JP2015152323A - タイヤの空気圧測定装置 - Google Patents

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小泉 徹洋
Tetsuyo Koizumi
徹洋 小泉
小泉 雅裕
Masahiro Koizumi
雅裕 小泉
舘野 博明
Hiroaki Tateno
博明 舘野
康裕 岩田
Yasuhiro Iwata
康裕 岩田
和夫 山羽
Kazuo Yamaha
和夫 山羽
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Abstract

【課題】タイヤの空気圧を測定する装置であって、タイヤの回転に応じて発電して動作するものを提供する。また、タイヤが高速回転するときでも、発電可能なものを提供する。
【解決手段】車両のタイヤ2の内部に取り付けられて、タイヤの空気圧を測定する空気圧測定装置1は、タイヤの回転に応じて発電する発電装置と、発電装置によって得られた電力によって動作して、上記タイヤの空気圧を測定するセンサと、測定されたタイヤの空気圧のデータを、車両本体が備えるモニタに対して無線送信する通信装置とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤの空気圧を測定する空気圧測定装置に係り、特に、タイヤの回転に応じて発電する発電装置を備えたものに関する。
近年、自動車の安全性向上のため、走行中の車両のタイヤの空気圧を監視し、異常が検知された際には、運転手に警告を発するTPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)の開発が盛んに進められている。
このTPMSは、米国では2007年以降、全ての新車に装着が義務化され、欧州でも法制化されてきていることから、日本でも法規制化が検討されている。
従来のTPMSは、内部電池等によって動作していたため、電池切れによる電池交換の必要があった。
このような観点から、特許文献1では、回転駆動される回転体に固定される回転軸と、前記回転軸に回転自在に取り付けられると共に前記回転軸を中心とした周方向の質量が偏るように設けられたマグネットと、前記マグネットと磁気的に結合して発電する前記回転体に固定されたコイルとを備えた発電装置が提案されている。
特開2010−96562号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の発電装置では、マグネットにかかる重力と遠心力の作用方向が完全に一致しているため、遠心力の影響をまともに受けてしまい、タイヤが高速回転する時には、マグネットは自重による落下運動を起こすことがなく、発電が停止してしまう。
そこで、本発明は、タイヤの空気圧を測定する装置であって、タイヤの回転に応じて発電して動作するものを提供することを目的とする。また、タイヤが高速回転するときでも、発電可能なものを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るタイヤの空気圧測定装置は、車両のタイヤの内部に取り付けられて、タイヤの空気圧を測定する装置であって、上記タイヤの回転に応じて発電する発電装置と、上記発電装置によって得られた電力によって動作して、上記タイヤの空気圧を測定するセンサと、上記測定されたタイヤの空気圧のデータを、車両本体が備えるモニタに対して無線送信する通信装置と、を有することを特徴とする。
また、上記発電装置によって得られた電力を蓄電し、上記センサに対して当該蓄電した電力を供給する蓄電装置、をさらに有するものとしてもよい。
また、上記発電装置は、上記タイヤに対して固定された基体上に搭載されており、上記タイヤの回転に伴って、上記基体上で回転する円盤状のディスクと、上記ディスクに近接して取り付けられ、マグネットの動作に伴う磁界の変化に応じた誘導電流を生じるコイルと、上記ディスクに偏心して取り付けられたマグネットと、を備えるものとしてもよい。
また、上記ディスクは、上記タイヤの側面に対して斜めに配設されているものとしてもよい。
また、上記発電装置は、上記タイヤに対して固定された基体上に搭載されており、上記タイヤの接線方向と軸心方向が一致し、マグネットの動作に伴う磁界の変化に応じて誘導電流を生じる筒状のコイルと、上記タイヤの回転に伴って、上記コイルの軸心方向に沿って往復運動するマグネットと、を備えるものとしてもよい。
また、上記マグネットは棒状からなり、上記コイルの軸心方向に沿って、一端側がN極、他端側がS極で構成され、上記タイヤの回転に伴って、上記コイルの軸心方向に沿って往復運動し、上記コイル内に出入するものとしてもよい。
また、上記コイルは、上記マグネットの往復運動の一端側と他端側に夫々備えられているものとしてもよい。
また、上記マグネットは円柱形状からなり、外周面の一の半面がN極、他の半面がS極で構成されると共に、上記タイヤの回転に伴って、上記コイルの軸心方向に沿って、上記コイルの内部を回転しながら往復運動するものとしてもよい。
本発明に係る空気圧測定装置によれば、タイヤの回転に応じて発電させ、装置を動作させることができる。また、タイヤが高速回転するときでも、発電状態を維持することができる。
