JP2015164245A - フロー経路変更計算装置、フロー経路変更計算システムおよびフロートラヒック量計算装置 - Google Patents
フロー経路変更計算装置、フロー経路変更計算システムおよびフロートラヒック量計算装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015164245A JP2015164245A JP2014039383A JP2014039383A JP2015164245A JP 2015164245 A JP2015164245 A JP 2015164245A JP 2014039383 A JP2014039383 A JP 2014039383A JP 2014039383 A JP2014039383 A JP 2014039383A JP 2015164245 A JP2015164245 A JP 2015164245A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- link
- information
- input
- route
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
Description
フロー選択条件(B):経路変更することによりネットワーク全体の最大リンク使用率が低下する。
なお、ネットワーク制御装置は、抽出したフローとその変更先経路の組み合わせが1つの場合は、その抽出したフローと変更先経路の組み合わせを、その時点のフロー経路変更回数m(m回目の経路変更時)における変更対象となるフローとその変更先経路として決定する。また、ネットワーク制御装置は、抽出したフローとその変更先経路の組み合わせが複数ある場合には、その時点のフロー経路変更回数m(m回目の経路変更時)における変更対象となるフローとその変更先経路との組み合わせをその複数の中からランダムに1つ決定する。
そして、ネットワーク制御装置は、前記したステップS4の処理を再度行い、フロー選択条件(A)、(B)の両方を満たすフローを計算し、経路変更の対象となるフローとその経路が存在するか否かの判定(ステップS5)を行う。
ステップS8において、ネットワーク制御装置は、フロー経路変更回数が各m(m=1,2,…)回での経路変更の対象となるフローとその変更先経路、フロー経路変更回数m(m=1,2,…)に相当する変更順番、最終的に経路変更を終えた経路での最大リンク使用率を出力する。
本発明の第1の実施形態に係るフロー経路変更計算装置1(図2参照)について説明する。フロー経路変更計算装置1は、入力情報として、宛先アドレスに基づき定義されたフロー情報を含む入力情報を取得し、最大リンク使用率を低下させるフローとその変更先経路を決定する。本発明の第1の実施形態においては、宛先アドレスに基づき定義されたフロー情報は、NetFlow(登録商標)や他の従来技術を用いた何らかの手法により取得するものとする。
まず、本発明の第1の実施形態に係るフロー経路変更計算装置1が実行する処理の概要について、従来技術を適用した場合と比較して説明する。
従来のフロー経路変更の制御手法を用いた、最大リンク使用率を低下させるためのネットワーク制御装置では、前記したように、入力情報として、宛先アドレスと送信元アドレスとにより定義されるフロー情報を用いて、経路変更の対象となるフローとその変更先経路とを決定していた。これに対し、本実施形態に係るフロー経路変更計算装置1は、入力情報として、宛先アドレスのみにより定義されるフロー情報を用いて、経路変更の対象となるフローとその変更先経路とを決定する。
このフロー選択条件(C)は、すなわち、「各ノードの転送テーブルにおいて、宛先アドレス毎に出力IFが一意に定まる」ことを意味する。
また、[不整合回避方式2]は、フロー毎に、各ノードから出力すると不整合が発生することになるIF(リンク)を変更先経路から予め除外して、変更先経路の計算する方式である。
なお、[不整合回避方式1]、[不整合回避方式2]の詳細は後記する。
なお、図1においては、経路「B」→「D」を経由するフロー(β)の経路を、経路「B」→「C」→「D」に変更した場合を示し、ノード「C」のフローテーブル700cにおいて、宛先IPアドレス「p4」に対応する出力IFは「3」のみであり、不整合は発生しないことを示している。
次に、図2を参照して、本実施形態に係るフロー経路変更計算装置1を含むネットワークシステムの構成について説明する。
図2に示すように、ネットワークシステムは、複数のノード、および、各ノード間を接続することにより通信経路を提供するリンクにより構成される通信ネットワーク4(以下、単に「ネットワーク」という場合がある。)と、各ノードとの間で通信可能に接続されるフロー経路変更計算装置1とを含んで構成される。このフロー経路変更計算装置1は、各ノードやネットワーク管理装置(不図示)等から、従来技術に基づく所定の方法で、トポロジ情報や、リンク情報、フロー情報(宛先アドレスで定義されたフロー情報)等を取得する。そして、フロー経路変更計算装置1は、現時点のネットワーク(通信ネットワーク4)における最大リンク使用率を低下させるため、経路変更の対象となるフローとその変更先経路、フローを経路変更する変更順番、および、最大リンク使用率を計算する。
