JP2015164105A - 蓄電素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極体と密封容器とを備える蓄電素子であって、寿命性能が向上した蓄電素子を提供する。【解決手段】本発明に係る蓄電素子10は、正極142と負極143とセパレータ144及び145とが積層されて形成される電極体14と、電解液と、電極体14及び電解液を収容する密封容器11とを含み、密封容器11内の圧力は、10kPa以上80kPa以下である。【選択図】図6

Description

本発明は、電極体と電極体を内包する密封容器とを備えた蓄電素子に関する。
従来、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子として、ラミネートフィルムなどのシートで形成される密封容器を備える蓄電素子が知られている。ここで、このような蓄電素子においては、一般に、密封容器内部にガス(気体)が存在している。ガスとしては、蓄電素子の製造工程雰囲気の気体(例えば乾燥空気)や蓄電素子内部の液体(電解液など)の蒸気が挙げられる。また、意図的にガスの成分や圧力を調整することもある。
特許文献1には、電池内に0.1〜65Torrの低圧ガスが封入されたフィルム電池が開示されている。特許文献1に係るフィルム電池によれば、電池膨れが抑制されて各極板間の電気的接触が良好となり、空気中の水分と負極活物質との反応が抑制され、正極活物質の溶媒の揮散が防止されるとしている。
特開平5−151976号公報
しかしながら、上記密封容器を備える蓄電素子において、当該密封容器内の圧力を、特許文献1に記載されたフィルム電池のように大気圧に対して著しく低圧とした場合、正極、セパレータ及び負極が積層された電極体に加わる圧力が過度となる。これにより、電極体が損傷し、充放電サイクル経過後の容量低下が増大するなど電池の寿命性能の低下が顕著となる。
本発明は、上記課題を考慮し、電極体と密封容器とを備える蓄電素子であって、寿命性能が向上した蓄電素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電素子は、正極と負極とセパレータとが積層されて形成される電極体と、電解液と、前記電極体及び前記電解液を収容する密封容器とを含む蓄電素子であって、前記密封容器内の圧力は、10kPa以上80kPa以下である。
この構成によれば、密封容器内の圧力を80kPa以下とすることで、大気圧(約100kPa)により密封容器が適度に圧迫され、内蔵される正極、負極及びセパレータが適度に密着する。また、密封容器内の圧力を10kPa以上とすることで、電極体に加わる過度の圧力が原因で電極体の積層構造が損傷して内部抵抗が増大することを回避できる。よって、蓄電素子の寿命性能が良好となる。
また、前記密封容器は、ラミネートフィルムで構成されることにしてもよい。
この構成によれば、大気圧と密封容器内圧との適度な圧力差により、ラミネートフィルムが電極体と密着する状態となるので、良好な寿命性能を確保しつつ蓄電素子の薄型化及び小型化を実現できる。
また、前記密封容器内の気体成分の不燃性ガス分圧は、85%以上であることにしてもよい。
従来、特許文献1の電池などにおいて、電極体が損傷した場合、短絡などが起こることもある。この構成によれば、短絡などにより密封容器内で発熱異常が発生した場合であっても、発火することを防止できる。
また、前記不燃性ガスは、ヘリウムであることにしてもよい。
この構成によれば、ヘリウムリーク検出器を用いて密封容器の気密性を数値管理できるので、蓄電素子の信頼性が向上する。
本発明に係る蓄電素子によれば、電極体にかかる圧力が適度となり、蓄電素子の寿命性能が向上する。
実施の形態に係る蓄電素子の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る蓄電素子の分解斜視図である。 実施の形態に係る蓄電素子が有する電極体の構成を示す斜視図である。 実施の形態に係る蓄電素子の構造を示す断面図である。 実施の形態の変形例に係る蓄電素子の構造を示す断面図である。 密封容器内圧を変化させた場合の容量維持率を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る蓄電素子について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
