JP2015164101A - 電池カバーの取付方法、カバー形成部材、電池カバー - Google Patents

電池カバーの取付方法、カバー形成部材、電池カバー Download PDF

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Abstract

【課題】電池モジュールの組立て作業性を高めつつ、防滴性・防塵性を高める。【解決手段】電池カバーMの取付方法は、板状の天板部21および前記天板部21の周縁部から前記天板部21の板面の方向に延びる側板部22を有するカバー形成部材20を、電池セル1の上面に前記天板部21が対向するように配置する工程と、前記側板部22を前記電池セル1の側面に沿うように折り曲げる工程と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、電池カバーの取付方法、カバー形成部材、電池カバーに関する。
近年、大容量かつ高効率な二次電池として、リチウムイオン二次電池や、ニッケル水素二次電池が開発されている。このような二次電池は、電池容器の内部に、正極板と負極板とがセパレータを介して交互に配列され、電解液とともに封入されている。
二次電池を、例えば電気自動車やハイブリッド自動車に搭載する場合、風力発電機等の蓄電池として用いる場合には、必要とされる蓄電量も多いため、複数個の二次電池(以下、個々の二次電池を電池セルと称する)がパッケージ化された電池パッケージを用いている。
電池パッケージは、複数個の電池セルからなる電池モジュールが、電池パッケージの外殻を構成するケースのトレー上に複数配列されることによって形成されている。また、電池モジュールを構成する複数個の電池セルは、電極どうしがバスバーによって電気的に接続されている。
このような電池パッケージを構成する電池モジュールにおいては、その上面に、各電池セルの電極、およびバスバーが露出する。これら電極やバスバーは、水や埃等がかからないようにするのが好ましい。そこで、複数の電池セルからなる電池モジュールの上面を覆う天板と、天板の周縁部から下方に延び、電池モジュールの側面に沿う側板部とを備えたカバーが多用されている。このようなカバーは、樹脂等の絶縁材料で形成されている。
また、特許文献1には、それぞれの電池セルの両側に樹脂枠を設けるとともに、樹脂枠の上端部に平板状の蓋カバーを係合させて設ける構成が開示されている。このような構成によれば、電池セルのそれぞれに樹脂枠を設けることで、電池セルの数の増減に容易に対応できるとしている。
特開2003−346754号公報
しかしながら、天板とその外周部から延びる外周側板とを備えたカバーは、所定数の電池セルが組み合わされた電池モジュールの上部に被せるために、カバーの側板部の内周面と、電池モジュールの外周側面との間に隙間が必要である。この隙間がないと、カバーの電池モジュールへの装着が困難となり、作業性が著しく低下する。しかし、この隙間により、カバーと電池モジュールとの間から、水分や埃等がカバー内に侵入してしまう可能性がある。
一方、特許文献1に開示された構成では、各電池セルに設けられた樹脂枠の上端部に平板状の蓋カバーを係合させるので、蓋カバーの係合は容易である。しかし、互いに隣接する樹脂枠同士の間に隙間があり、水分や埃等の侵入は防げない。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、電池モジュールの組立て作業性を高めつつ、防滴性・防塵性を高めることができる電池カバーの取付方法、カバー形成部材、電池カバーを提供することを目的とする。
この発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
この発明に係る電池カバーの取付方法は、板状の天板部および前記天板部の周縁部から前記天板部の板面の方向に延びる側板部を有するカバー形成部材を、電池セルの上面に前記天板部が対向するように配置する工程と、前記側板部を前記電池セルの側面に沿うように折り曲げる工程と、を備える。
このように、カバー形成部材の天板部を電池セルの正面に対向させた状態で、側板部を電池セルの側面に沿うよう折り曲げることで、側板部を電池セルの側面に密着させることができる。
また、カバー形成部材は、天板部と、天板部の周縁部から延びる側板部を有する板状をなしているので、立体的な形状の電池カバーを樹脂成形により製作する場合に比較し、高価な樹脂成形用の金型が不要であり、低コストで製作することができる。
