JP2015170579A - 基板接続用電気コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、ロック解除を容易に行うことができるとともに、電気コネクタの電極数(芯数)の増減に対する解除治具の汎用性を向上させることを可能とする。
【解決手段】一対の回動軸部13a,13bから回動半径の外方側に向かって延出する一対の弾性腕部13c,13dを、ロック位置とロック解除位置の間で回動するように設け、ロック位置に回動した一対の弾性腕部13a,13b同士の間部分に、絶縁ハウジング11側のロック作用突部11cを圧入させることで、一対の弾性腕部13a,13b同士の間部分の距離が拡大するように弾性変位させて係合部13fを係止部23aに係合させることによりロック状態とし、そのロック作用突部11cに係合している弾性腕部13a,13bをロック作用突部11cから外すロック解除の回動操作を、解除治具を用いることなく、或いは汎用性のある簡易な治具のみで容易に行われるように構成したものである。
【選択図】図30

Description

本発明は、一対の配線基板の間に介在して両配線基板同士を電気的に接続する基板接続用電気コネクタ装置に関する。
一般に、種々の電気機器において、対向配置した一対の配線基板同士を電気的に接続する基板接続用の電気コネクタ装置が広く採用されている。この種の電気コネクタ装置は、第1の配線基板が連結された第1の電気コネクタと、第2の配線基板が連結された第2の電気コネクタとを嵌合させることで、一対の配線基板同士を電気的に接続するものであるが、それら第1及び第2の電気コネクタ同士の嵌合状態を確実に維持するためのロック部材がしばしば設けられている。例えば、下記の特許文献に記載された基板接続用の電気コネクタ装置においては、コネクタ長手方向の両端部分に一対のロック部材が配置されており、それらのロック部材を、第1の電気コネクタと第2の電気コネクタとの嵌合操作に伴って弾性的に変位させ、嵌合操作の完了時における弾性復元力でロック状態とする構成が採用されている。そして、そのロック状態になされたロック部材が有する係合力によって、第1及び第2の配線基板同士を嵌合させた電気的な接続状態を維持させている。
一方、ロック部材が係合されたロック状態を解除するにあたっては、コネクタ長手方向の両端部分に設けられた一対の解除用の穴部に、二又状をなす解除治具の脚部の先端部分をそれぞれ挿入した上で、解除治具のレバーを挟持することでロック部材の一部を弾性変形させる操作を行っている。しかしながら、このような従来の基板接続用の電気コネクタ装置におけるロック解除操作は手間を要するものであり、操作性の向上が要請されている。また、電気コネクタの電極数(芯数)の増減に対応して、解除用の穴部同士の間隔が変動することとなるため、複数種類の解除治具を準備しておく必要があることから、解除治具の汎用性という面にも課題がある。
特開2011−65861号公報
そこで本発明は、簡易な構成で、ロック部材の解除を容易に行うことができるとともに、電気コネクタの電極数(芯数)の増減に対する解除治具の汎用性を向上させることができるようにした基板接続用電気コネクタ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明では、第1の配線基板が連結された第1の電気コネクタと、第2の配線基板が連結された第2の電気コネクタとを嵌合させることによって、前記第1及び第2の配線基板同士を電気的に接続するものであって、前記第1の電気コネクタの絶縁ハウジングに設けられた第1のロック部材を構成する係合部を、前記第2の電気コネクタの絶縁ハウジングに設けられた第2のロック部材の係止部に係合させることで、前記第1及び第2の電気コネクタ同士の嵌合状態を維持するように構成された基板接続用電気コネクタ装置において、前記第1のロック部材が、前記絶縁ハウジングに同軸上をなして回動自在に取り付けられた一対の回動軸部を有するとともに、前記一対の回動軸部の各々から回動半径の外方側に向かって延出して互いに連結された一対の弾性腕部が、前記回動軸部を中心としてロック位置とロック解除位置との間を回動するように設けられている一方、前記ロック位置に回動された前記一対の弾性腕部同士の間部分に圧入されるように前記絶縁ハウジングにロック作用突部が設けられ、前記ロック位置に回動された一対の弾性腕部同士の間部分に前記ロック作用突部が圧入されることで、前記一対の弾性腕部同士の間部分の距離が拡大する方向に前記弾性腕部が弾性変位し、その弾性腕部の弾性変位によって前記係合部が前記係止部に係合される構成が採用されている。
このような構成を備えた基板接続用電気コネクタ装置によれば、ロック部材の係合状態を解除するロック解除操作を行うにあたって、ロック作用突部に圧入されている弾性腕部をロック作用突部から外して回動させる操作が行われることとなるが、そのときの弾性腕部を外す操作は、解除治具を用いることなく、或いは汎用性のある簡易な治具によって容易に行われる。
