JP2015151032A - 乗物用スイッチシステム - Google Patents

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大 坂田
Ora Sakata
大 坂田
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Abstract

【課題】各種の電装品を操作するときの作業性を向上させた乗物用スイッチシステムを提供すること。【解決手段】乗物用スイッチシステムは、複数のモードを有し、この複数のモードのうちのいずれかのモードを選択可能な選択スイッチ14(20〜26)と、表面にスイッチ機能を有し、内装部材の表面から進退可能な柱体16(30〜66)と、予め、選択されたモードに応じて柱体16(30〜66)の進出量を記憶しておき、選択スイッチ14(20〜26)が操作されると、この操作された選択スイッチ14(20〜26)のモードに応じた進出量に柱体を進出させる制御装置とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、乗物用スイッチシステムに関する。
従来、車両の内部には各種の電装品(例えば、シートの電動機能、空調装置、ナビゲーション装置、オーディオ装置等)が備えられている。これら各種の電装品の操作は、インストルメントパネルに設けられたディスプレイを見ながらセンターコンソール等に設けられたコントローラを使用して行われている。これにより、これら各種の電装品を操作するスイッチを個別に必要としないため、車室の内部の意匠性を高めることができる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開昭55−29694号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、例えば、シートの電動機能を操作したい場合、ディスプレイに表示される画面がシートの電動機能を操作できる画面に切り替わるまでコントローラを使用して画面を展開させていく作業が必要となっていた。そのため、目的の画面に到達するまで画面を多く展開させていく必要があった。このとき、乗員は画面を見ながらの作業となるため、ディスプレイを注視しなければならなかった、そのため、この展開の作業性が悪いという問題が発生していた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、各種の電装品を操作するときの作業性を向上させた乗物用スイッチシステムを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、複数のモードを有し、この複数のモードのうちのいずれかのモードを選択可能な選択スイッチを備えた構成となっている。また、この発明は、表面にスイッチ機能を有し、内装部材の表面から進退可能な柱体を備えた構成となっている。また、この発明は、予め、選択されたモードに応じて柱体の進出量を記憶しておき、選択スイッチが操作されると、この操作された選択スイッチのモードに応じた進出量に柱体を進出させる制御装置とを備えた構成となっている。
この構成によれば、選択した選択スイッチに応じて、柱体が、予め、記憶されている進出量となるように進出する。そのため、選択した選択スイッチに応じて、柱体の形状が切り替わる。したがって、乗員は、切り替わった形状の柱体のスイッチを操作して、所望する各種の機能を操作できる。このように操作できると、柱体の目視を必要とすることなく、切り替わった形状を手で識別すると共に、この識別した形状に応じたスイッチを操作できる。すなわち、直感的に柱体を操作できる。結果として、従来技術で説明したように、ディスプレイの注視や画面を多く展開させるといった作業が不要となるため、各種の電装品(シートの電動機能、エアコン、ナビゲーション、オーディオ)を操作するときの作業性を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の乗物用スイッチシステムであって、柱体は、内装部材の表面に沿って二次元的に複数配列されている構成となっている。
この構成によれば、例えば、柱体を内装部材の表面に沿って4行4列に計16個配列させることができる。そのため、柱体を複雑な形状に進出させることができる。したがって、進出させた柱体を、例えば、シート形状、リング形状、大きなブロック形状、小さなブロック形状に切り替えることができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれかに記載の乗物用スイッチシステムである。柱体の内部には、光源が設けられている。そして、予め、選択されたモードに応じて光源の発光色を記憶しておき、選択スイッチが操作されると、この操作された選択スイッチのモードに応じた発光色を発光させる構成となっている。
この構成によれば、選択した選択スイッチに応じて、柱体を所定の色(例えば、シートモードスイッチを選択すると、「赤」、エアコンモードスイッチを選択すると、「白」、ナビモードスイッチを選択すると、「緑」、オーディオモードスイッチを選択すると、「青」等)に発光させることができる。したがって、選択したモードを識別し易くなる。
