JP2015165371A - データ通信システムおよびデータ通信方法、並びにプログラム - Google Patents

データ通信システムおよびデータ通信方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ICタグの記憶容量より大きなデータを送信することが可能となり、低コストで印刷装置とモバイル端末間のデータ通信が可能となるデータ通信システムを提供する。【解決手段】プリンタ200では、プリンタ200のステータス情報(ステータスデータ)をICタグ242の送信データ格納領域402に格納できるサイズに分割し、分割された複数のデータをICタグ242の通信状態格納領域401の値(フラグ)に応じて送信データ格納領域402に書き込んでいく。一方、モバイル端末100がプリンタ100(のICタグ242)にタッチされる度に、ICタグ242から送信データ格納領域402のデータを取得し、通信状態格納領域401の値を書き換える。【選択図】図4

Description

本発明は、データ通信システムおよびデータ通信方法、並びにプログラムに関し、特に、スマートフォンなどのモバイル端末と印刷装置間におけるデータ転送の通信制御に関するものである。
近接無線通信(非接触通信)技術の1つであるNFC(Near Field Communication)は、通信距離が非常に短いが、ユーザが様々なサービスを簡単に利用することができる技術として、様々な分野で注目を集め、実用化されている。NFCでは、通信を行う機器同士を数cm以内に近づけると自動的に無線通信が開始され、遠ざけると無線通信が終了するよう制御される。
ここ数年で急速に普及してきたスマートフォンやタブレットと呼ばれるモバイル端末にもNFCの搭載が一般的になってきている。また、記憶容量は数百バイトと小さいが、NFCによるデータの読み書きが可能で、コストが数十円と非常に安価なICタグが登場している。そこで、例えばNFCによるデータの読み書き可能な安価なICタグをプリンタに装着し、プリンタがICタグに常に最新のステータスを書き込んでおく(特許文献1参照)。そして、NFCによりICタグからデータを読み込む機能を搭載したモバイル端末をプリンタに近づけることで、プリンタのステータスをICタグから読み取ってモバイル端末のディスプレイに表示する。このようにすることで、表示部が無いあるいは簡易な表示部しかないプリンタでもICタグを搭載するという僅かなコストアップのみで、ユーザがプリンタの前で簡単に当該プリンタのステータスを確認することが可能となる。
特開2005−140896号公報
しかしながら、ICタグの記憶容量が小さいと、モバイル端末に送信するステータスの情報量も限られるため、詳細なステータスを送信することができないという課題がある。また、ICタグの記憶容量を増やすことで詳細なステータスを送信可能となるが、コストが高くなるという課題もある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、ICタグの記憶容量より大きなデータを送信することが可能となり、低コストで印刷装置とモバイル端末間のデータ通信が可能となる技術を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は、近接無線通信によるデータの読み書きが可能なICタグを備える第1のデータ通信装置と、前記ICタグとの間で近接無線通信によるデータ通信が可能な第2のデータ通信装置とを備えるデータ通信システムにおいて、前記第1のデータ通信装置は、前記第2のデータ通信装置に送信するデータを、前記ICタグに格納可能なサイズの複数のデータブロックに分割する分割手段と、前記ICタグに、前記分割された複数のデータブロックの1つを格納する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックの通信状態を示すフラグを格納する第2の記憶領域を作成する作成手段と、前記第2の記憶領域に格納されたフラグが送信済みに更新される度に、前記分割された複数のデータブロックを1つずつ前記第1の記憶領域に格納する格納手段とを備え、前記第2のデータ通信装置は、前記ICタグとの間で近接無線通信が開始される度に、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックを読み込む読み込み手段と、前記読み込み手段により前記データブロックを読み込む度に、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを送信済みに更新する更新手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ICタグの記憶容量より大きなデータを送信することが可能となり、低コストで印刷装置とモバイル端末間のデータ通信が可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るデータ通信システムの概略構成の一例を示すブロック図である。 図1のデータ通信システムにて近接無線通信を利用したデータ通信制御の概要を示す図である。 (a)ICタグにおける記憶領域の仕様を示す図、(b)通信状態格納領域に格納される格納値の一例を示す図である。 プリンタのデータ通信部における通信制御の流れを示すフローチャートである。 モバイル端末のデータ通信部における通信制御の流れを示すフローチャートである。 プリンタから受信し、モバイル端末に表示されたプリンタのステータス情報の一例を示す図であり、(a)第一の表示画面、(b)第2の表示画面、(c)第3の表示画面を示す。 本発明の第2の実施形態におけるモバイル端末のデータ通信部における通信制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態におけるICタグの記憶領域の仕様(メモリマップ)を示す図である。 (a)モバイル端末通信状態格納領域に格納される格納値の一例を示す図、(b)送信データ通信状態格納領域に格納される格納値の一例を示す図、(c)プリンタのRAMに格納されるデータ送信履歴データの一例を示す図である。 第4の実施形態におけるプリンタのデータ通信部における通信制御の流れを示すフローチャートである。 第4の実施形態におけるモバイル端末のデータ通信部における通信制御の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデータ通信システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
図1において、モバイル端末100は、スマートフォンやタブレットPCなどから成り、以下の構成を備える。
CPU201は、ROM103のプログラム用ROM(不図示)に記憶された、メールやウェブブラウザなど様々なアプリケーションプログラムを実行する。また、CPU101は、ROM103に記憶された通信制御プログラムを読み出して実行することにより、後述する処理を実現する。さらに、CPU101は、システムバス104に接続された各種機能部を総括的に制御する。
