JP2015150112A - 抗がん剤等自動調製装置 - Google Patents

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数弘 斉藤
Kazuhiro Saito
数弘 斉藤
田中 明
Akira Tanaka
明 田中
加藤 雅之
Masayuki Kato
雅之 加藤
松浦正樹
Masaki Matsuura
久道周彦
Kanehiko Hisamichi
眞野成康
Nariyasu Mano
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Abstract

【課題】輸液バッグユニット、バイアル瓶ユニット、シリンジユニットを備え、抗がん剤の自動調製をおこなう装置で、輸液バッグの液垂れを解消し、装置高さを低くする。
【解決手段】第1回動部15は、シリンジユニット11を搭載し、垂直面内で回動し所定角度で停止する。シリンジ13は、回動中心を通り直径方向に沿った状態で、第1回転部の半径方向外側へ前進後退駆動され、シリンジ13のプランジャ23が前進後退駆動される。第2回動部17は、輸液バッグユニット7を搭載し、輸液バッグ5の針刺し口21を、リング状の第2回動部17の内側へ向け、針刺し口21と反対側を、第2回動部17の外側へ向けた状態にして、垂直面内で第1回動部15の回りを同軸に回動し、所定角度で停止する。第1回動部15と第2回動部17が所定角度をとり、輸液バッグ5の針刺し口21へ、またはバイアル瓶3の針刺し部27へ、前進したシリンジ13の針29が届く。
【選択図】図1

Description

この発明は、輸液バッグユニット、バイアル瓶ユニット、シリンジユニットを備え、抗がん剤の自動調製をおこなう装置に関する。
本発明者は既に、下記特許文献1〜3を先行技術として、抗がん剤の調製に関する装置、すなわち、抗がん剤に関する薬剤をシリンジや輸液バッグに導入して作業をおこなう装置について特許出願(特願2013-047434)を行っている。
そして、本発明者は、上記特許出願にかかる装置を使用して得られた知見として、抗がん剤や他の注射剤等の薬剤を取扱う技術に関する有効な改良技術が得られたので、上記特許出願にかかる装置に機能の追加をおこなう新たな装置として、この特許出願を行う。
上記特許出願にかかる装置においては、360度回転するシリンジユニットの上部に輸液バッグユニットを設置し、下部にバイアル瓶ユニットを設置する。そして、シリンジユニットを介して上部の輸液を下部のバイアル容器に導入する、あるいは下部のバイアル容器内の容液を抜き取って上部の輸液バッグにいれるという操作をおこない、抗がん剤の調製をしていた。
この装置では、バイアル瓶に例えば粉末が含まれ、輸液バッグからシリンジユニットで輸液を一定量取り出したのち、シリンジが180度反転し、バイアル瓶に輸液を導入し、撹拌動作を行うことでバイアル瓶内の粉末を完全に溶解したのち、一部または全量を同シリンジに抜取り、再度輸液バッグに戻すという動作を含む一連の調製動作をおこなう。
特開平5-282337 特願2011-87999 特開2008-253356
しかしながら、上記特許出願にかかる装置では、輸液バッグユニットが上部に設置され、よって輸液バッグの針刺し口を下向で設置されていることからいくつかの不都合が発生した。
(1)輸液バッグからの液垂れ
上部に設置した輸液バッグから、シリンジ針を刺して一定量の輸液の抜き取る、あるいはさらに、その後に、下部に設置したバイアル瓶のバイアル液を導入するなどの調製動作を行った際、シリンジ針を輸液バッグから抜き取って輸液バッグが静置されている段階で、抜き取った針跡からバッグ内溶液の液垂れが発生することがある。
この液垂れは、針内径を細くすると回避することができるが、内径を細くすると吸引速度が遅くなり、注入や抜取操作に時間がかかるというデメリットが発生する。
シリンジの液垂れは針先が下方を向いて移動するときにはシリンジのプランジャを軽く吸引動作させること等の工夫で、液垂れは防止できる。しかし、輸液バッグからの液垂れは輸液バッグの針刺し口を上面にする方法でしか液垂れを防止することができない。しかし、針刺し口を上面にすると、液面がバッグ下方にあることから輸液バッグ内の液を吸引するには長針が必要で、安全な操作が困難となる。
