JP2015172667A - 光学系およびそれを備えた撮像装置 - Google Patents

光学系およびそれを備えた撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ライトフィールドを取得し、小型で且つ瞳変動の影響を低減した光学系を提供すること。
【解決手段】物体側から像側に順に、正の角倍率を有する対物光学系(101)と、2次元的に配列された複数の結像光学系(102a〜102j)と、を有し、前記複数の結像光学系のうち1つの結像光学系の焦点距離をf、前記対物光学系の焦点距離をf、としたとき、
【数1】

なる条件を満たすことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体空間を複数の視点から観察した像を結像する光学系に関する。
近年、撮像素子で取得されたデータに対し、演算とそれに対応した画像処理を行うことで様々な画像を出力する撮像装置が提案されている。特許文献1及び2では、それぞれ構成は異なるものの、メインレンズより像側にレンズアレイを配置することで、被写体空間のライトフィールドを取得する撮像装置が開示されている。ライトフィールドとは、被写体空間における光の2次元強度分布と光線の角度情報を合わせた視差情報を指し、これを取得することで被写体空間の3次元的な情報を得ることができる。ライトフィールドの取得により前述の撮像装置では、リフォーカスと呼ばれる撮影後における画像のピント制御や、撮影視点の変更、被写界深度の制御等が可能となる。
また、特許文献3では、複数の結像光学系より物体側に共通の対物光学系を配置する立体画像撮影装置が開示されている。
米国特許第7962033号明細書 特許第4752031号 特開2003−005313号公報
しかしながら、特許文献1ではレンズアレイより物体側に配置されたメインレンズの射出瞳が変倍やフォーカスなどによって変化した場合、以下に示すような問題が生じる。図8は特許文献1で開示されているライトフィールドを取得する構成の概略図である。メインレンズ901は、被写体面201からの光線を一次結像面901dへ結像し、その像をレンズアレイ902が撮像素子903へ再結像する。なお、901aは物体側主平面であり、901cは像側主平面である。図8(a)に示されるように、レンズアレイ902が被写体面201からの光束を分割するように配置されていれば、ライトフィールドを取得できる。しかし、図8(a)の状態から、メインレンズ901の射出瞳面901bが変動した場合、ライトフィールドのサンプリングは変化し、図8(b)のように被写体面201からの光束はレンズアレイ902によって分割されない。故にライトフィールドが取得できず、リフォーカスなどを行えなくなる。さらに、射出瞳面901bの変動によって光束の分割数が変わると、撮像素子903で光線の入射しない画素領域である不感帯や、異なる視差情報を持つ光線が同一の画素に入射するクロストークが発生してしまう問題が生じる。この問題は、特許文献2の構成に関しても同様に発生する。
また、特許文献3の構成は、2次元的な視差情報、つまりライトフィールドを取得する構成になっておらず、また光学系の小型化に必要な要因に関する言及もない。
そこで本発明の目的は、ライトフィールドを取得する光学系であって、小型で且つ瞳変動の影響を低減した光学系およびそれを備えた撮像装置を提供することである。
本発明の一側面としての光学系は、物体側から像側に順に、正の角倍率を有する対物光学系と、2次元的に配列された複数の結像光学系と、を有し、前記複数の結像光学系のうち1つの結像光学系の焦点距離をf、前記対物光学系の焦点距離をf、としたとき、
なる条件を満たすことを特徴とする。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、ライトフィールドを取得し、小型で且つ瞳変動の影響を低減した光学系を提供することができる。
本発明の実施例1乃至4における光学系の概略説明図である。 本発明の実施例1乃至4における撮像装置のブロック図である。 本発明の実施例1における複数視点光学系の断面図および結像光学系の配列に関する概略図である。 本発明の実施例2における複数視点光学系の断面図および結像光学系の配列に関する概略図である。 本発明の実施例3における複数視点光学系の断面図および結像光学系の配列に関する概略図である。 本発明の実施例4における画像処理システムのブロック図である。 本発明の実施例4における複数視点光学系の断面図である。 従来技術における瞳変動の影響を示した説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は本発明における複数視点光学系の概略を1次元的に示した図である。ここで複数視点光学系とは、被写体空間を複数の位置から観察した像を結像する光学系を指す。被写体面201からの光束は、略アフォーカルなコンバータ101を通過した後、複数の結像光学系A102a乃至C102cで複数に分割されて、像側共役面202に結像される。これによってライトフィールドを取得することができる。図1では1次元的に表されているが、本発明の複数視点光学系では、複数の結像光学系102が2次元的に配列されているため、2次元的な視差情報を得ることができる。
ここで、被写体面201上には、必ずしも人物や物体が存在していなくてよい。これはリフォーカスによって、被写体面201より奥、或いは手前に存在する人物や物体に撮影後でもピント位置を制御できるためである。
さらに、以下の実施例の説明は、簡単のために1次元系を用いて行う場合があるが、2次元系に関しても同様の議論が成り立つ。
本発明の複数視点光学系を撮像装置に適用した第1の実施例に関して説明する。
