JP2015166580A - 圧縮機 - Google Patents

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Toshiyuki Kobayashi
俊之 小林
誠俊 坂野
Masatoshi Sakano
誠俊 坂野
近藤 淳
Atsushi Kondo
淳 近藤
均 犬飼
Hitoshi Inukai
均 犬飼
紀一 出戸
Kiichi Ideto
紀一 出戸
憲司 西田
Kenji Nishida
憲司 西田
真志 中森
Shinji Nakamori
真志 中森
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Abstract

【課題】ピストンがシリンダボア内を往復動する際にピストンの全周面にオイルを行き渡らせることのできる圧縮機を提供する。【解決手段】シリンダボア2は、円筒形状の内周面41と、バルブプレート6の前面の一部から構成される円形状の底面42とから構成されている。底面42には、吐出ポート19の開口面19aが形成されている。底面42の周方向に沿って、底面42からピストン16とは反対側に向かって窪んだ円環状の溝部63が形成されている。溝部63は、最も深い部分63aと、内周面41に連続して延びて最も深い部分63aに達する円柱形状の外周側面63bと、最も深い部分63aからシリンダボア2の半径方向内側に向かって深さが浅くなる円錐台形状の内周側面63cとを有している。【選択図】図2

Description

この発明は、圧縮機に係り、特に、ピストンを有する圧縮機に関する。
往復動するピストンによってガスを加圧する従来の圧縮機は、ピストンが往復動する円筒形状のシリンダボアが形成されたシリンダブロックと、吸入室及び吐出室が形成されたリアハウジングとを備えている。シリンダブロックとリアハウジングとの間にはバルブプレート及びガスケットが設けられ、バルブプレート及びガスケットを介して、シリンダボアと吸入室及び吐出室とが連通されている。しかしながら、この構成では、部品点数が多くなることから、部品点数の低減を目的に、バルブプレートとシリンダブロックとを一体化することが検討されている。特許文献1には、バルブプレートとシリンダブロックとを一体化した圧縮機が記載されている。
特開平8−121330号公報(図1)
しかしながら、特許文献1に記載の圧縮機では、シリンダボアの円筒形状の内周面と、吐出室と連通する穴が形成された底面とが垂直に接続されることになる。このような形状では、シリンダボア内のオイルは、底面全体に一様には分布せず、底面の一部分に局所的に偏る可能性がある。そうすると、ピストンがシリンダボア内を往復動する際にピストンとシリンダボアの内壁との間に引き込まれるオイルが、ピストンの全周面には行き渡らないおそれがあるといった問題点があった。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、ピストンがシリンダボア内を往復動する際にピストンの全周面にオイルを行き渡らせることのできる圧縮機を提供することを目的とする。
この発明に係る圧縮機は、円筒状のピストンと、ダイカスト成形され、ピストンを収容する有底円筒状のシリンダボアを有するシリンダブロックと、内部に吐出室が形成されてシリンダブロックに結合されるハウジングとを備え、シリンダボアは、ピストンの外周部と摺接する部分を有する内周面と、ピストンの先端部と対向するとともに吐出ポートが形成される底面とを備え、シリンダボア内には、ピストンと内周面と底面とから圧縮室が区画され、圧縮室と吐出室とを吐出ポートを介して連通する圧縮機において、内周面及び底面は、切削加工された加工面であり、圧縮室には、内周面と底面との間に、底面の周方向に沿って加工溝が凹設されることにより拡張空間が形成されており、拡張空間は、ピストンを潤滑するオイルを保持する。
溝部は、底面からピストンとは反対側に向かって窪んでいてもよい。
溝部は、内周面からシリンダボアの外側に向かって窪んでいてもよい。
この発明によれば、底面の周方向に沿って形成された拡張空間にオイルが溜ることにより、底面の全周に渡ってオイルが滞留するので、ピストンがシリンダボア内を往復動する際にピストンの全周面にオイルを行き渡らせることができる。
