JP2015169391A - シーカ窓の取付構造及び飛しょう体 - Google Patents

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Abstract

【課題】高温の環境下でも使用可能な飛しょう体用のシーカ窓の取付構造及び飛しょう体を提供する。【解決手段】飛しょう体10のシーカ窓14の取付構造は、透明板14aと、枠体14bと、可撓窓枠16とを備える。枠体14bは、透明板14aの外周を固定する。可撓窓枠16は、枠体14bを固定する枠体取付部16eと、飛しょう体10の胴体12に固定する胴体取付部16dとを備える。また、可撓窓枠16は、枠体取付部16eと胴体取付部16dとの間に熱変形を吸収する空隙16bを形成しつつ、枠体取付部16eと胴体取付部16dとを繋ぐ可撓部16aを備える。透明板14a、枠体14b及び可撓窓枠16は、飛しょう体10の表面において段差を形成しない面一形状を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、高温の環境下でも使用可能な、飛しょう体用のシーカ窓の取付構造及び飛しょう体に関する。
シーカ部を有し、高速で大気中を飛しょうする飛しょう体の機首部分の外壁には、シーカ部を保護するためのシーカ窓が配置されている。シーカ部は、目標物の情報を得るための機器である。
特許第2713242号公報(特許文献1)には、飛しょう体の胴筒に対して熱的に接続する熱伝導材を設けた飛しょう体用ドームが開示されている。特許文献1に記載されている飛しょう体用ドームは、ドーム本体の先端に、長尺の熱伝導材による多角錐体の骨組の間に、三角板状の赤外線透過材を組み込んだ赤外線入射部を備えている。
特許文献1に記載されている飛しょう体用ドームによれば、簡単な構成によってドーム本体の先端に集中する空力加熱を、有効に放熱させることができるとされている。
また、実開昭64−21741号公報(特許文献2)には、真空装置におけるビューイングポート構造に関する考案が開示されている。特許文献2に記載されているビューイングポート部は、アルミニウム合金とステンレス鋼材の接合体でフランジ部を構成し、アルミニウム合金側にはナイフエッジ部が、ステンレス鋼側にはコバール胴体が設けられ、これらにステンレス材の真空要素が溶接されている。
特許文献2に記載されている真空装置のビューイングポート部によれば、有効径を大きくすることができ、コンパクトなビューイングポート部を構成することができるとされている。
特許第2713242号公報 実開昭64−21741号公報
図7は、飛しょう体10の先端付近における胴体12の斜面に、シーカ窓14を取り付ける構造を示す断面図である。シーカ窓14の取付構造には、一般には樹脂シール918と、押さえ金具900と、窓固定ファスナ20とが用いられる。
図7に示すシーカ窓14の取付構造では、先ず胴体12の内側から樹脂シール918を組み込む。その後、樹脂シール918を圧縮するようにしながらシーカ窓14を胴体12の内側から取り付ける。次に、胴体12の内側からシール材919をシーカ窓14に当接させて配置して、押さえ金具900を用いて胴体12の内側からファスナ20でシーカ窓14を固定する。
ここで、胴体12とシーカ窓14とでは線膨張係数が異なるので、シーカ窓14の外形よりも胴体12におけるシーカ窓14取り付け用の開口部を若干大きく形成しておき、樹脂シール918の弾性を利用してシーカ窓14を胴体12側に押し付ける。このように、胴体12に対するシーカ窓14の伸縮を許容しつつ、シーカ窓14と胴体12との間の隙間を塞いでいる。
図7に示すシーカ窓14の取付構造を採用した飛しょう体10において、シーカ部は、飛しょうの際に生じる風圧WPに耐えることができる。飛しょう体10の飛しょう速度が高速になると、胴体12の先端から衝撃波が発生して、シーカ窓14の表面が空力加熱ADHを受けて高温になる。シーカ窓14の表面が高温になると、その熱が樹脂シール918に伝わって、樹脂シール918が溶融するなどして、シーカ窓14付近における気密性が損なわれてしまう。弾性を有するゴム製の樹脂シール918においては、耐熱性を有する素材として、シリコーンゴム(耐熱限界温度:230℃)やフッ素樹脂(耐熱限界温度:260℃)が知られているが、いずれも耐熱温度は300℃以下である。