図2は本発明の実施例1にかかる撮像装置のブロック図である。不図示の被写体空間からの光線は、複数視点光学系103へ入射する。複数視点光学系103は、図1と同様の構成をしている。複数視点光学系103を通過した光線は、撮像素子104で受光され、光エネルギーがアナログの電気信号へと変換される。撮像素子104は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)などの2次元撮像素子である。変換されたアナログ信号はA/Dコンバータ105で、さらにデジタル信号へと変換される。該デジタル信号は、画像処理部106で所定の処理をかけられ、画像記録媒体111に特定のフォーマットで記録される。この際、状態検知部109から得られた撮像装置の撮影条件も同時に保存される。撮影条件とは、撮影距離や絞り値、ズームレンズにおける焦点距離などである。状態検知部109は、システムコントローラ112から撮影条件を得てもよいし、複数視点光学系103に関する情報に関しては、光学系制御部108から得てもよい。画像記録媒体111に記録された画像を表示部107に表示する際には、画像処理部106で撮影条件に基づいた再構成処理が行われる。その結果、表示部107には所望のピント位置や視点、或いは被写界深度に再構成された画像が表示される。また、高速化のために所望の表示設定(視点、ピント、被写界深度など)を事前に記憶部110へ保存しておき、画像記録媒体111を介さず再構成画像を表示部107に表示させてもよい。さらに、画像記録媒体111に記録する画像は再構成後の画像でもよい。
一連の制御はシステムコントローラ112で行われ、複数視点光学系103の機械的な駆動はシステムコントローラ112の指示によって光学系制御部108が行う。
画像処理部106で行われる再構成処理に関しては、特許文献2に記載されているため、ここでは詳細な説明を省く。簡単に述べると、複数視点からの画像を取得しているので、各視点の画像をずらして重ね合わせることでリフォーカスを行える。この時、用いる画像は全視差画像でもよいし、一部の視差画像でもよい。また、重ね合わせる際に視点ごとに異なる重み付けをしてもよい。撮影後の被写界深度制御と視点操作は、視差画像の一部を選択的に使用することで行える。
次に、複数視点光学系103に関して説明する。本実施例の複数視点光学系103の断面図の詳細は図3(a)で表される。物体側から像側へ順に、コンバータ(対物光学系)101、2次元的に配列された結像光学系A102a乃至J102j(複数の結像光学系)が配置されている。SPは開口絞りである。結像光学系A102a乃至J102jは、図3(b)のように配列されており、六回対称性を有している。ここで図3(b)中の破線は、コンバータ101の最も像側に位置するレンズの有効径を示す。ただし、結像光学系の配列はこれに限定されず、水平と垂直方向の視差情報が取得できるよう、2次元的に配列されていればよい。たとえば、コンバータ101を通過した光線が、2次元的に配列された少なくとも3つ以上の結像光学系に入射するように配列してもよい。また、結像光学系の配列数もこれに限定されない。本実施例において、結像光学系A102a乃至J102jは全て同じ光学系となっているが、各々の光学的性質を変化させてもよい。このことは、後述する他の実施例でも同じである。被写体空間からの光束は、コンバータ101によって光束の幅を変化させられ、結像光学系A102a乃至J102jで集光される。この時、結像光学系A102a乃至J102jが異なる位置から被写体空間を観察しているため、視差情報、つまりライトフィールドを取得することができる。フォーカス時には、結像光学系A102a乃至J102j全体を駆動する。
コンバータ101は、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群L1、負の屈折力を有する第2レンズ群L2、正の屈折力を有する第3レンズ群L3からなり、各レンズ群の間隔が変化することでズームを行う。コンバータ101は広角端から望遠端まで、略アフォーカルな光学系となっている。ここで、略アフォーカルとは、完全にアフォーカルな場合と、許容誤差の範囲内で完全にアフォーカルな場合からずれている場合とを含む意味である。故に、コンバータ101で変倍やフォーカスを行っても、結像光学系A102a乃至J102jに入射する光束は、大きく変化しない。これにより、変倍やフォーカスに伴う瞳変動がもたらすライトフィールドのサンプリングへの影響を著しく抑制できる。また同時に、不感帯やクロストークの増大を抑えることもできる。ここで、コンバータ101は結像光学系A102a乃至J102jに対し着脱式(着脱可能)となっていることが望ましい。コンバータ101は略アフォーカルのため、取り外せば結像光学系A102a乃至J102jのみでライトフィールドを取得できる。さらに、ユーザーの必要に応じて、コンバータ101とは異なる角倍率を有する略アフォーカルなコンバータ(不図示)を装着させてもよい。これによって、様々な焦点距離での撮影が可能となり、且つ常に一定の視差情報を取得することができる。
ここで、略アフォーカルとは、コンバータ101の焦点距離をf、結像光学系A102a乃至J102jのうち1つの結像光学系の焦点距離をfとした時、以下の条件式(1)を満たすことを指す。
ここで、コンバータ101が完全なアフォーカル系の場合、fは正、又は負の無限大となることとする。条件式(1)を満たすことで、コンバータ101が略アフォーカルとなり、ライトフィールドのサンプリングに対する変倍やフォーカスの依存性を下げられる。また、条件式(1)を満たす異なるコンバータとの入れ替えも可能となる。条件式(1)の下限は、理論的に超えることができない。上限を超えると、被写体空間から複数視点光学系103へ入射する光線の角度と、コンバータ101を通過した光線の角度の差が大きくなってしまう。この場合、変倍やフォーカス、或いはコンバータの着脱によってライトフィールドのサンプリングが変化しやすくなってしまう。
望ましくは、以下の条件式(1a)の範囲内とすることで、ライトフィールドのサンプリングの変化を更に抑制できる。
更に望ましくは、以下の条件式(1b)の範囲内に収めることで、ライトフィールドのサンプリングの変化をより大きく抑制できる。
では次に、複数視点光学系103の小型化に関して説明する。本実施例において、コンバータ101は被写体空間からの光束を一度も結像せずに、結像光学系A102a乃至J102jへ入射させる。この時、コンバータ101の角倍率は正である。光束がコンバータ101内で一回以上結像する場合、光線を結像させる分、コンバータ101の全長が大きくなってしまう。そのため、コンバータ101は内部で光束を結像させない構成となっている。コンバータ101内で光束が一回結像する場合、コンバータの角倍率は負となる。よって、コンバータ101の角倍率を正とすることで、コンバータ101の全長短縮が図れる。
また、一定の光量を確保しつつ光学系の小型化を図るために、以下の条件式(2)を満たすことが望ましい。
ここで、Nはコンバータ101を通過した光線が入射する結像光学系の数であり、fとFはそれぞれ上記光線が入射するi番目の結像光学系の焦点距離とF値、Dはコンバータ101の最も像側のレンズの有効径である。実施例1では、コンバータ101を通過した光線が入射する結像光学系は、結像光学系A102a乃至J102jである。
