JP2015148587A - 携帯型粘着力測定器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ラベルの粘着力は貼付対象物そのものに対して使用環境・時間経過での変化などを数値化することで目的に合わせた評価が可能となる。また加工業者が客先に推奨する際の根拠としても携帯可能な計測機器があれば説得力のある営業が可能となる。このように原反メーカーの試験室でのテスト結果ではなく、利用者が本来知りたい情報を利用者の手で客観的に調査できる計測方法手段を提供する。【解決手段】 固定ベース板に傾斜スライドベース板を立設し、検知部や表示部を内設しているゲージボックスに連結された粘着シール固定板に対象シールの端を装着して、そのゲージボックスを約45度の角度で一定速度にてスライドさせることで対象物から引き剥がす為に要した力を検知し、表示器に計測値を表示する。【選択図】図1
Description
本発明は主に粘着シール・粘着テープを物品に貼りつけた状態で粘着力を計測する携帯型粘着力測定器に関するものである。
先行技術として、粘着シール又は粘着テープを測定器機構内の指定された場所に貼付した場合の粘着力を測定する構造となっており、且つ下方鉛直方向への荷重を計測する構造のものがある(特許文献1参照)。
また直線往復運動をするプランジャーの先端に一定面積の粘着剤塗布部と計測センサーを設け、一旦貼付対象物に押し付けたのちに面を同時に直線方向に引きはがす際の剥離力を計測する構造のものもある(特許文献2参照)。
また直線往復運動をするプランジャーの先端に一定面積の粘着剤塗布部と計測センサーを設け、一旦貼付対象物に押し付けたのちに面を同時に直線方向に引きはがす際の剥離力を計測する構造のものもある(特許文献2参照)。
ラベル原反メーカーは同じ環境下で、同じ検査条件下で、同じ試験装置を使用した結果をデータとして利用者に提供する。
しかし、ラベル・シールの粘着能力を比較したいのは本来、貼付したい対象物そのものに対しての強弱を比較したいのであり、又同じ対象物でも季節・環境・時間経過・原産国・生産時期・ロット毎の変化を調査・確認したいのである。
シール加工業者は客先からの求めに応じて、複数の原反メーカーの製品群の中から数種類を選んで現物を客先に提示し、客先に評価結果を委ねるしかない。客先が貼付しようとするものに対しての試験データは皆無だからである。しかし渡された方でも客観的かつ公平に評価できる治具が無いため、現場で客観的に判断できる調査治具が必要である。
文献1の測定器具は利用者が貼りたいものを対象としておらずまた装置であり携行型ではない為利用者の使用条件下での計測には不適である。
文献2の測定器具は携行型ではあるものの、3〜5mmの円形面の先端に付けた粘着剤を対象物に押し付けた後、面を同時に引きはがす際の力を測定するものとなっている。利用者が従来現場で行なってきた評価方法は対象物に貼付した後、端から持ち上げてその引きはがしに要した力を手の感覚で計ってきた。
またシールサイズも多様である為、接着面全体を一挙に引きはがすような計測方法は無意味である。
本発明は以上の問題を解決するものである。
しかし、ラベル・シールの粘着能力を比較したいのは本来、貼付したい対象物そのものに対しての強弱を比較したいのであり、又同じ対象物でも季節・環境・時間経過・原産国・生産時期・ロット毎の変化を調査・確認したいのである。
シール加工業者は客先からの求めに応じて、複数の原反メーカーの製品群の中から数種類を選んで現物を客先に提示し、客先に評価結果を委ねるしかない。客先が貼付しようとするものに対しての試験データは皆無だからである。しかし渡された方でも客観的かつ公平に評価できる治具が無いため、現場で客観的に判断できる調査治具が必要である。
文献1の測定器具は利用者が貼りたいものを対象としておらずまた装置であり携行型ではない為利用者の使用条件下での計測には不適である。
文献2の測定器具は携行型ではあるものの、3〜5mmの円形面の先端に付けた粘着剤を対象物に押し付けた後、面を同時に引きはがす際の力を測定するものとなっている。利用者が従来現場で行なってきた評価方法は対象物に貼付した後、端から持ち上げてその引きはがしに要した力を手の感覚で計ってきた。