RAM102は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。タッチパネルコントローラ(TPC)105は、タッチパネル109への画面表示やタッチ操作に対する制御を行う。3G回線コントローラ(3GC)106は、3G回線モジュール110を制御して電話回線での通信を可能にする。無線LANコントローラ(WLANC)107は、無線LANモジュール111を制御し、WiFiに代表される無線LAN通信を可能にする。
近接無線通信モジュール108は、代表的なものとして、NFC(Near Field Communication)がある。NFCは、近距離でのみ通信可能な電磁界を発生させて、NFCを搭載した機器同士で近接無線通信を可能にする。
CPU101、RAM102、ROM103、TPC105、3GC106、WLANC107、及び近接無線通信モジュール108は、システムバス104に接続されている。
図1において、プリンタ200は、LBPなどの印刷装置から成り、以下の構成を備える。
CPU201は、ROM203のプログラム用ROM(不図示)に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス204に接続された各種機能部とのアクセスを総括的に制御する。また、CPU201は、印刷部I/F205を介して印刷機構部220に出力情報としての画像信号を出力する。さらに、CPU201は、ROM203に記憶された通信制御プログラムを読み出して実行することにより、後述する処理を実現する。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAM202は、外部から受信した画像データを格納しておくためのメモリとして、またはビデオ信号ON/OFF情報格納領域として、その他のワーク領域等に用いられる。
操作パネル230は、プリンタ200を操作するためのキーやプリンタ200の状態を簡易表示するためのLEDなどで構成される。メモリコントローラ(MC)206は、外部から受信した印刷データ等を記憶するハードディスク(HDD)207とのアクセスを制御する。
ICタグ242は、近接無線通信モジュール241を備え、一定量のデータを記憶することが可能なNFCタグであり、上述したNFCなどの近接無線通信により、外部機器からICタグ242へのデータの読み書きができる。CPU201は、ICタグI/F240を経由してICタグ242に対してデータの読み書きができる。なお、ICタグ242は、操作パネル230に配置されている。
CPU201、RAM202、ROM203、ICタグI/F240、印刷部I/F205、操作パネル230、及びMC206は、システムバス204に接続されている。
図2は、図1のデータ通信システムにて近接無線通信を利用したデータ通信制御の概要を示す図である。
図2において、データ通信部301は、近接無線通信モジュール108によりプリンタ200の近接無線通信モジュール241と近接無線通信を行い、ICタグ242(内のメモリ)に対してデータの読み書きを行うソフトウェアモジュールである。一方、データ通信部302は、ICタグI/F240により、ICタグ242(内のメモリ)に対してデータの読み書きを行うソフトウェアモジュールである。
図3(a)は、ICタグ242(内のメモリ)における記憶領域の仕様(メモリマップ)を示す図である。
図3(a)において、ICタグ242(内のメモリ)には、システム領域400、通信状態格納領域401、送信データ格納領域402が設けられている。
システム領域400は、ICタグを管理および制御する上で必要なメモリ領域である。
通信状態格納領域401は、データ転送時のハンドシェークを実現するための値が格納されるメモリ領域である。この通信状態格納領域401に格納される格納値(フラグ)の一例を図3(b)に示す。図示の格納値のうちの何れかが格納される。図示例では、格納値「0」が「送信データ先頭ブロック書き込み」、格納値「1」が「送信データ継続ブロック書き込み」、格納値「2」が「データ受信済」を表す。なお、格納値とその通信制御に関する意味合いは、図示例に限定されるものではない。このように、通信制御におけるハンドシェークに、ICタグ242の記憶領域の一部が使用される。
送信データ格納領域402は、データ転送における送信データまたは受信データが格納されるメモリ領域である。
上述した送信データ格納領域402(第1の記憶領域)と通信状態格納領域401(第2の記憶領域)は、CPU201により作成されるように構成してもよいし、予め作成されていてもよい。
次に、プリンタ200のデータ通信部302における通信制御の流れを図4を用いて説明する。
図4は、プリンタ200のデータ通信部302における通信制御の流れを示すフローチャートである。なお、データ通信部302における通信制御の主体となるものはCPU201である。
ステップS11では、CPU201は、プリンタ200のステータスが変化したかどうか判定する。例えば、印刷中に紙詰まりが発生したなど、プリンタ200の状態が変化するのを待つ。プリンタ200のステータス変化を検知した場合、ステップS12へ進み、CPU201は、モバイル端末100に送信するプリンタ200のステータス情報を生成する。このステータス情報がモバイル端末100への送信データとなる。
次に、ステップS13では、CPU201は、ステップS12で生成した送信データを、ICタグ242の送信データ格納領域402に格納可能なサイズの複数のデータブロックに分割する。このデータブロックのサイズは、ICタグ242の送信データ格納領域402に格納できるサイズであれば、どのようなサイズであってもよい。
次に、ステップS14では、CPU201は、分割された複数のデータブロックの先頭のデータブロックをICタグ242の送信データ格納領域402に書き込む。そして、同時に、CPU201は、ICタグ242の通信状態格納領域401に「0」を書き込む(ステップS15)。「0」という格納値は、図3(b)に示した通り「送信データ先頭ブロックの書き込み」を意味する。
次に、ステップS16では、CPU201は、分割された複数のデータブロックのうち、次に送信するデータブロックがあるかどうかを判定する。次に送信するデータブロックが無い、すなわち分割された複数のデータブロックの最終のデータブロックを送信データ格納領域402に書き込んでいた場合、ステップS11へ戻り、プリンタ200のステータスが変化するのを待つ。
一方、ステップS16で、次に送信するデータブロックがある場合は、ステップS17へ進み、CPU201は、ICタグ242の通信状態格納領域401の値が「2」になるのをポーリングして待つ。「2」という格納値は、ステップS14で書き込まれたデータブロックをモバイル端末100が受信したときに書き込まれる値であり、データブロックがモバイル端末100により受信されたことを意味する。このように、データブロックがICタグ242に書き込まれた後、通信状態格納領域401の値がポーリングされ、モバイル端末100がデータブロックを受信したことを確認してから次の送信を行うことで、データ転送におけるハンドシェークを実現している。