条件式(2)は、コンバータ101を通過した光束のうち、撮像素子104で受光される光の割合を示す。つまり、条件式(2)の値が1に近いほど、コンバータ101に入射した光量を効率的に撮像素子104へ転送することができる。コンバータ101からおよそDの直径を持つ光束が射出され、結像光学系A102a乃至J102jは該光束から各々f/F程度の直径の光束を取り込む。それらの面積比が、撮像素子104へ入射する光量の目安となる。条件式(2)の上限は、コンバータ101を通過した光束が無駄なく撮像素子104で受光される場合に対応する。下限を超えると、コンバータ101の通過した光束の多くが撮像素子104で受光されなくなる。そのため、一定の光量を確保しようとすると、複数視点光学系103を大きくする必要がある。故に、条件式(2)を満たすことで、光量を確保しつつ複数視点光学系103の小型化を図ることができる。
望ましくは、以下の条件式(2a)の範囲に収めることで、光量を確保しつつより光学系の小型化を図れる。
更に望ましくは、以下の条件式(2b)の範囲とすることで、更に光量を確保しつつより光学系の小型化を図ることができる。
また、コンバータ101の小型化のため、以下の条件式(3)を満たすことが望ましい。
ここで、コンバータ101を通過した光線が入射する結像光学系のうち、コンバータ101の光軸から最も離れた結像光学系をEOとした時、dmaxはコンバータ101とEOの間隔の最大値、fEOはEOの焦点距離である。実施例1における結像光学系EOは、結像光学系A102a又は結像光学系D102dである。
条件式(3)は、コンバータ101の径を小型化する条件式である。コンバータ101の最も像側に位置するレンズの径は、結像光学系EOの画角を決定する光束が完全に遮られないように設定される。しかし、上記画角を決定する光束はコンバータ101の光軸から離れていくため、dmaxが大きくなるほど上記レンズの径も大きくなる。また一般に、焦点距離は小さいほど像が縮小されるので、光学系の画角は大きくなる。故に、fEOが小さいほど、dmaxもより小さくなければならない。これらを考慮したのが、条件式(3)である。条件式(3)の上限を超えると、コンバータ101が大型化してしまう。条件式(3)の下限は、理論的に超えることができない。
望ましくは、以下の条件式(3a)の範囲に収めることで、コンバータ101をより小型化できる。
更に望ましくは、以下の条件式(3b)の範囲とすることで、コンバータ101を更に小型化できる。
加えて、コンバータ101は小型化のため、以下の条件式(4)を満たすことが望ましい。
ここで、γmaxはコンバータ101の角倍率の最大値である。
コンバータ101に被写体空間から入射する光軸と平行な光束を考えた時、角倍率は入射する光束の幅を、コンバータ101を通過した後の光束の幅で除した値である。よって、角倍率の最大値γmaxが大きいほど、前述の入射する光束の幅が大きくなるため、コンバータ101の前玉が大型化してしまう。そのため、複数視点光学系103の小型化のためには、γmaxの値を適正な範囲に収める必要がある。条件式(4)の上限を超えると、コンバータ101の前玉径が大きくなり、光学系全体の大型化を招く。条件式(4)の下限を超えると、角倍率が負になるため、光束がコンバータ101を通過する途中で一回結像する必要がある。この時コンバータ101の全長が大きくなってしまうので、小型化を図ることができなくなる。
望ましくは、以下の条件式(4a)の範囲とすることで、コンバータ101をより小型化できる。
更に望ましくは、以下の条件式(4b)の範囲とすることで、コンバータ101の更なる小型化を図れる。
次に、直径がコンバータ101の最も像側のレンズの有効径と等しく、コンバータ101の光軸を中心とした円柱を考える。コンバータ101を通過した光束の入射する結像光学系の光軸は、該円柱内に収まっていることが望ましい。これによって複数視点光学系が、光軸と垂直な方向へ大型化することを防げる。
また、結像光学系A102a乃至J102jのそれぞれは複数枚のレンズによって構成されていることが望ましい。結像光学系A102a乃至J102jのそれぞれは、コンバータ101と比較して系のサイズが小さい。故に、コンバータ101に比べて収差を補正するためにレンズ枚数を増やしても、複数視点光学系103の全長に対する寄与が小さくて済む。これによって高性能、かつ小型でライトフィールドを取得できる複数視点光学系103を得ることができる。
さらに、結像光学系A102a乃至J102jは、単焦点レンズであることが望ましい。単焦点レンズとすることで、ズームレンズよりも少ないレンズ枚数で高い性能を得ることができる。また、レンズの駆動機構も簡略化できる。これにより、ライトフィールドを取得する小型で高性能な複数視点光学系103を得られる。
加えて、小型かつ高性能でライトフィールドが取得可能な複数視点光学系103を得るため、以下の条件式(5)を満たすことが望ましい。
ここで、Mはコンバータ101を通過した光線の入射する結像光学系の1次元方向(すなわち、光軸直交方向に平行な方向)における最大配列数、bはMに含まれる結像光学系のバックフォーカスである。
条件式(5)は、複数視点光学系103が小型かつ高性能となるための条件式である。コンバータ101を通過した光束の幅は、コンバータ101の最も像側に位置するレンズの有効径とおおよそ等しい。上記光束が入射する結像光学系A102a乃至J102jの径は、互いが干渉しないために、上記レンズの有効径をM分割した長さが最大値となる。上記径に対してbが大きくなると、各結像光学系A102a乃至J102jのF値が高くなり、回折限界となる空間周波数が小さくなってしまう。また、bが大きくなると、光学系の全長も大きくなってしまう。よって、条件式(5)の範囲へ値を収めることが望ましい。条件式(5)の上限を超えると、光学系の大型化と回折限界となる空間周波数の低下を招く。条件式(5)の下限は、理論的に超えることができない。
望ましくは、以下の条件式(5a)の範囲とすることで、より小型かつ高性能でライトフィールドを取得できる複数視点光学系103を得ることができる。
更に望ましくは、以下の条件式(5b)の範囲とすることで、更に小型かつ高性能でライトフィールドを取得できる複数視点光学系103を得ることができる。
