す図である。 図16は、本実施形態の渦電流センサにおける静電容量について説明するための図である。 図17は、本実施形態の渦電流センサにおいて、研磨パッドの厚さの変化に対する合成静電容量の変化を示す図である。 図18は、本実施形態の渦電流センサによって測定された信号X,信号Yのプロットデータである。
以下、本願発明の一実施形態に係る渦電流センサを図面に基づいて説明する。
<研磨装置>
図1は、研磨装置及び終点検出装置の全体構成を模式的に示す図である。まず、研磨装置について説明する。
図1に示すように、研磨装置100は、研磨対象物(例えば、半導体ウエハなどの基板、又は基板の表面に形成された各種の膜)102を研磨するための研磨パッド108を上面に取付け可能な研磨テーブル110と、研磨テーブル110を回転駆動する第1の電動モータ112と、研磨対象物102を保持可能なトップリング116と、トップリング116を回転駆動する第2の電動モータ118と、を備える。
また、研磨装置100は、研磨パッド108の上面に研磨材を含む研磨砥液を供給するスラリーライン120を備える。また、研磨装置100は、研磨装置100に関する各種制御信号を出力する研磨装置制御部140を備える。
研磨装置100は、研磨対象物102を研磨するときは、研磨砥粒を含む研磨スラリーをスラリーライン120から研磨パッド108の上面に供給し、第1の電動モータ112
によって研磨テーブル110を回転駆動する。そして、研磨装置100は、トップリング116を、研磨テーブル110の回転軸とは偏心した回転軸回りで回転させた状態で、トップリング116に保持された研磨対象物102を研磨パッド108に押圧する。これにより、研磨対象物102は研磨スラリーを保持した研磨パッド108によって研磨され、平坦化される。
次に、研磨終点検出装置200について説明する。図1に示すように、研磨終点検出装置200は、渦電流センサ210と、ロータリージョイント・コネクタ160,170を介して渦電流センサ210と接続された終点検出部220と、を備える。
<渦電流センサ>
まず、渦電流センサ210について説明する。研磨テーブル110には、渦電流センサ210を研磨テーブル110の裏面側から挿入できる穴が形成されている。渦電流センサ210は、研磨テーブル110に形成された穴に挿入される。なお、研磨テーブル110は、接地されている。
図2は、研磨テーブル110と渦電流センサ210と研磨対象物102との関係を示す平面図である。図2に示すように、渦電流センサ210は、トップリング116に保持された研磨中の研磨対象物102の中心Cwを通過する位置に設置されている。符号Cは研磨テーブル110の回転中心である。例えば、渦電流センサ210は、研磨対象物102の下方を通過している間、通過軌跡(走査線)上で連続的に研磨対象物102の厚さを検出できるようになっている。
図3は、渦電流センサ210の概略構成を示す図である。図3Aは渦電流センサ210の構成を示すブロック図であり、図3Bは渦電流センサ210の等価回路図である。
図3Aに示すように、渦電流センサ210は、検出対象の金属膜等の研磨対象物102の近傍に配置されるセンサコイル260を備える。センサコイル260には、交流信号源262が接続される。ここで、検出対象の研磨対象物102は、例えば半導体ウエハ上に形成されたCu,Al,Au,Wなどの薄膜である。センサコイル260は、検出対象の研磨対象物102に対して、例えば0.5〜5.0mm程度の近傍に配置される。
渦電流センサ210には、研磨対象物102に渦電流が生じることに起因する交流信号源262の発振周波数の変化、に基づいて導電膜を検出する周波数タイプがある。また、渦電流センサ210には、研磨対象物102に渦電流が生じることに起因する交流信号源262から見たインピーダンスの変化、に基づいて導電膜を検出するインピーダンスタイプがある。すなわち、周波数タイプでは、図3Bに示す等価回路において、渦電流Iが変化することによって、インピーダンスZが変化し、その結果、交流信号源(可変周波数発振器)262の発振周波数が変化する。渦電流センサ210は、検波回路264でこの発振周波数の変化を検出し、導電膜の変化を検出することができる。インピーダンスタイプでは、図3Bに示す等価回路において、渦電流Iが変化することによって、インピーダンスZが変化し、その結果、交流信号源(固定周波数発振器)262から見たインピーダンスZが変化する。渦電流センサ210は、検波回路264でこのインピーダンスZの変化を検出し、導電膜の変化を検出することができる。