続いて、本実施形態に係るフロー経路変更計算装置1について説明する。フロー経路変更計算装置1は、入力情報として、宛先アドレスで定義された、全てまたは一部のフローのフロー情報(フローの経路情報とフロートラヒック量)を取得した上で、ネットワークの最大リンク使用率をより低下させるように、変更対象となるフローとその変更先経路を計算する。このとき、フロー経路変更計算装置1は、前記したフロー選択条件(A),(B)に加え、フロー選択条件(C)「各ノードにおいて転送テーブルの不整合が発生しない。(各ノードの転送テーブルにおいて、宛先アドレス毎に出力IFが一意に定まる)」を満たすフローを選択した場合に最大リンク使用率が最小となるフローを選択する。これにより、フロー経路変更計算装置1は、宛先アドレスのみで定義されたフローに対しても、フローの経路変更による負荷分散を可能とすることができる。
フロー経路変更計算装置1は、図3に示すように、入力部10と、制御部20と、メモリ部30と、記憶部40と、出力部50とを備えて構成される。
ここで、トポロジ情報100は、各ノード間の接続関係を示す情報である。
リンク情報200は、各リンクのリンクメトリック、各リンクの最大帯域および各リンクのリンクトラヒック量を含む情報である。リンクメトリックは、各リンクのコスト(距離)を示す情報であり、最短経路を探索する際に参照される。リンクの最大帯域は、各リンクが収容可能な最大の帯域を示す情報である。リンクトラヒック量は、測定時点においてそのリンクを通るトラヒック量である。
フロー情報300には、宛先アドレスにより定義された、全部または一部のフローの経路情報とそのフローのトラヒック量(フロートラヒック量)を含む情報が格納される。
なお、この入力部10は、通信回線を介して情報の送受信を行う通信インタフェースと、図示を省略したキーボード等の入力手段から情報の入力を行う入力インタフェースとから構成される。
例えば、図4に示すように、ノード「B」−「D」間のリンクが複数のフローにより混雑(リンク使用率が高い状態)している場合、例えば、宛先IPアドレス「p4」で定義されるフロー(α)の経路「B」→「D」を、経路「B」→「A」→「D」に変更しようとすると、ノードAの転送テーブルには、すでに宛先IPアドレス「p4」に対して、ノード「C」へ向かう経路の出力IF「1」が設定されているため、新たにノード「D」へ向かう経路の出力IF「2」を宛先IPアドレス「p4」に対して設定すると不整合が生じる。よって、整合性確認部221は、このような不整合が発生するフロー(α)を経路変更の対象から除外する。そして、不整合が発生しないフローであるフロー(β)の経路を、経路「B」→「D」→「C」から経路「B」→「C」に変更する。
なお、[不整合回避方式1]の詳細な処理内容については、図7、図8を参照して後記する。
例えば、図5に示すように、ノード「A」には、宛先IPアドレス「p4」のフローに対して、すでに、ノード「C」へ向かう経路である出力IF「1」が設定されている。よって、ノード「A」に、同じ宛先IPアドレス「p4」に対して、ノード「C」へ向かう以外の経路(例えば、ノード「D」へ向かう経路であるIF「2」)が設定されれば、必ず、不整合が発生することとなる。整合性確認部221は、宛先IPアドレス「p4」のフローに対して、ノード「A」については、すでに設定されているノード「C」へ向かうリンク(IF「1」)のみを計算対象とし、その他のノードへ向かうリンク(例えば、ノード「D」へ向かうリンク)を変更先経路から除外する。
なお、[不整合回避方式2]の詳細な処理内容については、図9を参照して後記する。
なお、この出力部50は、通信回線を介して情報の送受信を行う通信インタフェースと、図示を省略したモニタ等の出力手段への情報の出力を行う出力インタフェースとから構成される。
次に、本実施形態に係るフロー経路変更計算装置1の最大リンク使用率計算部22等が実行する全体の処理の流れについて図6を参照して説明する(適宜図3参照)。
図6は、本実施形態に係るフロー経路変更計算装置1の全体の処理の流れを示すフローチャートである。
なお、フロー経路変更計算装置1の記憶部40(図3参照)には、入力部10を介して、通信ネットワーク4(図2参照)内のノードや、ネットワーク管理装置(不図示)等から、トポロジ情報100、リンク情報200、および、宛先アドレスで定義された、全てまたは一部のフローのフロー情報300が入力情報として入力され、入力情報処理部21の処理により、記憶部40内に記憶されているものとする。また、図17に示した従来技術による処理と同一の処理には同一の符号を付し、その説明を省略する。
そして、最大リンク使用率計算部22は、ステップS40において、ステップS20で取得した全てまたは一部のフローのフロー情報300の中で、最大リンク使用率となるリンクを通るフローに対し、前記したフロー選択条件(A)「最大リンク使用率となるリンクを通らない。」、フロー選択条件(B)「経路変更することによりネットワーク全体の最大リンク使用率が低下する。」、フロー選択条件(C)「各ノードにおいて転送テーブルの不整合が発生しない。(各ノードの転送テーブルにおいて、宛先アドレス毎に出力IFが一意に定まる)」の全てを満たすように経路変更したときの経路の最短経路と、その経路に変更した場合の最大リンク使用率を計算する。なお、このフロー選択条件(C)を満たすための処理を、整合性確認部221は、[不整合回避方式1]、[不整合回避方式2]のいずれかを実行することにより行う。なお、[不整合回避方式1]、[不整合回避方式2]それぞれの具体的な処理の流れについては、図7および図9を参照して後記する。