実施例1において、N=10、M=4であり、条件式(1)乃至(5)の値は、表1の通りである。また、結像光学系A102a乃至J102jにおけるそれぞれのF値は3.5、画角は17.3°、像高は0.22mmである。さらに、隣接する結像光学系どうしにおける光軸の間隔は0.45mmである。
以上の構成によって、ライトフィールドを取得し、小型で且つ瞳変動の影響を低減した複数視点光学系を提供することができる。
本発明の複数視点光学系を撮像装置に適用した第2の実施例に関して説明する。
実施例2の基本構成は図2で表され、その説明は実施例1と同様である。ただし、実施例2では、複数視点光学系103の像側に複数の撮像素子A104a乃至G104gが配されている。
複数視点光学系103の断面図は図4(a)で表される。コンバータ101を通過した光線は、2次元的に配列された結像光学系A102a乃至G102gへ入射する。SPは開口絞りである。結像光学系A102a乃至G102gは、図4(b)のように六回対称性を有した配列をしており、それぞれに対応するように撮像素子A104a乃至G104gが配されている。実施例2ではコンバータ101の像側に2種類の結像光学系が配置されている。結像光学系A102a、E102e、G102gが広角レンズであり、残りの4つの結像光学系が望遠レンズになっている。広角、及び望遠レンズがそれぞれ2次元的に配列されているため、各画角においてライトフィールドが取得されている。
実施例2におけるEOは、結像光学系A102a及びC102c乃至G102gである。
コンバータ101は、物体側から像側に順に、正の屈折力を有する第1レンズ群L1、負の屈折力を有する第2レンズ群L2、正の屈折力を有する第3レンズ群L3からなり、各レンズ群の間隔が変化することで変倍を行う。フォーカス時には、結像光学系A102a乃至G102gの位置を変化させる。また、コンバータ101は着脱式となっている。
実施例2において、N=7、M=3であり、条件式(1)乃至(5)の値は、表1の通りである。また、結像光学系A102a乃至G102gにおけるそれぞれのF値は3.5、像高は0.32mmである。画角は、広角側の結像光学系A102a、E102e、G102gが24.5°、残りの望遠側が17.3°である。さらに、隣接する結像光学系どうしにおける光軸の間隔は0.74mmである。
以上の構成によって、ライトフィールドを取得し、小型で且つ瞳変動の影響を低減した複数視点光学系を提供することができる。
本発明の複数視点光学系を撮像装置に適用した第3の実施例に関して説明する。
実施例3の基本構成は図2で表され、その説明は実施例1と同様である。
複数視点光学系103の断面図は図5(a)で表される。コンバータ101を通過した光線は、2次元的に配列された結像光学系A102a乃至G102gへ入射する。SPは開口絞りである。結像光学系A102a乃至G102gは、図5(b)のような二回対称性を有する配列をしている。
実施例3におけるEOは、結像光学系A102a及びC102cである。
コンバータ101は、物体側から像側に順に、正の屈折力を有する第1レンズ群L1、正の屈折力を有する第2レンズ群L2、負の屈折力を有する第3レンズ群L3、正の屈折力を有する第4レンズ群L4からなる。また、各レンズ群の間隔が変化することでズームを行う。フォーカス時には、第2レンズ群L2の位置を変化させる。また、コンバータ101は着脱式となっている。
実施例3において、N=7、M=3であり、条件式(1)乃至(5)の値は、表1に示した通りである。また、結像光学系A102a乃至G102gにおけるそれぞれのF値は9.27、画角は6.9°、像高は0.083mmである。さらに、結像光学系A102aとB102bにおける光軸の間隔は0.16mmである。
以上の構成によって、ライトフィールドを取得し、小型で且つ瞳変動の影響を低減した複数視点光学系を提供することができる。
本発明の複数視差光学系を適用した画像処理システムである実施例4に関して説明する。
図6は本発明の実施例4にかかる画像処理システムのブロック図である。撮像装置301は図2と同様の構成をとっている。画像処理装置302は実施例1で述べた画像再構成処理を行うコンピュータ機器である。撮像装置301で取得された視差画像は、画像処理装置302で所定の再構成処理を施されて、記録媒体303、表示機器304、出力機器305のいずれか又は複数に出力される。ここで、記録媒体303は半導体メモリーやハードディスク、ネットワーク上のサーバー等である。出力機器305はプリンタ等が挙げられる。画像処理装置302には液晶ディスプレイ等の表示機器304が接続され、ユーザーはこの表示機器304を介して再構成された画像を確認しながら作業を行うことができる。画像処理ソフトウェア306は前述の再構成処理の他に、必要に応じて現像処理やその他の画像処理機能を有している。
撮像装置301が備える複数視点光学系103の断面図は、図7で表される。コンバータ101を通過した光線は、2次元的に配列された結像光学系A102a乃至G102gへ入射する。SPは開口絞りである。結像光学系A102a乃至G102gは、図5(b)のような配列をしている。
実施例4におけるEOは、結像光学系A102a及びC102cである。
コンバータ101は、負の屈折力を有する角倍率が固定のコンバータとなっており、着脱式である。フォーカス時には、結像光学系A102a乃至G102gを駆動する。
実施例4において、N=7、M=3であり、条件式(1)乃至(5)の値は、表1に示した通りである。また、結像光学系A102a乃至G102gにおけるそれぞれのF値は7.49、画角は6.8°、像高は0.089mmである。さらに、結像光学系A102aとB102bにおける光軸の間隔は0.24mmである。
以上の構成によって、ライトフィールドを取得し、小型で且つ瞳変動の影響を低減した複数視点光学系を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について述べたが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形、及び変更が可能である。
次に各実施形態におけるデータを以下に示す。jは拡大側からの面の順序を示し、rは第j面の曲率半径、dは第j面と第j+1面間のレンズ肉厚或いは空気間隔、nとνはそれぞれd線に対する屈折率とアッベ数を表す。k、A、A、A、A10は非球面係数である。非球面形状は、各光学系の光軸から高さhでの光軸方向の変位を、面頂点を基準としてxとするとき以下の式で定義される。
ここでrは近軸曲率半径である。
なお、e−yの表示は、10−yの意である。