インピーダンスタイプの渦電流センサでは、信号出力X、Y、位相、合成インピーダンスZ、が取り出される。周波数F、またはインピーダンスX、Y等から、導電膜の測定情報が得られる。渦電流センサ210は、図1に示すように研磨テーブル110の内部の表面付近の位置に内蔵することができ、研磨対象物102に対して研磨パッド108を介して対向するように位置している間は、研磨対象物102に流れる渦電流から導電膜の変化
を検出することができる。
以下に、インピーダンスタイプの渦電流センサについて具体的に説明する。交流信号源262は、1〜50MHz程度の固定周波数の発振器であり、例えば水晶発振器が用いられる。そして、交流信号源262により供給される交流電圧により、センサコイル260に電流Iが流れる。研磨対象物102の近傍に配置されたセンサコイル260に電流が流れることで、センサコイル260から発生する磁束が研磨対象物102と鎖交する。その結果、センサコイル260と研磨対象物102の間に相互インダクタンスMが形成され、研磨対象物102中に渦電流Iが流れる。ここでR1はセンサコイル260を含む一次側の抵抗であり、Lは同様にセンサコイル260を含む一次側の自己インダクタンスである。研磨対象物102側では、R2は渦電流損に相当する抵抗であり、Lは研磨対象物102の自己インダクタンスである。交流信号源262の端子a,bからセンサコイル260側を見たインピーダンスZは、渦電流Iによって発生する磁力線の影響で変化する。
図4は、本実施形態の渦電流センサにおいて用いられているセンサコイルの構成例を示す概略図である。図4に示すように、渦電流センサのセンサコイル260は、ボビン270に巻回された3個のコイル272,273,274を備える。コイル272は、交流信号源262に接続される励磁コイルである。励磁コイル272は、交流信号源262から供給される交流電流により励磁され、近傍に配置される研磨対象物102に渦電流を形成する。ボビン270の研磨対象物102側には、検出コイル273が配置され、研磨対象物102に形成される渦電流に起因して発生する磁界を検出する。励磁コイル272を挟んで検出コイル273の反対側にはバランスコイル274が配置されている。
コイル272,273,274は、同じターン数のコイルにより形成され、検出コイル273とバランスコイル274とは互いに逆相に接続されている。研磨対象物102が検出コイル273の近傍に存在すると、研磨対象物102中に形成される渦電流によって生じる磁束が検出コイル273とバランスコイル274とに鎖交する。このとき、検出コイル273のほうが導電膜に近い位置に配置されているので、両コイル273,274に生じる誘起電圧のバランスが崩れ、これにより導電膜の渦電流によって形成される鎖交磁束を検出することができる。
図5は、渦電流センサの詳細な回路構成を示す模式図である。交流信号源262は、水晶発振器などの固定周波数の発振器を有しており、例えば、1〜50MHzの固定周波数の交流電流をセンサコイル260へ供給する。交流信号源262で形成された交流電流は、バンドパスフィルタ(BPF)282を介してセンサコイル260(励磁コイル272)に供給される。一方、センサコイル260(検出コイル273及びバランスコイル274)の端子から出力された信号は、ブリッジ回路284及び高周波アンプ(RF Amp)286を経て、cos同期検波回路292及びsin同期検波回路293を含む同期検波部291に送られる。そして、同期検波部291によりインピーダンスの抵抗成分と誘導リアクタンス成分とが取り出される。
同期検波部291から出力された抵抗成分と誘導リアクタンス成分からは、ローパスフィルタ(LPF・AF AMP)294,295により不要な高周波成分(例えば5KHz以上の高周波成分)が除去され、インピーダンスの抵抗成分としての信号Xと誘導リアクタンス成分としての信号Yとがそれぞれ出力される。
終点検出部220は、渦電流センサ210から出力される信号X,Yに基づいて膜厚の変化を監視する。
図6,図7は、終点検出部220による処理の概略を示す図である。図6において、横軸は信号Xの強度を示しており、縦軸は信号Yの強度を示している。円弧310上の端点T∞は、研磨対象物102の膜厚が∞である状態を示し、端点T0は、研磨対象物の102の膜厚が0である状態を示す。研磨対象物102の膜厚が減少するに従って、信号X,Yの値から位置決めされる円弧310上の点Tnは、円弧状の軌跡を描きながら端点T0に向かって進む。XY座標系の原点Oから点Tnまでの距離Z(=(X+Y1/2)は、端点T∞の近傍を除いて、膜厚が減少するに従って小さくなる。
