JP2015150380A - 医療用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】近年の開創部を小さくする手術において、無影灯では、患部、体腔深部にある患部を充分に照らすことは困難となり、手術の難易度を高める傾向にある。
【解決手段】
外部電源を用いない医療用照明装置であって、板状フレキシブルアームと、上記フレキシブルアームの一端と連結した制御部と、上記フレキシブルアームの他端に配置された発光体と、上記制御部の内部に配置された、上記発光体と電気的に接続した内蔵バッテリーと、上記制御部に配置された、上記内蔵バッテリーと上記発光体との電気的な接続を制御するためのスイッチと、上記フレキシブルアームに配置された固定具と、を備えた医療用照明装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部電源を用いない医療用照明装置に関する。
以前は治療が困難であった病気であっても、医療技術の向上や医療機器の進歩により手術を行なうことで治療可能になった病気が増えている。メスなどにより身体を切開する手術の場合は、その切開部が大きいと患者の負担が増え術後の回復が遅れることから、近年では身体における切開部を小さくして、術後の回復の促進を図っている。
手術中は、通常、無影灯が使用される。無影灯は、一般的には、術野や手元などに生じる影を抑制するために複数の光源を備え、手術室の天井から吊るされている。近年の開創部を小さくする手術において、無影灯では、患部、特に体腔深部にある患部を充分に照らすことは困難であり、これによって手術の難易度が高くなる傾向にあった。
狭くなった術野に光を照射するための装置が開発されてきた。引用文献1には、医師の頭部に装着する医療用ヘッドライトが開示されている。引用文献2には、固定用クリップとフレキシブルアームを備えた照明器具が開示されている。引用文献3には、チューブ状のフレキシブルアームの一端にライトを備え、他端にスイッチとバッテリーを含むハウジングを備えた医療用照明装置が開示されている。
特開2005-304806号公報 特開2012-164612号公報 米国特許公開公報2008/0266840号
引用文献1のヘッドライトは、頭部を動かすと術野を照らすことができず、無理な態勢で医師が手術を続ける必要があった。また、手術中は、医師の両手がふさがっていることが多く、光軸を容易に変えられない問題があった。
引用文献2の照明器具は、術野近傍を照らす場合は、術野に近づける必要があり、特に、体腔深部に照射する場合は、術野の真上から光を照射する必要があるため、手術の邪魔になる恐れがあった。
引用文献3の照明装置は、医療器具への固定にはクレドール(台座)を別途必要とするため、医療器具に合わせてクレドールを用意する必要があり、手術コストが増加する問題と照明装置を迅速に用意できない問題があった。また、照明装置のフレキシブルアームを医療器具に直接巻き付けて使用すると、照明器具に医療従事者の手が接触した場合に照明装置の光軸が容易に変位してしまう問題点もあった。
本発明者は、容易且つ迅速に手術器具へ取付可能な医療用照明器具の開発を試みた。初めに、フレキシブルアームの一端に発光部を備え、他端に電池及びスイッチを具備する制御部を備えた医療用照明器具であって、制御部の底部にクリップを備えた照明器具を開発したが、手術器具の形状によってクリップの形状を変更させる必要があり、様々な形状のクリップを別途用意しなければならなかった。更に、制御部の底部にクリップを備えた照明器具の場合は、照明器具に医療従事者の手が接触すると、発光部の光軸が容易に変位してしまう問題があった。クリップの代わりに磁石を用いた場合も、上述の変位を避けることができず、更には手術器具の素材によっては磁石と相互作用しない問題点もあった。
そこで、本発明者は、あえて制御部には固定具を設けず、フレキシブルアームに固定具を設けることで手術器具との接触面積を増やし、追加の装置及び部品を使用することなく様々な手術器具に固定することが可能な医療用照明器具の開発に成功した。
本発明によれば、外部電源を用いない医療用照明装置であって、板状フレキシブルアームと、上記フレキシブルアームの一端と連結した制御部と、上記フレキシブルアームの他端に配置された発光体と、上記制御部の内部に配置された、上記発光体と電気的に接続した内蔵バッテリーと、上記制御部に配置された、上記内蔵バッテリーと上記発光体との電気的な接続を制御するためのスイッチと、上記フレキシブルアームに配置された固定具と、を備えた医療用照明装置が提供される。
この構成によれば、フレキシブルアームが板状であることから手術器具との接触面積が増加し、例えば鈎などの従来型手術器具の形状に合わせて装着することが可能となる。従って、特別な手術器具及び部品を新たに導入する必要はなく、従来型手術器具に固定するだけで医師の視界を遮ることなく術野に光を照射することが可能になる。
