JP2015162832A - 画像表示装置、及び、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本体部分から偏向部材の着脱を検出して、画像の鏡像反転処理等を自動で行うことができる画像表示装置、及び、プログラムを提供する。
【解決手段】ハーフミラーホルダが筐体に嵌っている場合には、CPUは、画像データの向きを鏡像反転させS21、鏡像反転した画像データから背景画像とキャラクタの画像の特定を行うS22。次に、CPUは、S22で特定した背景画像を黒背景にする黒背景処理を行いS23、黒背景処理された画像データを3/4に縮小するS24。次いで、CPUは、プログラムROMに記憶されている輝度テーブルBから画像データの輝度レベルに対応した輝度値を設定するS25。一例として、輝度値は、64/64であり、画像データの輝度は、そのままで低下されない。次に、CPUは、画像データを投影装置に送信し、画像データを表示するS19。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像表示装置、及び、プログラムに関する。
使用者の頭部に装着され、外界からの光線に画像を重畳させて提示するヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、以下「HMD」とも言う。)が知られている。特許文献1は、HMDであって、使用者の眼前に配置される反射部(以下、「偏向部材」とも言う。)を有する単眼式の表示ユニットを有するものを開示する。さらに、特許文献1では、その表示ユニットが、画像光を形成する本体部分と、その形成された画像光を使用者の眼に出射する出射口を有する出射口部分とに分割されている。出射口部分が、本体部分に外力によって着脱可能な構成となっている。出射口部分には、反射部としてのハーフミラーが設けられている。反射部が、本体部分で形成された画像光を観察者の目に射出することで、ユーザは、画像を視認することができる。
特開2013−44830号公報
HMDを頭部に装着した状態において、HMDを使用する場合には、反射部が必要である。一方、反射部を本体部分から取り外して使用したい場合もある。この場合、反射部の有無により、HMDの設定を自動で切り替えたい要望がある。しかしながら、特許文献1に記載のHMDは、反射部が本体部分から着脱されたことを検出する機構を備えないため、使用者が、画像光を形成する本体部分の設定を変更する手間がかかるという問題点があった。
本発明の目的は、本体部分から偏向部材の着脱を検出して、画像の鏡像反転処理等を自動で行うことができる画像表示装置、及び、プログラムを提供することである。
本発明の第一態様に係る画像表示装置は、筐体と、画像信号を受信する受信部と、前記画像信号に従って所定の表示面に形成された画像を、画像光として第1方向に出力する画像光出力部であって、前記筐体内に設けられる画像光出力部と、前記筐体の一端に取り付け可能であって、前記画像光を前記第1方向と異なる第2方向に偏向する偏向部材と、前記一端に設けられ、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられているかを検知する検知部と、前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知されない場合、前記画像光出力部に前記画像信号に従って第1画像を前記表示面に形成させ、前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知された場合、前記画像光出力部に、前記第1画像を鏡像反転させた第2画像をの前記表示面に形成させる制御部とを備えている。
上記画像表示装置によれば、検知部が偏向部材が筐体に取り付けられているか否かを検知できる。検知部により、偏向部材が筐体に取り付けられていることが検知されていない場合には、制御部は、画像光出力部に画像信号に従って第1画像を表示面に形成させ、検知部により、偏向部材が筐体に取り付けられていることが検知された場合には、画像光出力部に第1画像を鏡像反転させた第2画像を表示面に形成させることができる。従って、本体部分から偏向部材の着脱を検出して、画像の鏡像反転処理を自動で行うことが可能となる。
前記制御部は、前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知されない場合、前記画像光出力部に、前記第1画像を前記表示面に形成させ、且つ、第1輝度で前記画像光を出力させ、前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知された場合、前記画像光出力部に、前記第2画像を前記表示面に形成させ、且つ、前記第1輝度よりも明るい第2輝度で前記画像光を出力させてもよい。この場合、上記画像表示装置によれば、検知部により、偏向部材が筐体に取り付けられていることが検知されていない場合には、制御部は、画像光出力部に第1画像を第1輝度で表示面に形成させ、検知部により、偏向部材が筐体に取り付けられていることが検知された場合には、画像光出力部に鏡像反転させた第2画像を第1輝度よりも明るい第2輝度で表示面に形成させることができる。従って、本体部分から偏向部材の着脱を検出して、画像の輝度調整を自動で行うことが可能となる。
前記制御部は、前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知されない場合、前記画像光出力部に、前記第1画像を第1サイズで前記表示面に形成させ、前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知された場合、前記画像光出力部に、前記第2画像を、前記第1サイズより小さい第2サイズで前記表示面に形成させてもよい。
