JP2015162902A - カメラの露出を制御するための方法および制御ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラの露出を制御するための方法および制御ユニットを提供すること。【解決手段】カメラの露出を制御する方法が開示される。この方法は、映像シーケンスの第1の画像に対して暗レベルおよび飽和レベルを計算する(S04、S06)ことを含む。飽和レベルが第1の限界を超えている場合、カメラによって取り込まれる画像の画素の平均強度値の目標値が、暗レベルの増加関数である量だけ減少される(S10)。減少された目標値を使用して、後続の画像の画素の平均強度値が、減少された目標値に近づくように、映像シーケンスの第1の画像の後に続く画像のためのカメラの露出が制御される(S16)。【選択図】図6

Description

本発明は露出制御の分野に関する。特に、本発明は、カメラの露出制御のための方法、制御ユニット、およびシステムに関する。
カメラは、一般に、監視ツールとして、または様々な状況で人を支援するためのツールとして使用される。例えば、カメラは交通監視または交通支援目的に使用することができる。カメラは、例えば、運転者を支援し、または入力を自動操縦装置もしくは安全システムに供給するために、自動車にも列車にも装着されることがある。
夜間に、強力な光源が情景に入る場合、カメラによって取り込まれる画像内の画素の飽和に関する問題が生じることがある。飽和は、カメラセンサの画素の動態が限定的であることにより、光強度の全範囲を取り込むことができないという事実に起因する。その結果として、例えば、交通信号および鉄道信号などの信号の色を夜間に見ることが困難となる可能性がある。ナンバープレートによって反射された光が画像に飽和を引き起こすことがあるのでナンバープレートの数字を識別することが困難となる可能性もある。
したがって、上記で例示した監視目的では、夜間に画像のいかなる部分も飽和させないことが重要である。同時に、太陽がしばしば画像内で飽和を引き起こし、したがって情景の最も明るく輝く部分が、通常、監視の観点からあまり重要でない空である昼間に画像の一部が飽和させられても問題ない。
米国特許第7,474,847B2号による特許は、画像フレームからの強度ヒストグラムに基づくカメラの露出制御を開示している。より詳細には、平均値、下限、および上限などの特性値がヒストグラムから抽出される。次に、ヒストグラムの特性値がいくつかの事前定義された目標レベルに達するまでカメラの露出パラメータが調節される。暗いときに目標レベルが減少するように周辺光レベルに従って目標レベルを変えることができる。その結果として、暗いときに取り込まれた画像のヒストグラムは強度範囲のより暗い端部の方にシフトされ、それによって、おそらくは画像の飽和画素の数を減少させることになろう。このシフトにより、画像は露出不足のように見えることになる。しかしながら、この方法の欠点は、画像に飽和があるかどうかにかかわらず暗いときに画像が常に露出不足であることになることである。例えば、画像は、交通信号が夜間に情景中にない場合でさえ露出不足であることになる。したがって、改善の余地がある。
米国特許第7,474,847B2号
したがって、上述に鑑みて、本発明の目的は、暗い照明条件の間、画像の飽和を減少させ、一方、同時に、明るい照明条件または暗い照明条件の間、飽和がないとき適正露出された画像を生成するカメラの露出制御の改善された方法を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、上述の目的がカメラの露出を制御する方法によって達成され、この方法は、
映像シーケンスの第1の画像を取り込むときにカメラによって使用される露出時間およびゲインを決定するステップと、
第1の画像に対する暗レベルを少なくとも露出時間とゲインとの積として計算するステップと、
第1の画像に対する飽和レベルを、第1の画像における飽和画素の数と完全に暗い画素の数との比として計算するステップと、
飽和レベルが第1の限界を超えている場合、カメラによって取り込まれる画像の画素の平均強度値の目標値を、暗レベルの増加関数である量だけ減少させるステップと、
映像シーケンスの第1の画像の後に続く画像のためのカメラの露出を、後続の画像の画素の平均強度値が、減少させた目標値に近づくように制御するステップと、
を含む。
上述の方法によれば、カメラによって取り込まれる画像の画素の平均強度値の目標値は、飽和に関する問題を軽減するために減少する。より詳細には、カメラの制御に使用される平均強度値の目標値を減少させることにより、後続の画像の強度値のヒストグラムは、強度目盛りの下方にシフトされる。結果として、飽和画素の数は減少する。
平均強度値の目標値は、暗レベルの増加関数に従って減少する。例えば、暗値の増加関数は、目標値の減少の量を、現在の目標値に対する百分率として与えることができる。すなわち、暗いほど、目標値の減少は大きくなる。これが意味するところは、飽和画素の減少は、飽和画素の数を減少させることがそれほど重要でないときのそれほど暗くない照明条件、または、さらに、明るい照明条件と比較して、上記で例示したような監視の観点から飽和画素の数を減少させることが重要であるときの暗い照明条件の間、より大きいということである。この構成によって、明るい照明条件の間、適正露出された画像を生成できると同時に、暗いときの飽和に関する問題を軽減することができる。
