JP2015171909A - 保持容器、および、その製造方法 - Google Patents
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Abstract
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第2の発明は、第1の発明において、1面が開口した箱状の凹型部材と、前記1面の開口の縁部に前記凹型部材に架け渡されて設けられた可撓性を有する保持部材とからなる1対の箱部材からなり、前記箱部材は、前記保持部材間に、保存対象物を挟むようにして保持するものであることを特徴とする保持容器。
第2の発明は、第1の発明において、前記可撓性を有する保持部材が、複数個の穴を開けられた可撓性を有するフィルム、可撓性を有するメッシュシート、又は、可撓性を有する編み物であることを特徴とする保持容器である。
第3の発明は、第1又は、第2の発明において、前記可撓性を有する保持部材は、その周辺に前記容器に取り付け、取り外しが可能な状態で固定するための手段を有していることを特徴とする保持容器である。
第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明において、前記可撓性を有する保持部材は、その周辺に前記容器に取り付け、取り外しが可能な状態で固定するための手段として、周辺部に収縮性を持つ部材を有することを特徴とする保持容器である。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明において、前記1面の開口の縁部に一体的に形成されたフランジ部を有することを特徴とする保持容器である。
第6の発明は、第1から第5のいずれかの発明において、記可撓性を有する保持部材は、前記1面の開口の縁部に接着、または、溶着により固定されていることを特徴とする保持容器である。
第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明において、前記1対の箱部材は、その1縁で、回動可能に連結されていることを特徴とする保持容器である。
第8の発明は、第1から第7のいずれかの発明において、前記複数個の穴を開けられた可撓性を有するフィルムの穴の径が0.5mm〜3cmの範囲であり、穴の密度が5〜80%であることを特徴とする保持容器である。
第9の発明は、第1から第8のいずれかの発明において、前記複数個の穴を開けられた可撓性を有するフィルムが、ポリウレタンフィルムであることを特徴とする保持容器である
第10の発明は、1面を開口した箱形の凹型材の前記1面の開口縁部にプラスチックシートを張る工程と、前記プラスチックシートの融点以上に熱した金属針を刺して前記プラスチックシートに穴をあける工程よりなる保持容器の製造方法である。
なお、図は模式的に描いており、容器にはフランジを有するものを用いる事が多い。(図4は、分離型であるが、連結したものも、フランジを有するものを用いることが多い。)
図1(A)は、保持容器1に保存対象物4を挿入する前の状態を示す。上下の凹型材2、中央部の保持部材3(ポリウレタンフィルム)よりなる。保持部材3は上下の凹型材2に周辺部を固定している。凹型材2には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、PVC、PU、PE、PP、PC、PS、ABS等の材料を成型したプラスチックが適している。
この開口部に図5に示すナイロン、ポリウレタン等の繊維を編んだ特殊ネットを、プラスチック容器に覆い被せる。
図4に示すように、2の容器は、はめ会わせる必要性より、その目的に合う様に形状を変化させている。なお、この両者は図示したようにフランジを有している。
もちろん、ネットを容器に固定する方法は、この方法に限るものではない。別途、ゴムのような弾力性のある素材をネットの周辺に付けても良く、また、紐、金属製の針金等で固定することも可能である。
図12は、図11に示した容器に可撓性を有するネットを被せた状態である。この場合はネットの周辺部に弾力性のある紐が縫い込まれている。
図13は、両側の容器に可撓性を有するネットを被せて対象物を保持した状態である。容器の下半分は示されていないが、略同型である。
図14も、両側の容器に可撓性を有するネットを被せて対象物を保持した状態をしめしている。上側から見た状態であり、下方も略同型である。なお、上下の容器は必ずしも同型である必要はないことはもちろんであり、また、ロック機構、はめ会わせ機構を備えた場合は,当然、異なってくる。
また、プラスチック容器、特殊ネット共に量産も既存の量産機で生産できることから金属で製作されている現行品と比較しても価格面でかなりのアドバンテージがある。また液体窒素の温度帯−196度の温度で耐えうる強度を有し−196度のハードな凍結から常温・高温約80度までの耐寒・耐熱性があり搬送容器に適した機能を有している。
装容器の取手のリングフック91、補助ベルト8、腰ベルトのリングフック71を介して腰ベルト7に連結する。腰ベルトのリングフック71は腰ベルト7に連結された状態で左右に自由にスライドすることが可能な形式としており、左右の持ち手を自由に持ちかえることができる。腰ベルト7のリングフック71と補助ベルト8と断熱外装容器の取手のリングフック91とつなげることにより、断熱外装容器は手を離しても地面へ落下する不慮の事故を防ぐようにした。
11 箱部材
2 凹型材
3 保持部材
31 保持部材の穴
32 ネット
4 保存対象物
5 通気穴
51 投入穴
52 ロック穴
6 密閉袋
7 腰ベルト
71 腰ベルトのリングフック
8 補助ベルト
9 断熱外装容器の取手
91 断熱外装容器の取手のリングフック
92 断熱外装容器の取手のすべり止め
10 外装把手保護具(手袋)
101 面ファスナー
12 ウレタン樹脂
13 布
Claims (10)
- 1面が開口した箱状の凹型部材と、前記1面の開口の縁部に前記凹型部材に架け渡されて設けられた可撓性を有する保持部材とからなる1対の箱部材を有し、前記箱部材は、前記保持部材間に、保存対象物を挟むようにして保持するものであることを特徴とする保持容器。
- 前記可撓性を有する保持部材が、複数個の穴を開けられた可撓性を有するフィルム、可撓性を有するメッシュシート、又は、可撓性を有する編み物であることを特徴とする請求項1に記載の保持容器。
- 前記可撓性を有する保持部材は、その周辺に前記容器に取り付け、取り外しが可能な状態で固定するための手段を有していることを特徴とする請求項1、または2に記載の保持容器。
- 前記可撓性を有する保持部材は、その周辺に前記容器に取り付け、取り外しが可能な状態で固定するための手段として、周辺部に収縮性を持つ部材を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の保持容器。
- 前記1面の開口の縁部に一体的に形成されたフランジ部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の保持容器。
- 前記可撓性を有する保持部材は、前記1面の開口の縁部に接着、または、溶着により固定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の保持容器。
- 前記1対の箱部材は、その1縁で、回動可能に連結されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の保持容器。
- 前記複数個の穴を開けられた可撓性を有するフィルムの穴の径が0.5mm〜3cmの範囲であり、穴の密度が5〜80%であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の保持容器。
- 前記複数個の穴を開けられた可撓性を有するフィルムが、ポリウレタンフィルムであることを特徴とする請求項1〜8いずれかに記載の保持容器。
- 1面を開口した箱形の凹型材の前記1面の開口縁部にプラスチックシートを張る工程と、前記プラスチックシートの融点以上に熱した金属針を刺して前記プラスチックシートに穴をあける工程よりなることを特徴とする保持容器の製造方法。
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DE102022108827A1 (de) | 2022-04-12 | 2023-10-12 | Aesculap Ag | Sterilverpackung mit integrierter Dämpfung |
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2014
- 2014-10-10 JP JP2014208628A patent/JP6624360B2/ja active Active
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