JP2015154347A - Pbxシステム、電話端末、電話端末のプログラム、携帯電話端末、携帯電話端末のプログラム、pbxシステムの携帯電話端末の加入者情報登録方法、およびpbxシステムの電話端末の加入者情報登録方法 - Google Patents

Pbxシステム、電話端末、電話端末のプログラム、携帯電話端末、携帯電話端末のプログラム、pbxシステムの携帯電話端末の加入者情報登録方法、およびpbxシステムの電話端末の加入者情報登録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】被災地などに設置される仮設PBXシステムへの加入者データ登録を迅速化し、早期に電話サービスを提供可能とする。【解決手段】PBXシステムは、内線電話端末の加入者データを格納する加入者データベース13と、固有のIPアドレスが払い出され、かつ電話番号が付与されたIP電話端末4cから固有のIPアドレスと前記電話番号とを含んだSIP Registerを受信したならば、これら固有のIPアドレスと電話番号とを対応付けて加入者データベース13に登録し、IP電話端末4cを内線電話端末として加入者登録する加入者情報登録管理部14とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、大規模災害などによって電話が利用不能となった被災地に、従前より使用されていたスマートフォンなどの携帯電話端末や電話端末を用いて臨時の電話サービスを好適に提供するPBX(Private Branch eXchange)システム、電話端末、携帯電話端末、およびPBXシステムの加入者情報登録方法に関する。
大規模災害などによって電話が利用不能となった被災地に、臨時に無線LAN(Local Area Network)対応の仮設PBXシステムを設置することで、従前より使用されていた携帯電話端末を用いて臨時の電話サービスを提供することが検討されている。しかし、従来の市販のPBXシステムを仮設PBXシステムとして利用しようとした場合には、内線電話端末として新たに収容される携帯電話端末の加入者情報を、専門知識を有する技術者が、管理端末などから登録する必要があった(例えば、非特許文献1参照)。また、登録対象となる被災地のすべての電話端末の加入者情報を正確かつ迅速に収集することも困難であった。
「InfiniTalk」、インフィニトーク株式会社、[online]、[2014年1月8日検索]、インターネット<URL:http://www.infinitalk.co.jp/scene/office-pbx.html>
従来のPBXシステムを仮設PBXシステムとして利用するためには、専門技術者が加入者情報を登録しなければならない。よって、利用者からの依頼に基づいて登録操作を行うため、登録が完了するまでのタイムラグやデータの投入誤りが発生していた。また、同時に多数の利用者の加入者情報を登録しようとすると、専門技術者に作業の人的負担が集中し、技量や要員数によっては登録作業が滞り、電話サービスの提供が遅れる虞があった。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、被災地などに設置される仮設PBXシステムへの加入者情報の登録を迅速化し、早期に電話サービスを提供できるPBXシステム、電話端末、携帯電話端末、およびPBXシステムの加入者情報登録方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、加入者の端末情報を格納する加入者データベースと、固有のIPアドレスが払い出され、かつ電話番号が付与されたIP電話端末から、前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を受信したならば、前記固有のIPアドレスと前記電話番号とを対応付けて前記加入者データベースに登録し、前記IP電話端末を内線電話端末として加入者登録する加入者情報登録管理部と、を備えることを特徴とするPBXシステムとした。
このようにすることで、例えば、大規模災害などによって利用不能となった各種電話端末を、管理者無しにPBXシステムの内線電話端末として容易に加入者登録できる。よって、被災地などに設置される仮設PBXシステムへの加入者情報登録を迅速化し、早期に電話サービスを提供できる。
請求項2に記載の発明では、前記IP電話端末は、IP通信による通話を実行するIP電話処理部と、前記電話番号が付与済みのSIM(Subscriber Identity Module)カードと、PBXシステムが接続されているLANから前記固有のIPアドレスの払い出しを受けたのち、PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信して、自身をPBXシステムの内線電話端末として加入者登録させるIP−PBX登録部と、を備える携帯電話端末である、ことを特徴とする請求項1に記載のPBXシステムとした。
このようにすることで、携帯電話端末の電話番号を、そのままPBXシステムの内線電話番号とすることができる。よって、外部の電話端末から、この携帯電話端末への発呼が容易に行える。
請求項3に記載の発明では、LANを介してPBXシステムに収容可能な電話端末であって、電話番号を取得する電話番号取得部と、前記電話番号が設定されて、IP電話の処理を実行するIP電話処理部と、前記PBXシステムが接続されている前記LANからから固有のIPアドレスの払い出しを受けたのち、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信して、自身を前記PBXシステムの内線電話端末として加入者登録するIP−PBX登録部と、を備えることを特徴とする電話端末とした。
このようにすることで、例えば、大規模災害などによって利用不能となったIP電話端末を、管理者無しにPBXシステムの内線電話端末として容易に加入者登録できる。IP電話端末に付与されている電話番号を内線電話番号としてそのまま利用するので、内線電話番号の入力が不要であり、PBXシステムの内線電話端末として正確に加入者登録できる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の電話端末に、前記PBXシステムが接続されている前記LANから前記固有のIPアドレスの払い出しを受けるステップと、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信して、自身を前記PBXシステムの内線電話端末として加入者登録するステップと、前記電話番号が設定されて、IP電話の処理を実行するステップと、を実行させるための電話端末のプログラムとした。
このようにすることで、例えば、大規模災害などによって利用不能となったIP電話端末に、この電話端末のプログラムをインストールすることで、管理者無しにPBXシステムの内線電話端末として容易に加入者登録できる。
請求項5に記載の発明では、無線LANを介してPBXシステムに収容可能な携帯電話端末であって、電話番号が付与済みのSIMカードと、前記電話番号が設定されて、IP電話の処理を実行するIP電話処理部と、前記PBXシステムが接続されている前記無線LANから固有のIPアドレスの払い出しを受けたのち、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信して、自身を前記PBXシステムの内線電話端末として加入者登録するIP−PBX登録部と、を備えることを特徴とする携帯電話端末とした。
