JP2015167773A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィット性及び漏れ防止性に優れた吸収性物品を提供すること。【解決手段】後方部Rにおける表面シート2側に形成された圧搾溝対7を構成する一方の圧搾溝70と他方の圧搾溝70とは、吸収性物品1Aの縦中心線Aを基準として対称に形成され且つ横方向において互いに離間している。圧搾溝70は、平面視において縦方向Xの後方に向かって凸に湾曲する凸形状を有し、該凸の頂部を形成する曲線部71と内側線分72と外側線分と73を含んで構成され、両線分72,73は、それぞれが連結される曲線部71の端部における接線に沿って延びている。一方の内側線分72と他方の内側線分72との間隔S1が縦方向Xの前方に向かって漸次減少していると共に、一方の外側線分73と他方の外側線分73との間隔S2が縦方向Xの前方に向かって漸次増加している。圧搾溝70において、外側線分73側の縦方向長さは内側線分72側の縦方向長さに比して短い。【選択図】図1

Description

本発明は、生理用ナプキン、パンティーライナー(おりものシート)等の吸収性物品に関する。
従来、生理用ナプキン等の吸収性物品に関し、フィット性及び漏れ防止性を向上させるべく、いろいろな提案がなされている。例えば特許文献1には、装着中の身体へのフィット性を向上させる目的で、生理用ナプキンの長手方向(縦方向)の後方端部の肌対向面に圧縮溝を設けることが提案されている。この後方圧縮溝は、ナプキンの幅方向(横方向)に延び、互いに離間する一対の横圧縮溝部を有し、該一対の横圧縮溝部は、ナプキンを幅方向に二分し長手方向に延びる縦中心線を対称軸として略線対称に形成される。特許文献1記載の生理用ナプキンは、装着後の身体の動きなどによってよれにくくなっているが、例えば特許文献1記載の第1ないし第3実施形態(特許文献1の図1、図3及び図4参照)は、前記後方圧縮溝の存する後方部における、ナプキン(吸収体)の縦方向に沿う側縁の近傍に、縦方向に沿って延びる圧縮溝が形成されていないため、漏れ防止性に劣ると考えられる。また、特許文献1記載の第4ないし第5実施形態(特許文献1の図5及び図6参照)は、ナプキンが縦中心線に一致する軸に沿って変形しにくいといった問題があり、身体へのフィット性が低下している。
また特許文献2には、特許文献1記載発明と同様の目的で、生理用ナプキンの長手方向中央部から後方部にかけての肌対向面に、長手方向に延びる一対の立体溝を設けることが提案されている。この一対の立体溝は、それぞれ、後方部の端縁に近づくに従い該後方部の側縁に近接するように形成されており、該一対の立体溝の一方と他方との間隔が、該後方部の端縁に近づくに従って漸次大きくなっている。特許文献2記載の生理用ナプキンは、装着時には体の形状に沿って変形し、フィット性には優れるが、装着後の身体の動きに対する追従性、延いては漏れ防止性の点で改良の余地があった。
特開2009−77927号公報 特開平10−201788号公報
本発明は、フィット性及び漏れ防止性に優れた吸収性物品に関する。
本発明は、表面シート、裏面シート、及び両シート間に介在された吸収体を具備し、着用者の液排泄部に対向配置される排泄部対向部と、該排泄部対向部よりも着用者の背側に配される後方部とを有すると共に、着用者の腹側から該排泄部対向部を介して背側に延びる縦方向とこれに直交する横方向とを有する吸収性物品において、前記後方部における前記表面シート側に、該表面シート及び前記吸収体が前記裏面シート側に向かって一体的に凹陥してなる圧搾溝が一対形成されており、その圧搾溝対を構成する一方の圧搾溝と他方の圧搾溝とは、前記吸収性物品を横方向に二分して縦方向に延びる縦中心線を基準として対称に形成され且つ横方向において互いに離間しており、前記圧搾溝は、平面視において縦方向後方に向かって凸に湾曲する凸形状を有し、該凸の頂部を形成する曲線部と、該曲線部の内側端部に連結された内側線分と、該曲線部の外側端部に連結された外側線分とを含んで構成され、該内側線分及び該外側線分は、それぞれが連結される該曲線部の端部における接線に沿って延びており、前記圧搾溝対において、一方の前記圧搾溝の前記内側線分と他方の前記圧搾溝の前記内側線分との間隔が縦方向前方に向かって漸次減少していると共に、一方の前記圧搾溝の前記外側線分と他方の前記圧搾溝の前記外側線分との間隔が縦方向前方に向かって漸次増加しており、前記圧搾溝における前記外側線分の自由端部と前記凸の頂部との間の縦方向長さは、該圧搾溝における前記内側線分の自由端部と該凸の頂部との間の縦方向長さに比して長い吸収性物品である。