また、この発明に係る電池カバーの取付方法は、前記天板部に前記電池セルの端子に接続される接続端子を挿入するための端子孔が複数形成され、前記カバー形成部材は、前記天板部のいずれか一方の表面を選択的に前記電池セルの天面に対向させて配置し、前記側板部を前記電池セルの側面に沿うように折り曲げるようにしてもよい。
このように構成することで、例えば、端子孔が天板部に対角状に形成されている場合、天板部のいずれか一方の表面を選択的に電池セルの天面に対向させ、側板部を電池セルの側面に沿うように折り曲げる。すると、1種類のカバー形成部材から、端子孔のレイアウトが対称となる2種類の電池カバーを製作することができる。
また、この発明に係る電池カバーの取付方法は、前記側板部に弾性変形可能なクッション材を設けておき、前記側板部を前記電池セルの側面に沿うように折り曲げるとき、前記側板部と前記電池セルの前記側面との間に前記クッション材を挟み込むようにしてもよい。
このように構成することで、クッション材により、防塵性、防滴性を高めることができる。クッション材は、側板部を折り曲げながら電池セルの側面に押しつけられるので、クッション材が捩れたりするのを防いで、容易かつ確実に取り付けることができる。
また、この発明に係るカバー形成部材は、板状で、電池セルの天面に対向配置される天板部と、前記天板部の周縁部から前記天板部の板面の方向に延び、前記電池セルの側面に沿って配置される側板部と、を有する。
このようなカバー形成部材は、上記したような電池カバーの取り付け方法により、天板部を電池セルの天面に対向させた状態で側板部を折り曲げることによって、側板部を電池セルの側面に密着させた状態で、電池カバーを装着することができる。
この発明に係る電池カバーは、上記カバー形成部材から形成された電池カバーであって、前記電池セルの天面に対向配置された前記天板部と、前記天板部の周縁部から前記電池セルの側面に沿うよう折り曲げ形成された側板部と、を備える。
このような電池カバーによれば、側板部を電池セルの側面に密着させた状態で装着することができる。
この発明に係る電池カバーの取付方法、カバー形成部材、電池カバーによれば、カバー形成部材の側板部を折り曲げることで、側板部を電池セルの側面に密着させた状態で装着することができる。その結果、電池モジュールの組立て作業性を高めつつ、防滴性・防塵性を高めることが可能となる。
この発明の一実施形態に係る電池カバーを備えた電池モジュールの全体構成を示す斜視図である。 電池モジュールを構成する電池セルの構成を示す斜視断面図である。 電池カバーを装着した電池モジュールの側断面図である。 電池カバーを装着した電池モジュールの正断面図である。 電池カバーを組電池に装着する状態を示す斜視図である。 カバー形成部材を図5とは反対側に折り曲げる状態を示す斜視図である。 (a)は、1種類の電池カバーを、互いに隣接する電池モジュールに装着した場合の例を示す平面図、(b)は、2種類の電池カバーを、互いに隣接する電池モジュールに装着した場合の例を示す平面図である。 電池カバーの側板部と電池セルの側面との間にクッション材を挟み込む場合の例を示す断面図である。
以下、この発明の一実施形態に係る電池カバーの取付方法、カバー形成部材、電池カバーを図面に基づき説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る電池カバーを備えた電池モジュールの全体構成を示す斜視図である。図2は、電池モジュールを構成する電池セルの構成を示す斜視断面図である。図3は、電池カバーを装着した電池モジュールの側断面図である。図4は、電池カバーを装着した電池モジュールの正断面図である。
図1に示すように、本実施形態の電池モジュールMは、複数の電池セル1で構成される組電池10と、組電池10を覆う電池カバー20と、を備えている。なお、本実施形態において、組電池10とは、複数の電池セル1で構成されるものを称し、電池モジュールMとは、複数の電池セル1で構成された組電池10と、電池カバー20とを有して構成されるものを称することとする。また、本実施形態では、電池セル1として、リチウムイオン二次電池を一例にとって説明する。
図2に示すように、電池セル1は、複数の正極板2と、複数の負極板3と、負極板3を覆うセパレータ4と、電解液(不図示)と、これらを収納するセルケース5と、を備えている。
