JP2015153815A - 発光モジュールおよび照明装置 - Google Patents

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浩貴 玉井
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浩貴 玉井
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Abstract

【課題】実施形態は、発光強度および発光色が均一で広い配向を有する発光モジュールおよび照明装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る発光モジュールは、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有する透光性基板と、前記第1面上にマウントされる第1発光素子と、前記第2面上にマウントされる第2発光素子と、蛍光体を含む第1〜第4樹脂体と、を備える。第1樹脂体は、前記第1発光素子を覆い、第2樹脂体は、前記第2面内において、前記透光性基板を透過した前記第1発光素子の1次光が放射される第2領域上に設けられる。第3樹脂体は、前記第2発光素子を覆い、第4樹脂体は、前記第1面内において前記透光性基板を透過した前記第2発光素子の1次光が放射される第4領域上に設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、発光モジュールおよび照明装置に関する。
照明装置の配向を広くすることを目的として、立体的に発光するモジュールの開発が進められている。これらの発光モジュールには、導光部材やフレキシブル基板もしくは透光性基板が用いられる。例えば、ガラスやセラミックス基板は、可視光を透過するため、立体発光モジュールに適する。しかしながら、これらの基板には、光強度や発光色のばらつきが発生し易いという欠点がある。また、これらの基板は熱伝導率が低く、熱歪みにより破損する恐れもある。
特開2012−84274号公報
実施形態は、発光強度および発光色が均一で広い配向を有する発光モジュールおよび照明装置を提供する。
実施形態に係る発光モジュールは、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有する透光性基板と、前記第1面上にマウントされる第1発光素子と、前記第2面上にマウントされる第2発光素子と、第1〜第4樹脂体と、を備える。前記第1発光素子は、前記第1面内の第1領域上にマウントされ、前記第1面側から1次光を放射すると共に前記透光性基板を透過して前記第2面側からも1次光を放射する。第1樹脂体は、前記第1発光素子を覆い、前記第1発光素子の1次光とは波長の異なる2次光を放射する蛍光体を含む。第2樹脂体は、前記第2面内において、前記透光性基板を透過した前記第1発光素子の1次光が放射される第2領域上に設けられ、前記第1発光素子の1次光とは波長の異なる2次光を放射する蛍光体を含む。前記第2発光素子は、前記第2面内において前記第2領域とは異なる第3領域上にマウントされ、前記第2面側から1次光を放射すると共に前記透光性基板を透過して前記第1面側からも1次光を放射する。第3樹脂体は、前記第2発光素子を覆い、前記第2発光素子の1次光とは波長の異なる2次光を放射する蛍光体を含む。第4樹脂体は、前記第1面内において前記透光性基板を透過した前記第2発光素子の1次光が放射され、前記第1領域とは異なる第4領域上に設けられる。前記第4樹脂体は、前記第2発光素子の1次光とは波長の異なる2次光を放射する蛍光体を含む。
実施形態は、発光強度および発光色が均一で広い配向を有する発光モジュールおよび照明装置を実現する。
実施形態に係る発光モジュールを表す模式断面図。 実施形態に係る発光モジュールを表す模式平面図。 実施形態の変形例に係る発光モジュールを表す模式断面図。 実施形態に係る照明装置を表す模式断面図である。
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。図面中の同一部分には、同一番号を付してその詳しい説明は適宜省略し、異なる部分について説明する。なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
図1は、実施形態に係る発光モジュール1を表す模式断面図である。
図2は、実施形態に係る発光モジュール1を表す模式平面図である。
図1は、図2中に示すA−A線に沿った断面を表している。
図1に示すように、発光モジュール1は、透光性基板10と、第1発光素子21と、第2発光素子23と、第1〜第4樹脂体31、33、35、37と、を備える。