また、バイアル瓶には毒性のある抗がん剤が含まれており、輸液バッグからの曝露や多種類の調剤を行う際の汚染(クロスコンタミ)を考えると、液垂れは厳しく避けなければならない。
(2)装置高さ
上記特許出願にかかる装置では、バイアル瓶とシリンジユニットおよび輸液バッグが縦一列に並ぶので、装置全高が必然的に高くなり、設置スペースが例えば100cm高以上を有する装置となる。従って、本装置を設置する安全キャビネットの寸法の全高は当然その高さを考慮したものを選定する必要がある。しかし、病院に通常設置されているキャビネットあるいは市販されている通常のキャビネットでは寸法が不足し、特殊な専用キャビネット内でしか設置できない。
この発明は、以上の問題点を解決するために、輸液バッグの液垂れを解消し、装置高さを低くできる抗がん剤自動調製装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、バイアル瓶またはアンプルの薬剤を輸液バッグに移し自動的に調製を行うための抗がん剤等自動調製装置であって、
輸液が入った輸液バッグが装着される輸液バッグユニットと、薬剤の入ったバイアル瓶またはアンプルが装着されるバイアル瓶ユニットと、前記輸液バッグと前記バイアル瓶またはアンプルとの間で、溶液の受け渡しを行うシリンジを装着するシリンジユニットと、前記シリンジユニットを搭載し垂直面内で回動し所定角度で停止する第1回動部と、前記輸液バッグユニットを搭載し垂直面内で前記第1回動部の回りを同軸に回動し所定角度で停止するリング状の第2回動部と、これら第1回動部および第2回動部の回動をおこなう回動駆動部と、この回動駆動部の制御をおこなう回動制御部を備え、
前記輸液バッグユニットは、前記輸液バッグの針刺し口を、リング状の第2回動部の内側へ向け、針刺し口と反対側を、リング状の第2回動部の外側へ向けて、前記輸液バッグの装着をおこなう装着機構を有し、前記シリンジユニットは、装着されたシリンジを前記第1回転部の半径方向外側へ前進後退駆動させ、溶液を吐出または吸引するためシリンジのプランジャを前進後退駆動するシリンジ駆動装置を有し、前記バイアル瓶ユニットは、前記リング状の第2回動部の外側に固定して配置され、前記回動制御部は、前記第2回動部の所定角度として、前記針刺し口が下向きに位置する上方角度、および、上向きに位置する下方角度を選択する制御をおこない、これら選択された各角度に対応し、および前記バイアル瓶ユニットが配置された位置に対応し、前記第1回動部の所定角度を選択する制御をおこなうことを特徴とする抗がん剤等自動調製装置である。
第二発明は、さらに、前記シリンジユニットは、シリンジの姿勢を、第1回動部の回転中心を通り、直径方向に沿った状態で、シリンジの装着をおこなう抗がん剤自動調製装置である。
第三発明は、さらに、前記バイアル瓶ユニットの配置は、バイアル瓶を装着して、バイアル瓶の針刺し部を下にした逆さまの状態で、前記リング状の第2回動部の上方に配置されるものであり、または、バイアル瓶あるいはアンプルを装着して、バイアル瓶の針刺し部、あるいはアンプルの口を上にした状態で、前記リング状の第2回動部の下方に配置されるものであることを特徴とする抗がん剤等自動調製装置である。
第一、第二、又は第三発明によれば、回動制御部は、輸液バッグユニットを搭載する第2回動部の所定角度として、前記針刺し口が下向きに位置する上方角度、および、上向きに位置する下方角度を選択する制御をおこなう。さらに、これら選択された各角度に対応し、およびバイアル瓶ユニットが配置された位置に対応し、シリンジユニットを搭載する第1回動部の所定角度を選択する制御をおこなう。
これらにより、シリンジ針を輸液バッグに刺す際には、輸液バッグは針刺し口を下向きに位置する上方角度とすることによってシリンジ針が液面より下部位置にくるため、バッグ内輸液をシリンジに移送することができ、その後、シリンジ針を抜き取った状態の輸液バッグは、針刺し口が上向きに位置する下方角度に静置することによって液面が針刺し口より下部にくるため輸液バッグからの液垂れを解消できる(課題(1))。
