JP2015155325A - 2ピース包装箱 - Google Patents

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JP2015155325A
JP2015155325A JP2014031568A JP2014031568A JP2015155325A JP 2015155325 A JP2015155325 A JP 2015155325A JP 2014031568 A JP2014031568 A JP 2014031568A JP 2014031568 A JP2014031568 A JP 2014031568A JP 2015155325 A JP2015155325 A JP 2015155325A
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西川 洋一
Yoichi Nishikawa
洋一 西川
石川 淳生
Atsuo Ishikawa
淳生 石川
牧内 隆文
Takafumi Makiuchi
隆文 牧内
永長 朗
Akira Einaga
朗 永長
雅之 半田
Masayuki Handa
雅之 半田
一志 石井
Kazushi Ishii
一志 石井
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Rengo Co Ltd
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Abstract

【課題】下窄まりテーパー状のトレイを使用しつつ、物流過程での荷扱い作業性を向上させ、物流コードの誤読を防止できるようにする。
【解決手段】下窄まりテーパー状のトレイ1とカバー2とから成る2ピース包装箱において、カバー2は、天板21の周囲に側板22,23を連設し、隣り合う側板22,23を繋ぐ折込片24を設けたものとし、折込片24の両側に、トレイ1のテーパーに応じた角度だけ一側へ傾いた山折線24a,24bを入れ、折込片24の中間に谷折線24cを入れると共に、折込片24の他側に、カバー2の稜線をなす山折線24dを入れ、折込片24を折り込み、天板21から側板22,23を下方へ折り曲げ、傾斜したトレイ1の外側面に折込片24を当接させ、カバー2の隣り合う側板22,23を締結することにより、トレイ1とカバー2とを固定する。
【選択図】図4