[不整合回避方式2]では、図6のステップS40において、整合性確認部221が、フロー毎に、各ノードから出力すると不整合が発生することになるIF(リンク)を変更先経路から予め除外する。その上で、最大リンク使用率計算部22が、フロー選択条件(A),(B)を満たすフローとその変更先経路を計算する。この[不整合回避方式2]について、図9を参照して説明する。
また、本発明の第1の実施形態に係るフロー経路変更計算装置1によれば、宛先アドレス数=送信元アドレス数=nとした場合、宛先アドレスで定義されたフローの数は、送信元アドレスおよび宛先アドレスで定義されたフロー数の1/n倍となるため、経路変更するフロー数が削減され、その結果、経路変更計算の処理時間を短縮することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る、フロー経路変更計算装置1Aおよびフロートラヒック量計算装置5を含むフロー経路変更計算システム1000(図12参照)について説明する。
コントローラを介して、各ノードからトポロジ情報100、リンク情報200およびフロー情報300を取得する場合、従来技術のように、送信元アドレスと宛先アドレスとにより定義されたフローに基づけば、問題なくフロー毎のトラヒック量(フロートラヒック量)が取得できる。しかしながら、宛先アドレスのみにより定義されたフローでは、以下に示すように、エッジノードに入力するフロートラヒック量をフロー毎に直接取得できないという課題が生じる。
なお、図11に示す入力エッジノードBにおける宛先IPアドレス「p4」についてのフロートラヒック量「a+b+c」(Mbps)の合計値を示す情報が、後記する、「宛先アドレスに基づき定義される各フローの各エッジノードにおけるフロートラヒック量の情報」の一例を示すものである。
次に、本発明の第2の実施形態に係る、フロー経路変更計算装置1Aおよびフロートラヒック量計算装置5を含むフロー経路変更計算システム1000について説明する。
図12は、本実施形態に係るフロー経路変更計算システム1000の全体構成を示す図である。
図12に示すように、フロー経路変更計算システム1000は、ネットワーク(中継網)内の各ノードに接続されるコントローラ6と、コントローラ6およびフロー経路変更計算装置1Aに接続されるフロートラヒック量計算装置5と、コントローラ6およびフロートラヒック量計算装置5に接続されるフロー経路変更計算装置1Aと、を備えて構成される。
なお、本実施形態におけるコントローラ6は、宛先アドレスに基づき定義されたフローの各エッジノードにおけるフロートラヒック量およびフローの経路情報を含むフロー情報300a(図13参照)、各リンクのリンクトラヒック量を含むリンク情報200、トポロジ情報100等を取得する。そして、コントローラ6は、フロー情報300aをフロートラヒック量計算装置5に送信し、その他のリンク情報200やトポロジ情報100をフロー経路変更計算装置1Aに送信する。なお、コントローラ6は、フローの経路情報については、フロートラヒック量計算装置5、フロー経路変更計算装置1Aそれぞれの処理において必要なため両方に送るようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係るフロートラヒック量計算装置5について説明する。
図13は、本発明の第2の実施形態に係るフロートラヒック量計算装置5の構成例を示す機能ブロック図である。
フロートラヒック量計算装置5は、図13に示すように、入力部51と、制御部52と、メモリ部53と、記憶部54と、出力部55とを備えて構成される。
ここで、フロー情報300aは、前記したように、宛先アドレスに基づき定義される各フローの各エッジノードにおけるフロートラヒック量の情報および各フローの経路情報である。
なお、この入力部51は、通信回線を介して情報の送受信を行う通信インタフェースと、図示を省略したキーボード等の入力手段から情報の入力を行う入力インタフェースとから構成される。
「ftj」(j=1,…,n)は、変数(出力値)であり、フローfの入力エッジノードjから入力されるトラヒック量(フロートラヒック量)を表す。
fR=「frij」(i,j=1,…,n)は、定数(入力値)であり、フローfの経路を表す。ここで、フローfのエッジノードjから入力するトラヒックがエッジノードiを通る場合に「1」、通らない場合に「0」で表す(図15(b)参照)。
また、「fLi」(i=1,…,n)は、定数(入力値)であり、フローfの入力エッジノードiを通るトラヒック量(フロートラヒック量)を表す。
変数(出力値)は、フロー(10)の各入力エッジノードj(j=1,2,…,6)から入力されるトラヒック量「10tj」である。
定数(入力値)は、フロー(10)の各入力エッジノードi(i=1,2,…,6)におけるトラヒック量「10Li」である。また、フロー(10)の経路情報10R={10rij}は、図15(b)に示す経路行列を示すものとなる。例えば、入力エッジノード「2」(経路行列の2列目)は、入力エッジノードである「2」とそのフローが通る入力エッジノード「3」の値が「1」となっている。
また、記憶部54は、ハードディスクやフラッシュメモリ等の記憶手段により構成される。
なお、この出力部55は、通信回線を介して情報の送受信を行う通信インタフェースと、図示を省略したモニタ等の出力手段への情報の出力を行う出力インタフェースとから構成される。
次に、本発明の第2の実施形態に係るフロートラヒック量計算装置5のフロートラヒック量計算部522等が実行する処理の流れについて図16を参照して説明する(適宜図13参照)。
