JP2015173391A - 演算装置及び演算方法、並びにコンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】演算装置(1)は、音源(300)からの音を少なくとも2箇所(210,220)で検出する音検出手段(110)と、少なくとも2箇所の各々で音を検出した時間(T0,T1)に基づいて、音が音源から伝播する伝播方向に関連する演算を実行する演算手段(120)とを備える。このような演算装置によれば、音響空間内に放射された音の流れを、直感的且つ簡易的に知ることが可能となる。
【選択図】図6
Description
本実施形態に係る演算装置は、音源からの音を少なくとも2箇所で検出する音検出手段と、前記少なくとも2箇所の各々で前記音を検出した時間に基づいて、前記音が前記音源から伝播する伝播方向に関連する演算を実行する演算手段とを備える。
本実施形態に係る演算装置の一態様では、前記音検出手段は、基準位置と、該基準位置の周辺に位置する少なくとも1箇所の周辺位置とで夫々前記音を検出し、前記演算手段は、前記基準位置と前記周辺位置とで前記音を検出した時間差に基づいて、前記基準位置における前記伝播方向に関連する演算を実行する。
上述の如く基準位置と周辺位置とで音を検出する態様では前記音検出手段は、前記基準位置と、該基準位置と同一平面上の周辺位置である第1周辺位置及び第2周辺位置と、前記同一平面上でない周辺位置である第3周辺位置とで夫々音を検出し、前記演算手段は、前記基準位置と、前記第1周辺位置、前記第2周辺位置及び前記第3周辺位置とで前記音を検出した時間差に基づいて、前記基準位置における3次元の前記伝播方向に関連する演算を実行してもよい。
上述の如く基準位置と周辺位置とで音を検出する態様では、前記演算手段は、前記基準位置及び前記周辺位置の各々で検出した前記音を示す信号の第1ピーク又は最大値の時間差に基づいて、前記基準位置における前記伝播方向に関連する演算を実行してもよい。
上述の如く基準位置と周辺位置とで音を検出する態様では、前記演算手段は、前記基準位置及び前記周辺位置の各々で検出した前記音を示す信号に、所望の周波数に対応する正弦波を畳み込み演算し、前記基準位置における前記所望の周波数を有する音の前記伝播方向に関連する演算を実行してもよい。
上述の如く所望の周波数に対応する正弦波の畳み込み演算を実行する態様では、前記演算手段は、前記基準位置及び前記周辺位置で前記音を検出した時間差の所定期間の平均値に基づいて、前記基準位置における前記伝播方向に関連する演算を実行してもよい。
本実施形態に係る演算装置の他の態様では、前記演算手段は、前記少なくとも2箇所の各々で前記音を検出した時間に加えて、前記少なくとも2箇所の各々で検出した前記音の音圧に基づいて、前記伝播方向に関連する演算を実行する。
本実施形態に係る演算装置の他の態様では、前記演算手段による演算結果に応じて、前記伝播方向を表示する表示手段を更に備える。
上述の如く表示手段を更に備える態様では、前記表示手段は、前記伝播方向をベクトル表示してもよい。
本実施形態に係る演算方法は、音源からの音を少なくとも2箇所で検出する音検出工程と、前記少なくとも2箇所の各々で前記音を検出した時間に基づいて、前記音が前記音源から伝播する伝播方向に関連する演算を実行する演算工程とを備える。
本実施形態に係るコンピュータプログラムは、音源からの音を少なくとも2箇所で検出する音検出工程と、前記少なくとも2箇所の各々で前記音を検出した時間に基づいて、前記音が前記音源から伝播する伝播方向に関連する演算を実行する演算工程とをコンピュータに実行させる。
本実施形態に係る記録媒体は、上述した本実施形態に係るコンピュータプログラムが記録されている。
初めに、図1を参照しながら、第1実施例に係る演算装置100の構成について説明する。ここに図1は、第1実施例に係る演算装置の全体構成を示す概略図である。
次に、図6から図10を参照しながら、第2実施例に係る演算装置について説明する。ここに図6は、第2実施例に係る音源と基準マイク及び周辺マイクの位置関係を示す概念図である。また図7は、第2実施例に係る基準マイク及び周辺マイクで検出された信号を示すグラフであり、図8は各周辺マイクに対応して演算される時間差ベクトルを示す概念図である。更に図9は、各周辺マイクに対応して演算される時間差ベクトルの合成を示す概念図であり、図10は、表示部における表示例を示す平面図である。
合成の結果、伝播方向ベクトルD3は、Y方向の成分が相殺され、X方向の正方向のベクトルとして算出される。
次に、図11を参照しながら、第3実施例に係る演算装置について説明する。ここに図11は、第3実施例に係る畳み込み演算を示す概念図である。
次に、図12を参照しながら、第4実施例に係る演算装置について説明する。ここに図12は、第4実施例に係る平均値の演算方法を示す概念図である。
同様に、第2ピーク同士の時間差T2は、基準マイク信号の第2ピークの検出時間T02及び周辺マイクの第1ピークの検出時間T12を用いて以下の数式(3)で算出される。