この発明の実施の形態1に係る圧縮機の断面図である。 この実施の形態1に係る圧縮機のシリンダブロックに形成されたシリンダボアの断面図である。 この実施の形態1に係る圧縮機のシリンダブロックに形成されたシリンダボアを形成する手順を説明するための図である。 この実施の形態2に係る圧縮機のシリンダブロックに形成されたシリンダボアの断面図である。 この実施の形態2に係る圧縮機のシリンダブロックに形成されたシリンダボアを形成する手順を説明するための図である。 この実施の形態1及び2に係る圧縮機の変形例のシリンダブロックに形成されたシリンダボアの断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る圧縮機の断面図を図1に示す。斜板式圧縮機1は、複数のシリンダボア2が形成されたシリンダブロック3と、シリンダブロック3の前端に接合するように設けられたフロントハウジング4と、シリンダブロック3の後端に接続するように設けられたリアハウジング5とを備えている。シリンダブロック3とリアハウジング5との間にはバルブプレート6が設けられ、バルブプレート6は、シリンダブロック3に一体的に形成されている。シリンダブロック3とフロントハウジング4はダイカスト成形される。シリンダボア2は、内周面41と底面42とを備えて有底円筒形状を有している。
フロントハウジング4内のクランク室7には、駆動軸8が、フロントハウジング4及びシリンダブロック3の軸孔3bに挿入されて回転可能に設けられている。駆動軸8にはロータ9が設けられ、ロータ9の後面側から延びるように設けられた支持アーム10の先端部には、長孔10aが形成されている。長孔10aにはピン10bがスライド可能に挿入されており、ピン10bには斜板13が傾動可能に連結されている。
ロータ9の後端に隣接するようにして駆動軸8上にスリーブ11が設けられ、スリーブ11は、コイルばね12により常にロータ9側へ押しつけられている。スリーブ11の左右両側に突出するように設けられた枢軸11a(一方のみを図示)が斜板13の図示しない係合孔に挿入されて、斜板13が枢軸11aの周りを揺動するようになっている。斜板13の後面側には、揺動板14がスラスト軸受等を介して支持され、揺動板14は、図示しない切り欠きにより自転が拘束されるようになっている。また、揺動板14には複数のコンロッド15が連結され、各コンロッド15は、各シリンダボア2に内挿される円筒状のピストン16と連結されている。後述するように、シリンダボア2の内周面は切削され、ピストン16と全周にわたって摺接可能になっている。
このような構成により、駆動軸8の回転運動がロータ9及び斜板13を介して揺動板14の前後方向の揺動に変換され、各ピストン16が各シリンダボア2内を往復動すると共に、クランク室7内の圧力と吸入圧力との差圧に応じてピストン16のストローク及び揺動板14の駆動軸8に対する角度が変化するようになっている。尚、シリンダボア2の内周面41及び底面42とピストン16とから圧縮室24が区画される。
リアハウジング5には、後端面に開口すると共にシリンダブロック3の軸孔3bと連通する吸入室17が設けられており、吸入室17の周りに、吐出室18が形成されている。シリンダブロック3と一体成形されたバルブプレート6には、各圧縮室24と連通する吐出ポート19が形成され、各吐出ポート19の吐出室18側には、吐出弁20及びリテーナ21が設けられている。吐出室18と吐出ポート19は、吐出弁20の開弁により、連通可能となっている。
シリンダブロック3には、各圧縮室24と軸孔3bとを連通する連通路22が形成されており、軸孔3b内に挿入されている円筒状の回転弁30が、口金23を介して駆動軸8の内端8aと結合されている。回転弁30は、各連通路22と吸入室17とを順次連通する吸入通路32を備えている。
図2に示されるように、シリンダボア2は、円筒形状の内周面41と、バルブプレート6の前面の一部から構成される円形状の底面42とから構成されている。底面42には、吐出ポート19の開口面19aが形成されている。底面42の周方向に沿って、底面42からピストン16とは反対側に向かって窪んだ円環状の加工溝である溝部63が凹設されている。溝部63により拡張空間64が形成される。溝部63は、最も深い部分63aと、内周面41に連続して延びて最も深い部分63aに達する円柱形状の外周側面63bと、最も深い部分63aからシリンダボア2の半径方向内側に向かって深さが浅くなる円錐台形状の内周側面63cとを有している。尚、図4において、溝部63は誇張して描かれており、溝部63の実際の深さはおおよそ数十μmm未満である。
ピストン16は、シリンダボア2の内周面41に摺接する円筒形状の外周部51と、シリンダボア2の底面42に対向する頂部52と、外周部51と頂部52とをつなぐ面取り部53とを備えている。頂部52と面取り部53は、ピストン16の先端部である。頂部52が底面42に最も近づいた時、つまり上死点位置にある時に、底面42と対向するピストン16の先端部は、内周面41に摺接することなく、溝部63に臨んでいる。このとき、面取り部53は溝部63に対向するようになっている。尚、頂部52が底面42に最も近づいた時でも、両者の間には極僅かの隙間が形成されるようになっている。
