JP2015175554A - 給湯装置及び床暖房システム - Google Patents

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Abstract

【課題】構成が簡易で、設置作業が容易であり、且つ、設置費用に対するコストが安価であると共に、経済性を有し、ランニングコストが低く抑えられる、故障もなく、長期間の継続的維持管理費用が大幅に低減させる事が可能な温水供給装置とそれを使用した床暖房システムを提供するものである。
【解決手段】立体形状を有し、且つ熱伝導性の大なる材料からなる水槽部2、水槽部2の外周表面部3を被覆する断熱材層部4、断熱材層部4の内で、水槽部2の外周面部3と接触して対向する面5上に設けられた導電性粒子と適宜の合成樹脂成分とが混合された発熱層6を有する面状の発熱部7、板状発熱部7に取り付けられている一対の電極部8、及び電極部8と電気的に接続されている配線部9とから構成されている発熱体部50を有する給湯装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、給湯装置及び床暖房システムに関するものであり、更に詳しくは、簡易な構成でありながら、床置き式で可搬性があり、然も軽量で且つ相当量の水を容易に短時間で温水化し得る、経済的でメンテナンスフリーなエコタイプの給湯装置及び床暖房システムに関するものである。
従来から、水を温水化する為の手段としては、適宜の熱伝導性の大きい材質を使用して形成されポット、やかん、鍋等の容器に水をいれて電熱コンロやガス台を使用して当該容器内部の水を加熱し温水化するか、適宜の熱伝導性の大きい材質を使用して形成された管内に水を流通させながら、当該管の外部からガスによる火炎を当該管に当てて当該管内部の流水を加熱する方式の瞬間湯沸かし器タイプの温水化方法等が一般的であるが、係る従来の温水化方法では、熱交換率が著しく低い為に、熱エネルギー損失量は高いレベルに留まっている事から、経済的損失は計り知れない状況にあり、不経済である事は否めない。
係る経済的不利益な状況を改良する方法として、例えば、電熱線つまり二クロム線を含む線状の電気発熱体を当該容器内の水中に直接漬け込み、通電させることにより、電気発熱エネルギーを直接的に水に伝達して温水化する方法、或は、当該水内蔵容器の一部に直接的に電気発熱体を張り付け、若しくは取り付けて、その部分から水を加熱する方法等も採用されているが、それでもせいぜい当該熱交換率は20%程度に過ぎず、依然として、経済的に不利な状況を脱出する事が出来ない状況が継続されている。
一方、近年では、より熱交換率の高い発熱体を使用する技術として、電気的抵抗体粒子を基板上に印刷した発熱層に適宜の電極を接続させて、当該発熱層に通電して発熱させる発熱体、例えば、PTCと称される発熱体を使用して温水を沸かす方法が、例えば、特開2002−204749号公報(特許文献1)、特開2008−168098号公報(特許文献2)、或いは特開2011−88506号公報(特許文献3)等に開示されている。
例えば、特許文献1及び2には、従来の二クロム線を使用する代わりに、金属酸化物を主成分とする電気抵抗体からなるインクを適宜の基板上にスクリーン印刷した発熱体を使用する例が開示されているが、最も発熱効率の高い、炭素系微粒子を使用する技術に関しては、全く開示も示唆もない。
一方、特許文献3には、炭素系微粒子を使用したPTC発熱素子を温水生成装置に利用する技術が開示されており、係る方式の発熱体は、確かに、低電力により、比較的高温度の発熱効果が得られると言う点で経済的メリットが期待されてはいるが、当該特許文献3に於いては、基本的には、当該PTC発熱素子の表裏両面の全体を電極で被覆した上で更にその外表面を、をかなり厚めの被覆材で被覆した形で使用している為、PTC発熱素子による発熱エネルギーが十分に液体に伝達されることがなく、期待されている程の、つまり60%以上の熱交換率を得ることは極めて困難な状況にある。
一方、特許第3894577号公報(特許文献4)には、湯沸かし器の加熱要素の一部に琺瑯層を使用する技術が開示されてはいるが、当該特許文献4に於いては、当該琺瑯層は適宜の基板上に形成されるものであり、発熱層は、当該琺瑯層の上に形成されるに過ぎないものであって、炭素系微粒子からなる発熱体の表面を琺瑯層が被覆するという技術に関しては、開示も示唆もみられないのである。
従って、係る従来技術は、現状では、卓上型の小型湯沸かし器や自動車搭載用の温水生成器等の水容量の小さな容器にのみ適用されているに過ぎず、より大型の水槽、例えば20乃至40リットルレベルの水槽を備えた、例えば、床暖房システムに使用可能な温水発生装置等には、全く使用する事が不可能であった。
特開2002−204749号公報 特開2008−168098号公報 特開2011−88506号公報 特許第3894577号公報
従って、本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を改良し、構成が簡易で、設置作業が容易であり、且つ、床暖房システム自体の設置費用に対するコストが安価であると共に、僅かな電力で所望の発熱温度が容易に得られ、然も熱交換率が80%以上となる経済性を有し、ランニングコストが低く抑えられると共に、故障もなく、従って、長期間の継続的維持管理費用を従来の同様のシステムに比べて大幅に低減させる事が可能な床置き式、携帯可搬式で軽量化された温水供給装置とそれを使用した床暖房システムを提供するものである。
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決し、上記した本発明の目的を達成する為に、基本的には、以下に示す様な技術構成を採用するものである。