ステップS17で通信状態格納領域401の値が「2」になった場合、つまり前回のデータブロックをモバイル端末100が受信した場合にはステップS18に進む。
ステップS18では、CPU201は、次に送信するデータブロックをICタグ242の送信データ格納領域402に書き込む(上書き)。そして、同時に、ステップS19では、CPU201は、ICタグ242の通信状態格納領域401に「1」を書き込む。「1」という格納値は、図3(b)に示した通り、「送信データ継続ブロックの書き込み」を意味する。
このように、分割された複数のデータブロックの全てを送信するまで、ステップS16からステップS19までを繰り返すことにより、プリンタ200のステータス情報(ステータスデータ)をモバイル端末100に送信する。
なお、送信データ格納領域402にデータブロックを書き込む場合はデータブロックの上書きであってもよい。また、ICタグ242の通信状態格納領域401の値が「2」に更新されたときに、送信データ格納領域402のデータをクリアし、データブロックを送信データ格納領域402に書き込むように構成してもよい。
次に、モバイル端末100のデータ通信部301における通信制御の流れを図5を用いて説明する。
図5は、モバイル端末100のデータ通信部301における通信制御の流れを示すフローチャートである。なお、データ通信部301における通信制御の主体となるものはCPU101である。
まず、ステップS21では、CPU101は、モバイル端末100がプリンタ200のICタグ242にタッチされ(近づけられ)、近接無線通信で通信が可能になるまで待機する。近接無線通信で通信が可能となった場合は、ステップS22に進み、CPU101は、ICタグ242の通信状態格納領域401に格納されている値と送信データ格納領域402に格納されているデータブロックを読み込む。
次に、ステップS23では、CPU101は、ステップS22で取得した通信状態格納領域401の値が「0」であるかどうか判定する。通信状態格納領域401の値が「0」であった場合は、ステップS24へ進む一方、「0」でなかった場合は、ステップS25へ進む。
ステップS24では、CPU101は、送信データ格納領域402から読み取ったデータブロックを、送信データの先頭ブロック(第一のステータスデータ)として保存する。
次に、ステップS27では、CPU101は、データブロックを受信したことをプリンタ200へ通知するために、ICタグ242の通信状態格納領域401に「データ受信済」であることを示す「2」を書き込み(更新)、ステップS21へ戻る。
ステップS25では、CPU101は、ステップS22で取得した通信状態格納領域401の値が「1」であるかどうか判定する。通信状態格納領域401の値が「1」であった場合は、ステップS26に進む一方、通信状態格納領域401の値が「1」でなかった場合はステップS21へ戻る。すなわち、通信状態格納領域401の値が「0」でも「1」でもない場合は、モバイル端末100からの新規送信のデータは無いという判断してステップS21へ戻る。
ステップS26では、CPU101は、送信データ格納領域402から読み取ったデータブロックを、先頭以外の継続するデータブロック(第二、第三、第四、・・・のステータスデータ)として保存して、ステップS27へ進む。なお、保存されたデータブロックは、ステータス情報が分割されたものであることから、合成して元のステータス情報として保存し直すように構成してもよい。
一方、プリンタ200は、分割されたデータブロックをICタグ242に書き込んだ後、モバイル端末100が当該データを受信するのをポーリングして待つ。そして、モバイル端末100が当該データを受信したことを確認すると、次のデータブロックをICタグ242に書き込む。その結果、モバイル端末100をプリンタ200のICタグ242にタッチする度に、プリンタ200から、分割されたステータス情報(ステータスデータ)を順次受信することができる。
次に、上記方法によりプリンタ200から取得したステータス情報をモバイル端末100で表示するときの表示方法について説明する。本実施形態では、プリンタ200に紙詰まり(ジャム)が発生した場合について図6(a)〜図6(c)を用いて説明する。
まず、1回目のタッチでは、モバイル端末100は、プリンタ200のメインとなるステータス情報を取得してタッチパネル109に表示する。例えば、図6(a)に示すように、第一の表示画面として、「紙詰まりが発生しました」との表示を行い、画面下部に次にタッチした場合の説明を表示している。
2回目のタッチでは、モバイル端末100は、メインステータスに対する詳細情報を取得してタッチパネル109の表示画面を切り替える。図6(b)では、第二の表示画面として紙詰まりの発生場所を示す情報を表示している。そして、もう一度タッチ(3回目のタッチ)すると、さらに次の情報を取得してタッチパネル109の表示画面を切り替える。図6(c)では、第三の表示画面として、今回発生した紙詰まりの解除方法を表示している。このように、プリンタ200(のICタグ242)にモバイル端末100をタッチさせる度に、ステータス情報の表示が更新されるので、表示すべき情報量が多い場合でも、無理なく表示することが可能となる。
なお、上記の場合、分割された送信データのうち、先頭のデータブロックが第一の表示画面に表示されるデータとなるように、送信データが分割されることが好ましいが、この限りではない。また、2回目のタッチでモバイル端末100が取得したデータが第二の表示画面となるようにし、3回目のタッチでモバイル端末100が受信したデータが第三の表示画面となるようにすることが好ましいが、この限りではない。
以上説明したように、プリンタでは、プリンタのステータス情報(ステータスデータ)をICタグの送信データ格納領域に格納できるサイズに分割し、分割された複数のデータをICタグの通信状態格納領域の値(フラグ)に応じて送信データ格納領域に書き込む。一方、モバイル端末がプリンタ(のICタグ)にタッチされる度に、ICタグから送信データ格納領域のデータを取得し、通信状態格納領域の値を書き換える。これにより、ICタグの記憶容量より大きなデータを送信することが可能となり、低コストで印刷装置とモバイル端末間のデータ通信が可能となる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、モバイル端末100をプリンタ200のICタグ242にタッチさせる度に、分割したステータスデータをプリンタ200からモバイル端末100へ送信する方法について説明した。
本第2の実施形態では、モバイル端末100をプリンタ200のICタグ242にタッチしたままで、分割されたステータスデータを送信する方法について図7を参照して説明する。なお、図1〜図3に示す構成とプリンタ200における処理動作が上記第1の実施の形態と同じであるので、それらの説明を省略し、異なる点のみを説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態におけるモバイル端末100のデータ通信部301における通信制御の流れを示すフローチャートである。なお、図7におけるステップS31からステップS37までは、図5におけるステップS21からステップS37までと同じであるため、それらの説明は省略する。
