JP2015169570A - タイヤのトレッドラジアス測定方法、及びそれに用いるトレッドラジアス測定装置 - Google Patents

タイヤのトレッドラジアス測定方法、及びそれに用いるトレッドラジアス測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回転するタイヤからトレッドラジアスを精度良く測定する。
【解決手段】 測定ステップと平均化ステップと算出ステップとを含むトレッドラジアス測定工程を具える。測定ステップでは、3つのレーザー変位計から回転するタイヤのトレッド表面までの半径方向の距離を測定し、半径方向距離データy1、y2、y3をタイヤ1周当たりm個取得する。平均化ステップでは、各m個の半径方向距離データy1、y2、y3に対してスムージング処理を施し、ノイズデータを除去した後の残りの半径方向距離データを平均して平均値y1N、y2N、y3Nを求める。算出ステップでは、平均値y1N、y2N、y3Nと、各レーザー変位計のタイヤ軸方向の距離x1、x2,x3とからトレッドラジアスTRを算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ軸芯回りで回転するタイヤからトレッドラジアスを測定するトレッドラジアス測定方法、及びそれに用いるトレッドラジアス測定装置に関する。
従来からタイヤのトレッドラジアスを計測する装置はあったものの、タイヤの一部を静的に測定することに限られており、タイヤ1周に亘ってトレッドラジアスを測定することができなかった(例えば特許文献1、2参照。)。
タイヤの要求特性の1つとして、車両に装着した際の操縦安定性が挙げられ、この操縦安定性とトレッドラジアスとの相関が高いことが理解されている。しかし内圧によるタイヤの膨張により、トレッドラジアスは周方向の各位置で微妙に変化する。そのためタイヤ全体としてのトレッドラジアスを捉えることができず、トレッドラジアスを操縦安定性に十分関連づけるには到らなかった。
このような状況に鑑み本発明者が研究した結果、3つのレーザー変位計を用いてタイヤ軸芯回りで回転するタイヤのトレッド表面との半径方向の距離をタイヤ1周に亘って測定し、そのときのデータに基づいてトレッドラジアスを求めることを提案した。これによると、前記データにはタイヤのRRO(ラジアルランアウト)の要素も含まれるため、操縦安定性との相関がより高いトレッドラジアスが得られることが判明した。しかしながら、回転するタイヤからトレッドラジアスを得るためには、トレッド表面の横溝の影響等を考慮する必要があるなど、新規な測定方法や測定装置が要求される。
特開2006−153555号公報 特開平3−226615号公報
そこで発明は、回転するタイヤからトレッドラジアスを精度良く測定しうるタイヤのトレッドラジアス測定方法、及びそれに用いるトレッドラジアス測定装置を提供することを課題としている。
本願第1の発明は、タイヤ軸方向に間隔を隔てて配される3つのレーザー変位計を用いてタイヤのトレッドラジアスを求めるトレッドラジアス測定方法であって、
前記3つのレーザー変位計から、それぞれタイヤ軸芯回りで回転するタイヤのトレッド表面までの半径方向の距離を測定し、レーザー変位計毎の半径方向距離データy1、y2、y3をタイヤ1周当たりm個取得する測定ステップと、
各m個の半径方向距離データy1、y2、y3に対してスムージング処理を施し、横溝に起因するノイズデータを除去した後の残りの半径方向距離データy1、y2、y3をそれぞれ平均して平均値y1N、y2N、y3Nを求める平均化ステップと、
各平均値y1N、y2N、y3Nと、タイヤ軸方向の基準位置から各レーザー変位計までのタイヤ軸方向の距離x1、x2,x3とからトレッドラジアスTRを算出する算出ステップとを含むトレッドラジアス測定工程を具えるとともに、
前記レーザー変位計は、レーザー光の巾Wを5mm以上とし、