即ち、本発明の第1の態様は、基本的には、所定の大きさを有する断熱性でかつ絶縁性部材からなる基板の少なくとも一面上の少なくとも一部分に形成された、少なくとも導電性粒子を含む材料で構成された、所定の厚みと所定の幅及び長さとを有する帯状の面状発熱部と、当該帯状の面状発熱部の適宜の部位に設けられている一対の電極部、及び当該一対の電極部のそれぞれに電気的に接続されている電気配線部とから構成されている発熱体部を有し、且つ、通電により発熱する当該発熱体部から放射される発熱量を、直接的若しくは間接的に、適宜の部材で構成された適宜の内部容量を有する水槽部内に収容されている液体に伝達させて、当該液体を昇温させる様に構成されている事を特徴とする給湯装置であり、更に、本発明に於ける第2の態様は、基本的には、床面に配置される、液体を循環させる管状体を内部に有する床暖房用パネル部であって、且つその一部に当該液体を当該管状体に流入させる為の液体導入管部と、当該液体を当該管状体から外部に流出させる為の液体導入出管部とを有する当該床暖房用パネル部の1乃至複数個を相互に隣接して配置し、1の当該床暖房用パネル部の当該液体導入出管部を隣接配置されている他の当該床暖房用パネル部の当該液体導入管部と相互に接続させて、一連の床暖房用パネル部列を形成せしめた後、当該床暖房用パネル部列の第1の当該床暖房用パネル部に於ける当該液体導入部を、上記した第1の態様で規定されている当該給湯装置に於ける当該水槽部に於ける当該液体流出管部と適宜の液体循環ポンプ手段を介して連通させると共に、当該床暖房用パネル部列の最後の当該床暖房用パネル部に於ける当該液体導出部を当該水槽部に於ける当該液体流入管部と連通させる事を特徴とする床暖房システム
である。
本発明に係る当該給湯装置及び床暖房システムは、それぞれが上記した様な、技術構成を採用している事から、従来技術の問題点を改良し、構成が簡易で、設置作業が容易であり、且つ、床暖房システム自体の設置費用に対するコストが安価であると共に、僅かな電力で所望の発熱温度が容易に得られ、然も熱交換率が80%以上となる経済性を有し、ランニングコストが低く抑えられると共に、故障もなく、従って、長期間の継続的維持管理費用が従来の同様のシステムに比べて大幅に低減させる事が可能な床置き式、携帯可搬式大型化された温水供給装置とそれを使用した床暖房システムを提供するものである。
更に、本発明に係る、当該装置或いは当該システムは、小型且つ軽量であり、電気エネルギーのみで駆動され、且つ太陽光エネルギーも利用可能であることから、高層住宅の床暖房システムとして好ましいシステムである。
図1は、本発明に係る給湯装置1の一具体例の構成の一例を示す図である。 図2は、本発明に係る給湯装置1の一具体例の構成の別の例を示す図である。 図3は、本発明に係る給湯装置1の一具体例に於ける発熱部7の構成の一例を示す図である。 図4は、本発明に係る給湯装置1の一具体例に於ける対流制御手段の構成の例を示す図である。 図5は、本発明に係る給湯装置1の他の具体例の構成の一例を示す図である。 図6は、本発明に係る給湯装置1の他の具体例の構成の一例を示す図である。 図7は、本発明に係る床暖房システム100に於ける具体例の構成を示す図である。
以下に本発明に係る給湯装置とそれを使用した床暖房システムのそれぞれに付いて、個々の一具体例の構成を、図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図1は、本発明の第1の態様に係る給湯装置1の一具体例の構成を示す図であって、当該図中、所定の大きさ、(例えば、その長さ及び幅がそれぞれ20cm〜100cm程度)を有する断熱性でかつ絶縁性部材からなる基板4の少なくとも一面5上の少なくとも一部分5’に形成された、少なくとも導電性粒子を含む材料で構成された、所定の厚みと所定の幅及び長さとを有する帯状の発熱層部6からなる面状発熱部7と、当該帯状の面状発熱部7の適宜の部位に設けられている一対の電極部8、及び当該一対の電極部8のそれぞれに電気的に接続されている電気配線部9とから構成されている発熱体部50を有し、且つ、通電により発熱する当該発熱体部50から放射される発熱量を、直接的若しくは間接的に、適宜の部材で構成された適宜の内部容量を有する水槽部2内に収容されている水の様な液体を含む液体18に伝達させて、当該液体18の温度を昇温させるか或は所定の温度に保温する様に構成されている給湯装置1が示されている。
本発明に於ける当該具体例に於いては、当該帯状の発熱層部6の所定の寸法としては、例えば、その長手方向の長さは、20乃至100cmで、その幅方向の長さは、3乃至100cmで、且つその厚みは、0.1mm乃至3.0mmである事が望ましい。
即ち、本発明に係る当該給湯装置1は、上記した通り、従来電気を利用してお湯を沸かすとか、保温する為の卓上式若しくは車載式の小型の液体容量で構成される一般的な電気ポット、電気湯沸かし器、電気温水供給器等とは根本的に異なる分野で使用される、主とし20乃至40リットル程度のやや大型の液体容量を持った温水発生装置、つまり給湯装置1であって、主として、温水を循環させて床面の温度を所定の温度レベルに保持する為に床面に配置される、その内部に適宜の温水循環用パイプ、或は配管が内蔵された床暖房用パネル群内の当該循環用パイプ内に所定温度の温水を供給し、且つ一旦当該床暖房用パネル群内を循環して帰還してきた当該水温度が所定温度以下に低下した当該水を含む液体を収納して再度、当該帰還液体を所定の温度に迄昇温させると言うシステム内で、効率的且つ経済的にしかも管理保全関連費用も大幅に軽減する事が可能な、屋内外を問わず、如何なる場所でも載置可能な床置き式で、軽量で且つ可搬性がある給湯装置1である。
又、本発明に於ける当該給湯装置1の更なる特徴は、従来、電気エネルギーを使用して、電気抵抗性を持つ導電性粒子からなる発熱部を発熱させる、例えば、PTC或いはNTCと称される線状の発熱体を使用する方法が上記の先行技術文献等でも知られているが、従来の当該発熱体の構成にあっては、当該導電性粒子からなる発熱部7が、脆弱であり、その為、当該発熱部7の外周をかなり厚みのある電気的絶縁体で構成された被覆層を完全に被覆して使用するものであるため、入力される電気エネルギーに対する熱交換率は極めて低く、非効率であると共に、当該湯沸かし装置の構成もそれなりに複雑化されるので、高価なものとなると同時に、経済的にもかなりの損失が発生していた。
これに対し、本発明においては、図2に例示するように当該導電性粒子の種類や構成材料と当該導電性粒子に混在させる合成樹脂の特性を考慮して、絶縁体層等からなる基板4の表面5に形成される当該発熱体層6が当該絶縁体層4の表面と強固に接合出来、然も、当該発熱層部6自体が強固で、耐摩耗性に優れ、絶縁体層4の表面との剥離強度の大なる発熱層部6を形成する事が可能となった事から、当該発熱層部6を従来に於ける様に、厚手の絶縁体からなる被覆体でカバーする必要が無く、そのままの形で、発熱層部6として機能するので、当該発熱層6から成る発熱部7から放出される熱エネルギーの大部分が当該水槽部2内の液体部、例えば水に伝達されることになるので、熱交換率は従来技術に比べて、格段に向上することになる。