実施例に係る車両用スイッチシステムを適用した車室内の斜視図である。 図1の主要部の拡大図である。 図2の柱体スイッチ群の1行目の縦断面の模式図である。 図1の車両用スイッチシステムの電気的構成を示すブロック図である。 図2において、柱体スイッチ群がシート形状に切り替わった状態を示している。 図5の四角柱体スイッチ群における1行目のスイッチの縦断面の模式図である。 図2において、柱体スイッチ群がリング形状に切り替わった状態を示している。 図2において、柱体スイッチ群が大きなブロック形状に切り替わった状態を示している。 図2において、柱体スイッチ群が小さなブロック形状に切り替わった状態を示している。 変形例1に係る柱体スイッチ群の1行目の縦断面の模式図である。 変形例2に係る柱体スイッチ群の1行目の縦断面の模式図である。 変形例3に係る柱体スイッチ群の1行目の縦断面の模式図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜9を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、『乗物』が『自動車等の車両10』である形態を説明することとする。なお、この車両10には、各種の電装品(シートの電動機能、エアコン、ナビゲーション、オーディオ)が備えられている。
また、以下の説明にあたって、『内装部材』が『センターコンソール12』である形態を説明することとする。また、以下の説明にあたって、『柱体』が『四角柱体30〜66』である形態を説明することとする。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両10を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。これらのことは、後述する変形例1〜3においても同様である。
まず、図1〜4を参照して、本発明の実施例に係る車両用スイッチシステム1の構成を説明する。この車両用スイッチシステム1は、主として、選択スイッチ群14と、柱体スイッチ群16と、制御装置18とから構成されている(図1〜2参照)。以下に、これら選択スイッチ群14と、柱体スイッチ群16と、制御装置18とを個別に説明していく。
はじめに、選択スイッチ群14から説明していく。この選択スイッチ群14は、4個の選択スイッチ(シートモードスイッチ20、エアコンモードスイッチ22、ナビモードスイッチ24、オーディオモードスイッチ26)から構成されている。これら各モードスイッチ20、22、24、26は、後述する柱体スイッチ群16の四隅の外側に位置するように、車両10のセンターコンソール12の表面に設けられている。なお、これら各モードスイッチ20、22、24、26は、そのいずれか1つを選択可能となっている。選択スイッチ群14は、このように構成されている。
次に、柱体スイッチ群16を説明する。柱体スイッチ群16は、4行4列に配列された計16個の四角柱体(第1の四角柱体30、第2の四角柱体32、第3の四角柱体34、第4の四角柱体36、第5の四角柱体40、第6の四角柱体42、第7の四角柱体44、第8の四角柱体46、第9の四角柱体50、第10の四角柱体52、第11の四角柱体54、第12の四角柱体56、第13の四角柱体60、第14の四角柱体62、第15の四角柱体64、第16の四角柱体66)から構成されている。
この柱体スイッチ群16は、車両10のセンターコンソール12に形成されている凹み12aに設けられており、このセンターコンソール12の表面から個別に進退可能となっている。この進退可能な構成を、例えば、柱体スイッチ群16の1行1列目である第1の四角柱体30を例に説明する。この第1の四角柱体30の底面側には、ステップモータ(図示しない)を有するボールネジ30aが回転可能に組み付けられている(図3参照)。
このボールネジ30aは、センターコンソール12の凹み12aに固着されているスクリュウ30bに螺合されている。この第1の四角柱体30の表面(上面および4側面)には、静電容量式等のタッチ機能を有するスイッチ(図示しない)が設けられている。なお、この第1の四角柱体30は、その退行時、その上面がセンターコンソール12の表面に対して面一となるように設けられている(図3が、この面一の状態を示している)。
これと同様に、柱体スイッチ群16の1行2列目である第2の四角柱体32の底面側には、ステップモータ(図示しない)を有するボールネジ32aが回転可能に組み付けられている。このボールネジ32aは、センターコンソール12の凹み12aに固着されているスクリュウ32bに螺合されている。この第2の四角柱体32の表面(上面および4側面)には、静電容量式等のタッチ機能を有するスイッチ(図示しない)が設けられている。なお、この第2の四角柱体32は、その退行時、その上面がセンターコンソール12の表面に対して面一となるように設けられている(図3が、この面一の状態を示している)。
また、これと同様に、柱体スイッチ群16の1行3列目である第3の四角柱体34の底面側には、ステップモータ(図示しない)を有するボールネジ34aが回転可能に組み付けられている。このボールネジ34aは、センターコンソール12の凹み12aに固着されているスクリュウ34bに螺合されている。この第3の四角柱体34の表面(上面および4側面)には、静電容量式等のタッチ機能を有するスイッチ(図示しない)が設けられている。なお、この第3の四角柱体34は、その退行時、その上面がセンターコンソール12の表面に対して面一となるように設けられている(図3が、この面一の状態を示している)。