ステップS38では、CPU101は、プリンタ200との間の近接無線通信が継続して通信可能状態にあるか、つまりモバイル端末100がプリンタ200のICタグ242にタッチされたままであるかどうか判定する。近接無線通信が切断されていた場合はステップS31へ戻り、再びタッチされるのを待つ一方、継続して通信可能である場合はステップS39へ進む。
ステップS39では、CPU101は、ICタグ242の通信状態格納領域401の値を読み込む。
次に、ステップS40では、CPU101は、ステップS39で読み込んだ値が「2」以外になったか判定する。「2」以外になった場合、つまり「0」か「1」になった場合は、次のデータブロックがICタグ242の送信データ格納領域402に格納されたと判断して、ステップS32へ戻る。
一方、ステップS39で読み込んだ値が「2」であった場合は、ステップS38へ戻る。つまり、プリンタ200との間の近接無線通信が可能である間は、ICタグ242の通信状態格納領域401の値をポーリングして「2」以外に変わり、送信データ格納領域402に次のデータブロックが書き込まれるのを待つ。
このように、モバイル端末100をプリンタ200のICタグ242にタッチし続けることで、分割された複数のデータブロックを連続してプリンタ200から受信することができる。
本第2の実施形態では、プリンタ200のICタグ242にモバイル端末100を一度タッチさせるだけで、ICタグ242から所定のサイズに分割されたステータス情報を連続して読み込むことができる。そのため、プリンタ200から受信したステータス情報をモバイル端末100で表示する場合、例えば、図6(a)に示す第一の表示画面から図6(c)に示す第三の表示画面までを、画面をフリックすることで表示変更させることができる。なお、一画面に全部表示して画面スクロールできるように構成してもよい。
以上説明したように、モバイル端末を何度もプリンタのICタグにタッチしなくても、タッチしたままでICタグから送信データ格納領域のデータを取得することが可能となる。これにより、上記第1の実施形態における効果に加えて、モバイル端末を繰り返しプリンタにタッチさせることがなくなり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
[第3の実形態]
上記第1及び第2の実施形態では、プリンタ200からモバイル端末100へデータの送信する場合について説明したが、モバイル端末100からプリンタ200へのデータの送信も可能である。例えば、図4で説明したプリンタ200における処理をモバイル端末100で実行させ、図5で説明したモバイル端末100における処理をプリンタ200で実行させる。この場合、送信データを、図4で説明したプリンタ200のステータス情報からモバイル端末100のステータス情報に変更してもよいし、印刷データ等に変更してもよい。
第3の実施形態によれば、プリンタからモバイル端末へのデータ送信時だけでなく、モバイル端末からプリンタへのデータ送信時においても、ICタグの記憶容量以上のサイズのデータを送信することが可能となる。その結果、近接無線通信によりモバイル端末からプリンタに印刷データを容易に送信して、印刷を実行させることができる。
[第4の実施形態]
上記第1の実施形態では、モバイル端末100をプリンタ200のICタグ242へタッチする度に、分割されたステータスデータをプリンタ200からモバイル端末100へ送信する方法について説明した。この方法では、プリンタ200のICタグ242へのタッチを複数回行う間に、他のモバイル端末がプリンタ200のICタグ242にタッチしてしまうと、当該他のモバイル端末からのデータ受信を開始してしまう。その結果、他のモバイル端末から、分割された複数のデータブロックのうちの先頭のデータブロックが受信されず、途中のデータブロックが受信(および表示)されてしまうことになる。また、他のモバイル端末によるタッチの後にモバイル端末100のタッチが行われると、他のモバイル端末からデータブロックを受信することになり、継続して受信すべきデータブロックが受信できなくなる。この場合、例えば図6(b)に示す第二の表示画面や図6(c)に示す第三の表示画面が表示されないおそれがある。
本第3の実施形態では、モバイル端末を識別するための識別IDとデータの送信履歴情報を用いて、複数のモバイル端末にステータスデータを正しく送信する方法について説明する。なお、図1、図2に示す構成が上記第1の実施の形態と同じであるので、それらの説明を省略し、異なる点のみを説明する。
図8は、本発明の第4の実施形態におけるICタグ242(内のメモリ)の記憶領域の仕様(メモリマップ)を示す図である。
図8において、ICタグ242には、システム領域400、モバイル端末通信状態格納領域501、モバイル端末識別情報格納領域502、送信データ通信状態格納領域503、及び送信データ格納領域402が設けられている。
モバイル端末通信状態格納領域501は、モバイル端末100の通信状態を示す値が格納されるメモリ領域である。このモバイル端末通信状態格納領域501に格納される格納値(フラグ)の一例を図9(a)に示す。図示の格納値のうちの何れかが格納される。図示例では、格納値「0」が「通信終了」、格納値「1」が「通信開始」を表す。
モバイル端末識別情報格納領域502は、ICタグ242と通信が可能となったモバイル端末の識別情報が格納されるメモリ領域である。ここでモバイル端末の識別情報は、例えば機体番号(シリアル番号)やネットワーク機器としてのMACアドレスなど、機体が識別可能な情報であればよい。
送信データ通信状態格納領域503は、データ送信時のハンドシェークを実現するための値が格納されるメモリ領域である。この送信データ通信状態格納領域に格納される格納値(フラグ)の一例を図9(b)に示す。図示の格納値のうちの何れかが格納される。図示例では、格納値「0」が「データ受信済」、格納値「1」が「送信データ書き込み」を表す。
図9(c)は、プリンタ200のRAM202に格納されるデータ送信履歴テーブルの内容を示す図である。
データ送信履歴テーブルは、各モバイル端末の識別情報と、送信済のデータブロックのブロック番号(識別情報)とを対応させたデータテーブルである。
次に、プリンタ200のデータ通信部302における通信制御の流れを図10を用いて説明する。
図10は、プリンタ200のデータ通信部302における通信制御の流れを示すフローチャートである。なお、データ通信部302における通信制御の主体となるものはCPU201である。
まず、ステップS41では、CPU201は、プリンタ200からモバイル端末100への送信データが新規に発生したか、もしくは送信データが更新されたかどうか判定する。送信データが新規もしくは更新された場合は、ステップS42に進む一方、送信データが新規に発生せず、また送信データの更新が無いと判断した場合は、ステップS44に進む。
ステップS42では、CPU201は、送信データをICタグ242の送信データ格納領域402に格納可能なサイズの複数のデータブロックに分割する。
