JP2015165264A - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015165264A
JP2015165264A JP2014040068A JP2014040068A JP2015165264A JP 2015165264 A JP2015165264 A JP 2015165264A JP 2014040068 A JP2014040068 A JP 2014040068A JP 2014040068 A JP2014040068 A JP 2014040068A JP 2015165264 A JP2015165264 A JP 2015165264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
groove
display device
protective plate
transparent resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014040068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6395397B2 (ja
Inventor
啓之 中野
Hiroyuki Nakano
啓之 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014040068A priority Critical patent/JP6395397B2/ja
Publication of JP2015165264A publication Critical patent/JP2015165264A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6395397B2 publication Critical patent/JP6395397B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】単純な構成により、透明樹脂のはみ出しを抑制する。【解決手段】表示装置100は、表示面14aを有する表示パネル14と、表示パネル14を保持するフレーム13と、フレーム13の上側から表示面14aを覆うように設けられる保護板11と、表示面14aおよび保護板11に接するように、表示面14aと保護板11との間に設けられる透明樹脂12と、を備える。フレーム13のうち保護板11と対向する部分、および、保護板11のうちフレーム13と対向する部分の一方または両方には、溝20が形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、保護板と表示パネルとの間に透明樹脂が設けられた表示装置に関する。
屋外設置用の表示装置の表示パネルは、外部からの衝撃、降雨による浸水等から保護される必要がある。当該表示装置は、例えば、液晶を用いた液晶表示装置である。そのため、表示パネルの表示面は、透明状の保護板で覆われる。当該保護板は、例えば、樹脂またはガラスで構成される。また、保護板の周辺部に防水加工が施されている場合が多い。
表示パネルの表示面を覆うように保護板を配置した構成では、一般的に、表示パネルと保護板との間に空気層が存在する。そのため、表示面に入射する外光が、透明状の保護板の表面および裏面、並びに、フラットパネルである表示パネルの表面で反射する。その結果、表示面に表示される画像の視認性が低下するという問題が生じる。
特許文献1では、視認性の低下を抑制するために、表示パネルと保護板との間隙に充填材(透明樹脂)を充填する技術(以下、関連技術Aともいう)が開示されている。
特開2012−123231号公報
表示パネルと保護板との間隙に透明樹脂を充填して製造される表示装置では、一般的に、表示パネルの周縁部を覆うように、開口を有する枠状のフレームが配置されている。当該表示装置の製造過程では、フレームの開口に透明樹脂を充填した後、表示パネルと保護板とを、透明樹脂を介して貼り合わせる。当該透明樹脂は、例えば、紫外線硬化樹脂である。そして、当該透明樹脂を硬化させるために、紫外線の照射等が行われる。
なお、表示パネルと保護板とを、透明樹脂を介して貼り合わせる工程では、例えば、保護板により押圧された透明樹脂が、保護板とフレームとの間を介して、フレームの外側へはみでる可能性がある。
関連技術Aでは、透明樹脂のはみ出しを抑制するために、両面粘着テープ等の接合部材により、枠状部(フレーム)と保護板とを接合している。しかしながら、関連技術Aでは、両面粘着テープ等の接合部材が別途必要なため、表示装置の部品点数が増加するとともに、表示装置の構成が複雑になる。その結果、関連技術Aでは、表示装置の製造コストがかかるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、単純な構成により、透明樹脂のはみ出しを抑制することが可能な表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る表示装置は、画像を表示する表示面を有する表示パネルと、前記表示パネルを保持するフレームと、を備え、前記フレームには、開口が形成されており、前記開口は、平面視で前記表示面を前記フレームの外部に露出させるように設けられ、前記表示装置は、さらに、透光性を有し、前記フレームの上側から前記表示面を覆うように設けられる保護板と、透光性を有し、前記表示面および前記保護板に接するように、前記表示面と前記保護板との間に設けられる透明樹脂と、を備え、前記フレームのうち前記保護板と対向する部分、および、該保護板のうち該フレームと対向する部分の一方または両方に、溝が形成される。
