JP2015161062A - フロート式逆流防止弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】フロートの損傷の発生を低減して逆流防止機能の低下を抑制することを目的とするフロート式逆流防止弁を提供する。
【解決手段】フロート式逆流防止弁は、環状弁座、フロート、ガイド部材及び規定部材を備えている。環状弁座は、上下方向に開口し、前記排水系統の上流側と下流側とを連通する。フロートは、前記環状弁座下方の下流側において上下方向に移動可能に位置し、排水の水位上昇に伴って浮上して、前記開口に嵌合して前記開口を閉じて、前記環状弁座を閉栓し、排水の水位低下に伴って降下して前記開口を解放して、該環状弁座を開栓する。ガイド部材は、前記フロートの上下方向の移動をガイドする。規定部材は、上部に開口部を有する水溜部を備え、前記フロートの移動の下限位置を規定する。
【選択図】図1
【解決手段】フロート式逆流防止弁は、環状弁座、フロート、ガイド部材及び規定部材を備えている。環状弁座は、上下方向に開口し、前記排水系統の上流側と下流側とを連通する。フロートは、前記環状弁座下方の下流側において上下方向に移動可能に位置し、排水の水位上昇に伴って浮上して、前記開口に嵌合して前記開口を閉じて、前記環状弁座を閉栓し、排水の水位低下に伴って降下して前記開口を解放して、該環状弁座を開栓する。ガイド部材は、前記フロートの上下方向の移動をガイドする。規定部材は、上部に開口部を有する水溜部を備え、前記フロートの移動の下限位置を規定する。
【選択図】図1
Description
この発明は、工場などの敷地内や建屋内で発生する排水を河川や海、公共排水施設などに排出する排水系統中に配設されるフロート式逆流防止弁に関する。
従来より、工場などの敷地内や建屋内で発生する排水を河川や海、公共排水施設などに排出する排水系統では、上流から下流への順方向に排水を行うべく、逆流を防止するフロート式逆流防止弁が配設されている(例えば、特許文献1参照)。
一般的に、フロート式逆流防止弁は、排水系統の上流側と下流側とを連通する環状弁座、環状弁座の下方に位置するフロート及びこのフロートを上下方向に案内する複数のガイド部材等を備えている。フロートは、排水の水位に伴って浮上及び降下して環状弁座を開閉する。平常時においては水位が低いため、フロートは、降下して環状弁座の下方の底板に載った(着地した)状態となり、環状弁座は開栓された状態となる。したがって、環状弁座を通過して上流から下流へ順方向に排水が行われる。一方、逆流時においては水位が上昇するため、フロートは、浮上した状態となり、環状弁座は閉栓された状態となる。これにより、環状弁座より上流側への逆流が防止される。
上述したフロートは、上下方向に移動可能であるため、この移動に伴って周面が凹む等の損傷を受ける虞がある。例えば、平常時において順方向に排水される際、環状弁座側から流れてくる排水がフロートに当接しながら流れていくため、その当接によってフロートが上下左右に移動し、ガイド棒や底板に衝突して凹む場合がある。また、逆流が終息して急激に水位が低下する際、フロートが急激に降下して底板に衝突することで凹む場合もある。その他、地震などの揺れによってフロートが移動する際にも上記例と同様に損傷を受ける場合がある。そして、この損傷によって、逆流時の環状弁座の閉栓機能(逆流防止機能)が低下しまう虞がある。
この発明は、フロートの損傷の発生を低減して逆流防止機能の低下を抑制することを目的とするフロート式逆流防止弁を提供することにある。
本発明によって提供される上流から下流に排水を行う排水系統中に配設されるフロート式逆流防止弁は、環状弁座、フロート、ガイド部材及び規定部材を備えている。環状弁座は、上下方向に開口し、前記排水系統の上流側と下流側とを連通する。フロートは、前記環状弁座下方の下流側において上下方向に移動可能に位置し、排水の水位上昇に伴って浮上して、前記開口に嵌合して前記開口を閉じて、前記環状弁座を閉栓し、排水の水位低下に伴って降下して前記開口を解放して、該環状弁座を開栓する。ガイド部材は、前記フロートの上下方向の移動をガイドする。規定部材は、上部に開口部を有する水溜部を備え、前記フロートの移動の下限位置を規定する。
水溜部は、内径が前記フロートの径よりも大きい有底の円筒形状であってもよい。
水溜部は、内部に溜まった水が通過する貫通孔を有してもよい。