しかも前記スムージング処理は、取得した各m個の半径方向距離データy1、y2、y3に対し、それぞれ時系列的に得たi番目のデータyと、それよりも先行して得た直近のk個のデータの平均値である移動平均yNとを比較し、その差|y−yN|が閾値よりも大きい場合、前記データyをノイズデータとして削除することを特徴としている。
本発明に係る前記トレッドラジアス測定方法では、前記半径方向距離データの取得の数mは、500個以上であることが好ましい。
本発明に係る前記トレッドラジアス測定方法では、前記タイヤの回転数は20〜3000rpmであることが好ましい。
本発明に係る前記トレッドラジアス測定方法では、前記移動平均の数kは、2〜100であることが好ましい。
本発明に係る前記トレッドラジアス測定方法では、前記トレッド表面はタイヤ周方向にのびる少なくとも3本の周方向リブを具え、各レーザー変位計は前記周方向リブから選択された3本の周方向リブの表面までの半径方向の距離を測定するとともに、前記レーザー光の巾Wは、リブ巾の10〜70%の範囲であることが好ましい。
本発明に係る前記トレッドラジアス測定方法では、前記トレッド表面はタイヤ周方向にのびる5本の周方向リブを具え、
前記トレッドラジアス測定工程は、5本の周方向リブのうちの中央のセンタリブと、最外のショルダリブとの3本の周方向リブから第1のトレッドラジアスTRsを算出する工程、
及び5本の周方向リブのうちの中央のセンタリブと、その両側のミドルリブとの3本の周方向リブから第2のトレッドラジアスTRmを算出する工程を含むことが好ましい。
本発明に係る前記トレッドラジアス測定方法では、前記トレッドラジアス測定工程に先駆けて、レーザー変位計を校正する校正工程を具え、
前記校正工程は、タイヤの支持軸に支持される基部に、支持軸の軸芯から半径方向に距離F1を隔たる第1の反射板と、前記第1の反射板から半径方向内外に距離F2を隔たる第2、第3の反射板とを周方向に互いに間隔を有して一体に設けた校正治具を用い、
前記第1の反射板を用いて、各レーザー変位計の原点調整を行うとともに、
前記第2、3の反射板を用いて、各レーザー変位計のゲイン調整を行うことが好ましい。
本発明に係る前記トレッドラジアス測定方法では、前記第1〜3の反射板の反射面は、それぞれ前記軸芯からの距離と等しい曲率半径r1、r2、r3を有する凸円筒面からなることが好ましい。
本発明に係る前記トレッドラジアス測定方法では、前記レーザー変位計は周囲壁によって囲まれるとともに、周囲壁内が温調器によって温度管理されることにより、温度変化によるレーザー変位計の出力変動を抑制したことが好ましい。
本願第2の発明は、レーザー変位計を用いてタイヤのトレッドラジアスを求めるトレッドラジアス測定装置であって、
タイヤをその軸芯回りで回転可能に支持する支持軸を有するタイヤ保持機と、回転する前記タイヤのトレッド表面までの半径方向の距離を測定するレーザー変位計を有するレーザー測定装置とを具え、
前記レーザー測定装置は、
タイヤ軸方向に移動可能に支持される移動台と、
この移動台に一体移動可能に支持される中央のレーザー変位計と、
前記中央のレーザー変位計の両側に配され、かつ前記中央のレーザー変位計とはタイヤ軸方向に相対移動可能に支持される中間のレーザー変位計と、
前記中間のレーザー変位計の両側に配され、かつ前記中央のレーザー変位計及び中間のレーザー変位計とはタイヤ軸方向に相対移動可能に支持される外のレーザー変位計と、
前記5つのレーザー変位計のうちの3つのレーザー変位計により取得されたトレッド表面までの半径方向距離データy1、y2、y3と、タイヤ軸方向の基準位置から前記3つのレーザー変位計までのタイヤ軸方向の距離x1、x2,x3とに基づいてトレッドラジアスTRを算出する演算手段とを含むとともに、
各レーザー変位計はレーザー光の巾Wが5mm以上であり、しかも各レーザー変位計の光軸は、タイヤ軸芯からのびる1つの放射面上で並列することを特徴としている。
