JP2015159364A - 受信機及び放送システム - Google Patents

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Yoichi Tokoro
洋一 所
馬場 秋継
Akitsugu Baba
秋継 馬場
俊二 砂崎
Shunji Sunazaki
俊二 砂崎
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Abstract

【課題】表示装置に確実に字幕文字列を表示させ、かつ番組全体に係る字幕文字列を用いたサービスを提供することを可能にする。【解決手段】受信機300は、映像コンテンツを取得する映像・音声復号部303と、映像コンテンツに重畳して一の時刻に画面に表示される字幕文字列を含む基本字幕情報を取得する基本字幕復号部304と、映像コンテンツに重畳して表示させる字幕文字列の装飾方法を格納する拡張字幕情報を取得する拡張字幕受信部305とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、映像コンテンツに重畳して表示させる字幕文字列を扱う受信機及び放送システムに関する。
近年、デジタルテレビ放送において字幕サービス(クローズドキャプション)が提供されており、従来の映像コンテンツに文字列を重畳することで、聴覚障碍者もテレビ放送を楽しむことができる。非特許文献1には、字幕情報をPES(Packetized Elementary Stream)に収容して伝送する技術が開示されている。また、字幕情報をMMT(MPEG Media Transport)のMFU(Media Fragment Unit)またはMPU(Media Processing Unit)に収容して伝送する方式が検討されている。字幕情報に含まれる字幕文字列は、字幕情報で定義される時刻制御モードに応じて、番組または時刻に同期して表示されたり、同期せずに受信後に即時表示されたりする。非特許文献1に記載の字幕情報には、映像コンテンツのうち当該字幕情報と同時に伝送される部分が表示されるタイミングで、当該部分に重畳して表示される字幕文字列が格納される。そのため、受信機は、受信した字幕情報を順次表示させることで、映像コンテンツに対応する字幕文字列を表示させることができる。
「デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式 標準規格」、ARIB STD−B24、5.4版、社団法人電波産業会、平成21年12月16日
しかしながら、1つの字幕情報に含まれる字幕文字列は、単なる文字列であるため、非特許文献1に記載の方法では、受信機は、組み込みソフトウェア(レジデントアプリ)として実装されている1つの表示方法でしか、字幕文字列を表示させることができない。
本発明の目的は、上述した課題を解決する受信機及び放送システムを提供することにある。
第1の態様は、映像コンテンツを取得する映像取得部と、前記映像コンテンツに重畳して一の時刻に画面に表示される字幕文字列を含む基本字幕情報を取得する基本字幕取得部と、前記映像コンテンツに重畳して表示させる字幕文字列の装飾情報、または、および、内容情報を格納する拡張字幕情報を取得する拡張字幕取得部とを備える受信機である。
また、第2の態様は、第1の態様において、前記映像取得部は、放送波に多重された映像コンテンツを取得し、前記基本字幕取得部は、放送波に多重された前記基本字幕情報を取得し、前記拡張字幕送信部は、放送波に多重された前記拡張字幕情報、またはネットワークを介して送信された前記拡張字幕情報を取得する受信機である。
また、第3の態様は、第1または第2の態様において、前記基本字幕情報は、前記字幕文字列に関連付けて当該字幕文字列のIDを格納し、前記拡張字幕情報は、前記装飾方法に関連付けて当該装飾方法で装飾する字幕文字列のIDを格納する受信機である。
また、第4の態様は、第3の態様において、前記表示制御部は、前記基本字幕情報に含まれる字幕文字列のIDと同じIDを有する装飾方法を前記拡張字幕情報から抽出し、前記字幕文字列を、当該装飾方法で装飾して、前記映像コンテンツに重畳して表示させる受信機である。
また、第5の態様は、映像コンテンツを送信する映像送信部と、前記映像コンテンツに重畳して一の時刻に画面に表示される字幕文字列を含む基本字幕情報を取得する基本字幕取得部と、前記映像コンテンツに重畳して表示させる字幕文字列の装飾方法を格納する拡張字幕情報を取得する拡張字幕取得部とを備える放送システムである。