膜厚測定の一つの観点では、終点検出部220は、研磨対象物102の膜厚に応じて変化する距離Zを算出する。そして、終点検出部220は、あらかじめ経験や試験により距離Zと研磨対象物102の膜厚との関係を把握しておけば、距離Zを監視することにより、研磨中の研磨対象物102の膜厚を検出することができる。
しかしながら、実際には、研磨対象物102の研磨を実行すると、研磨対象物102が研磨されて膜厚が薄くなるとともに研磨パッド108も薄くなる。研磨パッド108が薄くなるにしたがって、渦電流センサ210と研磨対象物102との距離が短くなるので、渦電流センサ210の出力が大きくなる。その結果、研磨パッド108が薄くなるにしたがって、図7の円弧310、円弧320、円弧330に示すように、円弧が大きくなる。したがって、研磨パッド108の厚みが変化する場合には、上述のように距離Zに基づいて研磨対象物102の膜厚を検出するのは難しい。
これに対して、図7に示すように、信号X,信号Yによって定まる点と端点T0とを結ぶ直線340が円弧310、円弧320、円弧330と交差する交点Ta,Tb,Tcは、研磨対象物102が同じ膜厚である状態を示している。この点に着目し、終点検出部220は、直線340と、端点T0から信号Yの軸と同じ方向に延びる直線と、のなす角度θを求める。終点検出部220は、あらかじめ経験や試験により角度θと研磨対象物102の膜厚との関係を把握しておけば、角度θを監視することにより、研磨中の研磨対象物102の膜厚を検出することができる。
終点検出部220は、研磨装置100に関する各種制御を行う研磨装置制御部140と接続されている。終点検出部220は、算出した角度θに基づいて研磨対象物102の研磨終点を検出したら、その旨を示す信号を研磨装置制御部140へ出力する。研磨装置制御部140は、終点検出部220から研磨終点を示す信号を受信したら、研磨装置100による研磨を終了させる。
<渦電流センサの測定精度の向上>
次に、本実施形態による渦電流センサの測定精度の向上について説明する。まず、渦電流センサ210が静電容量センサとしても反応することによる精度の悪化について説明する。
図8は、従来の渦電流センサにおける静電容量について説明するための図である。図8Aは、従来の構成において、渦電流センサが静電容量センサとして反応する場合の静電容量を模式的に示した図である。図8Bは、図8Aの構成における等価回路である。図8A,Bに示すように、渦電流センサ210とグラウンド(アース)との間には、励磁コイル272と検出コイル273との間の静電容量C1、検出コイル273と研磨対象物102との間の静電容量C2、研磨対象物102と研磨テーブル110との間の静電容量C3が存在する。渦電流センサ210とグラウンド(アース)との間の合成静電容量Cは、以下の数1式によって表される。
図9は、従来の渦電流センサにおいて、研磨パッドの厚さの変化に対する合成静電容量の変化を示す図である。図9において、横軸は研磨パッド108の厚さを示し、縦軸は渦電流センサ210とグラウンド(アース)との間の合成静電容量Cを示している。図10は、従来の渦電流センサによって測定された信号X,信号Yのプロットデータである。図10において、横軸は信号Xを示し、縦軸は信号Yを示している。
図9に示すように、研磨パッド108の厚さが研磨工程によって薄くなったら、合成静電容量Cは大きく増加する。その結果、研磨パッド108の厚さに対応する円弧410〜円弧470の端点T0は、図10において破線480で囲ったように、揃わない。したがって、角度θを検出するための基準点が研磨パッド108の厚さの変化に応じてずれるので、角度θを精度よく検出することができず、その結果、研磨対象物102の膜厚の測定精度が悪化する。
<測定精度の向上のための構成>
これに対して本実施形態では、渦電流センサ210は、センサコイル260(励磁コイル272、検出コイル273、及びバランスコイル274を含む)の測定対象物側に配置された導電体500を備える。
この点について説明する。図11は、導電体500を配置することによる効果を説明するための概念図である。まず、図11Aに示すように、渦電流センサ210と測定対象物800(例えば、研磨対象物102)との間に導電体500が配置されていない場合は、渦電流センサ210とグラウンド810(アース)との間の距離が変化すると、両者の間の静電容量が変化する。その結果、渦電流センサ210とグラウンド810(アース)との間の静電容量の変化がそのまま渦電流センサ210の出力に影響して、渦電流センサ210の出力が変化する。