各電極板2,3は、矩形シート状の集電体に活物質等を塗工されている本体と、矩形シート状の部分の縁から延びているタブとを有している。負極板3の負極板本体3aは、セパレータ4により完全に覆われ、負極板3のタブ3bは、一部がセパレータ4から露出している。セパレータ4は、絶縁性及び耐電解液性を有する樹脂、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンのようなポリオレフィン等で形成されている。
複数の正極板2と、それぞれがセパレータ4で覆われている複数の負極板3とは、タブ2b,3bが設けられている側が互いに同じ側になるよう、交互に重ね合わされて、電極積層体を形成している。なお、以下では、複数の正極板2及び複数の負極板3が積層されている方向をZ方向、各電極板2,3の本体2a,3aに対してタブ2b,3bが設けられている方向をY方向、Y方向及びZ方向に垂直な方向をX方向とする。また、Y方向において、各電極板2,3の本体2a,3aに対してタブ2b,3bが設けられている側を(+)Y側とする。
セルケース5は、アルミニウム等の金属で形成されている。このセルケース5は、電極積層体が入る直方体状の収納凹部が形成されているケース本体5Aと、このケース本体5Aの矩形状の開口を塞ぐ矩形状の蓋5Bと、を有している。ここで、蓋5Bの外側表面を蓋面5Baとし、ケース本体5Aの外側表面のうちで、蓋面5Baの外周部の四辺に隣接する面を側周面5Aaとする。また、側周面5Aaのうちで、Z方向で背合せの関係にある面を第一側面5Ab、X方向で背合せの関係にある面を第二側面5Acとする。
セルケース5の蓋5Bには、正極端子(端子)6及び負極端子(端子)7がそれぞれ絶縁材を介して固定されている。
さらに、この蓋5Bには、セルケース5の内圧が所定以上になったときに動作して、内部のガスを逃がす安全弁8が設けられていてもよい。正極端子6、負極端子7、安全弁8は、X方向に並んでおり、安全弁8は、正極端子6と負極端子7との間に位置している。
正極端子6及び負極端子7は、いずれも、蓋5Bを貫通した状態で蓋5Bに固定され、セルケース5の内側及び外側に突出している。正極端子6には、リードを介して正極板2のタブ2bが接続され、負極端子7には、リードを介して負極板3のタブ3bが接続されている。
組電池10を構成する複数の電池セル1は、セルケース5の蓋面5Baがいずれも(+)Y側を向き、互いの第一側面5Abが対向した状態で、Z方向に並んでいる。電池モジュールMは、以上で説明した組電池10及び電池カバー20の他、複数の電池セル1相互間に配置された絶縁板11と、複数の電池セル1の底に配置される電池支持プレート13と、各電池セル1の電極端子相互を電気的に接続するバスバー14と、を備えている。
図1、図3、図4に示すように、複数の電池セル1の積層方向であるZ方向で互いに隣接する二つの電池セル1は、一方の電池セル1の正極端子6と他方の電池セル1の負極端子7とがバスバー14で連結されている。バスバー14は、各電極端子6,7に形成されたネジ穴にねじ込んだ固定ボルト15により、各電極端子6,7に締結・固定されている。
電池カバー20は、各電極端子6,7、バスバー14の防塵や防滴等の目的で設けられるものである。この電池カバー20は、組電池10の天面10aを形成する複数の電池セル1の蓋面5Baと間隔をあけて対向する天板部21と、天板部21の周縁部から組電池10の四方の側面10sに沿うよう折り曲げ形成された側板部22と、を有している。
天板部21には、組電池10の電池セル1の正極端子6,負極端子7に接続される接続端子(図示無し)を挿入するための端子孔110が複数貫通形成されている。端子孔110は、組電池10を構成する複数の電池セル1のうち、Z方向の一端側の電池セル1の正極端子6と、Z方向の他端側の電池セル1の負極端子7との上方に、それぞれ形成されている。この実施形態において、組電池10は、奇数(例えば5個)の電池セル1から構成されている。したがって、一方の端子孔110およびZ方向の一端側の電池セル1の正極端子6はX方向の一端側に配置され、他方の端子孔110およびZ方向の他端側の電池セル1の負極端子7は、X方向の他端側に配置されている。このようにして、端子孔110は、矩形状の天板部21において対角状に配置されている。
図5は、電池カバーを組電池に装着する状態を示す斜視図である。
