JP2015174410A - 電子装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 治具を接続して内部回路にアクセスするためのインタフェースを安価かつ小サイズで設ける。
【解決手段】 SDコネクタ130に接続される外部ユニットから入力するカード検出信号DETECTとライトプロテクト信号WPとをマイコン110が検出し、その信号が、SDカード400が接続された場合には取り得ない値となったことを検出した場合に、バススイッチ120を、SDコネクタ130からの入力信号がUARTバスに接続されるように切り替える。治具500として、上記取り得ない値のカード検出信号DETECTとライトプロテクト信号WPを出力するユニットをSDコネクタ130に接続する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子装置及び画像形成装置に関する。
従来から、電子装置において、出荷した後でCPUが実行するソフトウェアの書き込みを行えるようにするために、書き込み用の端子を設けることが行われている。この端子は、専用のものでもよいが、他の用途の端子を書き込み用にも用いることができるようにしてもよい。
特許文献1には、電話機本体に状態表示ユニットを接続するためのインタフェースに、状態表示ユニットと同形状のソフト書き込み治具を接続してソフトの書き込みを行う構成が開示されている。
特許文献2には、プリンタに周辺機器を接続するためのインタフェースに、メンテナンス用ツールを接続してプリンタをテストモードで動作させることが開示されている。
上記の書き込み用の端子は、コストの観点から、他の用途の端子を書き込み用にも用いることができるようにした構成が望ましい。しかし、このようにすると、端子に接続された装置が、通常の用途の装置であるのか、書き込み用の治具であるのかを見分ける必要がある。
また、上記の従来の技術では、これを実現するために治具を接続するためのコネクタを用意する必要があり、コストアップにつながるという問題や実装面積の増加につながるという問題があった。
このような問題は、書き込み用の治具だけでなく、デバッグ用など、他の用途の治具を接続しようとする場合にも同様に発生し得るものである。
この発明は、このような問題を解決し、電子装置に、治具を接続して内部回路にアクセスするためのインタフェースを安価かつ小サイズで設けることを目的とする。
以上の目的を達成するため、この発明の電子装置は、特定の規格に従ったコネクタと、上記コネクタに接続された外部ユニットから入力する第1信号を検出する検出手段と、上記コネクタに接続された外部ユニットから入力する第2信号の伝送先を、上記特定の規格に従った処理を行う第1処理部と、上記特定の規格以外の処理を行う第2処理部との間で切り替える切替手段と、上記検出手段が、上記第1信号の状態が上記特定の規格に従った動作で取り得ない状態となったことを検出した場合に、上記第2信号の伝送先を上記第2処理部とするよう上記切替手段を制御する制御手段とを設けたものである。
上記構成によれば、治具を接続して内部回路にアクセスするためのインタフェースを安価かつ小サイズで設けることができる。
この発明の電子装置の第1実施形態である画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。 第1実施形態においてマイコンのCPUが実行する、バススイッチの切替処理のフローチャートである。 第2実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示す、図1と対応する図である。 第2実施形態におけるバススイッチの切替処理を示す、図2と対応するフローチャートである。 第3実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示す、図1と対応する図である。 第4実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示す、図1と対応する図である。 第5実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示す、図1と対応する図である。 第5実施形態においてマイコンのCPUが実行する、バススイッチの切替処理のフローチャートである。 第6実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示す、図1と対応する図である。 第6実施形態におけるバススイッチの切替処理を示す、図8と対応するフローチャートである。
以下、この発明を実施するための形態について、具体的に説明する。
〔第1実施形態:図1,図2〕
まず、この発明の電子装置の第1実施形態である画像形成装置について説明する。
図1に、この画像形成装置のハードウェア構成を示す。