また、針刺し口が下向きに位置する上方角度は、針刺し口が真下向きではなく、斜め下向きとすることができる。また、針刺し口が上向きに位置する下方角度は、針刺し口が真上向きではなく、斜め上向きとすることができる。
これらにより、シリンジユニットに対して、輸液バッグが斜めになる範囲で、制御をおこなうことができ、よって、シリンジユニットと輸液バッグが縦一列に並ぶことを避けられるので、装置全高を低くできる(課題(2))。
第二、又は第三発明によれば、さらに、シリンジの姿勢は、第1回動部の回転中心を通り、直径方向に沿った状態となるので、第2回動部の輸液バッグ針刺し口位置角度に第1回動部のシリンジ取付角度を一致させることで、針刺し口を第2回動部の内側へ向け、針刺し口と反対側を第2回動部の外側へ向けた輸液バッグに対して、針刺し口への針の狙いが付けやすい。また、回動部の回転速度を同期させることで針刺しの状態で上方角度から下方角度まで移動した後、針を抜き取ることが可能となるので、輸液バッグからの液垂れを、より解消できる(課題(1))。
この発明の一実施形態を示す装置の正面図である。動作の一部を点線で示してある。 図1において一部を透視して回転部を示す透視正面図である。 図1の縦断面図である。 図1の動作を示すもので、第1回動部はバイアル瓶ユニットが配置された上方位置に対応し、シリンジユニットはプランジャを前進させシリンジを後退させた状態の正面図である。第2回動部は輸液バッグの針刺し口を下向きに位置する上方角度に位置する。 図1の動作を示すもので、第1回動部はバイアル瓶ユニットが配置された上方位置に対応し、シリンジユニットはプランジャを後退させた状態の正面図である。第2回動部は輸液バッグの針刺し口を下向きに位置する上方角度であり 図1の動作を示すもので、第2回動部は輸液バッグの針刺し口を下向きに位置する上下方角度であり、この角度に第1回動部は対応し、シリンジユニットはシリンジを前進させ針刺しをおこない、プランジャを後退させた状態の正面図である。 図1の動作を示すもので、第2回動部は輸液バッグの針刺し口を上向きに位置する下方角度であり、この角度に第1回動部は対応し、シリンジユニットはシリンジを前進させ針刺しをおこないプランジャを前進させた状態の正面図である。 この発明の他の実施形態を示す装置の正面図である。動作の一部を点線で示してある。
この発明の実施形態を、図1〜図7に示す。
<概略>
図1に示すように、この実施形態にかかる抗がん剤等自動調製装置1は、バイアル瓶3の薬剤を輸液バッグ5に移し自動的に抗がん剤の調製を行うための抗がん剤自動調製装置である。輸液バッグユニット7には輸液バッグ5が装着される。バイアル瓶ユニット9には、バイアル瓶3が装着される。シリンジユニット11には、輸液バッグユニット7とバイアル瓶3との間で溶液の受け渡しをおこなうシリンジ13が装着される。
第1回動部15は、シリンジユニット11を搭載し、垂直面内で回動し、所定角度で停止する。第2回動部17は、輸液バッグユニット7を搭載し、垂直面内で第1回動部15の回りを同軸に回動し、所定角度で停止する。この第2回動部17は、正面には、薄いリング状として、露出する。回動駆動部19は、これら第1回動部15および第2回動部17の回動をおこなう。図示しない回動制御部は、この回動駆動部19の制御をおこなう。
輸液バッグユニット7は、輸液バッグ5の針刺し口21を、リング状の第2回動部17の内側へ向け、針刺し口21と反対側を、リング状の第2回動部17の外側へ向けた状態で、輸液バッグ5の装着をおこなう装着機構を有する。
シリンジユニット11は、シリンジ13の姿勢を、第1回動部15の回転中心を通り、直径方向に沿った状態で、シリンジ13の装着をおこなう。また、図3に示すように、装着されたシリンジ13を第1回動部15の回動半径方向外側へ前進後退駆動させ、溶液を吐出または吸引するためシリンジ13のプランジャ23を前進後退駆動するシリンジ駆動装置25を有する。
バイアル瓶ユニット9は、リング状の第2回動部17の外側に固定して配置され、バイアル瓶3を装着して、バイアル瓶3の針刺し部27を下にした逆さまの状態で、リング状の第2回動部17の上方に配置される。また、バイアル瓶ユニットを横方向に移動できるようにすると、図示されているように複数本のバイアル瓶を同時に処置することができる。