更に、本発明に於いては、当該発熱層部6の平面形状の面積を大きく設定する事が出来るので、極端な例としては、当該水槽部2の一側壁部の外表面と同等の大きさの面積を有する当該発熱層部6を当該断熱材層部4上に形成して、当該発熱部7となした当該発熱体部50を持つ事が可能となるので、一気に且つ短時間で、当該水槽部2内の液体の温度を所定の温度にまで上昇させる事が可能となる。
更には、本発明に於いては、当該水槽部2内の液体の温度を所定の温度に維持・保持する事も容易に且つ低エネルギーの下で実行する事も可能である。
本発明に於ける当該給湯装置1は、基本的には、上記した様な構成を採用しているものであるが、当該給湯装置1の更に外周部には、当該給湯装置1を外部衝撃力等から保護し、耐候性を向上させる目的で、且つその外観を美麗化するために、適宜の材質からなる保護部材を使用して、当該給湯装置1本体全体を被覆する被覆容器部材10が設けられている事も好ましい具体例である。
そして、本発明に係る当該給湯装置1の構成に於いては、当該発熱部7からなる当該発熱体部50を当該水槽部2の外面側壁部等に取り付けて、当該水槽部2内に収容されている水等を含む適宜の液体18を間接的に昇温させたり、当該液体を所定の温度に維持管理する様に構成されるものであっても良く(第1の具体例)、又、当該発熱部7からなる当該発熱体部50を当該水槽部2の内部に略直立状に配置設定し、当該水槽部2内に収容されている水等を含む適宜の液体18を直接的に昇温させたり、当該液体を所定の温度に維持管理する様に構成されるもの(第2の具体例)であっても良い。
更に、本発明に係る当該給湯装置1の構成に付いて詳述するならば、本発明に於いて使用される当該水槽部2は、上記した第1の具体例に於いては、如何なる材質から構成されたものであっても良いが、好ましくは、水との反応性がなく、熱伝導性の大なる材料で構成される事が望ましく、例えば、銅、アルミニウム、ステンレス、セラミックス等から選択された材料が使用される。
又、上記した第2の具体例に於いては、当該水槽部2は、適宜の断熱性材料により構成されている事が望ましい。
一方、本発明に係る当該水槽部2の大きさ、つまり水を含む液体を収納する内部容量は特に限定されるものではないが、上記した主たる目的に使用することを前提とすると、
当該内部容量は20乃至40リットル程度であることが望ましい。
更に、本発明に係る当該水槽部2の形状も特に限定されるものではないが、例えば、図2(A)に示す様な、底面部と上面部と側壁面部を含む、立方6面体形状を有する立体形状であっても良く、或は図2(B)に示す様な、底面と上面の平面形状が楕円形若しくは円形、更には多角形状を示す筒状の側壁面部を持った立体形状を有するものであっても良い。
次に、本発明に係る当該第1の具体例に於ける当該給湯装置1の構成について、更に詳細に説明する。
即ち、当該第1の具体例に於いては、当該水槽部2の外周表面部3の少なくとも一部、好ましくは全周面を被覆する断熱材層部4が設けられるものである。
本発明於いて、使用される当該断熱材層部4の材質も特に限定されるものではないが、熱断熱効果の大なる特性を有する材料が好ましくは選択されるものである。
本発明に於ける当該断熱材層部4の材質としては、例えば、電気絶縁性を有し、且つ熱伝導性の低い合成樹脂材料からなる膜層、発泡性合成樹脂材料からなる板状体層、セラミック、天然若しくは合成ゴム材料からなる層等が使用可能であり、その厚みは、適宜設計することが可能である。
例えば、本発明に於いては、当該断熱材層部4の経方向長さ及び横方向長さは、それぞれ、20乃至100cmであって、その厚みは、1mm乃至20mmである事が望ましい。
更に、本発明に於いては、上記した絶縁層を、軽量化すると共に強度を持たせる必要
から、ハニカム構造を採用することが好ましく、更には、当該絶縁層として、珪藻土を主体とする成分を含む絶縁層を使用する事も好ましい具体例である。
一方、本発明に於ける当該断熱材層部4は、当該水槽部2の少なくとも一部、好ましくはその外周壁面全面に対向して配置し、当該水槽部2を事実上完全に被覆する様に配置形成されている事が望ましい。
そして、本発明に於ける当該断熱材層部4と当該水槽部2の各外周側面部の外表面とは、接合はされていないが、密接して当接状態で接触配置されている事が好ましく、場合によっては、その一部に於いて、当該両者間に適宜のスペーサを配置して、当該両者を僅かな間隙を挟んで対向配置したものであっても良い。
次に、本発明に於ける当該第1の具体例で使用される当該給湯装置1にあっては、当該発熱層6からなる当該発熱部7は、当該水槽部2の外周表面部3の一部の外周表面部3と、当該断熱材層部4の一部の面部で当該外周表面部と当該断熱材層部4とが相互に近接して対向する面5との間に配置されるものである。
より具体的には、当該水槽部2の当該外周面部3と接触するか、それと近接して対向する当該断熱材層部4の一面5上の少なくとも一部に、導電性粒子と適宜の合成樹脂成分とが混合された発熱層6を有する面状の発熱部7が形成配置されているものである。
つまり、本発明に於ける当該発熱部7の構成の具体例を説明するならば、先ず、図3(A)に示す様に、適宜の形状を有する当該断熱材層部4の、好ましくは、後に当該水槽部2の外周表面部3と対向して配置されることになる一方の面5上に、当該導電性粒子と適宜の合成樹脂成分とが混合された発熱材料からなる発熱層6を、適宜の手段を介して、適宜の厚みを有する、適宜の形状に塗布或いは印刷により形成する。
即ち、その具体的な一例を説明するならば、例えば、カーボンナノチューブを含む、粒径が0.15〜15μmである炭素系微粒子を主体とし、これに適宜の合成樹脂として例えば、シリコン系合成樹脂組成物に要すれば、適宜の硬化剤或いは適宜の薄め剤等を混合した発熱材液或いはそのペーストを形成し、当該発熱材液或いはそのペーストを適宜の塗布手段或いは印刷手段を使用して、適宜の形状の発熱層6を適宜の断熱性基板4の所定の一面5上に形成し、そのまま乾燥させるか、要すれば、適宜の加熱手段を併用して、焼き付け印刷を行うか、焼結印刷を行うことにより、より強固な発熱層6が形成されるものである。
その後、当該発熱層6の両端部に接触する様に、正極及び負極を構成する一対の電極部8、8’を当該断熱材層部4の当該一面5上に、適宜の導電性金属材料を使用して形成する。
次いで、当該各電極部8に適宜の長さのリード配線部9を取付けて、本発明に係る当該発熱部7を完成させ、本発明に於ける当該発熱体部50の形成を完了する。