本発明に係る前記トレッドラジアス測定装置では、前記レーザー測定装置は、前記5つのレーザー変位計の周囲を囲む周囲壁と、この周囲壁の内部温度を管理する温調器とを具えることを特徴が好ましい。
本発明のトレッドラジアス測定方法では、測定ステップと平均化ステップと算出ステップとを含む。前記測定ステップでは、3つのレーザー変位計により、レーザー変位計毎の半径方向距離データy1、y2、y3を、タイヤ1周当たりm個ずつ取得する。この測定ステップでは、タイヤがタイヤ軸芯回りで回転しているため、取得する半径方向距離データy1、y2、y3には、タイヤのRROの要素が含まれる。そのため、操縦安定性との相関がより高いトレッドラジアスを得ることが可能となる。
又回転するタイヤに対して半径方向距離データを取得した場合、このデータに、トレッド表面に形成されるサイプ、切欠き、横溝等が影響したノイズデータが含まれてしまい、精度の低下を招く傾向となる。
そこで本発明では、レーザー光の巾Wが5mm以上のレーザー変位計を使用する。そのため、レーザー光の照射部分に局部的に存在するトレッド表面の凹凸(例えばサイプや切欠き等に起因する凹凸)に対しては、レーザー変位計自体が有するフィルタリング機能によって除去され、ノイズデータの発生を抑えることができる。
これに対して、横溝などレーザー光の照射部分全体が凹凸内に入る場合には、ノイズデータとなってしまう。しかしこのノイズデータは、移動平均との差と閾値との比較によるスムージング処理によって検出でき、削除することができる。従って、レーザー変位計自体のフィルタリングと、スムージング処理によるノイズデータの除去とにより、残された半径方向距離データy1、y2、y3からトレッドラジアスを高精度で求めることが可能となる。
本発明のトレッドラジアス測定方法に使用されるトレッドラジアス測定装置の一実施例を示す斜視図である。 その主要部を上方から見た平面図である。 レーザー測定装置の内部構造を側方から見た概念図である。 レーザー測定装置の主要部を示す側面図である。 幅広のレーザー光による効果を説明する部分斜視図である。 第1のトレッドラジアスTRsを算出する工程と、第2のトレッドラジアスTRmとを算出する工程を示す概念図である。 (A)、(B)は、校正工程を説明する概念図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1,2に示すように、本発明のトレッドラジアス測定方法に使用されるトレッドラジアス測定装置1は、タイヤ保持機2と、レーザー測定装置3とを具え、前記タイヤ保持機2は、内圧を充填したタイヤTをその軸芯j回りで回転可能に支持する支持軸4を有する。又前記レーザー測定装置3は、回転するタイヤTのトレッド表面Tsまでの半径方向の距離を測定する少なくとも3つのレーザー変位計5(図4に示す)を有する。
本例のタイヤ保持機2は、リム組みされたタイヤTを水平に支持する支持軸4と、該支持軸4を所定の回転速度で回転させるモータ等の駆動手段(図示しない)とを具える。しかし支持軸4がタイヤTを垂直に支持する如く構成することもでき、又駆動手段として、トレッド部に圧接してタイヤTを直接駆動するロードホイールを用いることもできる。又本例では、タイヤTとして、トレッド表面Tsにタイヤ周方向にのびる5本の周方向リブR、具体的には、中央のセンタリブRcと、その両側のミドルリブRm、Rmと、その外側のショルダリブRs、Rsとが配されるリブパターンの乗用車用タイヤが例示されている。
前記レーザー測定装置3は、移動台6と、この移動台6に配される本例では5つのレーザー変位計5と、このレーザー変位計5によって測定された半径方向距離データyに基づいてトレッドラジアスTRを算出する演算手段7(図示しない)とを含む。
具体的には、本例のレーザー測定装置3は、架台8と、この架台8にガイド手段9を介してタイヤ軸方向Xとは直角なZ方向に移動可能に支持される第1の移動台10と、この第1の移動台10にガイド手段11を介してタイヤ軸方向Xに移動可能に支持される第2の移動台12とを具える。そして第2の移動台12が前記移動台6を構成している。