さらに、現在の暗レベルにかかわらず、現在の画像に飽和に関する問題がある場合、すなわち、飽和レベルが第1の限界を超えている場合、目標値は単に減少することに留意することが重要である。このようにして、飽和が存在しない場合は、適正露出された画像は暗い照明条件の間に生成される。
例えば、自動車の前方を見るために装着されたカメラを考えよう。夜間(暗いとき)、状況は以下の通りである。情景に交通信号または反射性ナンバープレートなどの明るく輝く光がない限り、カメラの画像は適正露出されることになる(すなわち、目標値は減少しない)。これは、高い視認性がほとんどの情景で達成されるように、すなわち、画像における明るい部分と暗い部分との間のバランスが達成されるように、平均強度の目標値が設定されていることを意味する。自動車が交通信号に近づく場合などの明るく輝く光が情景に入る場合、画像の飽和に関する問題が生じることがある。しかしながら、この状況において、目標値が減少し、それによって、飽和問題が軽減されることになる。その結果、画像において交通信号の色を見ること、またはナンバープレートの文字を読むことが可能になる。昼間(明るいとき)、状況は以下の通りである。画像に明るく輝く光があるかどうかにかかわらず、画像は適正露出されることになる(すなわち、目標値は減少しない)。夕暮れなどの、「暗闇」と「日中」との間の照明条件では、上述の2つの状況の間の混合が生じる。より正確には、現在の画像に飽和がある場合、目標値は、暗レベルによって決まる量だけ調節される。
第1の画像の画素は、画素の強度値が可能な強度値の範囲の上端で事前定義された値を超える場合、飽和画素であると見なされる。
同様に、第1の画像の画素は、画素の強度値が可能な強度値の範囲の下端で事前定義された値より下である場合、完全に暗い画素であると見なされる。
「飽和画素」および「完全に暗い画素」という用語は、第1の画像の強度値のヒストグラムを参照してさらに説明することができる。ヒストグラムにおいて、強度値は、可能な強度値の範囲に対応するいくつかのビンに分割される。例えば、0と255との間の可能な強度値の範囲に対応してヒストグラムに256ビンがありうる。この情況において、飽和画素は、最も高い可能な強度値のうちの1つに対応するビンに入る強度値を有する画素として定義することができる。ある場合には、最も高い強度値(この例では強度値255)に対応するビンのみが飽和画素を定義するために使用される。他の場合には、2つまたは3つの最も高い強度値に対応するビンなどの少数のビンが使用される。同様に、完全に暗い画素は、最も低い可能な強度値のうちの1つに対応するビンに入る強度値を有する画素として定義することができる。
次に、例えば、カメラが装着された自動車が交通信号に近づいたので、夜間に飽和を減少させるために目標レベルが減少した状況を考えよう。自動車が交通信号を通過したとき、明るく輝く光は情景から消え、このために、いかなる潜在的な飽和問題ももはや存在しない。しかしながら、目標レベルが減少したので、カメラによって取り込まれる画像は、依然として、露出不足のように見えることになる。この状況に適応するために、この方法は、
飽和レベルが、第1の限界以下である第2の限界より下である場合、カメラによって取り込まれる画像の画素の平均強度値の目標値を増加させるステップと、
映像シーケンスの第1の画像の後に続く画像のためのカメラの露出を、後続の画像の画素の平均強度値が、増加された目標値に近づくように制御するステップと、
をさらに含むことができる。
言い換えれば、飽和に関する問題がもはや存在しない(飽和レベルが第2の限界より下である)ことが分かった場合、目標値は再び増加させることができる。このようにして、この方法は、最初に、明るく輝く光が情景に入ると目標値を減少させ、次に、明るく輝く光が情景からなくなると再び目標値を増加させることができる。したがって、この方法は、照明および飽和に対して現在の状態に適応することができる。
例えば、平均強度値の目標値は、暗レベルとともに減少する量だけ増加させることができる。すなわち、暗いほど、目標値が増加する量が少ない。これは、目標レベルの増加が、明るいとき(新しい飽和問題に行き当たる危険が重大事でないとき)大きいステップでなされ、暗い(新しい飽和問題に行き当たる危険が重大である)とき小さいステップでなされうるという点で有利である。
暗レベルに伴う減少は厳密な減少である必要がない。言い換えれば、目標レベルの増加は、暗レベルにかかわらず一定のステップでなされる場合も含まれる。
上述のように、平均強度値の目標値は、暗レベルの増加関数である量だけ減少する。暗レベルの増加関数は、目標値が第1の閾値より下の暗レベルでは減少しないように、第1の閾値より下の暗レベルでは値0をとることができる。
言い換えれば、目標値の減少が行われない明るい照明条件を、飽和の場合には目標値が減少する暗い照明条件と識別する第1の閾値が存在することができる。それゆえに、現在、明るい照明条件であることが見いだされている場合、飽和が存在する場合でさえ目標レベルは減少しない。これは、明るい照明条件であるとき、飽和の存在が監視の観点から見て重要ではなく、少なくとも本明細書で述べる用途では重要でないので有利である。
