JP2015170001A - 荷物管理装置、荷物管理システム、荷物管理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】梱包容器に梱包されている荷物を容易に確認することを可能とする。【解決手段】荷物情報格納部33は、ユーザの荷物が梱包される梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって取得される識別情報及び当該荷物を撮像することによって取得された画像データを対応づけて含む荷物情報を格納する。通信処理部31は、ユーザ端末が梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって取得された識別情報を、ユーザ端末から受信する。荷物管理部32は、受信された識別情報に対応づけて荷物情報格納部33に格納された荷物情報に含まれる画像データをユーザ端末に送信する。【選択図】図4
Description
本発明は、荷物管理装置、荷物管理システム、荷物管理方法及びプログラムに関する。
一般的に、引っ越しの際には、ダンボール等の梱包容器に梱包された荷物を配送業者等が配送先に配送することが行われているが、荷物が多い場合には当該荷物の紛失が懸念される。
これに対して、荷物の識別情報及び配送先に関する情報を含む配送情報が記憶された電子タグを荷物に取り付けることによって、当該荷物の誤配送を未然に防止し、配送途中における荷物の所在を特定することができる技術(以下、先行技術と表記)が開示されている。
ところで、上記した引っ越しにおいて荷物の配送後に当該荷物を整理する際、どの梱包容器にどの荷物が梱包されているかを失念する場合がある。このような場合には、梱包容器を開梱しなければ荷物を確認することができず、手間が掛かる。
また、このような事態を避けるために、梱包容器に梱包された荷物(の種類)を、当該梱包容器(の外壁面等)に記載しておくことがあるが、この作業は煩雑である。また、梱包容器に梱包された荷物の種類等を記載していたとしても、開梱することなく具体的にどの荷物が梱包されているかまで特定することは困難である。
なお、上述した先行技術によれば、荷物の所在等を特定することができるものの、上記した梱包容器に梱包されている荷物(つまり、内容物)を特定することはできない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、梱包容器に梱包されている荷物を容易に確認することが可能な荷物管理装置、荷物管理システム、荷物管理方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の1つの態様によれば、自動認識コードを読み取ることによって識別情報を取得可能なユーザ端末と通信可能に接続される荷物管理装置が提供される。この荷物管理装置は、ユーザの荷物が梱包される梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって取得される識別情報及び当該荷物を撮像することによって取得された画像データを対応づけて含む荷物情報を格納する荷物情報格納手段と、前記ユーザ端末が前記梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって取得された識別情報を、前記ユーザ端末から受信する受信手段と、前記受信された識別情報に対応づけて前記荷物情報格納手段に格納された荷物情報に含まれる画像データを前記ユーザ端末に送信する管理手段とを具備する。
本発明は、梱包容器に梱包されている荷物を容易に確認することを可能とする。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る荷物管理システム(ネットワークシステム)のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示す荷物管理システムは、主として、ユーザ端末10、業者用端末20及び荷物管理装置(サーバ装置)30を備える。なお、荷物管理システムはユーザ端末10及び業者用端末20をそれぞれ複数備えているが、図1においては、ユーザ端末10及び業者用端末20はそれぞれ1つのみが示されている。
ユーザ端末10は、例えば荷物の配送を伴う引っ越し等を行うユーザによって利用される端末である。ユーザ端末10は、例えばカメラを備えるスマートフォン及びタブレット端末等の携帯端末を含む。
業者用端末20は、引っ越し等において荷物の配送を行う業者(配送業者)によって利用される端末である。業者用端末20は、上記したユーザ端末10と同様に、例えばカメラを備えるスマートフォン及びタブレット端末等の携帯端末を含む。
荷物管理装置30は、コンピュータ(サーバコンピュータ)30a及び当該コンピュータ30aと接続されたハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)のような外部記憶装置30bを備える。この外部記憶装置30bは、コンピュータ30aによって実行されるプログラム30cを格納する。
なお、図1に示すように、ユーザ端末10、業者用端末20及び荷物管理装置30は、ネットワーク40を介して通信可能に接続されている。
本実施形態に係る荷物管理システムは、上記した引っ越し等において配送される荷物を管理するために用いられる。なお、本実施形態において、荷物は、例えばダンボールのような梱包容器に梱包されて配送されるものとする。
以下、図1に示すユーザ端末10、業者用端末20及び荷物管理装置30の構成について説明する。