前記ガイド手段9、11としては、周知の種々の構造のものが使用でき、本例では、図2に示すように、直線状にのびるガイドレールと、それに案内されるガイド溝とを具えるものが示される。なおガイド手段9には、前記架台8に固定されかつZ方向にのびるシリンダ9Aが含まれるとともに、そのロッド端は第1の移動台10に連結される。従って、第1の移動台10は、シリンダ9Aの伸縮により、待機位置Q1と測定位置Q2との間をZ方向に移動しうる。又ガイド手段11は、第1の移動台10に枢支されてタイヤ軸方向Xにのびるボールネジ軸11Aと、移動台6(本例では第2の移動台12)に取り付きかつ前記ボールネジ軸11Aに螺合するナット部11Bとを含む。従って、モータMcによるボールネジ軸11Aの回転により、移動台6はタイヤ軸方向Xに自在に移動しうる。
図3に示すように、前記5つのレーザー変位計5は、タイヤ軸方向Xに互いに間隔を有して配されており、本例では、中央のレーザー変位計5cと、その両側に配される中間のレーザー変位計5m、5mと、そのさらに両側に配される外のレーザー変位計5s、5sとから構成されている。
前記中央のレーザー変位計5cは、移動台6に固定され、従って、移動台6とは一体にタイヤ軸方向Xに移動しうる。各前記中間のレーザー変位計5m、5mは、それぞれガイド手段13を介してタイヤ軸方向Xに移動可能に移動台6に支持される。即ち、中間のレーザー変位計5mは、中央のレーザー変位計5cに対してタイヤ軸方向Xに相対移動可能である。又各前記外のレーザー変位計5s、5sは、それぞれガイド手段14を介してタイヤ軸方向Xに移動可能に移動台6に支持される。即ち、外のレーザー変位計5sは、中央のレーザー変位計5c及び中間のレーザー変位計5mに対してタイヤ軸方向Xに相対移動可能である。
従って、前記ガイド手段11による移動台6自体の移動により、例えば、中央のレーザー変位計5cをタイヤ赤道Co上の基準位置に位置合わせすることができる。又ガイド手段13、14により、タイヤサイズやトレッドパターンに応じて、各前記中間のレーザー変位計5m及び外のレーザー変位計5sを、中央のレーザー変位計5cを基準とした適宜の測定位置に移動させることができる。
なお図2に示すように、前記測定位置Q2においては、各レーザー変位計5は、照射側の光軸Liがタイヤ軸芯jからのびる1つの放射面上で並列するように配置される。
前記ガイド手段13、14として、周知の種々の構造のものが使用できる。本例では、図3に示すように、移動台6の側板間に架け渡されるガイド軸15Aとボールネジ軸16A、及びレーザー変位計取り付け板17に取り付きかつ前記ガイド軸15Aに案内されるガイド孔15Bとボールネジ軸16Aに螺合するナット部16Bとを含む。従って、モータMm、Msによるボールネジ軸16Aの回転により、中間のレーザー変位計5mと外のレーザー変位計5sとを、それぞれ独立してタイヤ軸方向Xに自在に移動させることができる。
各レーザー変位計5として、図5に示すように、レーザー光Lの巾Wを5mm以上としたものが採用される。このようなレーザー変位計5では、例えばレーザー光Lの照射部分La内に局部的に存在するトレッド表面Tsの凹凸18(例えばサイプ18aや切欠き18b等に起因する凹凸)に対しては、レーザー変位計5自体が有するフィルタリング機能によって除去される。そのため、局部的な凹凸18に起因するノイズデータの発生を抑制できるという利点がある。これに対して、横溝19などレーザー光の照射部分La全体が凹凸内に落ち込む場合には、ノイズデータとなってしまう。しかしこのノイズデータは、演算手段7によるスムージング処理によって検出され削除されることとなる。なお前記演算手段7は、このトレッドラジアス測定装置1を用いたトレッドラジアス測定方法において説明する。