この発明によれば、フロートの移動の下限位置を水溜部を有する規定部材で規定しているので、水溜部に排水などの水が溜まった状態では、フロートが規定部材(水溜部)へ向かって降下しようとする時などは、溜まった水による浮力や抵抗などによってフロートの降下(下方への移動)の運動エネルギーが喪失、減少されるので、フロートの降下の速度が減少し又は降下が停止する。これにより、フロートの損傷発生を低減することができ、逆流防止機能の低下を抑制することができる。また、平常時、フロートが水溜部に溜まった水に浮く場合においては、フロートが規定部材に接触し続けることを回避できるので、フロートが規定部材に固着することを防止できる。
図面を参照してこの発明の実施形態であるフロート式逆流防止弁(以下、逆流防止弁という)について説明する。なお、この発明の構成は、実施形態に限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、この発明の実施形態に係る逆流防止弁1の断面図である。図2は、逆流防止弁1の本体5に環状弁座6及び弁座押え14を取り付けた状態を下流側から見た図であり、図3は、逆流防止弁1の円筒部(凹部)8の平面図である。
図1は、この発明の実施形態に係る逆流防止弁1の断面図である。図2は、逆流防止弁1の本体5に環状弁座6及び弁座押え14を取り付けた状態を下流側から見た図であり、図3は、逆流防止弁1の円筒部(凹部)8の平面図である。
図1に示すように、この実施形態の逆流防止弁1は、建屋の床面2に発生する排水を河川や海などに排出する排水系統中に配設され、河川等から床面2に水が逆流してくるのを防止する。排水系統は、床面2に形成された凹部H、凹部Hの底面から下方に延びる排水管3等から構成されている。逆流防止弁1は、この排水管3の上端部に配設されている。
逆流防止弁1は、本体5、本体5に取り付けられた環状弁座6及び4本のガイド棒7、ガイド棒7に取り付けられた円筒部8、環状弁座6とガイド棒7と円筒部8との内方に配置されたフロート9等を備えている。本体5は、上下方向に貫通した断面が円形状の上流口11を有する略円筒形状を呈する。また、本体5上部の外周には、取付具10がねじ結合されている。取付具10は、溶接4によって凹部Hに固定支持されている。
環状弁座6は、例えばゴム製であり、中央に連通開口6Aを有している。環状弁座6は、弁座押え14を介して本体5の下端に押圧固定されている。環状弁座6は、連通開口6Aを介して、上流側の上流口11と下流側の排水管3とを連通する。
弁座押え14は、図2に示すように、環状構造を有している。弁座押え14は、環状弁座6を固定する小ネジ13(図1参照)を挿入するための小ネジ孔12、及び、ガイド棒7を挿入するためのネジ孔15を有している。なお、弁座押え14は、図1に示すように、小ネジ13によって、本体5に固定される。
4本のガイド棒7は、ステンレス鋼等の金属製であり、上端部が本体5下端に等間隔に設けられたネジ孔15とねじ結合し、本体5に固定支持されている。この4本のガイド棒7は、フロート9を上下方向に案内する。なお、ガイド棒7は、少なくとも3本設けられていればよい。
また、図3に示すように、ガイド棒7の下端部は、円筒部8のガイド棒孔16に貫通した状態でナット17とねじ結合することで、円筒部8を固定支持している。図1に戻って、円筒部8は、内径がフロート9径よりも大きい円筒形状を呈し、底面が水平になるように支持されている。円筒部8は、底面でフロート9の移動の下限位置を規定する。円筒部8の外周壁(側壁)の高さは、円筒部8の底面にフロート9が載った状態で、フロート9の中心よりも高く且つ上部よりも低い。また、円筒部8は、外周壁の内面及び底面で構成される水溜部8Aを有する。水溜部8Aは、上部が開口し、上流側から流れてくる排水や下流側から上流側に逆流してくる水などが溜まる。図1は、水溜部8Aの上部(点線部)にまで排水などが溜まった状態を示す。円筒部8は、この発明の規定部材に相当する。なお、円筒部8は、水溜部8Aに水が溜まる形状であれば底面が水平でなくてもよい。
フロート9は、図1に示すように、ステンレス鋼等の金属で形成され、中空の球形状を呈する。また、フロート9は、排水よりも比重が軽く形成されている。例えば、フロート9の下部略半分が水没した状態で浮力によって浮上する。そのため、下流側から上流側へ水が流れ込む逆流時、排水管3内の水位上昇により浮上して、一部が環状弁座6の連通開口6Aと嵌合すると、環状弁座6を閉栓し、その後、水位低下により降下して、環状弁座6の連通開口6Aと嵌合しなくなると、環状弁座6を開栓する。