図2は、図1に示すユーザ端末10の主として機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、ユーザ端末10は、コード読取部11、画像取得部12、荷物情報生成部13、通信処理部14及び表示処理部15を含む。本実施形態において、これらの各部11〜15は、ユーザ端末10にインストールされた専用のアプリケーションプログラムが実行(起動)されることにより実現されるものとする。このアプリケーションプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布されてもよいし、ネットワーク40を介してユーザ端末10にダウンロードされても構わない。
コード読取部11は、例えば梱包容器に付された自動認識コードを読み取るための機能部である。この自動認識コードは、例えば識別情報を表すコードである。この自動認識コードによって表される識別情報は、当該自動認識コードが付された梱包容器に梱包される荷物を識別するための識別情報(以下、荷物IDと表記)として用いられる。コード読取部11は、梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって、当該自動認識コードによって表される荷物IDを取得する。
画像取得部12は、上記した自動認識コードが付された梱包容器に梱包されるユーザの荷物(つまり、当該梱包容器の内容物)の画像(データ)を取得する。この荷物の画像(以下、荷物画像と表記)は、上記したユーザ端末10に備えられているカメラで当該荷物を撮像することによって取得される。
荷物情報生成部13は、ユーザ端末10を利用するユーザを識別するための識別情報(以下、ユーザIDと表記)、コード読取部11によって取得された荷物ID及び画像取得部12によって取得された荷物画像を対応づけて含む荷物情報を生成する。
通信処理部14は、荷物管理装置30との通信を実行するための機能部である。具体的には、通信処理部14は、荷物情報生成部13によって生成された荷物情報を荷物管理装置30に送信する。
また、通信処理部14は、上記した荷物を梱包した後(例えば、当該荷物を配送先に配送した後)、当該荷物が梱包された梱包容器に付された自動認識コードがコード読取部11によって読み取られた場合、当該コード読取部11によって取得された荷物IDを含む荷物確認要求を荷物管理装置30に送信する。
また、通信処理部14は、例えばユーザ端末10に対するユーザの操作に応じて、後述する配送情報の提供を要求するための配送情報提供要求を荷物管理装置30に送信する。なお、この配送情報提供要求には、ユーザ端末10を利用するユーザを識別するためのユーザIDが含まれる。
通信処理部14は、上記した荷物確認要求に対する応答として荷物管理装置30によって送信された荷物画像を受信する。また、通信処理部14は、上記した配送情報提供要求に対する応答として荷物管理装置30によって送信された配送情報を受信する。なお、通信処理部14によって受信された荷物画像及び配送情報は、表示処理部15によってユーザ端末10の画面上に表示される。
図3は、図1に示す業者用端末20の主として機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、業者用端末20は、コード読取部21、配送情報生成部22及び通信処理部23を含む。本実施形態において、これらの各部21〜23は、業者用端末20にインストールされた専用のアプリケーションプログラムが実行(起動)されることにより実現されるものとする。このアプリケーションプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布されてもよいし、ネットワーク40を介して業者用端末20にダウンロードされても構わない。
コード読取部21は、上述した梱包容器に付された自動認識コードを読み取るための機能部である。コード読取部21は、梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって、当該自動認識コードによって表される荷物IDを取得する。
配送情報生成部22は、業者用端末20に対する配送業者の操作に応じて、コード読取部21によって取得された荷物IDによって識別されるユーザの荷物(つまり、当該荷物IDを表す自動認識コードが付された梱包容器に梱包されている荷物)の配送状況を示す配送情報を生成する。
通信処理部23は、荷物管理装置30との通信を実行するための機能部である。具体的には、通信処理部23は、配送情報生成部22によって生成された配送情報を荷物管理装置30に送信する。
図4は、図1に示す荷物管理装置30の主として機能構成を示すブロック図である。図4に示すように、荷物管理装置30は、通信処理部31、荷物管理部32、荷物情報格納部33及び配送情報格納部34を含む。
本実施形態において、通信処理部31及び荷物管理部32は、図1に示すコンピュータ30aが外部記憶装置30bに格納されているプログラム30cを実行することにより実現されるものとする。このプログラム30cは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布可能である。また、このプログラム30cは、例えばネットワーク40を介して荷物管理装置30(コンピュータ30a)にダウンロードされても構わない。また、荷物情報格納部33及び配送情報格納部34は、例えば外部記憶装置30bに格納される。
通信処理部31は、ユーザ端末10及び業者用端末20との通信を実行するための機能部である。通信処理部31は、ユーザ端末10(に含まれる通信処理部14)によって送信された荷物情報を受信する。同様に、通信処理部31は、業者用端末20(に含まれる通信処理部23)によって送信された配送情報を受信する。
更に、通信処理部31は、上述したようにユーザ端末10によって送信された荷物確認要求及び配送情報提供要求を受信する。
荷物管理部32は、通信処理部31によって受信された荷物情報を荷物情報格納部33に格納する。同様に、荷物管理部32は、通信処理部31によって受信された配送情報を配送情報格納部34に格納する。
