JP2015155943A - 現像装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。この画像形成装置1は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色成分についてそれぞれ独立した書込み部2Y,2C,2M,2BKと、潜像担持体としての感光体21Y,21C,21M,21BKとを備えている。各感光体21Y,21C,21M,21BK上に形成された各色のトナー像を、転写ベルト30に搬送される記録材P上に順次転写して重ね合せ、カラープリントを得るタンデム方式の画像形成装置である。
図2は、プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKの概略構成図である。
プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKは、各現像装置50Y、50C、50M、50BKに収容されるトナーの色が異なる以外は、ほぼ同一の構成であるので、以下、色分け用の添え字を省略して説明を行う。
感光体21は、負帯電の有機感光体であって、不図示の回転駆動機構によって反時計方向に回転駆動される。
帯電装置22は、芯金上に、ウレタン樹脂、導電性粒子としてのカーボンブラック、硫化剤、発泡剤等を処方した中抵抗の発泡ウレタン層をローラ状に形成した弾性を有する帯電ローラを用いて帯電処理を行う。帯電ローラの中抵抗層の材質としては、ウレタン、エチレン−プロピレン−ジエン−ゴム(EPDM)、ブタジエンアクリロニトリルゴム(NBR)、シリコーンゴムや、イソプレンゴム等に抵抗調整のためにカーボンブラックや金属酸化物等の導電性物質を分散したゴム材や、またこれらを発泡させたものを用いることもできる。
感光体21が図2中矢印Cの向きに回転駆動されると、まず、帯電装置22の位置で感光体21の表面が一様に帯電される。その後、帯電された感光体21表面に対して、書込み部2による露光工程が行われる。すなわち、帯電された感光体21の表面に対して画像情報に応じた露光を行って感光体21の表面を選択的に除電することで、露光されなかった非画像部の電位との差(電位コントラスト)を発生させて静電潜像を形成する。なお、この露光工程は、感光体21の感光層中で電荷発生物質が光を受けて電荷を発生して、このうち正孔が感光体21表面の帯電電荷と打ち消しあうものである。その後、静電潜像が形成された感光体21表面は、現像装置50との対向位置に達する。感光体21上の静電潜像は、現像スリーブ51上の現像剤と接触して、現像剤中の負帯電されたトナーが付着されて可視化される。
現像装置50は、主に、現像スリーブ51と、現像スリーブ内部に配置されるマグネットローラ57と、ドクターブレード52と、3つの搬送部材53,54,55と、ケーシング56とから構成される。
本実施形態のマグネットローラ57は、現像スリーブ回転方向に5つの磁極S1,N1,N2,S2,N3を備えている。各磁極S1,N1,N2,S2,N3における現像スリーブ表面上の法線方向最大磁束密度は、例えば、それぞれ、S1=120mT、N1=120mT、N2=40mT、S2=60mT、N3=60mTである。これらの磁極のうちの3つの磁極N2,S2,N3については、マグネットローラ57のローラ基材に対して着磁処理を施すことにより磁極が形成されている。一方、2つの磁極S1,N1については、高い磁束密度が要求されることから、ローラ基材とは別部材である希土類磁石をローラ基材に埋め込んで磁極が形成されている。具体的には、例えば磁極N1は、ローラ基材に設けた溝内に希土類磁石を入れて貼り付けて形成される。なお、現像スリーブ51の回転速度は400rpmに設定される。
ここでいう「現像剤搬送有効幅」とは、当該磁極と対向する現像スリーブ表面上の地点において現像スリーブ回転方向下流側へ搬送される現像剤が存在する現像スリーブ表面幅方向(現像スリーブ回転軸方向)の範囲を意味する。
図6は、図5中符号D−Dで切断したときの現像装置50の部分断面図である。