上記態様のうち少なくとも1つの態様によれば、受信機は、一の時刻に画面に表示される字幕文字列を含む基本字幕情報と、字幕文字列の装飾方法を格納する拡張字幕情報を受信する。これにより、受信機は、基本字幕情報を用いて確実に字幕文字列を表示しつつ、拡張字幕情報を用いて字幕文字列を装飾して表示させることができる。
一実施形態による放送システム1の構成を示す概略ブロック図である。 基本字幕情報の一例を示す図である。 拡張字幕情報の一例(JSON)を示す図である。 拡張字幕情報の一例(XML)を示す図である。 映像コンテンツ及び字幕情報を取得するHTML5アプリケーションの例を示す図である。 字幕表示アプリケーションの実行時の受信機300の動作を示すフローチャートである。 字幕検索アプリケーションの実行時の受信機300の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
図1は、一実施形態による放送システム1の構成を示す概略ブロック図である。
放送システム1は、放送送出装置100、サーバ装置200、受信機300を備えるシステムである。なお、放送送出装置100及びサーバ装置200は放送事業者が所有するものであり、受信機300は利用者が所有するものである。
放送送出装置100は、映像パケット生成部101と基本字幕パケット生成部102と放送部103とを備える。
映像パケット生成部101は、映像コンテンツをPES(Packetized Elementary Stream)データ、MFU(Media Fragment Unit)データまたはMPU(Media Processing Unit)データに格納する。
基本字幕パケット生成部102は、基本字幕情報をPESデータ、MFUデータまたはMPUデータに格納する。基本字幕情報は、TTML(Timed Text Markup Language)の形式で記述された情報である。また、基本字幕情報には、一の時刻に画面に表示される字幕文字列が含まれる。つまり、基本字幕情報は、経時的に変化する映像コンテンツの内容に合わせて逐次変化する。
図2は、基本字幕情報の一例を示す図である。
基本字幕情報は、図2に示すように、一の時刻に画面に表示される字幕文字列を格納するTTML形式のデータである。図2に示す例では、00:00:11:06から00:00:12:14までの時刻に表示される字幕文字列が基本字幕情報に格納されている。このように、基本字幕情報に一の時刻に画面に表示される字幕文字列を格納することで、基本字幕情報のデータサイズが小さくなり、放送送出装置100は、基本字幕情報を短時間で確実に送出することができる。また、基本字幕情報には、字幕文字列ごとに異なるIDが割り振られる。
なお、図2に示す例は、基本字幕情報が字幕文字列の表示時刻及び非表示時刻を格納するものであるが、これに限られず、基本字幕情報は、表示時刻及び非表示時刻を格納していなくても良い。この場合、受信機300は、当該基本字幕情報を受信した場合に、即時に字幕情報を表示装置に表示させる。
放送部103は、映像コンテンツを格納したPES、MFUデータまたはMPUデータ、及び基本字幕情報を格納したPES、MFUまたはMPUを放送波に多重して逐次送出する。つまり、映像コンテンツを格納したPESデータ及び基本字幕情報を格納したPESデータから生成されるTS(Transport Stream)、または、映像コンテンツを格納したMFUデータ及び基本字幕情報を格納したMFUデータから生成されるMMTP(MPEG Media Transport Protocol)、または、映像コンテンツを格納したMPUデータ及び基本字幕情報を格納したMPUデータから生成されるTSが、放送波に多重され、遂次送出される。本実施形態において放送部103は、映像送信部の一例であり、また基本字幕送信部の一例である。