次に、ステップS43では、CPU201は、RAM202に格納されているデータ送信履歴テーブルのデータをクリアし、ステップS44へ進む。これは、いかなるモバイル端末にも新規の送信データを、当該送信データを分割したデータブロックの先頭のデータブロックから送信するためである。
ステップS44では、CPU201は、ICタグ242のモバイル端末通信状態格納領域501の値を定期的に読み込み、通信が開始されるのを待つ。つまり、プリンタ200のICタグ242にモバイル端末がタッチされ通信可能となるのを待つ。モバイル端末と通信が可能になると、ステップS45へ進み、ICタグ242のモバイル端末識別情報格納領域502の値を読み込み、モバイル端末の識別情報を取得する。
次に、ステップS46では、CPU201は、データ送信履歴テーブルを検索し、ステップS45で取得したモバイル端末の識別情報と一致するものが存在するかどうか判定する。検索した結果、取得したモバイル端末の識別情報と一致するものが存在した場合、ステップS47へ進む一方、そうでない場合には、ステップS49へ進む。
ステップS47では、CPU201は、データ送信履歴テーブルから、モバイル端末の識別情報に対応する送信済のデータブロックのブロック番号を読み出し、当該ブロック番号の次のブロック番号に対応するデータブロックを送信するデータに決定する。
次に、ステップS48では、CPU201は、データ送信履歴テーブルの送信済のデータブロックのブロック番号を更新して(今回送信するデータブロックを、送信済みの送信データブロック番号とする)、ステップS51へ進む。
ステップS49では、CPU201は、分割された複数のデータブロックのうち、先頭のデータブロックを送信するデータに決定する。
次に、ステップS50では、CPU201は、データ送信履歴テーブルに、モバイル端末の識別情報と送信済みのデータブロックのブロック番号を書き込む。
ステップS51では、CPU201は、ICタグ242の送信データ通信状態格納領域503の値が「0」(データ受信済み)になるのをポーリングして待つ。
ステップS52では、CPU201は、ステップS47またはステップS49で決定したデータブロックをICタグ242の送信データ格納領域402に書き込む。
次に、ステップS53では、CPU201は、ICタグ242の送信データ通信状態格納領域503に「送信データ書き込み」を示す「1」を書き込む。
次に、ステップS54では、CPU201は、ICタグ242のモバイル端末通信状態格納領域501の値を定期的に読み込み、当該値が「通信終了」を示す「0」になるのを待つ。ICタグ242のモバイル端末通信状態格納領域501の値が「0」になったときは、再びステップS41に戻り、送信データの確認、そしてモバイル端末100がICタグ242にタッチされるのを(通信可能となるのを)待つ。
なお、上記処理において、分割された複数のデータブロックのうち、次に送信するデータブロックがあるかどうかを判定し、次に送信するデータブロックがない場合には、ステップS41に戻るように構成されているものとする。
次に、モバイル端末100のデータ通信部301における通信制御の流れを図11を用いて説明する。
図11は、モバイル端末100のデータ通信部301における通信制御の流れを示すフローチャートである。なお、データ通信部301における通信制御の主体となるものはCPU101である。
まず、ステップS61では、CPU101は、自機(モバイル端末100)がプリンタ200のICタグ242にタッチされ(近づけられ)、近接無線通信で通信が可能になるのを待機する。近接無線通信で通信が可能となった場合は、ステップS62に進み、CPU101は、ICタグ242のモバイル端末通信状態格納領域501に「通信開始」を示す「1」を書き込む。
次に、ステップS63では、CPU101は、ICタグ242のモバイル端末識別情報格納領域502に自機(モバイル端末)の識別情報を書き込む。
次に、ステップS64では、CPU101は、ICタグ242の送信データ通信状態格納領域503の値を読み込む。そして、ステップS65では、CPU101は、ステップS64で読み込んだ値が「送信データ書き込み」を示す「1」であるかを判定する。ステップS64で読み込んだ値が「1」でなかった場合はステップS64へ戻り、ICタグ242の送信データ通信状態格納領域503の値が「1」になるまで待つ。つまり、ICタグ242の送信データ格納領域402にデータブロックが書き込まれるのを待つ。
ステップS65でデータブロックが書き込まれたと判定した場合はステップS66へ進み、CPU101は、ICタグ242の送信データ格納領域402のデータを読み込んで保存する。
次に、ステップS67では、CPU101は、ICタグ242のモバイル端末通信状態格納領域501に「通信終了」を示す「0」を書き込む。
次に、ステップS68では、CPU101は、ICタグ242の送信データ通信状態格納領域503に「データ受信済み」を示す「0」を書き込んだ後、ステップS61へ戻り、再度ICタグ242にタッチされ(近づけられ)、通信が可能となるのを待つ。
以上説明したように、プリンタでは、モバイル端末識別情報格納領域に格納された識別情報と一致するものがデータ送信履歴テーブルに存在する場合には、送信履歴情報を更新する。そして、送信データ通信状態格納領域に格納されたフラグが送信済みに更新される度に、分割された複数のデータブロックのうち、送信履歴テーブルに基づいて決定されるデータブロックを1つずつ送信データ格納領域に格納する。一方、モバイル端末識別情報格納領域に格納された識別情報と一致するものが送信履歴テーブルに存在しなかった場合、送信履歴テーブルに送信履歴を書きみ、分割された複数のデータブロックの先頭のデータブロックを送信データ格納領域に格納する。
モバイル端末は、ICタグとの間で近接無線通信が開始される度に、モバイル端末識別情報格納領域に自装置の識別情報を格納し、送信データ格納領域に格納されたデータブロックを読み込む。そして、データブロックを読み込む度に、送信データ通信状態格納領域に格納されたフラグを送信済みに更新する。
上記構成により、プリンタとモバイル端末との間で全データブロックの送信が完了していない状態で、他のモバイル端末が割り込んでICタグへのタッチが行われても、各モバイル端末に対して正しい順番でデータ抜けもなく、データを送信することが可能となる。
なお、上記第4の実施形態では、データ送信履歴テーブルをプリンタ200のRAM202に格納する構成を説明したが、ICタグ242に格納するように構成してもよい。
上記第1〜第4の実施形態では、通信状態格納領域、モバイル端末通信状態格納領域、モバイル端末識別情報格納領域、送信データ通信状態格納領域がICタグ側に作成される構成について説明したが、装置本体側に作成するように構成してもよい。これにより、ICタグに記憶できるデータ量を増加させて、繰り返し近接させる回数を減らしたり、データ送信頻度を減らせることができる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 モバイル端末
101,201 CPU
108,241 近接無線通信モジュール