このようにすることで、管理者無しに携帯電話端末をPBXシステムに収容可能となる。更に、携帯電話端末がSIMカードから取得した電話番号を、PBXシステムの内線電話番号とすることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の携帯電話端末に、前記PBXシステムが接続されている前記無線LANから前記固有のIPアドレスの払い出しを受けるステップと、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信して、自身を前記PBXシステムの内線電話端末として加入者登録するステップと、前記電話番号が設定されて、IP電話の処理を実行するステップと、を実行させるための携帯電話端末のプログラムとした。
このようにすることで、例えば、大規模災害などによって利用不能となった携帯電話端末に、この携帯電話端末のプログラムをインストールすることで、管理者無しにPBXシステムの内線電話端末として容易に加入者登録できる。
請求項7に記載の発明では、無線LANを介してPBXシステムに収容可能な携帯電話端末を内線電話端末として加入者登録する加入者情報登録方法であって、前記携帯電話端末は、前記PBXシステムが接続されている前記無線LANの基地局から固有のIPアドレスの払い出しを受けるステップと、自身に搭載されているSIMカードから電話番号を読み出して、自身のIP電話処理部に設定するステップと、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信するステップと、を実行し、前記PBXシステムは、前記固有のIPアドレスと前記電話番号とを対応付けて、新たに収容する内線電話端末の加入者情報として加入者データベースに登録するステップを実行する、ことを特徴とするPBXシステムの加入者情報登録方法とした。
このようにすることで、例えば、大規模災害などによって利用不能となった携帯電話端末を、管理者無しにPBXシステムの内線電話端末として容易に加入者登録できる。携帯電話端末に付与されている携帯電話番号を内線電話番号としてそのまま利用するので、内線電話番号の入力が不要であり、PBXシステムの内線電話端末として正確に加入者登録できる。
請求項8に記載の発明では、LANを介してPBXシステムに収容可能な電話端末を内線電話端末として加入者登録する加入者情報登録方法であって、前記電話端末は、前記PBXシステムが接続されている前記LANから固有のIPアドレスの払い出しを受けるステップと、自身の電話番号をIP電話処理部に設定するステップと、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信するステップと、を実行し、前記PBXシステムは、前記固有のIPアドレスと前記電話番号とを対応付けて、新たに収容する内線電話端末の加入者情報として加入者データベースに登録するステップを実行する、ことを特徴とするPBXシステムの加入者情報登録方法とした。
このようにすることで、例えば、大規模災害などによって利用不能となったIP電話端末を、管理者無しにPBXシステムの内線電話端末として容易に加入者登録できる。IP電話端末に付与されている電話番号を内線電話番号としてそのまま利用するので、内線電話番号の入力が不要であり、PBXシステムの内線電話端末として正確に加入者登録できる。
本発明によれば、被災地などに設置される仮設PBXシステムへの加入者情報登録を迅速化し、早期に電話サービスを提供できるPBXシステム、電話端末、携帯電話端末、およびPBXシステムの加入者情報登録方法を提供することが可能となる。
本実施形態における仮設PBXシステムを示す概略の構成図である。 複数の仮設PBXシステムが連携して通話サービスを提供することを示す説明図である。 本実施形態における仮設PBXシステムの各装置を示す概略の構成図である。 IP−PBXサーバ同士で加入者情報を同期することを示す説明図である。 本実施形態における各データベースを示す構成図である。 本実施形態における内線電話端末の登録のシーケンス図である。 本実施形態における内線電話端末からの発信のシーケンス図である。 本実施形態における内線電話端末への着信のシーケンス図である。 大規模災害などによって被災したエリアの通話路が遮断される例を示した説明図である。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図9は、大規模災害などによって被災したエリアAの通信経路が遮断される例を示した説明図である。
平常時において、エリアA内に位置するスマートフォンなどの携帯電話端末3−1,3−2は、最寄の携帯電話基地局71および携帯電話網7を介して、他の電話端末との間で通話を行うことができる。ここで他の電話端末とは、エリアAの外に位置する電話端末と、エリアAの中に位置する電話端末の両方を含んでいる。エリアAの外に位置する電話端末は、携帯電話端末3−3,3−4や固定電話端末5−2やIP(Internet Protocol)電話端末として機能する汎用のPC(Personal Computer)4a−4や、専用のIP電話端末4c−5である。エリアAの中に位置する電話端末とは、携帯電話端末3−1,3−2や、固定電話端末5−1や、IP電話端末として機能する汎用のPC4a−2や、専用のIP電話端末4c−3である。
同様に、エリアA内の固定電話端末5−1は、加入者回線が収容される電話交換局81および公衆電話網8を介して、他の電話端末との間で通話を行うことができる。
また、エリアA内のIP電話端末4c−3や汎用のPC4a−2は、アクセス回線が収容されるIP中継局91およびIP網9を介して、他の電話端末との間で通話を行うことができる。
ここで、図9の×印で示すように、大規模災害などによって、エリアAに設置されている携帯電話基地局71、電話交換局81およびIP中継局91のすべてが機能を喪失した場合を考える。この場合、エリアA内の携帯電話端末3−1,3−2と、固定電話端末5−1と、IP電話端末4c−3と、IP電話端末として機能する汎用のPC4a−2とは、エリアAの外に位置する電話端末との間は勿論、エリアA内の電話端末との間でも、一切の通話が行えなくなってしまう。
そこで、このような事態に陥った場合に一刻も早く電話サービスを復旧させるべく、自治体などでは、移動式交換局をエリアAに持ち込んで仮設LAN2を構築することが検討されている。これにより、図1に示すように、被災したエリアA内の既存の携帯電話端末3−1,3−2や汎用のPC4a−1,4a−2やIP電話端末4c−3が、移動式交換局の内線電話端末として利用可能となる。
図1は、本実施形態における仮設PBXシステム1の概略を示す構成図である。
