JP2015149180A - 姿勢変更治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池モジュールの姿勢を容易に変更可能な姿勢変更治具を提供する。
【解決手段】姿勢変更治具1は、電池モジュールMの姿勢を変更するための姿勢変更治具である。姿勢変更治具1は、電池モジュールMが載置される第1の壁部材21と、第1の壁部材21の一端部21cを回転軸Aとして第1の壁部材21を回転可能なように第1の壁部材21を支持する回転機構30と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池モジュールの姿勢を変更するための姿勢変更治具に関する。
特許文献1には、バッテリ組立体が記載されている。このバッテリ組立体は、所定の方向に配列された複数の単バッテリと、所定の方向の両側から複数の単バッテリを挟むように配置された一対の保持プレートと、一方の保持プレートから他方の保持プレートに至るように延在する複数のロッドと、を備えている。そして、このバッテリ組立体は、ロッドを介して一対の保持プレートを互いに締結して複数の単バッテリを挟持することにより、モジュール化されている。
特開平8−148187号公報
ところで、上述したバッテリ組立体を用いてバッテリパックを製造する際には、所定の製造工程において、バッテリ組立体の姿勢を変更する作業が必要な場合がある。一例としては、バッテリ組立体における単バッテリの電極端子の延在方向が鉛直方向と一致するような姿勢から、バッテリ組立体における単バッテリの電極端子の延在方向が水平方向と一致するような姿勢へとバッテリ組立体の姿勢を変更するために、バッテリ組立体を90°程度回転させる作業が必要な場合がある。しかしながら、上述したように、バッテリ組立体は、複数の単バッテリによって構成されるため重量が大きく、そのように姿勢を変更する作業が容易ではない。
本発明は、そのような事情に鑑みてなされたものであり、電池モジュールの姿勢を容易に変更可能な姿勢変更治具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る姿勢変更治具は、電池モジュールの姿勢を変更するための姿勢変更治具であって、電池モジュールが載置される第1の壁部材と、第1の壁部材の一端部を回転軸として第1の壁部材を回転可能なように第1の壁部材を支持する回転機構と、を備えることを特徴とする。
この姿勢変更治具は、第1の壁部材と、第1の壁部材を回転可能に保持する回転機構と、を備えている。したがって、第1の壁部材に電池モジュールを載置した状態において、回転機構を用いて第1の壁部材を回転させれば、電池モジュールの姿勢を容易に変更することができる。
本発明に係る姿勢変更治具は、第1の壁部材の一端部に設けられた第2の壁部材をさらに備え、第1の壁部材は、電池モジュールが載置される主面と、主面の反対側の裏面とを含み、第2の壁部材は、裏面から主面に向かう方向に沿って延在するように一端部から突設されており、第2の壁部材における第1の壁部材側の面には、スペーサが設けられていてもよい。この場合、第1の壁部材を回転させたときに、電池モジュールが変更後の姿勢において第2の壁部材上に支持される。特に、電池モジュールは、スペーサによって、第2の壁部材における第1の壁部材側の面から離間した状態で第2の壁部材上に支持されることとなる。このため、例えば別部材を第2の壁部材における第1の壁部材側の面に載置すれば、スペーサの寸法の分だけ電池モジュールから突出するように当該別部材を電池モジュールに取り付けることが可能となる。
本発明に係る姿勢変更治具においては、第1の壁部材には、電池モジュールの位置を規制するガイド部が設けられていてもよい。この場合、ガイド部によって、電池モジュールの位置が規制される。このため、電池モジュールに別部材を取り付ける際に、電池モジュールと当該別部材との位置合わせが容易となる。
本発明に係る姿勢変更治具は、第1の壁部材を回転させたときに電池モジュールに生じる衝撃を吸収する衝撃吸収部材をさらに備えてもよい。この場合、第1の壁部材を回転させて電池モジュールの姿勢を変更する際に、電池モジュールに破損等の不具合が生じることが抑制される。
本発明によれば、電池モジュールの姿勢を容易に変更可能な姿勢変更治具を提供することができる。