図1に示す画像形成装置300は、画像データに基づき用紙に画像を形成する機能を備える装置である。しかし、この実施形態において特徴的な点は、ソフトウェアの書き込みのための治具500を接続するインタフェース及びその周辺の構成であるので、図1にはこの部分の構成を中心に示した。画像形成装置300において、治具500を接続するためのインタフェースは、操作部100に設けたSDコネクタ130である。そこで、図1には、操作部100におけるSDコネクタ130周辺の構成を中心に示している。
操作部100は、不図示の表示器や操作子を備え、ユーザに対して画像形成装置300の動作状態や設定内容を表示すると共に、ユーザからの操作を受け付けるためのユニットである。そして、上記のSDコネクタ130の他、マイコン110、バススイッチ120及びメディアコントローラ140を備える。
マイコン110は、操作部100を制御するための、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータである。そして、CPUがROMに記憶した所要のプログラムを実行することにより、操作部100を制御する機能を実現する。そして、このプログラムは、後述のように、治具500を介してPC(パーソナルコンピュータ)600等の外部装置から書き換え可能である。また、マイコン110は、治具500等の外部ユニットからのアクセスを受け付けるためのインタフェースとして、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)を備えている。このUARTは、SD規格以外の処理を行う第2処理部である。
バススイッチ120は、SDコネクタ130と接続する入力信号線を、メディアコントローラ140に接続するSDバスに接続するか、マイコン110が備えるUARTに接続するUARTバスに接続するかを切り替える切替手段である。入力信号線をどちらのバスに接続するか、またはオープン状態にするかは、マイコン110からOE端子に入力する信号に従い切り替える。
SDコネクタ130は、特定の規格であるSD規格に従ったSDカード400を接続するためのコネクタである。
SD規格に従ってSDコネクタ130がSDカード400との間で伝送する信号には種々のものがあるが、DETECT端子は、このうちSDカード400が出力するカード検出信号を出力する端子である。SDカード400がSDコネクタ130に接続された場合、カード検出信号はローレベルとなり、SDカード400がSDコネクタ130にカードがされていない場合には、通常であればカード検出信号はハイレベルになる。
また、WP端子は、SDカード400が出力するライトプロテクト信号を出力する端子である。SDカード400がSDコネクタ130に接続された場合、ライトプロテクト信号は、SDカードへのデータ書き込みを許可する状態か否かに応じて、ハイレベル又はローレベルになる。また、SDカード400がSDコネクタ130に接続されていない場合、通常であればライトプロテクト信号はローレベルになる。
そして、SDコネクタ130のDETECT端子は、バススイッチ120のS(セレクト)端子と接続される。バススイッチ120は、S端子の信号レベルによっても、接続先のバスを切り替えることができる。また、SDコネクタ130のDETECT端子及びWP端子の信号は、マイコン110にも入力する。マイコン110は、後述のように、これらの信号の値に基づき、バススイッチ120の切替を制御する。
なお、SDコネクタ130が出力する信号のうち、上記のカード検出信号及びライトプロテクト信号が第1信号であり、その他の信号(バススイッチ120によりSDバス又はUARTに接続される信号)が、第2信号である。
メディアコントローラ140は、SDコネクタ130を介したSDカード400に対するデータの読み書きを制御する機能を備えたコントローラである。このメディアコントローラ140は、SD規格に従った処理を行う第1処理部である。
また、コントローラ200は、画像形成装置300全体を制御する機能を備える。この制御機能は、CPU210が所要の制御プログラムを実行することにより実現される。CPU210とマイコン110とはIC(Inter-Integrated Circuit)により接続されている。また、CPU210とメディアコントローラ140とは、USB(Universal Serial Bus)により接続されている。マイコン110とメディアコントローラ140のどちらも、CPU210による制御の対象である。
以上の構成を備える画像形成装置300におけるマイコン110のプログラムは、SDコネクタ130に接続した治具500を介してPC600から書き換え可能である。そしてこのため、治具500は、SDコネクタ130に接続可能な、SDカード400と同じサイズ及び形状である。
しかし、治具500は、SDコネクタ130に対し、SDカード400では取り得ない値でカード検出信号及びライトプロテクト信号の組み合わせを出力する。すなわち、ハイレベルのカード検出信号とハイレベルのライトプロテクト信号を出力する。なお、SD規格に従えば、カード検出信号がハイレベルということはSDカード400はSDコネクタ130に接続されていないため、ライトプロテクト信号は必ずローレベルになるはずである。
