JP2015153963A - ヒートシンク及びこれを備えた半導体レーザ装置 - Google Patents

ヒートシンク及びこれを備えた半導体レーザ装置 Download PDF

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亮平 伊藤
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Kaori Usuda
かおり 臼田
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紳治 徳永
浩子 芦田
Hiroko Ashida
浩子 芦田
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Abstract

【課題】冷却性能に優れたヒートシンク及びこれを備えた半導体レーザ装置を提供する。【解決手段】厚さT1の第1の層20a、第1の層20aに接合され厚さT2の第2の層30a、第2の層30aに接合され厚さT3の第3の層20b、第3の層20bに接合され厚さT4の第4の層20c、第4の層20cに接合され厚さT5の第5の層20d、第5の層20dに接合され厚さT6の第6の層30b、第6の層30bに接合され厚さT7の第7の層20eを有し、第1、3、4、5、7の層が銅で、第2、6の層がタングステンであり、T1=T7、T2=T6、T3=T5であり、比γ=T1/T2が0.1≰γ≰0.24で、0.03mm≰T1≰0.07mmであり、熱膨張係数が6.8ppm/K以上、7.2ppm/K以下であり、冷却される素子搭載面が第1の層20aで、第3の層20bから第7の層20eの各層を冷却液が流れる通路部40が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体レーザ素子アレイの冷却に用いるヒートシンク及びこれを備えた半導体レーザ装置に関する。
発熱を伴う半導体レーザ素子は、その性能を保つために、例えば水冷式のヒートシンクに搭載されて冷却される。水冷式のヒートシンクは、例えば、複数の金属層等から形成されており、その内部に水路が形成され、使用時には水路を冷却水が流れる。ただし、ヒートシンクに半導体レーザ素子を搭載する実装時には、搭載面付近が300℃以上の高温に加熱されるため、半導体レーザ素子に反り変形が生じるおそれがある。したがって、半導体レーザ素子の変形、搭載面からの脱離、性能の劣化等を防止するためには、ヒートシンクの熱膨張係数が半導体レーザ素子を構成する主要成分の熱膨張係数に近い値となるように、ヒートシンクを構成する金属材料の種類および層構造を決めなければならない。
複数の金属層から形成される従来のヒートシンクとしては、例えば、「複合材ヒートシンクとその製造方法」と題する特許文献1に複合材ヒートシンクが開示されている。
特許文献1に開示される複合材ヒートシンクは、ヒートシンク基材とその表面に形成されたコーティング層とから構成された各々3層構造の上側ヒートシンク及び下側ヒートシンクを板状の中間部材の表裏両面に接合して、7層構造の複合材ヒートシンクとしている。この複合材ヒートシンクは、ヒートシンク基材の表面をヒートシンク基材よりも軟らかい被覆材で形成し、この被覆材を切削加工又は研磨加工して、その上にコーティング層を被覆し、最上面のコーティング層を半導体載置面としている。この複合材ヒートシンクは、ヒートシンク基材がモリブデン、モリブデン系合金、タングステン、タングステン系合金、半導体(SiCなどの高熱伝導率かつ低熱膨張率材)又はセラミック材であり、コーティング層を銅又はニッケルとすることができる。中間部材はCu板材であり、中間部材の上面に上側ヒートシンクが半田付けによって固定され、中間部材の下面に下側ヒートシンクが半田付けによって固定されている。ここで、上下に2個中間材に対して面対称に配置するのは、全体の熱膨張差に起因する応力に基づく曲がりを補償(相殺)するためである。また、中間材の厚さを変えることで、ヒートシンクの総厚を変更することができる。
特開2008−140877号公報
