JP2015161975A - 引出構造、キーボードユニット及び携帯用情報機器 - Google Patents

引出構造、キーボードユニット及び携帯用情報機器 Download PDF

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Abstract

【課題】機器ユニットの薄型化を可能とする平型集合導体の機器ユニットからの引出構造、該引出構造を備えたキーボードユニット及び該キーボードユニットを備えた携帯用情報機器を提供する。
【解決手段】キーボードユニット12は、フレキシブルな平型集合導体28の引出構造10を備える。この引出構造10は、キーボードユニット12の一面に設けられた保護シート36を、導体パターン32dの片面の少なくとも一部を覆うための絶縁性シートとして兼用することにより、平型集合導体28に形成された導体パターン32dの一面をメンブレンシート32の上側絶縁性シート32aで覆い、他面の一部を保護シート36で覆った構成である。
【選択図】図2

Description

本発明は、フレキシブルな平型集合導体の機器ユニットからの引出構造、該引出構造を備えたキーボードユニット及び該キーボードユニットを備えた携帯用情報機器に関する。
可撓性基材上に厚膜導体或いは薄膜導体によって複数の導線パターンを形成したフレキシブルプリント配線板やメンブレン配線板等のフレキシブルな平型集合導体は、形状の自由度が比較的高い薄型・軽量の配線材料である。このような平型集合導体は、電子機器、とりわけ薄型化・軽量化の要望の強いノート型パーソナルコンピュータ(ノート型PC)等の携帯用情報機器の筐体内で内部機器同士を電気的に接続する内部配線材料として広く利用されている。
例えば特許文献1、2において、本出願人は、ノート型PC等の本体基板とキーボードユニットとをフレキシブルな平型集合導体で接続する構造を提案している。
特開2010−287658号公報 特開2012−156262号公報
上記のような従来技術では、例えばノート型PCに搭載されるキーボードユニットの側面から引き出された平型集合導体に形成された導体パターンの両面を絶縁性シートで覆うことで、該平型集合導体の絶縁性を確保している。そして、このように絶縁された平型集合導体をキーボードユニットの下面側へと折り返した状態で、その先端の接続端子を本体基板のコネクタに接続する。これにより、スペースの限られたノート型PCの筐体内でキーボードユニットと本体基板とを電気的に確実に接続することができる。
ところで、キーボードユニットのような機器ユニットは、その下面が防水シートや反射板(反射シート)等の絶縁性を有するシート状部材で覆われていることが多い。すなわち、上記従来技術では、導体パターンの両面を絶縁性シートで覆った平型集合導体を機器ユニットの下面側に配置するため、導体パターンの片面が実質的に2層の絶縁層で覆われることになり、機器ユニット全体の厚みが大きくなってしまっている。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、機器ユニットの薄型化を可能とする平型集合導体の機器ユニットからの引出構造、該引出構造を備えたキーボードユニット及び該キーボードユニットを備えた携帯用情報機器を提供することを目的とする。
本発明に係る引出構造は、導体パターンの両面を絶縁性シートで覆ったフレキシブルな平型集合導体の機器ユニットからの引出構造であって、前記機器ユニットの一面に設けられた絶縁性を有するシート状部材を、前記導体パターンの片面の少なくとも一部を覆うための前記絶縁性シートとして兼用したことを特徴とする。
このような構成によれば、機器ユニットの一面を覆うシート状部材を平型集合導体の片面の少なくとも一部を覆う絶縁性シートとして兼用している。このため、平型集合導体の両面をそれぞれ覆うべき絶縁性シートのうちの一方を省略することができる。すなわち、平型集合導体の片面に設けるべき絶縁性シートを実質的に省略することができる。従って、省略した絶縁性シートの厚み分だけ平型集合導体の厚みを薄くし、機器ユニットの薄型化を図ることができる。
前記機器ユニットは、キーボードユニットであると、該キーボードユニットが搭載されるノート型PC等の筐体の薄型化を図ることができる。
前記シート状部材は、前記キーボードユニットの下面に設けられた保護シートであってもよい。これにより、キーボードユニットの下面に設けられた防水シートや反射シート等の保護シートを平型集合導体の片面を覆う絶縁性シートとして有効に利用して、キーボードユニットの薄型化を図ることができる。