斜板式圧縮機1が稼働して各ピストン16が各シリンダボア2内を往復動する際、シリンダボア2内に存在するオイルが、ピストン16とシリンダボア2の内周面41との間に引き込まれ、ピストン16を潤滑する。シリンダボア2内に存在するオイルは、溝部63に滞留する。すなわち、溝部63はオイルを保持可能である。溝部63は、底面42の周方向に沿って形成されているので、底面42の全周に渡ってオイルが滞留することになる。そうすると、溝部63からピストン16とシリンダボア2の内周面41との間に引き込まれるオイルは、ピストン16の全周面に行き渡ることになり、ピストン16の全周面と、ピストン16と摺接するシリンダボア2の内周面41とが潤滑される。
次に、この発明の実施の形態1に係る圧縮機のシリンダブロック3にシリンダボア2を形成する方法を、図3に基づいて説明する。
図3(a)に示されるように、シリンダブロック3をダイカスト成形する際に、シリンダボア2の原型となる円筒穴2’が形成される。円筒穴2’の内周面41’及び底面42’はそれぞれ、ダイカスト成形によって形成されたままの鋳肌面である。
続いて、図示しない切削工具で内周面41’を切削加工する。この際、切削工具には、底面42’に接する先端が例えば三角形の断面形状を有するものを使用することにより、切削工具の先端と底面42’との接触面積をできるだけ小さくすることが好ましい。このような切削工具を使用して、内周面41’を切削加工すると同時に、内周面41’と底面42’との間に、底面42’の周方向に沿って、底面42’に対して円環状の窪みを形成する。その結果、図5(b)に示されるように、加工面である内周面41と鋳肌面である底面42’との間には、底面42’の周方向に沿って、底面42’に対して窪んだ円環状の溝部63が形成される。三角形の断面形状を有する先端を備えた切削工具を用いることにより、溝部63は、最も深い部分63aと、外周側面63bと、内周側面63cとからなる構成を有するようになる。尚、切削工具の先端と底面42’との接触面積が小さいので、内周面41’を切削加工すると同時に溝部63を形成しても、切削工具の振動が抑えられ、シリンダボア内径の加工精度の悪化も抑制できる。最後に、底面42’を切削加工することにより、図5(c)に示されるように、加工面である底面42が得られ、シリンダボア2が形成される。
このように、底面42の周方向に沿って形成された溝部63にオイルが溜ることにより、底面42の全周に渡ってオイルが滞留するので、ピストン16がシリンダボア2内を往復動する際にピストン16の全周面にオイルを行き渡らせることができる。
また、溝部63により拡張空間64が形成されることから、ピストン16が上死点に達した時の圧縮室24のデッドボリュームが、拡張空間64の体積分だけ大きくなるが、底面42を加工面としていることにより、底面42の表面粗さを小さくしてトップクリアランスの精度を向上させ、ピストン16をより底面に接近させることが可能であり、デッドボリュームを小さく設定し、体積効率の低下を抑制することができる。
この実施の形態1では、溝部63が、内周面に沿って最も深い部分63aに達する円柱形状の外周側面63bと、最も深い部分63aからシリンダボア2の半径方向内側に向かって深さが浅くなる円錐台形状の内周側面63cとを有する溝部63であったが、この形態に限定するものではない。内周面41からシリンダボア2の半径方向内側に向かって深さが深くなる円錐台形状の外周側面と、最も深い部分63aから内周面41に平行に延びる円柱形状の内周側面とを有する溝部であってもよい。また、内周面41を切削すると同時に溝部を形成する際に、切削工具の振動を抑えることができれば、溝部の形状はどのようなものであってもよい。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る圧縮機の構成を示す。尚、実施の形態2において、図1〜3の参照符号と同一の符号は、同一又は同様な構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
この発明の実施の形態2に係る圧縮機は、実施の形態1に対して、底面42の周方向に沿って凹設された加工溝の形態を変更したものある。図4に示されるように、底面42の周方向に沿って、内周面41からシリンダボア2の外側に向かって窪んだ加工溝である溝部73が設けられており、溝部73により拡張空間74が形成される。その他の構成は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態2において、オイルは、内周面41からシリンダボア2の外側に向かって窪んだ溝部73に滞留する。すなわち、溝部73はオイルを保持可能である。溝部73は、底面42の周方向に沿って形成されているので、底面42の全周に渡ってオイルが滞留することになる。そうすると、溝部73からピストン16とシリンダボア2の内周面41との間に引き込まれるオイルは、ピストン16の全周面に行き渡ることになり、ピストン16の全周面と、ピストン16と摺接するシリンダボア2の内周面41とが潤滑される。