図1に示すように、仮設PBXシステム1は、被災エリアに設置される移動式交換局であり、IP−PBXサーバ11と、管理端末12とを備えている。IP−PBXサーバ11は、加入者の端末情報を格納する加入者データベース13を備えている。仮設PBXシステム1は、ゲートウェイ6を介して携帯電話網7・公衆電話網8・IP網9などに接続される。この携帯電話網7には、携帯電話端末3−3,3−4が接続される。公衆電話網8には、固定電話端末5−2が接続される。IP網9には、汎用のPC4a−4や、IP電話端末4c−5が接続される。
仮設LAN2は、例えば被災したエリアに構築され、仮設PBXシステム1に接続されるHUB21と、これに接続される無線LAN基地局(アクセスポイント)22とを備えている。仮設LAN2の構築エリアには、携帯電話端末3−1,3−2と、IP電話端末として機能する汎用のPC4a−1,4a−2と、IP電話端末4c−3とが存在する。
仮設LAN2は、仮設PBXシステム1と各装置との間を、HUB21およびLANケーブルによって有線接続し、無線LAN基地局22を介して無線接続する。従来のPBXシステムを用いて仮設PBXシステムを設置する場合も、これと同様の構成となる。
しかし、従来のPBXシステムでは、各端末を新たな内線電話端末として収容するまでにかなりの時間を要するという問題があった。従来のPBXシステムにおいて、収容する各端末の加入者情報の登録操作は、専門的知識と登録権限とを有するSO(Service Order)登録者が行う必要があったためである。端末の加入者情報とは、例えば端末の機体識別番号、付与する内線電話番号およびIPアドレスなどである。
これに対し、本実施形態の仮設PBXシステム1は、後記する図3に示すように、電話端末の利用者自身の操作による加入者登録を可能としている。これにより、SO登録者の作業が不要となるので、既存の携帯電話端末3や汎用のPC4aやIP電話端末4cを用いた電話サービスを早期に提供することができる。
図2に示すように、被災後の復旧が進むと、被災したエリア内の複数拠点に仮設PBXシステム1を移動式交換局として設置することができる。その結果、仮設PBXシステム1のそれぞれが形成する通話可能エリアが繋ぎ合わされ、より大規模な通話可能エリアを形成することができる。例えば図2では、新たに携帯電話端末3−5〜3−8が通話可能となる。
このように形成された大規模な通話可能エリア内では、異なるIP−PBXサーバ11同士が連携することで、異なるIP−PBXサーバ11に収容されている携帯電話端末3同士の内線通話を可能としている。更にゲートウェイ6と接続しているIP−PBXサーバ11により、外線と通話することもできる。
図3は、本実施形態における仮設PBXシステム1の各装置を示す概略の構成図である。
仮設PBXシステム1は、IP−PBXサーバ11と、管理端末12と、加入者登録サーバ16とを含んで構成される。
IP−PBXサーバ11は、加入者の端末情報を格納する加入者データベース13と、仮設PBXデータベース18と、加入者の端末情報の登録と管理とを行う加入者情報登録管理部14と、端末の呼を制御する呼制御部15とを備えている。仮設PBXデータベース18は、仮設される各IP−PBXサーバ11を識別する情報を格納するものである(図5(b)参照)。加入者情報登録管理部14は、加入者の端末情報の登録と管理とを行うプログラムの実行により具現化される。呼制御部15は、端末の呼を制御するプログラムの実行により具現化される。
加入者登録サーバ16は、加入者の端末情報の登録を受け付ける加入者情報登録受付部17を備えている。加入者情報登録受付部17は、加入者の端末情報の登録を受け付ける制御プログラムが不図示のプロセッサで実行されることにより具現化される。
災害時などにおいて、仮設PBXシステム1に収容可能な電話端末には、IP通信を用いて通話を行う処理部と、IP−PBXサーバ11への加入者登録機能とが必要となる。仮設PBXシステム1に収容可能な電話端末は、スマートフォンなどの携帯電話端末3・IP電話端末4c・汎用のPC4aなどである。
携帯電話端末3は、IP通信による通話を実行するIP電話処理部31と、加入者登録機能を有するIP−PBX登録部32と、固有の電話番号を格納するSIM(Subscriber Identity Module)カード33とを備える。携帯電話端末3に予め搭載される専用のアプリケーションプログラムの実行により、IP−PBX登録部32が具現化される。IP−PBX登録部32は、仮設PBXシステム1に固有のIPアドレスと電話番号とを含むSIP Register(加入者登録要求)を送信して、自身をPBXシステムの内線電話端末として加入者登録させる。
IP電話端末4cは、IP通信による通話を実行するIP電話処理部41と、加入者登録機能を有するIP−PBX登録部42と、固有の電話番号を格納する電話番号格納部43cとを備える。IP−PBX登録部42は、仮設PBXシステム1に固有のIPアドレスと電話番号とを含むSIP Register(加入者登録要求)を送信して、自身をPBXシステムの内線電話端末として加入者登録させる。
汎用のPC4aを新たに電話端末として利用する場合には、IP通信を用いて通話を行うためアプリケーションプログラムの実行により、IP電話処理部41が具現化される。汎用のWebブラウザの実行により、IP−PBX登録部42と電話番号取得部43aとが具現化されるので、当該機能を提供するWebページのURL(Uniform Resource Locator)アドレスが予め記憶部に登録されていればよい。汎用のPC4aは、IP通信を用いて通話を行うためアプリケーションプログラムと、Webブラウザとを不図示の記憶部に格納している。
加入者登録サーバ16の加入者情報登録受付部17は、携帯電話端末3や汎用のPC4aから送信される加入者登録要求、および管理端末12から入力される加入者登録要求などを受け付ける。加入者登録サーバ16の加入者情報登録受付部17は、IP−PBXサーバ11の加入者情報登録管理部14に、この加入者登録要求を転送する。
加入者情報登録管理部14は、受信した加入者登録要求に含まれている加入者情報を加入者データベース13に追加して格納する。この加入者登録要求は、携帯電話端末3や汎用のPC4aやIP電話端末4cなどの電話番号と、これらに払い出されたIPアドレスを含んでいる。加入者情報登録管理部14は、IPアドレスと電話番号とを対応付けて加入者データベース13に登録し、携帯電話端末3や汎用のPC4aやIP電話端末4cなどを内線電話端末として加入者登録する。
災害時などにおいて、新たに移動式交換局を設置して仮設PBXシステム1への加入者登録を行う場合には、以下の手順で行う。
最初に、対象となる電話端末の利用者が所定の操作を行うことにより、それぞれのIP−PBX登録部32,42が起動される。IP−PBX登録部32,42は、当該電話端末を仮設LAN2に接続して自身の端末が利用するIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスと、内線電話番号として登録される自身の端末の固有の電話番号とを含む加入者登録要求を、仮設LAN2を介して加入者登録サーバ16に送信する。
これを受信した加入者登録サーバ16の加入者情報登録受付部17は、受け付けた加入者登録要求を呼制御を行うIP−PBXサーバ11に転送し、これを受信したIP−PBXサーバ11の加入者情報登録管理部14が、加入者データベース13にIPアドレスと内線電話番号との対応データを登録することにより、加入者登録が完了する。