本発明の実施形態に係る空気圧測定装置が取り付けられたタイヤを示す斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る空気圧測定装置がタイヤに取り付けられた状態を示した図であって、(a)全体を示した断面図、(b)A部分を示した部分拡大断面図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を示した図であって、(a)斜視図、(b)側面図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を示した分解斜視図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を構成する基体を示した斜視図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を構成するディスクを示した分解斜視図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置によって構成される回路を示した回路図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置について、タイヤの回転に応じた動作を説明する模式図である。 本発明の第二の実施形態に係る空気圧測定装置がタイヤに取り付けられた状態を示した断面図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を示した図であって、(a)斜視図、(b)側面図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を示した分解斜視図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を構成する基体を示した斜視図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を構成するアクチュエータを示した斜視図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を構成するアクチュエータを示した分解斜視図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置について、アクチュエータの動作を説明する斜視図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置によって構成される回路を示した回路図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置について、タイヤの回転に応じた動作を説明する模式図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を構成するアクチュエータの他の構成例を示した斜視図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を構成するアクチュエータの他の構成例を示した分解斜視図である。 本発明の第三の実施形態に係る空気圧測定装置がタイヤに取り付けられた状態を示した断面図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を示した図であって、(a)斜視図、(b)側面図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を示した分解斜視図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を構成する基体を示した斜視図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を構成するローラーを示した斜視図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を構成するローラーを示した分解斜視図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置によって構成される回路を示した回路図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置について、ローラーの回転に応じたマグネットの向きを説明する模式図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置について、タイヤの回転に応じた動作を説明する模式図である。 本実施形態に係る空気圧測定装置を構成するローラーの他の構成例を示した分解斜視図である。
以下、本実施形態に係るタイヤの空気圧測定装置について、図を参照して説明する。
図1に示される空気圧測定装置1は、所謂TPMS(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)を実現する装置であって、センサによってタイヤ2内の空気圧を測定すると共に、車両本体と無線通信を行って、空気圧の低下を運転手等に報知するものである。
この空気圧測定装置1は、所定の発電装置によって自己発電が可能であり、電池交換を要さず、半永久的な使用が可能である。
ここで、タイヤ2は、ホイール21と、ホイール21の外周に亘って被せられたタイヤ本体22からなり、さらにホイール2を構成するリム211には、リム211を貫通して空気孔211aが設けられている。
