JP5455650B2 - 装着可能な手術器具用携帯型照明装置 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、照明装置、特に、様々な手術器具に対して容易に装着、取り外し、再装着し、手術野に局所的な光を提供することのできる携帯型照明装置に関する。
背景技術
外科手術においては、外科医が手術を行う際に相当程度の注意と精度を有していなければならないことが周知の事実である。正確に手術を行うには、特に通常見えづらい体内の腔や凹部を手術する際に、外科医が十分な照明を利用できることは基本的な条件である。
外科医や医療関係者は、長年の間、高度な照明の解決策を探し求めており、後述するように、様々な解決策が提案されてきた。
現在の伝統的かつ基本的な照明システムは、手術野から比較的遠く離れた位置に配置される強力なオーバーヘッド灯や投光器の使用に基づく。現時点で、手術室の天井または手術台の近くのスタンドに固定される灯は、通常大型で重い。このシステムは、現代のいかなる手術室でも未だに必須の器具であり(および、将来もそのはずであり)、いくつか付随する欠陥を有する。第1に、この種の光源は、普通は見えづらい体内の凹部や腔などの目標部位に集中光を常に当てられるわけではない。この問題に加えて、外科医の手、肩、および頭が光を邪魔して手術野に陰を作ることがあるという事実がある。さらに、このような大きく強力な灯は多大な熱を発し、外科医やその他の医療スタッフに不快感を与えることも多い。
前記オーバーヘッド灯は、現在のいかなる手術室でも必須の器具であるはずであり、今後もそうであろうが、他のより局所的な照明方法によって補完されるべきである。
オーバーヘッド灯の欠陥のため、また、光源をより手術野に近づける目的で、外科医の頭部キャップに灯を紐で装着する別の照明システムが開発されている。現在、このシステムの光源は光ファイバであるが、過去の他の照明の解決策では、白熱電球などが提案されている。
この照明方法は非常に有効で、外科医にとって通常好都合ではあるが、手術したいと思う部位に光を照らすために、外科医が無理に頭や首を動かさなければならないという欠点がある。加えて、この種の装置は、長時間頭に搭載しておくには比較的重たく、特に長時間の手術の場合は、外科医のパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性がある。また、ヘッドライトは、手やその他の物体が光路に入る際に陰を作るなど、オーバーヘッド室内固定灯に関連する多くの問題を解決しない。
US6,585,727号は、手術ポケットを照らす光ファイバケーブルを一時的に収納することができるように特別に設計された医療器具を含む照明解決策を記載している。このシステムは、目的部位をより適切に照らすが、光ファイバケーブルが通過可能なガイド付きの特別な専用手術器具の製造を必要とするので、極めて複雑で高価であるなどの多くの欠点を有する。手術中に実行するのがかなり困難であることに加え、手術器具上の小さなガイドにケーブルを通すのは時間と器用さを必要とするため、多大な時間を必要とする。開示される解決策は、緊急事態には明らかに適切ではない。最後に、このシステムは、光源の位置と角度を容易に変更できないという欠点も有する。
WO02/07632号は、外科ポケットを照らす問題を解決する別のアプローチを提供している。この発明は、縫合やその他の外傷性技法によって実際の患者の体内に装着され、それらの技法は複雑で、「まず患者に害を与えない」という基本的な治療原則を侵す可能性のある照明装置から成る。装置の複雑さ、コスト、および体積など、このシステムに関連する欠点や欠陥は多数ある。加えて、この装置がバッテリで動作するという事実は、手術の開始前にバッテリが充電されていることを確認するという追加の必要性があることを意味する。つまり、医療関係者や器具保守チームにとって追加の作業負荷や懸念が生じる。
CORREA、CarlosらのUS2005/063177号では、1つまたはそれ以上の発光素子、好ましくはLEDを有する光源を含む複数の装置で使用可能な照明アセンブリが開示される。この照明アセンブリが提供する解決策は、その特定の構造のため、屋外の手術に適さず、光の角度の容易な調節、摺動、および容易な再配置を行うことができない。手術中、ある器具から別の器具へアセンブリを移動させることは、助けなしには容易に実行できない。