図16は、本発明の第2の実施形態に係るフロートラヒック量計算装置5の処理の流れを示すフローチャートである。
4 通信ネットワーク
5 フロートラヒック量計算装置
6 コントローラ
10,51 入力部
20,52 制御部
21,521 入力情報処理部
22 最大リンク使用率計算部
23,523 出力情報処理部
30,53 メモリ部
40,54 記憶部
50,55 出力部
100 トポロジ情報
200 リンク情報
221 整合性確認部
300,300a フロー情報
400 フローの経路変更後のリンク情報
500 経路変更後のフロー情報
522 フロートラヒック量計算部
700 転送テーブル(フローテーブル)
1000 フロー経路変更計算システム
Claims (6)
- 複数のノードと前記複数のノード間を接続する複数のリンクとを備えるネットワーク内を流れるフローのうち、変更対象のフローに対する変更先経路を計算するフロー経路変更計算装置であって、
前記フロー経路変更計算装置は、記憶部と、入力情報処理部と、最大リンク使用率計算部と、出力情報処理部と、を備え、
前記入力情報処理部は、(1)前記ノード間の接続関係を示すトポロジ情報、(2)前記リンクを経由する際のコストを示すリンクメトリック、各リンクの最大帯域および各リンクのリンクトラヒック量を含むリンク情報、並びに、(3)宛先アドレスに基づき定義される前記フローの経路情報とそのフロートラヒック量を含むフロー情報、を取得して前記記憶部に記憶し、
前記最大リンク使用率計算部は、
前記各リンクの最大帯域および前記各リンクのリンクトラヒック量に基づき、前記ネットワーク内の各リンクのリンク使用率を計算して、最大リンク使用率および当該最大リンク使用率となるリンクを取得し、
当該取得した最大リンク使用率となるリンクを通るフローの中で、
(条件A)当該最大リンク使用率となるリンクを通らない、
(条件B)経路変更により最大リンク使用率となるリンクを変更しない、
(条件C)前記複数のノードそれぞれが備えるフローの転送テーブルにおいて、前記宛先アドレス毎に出力IF(InterFace)が一意に定まる、
の全てを満たすフローの最短経路と、当該最短経路に変更した場合の最大リンク使用率とを計算し、当該最大リンク使用率が最小値となるフローを変更対象のフローとし、当該変更対象のフローとその変更先経路とを決定し、
前記出力情報処理部は、前記決定された変更対象のフローとその変更先経路、および、前記計算した最大リンク使用率を出力すること
を特徴とするフロー経路変更計算装置。 - 前記最大リンク使用率となるリンクを通るフローの中で、前記(条件A)および前記(条件B)を満たす経路変更の対象となるフローが、経路変更されたものとした場合に、前記複数のノードそれぞれの前記転送テーブルにおいて、同じ前記宛先アドレスに対し、1を超える前記出力IF数が設定されるか否かを確認する整合性確認部をさらに備え、
前記最大リンク使用率計算部は、
前記複数のノードのうち、1を超える前記出力IF数が少なくとも1つ設定される場合には、前記出力IFが一意に定まらない場合があるとして、当該フローを前記経路変更の対象となるフローから除外し、
前記複数のノードの全てにおいて、1以下の前記出力IF数が設定される場合に、前記(条件C)を満たすと判定すること
を特徴とする請求項1に記載のフロー経路変更計算装置。 - 前記最大リンク使用率となるリンクを通るフロー毎の宛先アドレスを取得し、当該フローの経路情報を参照し、前記取得した宛先アドレスへのフローが経由するか否かをノード毎に判定し、前記取得した宛先アドレスへのフローが経由するノードにおいて、前記取得した宛先アドレスのフローの転送先となるノードへ向かうリンクのみを残し、他のノードに向かうリンクを変更先経路となるリンクから除外するように、前記トポロジ情報を変更する整合性確認部をさらに備え、
前記最大リンク使用率計算部は、
当該変更したトポロジ情報を参照して、前記(条件A)および前記(条件B)を満たすフローの最短経路と、当該最短経路に変更した場合の最大リンク使用率を計算すること、
を特徴とする請求項1に記載のフロー経路変更計算装置。 - ネットワークを構成する複数のノードと接続されるコントローラと、前記コントローラに接続される請求項1に記載のフロー経路変更計算装置と、前記コントローラおよび前記フロー経路変更計算装置に接続されるフロートラヒック量計算装置とを備えるフロー経路変更計算システムであって、
前記コントローラは、前記複数のノードのうちの前記ネットワークの境界に位置するエッジノードから、宛先アドレスに基づき定義されるフロー毎のフロートラヒック量と当該フローの経路情報とを取得して、前記フロートラヒック量計算装置に送信し、
前記フロートラヒック量計算装置は、
前記宛先アドレスに基づき定義される各フローの各エッジノードにおけるフロートラヒック量の情報と各フローの経路情報とを用いて、前記エッジノードそれぞれに入力されるフロー毎のフロートラヒック量を計算し、前記フロー経路変更計算装置に送信し、
前記フロー経路変更計算装置は、
前記エッジノードそれぞれに入力されるフロー毎のフロートラヒック量を用いて、変更対象のフローとその変更先経路とを計算すること
を特徴するフロー経路変更計算システム。 - ネットワークの境界に位置するエッジノードそれぞれに入力されるフロー毎のフロートラヒック量を計算するフロートラヒック量計算装置であって、
宛先アドレスに基づき定義される各フローの各エッジノードにおけるフロートラヒックの情報と各フローの経路情報とを取得する入力情報処理部と、