本実施形態に係る姿勢変更治具の斜視図である。 図1に示された姿勢変更治具の正面図及び側面図である。 図1,2に示された姿勢変更治具を用いて電池モジュールの姿勢を変更する様子を示す図である。 図3の(c)のIV−IV線に沿っての模式的な断面図である。
以下、本発明に係る姿勢変更治具の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一の要素同士、或いは相当する要素同士には、互いに同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る姿勢変更治具の斜視図である。図2の(a)は、図1に示された姿勢変更治具の正面図であり、図2の(b)は、図1に示された姿勢変更治具の側面図である。図1,2に示される姿勢変更治具1は、電池モジュールMの姿勢を変更するためのものである。
電池モジュールMは、例えば、複数の電池ユニットUを一体化することにより構成される。複数の電池ユニットUは、例えば、所定の方向に配列された状態において、その所定の方向の両側に配置された一対のエンドプレート(不図示)により互いに固定され、一体化される。各電池ユニットUは、電池セルを有し、電池セルは、例えば、角型の非水電解質二次電池であり、正極端子及び負極端子が一面から同一方向に突出している。
姿勢変更治具1は、矩形板状の支持台10と、電池モジュールMを保持する保持具20と、支持台10上において保持具20を回転可能に支持する回転機構30と、を備えている。支持台10は、保持具20側の面上に設けられた複数の円柱状のスペーサ11及びスペーサ12を備えている。
保持具20は、電池モジュールMを保持する部材であり、本実施形態では、略U字状に形成されている。詳述すると、保持具20は、長方形板状の第1の壁部材21と、第1の壁部材21の短手方向の一端部21cから第1の壁部材21の厚さ方向に突設された長方形板状の第2の壁部材22と、第2の壁部材22の短手方向における一端部21cと反対側の他端部22fから第2の壁部材22の厚さ方向で、かつ、第1の壁部材21の延在方向と同一方向に突設された長方形板状の第3の壁部材23とからなる。
第1の壁部材21は、主面21aと、主面21aの反対側の裏面21bと、を含む。電池モジュールMは、第1の壁部材21の主面21aに載置される。第1の壁部材21の短手方向の一端部21c(第1の壁部材21における第2の壁部材22側の端部)には、第1の壁部材21の長手方向に延びる貫通孔が形成されており、その貫通孔には後述する回転軸Aとして機能するシャフトが設けられている。第1の壁部材21の短手方向の他端部21dには、一端部21cを回転軸Aとして第1の壁部材21を回転させる際に把持される一対の把持部材24が取り付けられている。第1の壁部材21の短手方向の一端部21c及び他端部21dは、例えば、第1の壁部材21の長方形状を規定する一対の長辺部分である。
主面21aには、電池モジュールMが配置される矩形状の凹部21eが形成されている。凹部21eは、第1の壁部材21の短手方向の一端部21c及び短手方向の他端部21d側に開放している。言い換えると、凹部21eは、一対の縁部21fによって形成される。
この一対の縁部21fは、第1の壁部材21(主面21a)上において電池モジュールMの位置を規制するガイド部として機能する。ガイド部(縁部21f)は、第1の壁部材21の短手方向の一端部21cから短手方向の他端部21dに向かって延在するストライプ状の凸部であり、長手方向の長さは、電池モジュールMの短手方向(電池モジュールMの電池ユニットUのうちの1つの電池ユニットUにおける電極端子の並設方向)より少しおおきくなっている。なお、電池モジュールMにおける電池ユニットUの並設方向を、電池モジュールMの長手方向とし、電池モジュールMにおける電池モジュールMの長手方向及び短手方向と直交する方向を、電池モジュールMの高さ方向として以降の説明を行う。
第2の壁部材22は、第1の壁部材21における最も広い面(主面21a及び裏面21b)と交差する方向(第1の壁部材の厚さ方向、裏面21bから主面21aに向かう方向)に沿って延在するように第1の壁部材21の短手方向の一端部21cから突設されている。したがって、第2の壁部材22と第1の壁部材21とは、例えば90°程度の角度を成している。このため、第1の壁部材21を90°程度回転させて電池モジュールMの姿勢を第1の姿勢から第2の姿勢に変更したとき、電池モジュールMは第2の壁部材22に載置される(支持される)。