また、シーカ窓14の外気側が加熱されることにより、シーカ窓14の外気側と胴体12の内側との間で温度差が生じて、熱変形によりシーカ窓14が湾曲する。このシーカ窓14の変形により、シーカ窓14の周辺における気密性が低下するという問題がある。より高速な飛しょう体においては、より高温環境に耐えるシーカ窓14の取付構造が必要となる。
また、高速飛しょう時の高温環境に耐えるために、樹脂シール918の弾性を利用せずに、シーカ窓14を直接胴体12に固定する拘束支持構造を採用することもできる。この拘束支持構造を用いると、シーカ窓14及び胴体12の熱変形に伴って飛しょう体10の表面に大きな凹凸が生じてしまい、飛しょう体の飛しょう時における空気抵抗の増大や、制御性能の低下を招くことになる。
本発明は、高温の環境下でも使用可能な飛しょう体用のシーカ窓の取付構造を提供することを目的とする。
以下に、(発明を実施するための形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明のシーカ窓(14)の取付構造は、透明板(14a)と、枠体(14b)と、可撓窓枠(16)とを備える。シーカ窓(14)は、飛しょう体(10)に設けられているシーカ部を保護する。透明板(14a)は、所定の波長の光を透過させる。枠体(14b)は、透明板(14a)の外周を固定する。可撓窓枠(16)は、枠体(14b)を固定する枠体取付部(16e)と、飛しょう体(10)の胴体(12)側に固定する胴体取付部(16d)とを有すると共に、枠体取付部(16e)と胴体取付部(16d)との間において熱変形を吸収する空隙(16b)、及び枠体取付部(16e)と胴体取付部(16d)とを繋ぐ可撓部(16a)とを備える。透明板(14a)、枠体(14b)及び可撓窓枠(16)は、飛しょう体(10)の胴体(12)の表面において段差を形成しない面一形状を有する。
可撓部(16a)は、U字形断面であってもよい。
胴体取付部(16d)は胴体(12)の内側に向かって配置される。これにより、透明板(14a)及び枠体(14b)が固定された可撓窓枠(16)を、胴体(12)の外側から組み入れることができる。
空隙(16b)の内部に、空隙シール(17)を配置してもよい。
空隙シール(17)は、積層した薄板(17a)を枠体(14b)の端面に対して平行に積層配置すると共に、薄板(17a)の端縁を飛しょう体(10)の表面側に露出させたものであってもよい。
胴体(12)と胴体取付部(16d)との間にガスケット(18)を備えていてもよい。
本発明の飛しょう体(10)は、透明板(14a)と、枠体(14b)と、可撓窓枠(16)とを胴体(12)の表面に有する。枠体(14b)は、透明板(14a)の外周を固定する。可撓窓枠(16)は、枠体(14b)を固定する枠体取付部(16e)と、飛しょう体(10)の胴体(12)側に固定する胴体取付部(16d)とを有する。更に、枠体取付部(16e)と胴体取付部(16d)との間において熱変形を吸収する空隙(16b)と、枠体取付部(16e)と胴体取付部(16d)とを繋ぐ可撓部(16a)とを備える。透明板(14a)、枠体(14b)及び可撓窓枠(16)は、飛しょう体(10)の胴体(12)の表面において段差を形成しない面一形状を有する。
本発明のシーカ窓の取付構造は、高温環境で飛しょうする飛しょう体に利用することができるという利点を有する。
図1は、本発明のシーカ窓の取付構造を適用した飛しょう体の先端付近における胴体の斜視図である。 図2は、飛しょう体の先端付近における胴体の斜面に、シーカ窓を取り付けた構造を示す断面図である。 図3は、図2に示したシーカ窓が熱変形した状態を説明する断面図である。 図4は、シーカ窓の取付構造の他の取付構造を示す断面図である。 図5は、空隙の内部に板状の空隙シールを配置したシーカ窓の取付構造を説明する断面図である。 図6は、薄板を積層した空隙シールの構成例を説明する外観斜視図である。 図7は、飛しょう体の先端付近における胴体の斜面に、シーカ窓を取り付けた従来の構造を示す断面図である。