前記各フローの各エッジノードにおけるフロートラヒックの情報と前記各フローの経路情報とを用いて、前記エッジノードそれぞれに入力されるフロー毎のフロートラヒック量を計算するフロートラヒック量計算部と、
前記計算したエッジノードそれぞれに入力されるフロー毎のフロートラヒック量を出力する出力情報処理部と、
を備えることを特徴とするフロートラヒック量計算装置。 - 前記フロートラヒック量計算部は、
前記各フローの各エッジノードにおけるフロートラヒック量の情報を「fLi」とし、前記各フローの経路情報を「frij」とし、前記エッジノードそれぞれに入力されるフロー毎のフロートラヒック量を「ftj」とし、以下の(式2)の連立方程式を解くことにより、前記エッジノードそれぞれに入力されるフロー毎のフロートラヒック量を計算すること、
を特徴とする請求項5に記載のフロートラヒック量計算装置。
また、「fLi」(i=1,…,n)は、定数(入力値)であり、フローfの入力エッジノードiを通るフロートラヒック量を表す。「frij」(i,j=1,…,n)は、定数(入力値)であり、フローfの経路を表し、フローfのエッジノードjから入力するトラヒックがエッジノードiを通る場合に「1」、通らない場合に「0」で表す。「ftj」(j=1,…,n)は、変数(出力値)であり、フローfの入力エッジノードjから入力されるフロートラヒック量を表す。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014039383A JP6084583B2 (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | フロー経路変更計算装置およびフロー経路変更計算システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014039383A JP6084583B2 (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | フロー経路変更計算装置およびフロー経路変更計算システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015164245A true JP2015164245A (ja) | 2015-09-10 |
JP6084583B2 JP6084583B2 (ja) | 2017-02-22 |
Family
ID=54187023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014039383A Active JP6084583B2 (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | フロー経路変更計算装置およびフロー経路変更計算システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6084583B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017168881A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 日本電気株式会社 | 通信経路制御装置、方法およびプログラム |
JP7400565B2 (ja) | 2020-03-17 | 2023-12-19 | 日本電気株式会社 | 管理装置、ネットワークシステム、管理方法、およびプログラム |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4336305B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2009-09-30 | 株式会社島精機製作所 | 複合カムシステム |
WO2006104062A1 (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-05 | Shima Seiki Manufacturing Limited | 編地の編成方法 |
EP2196569B1 (en) * | 2007-09-05 | 2015-06-10 | Shima Seiki Mfg., Ltd | Weft knitting machine |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007158818A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 経路設定方法および経路設定装置 |
US20120033553A1 (en) * | 2009-03-31 | 2012-02-09 | Ben Strulo | Network flow termination |
JP2015012542A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 日本電信電話株式会社 | フロー経路変更計算装置 |
-
2014
- 2014-02-28 JP JP2014039383A patent/JP6084583B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007158818A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 経路設定方法および経路設定装置 |