[1.全体構成]
まず、図1〜図3を用いて、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10の全般的な説明を行う。
図1は、実施の形態に係る蓄電素子の外観を示す斜視図である。また、図2は、実施の形態に係る蓄電素子の分解斜視図である。また、図3は、実施の形態に係る蓄電素子が有する電極体の構成を示す斜視図である。
本実施の形態に係る蓄電素子10は、充放電することのできる二次電池であり、例えば、非水電解質二次電池である。非水電解質二次電池としては、例えば、正極活物質がコバルト酸リチウムなどのリチウム遷移金属酸化物であり、負極活物質が炭素材料であるリチウムイオン二次電池を挙げることができる。なお、蓄電素子10の種類は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよく、また、一次電池であってもよい。
蓄電素子10は、図1及び図2に示すように、密封容器11と、電極体14と、正極リード板12及び負極リード板13とを備える。
密封容器11は、シートからなる部材であり、本実施の形態では、複数の層で構成される筒状のラミネートフィルムの両端部が封止されることで構成されている。つまり、密封容器11は、シート同士(本実施の形態ではラミネートフィルムの一部同士)が接合されることで形成された封止部111を両端に有している。
なお、封止部111は、本実施の形態のように、1つのシートの部分同士が接合されることで形成される場合と、2つのシートの一方の一部と他方の一部とが接合されることで形成される場合とがある。つまり、複数の部材が組み合わされることで、密封容器11を構成するシートが実現されてもよい。言い換えると、密封容器11は複数のシートで構成されていてもよい。
また、密封容器11は、封止部111が形成される前は、例えば図2に示すように、両端部が開口した筒形状のシート11aである。
蓄電素子10において、密封容器11の内部には電解液などの液体が封入されているが、当該液体の図示および説明は省略する。
電極体14と接続された正極リード板12及び負極リード板13のそれぞれは、封止部111を貫通した状態で密封容器11から露出している。これら正極リード板12及び負極リード板13に電気的に接続された装置に、電極体14からの電力が供給される。
[2.電極体の構成]
電極体14は、図3に示すように、正極142及び負極143と、2枚のセパレータ144及び145とが交互に積層されるように捲回されることで形成されている。
つまり、電極体14は、正極142と、セパレータ144と、負極143と、セパレータ145とがこの順に積層され、かつ、断面が長円形状になるように捲回されることで形成されている。
正極142は、アルミニウムからなる長尺帯状の金属箔の表面に、正極活物質を含む合剤層が形成されたものである。
正極142が有する合剤層に含まれる正極活物質としては、例えば、LiMPO、LiMSiO、LiMBO(MはFe、Ni、Mn、Co等から選択される1種または2種以上の遷移金属元素)等のポリアニオン化合物、チタン酸リチウム、マンガン酸リチウム等のスピネル化合物、LiMO(MはFe、Ni、Mn、Co等から選択される1種または2種以上の遷移金属元素)等のリチウム遷移金属酸化物等を用いることができる。
負極143は、銅からなる長尺帯状の金属箔の表面に、負極活物質層を含む合剤層が形成されたものである。
負極143が有する合剤層に含まれる負極活物質としては、例えばリチウムイオンを吸蔵放出可能な負極活物質であれば、適宜公知の材料を使用できる。例えば、リチウム金属、リチウム合金(リチウム−アルミニウム、リチウム−シリコン、リチウム−鉛、リチウム−錫、リチウム−アルミニウム−錫、リチウム−ガリウム、およびウッド合金等のリチウム金属含有合金)の他、リチウムを吸蔵・放出可能な合金、炭素材料(例えば黒鉛、難黒鉛化炭素、易黒鉛化炭素、低温焼成炭素、非晶質カーボン等)、金属酸化物、リチウム金属酸化物(LiTi12等)、ポリリン酸化合物などが挙げられる。