本発明によれば、フィット性及び漏れ防止性に優れた吸収性物品が提供される。
図1は、本発明の吸収性物品の第1実施形態である生理用ナプキンの肌対向面側(表面シート側)を模式的に示す平面図である。 図2は、図1のI−I線断面を模式的に示す断面図である。 図3は、図1に示す生理用ナプキンにおける圧搾溝を拡大して模式的に示す拡大平面図である。 図4は、本発明の吸収性物品の第2実施形態である生理用ナプキンの肌対向面側(表面シート側)を模式的に示す平面図である。 図5は、本発明の吸収性物品の第3実施形態である生理用ナプキンの肌対向面側(表面シート側)を模式的に示す平面図である。 図6は、本発明の吸収性物品の第4実施形態である生理用ナプキンの肌対向面側(表面シート側)を模式的に示す平面図である。 図7は、本発明の吸収性物品の第5実施形態である生理用ナプキンの肌対向面側(表面シート側)を模式的に示す平面図である。 図8は、本発明の吸収性物品の第6実施形態である生理用ナプキンの肌対向面側(表面シート側)を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の吸収性物品について、その好ましい一実施形態である生理用ナプキン(以下、ナプキンとも言う)を例にとり、図面を参照しながら説明する。図1及び図2には、本発明の生理用ナプキンの第1実施形態であるナプキン1Aが示されている。ナプキン1Aは、肌対向面を形成する液透過性の表面シート2、非肌対向面を形成する液不透過性又は液難透過性の裏面シート3、及び両シート2,3間に介在された吸収体4を具備する吸収性本体5を備え、縦長状に形成されている。
本明細書において、肌対向面は、ナプキン及びその構成部材(例えば表面シート2)における、着用状態において着用者の肌側に向けられる面(相対的に着用者の肌に近い側)であり、非肌対向面は、ナプキン及びその構成部材における、着用状態において着用者の肌側とは反対側に向けられる面(相対的に着用者の肌から遠い側)である。
ナプキン1A(吸収性本体5)は、着用時に着用者の液排泄部(膣口等)に対向配置される排泄部対向部Cと、着用時に排泄部対向部Cよりも着用者の腹側(前側)に配される前方部Fと、着用時に排泄部対向部Cよりも着用者の背側(後側)に配される後方部Rとを有している。また、ナプキン1A(吸収性本体5)は、着用時に着用者の前後方向に相当する縦方向Xとこれに直交する横方向Yとを有している。ナプキン1A(吸収性本体5)の縦方向Xは、着用者の腹側(前方部F)から排泄部対向部Cを介して背側(後方部R)に延びる方向である。本明細書中でいうナプキンの「前」(前方)は、ナプキンの着用者の前(腹側)に対応し、ナプキンの「後」(後方)は、ナプキンの着用者の後(背側)に対応する。また、ここでいう「着用時」あるいは「装着時」は、通常の適正な着用位置(当該吸収性物品の正しい着用位置)が維持された状態を意味し、吸収性物品が該着用位置からずれた状態にある場合は含まない。
表面シート2及び裏面シート3は、それぞれ、吸収体4よりも大きな寸法を有し、吸収体4の周縁から外方に延出し、それらの延出部において、接着剤、ヒートシール、超音波シール等の公知の接合手段によって互いに接合されて周縁シール部を形成している。表面シート2は、吸収体4の肌対向面の全域を覆うように配置され、裏面シート3は、吸収体4の非肌対向面の全域を覆うように配置されており、表面シート2及び裏面シート3と吸収体4との間がそれぞれホットメルト型接着剤によって接合されて、吸収性本体5が構成されている。吸収体4は、前方部Fから後方部Rに亘って延在しており、平面視して縦方向Xに長く、角が丸みを帯びた矩形形状を有している。