またシールサイズも多様である為、接着面全体を一挙に引きはがすような計測方法は無意味である。
本発明は以上の問題を解決するものである。
短辺の一方向へ開口したU字湾状にくり抜かれた略長方形の板状を成す固定ベース板において、短辺の他方側の一定領域を固定ベース板肩部と成し、肩部から開口部側へ平行に伸びた左右の腕部によって縁どられているU字湾状スペースをU字湾状計測対象シール当接スペースとする。
固定ベース板肩部の根元からU字湾状計測対象シール当接スペースの上方約45度に向かって左右平行に伸びる傾斜スライドベース板を設置し、根元に蝶番aで取付ける。
左右平行に伸びている傾斜スライドベース板の内側の左右に向かい合う対向面には根元から先端までスライドレール溝を設ける。傾斜スライドベース板aにおける固定ベース板肩部側の面には外側縁に沿って駆動伝達部品を設置する。
左右平行に伸びる傾斜スライドベース板の間にゲージボックス取付板を設置し、ゲージボックス取付板の固定ベース板腕部側もしくは固定ベース板肩部側のいずれか片面に複数のスライド補助部品を取付ける。このゲージボックス取付け板は、蝶番a付近からU字湾状計測対象シール当接スペース上方先端に設けられたゲージボックス取付板ストッパーまでをスライドして行き来する。
またゲージボックス取付板にはゲージボックスと駆動源が設置され、ゲージボックスには粘着シール固定板と計測値表示器が設置され応力を検知する機能部の役割を果たす。
ゲージボックスには左右に貫通するゲージボックス回転軸穴を設けてあるが、この軸穴を通る軸はゲージボックスの左右から外に突き出てすぐにゲージボックス取付け板方向に折れてゲージボックスとゲージボックス取付け板との一定の距離を保つ形でゲージボックス取付け板に取付けられる。
またゲージボックス取付け板の一部を四角形にくり抜いて計測値表示器判読用の窓とする。
粘着シール固定板はゲージボックスの下部からU字湾状計測対象シール当接スペース方向に向かって張り出すように取付け、先端にバネ又は磁石を設置する。
駆動源はゲージボックス取付け板の計測値表示器を避けた適所に設置し傾斜スライドベース板aに設置した駆動伝達部品に接続する。
蝶番aを起点に固定ベース板腕部と反対側の左右先端付近に傾斜スライドベース板開時ストッパーを垂直に設置する。
また左右の固定ベース板腕部の中間付近に傾斜スライドベース板計測時ストッパーを垂直に設置し、根元に蝶番bを取付けて折り畳み可能な構造とする。
以上を特徴とする携帯型粘着力測定器である。
固定ベース板肩部の根元からU字湾状計測対象シール当接スペースの上方約45度に向かって左右平行に伸びる傾斜スライドベース板を設置し、根元に蝶番aで取付ける。
左右平行に伸びている傾斜スライドベース板の内側の左右に向かい合う対向面には根元から先端までスライドレール溝を設ける。傾斜スライドベース板aにおける固定ベース板肩部側の面には外側縁に沿って駆動伝達部品を設置する。
左右平行に伸びる傾斜スライドベース板の間にゲージボックス取付板を設置し、ゲージボックス取付板の固定ベース板腕部側もしくは固定ベース板肩部側のいずれか片面に複数のスライド補助部品を取付ける。このゲージボックス取付け板は、蝶番a付近からU字湾状計測対象シール当接スペース上方先端に設けられたゲージボックス取付板ストッパーまでをスライドして行き来する。
またゲージボックス取付板にはゲージボックスと駆動源が設置され、ゲージボックスには粘着シール固定板と計測値表示器が設置され応力を検知する機能部の役割を果たす。
ゲージボックスには左右に貫通するゲージボックス回転軸穴を設けてあるが、この軸穴を通る軸はゲージボックスの左右から外に突き出てすぐにゲージボックス取付け板方向に折れてゲージボックスとゲージボックス取付け板との一定の距離を保つ形でゲージボックス取付け板に取付けられる。
またゲージボックス取付け板の一部を四角形にくり抜いて計測値表示器判読用の窓とする。
粘着シール固定板はゲージボックスの下部からU字湾状計測対象シール当接スペース方向に向かって張り出すように取付け、先端にバネ又は磁石を設置する。
駆動源はゲージボックス取付け板の計測値表示器を避けた適所に設置し傾斜スライドベース板aに設置した駆動伝達部品に接続する。