本発明では、上記発光体は、上記フレキシブルアームの平面上に配置されてもよく、上記固定具は、上記発光体が設置されている上記フレキシブルアームの面とは反対側の面に配置されてもよい。
この構成によれば、体腔内にて使用する手術器具に取りけることで、体腔深部の患部に光を直接照射することが可能になる。
本発明では、上記固定具は、粘着部材であってもよい。
この構成によれば、上記照明装置を手術器具に密着して取り付けることができるため、手術器具からの照明装置の脱落や変位が防止される。
また、本発明によれば、上記医療用照明装置と、上記医療用照明装置を覆い、それを滅菌状態に保つよう構成された包装部材と、を含むキットが提供される。
このキットによれば、滅菌状態が保たれた照明装置を滅菌処理することなく直ちに使用することができる。
実施形態に係る照明装置を示した平面図である。 実施形態に係る照明装置を示した右側面図である。 実施形態に係る照明装置を示した底面図である。 鈎に固定した、実施形態に係る照明装置を示す側面図である。 包装部材で覆われた、実施形態に係る照明装置を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
本発明の一実施形態を説明する。図1は、本実施形態の照明装置の構成について説明するための平面図であり、図2は、その右側面図であり、図3は、その底面図である。この医療用照明装置1は、板状フレキシブルアーム10と、フレキシブルアームの一端と連結した制御部20と、制御部が連結したフレキシブルアームの端部と反対側の端部に配置された25個の発光体30と、発光体を制御するためのスイッチ40と、フレキシブルアームに配置された固定具50を備える。制御部20には、発光体の電源となる内蔵バッテリー(図示せず)が備わっている。かかる医療用照明装置1は、使用時に外部電源を用いない、即ち内蔵バッテリーにより駆動する。これにより、外部電源と接続することにより手術器具が汚染されることを防止することができる。
制御部20に備わるスイッチ40をONにすることによって、内蔵バッテリーにより発光体30に電力が供給され、発光体30が発光する。スイッチ40をOFFにすることによって、内蔵バッテリーによる発光体への電力供給が遮断され、発光体30が消灯する。医療用照明装置1は、板状フレキシブルアームを屈曲させても、内蔵バッテリーから発光体30へ電力が供給されるように構成される。
<発光体>
発光体30は、板状フレキシブルアーム10の端部に配置されている。発光体30は、特に限定するものではないが、発光ダイオード(Light-emitting diode/LED)や有機エレクトロルミネッセンス(Electroluminescence/EL)であってもよい。発光体30は、1個であってもよく、複数個であってもよい。必要に応じて、反射板を発光体30の近傍に配置してもよい。発光体30は、特に限定するものではないが、白色光であってもよく、色温度の変更が可能であってもよい。
<制御部>
制御部20は、板状フレキシブルアーム10の端部と連結している。制御部20の内部には、発光体30の電力供給源である内蔵バッテリーが備わっている。制御部20におけるスイッチ40が内蔵バッテリーと発光体との電気的な接続を制御する。制御部20は、必要に応じて、発光体30のための調色回路及び/又は調光回路を備えてもよい。かかる回路を備える場合は、対応する追加スイッチを制御部20に設けてもよく、スイッチ40が調色及び/又は調光を制御可能であってもよい。
<板状フレキシブルアーム>
板状フレキシブルアーム10は、任意の方向への可曲性を有し、屈曲後の形状を維持する。フレキシブルアームの長さは、固定する手術器具の長さに併せて様々な長さを選択することが可能である。フレキシブルアーム10は、可曲性を有する金属であることが好ましく、例えばアルミニウム又はその合金を例示することができる。フレキシブルアームは、金属製アームと、その金属製アームを覆う非金属製フィルムから構成されていてもよい。上記金属製アームは、少なくとも1つの板状金属又は金属製ワイヤーであってもよい。ある実施形態において、フレキシブルアームには、内蔵バッテリーと発光体30とを電気的に接続する導電性ワイヤー又はラインが備わっている。別の実施形態において、フレキシブルアームの金属製アームは、内蔵バッテリーと発光体30とを電気的に接続する導電性ワイヤー又はラインとして機能する。
<スイッチ>