偏向部材が筐体に取り付けられている場合には、画像光出力部の最終レンズから使用者の眼までの距離が長くなる。すると、偏向部材が前記筐体に取り付けられていない場合に表示面いっぱいに画像を見える状態で、偏向部材を筐体に取り付けると表示面に表される画像の四隅が欠けてしまう。そこで、偏向部材が筐体に取り付けられている場合には、前記第2画像を、前記第1サイズより小さい第2サイズで前記表示面に形成させることで、画像の四隅欠けを無くすことができる。従って、画像サイズの調整を自動でできる。
前記制御部は、前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知されない場合、前記画像光出力部に、白の背景である前記第1画像を前記表示面に形成させ、前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知された場合、前記画像光出力部に、黒の背景である前記第2画像を前記表示面に形成させ、且つ、前記第1輝度よりも明るい第2輝度で前記画像光を出力させるようにしてもよい。この場合には、偏向部材が筐体に取り付けられていることが検知された場合には、外界の画像に重ねて画像が見えるので、画像を黒の背景で表示する方が前記画像が見易くなる。
また、前記画像表示装置は、ヘッドマウントディスプレイであってもよい。この場合には、ヘッドマウントディスプレイにおいても上記第一態様の画像表示装置と同様の効果を奏することができる。
また、本発明の第二態様のプログラムは、筐体と、画像信号を受信する受信部と、前記画像信号に従って所定の表示面に形成された画像を、画像光として第1方向に出力する画像光出力部であって、前記筐体内に設けられる画像光出力部と、前記筐体の一端に取り付け可能であって、前記画像光を前記第1方向と異なる第2方向に偏向する偏向部材と、前記一端に設けられ、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられているかを検知する検知部とを備える画像表示装置のコンピュータに、前記検知部の検知結果に基づいて、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられているか否かを検知する検知ステップと、前記検知ステップにより、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知されない場合、前記画像光出力部に、前記画像信号に従って第1画像を前記表示面に形成させる第1制御ステップと、前記検知ステップにより、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知された場合、前記画像光出力部に、前記第1画像を鏡像反転させた第2画像を前記表示面に形成させる第2制御ステップとを実行させるようにしてもよい。この場合には、上記第一態様の画像表示装置と同様の効果を奏することができる。
HMD1の斜視図である。 投影装置10の平面図である。 図2のA−A線に於ける投影装置10の断面図である。 投影装置10の斜視図である。 筐体2及びハーフミラーホルダ25の縦断面図である。 HMD1の電気的構成を示すブロック図である。 第一実施の形態の接続検出センサ20の機能を説明する投影装置10の平面図である。 第二実施の形態の接続検出センサ20の機能を説明する投影装置10の平面図である。 第三実施の形態の接続検出センサ20の機能を説明する投影装置10の平面図である。 第一実施の形態の画像表示処理プログラムのフローチャートである。 第二実施の形態の画像表示処理プログラムのフローチャートである。 第三実施の形態の画像表示処理プログラムのフローチャートである。
以下、本発明の画像表示装置を具体化した一実施の形態であるヘッドマウントディスプレイ1(以下、「HMD1」という。)について、図面を参照して説明する。以下説明において、図1の上方、下方、右斜め下方、左斜め上方、右斜め上方、左斜め下方が、夫々、HMD1の上方、下方、前方、後方、右方、左方である。本実施の形態において、種々の構成における位置関係及び方向関係の理解を助けるため、関連する図面において、HMD1の上方、下方、前方、後方、右方及び左方は、三次元デカルト座標系の軸を参照して説明する。
図1を参照して、HMD1の構成を説明する。HMD1は、投影装置10及び制御装置50を備える。投影装置10は、例えば、専用の装着具である眼鏡5に装着されて使用される。眼鏡5以外に、投影装置10は取り付けられても良い。図1に示す例では、眼鏡5は、左レンズ8A及び右レンズ8Bを備える。投影装置10は左レンズ8Aを通過して使用者の左の眼球(図示略)に画像光を照射する。投影装置10はハーネス7を介して制御装置50と着脱可能に接続される。制御装置50は、例えば、使用者の腰ベルト等に装着されて使用される。制御装置50は投影装置10を制御する。
図1〜図5を参照して、投影装置10の構成を説明する。投影装置10は筐体2を備える。筐体2は四角筒状の樹脂部材である。筐体2は投影ユニット30(図3参照)を内蔵する。投影ユニット30は、液晶装置14を備える。液晶装置14は画像光を生成し、筐体2の左端側の開口部である第二接合端部274を通過して左方向に出射する。投影ユニット30から第二接合端部274へ向かう方向が本発明の「第1方向」に相当する。図3に示すように、筐体2内の投影ユニット30の右側には、投影ユニット30を電気的に制御する電気基板205が、液晶装置14の表示面と平行に沿うように設けられている。また、第二接合端部274には樹脂製のハーフミラーホルダ25が着脱可能に保持されている。ハーフミラーホルダ25は樹脂製のハーフミラー3を保持する。ハーフミラー3は投影ユニット30の出射光の少なくとも一部(例えば半分)を左レンズ8A方向に反射する反射面3Aを有する。反射面3Aは、ハーフミラー3の眼鏡5の左レンズ8A及び投影ユニット30に対向する側に形成されている。反射面3Aから左レンズ8Aに向かう方向が本発明の「第2方向」に相当する。