従来より、溶接、切断、穴あけ、溶着、改質などの材料加工には高出力のレーザ加工機が多く用いられている。高出力タイプのレーザ加工機は、励起用の光源として、エミッタ(発光部)を一次元的に複数配置した半導体レーザ素子アレイ、あるいは一次元の半導体レーザ素子アレイを複数積層して複数のエミッタ(発光部)を二次元的に配置した半導体レーザ素子スタックを用いている。
レーザ加工に用いられる高出力レーザは、そのビーム品質が加工精度を大きく左右する。高出力レーザを用いて微細な加工を可能とするためには、励起光源である半導体レーザ素子アレイ(または半導体レーザ素子スタック)から出射されるレーザビームのビーム品質が高いこと、すなわち、レーザビームスポットの光強度分布が単峰性分布であること、集光性に優れてビームスポット径を微小に絞れること、ビーム中心にパワー密度を集中することができて大きいパワー密度が得られること、発光スペクトルが単峰性分布でスペクトル幅が狭いことが、必須の要件となる。従って、半導体レーザ素子アレイを構成する複数の発光素子(レーザダイオード)の各々が安定に動作して高品質のレーザビームを発生し、安定かつ高性能な励起光源となることが求められる。
上記のような発光素子を安定に動作させるには、発光素子の発光時の発熱による温度上昇を抑制するヒートシンク(冷却装置)が重要である。一般的に、ヒートシンクは、半導体レーザ素子アレイを搭載するエリアの直下(内部)にマイクロチャネルと呼ばれる微小水路を形成し、この水路に冷却水を流して、半導体レーザ素子アレイを冷却する構成を採っている。
例えば、100Wクラスの半導体レーザ素子アレイ(例えば、25個の発光部または発光素子で構成され、実装部面積が1.2×10mm2である半導体レーザ素子アレイ)は、図10〜図14を参照して後述する標準仕様(従来)のヒートシンク市販品(テクニスコ社製)(銅とモリブデンが積層された7層構造で、熱膨張係数が8.0ppm/Kであるヒートシンク)を用いると、良好な特性が得られる。
しかし、100Wを超えるクラスの半導体レーザ素子アレイ(例えば、24個の発光部または発光素子で構成され、実装部面積が2.4×10mm2である半導体レーザ素子アレイ)は、上記のヒートシンク市販品を用いても、良い特性が得られない。その理由として、100Wを超えるクラスの半導体レーザ素子アレイは、100W以下のクラスの半導体レーザ素子アレイと比較して、実装部の面積が広く(例えば2倍)になるため、半導体レーザ素子アレイの熱膨張係数(GaAs:5.9ppm/K)とヒートシンクの熱膨張係数(8.0ppm/K)の差により生じる応力が大きくなるためと考えられる。
図10は、従来技術におけるヒートシンクの構造を示す断面図である。図11は、図10のヒートシンクの層構成(E)を説明する図である。図12は、従来技術における半導体レーザ装置の構造を示す断面図である。
図10および図11に示すように、従来技術におけるヒートシンクの構成(E)は、厚さt1=0.1mmのCu層20a、厚さt2=0.3mmのMo層35a、厚さt3=0.3mmのCu層20b、厚さt4=0.12mmのCu層20c、厚さt5=0.3mmのCu層20d、厚さt6=0.3mmのMo層35b、厚さt7=0.1mmのCu層20eの7層を有している。ここで、Cu層20b、Cu層20c、Cu層20d、Mo層35b、Cu層20eには、水路部40が形成されている。外部から水路部40の入口に供給された冷却水は、水路部40の中を矢印で示すルートで流れ、水路部40の出口から排出される。ヒートシンクの熱膨張係数は8.0ppm/Kである。
図12に示すように、従来技術の半導体レーザ装置において、ヒートシンク(図10、図11)に搭載されるたとえばInGaAs系の半導体レーザ素子アレイ10は、Au−Sn半田層15によってCu層20aに接合される。上記のように、ヒートシンクの内部には半導体レーザ素子アレイ10の直下に水路部40が形成されており、この水路部40を冷却水が流れる。なお、Cu層20aに0.1μm以上のAu層および2μm以上のNi層を含む場合もある。
ここで、図13につき、従来技術における半導体レーザ装置の発光スペクトルを説明する。
図13は、100Wを超えるクラスの半導体レーザ素子アレイ(24個の発光部または発光素子で構成され、実装部面積が2.4×10mm2であるInGaAs系の半導体レーザ素子アレイ)を、図12に示すような従来構成のヒートシンクに搭載した従来の半導体レーザ装置において、半導体レーザ素子アレイを発光動作させたときに24個の発光部(エミッタ)の中の1つから得られた発光スペクトルの測定例である。