本発明によれば、前記表示装置は、表示面を有する表示パネルと、前記表示パネルを保持するフレームと、前記フレームの上側から前記表示面を覆うように設けられる保護板と、前記表示面および前記保護板に接するように、前記表示面と前記保護板との間に設けられる透明樹脂と、を備える。前記フレームのうち前記保護板と対向する部分、および、該保護板のうち該フレームと対向する部分の一方または両方には、溝が形成される。
これにより、透明樹脂が、前記表示面および前記保護板の一方または両方から押圧されることにより、当該透明樹脂が、仮に、前記保護板と前記フレームとの間へ入ったとする。この場合、溝の存在により、前記保護板と前記フレームとの間を介して、フレームの外側へ向かう透明樹脂の量を、溝の体積の分だけ低減することができる。そのため、透明樹脂が、フレームの外側へはみ出すことを抑制することができる。したがって、溝の形成という単純な構成により、透明樹脂のはみ出しを抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る表示装置の平面図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る表示装置の平面図である。 本発明の実施の形態3に係る表示装置の平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
また、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。また、説明の明確化のため、以下の実施の形態では、適宜、説明の省略及び簡略化が行われている場合がある。また、当業者であれば以下の実施の形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。
また、実施の形態において例示される各構成要素の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるものであり、本発明はそれらの例示に限定されるものではない。また、各図における各構成要素の寸法は、実際の寸法と異なる場合がある。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る表示装置100の平面図である。図1において、X,Y,Z方向の各々は、互いに直交する。以下の図に示されるX,Y,Z方向の各々も、互いに直交する。以下においては、X方向と、当該X方向の反対の方向(−X方向)とを含む方向をX軸方向ともいう。また、以下においては、Y方向と、当該Y方向の反対の方向(−Y方向)とを含む方向をY軸方向ともいう。また、以下においては、Z方向と、当該Z方向の反対の方向(−Z方向)とを含む方向をZ軸方向ともいう。
また、以下においては、X軸方向およびY軸方向を含む平面を、XY面ともいう。また、以下においては、X軸方向およびZ軸方向を含む平面を、XZ面ともいう。また、以下においては、Y軸方向およびZ軸方向を含む平面を、YZ面ともいう。
図2は、本発明の実施の形態1に係る表示装置100の断面図である。具体的には、図2は、図1のA1−A2線に沿った表示装置100の断面図である。表示装置100は、例えば、液晶を利用して画像を表示する液晶表示装置である。なお、表示装置100は、液晶表示装置に限定されず、他の方式の表示装置であってもよい。
図1および図2を参照して、表示装置100は、保護板11と、フレーム13と、表示パネル14と、透明樹脂12とを備える。
表示パネル14は、画像を表示する表示面14aを有する。表示パネル14は、例えば、液晶表示パネルである。表示パネル14には、液晶を駆動するための駆動回路および回路基板(図示せず)などが実装される。なお、図1および図2では理解を容易にするために、駆動回路および回路基板を示していない。
また、図2において、表示パネル14のうち、表示面14aと反対側の面(裏面)側には、面状光源装置(図示せず)が設けられる。具体的には、図2において、表示パネル14の下部には、Z方向へ光を出射する面状光源装置(図示せず)が設けられる。当該面状光源装置は、フレーム13により保持される。例えば、当該面状光源装置は、フレーム13と嵌合する。なお、図2では、図の簡略化のために、表示パネル14の詳細な構成、駆動回路および回路基板、面状光源装置を示していない。
なお、表示パネル14は、液晶表示パネルに限定されず、他の方式の表示パネルであってもよい。
平面視(XY面)におけるフレーム13の形状は、閉ループ状である。また、平面視(XY面)におけるフレーム13の縁の形状は、矩形状である。具体的には、フレーム13には、開口H1が形成されている。開口H1は、平面視で表示面14aをフレーム13の外部に露出させるように設けられる。フレーム13は、表示パネル14を保持するように、表示パネル14に固定される。
保護板11は、透光性を有する。保護板11は、フレーム13の上側から、開口H1により露出する表示面14aを覆うように設けられる。これにより、表示面14aは保護される。保護板11は、ガラス、アクリル樹脂などの絶縁性材料で構成される。
なお、保護板11は、反射防止コーティングが施されたガラス板であることが好ましい。また、保護板11は、ユーザによるタッチ操作を受け付ける機能を有するタッチパネルであってもよい。
透明樹脂12は、一例として、紫外線硬化樹脂である。紫外線硬化樹脂は、当該紫外線硬化樹脂に紫外線が照射されることにより、紫外線硬化樹脂のうち紫外線が照射された部分が硬化する樹脂である。透明樹脂12は、初期状態では、粘性を有する液体状である。以下においては、透明樹脂12を硬化させるための処理を、硬化処理ともいう。硬化処理は、例えば、透明樹脂12に紫外線を照射する処理である。
なお、透明樹脂12は、紫外線硬化樹脂に限定されない。透明樹脂12は、例えば、材料特有の硬化処理によって、一定の硬度で硬化する他の樹脂であってもよい。