回動制御部は、第2回動部17の所定角度として、針刺し口21が前記輸液バッグ5の上方に位置する上方角度、および、下方に位置する下方角度を選択する制御をおこなう。また、これら選択された各角度に対応し、およびバイアル瓶ユニット9の位置に対応し、第1回動部15の所定角度を選択する。
第1回動部15の所定角度において、輸液バッグ5の針刺し口21へ、またはバイアル瓶3の針刺し部27へ、前進した状態のシリンジ13の針29が届く。
<輸液バッグ5>
図1に示すように、輸液バッグ5は、医療における通常の使用では、ゴム栓とも呼ばれる針刺し口21を下にし、その状態で上端にある、バッグ容器の縁部の孔31を、ハンガーに係止し吊り下げて使用する。
<輸液バッグユニット7>
図1に示すように、輸液バッグユニット7は、輸液バッグ5の針刺し口21を、リング状の第2回動部17の内側へ向け、針刺し口21と反対側を、リング状の第2回動部17の外側へ向けた姿勢で、輸液バッグ5の装着をおこなう装着機構33を有する。
この装着機構33は、輸液バッグ5の針刺し口21に、針刺し口保持具35を取付けて、この針刺し口保持具35を第2回動部17の後述する外輪37に、ネジ構造により固定する。ネジ構造は、保持具35の円筒状の縁部に形成される。この固定により、針刺し口21は、第2回動部17の半径方向内側へ向く。
この固定をおこなう部位の近くには、バッグポール39が第2回動部17の半径方向の外側へ突出して設けられる。輸液バッグ5の反対側にある係止用の孔31を、バッグポール39に取付けたスプリング41(図4〜7参照)に係止し、スプリング41で引張りながら、輸液バッグ5の姿勢を維持する。スプリング41で引張ることで、針刺し口21に、輸液バッグ5の重量の負担がかからないようにできる。また、このスプリング41は、バッグポール39に設けた回転可能な金具によって取付けられ、針刺し口保持具をネジ構造により回転して固定する際に、回転に輸液バッグ5が追随できる。また、スプリング41を取付けるスライド金具(図示せず)を、バッグポール39の任意の位置に移動させることで、任意の容量(大きさ)の輸液バッグに対応でき、輸液バッグの支持が可能となる。装着機構33にはモータ駆動で保持具35を一定の任意角度で回転させる機構を構築することで、同じ位置での繰り返しの針刺しを防止できる。
<シリンジユニット11>
シリンジユニット11は、第1回動部15に搭載される。シリンジユニット11はシリンジ13の姿勢を、第1回動部15の回転中心を通り、直径方向に沿った状態で保持して、シリンジ13の装着をおこなう。
シリンジユニット11は、装着されたシリンジ13を第1回転部の半径方向外側へ前進後退駆動させる。また、溶液を吐出または吸引するためシリンジ13のプランジャ23を前進後退駆動する。
図3に示すように、これらの駆動は、シリンジ駆動装置25によって行なわれる。
シリンジ駆動装置25において、プランジャ23の前進後退駆動は、以下のプランジャ前進後退機構43により、おこなわれる。すなわち、シリンジ13の本体45をシリンジ支持台47が固定して支持し、プランジャ23の後端を把持する把持部49が、円筒状の第1スライダ51に連続する。この第1スライダ51は、円筒状部分53の内周にギヤ(メネジ)が形成され、内部を貫通する長い第1ロッド55の外周に形成されたギヤ(オネジ)に噛み合う。第1ロッド55は軸回りに回転可能に支持され、一端にはタイミングプーリ57が設けられて、タイミングベルト59を介して、モータ61の回転軸に取り付けられたタイミングプーリ62との間で、このモータ61の回転力が伝えられる。
シリンジ駆動装置25において、シリンジ13の前進後退駆動は、以下のシリンジ前進後退機構63により、おこなわれる。すなわち、上述のプランジャ前進後退機構43のフレーム65を前後にスライド可能に支持する第2スライダ67は、円筒状部分68の内周にギヤ(メネジ)が形成され、内部を貫通する長い第2ロッド69の外周に形成されたギヤ(オネジ)に噛み合う。第2ロッド69は軸回りに回転可能に支持され、一端にはタイミングプーリ70が設けられて、タイミングベルトを介して、図示しないモータ(図3中の背面に隠れる)の回転軸に取り付けられた図示しないローラとの間で、このモータの回転力が伝えられる。