この発光スペクトル測定においては、一方向に並んでいるレーザダイオードの発光部(エミッタ)から出射した光にレンズを用いて各発光部(エミッタ)の光軸に角度差をつけ、レーザダイオードを移動させアパーチャを用いて目的とする発光部からの光を取出して、光ファイバで分光光度計に導いて測定した。
ここで使用しているInGaAs系の半導体レーザ素子アレイの発光部(エミッタ)より得られる発光スペクトルは、977nmから978nmに最大発光ピークを有する単峰性分布を示すが、上記のヒートシンク市販品を使用した場合には、半導体レーザ素子アレイの24個の発光部(エミッタ)からの発光スペクトルのうち、数個の発光部からの発光スペクトルは単峰性分布からの崩れを示した。発光スペクトルの崩れが顕著な場合には、図13に示すように、最大発光ピーク位置がずれ、双峰性分布となり、半導体レーザ素子アレイの発光部(エミッタ)から出射されるレーザビーム品質が大きく劣化した。この原因は、半導体レーザ素子アレイの熱膨張係数とヒートシンクの熱膨張係数の差により生じる応力によるものと考えられる。
ここで、図14につき、従来技術における半導体レーザ装置の発光スペクトルのスペクトル幅(FWHM)の頻度分布(E)を説明する。
図14は、図13の半導体レーザ装置の発光スペクトルの測定と同様にして、異なる3つの半導体レーザ素子アレイについて性能を調べた結果であり、異なる3つの半導体レーザ素子アレイに含まれる合計3×24=72個の発光部(エミッタ)における発光スペクトルを測定し、発光スペクトルのスペクトル幅(FWHM(nm))の頻度分布を求めた結果を示す。スペクトル幅(FWHM)の平均値は2.969nmであり、標準偏差は0.402nmであった。また、72個の発光部(エミッタ)からの発光スペクトルのうち、4個の発光部(エミッタ)からの発光スペクトルが単峰性分布から崩れ双峰性分布を示した。
発光スペクトルが単峰性分布から双峰性分布に変化し、品質が劣化したレーザビームを出射する半導体レーザ素子アレイを励起光源に用いるレーザ加工機においては、レーザビームを効率よく集光できないためビームスポット径を微小に絞ることができず、さらにはビーム中心にパワー密度を集中することができないため、大きいパワー密度を得ることが困難となり、結果として高精度の微細なレーザ加工を行うことができない。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するものであり、搭載する半導体レーザ素子との熱膨張係数の差を小さくするヒートシンクを提供するとともに、半導体レーザ素子より出射されるレーザビームのビーム品質を向上させる半導体レーザ装置を提供する。
本発明のヒートシンクは、半導体レーザ素子を搭載するヒートシンクであって、第1の厚さT1をもつ銅層からなる第1の層と、第2の厚さT2をもつタングテン層からなり前記第1の層に接合された第2の層と、第3の厚さT3をもつ銅層からなり前記第2の層に接合された第3の層と、第4の厚さT4をもつ銅層からなり前記第3の層に接合された第4の層と、第5の厚さT5をもつ銅層からなり前記第4の層に接合された第5の層と、第6の厚さT6をもつタングステン層からなり前記第5の層に接合された第6の層と、第7の厚さT7をもつ銅層からなり前記第6の層に接合された第7の層とを有し、前記第1の層の厚さの前記第2の層の厚さに対する比(γ=T1/T2)が、γ≦0.24である。
また、本発明の半導体レーザ装置は、上記構成のヒートシンクと、このヒートシンクの第1の層に搭載された半導体レーザ素子とを有する。
本発明のヒートシンクによれば、上記の構成により、搭載する半導体レーザ素子との熱膨張係数の差を小さくして、半導体レーザ素子の受ける応力を小さくし、半導体レーザ素子の変形、搭載面からの脱離、性能の劣化等を防止することができる。
また、本発明のレーザ装置によれば、上記の構成により、半導体レーザ素子を安定に動作させ、半導体レーザ素子より出射されるレーザビームのビーム品質を向上させることができる。