WO2005/094712号は、磁石用の区画とLED用の区画とを有するプラスチック成形された素子を備える手術灯を開示している。この灯は磁力によって手術用牽引子に接着され、手術器具には適応されない。この灯は、照明の問題ではなく、廃棄性、価格、および材料の問題を解決することを目的とする。寸法と重量が大きな課題で、磁石は滑らないように灯を支えるのに十分なほど強力でなくてはならない。
医療および手術用照明方法とそのシステムがWO2004/080291号に開示されており、該方法およびシステムでは、半導体照明光源が、体腔などの作業部位を制御して照らすために手術具に組み込まれる。ただし、このシステムは、複雑で、手術器具に固着される、あるいは埋め込まれるといういくつかの欠点を有する。
発明の目的
本発明の目的は、外科医が手術を行う精確な部位近くに極めて局所的な光を当て、手術中に1つづつ各種手術器具に容易かつ迅速に装着可能である小型の携帯型照明装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、外科ポケット内の金属物体を回収または吸引するのに使用可能な照明装置を提供することである。
発明の概要
本発明による照明装置は、最も基本的な実施形態では、以下の構成要素:光源、エネルギー供給源、これら2つの構成要素間の接続手段、ハウジングケーシング、および複数の異なる手術器具に1つずつ照明装置を装着することのできる少なくとも1つの磁気装着手段を備える。
光源は、必要な高度を供給し、本発明によるケーシング内に保持するのに十分な小ささである限り、任意の適切な光源であってもよい。本発明の好適な実施形態では、光源は、使用の際に非常にわずかの熱しか発しないが、10000ミリカンデラ(mCD)以上の光度を発する。特に好適な実施形態では、光源は発光ダイオード(LED)である。
前記光源は、特別に設計されたケーシングの一端に収容される。前記ケーシングは、光源からの出射光がケーシングを通過可能にする少なくとも1つの開口部を有することを条件に、様々な形式や形状を取ることができる。本発明の好適な実施形態では、ハウジングケーシングは、平行な平坦端部を有するほぼ円錐状の2部型アセンブリ中空本体を備える。ケーシング金型技術において十分既知であるように、前記ケーシングは2つの部分に分割される。
本体の外周上の点に接する想像線に沿って突出する装着フラップが、前記本体に装着される。前記本体および装着フラップを合わせた前面から見た形状は、b字状である。前記装着フラップは、前記本体に取り外し可能にまたは永久的に固定される別個の構成要素であってもよいし、あるいは、特に好適な実施形態では、本体の半分のうち一方に成形される一体化部分であってもよい。
前記ケーシングのすべての縁部は、外科手術中に体内の組織を裂くことのないように丸められている。
ほぼ円錐状の本体は、上述したように、光源、エネルギー供給源の全部または一部、および各接続手段を収容するように中空でなければならない。中空の性質を前提として、ケーシング本体は内壁と外殻とを有する。中空本体内で、光の通過のための前記開口部に近接して、前記本体の内壁には、光源を適正な位置に固定して締め付け、ケーシング内で移動するのを防ぐための複数の小さなシートがある。光源の光射出端は通常、光がケーシングから外を照らすことができるようにケーシングの開放端の直上の外部に配向される。本体の2部アセンブリの両側には、一緒に装着させることのできる複数の接続手段がある。この種の構造では慣例的に、この接続手段は、本体の一方の半分の内壁に設けた、本体の他方の側の対応する穴に挿入させる小さな突起によって提供することができる。
光源が外部のエネルギー供給源に接続される本発明の特定の実施形態では、ケーシングは、主開放端と対向する第2のより小さな開口部も備え、前記小さな開口部は、光源を外部電源に接続する接続手段を通過させるのに必要である。
本発明によるケーシングは、好ましくは、比較的剛体で耐久性があるにもかかわらず成形可能な材料で製造することができる。当業者にとっては自明なように、この材料は医学的に適切で、軽量で、必要に応じて清浄および殺菌しやすい材料でなければならない。本発明の特に好適な実施形態では、ハウジングケーシングは、ポリウレタンなどの何らかの種類のプラスチックで製造される。別のさほど好適でない実施形態では、ハウジングケーシングは、医学的に適した金属または合金から成る。