処で、本発明に於ける当該発熱層6の構成材料としては、特に特定されるものではないが、当該導電性粒子としては、例えば、黒鉛、カーボンブラック、カーボン繊維、カーボンウィスカー、金属粒子、金属箔片、微小金属条、又はPVD(物理的蒸着)、CVD(化学的蒸着)、無電解メッキ等によりチタン酸カリウムやマイカ等の絶縁性微粒子の表面に金属を付与したもの等を用いることができる。
一方、本発明に於いて当該導電性粒子と混合して使用され、接合剤として機能する適宜の合成樹脂材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、無定形高分子としては、ポリ塩化ビニル、シリコーンポリマー、ポリエチレンテレフタレート、アクリル樹脂、ポリ酢酸ビニル、γ線重合によるポリアルデヒド、ゴム及びこれらの誘導体を用いることができ、又、結晶性物質としては、ポリエチレン、ナイロン、ポリアセタール、ポリトリオキサン、ポリエチレングリコール等の結晶性高分子や、ワックス、n-ヘキサトリアコンタン、テトラコサン等の脂肪族アルカン、ビフェニル、ナフタレン等の芳香族化合物、t-ブタノール、ネオペンタノール等の結晶性低分子などが使用可能であり、いずれも実用上の温度範囲に転移点をもつ結晶性化合物を用いることができる。また、無機結晶も使用可能で、例えば硫化カリウム5水和物、硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム10水和物、ホスホン酸ナトリウム5水和物、リン酸水素2ナトリウム12水和物、リン酸2水素ナトリウム2水和物、4ホウ酸ナトリウム10水和物、メタホウ酸ナトリウム等を使用する事が可能である。
尚、本発明に於ける当該電極部8の構成材料も特に限定されるものではないが、例えば、銀或いは銀パラ等の材料を使用する事が可能である。
本発明に於ける当該断熱材層部4の一面5上に形成される当該発熱層6の形状は、特に限定されるものではないが、例えば、図3(B)に示す様に、当該断熱材層部4の一面5上に形成された長尺状の一対の電極部8、8’の間に挟まれて形成されている領域の略全部をカバーする様に大型で一枚の矩形形状に形成された当該発熱層6を設けた発熱部7の構成を有するものであっても良く、又、図3(C)に示す様に、当該断熱材層部4の一面5上に形成された長尺状の一対の電極部8、8’の間に挟まれて形成されている領域に複数本の短冊状に形成された当該発熱層6を相互に並列に配置したものであっても良く、或いは、図3(D)に示す様に、当該電極部8を長尺状にせずに、複数個の独立した電極部群8、8’に形成し、それぞれ対となっている各電極部8,8’間に個別に、短冊状に形成された当該発熱層6を相互に並列になる様に配置形成したものであっても良い。
更には、図3(E)に示す様に、一対の電極間8、8’の間を線状に形成された一本の当該発熱層6がジグザグに配置されている構成を採用したものであっても良い。
本発明に於いては、かくして形成された当該発熱部7を一面に配置形成されている当該断熱材層部4の当該発熱部7が形成されている面が、当該水槽部2の外周表面部3と対向する様に、接着剤を介在させることなく配置するものであり、当該両者は、相互に当接した状態で対向配置される事が望ましく、場合によっては、当該水槽部2の外周表面部3と当該断熱材層部4との間に適宜のスペーサーを介在させて、当該両者間に一定の間隙部を存在させたものであっても良い。
尚、本発明に於いては、出来るだけ熱交換率を高く設定する事が要求されていることから、当該発熱部7の表面は、直接的に当該水槽部2の外周表面部3と当接している事が望ましく、一方、当該発熱部7の表面は、摩耗劣化の防止、耐候性向上、漏電防止の観点から、当該発熱層6の外表面を、熱伝導性が高く、放熱効果に優れた、適宜の合成樹脂製の薄膜或いはセラミック若しくは琺瑯等からなる膜材11で被覆されているものであっても良い。
又、本発明に於いては、当該発熱層6を含む当該発熱部7は、当該水槽部2に於ける相互に対向する少なくとも一対の壁部、例えば、41と42の当該外周表面部3に対向して対として配置されている事が望ましく、或いは、当該水槽部2に於ける相互に対向する他の一対の壁部、例えば、43と44に対向して配置するものであっても良い。
更に、別の具体例では、当該水槽部2に於ける底面部45や上面部46の外周表面部3と対向して配置するものであっても良く、或いは、上記の具体的な構成を複数個組み合わせて使用する事も可能である。
又、当該水槽部2が図2(B)に示す様な楕円形の筒状体を形成している場合には、主として対向している当該水槽部2の壁面に、当該発熱部7が配置される様に設計する事が望ましい。
次に、本発明に係る当該給湯装置1は、その使用目的に応じて、適宜の補助部材が取り付けられるものであるが、本発明に係る当該給湯装置1の主目的が、上記した通り、温水循環形式の床暖房システムに組み込んで使用する事を勘案すれば、図1に示す様に、本発明に於ける当該給湯装置1の当該水槽部2の一部14に、適宜の開口部13が接続されている液体流出管部12と、当該水槽部2の一部16に開口部17が接続され、当該液体流出管部12から流出した当該液体18が当該水槽部2に循環帰還する為の液体流入管部19と、が設けられている事が望ましい。
本発明に係る当該給湯装置1は、更に、図1に示す様に、当該水槽部2に内蔵されている水を含む流体である当該液体の温度を検出する温度センサー部20と当該温度センサー部20の温度検出情報に基づいて、当該電極部8に通電される電力量を制御するための適宜の電源部22に接続されているスイッチ機構21を作動させる様に構成されている事も好ましい具体例である。
本発明に係る当該給湯装置1の当該水槽部2には、更に、図7に示す様に、当該液体の循環系40外から別途当該水槽部2に内に同一の液体を供給する為に、当該液体の流量を制御する液体流量制御手段23を含む液体補給管部24と、当該水槽部2内の液体の水位を検出する水位センサー部25とが設けられており、且つ、当該水位センサー部25の当該水位検出情報に基づいて、適宜の水源35に接続されている当該液体補給管部24を介して、必要な量の水(液体)が当該水槽部2内に供給される様に、適宜のバルブ等から構成される液体流量制御手段23が制御される様に構成されている事も更に好ましい具体例である。
一方、本発明に係る当該水槽部2内には、当該水槽部2内に貯留されている液体の対流を制御するための、液体対流制御手段26が配置されている事も好ましい具体例である。
本発明に於ける当該液体対流制御手段26は、当該水槽部2内の適宜の高さ部分に設けられた、適宜の合成樹脂或いは金属材料から構成された、当該水槽部2の平面断面を略覆う程度の大きさと厚みを有する板状体28で構成され、その平面部の少なくとも一部に、複数個の厚み方向に貫通した孔部27が設けられており、且つ当該孔部27を介して、当該水槽部2内の水を含む液体が渦流を生ずることなく、当該孔部27を貫通して上方に流れる様に制御する様に構成されたものである。