透明樹脂12は、透光性を有する。透明樹脂12は、図2のように、表示面14aおよび保護板11に接するように、表示面14aと保護板11との間に設けられる。すなわち、透明樹脂12は、表示面14aと保護板11との間の隙間に設けられる(充填される)。これにより、表示パネル14の表示面14aと保護板11とが貼合せられる。その後、前述の硬化処理により、表示面14a(表示パネル14)、フレーム13および保護板11の各々は、透明樹脂12を介して、互いに接着される。
以下においては、保護板11のうちフレーム13と対向する部分を、フレーム対向部11bともいう。また、以下においては、フレーム13のうち保護板11と対向する部分を、保護板対向部13aともいう。XY面における保護板対向部13aの形状は、閉ループ状である。
なお、図2のように、フレーム対向部11bと保護板対向部13aとが当接するように、保護板11およびフレーム13は設けられる。
次に、本実施の形態の特徴的な構成について説明する。本実施の形態では、保護板対向部13aに、溝20が形成される。図1のように、溝20は、閉ループ状の保護板対向部13a全体にわたって、連続的に形成される。すなわち、溝20の形状は、閉ループ状である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、表示装置100は、表示面14aを有する表示パネル14と、表示パネル14を保持するフレーム13と、フレーム13の上側から表示面14aを覆うように設けられる保護板11と、表示面14aおよび保護板11に接するように、表示面14aと保護板11との間に設けられる透明樹脂12と、を備える。フレーム13のうち保護板11と対向する部分、および、保護板11のうちフレーム13と対向する部分の一方または両方には、溝20が形成される。
これにより、透明樹脂12が、表示面14aおよび保護板11の一方または両方から押圧されることにより、透明樹脂12が、仮に、保護板11とフレーム13との間へ入ったとする。この場合、溝20の存在により、保護板11とフレーム13との間を介して、フレームの外側へ向かう透明樹脂12の量を、溝20の体積の分だけ低減することができる。そのため、透明樹脂12が、フレーム13の外側へはみ出すことを抑制することができる。したがって、溝20の形成という単純な構成により、透明樹脂12のはみだしを抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、溝20の存在により、透明樹脂12が、保護板11とフレーム13との間から、フレーム13の外側の側面へ流れ出ることを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、仮に、透明樹脂12の一部が、保護板11とフレーム13との間に入ったとしても、当該透明樹脂12の一部は溝20に入る。そのため、溝20に入った当該透明樹脂12の一部により、保護板11とフレーム13とを接着することができる。
以上により、本実施の形態によれば、関連技術Aのように、保護板11とフレーム13との間に、両面粘着テープ等の接合部材を設ける必要はない。そのため、透明樹脂12の流れを抑制するための部材を別途設けることなく、表示面14a(表示パネル14)、フレーム13および保護板11の各々を、透明樹脂12を介して、互いに接着することができる。
したがって、保護板11とフレーム13との間から流れ出た透明樹脂12を起因とした汚れ、異物等の発生による、表示装置の品質低下を防止することができる。
また、上記の構成により、表示パネル14と保護板11との間に空気層が介在することを防止できる。これにより、表示パネル14の表示面14aに入射する外光の反射を抑えることができる。その結果、表示面14aに表示される画像の視認性の低下を防ぐことができる。したがって、表示品位の高い表示装置を得ることができる。
また、上記の構成を有する表示装置100は、保護板11とフレーム13との間に両面粘着テープ等の接合部材を設けるといった、関連技術Aの構成と比較して、材料費の低減、および、組立作業の減少を図ることができる。その結果、表示装置の製造コストの低減が可能となる。
なお、本実施の形態では、溝20の数は1としたが、これに限定されない。平面視で異なるサイズの複数の溝20を、設ける構成としてもよい。
なお、溝20を有さない従来の表示装置の製造工程では、保護板をフレームに被せる際、保護板により押圧された透明樹脂が、保護板とフレームとの間、すなわち、フレーム上へ流れ出す場合がある。この場合、流れ出した透明樹脂が、汚れ、異物等の原因となる。これにより、表示装置の品質が著しく低下するという問題点がある。
また、溝20を有さない従来の表示装置の製造工程では、フレームの外側の側面に透明樹脂が流れ出る場合がある。この場合、流れ出た透明樹脂をふき取るといった無駄な作業も発生するという問題点がある。
そこで、本実施の形態は上記のように構成されるため、上記の問題点を解決することができる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、溝20の幅は一定であるとした。本実施の形態では、位置によって溝20の幅を変えた構成を示す。
図3は、本発明の実施の形態2に係る表示装置100Aの平面図である。図3を参照して、表示装置100Aは、表示装置100と比較して、溝20の幅が一定でない点が異なる。表示装置100Aのそれ以外の構成は、表示装置100と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
溝20は、4個の溝20bと4個の溝20aとから構成される。すなわち、溝20は、4個の溝20bと、4個の溝20aとを含む。
溝20bは、溝20aの幅より大きい幅を有する。単位長さにおける溝20bの体積は、当該単位長さにおける溝20aの体積より大きい。溝20bの形状は、L字状である。
