JP2015151240A - 衛生用品収納装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

衛生用品収納装置およびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015151240A
JP2015151240A JP2014027048A JP2014027048A JP2015151240A JP 2015151240 A JP2015151240 A JP 2015151240A JP 2014027048 A JP2014027048 A JP 2014027048A JP 2014027048 A JP2014027048 A JP 2014027048A JP 2015151240 A JP2015151240 A JP 2015151240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
sanitary
remaining amount
procedure
storage device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014027048A
Other languages
English (en)
Inventor
一男 西島
Kazuo Nishijima
一男 西島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoritsu Seiyaku Corp
Original Assignee
Kyoritsu Seiyaku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoritsu Seiyaku Corp filed Critical Kyoritsu Seiyaku Corp
Priority to JP2014027048A priority Critical patent/JP2015151240A/ja
Publication of JP2015151240A publication Critical patent/JP2015151240A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Abstract

【課題】 衛生用品以外のゴミなどを投入することを抑制する機能、および投入された衛生用品に関するデータ収集機能を備えた衛生用品収納装置を提供する。
【解決手段】 投入口からユーザが投入した使用済みの衛生用品をパッケージして収納部へ収納する衛生用品収納装置である。衛生用品を投入しようとするユーザへ所定の表示をする表示手段と、投入口からユーザが投入した前記衛生用品の数をカウントする投入数カウント手段と、その投入数カウント手段がカウントした数に基づいてパッケージ処理のために装備された消耗品の残量を算出する残量算出手段と、その残量算出手段が算出した残量を前記の衛生用品収納装置の管理者に係る管理者端末へ送信する残量送信手段と、を備える。投入された衛生用品の重量を検出する重量センサと、その重量センサによって検出された重量データを所定の端末へ送信する重量データ送信手段と、を備えてもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、使用済みの衛生用品を密封するパッケージ装置を備えた衛生用品収納装置、およびその衛生用品収納装置を制御するコンピュータプログラムの技術に関する。
特許文献1には、臭いを発生させるゴミ、具体的には使用済みのオムツや生理用品などに対して、フィルムにてパッケージを施した後に収納する、というパッケージ装置を備えたゴミ箱が開示されている。
パッケージしてしまうことで臭いの発生を抑制できるだけでなく、雑菌の繁殖源に対する外気の供給を絶ってしまうので、雑菌繁殖を抑制することにも寄与している。
特許第3923068号公報
さて、特許文献1に開示されたゴミ箱には、衛生用品ではない通常のゴミなどを投入する人も少なくない。使用済みの衛生用品ではない物が投入されると、パッケージなどの消耗品が無駄になる。また、金属品やプラスチック品などが投入されると装置故障の原因ともなる。
オムツや生理用品といった衛生用品の製造メーカとしては、自らが提供している衛生用品を更に良くするため、日々研究している。しかし、ユーザがどのように(捨てるまでの間に)使用しているか、というデータは十分に収集できているとはいえない。
本発明は、衛生用品収納装置について、衛生用品以外のゴミなどを投入することを抑制する機能、および投入された衛生用品に関するデータ収集機能を備えた技術を提供することにある。
(第一の発明)
第一の発明は、投入口からユーザが投入した使用済みの衛生用品をパッケージして収納部へ収納する衛生用品収納装置に係る。
すなわち、前記衛生用品を投入しようとするユーザへ所定の表示をする表示手段と、前記の投入口からユーザが投入した前記衛生用品の数をカウントする投入数カウント手段と、前記投入数カウント手段がカウントした数に基づいてパッケージ処理のために装備された消耗品の残量を算出する残量算出手段と、前記残量算出手段が算出した残量を所定の端末へ送信する残量送信手段と、を備える。
(用語説明)