これに対して、図11Bに示すように、渦電流センサ210と測定対象物800との間に導電体500を配置する。導電体500は、測定対象物800より導電率が低いが絶縁体ではない材料で形成される。また、導電体500は、図11Bに示すように接地することによって、グラウンドとの間で静電容量が大きい状態とする。
導電体500を配置することによって、渦電流センサ210と導電体500との間には電界が発生する。導電体500の下面には電荷が生じるが、導電体500が配置されているため、導電体500の上面には電荷が発生しにくくなる。このため、導電体500と測定対象物800との間には電界が発生せず、静電容量センサとしての動作が抑えられる。また、渦電流センサ210と測定対象物800との間の距離が変動したとしても渦電流センサ210と導電体500との間の距離は一定であり、渦電流センサ210と導電体500との間に変動しない静電容量が生じるため、導電体500と測定対象物800との間に発生する静電容量変動の影響を抑えることができる。また、渦電流センサ210は通常は交流電源を用いるため、図11Bのように接地する代わりに、図11Cに示すようにコンデンサ成分を介して接地することによって導電体500に十分大きな静電容量を持たせることでも同様の効果を得ることができる。
<導電体500の具体的配置態様>
次に、導電体500の配置態様を具体的に説明する。図12は、本実施形態の渦電流センサ210の構成の一例を示す図である。図12に示すように、本実施形態の渦電流センサ210は、導電体500を備える。導電体500は、センサコイル260(励磁コイル272、検出コイル273、及びバランスコイル274を含む)の測定対象物(研磨対象物102)側に配置される。
具体的には、導電体500は、測定対象物(研磨対象物102)とセンサコイル260との間に介在する絶縁体(研磨パッド108)と、センサコイル260と、の間に配置される。導電体500は、少なくともセンサコイル260に対向する対向部510を備えていればよい。なお、対向部510は、励磁コイル272、検出コイル273、又はバランスコイル274のコイル軸に交差する面を有することによって、センサコイル260と対向する。
図13は、本実施形態の渦電流センサ210の構成の他の一例を示す図である。図13に示すように、導電体500は、センサコイル260に対向する対向部510と、対向部510に接続されるとともにセンサコイル260の少なくとも一部の周囲を覆う外周部520と、を備えていてもよい。この例では、外周部520は、研磨テーブル110に形成された穴の内壁に対向する。
図14は、本実施形態の渦電流センサ210の構成の他の一例を示す図である。図14に示すように、導電体500は、センサコイル260に対向する対向部510と、対向部510に接続されるとともにセンサコイル260の全部の周囲を覆う外周部530と、を備えており、センサコイル260に被せるキャップ状に形成されていてもよい。この例では、外周部520は、研磨テーブル110に形成された穴の内壁に対向する。
図15は、本実施形態の渦電流センサ210の構成の他の一例を示す図である。図15に示すように、導電体500は、図14と同様に、センサコイル260に対向する対向部510と、対向部510に接続されるとともにセンサコイル260の全部の周囲を覆う外周部530と、を備えており、センサコイル260に被せるキャップ状に形成されている。
これに加えて、渦電流センサ210は、エッジ角対策として、磁気シールドシート600を備える。磁気シールドシート600は、導電体500と同様に、センサコイル260に対向する対向部610と、対向部610に接続されるとともにセンサコイル260の全部の周囲を覆う外周部630と、を備えており、センサコイル260に被せるキャップ状に形成されている。磁気シールドシート600は、導電体500の内部でセンサコイル260に被せられている。対向部610には、センサコイル260に対向する開口が形成されており、磁場が通ることができるようになっている。
図12〜図15において、対向部510は、センサコイル260の測定対象物(研磨対象物102)側に、センサコイル260と所定の距離を離して配置される。また、対向部510は、測定対象物(研磨対象物102)とも所定の距離を離して配置される。さらに、対向部510は、センサコイル260と対向部510との間の距離が、測定対象物(研磨対象物102)と対向部510との間の距離より短くなるように、センサコイル260と測定対象物(研磨対象物102)との間に配置される。なお、センサコイル260と対向部510との距離は固定される。すなわち、研磨パッド108が薄くなることなどによって渦電流センサ210(センサコイル260)と研磨対象物102との間の距離が変動したとしても、渦電流センサ210(センサコイル260)と対向部510との間の距離は一定である。