前記平型集合導体は、前記キーボードユニットの一側面から引き出され、該キーボードユニットの下面側から他側面側に向かって折り返されると共に、該下面側で前記導体パターンの片面の少なくとも一部が前記保護シートによって覆われていてもよい。
本発明に係るキーボードユニットは、上記の引出構造を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る携帯用情報機器は、上記のキーボードユニットを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、平型集合導体の片面に設けるべき絶縁性シートを実質的に省略することができ、省略した絶縁性シートの厚み分だけ平型集合導体の厚みを薄くし、機器ユニットの薄型化を図ることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る引出構造を備えたキーボードユニットを携帯用情報機器に設置する状態を説明するための分解斜視図である。 図2は、本実施形態に係るキーボードユニットの縦断面図である。 図3は、メンブレンシートの構成例を示す縦断面図である。 図4は、図2に示すキーボードユニットに設けられるメンブレンシートの説明図である。 図5は、図4に示すメンブレンシートの平型集合導体を保護シートで覆った状態を示す説明図である。 図6は、図5に示す状態から平型集合導体を折り返し、ベースプレートの下面側に保護シート及び平型集合導体を配設した状態を示す底面図である。 図7は、保護シートに形成された切込みの作用を示す説明図である。 図8は、本発明の第2の実施形態に係る引出構造を備えたキーボードユニットの縦断面図である。 図9は、図8に示すキーボードユニットに設けられるメンブレンシートの説明図である。 図10は、図9に示すメンブレンシートの平型集合導体を保護シートで覆った状態を示す説明図である。 図11は、図10に示す状態から平型集合導体を折り返し、ベースプレートの下面側に保護シート及び平型集合導体を配設した状態を示す底面図である。
以下、本発明に係る引出構造について、この構造を備えたキーボードユニット及び携帯用情報機器を例示して好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る引出構造10を備えたキーボードユニット12を携帯用情報機器14に設置する状態を説明するための分解斜視図である。
図1に示すように、携帯用情報機器14は、入力装置としてキーボードユニット12を搭載した本体部16と、本体部16のディスプレイとなる表示部18とを備えたノート型PCである。
本体部16は、箱状の筐体(本体筐体)20と、筐体20に収容されたマザーボード等の電子回路基板である本体基板22とを有する。筐体20の上面側には、キーボードユニット12を装着可能な開口部20aが形成されている。本体基板22には、図示しない中央演算装置(CPU)、チップセット、メモリ等が搭載されている。本体基板22の上面には、キーボードユニット12を本体基板22に対して電気的に接続する際に使用するコネクタ22aが設けられている。
表示部18は、左右一対のヒンジ24,24によって本体部16に対して回動可能に連結された蓋体である。表示部18は、その内面に液晶表示パネル等のディスプレイを備える。表示部18は、ヒンジ24を通過した図示しないケーブルにより、本体基板22と電気的に接続されている。
キーボードユニット12は、その上面に複数のキーを所定パターンで配列したキートップ群26を有し、その一側面(本実施形態では正面側の側面)から平型集合導体28が引き出されている。キーボードユニット12の一側面から引き出された平型集合導体28は、下面側から他側面側に向かって折り返され、キーボードユニット12の下面側で本体基板22のコネクタ22aと接続される(図2も参照)。
図2は、本実施形態に係るキーボードユニット12の縦断面図であり、平型集合導体28の先端に設けられた接続端子28aを本体基板22のコネクタ22aに接続した状態を示している。図3は、メンブレンシート32の構成例を示す縦断面図である。
図2に示すように、キーボードユニット12は、ベースプレート30と、ベースプレート30の上面側に積層されたメンブレンシート32と、メンブレンシート32の上面側に積層され、その上面にキートップ群26を設けたキーボード本体(キーフレーム)34とを有する。ベースプレート30の下面は、保護シート(絶縁性シート、シート状部材)36によって覆われている。