「衛生用品」とは、女性が使う生理用品、乳幼児や高齢者が使う使い捨てタイプのおむつ、などである。
「所定の表示」とは、衛生用品収納装置の使用方法、投入に関する注意事項、衛生用品に関する広告などである。
「表示手段」とは、液晶モニタ、音声を発するスピーカ、それらの組み合わせなどである。
「投入数カウント手段」とは、投入された使用済みの衛生用品の数をカウントする手段であり、投入口から投入された衛生用品を検出する検出センサを含み、この検出センサの検出回数をカウントする手段である。
(作用)
使用済みの衛生用品を投入しようとするユーザに対して、表示手段が使用方法などの所定の表示をする。ユーザが投入口から投入した衛生用品の数を投入数カウント手段がカウントする。投入数カウント手段がカウントした数に基づいてパッケージ処理のために装備された消耗品の残量を残量算出手段が算出する。その残量算出手段が算出した残量を、残量送信手段が所定の端末(コンピュータ)へ、例えば、衛生用品収納装置の管理者に係る管理者端末(コンピュータ)へ送信する。
管理者は、管理者端末を介して消耗品の残量を把握することができ、補充のタイミングを予測する。なお、管理者端末以外の端末としては、例えば、消耗品の供給元の業者の端末を挙げることができ、当該業者は残量データを受信したならば、直接、補充品を管理者に届けることができる。
(第一の発明のバリエーション1)
第一の発明における投入数カウント手段は、前記投入口に配置された前記衛生用品の投入口の通過を検知する検出センサを含むことができる。
ここで「検出センサ」とは、たとえば、光センサ、重量センサなどであり、投入された使用済みの衛生用品が投入口を通過したことを検知し、衛生用品の通過を検知すると、衛生用品収納装置のモータを駆動させる。これにより、使用済み衛生用品はパッケージ装置のフィルムによってパッケージされる。
(第一の発明のバリエーション2)
第一の発明は、投入された前記衛生用品に予め設けられた識別子を読み取る読み取り装置と、前記読み取り装置によって読み取った識別子データを所定の端末へ送信する識別子データ送信手段とを、さらに備えることとしてもよい。
(用語説明)
「識別子」とは、安価なものとして、たとえばバーコード、QRコード(登録商標)などである。このほか、ICチップ、トランスポンダなども可能である。
「読み取り装置」は、上記各識別子に係るデータを読み取ることができる装置であり、たとえば識別子がバーコードであれば、バーコードリーダということになる。識別子データとしては、当該衛生用品の製造メーカ、製品の種類(サイズ、グレード、製造年月日等)などである。
識別子データが送信される「所定の端末」とは、識別子データを蓄積するためのデータベース、あるいはその識別子データを分析する演算装置を備えた端末(コンピュータ)であり、例えば、衛生用品収納装置の管理者に管理されている管理者端末(コンピュータ)、表示手段に広告表示を依頼した広告主に管理されている広告主端末(コンピュータ)、衛生用品の製造メーカに管理されている端末(コンピュータ)等である。
(作用)
投入された前記衛生用品に予め設けられた識別子を、読み取り装置が読み取る。その読み取り装置によって読み取った識別子データは、識別子データ送信手段が所定の端末へ送信する。これによって、所定の端末において、識別子データを蓄積することができる。
(第一の発明のバリエーション3)
第一の発明は、投入された前記衛生用品の重量を検出する重量センサと、前記重量センサによって検出された重量データを所定の端末へ送信する重量データ送信手段とを、さらに備えることとしてもよい。
(用語説明)
「重量センサ」は、上記のように、投入口の通過を検知する検出センサとして用いることができる。
重量データが送信される「所定の端末」とは、重量データを蓄積するためのデータベース、あるいはその重量データを分析する演算装置を備えた端末である。上記と同様、衛生用品収納装置の管理者に管理されている管理者端末(コンピュータ)、表示手段に広告表示を依頼した広告主に管理されている広告主端末(コンピュータ)、衛生用品の製造メーカに管理されている端末(コンピュータ)等である。
(作用)
重量センサが投入された前記衛生用品の重量を検出する。その重量センサによって検出された重量データを、重量データ送信手段が所定の端末へ送信する。これによって、所定の端末において、衛生用品の重量データを蓄積することができる。
(第一の発明のバリエーション4)
第一の発明における前記バリエーション3は、以下のようにすると好ましい。
すなわち、前記重量センサによって検出された重量データが使用済みの衛生用品の重量として適正重量であるか否かを判断する重量判断手段を備え、前記重量判断手段による判断結果が適正重量ではない場合に前記の表示手段に対して警告データを表示させることとするのである。
(用語説明)
「重量判断手段による判断結果が適正重量ではない場合」とは、投入口から投入されたものが「使用済みの衛生用品」以外の異物、たとえば他のゴミ、不燃性の金属、プラスチック製品などで、「使用済み衛生用品」の設定した適正重量の範囲を逸脱するものである。
「警告データ」とは、「使用済みの衛生用品ではない異物を投入しないで欲しい」といった要請画面の表示、「使用済みの衛生用品ではない異物を投入したことに対する警告音」などである。
(作用)