そして、マイコン110は、カード検出信号とライトプロテクト信号の組み合わせが、SD規格に従えば取り得ない値(両方ハイレベル)となったことを検出した場合に、バススイッチ120を、UARTバス側に切り替える。このことにより、治具500がSDコネクタ130に接続されたことに応じて、治具500を、マイコン110のUARTに接続し、治具を介してPC600からマイコン110のプログラムを書き換え可能な状態とすることができる。
図2に、マイコン110のCPUが実行する、バススイッチ120の切替処理のフローチャートを示す。
マイコン110のCPUは、電源が供給されると、図2のフローチャートに示す処理を開始する。そしてまず、カード検出信号がローレベルであるか否か判断する(S11)。ここでローレベルであれば、SDコネクタ130にSDカード400が接続されていると考えられるため、バススイッチ120をSDバス側に切り替える(S12)。この場合、メディアコントローラ140により、SDカード400に対する通常のデータの読み書きのサービスが提供される。例えば、SDカード400に記録されている画像データを読み出したり、スキャンで得た画像データをSDカード400に記録したりすることができる。すなわち、SDコネクタ130に接続された外部ユニットをSDカードとして使用する状態となる。
また、ステップS11でハイレベル(No)である場合、CPUは、ライトプロテクト信号がハイレベルか否か判断する(S13)。ここでハイレベルであれば、SDコネクタ130には治具500が接続されていると考えられるため、バススイッチ120をUARTバス側に切り替える(S14)。このことにより、治具500を介してPC600とマイコン110とが接続され、PC600からマイコン110に対してデータを書き込み可能な状態となる。すなわち、SDコネクタ130に接続された外部ユニットを書き込み治具として使用する状態となる。
また、ステップS13でローレベル(No)である場合、SDコネクタ130には何も接続されていないと考えられる。この場合、CPUはバススイッチ120をオープン状態にする(S15)。この状態では、SDコネクタ130からバスに供給すべき信号がないため、未接続で問題ない。すなわち、SDコネクタ130は未使用状態となる。
以上のステップS13乃至S15のいずれを行った場合も、電源がOFFになるまでは、ステップS11に戻って処理を繰り返す(S16)。従って、SDコネクタ130に接続される外部ユニットが途中で変更された場合でも、それに応じてバスの接続を切り替えることができる。
以上の構成によれば、ユーザに対して提供するインタフェースであるSDコネクタ130に治具500を接続可能であるので、外装やユニットを取り外すことなくプログラムの書き換えが可能である。また、治具500を接続可能とするために余分なスペースを取ることもない。また、治具500を検出するためのロジックICも不要であるため、低コストであり、実装スペースも抑えることができる。
〔第2実施形態:図3,図4〕
次に、この発明の電子装置の第2実施形態である画像形成装置について説明する。なお、第1実施形態と共通する又は対応する部分には第1実施形態と同じ符号を用いる。以降の実施形態についても同様とする。
図3に、第2実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示す。
この画像形成装置300は、図1に示した第1実施形態の画像形成装置とほぼ同じ構成である。相違点は、マイコン110が、UARTに代えてJTAG(Joint Test Action Group)規格のインタフェースを備え、マイコン110が実行するプログラムのデバッグ機能を提供する点である。そして、これに伴い、バススイッチ120とマイコン110とが、UARTバスではなくJTAGバスにより接続されている
そして、第2実施形態の画像形成装置300においては、SDコネクタ130に治具500を接続することにより、PC600から治具500を介してマイコン110が実行するプログラムのデバッグを行うことができる。
図4に、第2実施形態においてマイコン110のCPUが実行する、バススイッチ120の切替処理のフローチャートを示す。
この処理も、図2に示した第1実施形態の処理とほぼ同じである。上述のバスの変更に伴い、ステップS14′でバススイッチをJTAGバス側に切り替える点が異なるのみである。このことにより、治具500を介してPC600とマイコン110とが接続され、PC600からマイコン110に対してプログラムのデバッグが可能な状態となる。すなわち、SDコネクタ130に接続された外部ユニットをデバッグ治具として使用する状態となる。
この第2実施形態の構成によっても、第1実施形態の場合と同様な効果が得られる。
〔第3実施形態:図5〕
次に、この発明の電子装置の第3実施形態である画像形成装置について説明する。この第3実施形態は、SDコネクタとバススイッチを、プログラム書き換え対象のマイコン110が実装されている基板と異なるコントローラ200に設けたものである。