蝶番aを起点に固定ベース板腕部と反対側の左右先端付近に傾斜スライドベース板開時ストッパーを垂直に設置する。
また左右の固定ベース板腕部の中間付近に傾斜スライドベース板計測時ストッパーを垂直に設置し、根元に蝶番bを取付けて折り畳み可能な構造とする。
以上を特徴とする携帯型粘着力測定器である。
この発明により粘着シール加工業者は客先からの粘着力に関わる相談に対し、取り寄せ可能な原反メーカーの製品を、予め社内で具体的な数値で評価した後に客先に提案できる為、無駄な提案をすることなく、迅速で的確な営業が可能となる。
粘着シール・テープを購入して自社製品に貼付するユーザー側では採用検討する際に多くのメーカーの多くの品種の中から自社の貼付対象製品で、自社の使用環境条件下で、自社の製品サイクル条件下での計測数値による評価が可能となる。
近年は原反の輸出入も盛んであるが、相手国の試験データの提供を受けたとしても検査方法や作業者レベルが異なったりする場合でも少なくとも粘着力に関しては公平な数値データで評価することが可能となる。
従来は原反を採用するまでにメーカーが作成した試験データとともに現物を客先に渡してその評価結果を待って決定する。
しかし一旦品種決定するとその後はメーカーの製造工程をひたすら信用して印刷・加工し客先に販売しており、生産工程でのロット不良は絶対に発生しないことを前提としているかのようである。本発明品は加工業者が安価な器具で数値データを残すことが可能になると考える。
また運用開始後のトラブル発生時、従来は原反メーカーの頑なな主張により責任や原因の追及が曖昧なままで終わるケースが殆どであったがこの発明により客観的な数値データをとることで原反の問題・貼付対象物の問題、環境の問題、時間経過の問題など、再発防止への取り組みがより容易になると思われる。
本発明の測定器は海外にもないと思われるため諸外国の同様に困っている関係者でも利用が広がると考えられる。
粘着シール・テープを購入して自社製品に貼付するユーザー側では採用検討する際に多くのメーカーの多くの品種の中から自社の貼付対象製品で、自社の使用環境条件下で、自社の製品サイクル条件下での計測数値による評価が可能となる。
近年は原反の輸出入も盛んであるが、相手国の試験データの提供を受けたとしても検査方法や作業者レベルが異なったりする場合でも少なくとも粘着力に関しては公平な数値データで評価することが可能となる。
従来は原反を採用するまでにメーカーが作成した試験データとともに現物を客先に渡してその評価結果を待って決定する。
しかし一旦品種決定するとその後はメーカーの製造工程をひたすら信用して印刷・加工し客先に販売しており、生産工程でのロット不良は絶対に発生しないことを前提としているかのようである。本発明品は加工業者が安価な器具で数値データを残すことが可能になると考える。
また運用開始後のトラブル発生時、従来は原反メーカーの頑なな主張により責任や原因の追及が曖昧なままで終わるケースが殆どであったがこの発明により客観的な数値データをとることで原反の問題・貼付対象物の問題、環境の問題、時間経過の問題など、再発防止への取り組みがより容易になると思われる。
本発明の測定器は海外にもないと思われるため諸外国の同様に困っている関係者でも利用が広がると考えられる。
短辺の一方向へ開口したU字湾状にくり抜かれた略長方形の板状を成す固定ベース板(1)において、短辺の他方側の一定領域を固定ベース板肩部(1b)と成し、肩部から開口部側へ平行に伸びた左右の腕部(1a)によって縁どられているU字湾状スペース(5)を計測対象シール当接スペースとする。
固定ベース板肩部(1b)の根元からU字湾状計測対象シール当接スペース(5)の上方約45度に向かって左右平行に伸びる傾斜スライドベース板(2a・2b)を設置し、根元に蝶番a(13a)で取付ける。
左右平行に伸びている傾斜スライドベース板(2a・2b)の内側の左右に向かい合う対向面には根元から先端までスライドレール溝(9)を設ける。傾斜スライドベース板a(2a)における固定ベース板肩部(1b)側の面には外側縁に沿って駆動伝達部品(10)を設置する。