重量判断手段が、重量センサによって検出された重量データが使用済みの衛生用品の重量として適正重量であるか否かを判断する。その重量判断手段による判断結果が適正重量ではない場合には、表示手段が警告データを表示し、投入者に対して警告する。結果として、使用済みの衛生用品以外のものが投入される事態を抑制することに寄与する。
(第二の発明)
第二の発明は、投入口から投入した使用済みの衛生用品をパッケージして収納部へ収納する衛生用品収納装置を制御する制御プログラムに係る。
その制御プログラムは、前記衛生用品を投入しようとするユーザへ所定の表示を表示手段へさせる表示手順と、前記の投入口からユーザが投入した前記衛生用品の数をカウントする投入数カウント手順と、前記投入数カウント手順にてカウントした数に基づいてパッケージ処理のために装備された消耗品の残量を算出する残量算出手順と、前記残量算出手順にて算出した残量を所定の端末へ送信する残量送信手順と、を衛生用品収納装置の制御部に実行させることとしたコンピュータプログラムである。
(第二の発明のバリエーション1)
第二の発明は、投入された前記衛生用品に予め設けられた識別子を読み取り装置によって読み取る読み取り手順と、前記読み取り手順にて読み取った識別子データを所定の端末へ送信する識別子データ送信手順と、を衛生用品収納装置の制御部に実行させるコンピュータプログラムとしてもよい。
(第二の発明のバリエーション2)
第二の発明は、重量センサによって検出される投入された前記衛生用品の重量データを所定の端末へ送信する重量データ送信手順を、衛生用品収納装置の制御部に実行させることとしたコンピュータプログラムとしてもよい。
(第二の発明のバリエーション3)
第二の発明は、前記重量センサにて計測したゴミが適正重量であるか否かを判断する重量判断手順と、
前記重量判断手順にて判断した結果が適正重量ではない場合には前記の表示手段には警告データを表示させる警告表示手順と、を衛生用品収納装置の制御部に実行させることとしたコンピュータプログラムとしてもよい。
(第二の発明の提供形態)
第二の発明に係るコンピュータプログラムは、記録媒体(ハードディスクや記録メディア)に格納して提供することもできるし、通信インフラを介して衛生用品収納装置の制御部や衛生用品収納装置の管理者端末へインストールすることもできる。
第一の発明によれば、衛生用品以外のゴミなどを投入することを抑制する機能、および投入された衛生用品に関するデータ収集機能を備えた衛生用品収納装置を提供することができた。
第二の発明によれば、衛生用品以外のゴミなどを投入することを抑制する機能、および投入された衛生用品に関するデータ収集機能を備えた衛生用品収納装置の制御プログラムを提供することができた。
本発明に係る第一の実施形態を示す概念図である。 本発明に係る第二の実施形態を示す概念図である。 本発明に係る第三の実施形態を示す概念図である。 本発明に係る第四の実施形態を示す概念図である。 本発明に係る実施形態によって得られたデータの活用例を示す概念図である。 本発明の上記各実施形態で用いた衛生用品収納装置の構成を示した図である。 衛生用品収納装置を構成するパッケージ装置と収容部の内部構造を示した図である。 パッケージ装置の主要部の構造を示す斜視図である。 パッケージ装置の主要部の構造を示す側面図である。
本発明について、実施形態および図面を用いて更に詳しく説明する。ここで用いる図面は、図1から図9である。
まず、図6から図9を用いて、本実施形態における衛生用品収納装置1について説明し、続いて図1から図5を用いてその制御方法を説明する。
(図6から図9)
本実施形態の衛生用品収納装置1は、図6に示したように、収納部100と、該収納部100の上部に装着されるパッケージ装置10と、表示手段としての液晶モニタ等からなるモニタ200とを有して構成される。
収納部100は、図6および図7に示したように、内部空間に適宜量の使用済みの衛生用品を収容する箱状のものである。本実施形態では、略直方体状の中空に形成しているが、パッケージ装置10を上部に装着でき、かつ、衛生用品を所定量収容できるものであれば、形状は限定されるものではない。
パッケージ装置10は、投入口24からユーザが投入した使用済みの衛生用品をパッケージして収納部100へ収納する装置であり、図7から図9に示したように、枠部材20、フィルム供給ローラ30,40、フィルム引き出しローラ50,60及びモータ(駆動部)70を有して構成される。
枠部材20は、フィルム供給ローラ30,40及びフィルム引き出しローラ50,60を回転可能に軸支できるものであればよく、その構造及び形状は限定されるものではない。本実施形態では、図8に示したように、正面板部21、背面板部22及び対向する2つの側板部23,23を備えたものを用い、対向する側板部23,23間に各ローラ30〜60を回転可能に掛け渡し配設している。
パッケージ装置10は、図7に示したように、下端の開口部25を収納部100の上部へ取り外し可能に装着し、当該下端の開口部25と収納部100における上端の開口部110とが連通するように装着される。
枠部材20の任意の位置、例えば、上面には、投入口24が形成されており、該投入口24から処理対象物としての衛生用品が投入されると、上記下端開口部25を経て、収納部100に収容される。なお、投入口24は、処理対象物を上記フィルム供給ローラ30,40間に送り込むことができるように設けられていればよく、その形成位置や構造は限定されるものではない。