ナプキン1Aは、吸収性本体5に加えて更に、吸収性本体5における排泄部対向部Cの縦方向Xに沿う両側部それぞれから横方向Yの外方に延出する一対のウイング部6,6を有している。即ち、図1に示すように、表面シート2及び裏面シート3が、吸収体4の縦方向Xに沿う両側縁から横方向Yの外方に延出してサイドフラップ部を形成し、このサイドフラップ部が、排泄部対向部Cにおいて横方向Yの外方に向かって大きく張り出しており、これにより吸収性本体5の縦方向Xに沿う左右両側に、一対のウイング部6,6が延設されている。ウイング部6,6は、非肌対向面側に粘着材等の固定手段(図示せず)を備えており、着用時に折り返されて、ショーツ等の着衣の外面に固定されるものである。また、吸収性本体5の非肌対向面(裏面シート3の非肌対向面)にも、吸収性本体5をショーツ等の着衣の内面に固定する粘着材等の固定手段(図示せず)が配置されている。これらの固定手段は、その使用前においてはフィルム、不織布、紙等からなる剥離シート(図示せず)によって被覆されている。
尚、本発明の吸収性物品において、排泄部対向部は、本実施形態のナプキン1Aのようにウイング部を有する場合には、吸収性物品の縦方向(吸収性物品の長手方向、図中のX方向)においてウイング部を有する領域(ウイング部の縦方向一方側の付け根と他方側の付け根とに挟まれた領域)である。ウイング部を有しない吸収性物品における排泄対向部は、吸収性物品が個装形態に折り畳まれた際に生じる、該吸収性物品を横方向(吸収性物品の幅方向、図中のY方向)に横断する2本の折曲線(図示せず)について、該吸収性物品の縦方向の前端から数えて第1折曲線と第2折曲線とに囲まれた領域である。
図1に示すように、後方部Rにおける表面シート2側には、表面シート2及び吸収体4が裏面シート3側に向かって一体的に凹陥してなる圧搾溝70が一対形成されており、一対の圧搾溝70,70からなる圧搾溝対7が形成されている。圧搾溝対7を構成する一方の圧搾溝70と他方の圧搾溝70とは、ナプキン1A(吸収性本体5)を横方向Yに二分して縦方向Xに延びる仮想線である縦中心線Aを基準として対称に形成され且つ横方向Yにおいて互いに離間している。一方の圧搾溝70と他方の圧搾溝70とに挟まれた領域には、圧搾溝(表面シート及び吸収体が裏面シート側に向かって一体的に凹陥してなる溝)は形成されておらず、該領域は加圧されていない非加圧領域となっている。
圧搾溝70は、熱を伴うか又は伴わない圧搾加工、あるいは超音波エンボス等のエンボス加工により常法に従って形成することができる。圧搾溝70においては、表面シート2及び吸収体4が熱融着等により一体化している。ナプキン1Aにおいては、圧搾溝70の凹陥深さ(表面シートにおける凹陥していない肌対向面からの深さ)は、その長さ方向の全長に亘って一定となっている。圧搾溝70の凹陥深さは、この種の吸収性物品における防漏溝の凹陥深さと同様の範囲に設定することができ、通常1〜10mm程度である。
図3には、ナプキン1Aの圧搾溝対7を構成する一対の圧搾溝70,70のうちの一方が拡大して示されている。圧搾溝70は、図1に示す如き平面視において縦方向Xの後方に向かって凸に湾曲する凸形状を有し、その凸の頂部を形成する曲線部71と、該曲線部71の内側端部に連結された内側線分72と、該曲線部71の外側端部に連結された外側線分73とを含んで構成されている。内側線分72及び外側線分73は、それぞれ、該両線分が連結する曲線部71の端部における接線(図示せず)に沿って延びており、平面視直線状である。図3中、符号71aは、内側線分72が連結する曲線部71の内側端部を示し、符号71bは、外側線分73が連結する曲線部71の外側端部を示す。尚、図3において符号71a,71bで示した直線(圧搾溝70の長さ方向と直交する方向に延びる線分)は、これらが示す曲線部71の端部の位置を明確にするために記載した仮想線であり、ナプキン1Aに斯かる直線が存在している訳ではない。
圧搾溝対7においては、図1に示すように、一方の圧搾溝70の内側線分72と他方の圧搾溝70の内側線分72との間隔S1が縦方向Xの前方に向かって漸次減少していると共に、一方の圧搾溝70の外側線分73と他方の圧搾溝70の外側線分73との間隔S2が縦方向Xの前方に向かって漸次増加している。即ち、間隔S1を画成する圧搾溝70の内側線分72は、曲線部71の内側端部71aから該端部71aにおける接線に沿って横方向Yの内方且つ縦方向Xの前方に向かって斜めに延びており、また、間隔S2を画成する圧搾溝70の外側線分73は、曲線部71の外側端部71bから該端部71bにおける接線に沿って横方向Yの外方且つ縦方向Xの前方に向かって斜めに延びている。