更に、荷物管理部32は、上記したように通信処理部31によって荷物確認要求が受信された場合、当該荷物確認要求に含まれる荷物ID(つまり、ユーザ端末10が梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって取得された荷物ID)に対応づけて荷物情報格納部33に格納されている荷物情報に含まれる荷物画像を取得する。荷物管理部32によって取得された荷物画像は、通信処理部31を介してユーザ端末10に送信され、当該ユーザ端末10の画面上に表示される。
また、荷物管理部32は、上記したように通信処理部31によって配送情報提供要求が受信された場合、当該配送情報提供要求に含まれるユーザIDによって識別されるユーザの荷物の配送状況を示す配送情報を配送情報格納部34から取得する。荷物管理部32によって取得された配送情報は、通信処理部31を介してユーザ端末10に送信され、当該ユーザ端末10の画面上に表示される。
図5は、図4に示す荷物情報格納部33のデータ構造の一例を示す。図5に示すように、荷物情報格納部33には、ユーザID、荷物ID及び荷物画像を対応づけて含む荷物情報が格納される。
荷物IDは、当該荷物IDに対応づけられているユーザIDによって識別されるユーザの荷物を識別するための識別情報であり、当該荷物が梱包される梱包容器に付されている自動認識コードを読み取ることによって取得される情報である。荷物画像は、当該荷物画像に対応づけられている荷物IDによって識別される荷物の画像である。
図5に示す例では、荷物情報格納部33には、荷物情報331及び332が格納されている。
荷物情報331は、ユーザID「1」、荷物ID「1」及び荷物画像「荷物画像1」を対応づけて含む。この荷物情報331によれば、ユーザID「1」によって識別されるユーザの荷物のうち荷物ID「1」によって識別される荷物(つまり、当該荷物ID「1」を表す自動識別コードが付された梱包容器に梱包される荷物)の画像が「荷物画像1」であることが示されている。
また、荷物情報332は、ユーザID「1」、荷物ID「2」及び荷物画像「荷物画像2」を対応づけて含む。この荷物情報332によれば、ユーザID「1」によって識別されるユーザの荷物のうち荷物ID「2」によって識別される荷物(つまり、当該荷物ID「2」を表す自動識別コードが付された梱包容器に梱包される荷物)の画像が「荷物画像2」であることが示されている。
ここでは、荷物情報331及び332について説明したが、荷物情報格納部33には、ユーザの荷物(つまり、ユーザID及び荷物ID)毎に荷物情報が格納される。
図6は、図4に示す配送情報格納部34のデータ構造の一例を示す。図4に示すように、配送情報格納部34には、荷物ID、配送状況及び車両IDを対応づけて含む配送情報が格納される。
荷物IDは、配送業者によって配送されるユーザの荷物を識別するための識別情報である。配送状況は、当該配送状況に対応づけられている荷物IDによって識別される荷物の配送に関する状況を示し、例えば当該荷物が配送車両に積載済みであることを示す「積載済み」及び当該荷物が配送車両から荷下ろしされたことを示す「荷下ろし済み」を含む。車両IDは、対応づけられている荷物IDによって識別される荷物が積載された配送車両を識別するための識別情報である。
図6に示す例では、配送情報格納部34には、配送情報341及び342が格納されている。
配送情報341は、荷物ID「1」、配送状況「積載済み」及び車両ID「1」を対応づけて含む。この配送情報341によれば、荷物ID「1」によって識別される荷物が車両ID「1」によって識別される配送車両に積載済みであることが示されている。
また、配送情報342は、荷物ID「2」、配送状況「積載済み」及び車両ID「1」を対応づけて含む。この配送情報342によれば、荷物ID「2」によって識別される荷物が車両ID「1」によって識別される配送車両に積載済みであることが示されている。
なお、上記した例えば荷物ID「1」によって識別される荷物が配送先(引っ越し先)に配送され、車両ID「1」によって識別される配送車両から荷下ろしされた場合には、当該荷物ID「1」及び車両ID「1」に対応づけて配送情報341に含まれる配送状況は、「積載済み」から「荷下ろし済み」に更新される。
ここでは、配送情報341及び342について説明したが、配送情報格納部34には、配送業者によって配送される他の荷物(荷物ID)についても同様に配送情報が格納される。
以下、本実施形態に係る荷物管理システムの動作について説明する。ここでは、荷物管理システムにおいて実行される処理のうち、荷物情報登録処理、配送情報登録処理、配送情報提供処理及び荷物確認処理について説明する。
まず、図7のフローチャートを参照して、上記した荷物情報登録処理の処理手順について説明する。この荷物情報登録処理は、ユーザが引っ越し時における荷物の梱包時に、当該荷物の画像を含む荷物情報を荷物管理装置30に登録する(アップロード)する際の処理である。
なお、引っ越し時には、ユーザの荷物を梱包する梱包容器の数の自動認識コードが印刷されたシール等が例えば配送業者から当該ユーザに対して配布される。これにより、ユーザは、梱包容器にシールを貼り付けることによって、自動認識コードを梱包容器に付することができる。
ここで、本実施形態において、自動認識コードには、例えばカラービットコードが含まれるものとする。このカラービットコードは、例えば3以上の色彩のうちの1の色彩が付されたセルが線状に複数配列されることにより、当該セルに付された色彩の遷移によって特定のデータ(ここでは、荷物ID)を表すことができるものである。換言すれば、カラービットコードは、隣接する2つの色彩の遷移(変化)毎に例えば2進数の構成要素「0」または「1」を割り当てておくことによって、上記した複数の色彩の所定の配列により特定のデータを表すことができる。カラービットコードはこのように色彩の遷移によってデータを表すものであるから、当該カラービットコードの隣接するセル同士には同色は付されず、異なる色彩が付される。なお、カラービットコードについては例えば特開2008−287414号公報及び特開2008−027029号公報等に開示されているため、ここではその詳細な説明については省略する。以下の説明においては自動認識コードがカラービットコードであるものとして説明する。