シリンジユニット11の近傍に、第1回動部15に、通気針駆動部71が搭載される。この通気針駆動部71は、バイアル瓶ユニット9が第1回動部の下部にあって、バイアル瓶3から液を抜き取る際に、バイアル瓶3の内部が負圧になって抜取が困難となるのを防止するために空気を供給するためのものであり、バイアル瓶3内に、この通気針駆動部71の針72が貫通する動作が行われる。通気針駆動部71はバイアル瓶3に液を導入する際、あるいはバイアル瓶ユニットが第1回動部上部にある場合も使用することが可能であるが、特に必要性は生じない。
<バイアル瓶ユニット9>
バイアル瓶ユニット9は、第2回動部17の外側で真上あるいは真下に固定して配置され、バイアル瓶3が装着される。図示されている真上の場合、この装着は、バイアル瓶3の針刺し部27を下にした逆さまの状態で装着爪によっておこなわれる。バイアル瓶ユニット9は、スライドレール73の上に複数が装着される。真上に設置するバイアル瓶ユニットは撹拌不要の液体試料が含まれる場合に使用される。
<第1回動部15>
第1回動部15は、シリンジユニット11を搭載し、垂直面内で回動し、所定角度で停止する。
図2,図3に示すように、第1回動部15は、シリンジユニット11が搭載される円盤状のターンテーブル77の外周に形成される内輪79が、円周方向の複数箇所に設けられる内輪支柱81に接続される。これら複数の内輪支柱81は、中央に孔の開いた内接続板83の外周部に接続される。この内接続板83の孔の周囲は、インナーシャフト85の先端に接続される。このインナーシャフト85は、固定して設けられるセンターシャフト87の外周で、回転自在に支持される。センターシャフト87は装置フレーム89に固定される。
このインナーシャフト85の後端は、リング状の内ウオームホイール91の内周部に接続される。内ウオームホイール91の外周部に形成されたギヤ93は、内ウオームネジ95に噛み合う。この内ウオームネジ95にはタイミングプーリ94が設けられて、ベルト98を介して、内モータ97の回転軸に取り付けられたタイミングプーリ96との間で、この内モータ97の回転力が伝えられる。このうち内ウオームネジ95、内モータ97は装置フレーム89に設けられる。
<第2回動部17>
第2回動部17は、輸液バッグユニット7を搭載し、垂直面内で第1回動部15の回りを同軸に回動し、所定角度で停止する。第2回動部17は、装置1の上表面には、薄いリング状として、露出する。
図3に示すように、第2回動部17は、輸液バッグユニット7が搭載される外輪37が、上記内輪79の外側近傍に、同軸に位置し、円周方向の複数箇所に設けられる外輪支柱99に接続される。これらの外輪支柱99は、上記内輪支柱81の外側近傍に位置する。これら複数の外輪支柱99は、中央に孔の開いた外接続板101の外周部に接続される。この外接続板101は、上記内接続板83の後側近傍に位置する。この外接続板101の孔の周囲は、アウターシャフト103の先端に接続される。このアウターシャフト103は、上記インナーシャフト85の外側近傍に位置する。
このアウターシャフト103の後端は、リング状の外ウオームホイール105の内周部に接続される。この外ウオームホイール105は、内ウオームホイール91の前側近傍に位置する。外ウオームホイール105の外周部に形成されたギヤ106は、外ウオームネジ107に噛み合う。この外ウオームネジ107にはタイミングプーリ108が設けられて、ベルト110を介して、外モータ109の回転軸に取り付けられたタイミングプーリ112との間で、この外モータ109の回転力が伝えられる。このうち外ウオームネジ107、外モータ109は装置フレーム89に設けられる。
なお、内接続板83と外接続板101、内ウオームホイール91と外ウオームホイール105、内モータ97と外モータ109など、多くの部材が内外で共通したものが使用され、製造コストや保守点検に有利である。また、共通するモータを使用することで、制御が容易におこなわれる。
さらに、第1回動部15および第2回動部17を構成するこれらの内外の機構は、互いに機械的に分離されているので、異なった回転動作を、独立して行うことができる。
<回動制御部>