このように構成された電極体14において、より具体的には、正極142と負極143とは、セパレータ144または145を介し、捲回軸方向(X軸方向)に互いにずらして捲回されている。
そして、正極142及び負極143は、それぞれのずらされた方向の端縁部に、活物質を含む合剤層が形成されていない部分(合剤層非形成部)を有する。
具体的には、正極142は、捲回軸方向の一端に、合剤層が形成されていない合剤層非形成部が積層された正極積層部142aを有している。また、負極143は、捲回軸方向の他端に、合剤層が形成されていない合剤層非形成部が積層された負極積層部143aを有している。
つまり、正極142の露出した金属箔の層によって正極積層部142aが形成され、負極143の露出した金属箔の層によって負極積層部143aが形成されている。
なお、正極142の金属箔及び負極143の金属箔の厚みは、ともに、例えば5μm〜20μmのうちのいずれかの値である。
正極リード板12は、正極積層部142aに取り付けられることで電極体14の正極142と接続される。
具体的には、正極積層部142aにおいてZ軸方向に並ぶ金属箔の層と層のとの間に、正極リード板12の端部が差し込まれ、例えば、正極リード板12を挟んで正極積層部142aの上下から加圧しながら超音波による振動が与えられる。つまり、超音波溶接によって、正極リード板12が電極体14の正極142と接続される。
また、負極リード板13は、負極積層部143aに取り付けられることで電極体14の負極143と接続される。
具体的には、正極リード板12と同様に、負極積層部143aにおける金属箔の層と層のとの間に、負極リード板13の端部が差し込まれ、例えば超音波溶接によって、負極リード板13と電極体14の負極143とが接続される。
なお、正極リード板12の素材は、例えば正極142の基材の金属箔と同じく、アルミニウムであり、負極リード板13の素材は、例えば負極143の基材の金属箔と同じく、銅である。
また、電極体14と、正極リード板12及び負極リード板13との接続の手法及び態様に特に限定はなく、例えば、リベットまたはボルト等を用いて、電極体14と、正極リード板12及び負極リード板13とが締結されてもよい。
また、例えば、正極リード板12の端部に折り曲げ部分を形成し、当該折り曲げ部分に、正極積層部142aの少なくとも一部を挟持させた状態で、正極リード板12と電極体14とを超音波溶接等によって接続してもよい。負極リード板13についても同様の態様で電極体14と接続してもよい。
また、正極リード板12と正極142との接合形態、及び、負極リード板13と負極143との接合形態は特に限定はなく、上述した超音波溶接以外にも、例えば、抵抗溶接であってもよい。
このように、溶接または締結等の手法によって、正極リード板12及び負極リード板13が取り付けられた電極体14は、両端部に開口11bを有する筒状のシート11aに挿入され、その後、これら両端部が封止される。
[3.密封容器の構成]
図4は、実施の形態に係る蓄電素子の構造を示す断面図である。本実施の形態における密封容器11を形成するラミネートフィルムは、例えば、金属層の一方の面にベースフィルム層を積層すると共に他方の面にシーラント層を積層した3層構造の矩形のフレキシブルなラミネートフィルムである。
シーラント層は、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂の層である。シーラント層の厚みは、例えば50μm〜400μmのいずれかの値であり、より好ましくは100μm〜300μmのいずれかの値である。
また、このようなラミネートフィルムの長手方向の両端部を溶着等によって接続することで筒状に形成され、その結果、図2に示すように、筒状のシート11aが得られる。ここで、筒状のシート11aの内面にはシーラント層が形成されており、外面にはベースフィルム層が形成されている。シート11aが正極リード板12及び負極リード板13のそれぞれを挟み込むようにして、両端部が、熱源を用いた加熱溶着、電磁波を用いた高周波溶着、または超音波振動を用いた超音波溶着等の手法によって溶着される。その結果、図4に示すように、正極リード板12及び負極リード板13が両端部から突出した状態で、密封容器11の両端部に封止部111が形成される。