サーバ装置200は、拡張字幕送信部201を備える。拡張字幕送信部201は、ネットワークを介して拡張字幕情報を受信機300に送信する。拡張字幕情報は、HTML5でアクセス可能な形式で記述された情報である。例えば、拡張字幕情報としては、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)、XML(Extensible Markup Language)、CSV(Comma−Separated Values)などの形式を用いて記載することができる。また、拡張字幕情報には、映像コンテンツに重畳して表示させる1つまたは複数の字幕文字列のIDと、当該IDを有する字幕文字列の装飾方法または当該字幕文字列の内容に係る情報である内容情報とが含まれる。装飾方法としては、例えば、字幕文字列の色や大きさ、字幕文字列を格納するテキストボックスの位置、色、形状、字幕文字列とともに表示させる画像、などが挙げられる。これにより、受信機300は、例えば画面に表示されている人物やキャラクターの近傍に、字幕文字列が示すセリフを格納した吹き出しを表示させることができる。また、内容情報としては、例えば、セリフを発した人物の名や、当該セリフに番組のキーワードが含まれるか否かを示す情報などが挙げられる。
図3は、拡張字幕情報の一例を示す図である。
図3に示す拡張字幕情報は、JSON形式で記述されたものである。拡張字幕情報は、図3に示すように、字幕文字列のIDと、当該字幕文字列を表示する際の装飾方法とを格納する。当該IDは、基本字幕情報に含まれるIDに対応している。図3に示す例では、ID「s01」に関連付けられた字幕文字列の背景として、200,300の座標の位置に、画像「http://xxx.yyy.zzz/image/blowoff01.jpg」を表示させ、字幕文字列の色を「0xFFF(『0x』は16進数表記を示す接頭辞である)」とすることを示す装飾方法が関連付けられている。また、ID「s02」に関連付けられた字幕文字列の背景として、250,800の座標の位置に、画像「http://xxx.yyy.zzz/image/blowoff02.jpg」を表示させ、字幕文字列の色を「0xF77」とすることを示す装飾方法が関連付けられている。また、ID「s03」に関連付けられた字幕文字列の背景として、200,350の座標の位置に、画像「http://xxx.yyy.zzz/image/blowoff03.jpg」を表示させ、字幕文字列の色を「0x77F」とすることを示す装飾方法が関連付けられている。
図4は、拡張字幕情報の一例を示す図である。
図4に示す拡張字幕情報は、XML形式で記述されたものである。XML形式で記述された拡張字幕情報も、図3に示すJSON形式で記述された拡張字幕情報と同様に、字幕文字列のIDと、当該字幕文字列を表示する際の装飾方法とを格納する。
このように、拡張字幕情報が字幕文字列のIDとその装飾方法とを格納することで、受信機300は、基本字幕情報において当該IDに関連付けられた字幕文字列を装飾して表示装置に表示させることができる。なお、本実施形態では、1つの拡張字幕情報が複数の字幕文字列のIDを格納する場合について説明するが、これに限られない。例えば、他の実施形態においては、拡張字幕情報が1つのIDとその装飾方法とを関連付けて格納しても良い。また、本実施形態では、拡張字幕情報がIDと装飾方法の組み合わせを格納する場合について説明するが、これに限られない。例えば、他の実施形態においては、拡張字幕情報がIDと装飾方法とに加え、さらに字幕文字列を格納していても良い。
受信機300は、放送受信部301、トランスポート復号部302、映像・音声復号部303、基本字幕復号部304、拡張字幕受信部305、基本字幕処理部306、アプリケーション実行部307、表示制御部308を備える。
放送受信部301は、放送送出装置100から送出された放送波を受信する。
トランスポート復号部302は、放送波に多重されたTSまたはMMTPパケットを、PESデータ、MFUデータまたはMPUデータとセクションデータとに分離し、PESデータ、MFUデータまたはMPUデータを映像・音声復号部303へ出力する。
映像・音声復号部303は、トランスポート復号部302から受け付けたPESデータ、MFUデータまたはMPUデータを映像コンテンツに復号することで、映像コンテンツを取得する。映像・音声復号部303は、映像取得部の一例である。
基本字幕復号部304は、トランスポート復号部302から受け付けたPESデータ、MFUデータまたはMPUデータを基本字幕情報に復号することで、基本字幕情報を取得する。基本字幕復号部304は、基本字幕取得部の一例である。
拡張字幕受信部305は、映像・音声復号部303が複合した映像コンテンツに係る拡張字幕情報をサーバ装置200から受信する。拡張字幕受信部305は、拡張字幕取得部の一例である。