次に、この発明の実施の形態2に係る圧縮機のシリンダブロック3にシリンダボア2を形成する方法を、図5に基づいて説明する。
図5(a)に示されるように、シリンダボア2の原型となる円筒穴2’を有するシリンダブロック3をダイカスト成形するまでは、実施の形態1と同じである。したがって、円筒穴2’の内周面41’及び底面42’はそれぞれ、ダイカスト成形によって形成されたままの鋳肌面である。
続いて、図5(b)に示されるように、図示しない切削工具で、底面42’との接続部分付近に、内周面41に対してシリンダボア2の外側に向かって窪んだ溝部73を形成する。この際、溝部73を形成するのと同時に、底面42’が切削加工されて、加工面である底面42が形成される。最後に、内周面41’を切削加工して、図5(c)に示されるように、加工面である内周面41が得られ、シリンダボア2が形成される。内周面41の切削加工は、溝部73よりも上側のみで済むので、内周面41を切削加工する際、底面42を切削することはなく、切削加工時の切削工具の振動が抑えられ、シリンダボア2の内径の加工精度の悪化を抑制することできる。
このように、底面42の周方向に沿って形成された溝部73にオイルが溜ることにより、底面42の全周に渡ってオイルが滞留するので、ピストン16がシリンダボア2内を往復動する際にピストン16の全周面にオイルを行き渡らせることができる。
また、溝部73により拡張空間74が形成されることから、ピストン16が上死点に達した時の圧縮室24のデッドボリュームについても、実施の形態1と同じ理由で、デッドボリュームを小さく設定し、体積効率の低下を抑制することができる。
実施の形態1及び2では、斜板式圧縮機1について説明を行ったが、斜板式圧縮機に限定するものではない。ピストンを往復動することによってガスを圧縮する形態の圧縮機であれば、どのようなタイプの圧縮機であってもよい。
また、斜板式圧縮機1は、コンロッド15と揺動板14によって、ピストン16と斜板13をつなげているが、シューによってピストン16と斜板13をつなげてもよい。
実施の形態1では、溝部63が底面42からピストン16とは反対側に向かって窪んでおり、実施の形態2では、溝部73が内周面41からシリンダボア2の外側に向かって窪んでいたが、これらの形態に限定するものではない。図6に示されるように、シリンダボア2の深さ方向に対して斜めに形成され、底面42からピストン16とは反対側に向かって窪むとともに内周面41からシリンダボア2の外側に向かって窪んだ溝部83であってもよい。
1 斜板式圧縮機(圧縮機)、2 シリンダボア、3 シリンダブロック、5 リアハウジング(ハウジング)、16 ピストン、18 吐出室、19 吐出ポート、24 圧縮室、41 内周面、42 底面、51 外周部、52 頂部(ピストンの先端部)、53 面取り部(ピストンの先端部)、63,73,83 溝部(加工溝)、64,74 拡張空間。

Claims (3)

  1. 円筒状のピストンと、
    ダイカスト成形され、前記ピストンを収容する有底円筒状のシリンダボアを有するシリンダブロックと、
    内部に吐出室が形成されて前記シリンダブロックに結合されるハウジングと
    を備え、
    前記シリンダボアは、前記ピストンの外周部と摺接する部分を有する内周面と、前記ピストンの先端部と対向するとともに吐出ポートが形成される底面とを備え、
    前記シリンダボア内には、前記ピストンと前記内周面と前記底面とから圧縮室が区画され、該圧縮室と前記吐出室とを前記吐出ポートを介して連通する圧縮機において、
    前記内周面及び前記底面は、切削加工された加工面であり、
    前記圧縮室には、前記内周面と前記底面との間に、該底面の周方向に沿って加工溝が凹設されることにより拡張空間が形成されており、該拡張空間は、前記ピストンを潤滑するオイルを保持することを特徴とする圧縮機。
  2. 前記溝部は、前記底面から前記ピストンとは反対側に向かって窪んでいる、請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記溝部は、前記内周面から前記シリンダボアの外側に向かって窪んでいる、請求項1に記載の圧縮機。
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