また、フロート9は、図1に示すように、水溜部8Aに水が溜まった状態においても浮力によって水面に浮いた状態となる。一方、図示しないが、水溜部8Aに水が溜まっていない状態においては、フロート9は、円筒部8(水溜部8A)の底面に載った(着地した)状態となる。なお、フロート9は、精密な球形状でなくてもよく、環状弁座6を閉栓できる程度の略球形状であればよい。
平常時においては、排水管3内の水位は、一般的に円筒部8の配置位置よりも低いので、フロート9は、自重などによって降下して、円筒部8の底面に載った(着地した)状態、又は、水溜部8Aの水面に浮いた状態にある。したがって、環状弁座6は開栓される。これにより、排水が床面2(上流)から上流口11、環状弁座6の連通開口6A、ガイド棒7間を通過して下流口19に流れ、最終的に河川等(下流)に排出される。
一方、下流側からの水の逆流時においては、排水管3内の水位は下流側から環状弁座6に向かって上昇するので、フロート9は、例えば、下部略半分が水没した状態で浮力によって浮上する。そして、水位が更に上昇すると、フロート9は、環状弁座6を閉栓する状態となる。これにより、環状弁座6よりも上流側に水が逆流して床面2などに溢れ出すことを確実に防止する。
また、逆流が終息して急激に水位が低下する場合や、平常時の排水が順方向に流れる場合には、フロート9が降下して円筒部8(水溜部8A)に衝突、当接しようとする。その際、水溜部8Aには図1に示すように排水などが溜まっているので、フロート9は、水溜部8A内に着水し、円筒部8の底面に衝突することなく水面に浮いた状態となる。あるいは、着水後、フロート9は、円筒部8の底面に衝突した後に水面に浮いた状態となる。これらのいずれの状態であっても、着水後、水溜部8Aに溜まった水による浮力や抵抗などによってフロート9の降下(下方への移動)の運動エネルギーが喪失、減少されるので、フロート9の降下の速度が減少し又は降下が停止する。したがって、凹む等のフロート9の損傷発生を低減することができるので、フロート9による環状弁座6の閉栓機能、すなわち逆流防止機能の低下を抑制することができる。
また、平常時においては排水が生じているので、水溜部8Aには水が溜まっている状態にあることが多い。そのため、平常時、フロート9は、水溜部8Aの水面に浮いている状態にあることが多いので、円筒部8の底面に接触(接地)し続けることを回避でき、円筒部8に固着することを防止できる。
(第2実施形態)
この実施形態は、円筒部8の形状が第1実施形態と異なる。この異なる構成について図4を用いて説明する。その他の構成については同様であるため説明は省略する。
この実施形態は、円筒部8の形状が第1実施形態と異なる。この異なる構成について図4を用いて説明する。その他の構成については同様であるため説明は省略する。
図4は、この発明の実施形態に係る逆流防止弁1の断面図である。この実施形態では、円筒部8の外周壁の高さが、円筒部8の底面にフロート9が載った状態でフロート9の中心よりも低くなっている。そして、図4に示すように水溜部8Aの上部(点線部)にまで水が溜まった状態では、フロート9は、浮かずに円筒部8の底面に載った(着地した)状態となる。この実施形態のフロート9は、第1実施形態と同一であって排水よりも比重が軽く形成されているが、円筒部8の底が浅いために浮くまでには至っていない状態である。
このように、フロート9が水溜部8Aに溜まった水に浮かばない状態であっても、水溜部8Aに溜まった水にフロート9が接触できる構成であれば、第1実施形態と同様に、水溜部8Aに溜まった水による浮力や抵抗などによってフロート9の降下(下方への移動)の運動エネルギーが喪失、減少されるので、フロート9の損傷発生を低減することができる。なお、円筒部8の内径がフロート9の径以下であっても、上述のように水溜部8Aに溜まった水にフロート9が接触できる構成であれば、上述と同様の効果を奏することができる。
(第3実施形態)
この実施形態は、円筒部8の形状が第1実施形態及び第2実施形態と異なる。この異なる構成について図5及び図6を用いて説明する。その他の構成については同様であるため説明は省略する。
この実施形態は、円筒部8の形状が第1実施形態及び第2実施形態と異なる。この異なる構成について図5及び図6を用いて説明する。その他の構成については同様であるため説明は省略する。
図5は、この発明の実施形態に係る逆流防止弁1の断面図である。図6は、逆流防止弁1の円筒部8の平面図である。図6に示すように、この実施形態では、円筒部8の底面に排水が通過するための4つの貫通孔18が形成されている。その他の形状については、図5に示すように、第1実施形態と同様である。