基本字幕処理部306は、基本字幕復号部304が復号した基本字幕情報に基づいて、字幕文字列の文字色、配置及び表示・非表示のタイミングを制御する。基本字幕処理部306は、受信機300の組み込みソフトウェア(レジデントアプリ)である。
アプリケーション実行部307は、HTML5に準拠して記述されたアプリケーションを実行する。アプリケーション制御部が実行する当該アプリケーションには、字幕情報を処理するアプリケーションが含まれる。
表示制御部308は、映像・音声復号部303が復号した映像コンテンツを表示させる表示信号を表示装置(図示せず)に出力する。また、利用者の操作によって字幕の表示の指示があった場合、基本字幕処理部306が処理した字幕情報を映像コンテンツに重畳して表示させる表示信号を表示装置に出力する。また、利用者の操作によってアプリケーションの実行の指示があった場合、アプリケーション実行部307が実行するアプリケーションを映像コンテンツに重畳して表示させる表示信号を表示装置に出力する。
このように、本実施形態では、基本字幕情報と拡張字幕情報のそれぞれを受信する。これにより、受信機300は、拡張字幕情報が受信できなくても、基本字幕情報の受信により確実に基本字幕情報に含まれる字幕文字列を表示装置に表示させることができ、拡張字幕情報を受信できる場合は、受信した拡張字幕情報に含まれる字幕文字列を装飾して表示装置に表示させることができる。
ここで、アプリケーション実行部307が映像コンテンツ及び字幕情報を取得する方法について説明する。
図5は、映像コンテンツ及び字幕情報を取得するHTML5アプリケーションの例を示す図である。
アプリケーション実行部307が実行するアプリケーションは、HTML5に準拠して記述されている。当該アプリケーションにおいて、映像コンテンツは、図5(A)に示すvideoタグ、または図5(B)に示すobjectタグにおいて参照される。そして、字幕情報は、図5(A)、(B)に示すように、映像コンテンツを参照するタグに内包されるtrackタグにおいて参照される。なお、複数の言語の字幕情報が存在する場合、図5(A)、(B)に示すように複数のtrackタグを用いてそれぞれの言語の字幕情報を参照する。なお、多言語の字幕文字列の参照方法は、これに限られず、例えば、1つの字幕情報の中に複数の言語の字幕文字列を格納しても良い。この場合、字幕文字列は、divタグによって言語ごとに分割される。また、図5に示す例には、アプリケーションにおいて拡張字幕情報を読み込む手段が記述されていないが、アプリケーション実行部307は、JQueryなどのAPI(Application Programming Interface)を利用してXML形式やJSON形式で記述された拡張字幕情報を読み込むことができる。
このように、本実施形態では、アプリケーション実行部307は、通常ネットワークを介して取得する情報を参照するtrackタグを用いて、ネットワークを介して受信した拡張字幕情報に加え、放送波に多重された基本字幕情報をも取得する。
そして、図5(C)に示すように、アプリケーションにJavaScript(登録商標)によりtrackタグによって参照される字幕情報のキュー(字幕文字列)を取得する命令を記載されていることで、アプリケーション実行部307は、字幕情報を処理することができる。
なお、図2、図3、図4に示すように、基本字幕情報及び拡張字幕情報には、字幕文字列ごとにIDが割り振られている。そのため、図5(C)に示すように、基本字幕情報を参照するtrackタグからIDを取得することで、現在表示されている字幕文字列を特定し、当該字幕文字列と同じIDを有する字幕文字列を、拡張字幕情報を参照するtrackタグから取得することができる。また、アプリケーションに、字幕の表示シーンの切り替わりをイベントとして起動するイベントハンドラが記述されている場合、指定したIDの字幕情報が表示されたことをトリガとして所定の処理を実行することができ、また指定したIDの字幕情報が消去されたことをトリガとして所定の処理を実行することができる。
以下に、アプリケーション実行部307が実行するアプリケーションの例について説明する。
第1の例として、字幕表示アプリケーションについて説明する。字幕表示アプリケーションは、拡張字幕情報を用いて字幕文字列を表示させるアプリケーションである。本実施形態では、字幕表示アプリケーションは、レジデントアプリである基本字幕処理部306とは別個に設けられるが、これに限られず、他の実施形態では、受信機300が基本字幕処理部306に代えて、当該字幕表示アプリケーションを実行する字幕処理部をレジデントアプリとして備えても良い。