200 プリンタ
242 ICタグ
301,302 データ通信部
401 通信状態格納領域
402 送信データ格納領域

Claims (18)

  1. 近接無線通信によるデータの読み書きが可能なICタグを備える第1のデータ通信装置と、前記ICタグとの間で近接無線通信によるデータ通信が可能な第2のデータ通信装置とを備えるデータ通信システムにおいて、
    前記第1のデータ通信装置は、
    前記第2のデータ通信装置に送信するデータを、前記ICタグに格納可能なサイズの複数のデータブロックに分割する分割手段と、
    前記ICタグに、前記分割された複数のデータブロックの1つを格納する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックの通信状態を示すフラグを格納する第2の記憶領域を作成する作成手段と、
    前記第2の記憶領域に格納されたフラグが送信済みに更新される度に、前記分割された複数のデータブロックを1つずつ前記第1の記憶領域に格納する格納手段とを備え、
    前記第2のデータ通信装置は、
    前記ICタグとの間で近接無線通信が開始される度に、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックを読み込む読み込み手段と、
    前記読み込み手段により前記データブロックを読み込む度に、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを送信済みに更新する更新手段とを備えることを特徴とするデータ通信システム。
  2. 近接無線通信によるデータの読み書きが可能なICタグを備える第1のデータ通信装置と、前記ICタグとの間で近接無線通信によるデータ通信が可能な第2のデータ通信装置とを備えるデータ通信システムにおいて、
    前記第1のデータ通信装置は、
    前記第2のデータ通信装置に送信するデータを、前記ICタグに格納可能なサイズの複数のデータブロックに分割する分割手段と、
    前記ICタグに、前記分割された複数のデータブロックの1つを格納する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックの通信状態を示すフラグを格納する第2の記憶領域を作成する作成手段と、
    前記第2の記憶領域に格納されたフラグが送信済みに更新される度に、前記分割された複数のデータブロックを1つずつ前記第1の記憶領域に格納する格納手段とを備え、
    前記第2のデータ通信装置は、
    前記ICタグとの間で近接無線通信が継続している間に、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックを読み込む読み込み手段と、
    前記読み込み手段により前記データブロックを読み込む度に、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを送信済みに更新する更新手段とを備えることを特徴とするデータ通信システム。
  3. 前記第1のデータ通信装置は、
    前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックが、前記データの先頭であるときには、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを先頭に更新し、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックが、前記データの先頭以外であったときは、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを継続に更新する更新手段をさらに備え、
    前記第2のデータ通信装置は、
    前記第2の記憶領域に格納されたフラグを参照し、当該フラグが先頭であったときは、前記読み込み手段により読み取ったデータブロックを前記データの先頭として保存し、当該フラグが継続であったときは、前記読み込み手段により読み取ったデータブロックを前記データの先頭以外のデータとして継続して保存する保存手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ通信システム。
  4. 前記第2のデータ通信装置は、
    前記読み込み手段により読み取ったデータブロックに基づいて画面表示を行う表示手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記ICタグに近接する度に表示画面を切り替えることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信システム。
  5. 前記第2のデータ通信装置は、
    前記読み込み手段により読み取ったデータブロックに基づいて画面表示を行う表示手段をさらに備え、
    前記表示手段は、ユーザからの操作に応じて表示画面を切り替えることを特徴とする請求項2に記載のデータ通信システム。
  6. 前記第1のデータ通信装置には印刷装置が含まれ、前記第2のデータ通信装置にはモバイル端末が含まれ、
    前記データには前記印刷装置のステータス情報が含まれることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  7. 近接無線通信によるデータの読み書きが可能なICタグを備える第1のデータ通信装置と、前記ICタグとの間で近接無線通信によるデータ通信が可能な第2のデータ通信装置とを備えるデータ通信システムにおいて、
    前記第2のデータ通信装置は、
    前記第1のデータ通信装置に送信するデータを、前記ICタグに格納可能なサイズの複数のデータブロックに分割する分割手段と、
    前記ICタグに、前記分割された複数のデータブロックの1つを格納する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックの通信状態を示すフラグを格納する第2の記憶領域を作成する作成手段と、
    前記第2の記憶領域に格納されたフラグが送信済みに更新される度に、前記分割された複数のデータブロックを1つずつ前記第1の記憶領域に格納する格納手段とを備え、
    前記第1のデータ通信装置は、
    前記ICタグにより前記第2のデータ通信装置との間で近接無線通信が開始される度に、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックを読み込む読み込み手段と、
    前記読み込み手段により前記データブロックを読み込む度に、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを送信済みに更新する更新手段とを備えることを特徴とするデータ通信システム。
  8. 近接無線通信によるデータの読み書きが可能なICタグを備える第1のデータ通信装置と、前記ICタグとの間で近接無線通信によるデータ通信が可能な第2のデータ通信装置とを備えるデータ通信システムにおいて、
    前記第2のデータ通信装置は、