荷物情報登録処理においては、まず、ユーザ端末10に対するユーザの操作に応じて、当該ユーザ端末10上で上記した専用のアプリケーションプログラムが起動される(ステップS1)。
次に、ユーザ端末10に含まれるコード読取部11は、梱包容器に付されたカラービットコード(自動認識コード)を読み取る(ステップS2)。これにより、コード読取部11は、カラービットコードによって表される荷物IDを取得する。
なお、ユーザ端末10が上述したカメラを備える携帯端末である場合、ステップS2における読み取り処理は、例えば当該カメラでカラービットコードを撮像することによって実行される。具体的には、カラービットコードを撮像することによって得られる画像の例えば所定の条件に合致した領域がカラービットコードとして認識され、当該領域における各セルに付された色彩の遷移(つまり、配列)に基づいてデコード処理が実行されることによって、荷物IDが取得される。
カラービットコードの読み取りが完了すると、ユーザ端末10の画面には、例えば当該カラービットコードが付された梱包容器に梱包される荷物(以下、梱包対象荷物と表記)の撮影を指示するメッセージ等が表示される。このようなメッセージが表示されるとユーザ端末10においてカメラが起動され、ユーザは、梱包対象荷物を撮影することができる。
この場合、画像取得部12は、ユーザによって撮影された梱包対象荷物の画像(以下、梱包対象荷物画像と表記)を取得する(ステップS3)。
次に、荷物情報生成部13は、コード読取部11によって取得された荷物IDと画像取得部12によって取得された梱包対象荷物画像とを紐付けし、荷物情報を生成する(ステップS4)。荷物情報生成部13によって生成された荷物情報には、ユーザ端末10を利用するユーザを識別するためのユーザID、荷物ID及び梱包対象荷物画像が対応づけて含まれる。なお、ユーザIDは、ユーザ端末10の内部に予め保持されているものとする。
上記したように荷物情報生成部13によって荷物情報が生成された場合、通信処理部14は、当該荷物情報を荷物管理装置30に送信する(ステップS5)。
このようにユーザ端末10(に含まれる通信処理部14)によって送信された荷物情報は、荷物管理装置30に含まれる通信処理部31によって受信される。
荷物管理部32は、通信処理部31によって受信された荷物情報を、荷物情報格納部33に登録(格納)する(ステップS6)。
ステップS6の処理が実行されると荷物情報登録処理は完了され、梱包対象荷物(が梱包された梱包容器)は、配送業者によって配送される。
上記した荷物情報登録処理によれば、梱包対象荷物の画像を当該梱包対象荷物が梱包された梱包容器に付されたカラービットコードによって表される荷物IDと紐づけて荷物管理装置30(に含まれる荷物情報格納部33)に登録することができる。
なお、引っ越し等においては複数の荷物(梱包容器)を配送する必要があるが、この場合には、当該荷物の各々について上述したステップS2〜S6の処理が実行される。
また、例えば複数の荷物の全てについて上述したステップS2〜S6の処理が実行された後に、ユーザからの要求がユーザ端末10から荷物管理装置30に送信された場合には、荷物情報格納部33に登録された荷物情報に基づいて特定される荷物の総数(つまり、荷物情報の数)を当該要求に対する応答としてユーザ端末10に返す(つまり、送信する)ことができる。これによれば、ユーザは、配送される荷物(が梱包された梱包容器)の数を容易に把握することができる。なお、荷物の総数は、業者用端末20から送信された配送業者からの要求に応じて当該業者用端末20に送信されることも可能である。
また、引っ越し時において上記した荷物の梱包作業を配送業者が行う場合には、図7に示すステップS1〜S5の処理が業者用端末30で実行されても構わない。
次に、図8のフローチャートを参照して、上記した配送情報登録処理の処理手順について説明する。この配送情報登録処理は、上記したようにユーザの荷物(が梱包された梱包容器)の配送状況に応じて、当該荷物の配送状況を示す配送情報を荷物管理装置30に登録する(アップロード)する際の処理である。
ここでは、上述したように例えばユーザによって梱包容器に梱包された荷物(以下、配送対象荷物と表記)を配送業者が配送車両に積載する場合について説明する。
この場合、業者用端末30に対する配送業者の操作に応じて、業者用端末30上で上記した専用のアプリケーションプログラムが起動される(ステップS11)。なお、ここで業者用端末30上で起動される専用のアプリケーションプログラムは、上述したユーザ端末10上で起動されるアプリケーションプログラムと同一のものであってもよいし、異なるものであっても構わない。
次に、業者用端末30に含まれるコード読取部21は、配送車両に積載される(または積載された)配送対象荷物が梱包された梱包容器に付されたカラービットコード(自動認識コード)を読み取る(ステップS12)。これにより、コード読取部21は、カラービットコードによって表される荷物IDを取得する。なお、業者用端末30が上述したカメラを備える携帯端末である場合、ステップS12における読み取り処理は、ユーザ端末10に含まれるコード読取部11と同様に、例えば当該カメラでカラービットコードを撮像することによって実行される。
また、カラービットコードが撮像された場合には、上述したように例えば所定の条件に合致した領域がカラービットコードとして認識されるため、当該撮像領域内に存在するカラービットコードは一括して読み取り可能である。このため、配送業者は、配送対象荷物が梱包された複数の梱包容器に付されたカラービットコードの全てが撮像領域内に包含されるように撮影することで、当該各梱包容器に付されたカラービットコードに対して個別に撮影する手間を省くことができる。