本発明の一実施形態におけるヒートシンクの構造を示す断面図である。 図1のヒートシンクの層構成を説明する図である。 実施形態における半導体レーザ装置の構造を示す断面図である。 一変形例におけるヒートシンクおよび半導体レーザ装置の構成を示す断面図である。 一実施例における半導体レーザ装置の発光スペクトルを示す図である。 実施例における半導体レーザ装置の発光スペクトルのスペクトル幅の頻度分布(A)を示す図である。 実施例における半導体レーザ装置の発光スペクトルのスペクトル幅の頻度分布(C)を示す図である。 実施例における半導体レーザ装置の発光スペクトルのスペクトル幅の頻度分布(D)を示す図である。 実施例におけるヒートシンクの熱膨張係数と半導体レーザ装置の発光スペクトルのスペクトル幅及び形状との関係を示す図である。 従来技術におけるヒートシンクの構造を示す断面図である。 図10のヒートシンクの層構成を示す断面図である。 従来技術における半導体レーザ装置の構造の概要を示す断面図である。 従来技術における半導体レーザ装置の発光スペクトルを示す図である。 従来技術における半導体レーザ装置の発光スペクトルのスペクトル幅の頻度分布(E)を示す図である。
本発明のヒートシンクにおいては、上記第1の層の厚さの上記第2の層の厚さに対する比(γ=T1/T2)が0.1≦γである構成、あるいは上記第1の層の厚さT1が0.03mm≦T1≦0.07mmである構成、あるいは上記第1の層と上記第3の層が上記第2の層に形成されたメッキ層である構成、あるいは冷却される素子の搭載面が上記第1の層である構成、あるいは熱膨張係数が6.8ppm/K以上、7.2ppm/K以下である構成が好ましい。なお、第1の層および第3の層は、メッキ以外の方法、例えばメタルパウダー、薄板の貼り合わせ、蒸着等によっても形成することもできる。
さらに、T1=T7、T2=T6、T3=T5である構成、あるいは第3の層から第7の層の各層に冷却液が流れる通路部が設けられた構成、第5の層と前記第7の層は前記第6の層に形成されたメッキ層である構成を採るのが一層好ましい。なお、第5の層および第7の層は、メッキ以外の方法、例えばメタルパウダー、薄板の貼り合わせ、蒸着等によっても形成することもできる。
本発明のヒートシンクによれば、上記7つの層の各層の厚さを容易に制御することができるとともに、その熱膨張係数をこれに搭載される半導体レーザ素子の熱膨張係数に近い値とすることができるので、半導体レーザ素子が受ける応力を小さくし、半導体レーザ素子の変形、搭載面からの脱離、性能の劣化等を防止することができる。
本発明の半導体レーザ装置によれば、ヒートシンクに搭載された半導体レーザ素子アレイの発光部からの発光スペクトルの分布が単峰性分布を保つので、レーザビームのビーム品質を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について詳細に説明するが、本発明は上述した作用、効果を満たす構成であればよく、これらの実施形態に限定されるものではない。なお、以下に示す図面は構成が明瞭に分かり易くなるように描いているので、縮尺は厳密に正確なものではない。
以下の説明において半導体レーザ素子はInGaAs系の半導体レーザ素子であり、エミッタ(発光部)を一次元的に複数配置した半導体レーザ素子アレイである。以下、InGaAs系の半導体レーザ素子アレイの冷却を例にとって、図面を参照しながら本発明の実施の形態、実施例について詳細に説明する。なお、以下の説明では、熱膨張係数は線熱膨張係数を意味するものとする。

[実施形態におけるヒートシンクの構成]
図1に、本発明の一実施形態におけるヒートシンクの断面構造を示す。
図1に示すように、ヒートシンク(冷却装置)は、厚さT1のCu(銅)層20a、厚さT2のW(タングステン)層30a、厚さT3のCu層20b、厚さT4のCu層20c、厚さT5のCu層20d、厚さT6のW層30b、厚さT7のCu層20eから構成されている。Cu層20b、Cu層20c、Cu層20d、W層30b、Cu層20eには、半導体レーザ素子アレイが搭載されるエリアの直下(内部)に延在するマイクロチャンネルの水路部40が形成されている。外部から水路部40の入口に供給された冷却水は、水路部40の中を矢印で示すルートで流れ、水路部40の出口から排出される。