図3に示すように、圧搾溝70における外側線分73の自由端部73fと曲線部71の凸の頂部71tとの間の縦方向長さHは、該圧搾溝70における内側線分72の自由端部72fと該凸の頂部71tとの間の縦方向長さhに比して長くなされている(H>h)。即ち、圧搾溝対7を構成する2個の圧搾溝70,70それぞれにおいては、外側線分73の自由端部73fが内側線分72の自由端部72fよりも縦方向Xにおいて前方側に位置している。尚、曲線部71の凸の頂部71tは、圧搾溝70において縦方向Xの最後方に位置する部分である。
圧搾溝対7(圧搾溝70)の主な作用効果の1つとして、ナプキン1Aの変形誘導効果が挙げられる。即ち、ナプキン1Aにおいては、排泄部対向部Cよりも後側に位置する後方部Rに、横方向Yに関して互いに離間した一対の圧搾溝70,70からなる圧搾溝対7が形成されているところ、この圧搾溝対7の形成領域は、圧搾溝が形成されていない他の領域(非加圧領域)と比べて剛性が高い。そのため、ナプキン1Aの着用中における着用者の動作時に、着用者の臀部の動きによるナプキン1Aにかかる力や、歩行時の足回りからかかる力に対して、圧搾溝70,70間に存在する剛性が相対的に低い離間部(非加圧領域)における吸収体4に、縦方向Xに沿って肌対向面側へ凸となる変形が発生し易くなり、その凸変形部がクッションとしての役割を発揮して、着用者の臀裂に適切にフィットすることができる。このような、圧搾溝対7による変形誘導効果の結果として生じる、後方部Rの肌対向面における凸変形は、ナプキン1Aと着用者の身体(臀部)との間に隙間が生じることを抑制し、ナプキン1Aのフィット性及び漏れ防止性を効果的に向上し得る。
このナプキン1Aの着用時に生じる凸変形部は、圧搾溝70の内側線分72の自由端部72fよりも前方側でも生じるが、ナプキン1Aにおいては前述したように、外側線分73側の縦方向長さHが内側線分72側の縦方向長さhに比して長くなっていて、内側線分72の自由端部72fが外側線分73の自由端部73fよりも縦方向Xにおいて後方側に位置しているため、一対の圧搾溝70,70間の離間部が位置する横方向Yの中央部から横方向Yの両外方へ向かってその高さを低く抑えながら拡がり、外側線分73にまで及ぶ。従って、凸変形部は、着用者の臀部周りに広く密着し、それによって、横方向Yの中央部から横方向Yの外方に亘る一定の範囲において排泄物が吸収体4に吸収されやすくなると共に、過度の圧力を着用者に与えることが抑制される。つまり、圧搾溝対7による変形誘導効果によって、ナプキン1Aの横方向Yの防漏力が高められると同時に、良好な着用感が得られる。
また、圧搾溝対7による変形誘導効果に起因して、圧搾溝対7には、ナプキン1Aが通常の適正な装着位置からずれた状態にある場合にその装着ズレを着用者に触覚的に知らせる、装着ズレ指示効果がある。即ち、ナプキン1Aが適正に装着されている場合に、圧搾溝対7による変形誘導効果により圧搾溝70,70間に凸変形が生じると、その凸変形部は着用者の臀裂に収まるため着用者に違和感を与えることはないが、ナプキン1Aが適正に装着位置からずれた状態にある場合には、該凸変形部は臀裂に収まらずにその周辺部等に当たるため着用者に違和感を与え、その違和感が装着ズレの発生の指標となり得る。このような圧搾溝対7による装着ズレ指示効果は、これを構成する一対の圧搾溝70,70間に位置する離間部がナプキン1Aの横方向Yの中央部に位置していると、特に効果的である。
また、圧搾溝対7には、前述したナプキン1Aの変形誘導効果に起因する防漏性の向上効果に加えて、それ自体の平面視形状に起因する防漏性の向上効果がある。即ち、圧搾溝対7を構成する一対の圧搾溝70,70それぞれにおいては、前述したように、外側線分73側の縦方向長さHが内側線分72側の縦方向長さhに比して長く、外側線分73の自由端部73fが内側線分72の自由端部72fよりも縦方向Xにおいて前方側に位置しているため、例えば、経血等の体液が後方部Rにおいて表面シート2上を横方向Yの内方から外方に向かって流れた場合に、その体液は、圧搾溝70の外側線分73及び曲線部71における該外側線分73寄りの部分によって堰き止められるので、いわゆる横漏れが効果的に防止される。