又レーザー変位計5では、環境温度変化によって測定値が変化する傾向がある。その原因としては、センサの受光部に使用するホルダー部がプラスチックで形成されるため、それが環境温度変化によって形状変化するためと考えられる。レーザー変位計5には、一般的に0.05%/1℃の温度依存性があり、例えば、トレッド表面Tsまでの距離が500mmの場合、温度が2℃(冬期の工場の温度)から40℃((夏期の工場の温度)まで変化した場合、測定値は9.5mmが変化する。
従って、測定値の変化を抑制するため、図1、4に示すように、本例のレーザー測定装置3は、前記5つのレーザー変位計5の周囲を囲む周囲壁20と、この周囲壁20の内部を温度管理する温調器21とを具える。本例では周囲壁20が前記移動台6の周囲全体を囲む場合が示される。この周囲壁20には、各レーザー変位計5のレーザー光が通る開口部20Aが設けられるとともに、この開口部20Aは、蓋20Bによって開閉可能である。従って、レーザー変位計5による照射に際しては開口部20Aが開放され、又照射後においては開口部20Aを閉じて、内部温度の安定な管理が行われる。なお温調器21としては、例えばスポットエアコン等の周知のものが使用できる。
次に、本発明のトレッドラジアス測定方法では、測定ステップと、平均化ステップと、算出ステップとを含むトレッドラジアス測定工程SAを具える。本例では、図6に示すように、トレッドラジアス測定工程SAが、5本の周方向リブRのうちのセンタリブRcとショルダリブRs、Rsとの3本から第1のトレッドラジアスTRsを算出する工程SA1、及びセンタリブRcとミドルリブRm、Rmとの3本から第2のトレッドラジアスTRmを算出する工程SA2を含む場合が示される。第1、第2のトレッドラジアスTRs、TRmを測定する理由は、例えばA国の使用条件では、第1のトレッドラジアスTRsと操縦安定性との相関が強く、B国の使用条件では、第2のトレッドラジアスTRmと操縦安定性との相関が強くなるなど、タイヤの使用条件等によって操縦安定性との相関性が変化するためである。従って、2つのトレッドラジアスTRs、TRmを測定することで、操縦安定性をより的確に評価することが可能になる。
以下に、第1のトレッドラジアスTRsを算出する工程SA1を代表して説明する。
前記測定ステップでは、5つのレーザー変位計5のうちの3つのレーザー変位計5から、それぞれタイヤ軸芯回りで回転するタイヤTのトレッド表面Tsまでの半径方向の距離を測定し、レーザー変位計5毎の半径方向距離データy1、y2、y3をタイヤ1周当たりm個取得する。
前記工程SA1の場合には、中央のレーザー変位計5cによりセンタリブRcまでの半径方向距離データy1をタイヤ1周当たりm個取得する。即ち、m個の半径方向距離データy1〜y1を取得する。又外のレーザー変位計5s、5sにより、それぞれショルダリブRs、Rsまでの半径方向距離データy2、y3をタイヤ1周当たりm個取得する。即ち、それぞれm個の半径方向距離データy2〜y2、データy3〜y3を取得する。
前記平均化ステップでは、各m個の半径方向距離データy1、y2、y3に対してスムージング処理を施し、横溝19に起因するノイズデータを除去する。又ノイズデータを除去した後の半径方向距離データy1、y2、y3をそれぞれ平均して平均値y1N、y2N、y3Nを求める。
前記スムージング処理は、取得した各m個の半径方向距離データy1、y2、y3に対し、それぞれ時系列的に得たi番目のデータyと、それよりも先行して得た直近のk個のデータの平均値である移動平均yNとを比較する。そして、その差|y−yN|が閾値より大きい場合、前記データyをノイズデータとして半径方向距離データy1、y2、y3から削除する。
具体的には、i番目のデータyよりも先行して得た直近のk個のデータとは、yi−1〜yi−kを意味する。又前記直近のk個のデータの平均値である移動平均yNとは、(yi−1+yi−2+・・・+yi−k)/kを意味する。