図12〜図15における導電体500(対向部510)は、例えば、導電性ポリプロピレン、又は、シリコーン樹脂、を含んで形成することができる。また、図12〜図15における導電体500(対向部510)は、例えば、カーボンを練り込んだポリプロピレン、シリコーン等の合成樹脂、金属を薄く蒸着した合成樹脂、金属を薄く蒸着したガラス、カーボンを練り込んだゴム(シリコーン等)、単結晶シリコン基板(Si)などで形成することができる。
なお、導電体500(対向部510)の電気抵抗率は、小さいほど渦電流210の静電容量センサとしての反応を除去することができるが、導電体500自体に渦電流が発生し、研磨対象物102の膜厚測定の感度が低下する。一方、導電体500(対向部510)の電気抵抗率は、大きすぎると、十分に静電容量センサとしての反応を除去することができない。これらの点を考慮して、例えば、図12〜図15における導電体500(対向部510)は、1Ω・cm〜100Ω・cmの電気抵抗率を有する材料を含んで形成することができる。また、好ましくは、図12〜図15における導電体500(対向部510)は、5Ω・cm〜50Ω・cmの電気抵抗率を有する材料を含んで形成することができる。さらに好ましくは、図12〜図15における導電体500(対向部510)は、7Ω・cm〜20Ω・cmの電気抵抗率を有する材料を含んで形成することができる。
一方、図13〜図15における導電体500(外周部520,530)は、対向部510と同様の材料を含んで形成されていてもよいし、銅テープ、SUSなどの導電材料によって形成されていてもよい。
次に、導電体500を配置することによる効果について説明する。図16は、本実施形態の渦電流センサにおける静電容量について説明するための図である。図16Aは、図13の構成において、渦電流センサが静電容量センサとして反応する場合の静電容量を模式的に示した図である。図16Bは、図16Aの構成における等価回路である。図16A,Bに示すように、渦電流センサ210とグラウンド(アース)との間には、励磁コイル272と検出コイル273との間の静電容量C1、検出コイル273と導電体500との間の静電容量Cd1、導電体500と研磨対象物102との間の静電容量C2´、研磨対象物102と研磨テーブル110との間の静電容量C3、及び導電体500と研磨テーブル110との間の静電容量Cd2が存在する。静電容量C2´、静電容量C3、及び静電容量Cd2の合成静電容量Cdは、以下の数2式によって表される。また、渦電流センサ210とグラウンド(アース)との間の全体の合成静電容量Cは、以下の数3式によって表される。
図17は、本実施形態の渦電流センサにおいて、研磨パッドの厚さの変化に対する合成静電容量の変化を示す図である。図17において、横軸は研磨パッド108の厚さを示し、縦軸は渦電流センサ210とグラウンド(アース)との間の合成静電容量Cを示してい
る。図18は、本実施形態の渦電流センサによって測定された信号X,信号Yのプロットデータである。図18において、横軸は信号Xを示し、縦軸は信号Yを示している。
図17に示すように、研磨パッド108の厚さが研磨工程によって薄くなったとしても、合成静電容量Cはほとんど変化しない。例えば、図9において、研磨パッド108の厚さが3.0mm〜0.5mmまで変化した場合には、合成静電容量Cは32%変化した。これに対して、図17において、同様に研磨パッド108の厚さが3.0mm〜0.5mmまで変化した場合には、合成静電容量Cは0.006%しか変化しなかった。すなわち、導電体500を配置することによって、研磨パッド108の厚さの変化に起因する静電容量C2´,C3の変化が合成静電容量Cに及ぼす影響が少なくなった(渦電流センサ210の出力に反映され難くなった)ということである。言い換えると、センサコイル260と対向部510との距離は固定されているので、研磨パッド108の厚さが変化して渦電流センサ210(センサコイル260)と研磨対象物102との間の距離が変動したとしても、渦電流センサ210(センサコイル260)と対向部510との間の距離は一定である。したがって、渦電流センサ210(センサコイル260)と研磨対象物102との間の距離が変動したとしても、センサコイル260と対向部510との間の静電容量が変わらないので、研磨パッド108の厚さの変化に起因する静電容量C2´,C3の変化が合成静電容量Cに及ぼす影響が少なくなる。