図3に示すように、メンブレンシート32は、それぞれ絶縁材によって形成された上側絶縁性シート(絶縁性シート)32aと下側絶縁性シート(絶縁性シート)32bとを、絶縁性を有するスペーサシート32cを挟んで積層したものである。上側絶縁性シート32a及び下側絶縁性シート32bは、それぞれの互いに対向する面に所定の導体パターン32dが形成されている。
2枚の絶縁性シート32a,32bのうちの一方、本実施形態では上側絶縁性シート32aの一部が導体パターン32dと共に側方に延出されており、この延出された部分が平型集合導体28を構成する。このように平型集合導体28は、メンブレンシート32の一側面側から引き出されたフレキシブルなケーブル(メンブレン配線板)で構成されている。平型集合導体28は、メンブレンシート32に対して電気的に接続されるフレキシブルプリント配線板等で構成されてもよい。
メンブレンシート32は、図2に示すようにキーボードユニット12に組み込まれた状態でキートップ群26を構成する各キーに対応する部位のスペーサシート32cが切り欠かれている。従って、各キーを押下した場合には、上側絶縁性シート32aの接点部と下側絶縁性シート32bの接点部とが接触し、両絶縁性シート32a,32bに設けられた回路が接続する。これにより、押下されたキーに応じた電気信号が平型集合導体28を介して本体基板22側へと送信される。メンブレンシート32は、各キーの押下が解除された場合には、図示しないラバードーム等の弾性反発力によって各接点部間が離間する。
保護シート36は、ベースプレート30の下面側を覆う絶縁性を持ったシート状部材である。保護シート36は、ベースプレート30に設けられた複数の取付孔等からキーボードユニット12の下側への水漏れを防止する防水機能も有する。キーボードユニット12がバックライト構造を有する場合、保護シート36は、図示しないバックライトモジュール用の反射シート(反射板)で構成される。キーボードユニット12がバックライト構造を持たない場合、保護シート36は、合成樹脂等からなる防水シートで構成される。
本実施形態に係る引出構造10は、このようなキーボードユニット12からの平型集合導体28の引出構造である。この引出構造10は、図2に示すように、平型集合導体28に設けられた導体パターン32dの一面を上側絶縁性シート32aで覆い、他面の一部(接続端子28a近傍領域を除く部分)をキーボードユニット12の下面に設けられた保護シート36で覆っている。つまり、キーボードユニット12の下面を覆う保護シート36を平型集合導体28に形成された導体パターン32dの他面を覆う絶縁性シートとして兼用している。なお、平型集合導体28の先端(接続端子28a)近傍領域であって、保護シート36で覆われない部分は、絶縁性を持った保護シート38によって覆われている。保護シート38は、上記防水シート等と同様な材質で構成されている。
引出構造10では、キーボードユニット12の保護シート36を平型集合導体28の片面の少なくとも一部を覆う絶縁性シートとして兼用しているため、上記従来技術のように、平型集合導体28の両面をそれぞれ絶縁性シートで覆っておく必要がない。このため、平型集合導体28の片面に設けるべき絶縁性シートを実質的に省略することができる。従って、省略した絶縁性シートの厚み分(例えば、0.07mm程度)だけ平型集合導体28の厚みを薄くし、これによりキーボードユニット12全体の厚みを薄くすることができる。
そこで、次に、本実施形態に係る引出構造10を適用したキーボードユニット12の製造方法の一手順を図4〜図6を参照して説明する。図4は、図2に示すキーボードユニット12に設けられるメンブレンシート32の説明図であり、平型集合導体28を折り返さない状態でメンブレンシート32を下面側から見た図である。図5は、図4に示すメンブレンシート32の平型集合導体28を保護シート36で覆った状態を示す説明図である。図6は、図5に示す状態から平型集合導体28を折り返し、ベースプレート30の下面側に保護シート36及び平型集合導体28を配設した状態を示す底面図である。