半径方向距離データy1の場合、i番目のデータyとはy1であり、直近のk個のデータyi−1〜yi−kとはy1i−1〜y1i−kである、又移動平均yNは、(y1i−1+y1i−2+・・・+y1i−k)/kを意味する。半径方向距離データy2、y3についても同様である。
そしてこの移動平均yNとデータyとの差|y−yN|を閾値と比較し、差|y−yN|が閾値より大きい場合、前記データyをノイズデータとして削除するのである。この操作をi=1からi=mまで順に行う。なおk≧iの場合、直近のk個のデータとしては、yi−1、yi−2、〜y、y、ym−1、〜ym−(k−i)を採用する。ここで、閾値としては、想定されるRR0よりも大きな値、かつ測定する周方向リブRに配される横溝19の溝深さよりも小な値が選択される。通常3.0mm程度に設定される。
トレッドラジアス測定工程では、各前記平均値y1N、y2N、y3Nと、タイヤ軸方向の基準位置(任意に設定できる。)Xから各レーザー変位計5までのタイヤ軸方向の距離x1、x2,x3とからトレッドラジアスTRを算出する。具体的には、次式(1)に3点P(x1、y1N)、P(x2、y2N)、P(x3、y3N)を代入することで、曲率半径TRであるトレッドラジアスを求めることができる。
(x−a)+(y−b)=TR −−−(1)
そしてこのような半径方向距離データy1、y2、y3のスムージング処理、平均値y1N、y2N、y3Nの算出、平均値y1N、y2N、y3Nと距離x1、x2,x3とからのトレッドラジアスTRの算出は、前記演算手段7によって行われる。
第2のトレッドラジアスTRmを算出する工程SA2も同様である。なお工程SA1と工程SA2とは同時に行うことができ、このとき中央のレーザー変位計5cによる取得する半径方向距離データy1、及びこの半径方向距離データy1をスムージング処理した後の平均値y1N等は、共通使用できる。
なお、半径方向距離データの取得の数mは、500個以上であることが好ましく、これより少ないと、トレッドラジアスと操縦安定性との相関が低下する傾向となる。なお数mの上限は特に規制されないが、多すぎると処理が煩雑となって時間の無駄を招く。そのため数mの上限は2000個以下が好ましい。
前記移動平均の数kは、2〜100であるのが好ましく、100を越えてもスムージング処理の精度の上昇が見込まれず、又処理が煩雑となって時間の無駄を招く。又、スムージング処理の精度を高めるために、タイヤTの回転数を20〜3000rpmの範囲とするのが好ましく、20rpmを下回ると精度が低下する。又、3000rpmを越えると、1周当たり500個以上の半径方向距離データの取得が難しくなる。
又、レーザ変位計5によるフィルタリング精度高めるためには、図5に示すように、レーザー光Lの巾Wが、測定する周方向リブRのリブ巾WRの10〜70%の範囲であるのが好ましい。レーザー光Lの巾Wが5mmを下回る、或いはリブ巾WRの10%を下回る場合、照射部分Laに占めるサイプ18aや切欠き18b等の割合が大きくなって、フィルタリング機能が十分発揮されなくなる。逆に70%を越えると、レーザー光Lが周方向リブRからはみ出す恐れを招く。
次に、本発明のトレッドラジアス測定方法では、3つのレーザー変位計5を同時に使用するため、各レーザー変位計5により高い正確さが要求される。そのためトレッドラジアス測定方法は、前記トレッドラジアス測定工程に先駆けて行うレーザー変位計の校正工程を具える。
図7に概念的に示すように、校正工程では校正治具30が用いられる。校正治具30は、支持軸4に支持される円筒状の基部31と、この基部31に一体に取り付く反射板32とを具える。前記反射板32は、支持軸4の軸芯4i(タイヤ軸芯jに相当する)から半径方向に距離F1を隔たる第1の反射板32aと、前記第1の反射板32aから半径方向内外に距離F2を隔たる第2、第3の反射板32b、32cとを具え、各反射板32a、32b、32cは、周方向に互いに間隔を隔てて配される。