また、これと同様に、柱体スイッチ群16の1行4列目である第4の四角柱体36の底面側には、ステップモータ(図示しない)を有するボールネジ36aが回転可能に組み付けられている。このボールネジ36aは、センターコンソール12の凹み12aに固着されているスクリュウ36bに螺合されている。この第4の四角柱体36の表面(上面および4側面)には、静電容量式等のタッチ機能を有するスイッチ(図示しない)が設けられている。なお、この第4の四角柱体36は、その退行時、その上面がセンターコンソール12の表面に対して面一となるように設けられている(図3が、この面一の状態を示している)。
また、これらと同様に、柱体スイッチ群16の2行目である第5の四角柱体40〜第8の四角柱体46も、ボールネジとスクリュウ(いずれも図示しない)とを介してセンターコンソール12の凹み12aに組み付けられている。このことは、柱体スイッチ群16の3行目である第9の四角柱体50〜第12の四角柱体56および柱体スイッチ群16の4行目である第12の四角柱体60〜第16の四角柱体66も同様である。
なお、この柱体スイッチ群16の各四角柱体30〜66の内部には、例えば、光源として、各種の色を発光可能なLEDが設けられている。柱体スイッチ群16は、このように構成されている。
最後に、制御装置18を説明する。制御装置18は、公知の演算部と記憶部(いずれも図示しない)等から構成されている。この記憶部には、選択スイッチ群14のうちの選択されたスイッチごとに、予め、柱体スイッチ群16の各四角柱体30〜66の進出長が記憶されている。
この記憶の具体例として、例えば、選択スイッチ群14のシートモードスイッチ20が選択されると、記憶部には、第1の四角柱体30、第4の四角柱体36の進出長が「4L」となるように記憶されている。このとき、記憶部には、第2の四角柱体32、第3の四角柱体34の進出長が「5L」となるように記憶されている。また、このとき、記憶部には、第5の四角柱体40〜第16の四角柱体66の進出長が「L」となるように記憶されている。
これと同様に、例えば、選択スイッチ群14のエアコンモードスイッチ22が選択されると、記憶部には、第1の四角柱体30〜第5の四角柱体40、第8の四角柱体46〜第9の四角柱体50、第12の四角柱体56〜第16の四角柱体66の進出長が「2L」となるように記憶されている。このとき、記憶部には、第6の四角柱体42、第7の四角柱体44、第10の四角柱体52、第11の四角柱体54の進出長が「0」となるように記憶されている。
また、これと同様に、例えば、選択スイッチ群14のナビモードスイッチ24が選択されると、記憶部には、第1の四角柱体30〜第16の四角柱体66の進出長が「2L」となるように記憶されている。
また、これと同様に、例えば、選択スイッチ群14のオーディオモードスイッチ26が選択されると、記憶部には、第1の四角柱体30、第4の四角柱体36、第5の四角柱体40、第8の四角柱体46、第10の四角柱体52、第13の四角柱体60、第14の四角柱体62、第16の四角柱体66の進出長が「0」となるように記憶されている。
このとき、記憶部には、第2の四角柱体32、第3の四角柱体34、第6の四角柱体42、第7の四角柱体44、第10の四角柱体52、第11の四角柱体54、第14の四角柱体62、第15の四角柱体64の進出長が「2L」となるように記憶されている。
また、この記憶部には、選択スイッチ群14のうちの選択されたスイッチごとに、予め、柱体スイッチ群16の各四角柱体30〜66のLEDの発光色が記憶されている。この記憶の具体例として、例えば、選択スイッチ群14のシートモードスイッチ20が選択されると、記憶部には、各四角柱体30〜66のLEDを「赤」に発光させる回路が記憶されている。これと同様に、例えば、選択スイッチ群14のエアコンモードスイッチ22が選択されると、記憶部には、各四角柱体30〜66のLEDを「白」に発光させる回路が記憶されている。
また、これと同様に、例えば、選択スイッチ群14のナビモードスイッチ24が選択されると、記憶部には、各四角柱体30〜66のLEDを「緑」に発光させる回路が記憶されている。また、これと同様に、例えば、選択スイッチ群14のオーディオモードスイッチ26が選択されると、記憶部には、各四角柱体30〜66のLEDを「青」に発光させる回路が記憶されている。制御装置18は、このように構成されている。
なお、図4から明らかなように、選択スイッチ群14および柱体スイッチ群16は、制御装置18にそれぞれ電気的に接続されている。そのため、制御装置18は、選択された各モードスイッチ20〜26に応じて、記憶部に記憶されている進出長となるように、対応する柱体スイッチ群16の各四角柱体30〜66を進出させることができると共に、記憶部に記憶されている発光色となるように、対応する柱体スイッチ群16の各四角柱体30〜66を発光させることができる。