例えば、上流からの排水の一部は、水溜部8Aに一旦溜まって貫通孔18を通過していく。そのため、水溜部8Aには一時的に水が溜まる状態となる。フロート9は、水溜部8Aに一時的に水が溜まった場合には浮いた状態となるが、図5に示すような水が溜まってない状態では円筒部8の底面に載った状態となる。
逆流が終息して急激に水位が低下する場合や、平常時の排水が順方向に流れる場合には、フロート9が降下して円筒部8に衝突、当接しようとする。その際、水溜部8Aには一時的に水が溜まっているので、フロート9は、水溜部8A内に着水する。そして、水溜部8A内の水位の低下に伴ってゆっくり降下して円筒部8の底面に着地する。したがって、第1実施形態などと同様に、水溜部8Aに溜まった水による浮力や抵抗などによってフロート9の降下(下方への移動)の運動エネルギーが喪失、減少されるので、フロート9の損傷発生を低減することができる。
(第4実施形態)
この実施形態は、フロートの下限位置を規定する規定部材として、円筒部に代えて断面が円弧形状を呈する碗状体を用いた構成において第1実施形態〜第3実施形態と異なる。この異なる構成について図7を用いて説明する。その他の構成については同様であるため説明は省略する。
この実施形態は、フロートの下限位置を規定する規定部材として、円筒部に代えて断面が円弧形状を呈する碗状体を用いた構成において第1実施形態〜第3実施形態と異なる。この異なる構成について図7を用いて説明する。その他の構成については同様であるため説明は省略する。
図7は、この発明の実施形態に係る逆流防止弁1の断面図である。図7に示すように、この実施形態の逆流防止弁1は、フロート9の下限位置を規定する断面が円弧形状を呈する碗状体80を備えている。碗状体80は、断面が円弧形状の内壁で形成される水溜部80Aを有する。図7は、水溜部80Aの上部(点線部)にまで排水などが溜まった状態を示す。碗状体80は、ガイド棒7の下端部に固定支持されている。ガイド棒7の下端部は、碗状体80のガイド棒孔160に貫通した状態でナット17とねじ結合している。また、碗状体80は、内壁の円弧の径がフロート9の径よりも大きく、フロート9の3分の1が収まる程度の深さである。フロート9は、図7に示すように排水などが溜まった状態であっても第2実施形態と同様に浮上しない。また、碗状体80には、第1実施形態の円筒部8のような外周壁(側壁)はない。
このように、外周壁がない規定部材(碗状体80)であっても、水溜部80Aに溜まった水にフロート9が接触できる構成であるので、上述の実施形態と同様にフロート9の損傷発生を低減することができる。
なお、上述の碗状体80の内壁の円弧の径及び長さは、水溜部80Aに溜まった水にフロート9が接触できる構成であればよい。例えば、径がフロート9の径よりも大きく、断面が半円形状の碗状体を用いてもよい。また、碗状体80に第3実施形態と同様な貫通孔を設けてもよい。
(第5実施形態)
この実施形態は、逆流防止弁が2つの排水管の間に設けられる構成において第1実施形態と異なる。この異なる構成について図8を用いて説明する。その他の構成については同様であるため説明は省略する。
この実施形態は、逆流防止弁が2つの排水管の間に設けられる構成において第1実施形態と異なる。この異なる構成について図8を用いて説明する。その他の構成については同様であるため説明は省略する。
図8は、この発明の実施形態に係る逆流防止弁1の断面図である。逆流防止弁1の本体5は、外周の一部に雄ネジ5aを有している。この雄ネジ5aが排水管3の内周の一部に形成された雌ネジ3aとねじ結合することで、逆流防止弁1が排水管3に取り付けられた状態となる。また、本体5の上端には、図示しない上流側の排水管が排水管3と同様にねじ結合により接続される。
(第6実施形態)
この実施形態は、逆流防止弁が2つの排水管の間に設けられる構成において第1実施形態と異なる。また、取付具を用いて2つの排水管の間に設けられる構成において第5実施形態と異なる。この異なる構成について図9を用いて説明する。その他の構成については同様であるため説明は省略する。
この実施形態は、逆流防止弁が2つの排水管の間に設けられる構成において第1実施形態と異なる。また、取付具を用いて2つの排水管の間に設けられる構成において第5実施形態と異なる。この異なる構成について図9を用いて説明する。その他の構成については同様であるため説明は省略する。
図9は、この発明の実施形態に係る逆流防止弁1の断面図である。逆流防止弁1の本体5は、排水管3から突出した上端外周が取付具10とねじ結合している。取付具10は、内周に設けられた雌ネジ10aが排水管3の端部の外周に設けられた雄ネジ3bにねじ結合している。これにより、取付具10を介して逆流防止弁1が排水管3に取り付けられた状態となる。また、取付具10の上端には図示しない上流側の排水管が、取付具10に外嵌するようにねじ結合する。