本実施形態の現像装置50には、ケーシング56の内部に飛散するトナーが現像スリーブ51の回転軸方向端部付近から漏れ出ることがないようにサイドシール58が設けられている。このサイドシール58は、ケーシング56の開口上部と開口下部とに固定されていて、現像スリーブ回転軸方向端部付近の現像スリーブ表面部分に密着するように設けられている。なお、サイドシール58が接触する現像スリーブ表面部分に対し、ケーシング56の内部で現像剤やトナーが付着するのを制限するために、当該現像スリーブ表面部分に近接対向する規制壁56aがケーシング56に設けられている。
現像領域を通過した現像剤G1は、図中矢印Aで示す向きへ現像スリーブ51が回転することにより、図9中斜線で示す磁極N1の磁界の作用で現像スリーブ表面上に担持された状態でケーシング56の内部へと搬送されてくる。そして、現像スリーブ表面上の現像剤G1は、磁極N1と磁極N2との間に生じる反発磁界が発生する剥離領域Eに近づくにつれて磁界による拘束力が徐々に弱まり、現像スリーブ表面から剥離していく。
磁極N1の位置を通過した直後の現像剤は、磁極N1の磁界により強い拘束力で現像スリーブ51の表面に拘束される結果、現像スリーブ51の表面移動による強い搬送力B1を受けている。しかしながら、磁極N1の位置から離れるにつれて磁極N1の磁界による拘束力が弱まり、現像スリーブ51の回転による搬送力B2が減少し、磁極N1から一定以上離れると、磁極N1の磁界の作用で現像スリーブ51の表面に沿って磁極N1側(現像スリーブ回転方向上流側)へ戻る力B3が作用する。このような状況であっても、現像スリーブ51の表面移動により次々と搬送されてくる現像剤が磁極N1の位置を通過するときの強い搬送力B1で搬送されることにより、現像剤が現像スリーブ回転方向下流側へ押し込まれる。この押し込みによって現像剤が剥離領域Eへと搬送されていき、最終的には現像スリーブ表面から剥離する。
本実験では、上述した実施形態の現像装置50を使用し、現像装置50の現像スリーブ51を回転駆動させた状態で、ケーシング56の下側開口における現像スリーブ回転軸方向端部領域を観察して現像剤の動きを確認した。剥離上流側磁極N1の幅は、マグネットローラ57のローラ基材に取り付ける希土類磁石57aの長手方向長さを変更した。
図7に示すように、剥離上流側磁極N1の端部位置がマグネットローラ57の着磁幅の端部位置に対して同じか又は現像スリーブ回転軸方向外側に位置する場合(0mm以上である場合)、ケーシング開口に向かって多くの現像剤が移動してくることが確認された。これに対し、剥離上流側磁極N1の端部位置がマグネットローラ57の着磁幅の端部位置よりも現像スリーブ回転軸方向中央側に位置する場合(0mm〜−1.5mmである場合)、ケーシング開口に向かって移動してくる現像剤が少なくなることが確認された。更に、剥離上流側磁極N1の端部位置がマグネットローラ57の着磁幅の端部位置よりも1.5mm以上現像スリーブ回転軸方向中央側に位置する場合(−1.5mm以下である場合)には、ケーシング開口に向かって移動してくる現像剤がなくなることが確認された。
また、本実施形態では、現像スリーブに対する現像剤の供給と回収が別の搬送路で実現された供給回収分離方式であるが、現像スリーブに対する現像剤の供給と回収が同じ搬送路で実現される供給回収一体方式にも、同様に適用することができる。
(態様A)
トナー及び磁性キャリア等の磁性粒子を含む現像剤を表面に担持して表面移動する現像スリーブ51等の現像剤担持体と、前記現像剤担持体の内部に配置され、該現像剤担持体の表面移動方向に複数の磁極S1,N1,S2,N2,N3を備えたマグネットローラ57等の磁界発生部材とを有し、前記現像剤担持体の表面移動方向一部分をケーシング開口から露出させて感光体21等の潜像担持体の表面に対向させ、ケーシング56の内部で現像剤担持体表面に担持した現像剤を該現像剤担持体の表面移動により潜像担持体表面と現像剤担持体表面とが対向する現像領域に搬送して該潜像担持体上の潜像を現像するとともに、該現像領域を通過した後の現像剤をケーシング内部の剥離領域で現像剤担持体表面から剥離させる現像装置50において、前記磁界発生部材が備える前記複数の磁極には、前記剥離領域の現像剤担持体表面移動方向上流側に隣接しかつ前記ケーシング開口の近傍に位置する剥離上流側磁極N1等の第1磁極が含まれており、現像剤担持体表面移動方向に対して直交する現像剤担持体表面幅方向における前記第1磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置よりも、該第1磁極の現像剤担持体表面移動方向上流側に隣接する現像磁極S1等の第2磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置の方が、現像剤担持体表面幅方向外側に位置することを特徴とする。