次に、配送情報生成部22は、業者用端末20に対する配送業者の操作に応じて、配送対象荷物の配送状況及び当該配送対象荷物が積載される配送車両を識別するための車両IDを入力する(ステップS13)。
なお、上記したように配送対象荷物を配送業者が配送車両に積載する場合においては、配送状況として、積載済みであることが入力される。また、車両IDとしては、例えば車両番号等が用いられる。
配送情報生成部22は、コード読取部21によって取得された荷物ID、入力された配送状況(積載済み)及び車両IDに基づいて配送情報を生成する(ステップS14)。配送情報生成部22によって生成された配送情報には、荷物ID、配送状況及び車両IDが対応づけて含まれる。
上記したように配送情報生成部22によって配送情報が生成された場合、通信処理部23は、当該配送情報を荷物管理装置30に送信する(ステップS15)。
このように業者用端末20(に含まれる通信処理部23)によって送信された配送情報は、荷物管理装置30に含まれる通信処理部31によって受信される。
荷物管理部32は、通信処理部31によって受信された配送情報を、配送情報格納部34に登録(格納)する(ステップS16)。
ここでは、配送対象荷物を配送業者が配送車両に積載する場合について説明したが、当該配送対象荷物を配送業者が配送車両から荷下ろしする場合についても上記した図8に示す処理(配送情報登録処理)と同様の処理が実行される。
以下、配送対象荷物を配送業者が配送車両から荷下ろしする場合の配送情報登録処理について簡単に説明する。
この場合には、ステップS11において業者用端末30上で専用のアプリケーションが起動され、ステップS12において配送車両から荷下ろしされる荷物(以下、便宜的に配送対象荷物と表記)が梱包された梱包容器に付されたカラービットコードが読み取られる(すなわち、荷物IDが取得される)。
次に、ステップS13において配送状況及び車両IDが入力されるが、ここでは、配送対象荷物の配送状況として配送対象荷物が荷下ろし済みであることが入力される。
ステップS14においては荷物ID、配送状況(荷下ろし済み)及び車両IDを対応づけて含む配送情報が生成され、ステップS15において当該配送情報が荷物管理装置30に送信される。
上記したように業者用端末20から荷物管理装置30に配送情報が送信されると、ステップS16においては当該配送情報が配送情報格納部34に登録されるが、上記したように配送状況が荷下ろし済みである場合には、配送情報格納部34に格納されている配送情報に含まれる配送状況が更新される。
上述した図6を用いて具体的に説明すると、図6に示すように、例えば荷物ID「1」、配送状況「積載済み」及び車両ID「1」を含む配送情報341が配送情報格納部34に登録されている場合を想定する。この場合において、車両ID「1」によって識別される配送車両に積載されていた荷物ID「1」によって識別される荷物が荷下ろしされた場合、上述した図8に示すステップS11〜S15の処理が実行されることによって、荷物ID「1」、配送状況「荷下ろし済み」及び車両ID「1」を含む配送情報が業者用端末20から荷物管理装置30に送信される。
この場合、荷物管理装置30に含まれる荷物管理部32は、配送情報格納部34に格納されている配送情報341(つまり、配送情報格納部34に格納されている複数の配送情報のうち、業務用端末20から送信された配送情報に含まれる荷物ID「1」及び車両ID「1」を含む配送情報)に含まれる配送状況を「積載済み」から「荷下ろし済み」に更新する。
これにより、配送対象荷物が配送車両から荷下ろしされた場合には、当該配送対象荷物に対応する配送情報に含まれる配送状況を更新することができる。
上記したように配送状況が荷下ろし済みである場合には配送情報格納部34に格納されている配送情報に含まれる配送状況が更新されるが、この場合には荷物管理装置30において配送状況が更新される荷物(荷物ID)が特定できればよい。このため、業者用端末30において入力される配送状況が荷下ろし済みである場合には、上述したステップS13における車両IDの入力は省略されても構わない。
上記した配送情報登録処理によれば、配送対象荷物を配送する配送業者の業者用端末20に対する操作に応じて、当該配送対象荷物の配送状況を示す配送情報を荷物管理装置30(に含まれる配送情報格納部34)に登録することができる。
次に、図9のフローチャートを参照して、上記した配送情報提供処理の処理手順について説明する。この配送情報提供処理は、上述した配送情報登録処理によって荷物管理装置30に含まれる配送情報格納部34に登録された配送情報をユーザに提供する際の処理である。
配送情報登録処理においては、まず、ユーザ端末10に対するユーザの操作に応じて、当該ユーザ端末10上で上記した専用のアプリケーションプログラムが起動される(ステップS21)。
ここで、ユーザは、ユーザ端末10を操作することによって、荷物管理装置30に対して配送情報の提供を要求することができる。この場合、ユーザ端末10に含まれる通信処理部14は、当該ユーザ端末10を利用するユーザを識別するためのユーザIDを含む配送情報提供要求を荷物管理装置30に送信する(ステップS22)。
ユーザ端末10(に含まれる通信処理部14)によって送信された配送情報提供要求は、荷物管理装置30に含まれる通信処理部31によって受信される。
荷物管理部32は、通信処理部31によって受信された配送情報提供要求に含まれるユーザIDに基づいて、当該ユーザIDによって識別されるユーザの荷物を識別するための荷物IDを特定する(ステップS23)。具体的には、荷物管理部32は、配送情報提供要求に含まれるユーザIDに対応づけて荷物情報格納部33に格納されている荷物情報に含まれている荷物IDを特定する。