本発明による照明装置は、前記ケーシングを手術器具に対して容易に着脱させることのできる少なくとも1つの装着手段を有する。本発明の好適な実施形態では、ケーシングは、前記ケーシングの本体から外向きに突出するケーシングの外殻またはフラップの側面に固定される3つまたはそれ以上の装着手段を有する。本発明の特に好適な実施形態では、これらの装着手段は、ケーシングの装着フラップに固定される小型のディスク状の磁石である。装着手段をケーシング本体またはフラップの外殻に固定する方法は、様々な形式を取ることができる。たとえば、装着手段は、外表面に埋め込む、あるいは、同表面上に何らかの目的で形成された凹部にはめ込むことができる。もしくは、装着手段は、当該技術において十分既知な、クリップやピンなどのその他の固定手段を使用して貼付または保持することができる。
本発明による装着手段は、磁気的性質によって大部分が金属である手術器具に対する装着および取り外しが容易になるため、理想的には磁石である。これらの磁気的性質は、手術中に落下することの多い針などの小さな金属物を吸引するのにも便利である。当業者にとっては十分既知であるとおり、複数の磁石の存在と、それらの磁石への電流の印加とによって、磁気的性質は、接触する他の金属物に伝達される。したがって、本発明の照明装置が金属製手術器具に磁気的に装着され、電流が照明装置に印加されると、実際の手術器具が磁気的性質を帯びるため、針などの他の小さな金属物質を引き寄せるのに適する。
本発明の好適な実施形態では、光源が収容される場所に近いケーシングの開放端には、ケーシングに取り外し可能に装着される透明キャップが設けられる。前記透明キャップは、ガラス、より好ましくは、透明アクリルなどの粉砕の影響を受けにくい透明な材料で製造することができる。前記キャップは、様々な方法でケーシングの開放端に装着することができる。好適な一実施形態では、ケーシングの開放端の縁には、ケーシングの円形開放端の内周縁に沿って延びる溝または凹部が設けられ、前記溝は透明キャップの縁部を収容し、固定位置に該キャップを保持するように適合される。別の実施形態では、透明キャップは、所定位置にはめ込まれる、あるいはケーシングの開放端の対応する内部ネジ孔にねじ込まれるねじ込みキャップ状のキャップである。透明キャップをケーシングに固定する方法は、その他の構造を取ることもでき、それらはすべて十分既知な方法であるため説明は不要である。透明キャップが備えるべき必須の特徴は、キャップが使用中に破損または粉砕しないように耐久性と剛性を有することである。キャップは、光の通過が阻まれないように完全に透明でなければならない。特に好適な実施形態では、透明キャップは、光源から発せられる光線の方向を変更しない表面を有する。ただし、凹型または凸型キャップを予想する他の実施形態も、本発明に含まれるとみなされる。
透明キャップの基本的特徴は、前記ケーシングにいかなる物質も入れないように、照明装置のケーシングの開放端を封止可能に閉鎖すべきことである。これにより、もし物質が入ったとしても、光の出射にも装置の動作にも影響が及ぼされない。
上述したように、外部電源を有する本発明の実施形態では、光源を収容する開放端に対向するケーシングの端部は、接続手段を前記ケーシングの内部から外部へ通過させる小さな開口部も備えることができる。電線から成る前記接続手段は、光源とエネルギー供給源とを接続し、エネルギーを1つの要素から別の要素へと伝達する。安全性のため、配線を通じて送られる電力は、装置を扱う患者または外科医の健康をいかなる形でも危険な状態に置かないように低圧/低電圧でなければならない。低圧電気エネルギーは、絶え間なく継続的に電力を提供することによって、光が弱まったり消えたりしない照明装置を提供するという利点を備える。光源とエネルギー供給源との間の接続手段は、接続手段を通る電力の流れを許可または遮断するスイッチを含むこともできる。
本発明の別の実施形態では、装置のケーシングは、後部の小さな開口部を有しておらず、光源に必要な電力を供給する1つまたはそれ以上のバッテリを搭載するように設計される。本実施形態は、電源ソケットへのアクセスができない緊急手術の際に装置を使用するための機動性と可能性を高めるという点で、従来技術を超える利点を有する。このような状況の1つが、戦闘地域や災害救助などでの緊急手術である。
本発明の照明装置がバッテリ駆動か、電力グリッドからの電気供給かにかかわらず、医療機器に関していずれのオプションも完全に実行可能であり、実際にこれらのエネルギー供給方法は、多くの現行の医療機器で極めて頻繁に使用される。