図5に、この画像形成装置のハードウェア構成を示す。
第3実施形態の画像形成装置300において、コントローラ200は、CPU210と、バススイッチ220と、SDコネクタ230を備える。
このうちCPU210は、第1実施形態の場合と同様、所要の制御プログラムを実行することにより画像形成装置300全体を制御する機能を備える。さらに、操作部100のマイコン110とICにより接続され、マイコン110も、CPU210による制御の対象である。さらに、CPU210は、第1実施形態でマイコン110が行っていたバススイッチ220の切替と、第1実施形態でメディアコントローラ140が行っていたSDカード400に対するデータの読み書きの機能も備える。
バススイッチ220の機能は、第1実施形態におけるバススイッチ120と同じである。ただし、OE端子に入力する信号はCPU210から供給される。また、SDバスの接続先はCPU210であり、UARTバスの接続先は操作部100のマイコン110である。
SDコネクタ230の機能も、第1実施形態におけるSDコネクタ230と同じである。ただし、カード検出信号とライトプロテクト信号の出力先はCPU210である。
第3実施形態においてCPU210が実行するバススイッチ220の切替処理は、図2に示したものと同じでよい。切替対象がバススイッチ120でなくバススイッチ220である点が異なるのみである。
以上の構成であっても、ユーザに対して提供するインタフェースであるSDコネクタ230に治具500を接続可能であるので、外装やユニットを取り外すことなくプログラムの書き換えが可能である。また、治具500を接続可能とするために余分なスペースを取ることもない。また、治具500を検出するためのロジックICも不要であるため、低コストであり、実装スペースも抑えることができる。
プログラムの書き換え対象であるマイコン110がSDコネクタ230と別基板に実装されていても、UARTバスで接続可能であれば、プログラムの書き換えに支障はない。図5の構成によれば、書き込み対象のマイコンが実行された基板上に汎用のコネクタがない場合でも、他の基板にある汎用コネクタを利用できるので、余計なコネクタを配置せずに済み、コストアップを避けることができる。
〔第4実施形態:図6〕
次に、この発明の電子装置の第4実施形態である画像形成装置について説明する。
この第4実施形態は、マイコン110が第2実施形態の場合と同じくJTAG規格のインタフェースを備え、バススイッチ220とマイコン110とが、JTAGバスにより接続されている点が、第3実施形態と異なるものである。また、バススイッチ220の切替を、CPU210を介さずに行う点も異なる。ここでは、特に後者の相違点について説明する。
図6に、第4実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示す。
第4実施形態の画像形成装置300において、コントローラ200は、CPU210と、バススイッチ220と、SDコネクタ230に加え、アンドゲート240を備える。
そして、SDコネクタ230が出力するカード検出信号とライトプロテクト信号とを、アンドゲート240に入力し、アンドゲート240の出力を、バススイッチ220の接続切替を制御する信号を入力するOE端子へ接続している。
そして、カード検出信号とライトプロテクト信号とが共にハイレベルであって、アンドゲート240の出力がハイレベルになる場合に、バススイッチ220がSDコネクタ230と接続する入力信号線をJTAGバスと接続するようにしている。また、カード検出信号とライトプロテクト信号とが「共にハイレベル」以外の状態であって、アンドゲート240の出力がローレベルになる場合に、バススイッチ220がSDコネクタ230と接続する入力信号線をSDバスと接続するようにしている。
ここでは、カード検出信号とライトプロテクト信号とが共にハイレベルになるのは、SDコネクタ230に治具500が接続された場合である。すなわち、第4実施形態のコントローラ200は、CPU210を介さず、SDコネクタ230に治具500が接続された場合にバススイッチ220をJTAGバス側に切り替えることができる。そして、それ以外の場合にバススイッチ220をSDバス側に切り替えることができる。
なお、バススイッチ220が、OE端子の入力がローレベルでS端子の入力(カード検出信号)がハイレベルである場合にスイッチをオープン状態にするようにすれば、図2のステップS15と同様な制御も実現できる。
以上の構成であっても、第3実施形態の場合と同様な効果を得ることができる。さらに、アンドゲート240を1つ設けるだけで、CPU210からバススイッチ220の切替処理の負荷を軽減できる。
〔第5実施形態:図7,図8〕
次に、この発明の電子装置の第5実施形態である画像形成装置について説明する。
この第5実施形態は、SDコネクタ130からの信号ではなく、所定のキーの操作有無に応じてバススイッチ120を切り替えるようにした点が第1実施形態と異なる。ここでは、この相違点について説明する。