暗い照明条件を定義する暗レベルに対する第2の閾値がさらに存在することができる。より正確には、暗レベルの増加関数は、第1の閾値より下の暗レベルでは第1の値を、および第1の閾値よりも大きい第2の閾値より上の暗レベルでは第2の値をとることができ、第1の閾値と第2の閾値との間の暗レベルでは、関数は第1の値から第2の値まで滑らかに増加する。
言い換えれば、第1の閾値より下の暗レベルでは(すなわち、明るい照明条件であるとき)、目標レベルは、最小ステップサイズに対応する第1の値だけ減少する。第2の閾値より上の暗レベルでは(すなわち、暗い照明条件であるとき)、目標レベルは、最大ステップサイズに対応する第2の値だけ減少する。第1の閾値と第2の閾値との間(すなわち、明と暗との間にあるとき)の暗レベルでは、目標値の減少は、暗レベルの増加とともに最小ステップサイズから最大ステップサイズまで滑らかに増加する。
これは、暗い照明条件と明るい照明条件との間の滑らかな移行が達成されるという点で有利である。
一般に、関数の形状は、第1の閾値と第2の閾値との間で任意の増加形態をとることができる。例えば、関数は、第1の値から第2の値まで直線的に増加することができる。これは、実施することが容易な簡単なモデルを提供すると同時に、暗い照明条件と明るい照明条件との間に良好な移行を与えることが見いだされた。
この方法は、第1の閾値の値に関するユーザ入力を受け取ることをさらに含むことができる。これは、明るい照明条件が意味するものを定義する閾値をユーザが設定できるという点で有利である。
この方法は、第1の限界および/または第2の限界の値に関するユーザ入力を受け取り、該当する場合、飽和レベルがそれらと比較されることをさらに含むことができる。これは、飽和が存在しているかどうかを定義する限界をユーザが設定できるという点で有利である。限界は、例えば、交通信号またはナンバープレートのサイズに応じて設定することができる。
映像シーケンスの第1の画像の後に続く画像のためのカメラの露出は、誤差に基づいて制御することができる。特に、この方法は、後続の画像の画素の平均強度値と、減少した目標値、または、該当する場合、増加した目標値とから計算された誤差に基づいて、カメラのための制御信号を発生させることをさらに含むことができる。制御信号は、誤差に比例する項(Pコントローラ)と、オプションとして、誤差の積分に比例する項(PIコントローラ)と、オプションとして、さらに、誤差の微分に比例する項(PIDコントローラ)とを含むことができる。代替として、任意の他の標準制御方法を使用することができる。
しかしながら、好ましくは、別の手法、すなわち、制御信号が、計算された誤差と、平均強度値が減少した目標値、または、該当する場合、増加した目標値に等しい場合、誤差がとることになる値との間の距離とともに増加する微分係数を有する関数に従って誤差によって決まることが採用される。このようにして、制御は、誤差が大きいとき、すなわち、目標値と平均強度値とが等しいことから遠いとき、誤差の変化に対してより敏感であり、目標値と平均強度値とがほとんど等しいとき、誤差の変化にそれほど敏感でない。異なる言い方では、制御は、平均強度値が目標値から遠いとき速くなり、平均強度値が目標値に近いとき遅くなることになる。しかしながら、注目すべきことには、関数は連続的であるので、速い制御が使用されるときと、遅い制御が使用されるときとの間に定まった限界は存在しない。
この手法は、誤差が小さくなると平均強度値が目標値に滑らかに近づくので目標値と平均強度値とがほとんど等しいときに制御がロバストであると同時に、目標値と平均強度値とが等しいことから遠いときに速い制御が達成されるという点で有利である。特に、平均強度値が目標値に近づくときの発振などのP、PIまたはPIDコントローラに関する問題を回避することができる。この制御方法に関する別の利点は、この制御方法が定常誤差を与えず、制御にオーバーシュートを生じさせることなく調整することが容易であることである。好ましい実施形態では、誤差は、減少した目標値、または、該当する場合、増加した目標値と、後続の画像の画素の平均強度値との比として計算される。別の実施形態では、誤差は、後続の画像の画素の平均強度値と、減少した目標値、または、該当する場合、増加した目標値との間の差として計算される。
増加する微分係数を有する関数は、例えば、逆シグモイド関数とすることができ、それは、逆シグモイド関数が特に速くかつロバストな制御を与えることが見いだされているからである。
本発明の第2の態様によれば、上述の目的は、カメラの露出を制御するための制御ユニットによって達成され、制御ユニットは、
映像シーケンスの第1の画像を取り込むときにカメラによって使用される露出時間およびゲインを決定し、
第1の画像に対する暗レベルを少なくとも露出時間とゲインとの積として計算し、
第1の画像に対する飽和レベルを、第1の画像における飽和画素の数と完全に暗い画素の数との比として計算し、
飽和レベルが第1の限界を超えている場合、カメラによって取り込まれる画像の画素の平均強度値の目標値を暗レベルの増加関数である量だけ減少させ、
映像シーケンスの第1の画像の後に続く画像のためのカメラの露出を、後続の画像の画素の平均強度値が減少させた目標値に近づくように制御する
ように構成される。