次に、荷物管理部32は、特定された荷物IDを含む配送情報を配送情報格納部34から取得する(ステップS24)。ここで荷物管理部32によって取得された配送情報は、配送情報提供要求の要求元であるユーザの荷物の配送状況を示す配送情報である。
ここで、荷物管理部32によって取得された配送情報に含まれる配送状況が積載済みである場合を想定する。この場合、荷物管理部32は、取得された配送情報に含まれる車両IDによって識別される配送車両の現在位置を示す車両位置情報を取得する(ステップS25)。この車両位置情報は、例えば各配送車用に設けられたGPS受信機を備える車載装置から取得されるものとする。
なお、上記したステップS23において特定された荷物IDによって識別される荷物(つまり、配送情報提供要求の要求元であるユーザの荷物)は配送車両に積載済みであるため、このように荷物管理部32によって取得された車両位置情報によって示される位置は、当該荷物の現在位置に相当する。
荷物管理部32は、取得された配送情報及び車両位置情報を、配送情報提供要求の要求元であるユーザによって利用されるユーザ端末10に送信する(ステップS26)。なお、配送情報及び車両位置情報は、通信処理部31を介して送信される。
このように荷物管理装置30(に含まれる荷物管理部32)によって送信された配送情報及び車両位置情報は、ユーザ端末10に含まれる通信処理部14によって受信される。
表示処理部15は、通信処理部14によって受信された配送情報及び車両位置情報をユーザ端末10の画面上に表示する(ステップS27)。
上記した配送情報提供処理によれば、ユーザの荷物の配送状況を示す配送情報(荷物ID、配送状況及び車両ID)及び当該荷物を積載した配送車両(つまり、当該車両IDによって識別される配送車両)の位置(車両位置情報)をユーザ端末10に表示することができる。
なお、ここでは車両位置情報が取得及び表示されるものとして説明したが、荷物管理部32によって取得された配送情報に含まれる配送状況が荷下ろし済みである場合には、ユーザの荷物は配送先(引っ越し先)において既に荷下ろしされているため、車両位置情報の取得及び表示は省略されても構わない。
また、ここでは配送状況が積載済み及び荷下ろし済みを含むものとして説明したが、当該配送状況には配送中等が含まれていても構わない。この配送状況(配送中)は、例えば配送車両が配送元の地点を出発する際に、配送業者の操作に応じて業者用端末30において入力され、荷物管理装置30に含まれる配送情報格納部34に登録されればよい。このように配送状況に配送中が含まれる場合、上記した車両位置情報の取得及び表示は、当該配送状況が配送中である場合にのみ行われても構わない。
また、上記した配送情報は加工されてユーザに提供されても構わない。具体的には、例えばユーザの荷物が梱包された梱包容器が50箱ある場合において、35箱が1台目の配送車両に積載された場合には、50箱中35箱(つまり、70%)が配送車両に積載済みであり、残りの15箱(つまり、30%)は2台目の配送車両に積載される旨の情報がユーザに対して提供されても構わない。
また、上述したユーザ端末10の代わりに、配送業者が利用する業者用端末20や当該配送業者の管理センターに設けられている端末(以下、管理端末と表記)等を用いることによって、配送情報は、当該業者用端末20や管理端末でも確認することができる。これによれば、配送業者は、作業の効率向上のために配送情報を利用することが可能となる。
次に、図10のフローチャートを参照して、上記した荷物確認処理の処理手順について説明する。この荷物確認処理は、上記したようにユーザの荷物(が梱包された梱包容器)が配送業者によって配送先に配送された後に、ユーザが当該梱包容器の中身(つまり、当該梱包容器に梱包された荷物)を確認する際の処理である。
荷物確認処理においては、まず、ユーザ端末10に対するユーザの操作に応じて、当該ユーザ端末10上で上記した専用のアプリケーションプログラムが起動される(ステップS31)。
次に、ユーザ端末10に含まれるコード読取部11は、ユーザの荷物が梱包された梱包容器に付されたカラービットコード(自動認識コード)を読み取る(ステップS32)。これにより、コード読取部11は、カラービットコードによって表される荷物IDを取得する。なお、このステップS32の処理は、上述した図7に示すステップS2の処理と同様であるため、その詳しい説明を省略する。
この場合、通信処理部14は、ユーザ端末10を利用するユーザを識別するためのユーザID及びコード読取部11によって取得された荷物IDを荷物管理装置30に送信する(ステップS33)。
このようにユーザ端末10(に含まれる通信処理部14)によって送信されたユーザID及び荷物IDは、荷物管理装置30に含まれる通信処理部31によって受信される。
荷物管理部32は、通信処理部31によって受信されたユーザID及び荷物IDを含む荷物情報を荷物情報格納部33から取得する。荷物管理部32は、取得された荷物情報に含まれる荷物画像(つまり、受信されたユーザID及び荷物IDに対応づけて荷物情報に含まれる荷物画像)を取得する(ステップS34)。ここで取得される荷物画像は、ステップS32において読み取られたカラービットコードが付された梱包容器に梱包されている荷物の画像である。
荷物管理部32は、取得された荷物画像を、通信処理部31を介してユーザ端末10に送信する(ステップS35)。
このように荷物管理装置30(に含まれる荷物管理部32)によって送信された荷物画像は、ユーザ端末10に含まれる通信処理部14によって受信される。
この場合、表示処理部15は、通信処理部14によって受信された荷物画像を、ユーザ端末10の画面上に表示する(ステップS36)。
上記した荷物確認処理によれば、ユーザ端末10において読み取られたカラービットコードが付された梱包容器に梱包された荷物の画像を当該ユーザ端末10の画面上に表示することができる。
次に、図11を参照して、本実施形態に係る荷物管理システムの動作について概念的に説明する。
