JP2015170734A - 電磁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気特性が良好で,しかも小型化を可能にした電磁装置を提供する。【解決手段】側板4c,この側板4cの一端より直角に屈曲して延びる第1端板4a,及び側板4cの他端より直角に屈曲して延びる第2端板4bよりなり,縦断面がコ字状をなすヨーク4と,第1及び第2端板4a,4b間に配置されるボビン6にコイル7を巻装してなるコイル組立体5と,第1端板4aにかしめ固定される固定コア8と,第2端板4bを貫通して固定コア8に対向する可動コア9と,ヨーク4及びコイル組立体5を被覆する合成樹脂製の被覆層11と,この被覆層11に一体に連設されるカプラ13とを備える電磁装置において,ヨーク4は,1枚の磁性鋼板よりなるプレス成形品であって,側板4cがボビン6と同心の円弧状をなすと共に,第1及び第2端板4a,4bがボビン6と同軸の円板状をなすように形成される。【選択図】図2

Description

本発明は,側板,この側板の一端より直角に屈曲して延びる第1端板,及び前記側板の他端より直角に屈曲して延びる第2端板よりなり,縦断面がコ字状をなすヨークと,前記第1及び第2端板間に配置されるボビンにコイルを巻装してなるコイル組立体と,前記第1端板にかしめ固定されて前記ボビンの中空部に配置される固定コアと,前記第2端板を貫通して前記ボビンの中空部で前記固定コアに軸方向で対向するように配置される可動コアと,この可動コアを前記固定コアから離間する方向に付勢する戻しばねと,前記ヨーク及びコイル組立体を被覆する合成樹脂製の被覆層と,この被覆層に一体に連設されて前記コイルに連なる給電端子を保持するカプラとを備え,前記コイルへの通電時,前記可動コアが前記固定コアに吸引される電磁装置の改良に関する。
かゝる電磁装置は,特許文献1に開示されるように,既に知られている。
特開2012−21562号公報
従来のかゝる電磁装置においては,ヨークを,1枚の磁性鋼板の両端を直角に折り曲げて縦断面コ字状に形成していたので,ヨークの側板は平板状になっている。このため,側板は,幅方向中心部から外側に向かってコイルから離れることにより,コイルへの通電時,ヨークに生じる磁束密度がヨークの中央部と外側部とで不均一になり,磁気特性に多少とも悪影響を及ぼす。またコイルから大きく離れた側板の両外側部が,電磁装置の外径を略決定するので,電磁装置が大型化する傾向となり,その小型化を困難にしている。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,磁気特性が良好で,しかも小型化を可能にした前記電磁装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,側板,この側板の一端より直角に屈曲して延びる第1端板,及び前記側板の他端より直角に屈曲して延びる第2端板よりなり,縦断面がコ字状をなすヨークと,前記第1及び第2端板間に配置されるボビンにコイルを巻装してなるコイル組立体と,前記第1端板にかしめ固定されて前記ボビンの中空部に配置される固定コアと,前記第2端板を貫通して前記ボビンの中空部で前記固定コアに軸方向で対向するように配置される可動コアと,この可動コアを前記固定コアから離間する方向に付勢する戻しばねと,前記ヨーク及びコイル組立体を被覆する合成樹脂製の被覆層と,この被覆層に一体に連設されて前記コイルに連なる給電端子を保持するカプラとを備え,前記コイルへの通電時,前記可動コアが前記固定コアに吸引される電磁装置において,前記ヨークは,1枚の磁性鋼板よりなるプレス成形品であって,前記側板が前記ボビンと同心の円弧状をなすと共に,前記第1及び第2端板が前記ボビンと同軸の円板状をなすように形成されることを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴に加えて,円弧状の前記側板の周方向中央部に,その軸方向に延びる長孔を設けたことを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,前記側板と,前記第1及び第2端板との各間に切欠きを設けたことを第3の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1〜第3の特徴の何れかに加えて,前記可動コアが貫通するように前記第2端板に穿設された透孔に,第2端板の板厚よりも軸方向長さが長く形成されて前記可動コアを囲繞する補助ヨークを圧入固定し,前記可動コアの前記ボビンから突出する部分を収容して可動コアの脱落を防ぐ非磁性のセットカラーの内端に,前記ボビンと前記補助ヨークの内端部との間で保持される支持フランジを設ける一方,前記補助ヨークの外端には,補助ヨークが前記支持フランジをボビンに押圧することを回避すべく,前記第2端板の外端面に当接して補助ヨークの前記透孔への圧入深さを規制するストッパフランジを設けたことを第4の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,ヨークの側板が,ボビンと同心の円弧状をなしているので,側板の各部は,コイルまでの距離が一定となる。したがって,ヨークにおいて,磁束が第1端板,側板及び第2端板を流れる際,側板の各部における磁束密度が一様となることから,ヨークの固定コア及び可動コアに対する磁気特性が改善し,固定コアの可動コアに対する吸引力を増加させ,可動コアの吸引応答性の向上を図ることができる。