各溝20bは、図3のように、平面視でフレーム13の角部に形成される。すなわち、4個の溝20bは、それぞれ、フレーム13の4つの角部に形成される。なお、隣り合う2個の溝20bは、溝20aにより接続される。
なお、溝20に含まれる溝20bの数は、4に限定されず、1〜3、または、5以上であってもよい。また、溝20bが形成される位置は、フレーム13の角部に限定されない。溝20bが形成される位置は、フレーム13(保護板対向部13a)のうち、角部以外の他の位置であってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、実施の形態1と同様な効果が得られる。すなわち、溝20の形成という単純な構成により、透明樹脂12のはみだしを抑制することができる。また、溝20の存在により、透明樹脂12が、保護板11とフレーム13との間から、フレーム13の外側の側面へ流れ出ることを防止することができる。
また、本実施の形態では、溝20の一部に溝20bを設ける。これにより、透明樹脂12を捕捉する量を調整することが容易とすることができる。そのため、表示面14aと保護板11との間に充填される透明樹脂12の量の管理を容易にすることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、仮に、透明樹脂12の一部が、保護板11とフレーム13との間に入ったとしても、当該透明樹脂12の一部は溝20a,20bに入る。そのため、溝20a,20bの各々に入った当該透明樹脂12の一部により、保護板11とフレーム13とを、実施の形態1の構成よりも、強固に接着することができる。
以上により、本実施の形態によれば、関連技術Aのように、保護板11とフレーム13との間に、両面粘着テープ等の接合部材を設ける必要はない。そのため、透明樹脂12の流れを抑制するための部材を別途設けることなく、表示面14a(表示パネル14)、フレーム13および保護板11の各々を、透明樹脂12を介して、互いに強固に接着することができる。
したがって、保護板11とフレーム13との間から流れ出た透明樹脂12を起因とした汚れ、異物等の発生による、表示装置の品質低下を防止することができる。
また、上記の構成により、表示パネル14と保護板11との間に空気層が介在することを防止できる。これにより、表示パネル14の表示面14aに入射する外光の反射を抑えることができる。その結果、表示面14aに表示される画像の視認性の低下を防ぐことができる。したがって、表示品位の高い表示装置を得ることができる。
また、上記の構成を有する表示装置100Aは、保護板11とフレーム13との間に両面粘着テープ等の接合部材を設けるといった、関連技術Aの構成と比較して、材料費の低減、および、組立作業の減少を図ることができる。その結果、表示装置の製造コストの低減が可能となる。
なお、本実施の形態では、溝20bと溝20aとは、幅が異なるとしたが、これに限定されない。例えば、溝20bは、溝20aの深さより大きい深さを有する構成(以下、変形構成A1ともいう)としてもよい。
変形構成A1では、溝20bの深さは、溝20aの深さより大きい。変形構成A1においても、実施の形態2の前述の効果が得られる。
<実施の形態3>
図4は、本発明の実施の形態3に係る表示装置100Bの平面図である。図4を参照して、表示装置100Bは、表示装置100Aと比較して、溝20cをさらに含む点が異なる。表示装置100Bのそれ以外の構成は、表示装置100Aと同様なので詳細な説明は繰り返さない。
溝20cは、保護板対向部13aに形成される。また、溝20cは、溝20に接続される。溝20cは、溝20からフレーム13の外側の側面まで延在する。溝20cは、仮に、溝20内に透明樹脂12が入っている場合、当該透明樹脂12を、フレーム13の外側へ導く流出口として機能する。具体的には、溝20cは、溝20に含まれる溝20bと接続される。
なお、溝20cが形成される位置は、図4に示される位置に限定されず、溝20のうちの他の位置であってもよい。例えば、溝20cは、溝20aと接続されてもよい。また、溝20cの数は、1つに限定されず、2以上であってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、実施の形態1と同様な効果が得られる。すなわち、溝20の形成という単純な構成により、透明樹脂12のはみだしを抑制することができる。また、溝20の存在により、透明樹脂12が、保護板11とフレーム13との間から、フレーム13の外側の側面へ流れ出ることを防止することができる。
また、本実施の形態では、流出口として機能する溝20cがフレーム対向部11bに形成される。ここで、仮に、透明樹脂12の一部が保護板11とフレーム13との間に入り、かつ、当該透明樹脂12の一部の体積が、溝20aおよび溝20bの総体積より大きいとする。
この場合、透明樹脂12は、溝20cを介して、フレーム13の外側へ流れ出る。すなわち、透明樹脂12がフレーム13の外側へ流れ出る箇所は、フレーム13のうち、溝20cが形成された部分であると特定されている。そのため、仮に、透明樹脂12が流れ出した場合においても、当該透明樹脂12の拭き取り等の処置が容易になる。
したがって、保護板11とフレーム13との間から流れ出た透明樹脂12を起因とした汚れ、異物等の発生による、表示装置の品質低下を防止することができる。
また、上記の構成により、表示パネル14と保護板11との間に空気層が介在することを防止できる。これにより、表示パネル14の表示面14aに入射する外光の反射を抑えることができる。その結果、表示面14aに表示される画像の視認性の低下を防ぐことができる。したがって、表示品位の高い表示装置を得ることができる。
また、上記の構成を有する表示装置100Bは、保護板11とフレーム13との間に両面粘着テープ等の接合部材を設けるといった、関連技術Aの構成と比較して、材料費の低減、および、組立作業の減少を図ることができる。その結果、表示装置の製造コストの低減が可能となる。