HMD1が使用者に装着されている場合、反射面3Aで反射された出射光は、眼鏡5の左レンズ8A方向に向かい、左レンズ8Aを通過して使用者の左の眼球(図示略)に入射する。入射した光は、目の水晶体によって網膜上に結像することで、虚像(画像)が使用者に視認される。また、ハーフミラー3は、外界の実像からの少なくとも一部(例えば半分)の外界光を透過する。HMD1が使用者に装着されている場合、透過した外界光は、使用者の左の眼球(図示略)に入射する。よって、使用者は自己の視野内において外界の実像に重畳して画像を視認できる。なお、ハーフミラー3の代わりに、プリズムや回折格子のような偏向部材を用いてもよい。尚、ハーフミラー3の代わりに、全反射のミラーを用いてもよい。
図1に示すように、筐体2の前面の左右方向中央部には縦長のスリット9が設けられている。スリット9にはアジャスタ16の一部が露出する。使用者は、アジャスタ16を指で上下方向に回転させることによって、使用者によって視認される画像のピント距離の調整を行う。尚、「ピント距離」とは、HMD1によって提示される画像までの距離を意味する。
図3を参照して、投影ユニット30の構成を説明する。投影ユニット30は、レンズホルダ15、接眼光学部120、液晶ホルダ17、液晶装置(LCD)14、アジャスタ16等を備える。レンズホルダ15は筒状に形成され、その内側に接眼光学部120が保持されている。接眼光学部120は、3枚のレンズ111,112,113を備える。レンズ111〜113の光軸は、レンズホルダ15の筒状の内部中心を左右方向に延びる軸線上に位置する。接眼光学部120は、液晶装置14から出射される画像光を集光して筐体2の第二接合端部274に導く。なお、「集光」とは、拡散する画像光の拡散度合いを低減する光学的作用のことを意味する。即ち、「集光」とは、接眼光学部120によって、画像光が収束光又は平行光に変換される構成に限定されない。液晶ホルダ17は液晶装置14を保持する。液晶装置14は液晶素子と光源を備える。液晶装置14はコンテンツ画像を表示可能である。コンテンツ画像は静止画像又は動画像である。液晶装置14は、制御装置50からハーネス7を介して送信される映像信号に基づき、画像光を出射する。
アジャスタ16はリング状である。アジャスタ16は液晶ホルダ17の外周部に装着して取り付けられている。液晶ホルダ17の外周面には螺旋状の溝カム17Aが設けられている。アジャスタ16の内周面には係合部(図示略)が設けられている。係合部は液晶ホルダ17の溝カム17Aに係合し、溝カム17Aに沿って移動する。アジャスタ16は筐体2内で上下左右方向に位置決めされている。それ故、アジャスタ16はその位置で回転する。アジャスタ16を一方向又は反対方向に回転させると、係合部が溝カム17Aを摺動し、液晶ホルダ17が左右方向に移動する。これにより、液晶装置14と接眼光学部120との距離が変わり、HMD1によって提示される画像のピント距離が調整される。
図1に示す眼鏡5は、使用者の頭部に装着されることで、投影装置10を使用者の頭部に保持可能である。眼鏡5はフレーム6、支持部4、左レンズ8A及び右レンズ8Bを備える。フレーム6の形状は通常の眼鏡と略同一である。フレーム6のうち、左レンズ8Aを支えるフレーム6の上面右端に支持部4が設けられる。支持部4は投影装置10の筐体2を保持する。支持部4は筐体2の保持位置を上下方向及び左右方向に移動可能である。使用者は、筐体2を上下方向及び左右方向に移動させることにより、左の眼球の位置とハーフミラー3の位置とが前後方向に並ぶように位置を調整できる。
なお、投影装置10は、使用者が日常的に使用する眼鏡、ヘルメット、ヘッドホンなど、眼鏡5以外の他の装着具に取り付けられてもよい。液晶装置14は他の空間変調素子であってもよい。例えば、液晶装置14は、画像信号に応じた強度のレーザ光を2次元走査して画像表示を行う網膜走査型表示部、及び有機EL(Organic Electro-luminescence)ディスプレイであってもよい。また、図1では、支持部4及び投影装置10がフレーム6の右側に設けられるが、支持部4及び投影装置10はフレーム6の左側に設けられてもよい。この場合、HMD1が使用者に装着されている状態で、画像光は使用者の右の眼球に入射する。
図4に示すように、投影装置10は、筐体2と、ハーフミラーホルダ25とから構成される。筐体2と、ハーフミラーホルダ25とは、互いに分離可能に連結される。筐体2は、上板281、下板282、側壁283及び側壁284を備える。
図4に示すように、ハーフミラーホルダ25の筐体2に接続される部分は、端面が略横長長方形状の第一接合端部252となっている。第一接合端部252は、端面が横長の略長方形状となっている。具体的には、第一接合端部252は、頭部装着状態において、前後方向に延びる上側水平エッジ256及び下側水平エッジ257と、上下方向に延び、且つ、略円弧状の前側垂直エッジ258及び後側垂直エッジ259とから構成される。
また、筐体2のハーフミラーホルダ25に接続される部分は、横断面が略横長長方形状の第二接合端部274となっている。第二接合端部274は、端面が横長の略長方形状となっている。具体的には、頭部装着状態において前後方向に延びる上側水平エッジ276及び下側水平エッジ277と、上下方向に延び、且つ、略円弧状の前側垂直エッジ278及び後側垂直エッジ279となっている。ハーフミラーホルダ25が筐体2に保持される場合には、ハーフミラーホルダ25の上側水平エッジ256、下側水平エッジ257、前側垂直エッジ258及び後側垂直エッジ259と、筐体2の上側水平エッジ276、下側水平エッジ277、前側垂直エッジ278及び後側垂直エッジ279とが各々当接する。
投影装置10は、さらに、筐体2とハーフミラーホルダ25とを着脱可能に互いに連結する連結機構を備える。ハーフミラーホルダ25と筐体2との連結状態において、連結機構は、第一接合端部252と、第二接合端部274とに跨るように配置される。
次に、図4を参照して、筐体2とハーフミラーホルダ25との連結機構について説明する。筐体2とハーフミラーホルダ25との連結機構は、互いに係合・離脱可能な凸部303,304及び凹部293,294とから構成される。それら凸部303,304及び凹部293,294の一方は、筐体2に形成され、他方は、ハーフミラーホルダ25に形成されている。