図7に、第5実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示す。
第5実施形態の画像形成装置300において、操作部100は、マイコン110、バススイッチ120、SDコネクタ130、メディアコントローラ140に加え、キーマトリクス150を備える。
キーマトリクス150は、ユーザが操作可能な複数の操作子を備える操作手段である。そして、どの操作子が操作されたかを示す情報を、マイコン110に提供する。上記操作子には、バススイッチ120をUARTバス側に切り替えることを指示するための操作子が含まれる。この操作子は、通常であれば触れない位置に設けておくとよい。
そして、マイコン110が、キーマトリクス150において上記切り替えのための所定の操作子が操作されているか否かに応じて、バススイッチ120に対し、SDコネクタ130と接続する入力信号線をSDバスとUARTバスのいずれに接続すべきかを指示する信号を出力する。この信号は、バススイッチ120のOE端子とS端子に入力する。
バススイッチ120は、この信号に応じて、接続の切替を行う。
また、第5実施形態においては、SDコネクタ130は、バススイッチ120に対してカード検出信号及びライトプロテクト信号を出力することはしない。
なお、これに対応して、第5実施形態で用いる治具は、特殊な信号を出力する必要はない。従って、単にSDコネクタ130と端子形状が合う変換治具510を用いることができる。変換治具510が接続される場合には所定の操作子の操作によりバススイッチ120がUARTバス側に切り替わっていることを前提に考えれば、変換治具510がSD規格に従った信号送受信を行うことができる必要もない。
変換治具510は、PC600に接続する汎用書き込み治具520の端子形状をSDコネクタ130に合わせるためのアダプタとして構成すればよい。
図8に、マイコン110のCPUが実行する、バススイッチ120の切替処理のフローチャートを示す。
マイコン110のCPUは、電源が供給されると、図8のフローチャートに示す処理を開始する。そしてまず、キーマトリクス150における所定のキーが操作されているか否か判断する(S21)。この所定のキーの操作が特定の操作に該当する。そして、操作されていれば、バススイッチ120をUARTバス側に切り替える(S22)。このことにより、変換治具510等を介してPC600とマイコン110とが接続され、PC600からマイコン110に対してデータを書き込み可能な状態となる。すなわち、SDコネクタ130に接続された外部ユニットを書き込み治具として使用する状態となる。
一方、ステップS21で操作されていない場合、バススイッチ120をSDバス側に切り替える(S23)。この場合、メディアコントローラ140により、SDカード400に対する通常のデータの読み書きのサービスが提供される。すなわち、SDコネクタ130に接続された外部ユニットをSDカードとして使用する状態となる。
そして、ステップS22及びS23のいずれの場合も、そのまま処理を終了する。従って、一旦切り替えたバススイッチ120の状態は、電源がOFFされるまで維持される。
以上の構成によっても、ユーザに対して提供するインタフェースであるSDコネクタ130に変換治具510を接続可能であるので、外装やユニットを取り外すことなくプログラムの書き換えが可能である。また、変換治具510を接続可能とするために余分なスペースを取ることもない。また、変換治具510を検出するためのロジックICも不要であるため、低コストであり、実装スペースも抑えることができる。
〔第6実施形態:図9,図10〕
次に、この発明の電子装置の第6実施形態である画像形成装置について説明する。
図9に、第6実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示す。
この画像形成装置300は、図7に示した第5実施形態の画像形成装置とほぼ同じ構成である。相違点は、マイコン110が、UARTに代えてJTAG(Joint Test Action Group)規格のインタフェースを備え、マイコン110が実行するプログラムのデバッグ機能を提供する点である。そして、これに伴い、バススイッチ120とマイコン110とが、UARTバスではなくJTAGバスにより接続されている
そして、第6実施形態の画像形成装置300においては、SDコネクタ130に変換治具510を接続することにより、PC600から汎用デバッグ治具530及び変換治具510を介してマイコン110が実行するプログラムのデバッグを行うことができる。
図10に、第6実施形態においてマイコン110のCPUが実行する、バススイッチ120の切替処理のフローチャートを示す。