前述した圧搾溝対7(圧搾溝70)による作用効果をより確実に奏させるようにする観点から、圧搾溝70の外側線分73側の縦方向長さHと、該圧搾溝70の内側線分72側の縦方向長さhとの間には、H>h>1/2(H)という関係が成立することが好ましい。ここで「1/2(H)」は、外側線分73側の縦方向長さHの半分の長さを意味する。
圧搾溝70の内側線分72の延長線は縦中心線Aと平行であるか、又は、該延長線と縦中心線Aとのなす角度α(図1参照)が0°超45°以下であることが好ましい。ナプキン1Aにおいては、図1に示すように、圧搾溝70の内側線分72の延長線は縦中心線Aと平行ではなく、縦中心線Aと角度αを持って交差している。斯かる構成により、前述した一対の圧搾溝70,70間の離間部における凸変形がより一層安定的に発生し、その凸変形部が縦中心線Aに沿って縦長状の膨らみやすくなる。斯かる効果をより一層確実にする観点から、内側線分72の延長線と縦中心線Aとのなす角度αは、好ましくは3°以上、さらに好ましくは5°以上、そして、好ましくは30°以下、さらに好ましくは25°以下である。
圧搾溝対7は、排泄部対向部Cには存在せず、排泄部対向部Cよりも後方に位置する後方部Rのみに存在することが好ましい。より具体的には圧搾溝対7は、これを構成する一対の圧搾溝70,70それぞれの曲線部71の凸の頂部71t(圧搾溝70の縦方向Xの最後方部)が、排泄部対向部Cと後方部Rとの境界(一対のウイング部6,6それぞれの縦方向Xの後方側の付け根どうしを結ぶ仮想直線)よりも5〜10cm後方側に位置し、且つ外側線分73の自由端部73fが該境界よりも後方に位置するように、配置されることが好ましい。圧搾溝対7がこのように配置されることにより、圧搾溝対7による変形誘導効果によって形成された凸変形部のクッション性が一層向上し、該凸変形部が着用者の臀裂に一層好ましくフィットするようになる。
圧搾溝対7による作用効果をより確実に奏させるようにする観点から、圧搾溝70の各部の寸法等は次のように設定することが好ましい。
圧搾溝対7を構成する一方の圧搾溝70の内側線分72と他方の圧搾溝70の内側線分72との間隔S1(図1参照)の最小値、即ち、一方の圧搾溝70の内側線分72の自由端部72fと他方のそれとの間隔は、好ましくは5〜30mm、さらに好ましくは10〜20mmである。
圧搾溝対7を構成する一方の圧搾溝70の外側線分73と他方の圧搾溝70の外側線分73との間隔S2(図1参照)の最大値、即ち、一方の圧搾溝70の外側線分73の自由端部73fと他方のそれとの間隔は、好ましくは30〜80mm、さらに好ましくは40〜60mmである。
圧搾溝70における内側線分72の自由端部72fと曲線部71の凸の頂部71tとの間の縦方向長さh(図3参照)は、好ましくは2〜20mm、さらに好ましくは5〜15mmである。
圧搾溝70における外側線分73の自由端部73fと曲線部71の凸の頂部71tとの間の縦方向長さH(図3参照)は、好ましくは10〜60mm、さらに好ましくは15〜45mmである。
縦方向長さHと縦方向長さhとの差(H−h)は、好ましくは10mm以上、さらに好ましくは15〜40mmである。
ナプキン1Aにおける各部の形成材料について説明すると、表面シート2、裏面シート3及び吸収体4としては、それぞれ、この種の吸収性物品において従来用いられているものを特に制限なく用いることができる。表面シート2としては、例えば、カード法により製造された不織布、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布及びニードルパンチ不織布等の種々の不織布;開口手段によって液透過可能とされたフィルム等が挙げられる。これらの不織布やフィルムには、界面活性剤等の親水化剤を用いた親水化処理が施されていても良い。裏面シート3としては、例えば、熱可塑性フィルムを用いることができ、このフィルムは透湿性を有していていも良い。また裏面シート3として、液難透過性の不織布、例えばスパンボンド−メルトブローン−スパンボンド(SMS)不織布を用いることもできる。