透光性基板10は、例えば、ガラス基板またはセラミック基板であり、可視光を透過する。ここで「透過」とは、入射する光を100%透過することに限らず、その一部を吸収する場合も含む。透光性基板10には、例えば、サファイア基板を用いても良い。透光性基板10は、第1面10aと、第1面10aとは反対側の第2面10bと、を有する。
第1発光素子21は、例えば、窒化ガリウム系半導体を材料とする青色発光ダイオード(LED)であり、第1面10a内の第1領域13の上にマウントされる。第1発光素子21は、例えば、サファイア上に形成された発光構造を有し、第1面10aに向き合う裏面、および、その裏面とは反対側の表面の両方から青色光を放射する。そして、第1発光素子21は、第1面10a側に1次光を放射すると共に、透光性基板10を透過した1次光を第2面10b側にも放射する。
第1樹脂体31は、第1面10a上に設けられ、第1発光素子21を覆う。第1樹脂体31は、蛍光体41を含む。蛍光体41は、第1発光素子21から放射される1次光により励起され、その1次光とは波長の異なる2次光を放射する。蛍光体41は、例えば、黄色光を放射するYAG蛍光体、または、緑色光、赤色光を放射する窒化物蛍光体、もしくは、その混合体である。ここで、「波長」とは、それぞれの発光体の光スペクトルにおけるピーク波長を言う。
第2樹脂体33は、第2面10b内において、透光性基板10を透過した第1発光素子21の1次光が放出される第2領域15上に設けられる。第2樹脂体33は、蛍光体43を含む。蛍光体43は、第1発光素子21の1次光とは波長の異なる2次光を放射する。蛍光体43は、例えば、黄色光を放射するYAG蛍光体、または、緑色光、赤色光を放射する窒化物蛍光体、もしくは、その混合体である。蛍光体43は、蛍光体41と同じ組成を有しても良い。
第2発光素子23は、例えば、窒化ガリウム系半導体を材料とする青色発光ダイオード(LED)である。第2発光素子23は、第2面10b内において第2領域15とは異なる第3領域17上にマウントされる。第2発光素子23は、例えば、第2面10bに向き合う裏面、および、その裏面とは反対側の表面の両方から青色光を放射する。そして、第2発光素子23は、第2面10b側に1次光を放射すると共に、透光性基板10を透過した1次光を第1面10a側にも放射する。
第1発光素子21および第2発光素子23は、透光性の接着材、例えば、エポキシ樹脂を主成分とする接着材を用いて透光性基板10上に固着される。
第3樹脂体35は、第2面10b上において第2発光素子23を覆う。第3樹脂体35は、蛍光体45を含む。蛍光体45は、第2発光素子23の1次光により励起され、その1次光とは波長の異なる2次光を放射する。蛍光体45は、例えば、黄色光を放射するYAG蛍光体、または、緑色光、赤色光を放射する窒化物蛍光体、もしくは、その混合体である。蛍光体45は、蛍光体41、43と同じ組成を有しても良い。
第4樹脂体37は、第1面10a内において、第1領域13とは異なる領域であって、透光性基板10を透過した第2発光素子23の1次光が放射される第4領域19上に設けられる。第4樹脂体37は、蛍光体47を含む。蛍光体47は、第2発光素子23の1次光により励起され、その1次光とは波長の異なる2次光を放射する。蛍光体47は、例えば、黄色光を放射するYAG蛍光体、または、緑色光、赤色光を放射する窒化物蛍光体、もしくは、その混合体である。蛍光体47は、蛍光体41、43、45と同じ組成を有しても良い。
このように、実施形態では、透光性基板10の第1面10aおよび第2面10bにそれぞれ第1発光素子21および第2発光素子23を配設する。これにより、配向角を広げることが可能な発光モジュール1を実現する。それぞれの発光素子は、蛍光体を含む樹脂体により封じられ、所望の発光色を得ることができる。さらに、発光素子から放射された1次光が透光性基板を透過し放出される部分にも、蛍光体を含む樹脂体を配置する。これにより、第1面10a側および第2面10b側の両方において、光強度を向上させると共に、均一な発光色を得ることができる。
図1に示すように、第1樹脂体31の第1面10aに垂直な方向の厚さTは、第4樹脂体37の第1面10aに垂直な方向の厚さTよりも厚い。また、第3樹脂体35の第2面10bに垂直な方向の厚さTは、第2樹脂体33の第2面10bに垂直な方向の厚さTよりも厚い。ここで、樹脂体の「厚さ」とは、その最大厚を言う。例えば、凸上の樹脂体であれば、凸面のピークにおける厚さである。
透光性基板10には、第1発光素子21および第2発光素子23から放射される1次光に対する透過率のより高い材料、例えば、石英ガラス、高純度アルミナもしくはサファイアなどを用いることが好ましい。しかしながら、これらの材料は高価であり、製品コストを増加させる。そこで、透光性基板10には、これらの材料よりも透過率が低い材料、例えば、ソーダガラス等が用いられる。そして、透光性基板10の厚さdを薄くすることにより、透過率を向上させる工夫がなされる。