この空気孔211aにはバルブ11が取り付けられており、このバルブ11を開閉して、タイヤ2内の空気を出し入れすることできるようになっている。
本実施形態に係る空気圧測定装置1はこのようなタイヤ2に対し、タイヤ本体22の内側であって、ホイール21を構成するリム211の内側に取り付けられている。さらに詳細には、バルブ11に装置本体12が一体的に接合して空気圧測定装置1を構成している。
なお、この空気圧測定装置1は、車両が有する全てのタイヤ2に一つずつ取り付けられており、各タイヤ2に取り付けられている空気圧測定装置1には、他の空気圧測定装置1と自己を識別するための識別情報として、固有のIDが付与されている。
空気圧測定装置1の使用時において、センサは常時、あるいは所定のタイミングでタイヤ2内の空気圧を測定した上、これにより得られたデータと自己のIDを含む信号を、車両本体が備える受信装置に対して無線通信によって送信する。
一方で、車両本体はセンサから送信される情報を受信する受信装置のほか、当該情報を用いて各種制御を実行する処理手段として、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラム、制御プログラムを格納するROM(Reading Only Memory)、プログラム実行のためのRAM(Random Access Memory)、入出力インタフェースといった制御ユニットを搭載している。
車両本体はこれらの装置により、センサと無線通信による情報の送受信を行い、制御ユニットの制御のもと、センサから取得した情報に基づき、所定の条件下で運転手に対してタイヤ2の空気圧の低下を警告する。警告は例えば、車両本体のインストルメンツパネル、又は専用の装置に表示される。
なお、車両が有する全てのタイヤ2に空気圧測定装置1が取り付けられ、各空気圧測定装置1が固有のIDを有することから、各タイヤ2の空気圧に係る情報をタイヤ2ごとに個別に認識することができる。
第一の実施形態に係る空気圧測定装置1は、図2及び図3に示されるように、一体的に接合されたバルブ11と装置本体12から構成され、このうちバルブ11は、タイヤ2のリム211に設けられている空気孔211aに嵌挿されている。
バルブ11は筒型形状からなり、内部が中空になっており、空気孔211aを開閉させてタイヤ2内の空気を出し入れすることができる。
本実施形態では、このバルブ11は図2に示されるように、リム211の側面側において、空気孔211aに斜めに嵌挿されているが、空気孔211aの設け方次第では、バルブ11は図2とは異なる角度で嵌挿され、そのような空気孔211aを有するタイヤ2についても、本実施形態に係る空気圧測定装置1は適用可能である。
バルブ11の一例は図4に示されるように、バルブ本体111、パッキン112、ワッシャー113、ロックナット114、及びキャップ115から構成され、タイヤ2内、より詳しくはタイヤ本体22とホイール21とによって囲まれる領域内の空気圧を外部よりも高く維持するとともに、外部から内部に空気を導入することが可能な構造を有している。この構造は例えば、バルブ本体111の内部に設けられた逆止弁によって実現され、この逆止弁は、タイヤ2の内部に空気を注入する時には弁が開く一方、通常の状態では外部よりも高圧な内部の空気圧によって閉じた状態となっており、内部の空気圧を維持することができる
なお、本実施形態に係る空気圧測定装置1を実現するにあたっては、バルブ11は特にこのような構成のものに限定されることはなく、装置本体12に接合可能なものであればよい。
装置本体12は図4に示されるように、ケース121、基体122、ディスク123、ディスクカバー124、及びケースカバー125から構成される。
ケース121は、上面が開口した箱型形状のケース本体1211、バルブ11が接合する接合部1212、及びケース本体1211に取り付けられたピン1213からなる。
ケース本体1211には基体122、ディスク123、及びディスクカバー124が収容され、上面開口部はケースカバー125によって覆われる。
また、ケース本体1211内の底面において、垂直に立てて取り付けられたピン1213は、基体122、ディスク123、ベアリング1232、及びディスクカバー124に夫々設けられた挿通孔1221a、1231a、1232a、124aに連通される。
接合部1212は、ケース本体1211の一側面部に設けられている。
この接合部1212は、三角錐を横倒させた形状からなり、バルブ11を嵌挿させるための嵌挿孔1212aが中央に設けられている。
このように三角錐を横倒させた形状からなる接合部1212に対し、バルブ11を嵌挿孔1212aに嵌挿させてバルブ11と装置本体12を接合させると、図3(b)に示されるように、ケース本体1211の側面に対し、バルブ11が斜めに接合した状態となっている。
これをタイヤ2全体からみた場合には、図2に示されるように、箱型の装置本体12は、上下面がタイヤ2の踏面(トレッド)に対して斜めになっている。
なお、ケース121には、タイヤ2の内部と外部との間を空気が流れる際に通過する管状の導通路が備えられている。この導通路は、嵌挿孔1212aから、ケース本体1211の壁面あるいはケースカバー125に設けられた所定の空気孔まで、空気を導通させるように設けられている。これにより、バルブ11を介して流入する空気、あるいは、バルブ11を介して流出する空気は、当該導通路を通過することになる。