また、本発明においては、前記係合部が、前記回動軸部の軸端部分に一体的に形成された凸状部材から構成されているとともに、前記係止部が、前記係合部を受け入れる凹状部材から形成されることが可能である。
また、本発明における前記第1の電気コネクタの絶縁ハウジングには、前記ロック解除位置に回動された弾性腕部の位置を規制するロック規制部が設けられ、前記ロック解除位置に回動された弾性腕部の位置が前記ロック規制部により規制されることで、前記ロック解除位置に回動された前記係合部が前記係止部に係合されない位置に保持されるように構成されていることが望ましい。
このような構成を備えた基板接続用電気コネクタ装置によれば、第1の電気コネクタにおける第1のロック部材がロック解除状態にある際に、ロック規制部によって係合部が非係合位置に退避された状態に保持されることとなり、両電気コネクタ同士が嵌合される際に、第1の電気コネクタの係合部に対する第2の電気コネクタの干渉が回避される。
また、本発明においては、前記第1及び第2のロック部材からなる一組のロック機構が、前記絶縁ハウジングの長手方向において複数組が並列するように配置されていることが望ましい。
このような構成を備えた基板接続用電気コネクタ装置によれば、複数組のロック機構によって両電気コネクタの嵌合状態が安定的に保持される。
また、本発明における前記第1の電気コネクタの絶縁ハウジングには、前記第1のロック部材を前記嵌合方向の外方に向かって露出状態とするハウジング操作開口部が設けられ、また前記第1の配線基板には、前記第1のロック部材を前記嵌合方向の外方に向かって露出状態とする基板操作開口部が設けられていることが望ましい。
このような構成を備えた基板接続用電気コネクタ装置によれば、絶縁ハウジングに設けられたハウジング操作開口部及び第1の配線基板に設けられた基板操作開口部を通してロック解除操作が容易に行われる。
また、本発明における前記第1のコネクタに設けられた係合部には、前記弾性腕部が前記ロック位置に回動された状態において前記両コネクタ同士の嵌合が行われた際に、前記第2のコネクタの一部に当接して案内する傾斜案内面が形成されていることが望ましい。
このような構成を備えた基板接続用電気コネクタ装置によれば、第1のロック部材における誤操作で、弾性腕部がロック位置に回動されたまま両電気コネクタ同士の嵌合が行われた際に、第1の電気コネクタに設けられた傾斜案内面による第2の電気コネクタに対する案内作用によって、両電気コネクタにおける損傷等の事態が防止される。
また、本発明における前記第1のロック部材は、前記一対の弾性腕部の延出端同士を一体的に連結する回動操作部を備えていることが可能である。
また、本発明における前記弾性腕部がロック位置にあるときの前記回動操作部は、前記第1の配線基板に対して垂直なコネクタ高さ方向において、前記回動軸部より高い位置に配置されていることが望ましい。
このような構成を備えた基板接続用電気コネクタ装置によれば、ロック状態にある回動操作部に対する操作性が向上し、ロック解除操作が円滑に行われる。
以上述べたように本発明にかかる基板接続用電気コネクタ装置に設けた第1のロック部材において、一対の回動軸部から回動半径の外方側に向かって延出する一対の弾性腕部がロック位置とロック解除位置との間を回動するように設け、ロック位置に回動した一対の弾性腕部同士の間部分に、絶縁ハウジング側のロック作用突部を圧入させることで、一対の弾性腕部同士の間部分の距離が拡大するように弾性変位させて係合部を第2のロック部材の係止部に係合させることによりロック状態とし、そのロック作用突部に係合している弾性腕部をロック作用突部から外すロック解除の回動操作を、解除治具を用いることなく、或いは汎用性のある簡易な治具のみで容易に行われるように構成したものであるから、簡易な構成で、ロック部材の解除を容易に行うことができるとともに、電気コネクタの電極数(芯数)の増減に対する解除治具の汎用性を向上させることができ、基板接続用電気コネクタ装置の信頼性を安価かつ大幅に高めることができる。
本発明の一実施形態にかかる第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)のロック解除状態を斜め上方からみたときの外観斜視説明図である。 図1に示されたロック解除状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)を斜め下方からみたときの外観斜視説明図である。 図1及び図2に示されたロック解除状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の平面説明図である。 図1〜図3に示されたロック解除状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の正面説明図である。 図1〜図4に示されたロック解除状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の底面説明図である。 図1〜図5に示されたロック解除状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の側面説明図である。 