JP2015162305A - 吸盤式電極 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吸盤1と、吸盤1の下面に複数本の電極31,32、33からなる電極部3を吸盤1の中心から放射状に形成され、個々の電極31,32、33と減圧機能付きケーブル管5に収納されているケーブル2の導線9を接続する吸盤式電極である。さらに、吸盤式電極が検査対象物に接触面10へ強固に固定するために吸盤1の中心部に設けられた減圧機能付きケーブル管5を併せ持つ。
【選択図】図1
Description
このような従来技術として、特許文献1には、安定した電極の接触を目的とした吸盤式電極が開示されている。吸盤式電極は可撓性のゴム等からなる樹脂製吸盤と吸盤内外を貫通する電極とからなる構成であるが、吸盤が可撓性であるために電極が接触すべき面に対し、接触が不安定であるという課題を解決するために板バネやコイルバネを用いて電極姿勢の安定化を図ったものである。
まず、吸盤と、吸盤に設けられた電極部とを備える吸盤式電極において、前記電極部が前記吸盤下面に前記吸盤の中心から放射状に設けられていることを特徴とする吸盤式電極とした。
また、前記電極部は、導電性粒子や導電性繊維が混練された弾性導電体であることを特徴とする吸盤式電極とした。
また、前記導線は、減圧機能付きケーブル管に収納されていることを特徴とする吸盤式電極とした。
また、前記減圧機能式ケーブル管が、減圧レバー型ケーブル管であることを特徴とする吸盤式電極とした。
図1は、本発明の第1の実施形態の吸盤式電極の斜視図である。
可撓性および弾性のあるゴム製の吸盤1には、放射状の複数の電極部3が形成され、吸盤1の端縁には脱着ツマミ4が設けられている。電極部3における個々の電極31、32、33は非電極部8によって電気的に分離されている。図では、放射状の複数の電極部3は吸盤1の上面から下面にかけて形成されているが、吸盤1の下面だけに形成される形態であっても構わない。ただし、吸盤の吸い付きを悪化させることの無いよう、吸盤下面において電極部3と絶縁性の非電極部8との間に段差が無いように形成されることが重要である。電極部3は、ゴムの中に導電性粒子や導電性繊維を混練したものから形成されているため可撓性および弾性を有している。電極部3は上記の他に金属等の導電性薄膜を吸盤下面に貼り付けるという方法で形成しても構わない。吸盤の中央には減圧ネジ型ケーブル管5が設けられ、その中をケーブル2が貫通している。ケーブル2の中には検査装置等と接続された複数の導線2が互いに絶縁されて収納されている。ケーブル2内を貫通する複数の導線2は、吸盤1の中心部で電極部3と電気的に接触する構造となっている。導線2と電極部3との接合は、半田付けでも良いが、吸盤中心部に電極部と導通する凹部を設け、そこに導線を嵌めこむという方法のほうが簡便である。
図2は、本発明の第1の実施形態の吸盤式電極の断面図である。
まず、吸盤1の吸着面(下面)にある電極部3が、接触させる相手方である検査対象物の接触面10上に形成された端子11等と位置が合っていることを確認し、仮固定する。この際、脱着ツマミ4を目印として位置合わせしてもよい。次に減圧ネジ型ケーブル管5を検査対象物の接触面10を押すように回していくと、吸盤内がさらに減圧され、吸盤1が検査対象物に強固に固定されることになる。そして、吸盤1の吸着面(下面)にある電極部3と検査対象物の端子11とが電気的に良好な接触を有することになる。その後、通電することで、検査対象物を電気特性検査する。吸盤式電極を外すときは、脱着ツマミ4を検査対象物の接触面10と反対方向に持ち上げて吸盤内を吸盤外と連通させ、取り外すことができる。
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、減圧ネジ型ケーブル管に代えて減圧レバー型ケーブル管13を用い、さらに、吸盤1の上部に吸盤蓋7を設ける構成としたことである。吸盤1の中心には減圧レバー型ケーブル管13が設けられ、その下端は吸盤中心部と接合している。減圧レバー型ケーブル管13の中をケーブル2が貫通し、ケーブル2の中には複数の導線2が互いに絶縁されて収納されている。減圧レバー型ケーブル管13には減圧レバー6が接合され、減圧レバー6を押し下げると、テコの原理で減圧レバー6と吸盤蓋7の接触部が支点となり減圧レバー型ケーブル管13を持ち上げ、それに伴って、減圧レバー型ケーブル管13と接合されている吸盤1の中心部が持ち上がって、吸盤内がさらに減圧される。これにより、吸盤式電極が検査対象物に強固に固定されることになる。本実施形態の他の構成については、第1の実施形態と同じであるので説明を省略する。
2 ケーブル
3 電極部
4 脱着ツマミ
5 減圧ネジ型ケーブル管
6 減圧レバー
7 吸盤蓋
8 非電極部
9 導線
10 検査対象物の接触面
11 検査対象物の端子
13 減圧レバー型ケーブル管
31 電極
32 電極
33 電極
Claims (5)
- 吸盤と、前記吸盤に設けられた電極部とを備える吸盤式電極において、
前記電極部は、前記吸盤の下面に前記吸盤の中心から放射状に設けられている複数の電極を有し、
前記複数の電極が、前記吸盤の中心部に設けられた減圧機能付きケーブル管に収納されている複数の導線と、それぞれ接続されていることを特徴とする吸盤式電極。 - 前記電極部は、導電性粒子や導電性繊維が混練された弾性導電体であることを特徴とする請求項1記載の吸盤式電極。
- 前記電極部は、前記吸盤下面に貼り付けられた導電性薄膜であることを特徴とする請求項1記載の吸盤式電極。
- 前記減圧機能式ケーブル管が、減圧ネジ型ケーブル管であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の吸盤式電極。
- 前記減圧機能式ケーブル管が、減圧レバー型ケーブル管であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の吸盤式電極。
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JP2014035868A JP2015162305A (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | 吸盤式電極 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014035868A JP2015162305A (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | 吸盤式電極 |
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Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2014
- 2014-02-26 JP JP2014035868A patent/JP2015162305A/ja active Pending
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