まず、例えば配送業者によってカラービットコードが印刷されたシールがユーザに対して配布される(ステップS41)。
ユーザは、配布されたシールを梱包容器に貼り付け、荷物の梱包作業を行う。この梱包作業時には、上述した荷物情報登録処理が実行されることによって荷物情報の登録が行われる(ステップS42)。なお、このように荷物情報の登録が行われると、ユーザは、ユーザ端末10を操作し、荷物管理装置30にアクセスすることによって、当該ユーザの荷物の総数等を把握することができる。なお、このユーザの荷物の総数等は、業者用端末20側でも把握することが可能である。
次に、配送業者は、配送元(つまり、出発地)においてユーザの荷物を配送車両に積載する作業を行う。この作業が完了されると、上述した配送情報登録処理が実行されることによって配送情報の登録(ここでは、積載済みであるという配送状況報告)が行われる(ステップS43)。
配送情報の登録が完了されると、配送業者は、配送車両によってユーザの荷物を配送する。配送業者は、配送車両が配送先に到着した場合、ユーザの荷物を配送車両から荷下ろしする作業を行う。この作業が完了されると、上述した配送情報登録処理が実行されることによって配送情報の登録(ここでは、荷下ろし済みであるという配送状況報告)が行われる(ステップS44)。
なお、ユーザは、配送業者による各作業中において、ユーザ端末10を操作し、荷物管理装置30にアクセスすることによって、配送情報(つまり、配送状況)やユーザの荷物を配送中の配送車両の位置(車両位置情報)を確認することができる。
上記したようにユーザの荷物が配送先において荷下ろしされた後、上述した荷物確認処理が実行されることによって、ユーザは、各梱包容器に梱包されている荷物を画像にて確認することができる(ステップS45)。
なお、配送業者は、荷物管理装置30にアクセスすることによって、例えば当該配送業者の管理センター等においてもユーザの荷物の総数や各作業の進捗等を管理することも可能である(ステップS46)。
上記したように本実施形態においては、ユーザ端末10が自動認識コードを読み取ることによって取得された荷物IDを当該ユーザ端末10から受信し、当該受信された荷物IDに対応づけて荷物情報格納部33に格納された荷物情報に含まれる荷物画像(データ)をユーザ端末10に送信し、当該荷物画像がユーザ端末に表示される構成により、ユーザは梱包容器に梱包されている荷物を容易に確認することが可能となる。
すなわち、本実施形態においては、例えば引っ越し時においてどの梱包容器にどの荷物が梱包されているかを失念したような場合であっても、当該梱包容器を1つずつ開梱することなく当該梱包容器に梱包されている荷物を確認することができるとともに、例えば梱包容器に梱包されている荷物の種類を当該梱包容器の外壁面等に記載しておいた場合と比較してより当該荷物を正確に把握することができる。
また、本実施形態においては、業者用端末20に対する配送業者の操作に応じて配送状況を示す配送情報を荷物管理装置30において格納し、ユーザ端末10から送信されるユーザからの要求に応じて当該配送情報をユーザ端末10に送信することにより、ユーザは配送状況(作業の進捗)を把握することが可能となるため、ユーザの配送業者に対する信頼性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態においては、ユーザの荷物が積載された配送車両の位置を示す位置情報(車両位置情報)をユーザ端末10に送信することにより、ユーザは、当該ユーザの荷物の位置(つまり、移動中の場所)をリアルタイムで把握することが可能となる。なお、この車両位置情報によれば、例えばユーザの荷物を積載した配送車両の移動履歴等をユーザに提供することも可能となる。
また、本実施形態においては、ユーザ端末10から送信されるユーザからの要求に応じてユーザの荷物の総数をユーザ端末10に送信することにより、ユーザは荷物の総数を把握することができるため、例えば配送作業後において当該ユーザの荷物の紛失等を確認することができる。また、ユーザの荷物が紛失した場合であっても、上述した配送情報及び車両位置情報により当該荷物の位置を特定することができる。
なお、本願発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合せてもよい。
10…ユーザ端末、11…コード読取部、12…画像取得部、13…荷物情報生成部、14…通信処理部、15…表示処理部、20…業者用端末、21…コード読取部、22…配送情報生成部、23…通信処理部、30…荷物管理装置、30a…コンピュータ、30b…外部記憶装置、31…通信処理部、32…荷物管理部、33…荷物情報格納部、34…配送情報格納部
Claims (10)
- 自動認識コードを読み取ることによって識別情報を取得可能なユーザ端末と通信可能に接続される荷物管理装置において、
ユーザの荷物が梱包される梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって取得される識別情報及び当該荷物を撮像することによって取得された画像データを対応づけて含む荷物情報を格納する荷物情報格納手段と、
前記ユーザ端末が前記梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって取得された識別情報を、前記ユーザ端末から受信する受信手段と、
前記受信された識別情報に対応づけて前記荷物情報格納手段に格納された荷物情報に含まれる画像データを前記ユーザ端末に送信する管理手段と
を具備することを特徴とする荷物管理装置。 - 登録手段を更に具備し、
前記ユーザ端末は、カメラを備え、
前記登録手段は、前記梱包容器に付された自動認識コードを前記ユーザ端末が読み取ることによって取得された識別情報及び当該梱包容器に梱包される荷物を当該ユーザ端末に備えられるカメラで撮像することによって取得された画像データを対応づけて含む荷物情報を前記荷物情報格納手段に登録する