基体122は、各種の素子を搭載した部材である。
この基体122には図5に示されるように、平板状の基体本体1221、タイヤ2内の空気圧を測定するセンサ1222、蓄電装置1223、及びコイルL1〜L4が搭載されており、さらに、コイルL1〜L4の上方にはディスク123が取り付けられ、ディスク123にはディスクカバー124が被せられる。
センサ1222は、タイヤ2内の空気圧を測定する。これにより得られたデータは、センサ1222と接続している通信装置(図示省略)により、車両本体に備えられた受信装置に対し、無線通信によって送信される。
蓄電装置1223は、コイルL1〜L4と、マグネットM1を搭載したディスク123(図6参照)からなる発電装置から供給された電力を蓄電する装置であり、コンデンサーや二次電池等によって実現される。
この蓄電装置1223に蓄えられた電力は、センサ1222に対して供給され、これによりセンサ1222が駆動する。
コイルL1〜L4は、図6に示されるマグネットM1を搭載したディスク123と共に発電装置を構成し、蓄電装置1223、さらにはこの蓄電装置1223を介してセンサ1222に電力を供給する。
このコイルL1〜L4は、筒型形状からなり、図中では円柱状の部材内に収容されている。また、コイルL1〜L4は、軸心方向が基体本体1221に対して垂直となるようにして、基体本体1221上に立てて配設されていると共に、上方に設置されるディスク123の直下に配設されている。
ディスク123は図6に示されるように、円盤状のディスク本体1231、一対のベアリング1232、及びマグネットM1から構成される。
ディスク本体1231には、重量を軽減する貫通孔1231bが複数、設けられている。また、マグネットM1を嵌め込むための凹部1231が中心から偏心した位置に設けられている。この凹部1231には、上面と底面が夫々、N極又はS極に帯磁したマグネットM1が嵌め込まれる。
また、ディスク本体1231の中央には、ケース本体1211に取り付けられたピン1213が挿通する挿通孔1231aが設けられている。この挿通孔1231aの周縁近傍には、ディスク本体1231の上下面において筒状の周壁が立設されており、この周壁によって形成される上下一対の凹部には夫々、ベアリング1232が嵌め込まれる。このベアリング1232の挿通孔1232aにピン1213が挿通されることにより、ピン1213を中心にディスク本体1231が回転するようになっている。
基体122の底部に立設されたピン1213は、基体122の挿通孔1221a、ディスク123の挿通孔1231a、ベアリング1232の挿通孔1232a、及びディスクカバー124の挿通孔124aに挿通され、これにより、ディスク123がコイルL1〜L4の直上を回転可能に構成されている。
ここで、上述したコイルL1〜L4とマグネットM1からなる発電装置が構成する回路の一例を図7に示す。
コイルL1〜L4は並列に接続し、整流回路(あるいは整流器)を経て蓄電装置1223(図示省略)と接続している。
ディスク123の動作から蓄電までの流れを見ると、まず、マグネットM1を保持したディスク123がコイルL1〜L4上を回転運動すると、各コイルL1〜L4には、マグネットM1の動きが引き起こす磁界の変化に応じた誘導電流が生じ、この誘導電流が整流回路(あるいは整流器)を経て蓄電装置1223に蓄電される。
この点、タイヤ2の回転に伴うディスク123の動作を図8に示す。
空気圧測定装置1は常に重力を受けている。この点、ディスク123に搭載されているマグネットM1は、ディスク123の中心から偏心した位置に設けられているため、ディスク123の重心は、中心から偏心した位置、詳しくは中心からマグネットM1側に寄った位置にある。その結果、タイヤ2の回転によって、マグネットM1がディスク123の中心から鉛直方向上方にきても、ディスク123は絶えず、マグネットM1がディスク123の中心から鉛直方向下方にくるように回転する。
また、空気圧測定装置1はタイヤ2の回転に応じた遠心力も受ける。遠心力は、マグネットM1によって重心が中心から偏心したディスク123の回転動作に作用する。
また、空気圧測定装置1のケース本体1211は、リム211の空気孔211aから内部に向かって斜め配設されており、ディスク123はタイヤ2の踏面(トレッド)に対して平行な位置をとらず、所定の角度をなしている。即ち、車両が水平な面を走行している場合、ディスク123は、水平面に対して常に傾斜した状態となっている。そのため、タイヤ2の回転に応じて、空気圧測定装置1がどの位置にきても、傾斜に従って落下する向きに動作する。
一方で、この傾斜により、タイヤ2の回転によって生じる遠心力は、全ての成分が空気圧測定装置1に作用するのではなく、傾斜に応じた成分量しか作用しないため、過剰な遠心力を逃すことができる。そのため、タイヤ2が高速回転するときでも、ディスク123は回転し続ける。
以上の本実施形態に係る空気圧測定装置1によれば、空気圧測定装置1に作用する重力、遠心力、さらにはタイヤ2の踏面(トレッド)に対して空気圧測定装置1が傾斜して配設されていることによって、タイヤ2が回転しているときは、常にディスク123が回転するようになっている。その結果、走行中は常に発電し、空気圧測定装置1を動作させ続けることができる。