吸収体4としては、例えば、木材パルプ、親水化処理された合繊繊維等の繊維集合体、又は該繊維集合体に粒子状の吸水性ポリマーを保持させたもの等を用いることができる。吸収体4は、前記繊維集合体等からなる液保持性の吸収性コアと、該吸収性コアを被覆する液透過性のコアラップシートとを含んで構成されていても良く、このコアラップシートとしては、例えば、透水性の薄紙、各種不織布、開孔フィルム等を用いることができる。また吸収体4としては、ナプキン1Aの薄型化、低剛性化の観点から、前記繊維集合体(繊維材料を積繊してなる積繊体)ではなく、該繊維集合体に比して厚みが薄く低剛性の吸収性シートを用いることもできる。この吸収性シートとしては、湿潤状態の吸水性ポリマーに生じる粘着力や別に添加した接着剤や接着性繊維等のバインダーを介して、構成繊維間や構成繊維と吸水性ポリマーとの間を結合させてシート状としたもの等を好ましく用いることができる。
図4〜図8には、本発明の吸収性物品の他の実施形態(第2ないし第6実施形態)が示されている。後述する他の実施形態については、前述した第1実施形態のナプキン1Aと異なる構成部分を主として説明し、同様の構成部分は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない構成部分は、ナプキン1Aについての説明が適宜適用される。
図4には第2実施形態のナプキン1B、図5には第3実施形態のナプキン1Cが示されている。ナプキン1B及び1Cは、何れも圧搾溝対7の数において第1実施形態のナプキン1Aと異なる。ナプキン1Bにおいては、二対の圧搾溝対7,7が縦方向Xに所定間隔を置いて形成されており、ナプキン1Cにおいては、三対の圧搾溝対7,7,7が縦方向Xに所定間隔を置いて形成されている。ナプキン1B,1Cに形成されているこれら複数の圧搾溝対7は、互いに配置位置が異なるだけで、それらを構成する圧搾溝70の形状は互いに同一である。
ナプキン1B,1Cのように、複数の圧搾溝対7,7・・・が縦方向Xに所定間隔を置いて形成されている場合、縦方向Xに隣接する一方(相対的に前側)の圧搾溝対7の圧搾溝70と他方(相対的に後側)の圧搾溝対7の圧搾溝70とが重ならないことが、着用感の向上の観点から好ましい。換言すれば、ナプキン1B,1Cを横方向Yに横断する任意の1本の仮想直線(図示せず)に対し、相対的に前側に位置する圧搾溝70と相対的に後側に位置する圧搾溝70とが同時に重ならないことが好ましい。
第2実施形態のナプキン1Bによれば、第1実施形態のナプキン1Aと同様の効果が奏される。特にナプキン1Bにおいては、二対の圧搾溝対7,7が縦方向Xに所定間隔を置いて形成されていることにより、二対それぞれにおける圧搾溝70,70間の離間部(非加圧領域)の前述した凸変形が、ナプキン1Aの如き、圧搾溝対7が一対しかない場合に比して生じやすいため、排泄物を縦方向Xに誘導し、吸収体4に吸収させることが一層容易となり、凸変形部がより安定的に着用者の臀部周囲にフィットし得る。
第3実施形態のナプキン1Cによれば、第2実施形態のナプキン1Bと同様の効果が奏され、特に、三対の圧搾溝対7,7,7が縦方向Xに所定間隔を置いて形成されていることにより、前述した凸変形の誘導効果が著しく高められているため、優れた横漏れ防止効果が奏され、凸変形部がより一層安定的に着用者の臀部周囲にフィットし得る。その上、圧搾溝対7(圧搾溝70)がナプキン1Cの縦方向後端付近(ナプキン1Cの縦方向後端から好ましくは40mm以内)に形成されているため、後方部Rの比較的広範囲に亘って横漏れを防止し得る。
図6には第4実施形態のナプキン1Dが示されている。ナプキン1Dは、圧搾溝の構成、外観において第3実施形態のナプキン1Cと異なる。即ち、ナプキン1Cにおける圧搾溝70は、その長さ方向の全長に亘って溝が途切れることなく連続する連続線状であって、その凹陥深さ(表面シート2における凹陥していない肌対向面からの深さ)が該圧搾溝70の長さ方向の全長に亘って一定となっていたのに対し、ナプキン1Dにおける圧搾溝70’は、そのような連続線状ではなく、複数の凹陥部が不連続に配置されて構成されている。即ち、圧搾溝70’は、凹陥深さが相対的に深い深凹陥部と、凹陥していないか又は凹陥深さが相対的に浅い非又は浅凹陥部とが交互に配置されて形成されている。圧搾溝70’において、隣り合う深凹陥部と非又は浅凹陥部との間隔が1.5mm以下であると、圧搾溝70’の硬さを適度に微調整することができ、ナプキン1Dの着用中に圧搾溝70’の硬さに起因して着用者が感じる違和感を低減することができる。