    前記第1のデータ通信装置に送信するデータを、前記ICタグに格納可能なサイズの複数のデータブロックに分割する分割手段と、
    前記ICタグに、前記分割された複数のデータブロックの1つを格納する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックの通信状態を示すフラグを格納する第2の記憶領域を作成する作成手段と、
    前記第2の記憶領域に格納されたフラグが送信済みに更新される度に、前記分割された複数のデータブロックを1つずつ前記第1の記憶領域に格納する格納手段とを備え、
    前記第1のデータ通信装置は、
    前記ICタグにより前記第2のデータ通信装置との間で近接無線通信が継続している間に、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックを読み込む読み込み手段と、
    前記読み込み手段により前記データブロックを読み込む度に、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを送信済みに更新する更新手段とを備えることを特徴とするデータ通信システム。
  9. 前記第2のデータ通信装置は、
    前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックが、前記データの先頭であるときには、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを先頭に更新し、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックが、前記データの先頭以外であったときは、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを継続に更新する更新手段をさらに備え、
    前記第1のデータ通信装置は、
    前記第2の記憶領域に格納されたフラグを参照し、当該フラグが先頭であったときは、前記読み込み手段により読み取ったデータブロックを前記データの先頭として保存し、当該フラグが継続であったときは、前記読み込み手段により読み取ったデータブロックを前記データの先頭以外のデータとして継続して保存する保存手段をさらに備えることを特徴とする請求項7または8に記載のデータ通信システム。
  10. 前記第1のデータ通信装置には印刷装置が含まれ、前記第2のデータ通信装置にはモバイル端末が含まれ、
    前記データには印刷データが含まれることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  11. 近接無線通信によるデータの読み書きが可能なICタグを備える第1のデータ通信装置と、前記ICタグとの間で近接無線通信によるデータ通信が可能な複数の第2のデータ通信装置とを備えるデータ通信システムにおいて、
    前記第1のデータ通信装置は、
    前記第2のデータ通信装置に送信するデータを、前記ICタグに格納可能なサイズの複数のデータブロックに分割する分割手段と、
    前記ICタグに、前記分割された複数のデータブロックの1つを格納する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックの通信状態を示すフラグを格納する第2の記憶領域と、前記第2のデータ通信装置の識別情報を格納する第3の記憶領域を作成する作成手段と、
    前記第2のデータ通信装置への前記データブロックの送信履歴情報を格納する記憶手段と、
    前記第3の記憶領域に格納された識別情報と一致するものが前記送信履歴情報に存在する場合には、前記送信履歴情報を更新し、前記第2の記憶領域に格納されたフラグが送信済みに更新される度に、前記分割された複数のデータブロックのうち、前記送信履歴情報に基づいて決定されるデータブロックを1つずつ前記第1の記憶領域に格納する一方、前記第3の記憶領域に格納された識別情報と一致するものが前記送信履歴情報に存在しなかった場合には、前記送信履歴情報に送信履歴を書き込んで、前記分割された複数のデータブロックのうち、前記データの先頭のデータブロックを前記第1の記憶領域に格納する格納手段とを備え、
    前記第2のデータ通信装置は、
    前記ICタグとの間で近接無線通信が開始される度に、前記第3の記憶領域に自装置の識別情報を格納し、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックを読み込む読み込み手段と、
    前記読み込み手段により前記データブロックを読み込む度に、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを送信済みに更新する更新手段とを備えることを特徴とするデータ通信システム。
  12. 前記格納手段は、前記第3の記憶領域に格納された識別情報と一致するものが前記送信履歴情報に存在しなかった場合には、前記送信履歴情報に送信履歴として、前記識別情報と前記第1の記憶領域に格納されるデータブロックの識別情報を書き込む一方、前記第3の記憶領域に格納された識別情報と一致するものが前記送信履歴情報に存在する場合には、前記送信履歴情報における前記データブロックの識別情報を更新することを特徴とする請求項11に記載のデータ通信システム。
  13. 近接無線通信によるデータの読み書きが可能なICタグを備える第1のデータ通信装置と、前記ICタグとの間で近接無線通信によるデータ通信が可能な第2のデータ通信装置とを備えるデータ通信システムのデータ通信方法において、
    前記第1のデータ通信装置の分割手段が、前記第2のデータ通信装置に送信するデータを、前記ICタグに格納可能なサイズの複数のデータブロックに分割する分割工程と、
    前記第1のデータ通信装置の作成手段が、前記ICタグに、前記分割された複数のデータブロックの1つを格納する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックの通信状態を示すフラグを格納する第2の記憶領域を作成する作成工程と、
    前記第1のデータ通信装置の格納手段が、前記第2の記憶領域に格納されたフラグが送信済みに更新される度に、前記分割された複数のデータブロックを1つずつ前記第1の記憶領域に格納する格納工程と、
    前記第2のデータ通信装置の読み込み手段が、前記ICタグとの間で近接無線通信が開始される度に、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックを読み込む読み込み工程と、
    前記第2のデータ通信装置の更新手段が、前記読み込み工程にて前記データブロックを読み込む度に、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを送信済みに更新する更新工程とを備えることを特徴とするデータ通信方法。
  14. 近接無線通信によるデータの読み書きが可能なICタグを備える第1のデータ通信装置と、前記ICタグとの間で近接無線通信によるデータ通信が可能な第2のデータ通信装置とを備えるデータ通信システムのデータ通信方法において、