図1に示すヒートシンクは、その内部に冷却水が流される水路部40が形成されており、このヒートシンクとは別体に、水路を形成して金属ブロックを冷却する水冷構造の水冷部、又は、金属ブロックにペルチェ素子、ヒートパイプ、冷却フィン等を設けた空冷構造の空冷部を必要としないので、薄型である。
図1に示すヒートシンクでは、T1=T7、T2=T6、T3=T5であり、ヒートシンクは厚さ方向で見るとき、中間の第4の層20cを中心として上の3層(第1層、第2層および第3層)の材質と厚さが下の3層(第5層、第6層および第7層)の材質と厚さと対称になっている。
図2は、図1のヒートシンクにおける層構成例(A)〜(D)を説明する図である。
より詳細には、ヒートシンクの層構成(A)は、厚さT1=0.03mmのCu層20a、厚さT2=0.3mmのW層30a、厚さT3=0.3mmのCu層20b、厚さT4=0.12mmのCu層20c、厚さT5=0.3mmのCu層20d、厚さT6=0.3mmのW層30b、厚さT7=0.03mmのCu層20eの7層を有している。
ヒートシンクの層構成(B)は、厚さT1=0.05mmのCu層20a、厚さT2=0.3mmのW層30a、厚さT3=0.3mmのCu層20b、厚さT4=0.12mmのCu層20c、厚さT5=0.3mmのCu層20d、厚さT6=0.3mmのW30b、厚さT7=0.05mmのCu層20eの7層を有している。
ヒートシンクの層構成(C)は、厚さT1=0.07mmのCu層20a、厚さT2=0.3mmのW層30a、厚さT3=0.3mmのCu層20b、厚さT4=0.12mmのCu層20c、厚さT5=0.3mmのCu層20d、厚さT6=0.3mmのW層30b、厚さT7=0.07mmのCu層20eの7層を有している。
ヒートシンクの層構成(D)は、厚さT1=0.10mmのCu層20a、厚さT2=0.3mmのW層30a、厚さT3=0.3mmのCu層20b、厚さT4=0.12mmのCu層20c、厚さT5=0.3mmのCu層20d、厚さT6=0.3mmのW層30b、厚さT7=0.10mmのCu層20eの7層を有している。
図2に示す層構成例(A)〜(D)は何れも、上述したように、中間の第4の層20cを中心として上の3層(第1層、第2層および第3層)の材質と厚さが下の3層(第5層、第6層および第7層)の材質と厚さと対称になっている。すなわち、T1=T7,T2=T6,T3=T5となっている。ただし、層構成例(A)〜(D)の間では、Cu層20aの厚さT1,Cu層20eの厚さT7(=T1)が異なっており、層構成例(A)〜(D)のヒートシンクはそれぞれ異なる熱膨張係数を有している。なお、図2において、厚さT1〜T7の単位はmmであり、層構成例(A)〜(D)における熱膨張係数は、層構成例(B)を除いて実測値である。層構成例(B)における熱膨張係数はシミュレーション結果に基づく値である。
図2に示す層構成から明らかなように、層構成例(A)では、ヒートシンクの全厚は1.38mm、Cuの総厚は0.78mm、Wの総厚は0.6mmである。層構成例(B)では、ヒートシンクの全厚は1.42mm、Cuの総厚は0.82mm、Wの総厚は0.6mmである。層構成例(C)では、ヒートシンクの全厚は1.46mm、Cuの総厚は0.86mm、Wの総厚は0.6mmである。層構成例(D)では、ヒートシンクの全厚は1.52mm、Cuの総厚は0.92mm、Wの総厚は0.6mmである。なお、図11に示す従来技術の層構成(E)では、ヒートシンクの全厚は1.52mm、Cuの総厚は0.92mm、Moの総厚は0.6mmである。
図2に示す結果から、Cu層20aの厚さT1、Cu層20eの厚さT7(=T1)が薄くなるに従って、熱膨張係数は小さくなり、半導体レーザ素子の熱膨張係数(GaAs:5.9ppm/K)に近づいていき、Cu層20aの厚さT1のW層30aの厚さT2に対する比=T1/T2は減少していくことが分かる。
図1及び図2(実施例)と図10及び図11(従来技術)との比較から明らかように、図1及び図2に示す実施例のヒートシンクは、銅、タングステンの積層により形成され、最上層の銅の厚さが30μm〜100μmであり、LD実装部の熱膨張係数を6.8ppm/K〜7.5ppm/Kとし、より小さな値とした点で、従来技術とは大きく異なっている。