具体的には、本実施の形態においては、ハーフミラーホルダ25の第一接合端部252のうち、上下方向に互いに対向する上板254と下板255とに、片持ち状、且つ、一体的にフック301とフック302とが各々形成されている。フック301,302の先端部に凸部303,304が、各々形成されている。各フック301,302は、横長断面で薄板状を成し、ハーフミラーホルダ25から筐体2に向かって、頭部装着状態において略左右方向に延び出している。上側及び下側の凸部303,304は、上側から下側に見た場合において、互いに同じ位置、且つ、互いに対向する向きに突出している。
各フック301,302は、一例として合成樹脂製であり、ハーフミラーホルダ25と一体形成されている。各フック301,302は、各フック301,302の平面に直角な方向(図4に於ける上下方向)に弾性変形することが可能である。従って、各凸部303,304が、ハーフミラーホルダ25に対して相対的に略上下方向に弾性変位することが可能である。すなわち、各フック301,302は、片持ち弾性梁として機能する。
これに対応して、筐体2の第二接合端部274のうち、上下方向に互いに対向する上板281と下板282とに片持ち状、且つ、一体的に受け部291,292が各々形成されている。受け部291,292には、凹部293,294が、各々形成されている。上側の凹部293及び下側の凹部294は、上側から下側に向けて見た場合において、互いに反対向きに開口している。受け部291,292は、フック301,302と同様に、筐体2からハーフミラーホルダ25に向かって、頭部装着状態において略左右方向に延び出している。
受け部291,292は、フック301,302と同様に、筐体2から片持ち状に延び出している。しかし、受け部291,292は、フック301,302とは異なり、材料力学的構造により、実質的にほとんど弾性変形しない。すなわち、受け部291,292は静止部材として作用するのに対し、フック301,302は可動部材として作用する。従って、図5に示すように、凸部303,304が凹部293,294に嵌合することにより筐体2にハーフミラーホルダ25が装着される。尚、図4に示すように、筐体2の第二接合端部274には、 ハーフミラーホルダ25の有無を検出する接続検出センサ20が側壁283の内壁283A側に設けられている。
図1を参照して、制御装置50の構成を説明する。制御装置50は、例えば使用者の腰ベルトや腕等に取り付けられる。制御装置50は投影装置10を制御する。制御装置50は、ハーネス7を介して投影装置10と着脱可能に接続する。制御装置50は、筐体60、操作スイッチ61、電源スイッチ62等を操作面に備える。筐体60の形状は、縁部の丸い略直方体である。操作スイッチ61は、投影装置10における各種設定、及び使用時における各種操作等を行うためのスイッチである。電源スイッチ62は、HMD1の電源をオン又はオフするためのスイッチである。電源スイッチ62には、電源ランプ63が内蔵されている。
図6を参照し、HMD1の電気的構成を説明する。先ず、投影装置10の電気的構成を説明する。投影装置10はCPU11を備える。CPU11には、RAM12、プログラムROM13、液晶装置14、インターフェイス18、接続コントローラ19に電気的に接続されている。RAM12は各種データを一時的に記憶する。プログラムROM13はCPU11が実行するプログラム及びOSを記憶する。プログラムはOS上で実行される。プログラム及びOSは、HMD1の出荷時にプログラムROM13に記憶される。接続コントローラ19は、ハーネス7を介して制御装置50の接続コントローラ58に接続し、有線通信を行う。接続検出センサ20はインターフェイス18を介して、CPU11に電気的に接続されている。尚、CPU11、RAM12、プログラムROM13、インターフェイス18及び接続コントローラ19等は、図3に示す電気基板205上に設けられている。
なお、投影装置10は、フラッシュROMを更に備えてもよい。フラッシュROMには、CPU11が実行するプログラムが記憶されてもよい。CPU11はフラッシュROMに記憶されたプログラムを実行してもよい。プログラムROM13及びフラッシュROMには、制御装置50のCPU51が実行するプログラムが記憶されてもよい。CPU11は、制御装置50のCPU51が実行する処理と同じ処理を、CPU51の代わりに実行してもよい。
次に、制御装置50の電気的構成を説明する。制御装置50はCPU51を備える。CPU51には、RAM52、プログラムROM53、フラッシュROM54、インターフェイス55、ビデオRAM56、画像処理部57、接続コントローラ58、及び無線通信部59が電気的に接続されている。RAM52は各種データを一時的に記憶する。プログラムROM53はCPU51が実行するプログラム、OS及び後述する輝度テーブルA及びB等を記憶する。プログラムはOS上で実行される。プログラム及びOSは、HMD1の出荷時にプログラムROM53に記憶される。プログラムROM53は、後述する第一実施の形態の画像表示処理プログラム(図10参照)、第二実施の形態の画像表示処理プログラム(図11参照)、第三実施の形態の画像表示処理プログラム(図12参照)を記憶する。輝度テーブルAは、ハーフミラーホルダ25が筐体2に装着されていない場合の輝度値を記憶する。一例として64/64である。また、輝度テーブルBは、ハーフミラーホルダ25が筐体2に装着されている場合の輝度値を記憶する。一例として32/64である。このように、フラッシュROMは各種情報を記憶する。
インターフェイス55は、操作スイッチ61、電源スイッチ62、及び電源ランプ63に接続し、信号の入出力を制御する。画像処理部57は、投影装置10の液晶装置14に表示する画像を形成し、ビデオRAM56に一時的に記憶する。接続コントローラ58は、ハーネス7を介して投影装置10の接続コントローラ19に接続し、有線通信を行う。無線通信部59は、インターネット、LAN等に接続されたアクセスポイント(図示略)を介して、インターネット、LAN等に接続された周辺機器と通信を行う。周辺機器の例として、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット型携帯端末、サーバ等が挙げられる。