添付図面を参照して、本発明によるシーカ窓の取付構造及び飛しょう体を実施するための形態を、以下に説明する。
図1は、飛しょう体10の先端付近における胴体12の斜視図である。図1に示す飛しょう体10の先端付近には、胴体12の内部に搭載されているシーカ部を保護するためのシーカ窓14が配置されている。飛しょう体10が高速で前方(FR方向)に飛しょうすると、先端付近において衝撃波が発生して、シーカ窓14の表面が空力加熱ADHを受けて高温になる。
図2は、飛しょう体10の先端付近における胴体12の斜面に取り付けたシーカ窓14の構造を示す断面図である。図3は、図2に示したシーカ窓14が凸形状に熱変形した状態を説明するシーカ窓14の断面図である。
図2に示すように、飛しょう体10の先端付近における胴体12には、透明板14a及び枠体14bから構成されるシーカ窓14と、可撓窓枠16と、ガスケット18と、押さえ金具22とが取り付けられている。
透明板14aは、シーカ部で用いられる所定の波長の光を透過させると共に、シーカ部を保護する。透明板14aは、耐熱温度に応じて、ガラスやコバールガラス、光透過性のセラミックス等で形成される。
枠体14bは、透明板14aを固定するものである。透明板14aの外周端部に対して、枠体14bが接着等により固定されている。枠体14bの素材は、コバールやSUH446等の耐熱鋼、ステンレス鋼、ニッケル基合金、コバルト基合金、その他の素材を用いることができる。
可撓窓枠16は、枠体取付部16eと、胴体取付部16dと、可撓部16aとを備える。シーカ窓14の枠体14bの外周端部は、ロウ付けや接着等により枠体取付部16eに固定する。胴体取付部16dは、シーカ窓14を取り付けた可撓窓枠16を飛しょう体10の胴体12に固定する部位である。
枠体取付部16eと胴体取付部16dとの間には、枠体取付部16eと胴体取付部16dとを繋ぐ薄肉の可撓部16aを形成してある。図2及び図3に示す実施形態では、可撓窓枠16の可撓部16aは、枠体取付部16e及び胴体取付部16dよりも胴体12の内側に突出した位置に形成されている。また可撓窓枠16は、枠体取付部16e側を一辺とし、胴体取付部16d側を他辺とした場合に、可撓部16aが底部を形成するU字形断面に形成されている。なお、可撓部16aの断面形状は、U字形断面に限定するものではない。可撓窓枠16の一部に可撓部16aを形成することによって、熱変形が大きい場合におけるシーカ窓14及び胴体12に加わる応力を減少させることができる。
また、枠体取付部16eと胴体取付部16dとの間には、シーカ窓14及び胴体12の熱変形による寸法変化を吸収する空隙16bを形成してある。飛しょう体10の表面に段差が存在すると、飛しょう時において窓の付近に気流の乱れや、流体力が発生する可能性が生ずる。そこで、図2及び図3に示す実施形態においては、飛しょう体10の空隙16bの周辺における胴体12、可撓窓枠16、透明板14a及び枠体14b(シーカ窓14)の表面を、段差を形成しない面一形状に形成してある。なお、図2に示す実施形態では、胴体12の表面に対して垂直に空隙16bの溝を開設した実施形態を記載したが、空隙16bの溝は垂直な溝に限定するものではなく、斜めに溝を開設することもできる。
ガスケット18は、胴体12と胴体取付部16dとの間に配置され、胴体12と胴体取付部16dとの間の気密性や液密性を維持する。図2及び図3に示す実施形態では、ガスケット18には胴体12とシーカ窓14との間の熱変形を吸収する機能が不要であるので、胴体取付部16dにはガスケット配置部16cとしての溝が形成され、その中に円形断面のガスケット18が配置されている。この構成により、ガスケット18には、温度条件に応じて、金属、ポリアミド繊維、ガラス繊維、シリコンゴム、フッ素系樹脂等の広範囲な材料から選択して用いることができる。また、中空断面を有する形状や、平板形状のガスケット18を用いることもできる。
押さえ金具22及びファスナ20は、組立済のシーカ窓14及び可撓窓枠16を胴体12に固定する器具である。図2及び図3に示す実施形態では、胴体12の内側から組立済のシーカ窓14、可撓窓枠16及びガスケット18を所定の開口部に装着し、押さえ金具22及びファスナ20を用いて固定する。