図7には第5実施形態のナプキン1Eが示されている。ナプキン1Eは、圧搾溝の寸法において第2実施形態のナプキン1Bと異なる。即ち、ナプキン1Eにおいては、縦方向Xに隣接する二対の圧搾溝対7,7’のうちの一方と他方とで、圧搾溝における外側線分73の自由端部73fと凸の頂部71tとの間の縦方向長さH(図3参照)、及び/又は、圧搾溝における内側線分72の自由端部72fと凸の頂部71tとの間の縦方向長さh(図3参照)が互いに等しくない。さらに説明すると、ナプキン1Eにおいて縦方向Xに隣接する二対の圧搾溝対7,7’のうち、縦方向Xの後側に位置する圧搾溝対7’の方が、縦方向Xの前側に位置する圧搾溝対7に比して、内側線分72側の縦方向長さh及び外側線分73側の縦方向長さHがいずれも長い。
ナプキン1Eにおいて、縦方向Xの後側に位置する圧搾溝対7’における圧搾溝70”の外側線分73側の縦方向長さH2(図7参照)は、縦方向Xの前側に位置する圧搾溝対7における圧搾溝70の外側線分73側の縦方向長さH1(図7参照)に対して、1.2倍より大きいことが好ましい。また、縦方向Xの後側に位置する圧搾溝対7’における圧搾溝70”の内側線分72側の縦方向長さh2(図7参照)は、縦方向Xの前側に位置する圧搾溝対7における圧搾溝70の内側線分72側の縦方向長さh1(図7参照)に対して、1.2倍より大きいことが好ましい。このように、縦方向Xに隣接する2つの圧搾溝70,70”の平面視寸法(縦方向長さ)が互いに異なることにより、より具体的には、縦方向Xの後側に位置する圧搾溝70”の方が前側に位置する圧搾溝70に比して、内側線分72側の縦方向長さh及び外側線分73側の縦方向長さHがいずれも長いことにより、特に、後側に位置する圧搾溝対7’における圧搾溝70”,70”間の離間部(非加圧領域)がより安定的に凸変形するようになり、フィット性及び漏れ防止性の一層の向上が期待できる。尚、このように、縦方向長さの異なる複数の圧搾溝対7,7’(圧搾溝70,70”)を形成した場合は、図4に示すナプキン1Bの如き、平面視寸法が等しい複数の圧搾溝対7,7(圧搾溝70,70)を形成した場合と比べて、ナプキンの変形誘導効果や漏れ防止性は低下しない。また、ナプキン1Eにおいて、縦方向Xの後側に位置する圧搾溝70”の内側線分72の延長線と縦中心線Aとのなす角度βは、縦方向Xの前側に位置する圧搾溝70についての前記角度αと同じである。
図8には第6実施形態のナプキン1Fが示されている。ナプキン1Fは、吸収性本体5、及び吸収性本体5における排泄部対向部Cの縦方向Xに沿う両側部それぞれから横方向Yの外方に延出する一対のウイング部6,6に加えてさらに、吸収性本体5における後方部Rの縦方向Xに沿う両側部それぞれから横方向Yの外方に延出する一対の後方フラップ部8,8を有している。このような、後方フラップ部を有する生理用ナプキンは、就寝時等に長時間使用するのに適しており、夜用の生理用ナプキンとして特に有用である。夜用のナプキンとしては、縦方向Xの全長が30cm以上のものが好適であり、特に、35cm以上のものが好ましい。
吸収性本体5の肌対向面(表面シート2の肌対向面)における縦方向Xに沿う両側部には、図8に示すように、平面視において吸収体4の縦方向Xに沿う左右両側部に重なるように、一対のサイドシート9,9が吸収性本体5の縦方向Xの略全長に亘って配されている。一対のサイドシート9,9は、それぞれ、縦方向Xに延びる接合線10にて吸収性本体5(表面シート2)に接合されている。ナプキン1Fにおいては、ウイング部6及び後方フラップ部8は、表面シート2、裏面シート3及びサイドシート9のうちの1種以上から構成されていれば良い。
図8に示すように、後方部Rにおける表面シート2側には、図4に示すナプキン1Bと同様に、一対の圧搾溝70,70からなる圧搾溝対7が二対形成されている。また、排泄部対向部Cにおける表面シート2側には、表面シート2及び吸収体4が裏面シート3側に向かって一体的に凹陥してなる平面視環状の圧搾溝11が形成されている。圧搾溝11は、排泄部対向部C内に収まらずに、前方部F及び後方部Rにも延設されており、縦中心線Aを基準として左右対称に形成されている。圧搾溝11は、圧搾溝70と同様の方法により形成することができる。