また第1及び第2端板は,ボビンと同軸の円板状をなしているので,側板が円弧状をなすことゝ相まって,ヨークの周囲には側板の外径よりも大きな突起部が存在せず,したがってヨーク及びコイル組立体の周囲を被覆する被覆層の各部の肉厚に大きな差が生じることがなく,これにより電磁装置の小型化,特に小径化を図ることができる。
本発明の第2の特徴によれば,ヨークのプレス成形時,側板のスプリングバックを緩和し,側板に所望の円弧形状を精度よく付与することができる。また長孔は,被覆層の樹脂が充填されることになるから,アンカ効果を発揮して被覆層とヨークとの結合を強化する役割をも果たすことができる。
本発明の第3の特徴によれば,ヨークのプレス成形時,第1及び第2端板に発生する皺を吸収して,平坦な第1及び第2端板を得ることができる。
本発明の第4の特徴によれば,ヨークの第2端板の透孔に,第2端板の板厚よりも軸方向長さが長く形成されて可動コアを囲繞する補助ヨークを圧入固定するので,第2端板から可動コアへ向かう磁束は,補助ヨークの軸方向及び周方向に分散され,これより可動コアがヨーク側に引き寄せられるサイドフォースが減少し,可動コアの吸引応答性の更なる向上を図ることができる。
また可動コアの前記ボビンから突出する部分を収容して可動コアの脱落を防ぐ非磁性のセットカラーの内端に,ボビンと補助ヨークの内端部との間で保持される支持フランジを設ける一方,補助ヨークの外端には,補助ヨークが前記支持フランジをボビンに押圧することを回避すべく,第2端板の外端面に当接して補助ヨークの透孔への圧入深さを規制するストッパフランジを設けたので,補助ヨークを透孔に圧入した際,その圧入荷重が補助ヨークから,支持フランジを介してボビンに伝達することを回避でき,合成樹脂製のボビンの破損を防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る電磁装置の平面図。 図1の2−2線拡大断面図。 電磁装置のヨークの斜視図及び断面図。 電磁装置の被覆層の射出成形時におけるヨークの支持要領説明図。
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。
先ず図1及び図2において,油路1を有する制御基体Bに,その油路1を開閉する電磁装置Sの一対のブラケット2がボルト3により締結される。
電磁装置Sは,側板4c,この側板4cの一端より直角に屈曲して延びる第1端板4a,及び前記側板4cの他端より直角に屈曲して延びる第2端板4bよりなり,縦断面がコ字状をなすヨーク4と,第1及び第2端板4a,4b間に配置されるボビン6にコイル7を巻装してなるコイル組立体5と,第1端板4aにかしめ固定されてボビン6の中空部6aに配置される固定コア8と,第2端板4bを貫通してボビン6の中空部6aで固定コア8に軸方向で対向するように配置される可動コア9と,この可動コア9を固定コア8から離間する方向に付勢する戻しばね10と,ヨーク4及びコイル組立体5を被覆する合成樹脂製の被覆層11と,この被覆層11に一体に連設されてコイル7に連なる給電端子12を保持するカプラ13と,同じく被覆層11に一体に連設される一対の前記ブラケット2を備える。前記戻しばね10はコイルばねよりなっていて,その大部分は,固定コア8の中心部に設けられる凹部14に収容される。
前記可動コア9は,その内端面より突出した短軸9aを一体に有しており,この短軸9aによって戻しばね10の可動端が位置決めされる。また短軸9aには,可動コア9の内端面,即ち固定コア8との対向面を覆う非磁性のワッシャ15が嵌装され,そして戻しばね10により保持される。
可動コア9の先端には円錐状の弁体17が一体に連設される。一方,制御基体Bの油路1には,弁体17と協働して油路1を開閉する弁座部材18が介装される。
可動コア9が貫通するように第2端板4bに穿設された透孔19には,第2端板4bの板厚よりも軸方向長さが長く形成されて可動コア9を囲繞する補助ヨーク20が圧入固定される。また可動コア9のボビン6から突出する部分を,可動コア9の脱落を防ぐ非磁性のセットカラー21が収容する。このセットカラー21の内端には,ボビン6と上記補助ヨーク20の内端部との間で保持される支持フランジ21aが設けられると共に,セットカラー21の外端には,可動コア9の脱落を阻止する内向き鍔21bが設けられ,こうしてセットカラー21及び可動コア9はセットされる。上記内向き鍔21bは,弁体17の弁座部材18への着座を阻害しないように配置される。