図6は、字幕表示アプリケーションの実行時の受信機300の動作を示すフローチャートである。
アプリケーション実行部307は、利用者の操作によって字幕表示アプリケーションを実行すると、拡張字幕受信部305から拡張字幕情報を取得する(ステップS101)。また、アプリケーション実行部307は、基本字幕復号部304から基本字幕情報を取得する(ステップS102)。次に、アプリケーション実行部307は、取得した基本字幕情報からIDを抽出し、当該IDに関連付けられた装飾方法を、拡張字幕情報から抽出する(ステップS103)。次に、アプリケーション実行部307は、基本字幕情報に含まれる字幕文字列を、抽出した装飾方法で装飾して表示させる指示を、表示制御部308に出力する(ステップS104)。
次に、アプリケーション実行部307は、視聴されていた番組が継続して視聴されているか否かを判定する(ステップS105)。アプリケーション実行部307は、番組を継続して視聴されていると判定した場合(ステップS105:YES)、ステップS102に戻り、次の基本字幕情報の受信を待機する。他方、視聴していた番組が終了したか、または視聴していたチャンネルが切り替えられたかによって番組の視聴が終了した場合、アプリケーション実行部307は、処理を終了する。
これにより、アプリケーション実行部307は、アプリケーションを字幕文字列の装飾のパターンごとに用意することなく、1つのアプリケーションの実行によって、任意の装飾を加えた字幕情報を表示することができる。
次に、第2の例として、字幕検索アプリケーションについて説明する。字幕検索アプリケーションは、拡張字幕情報に含まれる文字列の中から、利用者が指定する文字列を検索するアプリケーションである。なお、字幕検索アプリケーションは、拡張字幕情報の中に、複数の字幕文字列が含まれる場合に実行できるものである。
図7は、字幕検索アプリケーションの実行時の受信機300の動作を示すフローチャートである。
アプリケーション実行部307は、利用者の操作によって字幕検索アプリケーションを実行すると、拡張字幕受信部305から拡張字幕情報を取得する(ステップS201)。次に、アプリケーション実行部307は、利用者から検索文字列の入力を受け付ける(ステップS202)。このとき、検索文字列は、字幕文字列であっても良いし、内容情報であっても良い。例えば、役者Aのセリフを検索したい場合、利用者は、検索文字列として「役者A」を入力することができる。利用者が赤外線リモコンやスマートフォンなどの入力装置を介して検索文字列を入力すると、アプリケーション実行部307は、入力を受け付けた検索文字列が、拡張字幕情報に含まれるか否かを判定する(ステップS203)。なお、検索文字列として番組のキーワードを検索する旨を示す文字列が入力されていた場合、「セリフに番組のキーワードが含まれるか否かを示す情報」の値が「キーワードを含む」ことを示すものがあるか否かを判定する。アプリケーション実行部307は、検索文字列が拡張字幕情報に含まれないと判定した場合(ステップS203:NO)、現在視聴している番組において検索文字列に該当する発言が出てこない旨を表示させる指示を、表示制御部308に出力する(ステップS204)。これにより、利用者は、現在視聴している番組に目的の話題が出現しないことが分かる。
他方、アプリケーション実行部307は、検索文字列が拡張字幕情報に含まれると判定した場合(ステップS203:YES)、当該検索文字列の表示時刻を特定し(ステップS205)、現在時刻が当該表示時刻の所定時間前になったときに、検索文字列の表示があることを利用者に通知する指示を、表示制御部308に出力する(ステップS206)。これにより、利用者は、現在視聴している番組おいて目的の話題が出現するタイミングを知ることができる。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、サーバ装置200が拡張字幕送信部201を備える場合について説明したが、これに限られない。例えば、放送送出装置100が拡張字幕情報をPESデータ、MFUデータまたはMPUデータに格納する拡張字幕パケット生成部を備え、放送部103が当該PESデータ、MFUデータまたはMPUデータを放送波に多重して送信しても良い。この場合、放送部103は、拡張字幕送信部201の一例である。