(変形例1)
本変形例では、上記の実施の形態1,2,3における変形構成について説明する。例えば、実施の形態1,2,3では、溝20をフレーム13に設ける構成としたが、これに限定されない。溝20をフレーム13に形成せず、溝20を保護板11に形成する構成(以下、変形構成B1ともいう)としてもよい。
変形構成B1を適用した実施の形態1または実施の形態2では、保護板11のうちフレーム13と対向する部分であるフレーム対向部11bに溝20が形成される。なお、溝20の位置および構成は、実施の形態1または実施の形態2の溝20と同じである。例えば、溝20は、保護板11のうちフレーム13と対向するフレーム対向部11bにおいて、図1に示される位置に形成される。
また、フレーム対向部11bおよび保護板対向部13aの両方に、溝20を形成する構成(以下、変形構成B2ともいう)としてもよい。
変形構成B2を適用した実施の形態1または実施の形態2では、フレーム13のうち保護板11と対向する保護板対向部13aに、溝20が形成される。また、変形構成B2では、さらに、変形構成B1と同様に、フレーム対向部11bに溝20が形成される。なお、溝20の位置および構成は、実施の形態1または実施の形態2の溝20と同じである。
また、実施の形態3における溝20cを、保護板対向部13aではなく、フレーム対向部11bに形成する構成(以下、変形構成B3ともいう)としてもよい。
変形構成B3では、溝20cは、保護板11のうちフレーム13と対向するフレーム対向部11bにおいて、例えば、図4に示される位置に形成される。
また、変形構成B1または変形構成B2において、溝20cをフレーム対向部11bにさらに形成する構成としてもよい。この構成では、変形構成B3と同様に、溝20cはフレーム対向部11bに形成される。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態、変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態、変形例を適宜、変形、省略することが可能である。
11 保護板、12 透明樹脂、13 フレーム、14 表示パネル、100,100A,100B 表示装置。

Claims (8)

  1. 表示装置であって、
    画像を表示する表示面を有する表示パネルと、
    前記表示パネルを保持するフレームと、を備え、
    前記フレームには、開口が形成されており、
    前記開口は、平面視で前記表示面を前記フレームの外部に露出させるように設けられ、
    前記表示装置は、さらに、
    透光性を有し、前記フレームの上側から前記表示面を覆うように設けられる保護板と、
    透光性を有し、前記表示面および前記保護板に接するように、前記表示面と前記保護板との間に設けられる透明樹脂と、を備え、
    前記フレームのうち前記保護板と対向する部分、および、該保護板のうち該フレームと対向する部分の一方または両方に、溝が形成される
    表示装置。
  2. 前記溝は、前記フレームのうち前記保護板と対向する部分に形成される
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記溝は、前記保護板のうち該フレームと対向する部分に形成される
    請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記溝の形状は、閉ループ状である
    請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記溝は、第1溝と、該第1溝の幅より大きい幅を有する第2溝とを含む
    請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記溝は、第1溝と、該第1溝の深さより大きい深さを有する第2溝を含む
    請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 平面視における前記フレームの形状は、閉ループ状であり、
    平面視における前記フレームの縁の形状は、矩形状であり、
    前記第2溝は、平面視で前記フレームの角部に形成される
    請求項5または6に記載の表示装置。
  8. 前記溝には、該溝から前記フレームの外側の側面まで延在する第3溝が接続される
    請求項1から7のいずれか1項に記載の表示装置。
JP2014040068A 2014-03-03 2014-03-03 表示装置 Active JP6395397B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014040068A JP6395397B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014040068A JP6395397B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015165264A true JP2015165264A (ja) 2015-09-17
JP6395397B2 JP6395397B2 (ja) 2018-09-26

Family

ID=54187778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014040068A Active JP6395397B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6395397B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020084750A1 (ja) * 2018-10-26 2020-04-30 三菱電機株式会社 背面投射型映像表示装置