一方,補助ヨーク20の外端には,第2端板4bの外端面に当接して補助ヨーク20の前記透孔19への圧入深さを規制するストッパフランジ20aが設けられ,これによって補助ヨーク20が前記支持フランジ21aをボビン6に押圧することを回避する。したがって,補助ヨーク20を前記透孔19に圧入した際,その圧入荷重が補助ヨーク20から支持フランジ21aを介してボビン6に伝達することを回避して,合成樹脂製のボビン6の破損を防ぐことができる。
また第1端板4aの外面には,被覆層11の射出成形時に使用する位置決め突起23が形成される。即ち,図4に示すように,被覆層11の射出成形時には,成形金型24の上面の複数の支持突起25上に第1端板4aを載置するのであるが,1個の支持突起25には位置決め孔26が設けられており,この位置決め孔26に上記位置決め突起23を嵌合することにより,ヨーク4のセット位置を決めると共に,溶融樹脂の流れによるヨーク4の移動を防ぐようになっている。被覆層11の成形後,被覆層11にできた支持突起25の跡の凹部33はポッティング剤34により埋められる。尚,前記複数の支持突起25のうち,位置決め孔26を持たない支持突起25は,位置決め孔26を持つ支持突起25よりも小径に形成することができ,そうすると,被覆層11にできる凹部33も小径となり,それを埋めるポッティング剤34の使用量を少なくすることができる。
図1及び図2より明らかなように,コイル7の外周面から被覆層11の外周面までの被覆層11の肉厚は,ヨーク4の側板4cが存在しない部分では,側板4cが存在する部分よりも薄く設定され,その薄く設定された箇所において,軸方向をボビン6と平行にした前記カプラ13が被覆層11に一体に連設される。その際,カプラ13と,被覆層11の肉厚が薄い部分との間には,カプラ13の外周に嵌合接続される雌カプラ(図示せず)を受容し得る最小限の間隙27が設けられる。こうすることにより,電磁装置Sの中心からカプラ13までの距離を極力狭めて,電磁装置Sの小型化を図ることができる。
図3に明示するように,前記ヨーク4は,1枚の磁性鋼板よりなるプレス成形品,具体的には深絞り成形品であって,側板4cがボビン6と同心の円弧状をなすと共に,第1及び第2端板4a,4bがボビン6と同軸の円板状をなすように形成されている。また円弧状の側板4cの周方向中央部には,この側板4cの軸方向に延びる長孔30が穿設される。この長孔30によれば,ヨーク4のプレス成形時,側板4cのスプリングバックを緩和し,側板4cに所望の円弧形状を精度よく付与することができる。また長孔30には,被覆層11の樹脂が充填されることになるから,アンカ効果を発揮して被覆層11とヨーク4との結合を強化する機能をも有する。さらに側板4cと,前記第1及び第2端板4a,4bとの各間には切欠き31が設けられる。この切欠き31によれば,ヨーク4のプレス成形時,第1及び第2端板4a,4bに発生する皺を吸収して,平坦な第1及び第2端板4a,4bを得ることができる。
次に,この実施形態の作用について説明する。
コイル7の非通電時には,戻しばね10の付勢力により可動コア9が固定コア8から離間して弁体17を弁座部材18に着座させ,油路1を閉じている。コイル7に通電すると,それによって発生する磁束fが,固定コア8,ヨーク4,補助ヨーク20,可動コア9及び固定コア8へと順次流れ,固定コア8及び可動コア9間に発生する磁力により,可動コア9が戻しばね10の付勢力に抗して固定コア8に吸引され,そして非磁性のワッシャ15を介して吸着され,弁体17が開弁,即ち弁座部材18から離座することにより,油路1が開放される。
その際,ヨーク4では,磁束fが第1端板4a,側板4c及び第2端板4bを流れるのであるが,側板4cが,ボビン6と同心の円弧状をなしているので,側板4cの各部は,コイル7までの距離が一定となり,これにより側板4cの各部における磁束密度が一様となることから,ヨーク4の両コア8,9に対する磁気特性が改善し,固定コア8の可動コア9に対する吸引力を増加させ,可動コア9の吸引応答性,延いては弁体17の開弁応答性の向上を図ることができる。
また第2端板4bの透孔19には,第2端板4bの板厚よりも軸方向長さが長く形成されて可動コア9を囲繞する補助ヨーク20が圧入固定されるので,第2端板4bから可動コア9へ向かう磁束fは,補助ヨーク20の軸方向及び周方向に分散し,これより可動コア9がヨーク4側に引き寄せられるサイドフォースが減少し,可動コア9の吸引応答性の更なる向上を図ることができる。尚,補助ヨーク20は,ヨーク4よりも硬質であることが望ましい。補助ヨーク20が硬質であると,これをヨーク4の透孔19に圧入したとき,透孔19の粗い内周面が補助ヨーク20の外周面により調整されて両者4,20が良好に密着し,両者4,20間の磁気抵抗を減少させることができる。