図示しない回動制御部は、第2回動部17の所定角度として、針刺し口21が輸液バッグ5の上方に位置する上方角度、および、下方に位置する下方角度を選択する制御をおこなう。また、これら選択された各角度に対応し、およびバイアル瓶ユニット9の位置に対応し、第1回動部15の所定角度を選択する制御をおこなう。これら2つの回動部の制御は、別々に、あるいは同期させて回転動作をさせる制御ができる。
また、シリンジユニット11やバイアル瓶ユニット9の制御をおこなう。
これらの制御により、後述する「実施形態の作用」に説明する自動調製を実行する(1)〜(8)の動作を可能にする。
「実施形態の作用」
この実施形態の装置によれば、第1回動部15を構成するターンテーブル77は、シリンジユニット11を搭載して、輸液バッグユニット7とバイアル瓶ユニット9との間を回動し、最大回動時に真上と真下の180度の範囲で回動できる。
第2回動部17を構成する外輪37は、輸液バッグユニット7を搭載して、回動できる。この実施形態では図1の正面図に点線で示すように、装置の左側部において、回動をおこなう。
これらの回動により、シリンジユニット11のシリンジ13の姿勢、または輸液バッグユニット7の輸液バッグ5の姿勢は、真横の姿勢を0度として、シリンジ13の針29、輸液バッグ5の針刺し口21の位置が、上方に位置する、たとえば、+30度程度の位置を上方角度とする。同様に、下方に位置する、たとえば、−30度程度の位置を下方角度とする。
上方角度、下方角度では、シリンジ13の針29、輸液バッグ5の針刺し口21は、斜めを向く。上方角度では、輸液バッグ5は、針刺し口21が下向きに位置し、いわば斜め正立状態となる。下方角度では、針刺し口21が上向きに位置し、いわば斜め倒立状態となる。
実際に制御で選択される上方角度、下方角度は、0度から+30度の範囲、0度から−30度の範囲で、任意に選択できる。最適な角度は輸液バッグ5の形状、容量によって決定される。また下方角度は0度付近でも装置を動作させることはできる。
図4〜図7に示すように、この実施形態における抗がん剤の自動調製は次の動作で実行される。ここでは一例として液体の入ったバイアル瓶からシリンジで一定量を抜取って、輸液バッグに導入する操作について説明する。
(1)まず、図4に示すように、第2回動部17は、図1実線の状態から、輸液バッグ5の針刺し口21を下向きに位置する上方角度へ回動する。シリンジユニット11はシリンジ13を前進させバイアル瓶の針刺し部27に針刺しをおこない、その後に、図5に示すようにプランジャ23を後退させ一定量のバイアル輸液を吸引し抜き取る。
(2)次にシリンジ13は後退し、第1回動部15は第2回動部の上方角度に回動する。
(3)そして、図6において、シリンジユニット11はシリンジ13を前進させ輸液バッグ5に針29を挿入し、その後に、プランジャ23を前進させ一定量の輸液を吐出する。
(4)プランジャ23の前進と後退を数回繰り返し、シリンジ13の全量の液を吐出させ、生食液でシリンジ13内部の洗浄をおこなう。
(5)次に、図6の状態から第1回動部と第2回動部の回転を同期させることで、同じ角度へ同時に移動させ、針刺しの状態を保ったまま第2回動部を下方角度に移動させ図7の状態にする。
(6)プランジャ23の前進と後退を数回繰り返し、シリンジ13の全量の液を吐出させるとともにシリンジ13内部の空気パージをおこなう。その後にシリンジプランジャを押し切った状態でシリンジ13は後退し、シリンジ針を抜き取る。
「実施形態の効果」
「1」この実施形態の装置によれば、図6に示すように、シリンジ針を輸液バッグ5に刺す際には、輸液バッグ5は針刺し口21を下向きに位置する上方角度とすることができ、通常の吸引ができるとともに、シリンジ内の溶液を輸液バッグに戻すこともできる。(シリンジ液を輸液内に戻すことによって薬液が混合される際の泡立ちを防ぐことができる)さらに、輸液バッグは図7にしめすように、針刺し口を上向きに位置する下方角度位置に移動して静置させることで、輸液バッグ5からの液垂れを解消できる(課題(1))。
また、輸液バッグを移動させる際、第1回動部と第2回動部の回転を同期させることで、シリンジユニットは針先を輸液バッグに挿入された状態を保ったまま、輸液バッグと同じ速度で下方角度位置まで移動する。このことで、シリンジに取付けられている針先からの液垂れも解消ができる(課題(1))。