数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 6.045 0.13 1.92286 18.9 4.07
2 4.764 0.52 1.51742 52.4 3.93
3 -59.748 (可変) 3.93
4 -10.039 0.07 1.69680 55.5 2.40
5 4.406 0.25 2.33
6 -8.967 0.14 1.78800 47.4 2.33
7 8.616 0.33 1.80809 22.8 2.33
8 -12.929 1.64 2.33
9 3.558 0.15 1.49700 81.5 2.27
10 3.846 (可変) 2.27
11 8.337 0.29 1.49700 81.5 2.20
12 -7.825 0.01 2.20
13 4.023 0.08 1.92286 18.9 2.07
14 3.528 (可変) 2.07
15* 0.455 0.12 1.74320 49.3 0.45
16 -1.783 0.04 1.51742 52.4 0.42
17 1.035 0.03 0.37
18(絞り) ∞ 0.03 0.36
19 2.601 0.03 1.69895 30.1 0.34
20 0.319 0.12 0.33
21 -0.322 0.06 1.84666 23.9 0.34
22 -0.366 0.01 0.39
23 1.292 0.09 1.56907 71.3 0.44
24* -0.925 (可変) 0.45
像面 ∞

非球面データ
第15面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.95077e-001 A 6=-2.17220e+000 A 8=-2.85151e+001