フィルム供給ローラ30,40は、上記したように枠部材20の側板部23,23間に掛け渡されると共に、互いに所定間隔離間して並列に対向配置される。処理対象物である衛生用品が、対向するフィルム供給ローラ30,40間を通過可能に設けられている。フィルム供給ローラ30,40は、両者間に投入される処理対象物を密封するためのフィルムを供給するものであり、所定長で所定幅のフィルム31,41が巻回されている。フィルム31,41の種類、材質は限定されるものではないが、処理対象物を挟み込むようにして密封するものであるため、対向するフィルム面同士が接合した際に密着する性質を有する必要がある。
フィルム引き出しローラ50,60の少なくとも一方の端部間には、弾性部材としてのバネ(図示せず)が掛け渡されており、両者を常態において接近方向に付勢している。これによって、フィルム引き出しローラ50,60を離間させる方向に所定以上の負荷が働いた場合、例えば、基準以上の体積のゴミが投入された場合や人為的に大きな力が加わった場合などには、両者が離間する。よって、モータ70への過負荷を防止し、故障を低減することができる。
モータ70は、枠部材20内の正面板部21と他方のフィルム引き出しローラ60との隙間に配設されている。モータ70の出力軸、ギヤ等の回転出力部と他方のフィルム引き出しローラ60の回転軸61との間に駆動ベルト71を掛け回し、モータ70の動力が他方のフィルム引き出しローラ60に伝達される構成となっている。
モータ70の電源は任意であるが、本実施形態では、電池80を用いている。なお、モータ70を駆動させる電源として、コンセントから供給することも可能である。但し、電池80をモータ70の電源とすれば、パッケージ装置10の設置場所周辺にコンセントが無い場合にコードレスとして利用でき、また、持ち運びにも便利である。
衛生用品収納装置1のメインスイッチ10aは、衛生用品収納装置1が設置される場所(例えば、トイレ)の壁部に設けられる。メインスイッチ10aをONにすると、パッケージ装置10のモータ70が駆動可能な状態となる。パッケージ装置10aには、投入口24から衛生用品が投入されたことを検知する検出センサ81が、投入口24付近に設けられている(図8および図9参照)。この検出センサ81は、光センサ、重量センサ等から構成でき、メインスイッチ10aがONの状態において、検出センサ81が衛生用品の投入口24の通過を検出すると、モータ70が駆動し、フィルム引き出しローラ50,60を回転駆動させる。したがって、メインスイッチ10aがOFF状態のままでは、投入口24に衛生用品を投入してもモータ70は駆動せず、衛生用品も投入口24に留まったままとなる。そのため、メインスイッチ10aをある程度高い位置に、具体的には、大人が操作可能な高さであるが、子供では手が届かない位置に設けることで、子供による誤った使い方を抑制できる。
なお、検出センサ81を構成する光センサや重量センサは、単に、衛生用品の通過を検知するだけでなく、上記したように投入数カウント手段の構成部品として用いられる。
表示手段としてのモニタ200は、人感センサ等によって人の接近を検知したり、あるいは、タイマーによって適宜のタイミングで表示画面が明るくなり、衛生用品収納装置1の使い方などの情報を表示する。衛生用品収納装置1の使い方としては、例えば、メインスイッチ10aを押して、投入口24に使用済みの衛生用品を入れてください、といった説明であり、音声と共に表示することができる。モニタ200は、上記制御プログラムがインストールされた制御部300と接続されており、制御プログラムによって所定の表示をするように制御される。なお、制御プログラムがインストールされた制御部300は、図6に示したようにパッケージ装置10に内蔵させてもよいし、モニタ200に内蔵して構成することもできる。また、パッケージ装置10やモニタ200とは独立したコンピュータに制御プログラムをインストールし、当該コンピュータを制御部として用いることもできる。さらに、後述の管理者端末(コンピュータ)に制御プログラムをインストールし、当該管理者端末自体を衛生用品収納装置1の制御部として構成することも可能である。
(図1)
続いて、図1に基づいて説明する。
「管理者端末(コンピュータ)」とは、衛生用品収納装置1を管理する主体に係る端末(サーバ)である。「広告主端末(コンピュータ)」とは、衛生用品収納装置1のモニタ200を使って広告宣伝や情報提供を管理者へ依頼する主体に係る端末(サーバ)である。「ユーザ」とは、衛生用品収納装置1を使用すると共に、そのモニタ200に表示される情報を閲覧したりする人である。なお、モニタ200への広告表示は、原則として広告主から広告データの表示依頼があった場合になされることになるが、衛生用品収納装置1の使用方法に関する説明は予め必ず表示されるように設定されている。
衛生用品収納装置1を利用しようというユーザが近づくと、例えば人感センサが節電モードになっているモニタ200を明るくして、表示画面をユーザが閲覧しやすいようにする。このときの表示画面は、この衛生用品収納装置1の使用上の注意事項、使用手順などが表示される。音声を用いて差し支えない場所に衛生用品収納装置1が設置されている場合には、スピーカから音声ガイダンスを発することとしてもよい。