「2」また、図4〜図6に示すように、針刺し口21が下向きに位置する上方角度は、針刺し口21が真下向きではなく、斜め下向きとすることができる。また、図7に示すように、針刺し口21が上向きに位置する下方角度は、針刺し口21が真上向きではなく、斜め上向きとすることができる。すなわち、上方角度、下方角度は、0度から+30度の範囲、0度から−30度の範囲で、選択できる。
これらにより、シリンジユニット11に対して、輸液バッグ5が斜めになる範囲で、制御をおこなうことができ、よって、シリンジユニット11と輸液バッグ5が縦一列に並ぶことを避けられるので、装置全高を低くできる(課題(2))。
「3」図6に示すようにシリンジ13内部の洗浄を輸液バッグ5の中でおこなえ、図7に示すように空気パージによるシリンジ13内部の洗浄を輸液バッグ5の中でおこなえ、外部に液や空気をさらすことがないので、抗がん剤のうち、毒性ガスを含む溶液が発生するものも、安全に自動調製することができる。
「4」輸液バッグ5の針刺し口21は装着機構33に格納されるモータで一定角度でずらしながら挿入位置を細かく変えていく制御をおこなうことで、繰り返し針刺しを行っても同じ位置での針刺しを回避することができる。
「5」シリンジ13の姿勢は、第1回動部15の回転中心を通り、直径方向に沿った状態となり、針29は直径方向外側を向く。そして、輸液バッグ5は、針刺し口21を第2回動部17の内側へ向け、針刺し口21と反対側を第2回動部17の外側へ向ける。よって、輸液バッグ5の針刺し口21へ、シリンジ13の針29の狙いが付けやすい。
「他の実施形態」
1)以上の実施形態では、バイアル瓶ユニット9の配置は、バイアル瓶3を装着して、バイアル瓶3の針刺し部27を下にした逆さまの状態で、第2回動部17の上方に配置されるものであったが、他の実施形態では、バイアル瓶3あるいはアンプルを装着して、バイアル瓶3の針刺し部27、あるいはアンプルの口を上にした状態で、第2回動部17の下方に配置されるものであってもよい。下方に配置されることで、口が開放されているアンプルの装着もが可能になる。
例えば、図8に示すように、バイアル瓶3を装着して、バイアル瓶3の針刺し部27を上にした状態で、第2回動部17の下方に配置し、下方に設置される撹拌機構75を用いてバイアル瓶3に輸液を導入した後にバイアル瓶ユニット9に撹拌動作を行わせることができる。
つまり、下方のバイアル瓶ユニット9に粉末のバイアル瓶3を設置し、
(1)上方位置の輸液バッグ5から一定量の輸液をシリンジ13で抜き取る。
(2)シリンジ針29は下方にあるバイアル瓶3に挿入され、輸液が導入される。
(3)バイアル瓶3が搭載されているラック(図示せず)が撹拌機構75によって撹拌され、粉末を溶解する。
(4)通気針駆動部72が下降し、通気針71がバイアル瓶3に挿入され、バイアル瓶3の溶液がシリンジで全量、あるいは任意の量が抜き取られる。
(5)シリンジ針及び通気針がバイアルから抜き取られ、シリンジ針29は上方位置の輸液バッグに挿入され溶液を輸液バッグ5に吐出する
(6)シリンジ13が吐出と吸引を繰り返しシリンジ13の洗浄を行う。
(7)針刺し状態のまま輸液バッグ5とシリンジ13が同時に下方位置に移動する
(8)シリンジ13が吐出と吸引を繰り返し空気パージによるシリンジ洗浄を行う。
(9)最後にシリンジプランジャ23を押し切った状態でシリンジ針29を抜き取る。
以上、(5)〜(9)は前述の操作と同様であるが、(1)〜(4)の操作を追加することで、粉末剤の調製が可能となる。
また、さらに他の実施形態では、バイアル瓶3を装着して、バイアル瓶3の針刺し部27を横向きにした状態で、第2回動部17の側方に配置されるものであってもよい。
2)以上の実施形態では、シリンジユニット11は、シリンジ13の姿勢を、第1回動部15の回転中心を通り、直径方向に沿った状態で保持するものであったが、他の実施形態では、必ずしも、そのような姿勢でなくても良い。例えば、図中の通気針駆動部71のように、第1回動部15の回転中心を通らず、直径方向に沿った状態でなくても良い。すなわち、第2回動部17に搭載される輸液バッグ5の針刺し口21へ、またはバイアル瓶3の針刺し部27へ、前進した状態のシリンジ13の針29が届く角度を、選択できれば、構わない。