次に、本発明の第二の実施形態に係る空気圧測定装置3を図9及び図10に示す。
本実施形態に係る空気圧測定装置3は、上述した空気圧測定装置1と同様、一体的に接合されたバルブ11と装置本体32から構成され、このうちバルブ11は、タイヤ2のリム211に設けられている空気孔211aに嵌挿されている。
なお、バルブ11の構成については既述のとおりであるので、本実施形態における説明は省略する。
装置本体32は図11に示されるように、ケース321、基体322、アクチュエータ323、パイプ324、及びケースカバー325から構成される。
ケース321は、上面が開口した箱型形状のケース本体3211、及びバルブ11が接合する接合部3212からなる。
ケース本体3211には基体322、アクチュエータ323、及びパイプ324が収容され、上面開口部はケースカバー325によって覆われる。
接合部3212は、ケース本体3211の一側面部に設けられている。
この接合部3212は、三角錐を横倒させた形状からなり、バルブ11を嵌挿させるための嵌挿孔3212aが中央に設けられている。
このように接合部3212が、三角錐を横倒させた形状からなることから、バルブ11を嵌挿孔3212aに嵌挿させてバルブ11と装置本体32を接合させると、図10(b)に示されるように、ケース本体3211の側面に対し、バルブ11が斜めに接合した状態となる。
一方で、接合部3212は第一の実施形態における接合部1212よりも厚みがあり、ケース本体3211の側面に対し、バルブ11がより大きな角度で斜めに接合している。そのため、タイヤ2全体からみた場合には、図9に示されるように、箱型の装置本体32は、上下面がタイヤ2の踏面(トレッド)と平行になっている。
なお、ケース321には、タイヤ2の内部と外部との間を空気が流れる際に通過する管状の導通路が備えられている。この導通路は、嵌挿孔3212aから、ケース本体3211の壁面あるいはケースカバー325に設けられた所定の空気孔まで、空気を導通させるように設けられている。これにより、バルブ11を介して流入する空気、あるいは、バルブ11を介して流出する空気は、当該導通路を通過することになる。
基体322は、各種の素子を搭載した部材である。
この基体322は図12に示されるように、平板状の基体本体3221と、タイヤ2内の空気圧を測定するセンサ3222、蓄電装置3223、及び、コイルL5、L6が取り付けられたパイプ324からなり、さらに、パイプ324の中空部内には、アクチュエータ323がパイプ324の軸心方向に沿って往復運動可能に収容されている。
センサ3222は、タイヤ2内の空気圧を測定する。これにより得られたデータは、センサ3222と接続している通信装置(図示省略)により、車両本体に備えられた受信装置に対し、無線通信によって送信される。
蓄電装置3223は、コイルL5、L6と、マグネットM2を搭載したアクチュエータ323(図14参照)からなる発電装置から供給された電力を蓄電する装置であり、コンデンサーや二次電池等によって実現される。
この蓄電装置3223に蓄えられた電力は、センサ3222に対して供給され、これによりセンサ3222が駆動する。
コイルL5、L6は、図13及び図14に示されるマグネットM2を搭載したアクチュエータ323と共に発電装置を構成し、蓄電装置3223、さらにはこの蓄電装置3223を介してセンサ3222に電力を供給する。
このコイルL5、L6は筒型形状からなり、その軸心方向がパイプ324の軸心方向と一致する向きに向けられ、その中空部にはパイプ324が挿通されている。また、コイルL5、L6は互いと一定のピッチを置いて、離間してパイプ324に取り付けられている。
アクチュエータ323は図13及び図14に示されるように、棒型形状からなり、その両端にはローラー3232が取り付けられており、ローラー3232の回転方向に沿って走行する。
このアクチュエータ323は、互いに接合して一体化する一対のアクチュエータ本体3231と、一対のアクチュエータ本体3231内に挟持される二個一組のローラー3232、及びマグネットM2から構成される。
アクチュエータ本体3231は、断面半円形の棒状部材からなり、二個一組で接合する接合面には、接合のためのピン3231aと嵌挿孔3231bが設けられている。そして、一方のアクチュエータ本体3231のピン3231aが他方のアクチュエータ本体3231の嵌挿孔3231bに嵌挿することにより、一対のアクチュエータ本体3231が互いと接合する。
ここで、アクチュエータ本体3231の端部に設けられたピン3231aには、中心部に貫通孔3232aが形成されたローラー3232が取り付けられ、このピン3231aは、他方のアクチュエータ本体3231の端部に設けられた嵌挿孔3231bに嵌挿される。これにより、ローラー3232は、一対のアクチュエータ本体3231の間において、ピン3231aを中心軸にして回転可能に保持されている。
また、アクチュエータ本体3231の接合面の中央には、マグネットM2を収容する凹部3231cが設けられている。一対のアクチュエータ本体3231が互いの接合面を向けて接合することにより、一対の凹部3231cによって形成される円柱状の空間にマグネットM2が保持される。