本態様では、第1磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置よりも、その現像剤担持体表面移動方向上流側に隣接する第2磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置の方が、現像剤担持体表面幅方向外側に位置する。そのため、第1磁極による現像剤搬送有効幅よりも現像剤担持体表面幅方向外側まで付着した状態の現像剤を、第1磁極の位置へ送り込むことができる。これにより、第1磁極の現像剤担持体表面移動方向下流側で現像剤担持体表面幅方向外側へ押し出された現像剤の現像剤担持体表面移動方向上流側には、後から搬送されてくる現像剤が存在することになる。これにより、現像剤担持体表面幅方向外側へ押し出された現像剤に対して当該第1磁極の磁界が作用して現像剤担持体表面移動方向上流側へ戻る力が働いても、当該現像剤のケーシング開口に向かう移動が規制される。その結果、ケーシング開口に向かう当該現像剤の移動によりトナーがケーシング開口から外部へと押し出されることが抑制され、現像装置の外部にトナーがこぼれ落ちることを抑制できる。
前記態様Aにおいて、前記磁界発生部材が備える前記複数の磁極には、前記剥離領域通過後の現像剤担持体表面にケーシング内部の現像剤を担持させる汲み上げ磁極N2等の第3磁極が含まれており、前記第1磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置よりも、前記第3磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置の方が、現像剤担持体表面幅方向外側に位置することを特徴とする。
これにより、第1磁極による現像剤搬送有効幅を狭くしても、現像領域へ搬送する現像剤の幅が狭くならず、所望の現像領域幅を得ることができる。
トナー及び磁性キャリア等の磁性粒子を含む現像剤を表面に担持して表面移動する現像スリーブ51等の現像剤担持体と、前記現像剤担持体の内部に配置され、該現像剤担持体の表面移動方向に複数の磁極S1,N1,S2,N2,N3を備えたマグネットローラ57等の磁界発生部材とを有し、前記現像剤担持体の表面移動方向一部分をケーシング開口から露出させて感光体21等の潜像担持体の表面に対向させ、ケーシング56の内部で現像剤担持体表面に担持した現像剤を該現像剤担持体の表面移動により潜像担持体表面と現像剤担持体表面とが対向する現像領域に搬送して該潜像担持体上の潜像を現像するとともに、該現像領域を通過した後の現像剤をケーシング内部の剥離領域で現像剤担持体表面から剥離させる現像装置50において、前記磁界発生部材が備える前記複数の磁極には、前記剥離領域の現像剤担持体表面移動方向上流側に隣接しかつ前記ケーシング開口の近傍に位置する剥離上流側磁極N1等の第1磁極が含まれており、現像剤担持体表面移動方向に対して直交する現像剤担持体表面幅方向における前記第1磁極の端部位置よりも、該第1磁極の現像剤担持体表面移動方向上流側に隣接する現像磁極S1等の第2磁極の端部位置の方が、現像剤担持体表面幅方向外側に位置することを特徴とする。
これによれば、第1磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置よりも、その現像剤担持体表面移動方向上流側に隣接する第2磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置の方を、現像剤担持体表面幅方向外側に位置させることができる。よって、前記態様Aと同様、ケーシング開口に向かう当該現像剤の移動によりトナーがケーシング開口から外部へと押し出されることが抑制され、現像装置の外部にトナーがこぼれ落ちることを抑制できる。
前記態様Cにおいて、前記磁界発生部材が備える前記複数の磁極には、前記剥離領域通過後の現像剤担持体表面にケーシング内部の現像剤を担持させる汲み上げ磁極N2等の第3磁極が含まれており、前記第1磁極の端部位置よりも、前記第3磁極の端部位置の方が、現像剤担持体表面幅方向外側に位置することを特徴とする。