なお、制御装置50のフラッシュROM54に、CPU51が実行するプログラムが記憶されてもよい。CPU51は、フラッシュROM54に記憶されたプログラムを実行してもよい。プログラムROM53及びフラッシュROM54には、投影装置10のCPU11が実行するプログラムが記憶されてもよい。CPU51は、投影装置10のCPU11が実行する処理と同じ処理を、CPU11の代わりに実行してもよい。
また、HMD1は、プログラムを、無線通信部59を介してプログラムダウンロード用のサーバからダウンロードし、インストールしてもよい。例えば、サーバの記憶装置に保存されているプログラムは、コンピュータで読み取り可能な一時的な記憶媒体(例えば、伝送信号)として、サーバからHMD1に送信されてもよい。プログラムは、HMD1が備えるコンピュータで読み取り可能な記憶装置、例えば、フラッシュROMに保存されてもよい。CPU11は、フラッシュROMに記憶されたプログラムに基づいてプログラムを実行してもよい。CPU51は、フラッシュROM54に記憶されたプログラムに基づいてプログラムを実行してもよい。記憶装置は、例えばROM、フラッシュROM、HDD、RAMなどの、一時的な記憶媒体を除く非一時的な記憶媒体であってもよい。非一時的な記憶媒体は、データを記憶する時間の長さに関わらず、データを留めておくことが可能なものであってもよい。
さらに、HMD1の構成は上記実施の形態に限定されず、例えば、投影装置10と制御装置50とが一体となった構成であってもよい。投影装置10のCPU11と制御装置50のCPU51とは、ハーネス7の代わりに無線によって通信を行ってもよい。
次に、図7を参照して、筐体2へハーフミラーホルダ25が取り付けられているか否かを検出する接続検出センサ20について説明する。図7は接続検出センサ20の第一実施の形態を示す。第一実施の形態の接続検出センサ20は、一例として、フォトダイオード等の光量検出センサが用いられる。図7に示す第一実施の形態では、接続検出センサ20がセンサ基板201に半田付けされている。センサ基板201は、接続検出センサ20が固定されるのみで、接続検出センサ20の制御は電気基板205が行う。また、センサ基板201は、第二接合端部274において、側壁283の内壁283A側に固定されている。従って、接続検出センサ20の受光面は、第二接合端部274に面している。また、センサ基板201から電気基板205まで、配線202が側壁283の内壁283Aに沿って設けられている。内壁283Aには、第二接合端部274側から電気基板205に向かう一対の壁204が内壁283Aと直交するように形成されている。一対の壁204の間が溝203となっている。配線202は、溝203内に設けられている。
次に、第一実施の形態の接続検出センサ20の動作について説明する。図7(A)に示すように、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っている場合には、図3に示す液晶装置14から出た光は、ハーフミラー3の反射面3Aで反射して、接続検出センサ20に入光する。また、外光Cもハーフミラー3を透過して接続検出センサ20に入光する。反射面3Aの反射率が50%であると仮定すると、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っている場合には、「接続検出センサ20で検出される光量=液晶装置14から出てハーフミラー3の反射面3Aで反射した反射光の光量+外光Cの光量の1/2」となる。これに対して、図7(B)に示すように、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っていない場合には、図3に示す液晶装置14から出た光は、接続検出センサ20に入光せず、外光Cのみ接続検出センサ20に入光する。従って、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っている場合には、液晶装置14が点灯した時と消灯した時とで、接続検出センサ20に入光する光量が変化する。
次に、図10に示すフローチャートを参照して、本発明の第一実施の形態の画像表示処理について説明する。図10に示すフローチャートのプログラムは、制御装置50のプログラムROM53からCPU51が読み出して実行する。まず、制御装置50のCPU51は、投影装置10のCPU11に対して、液晶装置14の画面の画像光の消灯を指示する(S10)。CPU11は、液晶装置14の画面の画像光を消灯する。次に、CPU51は、CPU11に対して、光量検出センサである接続検出センサ20による光量の測定を指示する(S11)。CPU11は、接続検出センサ20により光量を測定する。次いで、CPU11は、測定した結果の測定値X1をCPU51に送信する。CPU51は、受信した測定値X1をRAM52に記憶する(S12)。
次に、CPU51は、CPU11に対して、液晶装置14の画面の画像光の発光を指示する(S13)。CPU11は、液晶装置14の画面の画像光を発光する。CPU51は、CPU11に対して、光量検出センサである接続検出センサ20による光量の測定を指示する(S14)。CPU11は、光量検出センサ(接続検出センサ)20により光量を測定する。次いで、CPU11は、測定した結果の測定値X2を制御装置50のCPU51に送信する。CPU51は、受信した測定値X2をRAM52に記憶する(S15)。次いで、CPU51は、RAM52に記憶された測定値X1と測定値X2とが等しいか否かを判断する(S16)。測定値X1と測定値X2とが等しい場合は(S16:YES)、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っていない場合であり、測定値X1と測定値X2とが等しくない場合は(S16:NO)、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っている場合である。