このとき、対象となる電話端末が携帯電話端末3である場合には、登録される内線電話番号としてIP−PBX登録部32が送信する固有の電話番号は、当該端末に搭載されているSIMカード33から読み出した登録済みの携帯電話番号とする。
これにより、携帯電話端末3に固有の携帯電話番号が、当該端末の内線電話番号として仮設PBXシステム1にそのまま登録されることになるので、利用者による手入力が不要となり、容易に加入者登録を行うことができる。また、電話番号の誤入力や虚偽の登録を防止することができる。更に、当該端末の利用者以外の他の利用者は、従前より使用していた通話先の電話番号がそのまま内線電話番号となるので、サービスの利便性が高まる。
また、汎用のPC4aを新たに電話端末として利用する場合には、当該端末の利用者がWebブラウザから特定のURLアドレスにアクセスすることで、加入者登録サーバ16の加入者情報登録受付部17によってIP−PBX登録部42の機能が提供される。それにより、IP−PBX登録部42は、利用者が従前より使用していた固有の電話番号(固定電話番号、IP電話番号、または内線電話端末として利用できない携帯電話端末の携帯電話番号)の入力を促し、入力された電話番号を含んだ加入者登録要求を、加入者登録サーバ16に送信する。
図4は、IP−PBXサーバ11a,11b同士で加入者情報を同期することを示す説明図である。
図4に示すように、IP−PBXサーバ11aは、呼制御部15aと、加入者情報登録管理部14aと、加入者データベース13aと、仮設PBXデータベース18aとを備えている。IP−PBXサーバ11bも同様に、呼制御部15bと、加入者情報登録管理部14bと、加入者データベース13bと、仮設PBXデータベース18bとを備えている。
所定の条件を満たした場合、IP−PBXサーバ11aとIP−PBXサーバ11bとの間で加入者情報の同期がなされる。所定の条件とは、新たな電話端末がIP−PBXサーバ11a,11bと対となる加入者登録サーバ16(図4に図示せず)にアクセスしたことや、IP−PBXサーバ11a,11bが収容している電話端末が削除されたこと、などがある。
加入者情報の同期を行う際、IP−PBXサーバ11aは、加入者情報登録管理部14aにより、加入者情報同期要求をIP−PBXサーバ11bに送信する。この加入者情報同期要求は、加入者データベース13aに登録された加入者情報と、IP−PBXサーバ11aを識別する仮設PBX−IDを含む。この加入者情報は、少なくとも電話端末のIPアドレス、および、この電話端末の電話番号を含む。IP−PBXサーバ11aを識別する仮設PBX−IDは、IP−PBXサーバ11aが記憶する仮設PBXデータベース18aから取得することができる。
また、この加入者情報の同期を行う際、IP−PBXサーバ11bは、加入者情報登録管理部14bにより、加入者情報同期要求をIP−PBXサーバ11aに送信する。この加入者情報同期要求は、加入者データベース13bが登録する加入者情報と、IP−PBXサーバ11bを識別する仮設PBX−IDを含む。この加入者情報は、少なくとも電話端末のIPアドレス、および、この電話端末の電話番号を含む。IP−PBXサーバ11bを識別する仮設PBX−IDは、IP−PBXサーバ11bが記憶する仮設PBXデータベース18bから取得する。
なお、加入者情報の同期を行う複数のIP−PBXサーバ11または対となる加入者登録サーバ16は、スター型、リンク型、階層型、メッシュ型などの任意の論理的なトポロジをとることができる。
図5(a),(b)は、本実施形態における各データベースを示す構成図である。
図5(a)は、加入者データベース13の構成を示す図である。
加入者データベース13の各行に登録される加入者レコードは、MAC(Media Access Control)アドレス欄131、IPアドレス欄132、内線電話番号欄133、登録日時欄134、登録パスワード欄135、収容PBX欄136の各フィールドから構成されている。
MACアドレスとは、装置に搭載される各通信ポートに予め付与されている世界で一意のアドレスである。MACアドレス欄131は、加入者の電話端末の通信ポートに予め付与されているMACアドレスを格納する。
IPアドレス欄132は、加入者の電話端末に払い出されたIPアドレスを格納する。
内線電話番号欄133は、加入者の電話端末の内線電話番号を格納する。内線電話番号欄133には、加入者登録要求に含まれていた携帯電話番号、固定電話番号、IP電話番号のいずれかが登録される。
登録日時欄134は、加入者の電話端末の登録日時を格納する。
登録パスワード欄135は、この加入者レコードの登録パスワードを格納する。登録パスワードは、利用者が加入者登録操作を行うときに指定した任意の文字列である。登録パスワードは、この加入者レコードの更新や削除を行うときに入力が必要な情報である。
収容PBXとは、加入者登録要求を送信した電話端末を収容するIP−PBXサーバ11である。収容PBX欄136は、このIP−PBXサーバ11を識別するPBX−IDの値を格納する。
IP−PBXサーバ11の制御プログラムとして予め搭載されている呼制御部15(図2参照)は、仮設LAN2に接続された内線電話端末やゲートウェイ6経由で受け付けた呼接続要求を行うときに、この加入者データベース13を参照する。加入者データベース13の内線電話番号に固有の電話番号が登録され、加入者登録された電話端末は、直ちに内線電話サービスの対象となる。したがって、加入者登録された内線電話端末の間で、両者に搭載されたIP電話処理部31,41を用いた内線通話が可能となる。
図5(b)は、仮設PBXデータベース18の構成を示す図である。
図5(b)に示すように、仮設PBXデータベース18の各行に登録される仮設PBXレコードは、PBX−ID欄181、IPアドレス欄182、接続状態欄183、外線発信可否欄184、設置日時欄185、設置位置欄186の各フィールドから構成されている。
PBX−ID欄181は、1つの通信可能エリア内にある各IP−PBXサーバ11を識別する番号を格納する。
IPアドレス欄182は、PBX−IDで識別されるIP−PBXサーバ11を一意に識別するIPアドレスを格納する。
接続状態欄183は、PBX−IDで識別されるIP−PBXサーバ11と、他のIP−PBXサーバ11とが通信可能に接続されているか否かの接続状態の情報を格納する。接続状態欄183には、他のIP−PBXサーバ11と接続されていることを示す「接続」、他のIP−PBXサーバ11と接続されていないことを示す「未接続」、着目するIP−PBXサーバ11自身を示す「自身」のうち、いずれかの値が格納される。
例えば、IP−PBXサーバ11の各々が、他のすべてのIP−PBXサーバ11との接続状態を監視する監視手段を有するとよい。IP−PBXサーバ11の各々が、前記監視手段によって、自身のIP−PBXサーバ11から他のIP−PBXサーバ11のすべてに接続確認要求を定期的に行い、応答があるか否かを判定することで接続状態を決定することができる。応答があれば「接続」と決定し、応答が無ければ「未接続」と決定する。