これにより、第1磁極による現像剤搬送有効幅を狭くしても、現像領域へ搬送する現像剤の幅が狭くならず、所望の現像領域幅を得ることができる。
前記態様A〜Dのいずれかの態様において、前記磁界発生部材が備える前記複数の磁極には、前記第1磁極の現像剤担持体表面移動方向下流側に配置される該第1磁極と同極の汲み上げ磁極N2等の第4磁極が含まれており、前記第1磁極と前記第4磁極とによって現像剤担持体表面上に現像剤中の磁性粒子を剥離させる向きに作用する剥離磁界を発生させることにより前記剥離領域が形成されることを特徴とする。
これにより、現像領域を通過した後の現像剤をより確実に現像剤担持体表面から剥離することができる。
前記態様A〜Eのいずれかの態様において、前記第1磁極が対向配置される現像剤担持体表面部分が鉛直方向下方を向くように構成されていることを特徴とする。
このような構成においては、前記第1磁極が対向配置される現像剤担持体表面部分に対向するケーシング内壁面が鉛直方向上側を向くため、そのケーシング内壁面上にトナーが堆積しやすい。そのため現像剤担持体表面幅方向外側へ押し出された現像剤がケーシング開口に向かう動きが発生することで、ケーシング内壁面上に堆積したトナーがケーシング開口から現像装置外部へ押し出され、トナー飛散の問題が深刻化しやすい。本態様によれば、トナー飛散の問題が深刻化しやすい装置構成において、そのトナー飛散を抑制することができる。
前記態様A〜Fのいずれかの態様において、前記第1磁極の端部位置よりも、前記第2磁極の端部位置の方が、1.5mm以上、現像剤担持体表面幅方向外側に位置することを特徴とする。
これによれば、より安定して、ケーシング開口に向かう現像剤の移動を規制でき、現像装置の外部にトナーがこぼれ落ちることを有効に抑制できる。
前記態様A〜Gのいずれかの態様において、前記第1磁極は、前記磁界発生部材の基材に希土類磁石57a等の磁石を取り付けることにより該磁界発生部材に形成されたものであることを特徴とする。
これによれば、より高い磁束密度をもった第1磁極を得ることが容易である。また、第1磁極の端部位置の調整が容易になることから、第1磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置と第2磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置との良好な位置関係を得ることが容易になる。
感光体21等の潜像担持体上の潜像を現像手段により現像して得られるトナー像を最終的に記録材P上に転写して画像を形成する画像形成装置1において、前記現像手段として、前記態様A〜Hのいずれかの態様に係る現像装置50を用いたことを特徴とする。
これによれば、トナー飛散が抑制された画像形成装置を実現できる。
2 書込み部
20 プロセスカートリッジ
21 感光体
22 帯電装置
24 転写ローラ
25 クリーニング装置
28現像剤補給装置
30 転写ベルト
50 現像装置
51 現像スリーブ
52 ドクターブレード
53,54,55 搬送部材
56 ケーシング
57 マグネットローラ
57a,57b 希土類磁石
58 サイドシール
Claims (9)
- トナー及び磁性粒子を含む現像剤を表面に担持して表面移動する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の内部に配置され、該現像剤担持体の表面移動方向に複数の磁極を備えた磁界発生部材とを有し、
前記現像剤担持体の表面移動方向一部分をケーシング開口から露出させて潜像担持体表面に対向させ、ケーシング内部で現像剤担持体表面に担持した現像剤を該現像剤担持体の表面移動により潜像担持体表面と現像剤担持体表面とが対向する現像領域に搬送して該潜像担持体上の潜像を現像するとともに、該現像領域を通過した後の現像剤をケーシング内部の剥離領域で現像剤担持体表面から剥離させる現像装置において、
前記磁界発生部材が備える前記複数の磁極には、前記剥離領域の現像剤担持体表面移動方向上流側に隣接しかつ前記ケーシング開口の近傍に位置する第1磁極が含まれており、