尚、図1中、当該水槽部2の上面に設けられた管状部29は、当該水槽部2内部の圧力を一定に維持する為の安全弁である。
本発明に於ける当該給湯装置1に使用される当該水槽部2の代表的な形状と寸法は、例えば、図1(B)或いは図2(A)に示されている様な、6面立方体形状を有し、その際の寸法は、例えば、その長さが300mm、その高さが400mmで且つその幅が200mm程度に設定されるものが一般的である。
次に、本発明に於ける当該第1の実施態様に於ける、当該第2の具体例に係る当該給湯装置1の構成に付いて、図5及び図6を参照しながら、以下に詳細に説明する。
即ち、本発明に於ける当該第1の実施態様に於ける、第2の具体例で使用される当該給湯装置1に使用される当該発熱体部50の基本的な構成は、当該第1の実施態様に於ける、第1の具体例で使用されている上記した構成と基本的には同じであるが、当該第1の実施態様に於ける、第1の具体例で使用される当該発熱体部50は、当該水槽部2の外壁面に当接させて使用するものであるのに対し、当該第1の実施態様に於ける、第2の具体例で使用される当該発熱体部50は、当該水槽部2の内部に配置して使用され、当該水槽部2内の液体18を当該発熱体部50により、直接的に加熱する構成を採用しているので、その使用態様に適合すべく、その構成は、若干当該第1の具体例のものと相違している。
即ち、当該第2の具体例に於いては、当該給湯装置1の当該発熱体部50を、断熱性の大なる材料で構成された水槽部2の内部に、当該発熱体部50の当該面状発熱部7の平面部が、当該水槽部2の内部に貯留されている液体部18の水平面55と略直交する様に立直状に配置し、当該水槽部2の内部に貯留されている液体部18と直接的に接触させて、当該液体部18の温度を昇温させる様に構成されているものである。
一方、当該第1の実施態様に於ける当該第2の具体例に於いては、当該発熱体部50に於ける当該基板4上には、当該帯状の面状発熱層部6が主として配置されている主体部56と当該主体部56の少なくとも一部から外方に突出した一対の接続部57,58とから構成されており、当該接続部57,58のそれぞれには、その突出している長手方向に沿って、当該面状発熱層部6の個々の電極部8と電気的に接続している電極配線部59が形成されており、且つ当該接続部57,58の当該突出先端部60から、当該電極配線部59と接続されているリード配線部61が接続されている。
本発明に於ける当該接続部57,58は、当該発熱体部50を当該水槽部2内に取り付けたり、取り外したりする作業を簡易化し作業効率を大幅に向上させる事が可能となるばかりではなく、当該発熱体部50と当該水槽部2とを適宜のキャップ部であるねじ込み式開閉蓋部若しくははめ込み式開閉蓋部72を介して容易に密封化する為の操作を容易にすることが出来る。
つまり、図6に例示されている通り、適宜の水槽部2の上面部を適宜の蓋部70で閉鎖する際に、当該蓋部70の一部に、適宜の開口部71を設けると共に、当該開口部71にキャップ部である適宜のねじ込み式開閉蓋部72を着脱自在に係合固定出来る様に構成し、且つ当該ねじ込み式若しくははめ込み式開閉蓋部72の一部に、当該リード線部61を導出させる事が可能な開口部73を設けておく事が好ましい。
係る構成に於いて、当該接続部57,58は、容易に当該開口部71と係合・離脱が出来るのである。
更に、本具体例に於いては、当該接続部57,58には、当該突出先端60から当該主体部56の少なくとも一部分に亘って適宜の補強筋部80が設けられている事も好ましい具体例である。
つまり、当該補強筋部80は、当該基板部の特に当該接続部57,58が破損しない様に補強の為に挿入されるものであって、その材質、太さ、断面形状等は特に特定されるものではない。
一方、本発明に係る当該発熱体部50は、その外部周面の少なくとも一部で、当該発熱部7が形成されている部分、或いはその全体を適宜の絶縁性を有する熱伝導性の大なる材質により形成された被膜層85で被覆した構成を採用する事も好ましい具体例である。
更に、本発明に於ける当該皮膜層85は、その材質は特に限定されるものではないが、例えば、ホーロー若しくはセラミックスからなる絶縁材料或いは当該セラミックスに例えば、ガラス成分や、火山岩を含む鉱石類若しくはトルマリン等を含む放熱効果の高いセラミックスからなる絶縁材料が使用される事が望ましい。
具体的には、図3に示される様な構成を有する当該発熱体部50を、例えば適宜のホーロー処理用の釉薬に浸漬した後、当該釉薬が塗布されている当該発熱体部50を例えば、800℃前後の温度で加熱焼結加工処理を行うことにより、完成する。
本発明に於いて、当該発熱体部50を、例えば、ホーロー加工処理する事によって、当該発熱体部50の発熱機能は全く阻害させずに、当該発熱体部50の電気的な故障や、機能不全を完全に防止する事が可能となり、後述するシステムの耐久性を大幅に向上させる事が可能となる。
尚、本具体例に於いては、図5(D)に示す様に、当該発熱体部50の当該基板部4の両面に、上記した発熱層部6からなる発熱部7が形成されたものであっても良く、更には、図6(B)に示す様に,一つの水槽部2の内部に、複数個の当該発熱体部50が並列的に立直状に配置されたものであっても良い。
勿論、当該第2の具体例に於いても、当該水槽部2内に配置された当該発熱体部50に近接させて、図4に示されている様な、当該水槽部内には、当該水槽部内に貯留されている水の対流を制御するための、水対流制御手段26が配置されている事も好ましい具体例の一つである。
更に、本発明に於いて使用される当該給湯装置1の当該水槽部2は、その一部に、開口部13が接続されている液体流出管部12と、当該水槽部2の別の一部に開口部17が接続されている液体流入管部19であって、当該液体流出管部12から流出した当該液体18が適宜の発熱ブロック体、例えば、床暖房用パネル部等103で構成されている循環システム100を介して当該水槽部2に循環帰還する為の液体流入管部19とが設けられている事が望ましい。