使用上の注意事項などが表示された後には、広告主から提供された広告が表示される。広告主が例えば衛生用品の製造メーカの場合には、生理用品、紙おむつ等の新製品情報を表示することができる。また、広告主が、衛生用品収納装置1を設置しているトイレの提供者、例えば、デパート、スーパーなどの場合には、それらのデパートやスーパーでの特売情報、専門店情報、テナント情報、催し物情報等を表示することもできる。なお、表示の前提として、例えば、広告主端末から、表示すべき広告データが、管理者端末に送信されており、この広告データが、管理者端末からモニタ200を制御する衛生用品収納装置1の制御部300へ送信されてモニタ200に表示される。
使用説明として、例えば、メインスイッチ10aを押して、投入口24に使用済みの衛生用品を入れてください、といった説明があったならば、ユーザは、衛生用品収納装置1を初めて使う場合でも、その使用説明に従うことで、メインスイッチ10aを押し、使用済みの衛生用品を投入口24に投入するという順番で正しく使用することができる。ユーザが使用済みの衛生用品を投入口24から投入すると、投入口24近傍に設置されていた投入数カウント手段を構成する検出センサ81(図1では「光センサ」)にて、衛生用品が投入された旨が検出される。それによりモータ70が駆動し、使用済みの衛生用品は、フィルム31,41間に挟まれ、フィルム引き出しローラ50,60間を通過することによって、フィルム31,41同士が密着し、さらに、フィルム31,41は衛生用品の表面にも密着し、衛生用品を密封して収納部100に収納していく。フィルム31,41はカットされずに連続したままであるため、各衛生用品は、数珠つなぎのような状態で、収容部100内に収容されていく(図6および図7参照)。
一方、検出センサ81である光センサによって検出された信号は、上記制御プログラムの投入数カウント手順の実行による投入数カウント手段によってその検出回数がカウントされる。この検出回数は衛生用品の投入数となり、残量算出手段(残量算出手順)は、この投入数データに基づいて、衛生用品収納装置1における消耗品(例えば、フィルム31,41)の残量(残りの長さ)を算出する。そして、その残量は、残量送信手段(残量送信手順)により適宜のタイミングにて管理者端末へ送信される。
残量を受信した管理者端末においては、消耗品を準備し、管理者が適宜のタイミングにて補充作業へ出向く。
(図2)
続いて、図2に基づいて、他の実施形態を説明する。
この実施形態においては、衛生用品収納装置1の投入口24近傍に設置されている検出センサ81とともに、識別子としての例えばバーコードを読み取るバーコードリーダが設置されたものである。バーコードリーダは、使用済み状態となった衛生用品の外表面へ、製造メーカ、製品の種類(サイズ、グレード、製造年月日等)などがバーコードにて表示されている場合に、そのバーコードのデータを読み取る。
図2に示す実施形態においては、バーコードリーダが読み取ったコードデータを、識別子データ送信手段(識別子データ送信手順)が広告主端末へ直接送信することとして図示している。この広告主は、例えば衛生用品の製造メーカ(またはその製造メーカから委託されたマーケティング会社)である。コードデータを受信して分析し、分析後のデータを分析データベースに蓄積する。
(図3)
続いて、図3に基づいて、他の実施形態を説明する。
この実施形態においては、バーコードリーダが読み取ったコードデータを、識別子データ送信手段(識別子データ送信手順)が、広告主端末に直接送信するのではなく、管理者端末へ送信するものである。
管理者端末では、コードデータをコードデータベースに蓄積し、適宜のタイミングにてコードデータを広告主端末へ送信することとしている。それにより、広告主端末の稼働負荷を軽減できるとともに、広告主もデータ処理作業を適宜のタイミングのみ行えば済む。なお、送信先としては、管理者との契約や広告主との契約等により、広告主端末に限らず、このコードデータを欲する各種の事業者に係る端末(サーバ)に送信する構成とすることも可能である。
なお、識別子としてICチップ等が格納されている衛生用品が流通する場合には、バーコードリーダ以外にも、ICチップ等のデータを読み取る読み取り装置を、併せて備える構成とすることができる。
(図4)
続いて、図4に基づいて、他の実施形態を説明する。
この実施形態においては、衛生用品収納装置1の投入口24の近傍に設置されている検出センサ81として、投入された物の重量を計測できる重量センサを設置している。所定の重さを検出すると、投入されたことの検出信号を出力する。なお、検出センサ81は、重量センサのみであってもよいし、光センサと併設することも可能であり、それにより、検出精度を高めることができる。
上記制御プログラムがインストールされる制御部300には、使用済みの衛生用品の重量として適正重量の範囲を予め記憶している記憶部が設けられているとともに、重量センサによって検出された重量データが上記記憶部に記憶された適正重量の範囲であるか否かを判断する重量判断手段(重量判断手順)とを備えている。適正重量は、使用済みの衛生用品として、例えば統計的に定められた重量であり、女性用の生理用品、紙おむつなど、衛生用品の種別毎に上記記憶部に設定される。衛生用品の種別は、衛生用品に付設された識別子を読み取り装置で読み取ることによって判定できる。そして、その重量判断手段による判断結果が適正重量ではないと判定された場合、例えば、適正重量範囲を遙かに超えていたりする場合には、前記のモニタ200へ警告データを表示させる。スピーカを併設している場合には、警告音や警告アナウンスを出力させることとしても良い。結果として、使用済みの衛生用品以外のものが投入される事態を抑制することに寄与する。