現状技術を超える本発明の利点は多数ある。第1に、該照明装置は、外科医が目標とする部位に近接する極めて局所的で集中的な光源を提供する。光源は外科医が取り扱っている手術器具の先端に近接して配置されるため、他の物体が邪魔をして、光線の通過を遮ることによって陰を作る可能性はほぼない。本発明によって提供される局所光は、全体の良好な照明を提供するために他の光源が手術室で必要とされないということを意味するものではない。しかしながら、本装置では、現在の手術では頻繁に行われるように、オーバーヘッド灯を絶えず移動させる、あるいはヘッドライトを再配向するために外科医が頭や首を動かすことをもはや必要としない。照明装置が外科医の操作している手術器具に装着されるという事実は、該装置の光源が、通常は暗くて従来の照明方法で与えられる光では見えづらい体内の腔や凹部に対して非常に局所的な照明を提供することを意味する。追加の光があれば、外科医は手術を行っている身体部分の形状をより明瞭に視覚化し、より自信を持って確実に手順をこなすことができるため、本発明の装置によって提供される局所的照明は指導と学習の双方で利点を有する。
従来技術を超える本発明の主な第2の利点は、装置の柔軟性、適応性、および利便性である。本発明による装置は、実際に移動可能で、標準的な現行の手術器具に適合可能である。従来技術は特別に設計された手術器具の製造を中心に展開したが、装置のケーシングに固定される装着手段として磁石を使用することによって、本発明は外科医が自分の使おうとする特定の手術器具に照明装置を容易に磁気的に装着させることができる。外科医は、照明装置を器具上に再配置することによって、光の角度を移動させて調節することができる。たとえば、特定部位により強力な光を必要とする場合、外科医は、光源が目標部位に近づくように手術器具の表面の下方向に装置を容易に摺動させることができる。これにより、制御を高め、現行の外科手法を向上させる。外科医は器具を切り替えて、容易に照明装置を取り外し、別の器具などに磁気的に再装着させることができる。また、外科医が他人に頼らずに自分でこうした交換をできることで、手術室での手順が簡易化される。
また、本発明は極めてコスト効率が良い。外科医がある器具を別の器具に素早く交換できれば、周りの補助が少なくて済み、手術室の人員を低減できる。この新たな方法によって、外科医はより迅速に、よりよい制御の下で作業を行えるため、外科手術もわずかに迅速化される。これは、手術コストにも反映される。
該装置は非常に少ない構成要素から成り、どの構成要素も比較的製造が簡単である、あるいは容易に市場で入手できるため、装置自体極めて安価である。経済的利益は別としても、後の再利用のために装置を殺菌するか、あるいは、使用後に単に廃棄するかで、病院経営陣の選択の可能性を広げるため、照明装置の低コストは好都合である。
本発明のバッテリ起動の実施形態における照明装置の適応性は、他の照明解決策が不可能である、あるいは利用できない戦闘地域での緊急手術で、または医師によって使用される際に大きな利点を有する。緊急事態では、本装置は他の光源無しでも使用することができる。
最後に、上述したように、本発明の他の利点は、使用の際、照明装置が小さな金属物を吸引および回収するのに役立つ磁界を生じさせることである。実際上、概して体内の腔や外科ポケットに落下した針やハサミなどの金属物を迅速に回収する必要がある状況では、このことは大きな利点である。
照明装置の利点は屋外の手術にのみ適用され、装置は別の種類の治療には想定されないことを留意しておくことが大事である。
本発明による取り付け可能な照明装置におけるさらなる特徴、利点および詳細については、添付図面を参照して後述する開示から、以下においてより明白になるはずである。図面には、本発明による照明装置における、本発明の好適な実施形態を示す。
図面の簡単な説明
本発明の照明装置における斜視図である。 前記照明装置における上部平面図である。 前述の照明装置における横断面図である。 前記装置における正面図である。 前記装置における背面図である。 ある外科用ハサミに取り付けられた照明装置の斜視図である。
最良の実施形態の詳細な説明