先ず、メンブレンシート32は、図4に示すように、平型集合導体28がその一側面から延出し、折り返されていない状態にある。この状態では、平型集合導体28の一面(図4では下面)が上側絶縁性シート32aによって覆われ、他面(図4では上面)は導体パターン32dが露出している。平型集合導体28の接続端子28a近傍領域では、導体パターン32dがその上から貼着された保護シート38によって覆われている。
平型集合導体28の導体パターン32dが露出した部分に所定の接着剤40を塗布し(図4参照)、その上から保護シート36を貼着する(図5参照)。保護シート36は、キーボードユニット12の下面全体を覆うことができる外形を有する。このため、図5に示すように、平型集合導体28は保護シート36の下面側に完全に埋もれた状態となる。接着剤40に代えて両面テープ等を用いてもよい。
次に、図5に示す状態のメンブレンシート32をベースプレート30の上面上に貼着した後、図6に示すようにベースプレート30を挟み込むように平型集合導体28を折り返し、これに貼着された保護シート36をベースプレート30の下面に貼着する。これにより、折り返した平型集合導体28の導体パターン32dの両面をそれぞれ上側絶縁性シート32aと保護シート36とで覆った引出構造10を有するキーボードユニット12が形成される。
なお、本実施形態では、図5及び図6に示すように、平型集合導体28の先端側に設けられた保護シート38の基端側(メンブレンシート32側)であって保護シート36との境界付近となる位置で、保護シート36に切込み42が形成されている。切込み42は、平型集合導体28の延在方向と直交する方向に延在すると共に、その両端側が平型集合導体28の基端側に向かって延在した門形状に保護シート36を切断したものである。切込み42の両端部には、それぞれ円形孔部42aが形成されている。従って、平型集合導体28の接続端子28a側をコネクタ22aに接続する際、図7に示すように、保護シート38が介在していて保護シート36と接着されていない平型集合導体28の先端側(接続端子28a側)を持ち上げると、切込み42で囲まれた矩形の部分42bが平型集合導体28と共に持ち上げられる。その際、部分42bの両端部には円形孔部42aが形成されているため破れ難く、平型集合導体28の持ち上げ動作によって保護シート36が破損することが防止される。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る引出構造50を備えたキーボードユニット52の縦断面図である。この第2の実施形態に係る引出構造50及びキーボードユニット52において、上記第1の実施形態に係る引出構造10及びキーボードユニット12と同一又は同様な機能及び効果を奏する要素には同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態に係る引出構造50は、キーボードユニット52の一側面から引き出され、その下面側へと折り返された平型集合導体28の接続端子28aがキーボードユニット52の他側面を超えて突出した構成となっている。このため、引出構造50では、図2中の保護シート38が省略されると共に、平型集合導体28は導体パターン32dの一面が上側絶縁性シート32aで覆われ、他面が保護シート36で覆われている。ここで、保護シート36は、省略した保護シート38で覆っていた部分(平型集合導体28の先端側)も覆うように、一部に突出部分36a(図10参照)を設けた形状となっている。
引出構造50においても、キーボードユニット52の保護シート36を平型集合導体28の片面を覆う絶縁性シートとして兼用しているため、平型集合導体28の片面を覆うべき絶縁性シートを実質的に省略することができる。従って、省略した絶縁性シートの厚み分(例えば、0.07mm程度)だけ平型集合導体28の厚みを薄くし、これによりキーボードユニット52全体の厚みを薄くすることができる。
そこで、次に、本実施形態に係る引出構造50を適用したキーボードユニット52の製造方法の一手順を図9〜図11を参照して説明する。図9は、図8に示すキーボードユニット52に設けられるメンブレンシート32の説明図であり、平型集合導体28を折り返さない状態でメンブレンシート32を下面側から見た図である。図10は、図9に示すメンブレンシート32の平型集合導体28を保護シート36で覆った状態を示す説明図である。図11は、図10に示す状態から平型集合導体28を折り返し、ベースプレート30の下面側に保護シート36及び平型集合導体28を配設した状態を示す底面図である。