圧搾溝11が形成されていることにより、吸収体4の平面方向の液拡散がより効果的に抑制されるようになると共に、吸収体4のヨレ(意図しない変形)がより効果的に防止できるようになる。また、圧搾溝11で囲まれた領域は、周辺部に比して厚みが大きく且つ肌対向面側(表面シート2側)に隆起していても良く、いわゆる中高部であっても良い。第6実施形態の夜用のナプキン1Fによっても、圧搾溝対7(圧搾溝70)については第2実施形態の昼用のナプキン1Bと同様の効果が奏される。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。また本発明の吸収性物品には、生理用ナプキンの他、パンティーライナー(おりものシート)、軽失禁パッド等が含まれる。前述した一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。前述した本発明の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
1A,1B,1C,1D,1E,1F 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 吸収性本体
6 ウイング部
7,7’ 圧搾溝対
70,70’,70” 圧搾溝
71 圧搾溝の曲線部
71t 曲線部の凸の頂部
72 圧搾溝の内側線分
72f 内側線分の自由端部
73 圧搾溝の外側線分
73f 外側線分の自由端部
8 後方フラップ部
9 サイドシート
A 縦中心線
F 前方部
C 排泄部対向部
R 後方部
X 縦方向
Y 横方向

Claims (4)

  1. 表面シート、裏面シート、及び両シート間に介在された吸収体を具備し、着用者の液排泄部に対向配置される排泄部対向部と、該排泄部対向部よりも着用者の背側に配される後方部とを有すると共に、着用者の腹側から該排泄部対向部を介して背側に延びる縦方向とこれに直交する横方向とを有する吸収性物品において、
    前記後方部における前記表面シート側に、該表面シート及び前記吸収体が前記裏面シート側に向かって一体的に凹陥してなる圧搾溝が一対形成されており、その圧搾溝対を構成する一方の圧搾溝と他方の圧搾溝とは、前記吸収性物品を横方向に二分して縦方向に延びる縦中心線を基準として対称に形成され且つ横方向において互いに離間しており、
    前記圧搾溝は、平面視において縦方向後方に向かって凸に湾曲する凸形状を有し、該凸の頂部を形成する曲線部と、該曲線部の内側端部に連結された内側線分と、該曲線部の外側端部に連結された外側線分とを含んで構成され、該内側線分及び該外側線分は、それぞれが連結される該曲線部の端部における接線に沿って延びており、
    前記圧搾溝対において、一方の前記圧搾溝の前記内側線分と他方の前記圧搾溝の前記内側線分との間隔が縦方向前方に向かって漸次減少していると共に、一方の前記圧搾溝の前記外側線分と他方の前記圧搾溝の前記外側線分との間隔が縦方向前方に向かって漸次増加しており、
    前記圧搾溝における前記外側線分の自由端部と前記凸の頂部との間の縦方向長さは、該圧搾溝における前記内側線分の自由端部と該凸の頂部との間の縦方向長さに比して長い吸収性物品。
  2. 前記圧搾溝の前記内側線分の延長線は前記縦中心線と平行であるか、又は、前記圧搾溝の前記内側線分の延長線と前記縦中心線とのなす角度が0°超45°以下である請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記圧搾溝は、凹陥深さが相対的に深い深凹陥部と、凹陥していないか又は凹陥深さが相対的に浅い非又は浅凹陥部とが交互に配置されて形成されている請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 複数の前記圧搾溝対が縦方向に所定間隔を置いて形成されており、縦方向に隣接する二対の前記圧搾溝対のうちの一方の対と他方の対とで、前記圧搾溝における前記外側線分の自由端部と前記凸の頂部との間の縦方向長さ、及び/又は、前記圧搾溝における前記内側線分の自由端部と前記凸の頂部との間の縦方向長さが互いに等しくない請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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