本発明の一実施形態にかかる第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)のロック状態を斜め上方からみたときの外観斜視説明図である。 図7に示されたロック状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)を斜め下方からみたときの外観斜視説明図である。 図7及び図8に示されたロック状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の平面説明図である。 図7〜図9に示されたロック状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の底面説明図である。 ロック解除状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)を印刷配線基板に実装して信号伝送媒体に接続した状態を斜め上方から表した外観斜視説明図である。 図11に示されたロック解除状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の基板実装状態を斜め下方から表した外観斜視説明図である。 図11及び図12に示されたロック解除状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の基板実装状態の平面説明図である。 図11〜図13に示されたロック解除状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の実装状態の正面説明図である。 図11〜図14に示されたロック解除状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の基板実装状態の底面説明図である。 図11〜図15に示されたロック解除状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の基板実装状態の側面説明図である。 第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)を印刷配線基板に実装してロックした状態を斜め上方から表した外観斜視説明図である。 図17に示されたロック状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の基板実装状態を斜め下方から表した外観斜視説明図である。 図17及び図18に示されたロック状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の基板実装状態の平面説明図である。 図17〜図19に示されたロック状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の実装状態の正面説明図である。 図17〜図20に示されたロック状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の基板実装状態の底面説明図である。 図17〜図21に示されたロック状態にある第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)の基板実装状態の側面説明図である。 本発明の一実施形態にかかる第1の電気コネクタ(プラグコネクタ)に用いられている第1のロック部材を表した外観斜視説明図である。 図23に示された第1のロック部材を表したものであって、(a)は正面説明図、(b)は側面説明図、(c)は平面説明図である。 本発明の一実施形態にかかる第2の電気コネクタ(リセプタクルコネクタ)の基板実装状態を斜め上方からみたときの外観斜視説明図である。 図25に示された第2の電気コネクタ(リセプタクルコネクタ)の基板実装状態の平面説明図である。 図25及び図26に示された第2の電気コネクタ(リセプタクルコネクタ)の基板実装状態の側面説明図である。 第1及び第2の電気コネクタ(プラグコネクタ及びリセプタクルコネクタ)を嵌合前に対向配置した状態を斜め上方から表した外観斜視説明図である。 図28に示された両電気コネクタ同士の嵌合直後の状態を斜め上方から表した外観斜視説明図である。 図29の両電気コネクタの嵌合状態をロックした後の状態を斜め上方から表した外観斜視説明図である。
以下、本発明を、印刷配線基板同士を接続する基板接続用電気コネクタ装置に適用した実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
[電気コネクタ装置の全体構造について]