重量センサによって検出された重量データは、重量データ送信手段(重量データ送信手順)が管理者端末へ送信する。そして、その端末においては、衛生用品の重量データを重量データベースへ蓄積する。この実施形態においては、管理者端末において、蓄積した重量データを分析することまでを実行している。
なお、蓄積した重量データは、管理者との契約により、モニタ200の広告主、あるいは、衛生用品の製造メーカその他の事業者へ、契約に基づいて提供することとしても良い。
(図5)
図5には、投入された使用済みの衛生用品から得たコードデータと、重量センサにて取得した重量データとを管理者端末へ蓄積し、広告主端末へ送信する様子を概念的に示している。
広告主が衛生用品の製造メーカである場合、コードデータおよび重量データは、マーケティング分析に用いることができる。たとえば、コードデータによって、たとえばライバルメーカの製品がどの程度使われているか、といったことを把握することができる。
重量データについては、たとえば、以下のようなことが考えられる。
まず、投入された衛生用品が乳幼児用の使い捨ておむつであり、衛生用品収納装置1が設置された場所がデパートのトイレであったとする。すると、そのデパートでは、どの程度の頻度でおむつを交換するのか、ということが把握できる。すなわち、そのおむつを使用している乳幼児が用を足した回数を推定する、といったことが可能となる。したがって、管理者(デパート、あるいは、デパートから管理委託を受けた業者)は、そのデータに基づいて、衛生用品収納装置1のメンテナンス頻度、トイレの清掃回数等を調整でき、維持管理費用の低減に寄与できる。
本願発明は、衛生用品収納装置の製造業、衛生用品の製造業、衛生用品を含むゴミの回収業、衛生用品を含むゴミに関するデータを収集、送信したり解析したりするデータサービス業、衛生用品収納装置やその管理を担う各種サーバへコンピュータプログラムを提供するプログラムサービス業などにおいて、利用可能性を有する。
1 衛生用品収納装置
10 パッケージ装置
30,40 フィルム供給ローラ
50,60 フィルム引き出しローラ
70 モータ(駆動部)
100 収容部
200 モニタ
300 制御部

Claims (9)

  1. 投入口からユーザが投入した使用済みの衛生用品をパッケージして収納部へ収納する衛生用品収納装置であって、
    前記衛生用品を投入しようとするユーザへ所定の表示をする表示手段と、
    前記の投入口からユーザが投入した前記衛生用品の数をカウントする投入数カウント手段と、
    前記投入数カウント手段がカウントした数に基づいてパッケージ処理のために装備された消耗品の残量を算出する残量算出手段と、
    前記残量算出手段が算出した残量を所定の端末へ送信する残量送信手段と、
    を備えた衛生用品収納装置。
  2. 前記投入数カウント手段は、前記投入口に配置された前記衛生用品の投入口の通過を検知する検出センサを含む請求項1に記載の衛生用品収納装置。
  3. 投入された前記衛生用品に予め設けられた識別子を読み取る読み取り装置と、
    前記読み取り装置によって読み取った識別子データを所定の端末へ送信する識別子データ送信手段とを、さらに備えた請求項1または請求項2のいずれかに記載の衛生用品収納装置。
  4. 投入された衛生用品の重量を検出する重量センサと、
    前記重量センサによって検出された重量データを所定の端末へ送信する重量データ送信手段とを、さらに備えた請求項1から請求項3のいずれかに記載の衛生用品収納装置。
  5. 前記重量センサによって検出された重量データが使用済みの衛生用品の重量として適正重量であるか否かを判断する重量判断手段を備え、
    前記重量判断手段による判断結果が適正重量ではない場合に前記の表示手段へ警告データを表示させることとした請求項4に記載の衛生用品収納装置。
  6. 投入口からユーザが投入した使用済みの衛生用品をパッケージして収納部へ収納する衛生用品収納装置を制御する制御プログラムであって、
    その制御プログラムは、
    前記衛生用品を投入しようとするユーザへ所定の表示を表示手段へさせる表示手順と、
    前記の投入口からユーザが投入した前記衛生用品の数をカウントする投入数カウント手順と、
    前記投入数カウント手順にてカウントした数に基づいてパッケージ処理のために装備された消耗品の残量を算出する残量算出手順と、
    前記残量算出手順にて算出した残量を所定の端末へ送信する残量送信手順と、
    を衛生用品収納装置の制御部に実行させることとしたコンピュータプログラム。
  7. 投入された前記衛生用品に予め設けられた識別子を読み取り装置によって読み取る読み取り手順と、
    前記読み取り手順にて読み取った識別子データを所定の端末へ送信する識別子データ送信手順と、