図5に示すように、電池カバー20は、例えば、ポリプロポレンやABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)等の絶縁性を有した樹脂材料からなる平板状のカバー形成部材100を折り曲げることで形成されている。カバー形成部材100は、矩形状の天板部21と、天板部21の四方の周縁部から連続して天板部21の板面の方向に延びる側板部22と、を有する。
このようなカバー形成部材100は、組電池10の天面10aに天板部21が対向するように配置する工程と、側板部22を組電池10の側面10sに沿うように折り曲げる工程と、を経ることで、組電池10に装着される。
側板部22を組電池10の側面10sに沿うように折り曲げる工程では、天板部21を組電池10の上面に対向させた状態で、側板部22を組電池10の側面10sに沿うよう折り曲げることで、側板部22が組電池10の側面10sに密着する。
ここで、カバー形成部材100には、天板部21の外周縁部において、側板部22の折り目となる部分に、予め溝105等を形成しておき、この溝105に沿ってカバー形成部材100を折り曲げるようにしても良い。
したがって、上述した電池カバー20の取付方法、カバー形成部材100、電池カバー20によれば、天板部21と、天板部21の周縁部から延びる側板部22を有したカバー形成部材100を用いる。そして、カバー形成部材100の天板部21を組電池10の電池セル1の正面に対向させた状態で、側板部22を組電池10の側面10sに沿うよう折り曲げることで、電池カバー20を組電池10に装着する。このようにして、側板部22を組電池10の側面10sに確実に密着させることができる。その結果、電池モジュールMの組立て作業性を高めつつ、防滴性・防塵性を高めることが可能となる。
ここで、この実施形態では、組電池10を5個の電池セル1から形成したが、組電池10を構成する電池セル1の数が上記実施形態と異なる場合でも、それぞれの電池セル1の個数に合わせたカバー形成部材100を用意すれば良い。天板部21と側板部22とを有した板状のカバー形成部材100は、板状の樹脂材料をプレス機で打ち抜き加工したり、レーザ切断機で切り出し加工することで形成できる。したがって、組電池10を構成する電池セル1の数に応じて、それぞれ、射出成形により立体的な電池カバー20を製作する場合に比較して、金型コストを大幅に低減できる。
また、この実施形態では、組電池10を5個の電池セル1から形成し、これに伴い、端子孔110が、矩形状の天板部21において対角状に配置されている。この場合、カバー形成部材100において、天板部21のいずれか一方の表面を選択的に組電池10の電池セル1の天面10aに対向させ、側板部22を組電池10の側面10sに沿うように折り曲げることができる。
つまり、図5に示したように、カバー形成部材100は、天板部21の一方の表面(図5において、下方を向いている側の表面)を組電池10の電池セル1に対向させ、側板部22を天板部21に対して一方の表面側に折り曲げることによって、電池カバー20Aを形成することができる。
図6は、カバー形成部材を図5とは反対側に折り曲げる状態を示す斜視図である。この図6に示すように、同じカバー形成部材100は、天板部21の他方の表面(図6において、上方を向いている側の表面)21gを組電池10の電池セル1に対向させ、側板部22を天板部21に対して表面21g側に折り曲げることによって、電池カバー20Bを形成することができる。ここで、電池カバー20Aと、電池カバー20Bとでは、端子孔110のレイアウトが対称となる。このようにして、1種類のカバー形成部材100から、2種類の電池カバー20A,20Bを製作することができる。
図7(a)は、1種類の電池カバーを、互いに隣接する電池モジュールに装着した場合の例を示す平面図である。図7(b)は、2種類の電池カバーを、互いに隣接する電池モジュールに装着した場合の例を示す平面図である。
ここで、図7(a)に示すように、一種類の電池カバー20Aを、互いに隣接する電池モジュールMのそれぞれに装着すると、電池モジュールMどうしが隣接する部分で、一方の電池モジュールMに装着された電池カバー20Aの端子孔110と、他方の電池モジュールMに装着された電池カバー20Bの端子孔110とが、X方向において反対側に配置される。したがって、互いに隣接する電池モジュールMの正極端子6と負極端子7とを接続しようとすると、接続線200Aは、電池モジュールMのX方向における長さと同等の長さが必要となる。