マグネットM2は、円柱形状からなり、上面と底面が夫々、N極又はS極に帯磁しており、一対のアクチュエータ本体3231の凹部3231cによって形成される空間に保持される。
パイプ324は、円筒形状からなり、外周面上にコイルL5、L6が取り付けられている。また、中空の内部にはアクチュエータ323が走行可能に収容されている。
なお、このパイプ324の内部、特にその下面側に、パイプ324の軸心方向に沿って条溝を形成するものとしてもよい。この条溝にアクチュエータ323のローラー3232を嵌合させれば、アクチュエータ323はパイプ324に対して左右にぶれることなく、条溝に沿ってアクチュエータ323を真っ直ぐに走行させることができる。
上記の構成からなるアクチュエータ323はパイプ324内に収容され、図15に示されるように、タイヤ2の回転動作に応じて、コイルL5、L6が取り付けられたパイプ324の軸心方向に沿って、パイプ324内を往復運動する。
ここで、上述したコイルL5、L6とマグネットM2からなる発電装置が構成する回路の一例を図16に示す。
コイルL5、L6は並列に接続し、整流回路(あるいは整流器)を経て蓄電装置3223と接続している。
アクチュエータ323の動作から蓄電までの流れを見ると、まず、マグネットM2を保持したアクチュエータ323がパイプ324内を往復運動すると、コイルL5、L6に対してアクチュエータ323内のマグネットM2が近接したり遠のいたりする。その結果、各コイルL5、L6には、マグネットM2の動きが引き起こす磁界の変化に応じた誘導電流が生じ、この誘導電流が整流回路(あるいは整流器)を経て蓄電装置3223に蓄電される。
この点、タイヤ2の回転に伴うアクチュエータ323の動作を図17に示す。
空気圧測定装置3は空気圧測定装置1と同様、常に重力を受けている。この点、アクチュエータ323に搭載されているマグネットM2は重力を受けて、アクチュエータ323が鉛直方向下方に移動するように、パイプ324内を往復運動する。
一方で、この空気圧測定装置3では、重力と遠心力の作用方向が一致しないため、遠心力を受けることなく、重力のみによってアクチュエータ323の往復運動を維持させることができる。そのため、タイヤ2が高速回転するときでも、アクチュエータ323は動作し続ける。
以上の本実施形態に係る空気圧測定装置1によれば、空気圧測定装置3に作用する重力によって、タイヤ2が回転しているときは、常にアクチュエータ323が動作するようになっている。その結果、走行中は常に発電し、空気圧測定装置3を動作させ続けることができる。
なお、上記したアクチュエータ323は、内部にマグネットM2を保持すると共に、パイプ324内を往復運動させられるものであれば、他の構成によって実現することができる。上記アクチュエータ323と同様の役割を果たすことのできる他の構成例に係るアクチュエータ423を図18及び図19に示す。
アクチュエータ423は、棒型形状からなり、その両端にはローラー4232が取り付けられており、ローラー4232の回転方向に沿って走行する。
このアクチュエータ423は、円柱状のアクチュエータ本体4231と、アクチュエータ本体4231に取り付けられる二個一組のローラー4232から構成され、アクチュエータ本体4231内には、アクチュエータ323と同様に、内部にマグネットM2が埋め込まれている。
アクチュエータ本体4231の両端部には、ローラー4232を取り付けるための凹溝4231cと、ローラー4232を支持すると共に回転軸となるピン4231aを挿通させるための挿通孔4231bが設けられている。
また、中心部に挿通孔4232aが形成された一対のローラー4232は、アクチュエータ本体4231の両端部の凹溝4231cに嵌め込まれ、ピン4231aがアクチュエータ本体4231の挿通孔4231bとローラー4232の挿通孔4232aに連通される。これにより、ローラー4232は、アクチュエータ本体4231において、ピン4231aを中心軸にして回転可能に保持されている。
このような構成からなるアクチュエータ423によっても、上記したアクチュエータ323と同様、パイプ324内を往復運動させ、コイルL5、L6に誘導電流を生じさせることができ、これにより空気圧測定装置4を駆動させることができる。
次に、本発明の第三の実施形態に係る空気圧測定装置5を図20及び図21に示す。
本実施形態に係る空気圧測定装置5は、上述した空気圧測定装置1と同様、一体的に接合されたバルブ11と装置本体52から構成され、このうちバルブ11は、タイヤ2のリム211に設けられている空気孔211aに嵌挿されている。
なお、バルブ11の構成については既述のとおりであるので、本実施形態における説明は省略する。
装置本体52は図22に示されるように、ケース521、基体522、ローラー523、パイプ524、及びケースカバー525から構成される。
ケース521は、上面が開口した箱型形状のケース本体5211、及びバルブ11が接合する接合部5212からなる。
ケース本体5211には基体522、ローラー523、及びパイプ524が収容され、上面開口部はケースカバー525によって覆われる。
接合部5212は、ケース本体5211の一側面部に設けられている。
この接合部5212は、三角錐を横倒させた形状からなり、バルブ11を嵌挿させるための嵌挿孔5212aが中央に設けられている。