本発明の具体的な実施形態は、外科的治療において使用するために設計された照明装置からなる。照明装置は、光源(1)を備えており、本実施形態では、発光ダイオード(LED)である。この発光ダイオードは、少なくとも10,000ミリカンデラ(mCD)の強度あるいは輝度を有している必要がある。患者の健康あるいは手術を危険にさらさないならば他の光源を使用することも可能ではあるが、LEDは非常に小さく、ほとんど発熱せず、また、卓越した長寿命特性および耐久特性を有しているという点で有利である。LED(1)は、通常の方法で電力供給源(2)に接続されている。この電力供給は、理想的には、パワーグリッド電流を低電圧電流(約3ボルト)に変換することによって得られる低電圧の電流であるべきである。LED(1)と電力供給源(2)との間の接続は、本実施形態では、電気光学の分野においてよく知られているように、配線(21)および接点によって与えられる。LEDのオン/オフを切り替えることを可能とするために、この配線内にスイッチを組み込むことも可能であり、また、組み込まないことも可能である。配線は、グリッドネットワーク電流の電圧を減少させるトランス(図示せず)に接続されている必要がある。配線(21)は、LED(1)と電力供給源(2)とを接続しており、ケーシング(3)の内部から、光の通過のために設計された開放端とは反対側のケーシングの端部にある小開口部(32)を介して外部に延びている。この小開口部(32)は、配線(21)がそこを通過することを可能とするために十分な大きさとなっており、さらに、液状物質がケーシング(3)内に侵入することを防ぐためのシール(図示せず)を備えている。グリッドネットワークに対する接続に関する選択肢は、この解決法が、永続的で絶え間のない電力供給を提供することになる。これに対し、バッテリ駆動の装置のような他の選択肢は、上述したような欠点を有している。また、多くの最新の手術道具は、今日では電動であり、グリッド電源装置に接続されている。これは、外科医が、それに関連する操作および管理を熟知しているということを意味している。
LED(1)は、内壁および外殻を有する、特別に設計された細長いケーシング(3)内に収容されている。この具体例では、ケーシングは、軽金属合金あるいはポリウレタンから形成された、モデル化された部品である。頂部を切り取られた円錐の形状を有するこのケーシング(3)は、中空の本体(6)を備えている。この本体(6)は、この技術においてよく見られるように、2等分されている。前記本体(6)は、また、ほぼ長方形のフラップ(7)を有しており、このフラップ(7)は、本体の外周上の1点に接する想像線に沿って突出している。前記本体および取り付けフラップの形状は、正面図においてあわせて見ると、文字b(すなわち、長手方向に対して垂直な方向に切り出したケーシングの断面図がb形状である。)に似ている。前記取り付けフラップについては、前記本体に対して取り外し可能に、あるいは取り外し不可能に固定される、別体の部品とすることも可能である。あるいは、特に好適な実施形態では、この取り付けフラップを、本体における2つの半分部分の一方とともに成形された、一体的な部分とすることも可能である。
ケーシングにおける全ての外殻表面は、照明装置が使用時に安全であるように、なめらかでエッジをもたないようになっている。角およびエッジがないということは、照明装置が人間の組織を裂く危険性がないことを意味する。
中空の本体(6)における最も大きな外周を有する端部は、LED(1)を収容するように設計された、開放端(4)となっている。当業者にとっては明白なことではあるが、LEDは、ケーシング(3)の開放端(4)の方向に発光端を外側に向けた状態で、ケーシング内に配置および固定されなければならない。これにより、出射される光が、遮るもののない状態でケーシングの外部を照らすことが可能となる。LEDは、ケーシングの内壁の構造によって、ケーシングの内部の所定位置に固定される。前記内壁は、この内壁の主表面に垂直な、より小さい壁を有しており、前記のより小さい垂直の壁は、LEDを所定の位置に締め付けるように設計されている。
この理想的な実施形態では、ケーシング(3)の開放端(4)は、カップ形状を有する透明なアクリル製のキャップ(9)を備えている。前記キャップ(9)は、内側にある環状の溝(図示せず)内にキャップ(9)をスナップ固定することによって、ケーシング(3)の開放端(4)に取り外し可能に固定することが可能である。前記溝は、開放端(4)の境界の近くの内周に沿って形成されている。キャップの外周は、開放端(4)の外周とほぼ同一となっており、後者はわずかに弾力性を有している。これにより、圧力を印加することによって、キャップ(9)を所定の位置にスナップどめすることが可能となる。開放端上の対応するネジ山にキャップをねじ込む等の、他の解決法も可能である。前記キャップ(9)の目的は、ケーシングの開放端(4)を密封状態で封鎖し、何らかの物質(例えば血液)が通過することを防止することにある。キャップ(9)は、LED(1)、および、ケーシング(3)の内部の中空エリアを保護し、これにより装置はより衛生的で、清掃しやすくなる。また、キャップ(9)を使用することで、何らかの物質が光の通過を阻害あるいは妨害している場合に、キャップ(9)の表面の汚れを落とすことが可能になる。