Description

この発明は、下窄まりテーパー状のトレイとカバーとから成る2ピース包装箱に関するものである。
従来、下記特許文献1には、図7に示すように、トレイ51とカバー52とから成り、食品容器として使用される2ピースの箱が記載されている。
トレイ51は、逆台形の隣り合う側板53,54を折込片55を介して連設し、折り重ねた折込片54を一方の側板53の外面に貼り付けて下窄まりテーパー状とし、天面を閉じる蓋板56を備え、折込片55に係止切欠部55aを形成したものとされている。
また、カバー52は、逆台形の隣り合う側板57,58を連設して下窄まりのテーパー状とし、対向する側板57の上端に係止片59を連設したものとされている。
この箱の組み立てに際しては、係止片59を内側へ折り曲げて、カバー52の内側にトレイ51を上方から嵌め込み、カバー52のテーパーでカバー52からのトレイ51の抜け落ちを防止すると共に、係止片59を係止切欠部55aに係合させることにより、カバー52からのトレイ51の上方への抜け出しを防止して、トレイ51とカバー52とを糊貼りすることなく固定する。
特許第4984245号公報
ところで、カップ入り麺類等、下窄まりの外形を有する商品を複数個纏めて物流及び陳列に兼用する2ピースの包装箱で梱包する際、商品を収納するトレイが下窄まりテーパー状となった包装箱を使用すると、トレイが直方体の包装箱を使用するよりも、包材の使用面積を削減することができる。
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような箱の構造では、トレイだけでなく、カバーもまた下窄まりテーパー状となることから、物流過程でのパレット積載作業等に際し、パレタイザー等の機械による荷扱い作業が困難となる。
また、カバーの側板に物流コードを付した場合、コンベヤ上での読取機での読み取りに際し、誤読が生じる恐れがある。
そこで、この発明は、下窄まりテーパー状のトレイを使用しつつ、物流過程での荷扱い作業性を向上させ、物流コードの誤読を防止できるようにすることを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この発明は、内容物を収納する下窄まりテーパー状のトレイと、これに被せるカバーとから成る2ピース包装箱において、前記カバーは、天板の周囲の各対辺に側板を連設し、隣り合う側板を繋ぐ折込片を設けたものとし、折込片の両側に、トレイのテーパーに応じた角度だけ一側へ傾いた山折線を入れ、折込片の中間に谷折線を入れると共に、折込片の他側に、カバーの稜線をなす山折線を入れ、折込片を山折線及び谷折線に沿って折り込み、天板から側板を下方へ折り曲げ、傾斜したトレイの外側面に折込片を当接させ、カバーの隣り合う側板を締結することにより、トレイとカバーとを固定したのである。
この2ピース包装箱では、下窄まりテーパー状のトレイと、天板から側板を下方へ折り曲げたカバーとを、トレイの側板の傾斜に合わせた折込片により確実に固定して、カバーからのトレイの抜け落ちを防止することができ、組立状態でカバーの側板を垂直とすることにより、荷扱い作業が容易となり、物流コードの誤読も防止できる。
この発明の実施形態に係る2ピース包装箱のトレイとカバーのブランクを示す図 同上のトレイの組立状態を示す斜視図 同上のトレイへのカバーの装着過程を示す斜視図 同上のトレイとカバーとの固定状態を示す斜視図 同上の固定部の縦断側面図 同上の開梱過程を示す斜視図 従来の下窄まりテーパー状の2ピース箱のトレイとカバーを示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この2ピース包装箱は、段ボールを材料とし、図1に示すトレイ1とカバー2のブランクから組み立てられるものであり、カップ入り麺類等、下窄まりの外形を有する商品の包装及び陳列に兼用される。
トレイ1のブランクでは、長方形の底板11の一対の長辺に側板12が、一対の短辺に側板13がそれぞれ連設され、側板12,13は、組立状態で下辺が短く、上辺が長くなる逆台形とされている。一対の側板12の両側には継代片14が連設され、陳列時に前方となる側板12は、商品の視認性向上のため、上端から大きく切り欠かれている。
カバー2のブランクでは、長方形の天板21の一対の長辺に側板22が、一対の短辺に側板23がそれぞれ連設され、側板22,23は、共に長方形とされている。隣り合う側板22,23は、部分環状の折込片24により繋がれ、その上方となるコーナー側は扇状に切り抜かれている。
折込片24は、トレイ1のテーパーをなす側板12,13の傾斜に応じて、組立状態での上部コーナーを中心に一側が側板23の内側へ切れ込み、その切込方向へ寄せて、折込片24の両側には、それぞれ側板22,23の側端からトレイ1のテーパーに応じて5°程度傾けた山折線24a,24bが入れられている。
折込片24の中間部には、山折線24a,24bからの角度がそれぞれ45°となる谷折線24cが入れられている。また、折込片24の他側には、カバー2の稜線をなす山折線24dが入れられている。
側板23側の山折線24aは、比較的反発が大きくなるように段ボールの裏面から押圧した押罫とされ、側板22側の山折線24b,24dは、折曲抵抗を軽減するため、押罫と切目とが交互に断続するリード罫とされている。
側板22の両側には、組立時に折込片24よりも下方となる部分に、締結片25が連設されている。