現像剤担持体表面移動方向に対して直交する現像剤担持体表面幅方向における前記第1磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置よりも、該第1磁極の現像剤担持体表面移動方向上流側に隣接する第2磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置の方が、現像剤担持体表面幅方向外側に位置することを特徴とする現像装置。 - 請求項1の現像装置において、
前記磁界発生部材が備える前記複数の磁極には、前記剥離領域通過後の現像剤担持体表面にケーシング内部の現像剤を担持させる第3磁極が含まれており、
前記第1磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置よりも、前記第3磁極による現像剤搬送有効幅の端部位置の方が、現像剤担持体表面幅方向外側に位置することを特徴とする現像装置。 - トナー及び磁性粒子を含む現像剤を表面に担持して表面移動する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の内部に配置され、該現像剤担持体の表面移動方向に複数の磁極を備えた磁界発生部材とを有し、
前記現像剤担持体の表面移動方向一部分をケーシング開口から露出させて潜像担持体表面に対向させ、ケーシング内部で現像剤担持体表面に担持した現像剤を該現像剤担持体の表面移動により潜像担持体表面と現像剤担持体表面とが対向する現像領域に搬送して該潜像担持体上の潜像を現像するとともに、該現像領域を通過した後の現像剤をケーシング内部の剥離領域で現像剤担持体表面から剥離させる現像装置において、
前記磁界発生部材が備える前記複数の磁極には、前記剥離領域の現像剤担持体表面移動方向上流側に隣接しかつ前記ケーシング開口の近傍に位置する第1磁極が含まれており、
現像剤担持体表面移動方向に対して直交する現像剤担持体表面幅方向における前記第1磁極の端部位置よりも、該第1磁極の現像剤担持体表面移動方向上流側に隣接する第2磁極の端部位置の方が、現像剤担持体表面幅方向外側に位置することを特徴とする現像装置。 - 請求項3の現像装置において、
前記磁界発生部材が備える前記複数の磁極には、前記剥離領域通過後の現像剤担持体表面にケーシング内部の現像剤を担持させる第3磁極が含まれており、
前記第1磁極の端部位置よりも、前記第3磁極の端部位置の方が、現像剤担持体表面幅方向外側に位置することを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像装置において、
前記磁界発生部材が備える前記複数の磁極には、前記第1磁極の現像剤担持体表面移動方向下流側に配置される該第1磁極と同極の第4磁極が含まれており、
前記第1磁極と前記第4磁極とによって現像剤担持体表面上に現像剤中の磁性粒子を剥離させる向きに作用する剥離磁界を発生させることにより前記剥離領域が形成されることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の現像装置において、
前記第1磁極が対向配置される現像剤担持体表面部分が鉛直方向下方を向くように構成されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像装置において、
前記第1磁極の端部位置よりも、前記第2磁極の端部位置の方が、1.5mm以上、現像剤担持体表面幅方向外側に位置することを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の現像装置において、
前記第1磁極は、前記磁界発生部材の基材に磁石を取り付けることにより該磁界発生部材に形成されたものであることを特徴とする現像装置。 - 潜像担持体上の潜像を現像手段により現像して得られるトナー像を最終的に記録材上に転写して画像を形成する画像形成装置において、
前記現像手段として、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000162875A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-06-16 | Sharp Corp | 現像ローラ及び現像装置 |
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