第2の壁部材22は、その短手方向の一端部22eにおいて第1の壁部材21の短手方向の一端部21cに接続されている。また、第2の壁部材22の短手方向の他端部22fには、第3の壁部材23が接続されている。第2の壁部材22の短手方向の一端部22e及び他端部22fは、例えば、第2の壁部材22の長方形状を規定する一対の長辺部分である。
第2の壁部材22の主面22c(第2の壁部材22における最も広い面のうち、第1の壁部材21側(すなわち電池モジュールM側)の面)上には、スペーサ22bが設けられている。より具体的には、スペーサ22bは、例えば、矩形平板状を呈しており、第2の壁部材22の主面22cの略中央に設けられている。一例として、スペーサ22bは、第2の壁部材22と一体に形成されている。スペーサ22bは、保持具20に電池モジュールMが保持された状態において、電池モジュールMに当接する。スペーサ22bは、電池モジュールMを第2の壁部材22の主面22cから離間した状態において支持する。
第2の壁部材22の長手方向の長さL22は、第1の壁部材21の長手方向の長さL21と略同一であり、電池モジュールMの長手方向の長さLMよりも長い。第2の壁部材22の短手方向の長さH22は、電池モジュールMの高さ方向の長さHMと略同一(或いは高さ方向の長さHMよりも長い)。
第3の壁部材23は、第1の壁部材21に略平行な方向(すなわち第2の壁部材22の主面22cと交差する方向)に延在するように、第2の壁部材22の短手方向の他端部22fから突設されている。したがって、第2の壁部材22と第3の壁部材23とは、例えば90°程度の角度を成している。上述したように、第3の壁部材23は、その短手方向の一端部23aにおいて第2の壁部材22の短手方向の他端部22fに接続されている。
第3の壁部材23の短手方向の長さW23は、第1の壁部材21の短手方向の長さW21及び電池モジュールMの短手方向の長さWMよりも短い。したがって、第1の壁部材21の裏面21bから主面21aに向かう方向からみたとき、電池モジュールMは、第3の壁部材23から部分的に露出し得る。
回転機構30は、回転軸Aとしてのシャフト(不図示)と、一対の軸受け部31とを有する。回転軸Aは、上述したように、第1の壁部材21の短手方向の一端部21cに設定される。より具体的には、回転軸Aは、第1の壁部材21の短手方向の一端部21cの貫通孔にシャフトが挿通されて構成される。
一対の軸受け部31は、支持台10に固定された状態において、シャフトの軸方向の両端をそれぞれ支持する。軸受け部31は、例えばベアリング(不図示)等を介してシャフトを支持することができる。このように、回転機構30は、シャフト(すなわち、第1の壁部材21の短手方向の一端部21c)を回転軸Aとして第1の壁部材21(保持具20)を回転可能なように第1の壁部材21(保持具20)を支持台10上に支持する。
なお、姿勢変更治具1は、ダンパー(衝撃吸収部材)40をさらに備えている。ダンパー40は、例えば、その一端が支持台10に固定され、その他端が保持具20の第2の壁部材22に固定されている。ダンパー40は、第1の壁部材21(保持具20)を回転させたときに電池モジュールMに生じる衝撃を吸収する。
図3は、図1,2に示された姿勢変更治具を用いて電池モジュールの姿勢を変更する様子を示す図である。図3に示される電池モジュールMの姿勢の変更作業は、例えば、電池モジュールMのエンドプレートに対して、電池モジュールMを電池パックの筐体に固定するためのブラケットB(図4参照)を取り付ける際に生じる作業である。
図3の(a)に示されるように、ここでは、まず、姿勢変更治具1を、保持具20の第1の壁部材21が支持台10と略平行となる第1の状態とする。一方、電池モジュールMは、電池モジュールMの高さ方向が鉛直方向に一致する第1の姿勢とされている。その状態において、電池モジュールMを、保持具20のU字の開放部側から(すなわち第1の壁部材21の短手方向の他端部21d側から)第1の壁部材21と第3の壁部材23との間の領域にスライド挿入する。このとき、電池モジュールMをスペーサ22bに当接させる。
これにより、第1の壁部材21の主面21a上に電池モジュールMが載置される。その際、電池モジュールMは、第1の姿勢を保ったまま第1の壁部材21のガイド部(縁部21f)によりガイドされる。このため、第1の壁部材21のガイド部によって電池モジュールMの長手方向の位置が規制される。