次に、本発明に於ける第2の態様である床暖房システム100の具体例を、以下に図7を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図7は、本発明に係る当該床暖房システム100一具体例の構成が示されており、中、適宜の領域を有する建物内部の床面104の上面に、相互に平行して隣接して配置されている1乃至複数個の、所定の温度に昇温された液体を循環させる管状体105を内部に有する床暖房用パネル部103と、当該床暖房用パネル部103に於ける当該管状体105の液体導入部106を適宜の液体循環ポンプ手段101を介して上記した本発明の第1の態様に係る当該給湯装置1の当該液体流出管部12と連通させると共に、当該床暖房用パネル部103に於ける当該管状体105の液体導出部107を、当該給湯装置1の当該液体流入管部19と連通させる様に構成された床暖房システ100が示されている。
本発明に於ける当該床暖房システム100に於いて使用される当該床暖房用パネル部103の構成は特に限定されるものではなく、その大きさや厚み、平面形状等は任意であり、その内部は底面側に断熱材が設けられていると同時に、その表側表面は、適宜の発熱面或いは放熱面が設けられており、その中間層には、適宜の熱伝導性の大なる材料から構成された中空状管状体からなり、その内部に温水が流通し得る構造となっている温水発熱体105が埋設された構成を有するものであることが好ましく、係る構成を有する床暖房用パネル部103であれば、公知の床暖房用パネル部を使用することが可能である。
一方、本具体例に於いて使用される当該床暖房用パネル部103内に配置される当該、温水発熱体105は、当該床暖房用パネル部103の長手方向に沿って、直線的若しくは所定の湾曲状を呈して配置されているものであっても良く、或は、当該床暖房用パネル部103の内部で折り畳み状態若しくはジグザグ状に配置さているものであっても良い。
更に、本具体例に於いては、当該個々の床暖房用パネル部103の液体導入部106は、それぞれ個別的に当該給湯装置1の当該液体流出管部12に接続されている温水循環用ポンプ手段101の温水流出部108と接続されており、又、当該個々の床暖房用パネル部103の液体導出部107は、それぞれ個別的に当該給湯装置1の当該液体流入管部19に直接接続されているものであっても良く、或は別の具体例としては、図5に示されている様に、当該温水循環用ポンプ手段101と当該給湯装置1の当該液体流入管部19との間に、当該複数個の床暖房用パネル部103の個々の液体導入部106
と、当該複数個の床暖房用パネル部103の個々の液体導出部107と個別的に連結されて、当該個々の床暖房用パネル部103に供給される当該温水流の流量を含めて、当該温水流の供給を個別的に制御出来る、所謂ヘッダー部と称される切り替え機構部102が設けられている事も好ましい具体例である。
即ち、本発明に於ける当該第2の態様に於ける一具体例の構成としては、当該それぞれの床暖房用パネル部103に於ける当該管状体からなる発熱部105の液体導入部106と当該給湯装置1の当該液体流出管部12との間の当該連通部及び/又はそれぞれの床暖房用パネル部103に於ける当該管状体からなる発熱部105の液体導出部107と当該給湯装置1の当該液体流入管部19との間の連通部の一部に適宜のヘッダー部(切り替え機構)102が設けられている事を特徴とする床暖房システム100が形成されるものである。
尚、上記各具体例に於ける当該床暖房システム100於いては、当該温水を当該循環系40内であれば、必ずしも図5に示された部位に配置する必要性はなく、当該循環系40内の何れかの部位に配置することが可能である。
又、上記した本発明に係る当該床暖房システム100に於ける当該具体例に於いては、当該ヘッダー部(切り替え機構)102と当該個々の床暖房用パネル部103との配置、配列関係は、特に図7(A)に示される様な配列形状に特定されるものではなく、図7(B)乃至図7(D)にそれぞれ示される様な配置形態、接続形態を採用する事も可能である。
即ち、図7(B)に於いては、図7(A)に示される様な、当該床暖房用パネル部103内の当該管状体からなる発熱部105が、当該床暖房用パネル部103内で直線状に配置されているのに対し、当該管状体からなる発熱部105が当該床暖房用パネル部103内で、ジグザグに配置されているものであっても良く、或いは、図7(C)に示される様に、一つの当該床暖房用パネル部103の当該管状体からなる発熱部105の液体導出部107が、隣接して配置されている別の当該床暖房用パネル部103に設けられた当該液体導入部106と接続される様に、当該複数個の床暖房用パネル部103が直列的に配列接続されているものであっても良い。
更に、図5(D)に示される様に、複数個の相互に隣接して配列されている当該床暖房用パネル部103に於ける当該個々の液体導入部106は、それぞれ個別に当該循環ポンプ101の当該液体排出部108に接合されている場合であっても良く、若しくは前記した当該ヘッダー部(切り替え機構)102のそれぞれの液体排出部110、111、112、・・・・と個別に接合されている場合であっても良い。
一方、当該床暖房用パネル部103に於ける当該それぞれの液体導入部106は、個別的に当該循環ポンプ101の当該液体排出部108に接合されている場合であっても良く、若しくは前記した当該ヘッダー部(切り替え機構)102のそれぞれの液体排出部110、111、112、・・・・と個別に接合されており、他方、当該床暖房用パネル部103に於ける当該それぞれの液体導入部107は、一体化されて、当該給湯装置1の液体導入部19に直接的に接合されているか、或いは、循環ポンプ101の当該液体排出部108に接合されている場合であっても良く、若しくは前記した当該ヘッダー部(切り替え機構)102の液体導入部115と直接的に接合されている様に構成する事も可能である。
尚、図1に示されている本発明に係る当該給湯装置1に於いて、当該水槽部2の上面に設けられた貫通環状体29は、当該水槽部2内部に蓄積されたガスを、当該水槽部2の外部に放出(ベント)する為の安全弁である。
次に、本発明に於ける当該床暖房システム100に於ける操作方法の一具体例を以下に説明する。
即ち、先ず、本発明に係る当該床暖房システム100に於いては、当該発熱部7内に設けられた当該発熱層6と接合する当該電極部8、8‘と接続され、当該給湯装置1の外部に引き出された当該配線部9を適宜のスイッチ手段21を介してそれぞれ適宜の電源22と接続し、当該スイッチ手段21を作動させることにより、当該水槽部2内に貯留されている20乃至40リットルの水を加熱する。
当該発熱部7に通電が開始されると、本発明に係る当該発熱部7内の当該発熱層6が瞬時に昇温され、比較的短時間で、例えば10分以内に約200℃迄昇温する。