3)以上の実施形態では、抗がん剤の調製をおこなう自動調製装置であったが、他の実施形態では、抗がん剤でなく、小児用処方箋薬あるいは麻酔剤などの調剤にも使用できる。その場合にも、輸液バッグ5の液垂れを解消し、装置高さを低くできることは発明の技術的な効果として有意義である。
1…剤等自動調製装置、
3…バイアル瓶、
5…輸液バッグ、
7…輸液バッグユニット、
9…バイアル瓶ユニット、
11…シリンジユニット、
13…シリンジ、
15…第1回動部、
17…第2回動部、
19…回動駆動部、
21…針刺し口、
23…プランジャ、
25…シリンジ駆動装置、
27…針刺し部、
29…針、
31…孔、
33…装着機構、
35…保持具、
37…外輪、
39…バッグポール、
41…スプリング、
43…プランジャ前進後退機構、
45…シリンジの本体、
47…シリンジ支持台、
49…把持部、
51…第1スライダ、
53…円筒状部分、
55…第1ロッド、
57…タイミングプーリ、
59…タイミングベルト、
61…モータ、
63…シリンジ前進後退機構、
65…フレーム、
67…第2スライダ、
69…第2ロッド、
70…タイミングプーリ
71…通気針駆動部、
72…通気針
73…スライドレール、
75…撹拌機構、
77…ターンテーブル、
79…内輪、
81…内輪支柱、
83…内接続板、
85…インナーシャフト、
87…センターシャフト、
89…装置フレーム、
91…内ウオームホイール、
93…ギヤ、
95…内ウオームネジ、
97…内モータ、
99…外輪支柱、
101…外接続板、
103…アウターシャフト、
105…外ウオームホイール、
107…外ウオームネジ、
109…外モータ、

Claims (3)

  1. バイアル瓶またはアンプルの薬剤を輸液バッグに移し自動的に調製を行うための抗がん剤等自動調製装置であって、
    輸液が入った輸液バッグが装着される輸液バッグユニットと、薬剤の入ったバイアル瓶またはアンプルが装着されるバイアル瓶ユニットと、前記輸液バッグと前記バイアル瓶またはアンプルとの間で、溶液の受け渡しを行うシリンジを装着するシリンジユニットと、前記シリンジユニットを搭載し垂直面内で回動し所定角度で停止する第1回動部と、前記輸液バッグユニットを搭載し垂直面内で前記第1回動部の回りを同軸に回動し所定角度で停止するリング状の第2回動部と、これら第1回動部および第2回動部の回動をおこなう回動駆動部と、この回動駆動部の制御をおこなう回動制御部を備え、
    前記輸液バッグユニットは、前記輸液バッグの針刺し口を、リング状の第2回動部の内側へ向け、針刺し口と反対側を、リング状の第2回動部の外側へ向けて、前記輸液バッグの装着をおこなう装着機構を有し、前記シリンジユニットは、装着されたシリンジを前記第1回転部の半径方向外側へ前進後退駆動させ、溶液を吐出または吸引するためシリンジのプランジャを前進後退駆動するシリンジ駆動装置を有し、前記バイアル瓶ユニットは、前記リング状の第2回動部の外側に固定して配置され、前記回動制御部は、前記第2回動部の所定角度として、前記針刺し口が下向きに位置する上方角度、および、上向きに位置する下方角度を選択する制御をおこない、これら選択された各角度に対応し、および前記バイアル瓶ユニットが配置された位置に対応し、前記第1回動部の所定角度を選択する制御をおこなうことを特徴とする抗がん剤等自動調製装置。
  2. 前記シリンジユニットは、シリンジの姿勢を、第1回動部の回転中心を通り、直径方向に沿った状態で、シリンジの装着をおこなう請求項1に記載の抗がん剤自動調製装置。
  3. 前記バイアル瓶ユニットの配置は、バイアル瓶を装着して、バイアル瓶の針刺し部を下にした逆さまの状態で、前記リング状の第2回動部の上方に配置されるものであり、または、バイアル瓶あるいはアンプルを装着して、バイアル瓶の針刺し部、あるいはアンプルの口を上にした状態で、前記リング状の第2回動部の下方に配置されるものであることを特徴とする請求項1、または2に記載の抗がん剤等自動調製装置。
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