第24面
K = 0.00000e+000 A 4=-8.03320e-001 A 6=-2.24631e+000 A 8=-9.63311e+001

各種データ
ズーム比 1.47
広角 中間 望遠
焦点距離 1.00 1.23 1.47
レンズ全長 6.96 8.33 8.33
BF 1.21 1.21 1.21

d 3 0.13 1.69 2.74
d10 1.16 0.63 0.10
d14 0.33 0.68 0.16
d24 1.21 1.21 1.21

入射瞳位置 3.31 6.15 7.82
射出瞳位置 -0.38 -0.38 -0.38
前側主点位置 3.68 6.43 7.93
後側主点位置 0.21 -0.02 -0.26

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 13.02 0.65 -0.03 -0.44
2 4 -4.32 2.58 -0.08 -2.38
3 11 10.58 0.38 -0.05 -0.29
4 15 1.47 0.51 0.25 -0.27

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -25.62
2 2 8.55
3 4 -4.39
4 6 -5.56
5 7 6.44
6 9 81.28
7 11 8.17
8 13 -33.73
9 15 0.50
10 16 -1.26
11 19 -0.52
12 21 -8.63
13 23 0.96

数値実施例2
(広角側の結像光学系に対する数値実施例)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 8.521 0.23 1.92286 18.9 6.12
2 6.725 0.75 1.51742 52.4 5.93
3 -103.171 (可変) 5.93
4 -14.885 0.10 1.69680 55.5 3.54
5 6.199 0.37 3.44
6 -11.481 0.24 1.78800 47.4 3.35
7 13.806 0.48 1.80809 22.8 3.44
8 -16.354 2.27 3.44
9 5.683 0.22 1.49700 81.5 3.35
10 6.344 (可変) 3.35
11 12.438 0.41 1.49700 81.5 3.25
12 -11.006 0.08 3.25
13 5.916 0.10 1.92286 18.9 3.06
14 5.185 (可変) 3.06
15* 0.506 0.04 1.85400 40.4 0.63
16 0.399 0.10 0.58
17 0.552 0.08 1.84666 23.8 0.57
18 0.466 0.22 0.52
19 0.645 0.19 1.84317 29.4 0.51
20 -0.445 0.05 1.72825 28.5 0.49
21 0.847 0.07 0.41
22(絞り) ∞ 0.11 0.40
23 -0.470 0.08 1.83908 35.9 0.41
24 0.910 0.18 1.59522 67.7 0.51
25 -0.568 0.01 0.57
26 7.762 0.11 1.75500 52.3 0.63
27 -0.911 (可変) 0.64
像面 ∞

非球面データ
第15面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.53438e-001 A 6= 7.21077e-001 A 8= 6.47154e-001

各種データ
ズーム比 1.47
広角 中間 望遠
焦点距離 1.00 1.19 1.47
レンズ全長 10.54 12.43 12.46
BF 1.73 1.73 1.73

d 3 0.19 2.07 3.91
d10 1.67 1.03 0.12
d14 0.48 1.12 0.23
d27 1.73 1.73 1.73

入射瞳位置 4.96 8.52 11.59
射出瞳位置 -0.63 -0.63 -0.63
前側主点位置 5.53 9.11 12.15
後側主点位置 0.73 0.54 0.26

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 18.65 0.98 -0.07 -0.69
2 4 -6.24 3.67 -0.16 -3.46
3 11 15.36 0.58 -0.06 -0.45
4 15 1.47 1.24 1.15 0.25