また、監視手段を、CLI(Command Line Interface)を用いて、管理者がSIP Registerメッセージを他のIP−PBXサーバ11のすべてに送信する手段とすることもできる。この手段であれば、IP−PBXサーバ11の接続または未接続によるPBX連携システムの構成変更を即時に検出することができる。
外線発信可否欄184は、IP−PBXサーバ11が異なるエリアの電話端末に発信できるか否かの情報を格納する。IP−PBXサーバ11は、例えば公衆電話網8やIP網9などに接続されているとき、異なるエリアにいる電話端末に発信可能である。外線発信可否欄184は、外線発信できることを示す「発信可」、外線発信できないことを示す「発信不可」のうち、いずれかの値が格納される。
設置日時欄185は、IP−PBXサーバ11が被災したエリアAなどに設置された日時情報を格納する。
設置位置欄186は、IP−PBXサーバ11が設置された場所情報を格納する。設置位置欄186には、例えば、避難所の住所などが格納される。
IP−PBXサーバ11の制御プログラムとして予め搭載されている呼制御部15(図2参照)は、仮設LAN2に接続された内線電話端末の呼接続要求の処理やゲートウェイ6経由で受け付けた呼接続要求の処理を行うときに、加入者データベース13を参照するように設計されている。呼制御部15によって、加入者データベース13の内線電話番号に固有の電話番号が登録されて加入者登録された電話端末を呼出し、通話を開始することができる。したがって、加入者登録された内線電話端末の間で、両者に搭載されたIP電話処理部31,41を用いた内線通話が可能となる。更にIP−PBXサーバ11が携帯電話網7・公衆電話網8・IP網9などに接続されていれば、呼制御部15は、外線発信を行うことができる。
これまでに説明した、携帯電話端末3と、汎用のPC4aと、IP電話端末4cと、IP−PBXサーバ11と、管理端末12と、加入者登録サーバ16とは、それぞれ入力部、出力部、制御部および記憶部といったハードウェアを含むコンピュータである。制御部が、例えば、CPU(Central Processing Unit)から構成される場合、その制御部を含むコンピュータによる情報処理は、CPUによるプログラム実行処理で実現する。また、そのコンピュータが含む記憶部は、CPUが指令し、そのコンピュータの機能を実現するためのプログラムを記憶する。これによりソフトウェアとハードウェアの協働が実現される。このプログラムは、記録媒体に記録したり、ネットワークを経由したりすることで提供される。
(処理)
次に、本実施形態における処理について説明する。
図6は、本実施形態における内線電話端末3sの登録のシーケンス図である。
ここでは災害などにより、平常動作時の通信経路が遮断された場合を考える。この場合にユーザは、例えば携帯電話端末3を災害時の動作モードに切り換えるための所定の操作を行う。すると、携帯電話端末3は、例えば、無線LAN基地局22(図1参照)を介して仮設LAN2に接続する。
ユーザはまた、有線接続しかできないIP電話端末4cや汎用のPC4aなどを災害時の動作モードに切り換えるための所定の操作を行う。すると、IP電話端末4cや汎用のPC4aなどは、仮設のLANケーブルやHUB21(図1参照)を介して仮設LAN2に接続してもよい。
以下の図6から図8では、被災したエリアA内の携帯電話端末3・IP電話端末4c・汎用のPC4aなどを総称して、内線電話端末3sと記載する。携帯電話網7・公衆電話網8やIP網9などを総称して、他電話網9dと記載する。内線電話端末3sの発信先の電話端末を総称して、発信先電話端末4dと記載する。
シーケンスQ10において、内線電話端末3sは、仮設LAN2の不図示のDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバに、自身のMACアドレスを通知して、この仮設LAN2への接続要求を行う。このDHCPサーバは、仮設LAN2に接続される端末のIPアドレスを管理するものである。
シーケンスQ11において、仮設LAN2のDHCPサーバ(不図示)は、この接続要求を受け付けて、IPアドレスを1つ払い出して内線電話端末3sに通知する。内線電話端末3sは、IPアドレスの払い出しを受ける。これ以降、内線電話端末3sは、払い出されたIPアドレスを利用することで、仮設LAN2に接続されている他の内線電話端末3sとの間の通信が可能となる。
シーケンスQ12において、内線電話端末3sは、仮設LAN2の不図示のDNS(Domain Name System)サーバに、予め記憶部に設定されている仮設PBXシステム1のサーバ名の名前解決を要求する。ここで名前解決とは、ドメイン名からIPアドレスを取得することである。
シーケンスQ13において、仮設LAN2のDNSサーバ(不図示)は、加入者登録サーバ16およびIP−PBXサーバ11のIPアドレスの通知を受ける。
シーケンスQ14において、内線電話端末3sは、通知されたIPアドレスを用いて加入者登録サーバ16(図3参照)に、自身のMACアドレス・IPアドレス・固有電話番号・登録パスワードなどを含む加入者登録要求を送信する。以下、この内線電話端末3sが未登録のシーケンスQ14aと、登録済のシーケンスQ14bとに分岐する。
シーケンスQ14a〜Q16aは、この内線電話端末3sが未登録の場合のシーケンスである。
シーケンスQ14aにおいて、内線電話端末3sが携帯電話端末3の場合、携帯電話端末3は、SIMカード33から電話番号を読み出して、自身のIP電話処理部31に設定する。内線電話端末3sがIP電話端末4cの場合、このIP電話端末4cは、電話番号格納部43cの自身の電話番号をIP電話処理部41に設定する。内線電話端末3sが汎用のPC4aの場合、この汎用のPC4aは、電話番号取得部43aが取得した電話番号をIP電話処理部41に設定する。
内線電話端末3sは更に、通知されたIPアドレスを用いて加入者登録サーバ16(図3参照)に、自身のMACアドレス・IPアドレス・固有電話番号・登録パスワードなどを含むSIP Register(加入者登録要求)を送信する。このSIP Register(加入者登録要求)を受信した加入者登録サーバ16は、対となるIP−PBXサーバ11に、この加入者登録要求を転送する。
シーケンスQ15aにおいて、IP−PBXサーバ11は、この加入者登録要求を受け付けて、番号の重複登録確認や信頼度レベルの決定を行った上で、加入者登録要求固有のIPアドレスと電話番号とを対応付けて、加入者データベース13に加入者レコードを追加登録する。これにより内線電話端末3sを、新たな内線として収容することができる。
シーケンスQ16aにおいて、IP−PBXサーバ11は、加入者レコードの登録結果を、この内線電話端末3sに通知する。これにより、一連の加入者登録動作が完了する。
シーケンスQ14b〜Q15bは、この内線電話端末3sが登録済の場合のシーケンスである。
シーケンスQ14bにおいて、内線電話端末3sは、通知されたIPアドレスを用いて加入者登録サーバ16(図3参照)に、自身のMACアドレス・IPアドレス・固有電話番号・登録パスワードなどを含むSIP Register(加入者登録要求)を送信する。このSIP Registerを受信した加入者登録サーバ16は、対となるIP−PBXサーバ11に、この加入者登録要求を転送する。