そして、第nピーク同士の時間差Tnは、基準マイク信号の第nピークの検出時間T0n及び周辺マイクの第1ピークの検出時間T1nを用いて以下の数式(4)で算出される。
これらn個の時間差T1〜Tn算出されると、n個の時間差T1〜Tnの平均値Taが以下の数式(5)を用いて算出される。
このようにして算出された時間差の平均値Taを用いれば、1つのピークの時間差のみを用いる場合と比べて、空間に放射された音の定常的な音の伝搬方向を演算することができる。
110 音検出部
120 演算部
121 時間差算出部
122 伝播方向算出部
210 基準マイク
220 周辺マイク
300 音源
400 表示部
500 ユーザ
Claims (12)
- 音源からの音を少なくとも2箇所で検出する音検出手段と、
前記少なくとも2箇所の各々で前記音を検出した時間に基づいて、前記音が前記音源から伝播する伝播方向に関連する演算を実行する演算手段と
を備える演算装置。 - 前記音検出手段は、基準位置と、該基準位置の周辺に位置する少なくとも1箇所の周辺位置とで夫々前記音を検出し、
前記演算手段は、前記基準位置と前記周辺位置とで前記音を検出した時間差に基づいて、前記基準位置における前記伝播方向に関連する演算を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の演算装置。 - 前記音検出手段は、前記基準位置と、該基準位置と同一平面上の周辺位置である第1周辺位置及び第2周辺位置と、前記同一平面上でない周辺位置である第3周辺位置とで夫々音を検出し、
前記演算手段は、前記基準位置と、前記第1周辺位置、前記第2周辺位置及び前記第3周辺位置とで前記音を検出した時間差に基づいて、前記基準位置における3次元の前記伝播方向に関連する演算を実行する
ことを特徴とする請求項2に記載の演算装置。 - 前記演算手段は、前記基準位置及び前記周辺位置の各々で検出した前記音を示す信号の第1ピーク又は最大値の時間差に基づいて、前記基準位置における前記伝播方向に関連する演算を実行することを特徴とする請求項2又は3に記載の演算装置。
- 前記演算手段は、前記基準位置及び前記周辺位置の各々で検出した前記音を示す信号に、所望の周波数に対応する正弦波を畳み込み演算し、前記基準位置における前記所望の周波数を有する音の前記伝播方向に関連する演算を実行することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の演算装置。
- 前記演算手段は、前記基準位置及び前記周辺位置で前記音を検出した時間差の所定期間の平均値に基づいて、前記基準位置における前記伝播方向に関連する演算を実行する
ことを特徴とする請求項5に記載の演算装置。 - 前記演算手段は、前記少なくとも2箇所の各々で前記音を検出した時間に加えて、前記少なくとも2箇所の各々で検出した前記音の音圧に基づいて、前記伝播方向に関連する演算を実行することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の演算装置。
- 前記演算手段による演算結果に応じて、前記伝播方向を表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の演算装置。
- 前記表示手段は、前記伝播方向をベクトル表示することを特徴とする請求項8に記載の演算装置。
- 音源からの音を少なくとも2箇所で検出する音検出工程と、
前記少なくとも2箇所の各々で前記音を検出した時間に基づいて、前記音が前記音源から伝播する伝播方向に関連する演算を実行する演算工程と
を備える演算方法。 - 音源からの音を少なくとも2箇所で検出する音検出工程と、
前記少なくとも2箇所の各々で前記音を検出した時間に基づいて、前記音が前記音源から伝播する伝播方向に関連する演算を実行する演算工程と
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項11に記載のコンピュータプログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
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JP2014048817A JP2015173391A (ja) | 2014-03-12 | 2014-03-12 | 演算装置及び演算方法、並びにコンピュータプログラム及び記録媒体 |
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2014
- 2014-03-12 JP JP2014048817A patent/JP2015173391A/ja active Pending
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