US20120033553A1 (en) * | 2009-03-31 | 2012-02-09 | Ben Strulo | Network flow termination |
JP2015012542A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 日本電信電話株式会社 | フロー経路変更計算装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017168881A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 日本電気株式会社 | 通信経路制御装置、方法およびプログラム |
JP7400565B2 (ja) | 2020-03-17 | 2023-12-19 | 日本電気株式会社 | 管理装置、ネットワークシステム、管理方法、およびプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6084583B2 (ja) | 2017-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10218615B2 (en) | Network system, network control method and control apparatus | |
US8611335B1 (en) | System and method for assigning paths for data flows through a wide-area network | |
JP6084583B2 (ja) | フロー経路変更計算装置およびフロー経路変更計算システム | |
WO2017219890A1 (zh) | 软件定义网络中生成路由控制动作的方法和相关设备 | |
US8897141B2 (en) | Network system and routing method | |
US10230581B2 (en) | Network management method and apparatus | |
JP6007799B2 (ja) | 集中管理型網制御システム | |
EP3061211A1 (en) | Multi-domain source routed forwarding based on collaborating network controllers | |
WO2018049649A1 (zh) | 网络性能测量方法及装置 | |
JP6323547B2 (ja) | 通信システム、制御装置、通信制御方法、および、プログラム | |
US20160065449A1 (en) | Bandwidth-Weighted Equal Cost Multi-Path Routing | |
US10237202B2 (en) | Network control device, network control method, and recording medium for program | |
CN106470165B (zh) | 一种负载分担方法、系统及相关设备 | |
CN106506275B (zh) | 一种预测交换节点目的端口传输时延的方法及装置 | |
JP4714171B2 (ja) | 経路計算装置、方法、およびプログラム | |
Luo et al. | Achieving fast and lightweight SDN updates with segment routing | |
JP5723334B2 (ja) | ネットワークトポロジの推定方法及びトポロジ推定装置 | |
KR20150135041A (ko) | 오픈플로우 라우팅 장치 및 방법 | |
JP6085260B2 (ja) | 経路制御システム、経路制御装置および経路制御方法 | |
KR101913745B1 (ko) | 소프트웨어 정의 네트워크에서 데이터 평면 애플리케이션을 활용하여 전송 경로를 설정하는 장치 및 방법 | |
JP5212503B2 (ja) | 通信制御装置、通信制御方法、および、通信制御プログラム | |
JP5060513B2 (ja) | 交流トラヒック推定装置、交流トラヒック推定方法およびそのプログラム | |
US10063420B2 (en) | Network control apparatus, network system, network control method, and program | |
CN104753778A (zh) | 一种跨域路径处理方法和装置 | |
US11570084B2 (en) | Path routing with delay constraints |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161025 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170117 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170125 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6084583 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |