JP2015162994A - デマンドコントローラ、電力監視ユニット、及び、設定プログラム - Google Patents

デマンドコントローラ、電力監視ユニット、及び、設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】負荷の使用電力量を警報レベルに応じた時間間隔で送信する場合のユーザの利便性を向上させること。【解決部】負荷の使用電力量と警報レベルとを比較し、負荷の使用電力量が警報レベルを越えるとその警報レベルに応じて負荷40の動作を制御するデマンドコントローラ30であって、設定されている時間間隔で負荷の使用電力量を外部に送信する送信手段と、時間間隔を設定する設定手段と、を備え、設定手段は、時間間隔を警報レベルに応じて変更可能である、デマンドコントローラ。【選択図】図1

Description

負荷の使用電力量を監視する技術に関する。
従来、家の環境やエネルギーの使用状況などの環境状態を環境検出値に変換し、変換した環境検出値を決められた時間間隔で住宅設備機器に送信する環境検出装置において、環境検出値に基づいて上述した時間間隔を決定するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、上述した特許文献1に記載の技術では、人検知センサによって人の在/不在を環境検出値として検出し、在の場合には時間間隔T1で、不在に変化すると時間間隔T2で、さらに人が検出されなくなって時間T4が経過すると時間間隔T3で環境検出値を送信している。
特開平11−94334号公報
上述した従来の技術では、環境検出値に基づいて決定される時間間隔が環境検出値に応じて固定されている。例えば環境検出値が在の場合は時間間隔がT1に固定されており、不在の場合は時間間隔がT2(T1<T2)に固定されている。
ところで、負荷の使用電力量を警報レベルに応じた時間間隔でクラウドサーバなどの外部の装置に送信し、ユーザが外部の装置にアクセスして使用電力量を監視したいという場合もある。この場合、どのような時間間隔で使用電力量が送信されることを望むかはユーザによって必ずしも同じではないため、設定される時間間隔が警報レベル毎に固定されていると不便である。
本明細書では、負荷の使用電力量を警報レベルに応じた時間間隔で送信する場合のユーザの利便性が向上する技術を開示する。
本明細書によって開示されるデマンドコントローラは、負荷の使用電力量と警報レベルとを比較し、前記負荷の使用電力量が警報レベルを越えるとその警報レベルに応じて前記負荷の動作を制御するデマンドコントローラであって、設定されている時間間隔で前記負荷の使用電力量を外部に送信する送信手段と、前記時間間隔を設定する設定手段と、を備え、前記設定手段は、前記時間間隔を前記警報レベルに応じて変更可能である。
上記デマンドコントローラによると、負荷の使用電力量を送信する時間間隔を警報レベルに応じて変更できるので、負荷の使用電力量を送信する時間間隔が警報レベルに応じて固定されている場合に比べてユーザの利便性が向上する。
また、前記設定手段は、デマンド時限の約数の中から前記時間間隔を設定してもよい。
一般にある一定時間の使用電力量のことをデマンド値といい、この一定時間をデマンド時限という。上記デマンドコントローラによると、デマンド時限の約数の中から時間間隔を設定するので、デマンド時限毎に使用電力量を送信することができる。
また、前記送信手段は、デマンド時限の途中で前記警報レベルが変化した場合は、デマンド時限の開始時を起点として、変化後の警報レベルに応じた時間間隔毎に前記負荷の使用電力量を送信してもよい。
上記デマンドコントローラによると、警報レベルが変化してもデマンド時限毎に使用電力量を送信することができる。
また、上記デマンドコントローラは、前記時間間隔を固定する固定モードと、前記時間間隔を前記負荷の使用電力量に応じて可変とする可変モードとを切り替え可能であってもよい。
上記デマンドコントローラによると、固定モード又は可変モードを切り替えることができるので、ユーザの利便性が向上する。
また、前記設定手段は、外部から受信した時間間隔を設定してもよい。
上記デマンドコントローラによると、外部から受信した時間間隔を設定するので、時間間隔を設定するための操作部をデマンドコントローラに設けなくてもよい。これによりデマンドコントローラの構成を簡素にすることができる。
また、上記デマンドコントローラは、操作部を備え、前記設定手段は、ユーザが前記操作部を操作して指定した時間間隔を設定してもよい。
上記デマンドコントローラによると、負荷の使用電力量を送信する時間間隔をユーザが設定できる。
また、本明細書によって開示される電力監視ユニットは、警報レベルに応じて負荷の動作を制御するデマンドコントローラに前記負荷の使用電力量を出力する電力監視ユニットであって、設定されている時間間隔で前記負荷の使用電力量を外部に送信する送信手段と、前記時間間隔を設定する設定手段と、を備え、前記設定手段は、前記時間間隔を前記警報レベルに応じて変更可能である。
上記電力監視ユニットによると、負荷の使用電力量を送信する時間間隔を警報レベルに応じて変更できるので、負荷の使用電力量を送信する時間間隔が警報レベルに応じて固定されている場合に比べてユーザの利便性が向上する。
また、本明細書によって開示される設定プログラムは、デマンドコントローラと通信可能に接続されているコンピュータで実行される設定プログラムであって、ユーザから時間間隔の指定を受け付ける時間受付処理と、前記時間受付処理で受け付けた時間間隔を前記デマンドコントローラに送信する時間送信処理と、を前記コンピュータに実行させる。
上記設定プログラムによると、デマンドコントローラと通信可能に接続されているコンピュータから時間間隔を設定することができる。
また、上記設定プログラムは、前記時間受付処理において、デマンド時限の約数の中から時間間隔の指定を受け付けてもよい。
上記設定プログラムによると、デマンド時限の約数の中から時間間隔の指定を受け付けるので、デマンド時限毎に使用電力量を送信することができる。
また、上記設定プログラムは、ユーザから前記デマンドコントローラの送信モードとして固定モード又は可変モードの選択を受け付ける選択受付処理と、前記選択受付処理で受け付けた送信モードに設定する指示を前記デマンドコントローラに送信する指示送信処理と、を前記コンピュータに実行させてもよい。
上記設定プログラムによると、デマンドコントローラと通信可能に接続されているコンピュータからデマンドコントローラの送信モードを指示することができる。
上記のデマンドコントローラによると、負荷の使用電力量を警報レベルに応じた時間間隔で送信する場合のユーザの利便性が向上する。
実施形態1に係るデマンド監視システムの全体構成を示す模式図。 デマンドコントローラの電気的構成を示すブロック図。 警報レベルを説明するための模式図。 警報レベル毎に設定されている時間間隔の一例を示す模式図。 送信タイミングの決定の仕方について説明するための模式図。 設定画面を示す模式図。 実施形態2に係るデマンドコントローラの電気的構成を示すブロック図。 実施形態3に係るデマンド監視システムの全体構成を示す模式図。
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図6によって説明する。
(1)デマンド監視システムの構成
先ず、図1を参照して、デマンド監視システム1の全体構成について説明する。デマンド監視システム1はオフィスビルなどの商業施設に設置されている空調機器や照明機器などの負荷40の使用電力量を監視及び制御するシステムである。
ここで、図1において負荷40、制御ユニット50、及び、分電盤60はデマンド監視システム1を構成するものではなく、デマンド監視システム1とは別に商業施設に設置されているものである。制御ユニット50は負荷40を制御する装置である。分電盤60は負荷40に電力を供給するものであり、電力線Lを通じて負荷40に接続されている。
デマンド監視システム1はパワーメータ10、I/Oユニット20、及び、デマンドコントローラ30を備えて構成されている。パワーメータ10は電力線Lに設けられており、負荷40で使用される使用電力量を監視してデマンドコントローラ30に出力する。I/Oユニット20はデマンドコントローラ30と制御ユニット50とを通信可能に接続するための入出力インタフェースである。
デマンドコントローラ30は負荷40の使用電力量と警報レベルとを比較し、負荷40の使用電力量が警報レベルを越えるとその警報レベルに応じて負荷40の動作を制御する装置である。
(2)デマンドコントローラの電気的構成
図2に示すように、デマンドコントローラ30は制御部70、第1通信部71、第2通信部72、第3通信部73などを備えて構成されている。
制御部70はCPU70A、EEPROM70B、RAM70C、ASIC70Dなどを備えている。CPU70AはEEPROM70Bに記憶されている制御プログラムを実行することによってデマンドコントローラ30の各部を制御する。EEPROM70Bは不揮発性のメモリであり、CPU70Aによって実行される制御プログラムなどが記憶されている。また、EEPROM70Bには後述する時間間隔も記憶される。RAM70CはCPU70Aが各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。制御部70は送信手段、及び、設定手段の一例である。
第1通信部71はデマンドコントローラ30と外部の装置とをLAN(Local Area Network)やインターネットなどの通信ネットワークを介して通信可能に接続するためのハードウェアインタフェースである。外部の装置とはクラウドサーバ80や外部のコンピュータ90などのことである。第1通信部71は送信手段の一例である。
第2通信部72はデマンドコントローラ30とパワーメータ10とを有線あるいは無線によって通信可能に接続するためのハードウェアインタフェースである。デマンドコントローラ30とパワーメータ10とを接続するための通信規格としてはRS485などを用いることができる。
第3通信部73はデマンドコントローラ30とI/Oユニット20とを有線あるいは無線によって通信可能に接続するためのハードウェアインタフェースである。デマンドコントローラ30とI/Oユニット20とを接続するための通信規格としてもRS485などを用いることができる。
(3)制御部によって実行される処理
次に、制御部70によって実行される処理について説明する。制御部70は、次に説明する電力量送信処理、動作制御処理、及び、送信モード切替処理を実行する。
(3−1)電力量送信処理
電力量送信処理は、パワーメータ10から出力されてくる使用電力量を予め設定されている時間間隔でクラウドサーバ80に送信する処理である。
ここでは先ず本実施形態で想定されている電気料金の決定の仕方について簡単に説明する。毎月の電気料金には契約デマンド値から算出される基本料金が含まれている。ここでデマンド値とは、デマンド時限当たりの使用電力量のことである。デマンド時限とは予め決められた時間の区切りのことであり、本実施形態では30分であるとする。
デマンド値が契約デマンド値を越えてしまうと自動的に契約デマンド値が更新されてしまい、その後の1年間は更新後の契約デマンド値から基本料金が算出される。このため翌月以降のデマンド値を抑制できたとしても、高い基本料金を支払わなければならないことになる。
このような理由から、契約デマンド値を更新してしまわないようにデマンド値を監視することが求められている。そこで、デマンドコントローラ30はパワーメータ10から出力されたデマンド値を予め設定されている時間間隔でクラウドサーバ80に送信する。クラウドサーバ80にデマンド値を送信すると、ユーザは例えば外出先などからでもデマンド値を監視することができる。
ところで、デマンド値が大きい場合は契約デマンド値を更新してしまう虞があるので頻繁にデマンド値を監視することが望ましいといえる。このため、デマンド値が大きい場合は短い時間間隔でデマンド値を送信することが望ましいといえる。これに対し、デマンド値が小さい場合は、デマンド値が大きい場合と同じ時間間隔でデマンド値を送信すると、通信ネットワークに無用な負荷をかけてしまったり、あるいはクラウドサーバ80の記憶領域を無駄に圧迫してしまったりする虞がある。
そこで、本実施形態では、図3に示すように、契約デマンド値を基準として警報レベル1、警報レベル2、警報レベル3の3段階の警報レベルを設定し、警報レベルを越えるごとに時間間隔を変更する。警報レベルは、警報レベル1、警報レベル2、警報レベル3の順に契約デマンド値との差が小さくなっており、警報レベルが上がるほどデマンド値が契約デマンド値を越える可能性が高くなる。
図4は、警報レベル毎に設定されている時間間隔の一例を示している。図4に示す例では、デマンド値が警報レベル1に達していない場合を警報なしとしている。警報なしには時間間隔として30分が設定されており、警報レベル1には10分、警報レベル2には5分、警報レベル3には3分が設定されている。
この場合、デマンドコントローラ30はデマンド値が警報レベル1に達していない場合は時間間隔を30分に設定し、警報レベル1を越えた場合は時間間隔を10分に変更する。同様に、デマンドコントローラ30は警報レベル2を越えた場合は時間間隔を5分に変更し、警報レベル3を越えた場合は時間間隔を3分に変更する。
次に、図5を参照して、警報レベルが変化した場合の送信タイミングの決定の仕方について説明する。警報レベルが変化した場合は、デマンド時限の開始時を起点として、変化後の警報レベルに応じた時間間隔毎にデマンド値が送信される。
具体的には、デマンド値の送信タイミングは、デマンド時限の開始時を起点として、警報レベル毎にその警報レベルの時間間隔に応じて決定される。例えば警報レベルに応じて図4に示す時間間隔が設定されていたとする。その場合、警報なしの場合の送信タイミングはデマンド時限の開始時、及び、デマンド時限の開始時から30分後に決定される。同様に、警報レベル1の場合の送信タイミングはデマンド時限の開始時、デマンド時限の開始時から10分後、20分後、及び、30分後に決定される。警報レベル2及び警報レベル3についても同様である。
このため、例えばデマンド時限の開始時の警報レベルが警報なしであり、デマンド時限の開始時から7分が経過したときにデマンド値が警報レベル1を越えたとする。この場合、警報レベル1における次回の送信タイミングはデマンド時限の開始時から10分後と決定されているので、デマンド値が警報レベル1を越えたときから3分後に次回のデマンド値の送信が行われることになる。
また、例えば図5に示すようにデマンド時限の開始時から23分が経過した時点でデマンド値が警報レベル2を越えたとすると、警報レベル2における次回の送信タイミングはデマンド時限の開始時から25分後と決定されているので、デマンド値が警報レベル2を越えたときから2分後に次回のデマンド値の送信が行われることになる。
また、例えば図5に示すようにデマンド時限の開始時から26分が経過した時点でデマンド値が警報レベル3を越えたとすると、警報レベル3における次回の送信タイミングはデマンド時限の開始時から27分後と決定されているので、デマンド値が警報レベル3を越えたときから1分後に次回のデマンド値の送信が行われることになる。
(3−2)動作制御処理
動作制御処理は、パワーメータ10から出力されたデマンド値に応じて負荷40の動作を制御する処理である。ここでは動作制御処理として、パワーメータ10から出力されたデマンド値に応じて負荷40を停止する場合を例に説明する。
デマンドコントローラ30は、パワーメータ10から出力されたデマンド値を前述した警報レベルと比較し、どの警報レベルを越えたかによって停止する負荷40の台数を決定する。そして、デマンドコントローラ30は決定した台数の負荷40を停止させる。
具体的には例えば、負荷40の台数が10台であったとすると、デマンドコントローラ30は、デマンド値が警報レベル1に達していない場合は10台全てを稼働させ、警報レベル1を越えた場合はいずれか2台の負荷40を停止させ、警報レベル2を越えた場合はいずれか3台の負荷40を停止させ、警報レベル3を越えた場合はいずれか4台の負荷40を停止させるといった制御を行う。
なお、上述した動作制御処理は一例であり、デマンド値に応じてどのように負荷40を制御するかは適宜に決定することができる。例えば、停止期間中、空調機器の全機能を完全に停止すると室温が上昇してユーザに不快感を与える。そのため、空調機器を停止する際には、コンプレッサ(すなわち、冷却サイクルを構成する圧縮器)だけを停止させ、送風用のファンは停止させないようにしてもよい。
(3−3)送信モード切替処理
デマンドコントローラ30には、送信モードとして時間間隔を固定する固定モードと、時間間隔をデマンド値に応じて可変とする可変モードとがある。送信モード切替処理はそれらの送信モードを切り替える処理である。
ユーザはデマンドコントローラ30と通信可能に接続されている外部のコンピュータ90からデマンドコントローラ30に送信モードの切り替えを指示することができる。外部のコンピュータ90から送信モードの切り替えを指示する処理についての説明は後述する。
デマンドコントローラ30は、外部のコンピュータ90から送信モードの切り替えを指示されると、外部のコンピュータ90から指示された送信モードに切り替える。送信モードを固定モードに切り替えた場合は、デマンドコントローラ30は警報レベルによらず常に固定の時間間隔でデマンド値を送信する。一方、送信モードを可変モードに切り替えた場合は、デマンドコントローラ30は警報レベルに応じた時間間隔でデマンド値を送信する。
(4)時間間隔の設定
各警報レベルに応じてどのような時間間隔でデマンド値が送信されてくることを望むかはユーザによって必ずしも同じではない。例えば警報なしの場合に30分間隔で送信されてくることを望むユーザがいる可能性もあれば、15分間隔で送信されてくることを望むユーザがいる可能性もある。あるいは、警報レベル2については警報レベル1と同じく10分間隔でよいと考えるユーザがいる可能性もある。このため、時間間隔が警報レベルに応じて固定で設定されているとユーザにとって不便である。
そこで、本実施形態では、デマンドコントローラ30と通信可能に接続されている外部のコンピュータ90からユーザが警報レベルに応じて時間間隔を変更することができる。なお、外部のコンピュータ90はパーソナルコンピュータであってもよいし、タブレット端末やスマートフォンなどの携帯情報端末であってもよい。
ここで、本実施形態では前述したようにユーザが外部のコンピュータ90からデマンドコントローラ30の送信モードを切り替えることもできるものとする。
図6は、外部のコンピュータ90によって表示される設定画面100を示している。設定画面100は外部のコンピュータ90が設定プログラムを実行することによって表示される画面である。
設定画面100には時間間隔を指定するための項目群101などが表示される。時間間隔を指定するための項目群101において「決まった間隔で送信」は固定モードを設定するための項目であり、「警報レベル毎に変更」は可変モードを設定するための項目である。
「決まった間隔で送信」を選択した場合は設定画面100の表示が固定モードの時間間隔を指定する表示に切り替わり、ユーザはそこで固定モードの時間間隔を指定する。一方、「警報レベル毎に変更」を選択した場合は、ユーザは警報レベル毎に所望の時間間隔を指定する。
ただし、本実施形態では、時間間隔に任意の時間間隔を指定することはできないものとする。具体的には、本実施形態ではプルダウンメニュー102に表示された時間間隔の中からしか時間間隔を選択できないものとする。このようにした理由について以下に説明する。
前述したように本実施形態ではデマンド時限が30分であるとしている。このため、仮に時間間隔として7分が指定されたとすると、デマンド値が送信される時間は、デマンド時限の開始時を0分として、7分、14分、21分、28分、35分となり、30分丁度におけるデマンド値が送信されなくなってしまう。
このため、上述したプルダウンメニュー102には時間間隔として30分の約数のみが表示される。従って、ユーザは30分の約数の中からしか時間間隔を選択することができない。なお、図6では分の単位で時間間隔を表示しているが、例えば秒の単位で指定できる場合は1800(=30×60)の約数を選択可能にしてもよい。
ユーザは、上述した設定画面100での設定が終わった後に図示しない[設定転送]ボタンをクリックする。コンピュータは[設定転送]ボタンがクリックされると設定画面100で指定された送信モードや警報レベル毎の時間間隔などをデマンドコントローラ30に送信する。デマンドコントローラ30は、外部のコンピュータ90から送信モードや警報レベル毎の時間間隔などを受信すると、それらをEEPROM70Bに記憶する。これによりデマンドコントローラ30に送信モードや警報レベル毎の時間間隔が設定される。
設定プログラムが設定画面100でユーザから時間間隔の指定を受け付ける処理は時間受付処理の一例である。また、設定プログラムが設定画面100で受け付けた時間間隔をデマンドコントローラ30に送信する処理は時間送信処理の一例である。また、設定プログラムが設定画面100で送信モードの選択を受け付ける処理は選択受付処理の一例である。また、設定プログラムが設定画面100で受け付けた送信モードに設定する指示をデマンドコントローラ30に送信する処理は指示送信処理の一例である。
(4)実施形態の効果
以上説明した実施形態1に係るデマンドコントローラ30によると、ユーザは負荷40の使用電力量を送信する時間間隔を警報レベルに応じて変更できるので、負荷40の使用電力量を送信する時間間隔が警報レベル毎に固定されている場合に比べてユーザの利便性が向上する。
更に、デマンドコントローラ30によると、デマンド時限の途中で警報レベルが変化した場合は、デマンド時限の開始時を起点として、変化後の警報レベルに応じた時間間隔毎に負荷40の使用電力量を送信するので、警報レベルが変化してもデマンド時限毎に使用電力量を送信することができる。
更に、デマンドコントローラ30によると、デマンドコントローラ30の送信モードを固定モード又は可変モードに切り替えることができるので、ユーザの利便性が向上する。