次に、飛しょう体10が空力加熱ADHによって高温になった場合におけるシーカ窓14の熱変形の状態について、図3を用いて説明する。空力加熱ADHによってシーカ窓14の外側のH面が加熱されると、内側のC面との間で温度差が生ずる。すると、図3に示すように、シーカ窓14の透明板14aには、外側に凸形状となる変形が生ずる。
図3に示すように、シーカ窓14の透明板14aが外側に凸形状に変形した場合(湾曲変形)や、胴体12またはシーカ窓14に大きな伸縮変形が生じた場合であっても、可撓部16aが屈曲変形することによって胴体12及びシーカ窓14に生ずる応力を減少させることができる。これにより、飛しょう体10の表面の変形を少なくすることができる。また、飛しょう体10の表面に開口する空隙16bを形成したことによって、胴体12とシーカ窓14との間の変形を妨げずに、胴体12及びシーカ窓14の応力を減少させることができる。また、より大きなシーカ窓14を形成することも可能となる。
空隙16bは、胴体12とシーカ窓14との線膨張係数及び到達温度に応じて適宜決定される。胴体12及びシーカ窓14の線膨張係数が略等しい場合には、温度上昇による空隙16bの変化は少ない。胴体12の線膨張係数の方がシーカ窓14の線膨張係数よりも大きい場合や、胴体12の方が高温になる場合においては、温度上昇に伴って空隙16bは広くなる。
図2及び図3に示す実施形態によれば、シーカ窓14の熱変形もある程度許容される。従って、枠体14bの厚さ(図2及び図3に示す可撓窓枠16と透明板14aとの間の幅)を薄く形成して透明板14aに応力が加わりにくくしておくことによって、枠体14bと透明板14aとの間で線膨張係数が異なる素材を用いることができる。なお、使用期間の長い設備装置等においては、繰り返しの熱変形に対する耐久性が必要であるが、可撓窓枠16をシーカ窓14の取付構造として用いる場合には、熱変形や疲労に対する耐久性は不要である。
次に、図4を用いて、飛しょう体10の先端付近において胴体12の斜面に取り付けたシーカ窓14の他の取付構造について説明する。なお、図1乃至図3にて説明した部位と同一の機能を有する部位については、同一の符号をして、その説明を省略する。
図2及び図3に示す実施形態では、組立済のシーカ窓14及び可撓窓枠16を、胴体12の内側から固定する実施形態について説明した。これに対し、図4に示す実施形態は、シーカ窓14及び可撓窓枠16が胴体12の外側から組み入れられると共に、ファスナ20が胴体12の内側から組み込まれ固定された実施形態である。
図4に示すように、胴体取付部16dを胴体12の内側に配置したシーカ窓14の取付構造を用いることによって、シーカ窓14及び可撓窓枠16を胴体12の外側から組み入れることができ、組み立て時の作業性が向上する。
次に、図5を用いて、胴体12の斜面にシーカ窓14を取り付ける構造において、可撓窓枠16の空隙16bの一部を塞ぐ空隙シール17を配置した実施形態について説明する。なお、図1乃至図4にて説明した部位と同一の機能を有する部位については、同一の符号をして、その説明を省略する。
図5に示す実施形態では、可撓窓枠16の空隙16bに板状の空隙シール17を配置して、胴体12からシーカ窓14に至る可撓窓枠16の表面の平滑性を向上させている。空隙シール17は、積層した薄板を枠体14bの端面に対して平行に積層配置すると共に、薄板の端縁を飛しょう体10の表面側に露出させたものを用いることができる。これにより、可撓部16aの屈曲性を阻害せずに、胴体12の表面の平滑性を向上させている。空隙シール17は、例えば図6に示すように、所定の間隔を空けて複数の薄板17aを積層して接合部17bにてスポット溶接やロウ付け、接着によって固定したものを用いることができる。
空隙シール17には、例えば金属等の薄板17aを用いることができる。薄板17aを積層することによって、板間に微小な隙間を形成すると共に板間に滑りを生じさせることができる。薄板17aを積層した空隙シール17を用いることによって、中実材と比較して柔軟性や変形性能を向上させることができる。このような空隙シール17を空隙16bの内部に配置することによって、可撓部16aの屈曲変形を阻害せずに、ある程度空隙16bを埋めて、飛しょう体10の飛しょう時の空気抵抗を低減させることができる。