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -36.80
2 2 12.23
3 4 -6.27
4 6 -7.92
5 7 9.33
6 9 98.76
7 11 11.82
8 13 -48.48
9 15 -2.72
10 17 -5.95
11 19 0.34
12 20 -0.39
13 23 -0.36
14 24 0.62
15 26 1.09

(望遠側の結像光学系に対する数値実施例)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 8.522 0.23 1.92286 18.9 6.12
2 6.725 0.75 1.51742 52.4 5.93
3 -103.176 (可変) 5.93
4 -14.886 0.10 1.69680 55.5 3.54
5 6.199 0.37 3.44
6 -11.482 0.24 1.78800 47.4 3.35
7 13.806 0.48 1.80809 22.8 3.44
8 -16.355 2.27 3.44
9 5.683 0.22 1.49700 81.5 3.35
10 6.344 (可変) 3.35
11 12.439 0.41 1.49700 81.5 3.25
12 -11.007 0.08 3.25
13 5.916 0.10 1.92286 18.9 3.06
14 5.185 (可変) 3.06
15* 0.645 0.18 1.75500 52.3 0.64
16 -1.844 0.05 1.51742 52.4 0.60
17 1.773 0.03 0.52
18(絞り) ∞ 0.02 0.51
19 7.227 0.04 1.68112 33.8 0.49
20 0.449 0.16 0.47
21 -0.493 0.09 1.67149 38.6 0.49
22 -0.584 0.03 0.55
23 2.587 0.14 1.56907 71.3 0.62
24* -1.111 (可変) 0.64
像面 ∞

非球面データ
第15面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.80117e-001 A 6=-3.76133e-001 A 8=-2.81999e+000

第24面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.55107e-001 A 6=-2.13413e-001 A 8=-8.39056e+000

各種データ
ズーム比 1.47
広角 中間 望遠
焦点距離 1.44 1.71 2.10
レンズ全長 10.05 11.94 11.97
BF 1.74 1.74 1.74

d 3 0.19 2.07 3.91
d10 1.67 1.03 0.12
d14 0.48 1.12 0.23
d24 1.74 1.74 1.74

入射瞳位置 4.78 8.28 11.22
射出瞳位置 -0.55 -0.55 -0.55
前側主点位置 5.31 8.71 11.38
後側主点位置 0.30 0.03 -0.37

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 18.65 0.98 -0.07 -0.69
2 4 -6.25 3.67 -0.16 -3.46
3 11 15.36 0.58 -0.06 -0.45
4 15 2.10 0.75 0.36 -0.38

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -36.80
2 2 12.23
3 4 -6.27
4 6 -7.92
5 7 9.33
6 9 98.76
7 11 11.82
8 13 -48.49
9 15 0.65
10 16 -1.74
11 19 -0.70
12 21 -7.99
13 23 1.38

数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 ∞ 0.02 1.03
2 4.295 0.04 1.74950 35.3 1.01
3 1.459 0.02 0.98
4 1.948 0.10 1.49700 81.5 0.98
5 -6.426 0.00 0.97
6 1.186 0.14 1.49700 81.5 0.91
7 -28.209 (可変) 0.90
8 0.655 0.03 1.76182 26.5 0.73
9 0.617 0.05 0.69
10 1.120 0.10 1.49700 81.5 0.69
11 -38.792 (可変) 0.67
12 3.866 0.02 1.77250 49.6 0.47
13 0.470 0.08 0.43
14 -1.039 0.02 1.49700 81.5 0.43
15 0.577 0.08 1.84666 23.8 0.45
16 1.999 0.07 0.45
17 -0.489 0.02 1.65160 58.5 0.45
18 -1.040 (可変) 0.46
19 3.730 0.09 1.65160 58.5 0.47
20 -0.744 0.00 0.48
21 -3.890 0.07 1.43387 95.1 0.48
22 -0.563 0.00 0.48
23 -0.566 0.03 1.88300 40.8 0.48
24 -1.381 (可変) 0.49
25(絞り) ∞ (可変) 0.49
26 0.471 0.03 1.51742 52.4 0.13
27 -1.010 0.02 1.69680 55.5 0.13
28 1.324 0.38 0.13
29 0.697 0.03 1.61340 44.3 0.13
30 -0.671 0.02 1.74950 35.3 0.13
31 0.528 0.29 0.13
32 1.783 0.03 1.48749 70.2 0.13
33 -1.670 0.00 0.13
34 1.616 0.02 1.48749 70.2 0.13
35 -2.469 (可変) 0.13
像面 ∞

各種データ
ズーム比 2.67
広角 中間 望遠
焦点距離 1.00 1.86 2.67
レンズ全長 3.83 3.83 3.83
BF 1.18 1.18 1.18

d 7 0.15 0.36 0.45
d11 0.02 0.19 0.25
d18 0.39 0.20 0.02
d24 0.25 0.07 0.10
d25 0.01 0.01 0.01
d35 1.18 1.18 1.18