本発明の第3の態様によれば、上述の目的は、少なくとも1つのカメラと、少なくとも1つのカメラの露出を制御するための第2の態様による制御ユニットとを含む監視システムによって達成される。監視システムは交通監視システムとすることができる。システムは、例えば、暗闇における有色光信号またはナンバープレートの確認を可能にする。
本発明の第4の態様によれば、上述の目的は、処理能力を有するデバイスによって実行されるとき、第1の態様による方法を行うように構成されたコンピュータコード命令を含むコンピュータ可読媒体によって達成される。
第2、第3、および第4の態様は、一般に、第1の態様と同じ特徴および利点を有することができる。本発明は、別段明確に記述されない限り、特徴のあらゆる可能な組合せに関連することにさらに留意されたい。
一般に、特許請求の範囲で使用されるすべての用語は、本明細書において別段明確に定義されない限り、当技術分野における普通の意味に従って解釈されるべきである。「1つの/1つの/その(a/an/the)(制御ユニット、カメラ、ステップなど)」へのすべての参照は、別段明確に記述されない限り、前記制御ユニット、カメラ、ステップなどの少なくとも1つの例を参照すると率直に解釈されるべきである。本明細書で開示するいかなる方法のステップも、明確に記述されない限り、開示する正確な順序で行う必要はない。
本発明の上述ならびに追加の目的、特徴、および利点は、同じ参照番号が同様の要素に使用されることになる添付図面に関連する本発明の好ましい実施形態の以下の例示的で非限定の詳細な説明によって一層よく理解されるであろう。
実施形態によるカメラと制御ユニットとを含む監視システムを概略的に示す図である。 図1のカメラによって取り込まれる画像を概略的に示す図である。 図1のカメラによって取り込まれる画像を概略的に示す図である。 図1のカメラによって取り込まれる画像を概略的に示す図である。 図1のカメラによって取り込まれる画像を概略的に示す図である。 図2aに示された画像の強度ヒストグラムを概略的に示す図である。 図3aに示された画像の強度ヒストグラムを概略的に示す図である。 図4aに示された画像の強度ヒストグラムを概略的に示す図である。 図5aに示された画像の強度ヒストグラムを概略的に示す図である。 実施形態によるカメラの露出を制御する方法の流れ図である。 増加関数を概略的に示す図であり、それによれば、平均強度レベルの目標値は暗レベルに応じて減少しうる。 制御信号値のために平均強度値の誤差をマッピングする関数を概略的に示す図である。
次に、本発明の現在好ましい実施形態を呈示する添付図面を参照して本発明を以下でより完全に説明する。しかしながら、本発明は多くの異なる形態で具現することができ、本明細書に記載する実施形態に限定されると解釈されるべきでなく、むしろ、これらの実施形態は、徹底的および完全のために、および当業者に本発明の範囲を完全に伝えるために提供される。本明細書で開示する動作中のシステムおよびデバイスについて説明する。
図1は、カメラ102と制御ユニット104とを含む監視システム100を示す。カメラ102は、画像の映像シーケンスを取り込むように構成され、例えば、デジタル監視カメラとすることができる。制御ユニット104は、カメラ102に含まれてもよく、またはカメラ102に動作可能に接続された別個の部分として設けられてもよい。代替として、制御ユニット104の第1の部分をカメラ102に配置することができ、制御ユニット104の第2の部分をカメラ102の外に配置することができ、その結果、本明細書で開示する方法ステップのうちのいくつかがカメラ102で実施され、いくつかがカメラ102の外で実施される。システム100は複数のカメラ100をさらに含むことができる。単一の制御ユニット104が複数のカメラ100を制御することができる。監視システムは、例えば、交通モニタリング用途で使用することができる。このことから、監視システム100は交通監視システムとすることができる。
制御ユニット104は、本明細書で開示する実施形態に従ってカメラ102の露出を制御する方法を実施するように構成される。この目的のために、制御ユニット104は、例えばメモリ110に記憶されうるコンピュータコード命令を実行するように構成された中央処理装置などの処理ユニット106を含むことができる。したがって、メモリ110は、そのようなコンピュータコード命令を記憶するための(非一時的)コンピュータ可読媒体を形成することができる。処理ユニット106は、代替として、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイなどのような、本明細書で開示する実施形態の方法を実施するように特別に設計されたハードウェア構成要素の形態とすることができる。
制御ユニット104は送信器/受信器などの通信インタフェース108をさらに含むことができ、それを介して制御ユニット104はデータをカメラ102から受け取り、データをカメラ102に送ることができる。受け取るデータは、例えば、カメラ102によって取り込まれた画像と、画像を取り込んだときにカメラ102によって使用された露出設定とを含むことができる。送られるデータは、例えば、カメラ102の露出を制御するための制御信号を含むことができる。
次に、図1、2a〜b、3a〜b、4a〜b、5a〜b、7、8、および図6の流れ図を参照して、システム100の動作を開示する。特に、カメラ102の露出を制御するための制御ユニット104によって実施される方法を開示する。
