JP2015152843A - プロジェクター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プロジェクターは、光源と、光源から射出された光の光軸5G上に配置され、光源から射出された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、光軸5G上に配置され、入射する光を光学的に変換する入射側偏光板51と、入射側偏光板51が配置される光学部品用筐体7と、入射側偏光板51を保持し、光学部品用筐体7に対し、光軸5Gを中心に回動可能な保持部材8と、光学部品用筐体7に固定されて保持部材8を付勢し、光学部品用筐体7とで保持部材8を回動可能に挟持する押え部材9と、を備える。
【選択図】図3
Description
ところで、近年、投写される画像の高コントラスト化が望まれており、光変調装置に対して光学素子が正しい位置に配置されていないと、所望のコントラストを得ることができないため、光学素子の位置を調整できるように構成された技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
保持枠姿勢調整部は、照明光軸を中心として、上方に凸となる平面視円弧状の保持枠支持面を有し、この保持枠支持面には固定用孔が形成されている。
補正板保持枠は、視野角補正板を保持する板状部材、およびこの板状部材の端面上方側から略法線方向に突出する保持枠突出部を有し、保持枠突出部には、保持枠支持面に摺動する摺動面、およびトラック孔が設けられている。
そして、視野角補正板を保持する補正板保持枠は、トラック孔を介して保持枠姿勢調整部の固定用孔にネジが緩められた状態で螺合される。そして、補正板保持枠は、位置が調整された後、ネジが締められて保持枠姿勢調整部に固定される。
本実施形態のプロジェクターは、光源から射出された光を画像情報に応じて変調してスクリーン等の投写面に拡大投写する。
図1は、本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示す模式図である。
プロジェクター1は、図1に示すように、外装を構成する外装筐体2、制御部(図示省略)、および光源311を有する光学ユニット3を備えている。なお、図示は省略するが、外装筐体2の内部には、さらに、光源311や制御部に電力を供給する電源装置、光学ユニット3等を冷却する冷却装置等が配置されている。
光学ユニット3は、制御部による制御の下、光源311から射出された光を光学的に処理して投写する。
光学ユニット3は、図1に示すように、光源311を有する光源装置31、インテグレーター照明光学系32、色分離光学系33、リレー光学系34、光学装置5、投写レンズ36、調整機構6(図2参照)、およびこれらの部材を光源311から射出された光の光軸上の所定位置に配置する光学部品用筐体7を備えている。
光学部品用筐体7は、図2に示すように、上方に開口部を有し、前述した光学部品を収納する下筐体7D、および下筐体7Dの開口部を閉塞するように形成された上筐体7Uを備えている。
また、光学部品用筐体7には、クロスダイクロイックプリズム55、射出側偏光板54および液晶パネル52が配置される凹部70が設けられている。
ここで、調整機構6について詳細に説明する。
各色光用の調整機構6は、共通に構成されており、ここではG光用の調整機構6に注目して説明する。
図3は、光学ユニット3の一部を示す斜視図であり、G光用の調整機構6について分解した状態を示す図である。
保持部材8は、板金製で、入射側偏光板51を保持する保持本体部81、および保持本体部81から屈曲する屈曲部82を有している。
保持本体部81は、平面視矩形状に形成され、中央には、光が通過する開口部(図示省略)が形成され、入射側偏光板51は、この開口部を覆うように、保持本体部81に接着固定される。
一対の突出部811は、光学部品用筐体7に対する左右の位置決めをするための部位であり、上下方向における保持本体部81の略中央部に設けられ、端面が円弧状に突出するように形成されている。
一対の折り曲げ部812は、突出部811の上方に設けられ、入射側偏光板51の左右の位置決めを行うように前方に屈曲されている。
一対の折り曲げ部813は、突出部811の下方に設けられ、互いの距離が一対の折り曲げ部812間の距離より大きく設定されている。一対の折り曲げ部813は、光学部品用筐体7の後述する溝713に挿入される。
また、保持本体部81には、入射側偏光板51の上下の位置決めを行うための複数の折り曲げ部814が形成されている。
一対の腕部821は、折り曲げ部812近傍の保持本体部81の上端から延出し、摺接部822は、一対の腕部821先端に架橋されるように形成されている。すなわち、保持本体部81と摺接部822との間には開口部820が設けられている。
また、摺接部822には、略中央に開口部8221が形成され、左右端部に把持部8222が設けられている。
開口部8221は、前後方向の長さより左右方向の長さが長い平面視矩形状に形成されている。
把持部8222は、摺接部822から上方に屈曲されており、保持部材8が回動される際に、入射側偏光板51の位置を調整する作業者に把持される。
保持部材8は、光学部品用筐体7に載置された後、押え部材9が光学部品用筐体7に固定されることによって、回動可能に配置される。
光学部品用筐体7は、図3に示すように、保持本体部81が配置される側壁部71、および屈曲部82が配置される膨出部72を有している。
図3に示すように、側壁部71には、色分離光学系33で分離されたG光が通過する開口部711が形成され、開口部711の左右両側には、図4に示すように、保持本体部81の左右方向の位置決めを行うための壁部712が設けられている。左右の壁部712は、図4に示すように、保持部材8の一対の突出部811の端面と対向する平面が形成されている。
また、壁部712の下方には、保持本体部81の一対の折り曲げ部813が挿入される溝713が設けられている(図3、図4では、一方の壁部712、溝713を示す)。