しかしながら、透光性基板10の光吸収率はゼロではない。したがって、第1発光素子21から放射される1次光のうちの透光性基板10を透過して第2領域15から放出される光の強度は、第2発光素子23から放射される1次光の強度に比べて低くなる。さらに、第2領域15上に設けられる第2樹脂体33の光吸収率もゼロではない。このため、第2樹脂体33の厚さTは、第2発光素子23を覆う第3樹脂体35の厚さTよりも薄くすることが好ましい。これにより、第2樹脂体33における光吸収を抑制し、第2面10b側に放射される光の強度を向上させることができる。
第1発光素子21を覆う第1樹脂体31と、第2発光素子23から放射される1次光が第1面10a側に放出される第4領域19上の第4樹脂体と、についても同様の関係を有するように設けられる。すなわち、第4樹脂体37の厚さTは、第1発光素子23を覆う第1樹脂体31の厚さTよりも薄くすることが好ましい。
図2は、透光性基板10の第1面10a上に配置された第1発光素子21、および、第2面10b側に配置された第2発光素子23を例示する模式平面図である。
図2に示すように、発光モジュール1は、第1面10a上に配置された複数の第1発光素子21と、第2面10b上に配置された複数の第2発光素子23と、を備える。そして、第1面10aを見た平面視において、第1発光素子21および第2発光素子23は、相互に重ならないように配置される。
第1面10aもしくは第2面10bに平行な方向(例えば、図2中のX方向およびY方向のいずれか)における第1発光素子21と、第2発光素子23と、の間の最小間隔Wは、透光性基板10の厚さdよりも広いことが望ましい。
X方向もしくはY方向において、第1発光素子21と第2発光素子23とを近接して配置すると、透光性基板10の温度上昇を招き、熱応力による透光性基板10の破損を生じる場合がある。すなわち、透光性基板10からの放熱量よりも第1発光素子21および第2発光素子23の発熱量が多くならないように、第1発光素子21と第2発光素子23との間隔を広げることが好ましい。
図2に示すように、発光モジュール1は、第1発光素子21に電気的に接続された第1配線51と、第2発光素子23に電気的に接続された第2配線53と、を備える。この例では、第1発光素子21は、第1配線51を介して直列接続され、第2発光素子23は、第2配線53を介して直列接続されている。実施形態は、この例に限定される訳ではなく、例えば、第1発光素子21および第2発光素子23をそれぞれ並列接続しても良い。
第1配線51は、金属ワイヤ61を介して第1発光素子21に電気的に接続される。第2配線53は、金属ワイヤ63を介して第2発光素子23に電気的に接続される。実施形態は、金属ワイヤ61、63を用いたワイヤボンディングに限定される訳ではなく、例えば、半田バンプ等を介したフリップチップボンディングを用いても良い。
しかしながら、フリップチップボンディングでは、接合の信頼性を確保するために透光性基板10の平坦性が求められる。このため、フリップチップボンディングを用いる構造では、透光性基板10の厚さdをワイヤボンディングを用いる場合よりも厚くする必要がある。一方、透光性基板10を厚くすると、その内部を伝播する光の吸収率が高くなり光出力が低下する。したがって、フリップチップボンディングよりもワイヤボンディングを用いる構造の方が好ましいと言える。
さらに、ワイヤボンディングを用いる構造では、各発光素子と、配線と、の間の間隔を広くすることができる。これにより、透光性基板10に向き合う各発光素子のボンディング面(裏面)からの発光を遮ることなく、光出力を向上させることができる。すなわち、フリップチップボンディングを用いる構造では、発光素子の裏面にバンプを接続する電極が設けられる。このため、裏面側に放射される光はバンプに遮られ、光出力の低下を招くデメリットがある。
また、図2に示すように、第1配線51は、第1面10a上において、第4領域19から放射される第2発光素子23の1次光を遮らない位置に設けることが好ましい。具体的には、例えば、第1面10aを見た平面視において、第1配線51は、第2発光素子23に重ならない位置に設けられる。別の例では、第1配線51は、第1面10aを見た平面視において、第2発光素子23の外縁から透光性基板10の厚さd以上の間隔W(図2参照)持って配置されることが好ましい。