そして校正工程では、まず第1の反射板32aを用いて、各レーザー変位計5の原点調整が行われる。次に第2、3の反射板32b、32cを用い、各レーザー変位計5のゲイン調整が行われる。前記第1〜3の反射板32a、32b、32cの反射面は、それぞれ前記軸芯4iからの距離と等しい曲率半径r1、r2、r3を有する凸円筒面からなることが好ましい。即ちr1=F1、r2=F1+F2、r3=F1−F2である。これにより、各反射板32a、32b、32cを軸芯4i廻りで位置替えする際、反射板32a、32b、32cの位置替えの角度が多少ずれている場合にも、レーザー光Lを正確に反射でき、校正工程を迅速化することができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1に示す測定装置を用い、本発明の測定方法に従い、空気入りタイヤ(195/65R15)10本のトレッドラジアスTRsを表1の仕様にてそれぞれ測定した。トレッドパターンは5リブパターンであり、リブ巾WRは20mmである。
比較のため、ラジアスゲージをトレッド面に当て、周上10箇所の位置にて測定した値を平均したものを比較例1としている。
Figure 2015169570
1トレッドラジアス測定装置
2タイヤ保持機
3レーザー測定装置
4支持軸
5レーザー変位計
6移動台
7演算手段
20周囲壁
21温調器
30校正治具
31基部
32a第1の反射板
32b第2の反射板
32c第3の反射板
jタイヤ軸芯
Lレーザー光
Li光軸
R周方向リブ
Rcセンタリブ
Rsショルダリブ
Rmミドルリブ
Tタイヤ
TRトレッドラジアス
Tsトレッド表面
Xタイヤ軸方向

Claims (11)

  1. タイヤ軸方向に間隔を隔てて配される3つのレーザー変位計を用いてタイヤのトレッドラジアスを求めるトレッドラジアス測定方法であって、
    前記3つのレーザー変位計から、それぞれタイヤ軸芯回りで回転するタイヤのトレッド表面までの半径方向の距離を測定し、レーザー変位計毎の半径方向距離データy1、y2、y3をタイヤ1周当たりm個取得する測定ステップと、
    各m個の半径方向距離データy1、y2、y3に対してスムージング処理を施し、横溝に起因するノイズデータを除去した後の残りの半径方向距離データy1、y2、y3をそれぞれ平均して平均値y1N、y2N、y3Nを求める平均化ステップと、
    各平均値y1N、y2N、y3Nと、タイヤ軸方向の基準位置から各レーザー変位計までのタイヤ軸方向の距離x1、x2,x3とからトレッドラジアスTRを算出する算出ステップとを含むトレッドラジアス測定工程を具えるとともに、
    前記レーザー変位計は、レーザー光の巾Wを5mm以上とし、
    しかも前記スムージング処理は、取得した各m個の半径方向距離データy1、y2、y3に対し、それぞれ時系列的に得たi番目のデータyと、それよりも先行して得た直近のk個のデータの平均値である移動平均yNとを比較し、その差|y−yN|が閾値よりも大きい場合、前記データyをノイズデータとして削除することを特徴とするタイヤのトレッドラジアス測定方法。
  2. 前記半径方向距離データの取得の数mは、500個以上であることを特徴とする請求項1記載のタイヤのトレッドラジアス測定方法。
  3. 前記タイヤの回転数は20〜3000rpmであることを特徴とする請求項1又は2記載のタイヤのトレッドラジアス測定方法。
  4. 前記移動平均の数kは、2〜100であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のタイヤのトレッドラジアス測定方法。