    前記第1のデータ通信装置の分割手段が、前記第2のデータ通信装置に送信するデータを、前記ICタグに格納可能なサイズの複数のデータブロックに分割する分割工程と、
    前記第1のデータ通信装置の作成手段が、前記ICタグに、前記分割された複数のデータブロックの1つを格納する第1の記憶領域と、記第1の記憶領域に格納されたデータブロックの通信状態を示すフラグを格納する第2の記憶領域を作成する作成工程と、
    前記第1のデータ通信装置の格納手段が、前記第2の記憶領域に格納されたフラグが送信済みに更新される度に、前記分割された複数のデータブロックを1つずつ前記第1の記憶領域に格納する格納工程と、
    前記第2のデータ通信装置の読み込み手段が、前記ICタグとの間で近接無線通信が継続している間に、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックを読み込む読み込み工程と、
    前記第2のデータ通信装置の更新手段が、前記読み込み工程にて前記データブロックを読み込む度に、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを送信済みに更新する更新工程とを備えることを特徴とするデータ通信方法。
  15. 近接無線通信によるデータの読み書きが可能なICタグを備える第1のデータ通信装置と、前記ICタグとの間で近接無線通信によるデータ通信が可能な第2のデータ通信装置とを備えるデータ通信システムのデータ通信方法において、
    前記第2のデータ通信装置の分割手段が、前記第1のデータ通信装置に送信するデータを、前記ICタグに格納可能なサイズの複数のデータブロックに分割する分割工程と、
    前記第2のデータ通信装置の作成手段が、前記ICタグに、前記分割された複数のデータブロックの1つを格納する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックの通信状態を示すフラグを格納する第2の記憶領域を作成する作成工程と、
    前記第2のデータ通信装置の格納手段が、前記第2の記憶領域に格納されたフラグが送信済みに更新される度に、前記分割された複数のデータブロックを1つずつ前記第1の記憶領域に格納する格納工程と、
    前記第1のデータ通信装置の読み込み手段が、前記ICタグにより前記第2のデータ通信装置との間で近接無線通信が開始される度に、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックを読み込む読み込み工程と、
    前記第1のデータ通信装置の更新手段が、前記読み込み工程にて前記データブロックを読み込む度に、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを送信済みに更新する更新工程とを備えることを特徴とするデータ通信方法。
  16. 近接無線通信によるデータの読み書きが可能なICタグを備える第1のデータ通信装置と、前記ICタグとの間で近接無線通信によるデータ通信が可能な第2のデータ通信装置とを備えるデータ通信システムのデータ通信方法において、
    前記第2のデータ通信装置の分割手段が、前記第1のデータ通信装置に送信するデータを、前記ICタグに格納可能なサイズの複数のデータブロックに分割する分割工程と、
    前記第2のデータ通信装置の作成手段が、前記ICタグに、前記分割された複数のデータブロックの1つを格納する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックの通信状態を示すフラグを格納する第2の記憶領域を作成する作成工程と、
    前記第2のデータ通信装置の格納手段が、前記第2の記憶領域に格納されたフラグが送信済みに更新される度に、前記分割された複数のデータブロックを1つずつ前記第1の記憶領域に格納する格納工程と、
    前記第1のデータ通信装置の読み込み手段が、前記ICタグにより前記第2のデータ通信装置との間で近接無線通信が継続している間に、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックを読み込む読み込み工程と、
    前記第1のデータ通信装置の更新手段が、前記読み込み工程にて前記データブロックを読み込む度に、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを送信済みに更新する更新工程とを備えることを特徴とするデータ通信方法。
  17. 近接無線通信によるデータの読み書きが可能なICタグを備える第1のデータ通信装置と、前記ICタグとの間で近接無線通信によるデータ通信が可能な複数の第2のデータ通信装置とを備えるデータ通信システムのデータ通信方法において、
    前記第1のデータ通信装置の分割手段が、前記第2のデータ通信装置に送信するデータを、前記ICタグに格納可能なサイズの複数のデータブロックに分割する分割工程と、
    前記第1のデータ通信装置の作成手段が、前記ICタグに、前記分割された複数のデータブロックの1つを格納する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックの通信状態を示すフラグを格納する第2の記憶領域と、前記第2のデータ通信装置の識別情報を格納する第3の記憶領域を作成する作成工程と、
    前記第1のデータ通信装置の記憶手段が、前記第2のデータ通信装置への前記データブロックの送信履歴情報を格納する記憶工程と、
    前記第1のデータ通信装置の格納手段が、前記第3の記憶領域に格納された識別情報と一致するものが前記送信履歴情報に存在する場合には、前記送信履歴情報を更新し、前記第2の記憶領域に格納されたフラグが送信済みに更新される度に、前記分割された複数のデータブロックのうち、前記送信履歴情報に基づいて決定されるデータブロックを1つずつ前記第1の記憶領域に格納する一方、前記第3の記憶領域に格納された識別情報と一致するものが前記送信履歴情報に存在しなかった場合には、前記送信履歴情報に送信履歴を書き込んで、前記分割された複数のデータブロックのうち、前記データの先頭のデータブロックを前記第1の記憶領域に格納する格納工程と、
    前記第2のデータ通信装置の読み込み手段が、前記ICタグとの間で近接無線通信が開始される度に、前記第3の記憶領域に自装置の識別情報を格納し、前記第1の記憶領域に格納されたデータブロックを読み込む読み込み工程と、
    前記第2のデータ通信装置の更新手段が、前記読み込み工程にて前記データブロックを読み込む度に、前記第2の記憶領域に格納されたフラグを送信済みに更新する更新工程とを備えることを特徴とするデータ通信方法。
  18. 請求項13乃至17のいずれか1項に記載のデータ通信方法をデータ通信装置に実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
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