図2に示す層構成例(A)〜(C)のヒートシンクは、図11に示す層構成(E)の従来技術のヒートシンクよりも薄い厚さと小さい熱膨張係数を実現している。
図3は、本発明の実施の形態における半導体レーザ装置の断面構造を示す。
図3に示すように、この半導体レーザ装置において、たとえばInGaAs系の半導体レーザ素子アレイ10は、Au−Sn半田層15によってヒートシンク(図1、図2)のCu層20aに接合(搭載)されている。そして、半導体レーザ素子アレイ10を冷却するために、ヒートシンクには半導体レーザ素子アレイ10を搭載するエリアの直下(内部)に上記構成の水路部40が形成されている。
図1〜図3に示す構成例のヒートシンクでは、水路部40が、第3の層(Cu層)20bを貫通して第2の層(W層)30aの下面に接するとともに、第6の層(W層)30bの上面にも接している。一変形例として、図4に示すように、水路部40が、第3の層(Cu層)20bを貫通しない(つまり第2の層(W層)30aの下面に接しない)構成や、第6の層(W層)30bの上面に接しない構成も可能である。

[実施形態における半導体レーザ装置の作用]
次に、この実施形態において、ヒートシンクの構成と半導体レーザ素子アレイの性能劣化との関係、即ち、ヒートシンクの構成と半導体レーザ素子アレイの発光部(エミッタ)から出射されるレーザビーム品質との関係を説明する。
図5は、本発明の一実施例における半導体レーザ装置の発光スペクトルを説明する図である。
半導体レーザ装置の発光スペクトルの測定は、従来技術について上述した図13における発光スペクトルの測定と同様に、レーザダイオードの発光部(エミッタ)は0.4mm間隔で一方向に並んでいるので、レンズを用いて各発光部の光軸に角度差をつけ、レーザダイオードを移動させアパーチャを用いて目的とする発光部からの光を取出して、光ファイバで分光光度計に導いて測定した。
半導体レーザ素子アレイを、図2に示すヒートシンクの構成例(A)、(C)、(D)に実装した場合、即ち、熱膨張係数が6.8ppm/K〜7.5ppm/Kであるヒートシンクに半導体レーザ素子アレイを実装した場合には、図5に示すように、半導体レーザ素子アレイの殆ど全ての発光部(エミッタ)からの発光スペクトルは、図13に示す従来技術と異なり、977nmから978nmに最大発光ピークを有する単峰性分布を示す。
次に、一実施例の半導体レーザ装置において発光ペクトルのスペクトル幅(FWHM(nm))の頻度分布を求めた結果について説明する。この実施例では、図2に示す層構成(A)、(C)、(D)のヒートシンクに100Wを超えるクラスの半導体レーザ素子アレイ(24個の発光部つまり24個の発光素子で構成され、実装部面積が2.4×10mm2である半導体レーザ素子アレイ)をそれぞれ実装し、図13の半導体レーザ装置における発光スペクトルの測定と同様にして、異なる3つの半導体レーザ素子アレイに含まれる合計3×24=72個の発光部(エミッタ)より得られた発光スペクトルを測定した。
図6に、本発明の実施例における半導体レーザ装置の発光スペクトルのスペクトル幅(FWHM)の頻度分布(A)を示す。
より詳しくは、図6は、図2に示す層構成(A)を有するヒートシンクに上記半導体レーザ素子アレイを実装して、発光スペクトルを測定した結果であり、異なる3つの半導体レーザ素子アレイに含まれる合計3×24=72個の発光部(エミッタ)より得られた発光スペクトルを測定し、発光スペクトルのスペクトル幅(FWHM(nm))の頻度分布を求めた結果を示す。
図6に示すように、スペクトル幅(FWHM)の平均値は2.855nmであり、標準偏差は0.154nmであった。また、72個の発光部(エミッタ)からの発光スペクトルは全て単峰性分布を示した。
図7に、本発明の実施例における半導体レーザ装置の発光スペクトルのスペクトル幅(FWHM)の頻度分布(C)を示す。
より詳しくは、図7は、図2に示す構成例(C)を有するヒートシンクに上記半導体レーザ素子アレイを実装して、発光スペクトルを測定した結果であり、異なる3つの半導体レーザ素子アレイに含まれる合計3×24=72個の発光部(エミッタ)より得られた発光スペクトルを測定し、発光スペクトルのスペクトル幅(FWHM(nm))の頻度分布を求めた結果を示す。