図1〜図30に示された本発明の一実施形態にかかる基板接続用電気コネクタ装置は、例えば携帯電話や小型パソコン等の各種電子機器内に配置された印刷配線基板同士を電気的に接続するものであって、図1〜図6に示された第1の電気コネクタとしてのプラグコネクタ10と、図25〜図27に示された第2の電気コネクタとしてのリセプタクルコネクタ20とから構成されている。そして、プラグコネクタ(第1の電気コネクタ)10が第1の配線基板P1に実装されるとともに、リセプタクルコネクタ(第2の電気コネクタ)20が第2の配線基板P2に実装された状態で、それらプラグコネクタ10及びリセプタクルコネクタ20同士が嵌合されることによって、第1及び第2の配線基板P1,P2同士の電気的な接続が行われるようになっている。このとき、第1の配線基板P1には、信号伝送用のフレキシブルケーブルP3が連結されている。
なお、上述したリセプタクルコネクタ20に対してプラグコネクタ10を嵌合・抜去する操作は、作業者の手で行われることに限られることはなく、所定の治具や機械によって自動的に行うようにしても良い。
以下におけるプラグコネクタ(第1の電気コネクタ)10及びリセプタクルコネクタ(第2の電気コネクタ)20に関する構成については、第2の配線基板P2上に実装されたリセプタクルコネクタ20の上方に、第1の配線基板P1上に実装されたプラグコネクタ10を下方向に反転して対向配置させてから嵌合を行う状態で説明することとするが、実際には、両電気コネクタ10,20の上下関係は逆になっても良い。従って、各電気コネクタ10,20の説明における上下の関係は、下方に配置された第1及び第2の配線基板P1,P2に対して、電気コネクタ10,20を上方側から実装するものとし、第1及び第2の配線基板P1,P2から電気コネクタ10,20側に離れる方向を「コネクタ高さ方向」又は「コネクタ上方向」と呼ぶこととする。
[各電気コネクタの基本構造について]
これらのプラグコネクタ(第1の電気コネクタ)10及びリセプタクルコネクタ(第2の電気コネクタ)20は、平面略矩形状(長方形状)をなす平板枠体状の絶縁ハウジング11及び21を有している。それらの絶縁ハウジング11及び21は、プラスチック等の樹脂材を用いて例えばモールド成形されたものであるが、当該絶縁ハウジング11及び21の長手方向に沿って複数体のコンタクト部材12及び22が、いわゆる多極状をなすように配列されており、それらの各コンタクト部材12及び22の端末部分が、第1及び第2の配線基板P1,P2上に設けられた導電路に半田接合されるようになっている。以下の説明においては、絶縁ハウジング11及び21の長手方向を「コネクタ長手方向」と呼び、その「コネクタ長手方向」に直交する方向を「コネクタ前後方向」と呼ぶこととする。
上述したように各コンタクト部材12及び22は、「コネクタ長手方向」に多極配列されているが、より具体的には、それぞれ2列の電極列を有している。それら各2列の電極列は、「コネクタ長手方向」に沿って略平行に延在するように並設されており、両電気コネクタ10,20同士が嵌合された際に、コンタクト部材12側の電極列と、コンタクト部材22側の電極列とが互いに弾性的に嵌り合う関係になされている。
一方、嵌合状態になされたプラグコネクタ(第1の電気コネクタ)10及びリセプタクルコネクタ(第2の電気コネクタ)20は、後段において詳細に説明する第1及び第2のロック部材13及び23が係合されることによって、嵌合状態が維持されるようになっている。これら第1及び第2のロック部材13及び23からなる一組のロック機構は、「コネクタ長手方向」の両側部分に並列するようにして一対、すなわち二組のロック機構が配置されている。それら二組のロック機構は、プラグコネクタ10及びリセプタクルコネクタ20が、第1及び第2の配線基板P1及びP2に実装される領域の内方側に配置されている。
より具体的には、各絶縁ハウジング11及び21の内方側の領域に第1及び第2のロック部材13及び23が配置されており、プラグコネクタ(第1の電気コネクタ)10においては、コンタクト部材12を構成する一対の電極列の極列間部分にロック部材13が配置されているとともに、リセプタクルコネクタ(第2の電気コネクタ)20においては、コンタクト部材22を構成する一対の電極列の極列間部分にロック部材23が配置されている。
また、上述した絶縁ハウジング11の長手方向の両端部分には、薄板状金属部材からなるホールドダウン14,14が圧入等により取り付けられている。これらの各ホールドダウン14のコネクタ前後方向の両端部には、一対の接続脚部14a,14aがコネクタ外方側に向かって略水平に延出するように設けられており、それらの各接続脚部14aが、印刷配線基板P1に設けられた導電路に半田接合されるようになっている。
これらの第1及び第2のロック部材13及び23は、コネクタ長手方向の両側部分において互いに対称的な構造及び配置関係になされていることから、以下の説明は、一方側のものについてのみ説明し、他方については説明を省略する。
[プラグコネクタのロック部材について]
まず、図1〜図10に示された第1の電気コネクタとしてのプラグコネクタ10に設けられた各第1のロック部材13では、絶縁ハウジング11のコネクタ長手方向における端部に同方向に並設された一対の軸受ブロック11a,11bが、絶縁ハウジング11と一体的に設けられており、これらの両軸受ブロック11a,11bの各々に、一対の回動軸部13a,13bがそれぞれ回動自在に取り付けられている。