なお、封止部111には、密封容器11の端部の内面のシーラント層同士が直接的に重ねられる部分と、金属板である正極リード板12及び負極リード板13が当該端部の内面の間に介在している部分とが存在する。
また、正極リード板12及び負極リード板13のそれぞれには、封止部111に対応する表面領域に、予めポリプロピレン等の樹脂層が形成されている。そのため、封止部111の形成の際の加熱により、当該樹脂層が密封容器11の端部の内面のシーラント層と溶着される。
このようにして、密封容器11の、正極リード板12が突出した正極側の端部と、負極リード板13が突出した負極側の端部とに、シート同士(本実施の形態ではラミネートフィルムの一部同士)が接合されることで形成された封止部111が形成される。なお、本実施の形態では、上述のように、封止部111には正極リード板12及び負極リード板13とシートとが接合された部分が含まれている。
また、より具体的には、密封容器11の両端部の一方が封止された後に、他方の端部から、真空脱気が行われ、密封容器11の内部空間に電解液が充填される。
電解液は適宜公知の材料を用いることができ、非水電解質二次電池では有機系の溶媒にLiPF、LiBFなどの電解質塩を溶解させている。
電解液が密封容器11の内部空間に充填された後で、再度真空脱気が行われ、その後、密封容器11の内部に不燃性ガスが充填される。そして、密封容器11の、当該他方の端部が熱溶着により封止され、これにより、電極体14、電解液及び不燃性ガスは密封容器11の内部に密封される。
ここで、本実施の形態に係る蓄電素子10は、上述した真空脱気、電解液充填及び不燃性ガス充填工程により、密封容器11の内部圧力である内圧Piが10kPa以上かつ80kPa以下であり、密封容器11内の不燃性ガスの分圧が85%以上となっている。
このように、密封容器11内の圧力を80kPa以下とすることで、大気圧Po(約100kPa)により密封容器11が適度に圧迫され、内蔵される正極142、負極143及びセパレータ144及び145が適度に密着する。また、密封容器11内の圧力を10kPa以上とすることで、電極体14に加わる過度の圧力が原因で電極体14の積層構造が損傷して内部抵抗が増大することを回避できる。よって、電池の寿命性能が良好となる。
また、大気圧と密封容器11の内圧との適度な圧力差を保ちつつ密封容器11をラミネートフィルムで構成することにより、ラミネートフィルムが電極体14と適度に密着する状態となるので、良好な寿命性能を確保しつつ蓄電素子の薄型化及び小型化を実現できる。
また、本実施の形態である非水電解質二次電池では、電解液に有機溶媒が用いられるため、密封容器11内で発熱異常が発生した場合、発火の危険性があるが、密封容器11内の不燃性ガスの分圧を85%以上とすることにより、密封容器11内で発熱異常が発生した場合であっても、発火することを防止できる。また、発火防止の観点から、密封容器11内の気体成分の酸素分圧は、15%以下であることが好ましい。
また、密封容器11内の不燃性ガスをヘリウムガスとすることにより、ヘリウムリーク検出器を用いて密封容器の気密性を数値管理できるので、蓄電素子10の信頼性が向上する。
なお、本発明に係る蓄電素子の密封容器の形状は、上述した形状に限定されず、例えば、電極体14を収容可能なように予め成形された複数の部材が組み合わされることで密封容器が構成されてもよい。
図5は、実施の形態の変形例に係る蓄電素子の外観を示す斜視図である。より具体的には、図5には、予め成形された2つの部材で構成された密封容器21を有する蓄電素子20の外観が表されている。第一外装体21a及び第二外装体21bのそれぞれは、立体形状のシートであり、例えばラミネートフィルムを成形することで作製される。第一外装体21aと第二外装体21bとの間に形成される空間に、正極リード板12及び負極リード板13が接続された電極体14が収容され、第一外装体21a及び第二外装体21bの互いの封止部211が、例えば熱溶着により封止される。