(第7実施形態)
この実施形態は、逆流防止弁が2つの排水管の間に設けられる構成において第1実施形態と異なる。また、フランジを用いて2つの排水管の間に設けられる構成において第5実施形態及び第6実施形態と異なる。この異なる構成について図10を用いて説明する。その他の構成については同様であるため説明は省略する。
この実施形態は、逆流防止弁が2つの排水管の間に設けられる構成において第1実施形態と異なる。また、フランジを用いて2つの排水管の間に設けられる構成において第5実施形態及び第6実施形態と異なる。この異なる構成について図10を用いて説明する。その他の構成については同様であるため説明は省略する。
図10は、この発明の実施形態に係る逆流防止弁1の断面図である。逆流防止弁1の本体5は、上端にフランジ5bを有している。このフランジ5bが排水管3の端部の外周に設けられたフランジ3cにボルト20により固定されることで、逆流防止弁1が排水管3に取り付けられた状態となる。また、本体5の上端には、図示しない上流側の排水管が排水管3と同様にフランジ5bに固定される。
なお、上述した各実施形態では、フロート9の下限位置を規定する規定部材として円筒部8又は碗状体80を用いているが、排水などを溜めることができる水溜部を有するものであれば特にこれに限定されるものではない。例えば、角筒であってもよい。また、規定部材の高さ方向の配置位置は、平常時、水が溜まった状態でフロート9が環状弁座6を閉栓しない位置であればよい。
この発明は、工場などの敷地内や建屋内で発生する排水を河川や海、公共排水施設などに排出したり、一般家庭などで浴槽や洗面所などで使用した水を公共排水施設などに排水したりする排水系統などを施工、販売、運用する産業分野で利用することができる。
1 フロート式逆流防止弁
5 本体
6 環状弁座
7 ガイド棒(ガイド部材)
8 円筒部(規定部材)
8A 水溜部
9 フロート
80 碗状体(規定部材)
80A 水溜部
5 本体
6 環状弁座
7 ガイド棒(ガイド部材)
8 円筒部(規定部材)
8A 水溜部
9 フロート
80 碗状体(規定部材)
80A 水溜部
Claims (3)
- 上流から下流に排水を行う排水系統中に配設されるフロート式逆流防止弁であって、
上下方向に開口し、前記排水系統の上流側と下流側とを連通する環状弁座と、
前記環状弁座下方の下流側において上下方向に移動可能に位置し、排水の水位上昇に伴って浮上して、前記開口に嵌合して前記開口を閉じて、前記環状弁座を閉栓し、排水の水位低下に伴って降下して前記開口を解放して、該環状弁座を開栓するフロートと、
前記フロートの上下方向の移動をガイドするガイド部材と、
上部に開口部を有する水溜部を備え、前記フロートの移動の下限位置を規定する規定部材と、
を備えたフロート式逆流防止弁。 - 前記水溜部は、内径が前記フロートの径よりも大きい有底の円筒形状である請求項1に記載のフロート式逆流防止弁。
- 前記水溜部は、内部に溜まった水が通過する貫通孔を有する請求項1または請求項2に記載のフロート式逆流防止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014034745A JP2015161062A (ja) | 2014-02-25 | 2014-02-25 | フロート式逆流防止弁 |
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Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106678430A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-05-17 | 中国船舶重工集团公司第七〇九研究所 | 一种海水隔离装置 |
-
2014
- 2014-02-25 JP JP2014034745A patent/JP2015161062A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106678430A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-05-17 | 中国船舶重工集团公司第七〇九研究所 | 一种海水隔离装置 |
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