ステップS02において、制御ユニット104は、画像の映像シーケンスの第1の画像を取り込むときにカメラ102によって使用される露出時間およびゲインを決定する。露出時間およびゲインはカメラ102の露出設定の例である。露出時間およびゲインを、例えば、制御ユニット104がカメラ102から受け取ることができる。ステップS02においてさらに決定することができる別の露出設定は、カメラの開口、すなわち、絞りのサイズである。
露出時間およびゲインは照明条件を示す2つのパラメータである。これは開口のサイズにも当てはまる。露出時間は、カメラセンサに入る光の量を支配し、一般に、暗い照明条件の間、十分な光をカメラセンサに入れるために長い露出時間が設定される。したがって、長い露出時間は暗い照明条件を示す。さらに、暗い照明条件の間、センサに入る光の量は、一般に、明るい照明条件の間よりも低い。それゆえに、感知した信号の増幅の必要性が、暗い照明条件の間、より大きい。したがって、増幅で使用されるゲインの高い値は、やはり、暗い照明条件を示す。言い換えれば、露出時間およびゲイン、ならびに特にそれらの積を使用して、現在の暗レベルの指標を得ることができる。
ステップS04において、制御ユニット104は、少なくとも決定された露出時間およびゲインに基づいて映像シーケンスの第1の画像に対して暗レベルを計算する。制御ユニット104は、暗レベルを露出時間とゲインとの積として計算することが好ましい。しかしながら、実施形態によっては、制御ユニット104は、暗レベルを露出時間と、ゲインと、開口のサイズとの積として計算することができる。したがって、上述に鑑みて、暗レベルは情景の暗さの尺度である。
図2aは、映像シーケンスの第1の画像200を示す。図示の例では、カメラ102は、第1の軌道202を走る列車が前方を見るために装着されている。第1の軌道202と平行に延びる第2の軌道204もある。列車は、第1の軌道202に関連する第1の光信号206および第2の軌道204に関連する第2の光信号208に近づいているが、まだそれらからかなり遠く離れている。この例では、戸外は比較的暗く、その結果、制御ユニット104は、ステップS04において、第1の画像200について比較的大きい暗レベルを計算すると仮定されている。
その次に、ステップS06において、制御ユニット104は第1の画像200に対する飽和レベルを計算する。飽和レベルは、第1の画像200におけるいくつかの飽和画素の数と完全に暗い画素の数との比として計算される。
図2bは、第1の画像200の画素の強度値のヒストグラム210を示す。ヒストグラム210において、可能な強度値の範囲が、ここでは、0…n−1によって指標づけされている複数のビンに分割されている。例えば、256ビンがありうる。飽和画素の数は、一般に、強度範囲の上部端部にあるn−1によって指標づけされたビン中の画素の数に対応することができる。代替として、飽和画素の数は、強度範囲の上部端部にある2つまたは3つなどのいくつかのビン中の画素の数に対応することができる。例えば、飽和画素の数は、n−1およびn−2によって指標づけされたビン中の画素の数に対応することができる。完全に暗い画素の数は、0によって指標づけされた第1のビン中の画素の数、またはヒストグラムの最初の2つまたは3つのビン中などの最初のいくつかのビン中の画素の数として同様に計算することができる。
第1の画像200は、赤−緑−青(RGB)画像などのカラー画像とすることができることに留意されたい。その場合、飽和画素の数および完全に暗い画素の数は、輝度(YCbCr表示を有するカラー画像のY成分など)のヒストグラムから、またはすべての色が表される未処理画素データから導き出すことができる。
図2bの図示の例において、0によって指標づけされた最も下のビンと比較してn−1によって指標づけされた最も上のビンにはかなり多数の画素がある。言い換えれば、計算された飽和レベルはかなり高くなることになる。この場合、飽和は、普通なら暗い環境に第1および第2の光信号206および208があることによって引き起こされている。光信号206、208と環境との間にそのような大きい差異があるために、光信号206、208は、図2bのヒストグラムから見て分かるように画像200において飽和状態になっている。飽和の結果、光信号206および208は画像200において白いように見え、したがって、光信号206、208の色を画像200から導き出すことができない。
ステップS08において、制御ユニット104は、飽和レベルが第1の限界を超えているかどうかを検査する。第1の限界は事前定義されたパラメータであり、それは、例として、値10−3をとることができる。第1の限界はユーザ入力に従うことができる。次に、検査に基づいて、制御ユニット104は、カメラ102によって取り込まれる画像の画素の平均強度値の目標レベルを調節する。
特に、飽和レベルが第1の限界を超えていることを制御ユニット104が見いだした場合、制御ユニット104はステップS10に進み、目標値が減少する。図2aおよび図2bの図示の例では、飽和レベルが第1の限界を超えており、それゆえに、目標値が現在の値Toldから新しい値Tnewに減少すると仮定される。