更に、デマンドコントローラ30によると、外部から受信した時間間隔を設定するので、時間間隔を設定するための操作部をデマンドコントローラ30に設けなくてもよい。これによりデマンドコントローラ30の構成を簡素にすることができる。
また、実施形態1に係る設定プログラムによると、デマンドコントローラ30と通信可能に接続されているコンピュータから時間間隔を設定することができる。
更に、設定プログラムによると、デマンド時限の約数の中から時間間隔の指定を受け付けるので、デマンドコントローラ30はデマンド時限毎に使用電力量をクラウドサーバ80に送信することができる。
更に、設定プログラムによると、デマンドコントローラ30と通信可能に接続されているコンピュータからデマンドコントローラ30の送信モードを指示することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図7によって説明する。
前述した実施形態1では時間間隔の指定や送信モードの切り替えを外部のコンピュータ90から行う場合を例に説明した。これに対し、実施形態2に係るデマンドコントローラ120では、ユーザはデマンドコントローラ30を直接操作して時間間隔の指定や送信モードの切り替えを行うことができる。
図7に示すように、実施形態2に係るデマンドコントローラ30は操作部74を備えている。操作部74は、液晶ディスプレイなどの表示装置や各種の操作ボタンを備えて構成されている。ユーザは操作部74を操作することによって時間間隔の指定や送信モードの切り替えなどの各種の操作を行うことができる。
以上説明した実施形態2に係るデマンドコントローラ30によると、ユーザはデマンドコントローラ30を直接操作して時間間隔の指定や送信モードの切り替えを行うことができるので、ユーザの利便性が向上する。
<実施形態3>
次に、実施形態3を図8によって説明する。
前述した実施形態1ではデマンドコントローラ30がクラウドサーバ80にデマンド値を送信する場合を例に説明した。これに対し、実施形態3では、図8に示すように、パワーメータ200が負荷40の使用電力量を直接クラウドサーバ80に送信する。パワーメータ200は電力監視ユニットの一例である。
具体的には、パワーメータ200は、警報レベルに応じて負荷の動作を制御するデマンドコントローラ140に使用電力量を出力する処理、設定されている時間間隔で負荷40の使用電力量をクラウドサーバ80に送信する処理、時間間隔を設定する処理などを実行する。また、パワーメータ200は、時間間隔を設定する処理において、時間間隔を警報レベルに応じて変更する。これらの処理は実施形態1に係るデマンドコントローラ30によって実行される処理と実質的に同じであるので説明は省略する。
また、実施形態3ではパワーメータ200が負荷40の使用電力量を直接クラウドサーバ80に送信するので、実施形態3に係るデマンドコントローラ140は実施形態1で説明した電力量送信処理、及び、送信モード切替処理は実行せず、動作制御処理を実行するものとする。すなわち、実施形態3では負荷40の使用電力量を送信する装置と警報レベルに応じて負荷40の動作を制御する装置とが別々の装置として構成されている。
以上説明した実施形態3に係るパワーメータ200によると、負荷40の使用電力量を送信する時間間隔を警報レベルに応じて変更できるので、負荷40の使用電力量を送信する時間間隔が負荷40の使用電力量に応じて固定されている場合に比べてユーザの利便性が向上する。
<他の実施形態>
上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1及び2ではユーザが時間間隔を設定する場合を例に説明した。これに対し、デマンドコントローラ30が条件に応じて自動で時間間隔を設定する構成であってもよい。この条件は適宜に設定することができる。
(2)上記実施形態では負荷40として照明機器や空調機器を例に説明したが、負荷40は電気機器であればよく、照明機器や空調機器に限られるものではない。
(3)上記実施形態では、デマンドコントローラ30はクラウドサーバ80にデマンド値を送信する場合を例に説明した。しかしながら、デマンド値の送信先はクラウドサーバ80に限られない。例えばデマンド値を監視するユーザが所有するコンピュータにデマンド値を直接送信してもよい。