然も、本発明に於いては、当該発熱層6の発熱部の表面積が極めて大きいので、当該発生された当該熱エネルギーが効率よく当該水槽部2内の水に遷移して、当該水の温度を高速度で上昇させることになる。
本発明に於ける当該給湯装置1は、前記した通り、床暖房システム100に使用するものであるから、当該給湯装置1内の当該水槽部2内に一旦貯留されている水の容量は多くても40リットル程度と考えられ、一方、当該床暖房システム100では、一般的に当該床暖房用パネル部103内を循環させて、所定の室内或いは床を所望の温度になる様に設計されているが、従来から一般的に採用されている当該循環用の水の水温は、高々80℃であるので、上記した本発明に於ける当該給湯装置1の構成条件は、これに十分に対応し得る能力を有しているものである。
上記した本発明に係る当該床暖房システム100の構成要件をベースとして、当該床暖房用パネル部103内に循環供給される温水の温度を例えば80℃に設定した場合には、熱交換率は少なくとも75%は、余裕を以て実現する事が可能であり、更なる好ましい条件下では、なんと当該熱交換率は90乃至98%と言う、係る床暖房システムと言う技術分野では、これまでに達成された事のない、経済性に優れた床暖房システムがえられるものである。
本発明に於いては、頭書、当該給湯装置1に設けられた当該発熱部7を所定の商用電源、或いは適宜の再生可能エネルギーから得られた電気蓄積器、つまり適宜のバッテリに接続させると、当該発熱部7の高速昇温効果により、当該水槽部2内部の水の温度が上昇し、当該水の温度が予め設定された水温に迄到達すると、当該温水は、当該適宜の循環用ポンプ101を適宜の電源に接続させて、稼働させ、当該温水を前記した様に、所定の床面に配列されている当該床暖房用パネル部103内に設けられている、当該中空管からなる発熱層6内に、循環させながら供給して、当該床暖房用パネル部103の表面温度を昇温させることになる。
当該各床暖房用パネル部103内を通過した当該温水液体は、当該ポンプ101の影響を受けて、当該給湯装置1に於ける当該水槽部2の帰還液体の液体流入管部19を介して、当該水槽部2内に還流する事になる。
上記した基本的な設計を配慮する事を前提にした、本発明に於ける当該床暖房システム100の一具体例に於ける操作プログラムの概要は以下の通りである。
即ち、当該給湯装置1の配線部9に接続されている当該適宜のスイッチ手段21をONにして、当該適宜の商用電源22から電力を当該発熱部7の当該発熱層6に電気エネルギーを供給することにより、当該水槽部2内の水18を昇温させ、目標となる水温が80℃となる様に継続的に通電処理を実行する。
一方、当該スイッチ手段21が稼働すると同時に、当該循環ポンプ101も稼働され、当該水槽部2内の水18が、該水槽部2の一部14の適宜の開口部13が接続されている液体流出管部12から当該複数個の床暖房用パネル部103を含む循環系40に向けて、要すれば当該ヘッダー部102を介して流出され、その後、当該循環水18は、当該水槽部2の一部16に設けた開口部17に接続されている当該液体流入管部19を経由して、当該水槽部2に戻ると言うサイクルを継続することになる。
その後、当該水槽部2内部の水の温度が、予め設定された温度である80℃になると、当該水温センサー20が、当該温度の到達を検知し、その検知結果情報が、当該スイッチ手段21に伝達され、それによって、当該スイッチ手段21はOFFとなり、当該発熱部7の当該発熱層6への電気エネルギーの供給が停止される。
その間、当然のことながら、当該循環ポンプ101は稼働が継続されるので、当該循環水18の循環操作は継続され、当該床暖房用パネル部103は、発熱操作を継続することになる。
その後、当該水槽部2内の水1の水温が、当該所定設定温度である80℃以下になった事が当該水温センサー20により検出されると、当該水温センサー20からの検出情報が当該スイッチ手段21に伝達され、それによって、当該スイッチ手段21は再びON状態となり、当該発熱層6に対する電力の供給を再開し、当該発熱層6を発熱させる様に処理が実行される。
一方、本発明に於ける当該床暖房システム100に於いては、当該水槽部2内部の水1の水位が常時一定とのなる様に監視する事が必要であることから、上記して通り、適宜の水位センサー25が設けられており、当該水位センサー25から、当該水槽部2内の水位が予め設定されているレベル以下となった事を検知した場合には、その情報が当該液体流量制御手段23に伝達され、適宜の水源35に接続されている当該液体補給管部24を介して、必要な量の水(液体)が当該水槽部2内に供給される様に操作が実行され、一方、当該水位センサー25が、当該水槽部2内の水位が予め設定されているレベルに到達した事を検知した場合には、その情報が当該液体流量制御手段23に伝達され、当該液体流量制御手段23を閉鎖処理して当該水が、当該水槽部2内に供給される事を中止させる様に制御されるものである。
1…給湯装置
2…水槽部
3…外周表面部
4…断熱材層部透
5…断熱材層部の面
6…面状発熱層
7…発熱部
8…電極部
9…配線部
10…被覆容器部材
11…合成樹脂製の薄膜脚部
12…液体流出管部
13…開口部
14…水槽部の一部
16…水槽部2の一部
17…開口部
18…液体
19…液体流入管部
20…温度センサー部
21…スイッチ機構
22…電源部
23…液体流量制御手段
24…液体補給管部
25…水位センサー部
26…水対流制御手段
27…孔部
28…板状体
29…管状部(ベント部)
35…水源
40…液体の循環系
41、42…水槽部に於ける一対の壁部
43、44…水槽部に於ける一対の壁部
45…水槽部2に於ける底面部
46…水槽部2に於ける上面部
50…発熱体部
55…液体部の水平面
57,58…接続部
59…電極配線部
60…突出先端
61…リード配線部
70…蓋部
71…開口部
72…キャップ部、ねじ込み式開閉蓋部
73…開口部
80…補強筋部
85…被膜層
100…床暖房システム
104…床面
105…管状体
103…床暖房用パネル部
106…液体導入部
101…液体循環ポンプ手段
107…液体導出部
105…温水発熱体
106…液体導入部
108…温水流出部
107…液体導出部
102…ヘッダー部、切り替え機構部
110、111、112・・・・…液体排出部

Claims (19)