調節の量、すなわち、Told−Tnewは、暗レベルの増加関数である関数により決定される。この目的のために使用できる関数の一例が図7に呈示される。図示の関数700は、第1の閾値Lより下の暗レベルでは第1の値Vをとり、第2の閾値Lより上の暗レベルでは第2の値Vをとる。LとLとの間の暗レベルでは、関数700は、第1の値Vから第2の値Vまで滑らかに、この場合には直線的に、増加する。値VおよびVは、例えば、現在の目標値に対する百分率で与えられる。例えば、Vは0%に対応することができ、Vは50%に対応することができる。したがって、場合によっては、第1の閾値Lより下の暗レベルでは目標値の減少がなされない。第1の閾値Lより上で第2の閾値Lより下の暗レベルでは、目標値の減少の量は暗レベルとともに直線的に増加する。第2の閾値Lより上の暗レベルでは、目標レベルの減少の量は一定のままである。明るい照明条件と暗い照明条件とを識別する閾値と解釈することができる少なくとも下側閾値値Lは、ユーザ入力に従うことができる。
いくつかの実施形態では、第2の閾値Lは第1の閾値Lと等しくなるように設定することができ、したがって、関数700は、第1の閾値Lより下の暗レベルでは値Vを、および第1の閾値L以上の暗レベルでは値Vをとる階段関数になる。
その次に、制御ユニット104は、ステップS14において、露出、すなわち、カメラ102の露出時間、ゲイン、および開口サイズなどの露出設定を制御する。カメラ102の制御は、図3aの画像300などの、第1の画像200の後に続く画像に影響を与える。露出設定の制御は、後続の画像の画素の平均強度値が調節済み目標値Tnewに近づくようになされる。制御ユニット104は、一般に、制御の基礎を誤差に置く。ある実施形態によれば、誤差は、後続の画像の画素の平均強度値と調節済み目標値Tnewとの間の差として計算される。別の実施形態によれば、誤差は、調節済み目標値と平均強度値との比として計算される。制御の結果、後続の画像の強度ヒストグラムは、平均強度値が調節済み目標値Tnewに等しくなるかまたはそれに近くなるようにシフトされることになる。
これが、図3aの後続の画像300の強度ヒストグラム310を呈示する図3bにさらに示される。注目すべきことには、ヒストグラム310は、図2aのヒストグラム210と比較して強度目盛りにおいて下方にシフトされている。それゆえに、後続の画像300は第1の画像200よりも暗く見える。しかしながら、より重要なことには、ヒストグラム310の下方へのシフトの結果、後続の画像300にいかなる飽和画素ももはや存在しない。これは、光信号208および206の色を後続の画像300で見ることができるという点で有利な効果を有する。例えば、後続の画像300は、今では、第1の光信号206が緑色および白色光を含み、第2の光信号208が赤色光を含むことを見せることができる。
上記で論じたように、制御ユニット104は、平均強度値と調節済み目標値Tnewとから計算された誤差に制御の基礎を置くことができる。特に、制御ユニット104は、誤差に基づく制御信号を発生させることができる。
誤差が後続の画像の画素の平均強度値と調節済み目標値Tnewとの間の差として計算される1つの実施形態によれば、制御信号は、誤差に比例する項(Pコントローラ)と、オプションとして、誤差の積分に比例する項(PIコントローラ)と、オプションとして、さらに、誤差の微分に比例する項(PIDコントローラ)とを含む。誤差の関数としての制御信号の値は、そのような制御方策が選ばれた場合には、図8の破線の曲線802によって示される。
別の実施形態によれば、制御信号は、関数に従って誤差によって決まる。関数は、一般に、平均強度値が目標値に等しいことに対応する誤差の値では値0をとる。したがって、誤差が平均強度値と目標値との間の差として計算される場合には、平均強度値が目標値に等しいことに対応する誤差の値は値0である。したがって、誤差が目標値と平均強度値との比として計算される場合には、平均強度値が目標値に等しいことに対応する誤差の値は値1である。
さらに、関数は、誤差と、平均強度値が目標値に等しい場合に誤差がとることになる値との間の距離とともに増加する微分係数を有する。
この制御方策は、誤差が平均強度値と目標値との間の差として計算される場合、図8の実線の曲線804によって示される。実線の曲線804によって示される関数は、例えば、逆シグモイド関数の形態とすることができる。他のオプションは、3次関数などのベキ関数(奇数ベキによる)、または誤差の正の値では指数関数的成長を有し、誤差の負の値では指数関数的減少を有する関数である。上記でさらに論じたように、この制御方策は、誤差が小さくなると平均強度値が滑らかに目標値に近づくと同時に、目標値への速い収束を与える制御が達成されるという点で有利である。好ましい実施形態では、誤差は目標値と平均強度値との比として計算される。そのような実施形態では、図示の関数804は、誤差が1に等しいときに値0をとるように変更する必要がある。例えば、図示の関数804は、適切な量だけ右にシフトすることができる。
開示した方法は、反復性であり、実時間で実施され、これが意味するところは、カメラ102の露出が、カメラ102によって取り込まれる画像の照明および飽和に対して現在の状態に適合されたままであるように、方法の上述の開示したステップが繰り返されることであることが理解されるべきである。