また第1及び第2端板4a,4bは,ボビン6と同軸の円板状をなしているので,側板4cが円弧状をなすことゝ相まって,ヨーク4の周囲には側板4cの外径よりも大きな突起部が存在せず,したがってヨーク及びコイル組立体5の周囲を被覆する被覆層11の各部の肉厚に大きな差が生じることがなく,これにより電磁装置Sの小型化,特に小径化を図ることができる。
またヨーク4の周囲には側板4cの外径よりも大きな突起部が存在しないことから,その周囲の被覆層11からブラケット2を延出する場合でも,ブラケット2の延出位置の自由度が増し,しかもブラケット2を特に大きく延出させずに済む。
コイル7への通電を絶つと,可動コア9は,戻しばね10の反発力により固定コア8から離間して,弁体17を閉弁状態に戻す。その際,可動コア9の,固定コア8との対向面に設けた非磁性のワッシャ15が両コア8,9間の残留磁気を解消して,可動コア9の戻り応答性の向上を図ることができる。しかも上記ワッシャ15は,戻しばね10を利用して可動コア9に保持されるので,その保持構造が簡単である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,電磁装置Sは,弁以外の作動部材の駆動にも使用することができる。
S・・・・電磁装置
4・・・・ヨーク
4a・・・第1端板
4b・・・第2端板
4c・・・側板
5・・・・コイル組立体
6・・・・ボビン
6a・・・中空部
7・・・・コイル
8・・・・固定コア
9・・・・可動コア
10・・・戻しばね
11・・・被覆層
12・・・給電端子
13・・・カプラ
19・・・透孔
20・・・補助ヨーク
20a・・ストッパフランジ
21・・・セットカラー
21a・・支持フランジ
30・・・長孔
31・・・切欠き

Claims (4)

  1. 側板(4c),この側板(4c)の一端より直角に屈曲して延びる第1端板(4a),及び前記側板(4c)の他端より直角に屈曲して延びる第2端板(4b)よりなり,縦断面がコ字状をなすヨーク(4)と,前記第1及び第2端板(4a,4b)間に配置されるボビン(6)にコイル(7)を巻装してなるコイル組立体(5)と,前記第1端板(4a)にかしめ固定されて前記ボビン(6)の中空部(6a)に配置される固定コア(8)と,前記第2端板(4b)を貫通して前記ボビン(6)の中空部(6a)で前記固定コア(8)に軸方向で対向するように配置される可動コア(9)と,この可動コア(9)を前記固定コア(8)から離間する方向に付勢する戻しばね(10)と,前記ヨーク(4)及びコイル組立体(5)を被覆する合成樹脂製の被覆層(11)と,この被覆層(11)に一体に連設されて前記コイル(7)に連なる給電端子(12)を保持するカプラ(13)とを備え,前記コイル(7)への通電時,前記可動コア(9)が前記固定コア(8)に吸引される電磁装置において,
    前記ヨーク(4)は,1枚の磁性鋼板よりなるプレス成形品であって,前記側板(4c)が前記ボビン(6)と同心の円弧状をなすと共に,前記第1及び第2端板(4a,4b)が前記ボビン(6)と同軸の円板状をなすように形成されることを特徴とする,電磁装置。
  2. 請求項1に記載の電磁装置において,
    円弧状の前記側板(4c)の周方向中央部に,その軸方向に延びる長孔(30)を設けたことを特徴とする電磁装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電磁装置において,
    前記側板(4c)と,前記第1及び第2端板(4a,4b)との各間に切欠き(31)を設けたことを特徴とする電磁装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の電磁装置において,
    前記可動コア(9)が貫通するように前記第2端板(4b)に穿設された透孔(19)に,第2端板(4b)の板厚よりも軸方向長さが長く形成されて前記可動コア(9)を囲繞する補助ヨーク(20)を圧入固定し,前記可動コア(9)の前記ボビン(6)から突出する部分を収容して可動コア(9)の脱落を防ぐ非磁性のセットカラー(21)の内端に,前記ボビン(6)と前記補助ヨーク(20)の内端部との間で保持される支持フランジ(21a)を設ける一方,前記補助ヨーク(20)の外端には,補助ヨーク(20)が前記支持フランジ(21a)をボビン(6)に押圧することを回避すべく,前記第2端板(4b)の外端面に当接して補助ヨーク(20)の前記透孔(19)への圧入深さを規制するストッパフランジ(20a)を設けたことを特徴とする電磁装置。
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