  1. 所定の大きさを有する断熱性でかつ絶縁性部材からなる基板の少なくとも一面上の少なくとも一部分に形成された、少なくとも導電性粒子を含む材料で構成された、所定の厚みと所定の幅及び長さとを有する帯状の面状発熱部と、当該帯状の面状発熱部の適宜の部位に設けられている一対の電極部、及び当該一対の電極部のそれぞれに電気的に接続されている電気配線部とから構成されている発熱体部を有し、且つ、通電により発熱する当該発熱体部から放射される発熱量を、直接的若しくは間接的に、適宜の部材で構成された適宜の内部容量を有する水槽部内に収容されている液体に伝達させて、当該液体を昇温させる様に構成されている事を特徴とする給湯装置。
  2. 当該発熱体部の当該発熱部を、熱伝導性の大なる材料で構成された水槽部の外周面部の少なくとも一部と直接的に接触させるか、若しくは当該外周面部の少なくとも一部と所定の間隙を介して近接して対向させる様に配置する事を特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 当該給湯装置本体全体を更に被覆する、断熱性を有する部材により形成された被覆容器部材が設けられている事を特徴とする請求項1又は2に記載の給湯装置。
  4. 当該発熱体部の外表面部の少なくとも当該発熱部が形成されている面が、絶縁性を有し且つ熱伝導性の優れた材料で構成された被覆層で被覆されている事を特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  5. 当該被覆層はホーロー若しくはガラス成分を含むセラミックスからなる膜層で形成されている事を特徴とする請求項4に記載の給湯装置。
  6. 当該発熱体部を、断熱性の大なる材料で構成された水槽部の内部に、当該発熱体部の当該面状発熱部の平面部が、当該水槽部の内部に貯留されている液体部の水平面と略直交する様に立直状に配置し、当該水槽部の内部に貯留されている液体部と直接的に接触させて、当該液体部の温度を昇温させる様に構成されている事を特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の給湯装置。
  7. 当該発熱体部に於ける当該基板は、当該帯状の面状発熱部が主として配置されている主体部と当該主体部の少なくとも一部から外方に突出した一対の接続部とから構成されており、当該接続部のそれぞれには、その突出している長手方向に沿って、当該面状発熱部の個々の電極部と電気的に接続している電極配線部が形成されており、且つ当該接続部の当該突出先端部から、当該電極配線部と接続されているリード配線部が接続されている事を特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の給湯装置。
  8. 当該接続部には、当該突出先端部から当該主体部の少なくとも一部分に亘って配置されている補強筋部が設けられている事を特徴とする請求項7に記載の給湯装置。
  9. 当該給湯装置の当該水槽部は、その一部に、開口部が接続されている液体流出管部と当該水槽部の別の一部に開口部が接続され、当該液体流出管部から流出した当該液体が適宜の発熱ブロック体で構成されている循環システムを介して当該水槽部に循環帰還する為の液体流入管部とが設けられている事を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の給湯装置。
  10. 当該給湯装置は、更に、当該水槽部に内蔵されている液体の温度を検出する温度センサー部と当該温度センサー部の温度検出情報に基づいて、当該電極部に通電される電力量を制御するためのスイッチ機構を作動させる様に構成されている制御部とを有する事を特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の給湯装置。
  11. 当該給湯装置の当該水槽部には、更に、当該液体の循環系外から別途当該水槽部に内に同一の液体を供給する為に、当該液体の流量を制御する液体流量制御手段を含む液体補給管部と、当該水槽部内の液体の水位を検出する水位センサー部とが設けられており、且つ、当該水位センサー部の当該水位検出情報に基づいて、当該液体補給管部の液体流量が、液体流量制御手段により制御される様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の給湯装置。
  12. 当該発熱体は、当該水槽部に於ける相互に対向する少なくとも一対の内壁部の外方壁部と対向して配置されている事を特徴とする請求項1又は2に記載の給湯装置。
  13. 当該水槽部内には、当該水槽部内に貯留されている水の対流を制御するための、水対流制御手段が配置されている事を特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の給湯装置。
  14. 当該給湯装置の当該水槽部は、20乃至40リットルの水を収納出来る容量を有する事を特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載の給湯装置。
  15. 当該断熱性でかつ絶縁性部材からなる基板部は、ハニカム構造を有している事を特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  16. 当該断熱性でかつ絶縁性部材からなる基板部は、珪藻土を主成分として構成されている事を特徴とする請求項1又は15に記載の給湯装置。
  17. 当該水槽部は、立方体形状、底面部の平面形状が円筒形状、多角形状若しくは楕円形状を有する筒状体で構成されている事を特徴とする請求項1乃至16の何れかに記載の給湯装置。
  18. 所定の大きさを有する断熱性でかつ絶縁性部材からなる基板の少なくとも一面上の少なくとも一部分に形成された、少なくとも導電性粒子を含む材料で構成された、所定の厚みと所定の幅及び長さとを有する帯状の面状発熱部と、当該帯状の面状発熱部の適宜の部位に設けられている一対の電極部、及び当該一対の電極部のそれぞれに電気的に接続されている電気配線部とから構成されている発熱体部を有し、且つ、通電により発熱する当該発熱体部から放射される発熱量を、直接的若しくは間接的に、適宜の部材で構成された適宜の内部容量を有する水槽部内に収容されている液体に伝達させて、当該液体を昇温させる様に構成されている事を特徴とする給湯装置。
  19. 当該一連の床暖房用パネル部列と当該水槽部の当該液体流出管部との間の連通部及び/又は当該一連の床暖房用パネル部列と当該水槽部の当該液体流入管部との間の連通部の一部に適宜のヘッダー部(切り替え機構)が設けられている事を特徴とする請求項17に記載の床暖房システム。
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