列車に装着されたカメラ102の例に戻って、列車が光信号206および208を通過したときの状況を考えよう。これが図4aの画像400にさらに示され、光信号は情景に存在しない。画像400は、以前に情景に含まれていた光信号206および208に対する飽和を減少させるために目標値が減少されたので暗く見える。これは、画素強度が利用可能な強度範囲のより低い部分に集められている図4aの対応する強度ヒストグラム410からも見て分かる。
制御ユニット104は、「第1の画像」としての画像400に関して上記で開示したようなステップS02、S04、S06、およびS08を繰り返す。この場合、制御ユニット104は、ステップS08において、飽和画素が画像400にないという理由で、飽和レベルが第1の限界を超えていないことに気づく。
それゆえに、制御ユニット104は、飽和レベルが第1の限界よりも(厳密に)低い第2の限界より下にあるかどうかを検査するステップS12に進むことができる。第2の限界は、第1の限界と同様に、ユーザ入力に従うことができる。制御ユニット104が、ステップS12において、飽和レベルが第2の限界より下でないことを見いだした場合、目標値の調節は行われない。しかしながら、図4aおよび4bの例示の画像400では、飽和レベルは第2の限界より下であることになり、制御ユニット104は、平均強度値の目標値を増加させるステップS14に進む。これが図4bにさらに示され、目標値は古い(現在の)目標値Toldから新しい目標値Tnewに増加される。
増加の量、すなわち、Tnew−Toldは、事前定義された一定の量の形態とすることができる。増加の量は暗レベルに依存するように設定することもでき、その結果、その量は暗レベルとともに減少する。後者の場合には、明るい照明条件のときと比較して暗い照明条件のとき、目標値のより控えめな変化を適用することができる。
次に、制御ユニット104は、ステップS16に進み、後続の画像のためのカメラ102の露出、すなわち、露出に関連するパラメータを、調節済み目標値Tnewに基づいて、上記で開示したものに従って制御する。特に、後続の画像の平均強度値が調節済み目標値に近づくように、露出時間およびゲインなどのカメラ102の露出が制御される。
これが、それぞれ、後続の画像500および対応する強度ヒストグラム510を呈示する図5aおよび5bに示される。図4bの強度ヒストグラム410と比較して、強度ヒストグラム510はより高い強度値の方にシフトされている。依然として、情景に光信号などの強力な光がないので、飽和に関する問題はない。それゆえに、画像500は図4aの画像400と比較してより明るいように見え、画像500の暗い部分において一層の細部を識別することができる。
当業者は上述の実施形態を多くの方法で変更し、上述の実施形態で呈示したような本発明の利点を依然として使用できることが理解されよう。例えば、上記では、信号光を列車からモニタすることに関連して本発明を説明した。しかしながら、開示した方法は、夜間にまたは別の場合の暗い状態の間、画像の任意の部分を飽和させないことが重要である任意の用途に適用可能である。これは、例えば、暗闇でナンバープレートをモニタすること、または外が暗く、窓の内側が明るいときに外から窓の内側を見ることを含むことができる。したがって、本発明は、呈示した実施形態に限定されるべきでなく、添付の特許請求の範囲によってのみ規定されるべきである。加えて、当業者が理解するように、呈示した実施形態は組み合わせることができる。
100 監視システム
102 カメラ
104 制御ユニット
106 処理ユニット
108 通信インタフェース
110 メモリ
200 第1の画像
202 第1の軌道
204 第2の軌道
206 第1の光信号
208 第2の光信号
210 第1の画像の画素の強度値のヒストグラム
300 後続の画像
310 後続の画像の強度ヒストグラム
400 画像
410 強度ヒストグラム
500 後続の画像
510 強度ヒストグラム
700 関数
802 曲線
804 曲線、関数

Claims (15)

  1. カメラ(102)の露出を制御する方法であって、
    映像シーケンスの第1の画像(200)を取り込むときに前記カメラによって使用される露出時間およびゲインを決定するステップ(S02)と、
    前記第1の画像(200、400)に対する暗レベルを少なくとも前記露出時間と前記ゲインとの積として計算するステップ(S04)と、
    前記第1の画像(200、400)に対する飽和レベルを、前記第1の画像(200)における飽和画素の数と完全に暗い画素の数との比として計算するステップ(S06)と、
    前記飽和レベルが第1の限界を超えている場合、前記カメラ(102)によって取り込まれる画像の画素の平均強度値の目標値(Told)を前記暗レベルの増加関数(700)である量だけ減少させるステップ(S10)と、
    前記映像シーケンスの前記第1の画像(200)の後に続く画像(300)のために前記カメラ(102)の露出を、前記後続の画像(300)の画素の前記平均強度値が前記減少させた目標値(Tnew)に近づくように制御するステップ(S16)と、
    を含む方法。
  2. 前記飽和レベルが、前記第1の限界以下である第2の限界より下である場合、前記カメラ(102)によって取り込まれる画像の画素の前記平均強度値の前記目標値(Told)を増加させるステップ(S14)と、