CPU51が、測定値X1と測定値X2とが等しいと判断した場合には(S16:YES)、CPU51は、ステップS17の処理を実行する。つまり、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っていないので、特別な画像処理はなされない。CPU51は、無線通信部59を制御して画像データを外部のサーバ等から取得し、RAM52に記憶する(S17)。次に、CPU51は、プログラムROM53に記憶されている輝度テーブルAから画像データの輝度レベルに対応した輝度値を設定する(S18)。一例として、輝度値は、32/64である。従って、画像データは、半分に減光される(S18)。その後、CPU51は、画像処理部57を制御して、RAM52に記憶された画像データを読み出し、投影装置10の液晶装置14の画面に表示する画像データをステップS18の処理で設定した輝度値で形成し、ビデオRAM56に一時的に記憶する。次に、CPU51は、ビデオRAM56に記憶された画像データを投影装置10に送信して、投影装置10の液晶装置14に表示する(S19)。その後、処理を終了する。
また、CPU51が、測定値X1と測定値X2とが等しくないと判断した場合には(S16:NO)、CPU51は、ステップS20の処理を実行する。つまり、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っているので、CPU51は、以下に説明する画像処理行う。まず、CPU51は、無線通信部59を制御して画像データを外部のサーバ等から取得し、RAM52に記憶する(S20)。次いで、CPU51は、画像データの向きを鏡像反転させる(S21)。「鏡像反転」とは、画像を鏡に写したように左右反転することを言う。この処理は、画像データを左右反対方向から読み込むことで実現できる。具体的には、各種プログラム言語において、周知の鏡像反転コマンドにより実現できる。次に、CPU51は、鏡像反転した画像データから背景画像とキャラクタ画像の特定を行う(S22)。この処理では、CPU51は、画像データを所定の閾値により背景画像とキャラクタ画像とに切り分けて背景画像とキャラクタ画像とを各々特定する。また、CPU51は、画像データをSobel法、Roberts法、Prewitt法等により、キャラクタ画像の輪郭線の抽出を行い、背景画像とキャラクタ画像とを切り分けて、背景画像とキャラクタ画像とを各々特定するようにしてもよい。次に、CPU51は、ステップS22の処理で特定した背景画像を黒背景にする黒背景処理を行う(S23)。この処理では、CPU51は、一例として、ステップS22の処理で特定した背景画像のRGB値データを以下の(式1)により、各々、白黒反転処理を行う。
出力値=255−入力値(式1)
また、CPU51は、背景画像のRGB値データを(0,0,0)と変換してもよい。
次に、CPU51は、S23で黒背景処理された画像データを縮小する(S24)。一例として、CPU51は、画像データを3/4に縮小する。この処理では、一例として、CPU51は、サンプリング法により画像データの4画素から1画素を間引くことにより画像データを3/4に縮小する。次いで、CPU51は、プログラムROM53に記憶されている輝度テーブルBから画像データの輝度レベルに対応した輝度値を設定する(S25)。一例として、輝度値は、64/64である。従って、画像データの輝度は、減光されない。その後、CPU51は、画像処理部57を制御して、ステップS24の処理で縮小処理された画像データをステップS25の処理で設定した輝度値に変換して、ビデオRAM56に一時的に記憶する。次に、CPU51は、ビデオRAM56に記憶された画像データを投影装置10に送信して、投影装置10の液晶装置14に表示する(S19)。その後、処理を終了する。
以上説明したように、上記第一実施の形態では、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っていない場合には、投影装置10の液晶装置14に表示される画像データの輝度は半分に低下され、画像データの向きは鏡像反転されず、背景画像はそのままであり、画像の大きさも縮小されない。従って、使用者が投影装置10の液晶装置14を直接目視する場合でも、特別な操作無しに、ハーフミラーホルダ25を筐体2から外すだけでよい。また、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っている場合には、投影装置10の液晶装置14に表示される画像データの輝度はそのままで低下されず、画像データの向きは鏡像反転され、背景は黒背景にされ、画像の大きさは3/4に縮小される。使用者が投影装置10をヘッドマウントディスプレイ1として使用する場合には、ハーフミラーホルダ25が筐体2に装着されるので、投影装置10の最終のレンズ111から使用者の眼までの距離が長くなる。すると、ハーフミラーホルダ25が筐体2に取り付けられていない場合に液晶装置14の表示面いっぱいに画像を見える状態で、ハーフミラーホルダ25を筐体2に取り付けると液晶装置14の表示面に表される画像の四隅が欠けてしまう。そこで、上記のように、ハーフミラーホルダ25が筐体2に取り付けられている場合には、画像の大きさが3/4に縮小されることで、画像の四隅欠けを無くすことができる。従って、画像サイズの調整を自動でできる。
次に、図8を参照して、接続検出センサ20の第二実施の形態について説明する。第二実施の形態の接続検出センサ20は、距離センサが用いられ、一例として、赤外線を発光して距離を測定する赤外線距離センサや、超音波を発信して距離を測定する超音波距離センサ等が用いられる。図8に示す第二実施の形態では、一例として、赤外線距離センサから構成される接続検出センサ20がセンサ基板201に半田付けされている。センサ基板201、配線202及び溝203等の構造は、上記第一実施の形態と同じである。