続いて、図3の(b)に示されるように、例えば把持部材24を把持して第1の壁部材21の短手方向の他端部21dを持ち上げることにより、シャフトを回転軸として保持具20(第1の壁部材21)及び電池モジュールMを回転させていく。そして、図3の(c)に示されるように、第2の壁部材22が支持台10上に設けられたスペーサ12に接触するまで保持具20を回転させる。このように保持具20が回転させられることにより、姿勢変更治具1は、第1の壁部材21が支持台10と略直交し、且つ、第2の壁部材22が支持台10に略平行な第2の状態とされる。
同時に、電池モジュールMの姿勢が、電池モジュールMの高さ方向が支持台10と略平行となる第2の姿勢に変更される。このとき、電池モジュールMは、スペーサ22bによって、第2の壁部材22の主面22cから離間して支持される。また、このとき、電池モジュールMは、第3の壁部材23によって、その高さ方向の移動が規制され、所定の位置に保持される。これにより、変更後の電池モジュールMの姿勢が維持される。
図4は、図3の(c)のIV−IV線に沿っての模式的な断面図である。ブラケットBを電池モジュールMに取り付ける際には、例えば、ブラケットBの底面Bsを電池モジュールMの側面(電池ユニットUにおける筐体と対向配置される面)Msから突出させることにより、電池モジュールMの側面Msと一対のブラケットBによって規定されるスペースを形成することが望ましい。これは、例えば、当該スペースを、放熱シートを配置するためのスペースとして利用するためである。
ここでは、図4に示されるように、第2の姿勢とされた電池モジュールMが、第2の壁部材22上のスペーサ22bによって、第2の壁部材22の主面22cから離間した状態で支持されている。このため、ブラケットBの底面Bsを第2の壁部材22の主面22cに接触させつつブラケットBを電池モジュールMに配置すれば、スペーサ22bの厚さT22の分だけ、ブラケットBの底面Bsが電池モジュールMの側面Msから突出した状態となる。
よって、その状態においてブラケットBを電池モジュールMに取り付ければ、電池モジュールMの側面Ms上に放熱シートを配置するための当該スペースを形成することができる。したがって、スペーサ22bの厚さT22は、電池モジュールMの側面Ms上に配置される放熱シートの厚さ程度に設定されることが望ましい。
以上説明したように、本実施形態に係る姿勢変更治具1は、第1の壁部材21と、第1の壁部材21を回転可能に保持する回転機構30と、を備えている。したがって、第1の壁部材21に電池モジュールMを載置した状態において、回転機構30を用いて第1の壁部材21を回転させれば、電池モジュールMの姿勢を容易に変更することができる。
また、本実施形態に係る姿勢変更治具1においては、第1の壁部材21には、電池モジュールMの位置を規定するガイド部(縁部21f)が設けられている。このため、電池モジュールMの位置が規制される。このため、第2の姿勢とされた電池モジュールMに対してブラケットBを取り付ける際に、電池モジュールMとブラケットBとの位置合わせが容易である。
また、本実施形態に係る姿勢変更治具1は、第1の壁部材21に交差方向に延在するように一端部21cから突設された第2の壁部材22をさらに備えている。そして、第2の壁部材22における第1の壁部材21側の主面22cには、スペーサ22bが設けられている。このため、上述したように、第1の壁部材21を回転させたときに、電池モジュールMが変更後の姿勢において第2の壁部材22上に支持される。
特に、電池モジュールMは、スペーサ22bによって第2の壁部材22の主面22cから離間した状態で第2の壁部材22上に支持される。このため、上述したように、ブラケットBを第2の壁部材22の主面22cに載置すれば、スペーサ22bの寸法の分だけ電池モジュールMから突出するようにブラケットBを電池モジュールMに取り付けることが可能となる。
また、本実施形態に係る姿勢変更治具1は、第1の壁部材21を回転させたときに電池モジュールMに生じる衝撃を吸収するためのダンパー40さらに備えている。このため、第1の壁部材21を回転させて電池モジュールMの姿勢を変更する際に、電池モジュールMに破損等の不具合が生じることが抑制される。