ことを特徴とする請求項1記載の荷物管理装置。 - 前記ユーザの荷物を配送する配送業者によって利用される業者用端末と更に接続され、
前記業者用端末に対する前記配送業者の操作に応じて、前記ユーザの荷物の配送状況を示す配送情報を格納する配送情報格納手段を更に具備し、
前記管理手段は、前記ユーザ端末から送信される前記ユーザからの要求に応じて、前記配送情報格納手段に格納された配送情報を前記ユーザ端末に更に送信する
ことを特徴とする請求項1記載の荷物管理装置。 - 前記配送情報は、前記ユーザの荷物が配送車両に積載済みであることまたは前記荷物が配送車両から荷下ろしされたことを示し、
前記管理手段は、前記配送情報が前記ユーザの荷物が前記配送車両に積載済みであることを示す場合、前記配送車両の位置を示す位置情報を前記ユーザ端末に更に送信する
ことを特徴とする請求項3記載の荷物管理装置。 - 前記荷物情報格納手段は、複数の荷物情報を格納し、
前記管理手段は、前記ユーザ端末から送信される前記ユーザからの要求に応じて、前記荷物情報格納手段に格納された荷物情報に基づいて特定される前記ユーザの荷物の総数を前記ユーザ端末に更に送信する
ことを特徴とする請求項1記載の荷物管理装置。 - 前記自動認識コードは、3以上の色彩のうちの1の色彩が付されたセルが線状に複数配列され、当該セルに付された色彩の遷移によって前記識別情報を表す光学式認識コードを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の荷物管理装置。
- ユーザによって利用されるユーザ端末と、当該ユーザ端末と通信可能に接続される荷物管理装置とを備える荷物管理システムにおいて、
前記ユーザ端末は、コード読取手段と、送信手段と、第1の受信手段と、表示処理手段とを含み、
前記荷物管理装置は、荷物情報格納手段と、第2の受信手段と、管理手段とを含み、
前記荷物情報格納手段は、前記ユーザの荷物が梱包される梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって取得される識別情報及び当該荷物を撮像することによって取得された画像データを対応づけて含む荷物情報を格納し、
前記コード読取手段は、前記ユーザの荷物が梱包された梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって識別情報を取得し、
前記送信手段は、前記取得された識別情報を前記荷物管理装置に送信し、
前記第2の受信手段は、前記送信された識別情報を受信し、
前記管理手段は、前記受信された識別情報に対応づけて前記荷物情報格納手段に格納された荷物情報に含まれる画像データを前記ユーザ端末に送信し、
前記第1の受信手段は、前記送信された画像データを受信し、
前記表示処理手段は、前記受信された画像データを表示する
ことを特徴とする荷物管理システム。 - 自動認識コードを読み取ることによって識別情報を取得可能なユーザ端末と通信可能に接続され、ユーザの荷物が梱包される梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって取得される識別情報及び当該荷物を撮像することによって取得された画像データを対応づけて含む荷物情報を格納する荷物情報格納手段を有する荷物管理装置が実行する荷物管理方法であって、
前記ユーザ端末が前記ユーザの荷物が梱包された梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって取得された識別情報を、前記ユーザ端末から受信するステップと、
前記受信された識別情報に対応づけて前記荷物情報格納手段に格納された荷物情報に含まれる画像データを前記ユーザ端末に送信するステップと
を具備することを特徴とする荷物管理方法。 - 自動認識コードを読み取ることによって識別情報を取得可能なユーザ端末と通信可能に接続され、ユーザの荷物が梱包される梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって取得される識別情報及び当該荷物を撮像することによって取得された画像データを対応づけて含む荷物情報を格納する荷物情報格納手段を有する荷物管理装置のコンピュータによって実行されるプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記ユーザ端末が前記ユーザの荷物が梱包された梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって取得された識別情報を、前記ユーザ端末から受信するステップと、
前記受信された識別情報に対応づけて前記荷物情報格納手段に格納された荷物情報に含まれる画像データを前記ユーザ端末に送信するステップと
を実行させるためのプログラム。 - ユーザの荷物が梱包される梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって取得される識別情報及び当該荷物を撮像することによって取得された画像データを対応づけて含む荷物情報を格納する荷物情報格納手段を有する荷物管理装置と接続され、前記ユーザによって利用されるユーザ端末のコンピュータによって実行されるプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記ユーザの荷物が梱包された梱包容器に付された自動認識コードを読み取ることによって識別情報を取得するステップと、
前記取得された識別情報を前記荷物管理装置に送信するステップと、
前記送信された識別情報に対応づけて前記荷物情報格納手段に格納された荷物情報に含まれる画像データを、前記荷物管理装置から受信するステップと、
前記受信された画像データを表示するステップと
を実行させるためのプログラム。
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