なお、空隙シール17の素材として、高い耐熱性を有しながら柔軟性も有する膨張黒鉛を用い、空隙16bに封入することもできる。
以上、実施の形態を参照して本発明によるシーカ窓の取付構造及び飛しょう体について説明したが、本発明によるシーカ窓の取付構造及び飛しょう体は上記実施形態に限定されない。上記実施形態に様々の変更を行うことが可能である。上記実施形態に記載された事項と上記他の実施形態に記載された事項とを組み合わせることが可能である。
10...飛しょう体
12...胴体
14...シーカ窓
14a...透明板
14b...枠体
16...可撓窓枠
16a...可撓部
16b...空隙
16c...ガスケット配置部
16d...胴体取付部
16e...枠体取付部
17...空隙シール
17a...薄板
17b...接合部
18...ガスケット
20...ファスナ
22...押さえ金具
900...押さえ金具
918...樹脂シール
919...シール材
FR...前方
WP...風圧
ADH...空力加熱

Claims (12)

  1. 透明板と、枠体と、可撓窓枠とを備え、飛しょう体に設けられているシーカ部を保護するシーカ窓の取付構造であって、
    前記枠体は、前記透明板の外周を固定し、
    前記可撓窓枠は、前記枠体を固定する枠体取付部と、前記飛しょう体の胴体側に固定する胴体取付部とを有すると共に、前記枠体取付部と前記胴体取付部との間において熱変形を吸収する空隙と、前記枠体取付部と前記胴体取付部とを繋ぐ可撓部とを備え、
    前記透明板、前記枠体及び前記可撓窓枠は、前記飛しょう体の前記胴体の表面において段差を形成しない面一形状を有する
    飛しょう体におけるシーカ窓の取付構造。
  2. 前記可撓部は、U字形断面を有する
    請求項1に記載のシーカ窓の取付構造。
  3. 前記胴体取付部は前記胴体の内側に向かって配置され、前記透明板及び前記枠体が固定された前記可撓窓枠を、前記胴体の外側から組み入れることができる
    請求項1又は2に記載のシーカ窓の取付構造。
  4. 前記空隙に、空隙シールが配置されている
    請求項1乃至3のいずれかに記載のシーカ窓の取付構造。
  5. 前記空隙シールは、積層した薄板を前記枠体の端面に対して平行に積層配置すると共に、前記薄板の端縁を前記飛しょう体の表面側に露出させたものである
    請求項4に記載のシーカ窓の取付構造。
  6. 前記胴体と前記胴体取付部との間にガスケットを備える
    請求項1乃至5のいずれかに記載のシーカ窓の取付構造。
  7. 透明板と、枠体と、可撓窓枠とを胴体の表面に有する飛しょう体であって、
    前記枠体は、前記透明板の外周を固定し、
    前記可撓窓枠は、前記枠体を固定する枠体取付部と、前記飛しょう体の前記胴体側に固定する胴体取付部とを有すると共に、前記枠体取付部と前記胴体取付部との間において熱変形を吸収する空隙と、前記枠体取付部と前記胴体取付部とを繋ぐ可撓部とを備え、
    前記透明板、前記枠体及び前記可撓窓枠は、前記飛しょう体の前記胴体の表面において段差を形成しない面一形状を有する
    飛しょう体。
  8. 前記可撓部は、U字形断面を有する
    請求項7に記載の飛しょう体。
  9. 前記胴体取付部は前記胴体の内側に配置され、前記透明板及び前記枠体が固定された前記可撓窓枠を、前記胴体の外側から組み入れることができる
    請求項7又は8に記載の飛しょう体。
  10. 前記空隙に、空隙シールが配置されている
    請求項7乃至9のいずれかに記載の飛しょう体。
  11. 前記空隙シールは、積層した薄板を前記枠体の端面に対して平行に積層配置すると共に、前記薄板の端縁を前記胴体の表面側に露出させたものである
    請求項10に記載の飛しょう体。
  12. 前記胴体と前記胴体取付部との間にガスケットを備える
    請求項7乃至11のいずれかに記載の飛しょう体。
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