この処理も、図8に示した第5実施形態の処理とほぼ同じである。上述のバスの変更に伴い、ステップS22′でバススイッチをJTAGバス側に切り替える点が異なるのみである。このことにより、変換治具510等を介してPC600とマイコン110とが接続され、PC600からマイコン110に対してプログラムのデバッグが可能な状態となる。すなわち、SDコネクタ130に接続された外部ユニットをデバッグ治具として使用する状態となる。
この第6実施形態の構成によっても、第5実施形態の場合と同様な効果が得られる。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、各部の具体的な構成、信号の種類、用いる規格の種類、処理の具体的な内容等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、治具を接続するコネクタはSD規格のコネクタに限られない。また、治具を接続して行う動作も、プログラムの書き換え及びデバッグには限られない。また、使用するバスも、SDバス、UARTバス及びJTAGバスに限られない。
また、治具を接続するコネクタと、そのコネクタから入力する信号の接続先を切り替えるスイッチと、そのスイッチの切替を制御する制御手段とを備える操作部100又はコントローラ200は、それ単独で、この発明の電子装置の実施形態である。このような操作部100やコントローラ200は、画像形成装置に設けられるものに限らない。
また、この発明の電子装置を、操作部やコントローラとして構成することも必須ではなく、任意の電子装置として構成することができる。
また、以上説明してきた実施形態及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
100:操作部、110:マイコン、120,220:バススイッチ、130,230:SDコネクタ、140:メディアコントローラ、150:キーマトリクス、200:コントローラ、210:CPU、240:アンドゲート、300:画像形成装置、400:SDカード、500:治具、510:変換治具、520:汎用書き込み治具、600:PC
特開2003−99274号公報 特開2001−47689号公報

Claims (8)

  1. 特定の規格に従ったコネクタと、
    前記コネクタに接続された外部ユニットから入力する第1信号を検出する検出手段と、
    前記コネクタに接続された外部ユニットから入力する第2信号の伝送先を、前記特定の規格に従った処理を行う第1処理部と、前記特定の規格以外の処理を行う第2処理部との間で切り替える切替手段と、
    前記検出手段が、前記第1信号の状態が前記特定の規格に従った動作で取り得ない状態となったことを検出した場合に、前記第2信号の伝送先を前記第2処理部とするよう前記切替手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする電子装置。
  2. 請求項1に記載の電子装置であって、
    前記コネクタは、SDカードスロットであり、
    前記第1信号は、カード検出信号とライトプロテクト信号であることを特徴とする電子装置。
  3. 特定の規格に従ったコネクタと、
    前記コネクタに接続された外部ユニットから入力する信号の伝送先を、前記特定の規格に従ったデータを処理する第1処理部と、前記特定の規格以外のデータを処理する第2処理部との間で切り替える切替手段と、
    操作手段と、
    前記操作手段において特定の操作がされたことを検出した場合に、前記信号の伝送先を前記第2処理部とするよう前記切替手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする電子装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子装置であって、
    前記第2処理部は、当該電子装置が記憶するプログラムの書き換え機能を提供することを特徴とする電子装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子装置であって、
    前記第2処理部は、当該電子装置が実行するプログラムのデバッグ機能を提供することを特徴とする電子装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電子装置であって、
    前記第2処理部は、UARTであることを特徴とする電子装置。
  7. 請求項1乃至3及び5のいずれか一項に記載の電子装置であって、
    前記第2処理部は、JTAG規格のインタフェースであることを特徴とする電子装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電子装置を備えた画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105701011A (zh) * 2015-12-31 2016-06-22 上海盈方微电子有限公司 一种调试方法、应用该方法的电子产品及调试卡

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