ここで、本変形例に係る蓄電素子20は、密封容器21内の真空脱気、電解液充填及び不燃性ガス充填工程により、密封容器21の内圧Piが10kPa以上かつ80kPa以下であり、密封容器21内の不燃性ガスの分圧が85%以上となっている。内圧Piを80kPa以下とすることにより、大気圧Po(約100kPa)により密封容器21が適度に圧迫され、内蔵される正極142、負極143及びセパレータ144及び145が適度に密着する。また、内圧Piを10kPa以上とすることにより、電極体14に加わる過度の圧力が原因で電極体14の積層構造が損傷して内部抵抗が増大することを回避できる。よって、電池の寿命性能が良好となる。また、大気圧と密封容器21の内圧との適度な圧力差を保ちつつ密封容器21をラミネートフィルムで構成することにより、ラミネートフィルムが電極体14と適度に密着する状態となるので、良好な寿命性能を確保しつつ蓄電素子の薄型化及び小型化を実現できる。また、密封容器21内で発熱異常が発生した場合であっても、発火することを防止できる。また、密封容器21内の不燃性ガスをヘリウムガスとすることにより、ヘリウムリーク検出器を用いて密封容器の気密性を数値管理できるので、蓄電素子20の信頼性が向上する。
なお、密封容器11及び21内に充填される不燃性ガスは、ヘリウムガスに限られない。密封容器11及び21内に充填される不燃性ガスとして、ヘリウムガス以外の不燃性ガスであってもよい。これにより、密封容器内で発熱異常が発生した場合であっても、発火することを防止できる。
不燃性ガスとしては、ハロンガス、フロンガス、不活性ガス などがあり、蓄電素子内部の他の材料との関係を考慮した上で適宜選択すればよい。ハロンガスの例としては、CFBr、CFCHFCF、CHFなどが挙げられる。フロンガスの例としては、CCl、CClなどが挙げられる。不活性ガスの例としては、He、Ne、Ar、Kr、Xe、Rnなどの希ガス、N、COなどが挙げられる。
また、上記の不燃性ガスは混合ガスであってもよい。例えば、N50%+Ar50%の混合ガス、N52%+Ar40%+CO8%の混合ガスなどであってもよい。
なお、不活性ガスは、不燃性の性質を有するとともに化学的にも安定しており、蓄電素子内に封入するガスとして好ましい。
[4.実施例]
次に、上記構成を有する蓄電素子10が、電池の寿命性能の向上を図ることができることについて、詳細に説明する。
まず、以下のようにして、後述する実施例1〜12及び比較例1〜8に示す、密封容器材料にラミネートフィルムを用いたラミネートセルの作製を行った。なお、実施例1〜12のラミネートセルは、いずれも、上述した実施の形態に係る蓄電素子10の具体例である。
(4−1)製造方法
実施例1〜12及び比較例1〜8のラミネートセルにおいて、正極としてコバルト酸リチウムを用い、負極として黒鉛を用い、セパレータとしてポリエチレン製微多孔膜を用いた。上記正極、負極及びセパレータで構成された電極体をラミネート容器に挿入し、真空脱気、電解液の充填、真空脱気、不燃性ガスの充填、及びラミネート容器の密封を実施した。なお、容量は20Ahとなるようラミネートセル(蓄電素子)を作製した。セル寸法は、いずれも、長さ20cm、幅12cm、厚み1cmとした。ここで、実施例ごと及び比較例ごとに、密封容器11内の圧力、不燃性ガスの分圧、及び酸素分圧の少なくともいずれかを変化させた。実施例1〜8及び比較例1〜6では、不燃性ガスとして窒素ガスを用いた。また、実施例9〜12及び比較例7〜8では、不燃性ガスとしてヘリウムガスを用いた。なお、表1〜表3に表された密封容器11内の圧力、不燃性ガスの分圧、及び酸素分圧の各値は、いずれも、上記製造工程完了後かつ使用(充放電)開始前において、25℃の雰囲気温度にて測定された値である。作製した実施例1〜12及び比較例1〜8のラミネートセルについて、寿命性能の評価パラメータとして、容量維持率の測定及び釘刺し試験を実施した。
(4−2)容量維持率
温度25℃にて、充電電圧4.1V・放電終止電圧2.75Vとして1000サイクルの寿命試験を実施した。そして、初期10サイクル後の容量に対する1000サイクル後の容量の割合を容量維持率(%)とした。
(4−3)釘刺し試験