本発明の好適な実施形態において、ケーシング(3)の本体(6)は、約86mmの長さ、約11mmの幅、および、約7mmの厚さ(最も厚い部分での厚さ)を有している。ケーシング(3)の本体(6)は、上述したように、本体(6)から外側に突き出ているフラップ(7)をさらに有している。このフラップ(7)は、ほぼ長方形であるものの、上述の説明と同様の理由のために、角が丸められている。特に望ましい実施形態では、フラップ(7)は、86mmの長さ、11mmの幅、および、2mmの厚さを有している。このフラップにおける2つの最も大きな表面は、上面および底面である。なお、ここでの説明のために、底面(aa)は、ケーシングにおけるほぼ円形の本体の外周に対する接線を形成しているものであるとする。上面は、内側を向いている表面(bb)であり、図4に示されているように外側を向いている表面すなわち底面(aa)と平行をなしている
フラップ(7)の上面(bb)は、3つの円形の凹部を有している。これらの凹部は、フラップ(7)における前記長方形の上面(bb)の縦軸に沿って、互いに等間隔に配されている。この特に好適な実施形態では、これらの凹部は、約5mmの直径、および、約1.5mmの深さを有している。これらの前記凹部には、ディスク形状を有する3つの磁石(5)が配置されており、その内部に固定されている。これらの磁石(5)については、当業者に知られているさまざまな方法によって、前記凹部内に固定することが可能である。これらには、凹部の設計に起因して、凹部内にスナップどめされ、圧力によってその内部に維持されるものなどが含まれる。また、磁石(5)を、凹部内に接着することも可能であるし、さらに、何らかの追加的な固定手段によって固定することも可能である。磁石(5)を固定するための手段における唯一の必須条件は、これらの手段が、フラップ(7)の外側の上面(bb)における所定の位置に、磁石(2)を保持しなければならないことである。ケーシング(3)の外部殻も、いくつかの凹部および磁石(図示せず)を有することが可能である。これにより、通例、手術器具に対して、装置全体を磁気的に取り付けることが可能となる。
フラップ(7)の上面(bb)およびケーシング(3)の外殻上に固定されている磁石(5)は、それらの磁気特性のために、鉄、スチール、アルミニウムなどから形成された金属性の物体を引きつける。したがって、磁石(5)は、外科的治療の際に、さまざまな金属製の手術器具に対して照明装置を取り外し可能に取り付けるための、理想的な取り付け手段となる。磁石(5)は、通常使用の際に照明装置が離れ落ちないことを保証するほどに、十分に強力でなければならない一方で、必要なときに外科医が手術器具上で照明装置を移動することが妨げられるほど強力であってはいけない。照明装置の移動が可能であることは、外科医が、装置から出射される光の方向を変えること、および、ターゲットエリアに対して前記装置をより近くに(あるいはより遠くに)移動することを可能とするために、不可欠である。照明装置上に磁石(5)があることによって、外科医は、即座に、かつ多大な身体的努力をすることなく、1つの手術器具から他の手術器具に前記装置を移動することが可能となる。また、外科医は、前記装置を、特別に設計された器具を必要とすることなく、任意の既存の手術器具に取り付けることができる。
照明装置のケーシングが、軽量金属合金あるいはプラスチック材料から形成されているために、好適な実施形態において想定されている設計では、前記装置は、約3.5グラムの重さとなる。この重さは、装置を使用する外科医による手術器具の通常の取り扱いに対して、決して影響を及ぼすことはない。
好適な実施形態に関する上述の説明については、どのような形であれ、保護対象の範囲を限定するものとして解釈してはならない。前記の保護対象は、添付された特許請求の範囲のみによって画定される。

Claims (14)

  1. 手術器具用照明装置であって、
    光源(1)と、
    電源(2)と、
    前記光源(1)と前記電源(2)とを接続し、後者から前者へ電気エネルギーを供給する配線接続手段(21)と、
    前記光源(1)と前記電源(2)の全部または一部とを収容および保護し、内壁と外殻とを有するケーシング(3)と、