また、透光性基板10から外部(大気中)に向かう光の全反射角をθとした場合、第1面10aを見た平面視において、第1配線51は、第2発光素子23の外縁からd×tanθ以上の間隔Wを持って配置される。これにより、第1配線51は、第2発光素子23から放射される1次光が第1面10aにおいて全反射される位置に設けられる。このため、第1配線51が、第2発光素子23の光路を遮ることがなくなる。
第2配線53は、第1面10b上において、第1発光素子21の1次光を遮らない位置に設けることが好ましい。具体的には、例えば、第2面10bを見た平面視において、第2配線53は、第1発光素子21に重ならない位置に設けられる。別の例として、第1面10bを見た平面視において、第2配線53は、第1発光素子21の外縁から透光性基板10の厚さd以上の間隔Wを持って配置されることが好ましい。また、透光性基板10から外部に向かう光の全反射角をθとすれば、第1面10bを見た平面視において、第2配線53は、第1発光素子21の外縁からd×tanθ以上の間隔Wを持って配置される。
第1配線51および第2配線53は、第1発光素子21および第2発光素子23から放射される1次光を反射することが望ましい。第1配線51および第2配線53には、例えば、銀(Ag)が用いられる。
図2に示すように、第1面10a上において、第2発光素子23の1次光が放出される第4領域19上に設けられる第4樹脂体37は、第1発光素子21を覆う樹脂体31から離間したドット形状に設けられる。例えば、第1面10aを見た平面視において、第4樹脂体37は、少なくとも第2発光素子23と、第2発光素子23の外周においてd×tanθの幅を有する領域と、を覆う。これにより、透光性基板10を透過し第1の面10a側に放射される第2発光素子23の1次光をカバーし、その一部を蛍光体47により波長変換して放出することができる。
同様に、第2面10bの側において、第2樹脂体33は、第2発光素子23を覆う第3樹脂体35から離間したドット形状に設けられる。例えば、第2面10bを見た平面視において、第2樹脂体33は、少なくとも第1発光素子21と、第1発光素子21の外周においてd×tanθの幅を有する領域と、を覆う。これにより、透光性基板10を透過し第2の面10b側に放射される第1発光素子21の1次光をカバーし、その一部を蛍光体43により波長変換して放出することができる。
このように、第2樹脂体33および第4樹脂体37をドット状に設けることにより、それぞれに含まれる蛍光体43および47の使用量を削減することができる。これにより、発光モジュール1の製造コストを低減することができる。
図3は、実施形態の変形例に係る発光モジュール2を表す模式断面図である。
図3に示すように、発光モジュール2は、透光性基板10と、第1発光素子21と、第2発光素子23と、第1〜第4樹脂体31、33、35、37と、を備える。
この例では、第1面10a上に配置される第1樹脂体31および第4樹脂体37は、相互につながって設けられる。すなわち、第1樹脂体31および第4樹脂体37を一体化した樹脂層131を用いても良い。樹脂層131のうちの第4樹脂体37の部分の厚さTは、第1樹脂体31の部分の厚さTよりも薄く設けられる。
第2面10b上に配置される第2樹脂体33および第3樹脂体35も、相互につながった樹脂層133として設けられる。樹脂層133のうちの第2樹脂体33の部分の厚さTは、第3樹脂体35の部分の厚さTよりも薄く設けられる。
この例では、透光性基板10の第1面10aおよび第2面10bの大部分が樹脂層131および133に覆われる。これにより、第1面10aおよび第2面10bにおける全反射が抑制され、第1発光素子21および第2発光素子23の1次光を均一に取り出すことができる。これにより、発光モジュール2の発光強度および発光色を均一化し、その配向を広げることが可能となる。
図4は、実施形態に係る照明装置3を表す模式断面図である。
照明装置3は、例えば、白熱電球型の照明ランプである。照明装置3は、発光モジュール1と、支柱101と、ベース部103と、を備える。
支柱101の一端には、発光モジュール1が固定される。支柱101の他端は、ベース部103に固定される。ベース部103の内部には、発光モジュール1に電力を供給する点灯回路105が配設される。
支柱101は、例えば、円筒状に設けられ、発光モジュール1と、点灯回路105と、を電気的に接続する配線を収納する。支柱101には、例えば、熱伝導率の高いアルミニウムなどの金属が用いられる。発光モジュール1の熱は、支柱101を介してベース部103に伝えられ、外部に放散される。また、支柱101の外面には、発光モジュール1から放射される光を反射する部材、例えば、白色レジストをコートすることが望ましい。
照明装置3は、発光モジュール1および支柱101を覆う透光性カバー110と、ベース部103の外面に取り付けられた口金120と、をさらに備える。口金120は、点灯回路105に電気的に接続され、外部電源から口金120を介して点灯回路105に電力が供給される。