シーケンスQ15bにおいて、IP−PBXサーバ11は、この加入者が既に加入者データベース13に登録されていると判断し、この判断結果を、内線電話端末3sに通知する。これにより、一連の加入者登録動作が完了する。
なお、内線電話端末3sと、加入者登録サーバ16やIP−PBXサーバ11との間の通信には、HTTP(HyperText Transfer Protocol)などのTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)通信を用いることができる。
図7は、本実施形態における加入者登録された内線電話端末3sからの発信動作のシーケンス図である。
シーケンスQ20は、内線電話端末3sがIP−PBXサーバ11に発信先電話番号を送出するシーケンスである。以下、この内線電話端末3sが加入者登録済のシーケンスQ20aと、加入者未登録のシーケンスQ20bとに分岐する。
シーケンスQ20a〜Q24は、この発信先電話番号が加入者登録済の場合のシーケンスである。
シーケンスQ20aにおいて、内線電話端末3sは、IP−PBXサーバ11に発信先電話番号を送出する。
シーケンスQ21において、IP−PBXサーバ11は、この発信先電話番号に係る発信先電話端末4dのIPアドレスを取得する。
シーケンスQ22において、IP−PBXサーバ11は、取得したIPアドレスに係る発信先電話端末4dをLAN経由で呼び出す。
シーケンスQ23において、発信先電話端末4dは、IP−PBXサーバ11に対して、応答する。
シーケンスQ24において、IP−PBXサーバ11は、内線電話端末3sと発信先電話端末4dの両者を接続する。内線電話端末3sと発信先電話端末4dとは、通話を開始することができる。
シーケンスQ20b,Q31〜Q35は、内線電話端末3sが送出した発信先電話番号が加入者データベース13に未登録の場合のシーケンスである。シーケンスQ20bにおいて、内線電話端末3sは、IP−PBXサーバ11に発信先電話番号を送出する。
シーケンスQ31において、IP−PBXサーバ11は、発信先電話番号が加入者データベース13に登録されていないので、その発信先電話番号は外線の電話番号であると判定する。IP−PBXサーバ11は、この発信先電話番号と、発外線電話番号(IP−PBXサーバ11の外線電話番号)と発内線電話番号(不図示)とを、ゲートウェイ6(図1参照)経由で他電話網9dに送出する。これにより、IP−PBXサーバ11は、他電話網9dを介して発信先電話端末4dに発呼する。
シーケンスQ32において、他電話網9dは、不図示の呼制御部により、この発信先電話番号に係る発信先電話端末4dを呼び出す。
シーケンスQ33において、発信先電話端末4dは、他電話網9dに対して応答する。
シーケンスQ34において、他電話網9dは、IP−PBXサーバ11に対して応答を転送する。
シーケンスQ35において、IP−PBXサーバ11は、内線電話端末3sと発信先電話端末4dの両者を接続する。これにより、内線電話端末3sと発信先電話端末4dとは、通話を開始することができる。
図8は、本実施形態における内線電話端末3sへの着信のシーケンス図である。
外線である発信先電話端末4dには、内線電話端末3sからの発信を受けた際に、発信元電話番号としてIP−PBXサーバ11の外線電話番号が通知され、その番号が記録される。また、外線電話端末の種類によっては、発信元となった発内線電話番号も同時に受信され記録される。そこで、発信先電話端末4d(外線)の利用者は、通知されたIP−PBXサーバ11の外線電話番号に対して折り返しの発呼を行う。
シーケンスQ40において、発信先電話端末4dは、IP−PBXサーバ11の外線電話番号に対して、折り返し発呼する。
シーケンスQ41において、IP−PBXサーバ11は、発信元電話端末4からの着呼に応答し、トーキーで接続先内線電話番号の送信を要求する。
シーケンスQ42において、発信元電話端末4は、利用者の操作によって接続先の内線電話番号を選択または入力されて、この内線電話番号をIP−PBXサーバ11に送信する。利用者は、内線電話端末3sからの着信時に記録した発内線電話番号を選択する。利用者はまた、被災したエリアA(図1参照)にいる可能性のある親戚や知人などの携帯電話番号や固定電話番号などを入力してもよい。以下、接続先の内線電話番号が加入者データベース13に登録済のシーケンスQ42aと、接続先の内線電話番号が加入者データベース13に未登録のシーケンスQ42bとに分岐する。
以下のシーケンスQ42a〜Q46は、接続先の内線電話番号が加入者データベース13に登録されているときのものである。シーケンスQ42aにおいて、発信元電話端末4は、選択または入力された接続先の内線電話番号をIP−PBXサーバ11に送信する。
シーケンスQ43において、IP−PBXサーバ11は、着呼時に通知される発内線電話番号をキーに、加入者データベース13を検索する。IP−PBXサーバ11は、加入者データベース13に接続先の内線電話番号が格納されていれば、LAN経由で接続先の内線電話端末3sを呼び出すためのMACアドレスとIPアドレスとを取得する。
シーケンスQ44において、IP−PBXサーバ11は、取得したMACアドレスとIPアドレスとに基づき、発信先を呼び出す。ここで発信先とは、内線電話端末3sである。
シーケンスQ45において、内線電話端末3sは、呼び出しに応答する。
シーケンスQ46において、IP−PBXサーバ11は、発信先電話端末4dと内線電話端末3sの両者を接続する。これにより、発信先電話端末4dと内線電話端末3sとは、通話を開始することができる。
こうすることにより、例えば、大規模災害などによって電話が利用不能となった携帯電話端末3を、新たに設置する仮設PBXシステム1の内線電話端末3sとして収容できる。仮設PBXシステム1は更に、携帯電話端末3に付与されている携帯電話番号を、内線電話番号としてそのまま利用する。よって、仮設PBXシステム1は、携帯電話端末3の収容にあたり、内線電話番号の入力無しに正確かつ容易に加入者登録し、内線電話端末3sとして動作させることができる。
シーケンスQ42bにおいて、発信先電話端末4dは、選択または入力された接続先の内線電話番号をIP−PBXサーバ11に送信する。IP−PBXサーバ11は、接続先の内線電話番号をキーに、加入者データベース13を検索する。IP−PBXサーバ11は、加入者データベース13に接続先の内線電話番号が格納されていないと判断する。
シーケンスQ51において、IP−PBXサーバ11は、発信先電話端末4dに、トーキーで呼出し不能を通知する。これにより、発信先電話端末4dのユーザに対して、この接続先の内線電話番号の電話端末の状況を伝えることができる。
<その他>
本実施形態は、本発明を好適に実施するための一例あって、本発明を限定するためのものではない。よって、本発明の要旨を変更しない範囲内において、本実施形態を種々変形することが可能である。
また、本実施形態で説明した種々の技術を適宜組み合わせた技術を実現することもできる。
また、本実施形態で説明したソフトウェアをハードウェアとして実現することもでき、ハードウェアをソフトウェアとして実現することもできる。