次に、第二実施の形態の接続検出センサ(距離センサ)20の動作について説明する。図8(A)に示すように、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っている場合には、接続検出センサ20の赤外線発光部(図示略)から発光された赤外線は、ハーフミラーホルダ25の壁面253(図4参照)により反射されて、接続検出センサ20の受光部(図示略)により受光される。例えば、接続検出センサ(距離センサ)20の測定値Y1=5mmとなる。これに対して、図8(B)に示すように、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っていない場合には、接続検出センサ20の赤外線発光部(図示略)から発光された赤外線は、接続検出センサ20の受光部(図示略)により受光されない。従って、接続検出センサ(距離センサ)20の測定値Y1=∞となる。
次に、図11に示すフローチャートを参照して、本発明の第二実施の形態の画像表示処理について説明する。図11に示すフローチャートのプログラムは、制御装置50のプログラムROM53からCPU51が読み出して実行する。尚、図11に示すフローチャートでは、第一実施の形態と同じ処理には、同じステップ番号が付されている。まず、CPU51は、CPU11に対して、接続検出センサ(距離センサ)20による距離測定を指示する(S30)。CPU11は、接続検出センサ(距離センサ)20を稼働させて反射光により距離を測定する。CPU11は、測定した結果の測定値Y1をCPU51に送信する。CPU51は、受信した測定値Y1をRAM52に記憶する(S31)。次いで、CPU51は、RAM52に記憶された測定値Y1が予めプログラムROM53に記憶している閾値Y0より大きいか否かを判断する(S32)。一例として、閾値Y0=20mmである。一例として測定値Y1=∞の場合には、CPU51は、測定値Y1が閾値Y0より大きいと判断する(S32:YES)。この場合は、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っていない場合であり、CPU51は、第一実施の形態の画像表示処理と同様の処理S17,S18,S19を行う。
また、一例として測定値Y1=5mm場合には、CPU51は、測定値Y1が閾値Y0より大きくないと判断する(S32:NO)。この場合には、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っているので、CPU51は、第一実施の形態の画像表示処理と同様の処理S20,S21,S22,S23,S24,S25,S19を行う。
以上説明したように、上記第二実施の形態でも、距離センサを用いて、第一実施の形態と同様の効果を奏することができる。
次に、図9を参照して、接続検出センサ20の第三実施の形態について説明する。第三実施の形態の接続検出センサ20は、メカニカルスイッチが用いられる。一例として、マイクロスイッチ等が用いられる。図9に示す第三実施の形態では、一例として、マイクロスイッチから構成される接続検出センサ20がセンサ基板201に半田付けされている。センサ基板201、配線202及び溝203等の構造は、上記第一実施の形態と同じである。
次に、第三実施の形態の接続検出センサ20の動作について説明する。図9(A)に示すように、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っている場合には、接続検出センサ20の押し部材221(図9(B)参照)が、ハーフミラーホルダ25の壁面253(図4参照)により押し込まれて、接続検出センサ20を構成するマイクロスイッチがONになる。これに対して、図9(B)に示すように、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っていない場合には、接続検出センサ20の押し部材221は押し込まれておらず、接続検出センサ20を構成するマイクロスイッチがOFFになる。
次に、図12に示すフローチャートを参照して、本発明の第三実施の形態の画像表示処理について説明する。図12に示すフローチャートのプログラムは、制御装置50のプログラムROM53からCPU51が読み出して実行する。尚、図12に示すフローチャートでは、第一実施の形態と同じ処理には、同じステップ番号が付されている。まず、CPU51は、CPU11を介して、接続検出センサ(マイクロスイッチ)20の押し部材221が押されてONか押されずにOFFかの状態を検出する(S41)。次いで、CPU51は、接続検出センサ(マイクロスイッチ)20の押し部材221が押されていない(OFF)か否かを判断する(S42)。接続検出センサ(マイクロスイッチ)20の押し部材221が押されていない場合(S42:YES)、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っていない場合であり、CPU51は、第一実施の形態の画像表示処理と同様の処理S17,S18,S19と同様の処理を行う。
また、接続検出センサ(マイクロスイッチ)20の押し部材221が押されている場合(S42:NO)、ハーフミラーホルダ25が筐体2に嵌っているので、CPU51は、第一実施の形態の画像表示処理と同様の処理S20,S21,S22,S23,S24,S25,S19を行う。
以上説明したように、上記第三実施の形態でも、マイクロスイッチ等のメカニカルスイッチを用いて、第一実施の形態と同様の効果を奏することができる。
以上の説明において、投影ユニット30が本発明の「画像光出力部」の一例であり、ハーフミラー3が本発明の「偏向部材」の一例である。接続検出センサ20が本発明の「検知部」の一例であり、配線202が本発明の「接続部」の一例であり、液晶装置14の接眼光学部120側の面が本発明の「表示面」の一例であり、無線通信部59が本発明の「受信部」の一例である。制御装置50が本発明の「制御部」の一例である。CPU51が実行するS11、S30,S41の処理が本発明の「検知ステップ」の一例であり、CPU51が実行するS18、S19の処理が本発明の「第1制御ステップ」の一例であり、CPU51が実行するS21、S19の処理が本発明の「第2制御ステップ」の一例である。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変更が可能である。例えば、図10〜図12に示すS17の処理の後に、CPU51は、S22と同様の処理を行って、画像データから背景とキャラクタを切り出す。その後、CPU51は、背景のRGB値データを(255,255,255)と変換して、背景を白にする白背景処理をしてもよい。