    前記映像シーケンスの前記第1の画像(400)の後に続く画像(500)のための前記カメラ(102)の露出を、前記後続の画像の画素の前記平均強度値が前記増加した目標値(Tnew)に近づくように制御するステップ(S16)と、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記飽和レベルが前記第2の限界より下である場合、前記平均強度値の前記目標値(Told)が、前記暗レベルとともに減少する量だけ増加される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記目標値(Told)が、第1の閾値(L)より下の暗レベルでは減少しないように、前記暗レベルの前記増加関数(700)が、前記第1の閾値(L)より下の暗レベルでは値0をとる、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記暗レベルの前記増加関数(700)が、前記第1の閾値(L)より下の暗レベルでは第1の値(V)をとり、前記第1の閾値(L)よりも大きい第2の閾値(L)より上の暗レベルでは第2の値(V)をとり、前記第1の閾値(L)と前記第2の閾値(L)との間の暗レベルでは、前記関数(700)が前記第1の値(V)から前記第2の値(V)まで滑らかに増加する、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記関数(700)が前記第1の値(V)から前記第2の値(V)まで直線的に増加する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1の閾値(L)の値に関するユーザ入力を受け取ることをさらに含む、請求項4ないし6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1の限界および/または前記第2の限界の前記値に関するユーザ入力を受け取り、該当する場合、前記飽和レベルがそれらと比較されることをさらに含む、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第1の画像(200、400)の画素は、前記画素の前記強度値が可能な強度値の範囲の上端で事前定義された値を超える場合、飽和画素であると見なされ、前記第1の画像(200、400)の画素は、前記画素の前記強度値が前記可能な強度値の範囲の下端で事前定義された値より下である場合、完全に暗い画素であると見なされる、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記後続の画像(300、500)の画素の前記平均強度値と、前記減少した目標値(Tnew)、または、該当する場合、前記増加した目標値(Tnew)とから計算された誤差に基づいて、前記カメラ(102)のための制御信号を発生させることであって、前記制御信号は、前記計算された誤差と、前記平均強度値が前記減少した目標値(Tnew)、または、該当する場合、前記増加した目標値(Tnew)に等しい場合、前記誤差がとることになる値との間の距離とともに増加する微分係数を有する関数(804)に従って、誤差によって決まる、制御信号を発生させることをさらに含む、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記誤差が、前記減少した目標値(Tnew)、または、該当する場合、前記増加した目標値(Tnew)と、前記後続の画像(300、500)の画素の前記平均強度値との比として計算される、請求項10に記載の方法。
  12. 増加する微分係数を有する前記関数(804)が逆シグモイド関数である、請求項10または11に記載の方法。
  13. カメラの露出を制御するための制御ユニット(104)であって、
    映像シーケンスの第1の画像(200、400)を取り込むときに前記カメラ(102)によって使用される露出時間およびゲインを決定し、
    前記第1の画像(200、400)に対する暗レベルを少なくとも前記露出時間と前記ゲインとの積として計算し、
    前記第1の画像(200、400)に対する飽和レベルを、前記第1の画像(200、400)における飽和画素の数と完全に暗い画素の数との比として計算し、
    前記飽和レベルが第1の限界を超えている場合、前記カメラによって取り込まれる画像の画素の平均強度値の目標値(Told)を前記暗レベルの増加関数(700)である量だけ減少させ、
    前記映像シーケンスの前記第1の画像(200)の後に続く画像のための前記カメラ(102)の露出を、前記後続の画像(300)の画素の前記平均強度値が前記減少させた目標値(Tnew)に近づくように制御する、
    ように構成される、制御ユニット(104)。
  14. 少なくとも1つのカメラ(102)と、前記少なくとも1つのカメラ(102)の露出を制御するための、請求項13に記載の制御ユニット(104)とを含む、監視システム(100)。
  15. 処理能力を有するデバイスによって実行されるとき、請求項1ないし12のいずれか一項に記載の方法を行うように構成されたコンピュータコード命令を含む、コンピュータ可読媒体(110)。
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