  5. 前記トレッド表面はタイヤ周方向にのびる少なくとも3本の周方向リブを具え、各レーザー変位計は前記周方向リブから選択された3本の周方向リブの表面までの半径方向の距離を測定するとともに、前記レーザー光の巾Wは、リブ巾の10〜70%の範囲であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のタイヤのトレッドラジアス測定方法。
  6. 前記トレッド表面はタイヤ周方向にのびる5本の周方向リブを具え、
    前記トレッドラジアス測定工程は、5本の周方向リブのうちの中央のセンタリブと、最外のショルダリブとの3本の周方向リブから第1のトレッドラジアスTRsを算出する工程、
    及び5本の周方向リブのうちの中央のセンタリブと、その両側のミドルリブとの3本の周方向リブから第2のトレッドラジアスTRmを算出する工程を含むことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のタイヤのトレッドラジアス測定方法。
  7. 前記トレッドラジアス測定工程に先駆けて、レーザー変位計を校正する校正工程を具え、
    前記校正工程は、タイヤの支持軸に支持される基部に、支持軸の軸芯から半径方向に距離F1を隔たる第1の反射板と、前記第1の反射板から半径方向内外に距離F2を隔たる第2、第3の反射板とを周方向に互いに間隔を有して一体に設けた校正治具を用い、
    前記第1の反射板を用いて、各レーザー変位計の原点調整を行うとともに、
    前記第2、3の反射板を用いて、各レーザー変位計のゲイン調整を行うことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のタイヤのトレッドラジアス測定方法。
  8. 前記第1〜3の反射板の反射面は、それぞれ前記軸芯からの距離と等しい曲率半径r1、r2、r3を有する凸円筒面からなることを特徴とする請求項7記載のタイヤのトレッドラジアス測定方法。
  9. 前記レーザー変位計は周囲壁によって囲まれるとともに、周囲壁内が温調器によって温度管理されることにより、温度変化によるレーザー変位計の出力変動を抑制したことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のタイヤのトレッドラジアス測定方法。
  10. レーザー変位計を用いてタイヤのトレッドラジアスを求めるトレッドラジアス測定装置であって、
    タイヤをその軸芯回りで回転可能に支持する支持軸を有するタイヤ保持機と、回転する前記タイヤのトレッド表面までの半径方向の距離を測定するレーザー変位計を有するレーザー測定装置とを具え、
    前記レーザー測定装置は、
    タイヤ軸方向に移動可能に支持される移動台と、
    この移動台に一体移動可能に支持される中央のレーザー変位計と、
    前記中央のレーザー変位計の両側に配され、かつ前記中央のレーザー変位計とはタイヤ軸方向に相対移動可能に支持される中間のレーザー変位計と、
    前記中間のレーザー変位計の両側に配され、かつ前記中央のレーザー変位計及び中間のレーザー変位計とはタイヤ軸方向に相対移動可能に支持される外のレーザー変位計と、
    前記5つのレーザー変位計のうちの3つのレーザー変位計により取得されたトレッド表面までの半径方向距離データy1、y2、y3と、タイヤ軸方向の基準位置から前記3つのレーザー変位計までのタイヤ軸方向の距離x1、x2,x3とに基づいてトレッドラジアスTRを算出する演算手段とを含むとともに、
    各レーザー変位計はレーザー光の巾Wが5mm以上であり、しかも各レーザー変位計の光軸は、タイヤ軸芯からのびる1つの放射面上で並列することを特徴とするタイヤのトレッドラジアス測定装置。
  11. 前記レーザー測定装置は、前記5つのレーザー変位計の周囲を囲む周囲壁と、この周囲壁の内部温度を管理する温調器とを具えることを特徴とする請求項10記載のタイヤのトレッドラジアス測定装置。
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