このように接合部5212が、三角錐を横倒させた形状からなることから、バルブ11を嵌挿孔5212aに嵌挿させてバルブ11と装置本体52を接合させると、図21(b)に示されるように、ケース本体5211の側面に対し、バルブ11が斜めに接合した状態となる。
一方で、第二の実施形態と同様、接合部5212は第一の実施形態における接合部1212よりも厚みがあり、ケース本体5211の側面に対し、バルブ11がより大きな角度で斜めに接合している。そのため、タイヤ2全体からみた場合には、図20に示されるように、箱型の装置本体52は、上下面がタイヤ2の踏面(トレッド)と平行になっている。
なお、ケース521には、タイヤ2の内部と外部との間を空気が流れる際に通過する管状の導通路が備えられている。この導通路は、嵌挿孔5212aから、ケース本体5211の壁面あるいはケースカバー525に設けられた所定の空気孔まで、空気を導通させるように設けられている。これにより、バルブ11を介して流入する空気、あるいは、バルブ11を介して流出する空気は、当該導通路を通過することになる。
基体522は、各種の素子を搭載した部材である。
この基体522は図23に示されるように、平板状の基体本体5221と、タイヤ2内の空気圧を測定するセンサ5222、蓄電装置5223、及び、コイルL7内に収容されたパイプ524からなり、さらに、パイプ524の中空部内には、ローラー523がパイプ524の軸心方向に沿って往復運動可能に収容されている。
センサ5222は、タイヤ2内の空気圧を測定する。これにより得られたデータは、センサ5222と接続している通信装置(図示省略)により、車両本体に備えられた受信装置に対し、無線通信によって送信される。
蓄電装置5223は、コイルL7と、マグネットM3を搭載したローラー523(図24参照)からなる発電装置から供給された電力を蓄電する装置であり、コンデンサーや二次電池等によって実現される。
この蓄電装置5223に蓄えられた電力は、センサ5222に対して供給され、これによりセンサ5222が駆動する。
コイルL7は、図24及び図25に示されるマグネットM3を搭載したローラー523と共に発電装置を構成し、蓄電装置5223、さらにはこの蓄電装置5223を介してセンサ5222に電力を供給する。
このコイルL7は筒型形状からなり、その軸心方向がパイプ524の軸心方向と一致する向きに向けられ、その中空部にはパイプ524が挿通されている。また、コイルL7は、パイプ524と略同じ長さを有し、パイプ524の略全長に亘って、パイプ524を覆っている。
ローラー523は図24及び図25に示されるように、円柱形状からなり、円弧状の外周面の周方向に沿って回転する。
このローラー523は、マグネットM3を挟持する一対のローラー本体5231と、一対のローラー本体5231内に挟持されるマグネットM3から構成される。
ローラー本体5231は、上面が開口し、円形状の底面が閉じたキャップ状の部材であり、開口面側に形成された凹部5231aに、マグネットM3の一端部が嵌合する。
このローラー本体5231は二個一組で用いられ、一対のローラー本体5231の凹部5231aの間に円柱状のマグネットM3が保持される。
また、ローラー本体5231の底面の中心部分には、棒状の回転軸5231bが外側に突出している。回転軸5231bはパイプ524の条溝524aに沿って回転し、これにより、ローラー523がパイプ524内を往復運動する。
マグネットM3は、円柱形状からなり、外周面の一の半面がN極、他の半面がS極に帯磁しており、一対のローラー本体5231の凹部5231aの間に保持される。
パイプ524は、断面四角形状の筒型形状からなり、一回り大きい筒型形状からなるコイルL7内に嵌挿されている。また、中空の内部にはローラー523が回転移動可能に収容されている。
なお、このパイプ524の内部の左右両側面には、パイプ524の軸心方向に沿って条溝524aが形成されている。この条溝524aにローラー523の回転軸5231を嵌合させれば、ローラー523はパイプ524に対してぶれることなく、条溝524aに沿ってローラー523を真っ直ぐに回転移動させることができる。
上記の構成からなるローラー523はパイプ524内に収容され、タイヤ2の回転動作に応じて、コイルL7内に嵌挿されたパイプ524内を往復運動する。
ここで、上述したコイルL7とマグネットM3からなる発電装置が構成する回路の一例を図26に示す。
コイルL7は整流回路(あるいは整流器)を経て蓄電装置3223と接続している。
ローラー523の動作から蓄電までの流れを見ると、図27に示されるように、マグネットM3を保持したローラー523が回転しながらパイプ524内を往復運動するとき、マグネットM3の回転に従って、マグネットM3のN極及びS極の向きが、コイルL7に対して変化し、これによりコイルL7内の磁界に変化がもたらされる。なお、ローラー523は、タイヤ2の回転速度が遅く、遠心力があまり強くないときには、パイプ524内をスライドしながら移動することもあるが、この場合でも、コイルL7には磁界の変化がもたらされる。
そして、コイルL7には、マグネットM3の動きが引き起こす磁界の変化に応じた誘導電流が生じ、この誘導電流が整流回路(あるいは整流器)を経て蓄電装置5223に蓄電される。
この点、タイヤ2の回転に伴うローラー523の動作を図28に示す。