本実施形態の場合にも、メンブレンシート32は、図9に示すように、平型集合導体28がその一側面から延出し、折り返されていない状態にある。この状態では、平型集合導体28の一面(図9では下面)が上側絶縁性シート32aによって覆われ、他面(図9では上面)は導体パターン32dが露出している。
平型集合導体28の導体パターン32dが露出した部分に所定の接着剤40を塗布し(図9参照)、その上から保護シート36を貼着する(図10参照)。突出部分36aを有する保護シート36により、平型集合導体28は先端の接続端子28a部分を除いて保護シート36の下面側に埋もれた状態となる。
次に、図10に示す状態のメンブレンシート32をベースプレート30の上面上に貼着した後、図11に示すようにベースプレート30を挟み込むように平型集合導体28を折り返し、保護シート36をベースプレート30の下面に貼着する。これにより、折り返した平型集合導体28の導体パターン32dの両面をそれぞれ上側絶縁性シート32aと保護シート36とで覆うと共に、接続端子28aが他側面側に突出した引出構造50を有するキーボードユニット52が形成される。
以上のように、上記第1(第2)の実施形態に係る引出構造10(50)は、導体パターン32dの両面を絶縁性シートで覆ったフレキシブルな平型集合導体28の機器ユニットとしてのキーボードユニット12(52)からの引出構造であり、キーボードユニット12(52)の一面に設けられた保護シート36を、導体パターン32dの片面の少なくとも一部を覆うための絶縁性シートとして兼用している。
このように、引出構造10(50)では、キーボードユニット12(52)の下面を覆う保護シート36を平型集合導体28の片面の少なくとも一部を覆う絶縁性シートとして兼用している。このため、平型集合導体28の両面をそれぞれ覆うべき絶縁性シートのうちの一方を省略することができる。すなわち、平型集合導体28の片面に設けるべき絶縁性シートを実質的に省略することができ、平型集合導体28がキーボードユニット12(50)と一体化される。従って、省略した絶縁性シートの厚み分だけ平型集合導体28の厚みを薄くし、キーボードユニット12(52)の薄型化を図ることができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
上記各実施形態では、携帯用情報機器14としてノート型PCを例示したが、本発明は携帯電話又は電子手帳等、キーボードユニット等の各種の機器ユニットを搭載した機器であれば好適に使用できる。すなわち、本発明は、キーボードユニット以外にも、フレキシブルな平型集合導体が引き出されるものであれば、各種の電子機器ユニットに適用できる。
10,50 引出構造
12,52 キーボードユニット
14 携帯用情報機器
16 本体部
18 表示部
20 筐体
22 本体基板
22a コネクタ
26 キートップ群
28 平型集合導体
28a 接続端子
30 ベースプレート
32 メンブレンシート
32a 上側絶縁性シート
32b 下側絶縁性シート
32d 導体パターン
34 キーボード本体
36,38 保護シート
42 切込み

Claims (6)

  1. 導体パターンの両面を絶縁性シートで覆ったフレキシブルな平型集合導体の機器ユニットからの引出構造であって、
    前記機器ユニットの一面に設けられた絶縁性を有するシート状部材を、前記導体パターンの片面の少なくとも一部を覆うための前記絶縁性シートとして兼用したことを特徴とする引出構造。
  2. 請求項1記載の引出構造において、
    前記機器ユニットは、キーボードユニットであることを特徴とする引出構造。
  3. 請求項2記載の引出構造において、
    前記シート状部材は、前記キーボードユニットの下面に設けられた保護シートであることを特徴とする引出構造。
  4. 請求項3記載の引出構造において、
    前記平型集合導体は、前記キーボードユニットの一側面から引き出され、該キーボードユニットの下面側から他側面側に向かって折り返されると共に、該下面側で前記導体パターンの片面の少なくとも一部が前記保護シートによって覆われていることを特徴とする引出構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の引出構造を備えたことを特徴とするキーボードユニット。
  6. 請求項5記載のキーボードユニットを備えたことを特徴とする携帯用情報機器。
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