また、上記実施の形態において、接続検出センサ20とインターフェイス18とは、無線によって通信が行われてもよい。また、図10〜図12に示すフローチャートのプログラムは、投影装置10のプログラムROM13に記憶され、CPU11が実行してもよい。また、図10〜図12に示すフローチャートが、CPUではなく、専用のASICなどにより実行されても良い。
1 ヘッドマウントディスプレイ
3 ハーフミラー
3A 反射面
10 投影装置
14 液晶装置
20 接続検出センサ
25 ハーフミラーホルダ
30 投影ユニット
50 制御装置
51 CPU
202 配線
203 溝
205 電気基板
283A 内壁

Claims (6)

  1. 筐体と、
    画像信号を受信する受信部と、
    前記画像信号に従って所定の表示面に形成された画像を、画像光として第1方向に出力する画像光出力部であって、前記筐体内に設けられる画像光出力部と、
    前記筐体の一端に取り付け可能であって、前記画像光を前記第1方向と異なる第2方向に偏向する偏向部材と、
    前記一端に設けられ、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられているかを検知する検知部と、
    前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知されない場合、前記画像光出力部に前記画像信号に従って第1画像を前記表示面に形成させ、
    前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知された場合、前記画像光出力部に、前記第1画像を鏡像反転させた第2画像をの前記表示面に形成させる制御部と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記制御部は、
    前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知されない場合、前記画像光出力部に、前記第1画像を前記表示面に形成させ、且つ、第1輝度で前記画像光を出力させ、
    前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知された場合、前記画像光出力部に、前記第2画像を前記表示面に形成させ、且つ、前記第1輝度よりも明るい第2輝度で前記画像光を出力させることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記制御部は、
    前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知されない場合、前記画像光出力部に、前記第1画像を第1サイズで前記表示面に形成させ、
    前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知された場合、前記画像光出力部に、前記第2画像を、前記第1サイズより小さい第2サイズで前記表示面に形成させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 前記制御部は、
    前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知されない場合、前記画像光出力部に、白の背景である前記第1画像を前記表示面に形成させ、
    前記検知部により、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知された場合、前記画像光出力部に、黒の背景である前記第2画像を前記表示面に形成させ、且つ、前記第1輝度よりも明るい第2輝度で前記画像光を出力させることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記画像表示装置はヘッドマウントディスプレイであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  6. 筐体と、
    画像信号を受信する受信部と、
    前記画像信号に従って所定の表示面に形成された画像を、画像光として第1方向に出力する画像光出力部であって、前記筐体内に設けられる画像光出力部と、
    前記筐体の一端に取り付け可能であって、前記画像光を前記第1方向と異なる第2方向に偏向する偏向部材と、
    前記一端に設けられ、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられているかを検知する検知部と、を備える画像表示装置のコンピュータに、
    前記検知部の検知結果に基づいて、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられているか否かを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにより、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知されない場合、前記画像光出力部に、前記画像信号に従って第1画像を前記表示面に形成させる第1制御ステップと、
    前記検知ステップにより、前記偏向部材が前記筐体に取り付けられていると検知された場合、前記画像光出力部に、前記第1画像を鏡像反転させた第2画像を前記表示面に形成させる第2制御ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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