左右平行に伸びる傾斜スライドベース板(2a・2b)の間にゲージボックス取付板(3)を設置し、ゲージボックス取付板の固定ベース板腕部(1a)側もしくは固定ベース板肩部(1b)側のいずれか片面に複数のスライド補助部品(8)を取付ける。このゲージボックス取付け板(3)は、蝶番a(13a)付近からU字湾状計測対象シール当接スペース(5)上方先端に設けられたゲージボックス取付板ストッパー(12a)までをスライドして行き来する。
またゲージボックス取付板(3)にはゲージボックス(16)と駆動源(11)が設置され、ゲージボックス(16)には粘着シール固定板(15)と計測値表示器(7)が設置され応力を検知する機能部の役割を果たす。
ゲージボックス(16)には左右に貫通するゲージボックス回転軸穴(19)を設けてあるが、この軸穴を通る軸はゲージボックスの左右から外に突き出てすぐにゲージボックス取付け板(3)方向に折れてゲージボックス(16)とゲージボックス取付け板(3)との一定の距離を保つ形でゲージボックス取付け板に取付けられる。
またゲージボックス取付け板の一部を四角形にくり抜いて計測値表示器(7)判読用の窓とする。
粘着シール固定板(15)はゲージボックス(16)の下部からU字湾状計測対象シール当接スペース(5)方向に向かって張り出すように取付け、先端にバネ又は磁石を設置する。
駆動源(11)はゲージボックス取付け板(3)の計測値表示器(7)を避けた適所に設置し傾斜スライドベース板a(2a)に設置した駆動伝達部品(10)に接続する。
蝶番a(13)を起点に固定ベース板腕部(1a)と反対側の左右先端付近に傾斜スライドベース板開時ストッパー(4)を垂直に設置する。
また左右の固定ベース板腕部(1a)の中間付近に傾斜スライドベース板計測時ストッパ(6)ーを垂直に設置し、根元に蝶番b(14)を取付けて折り畳み可能な構造とする。
なお、上記説明のうちゲージボックス取付板(3)をスライドさせる駆動源(11)の取付け位置や駆動方式については限定する必要はなく、スライドの角度と速度を一定に保つことが出来れば機能に支障はない。また計測値表示器(7)の位置も器具上のいずれかの位置にあれば支障はない。
粘着シール或いは粘着テープの粘着シール固定板(15)への固定方法はバネ式・磁石式に拘らず確実に固定できれば別の方式で固定しても支障はない。
本発明は以上のような構造であり、以下その具体的な使用方法を説明する。
イ、計測したい粘着シールを貼付対象物へ貼り付ける。
ロ、貼付した粘着シールが本発明品のU字湾状計測対象シール当接スペース(5)の位置にくるように本発明品の固定ベース板(1a・1b)を設置する。
ハ、傾斜スライドベース板(2a・2b)を開き(図2の状態)、粘着シールの端をめくって、粘着シール固定板(15)にシールを挟み込む。
ニ、傾斜スライドベース板(2a・2b)を閉じ([図3]の状態)、ゲージボックス取付板(3)を傾斜スライドベース板(2a・2b)に沿って電動でスライドさせる。
ホ、ゲージボックス取付板(3)に取り付けたゲージボックス(16)が移動し、貼付した粘着シールを剥離するために必要な力が粘着シール固定板(15)に加わり、剥離するために必要な力が表示器に数値で表示される。
固定ベース板肩部(1b)の根元からU字湾状計測対象シール当接スペース(5)の上方約45度に向かって左右平行に伸びる傾斜スライドベース板(2a・2b)を設置し、根元に蝶番a(13a)で取付ける。
左右平行に伸びている傾斜スライドベース板(2a・2b)の内側の左右に向かい合う対向面には根元から先端までスライドレール溝(9)を設ける。傾斜スライドベース板a(2a)における固定ベース板肩部(1b)側の面には外側縁に沿って駆動伝達部品(10)を設置する。
左右平行に伸びる傾斜スライドベース板(2a・2b)の間にゲージボックス取付板(3)を設置し、ゲージボックス取付板の固定ベース板腕部(1a)側もしくは固定ベース板肩部(1b)側のいずれか片面に複数のスライド補助部品(8)を取付ける。このゲージボックス取付け板(3)は、蝶番a(13a)付近からU字湾状計測対象シール当接スペース(5)上方先端に設けられたゲージボックス取付板ストッパー(12a)までをスライドして行き来する。
またゲージボックス取付板(3)にはゲージボックス(16)と駆動源(11)が設置され、ゲージボックス(16)には粘着シール固定板(15)と計測値表示器(7)が設置され応力を検知する機能部の役割を果たす。