案内部721には、保持部材8の摺接部822が摺接する摺接面721aが形成されている。摺接面721aは、断面形状が光軸5Gを中心とする円弧状に形成され、保持部材8の回動を案内する。
ネジ穴721bは、摺接面721aの略中央に形成され、突起部721cは、摺接面721aから突出し、ネジ穴721bの左右両側に形成されている。
凹部721dは、摺接面721aから窪んで形成され、ネジ穴721bとは反対側の一方の突起部721cの近傍に設けられている。
前述した保持部材8の開口部8221は、図4に示すように、ネジ穴721b、突起部721c、および凹部721dの一部が露出する大きさに形成されている。
保持部材8は、光学部品用筐体7の上方から、折り曲げ部813が溝713に挿入され、開口部820に係合部722が挿入されて、光学部品用筐体7に載置される。
押え部材9は、ネジ10によって光学部品用筐体7に固定されて保持部材8を付勢し、光学部品用筐体7とで保持部材8を回動可能に挟持する。
図5は、押え部材9の斜視図である。
押え部材9は、保持部材8の板厚より薄い板厚の板金で形成されており、図5に示すように、光学部品用筐体7に固定される固定部91、固定部91の両側に接続された付勢部92、および固定部91の前側に接続された係止部93を有している。
付勢部92は、固定部91の左右両側に形成されており、それぞれが固定部91の端部から延出する一対の腕部921、および一対の腕部921の先端に架橋された押圧部922を有している。すなわち、固定部91と一対の押圧部922との間には、それぞれ開口部923が設けられている。
押圧部922は、腕部921に沿って延出した後、上方に屈曲されており、下方に突出する部位が保持部材8の摺接部822に当接するように形成されている。
図6に示すように、光学部品用筐体7に固定された押え部材9は、ネジ10の両側にそれぞれ位置する付勢部92が保持部材8の摺接部822を付勢する。そして、保持部材8は、光学部品用筐体7と押え部材9(付勢部92)とに挟持され、光軸5G(図2参照)を中心に回動可能となる。
そして、各色光用の入射側偏光板51は、調整作業者が把持部8222を把持し、調整用の画像を観察しながらコントラストが最適となるように、保持部材8を回動させることによって、位置が調整される。
(1)保持部材8を光学部品用筐体7に載置した状態で、押え部材9を光学部品用筐体7に固定することで、保持部材8は、光学部品用筐体7と押え部材9とに挟持され、光軸5R,5G,5Bを中心に回動可能に配置される。すなわち、保持部材8が光学部品用筐体7に取り付けられた後に、入射側偏光板51を保持する保持部材8の位置調整が可能となる。これによって、保持部材8には、位置調整後に、光学部品用筐体7に固定されるための負荷が加わらないので、保持部材8、つまり入射側偏光板51は、調整された位置が維持される。よって、プロジェクター1は、入射側偏光板51の特性を有効に利用して高コントラストな画像の投写が可能となる。
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態の保持部材8は、押え部材9に設けられた付勢部92によって光学部品用筐体7側に付勢されるように構成されているが、付勢部を有する保持部材、およびこの付勢部に当接する部位を有する押え部材を備えた構成とし、この押え部材が光学部品用筐体7に固定されることで、この付勢部の反力で押え部材が保持部材を光学部品用筐体7側に付勢するように構成してもよい。
また、板状の部材で形成された付勢部に限らず、例えばコイルバネや伸縮する部材等で付勢部を構成してもよい。
また、接着剤を用いる構成においては、保持部材8は、接着剤で調整された位置が維持されるので、押え部材9として、保持部材8の位置調整前に所定のバネ性を有する部材で形成すれば、板金に限らず他の部材(例えば、合成樹脂製等)で形成してもよい。
また、前記実施形態の光学ユニット3は、R光、G光、およびB光に対応する3つの光変調装置を用いるいわゆる3板方式を採用しているが、これに限らず、単板方式を採用してもよく、あるいは、2つまたは4つ以上の光変調装置を備えるプロジェクターにも適用できる。
Claims (5)
- 光源と、
前記光源から射出された光の光軸上に配置され、前記光源から射出された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
前記光軸上に配置され、入射する光を光学的に変換する光学素子と、
前記光学素子が配置される光学部品用筐体と、
前記光学素子を保持し、前記光学部品用筐体に対し、前記光軸または前記光軸に平行な軸を中心に回動可能な保持部材と、
前記光学部品用筐体に固定されて前記保持部材を付勢し、前記光学部品用筐体とで前記保持部材を回動可能に挟持する押え部材と、
を備えることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターであって、
前記保持部材は、前記光学素子を保持する保持本体部、および前記保持本体部から屈曲する屈曲部を有し、
前記屈曲部は、前記光学部品用筐体に摺接する摺接部を有し、
前記光学部品用筐体は、前記保持本体部の側端部が挿入される溝、および前記摺接部が摺接し、前記保持部材の回動を案内する摺接面を有し、
前記押え部材は、前記光学部品用筐体に固定される固定部、および前記固定部に接続され、前記摺接部を付勢する付勢部を有することを特徴とするプロジェクター。 - 請求項2に記載のプロジェクターであって、
前記付勢部は、前記固定部の両側に設けられていることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項2または請求項3に記載のプロジェクターであって、
前記光学部品用筐体は、前記屈曲部に係合し、前記屈曲部の前記保持本体部側への移動を規制する係合部を有していることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
前記保持部材と前記押え部材とは、異なる部材により加工されていることを特徴とするプロジェクター。
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