図7に示すように、スペクトル幅(FWHM)の平均値は2.810nmであり、標準偏差は0.170nmであった。また、72個の発光部(エミッタ)からの発光スペクトルは全て単峰性分布を示した。
図8に、本発明の実施例における半導体レーザ装置の発光スペクトルのスペクトル幅(FWHM)の頻度分布(D)を示す。
より詳しくは、図8は、図2に示す層構成(D)を有するヒートシンクに半導体レーザ素子アレイを実装して、発光スペクトルを測定した結果であり、異なる3つの半導体レーザ素子アレイに含まれる合計3×24=72個の発光部(エミッタ)より得られた発光スペクトルを測定し、発光スペクトルのスペクトル幅(FWHM(nm))の頻度分布を求めた結果を示す。
図8に示すように、スペクトル幅(FWHM)の平均値は2.802nmであり、標準偏差は0.227nmであった。また、72個の発光部(エミッタ)からの発光スペクトルのうち、2個の発光部(エミッタ)からの発光スペクトルが単峰性分布から崩れ双峰性分布を示した。
図9につき、本発明の実施例におけるヒートシンクの熱膨張係数と半導体レーザ装置の発光スペクトルのスペクトル幅及び形状との関係を説明する。
図9において、左縦軸はスペクトル幅(FWHM)を示しその平均値を○印でプロットし、2σ(但し、σを標準偏差とする。)の長さをもった両側矢印線でスペクトル幅(FWHM)のバラツキを示しており、右縦軸は、72個の素子(即ち、発光部(エミッタ))からの発光スペクトルのうちその形状がダブルピークを生じ双峰性分布であった素子(即ち、発光部(エミッタ))の数を示し、□印でプロットしている。
なお、図9に示す(E)は、従来技術における図14に関する測定から得られた結果を示しており、スペクトル幅(FWHM)の平均値は2.969nmであり、標準偏差σは0.402nmであり、72個の発光部(エミッタ)のうち、4個の発光部(エミッタ)からの発光スペクトルが単峰性分布から崩れ双峰性分布を示した。
図9に示す結果から、ヒートシンクの熱膨張係数が小さい方が発光部(エミッタ)からの発光スペクトルのスペクトル幅(FWHM)の平均値が小さくなる傾向が大きく、CuとWの積層体からなる本発明のヒートシンクは、CuとMoの積層体からなる従来技術のヒートシンクよりも小さな熱膨張係数を有しており、6.8ppm/K以上、7.2ppm/K以下の熱膨張係数のヒートシンクを使用する場合には、発光部(エミッタ)からの発光スペクトルのスペクトル幅(FWHM)の平均値及びバラツキが小さく、しかも、発光部(エミッタ)からの発光スペクトルの崩れを生じる頻度が非常に少なく、発光スペクトルは単峰性分布となり双峰性分布となることがないことが明らかとなった。
以上説明した結果から、ヒートシンクは、最表面のCu層とその直下のW層の厚さの比が0.24(0.07mm÷0.03mm)以下であり、最表面のCu層の厚さが0.03mm以上、0.07mm以下であり、熱膨張係数が6.8ppm/K以上、7.2ppm/K以下である層構成を有することが望ましい。
このような構成を有するヒートシンクに搭載された半導体レーザ素子アレイの発光部(エミッタ)より得られる発光スペクトルの分布は、単峰性分布から双峰性分布に変化することがない。したがって、品質の劣化の非常に少ないレーザビームを出射することができ、半導体レーザ素子アレイに与える応力が少なくて冷却性能に優れたヒートシンク及びレーザビーム品質が優れている半導体レーザ装置を提供することができる。
この実施形態の半導体レーザ装置によれば、半導体レーザ素子アレイからのレーザビームを光学系によって効率よく集光してビームスポット径を微小に絞ることができ、ビーム中心にパワー密度を集中させて高いパワー密度を得ることが可能となり、例えば、半導体レーザ素子アレイを励起光源に用いる高出力タイプのレーザ加工機の発振効率を向上させることができる。
また、本発明のヒートシンクは、(1)希土類元素がコア部にドープされてなるレーザ媒質を励起用レーザ光により励起してレーザ光を発振させるファイバーレーザの励起光源に用いられる半導体レーザ素子又は素子アレイの冷却装置、(2)半導体レーザ素子又は素子アレイからのレーザ光を加工用レーザ光として直接使用するレーザ加工機における半導体レーザ素子又は素子アレイの冷却装置、(3)YAGレーザ等の固体レーザの励起光源として用いられる半導体レーザ素子又は素子アレイの冷却装置等としても、使用することができる。