ゲージボックス(16)には左右に貫通するゲージボックス回転軸穴(19)を設けてあるが、この軸穴を通る軸はゲージボックスの左右から外に突き出てすぐにゲージボックス取付け板(3)方向に折れてゲージボックス(16)とゲージボックス取付け板(3)との一定の距離を保つ形でゲージボックス取付け板に取付けられる。
またゲージボックス取付け板の一部を四角形にくり抜いて計測値表示器(7)判読用の窓とする。
粘着シール固定板(15)はゲージボックス(16)の下部からU字湾状計測対象シール当接スペース(5)方向に向かって張り出すように取付け、先端にバネ又は磁石を設置する。
駆動源(11)はゲージボックス取付け板(3)の計測値表示器(7)を避けた適所に設置し傾斜スライドベース板a(2a)に設置した駆動伝達部品(10)に接続する。
蝶番a(13)を起点に固定ベース板腕部(1a)と反対側の左右先端付近に傾斜スライドベース板開時ストッパー(4)を垂直に設置する。
また左右の固定ベース板腕部(1a)の中間付近に傾斜スライドベース板計測時ストッパ(6)ーを垂直に設置し、根元に蝶番b(14)を取付けて折り畳み可能な構造とする。
なお、上記説明のうちゲージボックス取付板(3)をスライドさせる駆動源(11)の取付け位置や駆動方式については限定する必要はなく、スライドの角度と速度を一定に保つことが出来れば機能に支障はない。また計測値表示器(7)の位置も器具上のいずれかの位置にあれば支障はない。
粘着シール或いは粘着テープの粘着シール固定板(15)への固定方法はバネ式・磁石式に拘らず確実に固定できれば別の方式で固定しても支障はない。
本発明は以上のような構造であり、以下その具体的な使用方法を説明する。
イ、計測したい粘着シールを貼付対象物へ貼り付ける。
ロ、貼付した粘着シールが本発明品のU字湾状計測対象シール当接スペース(5)の位置にくるように本発明品の固定ベース板(1a・1b)を設置する。
ハ、傾斜スライドベース板(2a・2b)を開き(図2の状態)、粘着シールの端をめくって、粘着シール固定板(15)にシールを挟み込む。
ニ、傾斜スライドベース板(2a・2b)を閉じ([図3]の状態)、ゲージボックス取付板(3)を傾斜スライドベース板(2a・2b)に沿って電動でスライドさせる。
ホ、ゲージボックス取付板(3)に取り付けたゲージボックス(16)が移動し、貼付した粘着シールを剥離するために必要な力が粘着シール固定板(15)に加わり、剥離するために必要な力が表示器に数値で表示される。
1a 固定ベース板腕部
1b 〃 肩部
2a 傾斜スライドベース板a
2b 〃 b
3 ゲージボックス取付け板
4 傾斜スライドベース板開時ストッパー
5 U字湾状計測対象シール当接スペース
6 傾斜スライドベース板計測時ストッパー
7 計測値表示器
8 スライド補助部品
9 スライドレール溝
10 駆動伝達部品
11 駆動源
12a ゲージボックス取付け板ストッパー
12b 把手
13 蝶番a
14 蝶番b
15 粘着シール固定板
16 ゲージボックス
17 駆動ギア
18 ゲージボックス回転軸
19 〃 回転軸穴
20 粘着シール:のり面
21 シール貼付対象物
22a 粘着シール固定部:バネ挟み式
22b 〃 :磁石挟み式
1b 〃 肩部
2a 傾斜スライドベース板a
2b 〃 b
3 ゲージボックス取付け板
4 傾斜スライドベース板開時ストッパー
5 U字湾状計測対象シール当接スペース
6 傾斜スライドベース板計測時ストッパー
7 計測値表示器
8 スライド補助部品
9 スライドレール溝
10 駆動伝達部品
11 駆動源
12a ゲージボックス取付け板ストッパー
12b 把手
13 蝶番a
14 蝶番b
15 粘着シール固定板
16 ゲージボックス
17 駆動ギア
18 ゲージボックス回転軸
19 〃 回転軸穴
20 粘着シール:のり面
21 シール貼付対象物
22a 粘着シール固定部:バネ挟み式
22b 〃 :磁石挟み式
Claims (1)