その他、ハードウェア、ソフトウェア、フローチャートなどについて、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1 仮設PBXシステム
11 IP−PBXサーバ
12 管理端末
13 加入者データベース
14 加入者情報登録管理部
15 呼制御部
16 加入者登録サーバ
17 加入者情報登録受付部
18 仮設PBXデータベース
2 仮設LAN
21 HUB
22 無線LAN基地局
3 携帯電話端末
3s 内線電話端末
31 IP電話処理部
32 IP−PBX登録部
33 SIMカード
4a PC
4c IP電話端末
4d 発信先電話端末
41 IP電話処理部
42 IP−PBX登録部
43c 電話番号格納部
43a 電話番号取得部
5−1,5−2 固定電話端末
A エリア
6 ゲートウェイ
7 携帯電話網
71 携帯電話基地局
8 公衆電話網
81 電話交換局
9 IP網
91 IP中継局
9d 他電話網
本発明は、大規模災害などによって電話が利用不能となった被災地に、従前より使用されていたスマートフォンなどの携帯電話端末や電話端末を用いて臨時の電話サービスを好適に提供するPBX(Private Branch eXchange)システム、電話端末、電話端末のプログラム、携帯電話端末、携帯電話端末のプログラム、PBXシステムの携帯電話端末の加入者情報登録方法、およびPBXシステムの電話端末の加入者情報登録方法に関する。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、被災地などに設置される仮設PBXシステムへの加入者情報の登録を迅速化し、早期に電話サービスを提供できるPBXシステム、電話端末、電話端末のプログラム、携帯電話端末、携帯電話端末のプログラム、PBXシステムの携帯電話端末の加入者情報登録方法、およびPBXシステムの電話端末の加入者情報登録方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、加入者の端末情報を格納する加入者データベースと、固有のIPアドレスが払い出され、かつ固有の電話番号が格納されているIP電話端末から、前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号の登録命令を受信したならば、前記IP電話端末から受信した前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号とを対応付けて前記加入者データベースに登録し、前記IP電話端末を内線電話端末として加入者登録する加入者情報登録管理部と、を備えることを特徴とするPBXシステムとした。
請求項2に記載の発明では、前記IP電話端末は、IP通信による通話を実行するIP電話処理部と、前記固有の電話番号が格納されたSIM(Subscriber Identity Module)カードと、PBXシステムが接続されているLANから前記固有のIPアドレスの払い出しを受けたのち、PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号の登録命令を送信して、送信した前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号に基づいて自身をPBXシステムの内線電話端末として前記PBXシステムに加入者登録させるIP−PBX登録部と、を備える携帯電話端末である、ことを特徴とする請求項1に記載のPBXシステムとした。
請求項3に記載の発明では、LANを介してPBXシステムに収容可能な電話端末であって、当該電話端末が格納する固有の電話番号を取得する電話番号取得部と、前記固有の電話番号が設定されて、IP電話の処理を実行するIP電話処理部と、前記PBXシステムが接続されている前記LANから固有のIPアドレスの払い出しを受けたのち、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号の登録命令を送信して、送信した前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号に基づいて自身を前記PBXシステムの内線電話端末として前記PBXシステムに加入者登録させるIP−PBX登録部と、を備えることを特徴とする電話端末とした。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の電話端末に、前記PBXシステムが接続されている前記LANから前記固有のIPアドレスの払い出しを受けるステップと、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号の登録命令を送信して、送信した前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号に基づいて自身を前記PBXシステムの内線電話端末として前記PBXシステムに加入者登録させるステップと、前記固有の電話番号が設定されて、IP電話の処理を実行するステップと、を実行させるための電話端末のプログラムとした。
請求項5に記載の発明では、無線LANを介してPBXシステムに収容可能な携帯電話端末であって、当該携帯電話端末が格納する固有の電話番号が格納されたSIMカードと、前記固有の電話番号が設定されて、IP電話の処理を実行するIP電話処理部と、前記PBXシステムが接続されている前記無線LANから固有のIPアドレスの払い出しを受けたのち、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号の登録命令を送信して、送信した前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号に基づいて自身を前記PBXシステムの内線電話端末として前記PBXシステムに加入者登録させるIP−PBX登録部と、を備えることを特徴とする携帯電話端末とした。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の携帯電話端末に、前記PBXシステムが接続されている前記無線LANから前記固有のIPアドレスの払い出しを受けるステップと、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号の登録命令を送信して、送信した前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号に基づいて自身を前記PBXシステムの内線電話端末として前記PBXシステムに加入者登録させるステップと、前記固有の電話番号が設定されて、IP電話の処理を実行するステップと、を実行させるための携帯電話端末のプログラムとした。
請求項7に記載の発明では、無線LANを介してPBXシステムに収容可能な携帯電話端末を内線電話端末として加入者登録する加入者情報登録方法であって、前記携帯電話端末は、前記PBXシステムが接続されている前記無線LANの基地局から固有のIPアドレスの払い出しを受けるステップと、自身に搭載されているSIMカードから固有の電話番号を読み出して、自身のIP電話処理部に設定するステップと、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号の登録命令を送信するステップと、を実行し、前記PBXシステムは、前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号とを対応付けて、前記携帯電話端末から送信された前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号に基づいて、新たに収容する内線電話端末の加入者情報として加入者データベースに登録するステップを実行する、ことを特徴とするPBXシステムの携帯電話端末の加入者情報登録方法とした。