    を衛生用品収納装置の制御部に実行させることとした請求項6に記載のコンピュータプログラム。
  8. 重量センサによって検出される投入された前記衛生用品の重量データを所定の端末へ送信する重量データ送信手順を、衛生用品収納装置の制御部に実行させることとした請求項6または請求項7のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記重量センサにて計測したゴミが適正重量であるか否かを判断する重量判断手順と、
    前記重量判断手順にて判断した結果が適正重量ではない場合には前記の表示手段には警告データを表示させる警告表示手順と、を衛生用品収納装置の制御部に実行させることとした請求項8に記載のコンピュータプログラム。
JP2014027048A 2014-02-14 2014-02-14 衛生用品収納装置およびコンピュータプログラム Pending JP2015151240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014027048A JP2015151240A (ja) 2014-02-14 2014-02-14 衛生用品収納装置およびコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014027048A JP2015151240A (ja) 2014-02-14 2014-02-14 衛生用品収納装置およびコンピュータプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015151240A true JP2015151240A (ja) 2015-08-24

Family

ID=53893896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014027048A Pending JP2015151240A (ja) 2014-02-14 2014-02-14 衛生用品収納装置およびコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015151240A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107934297A (zh) * 2017-12-04 2018-04-20 李玉娟 智能垃圾箱
CN107973019A (zh) * 2017-12-04 2018-05-01 李玉娟 城市环卫智能垃圾收集箱
CN107985846A (zh) * 2017-12-04 2018-05-04 李玉娟 大型城市用垃圾盛放装置
CN108001900A (zh) * 2017-12-04 2018-05-08 李玉娟 具有防止细菌滋生功能的垃圾箱
WO2020053777A1 (en) * 2018-09-12 2020-03-19 Diaper Care Holding, Naamloze Vennootschap Device for processing used nappies
JP2020100451A (ja) * 2018-12-19 2020-07-02 Kddi株式会社 物体識別装置および物体識別システム
WO2021235194A1 (ja) * 2020-05-19 2021-11-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 月経状態管理装置
JP7384483B2 (ja) 2018-02-09 2023-11-21 株式会社寺岡精工 ペットボトル減容装置及びペットボトル減容方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06259646A (ja) * 1993-03-04 1994-09-16 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機の空き缶回収装置
JPH0723703U (ja) * 1993-10-04 1995-05-02 正行 中家 密封処理装置
JPH0928624A (ja) * 1995-07-19 1997-02-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 汚物処理装置
JP2003141256A (ja) * 2001-11-06 2003-05-16 Michiko Tanaka 介護業務支援システム、介護業務管理装置、介護用品搬送装置、介護業務支援方法、記録媒体及びプログラム
JP3923068B2 (ja) * 2003-10-16 2007-05-30 共立製薬株式会社 ゴミ箱

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06259646A (ja) * 1993-03-04 1994-09-16 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機の空き缶回収装置
JPH0723703U (ja) * 1993-10-04 1995-05-02 正行 中家 密封処理装置