以上、本発明を実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態、実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形が可能である。
例えば、上記実施形態の一変形例として、第3の層(Cu層)20bと第4の層(Cu層)20cと第5の層(Cu層)20dとが合体されて単層からなるCu層として形成され、この単層(Cu層)に第2の層(W層)30aと第6の層(W層)30bが接合された5層構造も可能である。このような5層構造のヒートシンクにおいても、その熱膨張係数を被搭載半導体レーザ素子の熱膨張係数に近い値とすることが可能であり、それによって半導体レーザ素子の受ける応力を小さくし、半導体レーザ素子の変形、搭載面からの脱離、性能の劣化等を防止することができる。
10 半導体レーザ素子アレイ
15 Au−Sn半田層
16 半田層
20a、20b、20c、20d、20e Cu層
30a、30b W層
35a、35b Mo層
40 水路部

Claims (12)

  1. 半導体レーザ素子を搭載するヒートシンクであって、
    第1の厚さT1をもつ銅層からなる第1の層と、
    第2の厚さT2をもつタングテン層からなり前記第1の層に接合された第2の層と、
    第3の厚さT3をもつ銅層からなり前記第2の層に接合された第3の層と、
    第4の厚さT4をもつ銅層からなり前記第3の層に接合された第4の層と、
    第5の厚さT5をもつ銅層からなり前記第4の層に接合された第5の層と、
    第6の厚さT6をもつタングステン層からなり前記第5の層に接合された第6の層と、
    第7の厚さT7をもつ銅層からなり前記第6の層に接合された第7の層と
    を有し、
    前記第1の層の厚さの前記第2の層の厚さに対する比(γ=T1/T2)が、γ≦0.24である、ヒートシンク。
  2. 前記比が、0.1≦γである、請求項1に記載のヒートシンク。
  3. 前記第1の層の厚さT1は、0.03mm≦T1≦0.07mmである、請求項1または請求項2に記載のヒートシンク。
  4. 前記第1の層と前記第3の層は前記第2の層に形成されたメッキ層であり、前記第5の層と前記第7の層は前記第6の層に形成されたメッキ層である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のヒートシンク。
  5. 冷却される素子の搭載面が前記第1の層である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のヒートシンク。
  6. 熱膨張係数が6.8ppm/K以上、7.2ppm/K以下である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のヒートシンク。
  7. 1=T7、T2=T6、T3=T5である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のヒートシンク。
  8. 前記第3の層から前記第7の層の各層を冷却液が流れる通路部が設けられた、請求項1〜7のいずれか一項に記載のヒートシンク。
  9. 前記第3の層と前記第4の層と前記第5の層が合体され単層からなる銅層として形成され、前記単層に前記第2の層及び前記第6の層が接合された、請求項1〜8のいずれか一項に記載のヒートシンク。
  10. 冷却液が流れる通路部が前記単層に設けられた、請求項9に記載のヒートシンク。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のヒートシンクと、
    前記ヒートシンクの前記第1の層に搭載された半導体レーザ素子と
    を有する半導体レーザ装置。
  12. 前記半導体レーザ素子は、アレイ状に配置された複数個のレーザダイオードを有する、請求項11に記載の半導体レーザ装置。
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