US11163186B2 (en) 2019-01-23 2021-11-02 Mitsubishi Electric Corporation Display device
WO2022065423A1 (ja) * 2020-09-24 2022-03-31 株式会社 ニフコ ディスプレイ装置及びその製造方法並びにディスプレイ装置を備えるインストルメントパネル

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005315901A (ja) * 2004-03-31 2005-11-10 Optrex Corp 表示装置
JP2006276624A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Seiko Epson Corp 電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
JP2009086656A (ja) * 2007-09-12 2009-04-23 Hitachi Chem Co Ltd 画像表示装置の製造方法及び画像表示装置
JP2010217342A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Casio Computer Co Ltd 保護板一体型表示装置
US20120099257A1 (en) * 2010-10-21 2012-04-26 Au Optronics Corporation Display Module

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005315901A (ja) * 2004-03-31 2005-11-10 Optrex Corp 表示装置
JP2006276624A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Seiko Epson Corp 電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
JP2009086656A (ja) * 2007-09-12 2009-04-23 Hitachi Chem Co Ltd 画像表示装置の製造方法及び画像表示装置
JP2010217342A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Casio Computer Co Ltd 保護板一体型表示装置
US20120099257A1 (en) * 2010-10-21 2012-04-26 Au Optronics Corporation Display Module

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020084750A1 (ja) * 2018-10-26 2020-04-30 三菱電機株式会社 背面投射型映像表示装置
US11163186B2 (en) 2019-01-23 2021-11-02 Mitsubishi Electric Corporation Display device
WO2022065423A1 (ja) * 2020-09-24 2022-03-31 株式会社 ニフコ ディスプレイ装置及びその製造方法並びにディスプレイ装置を備えるインストルメントパネル

Also Published As

Publication number Publication date
JP6395397B2 (ja) 2018-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8730424B2 (en) Display apparatus
KR101957307B1 (ko) 백라이트 모듈 및 디스플레이 장치
WO2014069298A1 (ja) 照明装置、及び表示装置
US20130263488A1 (en) Display device and assembly method thereof
CN109637373B (zh) 显示模组和显示装置
EP3112929A1 (en) Display
CN104965344B (zh) 液晶显示装置及其导光板的制造方法
KR20110135290A (ko) 디스플레이 장치 및 그 제조방법
CN106164757B (zh) 光源装置和显示装置
JP2018072515A (ja) 表示装置
JP6395397B2 (ja) 表示装置
KR102567375B1 (ko) 디스플레이 장치
TW201502669A (zh) 能防止漏光的液晶顯示器和組裝液晶顯示器的方法
JP2014182163A (ja) 表示装置
JP6471226B2 (ja) 光源装置及び表示装置
TW201400924A (zh) 顯示面板及顯示裝置
TWI486683B (zh) 背光模組及液晶顯示裝置
US10969621B2 (en) Display assembly and display device
KR102265205B1 (ko) 백라이트 유닛 및 이를 구비하는 액정표시장치
CN219496843U (zh) 显示装置
KR20170080253A (ko) 기능성 패널을 구비한 표시소자 및 그 제조방법
CN211349155U (zh) 电子设备
JP2015041050A (ja) 液晶表示装置
JP2014219437A (ja) 表示装置
TWI692660B (zh) 反射式顯示裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6395397

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250