温度25℃にて、電圧4.3Vで充電(やや過充電)した後、セル中央部に、直径3mmφのステンレス鋼製の釘を刺した。これにより、発火したセル数を計測した。
以上のようにして作製したラミネートセルの容量維持率及び釘刺し試験の結果を、以下の表1〜表3に示す。
まず、以下の表1を用いて、実施例1〜4及び比較例1〜4について説明する。実施例1〜4及び比較例1〜4は、密封容器11の内圧Piを1kPa〜90kPaの範囲で変化させたものである。表1には、実施例1〜4及び比較例1〜4についての容量維持率が示されている。なお、表1における各容量維持率の値は、3サンプルの平均値により算出されたものである。
Figure 2015164105
また、図6は、密封容器内圧を変化させた場合の容量維持率を示す図である。具体的には、同図は、表1における「容器内圧」を横軸(ラミネート容器内圧)とし、「容量維持率」を縦軸として、グラフ化したものである。
上記の表1及び図6に示すように、密封容器11の内圧が10kPa以上かつ80kPa以下であり、窒素分圧が85%(酸素分圧が15%)である場合(実施例1〜4)に、容量維持率85%以上が確保されている。ここで、実施例1〜4では、大気圧Po(約100kPa)と密封容器11の内圧Piとの圧力差(Po−Pi)が所定の圧力差(約20kPa〜90kPa)の範囲となっている。これにより、密封容器11が適度に外部から圧迫され、電極体14を構成する正極、負極及びセパレータ同士が適度に密着することにより、寿命性能の向上を図ることができているものと考えられる。
一方、密封容器内圧が10kPa未満である比較例1〜3では、容量維持率は84%以下となっている。これは、圧力差(Po−Pi)が過大となり、電極体14を構成する正極、負極及びセパレータに加わる圧力が過度となり、セパレータ他が変形及び損傷し、内部抵抗が増大するためと考えられる。
また、密封容器内圧が90kPaである比較例4では、容量維持率は83%以下となっている。これは、圧力差(Po−Pi)が過小となり、電極体14を構成する正極、負極及びセパレータに加わる圧力が過小となって電極間が広がり、内部抵抗が増大するためと考えられる。
表1及び図6に示された結果の通り、本実施の形態に係る蓄電素子10は、正極142と負極143とセパレータ144及び145とが積層されて形成される電極体14と、電解液と、ラミネートフィルムで構成された密封容器11とを含み、密封容器11内の圧力が、10kPa以上かつ80kPa以下であることを特徴とするものである。これにより、電池の寿命性能を向上させることが可能となる。
次に、以下の表2を用いて、実施例5〜8及び比較例5〜6について説明する。実施例5〜8及び比較例5〜6は、密封容器11の内圧Piを40kPaとし、窒素分圧を70%〜99%の範囲で変化させたものである。表2には、実施例5〜8及び比較例5〜6についての釘刺し試験結果が示されている。なお、表2における各釘刺し試験結果の値は、3サンプル(分母)を試験したうちの発火したサンプル数(分子)で表されている。
Figure 2015164105
上記の表2に示すように、密封容器11の窒素分圧が85%以上(酸素分圧が15%以下)である場合(実施例5〜8)に、釘刺し試験結果が良好(発火セル無し)となっている。これは、不燃性ガスである窒素の分圧が高くなるほど、釘刺しによる発熱があっても、セル内から蒸発した電解液と酸素とが反応して発火してしまうことを抑制できることによるものと考えられる。
一方、密封容器11の窒素分圧が70%及び80%である比較例5及び6では、発火セル数は、それぞれ3個及び2個となっている。これは、釘刺しによる発熱によりセル内から蒸発した電解液と酸素とが反応して発火したものと考えられる。
表2に示された結果より、本実施の形態に係る蓄電素子10において、密封容器11内の気体成分の不燃性ガスの分圧は、85%以上であることが好ましい。これにより、密封容器11内で発熱異常が発生した場合であっても、発火することを防止できる。