- 短辺の一方向へ開口したU字湾状にくり抜かれた略長方形の板状を成す固定ベース板において、短辺の他方側の一定領域を固定ベース板肩部と成し、肩部から開口部側へ平行に伸びた左右の腕部によって縁どられているU字湾状スペースをU字湾状計測対象シール当接スペースとし、固定ベース板肩部の根元からU字湾状計測対象シール当接スペースの上方約45度に向かって左右平行に伸びる傾斜スライドベース板を設置し、根元に蝶番aで取付け、左右平行に伸びている傾斜スライドベース板の内側の左右に向かい合う対向面には根元から先端までスライドレール溝を設け、傾斜スライドベース板aにおける固定ベース板肩部側の面には外側縁に沿って駆動伝達部品を設置し、
左右平行に伸びる傾斜スライドベース板の間にゲージボックス取付板を設置し、ゲージボックス取付板の固定ベース板腕部側もしくは固定ベース板肩部側のいずれか片面に複数のスライド補助部品を取付け、このゲージボックス取付け板は、蝶番a付近からU字湾状計測対象シール当接スペース上方先端に設けられたゲージボックス取付板ストッパーまでをスライドして行き来し、
またゲージボックス取付板にはゲージボックスと駆動源が設置され、ゲージボックスには粘着シール固定板と計測値表示器が設置され応力を検知する機能部の役割を果たし、ゲージボックスには左右に貫通するゲージボックス回転軸穴を設けてあるが、この軸穴を通る軸はゲージボックスの左右から外に突き出てすぐにゲージボックス取付け板方向に折れてゲージボックスとゲージボックス取付け板との一定の距離を保つ形でゲージボックス取付け板に取付けられ、またゲージボックス取付け板の一部を四角形にくり抜いて計測値表示器判読用の窓とし、粘着シール固定板はゲージボックスの下部からU字湾状計測対象シール当接スペース方向に向かって張り出すように取付け、先端にバネ又は磁石を設置し、駆動源はゲージボックス取付け板の計測値表示器を避けた適所に設置し傾斜スライドベース板aに設置した駆動伝達部品に接続され、
蝶番aを起点に固定ベース板腕部と反対側の左右先端付近に傾斜スライドベース板開時ストッパーを垂直に設置し、
また左右の固定ベース板腕部の中間付近に傾斜スライドベース板計測時ストッパーを垂直に設置し、根元に蝶番bを取付けて折り畳み可能であることを特徴とする携帯型粘着力測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014035978A JP2015148587A (ja) | 2014-02-07 | 2014-02-07 | 携帯型粘着力測定器 |
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JP2014035978A JP2015148587A (ja) | 2014-02-07 | 2014-02-07 | 携帯型粘着力測定器 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=53892032
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JP2014035978A Pending JP2015148587A (ja) | 2014-02-07 | 2014-02-07 | 携帯型粘着力測定器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109682687A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-04-26 | 中交上海航道勘察设计研究院有限公司 | 一种袋装砂袋体应力应变测试方法及设备 |
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CN110726668A (zh) * | 2019-12-18 | 2020-01-24 | 山东万圣博化工有限公司 | 一种粘合剂粘结力测试装置及测试方法 |
CN111982807A (zh) * | 2020-09-27 | 2020-11-24 | 东莞市钰成精密机械有限公司 | 一种logo附着力测试设备 |
-
2014
- 2014-02-07 JP JP2014035978A patent/JP2015148587A/ja active Pending
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