(4)上記実施形態ではユーザはデマンド時限の約数の中からしか時間間隔を選択できない場合を例に説明した。これに対し、ユーザが任意の時間間隔を設定できるようにしてもよい。
(5)上記実施形態ではCPU70Aによって各処理が実行される場合を例に説明した。これに対し、これらの処理の一部はASIC70Dによって実行されてもよい。また、制御部70はASIC70Dを備えていなくてもよい。また、制御部70は複数のCPUを備え、上述した処理を複数のCPUによって分担して実行してもよい。
1・・・デマンド監視システム、10・・・パワーメータ、20・・・I/Oユニット、30・・・デマンドコントローラ、40・・・負荷、50・・・制御ユニット、60・・・分電盤、70・・・制御部、71・・・第1通信部、72・・・第2通信部、73・・・第3通信部、74・・・操作部、80・・・クラウドサーバ、90・・・コンピュータ、120・・・デマンドコントローラ、140・・・デマンドコントローラ、200・・・パワーメータ

Claims (10)

  1. 負荷の使用電力量と警報レベルとを比較し、前記負荷の使用電力量が警報レベルを越えるとその警報レベルに応じて前記負荷の動作を制御するデマンドコントローラであって、
    設定されている時間間隔で前記負荷の使用電力量を外部に送信する送信手段と、
    前記時間間隔を設定する設定手段と、
    を備え、
    前記設定手段は、前記時間間隔を前記警報レベルに応じて変更可能である、デマンドコントローラ。
  2. 請求項1に記載のデマンドコントローラあって、
    前記設定手段は、デマンド時限の約数の中から前記時間間隔を設定する、デマンドコントローラ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のデマンドコントローラであって、
    前記送信手段は、デマンド時限の途中で前記警報レベルが変化した場合は、デマンド時限の開始時を起点として、変化後の警報レベルに応じた時間間隔毎に前記負荷の使用電力量を送信する、デマンドコントローラ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のデマンドコントローラであって、
    前記時間間隔を固定する固定モードと、前記時間間隔を前記負荷の使用電力量に応じて可変とする可変モードとを切り替え可能である、デマンドコントローラ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のデマンドコントローラであって、
    前記設定手段は、外部から受信した時間間隔を設定する、デマンドコントローラ。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のデマンドコントローラあって、
    操作部を備え、
    前記設定手段は、ユーザが前記操作部を操作して指定した時間間隔を設定する、デマンドコントローラ。
  7. 警報レベルに応じて負荷の動作を制御するデマンドコントローラに前記負荷の使用電力量を出力する電力監視ユニットであって、
    設定されている時間間隔で前記負荷の使用電力量を外部に送信する送信手段と、
    前記時間間隔を設定する設定手段と、
    を備え、
    前記設定手段は、前記時間間隔を前記警報レベルに応じて変更可能である、電力監視ユニット。
  8. デマンドコントローラと通信可能に接続されているコンピュータで実行される設定プログラムであって、
    ユーザから時間間隔の指定を受け付ける時間受付処理と、
    前記時間受付処理で受け付けた時間間隔を前記デマンドコントローラに送信する時間送信処理と、
    を前記コンピュータに実行させる設定プログラム。
  9. 請求項8に記載の設定プログラムであって、
    前記時間受付処理において、デマンド時限の約数の中から時間間隔の指定を受け付ける、設定プログラム。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の設定プログラムであって、
    ユーザから前記デマンドコントローラの送信モードとして固定モード又は可変モードの選択を受け付ける選択受付処理と、
    前記選択受付処理で受け付けた送信モードに設定する指示を前記デマンドコントローラに送信する指示送信処理と、
    を前記コンピュータに実行させる、設定プログラム。
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