上述の受信機300は、コンピュータに実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置に記憶されている。CPUは、プログラムを補助記憶装置から読み出して主記憶装置に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPUは、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置に確保する。
なお、少なくとも1つの実施形態において、補助記憶装置は、一時的でない有形の媒体の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、インタフェースを介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータに配信される場合、配信を受けたコンピュータが当該プログラムを主記憶装置に展開し、上記処理を実行しても良い。
1…放送システム 100…放送送出装置 101…映像パケット生成部 102…基本字幕パケット生成部 103…放送部 200…サーバ装置 201…拡張字幕送信部 300…受信機 301…放送受信部 302…トランスポート復号部 303…映像・音声復号部(映像取得部) 304…基本字幕復号部(基本字幕取得部) 305…拡張字幕受信部(拡張字幕取得部) 306…基本字幕処理部 307…アプリケーション実行部 308…表示制御部

Claims (8)

  1. 映像コンテンツを取得する映像取得部と、
    前記映像コンテンツに重畳して一の時刻に画面に表示される字幕文字列を含む基本字幕情報を取得する基本字幕取得部と、
    前記映像コンテンツに重畳して表示させる字幕文字列の装飾方法を格納する拡張字幕情報を取得する拡張字幕取得部と
    を備える受信機。
  2. 前記映像取得部は、放送波に多重された映像コンテンツを取得し、
    前記基本字幕取得部は、放送波に多重された前記基本字幕情報を取得し、
    前記拡張字幕送信部は、放送波に多重された前記拡張字幕情報、またはネットワークを介して送信された前記拡張字幕情報を取得する
    請求項1に記載の受信機。
  3. 前記基本字幕情報は、前記字幕文字列に関連付けて当該字幕文字列のIDを格納し、
    前記拡張字幕情報は、前記装飾方法に関連付けて当該装飾方法で装飾する字幕文字列のIDを格納する
    請求項1または請求項2に記載の受信機。
  4. 前記表示制御部は、前記基本字幕情報に含まれる字幕文字列のIDと同じIDを有する装飾方法を前記拡張字幕情報から抽出し、前記字幕文字列を、当該装飾方法で装飾して、前記映像コンテンツに重畳して表示させる
    請求項3に記載の受信機。
  5. 映像コンテンツを取得する映像取得部と、
    前記映像コンテンツに重畳して一の時刻に画面に表示される字幕文字列を含む基本字幕情報を取得する基本字幕取得部と、
    前記映像コンテンツに重畳して表示させる字幕文字列の内容に係る情報である内容情報を格納する拡張字幕情報を取得する拡張字幕取得部と
    を備える受信機。
  6. 前記映像取得部は、放送波に多重された映像コンテンツを取得し、
    前記基本字幕取得部は、放送波に多重された前記基本字幕情報を取得し、
    前記拡張字幕送信部は、放送波に多重された前記拡張字幕情報、またはネットワークを介して送信された前記拡張字幕情報を取得する
    請求項5に記載の受信機。
  7. 前記基本字幕情報は、前記字幕文字列に関連付けて当該字幕文字列のIDを格納し、
    前記拡張字幕情報は、前記内容情報に関連付けて当該内容情報が示す内容を有する字幕文字列のIDを格納する
    請求項5または請求項6に記載の受信機。
  8. 映像コンテンツを送信する映像送信部と、
    前記映像コンテンツに重畳して一の時刻に画面に表示される字幕文字列を含む基本字幕情報を取得する基本字幕取得部と、
    前記映像コンテンツに重畳して表示させる字幕文字列の装飾方法または当該字幕文字列の内容に係る情報である内容情報を格納する拡張字幕情報を取得する拡張字幕取得部と
    を備える放送システム。
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