なお、この車両10のシート(図示しない)には、公知の各種の電動機能(リクライニング機能、シートバックのサイドサポート機能、シートバックのランバーサポート機能、シートスライド機能、シートクッションのクッション長の調節機能、シートクッションのランバーサポート機能)が備えられている。
そのため、このシート(図示しない)には、これら各種の電動機能の駆動源となるモータ(図示しない、リクライニング用モータ、シートバックのサイドサポート用モータ、シートバックのランバーサポート用モータ、シートスライド用モータ、シートクッションのクッション長の調節用モータ、シートクッションのランバーサポート用モータ)がそれぞれ設けられている。したがって、これら各モータも制御装置18にそれぞれ電気的に接続されている。車両用スイッチシステム1は、このように構成されている。
続いて、上述した車両用スイッチシステム1の作用を説明する。例えば、選択スイッチ群14のシートモードスイッチ20を選択すると、既に説明したように、柱体スイッチ群16は、制御装置18の記憶部に記憶されている進出長となるように、その各四角柱体30〜66が作動する(図5〜6参照)。すると、図5に示すように、柱体スイッチ群16がシート形状を成すように進出する。
そのため、例えば、第1の四角柱体30の右側面を上下方向(矢印A方向)に沿って乗員が指でなぞると、車両10のシートのリクライニング用モータが作動する。したがって、シートバックのリクライニング機能を調節できる。また、これと同様に、第1の四角柱体30〜第4の四角柱体36の後側面を左右方向(矢印B方向)に沿って乗員が指でなぞると、車両10のシートのシートバックのサイドサポート用モータが作動する。したがって、シートバックのサイドサポート機能を調節できる。
また、これと同様に、第3の四角柱体34の後側面を上下方向(矢印C方向)に沿って乗員が指でなぞると、車両10のシートのシートバックのランバーサポート用モータが作動する。したがって、シートバックのランバーサポート機能を調節できる。また、これと同様に、第5の四角柱体40、第9の四角柱体50および第13の四角柱体60の右側面を前後方向(矢印D方向)に沿って乗員が指でなぞると、車両10のシートスライド用モータが作動する。したがって、シートスライド機能を調節できる。
また、これと同様に、第7の四角柱体44、第11の四角柱体54および第15の四角柱体64の上面を前後方向(矢印E方向)に沿って乗員が指でなぞると、車両10のシートクッションのクッション長の調節用モータが作動する。したがって、シートクッションのクッション長を調節できる。また、これと同様に、第9の四角柱体50〜第12の四角柱体56の上面を左右方向(矢印F方向)に沿って乗員が指でなぞると、車両10のシートクッションのランバーサポート用モータが作動する。したがって、シートクッションのランバーサポート機能を調節できる。
なお、例えば、選択スイッチ群14のエアコンモードスイッチ22を選択すると、既に説明したように、柱体スイッチ群16は、制御装置18の記憶部に記憶されている進出長となるように、その各四角柱体30〜66が作動する(図7参照)。すると、図7に示すように、柱体スイッチ群16がリング形状を成すように進出する。これにより、シートモードスイッチ20を選択したときと同様に、対応する四角柱体30〜66の表面を乗員が指でなぞると、車両10のエアコンに関する各種の機能を調節できる。
また、これと同様に、例えば、選択スイッチ群14のナビモードスイッチ24を選択すると、既に説明したように、柱体スイッチ群16は、制御装置18の記憶部に記憶されている進出長となるように、その各四角柱体30〜66が作動する(図8参照)。すると、図8に示すように、柱体スイッチ群16が大きなブロック形状を成すように進出する。これにより、シートモードスイッチ20を選択したときと同様に、対応する四角柱体30〜66の表面を乗員が指でなぞると、車両10のナビゲーションに関する各種の機能を調節できる。
また、これと同様に、例えば、選択スイッチ群14のオーディオモードスイッチ26を選択すると、既に説明したように、柱体スイッチ群16は、制御装置18の記憶部に記憶されている進出長となるように、その各四角柱体30〜66が作動する(図9参照)。すると、図9に示すように、柱体スイッチ群16が小さなブロック形状を成すように進出する。これにより、シートモードスイッチ20を選択したときと同様に、対応する四角柱体30〜66の表面を乗員が指でなぞると、車両10のオーディオに関する各種の機能を調節できる。
本発明の実施例に係る車両用スイッチシステム1は、上述したように構成されている。この構成によれば、選択スイッチ群14と、柱体スイッチ群16と、制御装置18とを備えている。そして、選択スイッチ群14の選択したモードスイッチ20〜26に応じて、柱体スイッチ群16の各四角柱体30〜66が、予め、記憶されている進出量となるように進出する。そのため、選択したモードスイッチ20〜26に応じて、柱体スイッチ群16の形状が切り替わる。例えば、柱体スイッチ群16が、シート形状、リング形状、大きなブロック形状、小さなブロック形状のいずれかに切り替わる。したがって、乗員は、切り替わった形状の各四角柱体30〜66のスイッチを操作して、所望する各種の機能を操作できる。このように操作できると、柱体スイッチ群16の目視を必要とすることなく、切り替わった各形状を手で識別すると共に、この識別した各形状に応じたスイッチを操作できる。すなわち、直感的に柱体スイッチ群16を操作できる。結果として、従来技術で説明したように、ディスプレイの注視や画面を多く展開させるといった作業が不要となるため、各種の電装品(シートの電動機能、エアコン、ナビゲーション、オーディオ)を操作するときの作業性を向上させることができる。