スイッチ40は、制御部20の内蔵バッテリーと発光体30との電気的な接続を制御する。スイッチの形態は、例えば、トグルスイッチ、押しボタンスイッチ、スライドスイッチ、ロータリースイッチを又はこれらを組み合わせたスイッチを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。例えば、医療用照明層が調光機能を有する場合は、スライドスイッチかロータリースイッチが好ましい。スイッチ40は、配置場所を特に限定しないが、操作性を考慮すると発光部30と同じ側に配置されるのが好ましい。
<固定具>
固定具50は、フレキシブルアーム10に配置されている。フレキシブルアーム10に固定具50が備わることで手術器具の形状にそって、医療用照明装置1を設置することができる。ある実施形態において、発光体30が設置されているフレキシブルアーム10の面(上面)とは反対側の面(底面)に配置される。これによって、発光体30の光を妨げることなく、医療用照明装置1を手術器具に固定することができる。ある実施形態において、固定具50は、好ましくはフレキシブルアーム10の上面又は底面の70%以上を占め、より好ましくは80%以上、更に好ましくは90%以上を占める。
ある実施形態において、固定具は、接着部材である。固定具が接着部材である場合は、使用直前まで取り外し容易な保護フィルムで接着部材が覆われていることが好ましい。別の実施形態において、接着部材は、両面テープである。
図4は、医療用照明装置1を鈎100に設置した側面図である。板状フレキシブルアーム10を鈎100の形状にそって屈曲させて、鈎100上に固定した。これによって、術野に光源が侵入し患部に光を直接照射することができる。また、医療用照明装置1は、鈎100を使用している医療従事者(医師や看護師等)が操作することができため、追加の人員を必要としない。
<キット>
本発明の別の実施形態を説明する。図5は、包装部材200で覆われた医療用照明装置1を含むキットを示す図である。医療用照明装置1は、滅菌処理(例えば、エチレンオキサイドガス(EOG)、ガンマ線、電子線等)された後、包装部材200に無菌的にパックされる。包装部材200の形態は、特に限定するものではないが、例えば、袋であったり、コンテナであったりしてもよい。また、包装部材200の材質は、滅菌された医療用照明装置1が使用時点まで無菌性が維持できる任意の材料を選択することができ、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン及びポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂を挙げることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
1 医療用照明装置
10 板状フレキシブルアーム
20 制御部
30 発光体
40 スイッチ
50 固定具
100 鈎
200 包装部材

Claims (4)

  1. 外部電源を用いない医療用照明装置であって、
    板状フレキシブルアームと、
    前記フレキシブルアームの一端と連結した制御部と、
    前記フレキシブルアームの他端に配置された発光体と、
    前記制御部の内部に配置された、前記発光体と電気的に接続した内蔵バッテリーと、
    前記制御部に配置された、前記内蔵バッテリーと前記発光体との電気的な接続を制御するためのスイッチと、
    前記フレキシブルアームに配置された固定具と、を備えた医療用照明装置。
  2. 前記発光体は、前記フレキシブルアームの平面上に配置され、
    前記固定具は、前記発光体が設置されている前記フレキシブルアームの面とは反対側の面に配置される、請求項1に記載の医療用照明装置。
  3. 前記固定具は、粘着部材である、請求項1又は2に記載の医療用照明装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の医療用照明装置と、
    前記医療用照明装置を覆い、それを滅菌状態に保つよう構成された包装部材と、を含むキット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200483896Y1 (ko) * 2017-03-28 2017-07-06 이지훈 의료 기구용 조명기구
CN112842262A (zh) * 2020-12-31 2021-05-28 深圳市万德昌创新智能有限公司 用于远程医疗的家庭服务机器人结构

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KR200483896Y1 (ko) * 2017-03-28 2017-07-06 이지훈 의료 기구용 조명기구
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