JPH0928624A (ja) * 1995-07-19 1997-02-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 汚物処理装置
JP2003141256A (ja) * 2001-11-06 2003-05-16 Michiko Tanaka 介護業務支援システム、介護業務管理装置、介護用品搬送装置、介護業務支援方法、記録媒体及びプログラム
JP3923068B2 (ja) * 2003-10-16 2007-05-30 共立製薬株式会社 ゴミ箱

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107934297A (zh) * 2017-12-04 2018-04-20 李玉娟 智能垃圾箱
CN107973019A (zh) * 2017-12-04 2018-05-01 李玉娟 城市环卫智能垃圾收集箱
CN107985846A (zh) * 2017-12-04 2018-05-04 李玉娟 大型城市用垃圾盛放装置
CN108001900A (zh) * 2017-12-04 2018-05-08 李玉娟 具有防止细菌滋生功能的垃圾箱
JP7384483B2 (ja) 2018-02-09 2023-11-21 株式会社寺岡精工 ペットボトル減容装置及びペットボトル減容方法
WO2020053777A1 (en) * 2018-09-12 2020-03-19 Diaper Care Holding, Naamloze Vennootschap Device for processing used nappies
JP2020100451A (ja) * 2018-12-19 2020-07-02 Kddi株式会社 物体識別装置および物体識別システム
JP7041049B2 (ja) 2018-12-19 2022-03-23 Kddi株式会社 物体識別装置および物体識別システム
WO2021235194A1 (ja) * 2020-05-19 2021-11-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 月経状態管理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015151240A (ja) 衛生用品収納装置およびコンピュータプログラム
CN103997939B (zh) 用于产品分配器的产品物位传感器
US20180336512A1 (en) Sensor system and method
US10318919B2 (en) Smart shelves for retail industry
KR102401303B1 (ko) 작업 모니터링
US20190139395A1 (en) Hygiene monitoring system
US9708121B2 (en) Waste compression device with fee calculation function
JP2015510583A (ja) 輸送チェーンの速度と伸長を測定するための監視システム
KR20140079370A (ko) 분배 컨테이너를 위한 위생 준수 모니터
US20090319399A1 (en) Inventory rack with measuring means
CA2552123A1 (en) System and method for measuring, monitoring and controlling washroom dispensers and products
JP2012081274A (ja) 医療用具封止装置
MXPA04005627A (es) Indicador de parametros ambientales para articulos perecederos.
KR102302957B1 (ko) 일회용 제품 수량화 및 관리
TWI740185B (zh) 回收裝置
CN108573570B (zh) 自动售货机及自动售货系统
CA3033492A1 (en) Smart waste receptacle providing use-incentive
US11241123B2 (en) Product use determination system
WO2016115400A1 (en) Container monitoring system, device, and method
KR102172270B1 (ko) 손 세정을 유도하는 손 세정제 자동공급장치
WO2020159646A1 (en) Automated sliced food vending kiosk
US20210398195A1 (en) Absorbent article sensor replacement system
US20180216989A1 (en) Tamper Resistant Adherable Weight Scale
US11157922B2 (en) Smart display system
JP2003256520A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180326

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180926