さらに、本実施形態に係る姿勢変更治具1においては、支持台10に対して複数の円柱状のスペーサ11,12が設けられている。そして、保持具20の第1の壁部材21はスペーサ11を介して支持台10に支持され、第2の壁部材22はスペーサ12を介して板状の支持台10に支持される。つまり、姿勢変更治具1においては、板状の部材同士が直接接触して支持されることがないので、当該作業中において部材間に指を挟む等の事故が生じることが抑制される。
以上の実施形態は、本発明に係る姿勢変更治具の一実施形態を説明したものである。したがって、本発明に係る姿勢変更治具は、上述した姿勢変更治具1に限定されない。本発明に係る姿勢変更治具は、各請求項の要旨を変更しない範囲において、上述した姿勢変更治具1を任意に変更したものとすることができる。
例えば、姿勢変更治具1においては、第1の壁部材21上において電池モジュールMの位置を規制するガイド部として、第1の壁部材21の他端部21dから一端部21cにわたって延在するストライプ状の凸部(縁部21f)を用いた。しかしながら、電池モジュールMの位置を規制するガイド部は、主面21a上に複数の柱状の突起を形成して実現してもよいし、任意の態様とすることができる。
また、第2の壁部材22上のスペーサ22bは、矩形板状に限定されない。スペーサ22bは、電池モジュールMを第2の壁部材22の主面22cから離間した状態で第2の壁部材22上に支持可能な任意の態様とすることができる。例えば、スペーサ22bは、板状に限らず、第2の壁部材22の主面22c上に複数の柱状の突起を形成して構成されてもよい。
また、上記実施形態においては、電池モジュールMの姿勢を、電池モジュールMの高さ方向が鉛直方向に一致する第1の姿勢から、電池モジュールMの高さ方向が支持台10と略平行となる(例えば水平方向に一致する)第2の姿勢となるように変更したが、要求に応じて、その逆の変更も容易に行うことが可能である。
したがって、姿勢変更治具1は、電池モジュールMの姿勢を第2の姿勢から第1の姿勢に変更するように第1の壁部材21(保持具20)を回転させたときに電池モジュールMに生じる衝撃を吸収するように、別のダンパーをさらに備えてもよい。
また、電池モジュールMに生じる衝撃を吸収するための衝撃吸収部材としては、ダンパーに限定されず、例えば任意の弾性部材等を用いてもよい。
さらに、回転機構30は、第1の壁部材21の短手方向の一端部21cに貫設されたシャフトと、シャフトを支持する軸受け部31とを有する構成としたが、例えばシャフトを有していなくてもよい。その場合、例えば、第1の壁部材の短手方向の一端部21cに対してその長手方向の両端に突起を設け、その一対の突起を軸受け部31で支持するような構成であってもよい。
1…姿勢変更治具、21…第1の壁部材、21a…主面、21b…裏面、21c…一端部、21f…縁部(ガイド部)、22…第2の壁部材、22b…スペーサ、22c…主面、30…回転機構、40…ダンパー(衝撃吸収部材)、A…回転軸。

Claims (4)

  1. 電池モジュールの姿勢を変更するための姿勢変更治具であって、
    前記電池モジュールが載置される第1の壁部材と、
    前記第1の壁部材の一端部を回転軸として前記第1の壁部材を回転可能なように前記第1の壁部材を支持する回転機構と、
    を備えることを特徴とする姿勢変更治具。
  2. 前記第1の壁部材の前記一端部に設けられた第2の壁部材をさらに備え、
    前記第1の壁部材は、前記電池モジュールが載置される主面と、前記主面の反対側の裏面とを含み、
    前記第2の壁部材は、前記裏面から前記主面に向かう方向に沿って延在するように前記一端部から突設されており、
    前記第2の壁部材における前記第1の壁部材側の面には、スペーサが設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の姿勢変更治具。
  3. 前記第1の壁部材には、前記電池モジュールの位置を規制するガイド部が設けられている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の姿勢変更治具。
  4. 前記第1の壁部材を回転させたときに前記電池モジュールに生じる衝撃を吸収する衝撃吸収部材をさらに備える、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の姿勢変更治具。
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