上述した一対の回動軸部13a,13bは、コネクタ長手方向に沿った同軸上に所定の間隔をなして直線状に並列されており、それらの両回動軸部13a,13bが軸方向に対面する内方側の端部同士が、当該両回動軸部13a,13bから延出する一対の弾性腕部13c,13d及び操作把持部(回動操作部)13eを介して一体的に連結されている。
すなわち、上述した両弾性腕部13c,13dの各々は、回動軸部13a,13bの対向側の端部から略直角に折れ曲がるようにして一体的に連設されており、前記回動軸部13a,13bの軸方向(コネクタ長手方向)と直交する半径方向の外方に向かって略平行をなすように延出している。さらに、それらの両弾性腕部13c,13dの延出方向である半径方向の外端部分は、略円弧状をなすように湾曲形成された操作把持部(回動操作部)13eによって一体的に連結されている。
そして、その操作把持部(回動操作部)13eに、操作者による回動操作力が付加されることで、上述した両弾性腕部13c,13dを含む第1のロック部材13の全体が、回動軸部13a,13bを中心として回動される構成になされている。この第1のロック部材13の回動は、絶縁ハウジング11の表面に沿うように押し倒された「ロック位置」と、絶縁ハウジング11の表面から立ち上げられた「ロック解除位置」との間で行われる。
上述した一対の弾性腕部13c,13d及びこれら両弾性腕部13c,13d同士を連結している操作把持部(回動操作部)13eは、全体形状として略「U」字状をなすように形成されており、操作把持部(回動操作部)13eを中心として一対の弾性腕部13c,13dが、コネクタ長手方向に開閉するように弾性変形可能な構成になされている。そして、このような弾性腕部13c,13d及び操作把持部(回動操作部)13eの弾性変形に伴って、上述した回動軸部13a,13bが、軸方向であるコネクタ長手方向に沿って互いに離間又は近接するように弾性変位されるようになっている。
一方、絶縁ハウジング11には、前述したように「ロック位置」まで回動されて絶縁ハウジング11の表面に沿うように押し倒された第1のロック部材13に対面する位置に、ブロック状をなすように形成されたロック作用突部11cが、絶縁ハウジング11と一体的に設けられている。このロック作用突部11cは、上述した一対の弾性腕部13c,13d同士の間に圧入されるブロック状部材から形成されている。
より具体的には、「ロック解除位置」にあって外力がほとんど付加されていない状態にある一対の弾性腕部13c,13d同士の間に形成されている間隔W1に対して、上述したロック作用突部11cの幅寸法W2は、やや大きな寸法となるように設定されており(W1<W2)、「ロック解除位置」から「ロック位置」に回動された第1のロック部材13を構成する一対の弾性腕部13c,13d同士の間部分に、ロック作用突部11cが圧入状態で挿入され、それによって一対の弾性腕部13c,13d同士が押し広げられるような弾性変形が行われ、それら両弾性腕部13c,13dとともに両回動軸部13a,13b同士が軸方向に離間し、両者の間隔が拡大される構成になされている。
このとき、上述したロック作用突部11cは、絶縁ハウジング11の一部をなすように形成された受け台11dを介して段差状に嵩上げされた状態に設けられており、その受け台11dの高さ分だけ上述した回動軸部13aより高い位置に配置されている。この受け台11dは、ロック作用突部11cからコネクタ長手方向の両側に張り出すように形成されており、その両側張り出し部分に平坦面状をなすように形成された上面に、前述したように「ロック位置」まで回動された一対の弾性腕部13c,13d及び操作把持部(回動操作部)13eが、上方側から載置されるようにして受けられ、そのストッパ作用によって第1のロック部材13の回動操作が規制されるようになっている。
この第1のロック部材13を受けるように形成された受け台11dの上面は、上述した回動軸部13aの軸中心の高さ位置より高くなるように配置されており、絶縁ハウジング11の表面に沿った「ロック位置」に押し倒されるように回動された第1のロック部材13の弾性腕部13c,13d及び操作把持部(回動操作部)13eが、回動軸部13aの軸中心の高さ位置よりやや高い位置に保持されるようになっている。従って、第1のロック部材13の弾性腕部13c,13dは、上述したように受け台11dが回動軸部13aより高い位置に配置されている分だけ、斜め上方に延在する部分を有しており、当該弾性腕部13bが操作把持部(回動操作部)13eに至るまでの全体形状としては、側面視において略「く」の字状をなすように折れ曲がって延びる形状になされている。
また、前述したように第1のロック部材13を構成している一対の弾性腕部13c,13dのうち、コネクタ内方側に配置された弾性腕部13cは、上述したコネクタ内方側の軸受ブロック11aの一部をなすようにして設けられたロック規制壁面(ロック規制部)に沿って回動する配置関係になされており、当該コネクタ内方側の弾性腕部13cが、そのロック規制壁面に位置規制されることによって、コネクタ長手方向における弾性変位がほとんど行われない状態で回動されるようになっている。