その結果、研磨パッド108の厚さに対応する円弧535〜円弧570の端点T0は、図18において破線580で囲ったように、揃っている。したがって、角度θを検出するための基準点が研磨パッド108の厚さの変化が変化したとしてもあまりずれないので、角度θを精度よく検出することができる。その結果、本実施形態によれば、研磨対象物102の膜厚の測定精度を向上させることができる。
なお、上記の説明では、研磨テーブル110が接地されている例を示したが、これには限られず、図11Bに示すように導電体500を直接接地してもよい。また、上記の説明は、主に、研磨装置100に渦電流センサ210を適用する例を示したが、これには限られない。図11を用いて説明したように、渦電流センサ210と測定対象物800との間に導電体500を配置することによって、静電容量の変化が合成静電容量に及ぼす影響が少なくなる(渦電流センサ210の出力に反映され難くなる)ので、渦電流センサ210の測定精度を向上させることができる。
100 研磨装置
102 研磨対象物
108 研磨パッド
110 研磨テーブル
210 渦電流センサ
220 終点検出部
260 センサコイル
272 励磁コイル
273 検出コイル
274 バランスコイル
500 導電体
510 対向部
520 外周部
520,530 外周部
600 磁気シールドシート
610 対向部
630 外周部
800 測定対象物
810 グラウンド

Claims (10)

  1. 測定対象物までの距離又は前記測定対象物の膜厚を測定するための渦電流センサであって、
    前記測定対象物に渦電流を発生させるとともに前記渦電流の発生に起因する誘導磁場を検出するセンサコイルと、
    前記センサコイルの前記測定対象物側に配置された導電体と、
    を備えることを特徴とする渦電流センサ。
  2. 請求項1の渦電流センサにおいて、
    前記導電体は、前記センサコイルに対向する対向部を備える、
    ことを特徴とする渦電流センサ。
  3. 請求項2の渦電流センサにおいて、
    前記導電体は、前記対向部に接続されるとともに前記センサコイルの少なくとも一部の周囲を覆う外周部をさらに備える、
    ことを特徴とする渦電流センサ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項の渦電流センサにおいて、
    前記導電体は、前記センサコイルに被せるキャップ状に形成される、
    ことを特徴とする渦電流センサ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項の渦電流センサにおいて、
    前記導電体は、カーボンを練り込んだポリプロピレン、シリコーン樹脂、金属を蒸着した合成樹脂、金属を蒸着したガラス、カーボンを練り込んだゴム、又は単結晶シリコン基板、を含んで形成される、
  6. 請求項1〜5のいずれか1項の渦電流センサにおいて、
    前記導電体は、1Ω・cm〜100Ω・cmの電気抵抗率を有する材料を含んで形成される、
    ことを特徴とする渦電流センサ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項の渦電流センサにおいて、
    前記センサコイルと前記導電体との間に配置され、前記センサコイルに対向する開口が形成された磁気シールドシートをさらに備える、
    ことを特徴とする渦電流センサ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項の渦電流センサにおいて、
    前記渦電流センサは、研磨対象物を研磨するための研磨パッドが貼り付けられる研磨テーブルに形成された穴に設けられ、前記研磨対象物までの距離又は前記研磨対象物の膜厚を測定するための研磨装置用渦電流センサであり、
    前記センサコイルは、前記研磨対象物に渦電流を発生させるとともに前記渦電流の発生に起因する誘導磁場を検出し、
    前記導電体は、前記センサコイルの前記研磨対象物側に配置される、
    ことを特徴とする渦電流センサ。
  9. 請求項8の渦電流センサにおいて、
    前記導電体は、前記センサコイルと前記研磨パッドとの間に配置される、
    ことを特徴とする渦電流センサ。
  10. 請求項8又は9の渦電流センサにおいて、
    前記導電体は、前記センサコイルと対向する対向部と、前記対向部に接続されるとともに前記研磨テーブルに形成された穴の内壁に対向する外周部と、を備える、
    ことを特徴とする渦電流センサ。
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