側板23には、先端縁中間部から垂直に延び、途中から天板21との境界の両端へ向かって斜めに延びる2本の切目線23aが入れられている。切目線23aの垂直部分は、通常のミシン目とされ、斜め部分は、鉤状の切目が断続するジッパー型とされている。
上記のようなブランクを組み立てて商品を梱包する際には、まず、図2に示すように、トレイ1において、底板11から一対の側板12を起立させ、側板12から継代片14を内側へ折り曲げ、底板11から一対の側板13を起立させて、側板13の内面に継代片14を貼り付けることにより、下窄まりテーパー状のトレイ1を組み立てる。
次に、トレイ1に商品を収納し、図3に示すように、トレイ1の天面にカバー2の天板21を被せ、折込片24を山折線24a,24b,24d及び谷折線24cに沿って折り込みつつ、天板21から側板22,23を下方へ折り曲げる。このとき、折込片24は、山折線24aでの反発が大きいことから、側板22の方向へ押される。
また、折込片24の上方のコーナー側が切り抜かれていることから、トレイ1の上端コーナー部をカバー2のコーナー部の内側に隙間なく合わせることができる。
そして、図4及び図5に示すように、側板22,23を垂直下方へ折り曲げると、傾斜したトレイ1の側板12の外面に折込片24が当接した状態となり、この状態で、締結片25を側板23に貼り付けて、隣り合う側板22,23を締結し、梱包を完了する。
このように梱包すると、カバー2を持ち上げても、トレイ1が折込片24で支持されるので、自重で落下することがなく、トレイ1とカバー2とを、糊貼りしなくても、確実に固定することができる。
また、組立状態でカバー2の側板22,23が垂直となっているので、パレット積載時等における荷扱い作業が容易となり、物流コードの誤読も防止できる。
一方、この包装箱を開梱する際には、図6に示すように、側板23の切目線23aに挟まれた部分を引き上げ、側板23を切目線23aに沿って切断すると、締結片25が側板23に貼り付いたままの状態で、隣り合う側板22,23の締結が解除されるので、側板22を外側へ揺動させ、トレイ1とカバー2とを分離することができ、トレイ1からカバー2を除去し、トレイ1に収納した商品を露出させて陳列することができる。
なお、上記実施形態では、折込片24がトレイ1の長側面である側板12に当接するようにしているが、山折線24a,24b,24d及び谷折線24cを側板22へ寄せて割り振ることにより、折込片24がトレイ1の短側面である側板13に当接するようにしてもよい。また、谷折線24cは、側板22,23のいずれか一方に少し寄せてもよい。
また、トレイ1の各一対の側板12,13がそれぞれ傾斜したものを例示しているが、トレイ1の外周各面をなす側板12,13のうち、少なくとも1面のみが傾斜するものとし、その傾斜面の両側部分に対応する折込片24を設ければよい。
また、カバー2の側板22,23がトレイ1の下端まで達するものを例示しているが、カバー2は、必ずしも側板22,23がトレイ1の下端まで達する高さ方向の寸法を有するものでなくてもよい。
また、側板23に開梱用の切目線23aを折線状に入れたものを例示したが、切目線23aは、切断に伴い側板22,23の締結が解除できるものであれば、例えば曲線状としてもよく、その形状や位置が限定されるものではない。また、締結片25の基部に切目線を入れ、その切断に伴い側板22,23の締結が解除されるようにしてもよい。
さらに、締結片25を、側板22の両側の組立時に折込片24よりも下方となる位置に連設したものを例示したが、組立時に折込片24よりも上方となるコーナー側において、側板22又は側板23の側端に締結片25を連設してもよく、隣り合う側板22,23を締結できれば、その位置が限定されることはない。
そのほか、トレイ1として、継代片14を側板13の内面に貼り付けたものを例示したが、継代片14は、側板13の外面に貼り付けるようにしてもよく、その場合、折込片24と噛み合うようにしてもよい。
1 トレイ
2 カバー
11 底板
12,13 側板
14 継代片
21 天板
22,23 側板
23a 切目線
24 折込片
24a,24b,24d 山折線
24c 谷折線
25 締結片

Claims (1)

  1. 内容物を収納する下窄まりテーパー状のトレイ(1)と、これに被せるカバー(2)とから成る2ピース包装箱において、
    前記カバー(2)は、天板(21)の周囲の各対辺に側板(22,23)を連設し、隣り合う側板(22,23)を繋ぐ折込片(24)を設けたものとし、折込片(24)の両側に、トレイ(1)のテーパーに応じた角度だけ一側へ傾いた山折線(24a,24b)を入れ、折込片(24)の中間に谷折線(24c)を入れると共に、折込片(24)の他側に、カバー(2)の稜線をなす山折線(24d)を入れ、
    折込片(24)を山折線(24a,24b,24d)及び谷折線(24c)に沿って折り込み、天板(21)から側板(22,23)を下方へ折り曲げ、傾斜したトレイ(1)の外側面に折込片(24)を当接させ、カバー(2)の隣り合う側板(22,23)を締結することにより、トレイ(1)とカバー(2)とを固定したことを特徴とする2ピース包装箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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