空気圧測定装置5は常に重力を受け、空気圧測定装置3と同様に動作する。即ち、ローラー523に搭載されているマグネットM3は重力を受けて、ローラー523が鉛直方向下方に移動するように、パイプ524内を往復運動する。
一方で、この空気圧測定装置5では、重力と遠心力の作用方向が一致しないため、遠心力を受けることなく、重力のみによってローラー523の往復運動を維持させることができる。そのため、タイヤ2が高速回転するときでも、ローラー523は動作し続ける。
以上の本実施形態に係る空気圧測定装置5によってもやはり、空気圧測定装置3に作用する重力によって、タイヤ2が回転しているときは、常にローラー523が動作するようになっている。その結果、走行中は常に発電し、空気圧測定装置5を動作させ続けることができる。
なお、上記したローラー523は、マグネットM3を保持すると共に、パイプ524内を往復運動させられるものであれば、他の構成によって実現することができる。上記ローラー523と同様の役割を果たすことのできる他の構成例に係るローラー623を図29に示す。
ローラー623は、円柱形状からなり、円弧状の外周面の周方向に沿って回転する。
このローラー623は、円柱形状のローラー本体6231と、ローラー本体6231の両端に設けられたマグネットM4から構成される。
マグネットM4は、断面円形状からなり、このマグネットM4の外周面形状に従って、ローラー623は回転する。
また、ローラー623の両側面であって、マグネットM4の側面の中心部分には、棒状の回転軸6231bが外側に突出している。回転軸6231bはパイプ524の条溝524aに沿って回転し、これにより、ローラー623がパイプ524内を往復運動する。
このような構成からなるローラー623によっても、上記したローラー523と同様、パイプ524内を回転又はスライドによって往復運動させ、図27で説明した磁界の変化をコイルL7にもたらして誘導電流を生じさせることができ、これにより空気圧測定装置5を駆動させることができる。
1 空気圧測定装置
11 バルブ
111 バルブ本体
112 パッキン
113 ワッシャー
114 ロックナット
115 キャップ
12 装置本体
121 ケース
122 基体
123 ディスク
124 ディスクカバー
125 ケースカバー
2 タイヤ
21 ホイール
211 リム
22 タイヤ本体
3 空気圧測定装置
32 装置本体
321 ケース
322 基体
323 アクチュエータ
324 パイプ
325 ケースカバー
423 アクチュエータ
5 空気圧測定装置
52 装置本体
521 ケース
522 基体
523 ローラー
524 パイプ
525 ケースカバー
623 ローラー
L1〜L7 コイル
M1〜M4 マグネット

Claims (8)

  1. 車両のタイヤの内部に取り付けられて、タイヤの空気圧を測定する装置であって、
    上記タイヤの回転に応じて発電する発電装置と、
    上記発電装置によって得られた電力によって動作して、上記タイヤの空気圧を測定するセンサと、
    上記測定されたタイヤの空気圧のデータを、車両本体が備えるモニタに対して無線送信する通信装置と、を有する、
    ことを特徴とするタイヤの空気圧測定装置。
  2. 上記発電装置によって得られた電力を蓄電し、上記センサに対して当該蓄電した電力を供給する蓄電装置、をさらに有する、
    請求項1記載のタイヤの空気圧測定装置。
  3. 上記発電装置は、上記タイヤに対して固定された基体上に搭載されており、
    上記タイヤの回転に伴って、上記基体上で回転する円盤状のディスクと、
    上記ディスクに近接して取り付けられ、マグネットの動作に伴う磁界の変化に応じた誘導電流を生じるコイルと、
    上記ディスクに偏心して取り付けられたマグネットと、を備える、
    請求項1又は2記載のタイヤの空気圧測定装置。
  4. 上記ディスクは、上記タイヤの側面に対して斜めに配設されている、
    請求項1乃至3いずれかの項に記載のタイヤの空気圧測定装置。
  5. 上記発電装置は、上記タイヤに対して固定された基体上に搭載されており、
    上記タイヤの接線方向と軸心方向が一致し、マグネットの動作に伴う磁界の変化に応じて誘導電流を生じる筒状のコイルと、
    上記タイヤの回転に伴って、上記コイルの軸心方向に沿って往復運動するマグネットと、
    を備える、
    請求項1又は2記載のタイヤの空気圧測定装置。
  6. 上記マグネットは棒状からなり、上記コイルの軸心方向に沿って、一端側がN極、他端側がS極で構成され、上記タイヤの回転に伴って、上記コイルの軸心方向に沿って往復運動し、上記コイル内に出入する、
    請求項5記載のタイヤの空気圧の測定装置。
  7. 上記コイルは、上記マグネットの往復運動の一端側と他端側に夫々備えられている、
    請求項6記載のタイヤの空気圧測定装置。
  8. 上記マグネットは円柱形状からなり、外周面の一の半面がN極、他の半面がS極で構成されると共に、上記タイヤの回転に伴って、上記コイルの軸心方向に沿って、上記コイルの内部を回転しながら往復運動する、
    請求項5記載のタイヤの空気圧測定装置。
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