照明装置3は、発光モジュール1を透光性カバー110の中央に配置することにより、配向角θを広げた構成を有する。すなわち、発光モジュール1の第1面10a側に放射される光は、図4中の上方(Z方向)を照らし、第2面10bから放射される光は、同図中の下方(−Z方向)を照らす。これにより、例えば、340度以上の配向角θを実現することができる。
また、発光モジュール1の第1面10aに配設される第1発光素子21の数と、第2面10b側に配設される第2発光素子23の数と、をそれぞれ最適化することにより、所望の配向を得ることができる。
例えば、Z方向を明るく照明するために、Z方向を照らす第1発光素子21の数を、−Z方向を照らす第2発光素子23の数よりも多くしても良い。また、口金120の周りに反射ミラーを配置して間接照明を行う場合には、第2発光素子23の数を第1発光素子21の数よりも多くすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、2・・・発光モジュール、 3・・・照明装置、 10・・・透光性基板、 10a・・・第1面、 10b・・・第2面、 13・・・第1領域、 15・・・第2領域、 17・・・第3領域、 19・・・第4領域、 21・・・第1発光素子、 23・・・第2発光素子、 31・・・第1樹脂体、 33・・・第2樹脂体、 35・・・第3樹脂体、 37・・・第4樹脂体、 41、43、45、47・・・蛍光体、 51・・・第1配線、 53・・・第2配線、 61、63・・・金属ワイヤ、 101・・・支柱、 103・・・ベース部、 105・・・点灯回路、 110・・・透光性カバー、 120・・・口金、 131、133・・・樹脂層

Claims (6)

  1. 第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有する透光性基板と;
    前記第1面内の第1領域上にマウントされ、前記第1面側から1次光を放射すると共に前記透光性基板を透過して前記第2面側からも1次光を放射する第1発光素子と;
    前記第1発光素子を覆い、前記第1発光素子の1次光とは波長の異なる2次光を放射する蛍光体を含む第1樹脂体と;
    前記第2面内において、前記透光性基板を透過した前記第1発光素子の1次光が照射される第2領域上に設けられ、前記第1発光素子の1次光とは波長の異なる2次光を放射する蛍光体を含む第2樹脂体と;
    前記第2面内において、前記第2領域とは異なる第3領域上にマウントされ、前記第2面側から1次光を放射すると共に前記透光性基板を透過して前記第1面側からも1次光を放射する第2発光素子と;
    前記第2発光素子を覆い、前記第2発光素子の1次光とは波長の異なる2次光を放射する蛍光体を含む第3樹脂体と;
    前記第1面内において、前記透光性基板を透過した前記第2発光素子の1次光が照射され前記第1領域とは異なる第4領域上に設けられ、前記第2発光素子の1次光とは波長の異なる2次光を放射する蛍光体を含む第4樹脂体と;
    を備えた発光モジュール。
  2. 前記第1樹脂体の前記第1面に垂直な方向の厚さは、前記第4樹脂体の前記第1面に垂直な方向の厚さよりも厚く、
    前記第3樹脂体の前記第2面に垂直な方向の厚さは、前記第2樹脂体の前記第2面に垂直な方向の厚さよりも厚い請求項1記載の発光モジュール。
  3. 前記第1面もしくは前記第2面に平行な方向における前記第1発光素子と、前記第2発光素子と、の間の間隔は、前記透光性基板の厚さよりも広い請求項1または2のいずれか1つに記載の発光モジュール。
  4. 前記第2樹脂体は、前記第3樹脂体から離間したドット状に設けられ、
    前記第4樹脂体は、前記第1樹脂体から離間したドット状に設けられる請求項1〜3のいずれか1つに記載の発光モジュール。
  5. 前記第1面上において、前記第4領域から放射される前記第2発光素子の1次光を遮らない位置に設けられ、前記第1発光素子に電気的に接続された第1配線と、
    前記第2面上において、前記第2領域から放射される前記第1発光素子の1次光を遮らない位置に設けられ、前記第2発光素子に電気的に接続された第2配線と、
    をさらに備えた請求項1〜4のいずれか1つに記載の発光モジュール。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の発光モジュールと、
    前記発光モジュールに電力を供給する点灯回路と、
    を備えた照明装置。
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