    を備え、
    前記ケーシング(3)が中空の本体(6)と、正面視で「b」形状を形成するように前記本体(6)に設けられ且つ該本体(6)から突出する矩形のフラップ(7)とを備え、
    前記本体(6)は、前開口端(4)と後開口端(32)とを有する細長い円筒形をなし、前記前開口端(4)は前記ケーシング(3)の前記開口端()からの光を通過させるものであり、
    前記フラップ(7)は、外側を向く表面(aa)と内側を向く表面(bb)を有し、前記内側を向く表面(bb)は前記外側を向く表面(aa)とは反対側に位置し且つ該外側を向く表面(aa)に対して平行であり、前記本体(6)の外周上の1点に接する想像線に沿って前記本体(6)から突出しており、
    磁気的性質を有し前記ケーシング(3)の外殻に固定される少なくとも1つの装着手段(5)であって、外科手術中に必要に応じて前記ケーシング(3)に様々な手術用金属器具を取り外し可能に装着できる装着手段(5)を備えることを特徴とする手術器具用照明装置。
  2. 前記本体(6)の前開口端(4)の断面が前記後開口端(32)の断面よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記前開口端(4)が、光源から発せられる光の通過を阻まずに前記前開口端を封止可能に閉鎖するように前記前開口端(4)内に取り外し可能に固定される透明キャップ(9)を有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  4. 少なくとも1つの装着手段(5)は、前記内側を向く表面(bb)が手術用金属器具に接触できるように前記フラップ(7)の前記内側を向く表面(bb)固定されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  5. フラップ(7)の上面またはケーシング(3)の外殻に固定される3つまたはそれ以上の装着手段(5)を備えることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  6. 装着手段(5)が磁石であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  7. 光源(1)が、少なくとも10000ミリカンデラ(mCD)の光度を有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  8. 前記光源(1)が発光ダイオード(LED)であることを特徴とする請求項7に記載の照明装置。
  9. 電源(2)が、1つまたはそれ以上のバッテリ、あるいは電力グリッドによって提供される低電流であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  10. ケーシング(3)が手術器具での使用に適したプラスチック、金属、または合金から成ることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  11. 前記装置の重量が3.5グラム未満であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  12. ケーシング(3)の外殻全体が、滑らかであり、外科手術中にケーシングに複数の手術器具を取り外し可能に固定させることのできる磁化金属または合金から成り、磁力を通じて、手術を受けている人体内のその他の金属物を引き寄せることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  13. 前記ケーシング(3)の中空の本体(6)は、幅11mm、厚さ2mmであり、前記フラップ(7)の前記内側を向く表面(bb)上に配された直径約5mmで深さ約1.5mmの3つの円形の凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  14. 前記フラップ(7)は、長さ86mm、幅11mm、厚さ2mmであり、前記フラップ(7)の前記内側を向く表面(bb)上にその縦軸に沿って離間して配された直径約5mmで深さ約1.5mmの3つの円形の凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
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