請求項8に記載の発明では、LANを介してPBXシステムに収容可能な電話端末を内線電話端末として加入者登録する加入者情報登録方法であって、前記電話端末は、前記PBXシステムが接続されている前記LANから固有のIPアドレスの払い出しを受けるステップと、自身の固有の電話番号をIP電話処理部に設定するステップと、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号の登録命令を送信するステップと、を実行し、前記PBXシステムは、前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号とを対応付けて、前記電話端末から送信された前記固有のIPアドレスと前記固有の電話番号に基づいて、新たに収容する内線電話端末の加入者情報として加入者データベースに登録するステップを実行する、ことを特徴とするPBXシステムの電話端末の加入者情報登録方法とした。
本発明によれば、被災地などに設置される仮設PBXシステムへの加入者情報登録を迅速化し、早期に電話サービスを提供できるPBXシステム、電話端末、電話端末のプログラム、携帯電話端末、携帯電話端末のプログラム、PBXシステムの携帯電話端末の加入者情報登録方法、およびPBXシステムの電話端末の加入者情報登録方法を提供することが可能となる。

Claims (8)

  1. 加入者の端末情報を格納する加入者データベースと、
    固有のIPアドレスが払い出され、かつ電話番号が付与されたIP電話端末から、前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を受信したならば、前記固有のIPアドレスと前記電話番号とを対応付けて前記加入者データベースに登録し、前記IP電話端末を内線電話端末として加入者登録する加入者情報登録管理部と、
    を備えることを特徴とするPBXシステム。
  2. 前記IP電話端末は、
    IP通信による通話を実行するIP電話処理部と、
    前記電話番号が付与済みのSIM(Subscriber Identity Module)カードと、
    PBXシステムが接続されているLANから前記固有のIPアドレスの払い出しを受けたのち、PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信して、自身をPBXシステムの内線電話端末として加入者登録させるIP−PBX登録部と、
    を備える携帯電話端末である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のPBXシステム。
  3. LANを介してPBXシステムに収容可能な電話端末であって、
    電話番号を取得する電話番号取得部と、
    前記電話番号が設定されて、IP電話の処理を実行するIP電話処理部と、
    前記PBXシステムが接続されている前記LANから固有のIPアドレスの払い出しを受けたのち、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信して、自身を前記PBXシステムの内線電話端末として加入者登録するIP−PBX登録部と、
    を備えることを特徴とする電話端末。
  4. 請求項3に記載の電話端末に、
    前記PBXシステムが接続されている前記LANから前記固有のIPアドレスの払い出しを受けるステップと、
    前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信して、自身を前記PBXシステムの内線電話端末として加入者登録するステップと、
    前記電話番号が設定されて、IP電話の処理を実行するステップと、
    を実行させるための電話端末のプログラム。
  5. 無線LANを介してPBXシステムに収容可能な携帯電話端末であって、
    電話番号が付与済みのSIMカードと、
    前記電話番号が設定されて、IP電話の処理を実行するIP電話処理部と、
    前記PBXシステムが接続されている前記無線LANから固有のIPアドレスの払い出しを受けたのち、前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信して、自身を前記PBXシステムの内線電話端末として加入者登録するIP−PBX登録部と、
    を備えることを特徴とする携帯電話端末。
  6. 請求項5に記載の携帯電話端末に、
    前記PBXシステムが接続されている前記無線LANから前記固有のIPアドレスの払い出しを受けるステップと、
    前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信して、自身を前記PBXシステムの内線電話端末として加入者登録するステップと、
    前記電話番号が設定されて、IP電話の処理を実行するステップと、
    を実行させるための携帯電話端末のプログラム。
  7. 無線LANを介してPBXシステムに収容可能な携帯電話端末を内線電話端末として加入者登録する加入者情報登録方法であって、
    前記携帯電話端末は、前記PBXシステムが接続されている前記無線LANの基地局から固有のIPアドレスの払い出しを受けるステップと、
    自身に搭載されているSIMカードから電話番号を読み出して、自身のIP電話処理部に設定するステップと、
    前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信するステップと、を実行し、
    前記PBXシステムは、前記固有のIPアドレスと前記電話番号とを対応付けて、新たに収容する内線電話端末の加入者情報として加入者データベースに登録するステップを実行する、
    ことを特徴とするPBXシステムの加入者情報登録方法。
  8. LANを介してPBXシステムに収容可能な電話端末を内線電話端末として加入者登録する加入者情報登録方法であって、
    前記電話端末は、前記PBXシステムが接続されている前記LANから固有のIPアドレスの払い出しを受けるステップと、
    自身の電話番号をIP電話処理部に設定するステップと、
    前記PBXシステムに前記固有のIPアドレスと前記電話番号の登録命令を送信するステップと、を実行し、
    前記PBXシステムは、前記固有のIPアドレスと前記電話番号とを対応付けて、新たに収容する内線電話端末の加入者情報として加入者データベースに登録するステップを実行する、
    ことを特徴とするPBXシステムの加入者情報登録方法。
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