これに対して、コネクタ外方側に配置された弾性腕部13dにも、軸受ブロック11bの一部をなすロック規制壁面(ロック規制部)が隣接するように設けられているが、そのコネクタ外方側に配置されたロック規制壁面は、コネクタ外方側の弾性腕部13dの弾性変位を許容する傾斜面を有している。従って、前述したように第1のロック部材13が「ロック位置」に回動された際におけるロック作用突部11cの押し広げ作用によって一対の弾性腕部13c,13d同士が離間する方向に弾性変位が行われるにあたっては、コネクタ外方側の弾性腕部13dのみが弾性変位することとなる。
そして、そのコネクタ外方側の弾性腕部13dが弾性変位することに伴って、コネクタ外方側の回動軸部13bが、上述したコネクタ外方側の軸受ブロック11bから、コネクタ外方側に突出し、前述したホールドタウン14に形成された略半円状の切欠き凹部14bを通してコネクタ外方に突出するように移動される構成になされている。
また、これとは反対に、「ロック位置」にある第1のロック部材13を、「ロック解除位置」に向かって回動させるにあたっては、上述した軸受ブロック11bの一部をなすように設けられたコネクタ外方側のロック規制壁面が有する傾斜面に沿って、コネクタ外方側の弾性腕部13dがコネクタ内方側に向かって弾性復帰するように変位し、それに伴ってコネクタ外方側の回動軸部13bが、コネクタ内方側に引き込まれるように移動される構成になされている。そして、この「ロック解除位置」に回動された第1のロック部材13は、コネクタ外方側のロック規制壁面の規制作用によって、コネクタ内方側に引き込まれた位置、すなわち、後述する係合部13fが係合されないロック解除状態に保持されるようになっている。
より具体的には、上述したコネクタ外方側の弾性腕部13dとともにコネクタ外方側に向かって突出する回動軸部13bの先端部分には、後述するリセプタクルコネクタ20側に設けられた係止部23aに対して係合・離脱される凸状部材からなる係合部13fが設けられている。この係合部13fの先端部分には、誤操作によるリセプタクルコネクタ20との干渉を軽減する案内傾斜面13gが形成されている。この係合部13fに設けられた案内傾斜面13gは、第1のロック部材13に対する誤操作に対応して設けられたものである。
すなわち、両電気コネクタ10,20同士を嵌合する前に、第1のロック部材13を誤操作で「ロック位置」に回動させて係合部13fをコネクタ外方側に突出させてしまったままの状態で、両電気コネクタ10,20同士の嵌合が行われた際に、そのコネクタ外方側に突出した係合部13fが、リセプタクルコネクタ20側に当接することとなっても、係合部13fの案内傾斜面13gに発生する分力によって、当該係合部13fはコネクタ内方側に押し込まれることとなる。その結果、リセプタクルコネクタ20を損傷させることなく、両電気コネクタ10,20同士の嵌合が行われる構成になされている。
また、このような構成を有するプラグコネクタ(第1の電気コネクタ)10に設けられた第1のロック部材13に対して、絶縁ハウジング11及び第1の配線基板P1には、当該第1のロック部材13を、嵌合方向である上下方向の外方側(上方側)に向かって露出状態とするハウジング操作開口部11e及び基板操作開口部P1aが貫通形成されている。特に、図11に示されているように、第1のロック部材13が「ロック解除位置」に回動された際にあっては、当該ハウジング操作開口部11e及び基板操作開口部P1aを通して、第1のロック部材13の弾性腕部13c,13d及び操作把持部(回動操作部)13eが、外方側(上方側)に立ち上げられるようになっている。
[リセプタクルコネクタのロック部材について]
一方、図25に示された第2の電気コネクタとしてのリセプタクルコネクタ20に設けられた第2のロック部材23は、絶縁ハウジング21のコネクタ長手方向における両端部分に取り付けられた一対の薄板状金属製部材から形成されており、前述した第1の電気コネクタとしてのプラグコネクタ10に設けられた第1のロック部材13に対応した位置にそれぞれ配置されている。
これら一対の第2のロック部材23,23を構成している両板状部材は、絶縁ハウジング21におけるコネクタ長手方向の両端部分に設けられた立壁面に沿って、互いに対向するように取り付けられており、当該第2のロック部材23の各々には、前述した第1のロック部材13の回動軸部13bに凸状部材をなすように設けられた係合部13fに対して略同軸状に対面する凹状部材からなる係止部23aが設けられている。
本実施形態における第2のロック部材23に設けられた係止部23aは、当該第2のロック部材23を構成する薄板状金属製部材を貫通する穴部から形成されており、その穴部の大きさは、前述した第1のロック部材13の回動軸部13bに設けられた係合部13fを受け入れ可能な程度に設定されている。そして、前述したように第1のロック部材13における「ロック位置」の回動操作に伴って、回動軸部13bの係合部13fがコネクタ外方側に向かって突出した際に、当該第1のロック部材13の係合部13fが、第2のロック部材23の係止部23aを構成している穴部の内方側に向かって挿入されてロック状態になされることで、両電気コネクタ10,20同士の嵌合状態が保持されるようになっている。