入射瞳位置 1.51 2.90 3.72
射出瞳位置 -1.92 -1.92 -1.92
前側主点位置 2.18 3.64 4.09
後側主点位置 0.18 -0.68 -1.49

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 2.29 0.33 0.16 -0.07
2 8 2.50 0.19 0.03 -0.11
3 12 -0.37 0.29 0.08 -0.13
4 19 1.27 0.20 0.05 -0.08
5 25 ∞ 0.00 0.00 -0.00
6 26 1.37 0.82 0.74 -0.28

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -2.96
2 4 3.02
3 6 2.29
4 8 -20.84
5 10 2.19
6 12 -0.69
7 14 -0.74
8 15 0.93
9 17 -1.44
10 19 0.96
11 21 1.51
12 23 -1.11
13 26 0.63
14 27 -0.82
15 29 0.56
16 30 -0.39
17 32 1.77
18 34 2.01

数値実施例4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 ∞ 0.08 1.51
2 -0.846 0.05 1.80400 46.6 0.68
3 -4.063 0.02 0.68
4 -2.661 0.05 1.59282 68.6 0.68
5 2.142 0.17 0.68
6 -13.754 0.12 1.69895 30.1 0.68
7 -0.754 0.26 0.68
8 -0.726 0.05 1.84666 23.8 0.71
9 -1.408 0.01 0.71
10 -8.227 0.11 1.49700 81.5 0.71
11 -0.820 (可変) 0.71
12(絞り) ∞ (可変) 0.72
13 1.286 0.03 1.49700 81.5 0.20
14 -0.624 0.02 1.65412 39.7 0.20
15 -2.546 0.01 0.20
16 0.512 0.02 1.49700 81.5 0.20
17 1.513 0.29 0.20
18 -5.897 0.02 1.80400 46.6 0.20
19 -4.485 0.01 0.20
20 0.551 0.03 1.88300 40.8 0.20
21 1.146 0.02 1.61405 55.0 0.20
22 0.285 (可変) 0.20
像面 ∞

各種データ
ズーム比 1.00

焦点距離 1.00
レンズ全長 2.32
BF 0.90

d11 0.08
d12 0.01
d22 0.90

入射瞳位置 0.53
射出瞳位置 -0.29
前側主点位置 0.69
後側主点位置 -0.10

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 -139798.88 0.90 -46974.73 -70747.95
2 12 ∞ 0.00 0.00 -0.00
3 13 1.51 0.44 -0.40 -0.60

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -1.34
2 4 -1.99
3 6 1.14
4 8 -1.82
5 10 1.82
6 13 0.85
7 14 -1.27
8 16 1.55
9 18 23.14
10 20 1.17
11 21 -0.62
本発明は、コンパクトデジタルカメラ、一眼レフカメラ、ビデオカメラなどの撮像装置における光学系に好適に利用できる。
101 コンバータ
102a〜102j 結像光学系

Claims (12)

  1. 物体側から像側に順に、
    正の角倍率を有する対物光学系と、
    2次元的に配列された複数の結像光学系と、を有し、
    前記複数の結像光学系のうち1つの結像光学系の焦点距離をf、前記対物光学系の焦点距離をf、としたとき、

    なる条件を満たすことを特徴とする光学系。
  2. 前記対物光学系を通過した光線は、前記複数の結像光学系のうち少なくとも3つ以上に入射することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. 前記対物光学系を通過した光線が入射する前記結像光学系の数をN、前記光線が入射するi番目の結像光学系の焦点距離とF値をそれぞれfとF、前記対物光学系の最も像側のレンズの有効径をD、としたとき、

    なる条件を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
  4. 前記対物光学系を通過した光線が入射する前記結像光学系のうち前記対物光学系の光軸から最も離れた結像光学系をEO、前記対物光学系と前記EOの間隔の最大値をdmax、前記EOの焦点距離をfEO、としたとき、

    なる条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学系。
  5. 前記対物光学系の角倍率の最大値をγmaxとしたとき、

    なる条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学系。
  6. 前記対物光学系を通過した光線が入射する全ての結像光学系の光軸が、前記対物光学系の最も像側のレンズの有効径と等しい直径で前記対物光学系の光軸を中心とする円柱の範囲内に収まるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学系。
  7. 前記対物光学系は前記結像光学系に対し着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光学系。
  8. 前記対物光学系は角倍率が可変であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光学系。
  9. 前記結像光学系は、複数枚のレンズを有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光学系。
  10. 前記複数の結像光学系は、全て単焦点レンズであることを特徴とする請求項9に記載の光学系。
  11. 前記対物光学系を通過した光線が入射する前記結像光学系の1次元方向における最大配列数をM、前記Mに含まれる結像光学系のバックフォーカスをb、前記対物光学系の最も像側のレンズの有効径をD、としたとき、

    なる条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の光学系。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の光学系と、
    前記光学系を通過した光を受光する撮像素子と、を有することを特徴とする撮像装置。
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