これに対し、図7(b)に示すように、端子孔110のレイアウトが対称となっている電池カバー20Aと、電池カバー20Bとを、互いに隣接する電池モジュールMに装着すると、電池モジュールMどうしが隣接する部分で、一方の電池モジュールMに装着された電池カバー20Aの端子孔110と、他方の電池モジュールMに装着された電池カバー20Bの端子孔110とが、X方向において同じ側に配置される。これにより、互いに隣接する電池モジュールMの正極端子6と負極端子7とを、最短距離の接続線200Bで接続すること可能となる。
(その他の変形例)
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、図8は、電池カバーの側板部と電池セルの側面との間にクッション材を挟み込む場合の例を示す断面図である。
この図8に示すように、電池カバー20の側板部22と、組電池10の側面10sとの間に、ゴム系材料、軟質樹脂系材料等からなるクッション材120を挟み込むようにしても良い。
このようなクッション材120は、カバー形成部材100の側板部22に、接着剤や両面接着テープ等により設けておく。
そして、カバー形成部材100の天板部21を組電池10の電池セル1の天面10aに対向させて配置させた後、側板部22を組電池10の側面10sに沿うように折り曲げるとき、側板部22と組電池10の側面10sとの間にクッション材120を挟み込むようにする。
このように構成することで、クッション材120は、側板部22を折り曲げながら組電池10の側面10sに押しつけられる。予め立体的な形状に成形された電池カバーの場合、電池カバーと組電池10の側面との間にクッション材120を配置しようとすると、電池カバーの装着時に、クッション材120が捩れる等してしまう。これに対し、この実施形態の変形例では、クッション材120が捩れたりするのを防いで、クッション材120を容易かつ確実に取り付けることができる。
また、上記実施形態では、電池として、特にリチウムイオン二次電池を例にとって説明したが、本発明はこれに限られず、他の電池であってもよい。
1 電池セル
1s 側面
2 正極板
2a,3a 本体
2b タブ
3 負極板
3a 負極板本体
3b タブ
4 セパレータ
5 セルケース
5A ケース本体
5Aa 側周面
5Ab 第一側面
5Ac 第二側面
5B 蓋
5Ba 蓋面
6 正極端子(端子)
7 負極端子(端子)
8 安全弁
10 組電池
10a 天面
10s 側面
11 絶縁板
13 電池支持プレート
14 バスバー
15 固定ボルト
20,20A,20B 電池カバー
21 天板部
21f 表面
21g 表面
22 側板部
100 カバー形成部材
105 溝
110 端子孔
120 クッション材
M 電池モジュール

Claims (5)

  1. 板状の天板部および前記天板部の周縁部から前記天板部の板面の方向に延びる側板部を有するカバー形成部材を、電池セルの上面に前記天板部が対向するように配置する工程と、
    前記側板部を前記電池セルの側面に沿うように折り曲げる工程と、
    を備える電池カバーの取付方法。
  2. 前記天板部に前記電池セルの端子に接続される接続端子を挿入するための端子孔が複数形成され、
    前記カバー形成部材は、前記天板部のいずれか一方の表面を選択的に前記電池セルの天面に対向させて配置し、前記側板部を前記電池セルの側面に沿うように折り曲げる請求項1に記載の電池カバーの取付方法。
  3. 前記側板部に弾性変形可能なクッション材を設けておき、
    前記側板部を前記電池セルの側面に沿うように折り曲げるとき、前記側板部と前記電池セルの前記側面との間に前記クッション材を挟み込む請求項1または2記載の電池カバーの取付方法。
  4. 板状で、電池セルの天面に対向配置される天板部と、
    前記天板部の周縁部から前記天板部の板面の方向に延び、前記電池セルの側面に沿って配置される側板部と、を有するカバー形成部材。
  5. 請求項4に記載のカバー形成部材から形成された電池カバーであって、
    前記電池セルの天面に対向配置された前記天板部と、
    前記天板部の周縁部から前記電池セルの側面に沿うよう折り曲げ形成された側板部と、
    を備える電池カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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