また、上述した第2のロック部材23には、コネクタ外方側に延出する接続脚部23bがコネクタ外方側に向かって略水平に延出するように設けられている。この接続脚部23bの下面は、印刷配線基板P2に設けられた導電路に半田接合される。
このような構成を有する両電気コネクタ10,20同士を嵌合させるにあたっては、まずプラグコネクタ(第1の電気コネクタ)10に設けられた第1のロック部材13が、「ロック解除位置」に立ち上げられた状態で、図28に示されているように、両電気コネクタ10,20同士が、上下方向に対面するように配置される。そして、そのような対面状態から、プラグコネクタ10が下方向に向かって押し込まれていき、図29に示されているように両電気コネクタ10,20同士が嵌合状態になされる。次に、プラグコネクタ10に設けられた第1のロック部材13が、図30に示されているように「ロック位置」まで押し倒されるように回動される。
このように「ロック位置」に回動された第1のロック部材13においては、絶縁ハウジング11に設けられたロック作用突部11cが、一対の弾性腕部13c,13d同士の間に圧入状態で挿入されることとなり、それによって一対の弾性腕部13c,13d同士の間隔が押し広げられるように弾性変位が行われ、コネクタ外方側に配置された回動軸部13bの係合部13fがコネクタ長手方向の外方側に向かって突出するように移動する。そして、そのプラグコネクタ10側の第1のロック部材13に設けられた係合部13fは、リセプタクルコネクタ20側の第2のロック部材23に設けられた係止部23aに係合され、ロック状態となることによって両電気コネクタ10,20同士の嵌合状態が保持される。
このように両電気コネクタ10,20同士の嵌合に対するロック状態は、第1のロック部材13と第2のロック部材23とからなるロック機構によって保持されるが、本実施形態におけるロック機構は、コネクタ長手方向の両側に2組設けられていることから、当該2組のロック機構によって両電気コネクタ10,20同士の嵌合状態が安定的に保持されるようになっている。
一方、上述した両電気コネクタ10,20同士の嵌合に対するロック状態から、プラグコネクタ10側の第1のロック部材13に設けられた操作把持部(回動操作部)13eを上方に持ち上げるようにして当該第1のロック部材13を「ロック解除位置」まで立ち上げるように回動させると、コネクタ外方側の弾性腕部13dが、コネクタ内方側に向かって弾性復帰するように変位し、プラグコネクタ10側の第1のロック部材13に設けられた係合部13fが、リセプタクルコネクタ20側の第2のロック部材23に設けられた係止部23aから離脱し、それによって両電気コネクタ10,20同士のロック状態が解除される。このようなロック解除状態からプラグコネクタ10を上方に持ち上げることで、当該プラグコネクタ10がリセプタクルコネクタ20から抜去される。
このように本実施形態にかかる基板接続用電気コネクタ装置によれば、ロック作用突部11cに対して圧入状態となっている弾性腕部13c,13dを、操作把持部(回動操作部)13eを持ち上げるように回動操作し、ロック作用突部11cから外す操作によってロック解除が行われることとなる。そして、その弾性腕部13bを外す回動操作は、従来のような解除治具を用いることなく、或いは汎用性のある簡易な治具のみで容易に行われる。
また、このようなロック解除操作は、絶縁ハウジング11に設けられたハウジング操作開口部11e、及び第1の配線基板に設けられた基板操作開口部P1aを通して容易に行われる。また、弾性腕部13c,13dが「ロック位置」にあるときの操作把持部(回動操作部)13eは、コネクタ高さ方向において回動軸部13a,13bより高い位置に配置されていることから、ロック状態にある操作把持部(回動操作部)13eに対する操作性が向上し、ロック解除操作が円滑に行われるようになっている。
さらに、本実施形態においては、ロック解除状態にある第1のロック部材13が、コネクタ外方側の軸受ブロック11bに設けられたロック規制壁面(ロック規制部)の規制作用によって、コネクタ内方側に引き込まれた位置に保持され、第2のロック部材23の係止部23aに対して第1のロック部材13の係合部13fが非係合状態に維持されることから、両電気コネクタ10,20同士の嵌合が、係合部13fに干渉することなく円滑に行われることとなる。
加えて、本実施形態によれば、誤操作によって弾性腕部13c,13dが「ロック位置」に回動されたまま両電気コネクタ10,20同士の嵌合が行われた際に、プラグコネクタ10に設けられた係合部13fの傾斜案内面13gの案内作用によって、リセプタクルコネクタ20に対する損傷等の事態が防止されるようになっている。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