次に、以下の表3を用いて、実施例9〜12及び比較例7〜8について説明する。実施例9〜12及び比較例7〜8は、密封容器11の内圧Piを40kPaとし、ヘリウム分圧を70%〜99%の範囲で変化させたものである。表3には、実施例9〜12及び比較例7〜8についての釘刺し試験結果が示されている。なお、表3における各釘刺し試験結果の値は、3サンプル(分母)を試験したうちの発火したサンプル数(分子)で表されている。
Figure 2015164105
上記の表3に示すように、密封容器11のヘリウム分圧が85%以上(酸素分圧が15%以下)である場合(実施例9〜12)に、釘刺し試験結果が良好(発火セル無し)となっている。これは、不燃性ガスであるヘリウムの分圧が高くなるほど、釘刺しによる発熱があっても、セル内から蒸発した電解液と酸素とが反応して発火してしまうことを抑制できることによるものと考えられる。
一方、密封容器11の窒素分圧が70%及び80%である比較例7及び8では、発火セル数は、それぞれ2個及び1個となっている。これは、釘刺しによる発熱によりセル内から蒸発した電解液と酸素とが反応して発火したものと考えられる。但し、密封容器11内の不燃性ガスとして、窒素を用いるよりもヘリウムガスを用いる方が、不燃性ガス分圧が70%及び80%である場合において発火セル数が減少しており、安全性が向上している。ヘリウムは、軽い気体である上に不燃性であり、小さな分子径により隙間からセル外に放出され易い。この性質より、不燃性ガスとして窒素を用いる場合よりも消火能力が高いと考えられる。
表3に示された結果より、本実施の形態に係る蓄電素子10において、密封容器11内の気体成分のヘリウムガスの分圧は、85%以上であることが好ましい。これにより、密封容器11内で発熱異常が発生した場合であっても、発火することを防止できる。
さらに、密封容器11内の不燃性ガスとしてヘリウムガスを用いることにより、密封容器11の気密性を検査する蓄電素子の製造工程において、ヘリウムリーク検出器を使用することが可能となる。これにより、密封容器11の気密性を数値管理できるので、蓄電素子10の信頼性が向上する。
[5.その他]
以上、本発明に係る蓄電素子について、実施の形態に基づいて説明した。しかしながら、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を実施の形態に施したものも、あるいは、上記説明された複数の構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、蓄電素子10は、筒状に形成されたラミネートフィルムを密封容器11の材料として使用している。しかしながら、蓄電素子10の密封容器の形状に特に限定はなく、例えば、図5に示されたように、電極体14を収容可能なように予め成形された複数の部材が組み合わされることで密封容器21が構成されてもよい。
なお、電極体14の構造は捲回型ではなくてもよく、平板状の正極と負極とがセパレータを挟んで交互に積層された構造であってもよい。また、電極体14は、長尺帯状の正極と負極とがセパレータを挟んで蛇腹状に折り畳まれた構造であってもよい。
本発明は、電極体と密封容器とを備える蓄電素子であって、寿命性能が向上した蓄電素子を提供することができ、特に、ラミネート容器を備える蓄電素子等に適用することができる。
10、20 蓄電素子
11、21 密封容器
11a シート
11b 開口
12 正極リード板
13 負極リード板
14 電極体
21a 第一外装体
21b 第二外装体
111、211 封止部
142 正極
142a 正極積層部
143 負極
143a 負極積層部
144、145 セパレータ

Claims (4)

  1. 正極と負極とセパレータとが積層されて形成される電極体と、電解液と、前記電極体及び前記電解液を収容する密封容器とを含む蓄電素子であって、
    前記密封容器内の圧力は、10kPa以上80kPa以下である
    蓄電素子。
  2. 前記密封容器は、ラミネートフィルムで構成される
    請求項1に記載の蓄電素子。
  3. 前記密封容器内の気体成分の不燃性ガス分圧は、85%以上である
    請求項1または2に記載の蓄電素子。
  4. 前記不燃性ガスは、ヘリウムである
    請求項3に記載の蓄電素子。
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