また、この構成によれば、柱体スイッチ群16の各四角柱体30〜66には、例えば、光源として、各種の色を発光可能なLEDが設けられている。そのため、選択したモードスイッチ20〜26に応じて、柱体スイッチ群16の各四角柱体30〜36を所定の色(例えば、シートモードスイッチ20を選択すると、「赤」、エアコンモードスイッチ22を選択すると、「白」、ナビモードスイッチ24を選択すると、「緑」、オーディオモードスイッチ26を選択すると、「青」)に発光させることができる。したがって、選択したモードを識別し易くなる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。実施例では、『乗物』が『自動車等の車両10』である形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、『乗物』は、各種の乗物、例えば、『船舶』、『飛行機』、『鉄道』等であっても構わない。
また、実施例では、『内装部材』が『センターコンソール12』である形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、『内装部材』が『ドアトリム』、『インストルメントパネル』、『シートクッションのサイドのシールド(カバー)』、『アームレスト』等であっても構わない。
また、実施例では、『柱体』が『4行4列に計16個配列された四角柱体』である形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、『柱体』が『1個』または『何行何列に複数配列四角柱体』である形態でも構わない。また、実施例では、『柱体』が『四角柱体30〜66』である形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、『柱体』が『円柱体、多角柱体』であっても構わない。
また、実施例では、第1の四角柱体30の底面側にステップモータを有するボールネジ30aが回転可能に組み付けられ、このボールネジ30aはセンターコンソール12の凹み12aに固着されているスクリュウ30bに螺合されている形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、これとは逆に、変形例1として示すように、第1の四角柱体30の底面側にスクリュウ30bが固着され、このスクリュウ30bはセンターコンソール12の凹み12aの内部に回転可能に組み付けられているステップモータを有するボールネジ30aに螺合されている形態でも構わない(図10参照)。このことは、残りの全ての四角柱体32〜66にも適用できる。
また、これに限定されるものでなく、変形例2〜3として示すように、第1の四角柱体30〜第4の四角柱体36をそれぞれピストンとして進退させても構わない。その場合、ピストンとして作用させる相手側部材となるシリンダ30c〜36c、バルブ30d〜36d、ポンプP等が必要となる(図11〜12参照)。このことは、残りの全ての四角柱体40〜66にも適用できる。
1 乗物用スイッチシステム(車両用スイッチシステム)
12 センターコンソール(内装部材)
18 制御装置
20 シートモードスイッチ
22 エアコンモードスイッチ
24 ナビモードスイッチ
26 オーディオモードスイッチ
30 第1の四角柱体
32 第2の四角柱体
34 第3の四角柱体
36 第4の四角柱体
40 第5の四角柱体
42 第6の四角柱体
44 第7の四角柱体
46 第8の四角柱体
50 第9の四角柱体
52 第10の四角柱体
54 第11の四角柱体
56 第12の四角柱体
60 第13の四角柱体
62 第14の四角柱体
64 第15の四角柱体
66 第16の四角柱体

Claims (3)

  1. 複数のモードを有し、この複数のモードのうちのいずれかのモードを選択可能な選択スイッチと、
    表面にスイッチ機能を有し、内装部材の表面から進退可能な柱体と、
    予め、選択されたモードに応じて柱体の進出量を記憶しておき、選択スイッチが操作されると、この操作された選択スイッチのモードに応じた進出量に柱体を進出させる制御装置と、を備えている乗物用スイッチシステム。
  2. 請求項1に記載の乗物用スイッチシステムであって、
    柱体は、内装部材の表面に沿って二次元的に複数配列されていることを特徴とする乗物用スイッチシステム。
  3. 請求項1〜2のいずれかに記載の乗物用スイッチシステムであって、
    柱体の内部には、光源が設けられており、
    予め、選択されたモードに応じて光源の発光色を記憶しておき、選択スイッチが操作されると、この操作された選択スイッチのモードに応じた発光色を発光させることを特徴とする乗物用スイッチシステム。



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