例えば、上述したロック部材13,23の係合・係止の関係は、プラグコネクタ(第1の電気コネクタ)10と、リセプタクルコネクタ(第2の電気コネクタ)20との間において逆の関係に配置することが可能である。
以上のように本発明は、各種電子・電気機器に使用される多種多様な基板接続用電気コネクタ装置に対して広く適用することが可能である。
10 リセプタクルコネクタ(第1の電気コネクタ)
11 絶縁ハウジング
11a,11b 軸受ブロック(ロック規制部)
11c ロック作用突部
11d 受け台
11e ハウジング操作開口部
12 コンタクト部材
13 第1のロック部材
13a,13b 回動軸部
13c,13d 弾性腕部
13e 操作把持部(回動操作部)
13f 係合部
13g 案内傾斜面
14 ホールドタウン
14a 接続脚部
14b 切欠き凹部
20 プラグコネクタ(第2の電気コネクタ)
21 絶縁ハウジング
22 コンタクト部材
23 第2のロック部材
23a 係止部
23b 接続脚部
P1 第1の配線基板
P1a 基板操作開口部
P2 第2の配線基板
P3 信号伝送用フレキシブルケーブル

Claims (9)

  1. 第1の配線基板が連結された第1の電気コネクタと、第2の配線基板が連結された第2の電気コネクタとを嵌合させることによって、前記第1及び第2の配線基板同士を電気的に接続するものであって、
    前記第1の電気コネクタの絶縁ハウジングに設けられた第1のロック部材を構成する係合部を、前記第2の電気コネクタの絶縁ハウジングに設けられた第2のロック部材の係止部に係合させることで、前記第1及び第2の電気コネクタ同士の嵌合状態を維持するように構成された基板接続用電気コネクタ装置において、
    前記第1のロック部材が、前記絶縁ハウジングに同軸上をなして回動自在に取り付けられた一対の回動軸部を有するとともに、
    前記一対の回動軸部の各々から回動半径の外方側に向かって延出して互いに連結された一対の弾性腕部が、前記回動軸部を中心としてロック位置とロック解除位置との間を回動するように設けられている一方、
    前記ロック位置に回動された前記一対の弾性腕部同士の間部分に圧入されるように前記絶縁ハウジングにロック作用突部が設けられ、
    前記ロック位置に回動された一対の弾性腕部同士の間部分に前記ロック作用突部が圧入されることで、前記一対の弾性腕部同士の間部分の距離が拡大する方向に前記弾性腕部が弾性変位し、その弾性腕部の弾性変位によって前記係合部が前記係止部に係合されるように構成されていることを特徴とする基板接続用電気コネクタ装置。
  2. 前記係合部が、前記回動軸部の軸端部分に一体的に形成された凸状部材から構成されているとともに、
    前記係止部が、前記係合部を受け入れる凹状部材から形成されていることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ装置。
  3. 前記第1の電気コネクタの絶縁ハウジングには、前記ロック解除位置に回動された弾性腕部の位置を規制するロック規制部が設けられ、
    前記ロック解除位置に回動された弾性腕部の位置が前記ロック規制部により規制されることで、前記ロック解除位置に回動された前記係合部が前記係止部に係合されない位置に保持されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ装置。
  4. 前記第1及び第2のロック部材からなる一組のロック機構が、前記絶縁ハウジングの長手方向において複数組が並列するように配置されていることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ装置。
  5. 前記第1の電気コネクタの絶縁ハウジングには、前記第1のロック部材を前記嵌合方向の外方に向かって露出状態とするハウジング操作開口部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ装置。
  6. 前記第1の配線基板には、前記第1のロック部材を前記嵌合方向の外方に向かって露出状態とする基板操作開口部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ装置。
  7. 前記第1のコネクタに設けられた係合部には、前記弾性腕部が前記ロック位置に回動された状態において前記両コネクタ同士の嵌合が行われた際に、前記第2のコネクタの一部に当接して案内する傾斜案内面が形成されていることを特徴とする請求項2記載の基板接続用電気コネクタ装置。
  8. 前記第1のロック部材は、前記一対の弾性腕部の延出端同士を一体的に連結する回動操作部を備えていることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ装置。
  9. 前記弾性腕部がロック位置にあるときの前記回動操作部は、前記第1の配線基板に対して垂直なコネクタ高さ方向において、前記回動軸部より高い位置に配置されていることを特徴とする請求項8記載の基板接続用電気コネクタ装置。
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